![]() 無線通信装置のためのマルチバンド無線周波数(rf)回路及び方法
专利摘要:
マルチバンド無線通信装置は1つ以上のアンテナ111へ信号を出力する複数の送信経路202、203、205及び送信経路に接続される1つ以上の電力増幅器210、206を備える。各送信経路は特定の無線周波数(RF)帯域において信号を送信するように構成されている。RF帯域は高度無線サービス(AWS)帯域及びパーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域を含んでよい。送信経路は低い帯域外リターンロスを持つSAW、BAWあるいはFBARデバイスのような受動的なフィルタを備える。各送信経路202及び203が備える受動的フィルタ217、219及び位相シフタ214、216、218、220は送信経路間でのRF切り替えを不要とし、異なるRF帯域に対して単一の電力増幅器206を用いることができるように構成されている。RFスイッチを不要とし複数のRF帯域の増幅を単一の電力増幅器によって行うことによりコスト、電力及びスペースを大幅に節約できる。2 公开号:JP2011515931A 申请号:JP2010550901 申请日:2009-03-13 公开日:2011-05-19 发明作者:イー. ジットニットスキー・ジーン 申请人:キョウセラ ワイヤレス コーポレーション; IPC主号:H04B1-40
专利说明:
[0001] 本発明は、概して無線通信システムに関し、特に、マルチバンド無線移動装置のための改良された無線周波数(RF)フロントエンドアーキテクチャに関する。] 背景技術 [0002] 携帯電話サービスやデータサービスといった商用の無線通信サービスが、世界中でますます多くのRF帯域へと拡大してきている。これらのRF帯域は、一般に政府によってこれらの用途に割り当てられたRFスペクトルを指す。] [0003] 例えば米国においては、携帯電話やデータサービスは、現在、セルラ帯域あるいはアドバンスト・モバイルフォン・システム(AMPS)帯域、及びパーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域において利用可能である。また、無認可のWiFi(802.11x)やBluetooth帯域も無線サービスの提供に利用可能である。WiFi帯域はおよそ2450MHz及び5800MHzの産業科学医療用(ISM)無線帯域において動作し、Bluetoothもおよそ2450MHzのISM帯域において動作する。近年、高度無線サービス(AWS)帯域も商用の無線サービスの提供に利用可能となり、MediaFLOTMは携帯装置へデータを一斉配信するための比較的新しい無線技術である。米国において、MediaFLOTMシステムはおよそ700Mhzの周波数スペクトルを利用する。] [0004] 複数のRF帯域をより十分に利用するためには異なるRF帯域において信号を送受信できる携帯マルチバンド無線装置を持つことが望まれる。マルチバンド無線装置とは、様々な無線技術を単一の携帯装置に統合したものを指す。残念ながら、特定の無線技術を携帯装置へ統合するための従来のアプローチでは、部品、電力消費及び物理的な大きさの面から、比較的高コストとなることが分かっている。] [0005] 本発明の効果によれば、コスト、電力及びスペースを大幅に節約可能なマルチバンド無線通信装置を提供できる。本発明の例示的な実施形態によれば、無線通信装置は1つ以上のアンテナへ信号を出力する複数の送信経路及びこれらの送信経路に接続される電力増幅器を備える。各送信経路は特定の無線周波数(RF)帯域において信号を送信するように構成されている。RF帯域は高度無線サービス(AWS)帯域及びパーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域のような任意の適切な周波数帯域を含んでよい。電力増幅器は各送信経路に関連付けられた信号を増幅する。この特定の実施形態においては、複数のRF帯域における送信を増幅するために単一の電力増幅器を用いることによりコスト、電力及びスペースを大幅に節約できる。] [0006] 本発明は上述の例示的な実施形態に限定されない。以下の図や詳細な説明を検討することにより本発明の他の効果や実施形態が当業者にとって明らかである、あるいは明らかとなるであろう。全てのそのような追加的な効果や実施形態が本明細書に含まれ、本発明の範囲に含まれ、また添付の請求項によって保護されることは本発明の意図するところである。] 図面の簡単な説明 [0007] 図面は例示説明のみを目的とするものであり、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。更に、図面中の構成要素は必ずしも実際の比率に基づくものでもそれらを強調するものでもなく、本発明の主旨を説明するために配置されるものである。各図面中、異なる図面において類似の参照番号は対応する箇所を示す。] [0008] 図1は、本発明の例示的な実施形態に係る図2及び図3に示すマルチバンドRF回路のうちいずれかを備える無線通信装置のブロック図である。 図2は、本発明の別の例示的な実施形態に係るフロントエンドRF回路の詳細なブロック図である。 図3は、本発明の更に別の例示的な実施形態に係る代替的なフロントエンドRF回路の詳細なブロック図である。] 図1 図2 図3 実施例 [0009] 図面を参照しそれらを含む以下の詳細な説明においては、本発明の1つ以上の具体的な実施形態に関する記述及び例示説明を行う。これらの実施形態は、本発明を限定するためではなくただ例示及び教示のために提供されるものであるが、当業者が本発明を実行するのに十分な程度に詳細に示され説明される。従って、本明細書中では本発明における曖昧さ回避に必要な場合は当業者に周知の特定の情報を省略する場合がある。] [0010] 図1は、図2及び図3に示すマルチバンドのフロントエンドRF回路200,300のいずれかを備える例示的な無線通信装置100のブロック図である。無線通信装置100は例えば携帯電話機、自動車電話機、コードレス電話機、ノートパソコンあるいはその他の無線モデムを備えるコンピュータ機器、ページャ、あるいは無線通信機能を持つ携帯情報端末(PDA)である。更に、無線通信装置100はデジタル技術、アナログ技術あるいはそれらの適切な組み合わせを利用してよい。このように、後述の詳細な説明においては、以下に挙げる回路を特定のタイプの無線通信装置に限定するものと理解するべきではない。] 図1 図2 図3 [0011] 無線通信装置100は少なくとも2つの異なる通信帯域において無線通信信号を送受信するよう構成される。これらの帯域としては例えば、824〜894MHzの帯域幅を持つセルラ帯域あるいはアドバンスト・モバイルフォン・システム(AMPS)帯域や、1850〜1990MHzの帯域幅を持つパーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域、1710〜1755及び2110〜2155MHzの帯域幅を持つ高度無線サービス(AWS)帯域が挙げられる。また、無線通信装置100はMediaFLOTM帯域、WiFi帯域及びBluetooth帯域において信号を送受信し、およそ1575MHzにおいてグローバル・ポジショニング・システム(GPS)信号を受信できる。] [0012] 当然のことながら、アンテナや関連回路を適切に選択することにより、無線通信装置100をより多くのあるいは少ない通信帯域、あるいは異なる帯域に適応させることができる。例えば、無線通信装置100は、PCS及びAWS帯域のみを利用するように構成されていてもよい。あるいは、無線通信装置100は、セルラ、PCS、AWS、MediaFLO、WiFi、Bluetooth及びGPS帯域を越えた通信帯域や、北米外で利用されるもの等異なる帯域において信号を送受信するように構成されていてもよい。] [0013] 無線通信装置100は、少なくとも1つのアンテナ101と、プロセッサ及びメモリ(不図示)を含む制御部102と、送信部及び受信部(不図示)を含む無線周波数(RF)トランシーバ104と、RFフロントエンドモジュール106とを備える。無線通信装置100内には複数の送信経路(例えば図2及び図3の送信経路202、203、205参照)が存在する。各送信経路は、特定のRF帯域において信号を送信するように構成されている。各送信経路に1つの電力増幅器(例えば図2及び図3の電力増幅器206参照)が接続されている。電力増幅器は、各送信経路において信号を増幅するように構成されている。従って、複数のRF帯域における送信を増幅するのに単一の電力増幅器が用いられている。このアーキテクチャによれば無線通信装置100における構成要素の数、回路の規模及び電力消費を大幅に縮小することができる。] 図2 図3 [0014] 制御部102は、特に、デジタル化された通信信号に対するベースバンド処理を行う。制御部メモリは、制御部102がその機能を実行するための1つ以上のソフトウェアプログラムを格納する。] [0015] RFトランシーバ104は、制御部102とRFフロントエンドモジュール106との間で通信信号をやりとりするためのRF送受信部を備える。] [0016] 制御部102、RFトランシーバ104及びRFフロントエンドモジュール106のいくつかの構成要素(例えば低ノイズ受信増幅器)は、クアルコム社より入手可能なQSC6055のように単一のチップに統合することができる。