专利摘要:

公开号:WO1989009482A1
申请号:PCT/JP1989/000330
申请日:1989-03-29
公开日:1989-10-05
发明作者:Makoto Maeda;Masatake Hayashi
申请人:Sony Corporation;
IPC主号:H01J31-00
专利说明:
[0001] 明 紺 書
[0002] 発明の名称 蛍光表示管
[0003] 技術分野
[0004] こ の発明は、 蛍光表示管、 特にそれぞれ複数個の蛍光表示管を 水平及び垂直方向に配列して全体と して大画面表示を行うように した表示装置を構成する蛍光表示管に係わる。 背景技術
[0005] 犬画面表示、 例えばカ ラ一大画面表示を行う表示装置において
[0006] 10 例えば第 1 図にその正面図を示し、 第 2 図 その側面図を示すよ う に、 それぞれ例えば赤, 綠及び青の各蛍光体セ グメ ン ト R , G 及び Bを 1 組、 すなわち 1 ト リ オと して例えば 2 ラ イ ン (行) 8 列に 16 ト リ オ、 したがって 48の蛍光体セ グメ ン ト R , G , Bが配 列された蛍光面を有する蛍光表示管 Π)を、 行及び列方向 (すなわ ち垂直方向 Y及び水平方向 X ) にそれぞれ複数本配列して表示情 報に応じて各蛍光体セ グメ ン トを選択的に発光させて全体と して 大画面の力 ラー画像表示を行う よう に した表示装置が提案されて いる。
[0007] この場合、 隣り合う蛍光表示管 ωの隣り合う蛍光体セ グメ ン ト
[0008] 20 例えば蛍光体 ト リ オの間隔 D e は、 蛍光表示管の管体の周側壁の 厚さ、 あるいは第 2図に示すよう に各蛍光体表示管 (1)の例えば側 面から導出された リ ー ド(2)の配置部の厚さなどによ ってその縮小 化に制約がある こ とはさる こ とながら .、 さ らに蛍光体セグメ ン ト への電子ビーム衝撃可能範囲の制約によ つて大き く な ってしま う t したがって、 各共通の蛍光体表示管での蛍光体 ト リ ォ の間隔 D s もまた、 全休の大画面表示でむらのな 、表示を行う ためには、 上 述した隣り合う 蛍光表示管の隣り 台う ト リ ォ間の間隔 D e と同等 の間隔に選定される :: とから 、 大画面表示の高 M it度化の上で上 述した隣り合う蛍光表示管の隣り合う ト リォ間の間隔 Γ) e はでき るだけ小さ くすることが望まれる。 したがって各蛍光表示管にお ける蛍光体セグメ ン トの トリオは水平方向に関してもできるだけ 管体のガラス壁面近傍に 己されることが要求されて く る。 ところ がこのように蛍光体セグメ ン トが管体のガラス壁面の近傍に配さ れ、 これに向わしめられる電子ビームの通路がガラス壁面に近づ く ことにより、 ガラス壁面すなわち絶緣性壁面に蓄積される電荷 による不安定な電界の影響を受け易く、 また電子ビームが、 より 壁面に衝撃する確率が高まつて、 此処における電界の不安定性を より高めるという課題がある。
[0009] この問題は、 特に各蛍光体セグメ ン トが垂直方向にのびるス ト ラィ プ状をなす場合、 水平方向最篛部のセグメ ン トについて特に
[0010] ¾ ^ ある。
[0011] 又、 このような表示装置に用いられる蛍光表示管においては、 各蛍光体セグメ ン トが微細であることから複数個の蛍光体セグメ ン ト、 例えば 1 ト リオのセグメ ン トについて共通の線状カソ一 ド をこれらセグメ ン トに差し渡って対向するように配置する構成を とることが構造の簡略化の上で望ましい。 この場合、 その線状力 ソー ドは、 その両端を固定部に取着して架張支持することになり これがため、 力ソー ドの加熱温度は、 その雨端の固定部への取着 部からの熱の放散によって、 中央で高く両端で低いという温度分 布を示し、 中央部での電子放射密度は大で両端で低くなる。 した がって、 動作時に、 その力ソー ドの加熱状態を中央部で電子放射 が飽和する温度状態に設定されても、 両端で飽和状態に到らず、 中央部に対向する蛍光体セグメ ン トの発光の明るさと、 両側の蛍 光体セグメ ン トの明るさとが相違し、 更に両端部では、 力ソー ド (ヒータ) への通電電流の影響を受け易く 明るさが変動すること によってホワイ トバラ ンスをとり に く いとか不安定となるなどの 課題がある。
