![]() Protein-rich nutrient food and process for its production
专利摘要:
公开号:WO1989006908A1 申请号:PCT/JP1989/000102 申请日:1989-02-01 公开日:1989-08-10 发明作者:Narichika Ueda;Akihisa Takaichi 申请人:Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.; IPC主号:A23J3-00
专利说明:
[0001] 明 細 害 [0002] 高蛋白栄養食品及びその製法 本発明は高蛋白栄養食品、 更に詳しぐは多量の蛋白質 を含有し且つスナツク菓子風の食べ易い軽快な食感を有 する髙蛋白栄養食品及びその製法に関する。 [0003] 背 景 技 術 [0004] 高蛋白栄養食品はたとえば肝艨疾患、 ネフローゼ症候 群、 胃潰瘍、 十二脂腸潰瘍等の患者や術後の患者のよう に多量の蛋白質摂取を要する患者に有効であり、 また健 康人のダイエツ ト食としても好適である。 [0005] 斯かる高蛋白栄養食品としては、 粉末状や顆粒状の大 豆蛋白がよく知られている。 之等はそのままでは非常に 食べにく いので、 通常水、 牛乳等に溶かして液状に調製 して飲食されるのが普通であるが、 かかる液状品として も味覚的に大変まずく、 飲みにくい欠点がある。 また近 年、 ダイエッ ト食品として低カロリーのスナツク菓子様 食品が種々開発され、 一部市販されているが、 何れも歯 切れ、 口当たり、 口溶け等の食感に於てもまた味覚的に も到底满足できるものではない。 たとえば日本国特許出 願公告昭 5 9— 1 5 6 1 5号にはカゼインにアルカ リ溶 液を添加し 1 3〜 1 8 %程度の含水量の生地とし、 これ を押出成型により高温高圧下から常温常圧下に吐出して 膨化させ高蛋白スナツク風食品を得る方法が記されてい る。 しかしこの方法で得られる製品は水分含量が 7〜 1 0重量%程度と多くならざるを得ず、 たとえ或る程度パ リ ッとした食感をもち得たとしてもサクサクとした軽快 な歯ざわりのものは得られず、 ポテトチップ状で口溶け もよくないものとなる。 また曰本国特許出願公告昭 6 2 - 1 2 9 7 2号には加水した大豆蛋白粉末を押出成型し 水中で加熱後、 更に大豆蛋白粉末と混合して凍結乾燥し て高蛋白スナック食品を得ることが記されている。 しか しこの方法では押出成型物に大豆蛋白を混合し凍結乾燥 しているから、 水戻し前の高野豆腐のように硬くてバサ バサして歯ざわり、 口当りが不良となりまた口溶けもよ くない等食感に於て到底満足できるものではない。 [0006] 発明の開示 [0007] 本発明はサクサクとした軽快な歯ざわり、 口当りを有 し口溶けも良好である等歯ざわり、 口当り、 口溶け等の 食感に優れ且つ良質の蛋白質を高濃度に含有する高蛋白 栄養食品及びその製造方法を提供しょうとするものであ る。 [0008] 本発明の上記及び他の目的は以下の記載により明かに する。 [0009] 本発明に係る髙蛋白栄養食品は、 a ) 植物性高蛋白質素材又は植物性高蛋白質素材と動 物性蛋白質素材との混合物を含む蛋白質素材、 b ) 穀物及び 又は芋類粉末、 及び [0010] c ) 水 [0011] を含有する生地から製造される蛋白質含量 (対固形分) 4 0〜 8 5重量%の高蛋白栄養食品であって、 上記生地 を成形後減圧下に加熱して水分含量が約 3重量%以下に なるまで乾燥して得られるものであることにより特徴付 けられる。 [0012] 本発明者等は上記目的を達する為に種々研究を重ねて きたが、 その過程において、 小麦蛋白粉、 大豆蛋白粉等 の蛋白質含量の高い植物性高蛋白質素材に加水して生地 を作成し、 これを各種の調理方法により調理して菓子様 食品を試作した。 しかしいずれも硬かったり、 歯に付着 したり、 口溶けが悪かったり、 粉っぽかったり して、 歯 ざわり、 口当たり、 口溶け等の食感において尚溝足でき るものではなかった。 しかるに、 引続く研究において本 発明者らは、 上記植物性高蛋白質素材と共に穀物及び z 又は芋類粉末を使用して生地を作成し、 これを減圧下に 加熱乾燥して水分含量を 3重量 以下とする時には.. 得 られる食品は目的とするサクサクとした非常に優れた軽 快な歯切れ、 歯ざわりを有し、 粉っぽさや歯への付着も なく、 口溶けも良好で、 哦みごこち、 口当たり、 口溶け 等の食感において著しく優れたものとなり しかも蛋白質 の好ましくない熱変性を伴わず良質の蛋白質を高割合で 含有することを見出し、 ここに上記目的を見事に達成す る本発明を完成するに至った。 [0013] この様に本発明高蛋白質食品は、 サクサクとして優れ た軽快な歯ざわりを有し、 口当り、 口溶け等も良好であ る等食感に優れ且つ良質の蛋白質を高い割合で含有し非 常に優れた消化吸収率を示し、 しかも低脂肪、 低炭水化 物の食品であり、 殊に肝臓疾患、 ネフローゼ症候群、 手 術後、 胃潢瘍、 十二指腸潰瘍等の多量の蛋白質摂取を要 する患者に有効であり、 また健康人のダイエツ ト食とし ても非常に価値があり、 通常のスナック菓子と同様に楽 しんで簡便に摂食することができる。 [0014] 本発明高蛋白質食品が良質の蛋白質を高い割合で含有 し且つ斯かる優れた食感を有する理由は必ずしも明かで はないが、 水分含量を 3重量%以下に迄充分に乾燥した ことと共に、 加熱乾燥を減圧下に行い加熱乾燥時の食品 自体の温度を蛋白質の好ましくない過度の熱変性を伴わ ない程度に保持しつつ蛋白質の風合を増す好ましい熱変 性と乾燥とを行わしめたことに起因すると考えられる。 [0015] 本発明方法において蛋白質素材としては、 通常蛋白質 含有量 (対固形分) が約 7 0重量%以上好ま しく は約 8 0重量%以上の各種の植物性高蛋白質素材を単独で用い てもよいし、 或はより好ま しく はこれと動物性蛋白質素 材とを混合して用いてもよい。 植物性高蛋白質素材とし てはたとえば大豆蛋白粉、 小麦蛋白粉等が例示できる。 最も好ましい植物性高蛋白質索材は大豆蛋白粉である。 植物性高蛋白質素材は 1種又は 2種以上混合して使用で きる。 また動物性蛋白質素材としては全固形分に対し蛋 白質含量が 2 0重量%以上のものが用いられ、 たとえば 牛乳、 脱脂乳、 乳蛋白粉、 カゼィ ン、 アルプミ ン、 グロ プリ ン、 ゼラチン、 全卵、 卵白、 卵黄、 全卵粉末等を例 示することができる。 特に望ま しいのは乳蛋白粉、 カゼ イン、 アルブミ ン、 グロプリ ン等の乳蛋白、 ゼラチン、 卵白等である。 動物性蛋白質素材は 1種のみでなく 2種 以上混合して用いることができる。 またこれら蛋白質素 材と共に微生物起源の蛋白質を併用してもよい。 [0016] 蛋白質素材とてしは、 植物性高蛋白質索材を単独で用 いることができるが、 栄養効果の改善、 風合や食感の改 善の為に植物性高蛋白質索材に動物性蛋白質素材を混合 して用いるのが好ましい。 この場合植物性高蛋白質素材 及び動物性蛋白質素材の使用割合は蛋白質と して蛋白質 総量に対し、 前者 6 0〜 9 0重量%、 後者 4 0〜: L 0重 量%特に好ましくは前者 7 0〜 8 0重量%、 後者 3 0〜 2 0重量%とするのがよい。 [0017] 本発明方法では上記蛋白質素材と共に穀物粉末を用い ることが重要であり、 これを添加することにより食感、 味、 風合等が改善できる。 