![]() Process for producing egg yolk lecithin containing a reduced amount of pe and/or containing substant
专利摘要:
公开号:WO1987004711A1 申请号:PCT/JP1987/000077 申请日:1987-02-06 公开日:1987-08-13 发明作者:Yasuhiko Shigematsu;Mineo Hasegawa 申请人:Q. P. Corporation; IPC主号:C07F9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] P E含量が減らされた及び/又は実質上不純物 不含の卵黄レシチンの製造法 技術分野 [0003] 本発明はホスファチジルエタノールァ ミ ン (本発明に おいて P Eの略称で表わす) 含量が減らされた及びノ又 は実質上不純物不含の卵黄レシチ ンを製造する新規な方 法に関するものである。 [0004] 背景技術 [0005] 従来より、 ホスファチジルコ リ ン (本発明において P Cの略称で表わす) を代表とする リ ン脂質を含む卵黄 由来の脂質画分、 所謂卵黄レ シチ ンは、 含有リ ン脂質が 有する界面活性作用、 浸透作用等の各種特性を利用して 乳化剤、 薬剤担体と してのリポソームの形成剤等と して 化粧品あるいは医薬品等の分野で広く用いられている。 [0006] ところで、 P Cは構造上疎水基と親水基の大きさのバ ランスがとれたシリ ンダー型分子であるために、 この P C含量の高い卵黄レシチンはリ ポソーム形成剤として用 いた場合安定な脂質二重層を有する リ ボソームを形成し 得るという利点がある。 この際 P C含量が高く かつ P E 含量の低い卵黄レ シチ ンを原料とすると、 構造上安定性 の一層高いリ ボソーム、 即ち強い膜であってしかもしな やかな膜を作製することができる。 このような、 P C含 量が高く P E含量の低い卵黄レシチンは、 更にまた、 化 粧品原料と して用いた場合最終製品の各種物性を安定化 しうるという利点もある。 [0007] よって、 P E含量が減らされ相対的に P C含量が高め られた卵黄レシチンを製造しうるならば、 得られた卵黄 レシチンは産業上益するところが多大であるといえる。 卵黄から常法により抽出して得られる卵黄レシチン (脂質画分) は、 主と-して、 P C、 P Eなどのリ ン脂質 と 卜 リ グリセライ ド、 コ レステロールなどの中性脂質と からなるものである。 このような卵黄レシチンからリ ン 脂質を分画する方法は従来より種々知られており、 例え ば特開昭 5 9 - 1 5 2 3 9 2号公報によれば、 脂質画分 を非極性または極性の弱い溶媒に溶解させて得られた溶 液を、 リ ン脂質を優先的に吸着する樹脂に接触させてリ ン脂質を吸着させた後、 極性溶媒を用いて吸着リ ン脂質 を溶出させるという方法が開示されている。 この方法に よれば、 溶出液をフラク ショ ン刖に集めることにより P E / P C比の異なる リ ン脂質画分を得ることができる が、 P C含量が高くかつ P E含量の低い画分は処理する 脂質画分原料に対して極めて低い割合 (約 1 0 %程度) でしか得られず、 しかもこの原料に対して極めて多量 (約 2 0 0倍量 ) ) の樹脂を必要とするなどのため にこの方法によつて経済的に工業規模で P C含量が高く P E含量の低いリ ン脂質を分画するのは困難である。 [0008] また、 卵黄レシチンの P C成分を富化させる方法も従 来より種々試みられている。 例えば卵黄レシチンをエタ ノールに溶解させたものに水を加えて P Eを沈殿させる という溶媒分画法が知られている。 しかしこの方法には、 P C含量を上げよう とすると最終製品の収率が著しく 低 下してく るという欠点がある。 別法と してシリカゲル、 アルミ ナ等の吸着剤を用いる方法も知られている。 しか しこの方法は P C と P Eの分画能は高い反面、 最終製品 の収率は低く 、 しかも多量の吸着剤を必要とするなどェ 業規模での実施に困難が伴う ものである。 更に他の方法 と して、 C d, C a , M s , Ζ π等で金属塩複合体を形 成させその溶解度を利用するという方法も知られている。 しかしこの方法では得られた最終製品中にこれら金属の 残留がまぬがれ得ないという欠点がある。 [0009] このような現状にあって本発明は、 Ρ Ε含量が減らさ れ相対的に P C含量が高められた卵黄レシチンを収率よ く工業規模で製造できる方法を提供することを主たる目 的とする。 [0010] 発明の開示 [0011] 本発明者らは上記の目的に即して鋭意研究を重ねた結 果、 卵黄レシチンを極性溶媒又は極性溶媒と非極性溶媒 との混合物に溶解させたのちィォン交換樹脂に接触させ るな らばこのィォン交換樹脂は脂質成分中実質上 Ρ Εの みを選択的に効率よく吸着除去することを見出して本発 明を完成するに至った。 [0012] よって、 本発明は、 一面において、 卵黄レシチンを極 性溶媒又は極性溶媒と非極性溶媒との混合物に溶解させ、 得られた溶液をィォン交換樹脂に接触させた後この溶液 から上記溶媒を留去することを特徴とする P E含量が減 らされた卵黄レシチンの製造法を提供するものである。 本発明者らはこう して得られた卵黄レシチンを、 原料 由来の無機塩類および遊離ァミ ノ酸を主とする不純物の 残存含量の観点から調べてみたところ、 意外にもこれら 不純物が実質上ほとんど検出されないことを知見した。 [0013] よって、 本発明は、 他面において、 主たる不純物とし て無機塩類および遊離ァミ ノ酸を含む粗製卵黄レシチン あるいはその半精製卵黄レシチンを出発原料と して用い て上記本発明の方法を実施し、 最終製品として P E含量 が減らされかつ実質上該不純物不含の卵黄レシチンを製 造する方法を提供するものである。 [0014] 本発明者らは更に研究を重ねたところ、 P Eおよび不 純物除去効果は主と してィ才ン交換樹脂の使用量に比例 すること、 しかも P Eは不純物が実質上ほとんど除去さ れた後で除去されることを見出した。 [0015] よって、 本発明は、 更に他の側面から、 粗製卵黄レシ チンあるいはその半精製卵黄レシチンを出発原料と して 用いて上記本発明の方法を実施し、 最終製品と して実質 上不純物不含の卵黄レシチンを製造する方法を提供する ものであると言える。 [0016] 図面の簡単な説明 [0017] 第 1〜 3図はそれぞれ実施例 6〜 8で行なった試験の 結果を示すグラフである。 [0018] 発明を実施するための最良の形態 [0019] 以下、 本発明を詳し く 説明する。 [0020] 本発明の方法が適用される原料の卵黄レ シチ ンは、 卵 黄から常法により例えばエタノール、 ジクロロメ タ ン、 へキサ ン、 エーテル等を用いて溶媒抽出して得られる P Cを主とする リ ン脂質を含む脂質画分である。 この脂質 画分は、 無機塩類 (例えば、 ナ ト リ ウム、 カ リ ウム、 力 ルシゥム、 マグネシウム、 鉄などの塩) および遊離ア ミ ノ 酸を主たる不純物と して含むもの (粗製卵黄レシチ ン) 、 あるいは粗製卵黄レシチンをケイ ソゥ土^過、 メ ンプラ ンフィ ルター^過等に処して不純物の量を減じた もの (半精製卵黄レ シチ ン) 、 更には粗製卵黄レ シチ ン 又は半精製卵黄レ シチ ンを常法によりァセ 卜 ン等で処理 してリ ン脂質含量を高めたもの (高リ ン脂質卵黄レシチ ン) を含むものとする。 [0021] 本発明の方法において用いる卵黄レシチンの溶剤は、 極性溶媒、 例えばメ タノール、 エタノール、 アセ ト ン、 ジクロロメ タン、 水などであるか、 あるいはこれら極性 溶媒と非極性溶媒、 例えば n - ペンタン、 n - へキサン、 n -ヘプタ ン、 ク ロ口ホルム、 酢酸ェチル、 エーテル、 ベンゼンなど、 との混合物である。 後述の試験例の結果 より明らかなように、 非極性溶媒だけでは P Eおよび不 純物除去効果は得難い。 尚、 極性溶媒と非極性溶媒との 混合物における両者の混合割合は特に限定的でないが、 一般的には極性溶媒の割合が多い方が好ま しい。 [0022] 溶剤中の卵黄レシチンの濃度は、 即ち得られる溶液中 における卵黄レシチンの濃度は 0. 5〜: 20 % (v/v) 程 度であるのが好ま しい。 0. 5%未満では溶剤量が多す ぎて経済的でなく、 また 20 %を越すと粘度が増加する ために次のイオン交換樹脂との接触操作に困難が伴なう ようになるカヽらである。 [0023] 本発明の方法において用いるィォン交換樹脂は特に限 定的なものではないが、 市販の強酸性又は弱酸性陽ィォ ン交換樹脂、 あるいは強塩基性又は弱塩基性陰イオン交 換榭脂が好ま しく用いられる。 強酸性樹脂と しては、 例 えば Amb e r l i t e I R 1 20 B、 200 C (いず れも Rohm & Hass社製) ; D o w e x 50 W, MS C - 1 (いずれも Dow Chemical 社製) ; D u o L i t e C - 20 , C - 25 D (いずれも Diamond Shamrock 社製) ; L e w a t i t [0024] S - 1 00, S P - 1 20 (いずれも Bayer社製) など を、 また弱酸性樹脂と しては、 例えば [0025] Am b e r l i t e I R C 50 , I R C 84 ; D o w e x C C R - 2 ; D u o L i t e [0026] C C - 4 ; L e w a t i t C N P - 80などを挙げる ことができる。 