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专利摘要:
公开号:WO1991015849A1 申请号:PCT/JP1991/000418 申请日:1991-03-29 公开日:1991-10-17 发明作者:Tadashi Iwamoto 申请人:Kabushiki Kaisha Toshiba; IPC主号:G11B15-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 カ セ ッ ト 装 填 装 置 技 術 分 野 [0002] 本発明は、 例えばビデオテープレコーダ (V T R ) 等の記 録再生装置に係り、 特に、 磁気テープの巻装されたカセッ ト をテープ駆動部に装填するカセッ ト装填装置に関する。 背 景 技 術 [0003] 従来、 V T Rのカセッ ト装填装置と しては、 挿入口より略 水平状にカセッ トを揷入されたカセッ トを移送機構で受取り, この移送機構によってテープ駆動部へ移送して、 このテープ 駆動部に移送したカセッ トを着脱するいわゆるフロン トロー ディ ング方式、 キヤ ビネッ 卜の外部にテープ駆動部全体が機 器内部から移送されて露出可能であり、 このテープ駆動部に 対して直接的にカセッ 卜の着脱ができるいわゆる リニアスケ 一ティ ング方式が知られている。 [0004] ところが、 前者のフロン トローディ ング方式では、 ォペレ —タは、 カセッ トをキャ ビネッ ト内の移送機構に受渡すのみ であり、 その後のカセッ トの装着動作の確認が困難なために、 装着の信頼性の点で満足のいく ものでなかった。 また、 後者 のリニアスケーティ ング方式にあっては、 オペレータによる カセッ 卜の確実な装着が実現されるという点では満足の行く ものの、 テープ駆動部全体がキヤ ビネッ トの内外部に移動さ れる構成であり、 その移送機構を含むテープ駆動部の構造が 非常に複雑となるという問題を有していた。 [0005] そこで、 従来のリニアスケーティ ング方式のようにカセッ 卜の装着の確認を行い得、 しかも、 構成の簡略化を実現し得 るようにしたカセッ ト装填装置の開発が要請されている。 [0006] このような要請を満足するカセッ ト装填装置として、 カセ ッ トを装着できる移送保持用の ト レィをキャ ビネッ トから出 入自在に配設し、 この ト レィを用いてテープ駆動部への該カ セッ トの着脱を実現する ト レイ方式が考えられている。 この ト レィ方式の力セッ ト装填装置にあつては、 単に ト レィをキ ャ ビネッ トに対して出入自在に配設すれば良いものでなく、 ト レイに装着されたカセッ トをテープ駆動部まで移送して着 脱することから、 ト レイとテープ駆動部とを有機的に結合す るための各種の構成が必要となる。 [0007] ところで、 上記ト レイとテープ駆動部とを有機的に結合す るための構成としては、 在来のフロン トローディ ング方式や リニアスケーティ ング方式の構造を直接的に利用することが 困難なもので、 簡便な取扱い操作で、 カセッ 卜の確実な移送 を実現する構成の開発が要求される。 [0008] さらにまた、 周知の Cカセッ トアダプタをカセッ 卜に替え て装着できる機能も要求される。 しかし、 ト レィ方式の場合、 従来の方式とは構成が異なるために、 Cカセッ トアダプタを 扱う機構も当然ト レイ方式独自の機構を開発しなければなら ない。 Cカセッ トアダプタがカセッ ト未ローディ ング状態で テープ駆動部に装填されると、 テープ駆動部のテープ終端検 出センサ一を含む内部機器を破損する虞がある。 このために Cカセッ トアダプタを使用した場合においても、 テープ駆動 部へのカセッ ト装填が正確に実現できる装填装置が要求され そこでこの発明の目的は、 通常のカセッ トより も小さな C カセッ トを Cカセッ トアダプタを用いてカセッ ト駆動部に装 填する場合、 Cカセッ トの未装着時の事故を防止し得、 確実 なカセッ ト着脱動作を実現し得るようにした ト レィ式のカセ ッ ト装填装置を提供することである。 発明の開示 [0009] この発明は、 磁気テープが巻装されるカセッ トと、 この力 セッ 卜が着脱されるテープ駆動部が収容されるキヤ ビネッ ト と、 このキャ ビネッ トに設けられる ものであって、 前記カセ ッ トが着脱される前記キヤ ビネッ トの前面より突出される第 [0010] 1の位置、 及び前記カセッ トを前記テープ駆動部に装着する 第 2の位置を司る ト レイ と、 この ト レィを前記第 1の位置と 第 2の位置間に移動制御する移送機構と、 前記カセッ 卜より 小径な磁気テープの巻装される第 2のカセッ 卜が収容されて、 前記ト レィに対して前記カセッ トに替えて着脱されるもので あって、 前記第 2のカセッ 卜の磁気テープの有無を検出する カセッ ト未ローディ ング検出レバ一が設けられたカセッ トァ ダブ夕と、 前記ト レイに設けられ、 前記カセッ 卜アダプタの カセッ ト未ローディ ング検出レバ一を検出して前記ト レイの 第 1の位置から第 2の位置への移動を阻止するレバー検出手 段と、 このレバー検出手段による前記カセッ ト末ローデイ ン グ検出レバーの検出に応動して前記移送機構を反転して前記 ト レィを第 1の位置に排出する制御手段とを備える。 [0011] また前記レバ一検出手段は前記ト レイの側壁に設けられた 貫通穴であり、 この貫通穴に前記ト レイの前面側が低く スロ ッ トイ ン方向が高く なるように傾斜した前記カセッ ト末ロー ディ ング検出レバー案内用の傾斜部が設けられている。 図面の簡単な説明 [0012] 第 1図はこの発明の一実施例に係るカセッ ト装填装置のス ロッ トァゥ ト状態を示した斜視図、 第 2図は第 1図のスロッ トイ ン途中を示した斜視図、 第 3図は第 1図のスロッ トイ ン 完了状態を示した斜視図、 第 4図はこの発明の適用される力 セッ トテープを示した斜視図、 第 5図は第 1図をキャ ビネッ 卜に収容した状態を示した一部斜視図、 第 6図は第 6 A図, 第 6 B図, 第 6 C図, 第 6 D図の配置状態を示した配置図、 第 6 A図乃至第 6 D図はそれぞれ第 1図を分解して示した分 解斜視図、 第 7図は第 1図の ト レイ組立を取り出して示した 斜視図、 第 8図は ト レイ組立の一部詳細を簡略して示した斜 視図、 第 9図は第 1図の ト レイフレームと Cカセッ トァダブ タとの配置関係を示した一部斜視図、 第 1 0図は Cカセッ ト アダプタを ト レイ組立に装着した状態を示した斜視図、 第 1 1図は第 1図の制御系を示したブロック図、 第 1 2図は ト レイ組立を取出して示した斜視図、 第 1 3図は ト レイ組立の ト レイ レールとシャフ トギヤの配置関係を示した一部断面図 第 1 4 A図および第 1 4 B図はそれぞれ第 1 3図の 卜 レイ レ —ルとシャフ トギヤの動作を説明するために示した側面図、 第 1 5 A図乃至第 1 5 D図はそれぞれシャ フ トギヤとラ ッ ク スライダおよびト レィ レールとの切替わり動作を説明するた めに示した側面図、 第 1 6図は ト レイ ドライブギヤ と ト レイ 組立との関係を示した側面図、 第 1 7図は第 1図のカセッ 卜 誤挿入防止機構を示した一部斜視図、 第 1 8 A図および第 1 8 B図はそれぞれ第 1 7図の動作を説明するために示した 平面図、 第 1 9図は第 1図のポップアツプ機構を示した一部 斜視図、 第 2 0図は第 1図のポップアップ機構を示した平面 図、 第 2 1図は第 1 9図および第 2 0図のボップアツプ機構 の動作を説明するために示した側面図、 第 2 2図は第 1 9図 および第 2 0図のボップアツプ機構の動作を説明するために 示した一部斜視図、 第 2 3図は第 1図の 卜 レイ組立のカセッ トス ト ツパを取出して示した平面図、 第 2 4図は第 2 3図の 動作状態を示した側面図、 第 2 5図は第 2 3図の動作状態を 示した側面図、 第 2 6図は第 1図のリフターを取出して示し た斜視図、 第 2 7 A図および第 2 7 B図はそれぞれ第 2 6図 の動作を説明するために示した側面図、 第 2 8図は第 1 1図 の制御部の動作タイ ミ ングを示したタイ ミ ング図、 第 2 9図 は第 1図の ト レィ組立と リ フタ一の配置関係を示した分解斜 視図、 第 3 0図は第 2 9図のラ ックスライダを取出して示し た側面図、 第 3 1図は第 1図のテープエン ド検出手段を取出 して示した平面図、 第 3 2図は第 3 1図のテープエン ド検出 手段を利用した ト レイ位置検出手段を示した側面図、 第 3 3 図は第 3 2図の動作タイ ミ ングを示したタイ ミ ング図、 第 3 4図は第 3 2図の他の動作タイ ミ ングを示したタイ ミ ン グ図、 第 3 5図は第 1図の補強板後の取付状態を示した分 解斜視図、 第 3 6図は第 1図の補強板前の動作を示した側 面図、 第 3 7図はカセッ ト ドアロッ ク機構を示すた斜視図、 第 3 8 A図および第 3 8 B図はそれぞれ第 3 7図の動作を示 した側面図、 第 3 9図は第 3 7図のキャ ビネッ 卜への配置状 態を示した側面図、 第 4 0図は第 1図の ト レイ組立を移送す るための ト レィ ドライブギヤの配置状態を示した平面図、 第 4 1図は第 4 0図の ト レィ ドライブギヤによる ト レイ組立の 移送駆動系を示した側面図、 第 4 2図は第 4 0図の ト レイ ド ライブギヤとコネク トギヤを取出して示した分解斜視図、 第 4 3 A図乃至第 4 3 C図はそれぞれ第 4 2図の動作状態を示 した正面図、 第 4 4図はダンパーを取出して示した斜視図、 第 4 5図は第 4 2図のダンパーの詳細を示す分解斜視図、 第 4 6 A図および第 4 6 B図はそれぞれ第 4 2図のダンパーの 動作を説明するために示した正面図である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 この発明の実施例について、 図面を参照して説明す る [0013] 第 1図乃至第 3図はこの発明の一実施例に係るカセッ ト装 填装置を示すもので、 第 1図は磁気テープの巻装されたカセ ッ 卜の着脱が可能な ト レイスロ ッ トァゥ ト状態を示し、 第 2 図は水平移動完了状態 (垂直移動完了状態) を示し、 第 3図 は第 2図の状態からカセッ 卜をテープ駆動部に装着する ト レ イスロッ トダウン状態に至る途中を示す。 [0014] すなわち、 この発明によるカセッ ト装填装置は第 4図に示 すカセッ ト 2 0 0が着脱される ト レィ組立 5 9を第 5図に示 すようにキャ ビネッ ト 2 1 0より突出したスロ ッ トァゥ 卜位 置より略水平方向に移送した後、 昇降機構部を用いて略垂直 方向に移送してテープ駆動部に装着されるスロッ トダウン位 置の間を往復移動するように構成される。 主要な構成は、 ト レイ組立 5 9を往復案内する案内部と ト レイ組立 5 9を往復 駆動する動作機構部とで構成される。 なお、 ト レィをスロ ッ トァゥ ト状態からスロッ トダウン状態に位置させるベく キヤ ビネッ ト内方向に移動させることをスロッ トイ ンと呼ぶこと にする。 また、 こ こでは、 便宜上、 V T Rセッ トを水平状態 に置いたときにオペレータ (使用者) が V T Rセッ トのカセ ッ ト 2 0 0の取り出し口側に対向して立っていると仮定した 状態での V T Rセッ トの前面 ( A方向) ·後方 ( B方向) · 左 ( C方向) ·右 (D方向) ♦上 (E方向) ·下 (F方向) と して説明する。 [0015] まず、 ト レィ部について、 第 6図に示す配置関係にある第 6 A図乃至第 6 D図を参照しながら説明する。 すなわち、 ト レイ組立 5 9は、 主要な要素と して ト レイフ レーム 6 0、 ト レイプレー ト 6 1、 ポップアップスライダ 6 2, 6 6、 ポッ プアップスライダスプリ ング 64 , 68、 、 左右一対のポッ プアップレバ一 7 0、 左右一対のポップアップレバースプリ ング 7 1、 カセッ ト蓋ロ ッ ク レバー 7 2、 解除レバースプリ ング 7 3、 ク リ ッ ク レバー 74 , 78、 ク リ ッ ク レバースプ リ ング 7 5, 7 9、 ト レイ レール 7 6 , 80、 カセッ トス ト ッパ一 82、 カセッ トス ト ッパースプリ ング 83で構成され ている。 [0016] ト レイフレーム 6 0には ト レイプレー ト 6 1がネジ止め固 定されていて、 カセッ ト保持部を形成する ト レイ組立 5 9力《 形成される。 ト レイプレー ト 6 1の中央後方にはカセ ッ ト 2 0 0の前後逆および上下逆の誤挿入防止のために上方向 への曲げ部 6 1 aを設けてある。 また、 ト レイプレー ト 6 1 にはカセッ ト装着時の前後方向のス ト ツバのための曲げ部 6 1 bを設けてある。 さらに、 ト レイプレー ト 6 1 にはスロ ッ トダウン状態でテープ駆動部とこの ト レイプレー ト 6 1 自 身との接触を避けるために開口された複数の透孔 6 1 cが設 けられる。 この透孔 6 1 。は、 スロッ トアウ ト状態でキヤ ビ ネッ ト前面より突出していて手または指が貫通する面積大で、 キャ ビネッ ト前面より突出する ト レイフ レーム 6 0の前面側 (排出側) の側壁に至まで形成される。 この透孔 6 1 cの形 状は、 オペレータの安全を考慮したもので、 もしオペレータ が手や指を挟まれた場合でも、 ト レイプレー ト 6 1の薄い端 面ではなく、 幅の広い手前のフレーム 6 0との間に挟まれ、 怪我の防止が図られる。 