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专利摘要:
公开号:WO1991004532A1 申请号:PCT/JP1990/001161 申请日:1990-09-11 公开日:1991-04-04 发明作者:Tadamitsu Ryu;Yoshio Mogi;Takanori Fukatsu;Gen Kakehi;Masahiko Murakawa;Mamoru Endo;Mitsuhiko Yamagata;Katsuo Sato;Akira Hashimoto;Hiroshi Araki;Yasumasa Takahashi 申请人:Fujitsu Limited; IPC主号:G06F16-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 〔発明の名称〕 [0003] 分散型データベース システム [0004] における仮センタ一方式 [0005] 〔技術分野〕 [0006] 本発明は, ネ ッ トワークに接続された複数の端末 からなる分散型データベースシステムにおける仮セ ンター方式に関する。 [0007] 近年, 公衆網または自営網等のネッ トワーク に接 続された複数の端末により分散型処理システムまた は分散型データベースシステム (以下, 分散型デー タベース システムという) が構築されるようになつ た。 そのようなシステムでは, 各端末に設けられた データベースがリアルタイムのネッ トワーク (通信 網) で結合されている幾つもの場所に分散されてお り, そのデータベースを扱う処理能力も分散されて いる。 [0008] 本来分散型データベース システムは必要なデータ の大半を自分の端末のデータベース内で持っている が, 必要なデータが他端末にある場合, ネ ッ トヮー クを介してそのデータを受け取る必要があり転送に 時間がかかるなどの点の改善が望まれている。 〔背 景 技 術〕 [0009] 近年, ネ ッ ト ワーク に接続された複数の情報処理 機能を備えた端末によりデータベース システムが構 築されるようになった。 従来のデータべ一ス システ [0010] 5 ムは管理形態から見ると, 集中型と分散型とに分け ることができる。 集中型データベースは, 1つのセ ンタホス トに全てのデータベースを一元管理し, 他 の端末はセンタホス トにアクセスして必要な情報を 検索する方式である。 [0011] 1 0 この方式では, センタホス ト の規模が大き く なり 他の端末からのァクセスが集中してセンタホス トの 負荷が通大となるいう欠点がある。 これに対処する 方式として, ネッ トワークに接続する複数の端末に それぞれが管理するデータベースを備える分散型デ [0012] 1 5 —タベースシステムが利用されている。 [0013] 従来の分散型データベース システムを第 1 6図を 用いて説明する。 [0014] 図において, T 1 〜T 4 はそれぞれ情報処理機構 ( C P U , メ モ リ , 入出力装置, フ ァ イ ル装置等) 2 0 を備えた端末 ( T 1 〜T 4 ) , Fは各端末が備え られたデータベースを格納するフ ァ イ ル表し, N W はネ ッ トワーク (公衆網, 私設網など) を表す。 第 1 6図の Α . は分散型データベース システムの 基本的な構成を示し, 複数の端末 Τ 1 〜Τ 4 は, -そ 2 5 れぞれが必要とするデータの大半を自分の端末のデ ータベース内に持っている。 しかし, 他の端末にあ る場合 (関連するデータが他にあることが分かって いる場合) , 他の端末に対してネッ トワークを介し て順番に問い合わせてデータを要求する。 例えば, [0015] 5 端末 T 1 が他の端末 T 2に対してデータを要求する と, 端末 T 2において該当するデータがあればファ ィ ル装置から取り出して, ネ ッ ト ワークを介して転 送し, それを端末 T 1 で受け取るという動作を行う < 上記の第 1 6図の A . に示す従来の分散型データ [0016] 1 0 ベース システムでは, 各端末が他端末の持つデータ を全て自端末のデータベースに保持していない場合, まず自端末のデータベースを検索して必要なデータ がないと, 他端末に順次ネッ トワークを介して必要 データがあるか否かの照会を行い, ある場合はその [0017] 1 5 端末からネッ トワークを介してデータを受け取ると いう手順を経る必要があり, 端末及びネ ッ トワーク への負荷が過大になるという問題がある。 [0018] また, 各端末が全データを常に保持するシステム の場合, データが発生するとその都度各端末にその [0019] 2 0 データを送信する必要があり, 前記と同様にネッ ト [0020] ワークへの負荷がかかるという問題がある。 [0021] また, 各端末に送信したデータが改版されると, その改版データ (改版資料) を各端末にそれぞれ送 信しな く てはならない (これをミ ッ シング動作とい このように分散型データベースシステムでは, 必 要なデータを検索, 収集するために各端末は多大の 時間を動作し, ネッ トワークの使用時間が増大し, 端末の負荷とネッ トワークの負荷が端末数に比例し [0022] 5 て膨大になるという問題があった。 [0023] 一方, データを直接転送する代わりに, データを 圧縮したコマン ド (コード) で表現し, 転送の際の 情報置を滅らすコマン ド転送方式がある。 その構成 を第 1 6図の B. に示す。 [0024] 1 0 その方式を説明すると, 例えば端末 T 2において, あるデータに対して圧縮されたコマン ドとして 「 V O L l 」 を割り当てる。 この端末 T 2に対して, 端 末 T 1からそのデータの転送を要求してきたとする。 [0025] その場合, 端末 T 2は, 当該データの転送をせず [0026] 1 5 に, 割り当てられたコマン ド rv O L l j とその付 加情報としてこのデータを持つ端末を示す番号情報 「T 2」 を端末 T 1に転送する。 端末 Τ 1では, そ のコマン ドを受け取ると, コマン ドに対応するデー タを自分のデータベースから検索する。 [0027] 2 0 その時, 自分のデータベースにコマン ドに対応す るデータがない時は, 前記コマン ドに付加された端 末の番号情報 「Τ 2」 を用いて, 該当する端末 Τ 2 にアクセスしてコマン ド 「 V 0 L 1」 に対応するデ ータを要求する。 これにより目的とするデータを獲 2 5 得することができる。 同様に, 端末 T 1からのデータの要求に対して端 末 Τ 3からコマン ド 「 V O L 2 」 とデータの所在位 置を表す 「 T 3 」 が送られてく ると, そのデータを 上記と同じ手順により得ることができる。 [0028] 5 データベースでは, 関連する複数のデータからな るデータ群または統合された複数のデータを関連付 けて処理する場合があるが, 上記第 1 6図 B . に示 すコマン ドを用いたデータベースでは, 閬連するデ 一夕があるかどうかを各端末に順次問い合わせて, 1 0 データを収集し, 編集処理を行うのにネッ トワーク 及び端末への負荷及び時間がかかるという問題があ つた。 [0029] また, データベースシステムにおいては, データ ベースのデータを閲覧したいという要求またはデー [0030] 1 5 タを取得したいという要求があった時, どの端末 ( または個人) に対しても公開できるものを除いて, 閲览の資格をチユ ックすることが行われている。 従 来の方式では, 各端末においてユーザ (または端末 ) からの閲覧要求 (データ要求) に対して, 当該ュ [0031] 2 0 一ザが正当な資格を持っているか否かがチェ ックさ れる。 このチェ ックは通常, 個人 I D (識別番号) , バスワー ド, キーボー ド等を用いて行われる。 即ち, 資格を有するものとして予め登録された個人 I D等 と, ユーザが入力した個人 I D等とが照合され, 両 [0032] 2 5 者が一致した場合に当該閲覧が許されるという方式 が用いられている。 しかし, この従来方式によれば, 正当な個人 I D等を入力しさえすれば, 他に資格等 を必要とすることなくデータベースを罱覽すること ができる。 [0033] 5 このため, データの重要度にかかわらず全ての情 報についてどの個人 I Dからも閩 ¾が可能となって しまう という問題があった。 この問題は, 特に公衆 網に接続された分散型データベースシステムておい て重大である。 即ち, 秘密にするデータ (非公開デ [0034] 1 0 —タ) 以外のデータは, どの端末からも閲燹できる [0035] (開放した) 状態であるのが望ましい。 これにより, 物理的に離れた端末間で互いのデータを閲覧し, こ れを用いた処理が可能となるので, 公衆網に接続さ れていること及び分散型データベースシステムであ [0036] 1 5 る特徴を充分に活用できる。 しかし, この一方で異 なる端末間で閬览できるようにすべき (開放データ とすべき) データであるが, 個人 I D等の閡 ¾資格 を持つ人だけに制限したいという要求には応じるこ とができない。 すなわち, 従来はデータの重要度に [0037] 2 0 応じた鬨览資格を制限できないため, データベース の開放を阻むという問題があつた。 [0038] 本発明は各データベースを保持する各端末に対し ネッ トワークを介して全データを送信する必要を無 くすと共に効率的に最新のデータを入手してネッ ト [0039] 2 5 ワーク負荷を軽減できる分散型データベースシステ ムにおける仮センター方式を提供することを主たる 目的とする。 [0040] また, 本発明は分散型データベースシステムにお いて管理情報を持つセンターが改版されたデータの 5 管理及び利用者に対する適切な版数情報を提供する することを目的とする。 [0041] 更に分散型データベースシステムのセ ンターに接 続する端末において自端末が公開したデータと他端 末が公開したデータとを区別して処理できることを 1 0 目的とする。 [0042] 本発明は更に, 分散型データベースシステムでコ マン ド転送を行う場合に, 必要とするコマン ドに対 応するデータがどの端末のデータベースに格納され ているか各端末に問い合わせなないでも得られるこ 1 5 と及び或るコマン ドを持つデータ と, これに関連す るデータとを同じコマン ドで効率的に入手すること ができる分散型データベースシステムの仮セ ンター 方式を提供すること目的とする。 [0043] 更に, 本発明は分散型データベースシステムにお 2 0 いてコマン ド転送を用いる場合に分散点在する関連 データを単一のデータとして扱う ことができる分散 型データベースシステムにおける管理処理方式を提 供することを目的とする。 [0044] また, 分散型データベースシステムのデータのセ 2 5 キユ リティを管理するセンターにおいて, 公開され たデータの重要度と個人が持つ資格に応じた閲覧制 限が可能な分散型データベースシステムの仮センタ 一方式を提供することを他の目的とする。 本発明の 他の目的は, 分散型データベースシステムのネッ ト ワークに接続した端末をグループ化してデータべ一 スを利用すること及び各グループ間に渡るデータ利 用のための分散型データベースシステムにおける仮 セ ンター方式を提供することを目的とする。 [0045] 更に本発明の他の目的は, 分散型データベースシ ステムの管理情報の保持と処理を行うセ ンター機能 の負荷の分散及び障害時の危険の防止を可能とする 分散型データベースシステムにおける仮セ ンター方 式を提供することを目的とする。 [0046] 〔発明の開示〕 [0047] 本発明は, ネ ッ トワークに接続された複数の端末 により分散型データベースシステムを構成し, 端末 の一つを公開されたデータの全目次を管理する目次 管理センターとして割り付け, データを公開するデ ータ提供端末はデータの本文を自己のファィルに格 納する共にその目次と端末識別番号を目次管理セン ター知らせる。 目次管理センターは各データ提供端 末から通知された目次を登録して, 利用者端末から 目次要求があると登録された目次を利用者端末に送 る。 利用者端末はその目次を見て必要な目次を検出 してデータ提供端末にアクセス して必要なデータを データ提供端末から得るこ とができる。 また, 目次 管理センターは, データ提供端末から公開したデー タベースの改変目次が登録されるとその版数を管理 5 し, 利用者端末から目次の公開要求に対して適切な 版数の通知を行う。 また. 目次管理セ ンターに目次 要求を行う端末は, 目次管理セ ンターから送られた 全公開目次の中から自分が公開したデータの目次を 入力しないようにチ ック して他端末が公開した目 [0048] 1 0 次だけを取り込むようにする。 [0049] また, 本発明は, コマン ド転送を行う分散型デー タベースシステムの端末の 1っをコマン ドを管理す るコマン ド管理センターとして割り付け, コマン ド 管理センターにコマン ドと対応するデータを保持す [0050] 1 5 る端末識別情報を登録して, 要求により端末に対し 登録情報を提供する。 さらに, 本発明は 1 または複 数の端末のデータベースに保持された関連するデー タ群に対して共通のコマン ドを割当てコマン ド管理 センターで管理し, 端未に対して共通コマン ドに対 [0051] 2 0 応するデータ群へのアクセスを容易にする。 [0052] 本発明は, 更に分散型データベースシステムにお いてコマン ド転送を行う場合に異なる複数のコマン ドを一致化して管理するコマン ド管理セ ンターを備 え, 端末における 1つのコマン ドに対応するデータ 2 5 処理において同時に一致化したコマン ドに対応する データも処理できるようにする。 [0053] 本発明は, 目次管理やコマン ド管理のセンターお いて開放されたデータの重要度に応じて該データの 目次等のァィ テムに第 1 のランクを登録すると共に 閲霓可能な端末 (個人) の識別情報とその端末( 偭 人) には対し第 2 のラ ンクを舍む情報を登録し, 端 末からの要求があるとその端末のチェ ック及びラ ン クが条件を満たすかについてチェ ックすることによ り閬 Kを許可する端末 (個人) を限定してデータの セキュ リ ティ管理を行う。 [0054] 更に本発明は, 分散型データベースシステムを構 成するネッ トワークに接続されたまとまりのある複 数の端末でグループを構成し, グループ内に管理セ ンターを設けてデータの相互利用を行い, 異なるグ 5 ループ間におけるデータの利用をグループ簡管理セ ンターにより行うようにする。 [0055] また, 本発明は, 分散型データベースシステムに 設けられる管理センターとして, 上記した各発明に より種々の機能を持つセンターを割り付けることが 0 できるが, ネッ トワークに接続する複数の端末の中 の何れの端末でもデータベースの管理を行う ことを 他端末に通知し, 必要な管理情報を他端末から収集 することによりセンターとして動作させるようにし て, 機能の分散やセンター障害時の対処を行う こと 5 ができる。 〔図面の簡単な説明〕 [0056] 第 1図は本発明の実施例の基本構成, 第 2 A図は 目次管理セ ンターを用いた実施例構成, 第 2 B図は その勖作シーケ ンスの例, 第 3 A図乃至第 3 C図は 5 版数管理の処理フローとファ イ ルの構成例, 第 4図 は公開者識別を行う端末とセ ンターの相互動作を示 す図, 第 5図は端末を具体化した実施例構成, 第 6 図はコマン ドを用いた方式の実施例の基本構成, 第 [0057] 7図は動作の詳細を示す実施例のシステム構成, 第 1 0 8図はコマン ドー致化を用いる実データ管理処理の 実施例の基本構成, 第 9 A図は実データ管理処理の 具体的な実施例構成, 第 9 B図乃至第 9 G図は実施 例の処理内容を説明する図, 第 1 0図はセキユリテ ィ管理を実現する実施例の基本構成, 第 1 1 A図は 1 5 テーブル説明図, 第 1 1 B図は接続手順説明図, 第 [0058] 1 1 C図はデータ管理処理フロー, 第 1 2図は端末 をグループ化したシステム構成, 第 1 3 A図は複数 グループがある分散型データベースシステムの実施 例構成, 第 1 3 B図グループ間のデータべ一ス管理 2 0 処理フロー, 第 1 4図はセンター負荷の分散を行う 実施例の基本構成, 第 1 5 A図は具体的な実施例構 成, 第 1 5 B図乃至第 1 5 1 図は実施例構成による 分散管理の各処理内容を説明する図, 第 1 6図は従 来例の説明図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 [0059] 上記の各目的を達成するための本発明の実施例を 以下に噸次説明する。 [0060] 第 1図は本発明の実施例 1 の基本構成である。 [0061] 第 1図において, 1 はそれぞれ情報処理機能を備え ると共に分散型データベースを格納するファ イ ル 2 を備えた全て同等の端末であり, 各端末 1 は符号 T [0062] 1 〜T 4により区別され, ここでは, 各端末の作用 により Τ 1がデータ提供端末, Τ 2 , Τ 3 は利用者 端末を表す。 また, 2 は各端末のデータベースを格 納するファ イル, 3 は公衆網や私設網等のネッ トヮ ーク, 4 a はこの分散型データベースシステムを構 成する各靖末が持つデータベースの各データの目次 [0063] (又は表題) の管理を行う目次管理セ ンター (仮セ ンター) , 5 は各目次とそのデータを保持する端末 識別情報 (端末番号) とを対にして全ての目次 (公 開されたデータの目次) について格納した目次ファ ィ ル 5 0を舍むセンター用のファ イルである。 [0064] 上記の目次管理セ ンター 4 a は, 本発明による仮 センターの 1 つであり る。 ここで, 「仮センター」 という用語を用いるが, その意味をここで説明する , 本発明では分散型データベースシステムを構成す る多数の端末の中の 1 つまたは複数の端末に, 分散 データベースシステムについての管理情報 (第 1図 の例では目次) を持たせて, その他の端末かからの 問い合わせ (照会) に対して管理情報を参照して, 管理情報を調べて, 調べた結果を応答する処理を行 うセ ンターとして割り付けられる。 このセ ンター機 能を持つ端末は, 特定の端末に固定されず, 必要に 応じて変更でき, 管理情報の種別に応じて複数個の セ ンタ一が設ける こ とができ, このような性質を持 つセンターを 「仮セ ンター」 と呼ぶものである。 [0065] 第 1図の構成では, 分散型データベースシステム を構成する端末の中に目次管理セ ンター 4 aを設け, データ提供を行う端末はデータ (資料) の目次 (ま たは 「表題」 ) を目次管理セ ンターに登録するだけ で, データの実際の中身である本文はデータ提供端 末で保管し, 利用者の端末は目次管理センターから 目次を取り出してその中の必要なデータの本文はデ —タ提供端末に要求して取り出すものである。 また, 目次管理センター 4 a は, 目次管理において目次の 版数管理を行うための目次版数管理ファ ィ ル 5 2を 備えている。 [0066] 第 1図の構成における基本的な動作を説明すると, データ提供端末 T 1 で, データが発生すると, ネッ トワーク 3を介して目次管理センター 4 aを呼び出 し, 目次登録手段によりデータの目次 (提供源を表 す情報を含む) をネ ッ トワーク 3を介して目次管理 セ ンター 4 aに送信して登録を行い, データ (資料) の本文のデータはデータ提供端末 T 1 のファ イ ル 2 に格納して管理される。 目次管理セ ンター 4 a はそ の目次のデータを受け取ると, 目次管理手段 1 2 1 の動作により目次ファ イ ル 1 2 2に格納する。 目次 ファ イ ル 5 0には複数のデータ提供端末 T 1から送 5 信された目次が格納される。 [0067] 利用者端末 T 3からデータベースの利用者がネ ッ トワーク 3を介して目次管理センター 4 aにァクセ スし, 目次要求手段 1 3 1からデータを要求すると, 目次管理センター 4 aの目次管理手段は, 目次ファ 1 0 ィ ル 5 0の全ての目次を取り出して利用者端末 T 3 [0068] に送信する。 利用者端末 T 3 はその目次のリ ス トを 表示装置 (図示せず) により知ることができ, その 中の 1つの 「目次 j を選択すると, その 「目次」 の 中に含まれた提供源を表す情報を用いて, 本文要求 1 5 手段 1 3 2からネッ トワーク 1 0を介してデータ提 供端末 T 1 にアクセスし, 選択した 「目次」 の本文 を要求する。 [0069] データ提供端末 T 1 は, 利用者端末 T 3から要求 された 「目次」 に対応する本文のデータをファ イ ル 2 0 1 1 3を検索して取り出し, 利用者端末 T 3に送信 する。 [0070] この分散型データベースシステムの目次管理セ ン ターを用いた具体的な実施例を第 2図 Aに示し, そ の動作シーケンスの例を第 2 B図に示す。 [0071] 2 5 第 2 A図の構成では, データ提供端末 T 1が A, Bが示されているが, 他の構成は第 1図と同様であ る [0072] 第 2 A図の実施例の動作を第 2 B図の動作シーケ ンスの例を参照しながら以下に, 第 2 A図に示す① 5 〜⑥の各動作の順に従って説明する。 [0073] ①データ提供端末 T l (Aまたは Bの何れか) に おいて, データ (資料) が発生 (または入力) する と, そのデータ (目次と本文) を自端末のデータべ ースのファ イ ルに格納する (第 2 B図の 1 ) 。 [0074] 1 0 この時, そのデータをデータベースとして他の端 末で利用可能にしたい場合, ネッ トワーク 3を介し て目次管理センター 4 aにアクセスする (第 2 B図 の 2 ) 。 データ提供端末 T 1 は目次管理センター 4 aが接続されると, データベースとして登録するデ [0075] 1 5 ータの目次 (または, 題名等の短い文字, 数字でも よい) を提供者の端末を表す提供者情報 (第 2 A図 の例では Aまたは B ) と共に送信する (第 2 B図の 3 ) 。 これを受信すると目次管理セ ンター 4 a は, 提供者情報を舍む目次をファ ィ ルに格納して管理す [0076] 2 0 る (第 2 B図の 4 ) [0077] ②利用者端末 T 3がデータベースを利用する場合, 目次管理センター 4 a にアクセスし, ネ ッ ト ワーク を介して接続されると, 目次を要求する (第 2 B図 の 4 ) 。 [0078] 2 5 ③目次管理センター 4 a は, この要求を受けると, 管理するフアイルから目次一 ¾ (リス ト) を取り出 して利用者端末 T 3に送信する (第 2 B図の 5 ) 。 [0079] ④利用者端末 T 3 はその目次一覧を受信すると, 第 2 A図に示すように表示装 Sの表示画面に表示す る (第 2 B図の 6 ) 。 [0080] ⑤利用者端末 T 3の利用者が表示画面に表示され た目次一 5 の中から, 1つの目次を選択 (キーボー ド, マウス等の入力手段により行う) する。 そして, その目次に舍まれるデータの提供者情報 (例えば A ) が, ネッ トワーク 3に対する相手選択の制御信号と して送出される, これにより利用者端末 T 3 はネッ トワーク 3の動作によりその 「目次」 を登録したデ ータ提供端末 T l , Aにアクセスする (第 2 B図の 7 ) . 接铙後, そのデータ提供端末に対して, 選択5 した 「目次」 情報の 「本文」 を要求する (第 2 B図 の 8 ) と, データ提供靖末が管理するファイルから その 「目次」 の Γ本文」 のデータを検索する (第 2 Β図の 9 ) 。 [0081] ⑥データ提供端末 Τ 1において, 対応する 「本文」 0 を検出すると, そのデータは要求を行った利用者端 末 Τ 3に送信される (第 2 Β図の 1 0 ) 。 利用者端 末 2 4ではその 「本文」 の内容を表示または印字す る等により内容を知ることができる。 [0082] 第 2 Α図の構成において, データ提供端末から登 5 録されたデータを改変 (改版) する場合は, 目次管 理センタ一 4 a に対し, 改版数を舍む目次を送って 登録するだけでよ く, 従来のように改版のデータが 発生する毎にデータを送信する必要はない。 [0083] この方式によれば従来方式に比べて, データ全体 を登録する必要がないので, ネッ トワークおよびデ ータを提供する端末とデータを登録する端末の負荷 を軽減することができる。 また, 端末の利用者も目 次により選択を行うので, 不必要なデータ (本文) を受ける必要がないのでァクセス時間を短縮できる 0 また, 目次管理センターは目次だけを管理するの で負担を軽くすることができる。 次に目次の版数管理の動作原理を第 1図を用いて 説明する。 [0084] 5 第 1図において, データ提供端末 T 1 から目次管 理セ ンター 4 a に利用者が公開したデータベースの 改変目次を送ると, 目次管理センター 4 a は, 改変 目次を順次一時作業フ ァ イ ル 5 1 に格納しておき, 設定時間毎または目次数が設定数になる毎にその目 0 次に版数を付加して目次版数管理ファ ィ ル 5 2に移 転する。 