专利摘要:

公开号:WO1986002816A1
申请号:PCT/JP1985/000590
申请日:1985-10-22
公开日:1986-05-22
发明作者:Toshio Nakamura;Tadashi Tamura;Naomi Kimura;Susumu Urata
申请人:Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.;
IPC主号:A47J31-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] 電気コ一ヒ ー沸し器
[0004] 技術分野
[0005] 本発明は、 コー ヒー豆粉砕機能を有し、 かつコー ヒ ー粉に沸 騰した熱湯を滴下して美味 コ一ヒ ー液の抽出が自動的にでき る電気コー ヒ ー沸し器に関する ものである o
[0006] 背景技術
[0007] 従来、 コー ヒ一豆粉碎機能と ドリ ッ プ機能が一体とな り、 か つコー ヒー豆の粉砕後、 自動的に ドリ ッ プ機能に切換えられる 全自動式のコー ヒ ー沸し器と しては、 第 6図および第 8図に示 すよ う ¾構成のものが知られている 0 すなわち、 第 6図に示す 構成のコー ヒ ー沸し器は、 コー ヒ ー豆粉砕室と、 コー ヒ ー液を 抽出し、 かつ抽出液と残滓を分離する濾過室が一体となった容 器 1 を有し、 この容器 1 は内部に駆動モ ー タ 2に よ り回転駆動 されるカ ッ タ ー 3 を備え、 かつ底部に抽出液と残滓を分離する フ ィルタ ー 4を備えてお り 、 前記力 ッ タ 一 3 でコ ー ヒ ー豆を粉 砕した後、 水タ ンク 5に収納した水を逆止弁 を介してヒ ータ 7と一体に成形した水管 8へ導入し、 そして加熱するこ とによ 発生する蒸気 Eによつ て湯を押し上げて前記容器 1 の上方に 位置する吐出管 8 ' に導き、 この吐出管 8 ' よ 容器 1 内に湯 を注ぐことによ り コ ー ヒ ー液を得るものであ った o
[0008] しかしながら、 この構成においては、 コ ー ヒー豆の粉砕時、 カ ッ タ ー 3が高速回転して大きる遠心力を発生するため、 容器 1 の周壁に濾材を配置した場合、 この濾材がたちま ちの う ちに 破損することにな 、 したがって、 上記したよ うに濾材、 す わちフ ィ ル タ ー 4は比較的遠心力の影響を受けに く い容器 1 の 底面に配置しなければ ¾ ら¾い O またフ ィ ル タ ー 4の材質にお いても、 通常コー ヒ ー液の抽出に用いられる紙質ではコーヒー 豆の粉砕時に極めて容易に破損することになるため、 ステン レ ス線を用いた網目状のフ ィ ルタ ー 4が用いられているものであ o
[0009] 一般的に良質のコーヒー液を抽出するためには、 粉砕におい ては、 適度の粒度と、 微粉 ( 4 8 メ ッ シ ュ よ j 細かい粒度:) の 少ないことが条件であ ] 、 したがって抽出においては、 一度沸 騰させたお湯によ 9 2 〜 9 6での高温度で約 3 〜 4分間で抽 出を完了させる ことが条件となっている o お、 34分間で 抽出を完了するためには、 濾材の濾過能力が十分であることと、 高温の湯を注いでゴ ーヒ一粉を十分にふく らませてコ ー ヒ ー粉 自体に適度な濾過層を形成すること と、 濾過層を攬拌すること ¾ く、 静かに連続的に注湯する ことが決め手に ¾る o —方、 前 述した構成による粉碎では、 粉碎工学等に示される閉塞空間に おける高速粉砕状態とな !)、 極めて多くの微粉を発生する o ま た抽出においては、 フ ィ ル タ 一 4の濾過面積が狭いと と もに、 粉碎時においてコ一ヒ ー粉がフ ィ ル タ ー 4の目を詰ま らせると ともに、 多量の微粉がコー ヒ ー粒子間の空隙を埋めるため、 濾 過時間は極めて長く な 、 その結果、 通常 5杯分のコ ー ヒ ーを 抽出するのに了〜 1 2分要するものであった 0
