专利摘要:

公开号:WO1987006925A1
申请号:PCT/JP1987/000277
申请日:1987-05-01
公开日:1987-11-19
发明作者:Jack Kenneth Ibbott
申请人:Jack Kenneth Ibbott;
IPC主号:C02F1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 液体のイ オン化方法並びに装 a 技 術 分 野 本発明は水等の液体をイ オン化する方法並びに装置に関す る もので、 よ り具体的には液体中に電気エネルギーを流動さ せて液体をイ オン化する方法並びに装置に鬨する ものである 背 景 技 術 イ オン化された液体、 例えば水は種々の作用を呈する こ と が知られている 。 例えば、 鉄製の送水管にあっては酸化鉄 ( 酸化第二鉄) からなるスケールが管め内壁に析出付着 して 有効内径を次第に滅少させ、 その結果、 流水量及び水圧を減 少させる 。 この場合、 イ オン化された水を送水管に流すと 、 内壁に付着 した酸化物スケールが軟質の水酸化物 ( 水酸化第 二鉄) に変化し、 徐々 に除去される 。
[0002] また、 イ オン化された水が洗浄効果-を有する こ と も知られ ている 。 この点について概説する と 、 石銳は水中において コ ロイ ド溶液の電解液と なって強力にイ オン化されてマイ ナス イ オン と プラスイ オン と に分離されている 。 一方、 体の油脂 や他の油成分が洗浄しにく いのはこれらの油脂等の表面張力 Δ が大き いからで、 この表面張力が大き い と い う こ と は分子相 互間を結合 している内部電荷が大き いこ と によ っている 。 そ こで石鹼水を加え る と 、 石鹼水はイ オン化 して いて 、 そのィ オン電荷は油脂等の内部電荷よ り も充分に大き なもの と なつ てお り 、 その結果と して表面張力が破壊され、 油脂等は容易 に吸収され、 水と と も に洗い流されるのである 。 従っ て 、 マ ィ ナスイ オンと プラスイ オンと にイ オン化された水等の液体 は、 石鹼水が油脂等に作用するのと 同様な洗浄効果を発揮 し 得る 。
[0003] 更に、 植物の育成を促進するためにイ オン化成分或いはィ オン化物質をペレ ツ 卜 と して土壌に添加する こ と は広く 行な われている 。 'そこで、 水をイ オン化した場合には上記ペレ ツ ト等よ り もイ オン濃度を高める こ とができ るから、 この水を 植物に与えたならば植物に容易に吸収されて育成に優れた効 果を発揮する こ と が期待でき る 。
[0004] 液体中に電気エネルギーを流動させて液体をイ オン化する 方法及び装置と しては、 強力な磁石を用いた ものが公知と な つている 。 即ち、 磁石によ って形成された磁界内に導電体を 移動させる と導電体内に電気エネルギーの移動を生ずる電磁 誘導の原理を利用 し、 磁界内に導電体である水を流動させて 水をイ オン化させる ものである 。
[0005] しかしながら磁石を用いた方法並びに装置によ って液体を イ オン化するためには、 液体が磁界内を流動する必要があ り イ オン化の程度は流体の流速に密接な関係がある 。 従って 、 磁石を貯水タ ンク , 貯水容器等に装着 した場合には水の移動 が殆どないためイ オン化の程度は極めて低い ものと なる 。 ま た、 磁石を水道管等に装着 して水をイ オン化する装置におい ては、 水道管内の鉄粉等が磁石の内厠の管壁に吸着されて蓄 積し、 管路を狭く して しま う こ と がある 。 更に、 磁石を用い た装置では、 出来るだけ強力な磁力を有する磁石が必要と さ れるため、 装置全体が極めて高価な ものと なる と 言った問題 があった。 発 明 の 開 示 本発明は上記のよ う な問題点に鑑みてなされた もので、 そ の目的は、 液体が流動 しない場合でも イ オン化が極めて効率 よ く 促進され、 管路に鉄粉等が吸着されて管路を狭隘化する こ と なく 、 しかも極めて安価に構成する こ と のでき る液体の ィ オン化方法並びに装置を提供する こ と にある 。