これは透孔 6 1 cの単位面積当りの 力が大幅に減少されることにより、 手や指の怪我をする危険 性がほとんどなく なるものである。 [0017] なお、 透孔 6 1 cの形状は後方から手前に穴が小さく なる 方向に関しては、 前後の移動方向に対して略 4 5度以下の角 度になるようにしてある。 これは、 角度が大き く なると斜め 部分の薄い端面とキャ ビネッ ト 2 1 0で挟まれて怪我をする 危険性があるので、 これの防止策である。 また、 透孔 6 1 c と しては、 複数に分割することなく、 第 7図に示すように ト レイプレ一 卜 6 1がチヤ ンネル形状となるように 1つ大き く 設けても良い。 そして、 この透孔 6 1 c は前記の安全対策と 共に、 例えば V H S— Cカセッ ト等の異物が収容された場合、 穴を揷通して下に落ちることにより、 正規のカセッ ト以外の 装着を防止する機能も有する。 [0018] ト レイフレーム 6 0にはラ ックギヤ部 6 0 a , 6 0 bが設 けられており、 後述する ト レィ ドライブギヤ 5 2 , 5 3によ つて水平移動動作を行う。 ト レイ フレーム 6 0の左右にはそ れぞれト レイ レール 7 6 , 80がねじ止め固定されていて、 これら ト レイフレーム 6 0およびト レイ レール 7 6, 80に 設けられる溝 6 0 c , 6 0 d (第 7図参照) および 7 6 a , 80 a (第 6図 C参照) によつて水平移動のガイ ド (案内) がなされる。 ト レイノレ 7 6, 80の溝 7 6 a , 80 aには後 述する ト レイ リ フター組立 1のリ フタ一 2の両側板にそれぞ れ植設されているガイ ドローラ 4 (第 4図に示す) が係合さ れる。 [0019] なお、 このローラ 4は電導性のある材質で作成されており、 ト レィ レール 7 6, 80と ト レイ リ フタ一組立 1 との電導性 を確保している。 上記溝 7 6 a , 80 aの開放端は上下にテ ーパをとつてあり、 ガイ ドローラ 4と係合しやすいようにし てある。 他方、 溝 6 0 c , 6 0 dは後述する ドアロック レバ - 86 , 87に係合され、 水平移動がガイ ドされると共に、 後述する ドアロック レバー 86 , 87の動作を制御する。 上 記溝 6 0 c , 6 0 dの開放端は上下と内側にテーパをとつて あり、 ドアロック レバー 86 , 87と係合し易く、 信頼性の 高い動作が成されるようになつている。 [0020] 上記 ト レイ フ レーム 6 0の高さは第 7図に示すように略 中央より前面側はカセッ ト 2 0 0を載せたときにカセッ ト 2 0 0が若干見えるように低めに設定されており、 かつ前面 中央部分は左右部より もさらに低く設定されている。 また、 フ レーム 6 0の左右両側壁にはカセッ ト 2 0 0を装着しゃす いように下から上へ漸次面積が減少する方向に傾斜した傾斜 部 6 0 mが設けられ、 カセッ ト 2 0 0の着脱性を考慮してあ る。 フ レーム 6 0の左右両側壁は、 その後方部に ト レィ組立 5 9が出入りするキャ ビネッ ト 2 1 0の開口穴との隙間余裕 を若干にしたカセッ トがほぼ隠れるく らいの凸部 6 0 eが設 けられて段状に形成される。 この凸部 6 0 eには下から上へ 漸次幅が減少する方向に傾斜した傾斜部 6 0 nと前面から後 方に漸次幅が減少する方向に傾斜した傾斜部 6 0 pが端部に 設けられていて、 カセッ ト 2 0 0の養脱性が考慮されている t さらに、 これら傾斜部 6 O n , 6 0 pはカセッ ト 2 0 0を装 着するときにキヤ ビネッ ト 2 1 0の開口穴の周囲にカセッ ト 20 0が当たってキャ ビネッ ト 2 1 0を傷付けないように、 キャ ビネッ ト 2 1 0に当たる前に正規の場所に案内する効果 がある。 ト レイフレーム 6 0の前面側左右の上下の角部は所 定の Rを有した湾曲状に形成され、 オペレータがエツジで怪 我をしないように安全性を考慮している。 [0021] また、 ト レイフレーム 60の前面側の内周壁の角には第 8 図に示すようにカセッ ト 200の一方端 (後方端部) の角の Rと略同形状の湾曲部 60 kが形成される。 これはカセッ ト 200の前後逆挿入防止の 1つであって、 カセッ ト 200力' 前後逆で挿入された場合は、 その Rの付いていない外形部が 前記ト レイフ レーム 60の湾曲部 60 kに対向するので揷入 することはできない。 カセッ ト 200の前後逆挿入防止と し ては他にも様々実施している力 このことにより一層確実に なる。 [0022] さ らに、 ト レイフレーム 60の前面左側には第 9図に示す ように内側から外側に貫通する穴 6 O f が設けられる。 この 穴 60 f は周知の VH S— Cカセッ ト用の Cカセッ トァダブ ター 250の Cカセッ ト未口一ディ ング検出レバ一 25 1の 収納場所であり、 高さ的に左下側の溝 60 cに合っていて外 観を損ねないように配慮されている。 もし Cカセッ 卜未口一 ディ ングの Cカセッ 卜アダプタ一 250をスロッ トイ ンした 場合には第 1 0図に示すように Cカセッ ト未口一ディ ング検 出レバー 25 1が左下側の溝 60 cをとおって ト レイ レール 76の溝 76 aに突き出ているのでスロ ッ トイ ン途中で ト レ ィ リ フタ一組立 1のガイ ドローラ 4で係止されそれ以上ス口 ッ トイ ンできないので後述する制御部 300 (第 1 1図参照) の異常検出が働いて排出される。 従って Cカセッ トアダプタ - 250を損傷したり V T R本体の部品を損傷することはな い。 上記ト レイ フ レーム 6 0の穴 6 0 f は前面側が低く スロ ッ 卜ィ ン方向が高く なるように傾斜した検出レバー案内用の傾 斜部 6 0 1が設けられる。 傾斜部 6 0 1 は、 Cカセッ ト未口 —ディ ングの Cカセッ トアダプター 2 5 0が誤ってスロッ ト ィ ンされて異常検出で排出された状態で、 後述するようにポ ップアップされると、 Cカセ ッ ト未ローディ ング検出レバー 2 5 1を Cカセッ トアダプタ一 2 5 0内に収納して、 Cカセ ッ トアダプタテー 2 5 0の取出が可能となる。 [0023] また、 ト レイ フレーム 6 0の左右の後方にはそれぞれ内側 から外側に貫通するテープエン ド検出のための透過光の通る 貫通穴 60 g、 6 0 hが設けられる (第 6 A図参照) 。 これ は高さ的に下側の溝 7 6 a、 80 aに合っていて外観を損わ ないように配慮されている。 [0024] 卜 レイフレーム 6 0にねじ止め固定されている ト レイ レー ル 7 6 , 80は ト レイフレーム 6 0のラックギヤ部 6 0 a , 6 0 bが継続するようにそれぞれ下側にラ ックギヤ部が設け られる。 ト レイフレーム 6 0と ト レイ レール 7 6, 80の間 にはそれぞれク リ ック レバー 74 , 78が回動自在に挟持さ れている。 このク リ ック レバ一 74 , 78はそれぞれク リ ツ ク レバースプリ ング 7 5 , 7 9でト レイフレーム 6 0の下側 の溝 7 6 a , 80 aが幅狭になる方向に附勢されている。 こ の結果、 ト レィ組立 5 9のスロ ッ ト イ ン水平方向の移動終了 時にはト レイ リフタ一組立 1のガイ ドローラ 4に係合して ト レイ リフタ一組立 1に対する ト レイ組立 5 9の位置を保持す る。 ク リ ッ ク レバー 74 , 7 8のガイ ドローラ 4との係合部 は所定の角度がついていて、 これにより所定以内の位置ずれ では ト レイ組立 5 9を引込み保持することができる。 [0025] また、 卜 レイ レール 7 6, 80の後方にはそれぞれト レイ レール位置規制部 7 7、 8 1が設けられていて、 卜 レイ組立 5 9のスロ ッ トイ ン水平移動終了後に垂直動作に移行した際 に後述するサイ ドシャーシ ト レィ規制部後 1 2, 28に係合 される。 これにより、 ト レィ組立 5 9はク リ ッ ク レバ一 74 , [0026] 78で基本的には保持されるが予想外の外力が加わつて離間 した場合、 その離れる量が規制されて、 その外力が取除かれ ると、 前述したように引込み保持される。 [0027] 上記サイ ドシャーシ 卜 レイ規制部後 1 2, 28の係合始め の部分は案内用の曲げ部がついており、 ト レイ組立 5 9がス ロッ トィ ン水平移動終了後に垂直動作に移行した際に水平移 動の量が若千不足していてもこの案内によって引込むことが できる。 従って、 スロッ 卜ダウン時の ト レィ組立 5 9の位置 を常に高精度で保持することができる。 特にスロッ トァゥ ト 時には、 後述する移送切替用のシャフ トギヤ 1 8, 34と ト レイ レール 7 6 , 8 0の後方上部のラ ッ クギヤ部 7 6 b, [0028] 80 b とが位相ずれを生じることなく嚙合う ことができ、 安 定した動作を得ることができる。 [0029] 上記ト レィ レール位置規制部 7 7、 8 1 は第 1 2図に示す ように ト レイ組立 5 9がスロ ッ トアウ ト状態で、 サイ ドシャ —シ 1 0 , 2 6に設けられたサイ ドシャ一シ ト レイ位置規制 部前 1 3, 2 9の上端面 1 3 a、 2 9 aに乗上げられる。 こ れにより、 ト レィ組立 5 9は、 その溝 6 0 c , 6 0 dとガイ ドローラ 4、 ドアロック レバー 86 , 87とのク リアランス に対して一方向に附勢され、 卜レイ組立 5 9のスロッ トァゥ ト状態での上下のガ夕が少なく なり、 商品と しての品位が高 められる。 左右のガ夕については、 ト レイ リフ夕一 2による ガイ ドの他に、 サイ ドシャーシ ト レィ規制部前 1 3, 2 9の それぞれの内側とサイ ドシャーシ 1 0 , 2 6のそれぞれの後 方の内側に設けた 1対の絞り部 1 0 a , 26 aで精度良く ト レィ組立 5 9の左右をガイ ドすることで移動動作のスムーズ さが確保される (第 1 3図参照) 。 [0030] また、 スロッ トアウ ト状態では後述する ト レイ検出レバー 89の弾性を利用してト レィ組立 5 の左右ガタを一方向に 附勢するようにして、 左右のガタを少なく して商品としての 品位を向上させている。 すなわち、 ト レイ レール 7 6 , 80 は、 そのラ ッ クギヤ部 7 6 b , 8 0 bを上記シャ フ トギヤ 1 8 , 34 に嚙合う前に、 ガイ ドローラ 4の前面側の一対 が上側方向にシフ トされた溝 6 0 c , 6 0 dに案内され、 ト レィ組立 5 9の後方側が一旦押し上げられる (第 14 A図 参照) 。 これにより、 ト レィ レール 7 6, 80は、 そのラ ッ クギヤ部 7 6 b, 80 bの後方部の平坦部がラ ックスライダ 14, 3 0のラックギヤ部 14 f , 3 0 f に嚙合っているシ ャフ トギヤ 1 8, 34の平坦部 1 8 a, 34 aを規制して、 該シャフ トギヤ 1 8, 34の姿勢を修正する (第 1 5 A図, 第 1 5 B図, 第 1 5 C図参照) 。 しかるのち、 シャフ トギヤ 1 8, 34は ト レイ レール 7 6, 80のラ ッ クギヤ部 7 6 b , 80 bに嚙み合わされ、 ここに後述するようにラッ クスライ ダ 1 4, 3 0が作動され (第 1 5 D図参照) 、 ト レィ組立 5 9が下降される。 [0031] そして、 第 1 4 B図に示すスロッ トアウ ト時おいては、 ト レイフレーム 6 0の下側のラ ックギヤ部 6 0 a , 6 0 bが第 1 6図に示すように一旦、 移動方向に対して略平行な離間方 向に移動案内される こ とにより、 そのバッ クラ ッ シュが吸収 される。 これにより、 ラ ックギヤ部 6 0 a , 6 0 bは ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3の小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a と嚙合い 始めに発生し易いギヤ飛びが防止されている。 [0032] ト レイ組立 5 9の右側後方のフレーム内部には ト レイフ レ ーム 6 0と ト レイプレー ト 6 1 に軸支されるようにカセッ ト 蓋ロック解除レバー 7 2が設けられている。 カセッ ト蓋ロッ ク解除レバー 7 2は蓋ロ ック解除部 7 2 a、 ボス部 7 2 bを 有し、 左右に回動自在に設けられており、 解除レバースプリ ング 7 3によって ト レイ組立 5 9の内側方向に附勢されてい る (第 1 7図参照) 。 これによつて、 カセッ ト蓋ロッ ク レバ 一 7 2はカセッ ト 2 0 0力 ト レィ組立 5 9に収容されたとき、 カセッ ト 2 0 0の蓋口 ック解除釦 2 0 2を押込んで蓋ロ ッ ク を解除する。 カセッ ト蓋ロ ッ ク解除レバー 7 2の蓋ロ ッ ク解 除部 7 2 aは内側から外側にむけて前後左右にテーパが付け られているのでカセッ ト 2 0 0の着脱をスムーズに行う こ と ができる。 このように、 カセッ ト蓋ロ ッ ク解除レバ一 7 2は ト レイ組立 5 9に設けられているので、 蓋ロック解除のため の特別な操作をすることのない、 非常にシンプルな構造とな つている。 