あるいは制御部102、RFトランシーバ104及びRFフロントエンドモジュール106は、1つ以上のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、標準部品及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含む適切な構成要素の組み合わせによって実現できる。] [0017] RFフロントエンドモジュール106はアンテナ101及びRFトランシーバ104に接続する。一般にRFフロントエンドモジュール106は、無線通信装置100によって送受信されるRF信号の増幅、フィルタリング、位相シフト動作及びインピーダンス整合を行う。RFフロントエンドモジュール106に含まれ得る回路200、300の詳細については図2及び図3を参照して後述する。] 図2 図3 [0018] 図2は、RFフロントエンドモジュール106に含まれ得る第1RFフロントエンド回路200の詳細なブロック図である。RFフロントエンド回路200は、セルラ、AWS及びPCS帯域において信号を送受信可能であり、GPS信号を受信可能である。] 図2 [0019] RFフロントエンド回路200は、AWS送信経路202、PCS送信経路203、セルラ送信経路205、AWS受信経路204、PCS受信経路209及びセルラ受信経路207を備える。] [0020] AWS送信経路202は、少なくとも第1AWS経路位相シフタ(PS)214、AWS送信(Tx)表面弾性波(SAW)フィルタ217、及び第2AWS経路PS216を備える。PCS送信経路203は、少なくとも第1PCS経路位相シフタ(PS)218、PCS TxSAWフィルタ219、及び第2PCS PS220を備える。AWS及びPCSRF送信信号は、AWS及びPCS送信経路202、203の第1位相シフタ214、218への共通入力によって得られる。] [0021] 好ましくは、AWS経路位相シフタ214、216のそれぞれは、AWS送信経路202がPCS送信信号に対して望ましいインピーダンスレベルを持つようにPCS送信信号の位相をシフトするように構成されている。同様に、PCS経路位相シフタ218、200は、PCS送信経路203がAWS送信信号に対して望ましいインピーダンスレベルを持つようにAWS送信信号の位相をシフトするように構成されている。] [0022] 一般にAWS Tx及びPCSTxSAWフィルタ217、219は低い帯域外(オフバンド)リターンロスを持つ。図示するようにAWS及びPCS Tx SAWフィルタ217、219をAWS経路及びPCS経路位相シフタ214、216、218、220と組み合わせた場合、RFスイッチによりAWS TxとPCS Tx経路202、203の切り替えを行うことなく、かつ、単一のPA206を利用して、AWS及びPCS送信信号をフィルタリングし増幅することが可能である。] [0023] 第2AWS経路PS216及び第2PCS経路PS220の出力は、電力増幅器(PA)206へ接続される。PA206は、AWS及びPCS送信経路202、203からそれぞれ出力される位相シフトしたAWS帯域送信信号及び位相シフトしたPCS帯域送信信号を増幅するように構成されている。図2及び図3では単一のPA206が示されているが、他の実施形態においては複数の電力増幅器を用いてもよい。例えば、AWS及びPCS Tx信号のそれぞれに異なる電力増幅器を用いてもよい。] 図2 図3 [0024] 方向性カプラ222にはPA206の出力が入力される。方向性カプラ222は、増幅されたAWS帯域及びPCS帯域送信信号をそれぞれAWS Tx位相シフタ及びインピーダンス整合回路226、及びPCS位相シフタ及びインピーダンス整合回路224へと結合させるように構成されている。] [0025] AWS位相シフタ及びインピーダンス整合回路226から出力されたAWS送信信号は、AWSデュプレクサ228に供給される。AWSデュプレクサ228からは、AWS送信信号が第3AWS位相シフタ230を通過し、GaAsスイッチ232に供給される。GaAsスイッチ234は、アンテナ位相シフタ234へAWS送信信号を出力し、アンテナ位相シフタ234はそれらをアンテナ111へ出力する。AWS送信信号は、最終的にアンテナ111によって無線通信装置100から一斉配信される。] [0026] PCS位相シフタ及びインピーダンス整合回路224から出力されたPCS送信信号は、PCSデュプレクサ260へ入力され、そこから集中ダイプレクサ262へと転送される。PCS送信信号は集中ダイプレクサ262からGaAsスイッチ232へ出力される。