专利摘要:

公开号:WO1991015626A1
申请号:PCT/JP1991/000422
申请日:1991-03-29
公开日:1991-10-17
发明作者:Kazuhisa Niijima;Hiroshi Kiriyama;Yuuichi Yokoyama
申请人:Hoya Corporation;
IPC主号:D06P1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 重合物の着色方法 技術分野
[0002] 本発明は、 重合物を着色する方法に関するものであ る。 また本発明は、 成形型と一部接触した状態にある 重合物よりなる成形品を、 成形型より離型させつつ着 色する方法に関するものである。
[0003] 本発明は、 コ ンタク ト レンズ、 特にソフ ト コ ンタク ト レンズの着色のために好ま しく用いられる力 、 その 他、 例えばハイ ドロゲルからなるフィ ルム、 膜等のコ ンタク ト レンズ以外の各種重合物または成形品の着色 のためにも用いられる。
[0004] 背景技術
[0005] 従来、 ハイ ドロゲル樹脂体を染色する方法と しては 特開昭 5 3— 1 3 6 7 3号公報及び特開昭 5 3— 1 2 8 6 6 7号公報に記載された方法があるが、 これらの 方法はいずれも水、 あるいは水より もハイ ドロゲル樹 脂体を膨潤させる能力が高く 、 かつ水と相溶性のある 溶媒又は水と前記溶媒との混合溶媒によって、 ハイ ド 口ゲル樹脂体をあらかじめ充分に膨潤した状態とする ことが前提となっている。 即ち、 ハイ ドロゲル樹脂体 を充分膨潤させた後、 水溶性の染料またはそのロイ コ 体も しく はその無色体を浸透させ、 水不溶化ならびに 発色化処理を施すことによりハイ ドロゲル樹脂体が染 色される。
[0006] 前記 2つの公報で提案されている方法では、 要する に、 染色しょうとする重合物を膨潤させる工程と、 そ の後、 膨潤した重合物に水溶性の染料またはそのロイ コ体もしく はその無色体を浸透させる工程とが、 別々 の工程と して独立分離されている。 そのため前記方法 には、 膨潤した重合物への染料の浸透が不均一になり やすく 、 多数の重合物を均一の染色状態で染色するこ とが難しいという問題点があつた。
[0007] 本発明は上記問題点を解決するためになされたもの であり、 本発明の第 1の目的は、 重合物を少ない工程 数で大量にかつ均一に着色することが可能な重合物の 着色方法を提供することにある。
[0008] また本発明の第 2の目的は、 成形型と一部接触した 状態にある、 重合物よりなる成形品を、 少ない工程数 で成形型より離型させつつ大量にかつ均一に着色する ことが可能な成形品の着色方法を提供することにある。
[0009] 発明の開示
[0010] 本発明は、 上述の目的を達成するためになされたも のであり、 第 1の目的を達成する本発明の重合物の着 色方法は、 水又は水系混合溶媒中で膨潤する重合物を、 該重合物に親和力を有する着色剤を含有する水系混合 溶媒からなる処理液中に浸漬して、 該重合物を膨潤さ せることと、 該重合物の内部に前記着色剤を浸透させ ることとを同時に行なう工程と、
[0011] 前工程を経た前記重合物を、 水、 酸性水溶液又は酸 化剤水溶液に浸漬して、 前記着色剤を定着させる工程 と、
[0012] を含むことを特徵とする。
[0013] また第 2の目的を達成する成形品の着色方法は、 水 又は水系混合溶媒中で膨潤する重合物よりなり、 成形 型と一部接触した状態にある成形品を、 該成形品に親 和力を有する着色剤を含有する水系混合溶媒からなる 処理液中に浸漬して、 該成形品を成形型より離型させ ること、 該成形品を膨潤させること及び該成形品の内 部に前記着色剤を浸透させることを同時に行なう工程 と、
[0014] 前工程を経た前記成形品を、 水、 酸性水溶液又は酸 化剤水溶液に浸潰して、 前記着色剤を定着させる工程 と、
[0015] を含むことを特徴とする。
[0016] 発明を実施するための最良の形態