[0012] 又、 この種蛍光表示管においては、 各赤, 緑及び青の蛍光体セ グメ ン ト R : G , Bの各蛍光体材料の発光効率自体が異る こ とか ら、 例えば、 各ダリ ッ ド G i G s の電子ビーム透過用の透孔の 幅を各色について異ら しめてホワ イ トバラ ンスの調整を行う よう に している ものである ので、 こ れに加えてカ ソ一 ド K の温度の不 均一性に基く 電子放射効率を補償してホワ イ トバラ ンスをとる こ とは極めて難しい。
[0013] さ らに、 仮に 1 セグメ ン ト に 1 カ ソー ドを対応させる場合にお いて も同様の理由により セグメ ン ト内での輝度の一様性, 安定性 を害なう原因となる。 発明の開示
[0014] 本発明は、 特に電子ビームの衝撃可能範囲の拡大をはかってそ の蛍光体セ グメ ン トを管体の周側壁に近接する位置にまで配置す る こ とを可能にして発光面積の増大化をはかって明るい表示を可 能にし、 更に、 上述した隣合う蛍光表示管の隣り合う蛍光体セグ メ ン ト の ト リ オ間の間隔 D e 、 ひいては各蛍光表示管における ト リ オ間の間隔 D s を充分小に し得るよう にして、 大画面表示装置 において全体と して蛍光体 ト リ オの配列ピッチを縮小化して解像 度の向上をはかる こ とができるよ う にする。
[0015] 又、 本発明は、 電子ビームへのガラ ス壁面の電界の影響を回避 して、 蛍光体セグメ ン トを充分容器の周側壁に近接配置でき るよ う にする ものである。 そ して こ れによ つて . 蛍光体セ グメ ン ト CD ト リ ォ間隔を充分小さ く する こ とによ り 、 大画面表示装置の解像 度を高める ものである。
[0016] さ らに、 本発明はカ ソー 「の長手方向全域に豆つて実質的にほ ぼ均一の電流密度を得る こ とによ り 、 セグメ ン ト 内での発光の均 一性の向上と、 ホワ イ トバラ ンスの改善及び安定化を図るもので ある。 図面の簡単な説明
[0017] 第 1図は大面積表示装置の正面図、 第 2図はその側面図、 第 3 図は本発明による蛍光表示管の要部を断面とした側面図、 第 4図 はこれと直交する方向の断面図、 第 5図は電位分布図、 第 6図は その電子ビーム制御機構の要部を断面とする钭視図、 第 7図はそ の電子ビーム制御機構の分解斜視図、 第 8図〜第 10図はセパレー タ電極の要部の斜視図、 第 11図は本発明による蛍光表示管の要部 を断面とした側面図、 第 12図は本発明による蛍光表示管の要部の 電位分布図、 第 13図は比較例の要部の電位分布図、 第 14図は本発 明による蛍光表示管の電子ビーム制御機構の要部を断面とする斜 視図、 第 15図は第 3図の断面に沿う方向の電位分布図である。
[0018] "
[0019] 発明を実施するための最良の形態
[0020] 本発明の第 1 の実施例を第 3図〜第 10図を参照して説明する。 本発明において 、 第 3図にその要部の水平 X方向と管体の厚 さ方向を含む断面図を示し、 第 4図に垂直 Y方向と管体の厚さ方 向を舍む断面図を示すように、 光透過性の第 1 のパネル(11)とこ れに対向する第 2のパネル(12)と周側壁(13)とによつて囲まれた 平面型容器(15)、 すなわち管体を有して成り、 その内部は高真空 度に保持される。 第 1及び第 2のパネル(11 )及び(1 2)は、 それぞ れ例えば長方形のガラスパネルより成り、 両パネル(11 )及び(12) に 4側壁を構成する例えばガラ ス周側壁(13)が配され、 3者がフ リ ッ ト(14)によつて封着されて平面型容器(15)が構成される。 第 1 のパネル(1 1 )の内面には、 蛍光体セグメ ン ト洌えば赤: 綠 及び青の各蛍光体セグメ ン ト R ·. G及び Bか配列されてなる蛍光 面(16)が形成される。 こ の蛍光面(16)は、 例えば赤, 緑及び青 O ■ 各蛍光体セ グメ ン ト R : G ; Bより なる蛍光体 ト リ オが複数組例 えば 2行 8 列に、 したがって、 48セ グメ ン トが配列され、 また各 セ グメ ン ト R , G , B間にはカーボ ン塗膜等の光吸収層(2G)が被 着され全面的に A 蒸着膜等のメ タ ルバッ ク層 (図示せず) が形 成されて成る。
