![]() C−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療用のイミダゾ[1,2−b]ピリダジン誘導体
专利摘要:
本発明は、式(I):[式中、置換基は明細書の記載と同意義である]で示される化合物またはその塩、式(I)で示される化合物の、ヒトまたは動物の、特にC−Metチロシンキナーゼ介在疾患に関する治療における使用;かかる疾患を治療するための医薬の製造における式(I)で示される化合物の使用;式(I)で示される化合物、所望により組み合わせパートナーと一緒に含む医薬組成物;式(I)で示される化合物の製造方法に関する。 公开号:JP2011513279A 申请号:JP2010548110 申请日:2009-02-26 公开日:2011-04-28 发明作者:カルステン・シュパンカ;クライブ・マッカーシー;パスカル・フュレ;フレデリック・シュタウファー;メラニー・シュタング;ヨーゼフ・シェープファー 申请人:ノバルティス アーゲー; IPC主号:C07D487-04
专利说明:
[0001] 本発明は、下記式(I)で示される3−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン誘導体、ならびにその塩;式(I)で示される化合物のヒトまたは動物における、特に増殖性疾患の治療における使用;かかる疾患の治療用の医薬の製造における式(I)で示される化合物の使用;式(I)で示される化合物、および所望により組み合わせパートナーを含む医薬組成物;式(I)で示される化合物の製造方法に関する。] 背景技術 [0002] 幹細胞成長因子受容体(本明細書において、以下c−Metと称する)は、種々の悪性腫瘍で、過剰発現、および/または遺伝的変異をしていることが示されている受容体チロシンキナーゼであり、特に、遺伝子増幅および多くのc−Met突然変異が、種々の固形腫瘍において見られる(例えば、WO2007/126799を参照)。さらに、受容体チロシンキナーゼc−Metは、胚形成および組織再生に伴う移動、浸潤および形態形成のプロセスに関与している。C−metはまた、転移のプロセスにも関与している。数系列の証拠が、c−Metは腫瘍病因にも役割を果たすことを示している。c−Metでの生殖細胞系突然変異の機能獲得が、遺伝性乳頭腎細胞癌(PRCC)の発症に関連している。c−Metにおける増幅または突然変異は、散発型のPRCC、頭頸部扁平上皮癌および胃癌、胃癌、膵臓癌および肺癌でも報告されている。かかる変化は、腫瘍のc−Metへの依存を与える選択的事例および/または他の標的治療への耐性において示されている。c−Met、それとともにその独自のリガンドHGF/SFのレベルの上昇は、多くの臨床上関連のある腫瘍で高頻度に見られる。発現の上昇と疾病の進行、転移および患者の死亡率との間の相関が、膀胱癌、乳癌扁平上皮癌および胃癌ならびに平滑筋肉腫および膠芽腫を含むいくつかの癌で報告されている。] [0003] WO2008/008539は、HGF介在疾患の治療に有用なある種の縮合ヘテロサイクリック誘導体を開示している。WO2007/013673は、免疫抑制剤として有用なLck阻害剤としての縮合ヘテロサイクリック誘導体を開示している。EP0490587は、アンギオテンシンIIアンタゴニストとして有用なある種のピラゾロピリミジンを開示している。] 発明が解決しようとする課題 [0004] かくして、本発明の目的は、c−Metをモジュレート(特に阻害)する、および/または良好な代謝安定性を示す、さらなる化合物を提供することがである。 以下に示す式(I)で示される化合物が、有利な薬理学的特性を有し、例えば、c−Metを阻害することが見出された。さらに、以下に示す式(I)で示される化合物が、改善された代謝安定性を示すことが見出された。したがって、式(I)で示される化合物は安定であり、例えば、c−Met活性に依存する疾患、特に固形腫瘍またはそれ由来の転移の治療に有用であることが見出された。c−Metの阻害により、本発明の化合物はまた、抗炎症剤として有用であり、例えば、感染による炎症性症状の治療に有用である。] 課題を解決するための手段 [0005] 第一の態様において、本発明は、式(I) [式中、 R1は、非置換または置換ヘテロサイクリル、非置換または置換アリール、非置換または置換シクロアルキル、非置換または置換アルキル、非置換または置換アルコキシ、シアノ、カルボキサミド、またはハロゲンであり; R2は、非置換または置換ヘテロサイクリル、非置換または置換アリールであり; R3は、H、重水素、低級アルキルであり、R3`は、H、重水素、低級アルキル、ハロゲン、ヒドロキシであるか、または R3はハロゲンであり、R3`はハロゲンであるか、または R3およびR3`は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキルまたはビニルを意味し; A1は、直接結合、−SO2−基、または基 (式中: *の結合はR1に結合しており; nは、0または1であり; mは、0、1、2、3、4または5であり; R4は、Hまたは非置換アルキルであり; R5、R5`は、互いに独立して、Hまたは非置換アルキルであり; A2は、OまたはNR4である) である] で示される化合物またはその塩に関する。] [0006] 本発明は、以下の用語および実施例を含む記載を参照することにより本発明をより完全に説明する。簡潔にするために、本明細書に記載の刊行物の開示は、出典明示により本明細書に組み入れる。本明細書で用いられる場合、「含む」、「含有する」および「含む」は、非制限的な意味で用いられる。] [0007] 本明細書に与えられる式はいずれも、構造式ならびにある種のバリエーションまたは形態で示される構造を有する化合物を示すことを目的とする。特に、本明細書に与えられる式で示されるいずれの化合物も、不斉中心を有していてもよく、したがって、異なるエナンチオマー形態が存在し得る。少なくとも1つの不斉炭素原子が式(I)で示される化合物に存在する場合、かかる化合物は、光学活性形態または光学異性体の混合物、例えばラセミ混合物の形態で存在することができる。