[0010] また前述した加熱給湯シ ステ ムでは十分 昇温が期待できな いもので、 第 7図に示す給湯 , 抽出温度と時間の特性と るも • のである。 お、 この第 7図において、ィの曲線は給湯温度を示 し、 また口の曲線は抽出温度を示し、 さらにハは抽出時間を示す。 以上のよ うに、 第 6図に示したコ ー ヒ ー沸し器によ 抽出さ れたコ ー ヒ ー液は極めてまずく、 かつ微細 コ ー ヒ一粉が混入 5 して濁ったものと っていた。
[0011] 第 8図に示すコー ヒー沸し器は、 コー ヒー豆粉碎室 9 と、 コ — ヒー液を抽出し、 この抽出液と残滓を紙フ ィ ルタ 一等の濾材 によつて分離する濾過室 1 Oを独立して構成したもので、 前記 コ ーヒ一豆粉砕室 9には駆動モータ 1 1 によ j9回転駆動された t o カ ッ ター 1 2を収納し、 かつコ ー ヒ一豆粉砕室 9の周壁の一部 に、 粉砕したコーヒ ー粉を排出させる多孔部 1 3を備え、 そし て移送管 1 4によ!)多孔部 1 3 と濾過室 1 Oとを連通させてい るもので、 コ ー ヒー豆粉砕室 9内でコ ー ヒー豆が適度の粒度に 粉砕されると、 それは順次多孔部 1 3 よ ] 濾過室 1 Oに内設さ 1 5 れた濾材 1 5上へ排出されるもので、 この排出が完了すると、' 第 6図で示した従来例と同様の原理でコ ー ヒ ー液の抽出を行な う ものであった。
[0012] 上記第 8図に示す構成.においては、 第 6図で示した従来例に おける粉砕時の微粉発生、 濾材の濾過能力については改善が見 0 られるが、 抽出における給湯温度および抽出時間は同様の問題 を有しているとともに、 使用時の操作性においても、 極めて大 き 問題を有している。 通常コ ー ヒー豆には多く の油脂分が含 まれてお ]9、 粉砕したコ ー ヒ ー粉は粘着性を帯びる。 したがつ て、 コーヒー豆粉砕室 9で粉砕された豆はすべて濾過室1 Oへ 5 排出されず、 移送管 1 4の内壁に一部付着して残る。 次に抽出 • する場合、 発生する湯気が移送管 1 4内へ侵入して結露するこ とによ ])、 付着したコ ー ヒ ー粉は容易に離脱せず、 そしてコ ー ヒ ー豆の粉碎、 コ ー ヒ ー液の抽出を繰])返しているうちに移送 管 1 4が目詰ま ]9 して排出機能を停止してしま う ものである。
[0013] 5 この問題を解消するためには、 使用の都度、 コ ー ヒー豆粉碎室
[0014] 9を取外して洗浄する必要があるが、 この場合、 忘れることも 頻繁であ ] 、 また洗浄する部品数も多いため、 非常に手間を要 するものであった。 さらに粉碎されたコーヒー粉は高速で排出 されるため、 一度濾過室 1 O内に配設された濾材 1 5に導出さ l O れても、 反発 , 飛散して、 一部のコ―ヒ—粉が濾材 1 5 と濾過 室 1 oとの隙間へ侵入し、 コーヒー液の抽出時において、 抽出 液にコ ー ヒ一粉が混入する等の多くの問題点を有していた。 発明の開示
[0015] 本発明の電気コー ヒ ー沸し器は、 本体内に装備した駆動モ ー
[0016] 1 5 タ一によ j9回転駆動されるカッ ターを備えた原料粉砕室と、 こ の原料粉碎室に連通するよ うに並設された濾過室と、' 水を収納 するタンク と、 このタ ンク内から導入された水を加熱する加熱 部と、 この加熱部で加熱された湯をタンク側への循環あるいは 濾過室側への給湯に切換える切換装量とよ ]9 ] 、 前記切換装 0 置は、 前記タ ンク内の水がタ ンクから加熱部と切換装置を通つ て再びタンクに戻るという循環作用によって、 タンク内の湯温 が沸騰温度に達すると、 その湯温を感知して作動する熱応動部 材によ ])、 タンク側への循環から濾過室側への給湯に切換える よ うに構成したも ので、 この構成によ ]9、 給湯温度はタンク側
[0017] 25 への循環から濾過室側への給湯に切換えられた時点においては すでにタ ン ク内の湯温が昇温しているため、 容易に沸騰温度に 達し、 かつ短時間で濾過室への給湯が終了することにな 、 そ の結果、 香 が高く 、 かつコ ー ヒ ー本来の持味を有する高品質 のコー ヒ ー液を得ることができるものである o