[0021] そして、 蛍光面(16)に対向して各蛍光体セ グメ ン ト R , G ; B に対してそれぞれ電子ビームを衝撃させる電子ビーム制御機構(17》 が配置される。 またこの電子ビーム制御機構(17) と蛍光面(16)と の間に各蛍光体セ グメ ン ト R G : B間の前方空間を区分し、 各 蛍光体セグメ ン ト R , G , Bへの電子ビームの相互の干涉を回避 する区画壁(19 A) を有するセパ レータ電極(19)が配置される。
[0022] 'このセパレータ電極(19)はその区画壁(19A) の蛍光体セグメ ン ト R : G , Bが少 く と も周側壁(13)に近接して配置される こ とが 望まれる部位において、 すなわち例えば周側壁(13)の水平 X方向 に沿う 2 辺との対向部に他部の壁面の高さ h , に対して高い高さ h z を有する突出側壁(19B) を設ける。 こ のセパ レ一タ電極( 19) は、 例えば第 8 図に示すよう に金属板の打ち抜き切起こ しにより 高さ を有する各区画壁(19A) と これよ り高い高さ h 2 を有す る突出側壁(19B) とが形成されてなる。 このセパ レータ電極(13) は、 第 3図に示すよ う にその周壁から取付け片(21)が突設され、 これが例えばガラスフ リ ッ ト (50)によってパネル( 11 )にフ リ ッ ト 付けされて支持される。
[0023] 蛍光面( 16 )に対向して設けられる電子ビーム制御機構( Π )は、 第 6図にその要部の一部を切り欠いた钭視図を示し、 第 7 図にそ
[0024] O分解斜視図を示すよ う に、 力 ソー ド K と第 1 グリ ッ ド G , と第 2 グリ ッ ド G 2 と第 3 グリ ッ ド G 3 が順次平面的に蛍光面(16)側 向 -,て配列された構成をとる。 第 3 グリ ツ ド G 3 は例えば金属板より成る第 3 グリ ノ ドフ レー ム F 3 と、 金属薄板よりなる第 3 グリ ッ ド本体 M3 とが重ね合せ られてなる。 フ レーム F 3 は蛍光面(16)の赤, 綠及び青の蛍光体 セグメ ン ト R , G, Bの ト リォに対して共通の透孔 H F3が穿設さ れる。 また、 第 3 グリ ッ ド本体 M3 は、 フ レーム F 3 の各透孔!!^ に対向する位置にそれぞれ各蛍光体セグメ ン ト R : G , Bに対向 してメ ッ シュ状の透孔 H 3R H 3G及び H 3Bがフ ォ ト リ ソグラフィ 等によって穿設されてなる。 この第 3 グリ ッ ド本体 M 3 は、 第 3 グリ ッ ドフ レーム F 3 にその透孔 H 3 R , H 3G及び H 3Bが対応する 透孔 H F3に合致するように載せられ、 さらにこれの上に例えば隣 り合う 2列 4組の ト リオに対して共通のセラ ミ ック等の第 1 の絶 緣スぺ一サ S t が重ねられて配置される。 この第 1 の铯緣スぺ一 サ 31 はフ レーム F 3 の各透孔 H F3に対応する透孔 H S1が穿設さ れ、 共通の列すなわち垂直方向 Y上の透孔 (図示の例では対の透 孔) H S1間に 2本の突条(230 (23z)がそれぞれ垂直方向 Yに延在 して形成される。
[0025] そして、 第 3 ダリ ッ ド本体 M 3 上にそれぞれスぺーサ S , を介 して第 2グリ ッ ド G 2 が配置される。 第 2グリ ッ ド G 2 は第 3 グ リ ッ' ド本体 M3 の各メ ッ シュ状透孔 H 3R: H so, H 3Bの共通の列 上に対して共通に帯状の電極(24R) (24G) (24B) が平行配列され、 各帯状電極(24R) (24G) (24B) に、 フ レーム F 2 の Y方向の共通の 列上に各対の透孔 H 3K, H 3G; H 3Bに対応してそれぞれ各 2個の メ ッ シュ状透孔 H H 2G, H 2Bが、 フ ォ ト リ ソグラフィ等によ つて形成される。 これら帯状電極(24R) (24G) (24B) の両端は、 そ れぞれリー ド(24い となり、 これらがその外端において枠部(24F) によって連結されて組立前の状態ではリ ー ドフ レームが構成され る。 