[0017] 第 1の目的を達成する、 本発明の重合物の着色方法 において、 着色に供せられる重合物は、 水又は水系混 合溶媒中で膨潤し得るものに限定され、 このよ うな重 合物と しては、 ヒ ドロキシェチルメ タク リ レー ト (H E M A ) 重合体, N—メチルピロ リ ドン (N V P ) 重 合体, N - ビニルピロ リ ドン ( N V P ) —メ チルメ タ ク リ レー ト (MM A ) 共重合体, H E M A— MM A— メ タク リ ル酸 (M A ) 共重合体, H E M Aと N V Pを 主成分とする共重合体, グリセロールメ タク リ レー ト 一 M M A共重合体, ポリ ビニルアルコール, ポリアク リルァ ミ ド, ポリアク リルァ ミ ド誘導体などの材料か らなるものが挙げられる。 重合物の形状は特に制限は なく 、 粉末状などの無定形のものや、 所定形状を有す るものが挙げられるが、 特にコ ンタク ト レンズ成形品 などが好ま しいものと して挙げられる。
[0018] なお、 着色に供せられる重合物は、 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中に浸漬され、 加熱処理を行なった後、 生 理食塩水またはコンタク ト レンズ保存液 (p H、 浸透 圧の調整された緩衝液) 中で平衝含水状態にする処理
[0019] (以下、 平衝含水化処理という) を施された重合物又 は成形品であっても、 平衝含水化処理を施されていな い重合物又は成形品であってもよい。 例えば、 コ ンタ ク ト レンズの場合、 原料モノマーを成形型中で直接
[0020] (共) 重合する方法 (スピンキャス ト法、 モール ドキ ヤス ト法) 、 原料モノマーを種々の重合用容器中で
[0021] (共) 重合後、 切削 ·研摩加工する方法等により得ら れたコンタク ト レンズ形状の成形品であればいかなる ものでもよい。 そして、 平衝含水化処理前の乾燥状態 のコ ンタク ト レンズであっても、 平衝含水化処理後の 含水状態のコ ンタク ト レンズであつてもよく 、 また無 色透明の市販の含水ソフ トコンタク ト レンズであって もよい。 本発明の重合物の着色方法においては、 先ず、 前記 重合物を、 この重合物に親和力を有する着色剤を含有 する水系混合溶媒からなる処理液中に浸漬する工程を 行なう。 着色剤は、 着色される重合物に親和力を有す るものであれば如何なるものも使用できる力 、 通常、 レッ ド 1 ; プル一 1 , 2 , 6 ; ブラウ ン 1 ; ブラ ッ ク 1 などの可溶性バッ ト染料や、 ブルー 1 , 3, 4 , 5 ; グリ ー ン 1, 3 , 1 3 , 4 5 ; オレンジ 3 , 5 , 1 3 などのバッ ト染料などを使用するのが好ま しい。 着色 される重合物の種類や着色しようとする色の種類によ つて着色剤は適宜選択される。
[0022] この着色剤を溶解する水系混合溶媒と しては、 水に、 メ タノ ール、 エタノール、 イ ソプロパノール、 n —ブ タノ ールなどのアルコール類 ; アセ ト ン、 メ チルェチ ルケ ト ンなどのケ ト ン類 ; エチレングリ コール、 プロ ピレンダリ コール、 ジエチレングリ コール、 ト リ ェチ レングリ コールなどのグリ コール類などの有機溶媒を 混合して得たものが好ま しい。 この水系混合溶媒中に 前記の着色剤を加えると、 着色剤が水系混合溶媒に均 一に溶解した処理液が得られる。
[0023] 着色剤を溶解する溶媒と して水系混合溶媒を用いる 理由は、 重合物の膨潤率を大きく することにより、 重 合物のポア半径を着色に適する大きさにまで大きく し、 着色剤を溶解した処理液を重合物全体に速やかに浸透 させて、 重合物を均一に着色させるてためである。 — Q ―
[0024] 溶媒と して水のみを用いた場合、 重合物の膨潤率が 小さく重合物のポア半径が小さいため、 着色剤を溶解 した処理液が浸透し難いという問題があり、 有機溶媒 のみを用いた場合、 着色剤の有機溶媒に対する溶解度 が小さいため、 着色に必要な濃度まで着色剤が溶解し 難いという問題がある。
