专利摘要:

公开号:WO1990004521A1
申请号:PCT/JP1989/001107
申请日:1989-10-27
公开日:1990-05-03
发明作者:Noritaka Egashira;Yoshinori Nakamura
申请人:Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B41M5-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 熱転写受像シー トおよび熱転写方法 技 術 分 野
[0002] 本発明は、 熱転写受像シー トおよび熱転写方法に関し 更に詳しく は、 発色濃度、 鮮明性及び諸堅牢性に優れた 記録画像を形成することが出来る熱転写受像シー トおよ び熱転写方法を提供することを目的とする。
[0003] 背 景 技 術
[0004] 従来、 種々の熱転写方法が公知であるが、 それらの中 で昇華性染料を記録剤と し、 これを紙等の基材シー 卜に 担持させて熱転写シー トと し、 昇華性染料で染着可能な 被転写材、 例えば、 ポ リ エステル製織布等に重ね、 熱転 写シー トの裏面からパターン状に熱エネルギーを与えて. 昇華性染料を被転写材に移行させる昇華転写方法が行わ れている。
[0005] 上記昇華転写方法において、 被転写材が例えばポリェ ステル製織布等である昇華捺染方法では、 熱エネルギー の付与が比較的長時間であるため、 熱転写シー トが充分 に加熱され、 かつ、 被転写材自体も付与された熱ェネル ギ一で加熱される結果、 比較的良好な染料の移行が達成 されている。
[0006] しかしながら、 記録方法の進歩により、 サーマルへッ ド等を用いて、 高速度で、 例えば、 ポリエステルシ一 ト や紙に染料受容層を設けた被転写材を使用し、 これらの ^ 被転写材に鏃細な文字や図形或 、は写真像を形成する場 合には、 熱エネルギーの付与は秒単位以下の極めて短時 間であることが要求され、 従って、 このような短時間で は昇華性染料及び被転写材が十分には加熱されないため に、 十分な濃度の画像を形成することが出来ない。
[0007] 従って、 このような高速記録に封応するために、 昇華 性に優れた昇華性染料が開発されたが、 昇華性に優れる 染料は、 一般にその分子量が小であるため、 転写後の被 転写材中において染料が経時的に移行したり、 表面にプ リー ドしたり して、 折角形成した画像が乱れたり、 不鲜 明となったり或いは周囲の物品を汚染するという問題が 生じている。
[0008] このような問題を回避するために、 比較的分子量の大 なる昇華性染料を使用すると、 上記の如き高速記録方法 では昇華速度が劣るため、 上記の如く満足出来る濃度の 画像が形成し得ないものであった。
[0009] 発明の開示
[0010] 従って、 本発明の目的は、 昇華性染料を使甩する熱転 写: ^法において、 上記の如き極めて短時間の熱エネルギ —の付与によって、 十分に濃度のある鮮明な画像を与え. しかも形成された画像が優れた諸堅牢性を示す熱転写受 像シー トを提供することである。 上記目的は以下の本発明によって達成される。
[0011] すなわち、 本発明は、 基材シー トおよび該基材シー ト の少なく とも一方の面に形成された染料受容層からなり、 該染料受容層が極性基およびノまたはその塩からなる基 を樹脂 1 G σ g当り 2乃至 2, 0 0 0当量の範囲で含有 する樹脂からなることを特徴とする熱転写受像シー 卜お よび該受像シ一 トを用いる熱転写方法である。
[0012] 熱転写受像シー 卜の受容層を特定の極性基濃度の極性 樹脂から形成することによって、 比較的低分子量の染料 を用いても、 受容された染料の耐ブリー ド性等が向上し、 鮮明性、 濃度および保存性等に優れた画像が形成できる。 また、 比較的高分子量の染料を用いても染料受容性に優 れるため、 同様に鮮明性、 濃度および保存性等に優れた 画像が形成できる。