すべての光学異性体およびラセミ混合物を含むこれらの混合物は、本発明の一部である。かくして、いずれの本明細書に与えられる式は、ラセミ体、1つまたはそれ以上のエナンチオマー形態、1つまたはそれ以上のジアステレオマー形態、1つまたはそれ以上のアトロプ異性体およびそれらの混合物を意味する。さらに、ある種の構造は、幾何異性体(すなわち、cisおよびtrans異性体)として、互変異性体として、またはアトロプ異性体として存在することができる。加えて、いずれの本明細書に与えられる式は、水和物、溶媒和物およびかかる化合物の多形体およびそれらの混合物を意味する。] [0008] いずれの本明細書に与えられる式ははまた、化合物の非標識形態ならびに同位体標識化形態を意味する。化合物は、1つまたはそれ以上の原子が、選択された原子量または質量数を有する原子により置換されている以外は、本明細書に与えられる式により示される構造を有する。本発明の組み射られることができる同位体の例としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素、および塩素、例えば、それぞれ、2H、3H、11C、13C、14C、15N、18F31P、32P、35S、36Cl、125Iが挙げられる。本発明の種々の同位体標識化合物は、例えば、3H、13C、および14Cのような放射性同位体を導入したものであってもよい。かかる同位体標識化合物は、代謝研究(好ましくは、14C)、反応動力学研究(例えば、2Hまたは3H)、検出またはイメージング手法、例えば、薬剤または組織基質分布アッセイを含む、陽電子放出断層撮影(PET)または単一光子放出コンピュータ断層撮影法(SPECT)、または患者の放射性治療に有用である。特に、18Fまたは標識化合物は、特に、PETまたはSPECTの研究に好ましい。さらに、重同位体、例えば重水素(すなわち2H)を有する置換基は、優れた代謝安定性、例えばインビボ半減期の増加または投与要求量の減少を与えるある治療的利点を提供する。この発明同位体標識化合物およびそのプロドラッグは、一般的に、スキームまたは実施例に開示の方法および非同位体標識化試薬の代わりに容易に入手できる標識化試薬を用いて下記のように調製することにより、調製することができる。] [0009] さらに、重同位体、例えば重水素(すなわち、2HまたはD)での置換は、より大きな代謝安定性、例えば、インビボ半減期の増加または投与要求量の減少または治療インデックスの改善を与えるある治療的利点を提供し得る。本明細書において重水素は、式(I)で示される化合物の置換基を意味することは理解される。かかる重同位体、特に重水素の濃度は、同位体濃縮係数により定義される。「同位体濃縮係数」なる用語は、本明細書で用いられる場合、同位体の存在量および特定の同位体の天然の存在量の間の比を意味する。本発明の化合物の置換基が重水素で示される場合、かかる化合物は、各々指定の重水素原子について、少なくとも3500(各々指定の重水素原子で、52.5%重水素混入量)、少なくとも4000(60%重水素混入量)、少なくとも4500(67.5%重水素混入量)、少なくとも5000(75%重水素混入量)、少なくとも5500(82.5%重水素混入量)、少なくとも6000(90%重水素混入量)、少なくとも6333.3(95%重水素混入量)、少なくとも6466.7(97%重水素混入量)、少なくとも6600(99%重水素混入量)、または少なくとも6633.3(99.5%重水素混入量)の同位体濃縮係数を有する。本発明の化合物において、特定の同位体が特に指定されていないいずれの原子は、その原子の安定な同位体であることを意味する。特記しない限り、位置を、特に「H」または「水素」で指定した場合、その位置は、その正常な存在量での同位体組成で水素を有すると理解される。したがって、本発明の化合物において、重水素(D)で特に指定されたいずれの原子は、例えば上記の範囲での重水素を意味する。] [0010] 所定の式で示された場合、特定の変数に関する可能性ある種のリストからの特定の基の選択は、他の場所にある変数に関する基を定義することを意図しない。言い換えれば、変数が一つ以上ある場合、特定のリストからの種の選択は、式中の他の場所の同じ変数に関する種の選択から独立している(上記または下記に好ましいとして特徴付けられる具体例における1つまたはそれ以上、すべての一般表記が、より具体的な定義に置き換えることができる場合、それぞれ、本発明のより好ましい具体例となる)。] [0011] 複数形(例えば、化合物(s)、塩(s))を用いる場合、これは単数(例えば、単一の化合物、単一の塩)も含む。「化合物」は、(例えば、医薬処方において)より多くの式(I)で示される化合物(またはその塩)の存在を除外しない。] [0012] 式(I)で示される化合物の酸付加塩は、好ましくは、医薬上許容される塩である。かかる塩は当該分野で公知である。] [0013] 以下の一般的な定義を本明細書において適用する: ハロゲン(またはハロ)は、フッ素、臭素、塩素またはヨウ素、特にフッ素、塩素である。ハロゲン−置換基および部分、例えばハロゲンにより置換されているアルキル(ハロゲンアルキル)は、モノ−、ポリ−または過ハロゲン化されていてもよい。] [0014] ヘテロ原子は、CおよびH以外の原子、好ましくは、窒素(N)、酸素(O)、硫黄(S)である。 炭素含有基、部または分子は、1〜8個、好ましくは1〜6個、より好ましくは1〜4個、最も好ましくは1または2個の炭素原子を含有する。1個より多い炭素原子を有するいずれの非環式炭素含有基または部は、直鎖または分枝鎖である。] [0015] 「アルキル」は、直鎖または分枝鎖アルキル基を意味し、好ましくは、直鎖または分枝鎖C1−12アルキル、特には、好ましくは直鎖または分枝鎖C1−7アルキル;例えば、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピル、n−、イソ−、sec−またはtert−ブチル、n−ペンチル、neo−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシルを意味し、特に好ましくは、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピルおよびn−ブチルおよびイソ−ブチルを意味する。