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专利摘要:
公开号:WO1988003812A1 申请号:PCT/JP1987/000883 申请日:1987-11-13 公开日:1988-06-02 发明作者:Hiroshi Nagai 申请人:Terumo Kabushiki Kaisha; IPC主号:A61L31-00
专利说明:
[0001] 明細書 [0002] 医療用具 [0003] [技術分野] [0004] 本発明は、 医療用具に関するものである。 詳しく述べる と本発明は、 可塑剤の溶出が著しく少なく、 かつ気体透過 性に優れた医療用具に関するものである。 [0005] [背景技術] [0006] 従来の血液バッグにおいては、 収納された血液中の血小 板が採血後 6時間後には、 血小板凝集能が採血時の約 6 0 %に低下し、 さらに 2 4時間後には約 4 0 %にまで低下し てしまう。 このため現在の血小板製剤の有効利用の点から、 より長時間の血液の保存が可能なプラスチックからなる保 存容器、 いわゆる血液適合性を有するプラスチックからな る保存容器、 あるいはその他の医療用具の開発が望まれて いる。 [0007] このようなプラスチック製容器またはその他の医療用具 としては、 現在、 その加工性、 柔軟性、 耐熱性および低価 格性等の良好さゆえに、 軟質塩化ビニル樹脂製のものが広 く使用されている。 これらの軟質塩化ビニル樹脂には通常 可塑剤としてジ - 2 -ェチルへキシルフタレート ( D O P ) 等のフタル酸エステルが 3 0〜6 0重量%程度含まれてい る。 [0008] しかしながら、 フタル酸エステルは、 移行性が大きいた め、 例えばこのような軟質塩化ビニル樹脂製医療用具が、 血液等と接した場合に、 血液中にフタル酸エステルが溶出 移行することが認められ、 その改善が要求されている (医 器学 51 : 221 ( 1984) ) 。 また血液バッグに保存された血 液成分、 特に血小板に対して、 溶出移行したフタル酸エス テルが悪影響を与えることも知られている (日本輸血学会 雜誌 282 ( 1982 ) ) 。 [0009] 一方、 これらの問題を解決するために、 塩化ビニル樹脂 にトリメリ ット酸 2 -ェチルへキシルを可塑剤として配合 した軟質塩化ビニル樹脂が提唱されている。 しかしながら、 この可塑剤を用いた軟質塩化ビニル樹脂においては、 血液 バッグ等において必要とされるガス透過性を十分なものに するためには、 多量の可塑剤を用いねばならず、 コストの 面から問題があった。 [0010] また、 塩化ビニル樹脂に対する非移行性の可塑剤として ' は、 ポリエステル系可塑剤が知られている。 しかしながら、 このポリエステル系可塑剤は、 一般に脂肪酸エステルが主 たるものであるため、 ポリエステル系可塑剤を配合してな る軟質塩化ビニル樹脂は、 耐水性、 加水分解性等において はフタル酸エステルやトリメリ ッ ト酸エステルを配合して なる軟質塩化ビニル樹脂よりも劣っており、 また気体透過 性も低いものとなってしまう。 [0011] このように、 可塑剤の移行による血液成分、 特に血小板 に対する悪影響の問題が生起せず、 かっ血液保存に必要と される優れた気体透過性を備えた医療用具は未だ開発され ていないものであった。 [0012] したがって、 本発明は、 新規な医療用具を提供すること を目的とする。 本発明はまた、 有害な可塑剤の移行の虞れ が極めて小さく、 かつ気体透過性に優れた医療用具を提供 することを目的とする。 本発明はさらに、 成形加工および 滅菌処理が容易であ'る医療用具を提供することを目的とす る。 [0013] [発明の開示] [0014] 上記諸目的は、 塩化ビニル系樹脂 1 0 ◦重量部に対して 一般式 ( I ) [0015] 〇 [0016] H -f H 2 C +〇一 C [0017] I I V [0018] 〇 〇 [0019] (但し式中 x , y , zはそれぞれ 4〜 1 4の数である。 ) で表わされる トリメリ ッ ト酸トリ - n - アルキルエステル [0020] 1 0〜8◦重量部を配合してなる軟質塩化ビニル系樹脂組 成物より実質的に構成されていることを特徴とする医療用 具により達成される。 [0021] 一 本発明はまた、 上記軟質塩化ビニル系樹脂組成物は、 塩 化ビニル系樹脂 1 0 0重量部に対して、 安定剤が 1〜 1 8 重量部さらに配合されているものである医療用具を示すも のである。'本発明はまた、 一般式 Iにおいて、 X , y , z がそれぞれ 8〜 1 0の数である医療用具を示すものである。 本発明はさらに、 一般式 Iで表わされる トリメリツ 卜酸ト リ - n -アルキルエステルが、 トリメリッ ト酸トリ - n - ォクチルエステルである医療用具を示すものである。 本発 明はさらに、 酸素ガス透過係数が 5 . 0 X 1 0 2 ml ■ 關 Z n - day ■ atm ( 3 0 C ) 以上である医療用具を示すもの である。 本発明はまた安定剤がエポキシ化植物油類および 金属石けん類の中から選ばれたものである医療用具を示す ものである。 本発明はさらにまた、 血液と接触するもので ある医療用具を示すものである。 さらに本発明は医療用具 が血液バッグである医療用具を示すものである。 [0022] [図面の簡単な説明] [0023] 図面は、 本発明の医療用具の一実施態様を示す正面図で のる。 [0024] [発明を実施するための最良の形態 ] [0025] しかして、 本発明の医療用具は、 塩化ビニル系樹脂 1 0 0重量部に対して、 一般式 ( I ) で表わされるトリメリッ 卜酸トリ - n - アルキルエステル 1 0〜8 0重量部を配合 してなる軟質塩化ビニル系樹脂組成物により実質的に構成 されていることを特徴とするものである。 このように可塑 剤として、 一般式 ( I ) で表わされるトリメリツ ト酸トリ - n - アルキルエステルを用いた軟質塩化ビニル系樹脂組 成物は、 従来の D 0 P等のフタル酸エステルを可塑剤と し て用いた軟質塩化ビニル系樹脂組成物と比較して、 可塑剤 の溶出移行が極めて小さく、 一方、 そのガス透過性、 加工 性、 柔軟性、 耐熱性等の面においては同等もしくはそれ以 上の性能を有し、 該軟質塩化ビニル系樹脂組成物を用いて 構成された医療用具は極めて優れた性能を有するものであ る。 [0026] 以下、 本発明を実施態様に基づきより詳細に説明する。 本発明による医療用具としては、 血液バッグ等の体液保 存容器、 カテーテル、 輸血セッ ト、 血液回路等の医療用具、 ならびに前記医療用具用包装容器、 錠剤等の薬剤用の包装 容器などが含まれるが、 特に、 可塑剤溶出が極めて少なく かつ酸素ガス透過性が良好な面から、 血液、 特に血小板に 対する保存性が良好であるゆえに、 血液と接触する医療用 具、 例えば血液バッグ等を好ましく構成する。 [0027] 本発明の医療用具を構成する軟質塩化ビニル系樹脂組成 物における塩化ビニル系樹脂成分としては、 塩化ビニルの 単独重合体の他に塩化ビニルを 5 0重量%以上、 好ましく は 6 ◦重量%以上、 最も好ましくはら 5重量%以上含有す る他の共重合し得る単量体との共重合体等があり、 その平 均重合度は 7 0 0 〜 3 , 0 0 0、 好ましくは 1 , 0 0 0 〜 2 , 0 0◦である。 塩化ビニルに対する共単量体としては、 [0028] '; 塩化ビニリデン、 エチレン、 プロピレン、 酢酸ビニル、 臭 ィ匕ビニル、 フツイ匕ビニル、 スチレン、 ビニルトルエン、 ビ 二ルビリジン、 アクリル酸、 アルキルアタリレート (例え ば、 メチルアタリレート、 ェチルァクリレート、 イソプロ ピルアタリレート、 n -ブチルアタリレート、 2 -ェチル へキシルアタリレート等) 、 メタクリル酸、 アルキルメタ クリレー卜 (例えば、 メチルメタクリレート、 ェチルメタ クリレー卜、 2 -ェチルへキシルメタクリレート〉 等、 ァ タリロニトリル、 メタクリロニトリル等がある。 また、 塩 化ビニル樹脂には、 スチレン - ァクリロニトリル共重合体 スチレン -メタタリロニトリル共重合体を配合することが できる。 [0029] 一方、 可塑剤としては、 一般式 ( I ) [0030] 0 [0031] H - H 9 C -f O - C [0032] y [0033] o o [0034] で表わされるトリメリッ ト酸小リ - II -アルキルエステル が使用される。 なお一般式 Iにおいて、 X, y , zはそれ ぞれ 4〜 1 4、 好ましくは 8〜 1 0の数である。 また、 X , z , は同一である必要はない。 このようにトリメリツ ト酸トリ - n - アルキルエステルのアルキル鎖の炭素数を 4〜 1 4とするのは、 炭素数が 4より小さいと可塑剤とし て使用された場合において、 溶出移行性が大きくなり、 一 方 1 4より大きいと可塑化効率が低下するためである。 ま た、 該エステルのアルキル鎖は、 直鎖でなくてはならない。 これは、 分枝があると充分な気体透過性が得られないため である。 一般式 Iで示される トリメリッ ト酸トリ - n - ァ ルキルエステルと しては、 具体的には例えば、 卜リメ リ ツ ト酸トリ - n - ブチルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -ペンチルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -へキシル エステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -ヘプチルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -ォクチルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n - ノニルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -デシルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n - ゥンデシル エステル、 卜リメリ ツ 卜酸トリ - n - ドデシルエステル、 トリメリ ッ ト酸トリ - n - トリデシルエステル、 トリメリ ッ 卜酸トリ - n - テトラデシルエステル、 1,2 - ジ - n - ォクチル - 4 - n - ノニルトリメリテート、 1, 2 - ジ - n - ノニル - 4 - n - デシル卜リメリテート、 1,2 - ジ - n - デシル - 4 - n - ゥンデシルトリメリテー卜、 1,2 - ジ - n ― ゥンデシル - 4 - n - ドデシルトリメリテートなど が挙げられる。 これらのうち特に、 トリメリ ッ ト酸トリ - n -ォクチルエステルが好ましい。 [0035] 一般式 Iで示される トリメリ ッ ト酸トリ - n - アルキル エステルは、 本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂組成物に おいて、 上記塩化ビニル樹脂 1 0 0重量部に対して 1 ◦〜 8 0重量部、 好ましくは 4 0〜6◦重量部使用される。 す なわち一般式 Iで示されるトリメリット酸トリ - n - アル キルエステルの配合量が 1 0重量部未満であると十分な柔 軟性が付与されず、 一方、 配合量が 8 0重量部を越えるも のであると軟質塩化ビニル系樹脂組成物の物性が低下し、 またブリ一ド現象が生じる虞れがあるためである。 [0036] また本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂組成物において は、 可塑剤と して一般式 Iで示されるトリメリ ッ ト酸トリ - n -アルキルエステルの他に本発明の目的を達成し得る 範囲で他の可塑剤を配合することもできる。 [0037] さらに本発明に係る軟質塩化ビニル系樹脂組成物には、 徒来の軟質塩化ビニル系樹脂組成物と同様に、 カルシウム、 亜鉛等の金属とステアリン酸、 ラウリン酸、 リシノール酸、 ナフテン酸等との金属せつけん類が 0 . 0 1〜5重量部、 好ましくは 0 . 