また、 カセッ ト蓋ロ ッ ク解除レバー 7 2は蓋口 ッ ク解除部 7 2 a力《ト レイ フレーム 6 0の内側面と略同等まで 外側に附勢された場合、 そのボス部 7 2 bがト レイフ レーム 6 0の溝部 6 0 dに突出される (第 1 8 B図参照) 。 これに より、 カセッ 卜の上下逆揷入が検出される。 [0033] すなわち、 カセッ 卜が上下逆に挿入されると、 第 1 8 A図 に示すようにカセッ ト蓋ロッ ク解除レバー 7 2は蓋ロック解 除部 7 2 aがカセッ トハーフ側面に押されて 卜 レイフレーム 6 0の内側面とほぼ同等まで附勢され、 カセッ ト蓋ロック解 除レバー 7 2に設けてあるボス部 7 2 b力《 ト レイフ レーム [0034] 6 0の右下側の溝部 6 0 dに突出される。 この結果、 ボス部 7 2 bはスロ ッ 卜イ ン途中でト レイ リ フ夕一 2のガイ ドロー ラ 4に係止されて、 それ以上スロッ トイ ンができなく なる。 これを前記制御部 3 0 0 (第 1 1図参照) が検出して、 その 異常検出が作動し、 制御部 3 0 0は ト レイ組立 5 9の排出を 行う。 むろん正規の挿入状態においては、 カセッ ト蓋ロッ ク 解除レバー 7 2の蓋ロ ッ ク解除部 7 2 aがカセッ トの蓋ロッ ク解除部に係合するので、 回動附勢されずに、 そのボス部 [0035] 7 2 bがト レイフ レーム 6 0の溝部 6 0 dの底より内側に位 置され、 以後の移送動作が許容される (第 1 8 A図参照) 。 [0036] ト レイプレー ト 6 1は トレイフレーム 6 0に下側よりねじ 止め固定されている。 カセッ 卜のハーフの帯電をアースする ために導電性の金属板が使用される。 [0037] ト レイプレー ト 6 1の一方面側 (裏側) には選択式ポップ ァップ機構がほとんどが該ト レイプレー ト 6 1の下側あるい は ト レイフ レーム 6 0内に上方からの外観を損わないように 配設される (第 1 9図及び第 2 0図参照) 。 すなわち、 ト レ ィ プレー ト 6 1の裏面側には一対のホップアップスライダ 6 2 , 66が所定の間隔を有して配置されている。 ト レイプ レー ト 6 1の前面側の左右にはそれぞれ外側にスぺーサスリ —ブ 6 5がねじ止め固定され、 このスぺ一サス リーブ 6 5は ホップアップスライダ 6 2, 6 6それぞれに設けられる長穴 6 2 a, 6 6 aに係合し、 ポップアップスライダ 6 2, 6 6 を左右方向と上下方向を規制し、 前後に搢動自在に保持する。 ト レイプレー ト 6 1 にねじ止め固定されたスぺーサス リーブ 6 5はポップアップスライダ 6 2 , 6 6の内側の端部の上下 方向を規制する。 [0038] また、 ト レイプレー ト 6 1の左右後方にはスぺーサスリー ブ 6 9がねじ止め固定され、 このスぺ一サス リーブ 6 9はポ ッ プア ッ プスライダ 6 2, 6 6それぞれに設けられた角穴 6 2 b , 66 bに係合されて、 該ポップアップスライダ 6 2. 66の上下方向を規制する。 この角穴 6 2 a , 6 6 a とスぺ ーサス リ ーブ 6 9のク リ アラ ンスの分だけポップスライダ 6 2, 66は前記ト レイプレー ト 6 1の前面側のスぺ一サス リーブ 6 5を中心に左右に回動することができる。 ポップア ップスライダ 6 2 , 66にはそれぞれカセッ ト検出ボス 6 3 , 6 7がト レイプレー ト 6 1の逃げ穴を貫通した状態で植設さ れている。 カセッ ト検出ボス 6 3 , 6 7は外側に附勢された ときは ト レイフ レーム 6 0の左右に設けられた収納場所に収 納される。 ポップアップスライダ 6 2, 6 6はそれぞれポッ プアップスライダスプリ ング 64, 68で内側方向に附勢さ れている。 そして、 カセッ ト 200力 ト レイ組立 59に装着 される と、 ポ ッ プア ッ プスライダ 62, 66は、 カセ ッ ト 200のカセッ トハーフ左右側面でポップアップスライダス プリ ング 64 , 68の附勢力に抗して外側に移動附勢される。 上記ポップアップスライダ 62, 66はそれぞれ ト レイプ レー ト 6 1と ト レイ レール 76、 ト レイプレー ト 61と ト レ ィ レール 80に接触していて導電性がある。 このことにより、 前述したように、 カセッ ト 200に帯電した静電気は、 力セ ッ トハーフからポップア ップスライダスプリ ング 64 , 68 力、ら ト レイ レール 76, 80を通り、 ガイ ドローラ 4から ト レイ リ フター 2、 ト レイ リ フター動作部 3、 サイ ドシャーシ 1 0, 26およびメ イ ンシャーシの経路でアースされる。 [0039] ト レイプレー ト 6 1の前面側左右には、 一対の開孔 61 d が設け られ、 この開孔 6 1 dに一対のポ ップア ッ プレバー 70が配設される。 ポップアップレバ一 70は、 ト レイフ レ ーム 60の前面側に軸 70 dによって回動自在に支持されて いる。 また、 ポップアップレバー 70はポップアップレバー スプリ ング 71によって先端が下向きに附勢された状態で、 その先端がト レイプレー ト 61上面より も若干上となる程度 の略同一面上に位置するようにポップアップスライダ 62 , 66のポップアツプレバー収納穴 62 d, 66 d内に収納さ れる。 これにより、 カセッ ト 200が装着されたとき、 カセ ッ ト 200は、 ト レイプレー ト 61に当接する前に、 ポップ アップレバー 70に当接され、 そのク ッ ショ ン効果で装着時 の衝撃音の発生が軽減される。 そして、 このポップアップレ ノ<一 7 0は ト レイプレー ト 6 1のポップアップレバー収納穴 [0040] 6 2 d , 66 dに収容されて 卜 レイプレー ト 6 1の内側に若 干上となる程度の略同一面上に位置するように配置されてい ることにより、 ト レイ組立 5 9の厚形化を促進することなく、 薄形化の促進に寄与される。 [0041] 上記ポ ッ プア ップレバー 7 0は、 その前方端部に湾曲部 [0042] 7 0 が形成され、 この湾曲部 7 0 がホップアップスラィ ダ 6 2, 66に係合されている。 これにより、 ポップアップ スライダ 6 2, 6 6が後方に摺動されると、 ポップアップレ バー 7 0は、 その先端が持ち上げられる。 そして、 ポップァ ップスライダ 6 2 , 66が前方に戻ると、 ポップアップレバ 一 7 0の先端は下がり通常位置に戻る。 [0043] ポップアップスライダ 6 2 , 66はそれぞれの後方先端に 曲り部 6 2 c , 66 cが設けられており、 カセッ ト 2 0 0力 装着された状態でスロッ トァゥ 卜された場合は、 前述したよ うにカセッ ト 2 0 0によって、 曲り部 6 2 c , 66 cが外側 に附勢されているので、 該曲り部 6 2 c , 66 cがスロ ッ ト ァゥ ト途中で後述するポップアツプ制御レバー 5 7に係合さ れる。 これにより、 ポップアップスライダ 6 2 , 66は ト レ ィ組立 5 9に対して相対的に後方に摺動されて、 ポップアツ プレバー 7 0を駆動し、 カセッ ト 2 0 0の先端を持ち上げる。 従ってスロッ トァゥ 卜状態ではカセッ ト 2 0 0の手前側が持 ち上げられ、 取り出しやすい状態となる (第 2 1参照) 。 [0044] すなわち、 カセッ ト 2 0 0がない状態でスロッ トアウ ト し た場合には、 ポップアップスライダ 62 , 6 6がポップアツ ブスライダスプリ ング 64, 68で内側に附勢されているの で、 それぞれの曲り部 6 2 c, 66 cがポップアップ制御レ バ一 57の内側に逃げる。 従って、 ポップアップレバー 7 0 は、 その先端が下がった状態でスロッ トアウ トされ、 カセッ ト 2 0 0のスムーズな装着が可能となる。 そして、 スロッ ト アウ トでカセッ ト 2 0 0の手前側が持ち上げられている状態 でカセッ ト 2 0 0を取り外すと、 ポップアップスライダ 6 2, 66はポップアップスライダスプリ ング 64 , 68で内側に 附勢され、 それぞれの曲り部 6 2 c , 66 cがポップアップ 制御レバー 5 7の内側に逃げる。 これにより、 ポップアップ レバ一 7 0はポップアップレバースプリ ング 7 1によって初 期位置まで戻され、 これに伴なつてポップアップスライダ 6 2, 66も前面方向に戻される。 [0045] また、 ポップアップスライダ 6 2, 66にはカセッ ト検出 ボス 6 3, 6 7が前後方向の位置を所定の間隔だけずらせた 位置に回動自在に設けられる。 このカセッ ト検出ボス 63, 6 7はカセッ ト 2 0 0力《ト レイ組立 5 に装着されると、 外 側にタイ ミ ングをずらせて押し退けられることにより、 装着 時の押し退け力を分散して、 スムーズなカセッ ト装着を実現 する。 また、 カセッ ト検出ボス 6 3, 6 7は前後方向の位置 を所定の間隔だけずらせてあることにより、 オペレー夕が仮 にカセッ ト 2 0 0の取り出しに失敗した場合でも一対のポッ プアップレバー 7 0のうち少なく とも一方の先端が持上がつ た状態が保たれて、 引続いてカセッ ト 2 0 0の手前が浮上が 'つた取出し易い状態が保たれ、 容易なカセッ ト取出しを実現 する。 [0046] 上記ポップアップスライダ 6 2 , 6 6は、 その角穴 6 2 b、 6 6 b とスぺーサスリーブ大 6 9のク リアラ ンスを設定する ことにより、 カセッ 卜がない状態でもそれぞれの先端の曲り 部 6 2 c、 6 6 cがポップアップ制御レバー 5 7の内側に係 合するように構成しても良い。 この場合、 スロッ トアウ ト状 態において、 ポップアップレバー 7 0は先端が持上った状態 となるが、 カセッ ト 2 0 0が装着されてカセッ ト 2 0 0が押 し下げられると、 ポップアップレバー 7 0、 ポップアップス ライダ 6 2 , 6 6、 ポップアップ制御レバー 5 7が反転され て ト レイ組立 5 9が装着される。 この結果、 ト レイ組立 5 9 は前述したようにスロッ トイ ンが可能となる。 [0047] なお、 一連のポップアップ機構の説明では左右 1対の機構 を前提に説明してきたが、 機構的には左右どちらか片方の機 構でも可能である。 [0048] そして、 ポップアップスライダ 6 2 , 6 6は前述したよう に、 それぞれポップアップスライダスプリ ング 6 4, 6 8で 内側方向に附勢されている。 これにより、 ポップアップスラ イダ 6 2 , 6 6はスロッ トダウン状態でカセッ ト 2 0 0がテ ープ駆動部に装着されていると、 ポップアップスライダスプ リ ング 6 4 , 6 8の附勢力をカセッ ト検出ボス 6 3 , 6 7に 付与して、 カセッ ト 2 0 0を挟持させる。 この結果、 カセッ ト 2 0 0は振動が押えられ、 ワウフラ ッ ターの向上、 ジッタ 一の向上、 騒音の低減等、 セッ ト性能改善が図れる。 [0049] また、 ト レイ組立 5 9には、 例えば V T Rセッ ト出荷時等 において、 第 2 2図に示すようにポップアップデモカー ドと 称する表示部材 9 1が着脱自在に収容される。 この表示部材 9 1 は例えば取扱い説明等が表示されており、 手前側 (前面 側) で折返されて上下 2枚になっていて、 通常は閉じる方向 に附勢されている (第 2 1図中二点鎖線で示す) 。 表示部材 9 1の下面側は図示しないポップアップレバー動作用の逃げ 穴を有し、 カセッ ト 2 0 0の底面と略同等の形状をしており、 ト レイ組立 5 9にやや圧入気味に装着される。 表示部材 9 1 の上面側はスロッ トアウ ト状態でト レイ組立 5 9に接触する ことなく開閉できるように若干小さめになっていて、 その表 面には上述したように取扱い説明等の各種のデザィ ン文字お よびイラス トが印刷されている。 従って、 前述した選択式ポ ップアツプ機構の作用でスロッ トァゥ ト状態において、 表示 部材 9 1はポップアップレバー 7 0によつて上方向に開らか れ、 購入者 (オペレータを含む) の目の前に所望の表示を行 ラ o [0050] ト レイフレーム 6 0の後方には内部目隠しを兼ねるカセッ トス ト ッパ 8 2が上下方向に回動自在に軸支されている (第 2 3図参照) 。 カセッ トス ト ッパ 8 2には回動支点部として、 軸 8 2 a , 8 2 bが一体的に設けられており、 この軸 8 2 a , 8 2 bが、 そのモール ドの弾性を利用して ト レイ フ レーム 6 0の支点穴 6 0 i , 6 0 j に揷入される。 そして、 カセッ トス ト ツパ 8 2は第 2 3図に示すように ト レイ レール 7 6, 8 0がねじ 1 1 1で ト レイフ レーム 6 0にねじ固定されると、 該ねじ 1 1 1で軸 8 2 a , 8 2 bの抜け量が規制され、 その 離脱が阻止される。 カセッ トス ト ツパ 8 2はカセッ トス ト ツ パスプリ ング 83によって閉じる方向に附勢されており、 ス ロッ 卜イ ンの動作に連動して後述する補強板後 3 7に設けら れたカセッ ト蓋ォ一プナ 38でカセッ ト 2 0 0の蓋 2 0 1 と —緒に開放される。 [0051] 上記カセッ トス ト ツパ 82の回動支点は第 24図に示すよ う にカセッ 卜 2 0 0の蓋 2 0 1 の支点と前後 · 上下の位置 を同じに設定されており、 装着されたカセッ ト 2 0 0の蓋 2 0 1 と一緒に回動される。 カセッ トス ト ツパ 8 2にはス ロッ トダウンで開放されたときに手前斜め上からテープ駆動 部のテープ走行部品 3 5 0が見える窓部 82 cが設けられる [0052] (第 6 B図参照) 。 一方、 補強板後 3 7にも同様な穴 3 7 a が設けられてあり、 これによつて、 装置の組立状態において、 支障なく テープ駆動部のテープ走行調整等の検査 · 試験を行 う ことができる。 そして、 カセッ トス ト ッパ 82はスロッ ト ァゥ ト時にテープ駆動部を目隠してオペレータの指等のテー プ駆動部への侵入を阻止する役も果たす。 また、 第 2 5図に 示すように ト レイプレー ト 6 1の後方左右に設けられている カセッ トの前後方向のス 卜 ッパである曲げ部 6 1 bを乗り越 えて装着された場合の最終的なス ト ツパと しても兼用される。 次に、 動作機構部について説明する。 すなわち、 動作機構 部は前記ト レイ組立 5 9を収納して上下に動作させる ト レィ リ フタ一組立 1、 サイ ドシャーシ組立 9 , 2 5、 サイ ドシャ ー シ組立 9, 2 5を結合保持する補強板後 3 7 , 補強板前 8 5, 補強板前下 5 5, 駆動モータ 3 5を減速して伝達する ト レィ ドライブ組立 3 、 この駆動力をサイ ドシヤーシ組立 9 , 2 5に同期して伝達する駆動伝達部で構成されている。 [0053] ト レイ リフタ一組立 1は昇降機構を構成するもので、 リフ ター 2、 ガイ ドローラ 4、 カセッ ト保持用の板ばね 5、 ホー ルドローラ 6、 ローラ軸 7、 カセッ ト検出スィ ッチ 8で構成 されている。 リフタ一 2には前後の 4か所にガイ ドローラ 4 が回転自在に軸支されていて、 前述したように ト レィ組立 5 9の溝 7 6 a, 86 a に係合して ト レイ リ フター組立 1 の左右方向の位置を規制すると共に、 前後方向の移動をガ イ ドし、 上下方向の保持を行う。 リフタ一 2には左右前後の 4ケ所にリフタ一動作ピン 3が設けられていている。 このリ フタ一動作ピン 3は後述するサイ ドシャーシ 1 0 , 26の計 4か所のガイ ド穴 1 0 b, 1 0 c , 26 b , 26 cを貫通し てラックスライダ: 1 4, 3 0の計 4か所のリフ ト溝 14 a , 14 b, 3 0 a , 3 0 bに係合される。 サイ ドシャーシ 1 0 , 26のガイ ド穴 1 0 b , 1 0 c , 26 b , 26 cはリフター 動作ピン 3を上下にガイ ドする。 ラ ックスライダ 14 , 3 0 のリ フ ト溝 14 a , 1 4 b , 3 0 a , 3 O bは後述するよう にリフタ一動作ピン 3を上下案内する。 これにより、 ト レィ リ フター組立 1は前後方向に位置規制された状態で、 そのラ ッ クスライダ 14 , 3 0が後方位置ではァップ位置に、 手前 位置ではダウン位置に移動案内される。 [0054] なお、 上記サイ ドシャーシ 1 ◦ , 26のガイ ド穴 1 0 b , 1 0 c , 26 b , 26 c は、 そのうち前後方向のいずれか一 方が同様にリフタ一動作ピン 3とのク リアランスが小さく設 定され、 他方が同様に大きく設定されている。 これは、 部品 の製造バラツキを吸収し、 且つ ト レイ リ フタ一組立 1 の前後 方向位置規制の精度を保持するためである。 [0055] リ フター 2には大きな 2個の穴 2 a , 2 bが設けられる。 この穴 2 a, 2 bはセッ ト調整時の トルク監視用のもので、 カセッ ト装填装置を V T Rに設置した状態で、 各種の検査等 を実現する。 なお、 リ フタ一 2の穴 2 a , 2 bは、 その周囲 が曲げ及び絞り加工により補強が施されており、 板ばね 5の 保持を実現するようになっている。 [0056] また、 リ フター 2には第 2 6図に示すように 3個のホール ドロ一ラ 6が所定の間隔を有して配設される。 このホール ド ローラ 6はそれぞれローラ軸 7によって回転自在に板ばね 5 に軸支されて ト レイ リフター組立 1上部の中央付近と左右端 付近の 3か所にねじ止め固定され、 カセッ ト保持部を構成し ている。 扳ばね 5は予め撓みを持って固定されていて、 スロ ッ トイ ン動作でカセッ ト 2 0 0が挿入されると、 さらに所定 量撓んでカセッ ト 2 0 0を押付け保持する。 ホール ドローラ 6はスロッ トイ ン動作での力セッ ト揷入をスム一ズにする効 果と、 カセッ ト 2 0 0の上面が摺動によって傷付けられるの を防止する効果がある。 [0057] 上記カセッ ト保持部は、 前記 Cカセッ トアダプター 2 5 0 の蓋 2 5 2 (第 9図参照) が閉じられていない状態で揷入さ れた場合に、 蓋 2 5 2を閉じる働きもする。 そして、 ホール ドローラ 6の位置は、 左右端付近の 2か所に対して中央付 近を前後方向に所定間隔だけずら して配置され、 カセッ ト 2 0 0の平面状の 3点の面押えとなっている。 このことによ り、 カセッ ト保持の安定性が大幅に向上する。 また、 ホール ドローラ 6が中央付近に配置したこと及び面押えの効果によ り、 カセッ ト 2 0 0の振動が押えられ、 ワウフラ ッ ターの向 上、 ジッターの向上、 騒音の低減等、 セッ ト性能の向上が図 られる。 また、 ホールドローラ 6は少なく とも中央付近のも のをゴム等の弾性材または制振材で形成するか、 あるいは、 中央付近のカセッ ト保持部を制振構造にすることにより、 さ らに前記セッ ト性能の向上が図れる。 [0058] なお、 上記セッ ト性能は、 前述したようにカセッ ト検出ボ ス 6 3 , 6 7によりカセッ ト 2 0 0の挟持と面押えを行って、 カセッ ト 2 0 0の左右♦上下方向の立体的な押えを実現して いる点からも、 改善が図られている。 [0059] また、 ト レイ リフタ一組立 1には、 その上部の左右の後方 にそれぞれリフタ一 2と板ばね 5に挟まれる形で 2個のカセ ッ ト検出スィ ッチ 8が設けられている。 カセッ ト検出スィ ッ チ 8は第 2 7 A図に示すように板ばね 5で動作され、 通常 この板ばね 5に押されて O N状態になっていて、 カセッ ト 2 0 0があると、 板ばね 5が所定量に撓むことにより O F F 状態となる (第 2 7 B図参照) 。 [0060] 上記 2個のカセッ ト検出スィ ッチ 8は第 1 1図に示すよう に制御部 3 0 0に並列に接続されており、 ト レイ組立 5 9力《 スロッ トイ ンされた場合、 双方とも 0 F Fのときにのみ制御 部 3 0 0がカセッ ト有りと判断し、 ト レイ組立 5 9を後述す るようにスロッ トダヮン位置まで駆動する。 この際、 カセッ ト検出スィ ツチ 8のどちらか一方、 あるいは両方が 0 N状態 においては、 ト レイ組立 5 9は後述するスロッ トアウ ト位置 とスロッ トダウン位置の間の第 3の停止位置で停止される。 タイ ミ ング的には第 2 8図に示すようにカセッ ト検出を第 3 の停止位置に到達するまでに行えるように板ばね 5、 ホール ドローラ 6、 カセッ 卜検出スイ ツチ 8の位置が設定され、 第 3の停止位置で停止するために特別な ドライブ制御を行う必 要はない。 この第 3の停止位置は ト レイ組立 5 9がキヤ ビネ ッ ト 2 1 0内に収納された位置であり、 ト レィ組立 5 9の水 平移動終了位置付近あるいは上下移動開始位置付近に設定さ れ 。 [0061] ト レイ組立 5 9はカセッ ト 2 0 0の装着されていない状態 で、 キャ ビネッ ト 2 1 0内に収納する目的でス ロ ヅ トイ ンさ れる。 そこで、 カセッ ト 2 0 0が収容されていない場合には、 ト レイ組立 5 9をスロッ トダウン位置ではなく第 3の停止位 置で停止♦待機させることによって、 イジェク ト信号からス ロッ トアウ トェン ドまでの時間短縮を図り、 操作性の向上を 図っている。 そして、 2個のカセッ ト検出スィ ッチ 8力《ト レ イ リ フタ一組立 1の左右に配置されていることで、 カセッ ト 2 0 0が長手方向に挿入されたり、 あるいは正規のカセッ ト 以外、 例えば Cカセッ ト, カセッ ト等が挿入された場合に も、 両方とも 0 F Fされないことにより、 ト レィ組立 5 9は 第 3の停止位置を通り過ぎてスロッ トダウン位置まで行く こ とはない。 なお、 カセッ ト検出スィ ッチ 8は通常、 0 Nの状 態にあるので、 仮に何等かの原因でカセッ ト検出スィ ッチ 8 が故障して 0 F Fとなつた場合でも制御部 30 0がカセッ 卜 有り と判断することにより、 以後の通常操作が可能となる。 この場合、 カセッ ト 2 0 0の収容されていない状態において は、 スロ ッ トダウ ン位置まで行く こ とになるが、 後述するテ ープエン ド検出用のフォ トセンサ 2 3 , 4 7が両方とも O N される ことで、 制御部 3 0 0が異常を検出して ト レイ組立 5 9を排出させる。 [0062] 上記サイ ドシャーシ組立 9はサイ ドシャーシ 1 0、 ラ ッ ク スライダ 14、 ラ ッ ク付勢用のスプリ ング 1 5、 ドライブギ ャ 1 6、 シフ トギャスプリ ング 1 7、 シフ トギヤ 1 8、 セン サシャ ツ 夕 1 9、 シャ ツ 夕スプリ ング 2 0、 シャ ツ 夕軸ねじ 2 1、 センサホルダ 2 2、 フォ トセンサ 2 3、 ト レイダウン 検出スィ ッチ 24で構成される。 サイ ドシヤーシ組立 2 5は サイ ドシャーシ 26、 ラ ッ クスライダ 3 0、 ラ ッ ク付勢用の スプリ ング 3 1、 ドライブギヤ 3 2、 シフ トギャスプリ ング 3 3、 シフ トギヤ 34、 駆動モータ 3 5、 駆動プー リ 36で 構成される。 これらサイ ドシャーシ組立 9 , 2 5は図示しな いメイ ンシャーシにねじ固定され、 補強板後 3 7、 補強板前 8 5、 補強板前下 5 5等で門型の構造に組立結合される。 上記ラ ッ クスライダ 14, 3 0、 スプリ ング 1 5, 3 1、 シフ トギヤ 1 8, 34、 シフ トギャスプリ ング 1 7, 3 3は 略左右対称に配置されている。 [0063] ラ ッ クスライダ 14 , 3 0は第 2 9図に示すように、 サイ ドシャーシ 1 0 , 26の外側に配置され、 それぞれに設けら れた水平方向移動ガイ ド溝 14 c , 1 4 d , 3 0 c , 3 0 d にはサイ ドシャーシ 1 0のラ ッ クスライダガイ ドボス 1 1 と サイ ドシャーシ 2 6のラ ッ クスライダガイ ドボス 2 7が係合 されている。 この水平方向移動ガイ ド溝 1 4 c , 1 4 d , [0064] 3 0 c , 3 0 dの間には前述したように ト レイ リフ夕一組立 1を上下に動作するためのリ フ ト溝 1 4 a , 1 4 b , 3 0 a , 3 0 bが前後に設けてあり、 リ フ夕一部 2のリフタ一動作ピ ン 3が係合されている。 [0065] リフ ト溝 1 4 a , 1 4 b , 3 0 a , 3 O bは例えば上下に 所定の間隔を有して平行配置される上側および下側水平部 を傾斜部で連設した形状に形成され、 その各下側水平部に はピン離脱防止用の突部 1 4 1 , 1 4 2 , 3 0 1 , 3 0 2 および圧着用の段部 1 4 3, 1 44 , 3 0 3 , 3 04が対 応して設けられる (但し、 こ こでは、 図の都合上、 第 3 0 図のみに図示) 。 これにより、 ト レィ組立 5 9がテープ駆 動部まで移送されると、 リフター動作ピン 3は下側水平部の 突部 1 4 1 , 1 4 2, 3 0 1 , 3 0 2を越えて段部 14 3 , 1 44 , 3 0 3, 3 04に到達されて若干持上げられた状態 で位置規制される。 この結果、 例えば後述する駆動系のベル と 44の反動や、 予期しない振動等の外力がラ ッ クスライダ 1 4 , 3 0 に加えられた場合、 リ フター動作ピン 3は段部 1 4 3 , 144 , 3 0 3 , 3 04に乗上げている事による負 荷により、 その移動が防止され、 カセッ ト 2 ◦ 0の圧着状態 が保たれる。 そして、 さらに大きな外力が加わってリ フター 動作ピン 3が段部 14 3 , 1 44, 3 0 3 , 3 04から移動 した場合には、 リフタ一動作ピン 3が突部 14 1 , 1 4 2 , 3 0 1 , 3 0 2に係止され、 傾斜部への移動が阻止される。 これにより、 リ フター動作ピン 3は傾斜部への移動にともな う浮き上がり現象が防止され、 カセッ ト 2 0 0の圧着状態が 保たれる。 [0066] なお、 前記形状は計 4個の全部のリ フ ト溝 14 a , 14 b , 3 0 a , 30 bに設ける必要はなく、 少なく とも 1か所で良 い。 [0067] ラ ッ クスライダ 1 4 , 3 0はそれぞれスプリ ング 1 5 , 3 1によつて後方に附勢されている。 ラッ クスライダ 14 , 3 0のそれぞれ手前下側にはラックギヤ部 14 e , 3 0 e力《 設けられていて、 後述する ドライブギヤ 1 6, 3 2に咱合い 水平方向に動作される。 ラ ックスライダ 1 4 , 3 0のそれぞ れ後方上側にはラックギヤ部 14 f , 3 0 f と、 その後方部 に平坦部 14 g , 30 gが設けられる。 このラックスライダ 14 , 3 0は、 そのラッ クギヤ部 14 f , 3 0 f がシフ トギ ャ 1 8, 34に嚙合い水平方向に動作されると共に、 シフ ト ギヤ 1 8, 34を回転動作させる。 