![]() Rod type cosmetic material holding and handling container
专利摘要:
公开号:WO1986002812A1 申请号:PCT/JP1985/000621 申请日:1985-11-08 公开日:1986-05-22 发明作者:Hideki Ishibashi 申请人:Kabushiki Kaisha Nasco; IPC主号:A45D40-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 棒状化粧料を収容し取扱うための容器 [0003] 〔技術分野〕 [0004] 本発明は棒口紅の様な棒伏化粧料を収容し取扱うための容 器に関する。 [0005] 〔背景技術〕 [0006] 典型的な棒口紅容器はキャ ップを嵌合可能な外筒を備えて おり、 この外筒の内側面にはらせん状の条溝が設けてある。 この外筒の内側には軸方向スロ ッ トを備えた中筒が相対回転 可能に揷入され、 更にこの中筒の内側に紅皿または中皿と称 する捧口紅ホルダーが移動自在に配置される。 このホルダー は固形状の棒口紅を保持するもので、 ホルダーには半径方向 外向きに突出したピンまたはボスが設けてある。 ホルダ -の ピンは中筒の軸方向スロ ッ トを貫通して延長し、 外筒のらせ ん状条溝に係合している。 中筒は外筒から下方に突出してお り、 そこには底蓋またはハカマと称する操作部材が固定され る。 使用に際しては、 先ずキャ ップを外し、 一方の手で外筒 を把持し、 他方の手で操作部材をいずれかの方向に捻回する と、 操作部材と一体の中筒が回転し、 中筒の軸方向ス ロ ッ ト に係合したピ ンを介してホルダーを回転させる。 ホルダーの ピンの先端は外筒のらせん状条溝に係入しているので、 ホル ダ一の回転に伴いホルダーはねじ運動を行い、 棒口紅を外筒 から押出しまたは外筒内に退却させる。 この種の棒口紅容器には種々の不便がある。 即ち、 棒口紅 を綠出しまたは引込めるためには容器を両手で操作しなけれ ばならない。 また、 ホルダーにねじ運動を行わせるため容器 の構成部材は回転運動させねばならないので、 構成部材の形 状は必然的に基本的に円筒形にしなければならない。 その結 果、 棒口紅の断面形状は円形に制限される。 更に、 ホルダー のピンは外筒のらせん状条溝に係合しており、 ホルダーを外 筒から取外すことはできないので、 使用者の意志に応じて棒 口紅を入れ替えたり新品と交換することができないという難 点がある。 これは棒口紅が尽きた時や使用者の好みが変った 時に棒口紅容器を 「使い捨て」 にしなければならないことを 意味するもので、 高価な材料を用いかつ高価な装飾を施すこ とを不可能にしている。 化粧品の容器が時として婦人のァク セサ リ ーないし装飾品としての機能を兼ね備えている こ とを 考慮すると、 中身だけを自由に入れ替えまたは交換すること の可能な棒口紅容器が永年来要望されている。 [0007] 〔発明の開示〕 [0008] 本発明の目的は、 片手だけで操作することができ、 ワ ンタ ッチで棒状化粧料を取扱う ことの可能な俸状化粧料取扱い容 器を提供することである。 [0009] 本発明の他の目的は、 棒状化粧料の断面形状を自由にデザ ィ ンすることを可能にし、 任意の断面形状を持った棒状化粧 料を収容し取扱う ことの可能な棒状化粧料容器を提供するこ とである。 本発明の更に他の目的は、 複数種類の棒状化粧料を自由に 入れ替えて使用することの可能な棒状化粧料容器を提供する こ とである。 [0010] 本発明の他の目的は、 棒状化粧料が消費された時に新品と 交換するこ とが可能で、 長期間にわたって使用可能で、 装飾 品ないしプレスティ ージと しての価値を付加する こ との可能 な棒状化粧料容器を提供するこ とである。 [0011] 本発明の他の百钓は、 部品点数が少な く 、 安価に製造可能 な棒状化粧料容器を提供するこ とである。 [0012] 本発明の棒状化粧料容器は、 少な く とも一端が開口した細 長い軸方向穴を備えたケースを包含して成る。 このケースの 軸方向穴内には棒状化粧料が装塡される。 この棒状化粧料は 永久磁石片を一体的に備えた可動ホルダーに担持され、 この 可動ホルダーはケースの軸方向穴内で摺動自在である。 