同様の目的で穀物粉末に代え て或は穀物粉末と共に芋類粉末を用いることができる。 該穀物粉末には、 代表的にはスイートコーンパウダー等 のコーン粉末、 小麦粉、 上新粉等が含まれ、 芋類粉末に はたとえばポテト粉等が含まれる。 これらの中でもコー ン粉末が特に好ましい。 これら穀物及び Z又は芋類粉末 は 1種のみでなく 2種以上混合して用いることができる, 本発明方法によれば、 まず上記蛋白質素材と穀物及び 又は芋類粉末との所定量を含有する生地を作成する。 これは上記各成分及び水、 更に必要に応じて他の添加物 を混合し、 混合物を混練することにより行ない得る。 [0018] 上記添加物としては、 栄養価を高めたり、 風香味を付 与したり、 着色したり等の目的で用いられる種々の添加 物が包含ざれる。 斯かる添加物としては例えば本発明に より得られる食品の栄養価増強を目的とした各種ビタ ミ ン類、 例えばビタ ミ ン( 、 ビタ ミ ン A、 ビタ ミ ン 、 ビタ ミ ン B 2 、 ビタ ミ ン E、 ビタ ミ ン B t 2 、 ニコチン 酸ァミ ド、 ノ、。ントテン酸カルシゥム等やミ ^ラル類- 例 えば炭酸カルシウム、 クェン酸第 1鉄ナ ト リ ウム、 塩化 ナ ト リ ウム、 塩化力リウム、 炭酸マグネシゥム等の他、 風香味付与を目的とする天然及び合成香料や砂糖、 醤油、 味噌、 化学調味料等、 着色を目的とするカラメルや天然 着色料等、 その他ポリデキス トロース、 ぺクチン、 アル ギン酸ナ ト リ ウム、 アラ ビアガム、 C M C等のダイエタ リーファイバ一等や脱脂粉乳、 乳酸発酵粉末等の各種炭 水化物、 脂肪等の食品原料類を例示できる。 [0019] 上記蛋白質素材、 穀物又は芋類粉末、 添加剤及び水の 使用割合は、 之等を混合した生地を減圧加熱乾燥して得 られる高蛋白食品が前記所定の水分含量及び蛋白質含量 を有するものとなることを前提として適宜決定され得る。 例えば蛋白質素材は全固形分に対し固形分として約 5 5 〜 9 0重量%好ま しく は約 6 0〜 8 0重量%、 穀物及び /又は芋類粉末約 5〜 2 5重量%好ま しく は約ら〜 1 5 重量%の割合で配合し、 残りを他の添加物とすればよい。 他の添加物の中でもビタ ミ ン類、 ミネラル類等の利用は 好ま しく、 この場合全固形分に対し約 3重量%迄の量で 配合する。 水は全乾燥固形分に対する水の割合が約 1 0 0〜: L 6 0重量%好ましく は 1 2 0〜 1 5 0重量% )範 囲になる割合で配合される。 [0020] 上記各成分の混合、 混練による生地の調製は得られる S [0021] 生地が均一になるように適宜通常の装置、 条件等を利用 して行なうことができる。 例えばまず粉末状の各原料成 分を秤董し、 ビタ ミ ン、 ミネラル類を配合する場合は之 等を蛋白質素材と予備混合した後、 これに他の成分を均 —に混合し、 混合粉末に水や水分を多く含む液状動物性 蛋白質素材 (牛乳、 全卵等) を混合する。 この際、 水や 液状蛋白質素材は予め約 5 0 ¾程度に加温して用いるこ ともでき、 これによつて得られる生地の温度を約 3 0〜 3 5で程度に上げて生地を柔かく して、 引続く生地の成 型を容易にすることができる。 [0022] 本発明では、 次いで上記で得られる生地を任意の形状 に賦形乃至成形する。 この賦形乃至成形は、 通常の方法 に従い、 例えばデポジターや圧延ローラー等を用いて行 なうことができる。 その際の形状は任意のものとするこ とができるが、 製造の容易性や得られる食品の食べやす さ等を考慮すれば、 たとえば厚さ 1 . 0〜 3 . 