ここで、 平坦部 14 g , 3 0 g はラ ッ クギヤ部 1 4 f , 3 0 f 力 シフ トギヤ 1 8 , 3 4 に嚙合う前にシフ トギヤ 1 8 , 34の平坦部 1 8 a, 34 aに当接することによってシフ トギヤ 1 8, 34の姿勢 を修正する。 しかるのち、 シフ トギヤ 1 8, 34はラ ッ クス ライダ 14, 3 0のラッ クギヤ部 14 f , 34 f に嚙合う。 ラ ッ クスライダ 14 , 3 0のそれぞれ後方上側のラ ックギヤ 部 14 f , 3 0 f とその後方部の平坦部 1 4 g , 3 0 gの上 方部は補強板後 37によつて上方向を規制されることにより、 水平移動がガイ ドされる。 また、 ラ ックスライダ 14, 30 はラ ッ クギヤ部 14 f , 30 f 力《シフ トギヤ 1 8 , 34に嚙 合う時には、 そのラ ックギヤ部 14 e, 30 eの上端部側が サイ ドシャーシ 1 0, 26の曲げ絞り部 1 0 d, 26 dによ つて上方向を規制されていて水平移動がガイ ドされる。 これ により、 それぞれのギヤ部の嚙合いを精度良く開始し、 かつ 継続させる。 [0068] ラ ックスライダ 14, 30のそれぞれ後方には第 29図に 示すよ う にテープェン ド検出のための透過光が通過するた めの貫通穴 14 h, 3 0 hが設けられている。 この貫通穴 1 4 h , 3 0 hは第 3 0図に示すように左右で A— Bの間 隔を有して形成され、 ラ ッ クスライダ 14 , 30が後方か ら手前に水平移動するにしたがって、 テープ終端検出用の光 源 400からの透 光が後方位置では透過、 途中では遮蔽、 手前位置では透過させる。 このタイ ミ ングと しては、 例えば 貫通穴 14 hをラ ッ クスライダ 14が後方位置から動き出し た直後に透過から遮蔽に切替わり、 貫通穴 3 0 hを貫通穴 14 hが遮蔽になつてから若干経過した後に透過から遮蔽に 切替わるように設定する。 これは、 前記第 28図に示すよう にフォ トセンサ 23, 47の出力タイ ミ ングに時間差を持た せ、 該テープエン ド検出用のフォ トセンサ 23 , 47の出力 の時間差を利用して前記第 3の停止位置を検出するためであ ラ ックスライダ 14, 30のそれぞれ外側には前後方向に 水平の凹部 14 i , 30 iが設けられ、 この凹部 14 i , 3 0 i には上記貫通穴 14 h , 3 0 hが設けられる。 そして、 この凹部 1 4 i , 3 0 i には第 3 1図に示すようにセンサホ ルダ 2 2 , 4 5に形成された凸部 2 2 b , 4 5 bがク リアラ ンスを持ってセッ ト上からみて重複するように揷入される。 この凸部 2 2 b, 4 5 bにはテープエン ド検出のための透過 光が通過するための貫通穴 22 a , 4 5 aが設けられていて、 その左右外側にテープェン ド検出用の受光素子、 フォ トセン サ 2 3, 4 7が配設される。 これにより、 例えば図示しない 上面キヤ ビネッ 卜の空気抜き穴等から外光貫通穴 2 2 a , [0069] 4 5 aを通つてフ ォ トセンサ 2 3, 4 7に到達され、 制御部 [0070] 3 0 0を確実に動作させることができる。 [0071] また、 サイ ドシャーシ 1 0の後方内側にはセンサシャ ツ夕 1 9がセンサシャ ッタ軸ねじ 2 1によって回動自在に軸支さ れている (第 3 2図参照) 。 センサシャツタ 1 9は上記光源 [0072] 4 0 0からの光をフォ トセンサ 2 3に透過する透過穴 1 0 f を、 遮蔽あるいは透過させるように動作するレバーであって、 シャ ツ夕スプリ ング 2 0によつて通常は透過する方向に附勢 されている。 センサシャ ツ タ 1 9は ト レイ組立 5 9のスロ ッ トイ ンに連動して第 3 3図示すように、 その水平移動が終了 する少し手前位置、 前面キヤ ビネッ ト内に収納された位置で、 該ト レイ組立 5 9の形状 1 6 j により作動されて、 ラ ッ クス ライダ 14の貫通穴 14 hを透過する透過光を遮蔽あるいは 透過させ、 前記第 3の停止位置を所望の位置に設定する。 こ れにより、 例えば第 3の停止位置を水平から垂直への動作切 替えを行う以前に設定すると、 水平動作時に比べて比較的大 きな駆動力が要求される垂直動作との駆動力の切替が可能と なり、 省電力化が図れる。 [0073] 上記フ ォ トセ ンサ 2 3 , 4 7 の出力は制御部 3 0 0に入力 される (第 1 1図参照) 。 制御部 3 0 0はスロ ッ トイ ンが開 始されてから第 3の停止位置に至までの時間をカウン ト し、 所定の時間を過ぎた状態で、 動作異常と判断して駆動モータ [0074] 3 5を反転させる異常検出ロジックが組み込まれている。 こ の所定の時間としては環境変化 ·経時変化 · バラツキ等を考 慮して通常の数倍の時間が設定される。 例えばト レイプレー 卜 6 1の穴 6 1 cに手または指を入れた状態でスロ ッ トイ ン された場合、 前述したようにセンサシャ ツタ 1 9の効果によ り小さな駆動力で短時間に第 3の停止位置に移動されること となり、 その挟まれ力は小さ く、 しかも駆動モータ 3 5の反 転解除に要する時間が非常に短かく なることにより、 ォペレ 一夕に対する安全性が保たれる。 [0075] なお、 上記セ ンサシャ ツタ 1 9を用いた異常検出 (安全対 策) の手段と しては、 ト レイ フ レーム 6 0の左側後端部の形 状を変えて、 ト レイ組立 5 9が前面キヤ ビネッ 卜に収納され るまでの間にセンサシャ ツ 夕 1 9の遮蔽、 透過の動作を第 3 4図に示すタイ ミ ングで数回繰返す監視区間を設けること により、 検出の迅速化を図ることが可能である。 これは、 セ ンサシャ ツ夕 1 9の数回の遮蔽、 透過によってスロッ トイ ン 開始から第 3の停止位置までを細かく分割して、 各々の区間 の移動に要する時間を制御部 3 0 0で判定して異常を検出す るもので、 検出時間が大幅に短縮され、 手または指を挟まれ た場合には、 ほとんど瞬時に駆動モータ 3 5の反転が可能と なり、 さらに、 その安全性の向上が図れる。 [0076] また、 スロッ トイ ン開始から第 3の停止位置までの異常を を検出する手段としては、 上記例に限ることなく、 ト レィ組 立 5 9の動作に対応して動作する図示しないスリ ッ ト付の回 転板またはスライ ド板と光検出装置の組合せ、 ト レイ組立 5 9に設けた複数の動作部とスィ ツチの組合せによって得ら れる信号で分割して検出することも可能である。 [0077] 上記サイ ドシャーシ 1 ◦ , 26の後方にはシフ トギヤ 1 8 , 34が所定の角度の回転ができるようにそれぞれ軸支されて いる。 シフ トギヤ 1 8, 34はそれぞれシフ トギャスプリ ン グ 1 7, 3 3によって一方向にばね力が附勢されている。 シ フ トギヤ 1 8, 34は前述したように ト レィ レール 7 6 , 8 0のラ 'ソ クギヤ部 7 6 b , 8 0 bおよびラ ッ クスライダ 14 , 3 0のラ ックギヤ部 14 f , 3 0 f に嚙合う ことがで きて、 卜 レイ レール 7 6, 80の後方への動作でラックスラ イダ 14, 3 0を前面方向に動作させ、 ラ ッ クスライダ 14, 3 0の後方への動作でト レイ レール 76, 80を前面方向に 動作させ、 ト レィ レール 7 6, 80とラ ックスライダ 14, 3 0の動作の切替えを行う。 [0078] また、 サイ ドシャーシ 1 ◦ , 26の各外側には ドライブギ ャ 1 6, 3 2が回転自在に軸支されている。 ドライブギヤ 1 6 , 3 2はそれぞれラ ッ クスライダ 1 4 , 3 0のラ ッ ク ギヤ部 1 4 e, 3 0 e に嚙合ってこれらを動作するギヤ部 1 6 a , 3 2 a と、 後述する ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3 に嚙合って駆動されるギヤ部 1 6 b , 3 2 bで構成されてい る。 このギヤ部 1 6 a , 3 2 a とギヤ部 1 6 b , 3 2 bは、 そのギヤ歯数の比が 1 : 2に形成されて、 ギヤの位相合せを 行う際、 2歯毎に位相の合う箇所があるように設定され、 組 立作業の簡略化が図られている。 なお、 このギヤ歯数の比は 1 : 2でな く と も、 1 : 整数であって ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3の小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a と大ギヤ部 5 2 b , 5 3 bのギヤ歯数の比と同じであれば同様な効果が得られる。 ドライブギヤ 1 6 , 3 2の外側のギヤ部 1 6 b , 3 2 bはラ ックスライダ 1 4, 3 0の浮き防止の役割も兼ねており、 回 転時にラ ックスライダ 1 4 , 3 0に干渉しないように逃げの テーパが設けられる。 [0079] 上記サイ ドシャーシ 1 0 , 26には前述したように 1対の 絞り部 1 0 a , 26 aが設けられていて、 ト レィ組立 5 9の 左右を精度良く ガイ ドしている。 また、 サイ ドシャーシ 1 0 , 2 6のそれぞれの後方には前述したように 1対のサイ ドシャ ーシ ト レイ規制部後 1 2 , 28が設けられていて、 ト レイ リ フタ一組立 1の確実な前後方向の位置規制と、 ト レィ レール 7 6, 80のラ ックギヤ部 7 6 b , 80 b とシフ トギヤ 1 8, 34との精度良いギヤの嚙合いを実現している。 さ らに、 サ ィ ドシャーシ 1 0 , 26には前述したように 1対のサイ ドシ ヤーシ ト レイ規制部前 1 3 , 2 9が設けられていて、 スロ ッ 卜アウ ト状態でト レイ レール位置規制部 7 7、 8 1 と当接し、 ト レイ組立 5 9の左右を精度良く ガイ ドするとともにスロ ッ トアウ ト状態での ト レィ組立 5 9の上下のガタつきを低減さ せている。 [0080] また、 サイ ドシャーシ組立 2 5には ト レイダウン検出用の スィ ッチ 2 4が配設される。 スィ ッチ 2 4は水平移動中か上 下移動中かを検出する もので、 ラックスライダ 3 0の下端面 3 0 j によつて駆動され、 ラックスライダ 3 0が後方にある とき、 すなわち、 ト レィ組立 5 9のスロッ トアウ ト位置から 水平移動終了までは 0 F Fされる。 そして、 ラックスライダ 右 3 0が手前方向に動作した直後から手前方向動作終了まで の、 ト レィ組立 5 の上下移動開始からスロ ッ トダウン位置 までは、 O Nされる。 スロ ッ トアウ ト位置、 スロ ッ トダウン 位置の判別はスィ ツチ 2 4と ト レイ検出スィ ツチ 9 0の組合 せにより、 ト レイ検出スィ ツチ 9 0のみが O Nのときはスロ ッ トアウ ト位置、 ト レィ検出スィ ッチ 9 0 とスィ ッチ 2 4の 両方が 0 Nのときはスロッ 卜ダウン位置と制御部 3 0 0で判 別する。 これにより、 例えば動作中に、 停電あるいはコ ンセ ン トが抜かれて検出回路がリセッ 卜されてしまった場合でも、 ト レイ組立 5 9がどの位置にあるかを判断するために特別な ロジックプログラムを組むことなく、 迅速な制御が実現され > o [0081] 上記サイ ドシャーシ 1 0にはセンサホルダ 2 2が固定され ている。 センサホルダ 2 2にはラ ックスライダ 1 4に対応し て複数の凸部 2 2 bが設けられており、 この凸部 2 2 bでラ ッ クスライダ 1 4の左外側への浮きを規制している。 このこ とにより、 ラ ックスライダ 1 4は単純形状のラ ッ クスライダ ガイ ドボス 1 1 と係合させるだけで、 特にワ ッ シャー等の取 付部品を用いることなく、 確実な取付が実現されて、 部品点 数の削減が図れる。 [0082] 上記センサホルダ 2 2には、 その外側に中継基板 2 3 aが 取付けられる。 この中継基板 2 3 a には上記フ ォ トセンサ [0083] 2 3の端子がハンダ付けにより接続される。 中継基板 2 3 a は、 キヤ ビネッ ト 2 1 0の左横側の空気抜き穴等から入射し た外光が透過してフォ トセンサ 2 3を誤動作させることがな いように、 表面が黒色で塗装されている。 これにより、 フォ 卜センサ 2 3は外光の侵入が確実に防止される。 [0084] さ らに、 サイ ドシャ ー シ組立 2 5の後方には駆動モー夕 [0085] 3 5がねじ止め固定されている。 駆動モータ 3 5は、 そのシ ャ フ トに駆動ブー リ 3 6が嵌着され、 この駆動ブー リ 3 6に 巻き掛けられたベルト 4 4を介してプーリギヤ 4 2を回転駆 動する。 このベルト 4 4には図示しないベル トカバーが被さ れ、 配線材等との接触が防止されている。 [0086] また、 サイ ドシャ ー シ組立 2 5の右外側には駆動モータ [0087] 3 5の駆動力を減速して伝達する ト レイ ドライブ組立 3 9が 設けられる。 この ト レイ ドライブ組立 3 9は ト レイ ドライブ ベース 4 0、 減速ギヤ 4 1、 プーリギヤ 4 2、 中継ギヤ 4 3、 上記ベル ト 4 4、 センサホルダ 4 5、 中継基板 4 6、 フォ ト センサ 4 7で構成されている。 [0088] ト レィ ドライブベース 4 0には減速ギヤ 4 1、 プーリギヤ [0089] 4 2、 中継ギヤ 4 3が回転自在に軸支されている。 ベル ト 4 4によってプーリギヤ 4 2に伝達された駆動力はプーリギ ャ 4 2で第 1段の減速を行い減速ギヤ 4 1に伝達され、 減速 ギヤ 4 1で第 2段の減速が行われて中継ギヤ 4 3に伝達され る。 中継ギヤ 4 3は駆動力を後述するコネクタギヤ 5 0に伝 達する。 なお、 ト レィ ドライブベース 4 0はサイ ドシャーシ 2 6に固定される。 [0090] また、 ト レイ ドライブベース 4 0の右外側にはセンサホル ダ 4 5が固定される。 センサホルダ 4 5には数箇所の凸部 (図の都合上、 図示せず) がラ ッ クスライダ 3 0に対応し て設けられる。 この複数箇所の凸部は ト レイ ドライブベース 4 0のにげ穴にそれぞれ貫通され、 ラ ックスライダ 3 0の右 外側への浮きを規制する。 このことにより、 ラ ッ クスライダ 3 0は単純形状のラ ッ クスライダガイ ドボス 2 7と係合させ るだけで、 特にヮッ シャ一等の取付部品を用いることなく、 確実な取付が実現され、 部品点数の削減が図れる。 [0091] 上記センサホルダ 4 5には、 その外側に中維基板 4 6が取 付けられる。 この中継基板 4 6には上記フォ トセンサ 4 7の 端子がハンダ付けされて取付けられる。 この中維基板 4 6は、 キャ ビネッ ト 2 1 0の右横側の空気抜き穴等から入射した外 光が透過してフォ トセンサ 4 7を誤動作させることがないよ うに、 表面が黒色で塗装されている。 これにより、 フォ トセ ンサ 4 7はフォ トセンサ 2 3と同様に外光の侵入が確実に防 止される。 [0092] また、 補強板後部は補強板後 3 7 とカセッ ト蓋オーブナ 3 8で構成される。 補強板後 3 7は第 3 5図に示すように左 右の前後に設けられた 4個以上の位置決め穴 3 7 bがサイ ド シャーシ 1 0 , 2 6の上方に設けられた位置決め部 1 0 g , 2 6 gに係合され、 サイ ドシャーシ 1 0, 2 6にねじ止め固 定される。 この補強板後 3 7の 4個以上の位置決め穴 3 7 b は 1工程で略同時加工され、 サイ ドシャーシ 1 0 , 2 6を高 精度な幅寸法および相互の平行度を高精度に保つ。 また、 補 強扳後 3 7にはセッ ト斜め上から上記メ イ ンシャーシ (図示 せず) に搭載されたテープ走行部品が見えるような穴 3 7 a が設けられ、 この穴 3 7 aはセッ ト調整作業用窓と して供さ れる。 カセ ッ ト蓋オーブナ 3 8は補強板後 3 7の下側にね じ止め固定されていて、 スロ ッ トイ ン動作の際にカセッ ト 2 0 0の蓋 2 0 1 とカセッ トス ト ッパ 82を開放する働きを している (第 24図参照) 。 [0093] 上記補強板前組立 84は補強板前 8 5、 ドアロック レバー 86 , 87、 2個の ドアロ ッ ク レバ一スプリ ング 88、 ト レ ィ検出レバ一 89、 ト レイ検出スィ ツチ 9 0で構成される。 補強板前 85は左右に位置決め穴 8 5 aが設けられ、 この位 置決め穴 8 5 aにはサイ ドシャーシ 1 0 , 2 6に設けられた 位置決め部 1 0 e , 26 eが係合される。 そして、 この捕強 板前 8 5はサイ ドシャーシ 1 0 , 2 6に対して、 ねじ止めに より高精度の幅寸法を有して取付けられる。 補強板前 8 5は 動作機構部筐体の補強を行うとともに、 セッ 卜の上部に外力 が加わって上部キヤ ビネッ トが変形したときのリ ミ ツタを兼 用する。 そして、 カセッ ト 2 0 0を取り出すときに、 予想外 の力でカセ ッ 卜の手前側が持上げられた場合にも補強板前 8 5の前面部が当接してリ ミ ッタとなり (第 3 6図参照) 、 カセッ ト 2 0 0がキャ ビネッ ト 2 1 0のカセッ 卜出入れ開口 部を持ち上げて変形させることを防止する。 この場合、 補強 板前 8 5の前面部は所定の角度だけ上方に折曲すると良い。 上記補強板前 85には ト レイ検出レバー 89が回動自在に 軸支される。 また、 補強板前 8 5には ト レイ検出レバー 89 に対応して ト レイ検出スィ ツチ 9 0が設けられる。 この ト レ ィ検出レバー 89はラ ッ クスライダ 3 0により作動制御され、 ト レィ検出スィ ッチ 9 0を切替制御する。 即ち、 ト レィ検出 スィ ツチ 9 0は、 ト レイ検出レバー 89の後方部 89 aがラ ッ クスライダ 3 0の凸部 3 0 kによって、 また、 ト レィ検出 レバー 89の手前部 89 b力 ト レィ レール 80の突片 80 c によつて作動されることにより、 スロ ッ トアウ ト位置とスロ ッ トダウン位置の両位置で 0 N状態に設定される。 そして、 この ト レィ検出スィ ッチ 9 0は上記位置以外において、 その 復元力によって ト レイ検出レバーを反転させ、 O F F状態に 切替えられる。 [0094] 補強板前 85には ドアロッ ク レバー 86 , 87がそれぞれ 回動自在に軸支される。 ドアロック レバ一 86, 87は動作 ポス ト 86 a , 87 a、 ロッ ク爪部 86 b , 87 b と動作ポ ス ト 8 6 c , 87 cを有する。 そして、 ドアロッ ク レバー 86, 87は前記ト レイフ レーム 6 0の溝 6 0 d , 6 0 cを 第 3 7図に示すようにガイ ドするとともに、 この溝 6 0 d, 6 0 cに制御されて、 キャ ビネッ ト 2 1 0のカセッ ト出し入 れ開口部を開閉するカセッ ト ドア 2 1 1のロック部材 2 1 2 をロ ッ クまたは解除する (第 38 A図, 第 38 B図, 第 3 9 図参照) 。 カセッ ト ドア 2 1 1はキャ ビネッ ト 2 1 0に回動自在に軸 支されていて附勢スプリ ング 2 1 3によって閉じる方向に附 勢されている。 一方、 ドアロ ック レバ一 86, 87はそれぞ れ ドアロ ッ ク レバ一スプリ ング 88によってカセッ ト ドア 2 1 1のロック部材 2 1 2をロックする方向に附勢されてい る。 そして、 ト レィ組立 5 9がスロ ッ トイ ン状態からスロ ッ トアウ ト動作が開始されると、 ト レィ組立 5 9に押されて力 セッ ト ドア 2 1 1 は附勢スプリ ング 8のばね力に抗して開か れる (第 38 B図参照) 。 この際、 ドアロ ッ ク レバー 86 , 8 7 は、 その動作ポス ト 8 6 c, 8 7 c力、 ' ト レイ フ レーム 6 0の溝 6 0 d , 6 0 c に係合されることにより、 ト レィ 組立 5 9のスロ ッ トアウ トにと もなって、 ドアロ ッ ク レバ - 8 6 , 8 7のロ ッ ク爪部 86 b , 8 7 bがカセッ ト ドア 2 1 1のロ ック部材 2 1 2より離脱されて解除される。 [0095] 即ち、 ト レイ組立 5 9はスロ ッ トアウ ト動作にともなって、 その溝 6 0 d , 6 0 c に ドアロッ ク レバー 86 , 87の動作 ボス 86 a, 87 aが係合されることにより、 該ドアロ ッ ク レバー 86 , 87を ドアロッ ク レバースプリ ング 88の附勢 力に杭して回動させ、 そのロッ ク爪部 86 b, 87 bによる カセッ ト ドア 2 1 1のロッ ク部材 2 1 2のロックを解除する。 その後、 卜 レイ組立 5 9はスロッ トアウ トされると、 カセッ 卜 ドア 2 1 1を附勢スプリ ング 8の附勢力に抗して押圧する ことにより、 開位置まで開く。 [0096] なお、 カセッ ト ドア 2 1 1のロッ ク部材 2 1 2の先端は ド アロッ ク レバー 86, 87のロッ ク爪部 86 b , 87 bを押 し退けるためにテーパ形状に形成されている。 このテーパ形 状は、 仮にカセッ ト ドア 21 1が閉じるときに部品精度バラ ツキ等によってカセッ ト ドア 21 1のロッ ク部材 2 1 2と ド アロック レバー 86, 87のロック爪部 86 b b , 87 bカ《 干渉することがあってもカセッ ト ドア 21 1が最後まで閉じ られるように配慮したものである。 [0097] また、 ト レイ組立 59がスロッ トァゥ ト状態からスロッ ト イ ンされると、 ドアロック レバ一 86, 87は、 その動作ポ ス ト 86 c, 87 cが、 ト レイ フ レーム 6 0の溝 60 c , 60 dから外れて ドアロック レバースプリ ング 88によって 回動附勢される。 すると、 ドアロック レバー 86, 87は、 そのロック爪部 86 b, 87 bがカセッ ト ドア 2 1 1のロッ ク部材 21 2に係合され、 カセッ ト ドア 2 1 1を閉じた位置 でロックする (第 38 A図参照) 。 [0098] このように ト レイ組立 59がキヤ ビネッ ト 2 1 0の中に収 納されたスロッ トイ ン状態にあっては、 カセッ ト ドア 21 1 が閉じた状態で口ッ クされるように構成していることで、 ス ロッ トァゥ 卜の際、 オペレータが手を挟まれたりする怪我の 防止を図っている。 [0099] カセッ ト ドア 21 1とキャ ビネッ ト 2 1 0の間には第 2の オープン Zク ローズスィ ツチ 1 0 0が図示しない弾性部材 を介して設けられており (第 3 9図参照) 、 カセッ ト ドア 21 1の閉じた位置において該弾性部材 (図示せず) の予圧 で切替作動される。 この状態では第 2のオープン クローズ スィ ッチ 1 00は所定のク リアランスを持って 0 F F状態と なつており、 カセッ ト ドア 2 1 1が上記弾性部材 (図示せず) の弾性力に杭してさらに閉じる方向に附勢されたときに第 2 のオープンノクローズスィ ッチ 1 0 0が O Nされる。 なお、 このカセッ ト ドア 2 1 1のリ ミ ッタである弾性部材 (図示せ ず) は、 第 2のオープン Zクローズスィ ッチ 1 0 0そのもの を兼用することも可能である。 このカセッ ト ドア 2 1 1が閉 じられているときには、 例えば別に設けたオープン クロー ズスィ ッチ 1 0 1を押圧操作することでスロッ トァゥ 卜させ ることができるが、 その他、 カセッ ト ドア 2 1 1を押圧操作 することによっても可能となつている。 [0100] なお、 第 2オープン/クローズスィ ッチ 1 0 0およびォ一 プン/クローズスイ ッチ 1 0 1はそれぞれの出力端が前記制 御部 3 0 0に接続され、 その 0 N— 0 F Fに応動して制御部 3 0 0がカセッ ト ドア 2 1 1 の開閉を行う。 [0101] 補強板前下組立 5 4は補強板前下 5 5、 左右 2個のポップ ァップ制御レバー保持板 5 6、 左右 2個のポップアップ制御 レバー 5 7、 左右 2個のポップアツプ制御レバースプリ ング 5 8で構成される。 補強板前下 5 5はサイ ドシャーシ 1 0 , 2 6と補強板前 8 5に挟持される形で取付けられている。 補 強板前下 5 5は動作機構部筐体の補強を行うと共に、 サイ ド シャーシ 1 0 , 2 6間の高精度の幅寸法を保ち、 且つオペレ 一夕に対しメカデッキ内部を目隠しする働きをする。 補強板 前下 5 5の左右部には前記ポップアップ制御レバー 5 7を回 動自在に軸支したポップアツプ制御レバー保持板 5 6がねじ 止め固定されている。 先に説明したように、 ポップアップ制 御レバー 5 7は ト レイ組立 5 9のポップアップスライダ 6 2, 6 6の曲げ部 62 c , 66 c に係合することで選択的ポップ ァップ機構を動作する。 ポップアップ制御レバー 5 7はポッ プアップ制御レバ一スプリ ング 58によってポップスライダ 6 2 , 6 6の曲げ部 62 c , 6 6 cに係合する方向に附勢さ れていて、 スロ ッ トアウ ト動作ではポップアップスライダ 6 2 , 66の曲げ部 6 2 c , 66 cに係合して、 これを動作 させ、 スロッ トイ ン動作ではポップアップスライダ 6 2、 ポ ップアップスライダ 66の曲げ部 62 c , 66 cに押されて 逃げる方向に回動される。 [0102] 駆動力を左右のサイ ドシャーシ部に同期して伝達する駆動 伝達部は、 コネク トスプリ ング 4 9、 コネク トギヤ 5 0、 ト レイ ドライブシャフ ト 5 1、 ト レイ ドライブギヤ 5 2, 53 で構成される。 トレィ ドライブシャフ ト 5 1はサイ ドシヤー シ 1 0 , 26を貫通して設けられており、 その左右両端には ト レイ ドライブギヤ 5 2 , 53が軸支される。 ト レイ ドライ ブギヤ 5 2 , 5 3は、 第 4 0図に示すように ト レイフレーム 6 0のラックギヤ部 6 0 a , 6 0 bと嚙合いこれらを動作す る小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a と、 この小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a の外径より も若干径が大き く サイ ドシャーシ 1 0 , 26に支 持される軸受け部 5 2 d , 5 3 dと、 ラッ クスライダ 14 , 3 0のラ ックギヤ部 14 e , 3 0 e と嚙合いこれらを動作す る大ギヤ部 5 2 b , 5 3 b とで構成される (第 4 1図参照) 。 これにより、 ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3は単純な上下割 り型で樹脂成形することができる。 