ケー スの外側には指で操作可能な操作部材が摺動自在に係合する この操作部材には第 2 の永久磁石片が一体的に設けてある。 可動ホルダ一の永久磁石片と操作部材の永久磁石片とは互い に反対極性となる関係で配置してあり、 ケースの壁を介して 互いに磁気的に結合し、 互いに吸引し合う。 従って、 ケース 外側の操作部材を指で移動させると、 ケース内側の可動ホル ダ一がこれに牽引されて追従運動し、 棒状化粧料はケー スか ら出入りする。 [0013] 従って、 この容器は片手だけで操作することができ、 操作 部材は 1本の指 (例えば親指) だけで移勛させることができ る。 2 つの永久磁石片は互いに吸引し合うので、 可動ホルダー には、 操作部材に向って、 ケース軸方向の成分の磁気的吸引 力とケースの壁に垂直な半径方向の成分の吸引力とが作用す る。 軸方向成分は可動ホルダーを操作部材に向ってケース軸 方向に弾力的に付勢する。 永久磁石片の材料および寸法を適 宜選択することにより、 軸方向付勢力を十分に大き く し、 通 常の使用時に棒状化粧料に加わる力に抗して棒状化粧料を所 定位置に保持する様にするこ とができる。 半径方向成分は可 動ホルダ—の表面とケース壁面との間に或る程度の摩擦力を 生じさせる。 これがまた、 棒状化粧料が意に反してシフ 卜す るのを防止する。 棒状化粧料は弾力的に保持されるので、 ソ フ トタ ツチの使い心地を実現する こ とができる。 [0014] 磁気的吸引力に打克つて可動ホルダーを操作部材から強制 的に引離すことに.より、 棒状化粧料と可動ホルダーとから成 るカー ト リ ツ ジを簡単にケースから取外すこ とができる。 従 つて、 色や性質の異なる別のカー ト リ ッジと交換したり、 新 たなカ ー ト リ ッ ジを装璦する こ とが極めて容易にできる。 本発明の棒状化粧料容器においては、 ケース軸方向の並進 操作のみによつて棒状化粧料をケースから出入り させること ができる。 操作は回転運動を伴わないので、 容器構成部材を 円筒形にする必要がない。 従って、 容器および棒状化粧料の デザィ ンは自由に設計することができる。 [0015] また、 徒来のねじ運動を利用した容器においては、 化粧料 を適用する時の圧力によりホルダーのピンがらせん条溝に沿 つて移動するので、 中間的な位置に棒口紅を保持するこ とが 困難であった。 このため'、 常に最大突出位置まで棒口紅を突 岀させるこ とが必要であり、 棒口紅が新品の場合には突出量 が過大となっていた。 本発明の棒状化粧料容器においては、 操作部材はケース軸方向の任意の位置に停止させるこ とが可 能であるので、 棒状化粧料の突出量は意に応じ自由に調節す ることができる。 [0016] 本発明はまた、 前述した容器に使用するための棒状化粧料 交換力ー ト リ ツ ジならびに力ー ト リ ツジ収納箱を提供するも のである。 [0017] 本発明の他'の目的、 搆成上の特徵、 ならびに種 の利点は 実施例の記載に従い以下に明らかにする。 [0018] 〔図面の簡単な説明〕 [0019] 第 1 図は本発明の棒状化粧料容器の第 1 実施例の分解斜視 図、 第 2図は上キャ ップを外して示した第 1実施例の斜視図 で第 2図 )は棒状化粧料が使用位置にあり第 2図 (¾)は退却位 置にあるところを示し、 第 3図は第 2実施例の分解斜視図、 第 4図は第 2実施例の斜視図で第 4図 (a)は棒状化粧料が使用 位置にあり第 4図 Wは退却位置にあるところを示し、 第 5図 (a)から第 5図 (c)は断面形状の変化形を示し、 第 6図は第 3実 施例の分解斜視図、 第 7図は第 3実施例の斜視図で第 7図 (a) は棒状化粧料の使用位置をそして第 7図 (b)は退却位置を示し 第 8図および第 9図は、夫々、 第 4実施例の分解斜視図および 斜視図、 第 1 0図および第 1 1図は、 夫々、 本発明の交換力 一 ト リ 'ン ジの分解斜視図および斜視図、 第 1 2図および第 1 3図は、 夫々、 本発明の交換カー ト リ ッジ収納箱の分解钭 視図および斜視図である。 [0020] 〔究明を実施するための最良の形態〕 [0021] 次に、 添付図面を参照して本究明の好適な実施例を説明す る。 異なる図面において共通する構成部材は同一または類似 の参照番号で示し、 重複説明は省略するこ ととする。 [0022] 第 1図および第 2図は棒口紅容器として構成された本発明 の棒状化粧料容器の実施例を示す。 この実施例では、 棒口紅 容器 1 0 は、 ケース 1 2 と、 可動ホルダ— 1 4 と、 操作部材 1 6 と、 上キャ ップ 1 8 とで構成される。 ケース 1 2 は中空 円筒形の胴部 2 0 と有底筒形の下キヤ ップ 2 2 とで構成され る。 胴部 2 0 は円柱形の軸方向貫通孔 2 4を有する。 下キャ ップ 2 2 は円柱形.ボアを有し、 この中に胴部 2 0 の下端が圧 入され確実に係留される。 図示した様に、 下キャ ップ 2 2 の 外側横断輪郭部は卵形である。 [0023] 稱部 2 0 の貫通孔 2 4内には棒口紅 2 6を保持した可動ホ ルダー 1 4が摺勣自在に揷入される。 可動ホルダー 1 4 は有 底円筒形であり、 その外側円筒面と胴部 2 0 の貫通孔 2 4 と の間には僅かな半径方向ク リ アラ ンスが確保されている。 ホ ルダ一 1 4の空所内には棒口紅 2 6 の下端が揷入してあり、 ホルダー 1 4は棒口紅を確実に保持している。 可動ホルダ一 1 4には凹み 2 8 が設けてあり、 この凹み 2 8内に永久磁石 片 3 0が圧入、 接着、その他の手段により強固に固定してある 永久磁石片 3 0 としては安価に入手可能なフェ ライ ト系磁石 を使用する こ とができ る。 稀土類コ バル ト系磁石、 例えばサ マリ ゥムコバル ト磁石の様な強力な磁石も使用可能であるが. 间 ft ぁ [0024] 胴部 2 0 の外面には浅い軸方向溝 3 2 が形成してある。 こ の溝 3 2 は操作部材 1 6 を軸方向に案内する手段を構成する と共に、 その轴方向ス ト ロークを規制する ものである。 操作 部材 1 6 はこの実施例ではボタ ン (以下、 操作ボタ ンとも言 う ) の形に形成してあり 、 その内側中央には永久磁石片 3 0 と同様の永久磁石片 3 4がー体的に固定してある。 これらの 磁石 30 , 34はその極性が反対となる様に位置決めする。 永久 磁石片 3 4 は操作ボタ ン 1 6 の内側面より若干内側に突出し 溝 3 2 内に孫合している。 溝 3 2 の幅は永久磁石片 3 4 の直 径より僅かに大き く 、 永久磁石片 3 4 を溝 3 2 内に摺動自在 に受容し得る様になつている。 これに対し、 操作ボタ ン 1 6 の幅は溝 3 2 の幅より十分大き く し、 操作ボタ ン i 6.を操作 する際にその内側面が胴部 2 0 の外周面と摺接する様にする こ とができる。 操作ボタ ン 1 6 は胴部 2 0 の外周面より突出 しているので、 容易に指で摸作でき る。 [0025] 上キャ ッ プ 1 8 は卵形の外側横断面輪郭を有し、 胴部 2 0 に嵌合した時に上キ ャ ッ プ 1 8 の外周面と下キ ャ ッ プ 2 2 の 外周面とがピ ソ タ リ と整合する様になつている。 上キヤ .ン プ 1 8 の内側横断面輪郭 (図示せず) も同様に卵形にしてある 従って、 胴部 2 0 から突出した操作ボタ ン 1 6 に干渉する こ とな く 、 上キ ャ ップ 1 8 を被せる こ とができ る。 当業者に明 らかな如く 、 上キャ ッ プ 1 8 の内周面に円形又 軸方向のェ ンボスを設け、 上キ ャ ッ プ 1 8を胴部 2 0 に確実に但し円滑 に嵌合させることができる。 [0026] 第 2図 (a)は操作ボタ ン 1 6を押し上げて、 棒口紅 2 6を最 大突出位置に持来したところを示し、 第 2図 (b)はボタ ン 1 6 を押し下げて棒口紅 2 6をケース内に退却させたところを示 す。 いずれの位置においても、 操作部材 1 6 の永久磁石片 3 と可動ホルダー 1 4 の永久磁石片 3 0 とは胴部 2 0 の壁 を挾んで強固に磁気的に結合しており、 操作部材 1 6 はケー ス胴部 2 0 に向って吸引されてそこに付着している一方、 可 動ホルダー 1 4は操作部材 1 6 に相対峙する位置に弾力的に 保持されている。 通常の使用条件においては、 口紅を唇に適 用する場合に可動ホルダー 1 4が受ける軸方向ス ラス トは通 常約 200 g程度、 多 く て約 300 gであり、 紅筆を使用する場 合は 1 00 g以下で.ある。 磁石 30 , 34の材料および寸法を適当 に定めることにより、 この様な軸方向スラス トに抗して棒口 紅 2 6を所望位置に磁力により保持することができる。 