专利摘要:

公开号:WO1991006115A1
申请号:PCT/JP1990/001338
申请日:1990-10-17
公开日:1991-05-02
发明作者:Motoki Iijima;Akira Kani;Sumihito Sagou;Tatsumasa Yokoi;Magonori Kamiya;Hideyuki Asai;Shinji Senda;Naoya Kikuchi
申请人:Noritake Co., Limited;
IPC主号:H01J17-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ルお よ びそ の製造方法
[0003] [技術分野 ]
[0004] 本発明 は、 有孔金属板を隔壁ゃ スぺー サ と し て用 い た プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ルおよ びそ の製造方法に関す る
[0005] [背景技術 ]
[0006] 最近の プ ラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ノレ (以下、 P D P と い う ) に お い て は、 ノ、 °ネ ノレを フ ラ ッ ト 型にす る た め、 2 枚の基板を適当な 間隔を設けて重ね、 周 囲を封止ガラ ス で シ ー ル し た外囲器を構成 し 、 ガス を封入す る タ イ プが 主流であ る 。 2枚の基板の う ち前面はガラ ス板が必要で あ り 、 も う 一つ の背面板 も 安価な こ と か ら 、 同種の ガ ラ ス板が使用 さ れる 。 従 っ て、 以下、 こ の よ う な タ イ プの P D P に つ い て説明す る 。
[0007] P D P の製造に おい ては、 ガス封入に先立 ち、 排気を 行な う が、 こ の時、 外囲器内外の圧力差は最大 に達す る 。 こ の圧力差に よ り 、 2枚の ガラ ス基体は変形す る 。 外囲 気内の吸着ガ ス を放出 さ せ る た め加熱す る の で こ の変形 は よ り 大 き く な る 。 こ の変形を無視で き る 程度 に抑え る に は ガラ ス板の厚みを大 き く す る か、 パネ ノレを小 さ く す る 必要力《あ る 。 2枚の ガラ ス板の 間 に ス ぺー サ を設 けれ — ば こ の よ う な制約 はな く な る ので、 大型の表示パネ ルに は ス ぺ 一 サ は不可欠の も の であ る 。
[0008] ま た、 一般に、 複数の放電セ ルを配置 し た P D P にお い て は、 A C 型ま た は D C 型 と い っ た放電形式に拘 ら ず、 適切な放電ギ ャ ッ プを確保す る た め、 ま た は隣接セ ルへ の ク ロ ス ト ー ク を防止す る ため、 隔壁ま た はス ぺー サを 必要 と す る 。
[0009] と こ ろ で、 P D P の放電セ ルの配置 は、 そ の使用 目 的 に よ り 決定 さ れ、 例え ば 7セ グメ ン ト の 8の字表示、 5 X 7 ド ッ ト の キ ャ ラ ク タ表示、 640 X 48 0 ド ッ ト の フ ル ド ッ 卜 表示等があ る 。
[0010] 第 1 〜 5 図 に、 こ れ ら の P D P の放電セル配置例を示 す。 な お、 第 1 〜 5 図において、 1 は前面ガラ ス板、 3 は隔壁、 5 は背面ガ ラ ス板、 6 は陽極、 7 は陰極をそれ ぞれ示す。 こ れ ら の図 に示 さ れる よ う に、 様々 な形状、 配列のセ ル穴を有す る 隔壁ゃスぺーサ (以下、 場合に よ り 隔壁 と 総称す る ) が用 い られる 。 いずれの セ ル配置に 対 し て も 同一の方法で隔壁を作 る こ と がで き 、 現在ま で に様々 な方法が試み られてお り 、 例え ば以下に示すよ う な も の 力《 あ る 。
[0011] A 法 : 厚膜法 ( ス ク リ ー ン 印刷の多層印刷)
[0012] B 法 : 感光性板ガ ラ ス の エ ッ チ ン グ加工
[0013] C 法 : 扳ガ ラ ス の機械加工
[0014] こ の う ち 、 A法 は安価で量産性に優れた方法であ る が、 — 多数回印刷を重ね な ければ、 充分な放電ギ ャ ッ プが得 ら れな い と い う 欠点力《あ る 。 ま た 、 特に フ ノレ ド ッ 卜 表示 P D P で は、 ド ッ ト ピ ッ チ の高精細度化 (例え ば ド ッ ト ビ ツ チ 0.2顧) は重要課題であ る が、 ス ク リ ー ン 印刷で は 対応が難 し い。 第 2 図 に示 し た よ う な ス ト ラ イ プ形状で は実現 さ れた例があ る 力《 ( Y . Araano : SI D 1 nt Syinp . Di g. Tech. Paper . p.160 (1982 ) ) 、 第 1 , 4 図 に示 し た よ う な 、 放電セ ルを周 囲か ら完全に取 り 囲む よ う な 隔壁に は 特に対応が難 し く 、 非常に高度な技術を要 し実用 的でな い o
[0015] 上記 し た よ う に、 放電セ ルを周囲か ら完全 に取 り 囲む 隔壁 (以下、 完全閉鎖隔壁 と い う ) と 、 ス ト ラ イ プ形状 の よ う に、 一方向で も 隣接セル と の間 に隔壁が存在 し な い部分があ る 場合 (以下、 不完全閉鎖隔壁 と い う ) と で は、 以下の よ う な意味で、 大 き な違いがあ る 。
[0016] 例え ば、 ネ オ ン ガス の放電に よ る オ レ ン ジ発光色の P D P の よ う に、 希ガス 自 身の発光色を利用す る 場合 は、 そ の発光は選択セ ルの電極近傍のみ に制限 さ れ る た め、 不完全閉鎖隔壁で も実用化 さ れて い る 。 し か し 、 発光セ ル間隔が小 さ く なれば隣接セ ルが誤放電をお こ し 易 く な る 。 ま た 、 マ ルチ カ ラ ー ま た は フ ルカ ラ ー P D P を考え る 場合に は、 放電に伴な う 紫外線に よ っ て蛍光体を励起 発光 さ せ る 方法を取 る た め、 不完全閉鎖隔壁で は紫外線 が漏れ る こ と に よ り 、 隣接セ ルの蛍光体を励起発光 さ せ て し ま う こ と 力 あ る 。 すな わ ち 、 ク ロ ス ト ー ク ま た は色 滲みが避け ら れず、 色再現性お よ び解像性が阻害 さ れ、 デ ィ ス プ レ イ と し ての価値が下力 る 結果と な る 。 そ の点, A 法は高精細な完全閉鎖隔壁を作 る の に不向 き で、 カ ラ - P D P に対応 さ せ る に は実用 的でな い。