アルキルは、非置換または置換されていてもよい。代表的な置換基としては、限定するものではないが、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロゲンおよびアミノが挙げられる。置換アルキルの例としては、トリフルオロ−メチルが挙げられる。シクロアルキルはまた、アルキルに対する置換基であってもよい。かかる場合の例としては、基(アルキル)−シクロプロピルまたはアルカンジイル−シクロプロピル、例えば、−CH2−シクロプロピルが挙げられる。C1−C7−アルキルは、好ましくは、1〜7個の、好ましくは、1〜4個を有する、直鎖または分枝鎖アルキルであり;好ましくは、低級アルキルは、ブチル、例えばn−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、プロピル、例えばn−プロピルまたはイソプロピル、エチルであり、または好ましくはメチルである。] [0016] 「アルコキシ」、「アルコキシアルキル」、「アルコキシカルボニル」、「アルコキシカルボニル−アルキル」、「アルキルスルホニル」、「アルキルスルフィニル」、「アルキルアミノ」、「ハロゲンアルキル」のような他の基の一部としての各々のアルキルは、「アルキル」の上記記載と同意義である。接頭語「低級」または「C1−C7」は、最大7個まで、特に再議4個までの炭素原子を含むラジカルを意味し、このラジカルは、直鎖または単一または複数の枝を有する分枝鎖であってもよい。] [0017] 「アルカンジイル」は、異なる炭素原子により部分に結合している直鎖または分枝鎖アルカンジイル基を意味し、これは、好ましくは、直鎖または分枝鎖C1−12アルカンジイル、特に好ましくは、直鎖または分枝鎖C1−6アルカンジイル;例えば、メタンジイル(−CH2−)、1,2−エタンジイル(−CH2−CH2−)、1,1−エタンジイル((−CH(CH3)−)、1,1−、1,2−、1,3−プロパンジイルおよび1,1−、1,2−、1,3−、1,4−ブタンジイルであり、特に好ましくは、メタンジイル、1,1−エタンジイル、1,2−エタンジイル、1,3−プロパンジイル、1,4−ブタンジイルである。] [0018] 「アルケンジイル」は、異なる2つの炭素原子により分子に結合している直鎖または分枝鎖アルケンジイル基であり、これは、好ましくは、直鎖または分枝鎖C2−6アルカンジイル;例えば−CH=CH−、−CH=C(CH3)−、−CH=CH−CH2−、−C(CH3)=CH−CH2−、−CH=C(CH3)−CH2−、−CH=CH−C(CH3)H−、−CH=CH−CH=CH−、−C(CH3)=CH−CH=CH−、−CH=C(CH3)−CH=CH−であり、特に好ましくは−CH=CH−CH2−、−CH=CH−CH=CH−である。アルケンジイルは、置換されていても、非置換であってもよい。] [0019] 「シクロアルキル」は、飽和または部分的に飽和した、炭素環あたり3〜12個の環原子を有する、単環、縮合ポリサイクリックまたはスピロポリサイクリック、カルボサイクルを意味する。シクロアルキル基の代表的な例としては、以下の基:シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルが挙げられる。シクロアルキルは、非置換または置換であってもよい;代表的な置換基は、アルキルの定義に与えられる。] [0020] 「アリール」は、6個またはそれ以上の炭素原子を有する芳香族ホモサイクリック環を意味する;アリールは、好ましくは、6〜14個の環炭素原子、より好ましくは、6〜10個の環炭素原子を有する芳香族基、例えばフェニルまたはナフチル、好ましくはフェニルである。アリールは、非置換または1個またはそれ以上、好ましくは3個まで、より好ましくは、2個までの置換基により置換されていてもよく、置換基は、独立して、以下に記載の非置換または置換ヘテロサイクリル、特に、ピロリジニル、例えばピロリジノ、オキソピロリジニル、例えばオキソピロリジノ、C1−C7−アルキル−ピロリジニル、2,5−ジ−(C1−C7アルキル)ピロリジニル、例えば2,5−ジ−(C1−C7アルキル)−ピロリジノ、テトラヒドロフラニル、チオフェニル、C1−C7−アルキルピラゾリジニル、ピリジニル、C1−C7−アルキル−ピペリジニル、ピペリジノ、環炭素原子を介してアミノまたはN−モノ−またはN,N−ジ−[低級アルキル、フェニル、C1−C7−アルカノイルおよび/またはフェニル−低級アルキル]−アミノ、非置換またはN−低級アルキル置換ピペリジニルにより置換されているピペリジノ、ピペラジノ、低級アルキルピペラジノ、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−チオモルホリノまたはS,S−ジオキソチオモルホリノ;C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、フェニル、ナフチル、モノ−〜トリ−[C1−C7−アルキル、ハロおよび/またはシアノ]−フェニルまたはモノ〜トリ−[C1−C7−アルキル、ハロおよび/またはシアノ]−ナフチル;C3−C8−シクロアルキル、モノ−〜トリ−[C1−C7−アルキルおよび/またはヒドロキシ]−C3−C8−シクロアルキル;ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、低級アルコキシ−低級アルコキシ、(低級アルコキシ)−低級アルコキシ−低級アルコキシ、ハロ−C1−C7−アルコキシ、フェノキシ、ナフチルオキシ、フェニル−またはナフチル−低級アルコキシ;アミノ−C1−C7−アルコキシ、低級アルカノイルオキシ、ベンゾイルオキシ、ナフトイルオキシ、ホルミル(CHO)、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、例えば;フェニル−またはナフチル−低級アルコキシカルボニル、例えばベンジルオキシカルボニル;C1−C7−アルカノイル、例えばアセチル、ベンゾイル、ナフトイル、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−二置換カルバモイル、例えばN−モノ−またはN,N−二置換カルバモイル(ここに、置換基は、低級アルキル、(低級アルコキシ)−低級アルキルおよびヒドロキシ−低級アルキル;アミジノ、グアニジノ、ウレイド、メルカプト、低級アルキルチオ、フェニル−またはナフチルチオ、フェニル−またはナフチル−低級アルキルチオ、低級アルキル−フェニルチオ、低級アルキル−ナフチルチオ、ハロゲン−低級アルキルメルカプト、スルホ(−SO3H)、低級アルカンスルホニル、フェニル−またはナフチル−スルホニル、フェニル−またはナフチル−低級アルキル−スルホニル、アルキルフェニルスルホニル、ハロゲン−低級アルキルスルホニル、例えばトリフルオロメタンスルホニル;スルホンアミド、ベンゾスルホンアミド、アジド、アジド−C1−C7−アルキル、特にアジドメチル、C1−C7−アルカン−スルホニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニル、シアノおよびニトロからなる群から選択される;ここに、置換基または置換アルキル(または、本明細書に記載の置換アリール、ヘテロサイクリル等において)の置換基の一部として上記したフェニルまたはナフチル(フェノキシまたはナフトキシにおいても)は、それ自体非置換または1個またはそれ以上、例えば3個まで、好ましくは1個または2個のハロ、ハロ−低級アルキル、例えばトリフルオロメチル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、アジド、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(低級アルキルおよび/またはC1−C7−アルカノイル)−アミノ、ニトロ、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、カルバモイル、シアノおよび/またはスルファモイルからなる群から独立して選択される置換基により置換であってもよい。] [0021] 「ヘテロサイクリル」は、不飽和(=環内に可能性ある最大数の二重結合を有する、この場合、別に、ヘテロサイクリルは、ヘテロアリールとして示される)、飽和または部分的に不飽和である、ヘテロサイクリックラジカルを意味し、好ましくは、単環または本発明のより広い態様において、二環式、三環式またはスピロ環であり;3〜24個、より好ましくは4〜16個、最も好ましくは5〜10個、最も好ましくは5または6個の環原子を有し;ここに、1個またはそれ以上、好ましくは1〜4個、特に1〜2個の炭素環原子は、ヘテロ原子により置換されていてもよく、結合する環は、好ましくは、4〜12個、特に5〜7個の環原子を有する。ヘテロサイクリックラジカル(ヘテロサイクリル)は非置換であるか、または置換アルキルまたはアリールに関して定義した置換基の群から独立して選択される1個またはそれ以上、特に1〜3個の置換基、および/または1個またはそれ以上の以下の置換基:オキソ(=O)、チオカルボニル(=S)、イミノ(=NH)、イミノ−低級アルキルにより置換されていてもよい。さらに、ヘテロサイクリルは、特にオキシラニル、アジリニル、アジリジニル、1,2−オキサチオラニル、チエニル(=チオフェニル)、フラニル、テトラヒドロフラニル、ピラニル、チオピラニル、チアントレニル、イソベンゾフラニル、ベンゾフラニル、クロメニル、2H−ピロリル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、ベンズイミダゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラゾリジニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ジチアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピリダジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、(S−オキソまたはS,S−ジオキソ)−チオモルホリニル、インドリジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、特に、1,4−ジアゼパニル、イソインドリル、3H−インドリル、インドリル、ベンズイミダゾリル、クマリル、インダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、プリニル、4H−キノリジニル、イソキノリル、キノリル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロイソキノリル、デカヒドロキノリル、オクタヒドロイソキノリル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ジベンゾチオフェニル、フタラジニル、ナフチリジニル、キノキサリル、キナゾリニル、キナゾリニル、シノリニル、プテリジニル、カルバゾリル、ベータ−カルボリニル、フェナンスリジニル、アクリジニル、ペリミジニル、フェナントリニル、フラザニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、クロメニル、イソクロマニル、クロマニル、ベンゾ[1,3]ジオキソl−5−イルおよび2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イルからなる群から選択されるヘテロサイクリルラジカルであり、これらのラジカルは各々、非置換であるか、または置換アリールについて上記した置換基から選択される1個またはそれ以上、好ましくは、3個までの置換基、および/または1個またはそれ以上の以下の置換基:オキソ(=O)、チオカルボニル(=S)、イミノ(=NH)、イミノ−低級アルキルにより置換されていてもよい。] [0022] 「アリールアルキル」は、アルキル基、例えばメチルまたはエチル基を介して分子に結合するアリール基を意味し、好ましくは、フェネチルまたはベンジル、特にベンジルである。