今日 入手可能な安価なフユライ トを用いる場合には、 永久磁石片 30 , 34の寸法は、 直径約 5 « 、 厚さ約 2 ™で十分であると考 えられる。 使用位置にあっては、 可 iホルダ一 1 4は操作部 材に対し弾力的に保持されており、 棒口紅 2 6への押圧力が 増加すると棒口紅 2 6 は弾力的に退却し、 押圧力を除く と元 の位置に復帰する。 従って、 唇への圧接が比較的ソフ トなタ ツチとなるという利点がある。 操作部材 1 6 は摩擦によりケ 一ス胴部 2 0上に停止しているので、 通常の使用条件では、 棒口紅へのスラス トが磁気結合を介して操作部材 1 6 に作用 しても操作部材 1 6 がシフ トする こ とは無いであろう。 しか し、 親指で操作部材 1 6 を押え付ければ、 よ り確実にシフ ト を防止する こ とができよう。 [0027] 溝 3 2 に沿つて親指で操作部材 1 6 を移動させれば、 磁気 的吸引力により 可動ホルダー 1 4 はこれに追従して軸方向に 移動する。 操作部材 1 6 、 可動ホルダー 1 4 、 棒口紅 2 6 は 任意の中間的位置に停止させる こ とができ、 その位置で使用 する こ とができる。 従って、 棒口紅の突出量は任意に調節可 能である。 [0028] 棒口紅 2 6 と可動ホルダー 1 4 (永久磁石片 3 0 も含む) との組立体 (本明轭書ではこれをカ ー ト リ ッ ジと定義する) の交換は次の様に行う。 即ち、 第 2 図 (a)の位置に操作部材 1 6 、 可動ホルダー 1 4、 棒口紅 2 6 を持来し、 ホルダ一 1 4 を把持してこれを強引すれば、 カ ー ト リ ッ ジは容易に他 の種類の力一 ト リ ッ ジ又は新品と交換する こ とができ る。 或 いは、 胴部 2 0 を下キ ャ ッ プ 2 2 から引き抜き、 棒 Π紅 2 6 を上から下に押し出すこ と も可能である。 カ ー ト リ ッ ジを引 き抜いた時には、 操作部材 1 6 の磁石 3 は磁気結合の相手 を失う ので、 操作部材 1 6 がケー ス 1 2 から脱落する惧れが ある。 これを防ぐためには、 胴部 2 0 の全体、 も し く は少な く と も溝 3 2 の領域の壁を強磁性材料のよう な磁化率の高い 磁性材料で形成し、 この磁性材料が永久磁石片の磁場により 磁化されて操作部材 1 6 を吸引する様に構成する こ とができ る。 一般には、 ケー ス胴部 2 0 はリ ン青銅、 真鍮、 アル ミ 二 ゥ ムの様な金属、 またはプラスチ ッ ク 、 その他の材料で形成 するこ とができる。 [0029] 第 3図および第 4図は本発明の第 2実施例を示す。 この実 施例は永久磁石付きの操作部材をリ ングの形に構成したこと を特徴としている。 棒口紅容器 110 は、 ケース 112 と、 可勣 ホルダー 114 と、 リ ング状の操作部材 116と、 上キャ ップ 118 とで構成され、 ケース 112 は胴部 120 と下キャ ップ 122 とで 構成^る。 この実施例では、 ケース胴部 120 は楕円形横断面 を持った一様な肉厚の筒であり、 その内側には永久磁石片 130 を備え棒口紅 126 を担持した同様な断面形扰の可動ホルダー 114 が摺勣自在に装入される。 胴部 120 の外側には操作リ ン グ 116 が摺動自在に嵌合される。 操作リ ング 116 の内側横断 面輪郭は胴部 120 の外側横断面輪郭に適合すベく楕円形であ り、 その外側横断面輪郭は円形である。 従って、 楕円の短軸 方向の壁の肉厚が厚く なっており、 この厚肉部を利用して永 久磁石片 134 が埕込まれている。 永久磁石片 134 の内側表面 は操作リ ング 116 の内側表面と整合させるか、 やや外側に引 込め、 胴部 120 に沿って操作リ ング 116 を摺動させる時に胴 部 120 に擦痕が生じない様になつている。 棒口紅容器-の非使 用時にもこの操作リ ング 116 は上キャ ップ 118 の下に隠れず、 外部から見えるので、 この操作リ ングは装飾効果の高い材料 で形成し、 必要により装飾を施すのが好ま しい。 操作リ ング 118 が胴部 120 から抜け落ちるのを防止するため、 胴部 120 の上端には拡径部 140 の形の衝当部材が設けてある。 