このリ ー ドフ レームは、 フ ォ ト リ ソグラ フ ィ 等によって形成 される こ のリ ー ドフ レーム 、 _ 各帯伏電極(24R) (24G) (24B) 間 にスぺ一サ S , の突条(23 , ) (232 )が入り込むよ う に各スぺーサ S , を介在させて第 3 グリ ッ ド G 3 の本体 Ινί 2 上に載置され.、 電子ヒ ーム制御機構( Π )の組立後にその枠部( 24 F ) が取り去られて各電 極(24R) (24G) (24Β) が電気的に分離される。
[0026] そして、 この第 2 グリ ッ ド G 2 のリ ー ドフ レーム上には、 同樣 にセ ラ ミ ッ ク等の絶緣材ょり なるカ ソ一 ド支持体を兼ねる第 2 の 絶緣スぺ一サ S 2 を介して第 1 グリ ジ K G , を配置する。
[0027] この第 2 の絶緣スベ一サ S z は、 第 ] の铯緣スぺーサ S , と同 様に例えば隣り合う 2行 2列 4 組の蛍光体 ト リ ォに対してそれぞ れ共通に配置され、 第 3 のグリ ッ ド G 3 のフ レーム F 3 の各透孔
[0028] H F 3に対応する透孔 H s zが設けられ、 各透孔 H s zの両側に水平方 向 Xに関する両側に垂直方向 Yに ¾つて延在する各対の突条(25 ^ 及び(252) がー体に突設されてなり、 各突条(25,)及び(252) に は、 カ ソー ド K側の端面に開放する透孔ない しは溝より なる力 ソ 一ドの支持嵌合部(26)が形成されてなる。
[0029] 第 1 グリ ッ ド G , は、 第 1 グリ ッ ド本体 M , と シ一ル ド板 S Η , と第 1 グリ ッ ドフ レーム F , とが順次積層されてなる。 第 1 グリ ッ ド本体 M i は、 第 3 グリ ッ ド G 3 及び第 2 グリ ッ ド G 2 の各メ ッ シュ状透孔 H 3 κ , H 3 G , ト I 3 Β及び Η 2 κ , H 2G J H 2 Bに対向して 同様の例えばメ ッ シュ状透孔 H , R , H ,G, H , Bが例えばフ ォ ト リ ソグラフ ィ によって穿設されて成る。 第 1 グリ ッ ド G , のシール ド板 S H , は、 例えばメ ッ シ ュ状透孔 H , κ , H 1 G ; H , Bを 1 組と する 4組の ト リ オすなわち隣り合う 2行 2列の 4組。 ト リ 才に対 して共通にそれぞれ例えば金属扳の打ち抜き, 折り 曲げ加ェによ つて形成され、 各シ一ル ド扳 S H , には各第 1 グリ ソ ド本体 M , のメ ッ シュ状透孔 H ,κ, Η , c, , Η 1 Βと対向する位置に透孔ト Η,κ, H s H! G; H s Η . R © ト リ ; の水平方向 X方 に閲する両側に垂直方 向丫に ¾つて延長する側壁(27,)及び(272) を折り ^こ して形成 するとともに、 これら外端間に同様に側壁(27 3 ) を折り起こ して 形成する。 第 1 ダリ ッ ドのフ レーム F は、 複数のシールド板 S„ に対して共通に同様に金属板の打ち抜き, 折り曲げ加工によつて 形成し得る。
[0030] これら第 1 グリ ッ ド G t を構成する第 1 グリ ッ ド本体 M , , シ 一ル ド板 S κ ,及びフ レーム F , は、 順次第 2の絶緣スぺ一サ S 2 上に重ね合わせられて各透孔の ト リオ間に、 そのスぺ一サ 5 2 の 突条(25 , )及び(252 ) が突出するようになされて配置される。 そ して、 このスぺ一サ 5 2 の各突条(25,)及び(25 ζ ) の各嵌合部(26) に力ソー ドの取着に供する金属片(28)が例えば、 互いに隣り合う 他の透孔 H s zの突条(25 J及び(25 2 ) の端面上に跨るように嵌入 配置される。
[0031] 一方、 力ソー ド は、 例えば直線状に延びるスパイ ラ ル状ヒー タ上に、 カ ソード材が吹き付け等によつて被着された構成をとり、 その両端が金属片(28)に直接溶接されるか、 あるいは第 7図に示 すように例えば予め力ソ一ド保持体(29)に架張してカ ソ一 ド材の 吹き付けがなされた状態でこのカソ一ド保持体(29)の力ソードヒ ータの両端において金属片(28)に溶接し、 その後力ソー ド保持体 (29)をその各カソ一ド Kの両端間において例えば鎖線 aで示す位 置で切断して各力ソー ド Kについて両端間の電気的分離を行う。