0 m mの 扳状体や直径 5 . 0〜 1 0 . 0 m mの棒状体とするのが 望.ましい。 板状や棒状成型物の大きさや長さは最終^品 の食べ易さ、 取扱いの容易さ等を考慮して適宜定めれば よい。 必要に応じ生地又は最終成型物を裁断してもよい 本発明に於ては上記生地成形物を滅圧下に水分含釐が 3重量%以下となる迄加熱乾燥することを不可欠とし、 これによつてサクサクとした軽快な歯切れ、 歯ざわりを 有し、 啮みごこち、 口当り、 口溶けなどの食感に於て優 れ、 しかも蛋白質の好ましく ない熱変性を伴うことなく 良質の吸収のよい蛋白質を高濃度に含有する本発明食品 を得ることができる。 減圧加熱乾燥の条件は使用した原 料素材や生地の水分含量等に応じて適宜選択できるが、 40 mm H g以下の減圧下に 60〜220でで 10〜6 0分程度の条件を採用するのが好適である。 40mmH g以下の圧力での水の沸点は 35で以下であり、 従って 生地成形物が加熱されても生地自体の温度は過剰に上昇 せず蛋白質の風味が向上する好ま しい熱変性が主として 生起し好ま しくない熱変性を伴わず、 斯く して粉っぽさ がなくなり菓子様風味が生ずると共に水分が揮散して膨 化しサクサクとした食感が生ずることとなる。 加熱乾燥 時の圧力が 4 Omm H gを越えると得られる食品の食感 が不良となったり、 蛋白質の好ま しくない過度の熱変性 が生じ食感を不良にしまた蛋白質の分解に基づく栄養価 の低下を招く虞れがある。 殊に好ま しい圧力は約 5〜2 OmmH gである。 加熱温度及び時間は上記滅圧条件下 に蛋白質の好ま しい変性が主と して生起し且つ好ま しく ない熱変性を実質的に伴わずに水分含量を 3重量%以下 に迄乾燥できる限り広い範囲から選択適用できる。 一般 的には 6 0〜 2 2 0でで 1 0〜 6 0分間程の条件が好適 に適用される。 熱籙としては特に制約はなく熱水、 蒸気、 電気ヒーター、 電子レンジ等のマイクロ波、 遠赤外線、 赤外線等各種のものを用いることができる。 殊に好まし いのは上方から遠赤外線で 1 4 0〜 2 2 0でに加熱し、 下方から熱源で 6 0〜 1 2 0でに加熱する方式である。 [0023] 上記乾燥によって、 本発明の所望の高蛋白質栄養食品 を収得できる。 この製品は水分含量約 3重量%以下好ま しく は 2重量%以下及び蛋白質含量 (対固形分) 約 4 0 〜 8 5重量%、 好ましく は約 6 0〜 7 0重量%を有して いると共に、 上記特定の加熱乾燥手段の採用によって、 生地中の水分が外部にガスとして揮散したことによる多 数の微細孔のあるポーラスな内部構造を有し且つ加熱に もかかわらず蛋白質の好ま しくない遏度の熱変性は実質 的に起こっておらず、 これらに基づいて、 本発明所期の 非常に優れたサクサクとした歯ざわり、 口当りを有し口 溶けもよく粉っぽさもなく、 歯に付着することもなく優 れた食感を有し、 しかも消化吸収性に優れた特徴を発揮 し得る。 [0024] 本発明食品は、 上記優れた特有の食感に加えて、 それ 自体の高蛋白含量に基づいて、 一般家庭において炭 化 物、 脂肪の少ない健康食品として、 通常の菓子類に代え てスナツク菓子等としてそのままで美味しく食用できる のみならず、 各種スポーツやボディ ビルディ ング、 ゥェ イ ト トレーニング、 エア口ビ クス、 ジョ ツギング等の シェイプアップを目的としながら筋肉を增強させる際に 摂取される食品として、 また肝截疾患、 ネフローゼ症候 群、 手術後、 胃溴癘、 十二指腸演瘍等の多暈の蛋白質摂 取を必要とする疾患患者の栄養補耠食として、 極めて適 したものである。 [0025] 実 施 例 [0026] 以下、 本発明を更に詳しく説明するため、 実施例を挙 げる。 