[0006] 上記の目的を達成するため本発明に係る方法は、 電気化学 ポテンシャルの異なる物質から形成された第 1 導電性部材と 第 2 導電性部材を相互に離間して水等の液体に接触させ、 こ れら第 1 導電性部材と第 2 導電性部材を鼋気的に接続 して液 体中に電気エネルギーを流動させ、 これによ つて液体を電離 してなる ものである 。
[0007] また、 上記方法を実施するための本発明に係る装置は、 電 気化学ポテンシャルの異なる物質から形成された第 1 導電性 部材と第 2導電性部材によ って正負の電極を構成 し、 これら 第 1 導電性部材と第 2 導電性部材を相互に離間 して水等の液 体に接触させ、 第 1 導電性部材と第 2 導電性部材を電気的に 接続してなる ものである 。
[0008] 本発明の方法並びに装置では、 電気化学ポテンシャルの異 なる第 1 導電性部材と第 2 導電性部材と の間に水等の液体が 介在する と 、 この液体を電解液と してボルタ電池が形成され る 。 そこで、 これら導電性部材が電気的に連結される と 、 両 者の間に電気エネルギーが流動 し、 液体がイ オン化される こ と になる 。
[0009] 上述したよ う にイ オン化された液体、 例えば水は種々の作 用を呈する 。 従って 、 本発明の方法及び装置は、 例えば酸化 物スケール除去のために水道管等の送水管に閬して使用され る 。 また、 本発明の装置をシャワー等の送水装置や如雨露等 の耠水装置に組込むこ と によ り 、 人体の洗浄や植物への袷水 に適したイ オン化液体を提供する こ と ができ る 。
[0010] 本発明の一実施例では、 第 1 及び第 2導電性部材は板状に 形成され、 これらの少なく と も一部が液体中に浸漬される 。 また、 本発明の他の実施例では、 第 1 導電性部材が中空の筒 体からなる一方、 第 2導電性部材は筒体の內部中央に配設さ れた細長体からな り 、 これら筒体と細長体の間に形成された 空隙部を液体が流通する 。
[0011] 第 1 導電性部材と第 2導電性部材の電気的な接続は物理的 に、 即ち導線または抵抗線を用いて行な う こ と ができ るが、 ¾ 上記他め実施冽の場合には空隙部の入口における液体によ つ
[0012] ' て も達成され得る 。 これは、 イ オン化される前の液体が一般 に良好な導電性を有するためである 。
[0013] 本発明の他の目的, 構成及び利点は、 添附図面を参照に し て以下に詳述する実施冽の記載から明らかと なるであろ う 。 図面の簡単な説明 第 1 図は本発明によ り イ オン化される水のスケール除去効 果を実証するために行なった実験 説明するための概略図 ;
[0014] .第 2 図は本発明の一実施例に係る装置をパイ プライ ンに組 込んだ状態を示す断面図 ;
[0015] 第 3 図は本発明の他の実施例に係る装置をパイ プライ ンに 組込んだ状態を示す断面図 ;
[0016] 第 4 図は本発明の更に他の実施例に係る装置の基本構造を 示す破断斜視図 ;
[0017] 第 5 図は該装置をパイ プライ ンに組込んだ状態を示す断面 図 ;
[0018] 第 6 図は該装置をシャ ワーに組込んだ状態を示す断面図 ; 第 7 図は該装置を如雨露に組込んだ状態を示す一部破断側 面図 ;
[0019] ' 第 8図は本発明の更に他の実施例に係る装置を示す一部破 断斜視図である 。 一 ら 一 発明を実施するための最良の形態 まず、 本発明者はこの発明によ る液体のイ オン化、 及びそ れによ る酸化物スケールの除去を実証するために、 第 1 図 A に示されたよ う なテス ト装置を作成した。 この装置は、 ガラ ス墁に水 1 0 を入れ、 この水にそれぞれ異なった電気化学ポ テンシャルを呈する物質から形成された板 1 2 , 1 4 を浸漬 する と と もに、 これらの板を導線 1 6 で電気的に接続する こ と によ り構成されている 。 このよ う な構成は、 一方の板を正 極と し他方の板を負極と し、 かつ水 1 0 を電解液と してボル タ電池を形成する 。 例えば、 板 1 2 をカーボンで形成して正 極となす一方、 板. 1 4 をカーボンよ り も電気化学的に高位の 金属から形成して負極とな した場合、 金属の種類によ り最大 0 . 6 Vの開路電圧を生ずる こ とが知得された。 金属電極板 の材質は非腐食性でかつでき るだけ高電圧を供給す /ものか ら選択される必要がある 。 種々 の試験の結果、 数種の金属が 満足のいく 極板を構成するが、 最適なものの 1 つは、 必要動 作条件下で比較的安定であ り 、 非腐食性である こ と 、 及び生 起する電圧, コス トの見地から高純度アルミ ニウムである 。