[0032] これら第 3 グリ ッ ド G 3 を構成するフ レーム F 3 , 第 3 グリ ッ ド本体 M 3 , 第 1 の铯緣スぺーサ S t , 第 2 グリ ッ ド G 2 を構成 する リードフ レーム F 2 : 第 2の絶緣スぺーサ S z : 第 1 グリ ツ K G , を搆成する第 1 グリ ッ ド本体 M , , シール ド板 S Η , , フ レ - Λ F! は順次重ね合わせられてこれらに穿設した各透孔を通じ て互いに金属のはとめ (図示せず) によってかしめつけて合体す る。 この場合、 そのかしめつけのはとめの揷通孔は、 第 1 グリ :' K G , と第 3 グリ ッ ド G 3 で交互に大になるようにする ことによ つて金属はとめによ って各グリ ッ ド G ,〜 G 3 が電気的に連結す る こ とがないよ う にする。
[0033] このよ う に して力 ソー ド K , 第 1 〜第 3 グリ ッ ド G ,〜 G 3 が 一体化されてなる電子ビーム制御機構(17)を、 その第 2 グリ ッ ド G 2 のリ ー ド(24い をパネル(12)と周側壁(13)との間のフ リ ッ ト 付け部を通じて外部に導出する こ とによって機械的に支持すると 共に、 容 (15)外への リ ー ド導出を行う。
[0034] 尚、 この場合第 Ί 図に示すよ う に、 第 2 グリ ソ ド G 2 を構成す る リ ー ドフ レーム F 2 には、 力 ソー ド Kの端子、 また第 3及び第 1 グリ ッ ド G 3及び G , に連結する リ一ド(31)が枠都(24F) 内に 突設して設けられ、 電子ビーム制御機構(17)の組立てに当って、 これを各対応する電極 G ,: G 3 あるいはカ ソ一 ド保持体(29)ない しは金属片(28)に電気的に連結するよ う に溶接されて第 3図に示 すよう にそれぞれの容器(15)外にそのフ リ ッ ト付け部を通じてリ — ド(24L) と共に端子導出を行う よ う になされる。
[0035] また、 第 2 のパネル(12)の内面には、 背面電極(32)が例えば力 —ボン塗膜等によって形成され、 これに電子ビーム制御機構(17) の例えば第 1 グリ 'ン K G , に取着された金属弾性片(33)が弾性的 に接触して背面電極(32)と第 1 グリ ッ ド G , に電気的に連結され るよう にする。
[0036] 一方、 平面型容器(15)の例えば中央には高電圧リ一ド(34)が貫 通されて、 これの内端がセパ レータ電極(19)に電気的に連結する よう になされて端子導出がなされる。
[0037] このよ う な構成において、 高電圧リ ー ド(3 を介して蛍光面(16) 及びセパレータ電極( 19)に高圧の例えば 5 K Vが印加される。 ま た第 1 グ リ ソ K G , と背面電極(32)には、 リ一ド(31)を通じて例 えば 10V力、、 また第 3 グリ ッ K G 3 には、 低電位の例えば 0 V—が 与え られる。 ま た、 第 2 グリ ッ ド G 2 にはオ ン状 IIて 15 V : オフ 状態で— 2 Vがリード(24い を通じて選択的に与えられ、 これら 第 2グリ ッ ド G 2 の帯茯電極(24R) (24G ) (24B) へのオン- オフの 電圧の切換えと、 力ソー ド Kへの印加電圧の選択によつて各蛍光 体セグメ ン ト R , G : Bに向う各電子ビームの変調を行って例え ばライ ン順次に各蛍光体セグメ ン トの発光を行う。
[0038] このよう な本発明による蛍光表示管は、 第 1図及び第 2図で説 明したように多数個平面的に配列することによつて全体として大 画面のカラー表示を行う ことができる。
