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专利摘要:
公开号:WO1989002240A1 申请号:PCT/JP1988/000947 申请日:1988-09-17 公开日:1989-03-23 发明作者:Gentoku Kaneko 申请人:Gentoku Kaneko; IPC主号:A47J36-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 加 熱 装 置 [0003] 技術分野 [0004] 本発明は、 発熱材と水との水和反応熱により被加熟物を加 熱する加熱装置に関する。 [0005] 背景技術 [0006] コーヒー、 紅茶等の飲物や調理済食品を簡便に加熟する加 熟装置として、 発熱材と水との水和反応熱によって被加熟物 を加熟する加熱装置が用いられている。 [0007] しかしながら、 こうした従来加熱装置は、 例えば、 日本特 許出願公開昭和 6 2— 1 6 3 7 1号、 日本特許出願公開昭和 6 1 — 2 5 9 9 7 4号、 日本実用新案出願公告昭和 6 2— 3 2 5 0 0号に見られるように、 被加熱物収容部と発熟部が隔 離されており、 被加熟物収容部の壁を介して伝わる伝導熟の みにより被加熱物を加熟している。 従って、 被加熟物の前記 壁との接触部分は高い.温度に'加熱されるが、 被加熱物の前記 壁から離れた部分は充分な温度に達するまで加熟できない結 果となる。 特に被加熱物が固体の場合は、 こうした傾向がひ どくなり、 壁との接触部分は焦げてしまうが、 内部の温度は 充分に高くならないことが生じる。 [0008] 本発明は、 被加熱物に上記のような温度むらを生じさせる ことのない加熟装置を提供することを目的とする。 [0009] 発明の開示 [0010] 本発明は、 発熱材の水との水和反応熱により被加熱物を加 熟する加熟装置に於いて、 被加熟物収容部を発熟材収容部の 上方に配置し、 被加熟物収容部の底壁に発熱材と水との水和 反応熱によって生じる高湿水蒸気が被加熱物収容部内へ噴出 する多数の隙間を設けたことを特徴とする。 [0011] 従って、 被加熱鞠は、 底壁を介して伝わる伝導熱に加えて、 被加熱物の直下より噴出してくる高温水蒸気により加熟され るので温度むらが生じずに加熱される。 [0012] 発熱材として、 酸化カルシウム、 塩化マグネシウム、 塩化 カルシウム、 酸化鉄等のように水と接触することによって生 じる水和反応熟を生じるものが例示される。 酸化カルシウム は、 髙カロリーの反応熟を生じ、 接触する水を沸騰させ多量 の髙温水蒸気を生じさせるので、 最も好ましい。 [0013] 被加熱物は、 加熱が必要であれば、 どのようなものでも構 わないが、 再加熱すれば旨みが増す調理済食品が最も一般的 である。 被加熱物は、 被加熱物収容部にむき出しにして入れ た方が加熟のためには効果的であるが、 被加熱物がスープ等 のように液体の場合は、 レトルトパックのまま被加熟物収容 部に収容される。 被加熱物¾容部と発熱材収容部とは、 開閉可能な藎を被せ た容器内に驭容されることが好ましい。 このようにすると被 加熱物収容部内に高湿水蒸気が充満し被加熱物は上方からも 加熱される。 [0014] もっとも、 一方では、 加熱後温度の低下し fc水蒸気が被加 熱物収容部内に滞留して、 被加熱物の加熟を不完全にしたり、 蓋の内側に大量の結露が生じたり、 蔻が内圧により吹き飛ん だりしないように、 .蓋に被加熱物収容部に侵入した水蒸気を 外界に排出できる切込を形成することが好ましい。 