[0017] B 法は高精細度化への対応は比較的容易 と考え ら れ る が、 極めて特殊な感光性ガラ ス を材料 と す る た め高価で あ り 、 経済性に劣 る 。 ま た、 厚 さ 力《 0 . 1〜 0 . 5腿 と い う 薄い ガラ ス板を組立て る こ と は、 ガラ スが脆 く て実用 的 に困難であ る 。
[0018] C 法につ い ては、 一般ガラ スが使用で き る も の の、 高 精細セ ル ピ ッ チ の機械加工をす る の は困難であ り 、 組立 も 同様に困難であ る。
[0019] 従 っ て、 従来に お い ては、 P D P の高精細度化に対応 で き 、 かつ適切な放電空間を確保で き 、 さ ら に は比較的 安価で量産性に も 優れ る 隔壁ゃ ス ぺー サ は未だ見い 出 さ れてい な い。
[0020] 本発明 は、 かか る 従来技術の課題に鑑みな さ れた も の で、 高精細度化に対応で き 、 し か も経済性、 量産性に優 れた P D P お よ びそ の製造方法を提供す る こ と を 目 的 と す る も のであ る 。
[0021] [発明 の開示 ]
[0022] 本発明 の上記 目 的 は、 有孔金属板を隔壁ま た は ス ぺ 一 サ と し て用 い 、 かつ該有孔金属扳 と 電極間 に絶縁層を設 け る こ と に よ っ て達成 さ れ る 。
[0023] すな わ ち 本発明 の P D P は、 厚 さ 0.01〜 1.0顧 の有孔 金厲扳を隔壁ゃ ス ぺー サ と し て用 い、 さ ら に前面板お よ びノ ま た は背面板上の放電電極 と 該有孔金属板 と を電気 的 に絶縁 さ せ る 絶縁層を有す る こ と を特徴 と す る 。
[0024] [図面の簡単な説明 ]
[0025] 第 1 図 は、 X — Y マ ト リ ッ ク ス配列に お け る 格子形状 隔壁を使用 し た P D P の一例。
[0026] 第 2 図 は、 X — Y マ ト リ ッ ク ス配列 に お け る ス ト ラ イ プ形状隔壁を使用 し た P D P の一例。
[0027] 第 3 図 は、 X — Y マ ト リ ッ ク ス配列に お け る 円形隔壁 を使用 し た P D P の一例。
[0028] 第 4 図 は、 デルタ 配列の隔壁を使用 し た P D P の一例。 第 5 図 は、 7セ グ メ ン ト 形式の隔壁を使用 し た P D P の一例。
[0029] 第 6 図は、 本発明 の一例であ る D C 型 P D P の構成部 品 と そ の組立途中図。
[0030] 第 7 図 は、 本発明 の他の例であ る D C 型 P D P の構成 部品 と そ の組立途中図、
[0031] 第 8 図 は、 P D P 組立後の平面図、
[0032] 第 9 図 は、 第 8 図の A — A ' 断面がセ ル空間 を切 る 場 合の垂直断面図。 第 10図 は、 第 8 図の A — A ' 断面が隔壁を切 る場合の 垂直断面図。
[0033] 第 11図 は、 本発明の さ ら に他の例であ る D C 型 P D P の構成部品 と組立図。
[0034] 第 12図は、 第 11図の P D P の 1セ ルの構造断面図。 第 13図は、 本発明の さ ら に別の例であ る D C 型 P D P の構成部材 と 組立図。
[0035] 第 14図 は、 第 13図の P D P の陽極方向 に添 っ たセ ル断 面図。
[0036] [発明を実施す る た めの最良形態 ]
[0037] こ の よ う な本発明の一例であ る D C 型 P D P の構成部 α と組立途中図を第 6 図 に示す
[0038] 同図に おい て、 前面ガラ ス扳 1 に は陽極 6が、 ま た背 面ガラ ス板 5 に は陰極 7 がそれぞれ設け られてい る 。 ま た前面ガ ラ ス板 1 と背面ガラ ス板 5 の 間 に は有孔金属板 か ら な る 格子状隔壁 4 が配置 さ れ、 さ ら に 陽極 6 や陰極 7 と 格子状隔壁 4 を電気的に絶縁さ せ る ベ く 、 絶緣層 2 が前面ガ ラ ス板 1 や背面ガラ ス板 5 と格子状隔壁 4 の間 に位置 し てい る 。
[0039] ま た、 本発明 の他の例であ る D C 型 P D P の構成部 口 と 組立途中図を第 7 図 に示す と 共に、 組立後の平面図を 第 8 図に 、 第 8 図の A - A ' 断面がセ ル空間を切 る 場合 の垂直断面図を第 9 図に、 第 8 図の A — A ' 断面が隔壁 を切 る 場合の垂直断面図を第 10図 に そ れぞれ示す。 第 7 ~ 10図の符番は、 第 6 図 と 同様であ る 。 但 し 、 有孔金属 か ら な る 格子状隔壁 4 に は誘電体層が被着 さ れ、 絶縁層 を形成 し て い る 。 ま た、 8 は ス ぺー サ、 9 は シ 一 ノレガラ ス を それぞれ示す。
[0040] 本発明 に お い て、 隔壁ゃ スぺー サ と な る 有孔金属板の 金属材料組成 と し て は、 F e , C o , N i , C r 力、 ら選 ばれ る 少な く と も 1種の元素を含む合金で、 線熱膨張係 数が 40〜 100 X 10— 7 Z ( 25〜 500で) であ る も のが好 ま し い。 こ れ ら金属板の 肉厚は 0.01〜 1.0臁 、 好 ま し く は 0.05〜 0.1廳 の も のが使用で き る 。
[0041] と こ ろ で、 隔壁や ス ぺ一 サは 2枚の ガラ ス板に挟ま れ て内部 に ガス を封入す る た め周囲を封止ガ ラ ス で シ ー ル さ れ る 。 従 っ て、 隔壁 (スぺ一 サ) 、 2枚の ガラ ス板、 封止ガラ ス の各 々 の線熱膨張係数は概略同一ま た は近似 し てい な ければな ら な い。 さ も な ければ シ ー ル以後の冷 却過程 に お い てガラ ス に応力が過大にか力、 り 破損に至 る 力、 ら であ る 。
[0042] —般に 2枚の ガラ ス板が軟質ガラ ス の場合、 金属板の 線熱膨張係数 は、 こ れに合わせて、 80〜 100 X 10— 7Zで ( 25〜 500。C ) であ る こ と 力 望 ま し い。 こ れに適合す る 金属材料組成 と し て は、 42重量% N 〗 一 6重量% C r ― F e 合金、 50重量% N i — F e 合金等が例示 さ れ る 。 ガ ラ ス板が硬質ガ ラ ス の場合、 金属板の線熱膨張係数は 、 こ れ に 合せ て 40〜 60 X 10 7Z °C ( 25〜 500 °C ) であ る こ と が望 ま し い。 こ れに適合す る 金属材料組成 と し て は、 20重量% N i - 17重量% C o - F e 合金が例示で き る 。 も ち ろ ん使用す る ガ ラ ス部材の線熱膨張係数が前記 と 異 な る も の を使用す る 場合は、 こ れに合わせて隔壁の材料 を選定すれば良い。