そして、 これら ト レイ ド ライブギヤ 5 2 , 5 3は、 第 4 2図に示すように六角の押出 し成形された ト レイ ドライブシャ フ ト 5 1 に取付けられ、 そ の小ギヤ部 5 2 a , 5 3 aが 6の倍数の歯数に設定される。 これにより、 ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3は左右のギヤ位 相を気にする ことなく 容易に組込むことがすのう と可能と なる。 また、 小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a と大ギヤ部 5 2 b, 5 3 b のギヤ歯数の比は ドライ ブギヤ 1 6 , 3 2のギヤ部 1 6 a , 3 2 a とギヤ部 1 6 b , 3 2 bのギヤ歯数の比と同 じ 1 : 2 (例えば 1 2歯 ; 24歯) で構成される。 そして、 これら小ギヤ部 5 2 a, 5 3 a と大ギヤ部 5 2 b , 5 3 bに は、 2歯毎に位相の合うマーク Xが互いに対応させて設けら れており (第 4 1図参照) 、 互いのマークが合うように組立 られる。 なお、 このギヤ歯数の比は 1 : 2でなく と も、 1 : 整数であって ドライブギヤ 1 6, 3 2の内側のギヤ部 1 6 a , 3 2 a と外側のギヤ部 1 6 b , 3 2 bのギヤ歯数の比と同じ であれば同様な効果が得られる。 [0103] また、 ト レイ ドライ ブギヤ 5 2, 5 3は、 その小ギヤ部 5 2 a , 5 3 aを ドライブギヤ 1 6 , 3 2のギヤ部 1 6 a , 3 2 a と同じ歯数に形成し、 ト レィ レール 7 6, 80のラ ッ クギヤ部 7 6 b , 80 bおよびラ ックスライダ 14 , 3 0の ラ ッ クギヤ部 1 4 f , 3 0 f を同一のシャ フ トギヤ 1 8 , 34で作動可能に構成しているが、 必ずしも同じ歯数、 同じ モジュールである必要はない。 この場合には、 ト レイ ドライ ブギヤ 5 2 , 5 3の小ギヤ部 5 2 a , 5 3 a と ドライブギヤ 1 6, 3 2の内側のギヤ部 1 6 a , 3 2 aのピッチ円径の比 と、 シャフ トギヤ 1 8, 34のギヤ部のピッチ円径の比を同 じにする必要がある。 [0104] 例えばドライブギヤ 1 6, 3 2のギヤ部 1 6 a , 3 2 aの ピッチ円径に対して ト レイ ドライブギヤ 5 2 , 5 3の小ギヤ 部 5 2 a , 5 3 aのピッチ円径を大きく した場合には、 ト レ ィ ドライブギヤ 5 2, 5 3で駆動される ト レイ組立 5 9の水 平移動の減速比は大きく なり、 指や手を挟まれたときの力が 弱められる。 前述したように水平移動の動作負荷は上下移動 の動作負荷に比べて小さいことにより、 上記のようにそれぞ れのピッチ円径を異ならせて、 各々に適正な減速比を与える ことで、 駆動モータ 3 5を 1種類の駆動電圧で安全、 且つ信 頼性の高い駆動が実現される。 このように、 水平移動用の駆 動電圧を上下移動に比べて低く設定することなく、 水平移動 および上下移動の双方を 1種類の駆動電圧に設定し、 指や手 を挟まれたときの力のみを弱めるように構成していることに より、 スロッ トイ ン動作が低速化されることがない。 [0105] また、 ト レイ ドライブギヤ 5 3にはコネク トスプリ ング [0106] 4 9を介してコネク トギヤ 5 0が同軸的に配設される。 コネ ク トギヤ 5 0は中継ギヤ 4 3からの駆動力が伝達され、 ト レ イ ドライブギヤ 5 2, 5 3、 ト レイ ドライブシャフ ト 5 1に 伝達する。 このように、 駆動力はト レィ ドライブギヤ 5 2, [0107] 53、 ト レイ ドライブシャフ ト 5 1に伝達された後、 左右の サイ ドシヤーシ部に伝達するように構成していることにより、 途中経路のギヤのバックラッ シュの影響が取除かれ、 スムー ズなスロッ トイ ン、 スロ ッ トァゥ ト動作が得られる。 コネク トスプリ ング 4 9は ト レイ ドライブギヤ 5 3とコネ ク トギヤ 5 0のそれぞれから出ているボス 5 3 c , 5 0 aを 当接させるように係着される。 スロッ トァゥ ト状態ではコネ ク トギヤ 5 0の駆動力がコネク トスプリ ング 4 9を介して ト レイ ドライブギヤ 5 3に伝達される (第 4 3 B図参照) 。 そ して、 スロ ッ トイ ン状態ではコネク トギヤ 5 0の駆動力が 直接に ト レイ ドライブギヤ 5 3に駆動力が伝達される (第 4 3 A図参照) 。 また、 スロッ トァゥ ト状態において、 ス口 ッ トイ ンを開始させようと して ト レイ組立 5 9が押圧操作さ れた場合は、 ト レィ組立 5 9のラ ックギヤ部 6 0 a, 6 0 b によって、 ト レイ ドライブギヤ 5 2 , 5 3が回転される。 こ のとき、 コネク トギヤ 5 0は駆動モータ 3 5に直結になつて おり、 動作負荷が大きく 回転できないがコネク トスプリ ング 4 9がたわむことによって、 ト レイ ドライブギヤ 5 2, 5 3 を回転させる (第 4 3 C図参照) 。 そして、 前述したように ト レイ組立 5 9の作動部が 卜 レイ検出レバー 89から外れる と、 これによつて、 上記ト レィ検出スィ ッチ 9 0は O Nから O F Fに切替わり、 ここに、 駆動モータ 3 5が回転され、 ス ロッ トィ ンが開始される。 [0108] なお、 ト レイ ドライブギヤ 5 2 , 5 3は ト レイ検出スイ ツ チ 9 0が 0 Nから 0 F Fに切替わった状態において、 さらに コネク トギヤ 5 0に対してコネク トスプリ ング 4 9のたわみ 量だけ相対的に回転できる余裕がある。 これにより、 コネク トスプリ ング 4 9は ト レイ組立 5 が、 そのばね力に抗して 押圧操作するだけの小さな操作力でされると、 そのたわみ量 だけ ト レイ組立 5 9の移動を許容して、 ト レィ検出スィ ッ チ 9 0を 0 Nさせ、 上述したようなスロ ッ トイ ン動作が開始さ れる。 [0109] コネク トスプリ ング 4 9の代替案として、 ト レイ組立 5 9 にスロッ トァゥ ト位置を保持するク リ ック機構等で構成する ことも可能である。 この場合には、 スロッ トアウ トでク リ ツ ク機構等でスロッ トァゥ ト位置を保持するまで駆動モー夕 3 5を回転継铳し、 その後、 ト レィ検出スィ ッチ 9 0が 0 N から 0 F Fに切替わつた状態で、 駆動モータ 3 5を若干逆転 させてコネク トギヤ 5 0を ト レイ ドライブキヤ 52, 53に 対して相対的に回転させる。 これにより、 ト レイ ドライブギ ャ 5 2, 53は、 スロッ トアウ ト状態において、 ト レイ ドラ イブギヤ 5 3とコネク トギヤ 5 0のボス 5 3 c, 5 0 aが当 接するまでの間、 駆動モータ 3 5から切り離される。 従って、 スロッ トイ ンさせるための揷入力と しては、 ク リ ツク機構等 を解除する力だけで済み、 同様に小さな操作力でスロ ッ トイ ンが可能となる。 [0110] また、 上記コネク トスプリ ング 4 9にあっては、 上記ク リ ッ ク機構等を用いた場合と同様に、 スロッ トアウ ト後もさら に回転を継続させ、 コネク トスプリ ング 4 9がたわんで逃げ てト レイ ドラィブギヤ 5 3とコネク トギヤ 5 0のそれぞれか ら出ているボス 53 c , 5 0 cで直接駆動力を伝達してスロ ッ トアウ ト動作を完了させる。 次に、 ト レイ検出スィ ッ チ 9 0が O Nから O F Fに切替わつた状態において、 駆動モー 夕 3 5が若干逆転されて停止され、 コネク トギヤ 5 0はト レ イ ドライブギヤ 5 2, 5 3に対して相対的に所定の角度回転 される。 これにより、 コネク トスプリ ング 4 9の附勢力はさ らに軽減され、 同様に小さな操作力でスロ ッ トイ ンが可能と なる。 [0111] 上記サイ ドシャーシ組立 2 5の外側にはダンパー 9 2が前 記 ドライ ブギヤ 3 2に嚙合うように設けられる。 ダンパー 9 2はスロ ッ トァゥ ト動作をスムーズにする効果があり、 例えば一方向クラ ッチ機能をもたせ、 スロ ッ トイ ンの際にダ ンパー機能が作用せず、 スロッ トァゥ 卜の際にダンパー機能 が作用するようにして、 スロッ トイ ンのための操作力がダン パー分だけ軽減されるように配設される。 ダンパー 9 2は第 4 4図に示すように ドライブギヤ 3 2に嚙合うギヤ部 9 2 a とダンパー本体 9 2 bで構成される。 ダンパー本体 9 2 bに は第 4 5図に示すように回転ボス 9 2 じ が、 ギヤ部 9 2 aの 回転中心軸と同軸に設けられ、 この回転ボス 9 2 c は前記サ ィ ドシャーシ 2 6に設けられた案内用長穴 2 6 f を貫通して 該サイ ドシャー シ 2 6の内側に突出される。 この回転ボス 9 2 c にはサイ ドシャーシ 2 6の内側で、 逃げ部 1 1 0 a と 係止部 1 1 0 bを有する回転板 1 1 0が固定されていて、 ダ ンパー 9 2を回転自在で、 且つ、 長穴 2 6 f に沿って摺動自 在に保持されている。 サイ ドシャーシ 2 6には回転板 1 1 0 の係止部 1 1 0 bと係合する係止形状 2 6 gが設けられる。 すなわち、 第 4 6 B図に示すように ドライブギヤ 3 2がス ロッ トアウ ト方向に回転した場合、 ダンパー 9 2は回転ボス 9 2 c と長穴 2 6 f との若干の回転負荷と ドライブギヤ 3 2 の回転方向により、 前面方向に附勢させられてサイ ドシヤー シ 26の係止形状 2 6 gと回転板 1 1 0の係止部 1 1 0 aが 係合される。 これによ り 、 ダンパー 9 2 はダンパー本体 9 2 b の回転が制止されるのでダンパー機能が働く (第 46 B図参照) 。 [0112] また、 ドライブギヤ 3 2がスロ ッ トイ ン方向に回転された 場合、 ダンパー 9 2は ドライブギヤ 3 2の回転方向と回転 ボス 9 2 c と長穴 2 6 f との若干の回転負荷、 および回転 板 1 1 0の逃げ部形状により後方方向に附勢され、 回転板 1 1 0の係止部 1 1 O bがサイ ドシャーシ 2 6の係止形状 26 gから離脱される。 これにより、 ダンパー 9 2はダンバ 一本体 9 2 bがギヤ部 9 2 a と一緒に回転され、 ダンパー機 能が働かなく なる (第 4 6 A図参照) 。 このように、 ドライ ブギヤ 3 2の回転方向と、 サイ ドシャーシ 26の長穴 26 ί と、 回転ボス 9 2 c と長孔 26 f の若干の回転負荷と、 サイ ドシャーシ 2 6の係止形状 26 gと、 回転板 1 1 0が協働し て一方向有効ダンパーを構成する。 [0113] 次に、 カセッ ト 2 0 0の装着および取出し動作について説 明する。 [0114] 先ず、 カセッ ト 20 0が収容されていない停止状態では、 ト レイ組立 5 9が第 3の停止位置で停止されている。 この状 態から 卜 レイ組立 9をスロッ トァゥ 卜する場合はオープン ク ローズスィ ッチ 1 0 1あるいはカセッ ト ドア 2 1 1を押圧 操作する。 すると、 オープン Zクローズスィ ッチ 1 0 aある いはカセッ ト ドア 2 1 1で動作される第 2のオープン/ク 口 ーズスィ ッチ 1 00は ONされ、 O N信号を制御部 300に 出力する (第 1 1図参照) 。 制御部 3 0 0は 0 N信号に応 動して、 駆動回路 3 0 1に駆動信号を出力する。 駆動回路 30 1は、 駆動モータ 35を電源回路 30 2からの第 1の電 圧で駆動モータ 35を回転させ、 ト レィ組立 59をスロッ ト アウ トさせる。 この際、 テープカセッ ト 200が挿入されて いないことにより、 ト レィ組立 59は、 その選択式ポップァ ップ機構の作用により 2個のポップアップレバー 70が下が つた位置に制御され、 カセッ ト 200が収容可能となる。 すなわち、 上記卜 レイ組立 59が前面方向に移動してく る 途中において、 ト レィ検出レバ一 89力 ト レィ組立 59の作 動部によって動作され、 ト レィ検出スィ ッチ 90は、 O F F から ONに切替わる。 制御部 300は、 これを検出して、 駆 動モー夕 35を第 1の電圧で所定時間回転駆動を継続させた 後、 第 2の電圧で駆動モータ 35を所定の時間反転させ、 次 に、 駆動モータ端子間をショー ト してブレーキを掛けて停止 させ、 その後、 駆動モータ端子間をオープンにして待機され てスロ ッ トァゥ ト状態が保たれる。 このスロ ッ トァゥ 卜の際、 第 1の電圧は通常の動作を行う電圧であり、 第 2の電圧は安 全対策のために設定された電源回路で第 1の電圧より低く設 定される。 [0115] このように、 スロ ッ トアウ トエン ドにおいて、 所定時間回 転継続させるのは、 確実にェン ド位置まで附勢させるためで あり、 その後、 駆動モータ 35を所定の時間反転させるのは コネク トギヤ 50を ト レイ ドライブギヤ 52, 53に対して 所定量だけ相対的に回転させて、 次のスロッ トイ ン動作のた めの ト レィ組立 5 9の押圧操作に備えるためである。 