[0018] 図面の簡単な説明
[0019] 第 1 図は本発明の一実施例を示す電気コ一ヒ ー沸し器の斜視 図、 第 2図は同コー ヒ ー沸し器の分解斜視図、 第 3図は同コー ヒ ー沸し器の縦断面図、 第 4図は同コー ヒ ー沸し器の要部拡大 断面図、 第 5図 aは同コ ー ヒ ー沸し器における循環操作時のコ 一ヒ ーの抽出温度と時間特性図、 第 5図 bは循環しない時のコ 一ヒーの抽出温度と時間特性図、 第 6図はコ ー ヒー豆粉砕室と 濾過室を一体化した従来の全自動式電気コ一ヒ ー沸し器の側断 面図、 第 7図は第 6図のコ ー ヒ ー沸し器の抽出温度と時間特性 図、 第 8図はコ ー ヒー豆粉砕室と濾過室を並設した従来の全自 動式電気コ ー ヒ ー沸し器の側断面図である o
[0020] 発明を実施するための最良の形態
[0021] 以下、 本発明の一実施例を添付図面に-も とづいて説明する O 第 1 図〜第 4図において、 2 1 は粉砕濾過容器で、 この粉砕濾 過容器 2 1 は、 駆動モータ 2 2によ 回転駆動されるカ ッ タ ー 2 3を内蔵した略円筒型の原料粉砕室 2 4 と、 この原料粉砕室 2 4で粉砕されたコ ー ヒー豆を収容し、 かつ抽出する濾過室 2 5を並設して一体に成形すると ともに、 原料粉砕室 2 4 と濾 過室 2 5は原料粉砕室 2 4.の周壁の一部に設けた多孔部 2 6を 介して連通している o また前記原料粉砕室 2 4の底部 2 ァはす 鉢状に形成する とと もに、 多孔部 2 6を原料粉砕室 2 4の周 壁が描く 円を切るよ うに配設することによ ] 、 コーヒ ー豆の粉 砕時には、 コー ヒー豆が適度に攪拌されて均一に粉砕される と ともに、 多孔部 2 6を通過する粒度になる とただちに濾過室 2 Sへ排出される 0 また濾過室 2 5は多孔部 2 6の下縁に接す る高さ よ D環状に断面が略三角状のリ ブ 2 8を設けることによ ]9、 紙質の濾林 2 9を配設した場合に、 粉砕され、 かつ棑出さ れるコ ー ヒ一粉が濾材 2 9 と濾過室 2 5の隙間に侵入しにく い よ うに している o さ らに濾過室 2 5の底部には第 2のフ ィ ルタ — 3 Oを設けることによ U 、 濾材 2 9 と礞過室 2 Sの隙間から 侵入するコ ー ヒ ー粉がコ ー ヒ ー液に混人するのを阻止している なお、 前記濾材と しては、 紙質の濾材 2 9の他に、 金属または 樹脂よ ]3 ¾る網目状の濾材 3 1 も併用することができる o
[0022] 3 2は粉砕濾過容器2 1 の蓋で、 この蓋3 2は原料粉砕室 2 4.の上方に位置する部分に傾斜面 3 3を有する ドー ム状の突 出部 3 4を形成し、 かつ濾過室 2 5の上方に位置する部分に、 給湯時、 湯を拡散するための湯受部 3 5 と湯気を排出する孔 3 6を形成している o 3 7はコー ヒ ー沸し器本体で、 この ー ヒ一沸し器本体 3ァは左脚部 3 Sに駆動モ ー タ 2 2 と、 この駆 動モータ 2 2の作動時間を制御し、 かつ作動終了後に通電を駆 動モータ 2 2から後述するヒ ータ 3 9へ切換える時限装置( タ ィ ム ス ィ ッ チ ) 4 Oを収納し、 かつ右脚部 4 1 には水を収納す るタ ンク 4 2を形成している 0 このタ ンク 4 2は底部に設けた 逆止弁 4 3を介してヒ ー タ 3 9 と一体に成形された水管 4· 4に 接続される o また前記コー ヒ ー弗し器本体 3 7の中央部はコ— ヒ ー受容器 4 Sを収納するための空間と なってお!)、 前記左右 の脚部 3 8 , 4 1 を連結する上橋部には傾斜面 4 6を形成して、 コー ヒ ー受容器 4 5の脱着を容易にすると ともに、 コー ヒ ー受 容器 4 5に溜まるコ ー ヒ 一から発生する湯気の露結防止 ¾行¾ つている。 また前記原料粉砕室 2 4と礞過室 2 5を一体に形成 した粉砕濾過容器 2 1 は、 コー ヒ ー沸し器本体 3 ァに対し着脱 自在に装備される よ うにしている O