胴部 120 の下部は楕円形の内側横断面輪郭を持った下キャ ップ 122 の 穴に着脱自在に但し確実に圧入される。 この実施例では、 上 キ ャ ッ プ 118 、 操作リ ング 1 16 、 および下キ ヤ ップ 122 の外 側横断面輪郭は円形であり、 互いに整合する。 [0030] この実施例においても、 操作リ ング 116 の永久磁石片 134 と可動ホルダー 1 14 の永久磁石片 130 との磁気的結合関係は 第 1実施例と同様であり、 操作リ ング 1 16 を指で上下させる ことにより可動ホルダー 1 14 が追従移動して棒口紅 126 をケ 一ス胴部 120 から出入り させる。 棒口紅は中間的な位置に停 止させることもできる。 操作リ ング 1 16 の内側摺動面および 胴部 120 の内側および外側摺動面ならびに可動ホルダー 1 14 の外側摺動面の断面輪郭を楕円形にしたので、 操作リ ング 1 16 および可動ホルダ— U 4 は回転を生じること無く軸方向に案 内され、 並進運動のみを行う。 [0031] この実施例の他の利点 、 棒口紅を収納する時には単に上 キ ャ ンプ 122 を被せるだけでよいという ことである。 即ち、 第 4図 (a)に示した棒口紅の突出位置において、 上キ ヤ 'ン プ 1 18 を操作リ ング U 6 に衝当させてこれを押下げれば、 棒口紅 126 可動リ ング 1 U と共に押下げられ、 収納位置に持来される (第 4図 (¾)参照。 但し、 第 4図 Wでは上キ ャ ッ プは外した状 態で示してある) 。 [0032] 第 2実施例の更に他の利点は楕円形横断面を持った棒口紅 を収容できるこ とである。 これは、 橾出し機構に磁石を用い、 回転ねじ運勣を伴う ことな く並進運動のみによって棒口紅を 上下させることにより可能となったものである。 この実施例 においても、 第 1実施例に閔し前述したと同様に、 棒口紅の カー ト リ ッ ジは容易に交換できることは言うまでもない。 第 5図は第 2実施例の棒口紅容器の横断面形状の変化形を 示す。 容器の各部は第 3図および第 4図のものと類似の参照 番号の末尾に文字を付して示した。 第 5図 (a)の例では各部の 横断面形状は更に扁平な楕円形であり、 第 5図 (b)の例ではほ ぼ兰角形であり、 第 5図 (c)の例ではほぼ正方形である。 この 他にも、 卵形、 長円形、 長方形、 その他任意の異形断面に形 成し得ることは当業者に明らかであろう。 [0033] 第 6図および第 7図は本発明の第 3実施例を示す。 この実 施例は、 例えば、 色の異なる 2本の棒口紅または性質の異な る 2種の棒状化粧料を収容し取扱う ことができる様に構成し たものである'。 この容器 210 は 2本の棒口紅 226 , 226 ' を収 納するに十分な長さのケース胴部 220 を有する。 胴部 220 に は轴方向案内溝 232 が設けてあり、 その中には操作リ ング 2 16 の永久磁石片 234 が係合している。 永久磁石片 230 を備えた 可動ホルダー 2 14 は円筒形であり、 その両端には軸方向に相 対峙した 2本の棒口紅 226 , 226 ' が固定してある。 上キャ ッ プ 21 8 および下キャ ップ 222 は夫々、 容易にケース胴部 220 に着脱し得る様に構成されている。 [0034] この実施例の使用方法は第 7図から明らかである。 第 7図 (a)には上側の棒口紅 226 が使用位置にあるところを実線で示 し、 下側の棒口紅 226 ' が使用位置にあるところを破線で示 , の様に、 操作リ ング 216 をいずれかの方向に摺動さ せることにより、 2本の棒口紅のいずれか一方を使用位置に 持ち来すことができる。 使用後は、 両方のキャ ップを被せれ ば操作リ ング 21 6 は中央位置 (第 7図 (b) ) に押戻され、 これ に応じて可動ホルダー 214 が中央位置に移動して 2つの棒口 紅をケー ス胴部の内部に退却させる。 [0035] 第 8図および第 9図は本発明の第 4実施例を示す。 第 6図 および第 7図の実施例と同様に、 この実施例も 2種の棒状化 粧料、 例えば棒口紅を収容可能である。 