[0043] 金属材料組成の選定に は、 上記線熱膨張係数の他に、 価格や加工性、 機械特性 も勘案 さ れる が、 前記封止工程 での耐熱性が必要であ る 。 通常封止工程は 400〜 5 ϋ 0で で行な われる が、 前記例示 し た合金は こ の温度に対 し て 充分使用で き る 。 封止工程は空気雰囲気で行な う のが簡 便であ る 。 こ の場合、 金属材料の耐酸化性が問題 と な る が、 前記例示の合金は充分使用で き る 。 耐酸化性に問題 があ る 金属材料において も 、 封止雰囲気を非酸化性にす る こ と に よ り 、 ま た よ く 知 ら れた金属表面処理に よ り 耐 酸化膜を形成す る こ と に よ り 使用で き る 。
[0044] 上記金属板に所定の有孔パ タ ー ンを加工す る 方法と し て は、 プ レ ス に よ る 打ち抜 き 加工法、 レ ー ザー加工法、 メ ツ キ法、 溶接法、 エ ッ チ ン グ法、 等が使用でき る 。 加 ェ歪、 加工精度、 加工 コ ス ト 等を考慮 し て一番有利な加 工法を用 いれば良いが、 一般的 に はエ ツ チ ン グ法が好ま し く 用 い ら れ る 。 有孔金属板の抜 き 穴形状 ♦ 配列は任 意であ り 、 例え ば第 1 〜 5 図 に示 さ れる 格子形状、 ス ト ラ イ プ形状、 円形、 デル 夕 配列、 7セ グ メ ン ト 形式等力 例示 さ れ る が、 本発明では第 1 , 4 図 に示 さ れ る 高精細 な完全閉鎮隔壁 と な る よ う な形状が好 ま し く 、 特 に第 1 図 に示 さ れ る 格子形状が好ま し い。
[0045] と こ ろ で、 ド ッ ト ピ ッ チ力《 0.6咖以下の高精細パネ ル に おい て は、 隔壁に よ り 表示無効部が増大す る ので表示 セ ルの開 口率が問題であ る。 高精细パネ ルに お い て は通 常隔壁高 さ は 100〜 の も のが使用 さ れ る 。 こ れ は、 前述 し た よ う に現実的な隔壁作成法、 つ ま り 厚膜印 刷法が適用 し 得 る 範囲であ る 。 lOO ^ m よ り 低い と D C 型の場合陰極 スパ ッ 夕 の影響が大 き く な り 、 ま た一般に 放電特性を多数セ ル に わ た り 、 均一化す る の に不利 と な る 。 200 ra よ り 高い も の は印刷回数が増え コ ス ト 高 と な る 。 開 口率に影響す る 隔壁巾 は隔壁が高い程狭 く す る こ と が困難 と な る 。 隔壁の高さ 程度を考え た時、 厚膜印刷で形成で き る 最小の隔壁 巾 は ス ト ラ イ プ形状 に おい て 80 m 程度、 格子形状に おい て は 150 in 程度で あ る 。 本発明 の有孔金属板を使用 し た完全閉鎖隔壁 に お い て、 最小隔壁 巾 は、 厚み 50 /z m 程度で約 20 ra 、 ま た 厚み lOO ^ m 程度で約 30 ^ ai がそれぞれ前述の エ ツ チ ン グで達成 さ れ る 。 従 っ て、 高 さ が 100 in の完全閉鎖隔 壁で ϋ .6廳 ピ ッ チ の正方格子形状で比較 し た開 口率は、 厚膜印刷法で は約 56 %、 一枚の有孔金属板で は約 90 % と な り 、 約 1.6倍の開 口率を有す る 。 こ れは ド ッ ト ピ ッ チ が小 さ く な る 程 さ ら に大 き く な る 。 ま た 、 有孔金属板を - - 薄 く し て組合せればよ り 開 口率の大 き な も のが形成で き る o
[0046] 本発明では、 こ の よ う に し て 目 的の形状に加工 さ れた 有孔金属扳を隔壁 と し て用 い る の であ る が、 こ の際、 前 面板お よ び Z ま た は背面板上に は、 放電電極が配置 さ れ てお り 、 A C 型 P D P の よ う に電極が誘電体で被覆 さ れ て い る 場合は良いが、 D C 型 P D P の よ う に 、 電極が放 電空間に露出 し てい る場合は、 前面板 と背面板 と の 間 に、 そ の ま ま 有孔金属板 (隔壁) を挟んで、 シー ルすれば各 々 の電極と 有孔金属板 (隔壁) が電気的 に短絡 さ れる こ と と な る。
[0047] すな わ ち 、 P D P の陽極相互間、 陰極相互間お よ び陽 極 - 陰極間が電気的に短絡さ れて し ま い、 放電発光が起 き 得な い状態に な っ て し ま う 。 そ こ で、 本発明では有孔 金属板 (隔壁) と放電電極 と の間に絶縁層を設け る こ と に よ っ て以上の よ う な 問題を解決す る こ と がで き る 。
[0048] こ の絶縁層 は、 前面板お よ び背面板の電極上に形成 し て も良い し、 有孔金属板 (隔壁) の電極 と接す る 表面上 に形成 し て も 良い し 、 ま た は、 そ の両方に形成 し て も良 い。 さ ら に は、 有孔金属板そ の も の に絶縁層を設けて も よ い。 '
[0049] 絶縁層を被着す る方法は、 ス プ レ ー法、 印刷法、 静電 塗装法、 デ ィ ッ ビ ン グ法、 陽極酸化法、 熱酸化法、 ス パ ッ タ 法、 溶射法、 電着法等各種の技術が適用で き 、 コ ス 一 一 卜 お よ び性能等を勘案 し て選択すればよ い。 次の 2方法 力《好 ま し い。
[0050] すな わ ち 、 第 1の方法 は電着法であ り 、 こ れ に よ り 有 孔金属板の ほぼ全表面を誘電体で被覆 し 、 絶縁層を形成 で き る 。 電着法は、 有孔金属板を 1つ の電極 と し て、 ガ ラ ス お よ びガラ ス を含む誘電体粉体を電解質を含む溶液 中 に分散 さ せ電界を印加す る こ と に よ り 達せ ら れ る 。 粉 体粒径は要求 さ れ る 絶縁層 に よ り 異な る が 0 .!〜 5 m が好適 に使用で き る 。 分散液 と し て はイ ソ プ ロ ピルア ル コ ー ノレ 、 電 解 質 と し て は 、 A J 2 ( N 0 3 ) 3 、 B a ( N O 3 ) 2 等が例示で き る が、 公知の多 く の も のか ら 選択で き る 。 粉体を電着後加熱 し てガ ラ ス を溶融 し 、 有 孔金属板の ほぼ全面に緻密な絶縁層が固着 さ れ る 。 絶縁 層の厚みが大 き い と放電セ ル空間を小 さ く す る ので好 ま し く な い。 通常絶縁層の厚み は l〜 1 0 ;/ ffl で好適 に使用 で き る 。 絶緣層が有孔金属板の ほぼ全表面に施 さ れ る と 放電電極 と の絶縁が取れ、 さ ら に次の利点を有す る 。 通 常隔壁が誘電体の みで構成 さ れれば、 放電に よ っ て導電 物質がス パ ッ タ さ れ、 誘電体上に被着 さ れて も そ の量 は 少な い の で、 電極間の短絡は問題 と な ら な い。 し 力、 し 、 本発明 の ご と く 有孔金属板を隔壁 と し て使用 し 、 かつ電 極 と 有孔金属板 と の絶縁距離が短い と 短絡の危険がそ れ だけ増す こ と に な る 。 上記電着法 に よ れば、 隔壁を誘電 体で形成す る 従来の構成 と 同様 に で き 短絡の危険がな い - こ と と な る 。