[0023] 6 は切換装置で耐熱性を有する合成樹脂で形成された出湯 受室 4 7 と湯ガイ ド 5 5 とによ 構成されてお] 、 前記出湯受 室 4 7は、 上面部 4 8に略円筒状の垂下部 4 9と、 その外周部 に位置する蒸気放出孔 5 Oを有し、 かつ底面部 5 1 には、 一端 を上面に向って開口 し、 かつ他端を水管 4 4に接続した吐出口 5 2 と、 棑湯口 5 3を有し、 吐出蒸気圧を減 Eする ものである 0 また前記湯ガイ ド 5 5は、 排湯口 5 3の下方に位置して、 コ ー ヒ ー沸し器本体 3 7に回動自在に軸支され、 かつキッ クばね
[0024] 5 4によ 常時、 濾過室 2 5の方向、 すなわち矢印 A方向へ付 勢され、 排湯口 5 3 よ 流出する湯をタ ンク 4 2側あるいは濾 過室 2 5側のいずれかへ開口部 6 1 を介して選択的に導 く もの である。 そしてまた前記湯ガイ ド 5 5には切欠き部 5 6を設け ている o
[0025] 5 7はタ ンク 4 2の底部近傍に配設した熱応動部材で、 この 熱応動部材 5 7は形状記憶合金からる 、 前記タ ンク 4 2内の 水湯が低いと きは、 バイ ア スばね 5 8の伸張 £に屈して E縮状 態となつ ているが、 水温が形状記憶温度に ¾る と、 形状記憶合 金 5 7は伸張し、 フ ッ ク 5 9を一体に形成した口 ッ ド 6 Oを矢- 印 B方向へ押し下げるものである 0 お、 この形状記憶合金 5 ァは N i—T i 合金よ ] な!)、 高不銹性を有し、 かつ無害性で ある。 前記ロ ッ ド 6 0のフ ッ ク S 9は、 湯ガイ ド 5 5の開口端 6 Λ がタ ンク 4 2側に臨む位置で、 湯ガイ ド 5 5 の切欠き部 6 6に係合して係止する o また口 ッ ド 6 Oの一端は突出してお j 、 この突出部 6 2を押すことによ ] 、 前記ロ ッ ド 6 Oのフ ッ ク 5 9と湯ガイ ド 5 5 の切欠き部 5 6との係合を随時解除する ことができる。 6 3はコ ー ヒ ー沸し器本体3 7の蓋で、 この蓋 6 3はほこ 等が器具本体内に侵入するのを防止する役目をな す o
[0026] 上記構成において、 次にその動作を説明する o まず蓋 6 3を 開放し、 湯ガイ ド 5 5の開口端 6 1 をタ ンク 4 2側に保持した 後、 粉砕濾過容器 2 1 の蓋 3 2を開放し、 所要量のコ ー ヒ ー豆 ¾原料粉碎室 2 4に入れ、 かつ濾材 2 9を濾過室 2 Sの側壁に fH、う よ うに装着すると と もに、 タ ンク 2に所要量の水を供給 して蓋 3 2 と 6 3を閉じる o 次にタ イ ムス ィ ツ チ 4 0を所定の 時間に設定した後、 通電を開始する と、 駆動モ ータ 2 2が作動 し、 コー ヒー豆の粉砕を行な う o そして粉砕されたコー ヒー豆 は順次多孔部 2 6を通じて濾過室 2 5へ排出されるひ この排出 が完了する と、 駆動モー タ 2 2は停止し、 ヒ ー タ 3 9へ通電が 切換えられる o このヒータ 3 9へ通電されると、 水管 4 4·-に充 塡された水は加熱されて、 やがて局部的に沸騰を始める o この とき、 水管 4 4に充塡された水は、 沸縢 Eによ 、 タ ンク 4 2 側には逆止弁 4 3の存在によ り逆流することな く、 吐出口 5 2 を通じて出湯受室 4 7へ噴出する力 この噴出 E:は ·垂下部 9 にて弱められ、 かつ蒸気と #とに分離され、 湯は棑湯口 を 通じて湯ガイ ド 5 5に滴下し、 再びタ ンク 4 2へ還流されると と もに、 カルキ等の不要成分を蒸気と と もに、 蒸気排出孔 5 0 から排出させる o この動作が連続的に繰 ]9返される と、 タンク