尚、 各例において部及び%は特筆しない限り夫々 重量部及び重量%を示す。 [0027] 実施例 1 [0028] 下記第 1表に示す各成分の所定量を混合し、 混合物に 水 52 gを加え、 ミキサー (H0BART社製 FORM 3150 B 機) で、 61 rpu にて: I 5秒間ずつ合計 3回 (45秒) 混合、 混練して生地を作成した。 [0029] この生地を麵帯機を用いて、 24. OBB X 3 6. θ Βη x 1. 5ΒΒΙ ( 厚さ) の板状に成型し、 加熱真空乾燥機に て 1 20で、 1 OBBH gの条件で 30分間減圧加熱乾燥 して、 本発明の高蛋白栄養調製食品試料を得た。 [0030] 以下得られた試料を 「サンプル AJ とする。 原 料 成 分 使用量 (g) 小麦蛋白粉 4. 5 [0031] 大豆蛋白粉 23. 0 [0032] 乳蛋白粉 4. 5 [0033] 脱脂粉乳 2. 4 [0034] 乾爆粉末全卵 [0035] 乳酸発酵粉末 1, 5 [0036] 水溶性ゼラチン 0. 8 [0037] スイートコーンパウダー 3. 0 [0038] ビタ ミ ン · ミネラル類 1. 2 [0039] ビタ ミ ン A · Dミ ックス 0. 2 [0040] 合 計 42. 6 [0041] (乾燥後重量 42. 0) 尚、 上記ピタ ミ ン · ミネラル類 は、 ビタ ミ ン B; 、 ビタ ミ ン B2 、 ビタミ ン Β6 、 ビタ ミ ン 2 、 ビタ ミ ンじ、 ニコチン酸ァミ ド、 ノ、。ン トテン酸カルシウム及び 炭酸カルシウムからなるものであり、 以下同様とす 。 [0042] 得られたサンプル Αの水分、 蛋白質、 脂肪、 糖質、 鏃 維分、 灰分を以下の方法に従い測定した結果を下記 2 表に示す。 く測定法 > [0043] 水分: 「食添四」 一般試験法 1 2 . 水分定量法 (カー [0044] ルフィ ッ シャ一法) による。 [0045] 蛋白質: 粗蛋白質含量定量法 (ゲルダール法) による。 脂 肪:粗脂肪含量 (エーテル抽出法) による。 [0046] 灰 分: 5 5 0でで加熱して有機物及び水分を除去後 の残分測定による。 [0047] 糖 質 : 水分、 蛋白質、 脂肪、 繊維及び灰分の合計量 を 1 0 0 gから差引いた値にて表示する。 [0048] 繊 維: ヘンネベルグス ト一マン改良法による。 [0049] 2 表 [0050] 比較例 1 [0051] 穀物粉末を含まない以外は、 本発明実施例 1と同様の 組成を有する第 3表に示す混合物を用いて、 実施例 1と 同様にして生地を作成し、 成形後、 同条件下に加熱真空 乾燥して含水量約 2 %の比較食品試料を得た。 [0052] 以下これを 「サンプル a」 とする。 [0053] 第 3 表 [0054] 原 料 成 分 使用量 (g) 小麦蛋白粉 4 5 大豆蛋白粉 23 0 乳蛋白粉 4 5 脱脂粉乳 2 4 乾燥粉末全卵 5 乳酸発酵粉末 5 水溶性ゼラチン 0 8 ビタ ミ ン · ミ ネラル類 2 ビタ ミ ン A * Dミ ッ クス 0 2 合 計 39. 6 (乾燥後重: 39. 0) 得られたサンプル aの水分、 蛋白質、 脂肪、 糖質、 繊 維分、 灰分を同様にして測定した結果を下記第 4表に示 す。 第 4 [0055] 組 成 % 水 分 1, 9 蛋 白 質 76. 7 脂 肪 4. 9 [0056] 質 8. 3 [0057] 維 分 0. 1 [0058] 灰 分 6. 4 実施例 2 [0059] 第 3表 (比較例 1) に示したと同一量の各成分に、 更 に下記第 5表に示す各穀物粉末の所定量を加え、 実施例 1と同様にして、 それぞれ含水量が約 2. 