[0051] ま た、 第 2の方法は圧力 あ る い は熱 と 圧力 を利用 し 、 絶緣層 を有孔金属板表面に転写す る 方法であ る 。 こ の方 法 自 体は公知の技術で各種の材料が使用で き る が、 次の よ う な も のが例示で き る 。 剥離性基体 と し て は シ リ コ ー ン膜が形成 さ れた ポ リ エ ス テルフ ィ ルム を用 い、 感圧ぁ る い は感熱圧ィ ン ク と し て はァ ク リ ル樹脂を ブチ ルカ ル ビ ト ー ノレァ セ テ一 ト 等の溶剤に溶力、 し た ビ ヒ ク ノレを、 ガ ラ ス お よ びガラ ス を含む誘電体粉体 と共に混練 し た も の が使用で き る 。 粉体粒径は Q . 1〜 5 // m が好適に使用で き る 。 こ の イ ン ク を剥離性基体上に例え ばス ク リ ー ン 印 刷 し て絶縁層を成膜 し て乾燥す る。 こ の膜上へ有孔金属 板を載置 し て、 両者を常温あ る い は加熱 し て圧力を加え、 絶縁層を有孔金属板の表面パ タ ー ン と し て接着 し 、 基体 を剥離すれば転写で き る 。 こ の転写は有孔金属板の片面 あ る い は両面に施す こ と がで き る 。 転写 さ れた状態で加 熱 し 、 ガラ ス を溶融 さ せ る こ と に よ り 、 絶縁層が有孔金 属板に 固着 さ れる 。 こ の 固着をパネ ルの ガラ ス基体上に 接 し て施せば、 ガラ ス基体への隔壁固着 も 同時に達成で き 便利であ る 。
[0052] 上述 し た転写法の利点は、 高精細パネ ル、 特に隔壁巾 が小 さ い も の に大 き い。 第 1の方法の ご と く 隔壁の側面 に も絶縁層を設ければ、 例え そ の絶縁層が薄 く て も放電 セ ル面積を減ず る こ と に な る 。 有孔金属板の表面の み に 絶縁層を設け る 場合、 転写法以外の方法、 例え ばス ク リ ― ン 印刷等を用 いれば、 高精細パ タ ー ン の 印刷が難 し い こ と 、 寸法ズ レが発生 し易 い こ と 、 ま た 印刷力くで き て も イ ン ク の ダ レ に よ り 隔壁側面に イ ン ク が広力 { る こ と 等の 問題があ る 。 隔壁 巾 1 0 0 m 以下、 セ ノレ ピ ッ チ 2 0 0 ^ m 以下の高精細パネ ルを想定すれば、 そ の困難 さ が理解で さ る o
[0053] さ ら に第 2の方法の ご と く 、 放電空間 に隔壁 と な る 金 属が露出 し て い る 場合、 放電電極上の 問題はが生 じ る 可 能性があ る 。 し 力、 し な 力《 ら 、 よ く 知 ら れて い る よ う に D C 型 P D P に お い て電圧降下が大 き い の は陰性の極 く 近 傍の みであ る 。 従 っ て放電電極近傍の みが絶縁 さ れてい れば、 途中 に導電部分が存在 し て も 、 放電パネ ルは充分 に動作す る こ と を、 本発明者等は実験的 に知見 し た。 実 験に よ れば電極 と 隔壁金属 と の絶縁距離 は数 m 、 安全 を見積 っ て も 1 0 m 程度あれば問題な い こ と が判明 し た 従 っ て、 かか る 距離を実現で き る 絶縁層厚み を適用す る こ と が有効であ る 。
[0054] こ の よ う に し て、 有孔金厲板に形成 さ れた絶縁雇 (誘 電体層) の厚み は 1〜 1 0 0 m であ る 。
[0055] —方、 完全閉鎖隔壁を構成す る 平行表面を有す る 有孔 金属板を 2枚の ガ ラ ス 板で挾ん だパネ ルを考え る と 、 放 電ガ ス の封入や そ れに先立つ排気に 問題が考え ら れ る 。 特 に 、 各放電セ ル の上下四周 がガ ラ ス の融着の ご と く 気 - - 密 にパネ ルガラ ス基体 に固着さ れ る 場合は問題であ る 。 こ の時は封入ガスが充満す る装置内で固着がな さ れ る 必 要があ り 、 装置上の工夫が要 る 。 し か し 、 各セ ルが排気 孔に連通す る 間隙を有すれば通常の装置が適用で き る 。 実験的 に本発明者等が知見す る と こ ろでは、 上記間隙、 つ ま り 有孔金属板 と パネ ルガラ ス間に おいて、 数 // m 、 安全を見積 っ て も Ι Ο /Κ ΐπ 程度の ガス拡散用 の溝を有すれ ばガス封入に支障がな い こ と が判明 し た。
[0056] こ の様な 間隙は、 パネ ルガラ ス上に形成す る 電極膜や パネ ル上あ る い は有孔金属板上に形成す る絶縁層の膜形 成 に起因す る 凹凸や、 パ タ ー ン に起因す る 凹凸に よ っ て 必然的 に形成 さ れ る こ とが多い。 さ ら に確実に ガス拡散 用 の溝を形成す る に は次の方法か ら選択 し 、 ま た組合せ て も よ い。 第 1は電極膜厚を例えば厚膜技術を用 いて大 き く す る こ と であ る 。 第 2は電極 と有孔金属板の 間の絶 縁層 と し て ス ト ラ イ プ形状の誘電体を採用 し て所定の厚 みを も たせ る こ と であ る 。 第 3は有孔金属板表面に溝を 形成 し てお く こ と であ る 。 溝形成に は有孔パ タ ー ン の加 ェで説明 し た エ ッ チ ン グ法を用 い る のが好ま し く 、 こ れ に よ れば有孔パ タ ー ン加工 と 同時一括処理 も可能であ る 。
[0057] 上記 し た第 2の方法の よ う に、 ス ト ラ イ プ形状の誘電 体を用 い た 、 D C 型 P D P の構成部品 と 組立図を第 1 1図 に、 そ の P D P の 1セ ルの構造断面図を第 1 2図 に それぞ れ示す。 第 1 1〜 1 2図の符番は、 第 6 図 と 同様であ る 。 但 - - し 、 有孔金属板か ら な る 格子状隔壁 4 に は第 7 図 と 同様 に誘電体層が被着 さ れ、 絶縁層を形成 し て い る 。 ま た 、 10は ス ト ラ イ プ形状の誘電体、 11は蛍光体を それぞれ示 す。 こ の よ う な、 絶縁層 に用 い ら れ る 誘電体材料は、 有機物、 結晶性無機物、 ガ ラ ス の 中か ら選択 さ れた少な く と も 1種以上の も のが使用で き る。 更に詳 し く は一般 的 に はガラ ス 、 ま た はガラ ス を含ん だ結晶性無機物が汎 用 さ れ c