[0013] 特に昇華性染料と して塩基性のァ ミ ン (ァ ミ ノ基、 ィ ミ ノ基など) を有するものを使用する場合には、 該染料 は受容層内で極性により捕捉されるので耐ブリ一 ド性が 一層良好になる。
[0014] 発明を実施するための最良の形態
[0015] 次に好ま しい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説 明する。
[0016] 本発明の熱転写受像シー トは、 基材シー トとその少な く とも一方の面に設けた染料受容層とからなる。
[0017] 本発明で使用する基材シー トと しては、 合成紙 (ポリ ォレフィ ン系、 ポリ スチレン系等) 、 上質紙、 ァ一 ト紙、 コー ト紙、 キヤス トコー ト紙、 壁紙、 裏打用紙、 合成樹 脂またはェマルジュン含浸紙、 合成ゴムラテックス含浸 紙、 合成樹脂内添紙、 板紙等、 セルロース織維紙、 ポリ ォレフィ ン、 ポリ塩化ビニル、 ポリエチレンテレフタレ 一 ト、 ポリスチレン、 ポリ メ 夕ク リ レー ト、 ポリ 力ーポ ネ一ト等の各種のプラスチッ クのフィ ルムまたはシー ト 等またそれらプラスチック シー トの発泡体等が使用でき、 特に限定されない。
[0018] また、 上記基材シー トの任意の組み合わせによる積層 体も使用できる。 代表的な積層体の例として、 セルロー ス繊維紙と合成紙或いはセルロース繊維紙とプラスチッ クフィルムまたはシー 卜及びそれらの発泡体との積層体 が挙げられる。
[0019] 上記基材シー 卜の表面に形成する染料受容層は、 熱転 写シー トから移行する昇華性染料を受容し、 形成ざれた 画像を維持するためのものである。
[0020] 染料受容層は、 特定の極性基濃度を有する極性樹脂を 主体として形成するが、 これらの極性樹脂と極性を有し ない樹脂の混合物によって形成してもよい。
[0021] 本発明において使用する極性樹脂は、 後述するような 極性基が一定範囲導入された樹脂を意味する。 この場合 の極性基濃度は、 樹脂の合成時または樹脂の改質時に導 入される水酸基以外の極性基の数を、 当該樹脂の重量 ( 1 0 6 g. ) に対する当量と して示したものとする。 本発明の効果を得たるめの極性基濃度の範囲は、 2〜 2 0 0 0当量である。 良好な効果を得たるめの極性基濃 度の好ま しい範囲は、 2 0〜 1 ◦ 0 0当量であり、 さ ら に好ま しい範囲は、 1 2 0〜 1 0 0 0当量である。
[0022] 良好な染料受容効果を得るためには、 2 0当量以上で あることが望ま しい。 極性基濃度が 2 0当量未満では印 字感度の上昇効果が小さ く (すなわち染料と受容層樹脂 との間との親和力が僅かしか上がらない) 、 一方、
[0023] 2 0 0 0当量を'超えると染料受容層樹脂の熱安定性が低 下し、 また染料の保持性が低下して耐ブリー ド性ゃ耐汚 染性が不十分となるので好ま しく ない。
[0024] 極性基の導入方法については、 後で詳細に説明する力 、 本発明において、 極性樹脂は、 当該樹脂を構成する高分 子の骨格の末端および または側鎖に極性基および ま たはその塩 (アル力 リ金属塩またはアル力 リ土類金属塩) からなる基が導入された樹脂を意味するものとする。 た だし、 極性基のうち水酸基は樹脂に導入しても極性印字 感度は上昇せず、 かえって感度を低下させるので好ま し く ない。
[0025] 本発明で使用する極性樹脂は、 下記のような樹脂を種 々変性したものが挙げられる。
[0026] (ィ) エステル結合を有する もの、 例えば、 ポリエステ ル樹脂、 ポ リ アグリル酸エステル樹脂、 ポ リ カーボネー ト樹脂、 ポリ酢酸ビニル樹脂、 スチレンァク リ レー ト榭 脂、 ビニルトルエンァク リ レー ト樹脂等、