強塩基性樹脂として、 例えば Am b e r l i t e I R A 400 , I RA 900 ; D o w e x l , M S A - l ; D u o L i t e A - 1 0 1 D ; [0027] L e w a t i t M - 500, MP - 500などを、 ま た弱塩基性樹脂と しては、 例えば Am b e r 1 i t e I R A 68 , I RA4 5 ; L e w a t i t M P - 62 などを挙げることができる。 これらの樹脂は単独で用い ても、 あるいは種類を問わず二種以上を任意の割合で混 合の形態であるいは逐次的に用いてもよい。 具体的には 例えば、 酸性樹脂の一種と塩基性樹脂の一種とを 1 : 3 〜 2 : 1の割合で混合して用いる。 尚、 使用に際して吸 着効率を上げる目的で酸性樹脂は H型に塩基性樹脂は O H型に調製するとよい。 [0028] ィォン交換樹脂の使用量は原料の卵黄レ シチ ン中に含 有せる P Eおよび不純物の量あるいは使用する樹脂の種 類に依り変わり うるが、 一般的には原料の卵黄レ シチ ン 中に含有せる P Eの量に対して容量基準で通常 3倍以上 用いるとよい。 使用量が 3倍より少ないと充分な P Eお よび不純物除去効果が得難いからである。 好ま しく は、 原料中の P Eおよび不純物の量に応じて 4. 0〜40倍 の範囲内で適宜選択すればよい。 この範囲内であれば P E含量を工業的規模での容認残量とされている 2%以 下乃至痕跡量にまで減らすことが可能で、 しかも不純物 は実質上ほとんど不含のものとし得る。 よって、 樹脂を あま り多く用い過ぎても経済的でない。 [0029] 尚、 P Eは不純物が実質上ほとんど除去された後で除 去されることから、 粗製卵黄レシチンあるいは半精製卵 黄レシチンを出発原料として用いて本発明の方法を実施 する際用いるイオン交換樹脂の量をコン トロールすれば P E含量はほぼ維持された実質上不純物不含の卵黄レシ チンを製造することができる。 この場合イオン交換樹脂 の使用量は粗製卵黄レシチンあるいは半精製卵黄レシチ ン原料に対して容量基準で通常 0 . 2倍以上用いるとよ い。 使用量が 0 . 2倍より少ないと充分な不純物除去効 果が得がたいからである。 好ま しく は原料中の不純物の 量に応じて 0 . 3〜 3 . 0倍の範囲内で適宜選択すれば よい。 あまり多過ぎると P Eが除去されるようになる。 卵黄レシチンの溶液とイオン交換樹脂との接触は、 所 定量の樹脂を常法により充填したカラムに該溶液を流す 力、、 あるいは該溶液中に所定量の樹脂を加えて攪拌下懸 濁させることにより実施すればよい。 この接触は溶媒の 蒸発を防止する観点より溶媒の沸点より低い温度下で実 施するとよい。 [0030] 本発明の方法によれば、 上記の接触によりイオン交換 樹脂に P Eおよび (または) 不純物を選択的に吸着させ たのちは、 カラムを通した溶液はそのまま次いで、 また は攪拌接触をさせた溶液は樹脂を例えば^過して除去し た後に、 いずれも該溶液から用いた溶媒を例えば減圧下 で留去する。 [0031] このような本発明の方法によれば、 原料の卵黄レシチ ン中の P E含量は極めて効果的に減らされ、 相対的に P C含量が高められた卵黄レシチンであってしかも実質上 不純物不含のものを製造することができる。 しかも後述 の試験例の結果より明らかなように、 イオン交換樹脂の 使用量が原料卵黄レシチン中の P E含量の 3倍容量 (v/v) 程度であってもその P E含量を半分程度にまで減 らすことができ、 即ち、 樹脂の使用量は極めて少なく て よ く 、 その上樹脂は不純物と実質上脂質成分中 P Eのみ を選択的に吸着除去するので最終製品を収率よく製造し 得、 よって、 不純物を実質上含まず、 P C含量が高く P E含量の低いないし P Eをほとんど含まない卵黄レシ チンを工業的規模で製造し得る。 尚、 このような本発明 の方法は、 綠返し実施により一段と合目的的に実施され うることは言うまでもない。 [0032] また、 本発明の方法によれば、 イオン交換榭脂の使用 量を適宜コン トロールすることにより P E含量はほぼ維 持されたままで実質上不純物不含の卵黄レシチンを極め て容易に工業的規模で製造し得る。 [0033] 以下、 本発明の効果を試験例の結果でもって更に説明 する。 尚、 本発明において%は特にことわりのない限り すべて重量%である。 また、 卵黄レシチンおよび P Eと も比重はほぼ 1である。 [0034] 試験例 1 [0035] この試験例は、 本発明の方法の P Eおよび不純物除去 効果が、 用いる溶媒の種類に依り如何に異なるかを示す。 [0036] 用意した卵黄レシチン (P C : 58. 0 %, P E : 1 0. 0 %) 各 20 gを無水エタノール、 n - へキサン、 クロロホノレム、 詐酸ェチル、 9 5%エタノール、 クロ口 ホルム - メ タノール -水 ( 1 0 : 1 0 : 1 ) 各 200 ml 中にそれぞれ溶解させ、 得られた溶液をそれぞれ、 いず れも予め Am b e r l i t e I R 1 20 B (H型) と Am b e r l i t e I RA40 0 (O H型) とを 各 1 0 mlの割合で混合したものを常法に従って充填した カラムに流したのち、 各溶液からそれぞれ用いた溶媒を 減圧下で完全に留去させ、 最終卵黄レシチン試料を得た。 [0037] 次いで各試料について P E残量はィャ トロスキャン T H - 10で、 また、 不純物は原子吸光分析で金属ィォ ンを、 更にアミ ノ酸分析で遊離ァミ ノ酸の各量を調べた。 その結果を下記の表 1に示す。 溶 媒 PE残量 (%) 金属イオン 遊離アミノ酸 電気伝導度 [0038] (mg% ) ( mg % ) [0039] 4 ¾lRlt ノ ',し -r* [0040] J- y7 ノ 一 , ilレ 0. 3 80 15 7. 3 極性溶媒 [0041] 95%エ タ ノ ール 0. 1以下 68 12 5. 9 極性溶媒と [0042] 非極性溶媒 クロ口ホルム -メ夕ノール -水 0. 1以下 120 25 10. 3 との混合物 (10 : 10 : 1) n - へ キ サ ン 8. 7 750 480 560 非極性溶媒 ク ロ ロ ホ ノレ ム 8. 7 900 390 610 [0043] 舴 酸 ェ チ ル 9. 0 1050 450 700 原料の卵黄レシチンは不純物として金属イオン 1100rag%および遊離アミノ酸 500rag%を含み、 電気伝導度は 72 ϋ S Zcmであつた。 [0044] 2. 不純物含量の一つの E3安として各試料の 5 w/v %ェマルジヨンについて電気伝導度測定をした [0045] 結 ¾も表中に示した。 [0046] 上記の結果から、 極性溶媒又は極性溶媒と非極性溶媒 との混合物を用いると原料の卵黄レ シチ ン中の P Eおよ び不純物含量を極めて効果的に減らすことができるが、 他方、 非極性溶媒だけを用いた場合には P Eおよび不純 物除去効果は得難いことがわかる。 [0047] 試験例 2 [0048] この試験例は、 本発明の方法においてはイオ ン交換樹 脂の使用量は極めて少量でもって P Eを効果的に除去し うることを示す。 [0049] 用意した卵黄レ シチ ン (P C : 78. 2 %, P E : 20. 0 %) 各 20 g (P E含量 : 4. O g) を 9 5 % ェ夕 ノール各 180 ml中にそれぞれ溶解させ、 得られた これら溶液をそれぞれ、 予め D o w e X 50 W (H型) と D o w e x l (OH型) との等量混合物を 2ml, 4 ml, 6 ml, 8 ml, 1 0 ml , 1 2 ml , 14 ml , 1 6 mlおよび 20 mlの量で常法に従って充填した各カラムに流したの ち、 各溶液からそれぞれ溶媒を減圧下で完全に留去させ、 最終卵黄レ シチ ン試料を得た。 [0050] 次いで各試料について残存する P E含量をィャ トロス キャ ン TH 1 0で調べた。 その結果を下記の表 2に示す。 2 [0051] 樹脂量 (ml) P E含量 ( s) [0052] 2 3. 9 [0053] 4 3. 6 [0054] 6 3. 1 [0055] 8 2. 5 [0056] 1 0 2. 2 [0057] 1 2 1. 9 [0058] 14 1. 5 [0059] 1 6 1. 3 [0060] 20 1. 1 上記の結果から、 樹脂の使用量が原料の卵黄レシチン 中に含有せる P E含量の 3倍容量 (v/v ) 程度でその P E含 aを半分程度にまで減らすことができ、 よって本発 明の方法においては樹脂の使用量は極めて少なく てよい ことがわかる。 [0061] 試験例 3 [0062] この試験例は、 本発明の方法においてイオン交換樹脂 の使用量をコ ン ト ロールして不純物のみの除去を図った 場合のその不純物除去効果が、 用いる溶媒の種類に依り 如何に異なるかを示す。 [0063] 用意した卵黄レシチン (P C : 79. 2%、 [0064] P E : 20. 