[0025] この水系混合溶媒の水と有機溶媒との好ま しい混合 比率は、 2 0 : 8 0〜 8 0 : 2 0である。 その理由は、 この範囲以上に水の比率が大きい場合には、 重合物の 膨潤率が小さく 、 ポア半径が不足することがあり、 有 機溶媒の比率が大きい場合、 着色剤の混合溶媒に対す る溶解度が不足することがあるからである。 ただし、 バッ ト染料を使用するときはこの着色剤を溶解する水 系混合溶媒に還元剤等を添加し、 着色剤を均一に溶解 することが望ま しい。 還元剤を添加する理由はバッ ト 染料が水不溶性の染料であり、 還元剤を用いて水に可 溶性のロイ コ化合物とするためである。 還元剤と して 例えば、 ハイ ドロサルフアイ ト ( N a 2 S π 0 A ) 等 が好ま しい。
[0026] 前記の重合物を、 着色剤を含有する水系混合溶媒か らなる処理液中に浸漬することにより、 重合物は膨潤 し、 かつ重合物の内部に着色剤が均一に浸透する。
[0027] この水系混合溶媒には、 発色反応を速やかに進める ために例えば亜硝酸ナ ト リ ゥム、 亜硫酸ナ ト リ ゥム等 を添加することができる。 その好ま しい使用量は 0 . 5〜 2重量%である。 また、 この水系混合溶媒には、 着色処理液の安定性を増すために例えば炭酸水素ナ ト リ ゥム、 炭酸水素力 リ ゥム、 塩化ナ ト リ ゥム、 硫酸ナ ト リ ウム等を添加することができる。 その好ま しい使 用量は 0 . 5〜 2重量%でぁる。
[0028] 本発明の重合物の着色方法においては、 次いで、 前 工程を経た、 着色剤が浸透している膨潤重合物を、 水、 酸性水溶液又は酸化剤水溶液に浸漬する工程を行なう。 ここで用いる酸性水溶液あるいは酸化剤水溶液と して は、 酢酸、 硫酸、 硝酸、 塩酸、 次亜塩素酸、 ホウ酸な どの水溶液が挙げられる。 水、 酸性水溶液又は酸化剤 水溶液に浸漬することにより、 重合物中の着色剤は定 着され、 均一に着色された重合物が得られる。
[0029] なお、 重合物がソフ トコンタク ト レンズである場合、 上記の定着処理後に、 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中に 浸漬し、 加熱処理を行った後、 生理食塩水またはコン タク ト レンズ保存液 (p H、 浸透圧の調整された緩衝 液) 中で平衝含水状態にすることにより、 着色含水ソ フ トコンタク ト レンズが得られる。
[0030] 次に第 2の目的を達成する、 本発明の成形品の着色 方法について説明する。 本発明の成形品の着色方法は、 着色される物品が、 水又は水系混合溶媒中で膨潤する 重合物よりなり、 成形型と一部接触した状態にある成 形品である点でのみ、 前記の重合物の着色方法と相違 する。 従ってこの相違点のみを詳細に説明し、 その他 の点の説明は省略する。
[0031] 本発明の成形品の着色方法において、 着色される物 品は、 上述のように、 水または水系混合溶媒中で膨潤 する重合物よりなり、 成形型と一部接触 (通常は密着) した状態にある成形品であるが、 このような成形品と しては、 上部開放円筒状の重合用容器 (片面キャス ト 用成形型とも呼ばれる) などの成形型にモノマ一を注 入し、 熱または光重合する、 いわゆる片面キャス ト法 により得られるコ ンタク ト レンズ材料が挙げられる。 得られたコ ンタク ト レンズ材料は、 成形型の底部に密 着した状態にある。 上記成形型は、 ソフ トコンタク ト レンズ用の凸面あるいは凹面のどちらかの曲面を底部 に有し、 ポ リ エチレン、 ポ リ プロ ピレン、 ポ リ 力一ポ ネー ト、 ポ リ スルフ ォ ン等のプラスチッ ク材料により 形成されているのが好ま しい。 その理由は、 重合後、 成形品が成形型の底部に密着した状態で成形型ごと切 削研磨加工し、 上記コンタク ト レンズ材料をコ ンタク ト レンズの形状にすることができるからである。 なお、 切削研磨加工により、 成形型もその一部が削り取られ るが、 コンタク ト レンズの形状を有する成形品は、 成 形型の底部に密着した状態にある。 切削研磨加工後、 成形型の底部に密着しているコンタク ト レンズの形状 を有する成形品を、 該成形品に親和力を有する着色剤 を含有する水系混合溶媒からなる処理液中に浸漬する と、 成形品の膨潤および成形品の内部への着色剤の浸 透と共に、 成形品の成形型よりの離型が行なわれる。 次いで前記の重合物の着色方法におけると同様に、 水、 酸性水溶液又は酸化剤水溶液に浸漬すると、 着色 剤が定着され、 均一に着色された成形品が得られる。 なお、 定着処理後に、 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中で の浸漬処理、 加熱処理および生理食塩水またはコンタ ク ト レンズ保存液中での浸漬処理を順次実施すること により、 着色含水ソフ トコンタク ト レンズが得られる ことは、 前記の重合物の着色方法におけると同様であ る 0