GaAsスイッチ234はPCS送信信号をアンテナ位相シフタ234へ出力し、アンテナ位相シフタ234はそれらをアンテナ111へ出力する。PCS送信信号は最終的にアンテナ111によって無線通信装置100から一斉配信される。] [0027] 下りリンクAWS、PCS及びセルラ信号はアンテナ111において受信される。これらの受信したRF信号はアンテナ位相シフタ234を通過する。GaAsスイッチ232は、受信したAWS信号を受信したPCS及びセルラ信号から分離するように構成されている。] [0028] 受信されたAWS信号は、GaAsスイッチ232から第3AWS位相シフタ230を通過しAWSデュプレクサ228へ入力される。その後AWS信号は、AWS受信(Rx)位相シフタ及びインピーダンス整合回路256へ転送される。] [0029] 受信されたPCS信号は、GaAsスイッチ232から集中ダイプレクサ262へ転送され、その後PCSデュプレクサ260へ入力される。受信されたPCS信号は、PCSデュプレクサ260からPCS Rx位相シフタ及びインピーダンス整合回路258へ転送される。] [0030] AWS及びPCSRx位相シフタ及びインピーダンス整合回路256、258の出力は、低ノイズ増幅器(LNA)208への共通入力として結合される。LNA208からの出力は、AWS受信経路204及びPCS受信経路209へ結合される。] [0031] AWS受信経路204は、第1AWS位相シフタ(PS)248、AWS受信(Rx)表面弾性波(SAW)フィルタ246、及び第2AWS PS244を備える。PCS受信経路209は、第1PCS位相シフタ(PS)254、PCS RxSAWフィルタ252、及び第2PCS PS250を備える。受信されたAWS及びPCSRF信号は、RFトランシーバ104へ共通の単一出力あるいは差動出力によって出力される。] [0032] セルラRFフロントエンド回路は、セルラ送信経路205及びセルラ受信経路207を備える。セルラ送信経路205は、セルラTxSAWフィルタ236、PA210及び方向性カプラ238を備える。セルラ受信経路207は、セルラLNA212及びセルラRx SAWフィルタ242を備える。セルラ方向性カプラ238及びLNA212は、セルラデュプレクサ240へ接続される。セルラ送信及び受信信号は、セルデュプレクサ240とアンテナ111との間を集中ダイプレクサ262、GaAsスイッチ232及びアンテナPS234を介して転送される。] [0033] GPS信号を受信するためにGPSSAWフィルタ264が別個のGPSアンテナ108へ接続される。] [0034] Tx、Rx及びGPSSAWフィルタ217、219、236、242、246、252、264は、それぞれの帯域信号に対して帯域フィルタ処理を行うように構成されている市販のRF SAWフィルタである。一般にSAWフィルタは低い帯域外(オフバンド)リターンロスを持つため、AWS及びPCS送信信号を結合し単一のPA206により増幅させ単一の方向性カプラ222によりそれぞれのデュプレクサ228、260へ結合させることができる。] [0035] RFフロントエンド回路200,300はSAWフィルタを備えるものとして図示されているが、別のタイプの適切なフィルタを用いてもよい。例えばSAWフィルタの代わりにバルク弾性波(BAW)フィルタあるいは圧電薄膜共振器(FBAR)を用いてもよい。また、SAWフィルタ、BAWフィルタあるいはFBARの任意の適切な組み合わせを用いてもよい。] [0036] FBARを用いることにより、高いQ値のフィルタを極めて小さな設置面積において実現できる。SAWデバイスと同様にFBARデバイスは電気信号を機械的振動へと変換する。これらの機械的振動はフィルタ部材と共振し、適切な出力において再び電気信号へと変換される。しかしながらSAWフィルタとは異なり、これらの機械的振動は部材の表面だけでなくその本体を通過する。これにより7.5Ghzといった高周波数での優れた電力操作及び運用が可能となる。更に、FBARデバイスは極めて小さなサイズで実現可能である。] [0037] 電力増幅器206は、AWS及びPCS帯域においてRF信号を増幅可能な任意の適切な広帯域PA、例えばアナディジックス社のAWT6332であってよい。セルラPA210は、セルラ帯域においてRF信号を増幅可能な任意の適切な広帯域PA、例えばアナディジックス社のAWT6331であってよい。] [0038] 方向性カプラ222、238は、AVX社より入手可能な特定の方向性カプラ等の、それぞれのRF帯域に適した既製の部品であることが好ましい。] [0039] 低ノイズ増幅器208、212は、クアルコム社の部品番号QSC6055等の、シングル・チップ・セルラ・ソリューションに統合されていることが好ましい。] [0040] AWSデュプレクサ228、セルラデュプレクサ240及びPCSデュプレクサ260は送信部及び受信部が同一のアンテナ111によって送受信できるようにそれぞれの受信及び送信経路を分離する。