[0027] (口) ウレタン結合を有するもの、 例えば、 ポリ ウレタ ン樹脂等、
[0028] (ハ) アミ ド結合を有するもの、 例えば、 ポリアミ ド樹 m (ナイ ロン) 、
[0029] (二) 尿素結合を有するもの、 例えば、 尿素樹脂等、 (ホ) その他極性の高い結合を有するもの、 例えば、 ポ リ カプロラク ト ン樹脂、 ポリ スチレン樹脂、 ポ リ塩化ビ ニル樹脂、 ポリアク リ ロニト リル樹脂等。
[0030] 以上の如き合成樹脂のうちで特に好適なものはポリェ ステル系樹脂およびビニル系樹脂である。
[0031] 本発明で使用する極性樹脂は、 樹脂の合成時または合 成後に変性剤で変性することによって得られる。 合成時 の変性方法としては、 例えば、 ポリエステル樹脂、 ポリ ウ レタン樹脂、 ポリア ミ ド樹脂、 ポリカーボネー ト樹脂 等の縮合重合系樹脂の場合にあっては、 その合成時にお いて、 ジカルボン酸、 ジア ミ ン等を過剰に使用したり或 いは 3価以上の酸、 ァ ミ ン等を使用する方法が挙げられ る。 また、 合成の際、 変性剤として、 例えば、 カルボキ シル基、 スルホン酸基、 硫酸エステル基、 燐酸基、 燐酸 エステル基、 第 1乃至第 4級ァ ミ ン、 ニ トロ基等の付加 的な極性基を有するジカルボン酸、 ジァミ ン等が使用さ れる。 付加重合ビニル系樹脂の場合においては、 使用する単 量体の一部と して極性基を有する単量体を使用する方法 等によつて所望の撣性基濃度を有する樹脂が得られる。 この際使用する変性単量体-と しては、 例えば、 カルボキ シル基、 スルホン酸基、 硫酸エステル基、 燐酸基、 燐酸 エステル基、 第 1乃至第 4級ア ミ ン、 ニ ト口基等の付加 的な極性基を有する ビニル単量体が挙げられる。
[0032] また、 合成後に変性する場合には、 二重結合、 活性水 素 (水酸基、 ア ミ ノ基、 ア ミ ド基など) エポキシ基、 ィ ソシァネー ト基等の基を有する樹脂を前記の様な極性基 を有する化合物によって変性したり、 グラフ 卜すること によって変性するこ とができる。
[0033] 上記の様な変性に際し、 変性剤の使用量によって所望 の極性基濃度の極性樹脂が得られる。
[0034] 本発明の熱転写受像シー トは前記の基材シー トの少な く とも一方の面に、 上記の如き極性樹脂またはこれと他 の樹脂との混合物を適当な有機溶剤に溶解したり或いは 有機溶剤や水に分散した分散体を塗布及び乾燥して染料 受容層を形成することによって得られる。 極性樹脂と上 記の様な方法で極性基を導入していない樹脂とを混合し て用いる場合には、 両者の合計中で極性樹脂が 5重量% 以上、 好ま しく は 1 0重量%以上が好ま しい。
[0035] 上記染料受容層の形成に際しては、 染料受容層の白色 度を向上させて転写画像の鮮明度を更に高める目的で酸 化チタン、 酸化亜鉛、 カオリ ンク レー、 炭酸カルシウム、 微粉末シリ力等の顔料や充填剤を添加することができる。 また、 転写画像の耐光性を更に高めるために、 染料受容 層中に紫外線吸収剤および Zまたは光安定化剤を添加す ることができる。
[0036] このような染料受容層は任意の厚さでよいが、 一般的 には 3乃至 5 0 mの厚さである。 また、 このような染 料受容層は連続被覆であるのが好ま しい。 樹脂ェマルジ ヨ ンや樹脂分散液を使用して、 不連続の被覆として形成 しでもよいが、 作業性、 生産性、 塗布物の光沢等を考慮 すると、 ェマルジヨ ンタイプでない方が望ましい。
[0037] 本発明の熱転写受像シ一 トは基本的には上記の如き構 成でも十分に使用出来るもの.であるが、 その染料受容層 中に、 熱転写シー トとの融着防止用の無機粉末を包含さ せることが岀来、 このようにすれば熱転写時の温度をよ り.高めても熟転写シー 卜と熱転写受像シー トと ^)熱融着 を防止して、 更に優れた熱転写を行う ことが出来る。 特 に好ま しいのは、 微粉末のシリカである。