このよう な切込を設けると、 被加熱物を加熟して温度の低下した水蒸 気は、 後から生じる髙温水蒸気により切込を通して,外界へ押 出され、 被加熟物収容部は髙温水蒸気の発生が止まるまで常 に髙温水蒸気で充たされる。 [0015] 発熱材収容部は、 発熟材のみを収容して、 加熱時に水を発 熟材収容部に直接注ぎ込んで よい。 又、 水を、 被加熟物収 容部に注ぎ込み、 これの底壁の隙閤を通過させて発熟材収容 部に導いてもよい。 もっともこのような注水方法の場合、 発 熱材収容部を充分深くしないと、 発熟材と水が接触して激し く反応して生じる発熱材の細片が高温水蒸気と共に被加熟物 収容部の隙間を通り被加熱物に付着することがある。 又、 加 熟を必要とする時に水を用意しなければならない不便がある。 従って、 発熟材収容部が、 発熱材を収容した袋と水を収容 した袋を収容し、 被加熱物収容部の底壁に対面する開口部に 高温水蒸気は通過するが発熱材の通過を妨げるシー卜扰のフ ィルタ材が張り渡された断熱容器からなり、 当該断熱容器の 外部から操作可能な発熱材と水との接触開始手段が設けられ ることが好ましい。 [0016] 図面の簡単な説明 [0017] 第 1図乃至第 5図は本発明の実施例 Iの加熟装置.を説明す る図であり、 第 Ί図は加熱装置の斜視図であり.、 第 2図は加 熟装置の縦断面図であり、 第 3國は加熟装置の分解斜視図で あり、 第 4図は発熟材収容部の縦断面図であり、 第 5図は内 容器である。 [0018] 第 6図乃至第 Ί 0図は本発明の実施例]!の加熟装置を説明 する図であり、 第 6図は加熟装置の斜視図であり、 第 7図は 切込の断面図であり、 第 8図乃至第 Ί 0図は切込の他の形状 を示す平面図である。 [0019] 第 1 Ί図及び第 1 2図は本発明の実施例 HIの加熟装置を説 明する図で夯り、 第 1 Ί図は加熟装置の断面図、 第 1 2図は 加熟裝匱の斜視図である。 [0020] 発明を実施するための最良の形態 本発明を !;り詳細に説明するために、 添附の図面に従って これを説明する。 [0021] 第 Ί図乃至第 5図は本発明の実施例 Iの加熟装置を示す。 図の加熟容器は、 具体的には日本食のランチボックスであ つて、 藎 1 により開閉可能な容器 2の内部に、 被加熟物であ る食品を収容する内容器 3が設けられるとともに、 該内容器 3の下側に食品を加熱する発熱材収容部 4が設けられてなる 偏平な箱体とされている。 [0022] 発熱材収容部 4は、 第 4図に示すように、 発熟源 5とこれ を収容する »熱容器 6から構成されている。 [0023] 上記発熟源 5は水和反応により発熱するものからなり、 具 体的には酸化カルシウム ( G a O > と水とからなる。'酸 匕力 ルシゥムはそのままでもよいが、 袋に収納しておくのが取り 扱い上好適である。 すなわち、 該発熱源 5は酸化カルシウム を収容した発熱材袋 5 aとこの下側に配された水袋 5 から なり、 上記発熟材袋 5 aはアルミニウム箔製で表面全体に多 数の小孔が形成されるとともに、 その内部に発熟材である酸 化カルシウムが充塡されている。 又、 上記水袋 5 bはポリエ チレン等のブラスチックフィルムで形成され、 その内部に水 が充塡されてなるとともに、 その上面部分に'は該水袋 5 bを 開封する開封部材 7が設けられている。 発熟材袋 5 aは、 ァ ルミニゥム ¾に限らず不織布製であってもよい。 [0024] この開封^材 7は、 引張力に強いテープ状のものであり、 これを引張ると水袋 5 bが、 開封部材の幅に対応する幅で、 水袋 5 bを溝成するプラスチックフィルムの延伸方向に裂け るように水袋 5 bに溶着され、 水袋 5 bを破ると水は発熟材 袋 5 aの小孔から袋 5 a内に入り込み発熟材との接触を開始 する。 [0025] 断熱容器 δの側壁に開口が設けられ、 さらに容器 2の側壁 2 bに開口 2 0が設けられており、 開封部材 7はこれらの開 口を通週して容器 2の外側壁よりその先端を硯かせており、 . 容器 2の外側から開封部材 7を引張ることができる。 又、 封部材 7の中途部には引出し長さの限界を示す目印 Ί 9が設 けられている 0 [0026] この図面の実施例では、 上記のように発熟材と水との接触 開始手段であるテープ状の開封部材 7は、 容器 2の側壁 2 b の開口 2 0より容器の外側に食出しているが、 こうした開口 2 0を設けず、 容器 2と内容器 3との間から出してもよい。 又、 醑熟容器 6の側壁に開口を設けずに、 断熟容器 6の側壁 の上端に切 ¾を設けて、 開封部材 7をこの切欠に通してもよ い。 [0027] 開封部材 7は.、 テープ状のものに限られず、 先端が尖った 棒状のものでもよく、 この場合は開口より水袋を突き刺して これを破る.. [0028] 開封テープ 7は、 発熱材袋 5 aと水袋 5 bの両方に溶着し てもよく、 このようにすると両袋 5 a , 5 bが同時に破れる。 [0029] 上記断熟容器 6は、 発熱源 5と容器 2との直接的な接触を 防止して、 この発熱源 5の発熟による容器 2の溶融、 変形を 防止する。 断熱容器 6は上方開口状の瘺平な容器とされ、 そ の内部に上記発熱源 5が収容され、 その上面開口に髙温水蒸 気は通過するが発熟材の細片の通過を妨げるようなシート状 のフィルタ材 8が張り渡されている。 このフィルタ材 8とし ては不織布が用いられている。 [0030] 上記発熱材収容部 4は、 カー卜リッジ式にされるとともに、 容器に着脱可能に収容され、 使用済の発熱材収容部 4を未使 用のものに取り替えることにより、 容器の再使用ができる構 造とされている。 尚、 上記発熱材収容部 4を容器 2と一体型 として、 使い捨て式の構造にしてもよい。 [0031] 容器 2は、 第 3図のように、 上面開放形の偏平な四角箱状 とされた発泡スチロール製のものである。 この容器 2の底部 には、 底壁 2 aから内方へ隆起して仕切部 9が形成され、 こ れにより上記発熟材収容部 4を収容する収容部 1 0が区画形 成されている。 内容器 3は、 一体成形されたアラスチック製のもので、 そ- の外周縁に上記容器 2の開口頂部の外周部分に嵌合する嵌合 部 3 aが形或されるとともに、 上記発熟材収容部 4の上側に 位置する第 1被加熟物収容部 1 1 と、 第 2被/! II熟物収容部 Ί 2と、 上記発熱材胶容部 4から隔離して位置する非加熟物 K 容部 1 3とが隔離壁 Ί 4 ··' ··,により区画形成されてなる。 尚 上記嵌合部 3 aには全周にわたり所定間隔をもって係止リブ 3 b '·' ···が凹設されている。 [0032] 上記被加熱物収容部は、 炊きあげたライス A.を収容する第 Tの収容部 1 1 と、 加熱を要するつまり温めた方が美味しい おかず Bを収容する第 2の収容部 1 2とからなる。 一方、 上 記非加熟物収容部 Ί 3は加熱が不要なつまり冷たいほうが美 味しいおかずやフルーツ Qを収容するもので、 これはさらに 3つの小さな収容部 1 3 a 、 1 3 b , 1 3 cに区画されてい る Q [0033] 上記隔離壁 Ί 4 ··· "·の内、 第 1 の収容部 1 Ί と第 2の収容 2との間の隔離壁 Ί 4、 及び第 2の収容部 Ί 2と非加熱 ¾収容部 Ί 3との間の隔離壁 Ί 4には、 後述する蓋 1の区画 リブ 1 7 a 、 Ί 7 bが嵌合係止する凹 an 8 , 1 8がそれぞ れ形成されている。 [0034] 上記被加熟物収容部 Ί 1 , 1 2の底壁" 1 1 , 1 2 aは、 第 2図に示すように、 その断面が波形状に形成されてその表 面積を大きくすることにより、 熱伝導を効果的に行うことが できるようにされている。 又、 この波形状の底壁 1 1 a , 1 2 aには、 第 5図に示すように、 高温水蒸気が上記被加熟物 収容部: 1 1 , 1 2内に下側から噴出するスリ、 Jヽ 卜状の多数の 隙間 Ί 5 が一定間隔で形成されている。 又、 上記第 1 の収容部 1 Ί と第 2の収容部 1 2との間の隔離壁 1 4の頂部 には、 髙温水蒸気を上記第 *)の収容部 Ί 1 内に上側から噴出 するスリ ツ 卜状の隙間 1 6が形成されている。 , 又、 上記非加熱物収容部 Ί 3は、 内容器 3を容器 2にセッ • 卜した状態に於いて、 第 2図に示すように、 容器 2の仕切^ 9により断熟容器 6を収容した収容部 Ί 0から完全に隔離さ れているから、 発熱材収容部 4からの発熱作用を受けること はない 0 [0035] 上記容器 2を施蓋する蓋 1 は、 上記内容器 3と同様、 一体 成形されたプラスチック製のもので、 その外周縁に内容器 3 の嵌合部 3 aに被覆状に嵌合する嵌合部 1 aが形成されると ともに、 該内容器 3の各隔離壁 Ί 4 ··,,·♦の頂面に当接する内 側当接面 1 bを有する。 又、 該当接面 1 bの内、 内容器 3の 第 1及び第 2被加熱物収容部 Ί 1 , 1 2間及び第 2被加熱物 収容部 Ί 2と非加熱物収容部 Ί 3間の隔離壁 1 4, 1 4に対 応する部分には、 前述の区画リブ 1 7 a , 1 7 bが形成され ている。 尚、 上記第 Ίの収容部 1 と第 2の収容部 Ί 2との 間の隔離壁 1 4の凹部 Ί 8に当接する区舊リア 1 7 aは、 第 2図に示すように、 その当接部分が高温水蒸気を噴出する隙 間 1 6の外側部分 (第 2図に於いて右側部分》 に位置するよ うに設定されている α [0036] これにより、 容器 2に上記蓋 1を施蓋した状態に於いては、 上記当接面 Ί b ··· ···が内容器 3の各隔離壁 1 4 ··· ·"の頂面に 当接して、 上記被加熱物収容部 Ί , 1 2及び非加熟物収容 部 1 3は互いに完全に隔離された密封空間とされる。 特に、 第 Ίの収容部 Ί と第 2の収容部 Ί 2との間の隔離壁 1 4、 及び第 2の収容部 1 2と非 Π熱物収容部 Ί 3との間の隔維壁 1 4に於いては、 蓋 1の区画リブ Ί 7 a、 7 bと内容器 3 の凹部 1 8 , 1 8との嵌合により高い密封性が確保される。 [0037] しかして、 以上のように構成された加熟装置の使用にあた つては、 容器 2に内容器 3をセッ 卜した後、 該内容器 3の各 収容部 1 1 , 1 2 , 1 3に饮きあげたライス Aやおかず B , Gをそれぞれ入れ、 蓋 1 を容器 2の上面に被せて施蓋する。 そして、 例えば、 数時間後にこの加熟装置に収容された食品 A , B , Cを食す に際しては、 加熟装置内部に内装された 発熟材収容部 4を操作して、 上記食品.のうち加熱物収容部 Ί 1 , Ί 2内の食品 A , Bのみを加熱する。 [0038] 次に、 上記加熱装置の加熱作用について説明する。 [0039] 容器 2の外側に臨んでいる上記開封部材 7を、 引出し長さ の限界を示す目印 1 9が外部に臨むまで引出す。 [0040] そうすると、 発熱材収容部の水袋 5 bが裂けて、 この内部 に収容されていた水は、 発熟材袋 5 a内の酸化カルシウムと 接触し、 この水和反応により酸化カルシウムは高温水蒸気を 伴って激しく発熱.する。 [0041] 尚、 この際、 上記水袋 5 bは発熟材袋 5 aの下側に配置さ れるとともに、 該発熱材袋 5 aには多数の小孔が設けられて いるため、 水袋 5 bの水は上記発熱材袋 5 aの小孔を介して 毛細管現象により上方へ浸透し、 上記発熱材袋 5 a内部の酸 化カルシウム全体に均一且つ徐々に接触することとなる。 こ のため、 上記酸化カルシウムの発熱作用は極めて効率よく且 つその持続時閻も長い。 [0042] 上記高温水蒸気は、 断熱容器 6のフィルタ材 8、 更には内 容器 3の隙間 1 5 ·'· "'、 Ί 6を介して上記内容器 3の被加熟 物収容:部 1 1 , 1 2内にそれぞれ送り込まれ、 内容器 3の壁 を介して伝わる伝導熱とともに、 これらの収容部 1 1 , 1 2 内の食品 A , Bを加熱する。 [0043] すなわち、 第 Ί の収容部 1 Ί内のライス Aは、 下側からの みな 5ず上側からも高温水蒸気が噴出するので上下から加熟 される。 [0044] 尚、 内容器 3の非加熱物収容部 1 3は、 上記加熟装置から 隔離して設けられているとともに、 蓋 Ί には、 内容器 3の隔. 離壁 1 4の凹部 Ί 8に嵌合する区画リブ 1 7 bが形成されて あることにより、 上記非加熟物収容部 1 3内の食品 Cが加熱 されることはない。 [0045] 又、 上記髙温水蒸気は、 フィルタ材 8で濂過されて、 酸化 カルシウムやこれと水との反応によって生じる水酸化カルシ ゥム等の不純物が除去された後に上記被加熱物収容部 1 1 , 1 2内に侵入するため、 これら不純物によりライス A及びお かず Bの風味が低下するということはない。 [0046] 又、 第 Ίの収容部 1 1内の水蒸気と第 2の収容部 1 2内の 水蒸気とは混ざり合わないようになつており、 このため、 お かず Bの臭いのついた水蒸気がライス Aに接触したり、 逆に ライスの臭いのついた水蒸気がおかず Bに接触したりして、 臭いが混ざり合って互いの風味を低下させるということはな い。 [0047] しかも、 温かい方が風味のでるライス Aやおかず Bだけを 加熟し、 冷たい状態の方が旨みのあるおかず Cは冷たい状態 のままで食することができるため、 より美味しく食事をする ことができる。 [0048] 尚、 本発明は上述のような実施例 Iのようなランチボック スの他、 電子レンジでは加熱できないようなアルミニウム製 の袋に収容されたレトルト食品や加熟するだけで調理できる 即席食品等の加熱装置としても利用できる。 [0049] 又、 第 1の収容部 Ί 1に水蒸気を噴出する隙閩 1 5♦" ··· , 1 6を設ける一方、 第 2の収容部 1 2にはこうした隙閻を設 けないようにして、 第 2の収容部内のおかず Bを水蒸気を用 いずに加熟できる構成にしてもよい。 この場合、 内容器 3を アルミニウム製とすれば、 第 2の収容部 Ί 2内のおかず巳に 適度の焦げ目をづけることも可能となる。 [0050] 第 6図乃至第 Ί 0図は、 本発明の実施例 Iの加熱装置を示 す。 [0051] 先に説明した実施例 Iの加熱装置では、 蓋 1が密閉蓋であ るので、 被加熱物収容部 Ί 1 , 1 2の容積以上の水蒸気が収 容部 Ί 1 , 1 2に侵入すると、 加熟後に冷えた水蒸気が滞留 して、 被加熱物の加熱が不十分になったり、 水蒸気が結露し て食品等の被加熟物に付着 ·浸透して食品の風味を撬うこと . がある。 