[0020] これらのカーボン電極 1 2及びアルミ ニウム電気極 1 4 を 導線 1 6で接続する と 、 電解液である水 1 0 を介して電気回 路が形成され、 水 1 0 中に電気エネルギーが流動して水 1 0 がイ オン化される 。 2つの電極に導線 1 6 の端部が結合され た接続時初期の電流は 6 6 u Aであった。 この電流は約 5 0 Aに降下し、 その後一定であった 5週間の稼動後、 電流 は約 5 0 Aで一定であ り 、 アル ミ ニウム電極板 1 4 に腐食 の徴候が見られなかった。 このこ と は、 このよ う な電池は保 守, 交換を しないで非常に長い作動寿命を有する こ と を示 し て いる と 思われる 。
[0021] 上記したテス ト装 Sにおける酸化物スケールの除去効果を 調べるために、 表面に錡 (酸化第二鉄) が付着 した鉄棒 1 8 がガラス場 A内に置かれた。 比較のために水 1 0 と銪付き 鉄 棒 1 8 を入れたガラス場 B と 、 水 1 0 , 錡付き 鉄棒 1 8及び 2 0 0 0 Gの磁石 2 0 を入れたガラス墁 Cが更に用意された (第 1 図) 。 使用された 3つの鉄棒は、 全て同 じ鉄棒片から 切断され、 でき るだけ同量の銪スケールを有する よ う に した 図示した状態で約 1 週間放置した後、 場及び鉄棒を検査し たと ころ、 次のよ う な結果が得られた。 ガラス ¾ Bの水 1 0 は酸化第二鉄の色である赤褐色にな り 、 水の表面は赤色のあ かで覆われていた。 また、 場の底には酸化第二鉄の沈澱物が 少量認められたが、 鉄棒 1 8の表面には殆ど変化がなかった ガラス璦 Cの水 1 0 は場 B よ り も薄い赤褐色にな り 、 その表 面には少量のあかが認められ、 場の底には場 B よ り もはるか に多量の沈澱物が堆積した。 ¾ Cの鉄棒 1 8は鐯スケールに よ る荒い表面が若干減少した。 これに対 して 、 璦 Aの水 1 0 は殆ど着色してお らず、 表面にも あかが存在せず、 場の底に は淡褐色を呈する水酸化第二鉄のふわふわ した厚い沈澱物が 堆積 した。 また、 場 Aの鉄棒 1 8は銪スケールの量が顕著に 狨少 し、 数ケ所では鳍スケールが完全に除去されて黒色の地 金が現われていた。
[0022] 壜 Aに関しては、 鉄棒 1 8 を両電極 1 2 , 1 4 に電気的に 接続して更に試験を行なった結果、 銪の除去は上記の試験に おける電気的に接続していない鉄棒よ り速いよ う であった。 しかし、 両者共に非常に満足のいく結果を もた ら した
[0023] 上述したと ころから理解される よ う に、 本発明はボルタ電 池の原理に基づいているのであるが、 電池を構成する電解液 中においてある仕事をなすものであって 、 従来の電池のよ う にモータ を回すとかライ ト を付ける とかの電池外部の仕事の ために電気エネルギーを供耠する ものと は根本的に異なる 。
[0024] 通常の状態では水は純粋でなく 、 水は種々の溶解物質をほ んの微量から感知される程の量まで種々 の割合で含んでいる 水道水の場合には水源から利用者まで導く ために金属管を使 用するので、 多量の管材料が水中に含まれる こ と になる 。 溶 解物質を含まない純水の場合には、 非常に低いイ オン解離を 示し、 それゆえ、 導体または電解液と しては非常に劣った も のである 。 しかし、 溶解物質が含まれている場合に水中のィ オン解離を促進し、 従ってその水はよ り 良い伝導性を示すと と も によ り 良い電解液と なる 。
[0025] 以下には本発明の好適な実施例について述べる 。