[0038] また、 上記のシリ力の如き無機粉末に代えて、 または 併用して、 離型性の良好な樹脂を添加してもよい。 特に 好ま しい離型性ボリマーは、 シリ コ一ン化合物の硬化物、 例えば、 ェボキシ変性シリ コーンオイルとァ ミノ変性シ リ コーンオイルからなる硬化物が挙げられる。 このよう な離型剤は、 染料受容層の重量の約 0 . 5乃至 3 0重量 %を占める割合が良い。
[0039] 上記の如き本発明の熱転写受像シー トを使用して熱転 写を行う際に使用する熱転写シー トは、 紙やポリエステ ルフィ ルム上に昇華性染料を含む染料層を設けたもので あり、 従来公知の熱転写シー 卜はいずれも本発明でその まま使用することができる。
[0040] 本発明者の研究によれば、 熱転写シー トに使用する染 料が、 少なぐとも 1個の第一乃至第三級アミ ンを有する 染料であることが好ま しく、 特にイ ン ドア二リ ン系、 シ Ύノアセチル系又はァン トラキノ ン系染料である場合に 最も良好な画像が形成できることを見出している。
[0041] また、 熱転写時の熱エネルギ.一の付与手段は、 従来公 知の付与手段がいずれも使用出来、 例えば、 サーマルプ リ ンダ一 (例えば、 (株) 日立製、 ビデオプリ ンター V Y - 1 0 0 ) 等の記録装置によって、 記録時間をコン 卜ロールすることにより、 5乃至 1 0 ◦ m J ^程度の 熱エネルギーを付与することによつて所期の目的を十分 に達成することが出来る。
[0042] 以上の如き本発明によれば、 熱転写受像シー トの染料 受容層を特定の極性基濃度を有する極性樹脂から形成す ることによって、 高濃度で鮮明な画像が形成され、 特に これらの画像は優れた耐ブリー ド性、 耐汚染性を有する ので画像を長期間保存しても画像のシャ一プさが低下し たり、 他の物品と接触してもそれらを汚染することがな く、 従来技術の種々の問題が解決された。
[0043] 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に 説明する。 尚、 文中、 部又は%とあるのは特に断りの無 い限り重量基準である。
[0044] 実施例 1乃至 8及び比較例 1乃至 8
[0045] 基材シー トとして合成紙 (王子油化製、 厚さ 1 1 0 IL m) を用い、 この一方の面に下記の組成の塗工液をヮ ィヤーバーにより乾燥時 5. 0 g /nfになる割合で塗布 及び乾燥して本発明及び比較例の熱転写受像シー トを得 た。
[0046] 下記の各例の重合体 20. 0部 ァミ ノ変性シリ コーン (X— 22— ·
[0047] 3050 C . 信越化学工業 (株) 製) 0ノ8部 エポキシ変性シリ コーン ( X— 22—
[0048] 300 0 E , 信越化学工業 (株) 製) 0. 8部 メチルェチルケ ト ン Zトルエン
[0049] (重量比一/ 1) 80. 0部 一方、 下記組成の染料担持層形成用イ ンキ組成物を調 製し、 背面に耐熱処理を施した 6 m厚のポリェチレン テレフタ レ一 トフイ ルムに、 乾燥塗布量が 1. 0 g Znf になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥して熱転写 シ一 卜を得た。
[0050] C . I . デイ スパーズブル一 24 3. 5部 ポリ ビニルプチラール樹脂 4. 5部 メ チルェチルケ ト ンノ トルェン