又、 容器と蓋の密封性が悪い場合には、 容器と蓋の 園から髙溫求蒸気が噴出したり、 蓋が吹き飛ぶことがある。 [0052] そこで、 実施例]!の加熟装置の蓋 Ί には、 第 6図に示され るように、 小さな切込 1 9が形成されており、 被加熱物収容 部の容積以上に収容部内に侵入した水蒸気は切込 1 9から少 しづつ外界に排出され、 収容部内は常に新たに生じる髙温水 蒸気で充たされる。 [0053] 又、 被加熱物収容部内の食品等の加温状況は切込 1 9から 排出される水蒸気で知ることができる。 [0054] 被加熟物収容部が幾つかに区画されている場合は、 水蒸気 が滞留したり、 結露が生じても、 被加熱物に悪影響を及ぼさ ない収容部に対応する蔻の部位には、 こうした切込 1 9を設 けなくてもよい。 [0055] 又、 こ'うした切込 9を非加熟物収容部に対応する蓋の部 位に設けてもよい。 こうした位置に切込 1 9を設けると、 被 - 加熟物収容節と非加熟物収容部との隔離壁が変形したり擤傷 したりして、 非加熱物収容部に水蒸気が侵入してもこれを排 出できる。 [0056] 又、 こうした切込 Ί 9は、 被加熱物収容部に侵入した水蒸 気を短時間に排出できるように、 区画された被加熱物収容部 に対応する部位毎に複数個設けてもよい D [0057] 第 7図は切込 Ί 9自体の縦断面を示すものであるが、 2点 鎖線で示すように切込 Ί 9を上方へ持ち上げることができる ようにしてもよい。 この場合、 水蒸気の排出口が大きくされ るので、 被加熱物収容部内の水蒸気を短時間に排出できる。 第 6図の場合、 切込 1 9の形状は V字形であるが、 第 8図 乃至第 1 0図に示すように各種形状が考えられる。 [0058] 例えば、 第 8図に示す切込 1 9は U字形とさ,れ、 第 9図に 示す切込 Ί 9は略台形とされ、 第 1 0図に示す切込 1 9は略 長方形とされている。 [0059] 第 Ί Ί図及び第 Ί 2図は本発明の実施例 HIの加熟装置を示 す。 [0060] この実施例 IDの加熱装置は、 実施例 Iの加熱装蠹をその加 熱原理を維持しながら簡略化したしたものであるとともに、 如熱時に少量の水分が施さ.れる必要がある被加熟物、 例えば、 日本で "インスタン卜焼きそば" と呼ばれるものの加熱に適 するちのである。 [0061] 上記 "インスタン卜焼きそば" は、 あらかじめ工場で処理 された乾燥した中国翘に熱湯を注ぎ、 麵が水分を吸収して食 甩に適する程度に柔かくなつた後、 残った水を捨て、 ソース 等の調味料をまぶして食べる、 スパゲティに似た食品である。 [0062] 従って、 この "インスタン卜焼きそば'' は、 実施例 Iの加 熱装置のように、 水分の供給が髙温水蒸気だけの場合は、 芯 が堅いままで残り食べることができない。 [0063] このように、 実施例 HIの加熟装置は、 "インスタン卜焼き そぱ" のような、 加熱時に被加熟物に少量の水を加える必要 がある被加熱物にも適用できるものである。 [0064] この加熟装置 2 Ί は、 容器 2 2と該容器 2 2に配設された 内容器 2 3及び断熱容器 2 4を備えてなり、 内容器 2 3に被 加熟物 Dが、 断熟容器 2 4に発熱材が IR容される構成となつ ている。 [0065] 容器 2 2は、 上面開放の略方形箱体で、 発泡スチロールか らなり、 上部の開口 2 2 aから内容器 2 3が嵌入され、 儷平 な底面 2 2 bに断熟容器 2 4が載置されるようになっている, そして、 前記開口 2 2 aの周縁には、 縁部 2 2 cが形成され この縁部 2 2 όに内容器 2 3の嵌合部 2 3 cが嵌合される。 