AWSデュプレクサ228、セルラデュプレクサ240及びPCSデュプレクサ260は、それぞれのRF帯域に適した既製の部品であることが好ましい。] [0041] GaAsスイッチ232は、無線通信装置100が動作している帯域に基づいてAWS帯域とPCSあるいはセルラ帯域との間で選択的に切り替えを行う。無線通信装置100がAWS帯域において動作している場合、GaAsスイッチ232はAWSデュプレクサ228をアンテナ111と接続する。無線通信装置100がPCSあるいはセルラ帯域において動作している場合、GaAsスイッチ232はダイプレクサ262をアンテナ111と接続する。GaAsスイッチ232の設定は制御部102によって制御される。GaAsスイッチ232は既製の部品であることが好ましい。集中ダイプレクサ262は、セルラ帯域とPCS帯域を分離する。] [0042] 位相シフタ214、216、218、220、230、234、244、248、250、254は、RF回路200内の特定のノードにおいてRF信号が所望の値をとるように位相を調整する、あるいはインピーダンスを与える任意の適切な装置である。位相シフタ214、216、218、220、230、234、244、248、250、254は、GaAsスイッチのような能動的な装置及び/又はインダクタ、コンデンサ及び/又は抵抗器のような受動的な装置を備えてもよく、Π型あるいはT型ネットワーク等の周知の構成により接続される。] [0043] 位相シフタ及びインピーダンス整合回路224,226,256,258は、回路200を通るRF信号に対して、位相シフト及びインピーダンス整合を行う。位相シフタ及びインピーダンス整合回路224,226,256,258は、GaAsスイッチのような能動的な装置及び/又はインダクタ、コンデンサ及び/又は抵抗器のような受動的な装置を備えてもよく、Π型あるいはT型ネットワーク等の周知の構成により接続される。] [0044] アンテナ101は、GPSアンテナ108及び無線信号をAWS、PCS及びセルラ帯域において送受信するように構築されたトライバンドアンテナ111を含む。] [0045] 図3は、第1RFフロントエンド回路200に代わってRFフロントエンドモジュール106に含まれ得る代替RFフロントエンド回路300の詳細なブロック図である。第1RFフロントエンド回路200と同様に代替RFフロントエンド回路300は、セルラ、AWS及びPCS帯域において信号を送受信可能であり、GPS信号を受信可能である。しかしながら、第1RFフロントエンド回路200とは対照的に代替RFフロントエンド回路300では異なるアンテナ配置を用いる。代替RFフロントエンド回路300ではPCS、セルラ及びGPS帯域用にトライバンドアンテナ113を用い、AWS帯域用に別個のAWSアンテナ115を用いる。このアーキテクチャにおいてAWSデュプレクサ228は位相シフタ306を介してAWSへ接続され、アンテナ113をセルラデュプレクサ240、PCSデュプレクサ260及びGPS低ノイズ増幅器(LNA)304へ接続するために集中トライプレクサを用いる。] 図3 [0046] 集中トライプレクサ302は、PCS、セルラ及びGPSRF帯域を互いに分離し、また既製の部品であることが好ましい。] [0047] 当業者であれば先の教示を鑑みて本発明の他の実施形態や変形例に容易に想到し得るであろう。このように、上述の概要及び詳細な説明は例示的なものであり限定的なものではない。本発明は、以下に示す、上記明細書及び添付の図面に関連する全ての実施形態や変形例を含む請求項によってのみ制限されるべきものである。従って本発明の範囲は上記の概要及び詳細な説明によって制限されず、添付の請求項及びこれらの範囲全体の等価物によって決定されるべきである。]
权利要求:
請求項1 複数の無線周波数(RF)帯域において送信が可能な無線通信装置であって、それぞれが所定の無線周波数(RF)帯域において信号を送信するように構成されている複数の送信経路と、前記複数の送信経路のそれぞれに接続され、前記複数の送信経路のそれぞれに関連付けられる前記信号を増幅するように構成されている電力増幅器と、を備える無線通信装置。 請求項2 前記複数の送信経路のうちの一つは、高度無線サービス(AWS)帯域において信号を送信し、前記複数の送信経路のうちの他は、パーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域において信号を送信する請求項1に記載の無線通信装置。 請求項3 前記電力増幅器の入力に動作可能に接続された複数のフィルタを備え、前記複数のフィルタのそれぞれは、前記複数の送信経路のうち対応する送信経路において前記信号をフィルタリングするように構成されている請求項1に記載の無線通信装置。 請求項4 前記複数のフィルタのそれぞれは、低い帯域外リターンロスを有する請求項3に記載の無線通信装置。 請求項5 前記複数のフィルタのそれぞれは、表面弾性波(SAW)フィルタ、バルク弾性波フィルタ(BAW)、FBAR、及びこれらのフィルタの任意の適切な組み合わせからなるグループから選ばれる請求項3に記載の無線通信装置。 請求項6 前記電力増幅器の出力に動作可能に接続され、前記複数の送信経路のそれぞれに関連付けられた増幅信号を結合するように構成されている方向性カプラをさらに備える請求項1に記載の無線通信装置。 請求項7 AWS帯域送信信号及びPCS帯域送信信号を受信する第1高度無線サービス(AWS)経路位相シフタと、前記AWS帯域送信信号及び前記PCS帯域送信信号を受信する第1パーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)経路位相シフタと、前記第1AWS経路位相シフタに接続され、前記AWS帯域送信信号にバンドパスフィルタ処理を行うように構成されている第1表面弾性波(SAW)フィルタと、前記PCS経路位相シフタに接続され、前記PCS帯域送信信号にバンドパスフィルタ処理を行うように構成されている第2SAWフィルタと、前記第1SAWフィルタに接続された第2AWS経路位相シフタと、前記第2SAWフィルタに接続された第2PCS経路位相シフタと、を備える無線周波数(RF)回路。 請求項8 無線通信装置に含まれる請求項7に記載のRF回路。 請求項9 前記第1及び第2SAWフィルタのそれぞれは、低い帯域外リターンロスを有する請求項7に記載のRF回路。 請求項10 前記第2AWS経路位相シフタ及び前記第2PCS経路位相シフタに接続され、前記AWS帯域送信信号及び前記PCS帯域送信信号を増幅することによって、増幅されたAWS帯域及びPCS帯域送信信号を出力するように構成されている電力増幅器をさらに備える請求項7に記載のRF回路。 請求項11 前記電力増幅器の出力に動作可能に接続され、前記増幅されたAWS帯域及びPCS帯域送信信号を結合するように構成されている方向性カプラをさらに備える請求項10に記載のRF回路。 請求項12 方向性カプラに接続されたPCS位相シフタ及びインピーダンス整合回路をさらに備える請求項11に記載のRF回路。 請求項13 方向性カプラに接続されたAWS位相シフタ及びインピーダンス整合回路をさらに備える請求項11に記載のRF回路。 請求項14 前記第1AWS経路位相シフタは、所定のインピーダンスを前記PCS帯域送信信号に対して与えるように構成されている請求項7に記載のRF回路。 請求項15 前記第1PCS経路位相シフタは、前記AWS帯域送信信号に対して所定のインピーダンスを与えるように構成されている請求項7に記載のRF回路。 請求項16 無線携帯機器において送信信号を増幅する方法であって、電力増幅器が、第1の所定の無線周波数(RF)帯域に関連付けられた第1送信信号を受信し、前記電力増幅器が、第2の所定のRF帯域に関連付けられた第2送信信号を受信し、前記電力増幅器を用いて、前記第1及び第2送信信号のそれぞれを増幅する、ことを含む方法。 請求項17 前記第1の所定のRF帯域は、高度無線サービス(AWS)帯域であり、前記第2の所定のRF帯域は、パーソナル・コミュニケーション・サービス(PCS)帯域である請求項14に記載の方法。 請求項18 前記第1送信信号を前記電力増幅器が受信する前に、第1フィルタを用いて前記第1送信信号にバンドパスフィルタ処理を行い、前記第2送信信号を前記電力増幅器が受信する前に、第2フィルタを用いて前記第2送信信号にバンドパスフィルタ処理を行う、ことをさらに含む請求項14に記載の方法。 請求項19 第1位相シフタを用いて前記第1送信信号の位相をシフトし、第2位相シフタを用いて前記第2送信信号の位相をシフトする、ことをさらに含む請求項14に記載の方法。 請求項20 前記増幅された第1及び第2送信信号を方向性カプラに印加することをさらに含む請求項14に記載の方法。
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同族专利:
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引用文献:
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