[0039] 上述の構成において電子ビ一ム制御機構(17)の蛍光面側の電極 例えば、 第 3 グリ ッ ド電極 G 3 には、 低電位の例えば 0 Vの電位 が与えられるものであり、 セパレ一タ電極(19 )にはァノ ー ド電圧 すなわち蛍光面電圧の例えば 5 K Vの高圧が印加されることによ り、 このセパレータ電極(19)の前方には、 第 5図にその等電位線 を細線 aで略線的に示すように、 セパレータ電極(19)の突出側壁 (19B) の近傍では、 等電位線が比較的顕著に彎曲することによつ て、 此処に入り込む電子ビーム b は外側に、 つまり例えば垂直 Y 方向に関して突岀側壁(19 B) 側に偏向する。 すなわち、 第 1 のパ ネル(11)に向う電子ビームの衝撃可能範囲が広げられる。 つまり . このセパレ一タ電極(19)は、 通常各蛍光体セグメ ン ト R ; G . B に向う電子ビームの相互の干渉を回避するためのものであって、 各電子ビームは、 セパレ一タ電極(19)によって特段の偏向を受け るこ とな く電子ビーム制御機搆(1 7 )からの出射方向にほぼ直進し て各蛍光体セグメ ン ト R , G , Bに向うようになされているが、 上述の本発明構成においては、 その周側壁(13)に対向する周辺部 において、 他部の高さ h , に比し高い高さ h 2 を有する突出側壁
[0040] (19B ) が存在する部分では、 これによつてビー が周側壁(13)側 に向って広げられる効果を生ぜしめる。
[0041] このように、 突出側壁(19B) が臨む 子ビームの通路において はその電子ビームを、 こ の高圧が印加された突出側壁(19B) 側に 向って偏向させてその電子ビームを広げるよ う に したので、 蛍光 体セグメ ン ト は、 周側壁(13)に極 く 近接する位置までに渡って配 置する こ とができ る。 したがって、 第 1 図で説明したよ う に隣り 合う複数の蛍光表示管(1)を配列して大画面表示装置を構成する場 合において隣り合う蛍光体セグメ ン ト ( ト リ オ ) 間の間隔 D e 、 したがって間隔 D s を充分小にする こ とができ、 高解像度化が実 現でき る。
[0042] セパレータ電極(19)は、 上述した第 8 図に示した例に限られる ものではな く 、 例えば第 9 図に示すよ う に、 高さ h 2 を有する突 出側壁(19B) から他部の高さ h , を有する区画壁(19A) に漸次そ の高さを変化させる構造とする こ と もできる。 また、 第 8図及び 第' 9図に示す例においては、 例えば各ラ イ ン上の蛍光体セ グメ ン 卜について共通に 1 組のセパレ一タ電極(19)を設ける構造を示し た力く、 第 10図に示すよう に、 1 組の ト リ オについて 1 組のセパレ ータ電極(19)を設けるよ う にする こ と もでき る し、 適当な組合せ での複数組の ト リ オについて 〗 組のセパレータ電極(19)を設ける こ ともできる。
[0043] また、 上述の例では、 垂直方向 Yのみに関して、 電子ビームの 衝撃可能範囲を広げて間隔 D e の狭小化をはかるよ う にした場合 である力 電極部のセグメ ン ト ピッ チを変える手段と合わせて、 水平 X方向についても同様な搆造とする こ と もでき る。
[0044] また、 上述した例においては、 カ ラ一表示を行う場合に本発明 を適用した場合て、 各蛍光体セ グメ ン ト が赤, 緑及ひ'青の蛍光体 セグメ ン ト R , G , B によ って形成した場合てあるが、 単色をは じめと して各種の色の表示に適用する こ と もてきる。
[0045] 更にまた、 上述した例では、 平面型容 ( 15)が、 第 1 及び第 2 のパマ、ル( 11 )及び( 12 )と周側壁( 13 )との 3 者 Oフ リ ·,' ト付けによ つて構成した場合であるが、 周側壁(13)の例えば第 1 のパネル(11) と一体構成とするなど種々の変形変更を行う ことができる。