[0032] このよ うに本発明の重合物の着色方法および成形品 の着色方法によれば、 重合物および成形品の膨潤と重 合物および成形品の内部への着色剤の浸透が同時に行 なわれるため、 これらを別々に行なう前記従来技術の 方法に比べ、 工程が簡略化されるだけでなく 、 重合物 および成形品の内部に着色剤が均一に浸透するという 顕著な利点が奏せられる。 従って多数の重合物および 成形品を少ない工程数で均一の着色状態に着色するこ とができ、 その工業的意義は極めて大きいものである c 以下、 実施例により本発明をさらに説明する。
[0033] 実施例 1
[0034] ヒ ドロキシェチルメ タク リ レー ト (H E M A ) を主 要モノマー成分とする無色透明の巿販ソフ トコ ンタク ト レンズ (商品名 : ホ一ャソフ ト) を、 着色剤—水系 混合溶媒からなる処理液 ( 0 . 0 3重量部の可溶性バ ッ ト染料ブルー 6、 5 0重量部の蒸留水、 5 0重量部 の試薬特級エタノール、 0 . 5重量部の試薬特級炭酸 水素ナ ト リ ゥムおよび 0 . 5重量部の試薬特級亜硫酸 ナ ト リ ウムからなる) 中に 7 5分間浸漬して、 ソフ ト コンタク ト レンズを膨潤させ、 同時に着色剤をソフ ト コンタク ト レンズの内部に浸透させた。 この段階でソ フ ト コ ンタク ト レンズは黄色ないし黄褐色に着色して いた。
[0035] 次に、 ソフ ト コ ンタク ト レンズを 1重量%硫酸水溶 液中に浸漬して、 着色剤を定着して、 青色に着色した ソフ ト コ ンタク ト レンズを得た。
[0036] 次に、 この着色コ ンタク ト レンズを 1重量%炭酸水 素ナ ト リ ウム水溶液中に 7 5分間浸漬した後、 さらに 新しい 1重量%炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液と交換し、 この炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中に 7 5分間浸漬した。 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液から着色コンタク ト レンズ を取り出し、 新たな 1重量%炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶 液中に移動し、 8 0 °Cで 9 ◦分間加熱し、 さらに生理 食塩水中で 8 0 で 9 0分間の加熱を 2回行ない、 青 色に着色した含水ソフ トコンタク ト レンズを得た。
[0037] 得られた着色含水ソフ トコンタク ト レンズを切断し、 その断面を光学顕微鏡で拡大観察したところ、 レンズ 中心部まで均一にむらなく青色に着色されており、 ま たレンズの形状変化もないことが確認された。
[0038] 比較例 1 H E M Aを主要モノマ一成分とする市販コ ンタク ト レンズ (商品名 : ホーャソフ ト) を 5 0重量部の蒸留 水と 5 0重量部のエタノールからなる混合溶媒に 7 5 分間浸漬しソフ ト コンタク ト レンズを膨潤させた。 そ の後 0 . 0 3重量部の可溶性バッ ト染料ブルー 6と 1
[0039] 0 0重量部の蒸留水からなる着色液に 7 5分間浸漬し た。 レンズ表面に過剰に付着する着色剤を蒸留水で洗 浄し、 0 . 5重量%の亜硝酸ナ ト リ ウム水溶液と 1重 量%の硫酸水溶液からなる溶液にコ ンタク ト レンズを 浸漬した後、 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム水溶液で処 理した。 その後は、 実施例 1 と同様に処理して青色に 着色した含水ソフ ト コ ンタ ク ト レンズを製造した。 こ の方法によればコ ンタク ト レンズは着色するが、 蒸留 水で流水洗浄をすると、 洗浄による着色剤の除去に均 一性がなく最終着色濃度に安定性を欠く ものとなった。 また、 蒸留水中にコ ンタク ト レンズを一定時間浸漬し 洗浄する場合も、 レンズ内から着色剤の拡散が生じた。 実施例 2