ケー ス胴部 320 、 下 キ ヤ ッフ °322 、 および上キャ ップ 318 は、 夫々、 長円形の横 断面形状を有し、 胴部 320 の下端は下キャ ップ 322 内にしつ かり と但し引抜き可能に圧入される。 胴部 320 内には互いに 独立した 2つの可動ホルダー 314,314 ' が摺勣自在に挿入さ れる。 これらの可動ホルダーは、 夫々、 互いに反対側に配置 された永久磁石片 330,330 ' を備えており、 略半円形の横断 面形状を有する。 第 9図に示す様に、 可動ホルダー 314,314 ' には、 夫々、 棒口紅 326,326 ' が固定される。 胴部 320 の外 周面には、 長円の長軸方向に相対峙した領域において、 長手 方向案内溝 332,332 ' が形成してある。 操作部材 316,316 ' は第 1図および第 2図の操作部材 1 6 と同様に構成されてお り、 永久磁石片 (図示せず) を夫々備えている。 これらの永 久磁石片は操作部材 316,316 ' から内側に若干突出して案内 溝 332, 332 ' に係合し、 更に夫々の可勣ホルダー 314, 314 ' の永久磁石片 330,330 ' と磁気結合する。 [0036] この様な構成であるから、 2つの操作部材 316,316 ' のい ずれか一方を操作することにより、 いずれかの棒口紅 326 ま たは 326 ' を突出させて使用に供するこ とができ る (第 9図) 第 1 0図から第 1 3図は前述した本発明の棒状化粧料容器 に使用するための交換力ー ト リ ツ ジおよび前記交換力一 ト リ ッ ジを収納するために好適な収納箱を示す。 [0037] 第 1 0図および第 1 1図に示した様に、 交換力— ト リ ッジ 400 は棒口紅の様な棒状化粧料 426 を可動ホルダー 414 に固 着して成り、 可動ホルダー 404 には永久磁石片 430 が嵌込ん である。 第 1 2図および第 1 3図に示す収納箱にカー ト リ ッ ジ 400 を容易に収納するため、 可動ホルダー 414 の外周には、 直径方向に相対峙して、 一対の横断方向条溝 402 , 402 ' が形 成してある。 [0038] 第 1 2図および第 1 3図に示した様に、 収納箱 500 は例え ば透明なプラスチッ クから成り前方の開口したハウジング 502 を有する。 ハウジング 502 には内側に突出した一対のピボッ ト 504 , 504 ' が形成し^:あり、 透明なカバー 506 がー対のヒ ンジ 508 , 508 ' を介して抠着されている。 ハウジング 502 に は例えば 3 つのス π ッ ト 510 , 510 ' , 510 " を備えた棚 512 が. 固定してある。 この棚 512 は力— ト リ ッ ジ 400 を位置決めす るための手段を構成するもので、 カー ト リ ッジ 400 の条溝 402 をス ロ ッ ト 510 のエ ツ ジに係合させながらス ロ ッ ト 510 に沿 つて力一 ト リ フ ジ 400 を挿入することによりカー ト リ ッジは 位置決めされる。 スロ ッ 卜 510 の奥部において棚 512 には永 久磁石片 514 , 514 ' , 514 " が設けてあり、 カー ト リ ツジ 400 の永久磁石片 430 と協励してカー ト リ ツジを拘留し得る様に なっている。 棚 512 を鉄板の様な強磁性体で形成すれば、 永 久磁石片 514 を用いること無く カー ト リ ツジを棚に係留する こと力 でき る。 [0039] 以上に 本発明の特定の実施例について説明したが、 本発 明の範囲内でそれらに種々 の修正や変更を加える こ とが可能 である。 例えば棒状化粧料の形状は任意に変えるこ とができ る。 また、 摺動部材の摺動面には摩擦抵抗の小さな材料を適 用する こ とができる。 その反対に、 摺勛面を粗面にしたり微 小波形やギザギザを付けて摩擦カを增加させる こ とも可能で ある。 [0040] 本発明の特有の効果は以上に詳細に説明したが、 こ こに要 約して示せば、 片手でしかもワ ンタ ッチで操作できる こ と、 [0041] 1 [0042] 5 [0043] 任意の形状の棒状化粧料を収容し取扱う こ とができる こ と、 カー ト リ ツ ジを簡単に交換でき る こ と、 従って容器は使い捨 てする必要無く 長期間にわたり使用でき る こ と、 等である。