[0026] 第 2 図は本発明に係る装置を水道管等の送水管に組込んだ 場合の一例を示している 。 このイ オン化装置 3 0 は、 金属製 送水管 4 0 の途中に介装された中空筒状の本体 3 2 を含み、 この本 3 2 の壁を貧通 して板状の電極板 3 4 , 3 6 が相互 に離間して取付けられて いる 。 電極板 3 4 はカーボンから形 成されて正極をな し、 電極板 3 6 はアル ミ ニウムから形成さ れて負極をなす。 本体 3 2 は非導電性プラ スチ ッ ク材料から な り 、 電極板 3 4 , 3 6 を送水管 4 0 から電気的に絶縁して いる 。 2つの電極扳は導線 3 8 によ って電気的に接続されて お り 、 従って送水管 4 0及び本体 3 2 の内部を水 4 2 が流れ る と 、 水 4 2 は電極板 3 4 , 3 6 を通過する こ と によ り 高度 にイ オン化される 。 このイ オン化された状態は水が電極を通 過した後.、 管内を流れる と き にも残存する 。 イ オン化した水 は送水管内壁の酸化第二鉄のスケールを軟質の水酸化物の形 に変化させ、 この水酸化物は水と 一緒に送水管に沿って運ば れて排出される 。 このよ う に して電極板 3 4 , 3 6 に続く 送 水管の全長に亘つて硬質の酸化第二鉄のスケールが徐々 に除 去される 。
[0027] 第 3 図に示された実施例は、 中空筒状の本体 4 4 が導電性 の金属材料で形成されている点を除き 、 第 2 図の装置と 実質 的に同 じである 。 この場合には、 電極板 3 4 , 3 6 は本体 4 4 によ り電気的に接続されているので、 第 2 図のよ う な導線 3 8は不要である 。 また、 送水管 4 0 は両電極板 3 4 , 3 6 と共通に電気接続される 。
[0028] 第 4 図は本発明の別の実施例に係るイ オン化装 Sを示し、 この装置 5 0 はアル ミ ニウムから形成され両端が開口 した中 空円筒体 5 2 を有している 。 この円筒体 5 2 の中心軸に沿つ てカーボンから形成された細長い棒状体 5 4 が円筒体 5 2 の ほぼ全長に亘つて延長している 。 この棒状体 5 4 の前端 5 5 と 円筒体 5 2 の前端緣部 5 3 と は導線 5 6 によ って電気的に 接続されている 。 そ して 、 円筒体 5 2 と 棒状体 5 4 の間に画 成された環状の空隙部 5 8 を水 6 0 が矢印方向に流れる と 、 棒状体 5 4 を正極と し、 アル ミ ニウム円筒体 5 2 を負極と し、 両極の閬の水 6 0 を電解液と して ボルタ電池が形成され、 両 電極は導線 5 6 によ って接続されているため水 6 0 ( 電解液〉 を介して電気回路が形成され、 電気エネルギーの移動が起る 。 これによ つて電解液と なる水は強力に電離されイ オン化され る 。 イ オン化された水 6 0 は上記の装置 5 0 から流出 して も 電離したイ オン化状態を しばら く の間持続する 。
[0029] 空隙部 5 8内へ供袷される通常の水道水と上記ボルタ電池 構造の装置 5 0から排出された水の導電性を測定する と 、 排 出された水の方が導電性が^く なつている 。 これは二次電池 を充電する場合と 同様で、 二次電池が充電されて く る と 電解 液の電流に対する抵抗が增大して く る 。 即ち、 充電回路へ接 続した当初は電解液の電気抵抗が低いため充電電流は多く 流 れる 。 そ して 、 充電が進行する と 電解液の電離及びイ オン化 が増して電流に対する抵抗が増え るため、 充電電流は徐々 に 低下する 。 このよ う に、 装置 5 0 から排出された水の導電性 が低下した と言う こ と は、 円筒体 5 2 内にて水のイ オン化が 進行している こ と を証明する ものである 。
[0030] 円筒体 5 2 内における電離及びイ オン化の程度は、 上記ボ ルタ鼋池構造における電圧及び電流を調節する こ と によ って 制御する こ とが可能である 。 このために、 上記実施例におけ る円筒 5 2 と棒状体 5 4 と を接続する導線 5 6 を所望の抵 抗値を有する抵抗線 6 2 と 交換する こ と である 。 例えば第 4 図において 、 導線 5 6 を a 1 - a 1 で分離して新たな抵抗線 6 2 をこ こに接続する こ と である 。