[0040] H E M A 9 9 . 8重量部、 エチレンダリ コールジメ タク リ レー ト (以下、 E D M Aと略す) 0 . 2重量部、 重合開始剤と して、 2 , 2 ' —ァゾビス— ( 2, 4 一 ジメチルバレロニ ト リル) (以下、 V— 6 5と略す) を全モノマー混合液 1 0 0重量部に対して 0 . 2重量 部添加して溶解させた。 次に、 この混合液を成形型に 注入し型を密封した後、 熱風循環式乾燥器中で 4 0 C で 2 5時間保持し、 次に 4 5 °Cまで 1 5時間、 4 5 °C から 6 0 。Cまで 1 0時間、 6 0 。Cから 8 0 。Cまで 8時 間、 8 0 °Cから 1 0 0 °Cまで 4時間かけて昇温し 1 0 0 Cで 8時間保持して重合を終了させた。 その後、 室 温まで冷却し、 共重合体を型から取り出した。 得られ た無色透明の硬質重合体を通常の加工技術により切削 •研磨を行ない、 コ ンタ ク ト レンズ形状に成形した。 次いで、 この硬質の状態のレンズを実施例 1で用い たのと同一の処理液中に 7 5分間浸漬して、 レンズの 膨潤と着色剤のレンズ内部への浸透を同時に行なつた < この段階でレンズは黄色ないし黄褐色に着色していた ( 次に、 レンズを 1重量%硫酸水溶液中に 7 5分間浸 漬した。 レンズは膨潤状態から収縮し青色の着色を呈 した。
[0041] 次に、 この着色レンズを 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウ ム水溶液中に 7 5分間浸漬した後、 さらに新しい 1重 量%炭酸水素ナ ト リ ウム水溶液と交換し、 この炭酸水 素ナ ト リ ウム水溶液中に 7 5分間浸漬した。 この状態 でレンズは、 含水ソフ ト コ ンタク ト レンズの最終製口
[0042] ΠΠ
[0043] 規格とほぼ同等の膨潤状態となり、 レンズをピンセッ トあるいは手指等で取り扱うに足る強度となつていた。 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液から着色コ ンタク ト レンズ を取り出し、 新たな 1重量%炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶 液中に移動し、 8 0 °Cで 9 0分間加熱し、 さらに生理 食塩水中で 8 0 °Cで 9 0分間加熱を 2回行ない、 青色 に着色した含水ソフ トコンタク ト レンズを得た。
[0044] この着色含水ソフ ト コ ンタク ト レンズは 1 0 0時間 沸騰水中で加熱しても着色の変化を生じなかった。 ま た厚生省公示のコンタク ト レンズ承認基準の溶出物試 験に適合した。
[0045] この着色ソフ ト コ ンタク ト レンズを切断し断面を光 学顕微鏡で拡大観察したところ、 均一にむら無く レン ズ中心部まで着色されていた。
[0046] 比較例 2
[0047] 実施例 2と同一組成のモノマー混合液を、 実施例 2 と同様の重合及び切削 ♦研磨を行ない、 コンタク ト レ ンズ形状に成形した。 次いで、 これを 5 0重量部の蒸 留水と 5 0重量部のエタノールからなる混合溶媒に 7 5分間浸漬して膨潤させた。 その後 0 . 0 3重量部の 可溶性バッ ト染料ブルー 6と 1 0 0重量部の蒸留水か らなる着色液に 7 5分間浸漬した。 レンズ表面に過剰 に付着する着色剤を蒸留水で洗浄し、 ◦. 5重量%の 亜硫酸ナ ト リ ゥム水溶液と 1重量%の硫酸水溶液から なる溶液にコ ンタク ト レンズを浸漬した後、 1重量% 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液で処理した。 その後は、 実 施例 2と同様に処理して青色に着色した含水ソフ ト コ ンタク ト レンズを製造した。 この方法によればコ ン夕 ク ト レンズは着色するが、 蒸留水で流水洗浄すると、 洗浄による着色剤の除去に均一性がなく最終着色濃度 に安定性を欠く ものとなった。 また、 蒸留水中にコ ン タク ト レンズを一定時間浸漬し洗浄する場合も、 レン ズ内から着色剤の拡散が生じた。