0%の高蛋白 栄養調製食品試料 (サンプル B〜サンプル Jという) を 得た。 [0060] 第 5 表 試料 N o . 使 用 穀 物 粉 末 配合量 [0061] ( % ) サンプル B スィ -ト コ —ンパウダー 1 0 サンプル C 〃 2 0 サンプル D 〃 3 0 サンプル E ポ テ ト 粉 ^ 1 0 サンプル F // 2 0 [0062] サンプル G 上 新 粉 1 0 サンプル H 〃 2 0 サンプル I 小 粉 1 0 サンプル J 〃 2 0 [0063] 比較例 2 [0064] 上記実施例 2に示すサンプル N o , B〜Dのそれぞれと 同一の生地を同様に成型後、 オーブン中に入れ、 常圧下 に 1 2 0でで 4 0分間焼き上げて、 比較食品試料 (サン プル b〜サンプル d ) を得た。 [0065] <官能試験 > [0066] 前記各実施例及び比較例で得られた食品試料につき、 以下の官能試験 (パネルテス ト) を行なった。 即ち、 無 作為に選んだ成人男女各 3名をパネラーとして、 各食品 試料サンプルを自由摂食させ、 各サンプルの食感を以下 の項目につき 5段階評価させた。 [0067] [食感評価項目] [0068] ① 歯ざわり [0069] ② 歯への付着性 [0070] ③ 口中での溶解性 [0071] ④ 硬 さ [0072] ⑤ 口当たり [0073] ⑥ 総合評価 [0074] [評価基準〗 [0075] 卅 極めて良好 [0076] 良 好 [0077] + 普 通 [0078] 良くない [0079] 悪 い [0080] 得られた結果を下記第 6表に示す , 第 6 表 [0081] 上記第 6表より明らかな通り、 本発明方法により得ら れた食品試料 (サンプル A〜 J ) は、 比較食品試料 (サ ンプル a〜d) に比して優れた食感を有するものである ことが判る。 実施例 3〜: L 9 [0082] 下記第 7表に示す各成分を第 7表に示す割合で混合し て得た混合物 100部に水 120部を加え、 ミキサー (HOBART社製 M 50ミキサー) で、 61 rpu の速度で攪拌 して 1 5秒間ずつ合計 3回 (45秒) 混合、 混練して生 地を作成した。 [0083] この生地を齄蒂機を用いて、 24. Onnx 36. Osn X I. 3aiB (厚さ) の板状に成型し、 直径 2 mm程度の 孔を 10数ケ所あけて加熱真空乾燥機にて上部ヒーター 200で、 下部ヒーター 120で、 l OanH gの条件で 13分間滅圧加熱乾燥して、 本発明の高蛋白栄養調製食 料を得た。 [0084] 得られた食品の組成は第 8表の通りである。 [0085] 第 7 表 [0086] [0087] 第 7 表 (続き) 実 旃 例 1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 原料 0 [0088] 小麦蛋白粉 10.20 10.00 20.00 10.00 15.00 大豆蛋白粉 52.80 60.00 40.00 70.00 50.00 乳蛋白粉 10.20 7. 00 8.00 5.00 10.00 脱脂粉乳 5.50 5.00 6.00 3.00 4.00 粉末全卵 3.40 Β .00 5.00 2.00 3.00 乳酸醱酵粉末 3.40 3.00 5.00 0 3.00 水溶性ゼラチン 1.80 2.00 3.00 0 2.00 スィートコーン粉末 10.00 7.60 10.00 7. 00 10. 00 ビタ ミ ン · ミネラル 3.20 2.40 3.00 3.00 3.00 [0089]