同様に、シクロアルキルアルキルおよびヘテロサイクリルは、アルキル基を介して分子に結合するシクロアルキル基またはアルキル基を介して分子に結合するヘテロサイクリル基を意味する。各々において、アリール、ヘテロサイクリル、シクロアルキルおよびアルキルは、上記の置換基により置換されていてもよい。] [0023] 「塩」(「またはそれらの塩」または「またはその塩」により意味されるものは、単独、式(I)で示される遊離化合物との混合物として存在し得る)は、好ましくは、医薬上許容される塩である。かかる塩は、例えば酸付加塩として形成され、好ましくは有機または無機酸と形成し、式(I)で示される化合物と塩基性窒素原子から形成され、特に医薬上許容される塩として形成される。適当な無機酸は、例えば、ハロゲン酸、例えば塩酸、硫酸またはリン酸である。適当な有機酸は、例えばカルボン酸またはスルホン酸、例えばフマル酸またはメタンスルホン酸である。単離または精製のために、医薬上許容されない塩、例えばピクリン酸塩または過塩素酸塩を用いることもできる。治療用途に関しては、医薬上許容される塩または遊離化合物だけが適用され(医薬製剤の形成に適用できる)、したがって、これらが好ましい。遊離形態の新規化合物と、例えば新規化合物の生成または同定において中間体として用いることができるそれらの塩を含むその塩形態の密な関係を考慮すると、本明細書に記載の遊離化合物への言及は、適宜対応する塩を意味するものとして理解されるべきである。] [0024] 「C−Metチロシンキナーゼ介在疾患」は、具体的には、蛋白質チロシンキナーゼの阻害、特にc−Metキナーゼの阻害が有益(例えば、1つまたはそれ以上の兆候の改善、疾患の発症の遅延、疾患からの一時的または完全な治癒)である障害である。これらの障害は、増殖性疾患、例えば腫瘍疾患、特に固形腫瘍およびそれ由来の転移、例えば、遺伝性乳頭状腎細胞癌(PRCC)、散発型PRCC、頭部および頸部癌、扁平上皮癌、胃癌、膵臓癌、肺癌、膀胱癌、乳癌、平滑筋肉腫、膠芽細胞腫、メラノーマ、胞巣状軟部肉腫を含む。これらの障害は、さらに、炎症性の症状、例えば感染による炎症性症状を含む。] [0025] 「治療」は、疾患、障害または症状の予防および治療的処理ならびに疾患の進行の遅延を含む。] [0026] 「組み合わせ」は、1回単位剤形での固定組み合わせ、または、式(I)で示される化合物および組み合わせパートナー(例えば、以下に説明するような他の薬剤、「治療剤」または「同時使用薬剤」とも称される)が、独立して、同時にまたは、特に、これらのインターバル時間が組み合わせパートナーが協力的な効果、例えば相乗効果を示す間隔をおいて連続して投与される、組み合わせ投与用キットを意味する。「同時投与」または「組み合わせ投与」または本明細書で用いられる類似の用語は、選択した組み合わせパートナーのそれを必要とする単一の対象(例えば、患者)に投与することを含み、薬剤を必ずしも同じ投与経路で同時に投与する必要のない治療計画を含む。「医薬組み合わせ」なる用語は、本明細書で用いられる場合、1つより多い活性成分を混合するまたは組み合わせることにより得られ、活性成分の固定および非固定組み合わせの両方を含む。「固定組み合わせ」なる用語は、活性成分、例えば式(I)で示される化合物および組み合わせパートナーの両方が、単一のものまたは投与量で同時に患者に投与されることを意味する。「非固定組み合わせ」なる用語は、活性成分、例えば式(I)で示される化合物および組み合わせパートナーの両方が、別のものとして、同時に、平行してまたは連続して、特定の時間制限なく投与されることを意味し、かかる投与は、患者の体内で2つの化合物の治療効果レベルを与える。後者はまた、カクテル両方、例えば3つまたはそれ以上の活性成分の投与に適用される。] [0027] 独立して、共同でまたは組み合わせまたはサブ組み合わせにおいて好ましい具体例において、本発明は、遊離塩基形態または酸付加塩形態である、置換基が上記したものである式(I)で示される化合物に関する。] [0028] 一の具体例において、本発明は式(IA) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0029] さらなる具体例において、本発明は式(IB) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0030] さらなる具体例において、本発明は式(IC) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0031] さらなる具体例において、本発明は式(ID) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0032] さらなる具体例において、本発明は式(IE) [式中、R1は、非置換または置換シクロアルキル;非置換または置換アルキルであり、n、m、A2、R2、R3、R3`、R4、R5、R5`は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物に関する。] [0033] さらなる具体例において、本発明は式(IF) [式中、R1は非置換または置換ヘテロサイクリル、非置換または置換アリールであり、R2、R3、R3`は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物に関する。] [0034] さらなる具体例において、本発明は式(IG) で示される化合物に関する。] [0035] さらなる具体例において、本発明は式(IH) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0036] さらなる具体例において、本発明は式(IJ) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0037] さらなる具体例において、本発明は式(IK) [式中、置換基は式(I)で示される化合物と同意義である] で示される化合物に関する。] [0038] 