[0048] 実施例 3
[0049] コ ンタク ト レンズのベースカープ (内面カーブ) に 相当する曲率を底部に有する、 プラスチッ ク材料から なる上部開放円筒状の重合用容器 (片面キャス ト用成 形型) 中で重合した、 H E M Aを主要モノマ一成分と するソフ トコ ンタク ト レンズ用材料を片面キヤス ト用 成形型に密着した状態でフロ ン トカーブ (外面カーブ) を切削研磨加工し、 ベースカーブが片面キヤス ト用成 形型底部に密着した状態のコ ンタク ト レンズを製作し た。 次にコンタク ト レンズが密着した片面キヤス ト用 成形型をビーカーに入れ実施例 1で用いたと同一の処 理液を注入し 7 5分間浸漬してコンタク ト レンズを片 面キャス ト用成形型から離型しながら同時にレンズの 膨潤と着色剤のレンズ内部への浸透を行なった。 片面 キャス ト用成形型から離型したコンタク ト レンズは黄 色ないし黄褐色に着色していた。 上記処理液をビーカ 一から排出し新たに 1重量%硫酸水溶液を注入し 7 5 分間浸漬した。 コ ンタク ト レンズは膨潤状態から収縮 し青色の着色を呈した。 次に、 1重量%硫酸水溶液を 排出し 1重量%炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液を注入し 7 5分間浸漬した後、 さらに新しい 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム水溶液と交換し、 この炭酸水素ナ ト リ ウム水 溶液中に 7 5分間浸漬した。 この状態でコ ンタク ト レ ンズは最終製品規格とほぼ同等の膨潤状態となり、 レ ンズをピンセッ トあるいは手指等で取り扱うに足る強 度となっていた。 また、 液の p Hは 7〜 8の弱アル力 リ性となっており 1重量%硫酸水溶液は中和されてい た。 ビーカ一からレンズを取り出し、 新たな 1重量% 炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中に移動し 8 0てで 9 0分 間加熱し、 さ らに生理食塩水中で 8 CTCで 9 0分間加 熱を 2回行ない青色に着色した含水コ ンタク ト レンズ を得た。
[0050] この着色含水ソフ ト コ ンタク ト レンズは 1 0 0時間 沸騰水中で加熱しても着色の変化を生じなかった。 ま た厚生省告示のコ ンタク ト レンズ承認基準の溶出物試 験に適合した。
[0051] この着色したソフ ト コ ンタク ト レンズを切断し断面 を光学顕微鏡で拡大観察したところ、 均一にむら無く レンズ中心部まで着色されていた。
[0052] 本実施例では、 レンズの離型と着色剤の浸透が同時 に行なわれ、 レンズが離型した膨潤状態で着色剤はレ ンズ中央部まで浸透し平衝状態となつているため均一 に着色されることが明らかとなつた。
[0053] 実施例 4
[0054] フロ ン トカーブ (外面力一ブ) を切削研磨加工した 後に、 コンタク ト レンズの表面に研磨剤を付着残存さ せた状態で実施例 3と同様の方法で着色ソフ ト コンタ ク ト レンズを製造した。 レンズの表面に研磨剤が付着 残存していた部分に着色むらを生じていなかった。 本 実施ではレンズ内部にレンズの膨潤と同時に着色剤が 浸透して行く為に、 レンズ表面に付着する異物による 染色むらを生じないことが明らかとなつた。
[0055] 実施例 5
[0056] 片面キャス ト用成形型中で重合した、 N—ビニルビ ロ リ ドン (N V P ) を主成分とするソフ トコ ンタク ト レンズ用材料を片面キャス ト用成形型に密着した状態 でフロ ン トカーブを切削研磨加工し、 ベース力一ブが 片面キャス ト用成形型底部に密着した状態のコ ンタク ト レンズを作製した。 次にコンタク ト レンズの密着し た片面キャス ト用成形型をビーカーに入れ、 着色剤一 水系混合溶媒からなる処理液 ( 0 . 0 6重量部の可溶 性バッ ト染料レッ ド 1、 4 0重量部の蒸留水、 6 0重 量部の試薬特級イソプロパノール、 0 . 5重量部の試 薬特級炭酸水素カ リ ウムからなる) を注入し 6 0分間 浸漬してコ ンタク ト レンズを片面キャス ト用成形型か ら離型しながら同時にレンズの膨潤と着色剤のレンズ 内への浸透を完了した。 