[0031] 本願発明者は上記抵抗線 6 2 の抵抗値について種々のテス 卜 を重ねて いる間に、 極めて広範囲の抵抗値を持つ抵抗線を 使用する こ と ができ る こ と を知 り 、 上記導線 5 6 を取 り外 し て抵抗線 6 2 を取付けないでも 、 水の電離及びイ オン化が充 分になされる こ と を知得した。 即ち、 空隙部 5 8の入口部に おいては水 6 0 が鼋離される前の低抵抗の導電状態にあ り 、 棒状体 5 4 と アル ミ ニウム円筒体 5 2 と はこの水の内部抵抗 によ って電気的に接続されてお り 、 この内部抵抗と等 しい抵 抗値を有する抵抗線によ って接続されているのと 同 じ状況に ある 。
[0032] 上記装置 5 0 の円筒体 5 2 を通過した水はイ オン化された 状態で高度に活性化された状態にある 。 このイ オン化された 状態は通常 2 〜 3 時間の う ちに徐々 に正常な状態に復帰する が、 送水管に硬い酸化第二鉄のスケールが付着 している と き にはこれと直ちに反応して軟質の水酸化鉄へと変換し、 また 他のカルシウム及びマグネシウムのスケールの場合にはこれ と直ちに反応して軟質なカルシウム及びマグネシウム化合物 へと変換させるのである 。 第 5 図は本発明の装置をパイ プライ ンの途中に組込んだ例 を示し、 第 4 図と 同一番号を付した ものは同 じ部材を示 して いる 。 この装置 7 0 では、 アル ミ ニウム製円筒体 5 2 の両開 口端部に電気絶緣性の保持板 7 2 — 7 4 が嵌着され、 この保 持板 7 2 — 7 4 はその中央部で棒状体 5 4 を保持 し、 中央部 と周緣部の間には多数の透孔 7 6 が穿設されている 。 この装 置 7 0 の両端には水道管等のパイ プ 7 8 , 8 0 が連結され、 前方のパイ プ 7 8 を通って流れる水等の液体は前方の保持板 7 2 の透孔 7 6 を通って空隙部 5 8内に入 り 、 こ こでイ オン 化されて後方の保持板 7 4 の透孔 7 6 から後方のパイ プ 8 0 内に流入する 。
[0033] 第 6 図は第 4 図に示されたのと実質的に同様な装置をシャ ヮー 9 0 に組込んだ例を示している 。 前述したよ う に、 ィ ォ ン化された水は油脂等に対して洗浄効果を有している 。 そ し て 、 上記装置を組込んだシャワー 9 0 から排出される水はィ オン化されているため、 この水を用いて人体を洗浄する と 、 体の油脂が簡単に除去され、 洗浄効果を上げる こ と ができ る 第 7 図は上記と同様な装置を如雨露 9 2 の首部に組込んだ 例を示し、 このよ う に構成する こ と によ って如雨露 9 2から 排出される水はイ オン化される 。 前述したよ う にイ オン化成 分或いはイ オン化物質を土壌に添加する こ と によ り植物の育 成が促進されるのであるから、 如雨露 9 2 からイ オン化され た水を植物に散布してやれば、 植物の育成促進に優れた効果 が得られる 。 · 第 8図は本発明の更に別の実施例に係る イ オン化装 gを示 し、 この装 S 1 0 0 では第 1 図に示された円筒体 5 2 に代 り 多数の孔を有する円筒体 1 0 2 が用い られ、 その他の構成は 第 1 図に示 した装置と 同 じである 。 この実施例に係る イ オン 化装置 1 0 0 は、 これを浴槽, 洗濯機等に吊設する こ と によ つて槽内の水, 石鹼水等をイ オン化させ、 洗浄効果を上げる のに好適なものであ る 。
[0034] 尚、 本発明の上記実施例では両電極を構成する物質と して カーボンと アル ミ ニウムを例示したが、 これに限られず、 炭 素と亜鉛, 銅と ク ロムの組合せ等、 他の電気化学ボテンシャ ルの異なる物質を組合せて用いる こ と もでき る 。