[0058] 具体 的 な ガ ラ ス 組成 を 例 に 挙 げ る と 、 P b 0 - B 2 03 一 S i 0 2 , P b 0 - B 2 03 , Ζ η Ο - Β 2 Ο 3 一 S i Ο 2 等が好適で あ る 。 こ れ ら ガ ラ ス の 軟化点 は
[0059] 350〜 1000で、 ガ ラ ス の粒度は 1~ 5 πι 程度がそれぞ れ好ま し い。 こ こ に用 い ら れ る ガラ ス は、 P D P の シ ー ル工程に おいて、 封止ガラ ス フ リ ッ ト が軟化溶融す る 温 度 (封着温度) ま で昇温 さ れ、 こ の温度で再溶融 し て は な ら な い 。 通常、 ガラ ス フ リ ツ 卜 の封着温度は、 軟化点 よ り 程度高い。 ま た、 P D P の封着温度 と し て は、
[0060] 400〜 450て程度が適当であ り 、 従 っ て、 誘電体材料中 に含 ま れ る ガラ ス の軟化点は 350で以上であ る こ と が望 ま し い。
[0061] ま た軟化点の上限は、 有孔金属板表面上に形成す る と 考えれば、 金属が変形 し な い こ と 、 金属 と 誘電体が多量 に化学反応を起 こ さ な い こ と を条件に決め ら れ、 そ の温 度 は 100 Qて以下であ る こ と が望 ま し い。 - - ま た、 結晶性無機物 と し て はア ル ミ ナ ( A J 2 O 3 ) フ オ ノレス テ ラ イ ト ( 2M g O — S i O 2 ) 等の セ ラ ミ ツ ク ス が使用 さ れ、 さ ら に 、 無機顔料 ( F e 0 - C r 2
[0062] O 3 , C o Ο - A i 2 O 3 等) も使用可能であ る。 こ の 結晶性無機物の粒度と し ては 1〜 5 μ πι 程度が好ま し い。
[0063] ま た、 有機物につ い て も最終的に無機化で き る の であ ればいずれ も 使用で き る 。
[0064] 一般的パネ ル封止方法 (封止ガラ ス に よ つ て シ ー ルす る ) で は、 そ の封止温度に耐え 、 線熱膨張係数が、 2枚 の ガラ ス板、 封止ガラ ス、 隔壁 と概略同 じでな ければな ら な い。 こ の よ う な観点か ら上記の よ う な材料が適宜選 択さ れ る 。
[0065] ま た有孔金属板は導電性であ る ので電極 と し ての使用 が可能であ る 。 こ の電極は多数のセ ル間で電気的 に連結 さ れて い る ので表示セルの選択電極と し ての使用 に は有 利でな い。 し 力、 し、 D C 型 P D Ρ におい て補助放電を採 用す る も の が提案 さ れて い る (特開昭 54- 11506Q 号公報、 特開 昭 58- 30038号公報、 お よ びテ レ ビ ジ ョ ン学会誌、 vol .40 , No.10 , p. 953 , 1986 年) 。 こ れ ら の補助放電 は全セ ル同時に起す こ と も有効な の で、 こ の補助放電電 極 と し て、 上記有孔金属板を使用で き る 。
[0066] こ の よ う に有孔金厲板を補助放電電極 と し た P D P の 構成部材 と組立図を第 13図 に、 ま た そ の 陽極方向 に添 つ た セ ル断面図を第 14図 に それぞれ示す。 第 13〜 14図の符 • - 番 は、 第 6 図 と 同様であ る 。 但 し 、 有孔金属か ら な る 格 子状隔壁 4 に は第 7 図 と 同様に誘電体層が被着 さ れ、 絶 縁層を形成 し て い る 。 ま た、 1 2は第 3 電極 (陽極) 、 1 3 は第 2 電極群 (陰極) お よ び 1 4は第 1 電極 ( ト リ ガー 電 極) をそれぞれ示す。
[0067] こ の時、 捕助放電空間 と し て必要な ら ば、 第 1 3〜 1 4図 に示 さ れ る よ う に有孔金属板を複数使用す る こ と も 可能 であ る 。 例え ば略同一の有孔パ ー タ ン を有す る 有孔金属 板を 2枚同 じ位置 に重ね、 1枚を補助放電電極 と し て、 他の 1枚を放電空間を形成す る 隔壁 と すれば補助放電電 極が表示の妨げをす る こ と な く 形成で き る 。 こ れ ら複数 の有孔金属板間の絶縁が必要であれば、 前述の絶縁層形 成 と 同様の方法がで き る 。 補助放電電極は公知の よ う に 金属が露出 し た状態で も 、 ま た誘電体層で被覆 さ れた状 態で も 可能であ る 。 ま た そ の位置等 も パネ ルの電極構造 や形状構造に合せて、 適宜設計 さ れ る も のであ る 。 前述 し た有孔金属板を複数使用す る こ と は対向型電極に お い て電極間距離の設計 自 由度を大 き く し 、 ま た 同 じ隔壁高 さ の設計に お い て、 薄い金属板が使用で き る こ と か ら 、
[0068] 1枚の時よ り 微細な セ ル ピ ッ チ の も のが形成可能であ り 、 同 じ セ ノレ ピ ッ チ な ら ば、 よ り 隔壁巾 の小 さ な従 っ て開 口 率の大 き な も の が形成で き る利点があ る 。
[0069] こ れ ら の こ と は、 有孔金属板が金属 な ので例え薄い も の であ っ て も 操作が容易であ っ て初め て可能で あ る 。 こ 一 - の利点は次の場合に も有効であ る。
[0070] すな わ ち 、 カ ラ ー P D P にお い て は、 一般に放電に よ つ て紫外線を発生 さ せ、 こ の紫外線に よ り 蛍光体を励起 発光 さ せ る 。 通常 こ の蛍光体は前面ガラ ス板あ る い は背 面ガラ ス板に被着 さ れる 。 発光輝度は被着蛍光体の面積 が多 い程大 き い。 従 っ て隔壁側面すな わ ち有孔金属板の 穴内面に も蛍光体を被着す る こ と が望ま し い。 従来の誘 電体で形成 さ れた隔壁において も 同様の設計が提案 さ れ てい る (坂井 : 放電表示素子の二, 三の実験と そ の応用、 テ レ ビ学会画像表示研究会資料 1 3 - 1 ( M a r . , 1 9 7 5 )お よ び 特開昭 5 1 - 3 8 9 9 6号公報) 。 しか る にガラ ス を使用 し た有 孔板で は、 セル ピ ッ チ 0 . 6驄以下で表示面積の大 き な も の は取扱いが困難であ り 、 ま たパネ ル基体上へ例え ば厚 腠印刷等で形成 さ れた隔壁側面へ多色の蛍光体を塗 り 分 け る に は高度な技術を必要 と す る 。 本発明の有孔金属板 は それ単独での取扱いが容易であ り 、 高精度の有孔パ 夕 一 ン の形成がで き る ので、 次の よ う な方法が実施 し得 る 。