利用者端末 T 2から, その端末がもつ最新 版数の通知と共に目次の版数照会が目次管理センタ 一 4 a に依頼されると, 該最新版数以降の不足版数 を目次管理フア イル 5 2から取り出して照会元端末 へ転送する。 上記の原理により版数管理の実施例の処理フ口一 を第 3 A図乃至第 3 B図を用いて説明する。 [0085] 最初に第 3 A図に示す目次の改変 (登録 · 変更 · 削除等を舍む) 処理フローを説明する。 なお図中の S 1 , S 2 · ' の表示はステップ 1 , ステップ 2 · • を意味する。 [0086] 端末 A及び Bからの目次改変要求 (第 3 A図 S 1 , S 2 ) を受けると, 目次管理センター 4 aでは, 一 次作業ファ イ ル 5 1 に端末 Aの改変目次内容と端末 Bの改変目次内容とを格納する ( S 3 ) 。 この一次 作業ファ イ ル 5 1への格納状態を第 3 B図の上側に 示すような内容となる。 ここで, Sはステップを意 味する。 [0087] この後, 一定時間 (例えば 2 4時簡) 経過した時, または目次数が所定数 (例えば 1 0 0項目) を越え た時, 或いは一定の時刻 (例えば 0時 0 0分) に達 した時を更新条件 ( S 4 ) として一次作業ファィル 5 1 に格納してある全目次を目次版数管理ファ イ ル 5 2 に移転する ( S 5 ) β [0088] この目次版数管理フア イ ル 5 2での格納状態が第 [0089] 3 Β図の下側に示されている。 この例では, 版数と 共に版数更新時間も登録されている。 なお, 一次作 業ファ イ ル 5 1から目次版数管理フア イ ル 5 2 に一 緒に移転された目次には同じ版数が付加されること は言うまでもない。 一方, ステップ S 4 での版数更新条件が整ってい ない時は, 目次管理セ ンター 4 a は目次版数管理以 外の処理を実行する。 [0090] 次に第 3 C図に示す目次照会例を説明する。 [0091] 5 例えば端末 Aから, 目次の照会が行われると ( S [0092] 1 1 ) , その時端末 Aが持っている最新の版数 0003 が目次管理セ ンター 4 a に送られる。 目次管理セ ン ター 4 a は, まず一次作業ファ イ ル 5 1 に目次デー タが存在しているか否かを判定する ( S 1 2 ) 。 こ 1 0 の結果, 目次が格納されていないと判定されると, 目次管理センター 4 a の目次版数管理フア イ ル 5 2 の版数 0003以降の版数 0004〜0005 (この版数 0005が 最新のものとする) の目次内容を端末 Aに転送する ( S 1 3 ) 。 [0093] 1 5 また, 一次作業 5 1 に目次データが存在している と判定した時には, 目次版数管理ファ イ ル 5 2の版 数 0004〜0005を端末 Aに転送すると共に, 一次作業 ファ イ ル 5 1中の全目次を版数 0006として端末 Aに 転送する ( S 1 4 ) 。 こ こで, 端末から照会された [0094] 2 0 版数 0003に対して目次版数管理フア イル 5 2 に格納 されている最新の版数 0005だけでなく, その前の版 数 0004も目次転送するのは, 版数がかわると端末側 で欲する画面等が古い版数に入っているのか新しい 版数に入っているのか分からないからである。 - [0095] 2 5 このようにして, 版数管理をするこ とにより, 公 開された目次を要求する端末側利用者は, 自分が持 つている目次以外の目次だけを入手できるので, 転 送時間が短縮される。 また短縮された時間分だけ目 次管理センターの処理能力が向上する。 本発明の公開者識別機能を持つ端末とセンターの 閼係を示す図を第 4図に示す。 [0096] この端末は分散型データベースシステムの目次管 理セ ンターにアクセスした時に, 自端末が公開した データと他端末が公開したデータとを区別して処理 する機構を備えている, [0097] 第 4図において, 1 は端末, 2 0 , 2 1 は端末 1 に備えられた目次ファ イルで, 2 0 は自局で保持す るデータの目次が格納された自局用ファ イ ル, 2 1 は他端末が保持するデータの目次が格納された他者 用ファ イ ル, 4 a は目次管理センター, 5 は目次管 理センターが保持するファイルを表し, この発明で は端末 1 に公開者認識部 1 0 1が設けられた点を特 徴とする。 [0098] 最初に第 4図の (a)に示すデータベース目次公開時 の概要を説明すると, 端末 1 の所有者 (利用者) が 自己のデータベースを公開したい時には, ①〜④の 頫で実行される。 すなわち, [0099] ①公開したいデータベースの目次を自局用フア イ ル 2 1から抽出して制御部 1 0 0 に転送する。 ②目次の公開を要求するため, 目次と所有者番号 を目次管理セ ンタ一 4 aへ転送する。 [0100] ③目次管理セ ンター 4 a は, 制御部 4 0 0から送 られてきた目次と所有者番号をフレーム 5に格納す る。 [0101] ④目次管理セ ンター 4 a の制御部 4 0 0 は当該目 次の公開手順が完了したことを端末 1 に通知する。 [0102] このようにして他の端末の利用者または同一の端 末での利用者が目次管理センター 4 a に登録された 目次を知りたい時には, 第 4図の (b)に示す⑤〜⑦の 処理が実行される · すなわち, [0103] ⑤端末 1から, 公開目次を目次管理セ ンター 4 a に対して要求する。 [0104] ⑥目次管理センター 4 a の制御部 4 0 0 はフ レー ム 5 に登録されている当該目次とその所有者番号を 端末 1 に転送する。 [0105] ⑦端末 1 の制御 1 0 0 は, 転送された目次とその 所有者番号を公開者認識部 1 0 1 に渡す。 公開者認 識部 1 0 1 では, 受信した公開目次の所有者番号と 当該端末の利用者番号とを比較し, 一致した時はそ の公開目次を捨て (自端末から提供した目次である から) , 不一致の時は他者用目次管理不 1 2に格納 すると共に必要に応じて入出力機器に出力する。 [0106] このようにして, 利用者が過去に公開したデータ ベースの目次を二重フ ァ イ ルしないようにしている。 次にこの第 4図に示す端末 1 の具体化した実施例 を第 5図に示す。 [0107] 第 5図において, 制御部 1 0 0には分離部 1 0 1 aが設けられ, 公開者認識部 1 0 1 には, 番号 1 0 1 a と比較部 1 0 1 bが設けられている。 [0108] 動作を説明すると, 目次管理センターから送られ てきた公開目次とその所有者番号が分離部 1 0 1 a で分離されて, 公開者認識部 1 0 1 に送られる。 公 開者認識部 1 0 1 は, 目次をバッファ 1 0 1 a に格 納する。 比較部 1 0 1 bで分離部 1 0 0 aからの所 有者番号と入出力機器 (図示せず) からの利用者番 号とを比較して一致ノ不一致を判定する。 [0109] この結果, 一致していればバッファ 1 0 1 a に留 まっている目次を出力せずに消去し, 他方, 不一致 5 の場合にはバッファ 1 0 1 a内の目次を出力して制 御部 1 0 0 aの制御の下に他者用不 2 2に格納する < このような動作を, 目次管理センター 4 aから公 開目次が送られてく る毎に行って他者用フアイル 2 2への格納を行う。 [0110] 0 このようにして, 端末の利用者が過去に公開した 目次を, 公開目次要求時 (目次更新時) に同一人が 受け取ってしまう ことを回避することができ, 不必 要な目次が他者用ファィルに格納されることが無く なり検索時間が短縮される。 [0111] 5 次に分散型データベースシステムにおいて, コマ ン ド転送を行う場合に必要なデータへの効率的なァ クセスと, 関連するデータを効率的に入手するとい う本発明の上記目的を解決する実施例の基本構成を 5 第 6図に示す。 [0112] 第 6図の Aは, コマン ド管理セ ンターを設けた構 成を示し, Bは共通コマン ド方式の原理を示す。 [0113] 第 6図において, 1 は分散型データベースシステ ムを構成する端末 ( T 1 〜T 3 ) , 2 は各端末のデ 1 0 —タベースを格納するフ ァ イ ル, 3 はネ ッ トワーク , [0114] 4 bはコマン ド管理センター (仮セ ンター) を表す, この発明では分散処理環境や分散型データベース システムにおいて, データのコマン ドを管理するセ ンタを設けて, コマン ドとそのコマン ドに対応する 1 5 データを保持する端末の情報を管理し, 関連するデ ータ群に対しては共通のコマン ドを設定して. 端末 からの問い合わせに対し共通のコマン ドに対応して 閩連するデータを保持する各端末情報を管理セ ンタ から得るようにしたものである。 [0115] 2 0 第 6図の A . において, 各端末 T 1 〜T 4 はそれ ぞれ分散処理環境と分散型データベースシステムを 構成する。 各端末 1が保持するデータのそれぞれに 対してコマン ドが割り当てられると, コマン ド管理 セ ンター 4 bに登録される。 コマン ド管理セ ンタ-— 2 5 4 b は, コマン ドとそのコマン ドに対応するデータ の所在位置として端末の識別情報 (端末番号) を対 応付けたコマン ド管理用のテーブル 5 3を備えてい る。 コマン ド管理センター 4 b は, 各端末からのコ マン ドによる問い合わせに対して, テーブル 5 3を 5 検索して端末の識別情報を応答する。 A . の例では, コマン ド 「 C O M」 に対応するデータは端末 T 2 に 保持され, コマン ド 「 C 0 N」 に対応するデータは 端末 T 3 に保持されている。 [0116] 次に第 6図 B . では, 点在する相互に閲連のある [0117] 1 0 データを, 共通のコマン ド (圧縮コー ド) を用いて 表現する。 このコマン ドは従来のコマン ド転送方式 のように, コマン ドにそのコマン ドが示すデータを 保持する端末を示す識別情報 (端末番号) を付加せ ず, コマン ドはコマン ド管理センター 4 bで管理さ [0118] 1 5 れる。 [0119] すなわち, コマン ド管理セ ンター 4 b には, その 共通コマン ドに対応するデータ群を構成する複数の データのそれぞれの端末の識別情報を格納した共通 コマン ド管理用のテーブル 5 4が設けられている。 [0120] 2 0 コマン ド管理セ ンター 4 bは, 端末 1から共通コ マン ドによる問い合わせがあるとテーブル 5 4を参 照して関連する複数のデータが格納された各端末の 識別情報を応答する。 この応答情報を用いて, 問い 合わせをした端末 1 は順次各端末から対応するデー [0121] 2 5 タを収集することができる。 このように, システムに対してコマン ド管理セ ン ターを設けるこ とにより > コマン ドに対応するデー タが保持された端末を知ることができ, 更に共通コ マン ドを使用することにより, 関連する一群のデー タが複数個所に点在する場合にもコマン ド管理セン ターから全ての所在位置を知ることができる。 [0122] 上記第 6図の構成の動作の詳細を示す実施例のシ ステム構成を第 7図に示す。 [0123] 第 7図の各符号は上記第 6図の同じ符号の装置に 対応する。 [0124] 実施例の動作を図中に示す①〜⑥の順を追って説 明する。 [0125] ①端末 T 3において, 関連性のあるデータ群を検 索, 収集したい場合, コマン ド管理センター 4 bに 問い合わせる。 具体的には, 例えば, 第 7図のシス テムがある企業内のシステムの場合, ある特定の顧 客に閱するデータが各端末に点在している時に, そ れらのデータを検索, 収集して処理したい場合等で あり, その場合, コマン ドを知らなくても 「顧客の 名前」 を用いてコマン ド管理センター 4 bに問い合 わせる こ とができる。 [0126] ②コマン ド管理センター 4 b は問い合わせの中に コマン ドではなくデータ群に共通する属性 (例えば, 顧客の名前) を受け取ると, それに該当するデータ 群の共通コマン ドを検索し, 「 V O L」 であること が検出される。 また, 問い合わせの時に端末 T 3で, 共通コマン ドが 「 V O L j であることが分かってい ると, コマン ド管理センター 4 bは, その共通コマ ン ドを受け取る。 [0127] コマン ド管理センター 4 bは, 共通コマン ド 「 V [0128] O L」 が得られると, ファ イル装置 5の共通コマン ド管理テーブル 5 4を探索してデータ群を構成する 各データが保持された端末識別情報を取り出す。 