权利要求:
Claims 6908 24 請 求 の 範 囲 ① ^〉 植物性高蛋白質素材又は植物性高蛋白質素材と動 物性蛋白質素材との混合物を含む蛋白質素材、 b ) 穀物及び/又は芋類粉末、 及び c ) 水 を含有する生地から製造される蛋白質含量 (対固形分) 4 0〜 8 5重量%の高蛋白栄養食品であって、 上記生 地を成形後減圧下に加熱して水分含量が約 3重量%以 下になる迄乾燥して得られたものであることを特徴と する高蛋白栄養食品。 ② 水分含量が 2重量%迄の量である請求項①記載の高 蛋白栄養食品。 ③ 蛋白質含量が 6 0〜 7 0重量%である請求項①記載 の高蛋白栄養食 ④ 植物性高蛋白質素材が大豆蛋白粉である請求項①記 載の髙蛋白栄養食品。 ⑤ 蛋白質素材が蛋白質として蛋白質総量の 6 0〜 9 0 重量%の植物性蛋白質と 4 0〜 1 0重量%の動物性蛋 白質の割合となる植物性高蛋白質素材と動物性蛋白質 素材との混合物である請求項①又は②記載の高蛋白栄 養食 □ □D O ⑥ 植物性蛋白質が大豆蛋白粉である請求項⑤記載の高 /06908 25 蛋白栄養食 ⑦ 植物性蛋白質含量が 70〜80重量%、 動物性蛋白 質含量が 20〜30重量%である請求項⑤記載の高蛋 白質栄養食品。 ⑧ 穀物粉末がコー ン粉末である請求項①記載の髙蛋白 每 口 木 ^ · ΠΠ o ⑨ 水分含量が 2重量%以下、 植物性高蛋白質素材が大 豆蛋白粉、 穀物粉末がスィー トコー ン粉末である請求項 ①又は⑤記載の高蛋白質栄養食品。 ⑩ 加熱乾燥が 4 OmmH g以下の減圧下に行われる請 求項①記載の高蛋白栄養食品。 ⑪ 上記圧力が 5〜 2 OmmH gである請求項⑩記載の 高蛋白栄養食 an o © ) 植物性高蛋白質素材又はこれと動物性蛋白質素材 とを含有する蛋白質素材、 b) 穀物及び 又は芋類粉末、 及び c ) 水 を含有する生地を減圧下に加熱して水分含量が約 3重 量%以下になる迄乾燥して蛋白質含量 (対固形分〉 4 0〜85重量%の高蛋白栄養食品を得ることを特徴と する髙蛋白栄養食品の製法。 ⑬ 加熱乾燥が 4 OmmH g以下の滅圧下に行われ 請 8 ' 26 求項 @記載の方法 O 圧力が 5〜2 OmmH gの範囲にある請求項⑬記載 の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 US5051270A|1991-09-24| DE68916149T2|1994-11-24| EP0362396B1|1994-06-15| EP0362396A4|1992-03-11| DE68916149D1|1994-07-21| EP0362396A1|1990-04-11|
引用文献:
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法律状态:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP2470488||1988-02-03|| JP63/24704||1988-02-03||EP19890902176| EP0362396B1|1988-02-03|1989-02-01|Protein-rich nutrient food and process for its production| DE1989616149| DE68916149T2|1988-02-03|1989-02-01|Proteinenreiches nahrungsmittel und verfahren zur herstellung.| 相关专利
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