[0071] 一般に蛍光体は粉体であ る ので厚膜ィ ン ク が調整で き る 。 こ の イ ン ク を使用 し て有孔部へ蛍光体を印刷す る の であ る が、 こ の ま ま では、 穴の奥ま でイ ン ク が届かな か つ た り 、 届 いて も 穴を塞いで し ま う 。 そ こ で穴の 印刷面 反対側か ら イ ン ク を吸引すれば、 穴内面に イ ン ク の粘性 に応 じ た厚み の蛍光体が塗布 さ れ、 余分な ィ ン ク は穴外 へ排出 さ れ る 訳であ る 。 こ の手法に よれば、 0 . 3臓以下 の セ ル ピ ッ チ を持つ金属有孔扳の穴内面へ も 多色の蛍光 体が塗 り 分 け可能であ る 。 本発明の隔壁 は完全閉鎖型 に で き る の で、 不完全閉鎖隔壁よ り も蛍光体被着面積が大 き い。
[0072] 本発明 は、 P D P に お いて用 い ら れ る セ ル隔壁を形成 す る に あ た り 、 従来よ り 用 い ら れてい た誘電体 (ガラ ス ま た はガラ ス を含む無機材料等) 隔壁 と は異な る 有孔金 厲板力、 ら な る 隔壁を用 い る も のであ る 。 従 っ て、 セ ル形 状、 サ イ ズ、 配列 ピ ッ チ と い っ た形状 は金属薄板の加工 精度に依 る と こ ろ が大 き く 通常の ド ッ 卜 マ ト リ ッ ク ス表 示を行な う A C 型およ び D C 型 P D P で求め ら れ る ド ッ ト サイ ズおよ び ド ッ ト ピ ッ チを形成す る の に、 十分満足 で き る 精度を有 し てい る。 ま た、 絶縁層を設 け る こ と に よ っ て、 前面板や背面板上の電極 と 有孔金属板 と を電気 的に絶縁 さ せ る こ と がで き る 。
[0073] 以上説明 し た よ う に 、 有孔金属板を隔壁に用 い 、 かつ 絶縁層を設け た本発明の P D P は、 高精細 な セ ル ピ ッ チ に対応で き 、 かつ ク ロ ス ト ー ク 特性に優れてい る 。 ま た、 陽極一陰極間等で電気的短絡が生 じ る こ と も な い。
[0074] [本発明 の好ま し い実施例 ]
[0075] 以下、 本発明を実施例等に よ り さ ら に詳 し く 説明す る 実施例 1
[0076] 隔壁 と な る 有孔金属板の金属材料組成 と し て、 線熱膨 - - 張係数が 92 x 10— 7ノ °C で あ る 42重量% N i 一 6重量% C r - F e 合金を使用 し た。 金属板厚み は 0.1廳 、 抜 き 穴の配列 は、 正方形を縦横等 ピ ッ チで多数並べた格子形 状 と し 、 そ の ピ ッ チ は 0.2臁 、 抜き穴サイ ズ は 0.15 X 0. 15臁 と し 、 エ ッ チ ン グ加工に よ り 、 多数の抜 き 穴を形成 し 、 有孔金属板 と し た。
[0077] P D P は、 第 6 図 に示 さ れ る よ う に、 前面ガラ ス板に は陽極と し ての透明導電膜 ( I T O ) 、 ま た背面ガラ ス 板に は、 陰極 と し て N i がそれぞれ設け ら れてい る 。 さ ら に、 前面ガラ ス扳お よ び背面ガラ ス板の電極上に、 表 示セル領域を避けて、 ス ト ラ イ プ状の誘電体層をス ク リ 一 ン 印刷で形成 し絶縁層 と し た。
[0078] 次に、 有孔金属板 (隔壁) を前面板およ び背面板の 間 に挟んで、 周囲を封止ガラ スで シ 一 ル し て、 X — Y マ ト リ ッ ク ス の D C 型 P D P を形成 し た。
[0079] 比較例 1
[0080] 実施例 1 で示 し た D C 型 P D P の隔壁を厚膜印刷で形 成 し た。
[0081] ま ず、 ド ッ ト ピ ッ チ 1.0臟 、 抜き 穴サイ ズ 0.8 X 0.8 咖の隔壁を作成 し た。 8回 にお よ ぶ重ね印刷で隔壁の高 さ は 0.15 eraに形成 し た。
[0082] 次に、 実施例 1 で示 し た も の と 同一精度の ド ッ ト ピ ッ チ 0.2顧 、 抜 き 穴サ イ ズ 0.15 X 0.15廳 の隔壁を作成 し よ う と し た。 1.0廳 ピ ッ チで は、 殆ど無視で き た微妙な ァ - ラ イ メ ン 卜 のずれ、 ま た は印刷ペー ス 卜 の だれ等が無視 で き ず、 製造 は技術的 に困難であ り 、 歩留 ま り 率は実施 例 1 に比 し て は る かに悪か っ た。 ま た良好に製造で き た も の につ い て も 、 上記の よ う な理由で十分な セ ル開 口率 が得 ら れな か っ た。 そ の一例を示す と 、 0 . 2臓 ピ ッ チ に 対 し て抜 き 穴サ イ ズは 0 . 1 X 0 . 1顧で開 口率は 2 5 %であ つ た 。 上記 し た 実施例 1 で は 、 抜 き 穴 サ イ ズ は 0 · 1 5 X 0 . 1 5顺で開 口率 は 5 6 % と な り 、 明 ら か に実施例 1 が有利 であ っ た。
[0083] 比較例 2
[0084] 実施例 1 で示 し た D C 型 P D P の隔壁を感光性板ガラ ス の エ ッ チ ン グ加工に よ り 作成 し た。 し 力、 し 、 こ の材料 は前記の よ う に価格的 に極めて高価であ り 、 かつ薄い板 ガラ ス であ る ゆえ非常に脆 く 、 組立加工性の点で も 実施 例 1 よ り 劣 っ て い た。
[0085] 比較例 3
[0086] 一般の ソ ー ダ石灰ガラ ス等に穴あ け加工を し て、 比較 例 2 の よ う な D C 型 P D P の隔壁を作成 し た し 力、 し 、 こ の方法で 0 . 2應程度の高精細な ピ ッ チ の多数の穴あ け加 ェをす る の で は、 比較例 2 と 比べて寸法精度はかな り 低 下す る 。 ま た 、 薄板ガラ ス の脆 さ か ら 考え て、 加工性、 組立加工性の点で比較例 2 よ り 劣 り 、 従 っ て実施例 1 よ り 力、な り 劣 っ て い た。 比較例 4
[0087] 前面ガラ ス板お よ び背面ガラ ス板上に絶縁層を設けず に、 有孔金属板を単独で隔壁 と し てそ の ま ま 使用 し た。 そ の結果、 陽極 - 陰極間で電気的短絡が起 こ り 、 点灯 し な力、 つ た り 、 場合に よ っ ては、 陽極同士の み、 ま た は陰 極同士の みが短絡 し て非選択セ ルが発光す る と い ぅ 不都 合が生 じ P D P の隔壁 と し ての意味がな さ なか っ た。 実施例 2
[0088] 実施例 1 で用 い た格子状の有孔金属板を用 い、 こ れに 誘電体を被着 さ せて絶縁層 と し た。