取 り出された端末識別情報 (図の例では端末 T 1 , T 2 ) は, 問い合わせた端末 T 3に回答情報として送 信される。 [0129] ③, ④この回答情報を受け取った端末 T 3は, 端 末 T l , T 2に対しコマン ド Γ V 0 L j に対応する データを要求する。 [0130] ⑤, ⑥端末 T l , T 2はこの要求に対して, ファ ィ ル装置 2 1 1 , 2 2 1から当該コマン ド 「 V O L . に対応するデータを取り出して, 端末 T 3へ転送す る。 [0131] このようにして, 共通コマン ドに対応するデータ の所在位置をコマン ド管理センターから一括して得 られるので, 上記の例では端末 T 4に対して問い合 わせる必要がない。 [0132] 従って, 従来の逐次問い合わせを行う方式 (第 1 1図の A. 参照) に比べて効率的な検索, データ収 集を行う ことができる。 また, 閬連のあるデータを 共通コマン ドで表現しているので, 従来例の各デー タに対応するコマン ドを各端末へ要求する方式 (第 1 1図の B . 参照) に比べて, 複雑な手順を回避す る こ とができる。 [0133] 5 [0134] 本発明の分散点在する関連データを単一のデータ として扱う ことを可能にするとい目的を実現するた めのコマン ドー致化の実データ管理処理方式の基本 搆成を第 8図に示す。 [0135] 1 0 第 8図において, 1 は端末 ( T 1 , T 2 ) , 2 は 実データを格納するファ イル, 3 はネッ トワーク, 4 c はコマン ド · リ ンク ' セ ンター (仮セ ンター) を表す。 [0136] 第 8図の端末 1 は実データ毎にこれを表現するコ [0137] 1 5 マン ドを割り付けると共に必要に応じて異なるコマ ン ドを一致化する手段を備える。 ファ イ ル 2に格納 される実データは, これを表現するコマ ン ドを用い て, 対応する端末 1 により管理される。 コ マ ン ド ' リ ンク · センター 4 c は各端末 1 において一致化さ [0138] 2 0 れたコ マ ン ドについての情報 (コマン ド一致情報) を一括して管理する。 このため, 各端末 1 は, コマ ン ドの一致化の都度にその内容をコマン ド ' リ ンク • セ ンター 4 c に通知する。 [0139] 端末 1 ( T 2 とする) に対して, コ マ ン ド ( Y-と [0140] 2 5 する) についての処理 (例えば, 表示処理) 入力が なされる。 これに応じて, 端末 T 2 はコ マ ン ド Yに 一致されたコ マ ン ドの有無をコ マ ン ド · リ ンク · セ ンター 4 cに問い合わせる。 この問い合わせに先立 つて, 他の端末 1 ( T 1 とする) において, コマ ン 5 ド Yと異なるコ マ ン ド ( Xとする) がコ マン ド Yと 一致化されている。 すると, コ マ ン ド ' リ ンク ' セ ンター 4 。 は, 端末 T 1 のコ マ ン ド Xと端末 T 2 の コマ ン ド Yがー致化された旨をコマン ドー致情報と して作成し保持している。 [0141] 1 0 端末 T 2 は, コ マ ン ド ' リ ンク · セ ンター 4 c 力、 [0142] ら自己のコ マ ン ド Yに端末 T 1 のコ マ ン ド Xがー致 匕されていることを知らされ, コマン ド X及び Υに より表現された異なる端末 Τ 1 と自端末 Τ 2に点在 する実データ X及び Υを単一データとして表示処理 [0143] 1 5 を行う。 [0144] このようにコマン ドの一致化により所望の点在し 蘭連する実データを結合することができ, 一致化し たコマ ン ドの一つについて処理入力により実データ の結合を意識することなく閬連データを処理するこ [0145] 2 0 とができる。 [0146] 上記第 8図に示す原理構成の具体的な実施例構成 を第 9 Α図に示す。 [0147] 第 9 A図において, 1 は端末, 2 は端末が備える フ ァ イ ル, 3 はネッ トワークを表す。 [0148] 2 5 端末 1 の処理部 5 は種々のデータ処理 (コ マン ド の処理を舍む) を行う と共に, 通信制御部 1 0 に他 端末との通信を依頼し, ラーニング制御部 1 1 にラ 一二ング処理を依頼し, 入力制御部 1 7からの入力 コー ドを処理する。 また, コ マ ン ド, 実データ及び 表示データを処理するためにコ マ ン ド処理部 1 3 , 実データ処理部 1 4及び表示データ処理部 1 5を備 える。 [0149] コ マ ン ド処理部 1 3 は, 実データフ ァ イ ル 2 4内 に格納された実データからコ マ ン ドを作成し, その コマン ドを当該実データを表現するコマン ドとして 割り付ける。 このコ マ ン ドはコ マ ン ドフ ァ イ ル 2 3 に格納され, 該フ ァ イ ルはコマ ン ド処理部 1 3 によ り管理される。 また, コマン ド処理部 1 3 は, 必要 に応じて異なる 2つのコマン ドを一致化させ (異な るコマン ドが同一であることを宣言し) , これをコ マン ド · リ ンク · セ ンター 4 c に通知する。 [0150] 実データ処理部 1 4 は, コ マ ン ドの処理において 処理すべきコ マ ン ドと一致化されたコ マ ン ドの有無 を, 通信制御部 1 0を介してコ マ ン ド ' リ ンク ' セ ンター 4 cに問い合わせ, そこからの応答に基づい てコマン ドを用いて実データを検索して取り出す。 即ち, 応答に基づいて自端末の実データ フ ァ イ ル 2 4から処理すべきコマ ン ドで表される実データを, 当該コ マ ン ドを用いて取り出す。 また, 実データ処 理部 1 4 は自端末 1から入力された実データを実デ —タファ イ ル 2 4に登録 (格納) して管理する。 一方, 当該こまで表される実データが自端末 1 の 実データファ イ ル 2 4 に存在しない場合, コマン ド を通知して当該実データの取り出しをラーニング制 5 御部 1 1 に依頼する。 [0151] 表示データ処理部 1 5 は, 取り出された複数の実 データについて表示 (実化) のための処理 (実化処 理) を行つ, 表示部 1 8に送る。 表示部 1 8 は, 実 化処理されたデータを表示できるデータに変換し表 1 0 示装置 1 8に表示する。 [0152] 通信制御部 1 0 は, ネッ トワーク 3を介して他の 端末またはコマン ド · リ ンク ' 制御 4 c との間での 通信を行う。 この通信としては, 処理部 1 2 の依頼 によるコマン ド · リ ンク ♦ 制御 4 cへの問い合わせ 1 5 及びその応答 (コマン ド一致情報の受信) , ラー二 ング制御部 1 1 の依頼による実データの要求及びそ の応答 (実データの受信) 等がある。 [0153] ラーニング制御部 1 1 は, 処理部 1 2からの依頼 を受けて, 他端末に対して一致化されたコマン ドで 2 0 表される実データを要求する。 他端末は, この要求 により, 該当する実データをその実データファ イ ル 2 4から取り出し, 要求元の端末 1 に送信する。 取 り出された複数の実データは, ラーニング制御部 1 1 により実データファ イル 2 4に書き込まれる。 [0154] 2 5 このラーニング制御部 1 1 により書き込まれた実 データは, その後特に消 ¾処理を行わない限り, 実 データファ イル 2 4内に当該端末 1 のデータ として 存在する。 従って, この後, 当該実データの参照は 実データ自体のデータ転送ないじ行い得る。 一方, 5 当該実データの取り出しのために用いられたコマン ドは, 前記書き込みの終了と共にコマン ドファ イ ル 2 3に格納されることなく廃棄される。 即ち, コマ ン ドファ イ ル 2 3 には自端未 1 で割り付けたコマン ドのみを格納し, コマン ド ' リ ンク ' センター 4 c [0155] 1 0 から得たコマン ドは格納しない。 [0156] 当該実データは, 実質的にラーニング制御部 1 1 により管理され, 実データファ イ ル 2 4を管理する 実データ処理部 1 4 も, これを直接参照することは できない。 また, ユーザ及び処理部 1 2 は, 当該実 [0157] 1 5 データが実データファ イ ル 2 4に存在することを意 識することはない (できない) 。 [0158] 当該実データを実データ処理部 1 4が参照するに は, コマン ド · リ ンク · セ ンター 4 c に上記のよう に問い合わせを行い, その応答として得たコマン ド [0159] 2 0 により実データファ イ ル 2 4をアクセスする必要が ある。 この場合実データの転送は行われない。 この コマン ドは参照の後廃棄されるので, コマン ド ' リ ンク · セ ンター 4 cでコマン ドの参照回数を記録し, これを実データの参照に対する課金手段として用い [0160] 2 5 ることができる。 入力制御部 1 7 は, 入力装置 1 9からの入力を受 け付けて入力コー ドを処理部 1 2に送る。 入力装置 1 9 はコ マ ン ドの処理入力, コマン ドの一致化の入 力, 実データの入力, 他端末へのデータ要求を入力 するために用いられる。 [0161] 他端末からコ マ ン ドを指定して実データを要求さ れた場合, 処理部 1 2 は実データ処理部 1 4が, 当 該コマン ドにより実データファ イ ル 2 4をアクセス して実データを取り出しこれを要求元端末へ送信す る。 [0162] また, 前述のように, コマン ド ' リ ンク ' セ ンタ 一 4 c は, 実際は端末 1 の 1 つであり, ネッ トヮー ク 3に接続されたどの端末がコマン ド ' リ ンク ' セ ンター 4 cであってもよい。 即ち, コマ ン ド ' リ ン ク ' セ ンター 4 c は, コ マ ン ド一致情報を管理する のだけであるからである。 端末 1がコ マ ン ド · リ ン ク ' セ ンター 4 c になった場合は, コマン ド一致情 報は専用のフ ァ イ ルに格納され, 他の端末からコマ ン ドを指定してコマン ドー致情報の問い合わせがあ つた場合, 処理部 1 2またはコマン ド処理部 1 3が, 到来したコマン ドによりコマン ドー致情報のファィ ルをアクセスしてコマン ド一致情報を取り出し, 問 い合わせ元端末に応答として送信する。 [0163] 例えば, ある閬連データについての表示のフォー マッ ト画面 ( 1 つの 「データ」 ) を 1 つの端末 ( T 0 とする) が作成して, 各端末に開放した場合, 当 該関連データについてのコマン ド · リ ンク · セ ンタ 一 4 c は, 当該端末 T 0であってよい。 なお, 各デ ータ毎に異なるコマン ド · リ ンク · セ ンタ一 4 cを 5 定める必要はなく , コマン ド ' リ ンク ' センター 4 c となる端末をホス ト端末 (ホス ト コ ンピュータ) に固定してもよい。 [0164] また, 開放された表示のフ ォーマツ ト画面へは, 各端末がデータを入力し (データを変更し) , コマ 1 0 ン ドにより一致化を図る。 これにより, 実データが 分散点在し, かつコマン ドの一致化により単一デー タとされた分散データベースを容易に形成できる。 第 9 A図の構成における動作を第 9 B図乃至第 9 G図を用いて説明する。 第 9 B図は実データ管理処 1 5 理フロー, 第 9 C図乃至第 9 E図はコマン ド一致化 を説明する図, 第 9 F図は複数の実データについて の管理処理フロー, 第 9 G図は実データの取出しを 説明する図である。 [0165] 第 9 B図の実データ管理処理フローは, 特にコマ [0166] 2 0 ン ドの一致化処理 (実データの統合, 即ち, 分散型 データベースの形成) を示す。 なお, この例では端 末 T Oがコマン ド ' リ ンク ' セ ンター 4 c と して動 作し, 端末 T 1〜T 4 と共にネ ッ トワーク 3 に接続 されているものとする。 [0167] 2 5 端末 T 1がある実データ Αを作成してこれを開放 したものとすると, 実データ Aについては, 各端末 T 2〜T 4 は特にコマン ド · リ ンク · セ ンター 4 c または端末 Τ 1 に問い合わせることな く用いられる。 第 9 C図乃至第 9 Ε図を参照しながら第 9 Β図の 5 フローを以下に説明する。 [0168] ①最初に端末 Τ 2に, その入力装置 1 6からデー タ Αの要求が入力される。 [0169] ②端末 T 2 の処理部 1 2 はがコマン ド Aを用いて 実データファ イル 2 4を検索するが, 実データ Aが [0170] 1 0 存在しないので, ラーニング制御部 1 1 に実データ [0171] Aの取り出しを依頼する。 