[0051] (重量比 1 Z 1 ) 9 2. 0部 上記の熱転写シ— 卜と前記の本発明及び比較例の熱転 写受像シ一 トとを、 夫々の染料層と染料受容面とを対向 させて重ね合せ、 熱転写シー 卜の裏面からへッ ド印加電 圧 1 2. 0 V、 パルス幅 2〜 1 6 msecで 1 msecごとに印 字した、 ドッ ト密度 6 ドッ ト / 1 i neの条件でサーマルへ ッ ドで記録を行い、 下記第 1表の結果を得た。 尚、 第 1 表に示した各性能の評価方法は以下の通り行った。
[0052] (1) 印字感度
[0053] 前記印字条件にて画.像形成を行った熱転写受像シー ト の画像の反射濃度を測定 (マクベス濃度計 R D - 9 1 4 ) し、 その中から最高濃度を選んだ。 第 2表においては、 比較例 1の最高濃度を 1. 0と し、 実施例 1乃至 8及び 比較例 2乃至 8については,比較例 1 との濃度差を換算し て示した。
[0054] (2) ドッ ト拡散 ( ドッ トのにじみ)
[0055] 前記印字条件にて画像形成を行った熱転写受像シー ト を室内 ( 6 0。C、 5 0 % R. H. 以下) において 2 〇 0 時間放置した場合の ドッ ト拡散度合を目視にて評価し、 第 1表に 3段階評価で示した。
[0056] 1 ; ドッ ト拡散なし、 2 ; ドッ ト拡散小、
[0057] 3 ; ドッ 卜拡散大 (3) 印字物汚染性
[0058] 前記印字条件にて画像形成を行った熱転写受像シー ト 一の画像形成面と厚さ 1 10 irmの合成紙とを重ね合わせ、 20 g Zcifの荷重をかけ、 60°Cにて 3日間放置し、 合 成紙へ移行した染料の反射濃度を測定 (マクベス濃度計 R D - 9 14) した結果を第 1表に示した。
[0059] 各例の重合体の種類、 極性基濃度は、 以下の通りであ る o
[0060] 実施例 1 :
[0061] —部に不飽和二重結合を有するポリエステル樹脂にビ ニルスルホン酸をダラフ ト したもの (極性基濃度 1 35 当量/樹脂 106 g、 T g4 Q。C)
[0062] 実施例 2 :
[0063] —部に不飽和二重锆合を有するポリ エステル樹脂にジ ェチルアミ ノエチルメ タク リ レー トをダフ ト したもの (極性基濃度 400当量 Z樹脂 10 σ g、 T g 50 °C) 実施例 3 :
[0064] ポリエステル樹脂を無水ト リメ リ ツ ト酸で変性したも の (極性基濃度 145当量 樹脂 1 0 σ g、 酸価 1 2 mg 樹脂 1 g , T s 72。C)
[0065] 実施例 4 :
[0066] 塩化ビニル - ピニル了ルコ一ル - ェチルァク リ レー ト 共重合体を硫酸でエステル化したもの (エステル基锆合 濃度 50ひ当量 Z樹脂 1 0 σ g、 T g 55 °C) 実施例 5 :
[0067] 塩化ビニル - ビニルアルコール - ェチルァク リ レ一 ト 共重合体を辚酸でエステル化したもの (燐酸エステル基
[0068] 6
[0069] 濃度 6 0 0当量/樹脂 1 ◦ u g T g 4 0 °C ) 実施例 6 :
[0070] 塩ィ匕ピ二ル - ニ トロスチレン プチルァク リ レー ト共 重合体 (極性基濃度 1 5 0当量 樹脂 0 6 T g 4 5 °C ) 実施例 7 :
[0071] 塩化ビニル - スルホン酸スチレン - 酢酸ビニル共重合 体 (極性基濃度 5 0当量ノ樹脂 1 ◦ 6 g )
[0072] 実施例 8 :
[0073] 不飽和ポ リ エステル樹脂に ビニルスルホ ン酸ナ ト リ ゥ ムをグラフ ト したもの (極性基濃度 4. 5当量 Z樹脂
[0074] 0 6 g )
[0075] 比較例 1 :
[0076] 実施例 1で使用した一部に不飽和二重結合を有するポ リエステル樹脂 (極性基濃度 1. 2当量ノ樹脂 1 0 6 g ) 比較例 2 :
[0077] 実施例 2で使用した一部に不飽和二重結合を有するポ リ エステル樹脂 (極性基濃度◦ . 9当量 Z樹脂 1 0 。 g ) 比較例 3 :