0 5〜3重量部、 および必要によりェポキ シ化大豆油、 エポキシ化アマ二油等の安定剤が 1〜 1 8重 量部、 より好ましくは 5〜 1 ◦重量部配合され得る。 さら に滑剤、 酸化防止剤等のその他の添加剤を配合することも 可能である。 [0038] 本発明の医療用具は、 上記のごとき軟質塩化ビニル系樹 脂組成物を用いて所定形状に成形することによって得られ るが、 従来の軟質塩化ビニル系樹脂組成物と同様の成形方 法、 高周波シールなどの接着法を用いることができる。 [0039] つぎに図面を参照しながら、 血液バッグを例にとり、 本 発明による医療用具の一実施態様を説明する。 すなわち、 図面は採血針に連結された血液バッグを示すものであり、 複数個のピールタブ付き排出口 1および排出口 2を備えた、 上記軟質塩化ビニル系樹脂組成物製の血液バッグ 3は、 そ の周緣部 4を高周波加熱あるいはその他の加熱手段により ヒートシールされており、 また該血液バッグ 3の内部空間 5に連通する上記軟質塩化ビニル系樹脂組成物製のチュー ブ 6が連結されている。 また、 前記チューブ 6の先端には、 針基 7が取付けられており、 針基 7には穿刺針 8が取付け られ、 さらにこの穽剌針 8にはキャップ 9が取付けられて いる。 なお、 このように医療用具が血液バッグ等の血液と 接触するものである場合には、 その酸素ガス透過係数が 5 - 0 X 1 0 2 ml · m n . day · a tm ( 3 0 °C ) 以上、 より 好ましくは 5 . 2 X 1 0 2 〜8 . 0 X 1 0 2 ml · m π ■ day - a tm であることが血液保存性の面から特に望まれる 特性である。 [0040] 以上は、 血液バッグを例にとって説明したが、 その他の 休液保存容器、 カテ一テル、 輸血セッ ト、 血液回路等の医 療用具、 ならびに前記医療用具用包装容器、 錠剤等の薬剤 用の包装容器などについても、 同様に上記の一般式 Iのト リメリ ッ ト酸トリ - n - アルキルエストルを可塑剤として 含有する軟質塩化ビニル系樹脂組成物により好適に構成さ れるものである。 [0041] 本発明による医療用具は、 その使用前に滅菌処理される が、 滅菌処理法としては通常オートクレープ滅菌が用いら れ、 約 1 2 1 で約 6 0分間の滅菌にかけられる。 本発明 の医療用具は、 このようなオートクレーブ滅菌処理条件に 耐え得る十分な耐熱性を有するものである。 [0042] 次に、 本発明の理解をより一層容易なものとするために いくつかの実施例を挙げるが、 これらの実施例はあくまで 本発明を説明するための目的において示されるものであり、 本発明の範囲を何ら制限するものではない。 [0043] 実施例 1 [0044] ポリ塩化ビニル (平均重合度 1 3 0 0 ) 1 0 0重量部に 対して、 可塑剤として卜リメリッ ト酸トリ - n -ォクチル エステル 5 2重量部、 安定剤として C a - Z n系安定剤 0 . 1重量部およびエポキシ化大豆油 8重量部を配合してなる 樹脂組成物を 2本ロールにより 1 5 CTCでよく混練し、 厚 さ 0 . 4 mmのシート状に成形した。 このシート状物を用い てミニバッグを作製しオートクレープ滅菌後、 ヒト血漿 5 mlを無菌的に分注した。 このバッグを 2 2 で 5日間水平 振盪 ( 8 0サイクル 分〉 を行い、 血漿中に溶出した可塑 剤量を高速液体クロマトグラフィーで定量した。 また該シ ート状物の試験片により酸素ガス透過係数および二酸化炭 素透過係数をガス透過試験機 ( Lyssy 社製、 Gas Permea i l i ty Tester い 100 ) を用いて 3 0。Cの温度条件下で測定 し、 さらに〗 0 0 %モジュラスおよび引張強度を 2 3での 温度条件下で測定した。 これらの結果を第 1表に示す。 つぎに日本薬局方第 1 0版解説書 「輸液用プラスチック 容器試験法」 の方法にしたがって行なった溶出物試験の結 果は、 第 2表に示すとおりであった。 [0045] さらにこのシート状物によって内表面積が 1 5 ofになる ような血液バッグを作成し、 高圧蒸気滅菌を行なった。 こ のバッグに血小板数約 1 0◦万 Z關 3 になるように調整し た血小板濃厚液 6 mlを無菌的に分注し、 振盪保存を行なつ た。 分注前、 分注後 24時間、 分注後 72時間の血小板濃 厚液について血小板数、 P H、 P 、 PG()2 、 低浸透圧 ショ ック回復率 (%〉 [%H SR:] 、 ADP凝集能を測定 した。 結果を第 3表に示す。 なお、 血小板数は自動血球算 定装置 E LT— 8 ( Ortho Instrument社製) を用いて測定 し、 p H、 p C〇2 、 P O2 は血液ガス分析装置 Β Κ— Μ Κ 2 , Ρ ΗΜ 73 (ラジオメーター社製〉 を用いて測定し た。 %H SRは血小板数 3 X 1 05 ノ關 3 と した多血小板 血漿を用いパレリ (Valeri) らの方法に準じ浸透圧を等張 から 2/3 の低張にした時の波長ら 1 0 における吸光度の 変化を見ることにより測定された。 また AD P凝集能は血 小板数: 3 X 1 05 ZM3 と した多血小板血漿を用い、 最終 濃度 1 0·5 Mの A D Pを凝集惹起物質と して、 自動血小板 凝集能測定装置ァグリコーダー 32 1 0 (京都第一科学㈱ 製〉 を使用して測定した。 [0046] 比較例 1 [0047] ポリ塩化ビニル (平均重合度 1 300〉 1 00重量部に 対して、 可塑剤と して DOP 52重量都、 安定剤として C a - 211系安定剤0. 1重量部およびエポキシ化大豆油 8 重量部を配合してなる樹脂組成物を 2本ロールにより 15 0。Cでよく混練し、 厚さ 0. 4mmのシート状に成形した。 得られたシート状物に対して実施例 1と同様にして可塑剤 溶出量、 物性試験、 溶出物試験および血小板濃厚液に対す る経時変化試験を行なった。 結果をそれぞれ第 1表〜第 3 表に示す。 [0048] 第 : L 表 項 目 実施例 1 上國 1 ヒト血漿への溶出量( /ml ) 0. 5 554 藤ガス ¾¾ί系数 (ml · mm/nf · day · atm ) 5. 8X1 4. 6X 102 二酸ィ l ^ガス菌系数 (ml · mm/iif - day - atm ) 2. 6 103 2. IX 103 [0049] 100%モジュラス(KgfZcrg) 105 93 [0050] 溶出 験 実施例 1 J:國 1 [0051] 厶 pH 1. 01 ひ. 4 1. 5以下 [0052] ΔΚΜη04 0. 28 0. 75 1. 0以下 籠泉吸収(220nm) 0, 065 0. 050 0. 08以下 [0053] 〃 ( 24 lnm) 0. 031 0. 030 0. 05以下 [0054] -v [0055] 第 3 [0056] 使用可^^ 時 間 血ノ «数( mn ) pH P02 (議 Hg) ADP«{%) 腿- 1.08X106 7.10 58 120 80 83 [0057] 難例 1 TnOTM 備轰 1.00X106 7.37 19 138 60 32 [0058] 24時間 [0059] 比棚 1 OP [0060] [0061] [産業上の利用可能性〗 [0062] 以上述べたように本発明は、 塩化ビニル系樹脂 1 0 0重 量部に対して、 一般式 ( I ) で表わされる トリメリ ッ ト酸 トリ - n -アルキルエステル 1 0〜8 0重量部を配合して なる軟質塩化ビニル系樹脂組成物より実質的に構成されて いることを特徵とする医療用具であるから、 有害な可塑剤 の移行の虞れが小さくかつそのガス透過性に優れ、 また、 加工性、 柔軟性、 耐熱性等のその他の性能においても、 従 来のフタル酸エステルを可塑剤として含有する軟質塩化ビ ニル系樹脂組成物製の医療用具ど比較して何ら遜色のない ものであり、 極めて優れた医療用具であると言えるもので ある。 特に本発明の医療用具が血液バッグ等の血液と接蝕 するものである場合には、 低可塑剤移行性および高ガス透 過性ゆえに、 血液保存性、 殊に血小板保存性が良好なもの となり、 長期間にわたって血液成分を変性させることなく 安定に保存できるものとなる。 