本発明の好ましい化合物は、A1が直接結合である化合物、すなわち、R1基が直接イミダゾ[1,2−b]ピリダジン二環系に結合している化合物である。] [0039] R1は、好ましくは、非置換または置換ヘテロサイクリルであり; ここに、該ヘテロサイクリルは、4〜16個の環原子を有し、1〜4個のヘテロ原子が存在する、単環式、二環式、三環式またはスピロ環式である、不飽和、飽和または部分不飽和ヘテロサイクルから選択され; ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜4個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、C3−C12−シクロ−アルキル、フェニル−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、ヒドロキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオ−モルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、ハロ−C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、N−C1−C7−アルカノイル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−アルキルオキシカルボニル−アミノ、N−C1−C7−アルキルオキシカルボニル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、ホルミル、C1−C7−アルキルカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキル−カルボニル、ハロ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシカルボニル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルキルスルホニル、C1−C7−アルキル−スルフィニル、C1−C7−アルキルチオ、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニル;オキソ(例えば、C=OまたはN(+)−O(−))またはC1−6アルカンジイルから独立して選択される。] [0040] R1は、特に好ましくは、非置換または置換ヘテロサイクリルであり; ここに、該ヘテロサイクリルは、インダニル、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾール、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾール、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、フラザン(オキサジアゾール)、ジオキソラン、チオフェン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イソキサゾール、イソキサゾリン、イソキサゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾロリジン、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピリダジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、ピラン、テトラヒドロピラン、チオピラン、テトラヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジオキシン、モルホリン、プリン、プテリン、および対応するベンゼン縮合ヘテロサイクル、例えば、インドール、イソインドール、クマリン、クマロンシノリン、イソキノリン、キノリン、チオナフテンからなる群から選択され; ここに、該ヘテロサイクリルは、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ−カルボニル、C1−C7−アルキルスルホニルアミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソ−チオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノ−スルホニル、チオモルホリノスルホニル、メタンジイル、エタンジイルおよびオキソからなる群から独立して選択される、1個またはそれ以上、好ましくは1〜3個の基により置換されている。] [0041] R1は、さらに特に好ましくは、非置換または置換ヘテロサイクリルであり; ここに、該ヘテロサイクリルは、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾール、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾール、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、フラザン、ジオキソラン、チオフェン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イソキサゾール、イソキサゾリン、イソキサゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾロリジン、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピリダジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、ピラン、テトラヒドロピラン、チオピラン、テトラヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジオキシン、モルホリン、プリン、プテリン、および対応するベンゼン縮合ヘテロサイクル、例えば、インドール、イソインドール、クマリン、クマロンシノリン、イソキノリン、キノリン、チオナフテンからなる群から選択され; ここに、該ヘテロサイクリルは、ハロ、C1−C4−アルキル、ベンジル、C1−C4−アルキルオキシ、ハロ−C1−C4−アルキル、ピロリジノ−C1−C2−アルキル、ピペリジノ−C1−C2−アルキル、オキソからなる群から独立して選択される1個またはそれ以上、好ましくは1または2個の基により置換されている。] [0042] R1は、さらに好ましくは、非置換または置換アリールであり; ここに、該アリールは、6〜14個の環炭素原子を有する芳香族基から選択され; ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜2個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、C3−C12−シクロアルキル、フェニル−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、ヒドロキシ−C1−C7−アルキルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオ−モルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、ハロ−C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、N−C1−C7−アルカノイル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−アルキルオキシカルボニル−アミノ、N−C1−C7−アルキルオキシカルボニル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、ホルミル、C1−C7−アルキルカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキル−カルボニル、ハロ−C1−C7−アルキル−カルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシ−カルボニル、N−C1−C7−アルカノイル−アミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルキルスルホニル、C1−C7−アルキルスルフィニル、C1−C7−アルキルチオ、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルから選択される。] [0043] R1は、さらに特に好ましくは、非置換または置換フェニルまたはナフチルであり、該置換基は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノカルボニル、C1−C7−アルキルスルホニルアミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ,C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルからなる群から独立して選択される、1個またはそれ以上、好ましくは1〜3個の基である。] [0044] R1は、さらに好ましくは、特にA1基が直接結合である場合ハロゲンである。特に、この具体例において、R1はクロロである。 R1は、さらに好ましくは、C1−C7−アルコキシ、例えばエトキシである。 R1は、さらに好ましくは、C1−C7−アルキル、C1−C7−ハロアルキルまたはC3−C12シクロアルキルである。] [0045] R1は、さらに好ましくは、C1−C7−アルコキシ、シアノ、カルボキサミド、またはハロゲンである。 R1は、特にさらに好ましくは、C1−C4−アルキル、C1−C4−フルオロアルキルまたはC5−C8シクロアルキルである。 R1は、さらにより好ましくは、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピル、n−、イソ−、sec−またはtert−ブチル、n−ペンチル、ネオ−ペンチル、トリフルオロメチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロオクチルである。] [0046] R2は、好ましくは、非置換または置換ヘテロサイクリルまたは非置換または置換アリールであり; ここに、該ヘテロサイクリルは、4〜16個の環原子を有し、1〜4個のヘテロ原子が存在する、単環式、二環式、三環式またはスピロ環式である、不飽和、飽和または部分不飽和ヘテロサイクルであり; ここに、該アリールは、6〜14個の環炭素原子を有する芳香族基から選択され; ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜4個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシカルボニル、N−C1−C7−アルカノイル−アミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノ−スルホニル、チオモルホリノスルホニルおよびオキソ(R2がヘテロサイクリルである場合、C=OまたはN(+)−O(−))から独立して選択される。] [0047] R2は、特に好ましくは、非置換または置換ヘテロサイクリルまたは非置換または置換アリールであり; ここに、該ヘテロサイクリルまたはアリールは、フェニル、ナフチル、インダニル、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾール、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾール、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、フラザン(オキサジアゾール)、ジオキソラン、チオフェン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イソキサゾール、イソキサゾリン、イソキサゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾロリジン、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピリダジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、ピラン、テトラヒドロピラン、チオピラン、テトラヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジオキシン、モルホリン、プリン、プテリン、および対応するベンゼン縮合ヘテロサイクル、例えば、インドール、イソインドール、クマリン、クマロンシノリン、イソキノリン、シノリンからなる群から選択され