[0078] 実施例 3で使用したポ リエステル樹脂 (極性基濃度 1. 5当量ノ樹脂 1 0 6 g ) 比較例 4 :
[0079] 実施例 4及び 5で使用した塩化ビニル - ビニルアルコ —ル - ェチルァク リ レ一ト共重合体 (極性基濃度 0. 0 当量/樹脂 10 σ g )
[0080] 比較例 5 :
[0081] 塩化ピニル - プチルァク リ レー ト共重合体 (極性基濃 度 0. 0当量 Z樹脂 10 σ g)
[0082] 比較例 6 :
[0083] 塩化ビニル -酢酸ビニル共重合体 (極性基濃度 0. 〇 当量,樹脂 106 g )
[0084] 比較例 7 : .
[0085] 実施例 8で使用した不飽和二重锆合を有するポリエス テル樹脂 (極性基濃度 1. 5当量 Z樹脂 106 g)
[0086] 1 受像シー ト 印字感度 ッ ト拡散 印字物汚染性 実施例 1 1 . 2 1 0 . 1 0
[0087] ■i
[0088] 実施例 2 1 . U 1 U . U o 実施例 3 1 . 0 1 0 . 1 1 実施例 4 丄, 2 1 0 . 1 1 実施例 5 上 . 1 1 0 . 1 0 実施例 6 1 . 0 1 〇 . 0 9 実施例 7 0 . 9 2 1 0 . 0 9 実施例 8 〇 . 1 1 0 . 0 9 比較例 1 1 . 0 1 0 . 1 2 比較例 2 0 . 8 1 〇 . 0 9 比較例 3 0 . 7 2 〇 . 1 5 比較例 4 1 . 0 2 0 . 0 9 比較例 5 0 . 9 1 〇 . 0 7 比較例 6 0 . 8 6 1 0 . 1 0 比較例 7 0 . 7 9 2 〇 . 1 2 尚、 前記極性樹脂と して夫々塩の形態の物を使用して も同様な锆果が得られた。
[0089] 以上の如く本発明によれば、 熱転写受像シー トにおけ る受容層を形成する樹脂と して、 特定の極性基濃度の樹 脂を用いることにより、 高濃度でかつ、 極性基によって 染料が固定されるため、 耐移行性や耐污染性等の良好な 発色画像が得られるという効果がある。
[0090] 産業上の利用可能性
[0091] 本発明による熱転写受像シートは、 染料層を有する熱 転写シー トと組み合わせて用いられる熱転写画像形成シ ステム用の受像シー トとして広く用いられ得る。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1. 基材シー トと該基材シー トの少なく とも一方の 面に形成された染料受容層からなる熱転写受像シー 卜で あって、 前記染料受容層が、 極性基およびノまたはその 塩からなる基を、 樹脂 10 O g当り 2〜 2000当量の 範囲で.含有する樹脂からなることを特徵とする、 熱転写 受像シート。
2. 前記染料受容層が、 極性基およびノまたはその 塩からなる基を、 樹脂 1ひ 6 g当り 20〜1000当量 の範囲で含有する樹脂からなる、 請求項 1に記載の熱転 写受像シー ト。
3, 前記染料受容層が、 極性基および Zまたはその 塩からなる基を、 樹脂 106 g当り 12〇〜 1◦ ◦ 〇当 量の範囲で含有する樹脂からなる、 請求項 1に記載の熱 転写受像シー ト。
4. 前記染料受容層が、 当該樹脂を構成する高分子 の骨格の末端および/または側鎖に極性基および Zまた はその塩からなる基が導入された樹脂からなる、 請求項 1に記載の熱転写受像シー ト。
5. 極性基がカルボキシル基、 スルホン酸基、 硫酸 ェステル基、 燐酸基、 燐酸エステル基、 ア ミ ノ基、 ニ ト 口基またはそれらの塩からなる基である、 請求項 1に記 載の熱転写受像シ— ト。
6 . 樹脂が変性ボリエステル樹脂、 変性ポリ ウ レタ ン樹脂または変性ビニル榭脂である、 請求項 1に記載の 熱転写受像シー ト。