尚、 容器 2 2の内径は、 内容器 2 3の,外 gよりわずかに大と され、 嵌合された容器 2 2及び内容器 2 3の側壁 2 2 d, 2 3 g間に隙閻 G Ίが生じるようになされている。 又、 前記縁 部 2 2 cの鳙縁は、 図示省略しているが、 緩かな凹凸状に形 成され、 該蠕緣と前記嵌合部 2 3 cの端縁との間に小間隙 G 2が生じるようになつていて、 該小間隙から前記隙間 G 1を 介して外気を断熟容器 2 4側に導入可能になっている。 [0066] 内容器 2 3も略方形で、 上面に開口 2 3 aを有しており、 プラスチック材により一体形成され、 底壁 2 3 b上に "イン スタン卜焼 そば" 等の被加熱物 Dが収容される一方、 外周 縁に設けられた嵌合部 23 cに開口 22 aを覆う後述の蔻 2 6が嵌合されるようになつている。 尚、 嵌合部 23 cには、 全周に.渡り所定間隔を有して係止リブ 23 dが凹設されてい る。 又、 前記底壁 23 bは、 断面が波形状に形成されて表面 積を大としており、 熱伝導を効率的に行う形状になっている そして、 底壁 23 bの谷部及び頂部には、 それぞれスリッ 卜 状の多数の隙間 23 e, 23 f が形成され、 内容器 23に注 がれた水を谷部の隙間 23 eから断熱容器 24側に落下させ る一方、 水和反応により発生した髙湿水蒸気を隙間 23 e, 23 f から内容器側に噴出させるようになつている。 [0067] 断熟容器 24は、 上方開口の皿状容器で後述の発熱材 25 を収容し、 該発熱材 25と容器 22との直接的な接触を防止 して、 発熟材 25の発熱による容器本体の溶融、 変形を回避 するようになつている。 発熟材 25は、 水和反応により発熟 する酸化カルシウム等が用いられる。 この実施例 1Πでは、 被. 加熟物 Dの調理に必要な一定量の酸化カルシウムが吸水性に 富む不織布に充嫫されて、 節記断熱容器 24に載置収容され ている。 尚、,この酸化カルシウム 25の充填量は調理内容に 応じて予め設定され、 約 1 03 C乃至 33 CTCの範囲で発熟 温度を調節可能になっている。 [0068] 蓋 26は、 前記内容器 23の外径に等しく形成されたプラ スチック製で、 外周縁には嵌合部 2 6 aが形成されており、 内容器 2 3の嵌合部 2 3 cに嵌合されることによって、 両容 器 2 2 , 2 3の開口 2 2 a , 2 3 aを覆い、 且つ内容器 2 3 を密封空間 Eとする。 [0069] 尚、 前記発熟材 2 5に加える水は、 内容器 2 3に入れる食 品の調理に必要な量を予め定めておき、 蓋 2 6や容器 2 2の 側面に表示しておいてもよいし、 第 1 2図に示すごとく、 折 畳み自在の綞コップのような定量カップ Fを設け、 該定量力 ップを折畳んだ状態で蓋 2 6の上面等に備え置いてもよい。 これにより、 発熱材 2 5との水和反応が適性になされ、 水量 の過不足による食品の加熟むらや加熟不十分による風味の低 下を回避することができる。 [0070] 次に^上のように構成された加温容器に、 "インスタン卜 焼きそば" の乾燥翹が入れられた際の調理について説明する。 [0071] 内容器 2 3に施蓋された蓋 2 6を外し、 内容器 2 3の上方 から第 1 2図のごとく水を乾燥麵の略全面に散水状に注ぎ、 直ちに蔻 2 6を被せて内容器 2 3の開口 2 3 aを覆う。 乾燥 通に注がれた水は、 適度の湿気を乾燥麵に与えることにより 乾燥麵を若干ほぐすとともに、 ほとんどは内容器 2 3の底壁 2 3 bの谷部側に集められて、 各谷部の隙間 2 3 eを介して 落下する。 