前記の処理液をビーカ一から 排出し新たに 5重量%酢酸水溶液を注入し 7 5分間浸 漬した。 コ ンタ ク ト レンズは膨潤状態から収縮し赤色 の着色を呈した。 次に、 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム 水溶液に交換し 7 5分間浸潰した。 ビーカーからレン ズを取り出し、 新たな 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム水 溶液中に移動し 8 0てで 9 0分間加熱し、 さ らに生理 食塩水中で 8 0。Cで 9 ◦分間の加熱を 2回行ない、 赤 色に着色したソフ トコンタク ト レンズを得た。 着色状 態は実施例 3と同様に良好であつた。
[0057] 実施例 6
[0058] 片面キャス ト用成形型中で重合した、 N—ビニルビ ロ リ ドン (N V P ) とメ タク リル酸メチル (M M A ) とエチレングリ コ一ルジメ タク リ レー ト ( E G D M A ) とを主成分とするソフ トコンタク ト レンズ用材料を片 面キャス ト用成形型に密着した状態でフロン トカーブ を切削研磨加工し、 ベースカーブが片面キャス ト用成 形型底部に密着した状態のコ ンタク ト レンズを作製し た。 次にコンタク ト レンズの密着した片面キャス ト用 成形型をビーカーに入れ着色剤—水系混合溶媒からな る処理液 ( 0 . ◦ 6重量部のバッ ト染料グリー ン 1、 2 0重量部の蒸留水、 8 0重量部の試薬特級アセ ト ン、 0 . 5重量部の試薬特級亜硝酸ナ ト リ ウム、 0 . 5重 量部の試薬特級炭酸水素ナ ト リ ウムからなる) を注入 し 9 0分間浸潰してコンタク ト レンズを片面キャス ト 用成形型から離型しながら同時にレンズの膨潤と着色 剤のレンズ内への浸透を完了した。 前記処理液をビー カーから排出し新たに 1重量%硝酸水溶液を注入し 9 0分間浸漬した。 コンタク ト レンズは膨潤状態から収 縮し緑色の着色を呈した。 次に、 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム水溶液に交換し 9 ◦分間浸潰した。 ビーカー からレンズを取り出し、 新たな 1重量%炭酸水素ナ ト リ ウム水溶液中に移動し 8 0 °Cで 9 0分間加熱し、 さ らに生理食塩水中で 8 0てで 9 0分間の加熱を 2回行 ない、 緑色に着色したソフ トコンタク ト レンズを得た c 着色状態は実施例 3と同様に良好であった。
[0059] 実施例 7
[0060] 片面キャス ト用成形型中で重合した、 ヒ ドロキシェ チルメ タク リ レー ト (H E M A ) を主成分とするソフ トコンタク ト レンズ用材料を片面キヤス ト用成形型に 密着した状態でフロ ン トカーブを切削研磨加工し、 ベ ースカーブが片面キヤス ト用成形型底部に密着した状 態のコ ンタク ト レンズを作製した。 次にコンタク ト レ ンズの密着した片面キヤス ト用成形型をビーカーに入 れ着色剤一水系混合溶媒からなる処理液 (0 . 0 3重 量部の可溶性バッ ト染料ブラッ ク 1、 5 0重量部の蒸 留水、 5 0重量部の試薬特級エチルアルコール、 0 . 5重量部の試薬特級亜硝酸ナ ト リ ウム、 0 . 5重量部 の試薬特級炭酸水素ナ ト リ ウムからなる) を注入し 9 0分間浸漬してコ ンタク ト レンズを片面キャス ト用成 形型から離型しながら同時にレンズの膨潤と着色剤の レンズ内への浸透を完了した。 前記処理液をビーカ一 から排出し新たに 0 . 1重量%次亜塩素酸水溶液に交 換し 6 0分間浸漬した。 ビーカーからレンズを取り出 し、 新たな 1重量%炭酸水素ナ ト リ ゥム水溶液中に移 動し 8 CTCで 9 0分間加熱し、 さらに生理食塩水中で 8 CTCで 9 0分間の加熱を 2回行ない、 黒色に着色し たソフ トコ ンタク ト レンズを得た。 着色状態は実施例 3と同様に良好であつた。
[0061] 以上述べたように本発明の方法によれば、 重合物お よび成形品を均一にしかも大量に着色することができ る。 さらに製造工程数を減らすことができるため製造 効率の向上が顕著である。 特に本発明は、 片面キャス ト法により得られたソフ トコンタク ト レンズを着色の ために極めて有用である。