[0046] 次に第 2の実施例について說明する。 第 11図に示すように.、 蛍 光表示管の主要部は上述の第 1 の実施例と同様であるため、 重複 する説明は避ける。 第 2の実施例においては、 セパレータ電極(19) の区画壁(19A) の蛍光体セグメ ン ト R : G , Bが少く とも周側壁 (13)に近接して配置されることが望まれる部位において、 すなわ ち例えば水平方向 Xに関する両側に位置する周側壁(13)との対向 部、 言い換えれば垂直方向 Yに沿う 2辺との対向部に電子ビーム 制御機構(17)側に向って周側壁(13)に沿って他部の区画壁(19A) の高さより高く突出する突出側壁(19B) を設けると共に、 第 14図 にその一部を切欠した斜視図を示すように、 電子ビーム制御機構 (17)の低電圧電極 (図示の例では第 3 ダリ ッ ド G 3) の上述した 部位においてセパレ一タ電極(19)側に向って周側壁(13)に沿つて 延びる突出側壁(18/0 を設ける。
[0047] この場合、 ァノー ド電圧すなわち蛍光面電圧の例えば 5 K Vの 高圧が印加されるセパレータ電極(19)と、 電子ビーム制御機構(17) の低電圧電極 G3 からそれぞれ周側壁(13)と対向するように突出 側壁(19B)および(18A) が設けられていることによつて周側壁(13) による電界の影響が電子ビーム通路に及ぶことが回避される。 そ して、 電子ビーム通路の歪曲を回避することができる。 すなわち、 今、 例えば、 高電圧が印加されるセパレータ電極 (19)側からの突 出側壁(19B) のみによつて周側壁(13)の影響を遮断しよう とする 場合は、 この突出側壁(19B) 近傍の等電位線は、 第 13図に示すよ うに急峻に彎曲するこ とによって電子ビーム b は^側にすなわち 突出側壁 (19B) に向って偏向しこれに衝撃するという不都合が生 じるが、 *発明によれば低電圧電極の例えば第 3 グリ ッ ド G s 側 から低電圧の印加さ .る突出側壁(18.A) が設けられていることに よって、 その電界によって第 12図に示すよ う に電子ビーム b は内 側に偏向を受ける こ とから高電圧が印加され突出側壁(19B) によ る偏向を相殺させる こ とができ る こ とから、 電子ビーム b は、 殆 んど直進でき る こ とになる。
[0048] 上述したよう に本発明によれば、 蛍光表示管においてその高電 圧セパレ一タ電極(19)と低電圧電極 G 3 とに突出側壁(19B)及び (18A) を配置して容器(15)の周側壁(13)によるガラス壁面の不安 定な電荷蓄積による電子ビーム通路への影響を遮断し、 かつ電子 ビームに不要な偏向を生ぜしめる不都合を回避でき る こ とから、 第 1 図で説明した間隔 D e を狭める こ とができ、 これによつて ] つの蛍光表示管でのセ グメ ン ト ト リ オの間隔 D s を小に選定する こ とができる こ とから、 大画面表示を行う場合において解像度の 向上、 更に電子ビームの不安定な偏向による色ずれの発生等を回 避でき高画質の画像映出を行う こ とができる。
[0049] 上述の例では、 水平方向 Xに関する両側、 すなわち垂直方向 Y に ¾う側面に関してのみ突出側壁(19B)及び(18A) を設けた場合 である力 、 他の方向の側面について も同様な構造とする こ と もで き る。
[0050] 次に第 3 の実施例について説明する。 第 3 図及び第 Π図に示さ れている如 く 、 グリ ッ ド群の力 ソー ト と対向する第 1 グリ ッ ド G , には、 各カ ソー ド Kの延長方向の両端部に向って延びる相対向す る側壁(27,)及び(272 ) を力 ソー ド Kの延長方向と直交する方向 にカ ソー ド K側に突出させる。
[0051] このよう な構成において電子ビーム制御機構(17)の蛍光面側の 電極例えぱ、 第 3 グリ ッ ド電極 G 3 には、 低電位、 例えば 0 Vの 電位が与え られる ものであり .、 セパ レ一タ電極(19)にはァノ 一 ド 電圧すなわち蛍光面電圧の例えば 5 Κ Vの高圧が印加され、. 第 1 グリ ッ ド G , には例えば 10 Vが印加さ . る。 第 1 グリ ン ド G , に は、 力ソード K d'両端において側壁 及び(27 z ) が設けられ ていることによって、 力ソー ド Kの前方には、. 第 15図に細線 aを もってその等電位線を示すように電子を両外側に広げる電界が生 じるので力ソー ド Kの中央から放出した電子ビームは外側に偏向 して導かれ、 中央の電子密度は粗の方向へ、 両端部側の電子密度 は高密度の方向へと変化し、 電流密度の分布が力ソー ド Kの両端 の温度が低いことに因る低い放射密度を捕償する効果が得られる, つまり、 カ ソード Kの長手方向の全域に亘つて実質的にほぼ均一 の電流密度を得ることができることになり -、 セグメ ン ト内での発 光の均一性の向上, ホワ イ トバラ ンスの改善, 安定化をはかるこ とができることになる。 すなわち、 大画面表示においてホワイ ト バラ ンスの良い安定した画像の映出を行う ことができる。