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1. (ィ) 少なく とも一端が開口した細長い軸方向穴を備え たケースと、 (π) 前記ケースの軸方向穴内に摺動自在に嵌合され第 1 の永久磁石片を備えた可動棒状化粧料ホルダーと、 ( ) 前記ケースの壁を介して前記可動ホルダーの第 1 永久磁石片と磁気的に結合する関係で配置された第 2 の永久 磁石片を備え、 前記ケースの外側に摺動自在に係合する操作 部材、 とを備えて成り、 前記操作部材をケース軸方向に移動させる 時に前記第 1永久磁石片と第 2永久磁石片との磁気結合によ り可動ホルダーが軸方向に移動して棒状化粧料をケースから 操り出しまたはケース内に退却させる様にして成る、 棒状化 粧料を収容しおよびまたは取扱うための容器。 2. 前記操作部材が移動する際に該操作部材をケース軸方 向に案内するための案内手段を備えて成る請求の範囲第 1項 記載の容器。 3. 前記案内手段はケースの外面に形成された軸方向溝を 含んで成り、 前記操作部材はボタ ンの形に構成してあり、 前 記第 2永久磁石片は前記操作部材から内側に突出して前記軸 方向溝に係合している請求の範囲第 2項記載の容器。 4. 前記軸方向溝はケースの両端部の手前で終端しており もって、 操作部材の軸方向ス ト ロークを規制する様になって いる請求の範囲第 3項記載の容器。 5. 前記ケースのう ち少な く とも前記軸方向溝に近接する 領域の壁は磁化率の高い磁性材料で形成し、 もって、 前記可 動ホルダーの第 2永久磁石片と前記磁性材料との間の磁気的 結合により操作部材がケースに摺動自在に付着する様にして 成る請求の範囲第 3項記載の容器。 6. 前記ケースの胴部に着脱自在に嵌合するキャ ップを備 え、 ケース胴部はほぼ円形の外側横断面輪郭を有し、 前記操 作部材はケース胴部の外周面から外側に突出していて使用者 の指を容易に係合させ得る様になつており、 前記キャ ップは 卵形の内側横断面輪郭を備えていて前記操作部材に干渉する こと無く キャ ップをケースに嵌合し得る様になつている請求 の範囲第 3項記載の容器。 7. 前記操作部材はケースの胴部の外側に摺勖自在に嵌合 されたリ ングから成る請求の範囲第 1項記載の容器。 8. 前記ケースの胴部に着脱自在に嵌合するキャ ップを備 え、 前記キャ ップは前記操作リ ングに轴方向に係合し得る様 に構成してあり、 もって、 前記キャ ップをケース胴部に嵌合 する時にキャ ップが操作リ ングに衝当して操作リ ングを棒状 化粧料退却位置に移動させる様になつている請求の範囲第 7 項記載の容器。 9. 前記ケースの開口端部近傍に衝当部材を設け、 前記操 作リ ングがケースから抜け落ちるのを防止して成る請求の範 囲第 Ί項記載の容器。 10 . 前記衝当部材はケースの拡柽部から成る請求の範囲第 9項記載の容器。 1 1 . 前記ケースの胴部は非円形の外側横断面輪郭を有し、 前記操作リ ングはケース胴部の外側輪郭に対応する非円形の 内側横断面輪郭を有し、 もって、 操作リ ングをケース胴部に 沿って移動させる時に操作リ ングがケースの軸方向に案内さ れる様にして成る請求の範囲第 7項記載の容器。 12. 前記ケース胴部の外側横断面輪郭ならびに操作リ ング の内側横断面輪郭はほぼ楕円形であり、 前記操作リ ングの外 側横断面輪郭はほぼ円形であって前記楕円の短軸方向に操作 リ ングの壁の肉厚が厚く なつており、 操作リ ングの前記厚肉 部に第 2永久磁石片が収蔵されている請求の範囲第 1 1項記 載の容器。 13. ケースの前記軸方向穴は非円形の横断面形状を有し、 もって、 非円形横断面形状の棒状化粧料を収容しおよびまた は取扱い得る様になつている請求の範囲第 1項から第 1 2項 までのいずれかに記載の容器。 14. ケースの軸方向穴の横断面形祅はほぼ楕円形であり、 もって、 ほぼ楕円形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得 る様になつている請求の範囲第 1 3項記載の容器。 15. ケースの軸方向穴の横断面形状はほぼ長円形であり、 もって、 ほぼ長円形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得 る様になつている請求の範面第 1 3項記載の容器。 