この所 定量の相対的回転は駆動モータ 3 5の所定時間反転を第 2の 電圧で行う ことと、 その後の駆動モータ端子間ショー トブレ ーキによって、 ト レイ組立 5 9が押込まれたときに ト レィ検 出スィ ッチ 9 0が O Nから O F Fに切替わった後も、 ト レィ ドライブギヤ 5 3がコネク トギヤ 5 0に対して回転できる所 定の余裕がある位置に精度良く停止させることができる。 [0116] また、 駆動モータの端子間のオープンは、 仮に何等かの 原因で駆動モータ 3 5が駆動されなかった場合の対策であ る。 例えばマニュアル操作でト レイ組立 5 9をキャ ビネッ ト 2 1 0内に押込む場合は、 途中から駆動モータ 3 5が動作状 態になるが、 それまでの間、 駆動モータ端子間がオープンに なっているので、 比較的小さな押圧操作力で押込むことがで きる。 そして、 セッ 卜の電源が入っていない状態でも、 駆動 モータ端子間がオープンになつているので比較的軽い押圧操 作力でト レイ組立 5 9をキャ ビネッ ト 2 1 0内に押込むこと ができる。 [0117] 次に、 スロッ トアウ ト状態からスロッ 卜イ ンさせる場合に は、 前述したようにオープン クローズスィ ツチ 1 0 1を切 替操作あるいは ト レイ組立 5 9を押圧操作することにより実 施される。 すなわち、 オープン クローズスィ ッチ 1 0 1が 押された場合は該スィ ツチ 1 0 1 の O Nを制御部 3 0 0が 検出 して駆動モータ 3 5を駆動回路 3 0 1 および電源回路 3 0 2を介して第 2の電圧で回転させスロッ トイ ンさせる。 そして、 卜 レイ組立 59が押圧操作された場合、 ト レィ組立 59のラ ッ クギヤ部 60 a , 60 bで動作される 卜 レイ ドラ イブギヤ 52、 ト レイ ドライブギヤ 53は、 コネク トスプリ ング 49がたわむことによって、 コネク トギヤ 5〇に対して 相対的に回転して駆動モータ 35とは切り離されるので、 軽 い押圧操作力で押込むことができる。 ト レィ組立 59が押込 まれて ト レイ組立 59の作動部がト レイ検出レバ一 89から 外れると、 ト レィ検出スィ ッチ 90は 0 Nから 0 F Fに切替 わる。 すると、 制御部 300はこれを検出して、 駆動モータ 35を駆動回路 30 1および電源回路 302を介して第 2の 電圧で回転させスロッ トイ ンさせる。 [0118] スロッ トァゥ トェン ドではテープェン ド検出のための透過 光は透過状態となり、 水平移動の終了付近の前記第 3の停止 位置では、 ラックスライダ 14またはセンサシャ ツタ 1 9と ラックスライダ 30の動作によって、 左側が遮蔽、 右側が透 過と よ ^ [0119] なお、 カセッ ト 200なしでスロッ トイ ンされた場合は、 第 3の停止位置の、 テープエン ド検出のための透過光の左 側が遮蔽に切替わつた位置で、 カセッ ト検出スィ ツチ 8力《 O F Fになっていないので、 制御部 300がこれを検出して 第 3の停止位置で駆動モータ 35を停止する。 [0120] そして、 カセッ ト 200を装着してスロッ トイ ンされると、 カセッ ト検出スィ ツチ 8は第 3の停止位置の手前で O Nから O F Fに切替わる。 すると、 制御部 300は、 次ぎにテープ エン ド検出のための透過光の左側が遮蔽に切替わった位置を 第 3の停止位置と判断して、 駆動モータ 3 5の電圧を第 2の 電圧から第 1の電圧に切替える切替信号を駆動回路 3 0 1 に 出力する。 駆動回路 3 0 1 は電源回路 3 0 2からの電圧を第 1の電圧に切替えて駆動モータ 3 5を駆動制御し、 さらにス ロッ トイ ン動作させる。 ト レィ組立 5 9は、 そのラ ッ クギヤ 部 6 0 a, 6 0 bに啮合っている ト レィ ドライブギヤ 52 , 5 3によつて後方に水平動作されるが、 水平移動の終了位置 で ト レイ レール 7 6, 8 0は、 そのラ ッ クギヤ部 7 6 b , 8 0 b力《シャ フ トギヤ 1 8 , 34に喃合いこれを動作させ る。 すると、 シャフ トギヤ 1 8, 34はラッ クスライダ 14, 3 0のラ ックギヤ部 14 f , 3 0 f に嚙合い、 ラ ックスライ ダ 14 , 3 0が前面方向に動作される。 ト レィ組立 5 9の ト レイフレーム 6 0のラッ クギヤ部 6 0 a , 6 0 bはト レイ ド ライブギヤ 5 2 , 5 3力、ら外れ、 ラ 'ゾクスライダ 14, 3 0 は ドライブギヤ 1 6 , 3 2に切替式に嚙合って、 さらに前面 方向に動作され、 ト レイ組立 5 9がト レイ リ フター組立 1 に 収容保持される。 次に、 ラ ックスライダ 14 , 3 0が前面方 向に動作されると、 ラ ッ クスライダ 1 4 , 3 0のリ フ ト溝 1 4 a , 1 4 b , 2 0 a , 2 0 bによって、 リ フ夕一動作 部 3が案内されて ト レイ リ フター組立 1が下降され、 これ に伴って、 ト レィ組立 5 9は下降されてカセッ ト 2 0 0を テープ駆動部に装着する。 このラックスライダ 14の前面方 向の移動に連動してスィ ツチ 24は O F Fから O Nに切替わ る。 同時に、 ラックスライダ 3 0は前面方向の移動終了位置 で ト レイ検出レバー 89を動作して ト レイ検出スィ ツチ 9 0 を O F Fから ONに切替える。 こ こで、 制御部 300はスィ ツチ 24が 0 N状態で、 ト レィ検出スィ ッチ 9◦が 0 F F力、 ら O Nに切替ったことを検出して駆動モー夕 35を停止させ、 スロ ッ トイ ン動作を完了させる。 [0121] なお、 制御部 300はスロ ッ トイ ン開始から第 3の停止位 置までの所用時間を監視していて、 通常の動作時間に余裕係 数を乗じて設定される異常検出時間を経過した場合、 異常検 出が働いて駆動モー夕 35を反転させ、 ト レィ組立 59を排 出させる。 従って、 カセッ ト 200がない状態でオペレータ が誤つて手または指を入れた状態で、 スロッ トイ ンされ、 キ ャ ビネッ ト 2 1 0と ト レイフレーム 60の間で挟まれた場合 には、 異常検出が働いて駆動モータ 35が反転されて解除さ れ、 スロッ トアウ トされる。 この際、 スロッ トィ ンの水平移 動は第 2の電圧で駆動されて、 力が軽減されていることによ り、 仮に手や指が挟まれた場合にも、 オペレータの安全が保 たれる。 [0122] 上記監視する時間としては、 上記のようなスロッ トイ ン開 始から第 3の停止位置までの時間ではなく 、 スロ ッ トイ ン開 始からカセッ ト検出スィ ツチ 8が ONから O F Fに切替わる までを監視区間と して設定しても良い。 例えば、 カセッ ト検 出スィ ッチ 8が切替わる位置を第 3の停止位置の若干手前で、 且つ ト レィ組立 59がキヤ ビネッ ト 21 0内に隠れる位置に 設定し、 このカセッ ト検出スィ ッチ 8が切替わるまでを監視 する時間とする。 これにより、 通常の動作時間に余裕係数を 乗じて設定される異常検出時間が短縮化され、 さらに安全性 の向上が図れる。 [0123] また、 カセッ ト有りの場合のスロッ 卜イ ン途中での駆動モ 一夕 3 5の第 2の電圧から第 1の電圧への切替えをカセッ ト 検出スィ ッチ 8の切替え位置で行うようにしても良い。 この 場合にも、 カセッ トなしの状態におけるスロッ トイ ンにおい ては、 第 3の停止位置に到達した時点で優先的に停止させる こができる。 [0124] そして、 スロッ トイ ンされた ト レイ組立 5 9からカセッ ト 取出しを行う場合には、 再びオープン Zク ローズスィ ッチ 1 0 1を切替操作するか、 あるいは ト レイ組立 5 9を押圧操 作する。 すると、 制御部 3 0 0はオープン Zクローズスィ ッ チ 1 0 1あるいは第 2のオープン Zクローズスィ ツチ 1 0 0 が 0 Nされた切替信号を検出して駆動モータ 3 5を第 1の電 圧でスロ ッ トアウ ト方向に回転させる。 こ こで、 スロ ッ トィ ンの場合とは、 逆の順序で ドライブギヤ 1 6、 ドライブギヤ 3 2から ト レィ レール 7 6、 ト レィ レール 8 0への動作切替 えが行われ、 ト レイ組立 5 9がスロ ッ トァゥ 卜される。 そし て、 スロ ッ トァゥ トされると、 上述したように選択式ポップ ァップ機構が作用してポップアップレバー 7 0は一方端部が 上昇され、 ト レイ組立 5 9内のカセッ トの前面側を持上げ、 ここに、 オペレータはカセッ トを ト レイ組立 5 9内より取出 すことができる。 カセッ ト 2 0 0が取出されると、 上記ポッ プアップレバー 7 0は再び選択式ポップアップ機構の作用で —方端部が下降されて元の位置に復帰収容され、 次のカセッ ト装着に備えられる。 このよ う に、 上記カセッ ト装填装置では、 ト レイ組立 5 9 の 卜 レイ フ レーム 6 0の側壁に対して Cカセッ トアダプタ 2 5 0の C カセッ ト未ロ ーディ ング検出レバー 2 5 1が揷 通される貫通穴 6 0 f を設けている。 そして ト レイ組立 5 9 のスロッ トイ ン動作に連動して、 Cカセッ トアダプタ 2 5 〇 の Cカセッ ト未ロ ーディ ング検出レバー 2 5 1の動作の有無 を検出している。 そしてカセッ ト未口一ディ ング検出レバー 2 5 1がを未ロ ーディ ングのときは、 卜 レイ組立 5 9がスロ ッ トアウ トされるようになっている。 つま り、 Cカセッ ト未 ローデイ ング検出レバ一 2 5 1が非動作の状態の力セッ トァ ダプタ 2 5 0力 卜 レイ組立 5 に装着されると、 検出レバー 2 5 1が貫通穴 6 0 f 、 ト レィ レール 7 6の溝 7 6 aに突出 される。 そして、 ト レイ組立 5 9のスロ ッ トイ ン途中でガイ ドロ一ラ 4に検出レバー 2 5 1が当接して移送が規制される。 すると制御部 3 0 0 は、 例えばスロ ッ 卜 イ ン開始時にスター 卜するタイマーを持ち、 所定時間内にカセ ッ 卜検出が出来な いことを判定し、 今度は、 ト レィ組立 5 9の ドライブモータ を逆転させるように制御する。 これにより、 Cカセッ トァダ プ夕 2 5 0がテープ駆動部へ誤装着されるのが防止される。 よって Cカセッ トアダプタ 2 5 0の誤装着にともなう内部機 器の破損などが確実に防止される。 [0125] この発明は上記実施例に限ることなく、 その他、 この発明 の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿 m め 。 産業上の利用可能性 [0126] 以上のように、 この発明のカセッ ト装填装置によれば、 ト レイに対して、 Cカセッ 卜の未ローディ ングの状態の Cカセ ッ トアダプタが装着されても、 未口一ディ ングをスロッ トイ ン動作の途中で検出し、 卜 レイをスロッ 卜アウ トすることが できる。 従って、 ビデオテープレコーダなどのようにカセッ トを装填する必要のある機器に設けられる ト レィ式のカセッ ト装填システムに有効である。
权利要求:
Claims請求の範囲 ( 1 ) 磁気テープが巻装されるカセッ トと、 このカセッ トが着脱されるテープ駆動部を内部に収容する キヤ ビネッ 卜と、 このキャ ビネッ 卜に設けられるものであって、 前記カセッ トが着脱される前記キヤ ビネッ トの前面より突出される第 1 の位置、 及び前記カセッ トを前記テープ駆動部に装着する第 2の位置を司る ト レイと、 この ト レイを前記第 1 の位置と第 2の位置間に移動制御す る移送機構と、 前記カセッ トより小径な磁気テープの巻装される第 2の力 セッ トが収容されて、 前記 ト レイに対して前記カセッ トに替 えて着脱されるものであって、 前記第 2のカセッ トの磁気テ —プの有無を検出するカセッ ト未ローディ ング検出レバーが 設けられたカセッ トアダプタと、 前記 ト レイに設けられ、 前記カセッ トアダプタのカセッ ト 未口一ディ ング検出レバーを検出して前記 ト レイの第 1の位 置から第 2の位置への移動を阻止する レバー検出手段と、 このレバー検出手段による前記カセッ ト末口一ディ ング検 出レバ一の検出に応動して前記移送機構を反転して前記ト レ ィを第 1の位置に排出する制御手段と を具備したことを特徴とするカセッ ト装填装置。 ( 2 ) 前記レバ一検出手段は前記ト レイの側壁に設けら れた貫通穴であり、 この貫通穴に前記ト レイの前面側が低く スロッ トイ ン方向が高く なるように傾斜した前記カセッ ト末 口一ディ ング検出レバー案内用の傾斜部が設けられているこ とを特徴とする請求項 1記載のカセッ ト装填装置。
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公开号 | 公开日 DE69109603T2|1995-09-28| KR920701968A|1992-08-12| EP0480050B1|1995-05-10| KR940011350B1|1994-12-05| JPH03286459A|1991-12-17| US5329410A|1994-07-12| DE69109603D1|1995-06-14| EP0480050A1|1992-04-15| EP0480050A4|1992-07-08|
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Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
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