ラーニング制御部 1 1 は, コマン ド Aを指定して端末 T 1 に実データ Aを要求 し, 端末 T 1からデータを取り込むと実データファ ィ ル 2 4 に書き込む。 [0172] 1 5 ③表示データ処理部 1 5 は, 実データ Aの実化処 理を行い, 表示部 1 6が表示可能なデータに変換を して表示装置 1 8にデータ Aを表示する。 [0173] ④入力装置 1 9からデータ Aに新たなデータが追 加されること等によりデータ Aが変更される。 [0174] 2 0 ⑤入力装置 1 9から 「変更されたデータ A j をデ 一夕 Cとして実データファ イル 2 4 に登録する旨が 入力される。 コマン ド処理処理 1 3が, データ じに コマン ド Cを割り付け, コマン ド Cをコマン ドファ ィ ル 2 3 に登録する。 [0175] 2 5 ⑥入力装置 1 9からコマン ド Cをコマン ド Aに一 致化する旨が入力される。 [0176] ⑦コマン ド処理部 1 3 は, コマン ド Cをコマン ド Aに一致化させることを宣言し, これをコマン ド · リ ンク · セ ンター 4 c に通知する。 コマン ド処理部 [0177] 5 1 3 は, コマン ドー致情報 「 C = A」 または 「 C ( T 2 ) = A ( T 1 ) 」 を作成してコマン ド · リ ンク . センター 4 c に送信する。 [0178] こう して分散している 2つの実データ Aと Cが, 第 9 D図に示すように一致化され 1つのデータとし 0 て扱われる。 なお, 実際は, 処理②により実データ Aは, 端末 T 2の実データファ イ ル 2 4にも存在す る。 [0179] ⑧端末 T 1が, 第 9 E図に示すように実データフ アイル 2 4 に存在する実データ A及び実データ Bに 5 一致させる。 これは例えば処理③乃至⑦を実行する ことにより実現できる, [0180] ⑨端末 T 3が処理①乃至⑦と同様にしてコマン ド Dをコマン ド Aに一致化させる, [0181] ⑩端末 T 4が, 処理①乃至⑦と同様にして, コマ 0 ン ド Eをコマン ド Aに一致化させる。 [0182] ⑩コマン ド ' リ ンク ' セ ンター 4 c は, コマン ド 一致情報を受信すると, その都度これを専用のファ ィルに格納する。 [0183] 以上をまとめると第 9 C図に示すようになり, 結 果としてコマン ドー致情報は, 「 A ( T 1 ) = B ( T 1 ) = C ( T 2 ) = D ( T 3 ) = E ( T 4 ) 」 と なる。 [0184] 即ち, 端末 Τ 1乃至 Τ 4に点在分散するデータ A 乃至 Eが, 1つのデータとして扱われる。 [0185] 第 9 F図は, 複数の実データの単一処理の場合の 処理フローである。 [0186] この処理フローは, 第 9 B図に示す処理により一 致化した実データの処理, 特に表示処理について示 している。 [0187] ①端末 T 2に, その入力装置 1 6からデータ じの 表示要求が入力される。 [0188] ②端末 T 2の実データ処理部 1 4がコマン ド Cと 一致化されたコマン ドの有無をコマン ド · リ ンク · センター 4 cに問い合わせる。 [0189] ③コマン ド · リ ンク ' センター 4 cが, コマン ド [0190] Cについての一致情報を検索し, コマン ド一致情報 「 C ( T 2 ) = A ( T 1 ) = Β ( Τ 1 ) = D ( Τ 3 ) = Ε ( Τ 4 ) 」 に基づいて, コマン ド A, Β, D 及び Eまたは A (T 1 ) , B (T 1 ) , D (T 3 ) および E ( T 4 ) を端末 Τ 2に返送する。 [0191] ④一致化されたコマン ドを受信すると, 端末 Τ 2 の処理部 1 2がこれらに対応する実データの取り出 しをラーニングセンター部 1 1に依頼する。 ラー二 ングセンター部 1 1 は, これらを用いて, 端末 T 1 に実データ Α及び Βを, 端末 T 3に実データ Dを, 端末 T 4に実データ Eを要求する。 また, 実データ 処理部 1 4は, 実データ Cを実ファ イ ル 2 4から取 り出してもよい。 [0192] ⑤各端末 T l , T 3 , T 4の処理部 1 2または実 5 データ処理部 1 4は要求されたコマン ドに対応する 実データ A及び B, D, Eを各々の実データフア イ ル 2 4から取り出し, 端末 T 2に返送する。 [0193] ⑥端末 T 2のラーニングセンター部 1 1が受信し た実データ A, B , D , Eを実データファ イ ル 2 4 [0194] 1 0 に登録する。 [0195] ⑦実データ処理部 1 4がー致化されたコマン ドを 用いて実データ A, B , D, Eを実データファ イル 2 4から取り出し, 実データ Cと共に表示データ処 理部 1 5に送る。 表示データ処理部 1 5が実データ [0196] 1 5 A乃至 Eを表示装置 1 8に表示する。 [0197] 以上をまとめると, 第 9 G図のようになり, 結果 として互いに一致化されたコマン ドを持つ実データ A乃至 Eが, 1つのデータとして扱われる (表示さ れる) 。 こう して互いに一致化されたコマン ドの 1 [0198] 2 0 つを指定することにより, 一致化されたコマン ドを 持つ全ての実データについて, 意識することな く , 1つのデータとして同一の処理を行う ことができる。 これは, 端末 T 1乃至 T 4のどの端末から A乃至 Eのどのコマン ドを指定しても同様である。 但し, [0199] 2 5 各端末 T 1乃至 T 4が知り得るコマン ドは各々限ら れる。 [0200] 表示データ処理部 1 5 は, 表示要求において指定 された表示モー ドに従って, 実化処理を行う。 実デ ータ A乃至 Eの全体の表示を求める場合 ( O R入力) は, 実データ A乃至 Eを表示するように処理を行う。 [0201] この時, 表示画面上の同一 I 位置に複数のデータ が重なるようなら, ウィ ン ドウ形式で表示するよう に処理を行う。 また, 一旦表示した後, ボイ ンティ ングデバイス等によるク リ ック操作で順次表示する よう にしてもよい。 一方, 実データ A乃至 Eの一致 する部分のみの表示を求める場合 (A N D入力) , 一致する部分のみを表示するように処理を行う。 [0202] 以上のように, 共通の (開放された) データ (フ ォーマツ ト) Aに対しては, どの端末からもデータ を書き込むことができ, どの端末からも 1つのデー タとして表示させることができる。 [0203] 第 9 F図の処理の後, 再び端末 T 2からデータ C の表示要求が入力されると, 以下の処理が行われる。 [0204] まず, 上記第 9 F図の処理①乃至③が行われる。 これにより, 一致化されたコマン ド A , B , D , E を得る。 次にコマン ド A乃至 Eにより実データファ ィル 2 4を検索し, 実データ A乃至 Eを取り出す。 従って, データ転送は行われない。 [0205] 次に, 第 9 F図の処理⑦と同様にしてデータ A乃 至 Eの表示が行われる。 以上のようにして, データ転送なしで関連するデ ータ A乃至 Eを得ることができる。 この一方で, 開 放されてないデータ B乃至 Eについては当該データ を作成した端末以外からは, コマン ド ' リ ンク ' セ 5 ンター 4 cを通さなければ参照するこ とができない, [0206] 従って, 実データの安全を守り, 課金に支障をき たさない。 [0207] この第 9 A図乃至第 9 G図の実施例に示す発明に よれば, 分散データベースにおける実データ管理処 [0208] 1 0 理において, データをコマン ドで表現すると共に, コマン ドを一致化させることにより複数端末に点在 分散する複数の実データを単一のデータ として取り 扱う こ とができるので, 分散型データベースシステ ムを容易に形成することができる。 また, 分散型デ [0209] 1 5 ータベースを用いた処理を高速かつ容易に行う こ と [0210] ができる。 本発明の分散型データベース システムにおいて公 開されたデータを重要度に応じたセキュ リティ管理 2 0 を行う という 目的を実現する実施例の構成を第 1 0 図に示す。 [0211] 第 1 0図において, 1 は端末 ( T l , T 2 ) , 3 はネッ トワーク, 4 d はセキュ リティ管理用の管理 セ ンター (仮セ ンター) , 5 は管理セ ンターに備え 2 5 られ各種管理用のテーブルが格納されたフア イルで ある。 [0212] ファ イ ル 5内に設けられたテーブルを説明する。 目次一覧テーブル 5 7 : 他の端末に開放されたデ 一タを閟覽するために必要な情報, 例えば開放デー タのアイテム (項目名) 及び格納位置の一覧とで構 成する。 [0213] 閬 条件テーブル 5 6 : 閬 ¾可否の判断のための 情報, 即ち, 開放データのアイテム及びこれに付与 された重要度のランク (これを第 1 のランク (レべ ル) という ) とで構成する。 [0214] 管理情報テーブル 5 5 : アクセス資格及び閲 ¾可 否の判断のための情報, 即ち, 個人 I D , バスヮー ド, キーワード等の識別情報及びその個人が持つラ ンク (これを第 2 のラ ンク (レベル) という ) とで 構成する。 [0215] 第 1及び第 2のラ ンクは, 開放データ及び識別情 報の重要度等に応じて, 複数段階に設定される。 [0216] 第 1 0図の動作を説明すると, 端末 T 1 は, 他端 末が持つ開放データ 2を閲覧するために, その開放 データを指定した閲笕の要求を入力し, 識別情報を 入力する。 この入力はネ ッ トワーク 3を介して管理 センター 4 dに送られる。 管理センター 4 dは, こ の入力に基づいて, 閲覧条件テーブル 5 6及び管理 情報テーブル 5 5から各々指定された開放データ 2 及び入力された識別情報に対応する第 1及び第 2の ラ ンクを取り出す。 次いで, 2つのラ ンクを照合し その結果に基づいて閬 ¾の可否を判断し, 閲蒐を許 可するか不許可とする。 例えば, 第 2のラ ンクが第 1 のラ ンク以上である場合に, 目次一 ¾テーブル 5 5 7 の閲覧をこの端末 T 1 に許す。 具体的には, 目次 — ¾テーブル 5 7をネ ッ トワーク 3を介して端末 T 1 に送る。 こう して, 端末 T 1 は開放データ 2を閬 ¾するための情報を得ることができる。 この後, ネ ッ トワーク 3を介して端末 T 2をアクセスし開放デ 1 0 —タ 2を閲覧する。 [0217] —方, 第 2 のラ ンクが第 1 のラ ンクより小さい場 合, 目次一覧テーブル 5 7の端末 T 1 による閲¾は 許されない。 従って, 端末 T 1 は開放データ 2の格 納位置等を知ることができず, 閲覧できない。 [0218] 1 5 このように, 開放データ 2について, その重要度 [0219] に応じて閬蒐資格を制限することができる, 第 1 0図の更に詳細な内容を説明すると, 端末 T 2の持つ開放データは, 図に示すようにアイ テムと 実データ とからなり, 開放データ 2であっても, そ 2 0 の実データは, あく まで端末 T 2にだけ存在し, ァ ィテムは端末 T 2 と管理センター 4 dに存在する。 端末 1 は, データベースのデータを作成すると, これを自端末で保持すると共に, 他端末に開放する か否かを定め, これに必要な処理を行う。 即ち, 非 2 5 開放のデータについては管理セ ンター 4 dへの登録 を行わない。 開放データ 2については, これに対応 するラ ンク (第 1 のラ ンク ) , 自端末番号, 当該デ ータの格納位置等, をネッ トワーク 3を介して管理 センタ一 4 dに送る。 従って, 第 1 のラ ンクは, 開 放データの重要度の高低を表す。 例えば, 企業内デ ータベースにおいては, 「入社 3年以上 (が閲覧を 許される) 」 , 「課長以上」 等である。 [0220] 端末 T 1 は, 自端末の開放データ 2 について, そ のアイ テム, 格納位置等の所定の情報によりァクセ スしてきた他端末 T 1 に対しては, 要求された開放 データ 2の鬨覽を許し, データ 2を送信する。 [0221] 管理センター 4 d は, ネ ッ ト ワーク 3 に接続され た端末 1 の 1つであり, 次の各処理部を備える。 