f して、 落下した水が発熱材 (酸化カルシウム〉 2 5の略全面に注がれると、 該発熱材の水和反応により、 発 熱材 2 5は激しく発熱し、 高温水蒸気が発生する。 このとき. 発熱材 2 5に対する空気の供給は、 隙間 G 1及び小間隙 G 2 を通して行なわれる。 [0072] 髙温水蒸気は、 Ί乃至 2分間発生し、 底壁 2 3 bの頂部及 び谷部の隙間 2 3 e , 2 3 f を介して上昇し、 内容器 2 3に 充満する。 これにより、 麵は蒸し焼き状態で十分に加熱処理 される。 調理時間は、 発熱材 2 5及び水の量を乾燥麵の種類 や収容量に応じて定めているので、 所定の時間、 例えば 5分 が経過して食する際には、 水和反応が終了して高温水蒸気の 発生が停止しており、 調理の完了とともに温度も Ί O CTC前 後となっている。 従って、 藎 2 6 'を外すことにより通は水気 がほとんど表面にない状態に調理されているから、 熱湯によ る加熱からは.得られないような旨みを生じている。 尚、 発熟 材 (酸化カルシウム〉 2 5及び水の量は、 前述の通り調理に とって適量に設定されているので、 高温水蒸気は 1乃至 2分 の短時間で発生し尽くし、 異常高温になることが防止される。 又、 高温水蒸気の一部が、 隙閻 G 1及び小隙間 G 2を介して 容器本体の外方に漏出しても、 内容器 3の嵌合部 2 3 cは端 緣を下向きにしているから、 水蒸気は短時間の内に下方に散 逸し、 火傷の危険が防止される。 さらに、 加熟後の容器の溫 度低下により、 食べ終わった加熟容器 1を廃棄しても、 火炎 が発生する間題はない。 [0073] 尚、 加熟容器は、 翘類の調理に適した略方形としたが、 食 品の種類に応じて円形や弁当箱のような略矩形状にしてもよ い。 又、 調理される食品の種類は、 "インスタン卜焼きそば" 等の乾燥翅に限らず、 広く一般の食品の調理が可能である。 [0074] 産業上の利用可能性 [0075] 以上のように、 本発明に係る加熟装置は、 発熟材と水との 水和反応熟を利用する加熱装置に於いて、 被加熱物収容部の 壁を介して伝わる伝導熟に加えて、 発熟により生じる髙温水 蒸氧を被加熱物の直下から被加熱物に付与することができる ので、 被加熱物を効果的に加熟することができる。 [0076] 従って、 本発明の加熱容器は、 簡便ではあるが、 用途が限 定されていた水和反応熟を利用した従来加熱装置の用途を飛 躍的に増やすことができる。
权利要求:
Claims請求の範囲 1 . 発熱材と水との水和反応熱により被加熱物を加熟する加 熱装置に於いて、 被加熱物収容部を発熱材収容部の上方に配 置し、 被加熱物収容部の底壁に発熟材と水との水和反応熱に よって生じる髙温水蒸気が被加熟物収容部内へ噴出する多数 の隙間を設けたことを特徴とする加熱装置。 2 . 被加熱物収容部と発熱材収容部とが開閉可能な蓋を被せ た容器内に収容さ.れた請求の範囲第 1項に記載の装置。 3 . 蓋に被加熱物収容部に侵入した水蒸気を外界に排出でき る切込が形成された請求の範囲第 1項又は第 2項に記載の装 4 . 発熟材収容部が、 発熱材を収容した袋と水を収容した袋 を収容し、 被加熟物収容部の底壁に対面する開口に髙温水蒸 気は通過するが発熟材の通過を妨げるシー卜状のフィルタ材 が張り渡された断熟容器からなり、 ,当該断熟容器の外部から 操作可能な発熟材と水との接触開始手段が設けられた請求の 範囲第 1項乃至第 3項のいずれかに記載の装置。 5 . 発熱材が酸化カルシウムである請求の範囲第 Ί項乃至第 4項のいずれかに記載の装置。
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