[0027] 4 2内の水温は次第に上昇する o 当初吐出口 5 2から噴出され る湯温は 8 0〜 9 Oでである力 タ ンク 4 2内の水温上昇に伴 い、 吐出口 5 2から噴出される湯温も上昇し、 やがて 1 O 0°C 近くの沸騰状態となる o この時のタンク 4 2内の水温が形状記 憶合金 5 7の記憶温度に昇温すると、 この形状記憶合金 5 7が バイ アスばね 5 8の力に抗して伸張し、 口 ッ ド 6 Oを下方に動 かす。 これによ 、 ロ ッ ド 6 0のフ ック 5 9 と湯ガイ ド 5 5の 切欠き部 5 6 との係合が解除され、 その結果、 湯ガイ ド 5 5は キッ クばね 4の付勢力によ J9回動し、 その開口端 6 1 は濾過 室 2 5の上方に位置する o これによ ]3、 1 0 0 °Cに加熱された 湯は湯受部 3 4によ 分散されてコー ヒ—粉上に滴下される。 また湯がタ ンク 4 2 と水管 4 4を循環している初期においては、 水管 4 4内で起こる沸騰は断続的な沸騰であるため、 吐出口
[0028] 5 2からは間欠的に温度の低い湯が噴出するが、 連続的な沸騰 状態になると、 吐出口 5 2からは連続的に極めて多量に 1 O O °Cの湯を噴出する o したがつて濾過室 2 5には高温の湯が連続 的に供給される ことに ¾る o
[0029] 第 5図 aは前述した動作にも とづく吐出口 5 2から噴出する 湯温と、 タ ンク 4 2内の水温および濾過室 2 5内の抽出温度の. 時間変化を示したものであ 、 また第 5図 bは湯を循環させず にコ ―ヒ—の抽出を行な つ-た場合のそれ-それの温度の時間変化 を示したものである o ' 湯を循環させた後、 コー ヒーの抽出を行な う場合は、 第 5図 aに示すよ うに、 コ ー ヒーができ上がるまでに要する時間が長 く ¾る力 、 あらかじめ手動にょ 、 ロッ ド 6 0の突出部 6 2を 押し下げて、 ロ ッ ド 6 Oのフ ック 5 9 と湯ガィ ド 5 5の切欠き
[0030] 5 部 5 6 との係合を解除し、 その状態で通電を行な う と、 従来通 D の時間でコー ヒ ーを抽出させることができる o
[0031] 産業上の利用可能性
[0032] 上記実施例から明らかな よ うに、 本発明の電気コ一ヒ ー沸し 器は、 本体内に装備した駆動モーターによ ] 回転駆動される力 i o ッ ターを備えた原料粉砕室と、 この原料粉砕室に連通する よ う に並設された濾過室と水を収納するタンク と、 このタンク内力 ら導入された水を加熱する加熟部と、 この加熱部で加熱された 湯をタンク側への循環あるいは濾過室側の給湯に切換える切換 装置とよ ] な !)、 前記切換装置は、 前記タ ンク内の水がタ ンク
[0033] 1 5 から加熱部と切換装置を通つて再びタンクに戻る という循環作 用によ って、 タ ンク内の湯温が沸騰温度に達すると、 その湯温 を感知して作動する熱応動部材によ ] 、 タ ンク側への循環から 濾過室側への給湯に切換える よ うに搆成 したもので、 コーヒー 豆の粉碎においては、 コ ー ヒー豆が原料粉砕室の一部に設けた 0 多孔部を通過する粒度に粉砕されると、 順次多孔部を介して濾. 過室内に排出されるため、 繰 返し粉砕されることな く、 粒度 が一定になるとと もに、 微粉の発生も非常に少な く なる O
[0034] またコ ー ヒーの抽出において、 蒸気 Eが除去された高温の湯 を静かに注ぐことによ ]9、 粉砕されたコー ヒ —豆が攪拌されず 5 に、 十分にふ く らむため、 濾過性を向上させることができ、 そ の結果、 コー ヒ ー粉に含まれる可溶成分の抽出効率を向上させ ることができる o また短時間に所要量の給湯が連続的にできる こととあわせ、 理想的 ¾コー ヒーの抽出条件、 すなわち適正粒 度のコ ー ヒ ー粉が得られると と もに、 粉碎後、 ただちに一度沸 騰させ、 カルキ等の不要成分を除去した湯を用いて 9 2〜 9 6 °Cでコー ヒ ーを抽出し、 3 〜 4分で抽出を完了させることがで きるため、 従来の電気コ ー ヒ ー沸し器では得ることができなか つた香 ] が高 く、 かつコ ー ヒ ー本来の持味を有する高品質のコ 一ヒ ーを得ることができる O