[0035] 以上詳述した と ころから理解される よ う に、 本発明では電 気化学ポテンシャルの異なる 2種の物質を用い、 この間に介 在する水等の液体と電気系を形成し、 この液体をイ オン化す る ものであるから、 従来の磁石を用いた液体のイ オン化方法 並びに装置と 比較する と液体のイ オン化効率が極めて 良く 、 静水でも効果的にイ オン化でき 、 しかも極めて安価に構成す る こ と ができ る 。 また、 磁石を用いないから鉄粉等が管壁に 付着して管壁を狭隘化する恐れがない。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 電気化学ポテンシャルの異なる物質から形成された第 1 導電性部材と第 2 導電性部材を相互に離間 して水等の液体に 接触させ、 該第 1 導電性部材と 該第 2 導電性部材を電気的に 接続して該液体中に電気エネルギーを流動させ、 これによ つ て該液体を電離してなる こ と を特徴と する液体のイ オン化方 法。
2 . 前記第 1 導電性部材と前記第 2導電性部材が板状部材で あ り 、 これらの少なく と も一部を前記液体中に浸漬してなる こ と を特徴とする請求の範囲第 1 項記載の液体のイ オン化方 法
3 . 前記第 1 導電性部材が中空の筒体であ り 、 前記第 2導電 性部材は該筒体の内部中央に配設された細長体からな り 、 該 ί 体と該細長体の間に形成された空隙部に前記液体を流通さ せてなる こ と を特徴とする請求の範囲第 1 項記載の液体のィ オン化方法。
4 . 電気化学ポテンシャルのこ となる物質から形成された第 1 導電性部材と第 2導電性部材によ って正負の電極を構成し 該第 1 導電性部材と該第 2導電性部材を相互に離間して水等 の液体に接触させ、 該第 1 導電性部材と該第 2導電性部材を 電気的に接続してなる こ と を特徴とする液体のイ オン化装置
5 . 前記第 1 導電性部材と前記第 2導電性部材が板状部材か らな り 、 これらの少なく と も一部を前記液体中に浸濱してな る こ と を特徴とする請求の範囲第 4 項記載の液体のイ オン化 装置。
6 . 前記第 1 導電性部材と前記第 2導電性部材を電気的に接 続する手段を更に有する こ と を特徴とする請求の範囲第 5 項 記載の液体のイ オン化装置。
7 . 前記接続手段が、 一端で前 記第 1 導電性部材に結合され他端で前記第 2 導電性部材に結 合された導線からなる こ と を特徴とする請求の範囲第 6 項記 載の液体のイ オン化装置。
8 . 前記第 1 導電性部材と前記第 2専電性部材が送水管の導 電性を有する壁を貫通して これに取付けられ、 前記接続手段 が該送水管の壁からなる こ と を特徴とする請求の範囲第 6項 記載の液体のイ オン化装置。
9 . 前記第 1 導電性部材が中空の筒体からな り 、 前記第 2導 鼋性部材は該筒体の内部中央に配設された該筒体の断面形状 よ り も充分に小さな断面形状を有 ίる細長体からな り 、 前記 液体は該筒体と 該細長休の間に形成された空隙部を流通する こ と を特徴とする請求の範囲第 4項記載の液体のィ オン化装 置。
1 0 . 前記筒体の端面と前記細長体の端面を電気的に接統す る導線を更に有する こ と を特徴とする請求の範囲第 9項記載 の液体のイ オン化装置。
1 1 . 前記筒体の端面と前記細長体の端面を電気的に接続す る抵抗線を更に有する こ と を特徴とする請求の範囲第 9項記 載の液体のイ オン化装置。 6
1 2 . 前記筒体と 前記細長体の電気的接続が、 前記空隙部の 入口における前記液体を介 して行なわれる こ と を特徴と する 請求の範囲第 9項記載の液体のイ オン化装置。
1 3 . 前記筒体が送水管に連結されてなる こ と を特徴と する 請求の範囲第 9項記載の液体のイ オン化装置。
1 4 . 前記筒体が送水または.給水装置内に収納されてなる こ と を特徴とする請求の範囲第 9項記載の液体のイ オン化装匱
1 5 . 前記筒体の壁に多数の孔が形成されている こ と を特徴 とする請求の範囲第 9項記載の液体のイ オン化装置。
1 6 . 前記正極を構成する前記導電性部材がカーボンから形 成され、 前記負極を構成する前記導電性部材がアル ミ ニウム. から形成される こ と を特徴とする請求の範囲第 4項記載の液 体のイ オン化装置。
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