管理情報処理部 4 0 は, 予め設定された端末 (利 用者個人) の識別情報と, これに対応して予め設定 されたランク (第 2のラ ンク) とに基づいて, 管理 情報テーブル 5 5を参照し, 当該個人情報の資格を チユ ック し, 資格を有する (管理情報テーブル 5 5 に存在する) 場合に, 対応する第 2のランクを取り 出して閬蒐処理部 4 1 に送る。 [0222] 閲¾処理部 4 1 は, 端末 1からの開放データ 2の 登録に応じて, 閲覽条件テーブル 5 6を作成し保持 する。 この場合, 開放データとして送信してきたァ ィ テムと対応するランク (第 1 のランク) とを閲覧 条件テーブル 5 6 に登録する。 また, 閲覧処理部 4 1 は, 端末 1 からの入力に応 じて, 閲覧条件テーブル 5 6を参照し, 該当偭人情 報に対応するランク (第 1 のランク) を取り出す。 [0223] この第 1 のラ ンク と, 管理情報処理 4 0からの第 2のラ ンク と照合し, 照合結果が所定の場合, 例え ば, 第 2のラ ンク力 「入社 3年目」 であり, 第 1 の ラ ンクが 「入社 3年目以上」 であれば, 閲笕許可を 通知する。 [0224] 目次管理部 4 2 は, 閲笕処理部 4 1 からの閲 5 許 可の通知に応じて, 目次一 ¾テーブル 5 7 の内容を アクセスした端末 1 に送信する。 この時, 送信され る内容は, 端末 1が閲覧を要求した開放データ 2 ( のアイ テム) に対応するものに限られる。 こ う して 他の開放データ 2についての閲蒐を防止することが できる。 [0225] 第 1 1 A図は, テーブル説明図である。 [0226] ( A ) に示すように, 管理情報テーブル 5 5 は, 各ユーザ毎に, その名前, 個人 I D (識別番号) , ランクを格納し, 更にこのユーザが使用できるバス ワー ド, キーワー ド等を格納している。 [0227] ( B ) に閬蒐条件テーブル 5 6が示され, 各開放 テーブル 2毎に, そのアイテム及びラ ンクが対応付 けられている。 [0228] ( C ) に目次一 Kテーブル 5 7が示され, 各開放 テーブル 2毎に, そのアイ テム, 端末番号, 格納位 置等を対応付けて格納されている。 [0229] 第 1 1 B図及び第 1 1 C図は, 各々接続手順説明 図及びデータ管理処理フローである。 [0230] 以下, 接続手順とデータ管理処理を順を追って説 明する。 [0231] ①端末 T 2 (第 1 0図参照) が作成したデータを 開放データ 2 と して開放し, 管理センター 4 dに上 記した必要データを送る。 [0232] ②管理センター 4 dの目次管理部 4 2 は, 送られ た情報を目次位置テーブル 5 7 に登録し, 閬 ¾処理 部 4 1 は送られたアイテムを閲¾条件テーブル 5 6 に登録する。 [0233] ③端末 T 2は, 当該開放データのラ ンクを管理セ ンタ一 4 dに送る。 [0234] ④管理センター 4 dの閲覽処理部 4 1が, そのラ ンクを閬覽条件テーブル 5 6の所定の位置に登録す る。 [0235] ⑤他端末 T 1がネッ トワーク 3を介して管理セン ター 4 dに対して開放データ 2の閲笕要求を行う。 ⑥管理セ ンター 4 dは, ネッ トワーク 3を介して 要求元端末 T 1 に対し, 識別情報の入力を要求する < [0236] ⑦端末 T 1力 , ネ ッ トワーク 3を介して管理セ ン ター 4 dに対し識別情報を入力する。 [0237] ⑧管理セ ンター 4 dの管理情報処理部 4 0が管理 情報テーブル 5 5を検索し, 識別情報の資格を判断 する。 資格を有する場合, このテーブル 5 5から対 応する第 2 のラ ンクを取り出す。 [0238] 閲覧処理部 4 1が閬¾条件テーブル 5 6を検索し, 対応する第 1 のラ ンクを取り出す。 [0239] ⑨閬覧処理部 4 1が第 1及び第 2 のラ ンクを照合 し閲覧の可否を判断する。 [0240] ⑩閲览許可であれば, 目次管理部 4 2が目次一 ¾ テーブル 5 7 の内容を取り出す。 [0241] 管理セ ンタ一 4 dが, ネッ トワーク 3を介して要 求元端末 T 1 に対し当該内容を送る。 [0242] 閲覧が許されない場合, 管理セ ンター 4 dは送信 を行わない。 [0243] こ の後, 端末 T 1 は受け取った内容を用いて端末 T 2 に対し開放データの要求を行う。 [0244] このようにして, 開放データの閲笕のための情報 を管理センターにおいてラ ンクを用いて管理するこ とにより開放データの重要度に応じて閲¾資格を制 限することができるので, 開放データのセキユリ テ ィを確立することができ, またデータの開放を促進 して相互にデータ ベースの活用を図ることができる。 次に分散型データベース システムのネ ッ トワーク に接続した端末をグループとしてデータベースを利 用することが可能なグループ化してデータベースを 管理するための技術及び各グループ間にわたるデー タ利用のための技術を第 1 2図及び第 1 3 A図乃至 第 1 3 C図を用いて説明する。 [0245] 第 1 2図に全体構成図を示す。 [0246] 第 1 2図において, 1 は端末 ( T 1 , T 2 , T 3 ) 5 2 は各端末に分散しして保持されるデータベース, [0247] 3 はネッ トワーク, 4 は端末の 1つであるが管理機 能を持つ管理セ ンター (仮セ ンター) , 6 はダル一 プの境界を表す。 [0248] こ の構成は上記した分散型データ ベース システム [0249] 1 0 と同様に複数のデータベースを分散して保持する端 末 1がネッ トワーク 3に接続され, その中の所定数 の端末 1 によりグループ (図の例ではグループ A ) を形成する。 グループ A内の 1つの端末が管理セ ン ター 4 として機能し, 管理に必要な情報を備えてい [0250] 1 5 る。 端末 T 3 はグループ Aに属さない。 管理に必要 な情報としては, どの端末がどのデータを保持し, どのデータが開放 Z非開放であるか等である。 なお, 管理用情報として端末やユーザをチェ ックするため のバスヮード等のデータを舍む場合もある。 [0251] 2 0 グループ Aを構成する端末 1 は他の端末が持つデ ータについて, ネッ トワーク 3を介して管理セ ンタ 一 4に対して検索を依頼する。 管理センター 4では, ネッ トワーク 3が公衆網の場合には依頼元の端末 1 が Aグループ内の端末か否かをチ ックを行い (端 [0252] 2 5 末 1からパスワー ド等のチェ ックデータを受け取る 等による) , チェ ックで拒否されない場合, その依 頼に基づいてデータを検索し, その検索結果 (例え ば, データを保持する端末番号) を依頼元に通知す る。 依頼元の端末 1 はその通知に基づいてデータべ 5 ースを保持する端末 1 のデータベースからデータを 参照する。 [0253] 第 1 2図の構成について更に説明すると, 端末 Τ 1 は独立した計算機であり, 従って端末 T 1 , 管理 センター 4 はネ ッ トワークを介して互いに接続され, 1 0 計算機ネッ トワークを構成する。 端末 T 1 と管理セ ンター 4 は, 例えば 1 つの企業に属し地域的に分散 して配置された端末であり, 従って 1つのグループ を構成し, データベースを共用する。 一方端末 Τ 3 は, ネッ トワークに接続されてはいるが, 例えば他 1 5 の企業に属する端末である。 [0254] 管理センター 4 は, 管理のために情報ファ イルを 備える。 情報ファ イ ルには, データベース 2のデ一 タ (情報) 毎または 1つの端末が保持する分のデー タ毎に, 管理情報が格納される。 1 つの管理情報に 2 0 は, 情報の名称, 管理の略号, 検索用キーワー ド, コメ ン ト格納一覧, 端末 I D (端末番号) , 部品 I D (データ格納位置) , 課金用データ, 消丟用デ一 タ, 開放の可否等, データベース 2のデータの項目 (アイ テム) 等からなる。 データベース 2 のデータ 2 5 は各端末において分散保持される。 第 1 3 A図は複数グループがある分散型データべ ース システムの実施例を示す。 [0255] 図において, 各符号に付された 1 A, 1 B , 4 A, 4 B , 2 A , 2 Bはそれぞれグループ A , グループ Bに属する端末, 管理センタ一, データベースを表 し, 7 はグループ間管理端末を表す。 [0256] この例では, グループ A , Bは各々, 異なるデー タベース 2 A, 2 Bを, それぞれ複数の端末 1 A, 1 Bに分散して保持する。 グループ Aのデータべ一 ス 2 Aのデータのう ら, 所定のものばグループ A以 外の端末にも開放される。 すなわち, グループ Bの 端末 1 Bにも参照が許される。 逆に, グループ Bの データベース 3 Bについても同様である。 [0257] この異なるグループ A , B間でのデータベース 3 A及び 3 Bの参照は, 必ずグループ間管理端末 7を 介して行う。 その場合, 端末 1 A, 1 Bの間, また は管理センター 4 A及び 4 Bの間で直接データの送 受信を行う ことは許されない。 [0258] グループ間管理センタ一 7 は, ネッ トワーク 3に 接続された端末により構成され, 相互にデータべ一 ス 3 A, 3 Bの参照を許す複数グループに対応して 設けられる。 グループ間端末 7 は, 各グループにお ける管理センタ一 4 A, 4 Bと同様の処理を複数の グループ A, B間において行う。 即ち, グループ A B間でのデータベース 3 A, 3 Bを参照するための 管理, 当該参照のためのグループ A, B間での通信 の管理を行う。 [0259] このため, グループ間管理セ ンター 4 A , 4 B力、 ら収集し, グループ間管理情報フ ァ イ ル (図示せず) 5 に登録する。 [0260] また, グループ間管理端末 7 は, 管理セ ンター 4 A , 4 Bから, 他のグループ B , Aのデータベース [0261] 3 B , 3 A参照のための検索依頼があると, グルー プ閭管理情報ファ イ ルを検索し, その結果を依頼元 [0262] 1 0 管理セ ンター 4 A, 4 Bに通知する。 [0263] 更に, グループ間管理端末 7 は, 管理セ ンター 4 A , 4 Bから他のグループ B , Aの管理セ ンター 4 B , 4 A宛のデータ転送依頼があると, その依頼元 からのデータを受け取って, 転送先へ送る。 [0264] 1 5 以上の処理は, グループ管理間管理端末 7 と各グ [0265] ループ A, Bの管理センター 4 A, 4 B との間の処 理と して実行される。 従って, 端末 1 A, 1 B とグ ループ間管理端末 7が直接通信を行う こ とな く , 必 ず管理センター 4 A, 4 Bを介して行われる。 [0266] 2 0 なお, 管理情報の登録において, 各管理センター [0267] 4 A, 4 Bは, 自己の持つ管理情報のう ち開放され ているデータについての管理情報のみを, グループ 間管理端末 Ί に通知する。 [0268] 次に第 1 3 B図により上記第 1 3 A図のグループ 2 5 問のデータベース管理処理フ ローを説明する。 ①グループ Aの 1つの端末 1 Aに対し, 利用者か ら情報の名称等, 参照したいデータを検索するため の検索情報が入力される。 [0269] ②当該端末 (要求元端末) 1 Aが, 自己の属する グループ Aの管理センター 4 Aに対しネ ッ トワーク [0270] 3を介して参照のための検索を依頼する。 [0271] ③この依頼に基づいて, 管理センター 4 Aは, 自 己の持つ管理情報フア イルを検索する。 [0272] ④検索の結果, 指定されたデータについての管理 情報が存在するか (管理センタ一 4 Aが管理するデ ータか) 否かが調べられる。 すなわち, 当該データ がグループ A内のデータか否かが調べられる。 [0273] ⑤この管理セ ンター 4 Aの管理するデータである 場合, ネ ッ ト ワーク 3を介して要求元端末 1 Aに対 し, 検索結果としてこのデータを保持する端末 1 A (の端末 I D番号等) を通知する。 [0274] ⑥管理センター 4 Aの管理するデータに舍まれて ない場合, 管理端末 4 Aはネッ トワーク 3を介しグ ループ間管理端末 7に対し, このデータを参照する ための検索を依頼する。 [0275] ⑦この依頼に基づいて, グループ間端末 7がダル ープ間管理ファ イ ルを検索する。 この場合, グルー プ間端末 Ί は, グループ A以外のグループ Bが分散 して保持するデータベース 2 Bについての検索を行 う。 ⑧グループ間管理端末 7 は, 要求元管理セ ンター 4 Aに対して検索結果として, 当該データを保持す る端末 1 B (の端末 I D番号等) を通知する。 [0276] 管理センタ一 4 Aは, ネ ッ トワーク 3を介して要 5 求元端末 1 Aに対して検索結果を通知する。 なお, 当該データが, 非開放であればグループ間管理端末 7 は, 検索結果としてデータが存在しないこと (ま たは非開放である旨) を通知する。 [0277] ⑨要求元端末 1 Aは, 管理セ ンタ一 4 Aまたはグ 1 0 ループ間管理端末 7での検索結果に基づいて, ネ ッ [0278] トワーク 3を介し当該データを保持する端末 1 Aま たは 1 Bをアク セス し, 当該データを要求する。 [0279] この時, 端末 1 Aに対する場合には, 直接管理セ ンター 4 Aを介することな く , 当該要求が行われる, 1 5 —方, 端末 1 Bに対する場合には, 必ず管理セ ン [0280] ター 4 A , グループ管理間管理端末 7及び管理端末 4 Bを介して当該要求が行われる。 [0281] ⑩当該要求を受け付けた端末 1 Aまたは 1 Bは, そのデータをネ ッ トワークを介して要求元端末 1 A [0282] 2 0 に送られる。 [0283] この場合も, 処理⑨と同様の処理の経路により, 当該データの送信が行われる。 次に分散型データベース システムの管理のための [0284] 2 5 負荷の分散及び障害時の危険の分散を可能とする本 発明の実施例の基本構成を第 1 4図により説明する。 図において, 1は端末 (T 1〜T 4 ) , 2は端末 が持つ自端末に関する固有の情報, 3はネッ トヮー ク, 5は管理情報ファ イ ルを表す。 [0285] 5 第 1 4図の全体の作用を説明すると, 端末 Τ 2の 管理情報処理部 1 0は, 管理情報の中の所定の項目 についてデータベースの管理を行う ことを宣言した 上で, 他の端末 1から所定の項目についての情報収 集をし, 管理情報ファ ィ ル 1 1に格納する。 この後, [0286] 1 0 この管理情報処理部 1 0は, 当該所定の項目を格納 した管理情報ファ イ ル 1 1を用いて, 分散型データ ベースシステムの当該所定の項目についてのデータ ベースの管理を行う。 すなわち, 他の端末からみる とこの端末 Τ 2が所定の項目について管理するセン [0287] 1 5 ターとして機能する。 [0288] 以上の処理, すなわち特定の 1つまたは複数の管 理情報についてデータベースの管理を行う ことを宣 言して, それぞれが管理情報を収集することにより , 各端末 1がそれぞれの項目の管理情報のセンターと [0289] 2 0 なることができる。 [0290] 例えば, 端末 Τ 1が 「個人 I D」 の項目を管理し: 端末 Τ 3が 「目次」 , 端末 Τ 4が 「キ一ワー ド」 の 管理する場合, 各端末 T l , Τ 3 , Τ 4の管理情報 処理部 1 0がそれぞれ, 個人 I D用, 目次用及びキ [0291] 2 5 —ヮ一ド用の管理情報または管理情報フアイル 1 1 が作成される。 [0292] なお, 分散型データベースシステムの管理情報の センターとしては, 上記の他に, コマン ドや共通コ マン ドを管理するコマン ド管理セ ンター (第 6図) 5 やコマン ドの一致化データを管理するコマン ド · リ ンク · センター (第 8図) 等も当然含まれる。 [0293] 第 1 4図を具体化した実施例を第 1 5 A図乃至第 1 5 I 図を用いて説明する。 [0294] 第 1 5 A図において, 1 は処理装置により構成さ 1 0 れる端末, 1 1 は管理情報ファ イ ル, 2 はデータべ [0295] ース, 3 はネ ッ トワークを表す。 [0296] 端末 1 を構成する処理装置は, 中央処理装置 ( C P U ) 及びメモリ とで構成され, 独立した計算機で あり, 複数の端末 1 によを計算機ネッ トワークが構 1 5 成される。 [0297] 端末 1 は必要に応じてデータベース 2を作成し, 保持する。 データベース 2には目次及びノまたはヰ 一ワー ドが付される。 目次及びキーワー ドにより, 当該データベース 2の格納位置を知ることができる 2 0 ようにされる。 目次についての情報は, 目次の他, [0298] データベース 2 の位置情報, データベース 2 のラベ ルノレベル (ラ ンク) を舍む。 キーワー ドについて の情報は, キーワー ドの他にデータベースの位置情 報, データベース 2 のラベルノレべルを舍む。 ラベ 2 5 ルノレベルは, データのセキュリ ティ の為にァクセ スした個人の資格チヱ ックを行うのに用いられる。 また, 端末 1 は当該端末 1 を使用するユーザにつ いての個人 I Dの情報を持つ。 この情報は, 個人 I Dの他, 所属 I D , 個人 I Dのラベルノレべルを舍 む。 [0299] 管理情報処理部 1 0 は, セ ンター宣言処理部 1 0 a , 検索処理部 1 0 b及びセンター変更処理部 1 0 c とで構成される。 [0300] センタ一宣言処理部 1 0 a は, 管理情報の中の一 定の項目について, データベースの管理を行う宣言, データの収集, 格納を行う。 即ち, 各端末 1 に対し て, その時点から当該項目の管理を行う旨を自端末 番号と共に宣言 (通知) し, この後通知した各端末 1から該当する情報を収集し, 管理情報ファ イル 1 1 を作成する。 これにより, グループ内の各端末 1 から, 当該項目についての情報が 1つの端末 1 に集 中される。 従って, 当該項目についてはこの 1つの 端末 1が管理センターである。 このように, センタ 一宣言処理部 1 0 a は, 当該項目についての管理セ ンターを確立する。 [0301] 検索処理部 1 0 b は, 自己の持つ管理情報フア イ ル 1 1を検索し, その結果に基づいて更にデータべ ース 1 2の参照を許すか否かをチヱ ック し, 参照が 許される場合にのみ, 参照したいデータベース 2を 備える端末 1 に対してその検索を依頼する。 管理情 報フ ァ イ ル 1 1 の検索は, 当該管理情報フ ア イ ル 1 1が個人 I D用, 目次用及びキーワー ド用である場 合, 各々コマン ド, データベースの名称 (目次) 及 びデータベースのキーヮー ドの入力があった時に, [0302] 5 これに応じて行われる。 この入力は端末 1 (第 1図 の T 1〜T 4 ) の何れからも行う ことができ, 一方 検索は当該項目の管理センターである端末 1の検索 処理部 1 0 bのみが行う。 [0303] また, 検索処理部 1 0 bは, 参照が許されるか否 1 0 かを個人 I Dのラベル レベルと参照したい旨指定 されたデータベース 2のラベルノレベルとの比較に よりチェ ックする。 個人 I Dのラベルノレベルは, 個人 I D用の管理情報フ ァ イ ル 1 1から得られる。 [0304] このために検索処理部 1 0 bは, 個人 I Dの管理 1 5 センターである端末 1をアクセスする。 また, デ一 [0305] タベース 2のラベルノレベルは, 自己の目次用また はキーワー ド用の管理情報フ ァ イ ル 1 1から得られ る。 従って, この処理を行う検索処理部 1 0 bは, 目次またはキーヮー ドの管理センターである端末 1 2 0 に属する。 [0306] 以上から, 各管理セ ンターの機能をまとめると, 次のようである。 [0307] 個人 I D管理センターは, グループ内のメ ンバー に関する個人 I D, 所属 I D, 個人 I Dのラベルノ 2 5 レベル等個人 I Dについての情報を, グループの各 端末 1から収集し, 一括して管理する。 [0308] 目次管理セ ンターは, グループ内の各データべ一 ス 2 の目次及びラベル Zレベル等目次についての情 報を収集して, グループ内の各データべ一スについ ての目次を管理する。 また, データべ一ス 2 のラベ ル /レベルとアクセス した個人 I Dのラベル/レべ ルとの照合を行う。 [0309] キーワー ドセンターは, グループ内の各データべ ース 2 のキ一ヮ一ドについて目次管理センターと同 様の処理を行う。 [0310] セ ンター変更処理部 1 0 c はこの端末 1 の管理セ ンターとして機能を, 他の端末 1 に写し, 管理セン ターを変更する。 このため, センター変更処理部 1 0 c は変更先端末 1が管理するセンターの機能動作 が可能か否かをチ ック し可能な場合, 自己の管理 情報ファィル 1 1 を変更先端末 1 に転送する。 [0311] 次に第 1 5 B図乃至第 1 5 I図を用いて, データ ベースの分散管理処理について具体的に説明する。 以下の説明で, 端末 T l , T 2及び T 3が夫々, 個人 I D管理センター, 目次管理センター及びキ一 ワー ド管理センターであり, 参照したいデータべ一 ス 2 は端末 T 2にあるものとする。 また, ユーザは 端末 T 4からデータベース 2を参照するものとする 最初に各管理センタ一を確立する処理を行う。 第 1 5 B図に示すように, 端末 T 1 , T 2及び T 3が, 各々, 個人 I D , 目次及びキーワー ドの各管 理センターであることを宣言し, それぞれ対応する 情報を収集する。 [0312] この処理は, 第 1 5 E図のように行われる。 [0313] 5 ①システム管理者等か当該端末 1 に管理情報の項 目を指定して管理セ ンタ一の確立の指示入力を行う < これに応じて, 当該端末 1 は, 自己が管理センタ —と しての機能を備えているか否か, 即ち管理情報 処理部 1 1 を備えているか否かを調べる。 備えてい 1 0 ない場合, 処理を終了する。 [0314] ②備えている場合, センター宣言処理部 1 0 aが, 各端末 1 に当該項目の管理セ ンターである旨を宣言 し, ネッ トワーク 3を介して当該項目を収集する。 [0315] ③センター宣言処理部 1 0 b は, 収集した情報を 1 5 管理情報ファ イ ル 1 1 に格納し, 管理セ ンターを確 立する。 [0316] 第 1 5 B図に示すように, 1 つの端末が 1 つの項 目だけの管理セ ンターとなる場合, 負荷の集中が避 けられる。 [0317] 2 0 次に, 管理センターの変更について説明する。 [0318] 第 1 5 C図に例として示す管理センターの変更は。 目次管理センターが T 2から T 5に変更される。 この処理は, 端末 T 2 のセ ンター変更処理部 1 0 。において, 第 1 5 F図の処理フローにより行われ [0319] 2 5 る。 ①システム管理者等が, その端末 T 2 に変更先端 末 T 5を指定して管理センターの変更の指示入力を 行う。 [0320] ②センター変更処理部 1 0 c力 , ネッ トワーク 3 を介して端末 T 5について, 管理センターとしての 機能を備えているか調べる。 [0321] 備えていない場合, この旨をシステム管理者等に 表示し, 処理①以下を繰り返す。 [0322] ③備えている場合, 目次用の管理情報フ ァ イ ル 1 1 の内容を端末 T 5 に転送する。 [0323] 靖末 T 5の管理情報処理部 1 0 c は, 目次用の管 理情報フ ァ イ ル 1 1を設け, 転送された内容を格納 し, 新たな管理セ ンターを確立する。 [0324] なお, 変更先として既に管理センターとして機能 している端末 1 (例えば, T 1 ) が指定された場合, その端末 T 1 の管理情報処理部 1 0が, 転送を拒否 するようにすることができる。 [0325] 次に, データベース 2の参照について説明する。 第 1 5 D図に示すように, 端末 T 4のユーザが, 個人 I D , コマン ド, データベース 2のキーワー ド (又は目次) を自己の端末 T 4に入力する。 キーヮ ー ドが入力されたので, 端末 T 4 は, キーワードの 管理センターである端末 T 3に対しネッ トワークを 介してキーワー ド, コ マ ン ド, 個人 I Dと共に, 自 端末番号を通知する (図中の i ) 。 端末 T 3 は, コマン ド及び個人 I D及び自端末番 号と共に, 個人 I Dの管理セ ンターである端末 T 1 に対し, ネッ トワーク 3を介して個人 I D情報の検 索を依頼し, その結果を受け取る (図中の ii ) 。 [0326] 5 端末 T 1 の検索処理部 1 0 b は, 第 1 5 G図に示 す次の処理を行う。 [0327] ①コマン ドの入力に応じて自己の持つ個人 I D用 の管理情報ファ イ ル 1 1 を検索する。 [0328] ②検索結果として当該個人 I Dのラベル/レベル 1 0 等を端末番号によりネ ッ トワーク 3を介し, 端末 T [0329] 3 に通知する。 [0330] 端末 T 3 は, キーワー ドにより 自己のキ一ワー ド 用管理情報ファ イ ル 1 1を検索し, アクセス した偭 人 I Dの資格をチヱ ック した上で, 検索の結果分か 1 5 つたデータベース 2の存在する端末 T 2に対してネ [0331] ッ トワーク 3を介し, 検索を依頼する (図中の iii ) 。 [0332] 依頼を受けた端末 T 2 は, 当該データベース 1 1 を検索し, ネ ッ ト ワーク 3を介し, これを端末 T 3 ではなく アクセス元である端末 T 4に送る (図中の 2 0 iv ) 。 なお, 端末 T 2 は, この時目次管理セ ンタ一 [0333] としての処理は行わない。 [0334] 上記の第 1 5 D図のような動作は第 1 5 H図に示 す処理フローにより実行され, 以下に説明する。 [0335] ①キーワー ドの入力に応じ, 端末 T 3 の検索処理 2 5 部 1 0 bが自己のキーヮー ド用管理情報フア イ ル 1 1を検索し, 当該キーワードに対応するデータべ一 ス 2 の格納位置, ラベル/レベル等を知る。 [0336] ②当該検索処理部 1 0 bが, データベース 2 のラ ベルノレベルと, 端末 T 1から得た個人 I Dのラベ ルノレベルとを照合し, 資格をチヱ 'ン クする。 [0337] ③資格が無い (ラベルノレベルが合っていない) 場合, この旨をネ ッ ト ワーク 3を介し, 当該検索処 理部 1 0 b力 端末 T に対し端末番号により通知 する。 この場合, データベース 2の内容が端末 T 4 に表示されることな く処理を終了する。 [0338] ④資格が有る場合, 当該検索処理部 1 0 bが, ネ ッ トワーク 3を介して当該データベース 2の格納位 置及びアク セス元の端末 T の端末番号が通知され る。 [0339] 端末 T 2 は, 格納位置により当該データベース 2 を検索する。 [0340] ⑤端末 T 2 は, 端末番号により検索したデータべ ース 2を, ネッ トワーク 3を介して端末 T 4に送る < こう して, アク セス元である端末 T 4に, 参照し たいデータベース 2 の内容が表示される。 [0341] また, ユーザがキーワードに代えて目次によりデ ータベース 2を指定した場合は, 以下の処理が行わ れる。 [0342] 最初に, 端末 T 4力 ネッ トワーク 3を介し目次 管理セ ンターである端末 T 2に対し, 目次, コマ ン ド, 個人 I D, 自端末番号を通知する。 [0343] 端末 T 2は, 個人 I D管理センターである端末 T 1をアクセスし, 個人 I D情報を得る。 [0344] また, 端末 T 2は, 自己の目次用管理情報フア イ 5 ル 1 1を検索し, 個人 I Dの資格をチヱ ック し, デ ータベース 2は自端末 T 2に存在するので端末 T 2 はデータベース 2を検索し, これを端末 T 4に送る, 上記の目次により指定した場合の処理フローを第 1 5 I図に示す。 [0345] 1 0 ①目次 (名称) の入力に応じ, 端末 T 2の検索処 理部 1 0 bが自己の目次管理用情報フア イル 1 1を 検索し, 当該目次に対応するデータベース 2の格納 位置, ラベルノレベル等を知る。 [0346] ②この検出処理部 1 0 b力、', データベース 2のラ 1 5 ベル/レベルと, 端末 T 1から得た個人 I Dのラベ ルノレベルとを照合し, 資格をチユ ックする。 [0347] ③資格が無い場合, この旨を端末 T 4に対し通知 して終了する。 [0348] ④資格が有る場合, この検索処理部 1 0 bが当該 2 0 データベース 2の存在する自端末 T 2にその検索を 依頼する。 端末 T 2は, 格納位置により 当該データ ベース 2を検索する。 [0349] ⑤端末 T 2は, 端末番号により検索したデータべ ース 2を, ネ ッ ト ワーク 3を介して, 端末 T 4に送 [0350] 2 5 る。 これによりアクセス元である端末 T 4に, 参照 したいデータベース 2 の内容が表示される。 [0351] このように, 本発明の分散型データベースシステ ムにおいて, データベースの管理機能を複数の端末 に分散して持たせたり, 他の端末に変更することが できるので, 1つのセンターに管理のための食荷が 集中することが防止でき, 障害時にデータベースが 使用できないという危険を防止することができる。 [0352] 産業上の利用可能性 [0353] 本発明による分散型データベースシステムの仮セ ンター方式は, 公衆網や私設網等のネッ トワークに 接続して分散型データベースシステムにより大量の データを共通資源として利用する各種の業務, 例え ば, 情報処理, 情報提供サービスや, データを扱う 各種の事業において, ネ ッ トワークへの負荷を少な く しながらデータへの迅速なアクセスを効率的な運 用を行うのに適している。 [0354] データベースをグループ化して構築することによ り, ネッ トワークを介して広い地域に分散している 事業所や, 関連部門等でグループ化した分散型デー タベースシステムにより グループ内のデータベース の有効利用を図ることができる。 [0355] また, データベースのデータに対してアクセスで きる端末 (または個人) を一定の範囲に限定するこ とによりデータのセキュリティを確保するので, デ ータの公開を促進することができる。 そして' 分散 型データベース システムの管理機能を持つセ ンター を各端末により分担するので' 各端末への負荷が過 重にならない。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1 . ネッ トワークに接続された複数の端末からなる 分散型データベースシステムにおいて, ネッ トワークに接続する端末の一つを目次管理を 行うセンター Ua)として設定し, データを他端末に公開するデータ提供端末は発生 したデータの本文を自己のファ イ ルに格納すると共 にその目次と端末識別番号を前記セ ンター(4a)に通 知し, 前記センター(4a)は, 各データ提供端末から通知 された目次を目次ファ イルに登録 · 管理し, 利用者端末はデータが必要な時に前記センターに 対して目次要求を行い, 得られた全目次の中から 1 つを選択すると目次を提供したデータ提供端末にァ クセスし, データ提供端末は利用者端末から要求された目次 に対応する本文データを検索して利用者端末に送信 することを特徴とする分散型データベースシステム における仮センター方式。 2 . 請求項 1 において, 目次管理を行うセ ンタ一(4a)は, データ提供端末 から送られて来る利用者が公開したデータベースの 改変目次を順次一時作業ファ イ ル(51)に格納し, 設 定された期間毎に該目次に版数を付加して目次管理 フア イル(52)に移転し, 利用者端末から目次の公開要求のため目次の版数 照会を受け取ると, 該端末が通知した自端末の最新 版数以降の不足版数を該目次版数管理フアイルから 取り出して利用者端末へ転送することを特徴とする 分散型データベースシステムにおける仮セ ンタ一方 式。 3 . 請求項 1 において, 端末は, 前記センター(4a)へ公開目次を要求した 時に該センターから送られて く る全公開目次と各所 有者番号を受信すると, 受信した各所有者番号と当該端末の利用者番号と を比較し, 両者が一致しない時だけ対応する公開目 次を端末に設けた他者用目次管理フア イルに格納す ることを特徴とする分散型データベースシステムに おける仮センター方式。 . ネッ トワークに接続された複数の端末からなる 分散型データベースシステムにおいて, ネッ トワークに接続する端末の一つをコマン ドを 管理するセンター(4 b)として設定し, データを他端末に公開するデータ提供端末は発生 したデータの本文を自己のファ イ ルに格納すると共 にそのコマン ドと端末識別番号を前記セ ンター(4b) に通知し, 前記セ ンター(4 b)は, 各データ提供端末から通知 されたコマン ドと端末識別情報をテーブルに登録 · 管理し, 利用者端末はデータが必要な時に前記センターに 対してコマン ドにより要求を行い, 得られた端末識 別情報を用いてデータ提供端末にアクセスすること を特徴とする分散型データベースシステムにおける 仮センタ一方式。 5 . 請求項(4) において, コマン ド管理を行うセンター(4b)に, 1つまたは 複数の端末のデータベースに保持された関連するデ ータ群に対して割当てられた共通のコマン ドと, 該 データ群の各データを保持する端末情報とを登録し たテーブルを設け, コマン ドを使用する端末は, 前記センター(4b)に 問い合わせることによりデータを保持する端末情報 を得て, 該コマン ドを用いて対応するデータ群を獲 得することを特徴とする分散型データベースシステ ムにおける仮センター方式。 6 . 請求項(4) において, 端末は, 自端末に保持するデータを表現するコマ ン ドを割り付けると共に必要に応じて異なるコマン ドを一致化する手段を備え, 前記一致化された異なるコマン ドについての情報 を管理するコマン ド ' リ ンク · センター(4c)を備え 1つの端末における 1つのコマン ドの処理におい て, 当該端末が 1 つのコマン ドに一致化されたコマ ン ドの有無を前記センター(4c)に問い合わせ, 該仮センターからの応答に基づいて, 当該端末が 1つのコマン ド及びこれに一致化されたコマン ドに より表現された実データを処理することを特徴とす 5 る分散型データベースシステムにおける仮セ ンター 方式。 7 . 請求項 1 において, 目次管理を行うセンター Ua)は, 開放データの閲¾のための情報からなる目次一覧 1 0 テーブル(57)と, 開放データのアイ テム及びこれに 対し指定した第 1 のラ ンクを舍む閲 ¾条件テーブル (56)と, 閬蒐可能な端末( 個人) の識別情報と当該 端末( 個人) に付与された第 2 のランクとを舍む管 理情報テーブル(55)とを備え, 1 5 端末から前記識別情報とデータを指定した閲蒐要 求があると, 前記閲¾条件テーブル(56)と管理情報 テーブル(55)から前記第 1及び第 2 のラ ンクを照合 し, 所定の場合に前記目次一 テーブル(57)の閲¾ を当該端末に許可することを特徴とする分散型デー 2 0 タベースシステムにおける仮セ ンター方式。 8 . 請求項 1乃至 7 において, ネ ッ トワークに接続された端末の中の所定の複数 端末でグループを構成すると共に, 当該グループに 分散して保持されるデータベースに関する管理を行 2 5 うセンターを設け, 前記センターは, 前記グループの端末からの依頼 に基づいて, 分散して保持されるデータベースにつ いての検索を行い, 依頼を行った端末は前記検索結果に基づいて前記 分散して保持さるデータベースを参照することを特 徴とする分散型データベースシステムにおける仮セ ンタ一方式。 9 . 請求項 8 において, 前記所定の端末で構成されるグループを複数ダル —ブ(Α , Β) 設け, それぞれのグループにおいて分散 して保持されるデータベースを管理するセンタ一(4 Α . 4Β) を各グループに設け, 複数グループ(Α , Β) の前記分散保持されるデータ ベースを管理するグループ間管理端末(7) を設け, 該各センターは自己の属するグループの内の端末 の依頼に基づいてグループ内のデータベースについ て検索を行い, 前記グループ間管理端末(7) は, 前記各センター からの依頼に基づいて, 当該仮センターの属するグ 0 ループ以外のグループに続するデータべ一スについ て検索を行い, 依頼を行った端末は前記グループ間管理端末によ る検索結果に基づいて当該端末が属するグループ以 外のグループのデータベースを参照することを特徴 5 とする分散型データベースシステムにおける仮セン タ一方式。 1 0 . 請求項 1乃至 9 において, 端末は, データベースを管理する管理情報の内所 定の項目について処理を行う管理情報処理部と, 前 5 記所定の項目を格納する管理情報ファィルとを備え 該端末が前記管理情報の項目にいての情報を保持 し, 前記管理情報処理部が前記所定の項目についての 前記データベースの管理を行う宣言を他端末に発生 1 0 して後, 前記複数の端末から当該所定項目を収集し て前記管理情報ファ イ ルに格納すると共に, 当該管 理情報ファ イ ルを用いて当該所定の項目についてデ ータベースの管理を行うセンターになることを特徴 とする分散型データベースシステムにおける仮セ ン 1 5 ター方式。
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