7 . 昇華性染料層を有する熱転写シー トと、 染料受 容層を有する熟転写受像シー トとを重ねて、 画像情報に 応じて加熱することによって、 前記染料受容層に画像を 形成する熱転写方法であって、 前記染料受容層が、 極性 基および Zまたはその塩からなる基を、 樹脂 l Q 6 g当 り 2〜 2 0 0 0当量の範囲で含有する樹脂からなること を特徵とする、 熱転写方法。
8 . 前記熱転写シー トの昇華性染料層に含有された 染料が、 第 1級〜第 3級ア ミ ンを染料分子中に有する昇 華性染料からなる、 請求項 7に記載の熱転写方法。
9 . 前記染料受容層が、 極性基およびノまたはその 塩からなる基を、 樹脂 1 ひ 6 g当り 2 0〜 1◦ 0 0当量 の範囲で含有する樹脂からなる、 請求項 7に記載の熱転 写方法。
1 0 . 前記染料受容層が、 極性基および Zまたはそ の塩からなる基を、 樹脂 1 0 6 g当り 1 2 0〜 1 0 0 0 当量の範囲で含有する榭脂からなる、 請求項 7に記載の 熱転写方法。
1 1 . 前記染料受容層が、 当該樹脂を構成する高分 子の骨格の末端もしく は側鎖に極性基および/またはそ の塩からなる基が導入された樹脂からなる、 請求項 7に 記載の熱転写方法,
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JP6362589B2|2018-07-25|水性配合物を用いて製造した感熱画像受容体要素
USRE36561E|2000-02-08|Sheet for heat transference and method for using the same
US5023228A|1991-06-11|Subbing layer for dye-donor element used in thermal dye transfer
EP0407613B1|1994-04-13|Image reception sheet
同族专利:
公开号 | 公开日
US5128311A|1992-07-07|
DE3991232C2|1996-02-22|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-05-03| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE JP US |
1990-10-11| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3991232 Country of ref document: DE Date of ref document: 19901011 |
1990-10-11| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3991232 Country of ref document: DE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP63/270883||1988-10-28||
JP27088388||1988-10-28||DE19893991232| DE3991232C2|1988-10-28|1989-10-27|Bildaufnahmeblatt zur Wärmebildübertragung und dessen Verwendung|
DE19893991232| DE3991232T1|1989-10-27|1989-10-27|Bildaufnahmeblatt zur waermebilduebertragung und waermeuebertragungsverfahren|
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