[0089] 誘電体材料 と し ては、 軟化点 6 0 0で、 平均粒径 2〜 3 m の Z n 0 - B 2 0 3 一 S i O 2 系ガラ ス粉末およ び A 1 2 0 3 、 F e O · C r 2 O 3 等の無機フ ィ ラ ーを使 用 し た。 誘電体の被着は電着液中 にて、 格子状の有孔金 属扳を陰極 と し、 こ れ と 同 じ材質、 同程度の面積の金属 板を陽極 と し て電着を し た。 使用電圧 は直流 2 0 0ボル ト 一定 と し た。
[0090] こ の結果、 電着状態や電着層強度 も極めて良好であ つ た。
[0091] こ の サ ン プルを大気中 にてガラ ス粉末の軟化点 6 0 0。C よ り 高い温度で焼成 し 、 誘電体層を緻密な膜に仕立て上 げて、 表面が誘電体で被着 さ れた所望の格子状の有孔金 厲板が得 ら れた。
[0092] 次に 、 こ の表面が誘電体で被着 さ れた格子状の有孔金 - - 属扳を隔壁 に用 い た D C 型 P D P を下記 に示す通 り 作成 し た。
[0093] すな わ ち 、 第 7 〜 10図 に示すよ う に 、 隔壁 4 と し て表 面が誘電体で被覆 さ れた格子状の有孔金属板、 ス ぺー サ — 8 と し て隔壁 4 よ り 程度厚い ガラ ス を用 い た。 こ の隔壁 3 と ス ぺー サ 一 8 を、 予め電極の形成 し て あ る 2枚の前面ガラ ス扳 1 と 背面ガラ ス板 5 の間 に挟んで周 囲を封止ガ ラ ス 9 で シ 一 ノレ し て X — Y マ 卜 リ ッ ク ス の D C 型 P D P を形成 し た。
[0094] こ の D C 型 P D P の封止状況は良好で、 応力歪に よ る 破損等の 問題は発生 し な か っ た。 こ の時、 スぺー サ一 は P D P の表示領域外に位置 し 、 隔壁の あ る 表示領域に お い て は常に 3 ϋ m 程度の ガス導入空間が存在 し 、 管内排 気お よ びガス封入が、 表示領域全域に渡 っ て確実に行な 実施例 3
[0095] 実施例 2 で用 い た表面が誘電体で被着 さ れた格子状の 有孔金属板 と ス ト ラ イ プ状の誘電体を隔壁 に用 い た D C 型 P D P を下記 に示す通 り 作成 し た。
[0096] すな わ ち 、 ス ト ラ イ プ形状の誘電体は、 フ ォ ー ト イ ン シ ュ レ ー タ ー (東京応化工業㈱製) を用 い て、 背面ガラ ス 板上に 、 膜厚 δϋ ^ πι 、 ピ ッ チ 0.2顧、 形成ラ イ ン幅 50 m の誘電体層を形成 し た。
[0097] 次 に 、 第 11〜 12図 に示す よ う に 、 前面ガ ラ ス 板 1 と 背 一 - 面ガラ ス板 5 の 間に、 誘電体を被着 し た格子状の有孔金 属扳 4 と ス ト ラ イ プ形状の誘電体 10を挾み、 こ れを隔壁 と し 、 低融点ガラ ス フ リ ッ ト で シ ー ル し 、 チ ッ プ管を通 し て真空排気お よ びガス封入 し た後、 チ ッ プ管を封 じ 切 り 、 D C 型 P D P を作成 し た。 こ の D C 型 P D P は、 第 11〜 12図 に示 さ れ る よ う に、 前面ガラ ス板 1 に は陽極 6 が設け ら れてお り 、 ま た前面ガラ ス板 1 内面に は蛍光体 11が塗布 さ れて い る 。 一方、 背面ガ ラ ス板 5 に は陰極 7 が設け られてい る 。 そ し て、 陽極 6 と 陰極 7 と は直交 し て ド ッ ト マ ト リ ッ ク ス を形成す る よ う に な っ て い る 。 こ の よ う に し て形成 ド ッ ト 数 100 X 100の D C 型 P D P 力く 得 ら れ た 。 な お 、 封入 ガ ス は H e - X e ( 2% ) 300 T orr を用 い た。
[0098] こ の よ う に し て得 られた D C 型 P D P は、 高精細度化 への適応性、 加工性、 放電電圧特性の均一性、 ク ロ ス ト ー ク 特性の いずれに も 優れてい た。
[0099] 実施例 4
[0100] 実施例 2 で用 い た表面が誘電体で被着さ れた格子状の 有孔金属板を隔壁に用 い た D C 型 P D P を下記に示す通 り 作成 し た。
[0101] すな わ ち 、 第 13〜 14図 に示 さ れる よ う に、 第 1 電極 14と し て薄膜 A を 0.2顧 ピ ッ チ で、 ラ イ ン幅 0.1顧の ス ト ラ イ プ形状に形成 し 、 そ の上に誘電体層 2 と し て Z n 0 - B 2 0 3 — S i O 2 系ガ ラ ス粉末に A J 2 0 3 を少量 一 - 混合 し た粉末を、 ビ ヒ ク ル と 混練 し てペ ー ス ト 化 し 、 ス ク リ ー ン 印刷法でベ タ 印刷 し 、 580 に て焼成 し た。 次 に誘電体層上に第 1 電極 14と 直交す る 向 き に 、 第 2 電極 13と し て N i ペー ス ト を用 い、 ス ク リ ー ン 印刷法 に よ り 0.2顧 ピ ッ チで ラ イ ン幅 0.1臓の ス ト ラ イ プ形状 に形成 し 、 580で に て焼成 し た。
[0102] 第 3 電極 12と な る 有孔金属板電極は、 有孔金属板か ら な る 隔壁 4 の基体金属 と 同 じ材質、 同 じ形状の金属板を 使用 し た。 な お、 こ の隔壁 4 は有孔金属板 2枚か ら形成 さ れて い る 。
[0103] 次に背面ガラ ス板 5 上に、 上述の よ う に し て得 ら れた 有孔金属板か ら な る 隔壁 4 を置 き 、 さ ら に第 3 電極 12の 配置 さ れた前面ガラ ス板 1 で挟み、 低融点ガラ ス フ リ ツ 卜 で シ ー ル し 、 チ ッ プ管を通 し て真空排気およ びガス封 入 し た後、 チ ッ プ管を封 じ 切 り 、 D C 型 P D P を作成 し た。 な お封入ガス は N e - A r ( 0.5% ) 350 T orr を 用 い た。 こ の よ う に し て得 ら れた D C 型 P D P は、 陰 極の耐スパ ッ タ 性、 陰極の電流密度、 放電維持電圧、 加 ェ性 (量産性) の いずれに も 優れてい た。
[0104] 実施例 5
[0105] 隔壁 と な る 有孔金属板 と し て 、 線熱膨脹係数が 92 X 10— 7ノ。〇 で あ る 42重量% N i - 6重量% C r — F e 合金 を使用 し た。 金属板厚み は 75 / πι 、 抜 き 穴の配列は、 正 方形を縦横等 ピ ッ チで多数並べた格子形状 と し 、 そ の ピ ツ チ は 0.2醒、 抜き 穴サ イ ズは 0.17 X 0.17臓 と し 、 エ ツ チ ン グ加工に よ り 、 多数の抜き 穴を形成 し、 有孔金属板