[0035] さ らに本発明においては、 所定時間経過後に、 カ ッ タ ーを回 転駆動させる駆動モ ータへの通電から加熱部への通電に切換え る時限装置を備えているため、 使用者は時限装置 ¾セ ッ トする だけで、 コ ー ヒ ー豆の粉砕からコ ー ヒ ーの抽出までを自動的に 行な う ことができ、' かつ原料粉砕室と濾過室を一体に形成し、 これらを本体に着脱可能に構成しているため、 操作性および後 始末等の手入れ性も高めることができる o
[0036] また本発明によれば、 熱応動部材が湯ガイ ドの係止を解除し、 濾過室側へ給湯を切換える構成であるため、 その構成はきわめ て簡単であ 、 ひいては、 コ ス ト的にも安価にして信頼性の高 い動作を得ることができる o しかも熱応動部材を形状記憶合金 で構成しているため、 腐蝕すること ¾ く 、 かつ動作の耐久性に も富むものを得ることができ、 さ らに湯ガイ ドの係止は手動で 任意に解除することができるため、 コー ヒ ー液ができ上がるま での時間も短縮する ことができるものである o
权利要求:
Claims• 請 求 の 範 囲
1 . 本体内に装備した駆動モータ ーによ ]3回転駆動されるカツ タ ーを備えた原料粉砕室と、 この原料粉砕室に連通する よ うに 並設された礞過室と、 水を収納するタ ンク と、 このタ ンク内か ら導入された水を加熱する加熱部と、 この加熱部で加熱された 湯をタ ンク側への循環あるいは濾過室側への給湯に切換える切 換装置と よ な ] 、 前記切換装置は、 前記タ ンク内の水がタ ン クから加熱部と切換装置を通つて再びタ ンク に戻るという循環 作用によ って、 タ ンク内の湯温が沸騰温度に達すると、 その湯 温を感知して作動する熱応動部材によ ])、 タ ンク側への循環か - ら礞過室側への給湯に切換える よ うに構成した電気コ ー ヒ ー沸 し 0
2 . 請求の範囲第 1 項において、 前記熱応動部材を形状記憶合 金で構成したことを特徴とする電気コ一 ヒ ー沸 し器 o
3 . 請求の範囲第 1 項において、 前記原料粉砕室と濾過室との 連通は、 原料粉砕室の一部に設けた多孔部を介して連通させた ことを特徴とする電気コ ー ヒ ー沸し器 o
4· . 請求の範囲第 1 項において、 前記駆動モーターと加熱部の 通電制御は、 所定時間経過後に駆動モー タ 一への通電から加熱 部への通電に切換える時限装置で行 う よ うにしたことを特徴 とする電気コ 一 ヒ ー沸し器。
5 . 請求の範囲第 1 項において、 前記原料粉砕室と濾過室を一 体に形成し、 これらを本体に着脱自在に装備したこと ¾特徴と する電気コー ヒ ー沸し器 o
6 . 請求の範囲第 1 項において、 前記切換装置は、 一端を逆止 ' 弁を介してタ ンクの底部に連通させた水管の他端を臨ませ、 か つ蒸気放出孔と排湯口を有する出湯受室と、 この出湯受室の排 湯口の下方に位置し、 かつ開口端がタンク側と濾過室側へ自在 に移動する湯ガイ ドとによ ])構成したことを特徴とする電気コ 一ヒー沸し器。
ァ - 請求の範囲第 6項において、 前記湯ガイ ドは、 タ ンク内の 水がタンクから加熱部と湯ガイ ド¾通って再びタ ンクに戻る と いう循環作用によ って、 タ ン ク内の湯温が沸騰温度に達した場 合に、 その湯温を感知して作動する熱応動部材によ iP移動させ る よ うにしたことを特徵とする電気コ ーヒー沸し器 o
8 . 請求の範囲第 6項において、 前記湯ガイ ド¾手動によ ] 任 意に移動可能に構成したことを特徴とする電気コーヒー沸 し器 o
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1986-10-30| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3590586 Country of ref document: DE Date of ref document: 19861030 |
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