0 %、 金属イオン : 1 1 00rag%、 遊離ァ ミ ノ酸 : 8 0 0 各 2 0 gをエーテル、 n - へキサ ン、 9 5 %エタ ノ ール、 ク ロ 口ホルム - メ タ ノ ール ( 2 1 ) 、 n - へキサン - アセ ト ン ( 2 : : 1 ) 各 2 0 0 m Q 中にそれぞれ溶解させ、 得られた溶液にそれぞれ A m b e r l i t e I R 1 2 0 B (H型) 2 mi および A m b e r l i t e I R 4 0 0 (O H型) 3 mj を添 加し、 3 0分間攪拌後 f戸過してイオ ン交換樹脂を除いた のち、 各溶液からそれぞれ用いた溶媒を減圧下で完全に 留去させ、 最終卵黄レ シチ ン試料を得た。 [0065] 次いで各試料について 5 w/v %ェマルジョ ンを調製し 電気伝導度を測定した。 その結果を下記の表 3に示す。 [0066] [0067] 備考:原料の卵黄レシチンの電気伝導度は 750 S Zcmであつた [0068] 上記の結果から、 極性溶媒又は極性溶媒と非極性溶媒 の混合物を用いると原料中の不純物が極め T効果的に 除去できるが、 他方、 非極性溶媒だけを用いた場合には その効果は得難いことがわかる。 [0069] 以下、 本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。 実施例 1 [0070] 用意した卵黄レシチン (P C : 56. 9 %, [0071] P E : 9. 6 %, コ レステロール : 14. 9 %, ト リ グ リセライ ド : 18. 6%、 金属イオン : 960 nig %、 遊離ア ミ ノ酸 : 680mg%、 電気伝導度 : 690 ^ 3 cm) 500 gを 95%エタノール 4. 5i 中に溶解させ、 得られた溶波を、 予め A m b e r 1 i t e [0072] I R 1 20 B (H型) 500 mlと Am b e r 1 i t e I R A 400 (O H型) 1 000mlとを混合したものを 常法に従つて充填したカラムに流したのち、 この溶液か ら用いた溶媒を減圧下で完全に留去させ、 P E含量が 1. 0 %まで減らされた卵黄レシチン 4 50 gを得た。 この製品の P E以外の成分割合は P C : 62. 0 %、 コ レステロール : 1 5. 7 %、 ト リ グリセライ ド : [0073] 1 9. 9 %、 金属イオン : 72mg%、 遊離ア ミ ノ酸 : 59 mg%で、 電気伝導度は 28 ^ S Zcmであった。 [0074] 実施例 2 [0075] 用意した卵黄レシチン (P C : 79. 6%、 P E : 18. 0 %、 コ レステロール 1. 2%、 金属イオン : 1 1 0 0 nig %、 遊離ア ミ ノ酸 : 600 rag %、 電気伝導度 : 720 S / cm ) 200 gをク ロ口ホルム - メ タノ ール -水 ( 1 0 : 1 0 : 1 ) 25 中に溶解させ、 得られた溶 液を、 予め D o w e x 5 0 7 (11型) 2 0 01111と D o w e X 1 ( O H型) 4 0 0 mlとを混合したものを常 法に従つて充填したカラムに流したのち、 この溶液から 用いた溶媒を減圧下で完全に留去させ、 P E含量が 1. 0 %まで減らされた卵黄レシチン 8 0 grを得た。 こ の製品の P E以外の成分割合は P C : 9 6. 1 %、 コレ ステロール : 1. 4 %、 金属ィオン : 4 0 mg%、 遊離ァ ミ ノ酸 : 2 0 mg%で、 電気伝導度は 1 2 S. cmであつ た。 [0076] 実施例 3 [0077] 用意した卵黄レシチン ( P C : 2 9. 6 %, P E : 3. 3 %, コ レステロール 4. 3 %, ト リ グリセライ ド 6 2. 3 %、 金属ィォン : 5 2 0 mg%、 遊離アミ ノ酸 : 2 1 0 mg%、 電気伝導度 : 2 3 0 S /cm) 5 0 0 g- ( P E含量 : 1 6. 5 g ) を 9 9. 5 %エタノール 4. 5 it 中に溶解させ、 得られた溶液を、 予め L a w a t i t S - 1 0 0 (H型) 2 51111と 1^ & ^ & 1 1 M - 5 0 0 ( O H型) 2 5 mlとを混合したものを常法に 従って充填したカラムに流したのち、 この溶液から用い た溶媒を減圧下で完全に留去させ、 P E含量が 1. 6 % まで減らされた卵黄レシチン 4 9 0 gを得た。 この製品 の P E以外の成分割合は P C : 3 0. 2 %、 コ レステロ ール : 4. 5 %、 ト リ グリセライ ド : 6 3. 1 %、 金属 87/00077 [0078] 17 イオン : 73 mg%、 遊離ァ ミ ノ酸 : 26 rag%で、 電気伝 [0079] 導度は 32 μ S / cmであった。 [0080] 尚、 上記実施例 1〜 3においては、 卵黄レシチンの溶 [0081] 液とイオン交換樹脂との接触をカラムを用いることなく [0082] 単に攪拌接触させた場合でも、 いずれの実施例において [0083] も P Eおよび不純物含量がほぼ同等に減らされた卵黄レ [0084] シチンが得られた。 [0085] 実施例 4 [0086] 用意した卵黄レシチン (P C : 78. ◦ %、 P E : [0087] 18. 3 %、 コ レステロール : 2. 0 %、 ト リ ダリセラ [0088] イ ド : 0 %、 金属イオン : 1 00 0ing%、 遊離アミ ノ酸 : [0089] 700 mg% 電気伝導度 : 730 ^ 3 /cm) 1 00 gを [0090] へキサン - エタノール (80 : 20 ) 中に溶解させ、 得 [0091] られた溶液に Amberl ite IR 120B(H型) 60 mlと [0092] Aoiberlite IRA 400(0 H型) 1 20 mlを加えて 30分間 [0093] 攪拌混合した。 次いでこの溶液からイオン交換樹脂を^ [0094] 別したのち用いた溶媒を減圧下で完全に留去させ、 而る [0095] 後ァセ ト ン処理をすることにより P E含量 0 %の卵黄レ [0096] シチン 76 sを得た。 この製品の P E以外の成分割合は [0097] P C : 96. 8%、 コ レステロール : 1. 5%、 金属ィ [0098] オ ン : 50mg%、 遊離ア ミ ノ酸 : 1 2mg%で、 電気伝導 [0099] 度は 5. 3 S cmであった。 [0100] 実施例 5 [0101] 乾燥状卵黄を超臨界二酸化炭素に接触させて油肪分を /00077 [0102] 18 抽出し、 この油肪分をエタノール処理して得た卵黄レシ [0103] チン (P C : 80. 5%、 P E : 1 7. 3 %、 コ レステ [0104] ロール : 0. 5 %、 ト リ ダリ セライ ド : 0. 1 %、 金属 [0105] イオン : 430 nig %、 遊離ァ ミ ン酸 : 180 mg%、 電気 [0106] 伝導度 : 1 20 S / cm) 2 kgをク ロ口ホルム - メ タノ [0107] 一ル -水 ( 1 0 : 1 0 : 1 ) 中に溶解させ、 得られた溶 [0108] 液に DuoLite C-20 (H型) 1 000 mlと DuoLite A-101D [0109] (O H型) 2000 mlを加えて 30分間攪拌混合した。 [0110] 次いでこの溶液からィォン交換樹脂を 戸別したのち用 [0111] いた溶媒を減圧下で完全に留去させ、 而る後アセ ト ン処 [0112] 理をするこ とにより P E含量が 2 %まで減らされた卵黄 [0113] レシチン 1. 4 kgを得た。 この卵黄レシチンの P E以外 [0114] の成分割合は、 P C : 94. 2 %、 コ レステロール : [0115] 0. 8%、 'ト リ グリセライ ド : 0. 1 %、 金属イオン : [0116] 48 rag %、 遊離ア ミ ノ酸 : 16 mg%で電気伝導度は [0117] 7. 3 S cmであった。 [0118] 実施例 6〜 8 [0119] 各実施例において、 下記の表 4に示した粗製卵黄レシ [0120] チンを同表に示した溶媒に溶解させて所要数の溶液を調 [0121] 製し、 この各溶液に同表に示したイオン交換樹脂の混合 [0122] 物を使用量を変えて加え、 いずれも常温 (2 CTC) で [0123] 30分間攪拌混合したのち使用した樹脂を^別し、 次い [0124] で用いた溶媒を減圧下で完全に留去させ、 それぞれ樹脂 [0125] の使用量に応じた卵黄レシチン試料を得た。 次いで各実施例において得られた各試料について P E および不純物残量を試験例 1で用いた方法で測定した。 その結果を実施例毎にグラフでもって示した (第 1 〜 3 図参照) 。 [0126] 4 [0127] [0128] 以下の^施例 9〜 1 1 は、 本発明の方法においてィォ ン交換樹脂の使用量を所定量内にコ ン トロールすること により原料卵黄レシチン中の不純物のみを除去する場合 の例である。 [0129] 実施例 9 [0130] 用意した卵黄レシチン ( P C : 5 1. Ί %、 P E : 1 0. 2 %、 中性脂質 : 3 7. 2 %、 遊離ア ミ ノ酸 : 6 6 0 mg%、 金属イオン : 1, 0 9 0 rag %、 電気伝導度 : 5 6 6 ^ S / cm ) 1 2 0 0 gを水飽和ジクロロメ タ ン 1 2Q 中に溶解させ、 得られた溶液に Amberlite I [0131] 120B( H型) 2 0 0 mlと Amberlite IRA 400 (O H型) 4 0 0 mlとを加えて 3 0分間攪拌混合したのち使用した ィォン交換樹脂を ί戸別し、 次いで用いた溶媒を減圧下で 完全に留去させ、 精製卵黄レシチン 1 1 7 0 gを得た。 