[0106] ( A タ イ プ) と し た。 さ ら に、 同様の有孔金属板と し て、 扳圧 75 ίί πι 、 セ ノレ ピ ッ チ 0.15廳 、 抜 き 穴サ イ ズ 0.12 X 0.12鯽 も の ( Β タ イ プ) と 2種類用意 し た。
[0107] 誘電体材料 と し ては、 軟化点 800で 、 平均粒径 2〜 3 β to の Ζ η Ο — Β 2 0 3 0 2 系ガ ラ ス粉末およ び A 2 0 3 , F e 2 0 3 * C r 2 0 3 等の無機フ イ ラ 一 を使用 し た。 熱間圧着性を有す る ア ク リ ル樹脂を B C A (プチ ル カ ノレ ビ ト ー ノレア セ テー ト ) あ る い は、 ノ、' イ ン オ イ ノレ等 の有機溶剤に溶か し て、 転写印刷用 ビ ヒ ク ル と し た。 こ の ビ ヒ ク ル は、 樹脂分 5〜 20重量部 と溶剤分 80〜 95重量 部力、 ら成 る 。 次に こ の ビ ヒ ク ノレ 20〜 40重量部に対 し て、 ガ ラ ス粉末お よ び無機フ ィ ラ ー 60〜 80重量部を混練 し、 転写印刷用ペー ス ト と し た。 こ のペー ス ト を剥離基体の ポ リ エ ス テノレ フ ィ ルム上に、 ス ク リ ー ン 印刷法に よ り 、 ベ タ 印刷 し 、 90で で十分乾燥 さ せ る 。 乾燥 し た転写 シ ー ト を熱間 口 一 ラ ー あ る い は熱間平型プ レ ス に よ り 、 有孔 金属板に圧着 さ せた。 圧着後、 転写 シー ト を剥が し、 誘 電体層が形成 さ れた有孔金属板を大気中 におい て 600〜 680°Cで焼'成 し、 誘電体層を完全に無機質でかつ緻密な 膜に仕立て挙げ、 有孔金属板表面に絶縁層が得 ら れた。
[0108] 次に、 こ の有孔金属板を隔壁に用 い た D C 型 P D P を 下記に示す通 り 作成 し た。 すな わ ち 、 第 6 図 に示すよ う - - に 、 隔壁 4 と し て有孔金属板を用 い、 こ の隔壁 4 を予め 電極の形成 し てあ る 2枚の前面ガラ ス板 1 と 背面ガ ラ ス 板 5 の 間 に挟んで周囲を封止ガ ラ ス で シー ル し て、 X — Yマ ト リ ッ ク ス の D C 型 P D P を形成 し た。
[0109] こ の D C型 P D P の封止状況は良好で、 応力歪に よ る 破損等の 問題 は発生 し な か っ た。
[0110] こ の よ う な D C型 P D P は、 セ ノレ ピ ッ チ の異な る A 夕 イ ブ、 B タ イ プどち ら につ いて も 開口率を下げ る こ と な く 良好な結果が得 ら れた。
权利要求:
Claims求 の 範 囲
1. ス ぺ ー サ お よ びノ ま た は放電隔壁 と し て、 厚 さ
0.01〜 1.0腿 の有孔金厲板を使用 し 、 該有孔金属板 と 放 電電極 と を電気的 に絶縁す る絶縁層を有す る こ と を特徴 と す る プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ル。
2. 表示 ド ッ ト 最小 ピ ッ チが 0.6卿以下であ る 請求項 1 に記載の プラ ズマ ディ ス プ レ イ ノ、。ネ ル。
3. 前記有孔金属板に絶縁層が被着 さ れる 請求項 1 お よ び 2 に記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ノレ 。
4. 前記有孔金属板に ガス拡散用 の溝を設け る 請求項 1 〜 3 の いずれ力、に記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ル,
5. 前記有孔金属板を放電電極の一部 と し て使用す る 請求項 1 〜 4 の いずれかに記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ ノヾ ネ ノレ 。
6. 前記有孔金属板を複数枚使用す る 請求項 1 〜 5 の いずれ力、に記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ノレ 。
7. 前記有孔金属板の穴内面に蛍光体が被着さ れ る 請 求項 1 〜 6 の いずれかに記載の プラ ズマ ディ ス プ レ イ パ ネ ル。
8. 前記有孔金属板 の 材質が、 F e , C o , N i , C r か ら選ばれ る 少な く と も 1種の元素を含む合金で、 線熱膨張係数が 40〜 100 X 10 _ 7 /。C ( 25〜 500 °C ) であ る 請求项 1 〜 7 の いずれかに記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ ィ パ ネ ノレ。
9. 前記絶緣層が、 軟化点 350〜 1000 の範囲 に あ る ガ ラ ス あ る い は ガラ ス を含む誘電体材料力、 ら な る 請求項 1 〜 8 の いずれかに記載の プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ル。
10. 絶縁層 と な る 厚 さ 1〜 ΙΟΟ ^ πι の誘電体層で表面 が被覆 さ れた プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ の隔壁 ま た は ス ぺ一 ザ と し て用 い ら れ る 有孔金属板。
11. ス ぺ ー サ お よ び Z ま た は 放電隔 壁 と し て、 厚 さ 0.01〜 1.0卿の有孔金属板を使用す る プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ルに お いて、 該有孔金属扳を 1つ の電極 と な し 、 ガ ラ ス お よ びガ ラ ス を含む誘電体粉体が懸濁す る 液体中 で、 該粉体を有孔金属板に電着 し 、 そ の後、 加熱 し てガ ラ ス を溶融 さ せて絶縁層を有孔金属板に 固着す る こ と を 特徵 と す る プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パ ネ ルの製造方法。
12. ガ ラ ス お よ びガ ラ ス を含む誘電体粉体を、 剥離性 基体上に成膜 し 、 該誘電体膜 と 有孔金属板の片面あ る い は両面を重ね た状態で、 室温あ る い は加熱 し て加圧 し た 後、 剥離性基体を除去す る こ と に よ り 、 誘電体膜を有孔 金属板表面 に転写 し 、 そ の後、 加熱 し てガラ ス を溶融 さ せ て、 絶縁層を有孔金属板 に 固着す る こ と を特徴 と す る プラ ズマ デ ィ ス プ レ イ パネ ノレ の製造方法。
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