权利要求:
Claims請 求 範 囲
1. 相対向する第 1 及び第 2 のパネルと周倒壁を有する平面型容 器内に、
上記第 1 のパネル内面に蛍光体セグメ ン トが配列されてなる 蛍光面と、
上記蛍光面に対向して配され、 上記各蛍光体セ グメ ン ト に対 してそれぞれ電子ビームを衝撃させる電子ビーム制御機構と、 上記蛍光面と上記電子ビーム制御機構の間に配置され、 上記 蛍光体セグメ ン ト間の前方空間を区分する壁面を有するセパレ 一タ電極とを具備してなり、
上記蛍光体セ グメ ン トが上記周側壁に近接して配置される こ とが望まれる部位において上記セバレ一タ電柽の上記周側壁と の対向部に該周側壁と対向し、 他部より犬なる高さを有する突 出側壁が設けられてなる こ とを特徴とする蛍光表示管。
2. 相対向する第 1 及び第 2 のパネルと周側壁とを有する平面型 容器内に、
上記第 1 のパネル内面に蛍光体セグメ ン トが配列されてなる 蛍光面と、
上記蛍光面に対向して配され、 上記各蛍光体セグメ ン ト に対 してそれぞれ電子ビームを衝撃させる電子ビーム制御機構と、 上記蛍光面と上記電子ビーム制御機構の間に配置され、 上記 蛍光体セグメ ン ト間の前方空間を区分する区画壁を有する高電 圧セパレ—タ電極とを具備してなり 、 少 く と も上 ¾蛍光体セグメ ン 卜が上記周側壁に近接して配置 される こ とが望まれる部位に いて .. 上記セバ レータ電極の上 記周側壁との対向部に上記電子ビ一ム制御機構側に向って上記 周側壁に ¾つて他部区画壁より大なる高さの突出側壁を設ける と共に、 上記 ¾子ビーム制御機構の低 圧^ ^の上記部位にお いて上記セパレータ電極側に向って上記周側壁に沿って延びる 突出側壁を設けることを特徵とする蛍光表示管。
3. 相対向する第 i及び第 2のパネルと周側壁とを有する平面型 容器内に、
上記第 1 のパネル内面に蛍光体セグメ ン トが配列されてなる 蛍光面を有し、
カソー ドとグリ ッ ドとを有し、 上記各蛍光体セグメ ン 卜に対 してそれぞれ電子ビームを衝撃させる電子ビーム制御機構が、 上記蛍光面に対向して配され、
上記力 ソ—— ドは上記蛍光体セグメ ン 卜の悃々 に配されたも し く は複数毎に共通に配された線状力ソードより成り、
上記ダリ ッ ドの上記力ソードと対向する第 1 ダリ ッ ドには、 各力ソードの延長方向の両端部に向って延びる側壁が突設され て成ることを特徴とする蛍光表示管。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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EP0365686A1|1990-05-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-10-05| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1989-10-05| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
1989-11-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989904224 Country of ref document: EP |
1990-05-02| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989904224 Country of ref document: EP |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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