权利要求:
Claims請求の範囲
1. 水又は水系混合溶媒中で膨潤する重合物を、 該重 合物に親和力を有する着色剤を含有する水系混合溶 媒からなる処理液中に浸漬して、 該重合物を膨潤さ せることと、 該重合物の内部に前記着色剤を浸透さ せることとを同時に行なう工程と、
前工程を経た前記重合物を、 水、 酸性水溶液又は 酸化剤水溶液に浸漬して、 前記着色剤を定着させる 工程と、
を含むことを特徴とする重合物の着色方法。
2. 重合物がヒ ドロキシェチルメ タク リ レー ト (H E MA) 重合体, N—メ チルピロ リ ドン (N V P) 重 合体, N— ビニルピロ リ ドン (N V P) —メ チルメ タク リ レー ト (MMA) 共重合体, H E MA— MM A—メ タク リル酸 (MA) 共重合体, H E MAと N V Pを主成分とする共重合体, グリセロールメ タク リ レー ト 一 MM A共重合体, ポリ ビニルアルコール, ポリアク リルアミ ドおよびポリアク リルア ミ ド誘導 体からなる群から選ばれる材料からなる、 請求の範 囲第 1項に記載の方法。
3. 重合物がコンタク ト レンズ成形品である、 請求の 範囲第 1項又は第 2項に記載の方法。
4. 水系混合溶媒が、 水にアルコール類、 ケ ト ン類お よびダリ コール類からなる群から選ばれる少なく と も 1種の有機溶媒を混合したものである、 請求の範 囲第 1項に記載の方法。
5. 着色剤が可溶性バッ ト染料またはバッ ト染料であ る、 請求の範囲第 1項に記載の方法。
6. 酸性水溶液または酸化剤水溶液が酢酸、 硫酸、 硝 酸、 塩酸、 次亜塩素酸およびホウ酸からなる群から 選ばれる化合物の水溶液である、 請求の範囲第 1項 に記載の方法。
7. 請求の範囲第 1項〜第 6項のいずれか一項に記載 の着色方法を施すことにより得られる着色重合物。
8. 水又は水系混合溶媒中で膨潤する重合物よりなり、 成形型と一部接触した状態にある成形品を、 該成形 品に親和力を有する着色剤を含有する水系混合溶媒 からなる処理液中に浸漬して、 該成形品を成形型よ り離型させること、 該成形品を膨潤させること及び 該成形品の内部に前記着色剤を浸透させることを同 時に行なう工程と、
前工程を経た前記成形品を、 水、 酸性水溶液又は 酸化剤水溶液に浸潰して、 前記着色剤を定着させる 工程と、
を含むことを特徴とする成形品の着色方法。
9. 成形品がヒ ドロキシェチルメ タ ク リ レー ト (H E MA) 重合体, N—メ チルピロ リ ドン (N V P ) 重 合体, N— ビニルピロ リ ドン ( N V P ) —メ チルメ タク リ レー ト (MMA) 共重合体, H EMA— MM A—メ タク リ ル酸 (MA) 共重合体, H E MAと N V Pを主成分とする共重合体, グリセロールメ タク リ レー ト— M M A共重合体, ポリ ビニルアルコール, ポリアク リルァ ミ ドおよびポリアク リルァ ミ ド誘導 体からなる群から選ばれる材料からなる、 請求の範 囲第 8項に記載の方法。
1 0 . 成形品がコンタク ト レンズ成形品である、 請求 の範囲第 8項又は第 9項に記載の方法。
1 1 . 水系混合溶媒が、 水にアルコール類、 ケ ト ン類 およびグリ コール類からなる群からなる群から選ば れる少なく とも 1種の有機溶媒を混合したものであ る、 請求の範囲第 8項に記載の方法。
1 2 . 着色剤が可溶性バッ ト染料またはバッ ト染料で ある、 請求の範囲第 8項に記載の方法。
1 3 . 酸性水溶液または酸化剤水溶液が酢酸、 硫酸、 硝酸、 塩酸、 次亜塩素酸およびホウ酸からなる群か ら選ばれる化合物の水溶液である、 請求の範囲第 8 項に記載の方法。
1 4 . 請求の範囲第 8項〜第 1 3項のいずれか一項に 記載の着色方法を施すことにより得られる着色成形品 ΠΠ O
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法律状态:
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