16. ケースの軸方向穴の横断面形状は卵形であり、 もって 卵形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得る様になつてい る請求の範囲第 1 3項記載の容器。 17. ケースの軸方向穴の横断面形状はほぼ三角形であり、 もって、 ほぼ三角形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得 る様になつている請求の範囲第 1 3項記載の容器。 18 . ケースの軸方向穴の横断面形状はほぼ正方形であり、 もって、 ほぼ正方形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得 る様になつている請求の範囲第 1 3項記載の容器。 19. ケースの軸方向穴の横断面形状はほぼ長方形であり、 もって、 ほぼ長方形横断面形状の棒状化粧料を収容取扱い得 る様になつている請求の範囲第 1 3項記載の容器。 20 . 前記ケースの軸方向穴はケースの両端に開口しており - 前記可動ホルダーは軸方向に相対峙した 2つの棒状化粧料を 保持し得る様になつており、 もって、 操作部材を一方向に移 動させることにより一方の棒状化粧料がケ一スの一方の開口 から突出し、 他方の方向に移動させることにより他方の棒状 化粧料が他方の開口から突出する様になつている、 2種の棒 状化粧料を収容しおよびまたは取扱う ことの可能な請求の範 囲第 1項から第 1 9項までのいずれかに記載の容器。 21 . 互いに独立に移動可能な 2つの可動ホルダーをケース の軸方向穴内に備え、 前記可動ホルダーと夫々協働する互い に独立に操作可能な 2つの操作部材を備えて成り、 2種の棒 状化粧料を収容しおよびまたは取扱う ことの可能な請求の範 囲第 1項から第 1 9項までのいずれかに記載の容器。 22 . 永久磁石片を有する操出し機構を備えた棒状化粧料収 容取扱い容器に交換自在に使用するための棒状化粧料交換力 ー ト リ ッジであって、 缲出し機構の永久磁石片に磁気結合する他の永久磁石片を 備えた棒状化粧料ホルダーと、 前記ホルダーに固定された棒 状化粧料、 とを備えて成る棒状化粧料交換力ー ト リ ツジ。 23. カー ト リ ッジ収納箱に容易に収納し得る様にするため 前記ホルダーには直径方向に相対峙した横断方向条溝を設け た請求の範囲第 2 2項記載のカー ト リ ッジ。 24. 永久磁石片付きのホルダーに棒状化粧料を保持して成 る複数の力ー ト リ ツジを整理収納するための収納箱であつて 前方の開口したハウジングと、 前記ハウジングに開閉自在に枢着されたカバーと、 前記ハウジングに対し力ー ト リ ツジを着脱自在に位置決め するための手段と、 前記位置決め手段に力ー ト リ ツジを磁気的に拘束するため の手段、 とを備えて成る収納箱。 25. 前記拘束手段はカー ト リ ッ ジの永久磁石片と磁気結合 してカー ト リ ツジを前記位置決め手段に付着させる永久磁石 片から成る請求の範囲第 2 4項記載の収納箱。 26. 前記拘束手段は力ー ト リ ツ ジの永久磁石片と磁気結合 してカー ト リ ツジを前記位置決め手段に付着させる強磁性体 から成る請求の範囲第 2 4項記載の収納箱。 27. 前記位置決め手段はハウジングに装着された棚から成 り、 前記棚には複数のス口 ッ トが設けてあり、 前記力一 ト リ ッジのホルダーには直径方向に相対峙した横断方向条溝が設 けてあって前記スロ ッ トに沿って前記棚に前記条溝を係合さ せることによりカー ト リ ッジを保持し得る様にした請求の範 囲第 2 5項または第 2 6項に記載の収納箱。
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同族专利:
公开号 | 公开日 JPS61115502A|1986-06-03|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1986-05-22| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1986-05-22| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
优先权:
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