この精製卵黄レシチンの成分割合は、 P C : 5 2. 0 % P E : 1 0. 0 %、 中性脂質 : 3 7. 3 %、 遊離ア ミ ノ 酸 : 3 7 mg%、 金属ィォン : 1 80 mg%で、 電気伝導度 は 6. 4 μ S / cmであった。 [0132] 次いでこう して得られた精製卵黄レシチンについて原 料との比较において有機溶媒への溶解性を調べた。 その 結果を下記の表 5に示す。 尚、 溶解性は各溶媒を用いて 1 0 w/v %溶液を調製することによって行なった。 5 [0133] [0134] 実施例 1 0 [0135] 用意した卵黄レシチン (P C : 79. 9 %、 P E : 1 6. 6%、 中性脂質 : 1. 7%、 遊離アミ ノ酸 : 57 0 mg %、 金属ィォン : 1, 1 00 mg %、 電気伝導度 7 50 S / cm ) 500 gを n -へキサン - アセ ト ン (2 : 1 ) 3 i 中に溶解させ、 得られた溶液に Dowex 50W(H型) 25 Omlと Dowex 1(ΟΗ型) 25 Omlとを加 えて 1 5分間攪拌混合したのち使用したイオン交換樹脂 を^別し、 次いで用いた溶媒を減圧下で完全に留去させ 精製卵黄レシチン 490 sを得た。 この精製卵黄レシチ ンの成分割合は P C : 79. 8%、 P E : 1 6. 4 %、 中性脂質 : 1. 8%、 遊離アミ ノ酸 : 1 0iiig%、 金属ィ オン : 1 27 ^%で電気伝導度は 29 S Zcmであつた, 次いでこう して得られた精製レシチンについて原料と の比較において有機溶媒への溶解性を上記実施例 9の方 法に準じて調べた。 その結果を下記の表 6に示す。 [0136] 表 6 [0137] [0138] 実施例 [0139] 用意した卵黄レ シチン (P C : 77. 0%、 P E : 1 7. 5%、 中性脂質 : 4. 6%、 遊離ア ミ ノ酸 : 274 mg%. 金属イ オ ン : 346mg%、 電気伝導度 : 2 50 ^ S / cm ) l O O O gをク ロ 口ホルム - メ タ ノ ー ル - 水 ( 1 0 : 5 : 1 ) 5 Q 中に溶解させ、 得られた溶 液に DuoLite C-20 (H型) 50 mlと DuoLite A-101D (O H型) 1 5 Omlとを加えて 30分間攪拌混合したの ち使用したィォン交換樹脂を戸別し、 次いで用いた溶媒 を減圧下で完全に留去させ、 精製卵黄レシチン 980 g を得た。 この精製卵黄レ シチ ンの成分割合は、 P C : 77. 6 %、 P E : 1 6. 5%、 中性脂質 : 4. 8 %、 /JP87/00077 [0140] 24 [0141] 遊離ア ミ ノ酸 : 4 5 rag%、 金属イオン : 1 9 0 mg%で、 [0142] 電気伝導度は 28 S /cmであつた。 [0143] 次いでこう して得られた精製レシチンについて原料と [0144] の比較において有機溶媒への溶解性を上記実施例 9の方 [0145] 法に準じて調べた。 その結果を下記の表 7に示す。 [0146] 表 7 [0147] 産業上の利用可能性 [0148] 本発明の方法によって得られる卵黄レシチンは、 一態 [0149] 様において、 P E含量が極めて効果的にないしほとんど [0150] 含まない程度にまで減らされ相対的に P C含量が高めら [0151] れた、 しかも実質上不純物不含の卵黄レシチンであるの [0152] で、 このものの各種分野、 とりわけ医薬品および化粧品 [0153] の分野での利用拡大を図ることが期待できる。 [0154] また、 本発明の方法によつて得られる卵黄レシチンは [0155] 他の態様において、 P E含量はほぼ維持されたままの、 0077 [0156] 2 5 [0157] 即ちリ ン脂質組成は維持されたままの、 実質上不純物の [0158] み不含の卵黄レシチンであるので、 精製された一リ ン脂 [0159] 質材料と して各種分野での、 例えば乳化剤と しての利用 [0160] 拡大が期待される。 とりわけ、 従来、 粗卵黄レシチンか [0161] ら実質上完全に無機塩類、 遊離ア ミ ノ酸、 ポリペプチ ド [0162] 等の不純物を除去することが困難であり、 それ故通常の [0163] 有機溶媒への溶解性は良く なく その利用範囲が限定され [0164] ていた卵黄レシチンであるが、 本発明の方法により この [0165] ような不純物は実質上含まれておらず溶解性が一段と改 [0166] 良された卵黄レシチンが得られるので各種分野での一層 [0167] の利用拡大が図り うる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . 卵黄レシチンを極性溶媒又は極性溶媒と非極性 溶媒との混合物に溶解させ、 得られた溶液をィォン交換 樹脂に接触させた後この φ液から上記溶媒を留去するこ とを特徴とする Ρ Ε (ホスファチジルエタノールァ ミ ン) 含量が減らされた卵黄レシチンの製造法。 ' 2 . 出発原料の卵黄レシチンが、 主たる不純物と し て無機塩頹および遊離ァミ ノ酸を含む粗製卵黄レシチン あるいはその半精製卵黄レシチンであり、 溶媒留去後得 られる製品が Ρ Ε含量が減らされ、 かつ実質上該不純物 不含の卵黄レシチンである、 請求の範囲第 1項に記載の 製造法。 3 . 出発原料の卵黄レシチンが、 リ ン脂質と中性脂 質を主成分とするものである、 請求の範囲第 1項に記載 の製造法。 4 . 出発原料の卵黄レシチンが、 高リ ン脂質卵黄レ シチンである、 請求の範囲第 1項に記載の製造法。 - 5 . 卵黄レシチン原料中の Ρ Ε含量に対してイオン 交換樹脂を容量基準で 3倍以上用いる、 請求の範囲第 2 項乃至第 4項のいずれか一項に記載の製造法。 6 . イオン交換樹脂を容量基準で 4 . C!〜 4 0倍の 範囲で用いる、 特許請求の範囲第 5項に記載の製造法。 7 . 極性溶媒がメ タノール、 エタノール、 アセ ト ン、 ジクロロメ タ ンおよび水の中から選ばれる、 請求の範囲 第 1項乃至第 6項のいずれか一項に記載の製造法。 8 . 溶剤中の卵黄レシチンの濃度が 0 . 5〜 2 0 % ( v/v ) である、 請求の範囲第 1項乃至第 7項のいずれ か一項に記載の製造法。 9 . 主たる不純物として無機塩類および遊離ァ ミ ノ 酸を含む粗製卵黄レ シチ ンあるいはその半精製卵黄レシ チ ンを極性溶媒又は極性溶媒と非極性溶媒との混合物に 溶解させ、 得られた溶液をイオ ン交換樹脂に接触させた 後この溶液から上記溶媒を留去することを特徵とする実 質上不純物不含の卵黄レシチンの製造法。 1 0 . 粗製卵黄レシチンあるいはその半精製卵黄レ シチ ン原料に対してイオン交換樹脂を容量基準で 0 . 2 倍以 1:用いる、 請求の範囲第 9項に記載の製造法。 ' 1 1 . イオ ン交換樹脂を容量基準で、 0 . 3〜 3 . 0倍の範囲で用いる、 請求の範囲第 1 0項に記載の 製造法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 JPS62281884A|1987-12-07| JPH0544952B2|1993-07-07|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1987-08-13| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DK US | 1987-08-13| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB NL | 1987-10-08| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987901125 Country of ref document: EP | 1988-03-16| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1987901125 Country of ref document: EP | 1991-04-17| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1987901125 Country of ref document: EP |
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP61/27099||1986-02-10|| JP2709986||1986-02-10|| JP62/23242||1987-02-03||DE19873769407| DE3769407D1|1986-02-10|1987-02-06|Herstellung von eigelblecithin mit niedrigem gehalt an phosphatidyl-aethanolamin und/oder enthaltend keine unreinheiten.| DK532387A| DK172721B1|1986-02-10|1987-10-12|Fremgangsmåde til fremstilling af æggeblommelecithin i det væsentlige uden urenheder og om ønsket med reduceret phosphatidy| 相关专利
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