また本発明の医療用具にお いて、 上記軟質塩化ビニル系樹脂組成物が、 塩化ビニル系 樹脂 1 0 0重量部に対して、 安定剤、 より好ましくはェポ キシ化植物油類および金属石けん類から選ばれた安定剤を 1〜1 8重量部さらに配合されているものである場合、 ま た、 一般式 Iで表わされる トリメリ ツ 卜酸トリ - n -アル キルエステルのアルキル基が炭素数 8〜 1 0のものである、 より好ましくは、 卜リメリ ット酸卜リ - n - アルキルエス テルが卜リメリッ ト酸トリ -ォクチルエステルである場合 には、 上記に述べたような特性はより一層優れたものとな り、 さらに優れた医療用具となるものである。 これゆえに 本発明の医療用具は、 輸血学ないしは広く医学の分野にお いて大きな貢献をもたらすものである。
权利要求:
Claims請求の範囲 1. 塩化ビニル系樹脂 1 0 0重量部に対して 一般式 ( Γ) 〇 H + H2 Cチ O— y 0 . 0 (但し式中 x , y, zはそれぞれ 4〜 1 4の数である。 、 で表わされる トリメリッ 卜酸トリ - n -アルキルエステル 1 0〜80重量部を配合してなる軟質塩化ビニル系樹脂組 成物より実質的に構成されていることを特徴とする医療用 m 2. 上記軟質塩化ビニル系樹脂組成物は、 塩化ビニル系樹 脂 1 ◦ 0重量部に対して、 安定剤が 1〜 1 8重量部さらに 配合されているものである請求の範囲第 1項に記載の医療 用具。 3. 一般式 Iにおいて、 X , y , zがそれぞれ 8〜1 0の 数である請求の範囲第 1項または第 2項に記載の医療用具 4. 一般式 Iで表わされるトリメリッ ト酸トリ - II -アル キルエステルが、 トリメリッ ト酸トリ - it -ォクチルエス テルである請求の範囲第 3項に記載の医療用具。 5. 酸素ガス透過係数が 5. 0 X 1 02 ml ' mm/rrf - day - atm ( 3 0 C ) 以上である請求の範囲第 1項〜第 4項の いずれか 1つに記載の医療用具。 6 . 安定剤がエポキシ化植物油類および金属石けん類の中 から選ばれたものである請求の範囲第 2項〜第 5項のいず れか 1つに記载の医療用具。 7 . 血液と接触するものである請求の範囲第 1項〜第 6項 のいずれか 1つに記載の医療用具。 8 . 医療用具が血液バッグである請求の範囲第 7項に記載 の医療用具。
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同族专利:
公开号 | 公开日 JPS63125261A|1988-05-28| EP0331729A4|1990-12-12| JPH0149505B2|1989-10-25| EP0331729A1|1989-09-13|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-06-02| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1988-06-02| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE | 1989-05-17| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987907528 Country of ref document: EP | 1989-09-13| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1987907528 Country of ref document: EP | 1992-01-22| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1987907528 Country of ref document: EP |
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