ここに、該ヘテロサイクリルまたはアリールは、1個またはそれ以上、好ましくは1〜3個のハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノカルボニル、C1−C7−アルキルスルホニルアミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルキル−スルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルキル−スルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルキル−スルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルおよびオキソ(ただし、R2はヘテロサイクリルである)からなる群から独立して選択される基により置換されている。] [0048] R2は、特により好ましくは、下記リスト: から選択されるフェニルまたはヘテロサイクリルであり; ここに該フェニルまたはヘテロサイクリルは、各々、非置換または1またはそれ以上置換基により置換されており、該置換基は、フルオロ、クロロ、ブロモ、1−メチル−1H−ピラゾール(特に、1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)、ピリジル(特に、3−ピリジル)、フェニル(特に、置換フェニル、より詳細には3−ベンゾニトリル)、ヒドロキシ、アミノ、アミノカルボニル、シアノ、C1−C4−アルキル(特に、メチル、エチル)、ビニル、C1−C4−アルキルオキシ(特に、メトキシ)、ホルミル、C1−C4−アルキルカルボニル(特に、1−エタノン)、ヒドロキシル−C1−C4−アルキル(特に、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、エタン−1,2−ジオール)、ハロ−C1−C4−アルキル(特に、CF3)、C1−C4−アルキルオキシ−C1−C4−アルキル(特に、メトキシメチル)、C1−C4−アルキルスルホニルアミノ(特に、メチルスルホニルアミノ)からなる群から選択される。] [0049] R2は、特に好ましい具体例において、下記リスト: の基に関する。] [0050] R2は、より好ましい具体例において、下記リスト: の基に関する。] [0051] R3は、好ましくは、H、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピル、ハロ−C1−C7−アルキル(特に、CF3)、およびR3`は、好ましくは、H、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピル、フルオロ、クロロ、ヒドロキシであるか、または R3およびR3`は、両方フルオロまたはクロロであるか、または R3およびR3`は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピルを意味する。] [0052] R3およびR3`は、特に好ましくは、下記リスト: から選択される。] [0053] R4は、好ましくは、H、C1−C7−アルキル(特にH)である。 R5は、好ましくは、H、C1−C7−アルキル(特にH)である。 R5`は、好ましくは、H、C1−C7−アルキル(特にH)である。] [0054] nは、好ましくは、0または1である。 nは、特に好ましくは、0である。 mは、好ましくは、0、1または2である。 mは、特に好ましくは、0である。 A2は、好ましくは、酸素である。] [0055] さらに、本発明は、式(I)で示される化合物の医薬上許容されるプロドラッグに関する。さらに、本発明は、式(I)で示される化合物の医薬上許容される代謝産物に関する。] [0056] 本発明は、特に、実施例に記載の式(I)で示される化合物ならびにそこに記載の製造方法に関する。] [0057] 式(I)で示される化合物は、本願明細書に記載のように、有益な生理学的特性を有する。] [0058] 第二の態様において、本発明は、c−Met関連障害または症状の治療方法を提供する。治療される障害または症状は、好ましくは、増殖性疾患、例えば癌または炎症性症状である。さらに、式(I)で示される化合物は、望ましくない細胞、特にc−Met−関連症状に関する細胞の治療に有用である。] [0059] A:増殖性疾患:式(I)で示される化合物は、特に、1つまたはそれ以上の以下の増殖性疾患の治療に有用である: 式(I)で示される化合物は癌の治療に有用であり、ここに、該癌は、脳癌、胃癌、性器癌、尿道癌、前立腺癌、膀胱癌(表面性および筋肉浸潤性)、乳癌、子宮頸癌、結腸癌、結腸直腸癌、神経膠腫(膠芽細胞腫、未分化星城細胞腫、乏突起星細胞腫、乏突起膠腫を含む)、食道癌、胃癌、消化器癌、肝臓癌、幼児期HCCを含む肝細胞癌(HCC)、頭部および頸部癌(頭頸部細胞癌、鼻咽頭癌を含む)、ヒュルトレ細胞癌、上皮癌、メラノーマ(悪性メラノーマを含む)、中皮癌、リンパ腫、骨髄腫(多発性骨髄腫を含む)、白血病、肺癌(非小細胞肺癌(すべての組織学的サブタイプを含む)を含む):腺癌、扁平上皮癌、気管支肺胞癌、巨大細胞癌、および腺扁平上皮ミックス腎臓癌(限定するものではないが、乳頭状腎細胞癌)、腸癌、腎細胞癌(遺伝性および散発性乳頭状腎細胞癌、タイプIおよびタイプII、および明細胞腎細胞癌を含む);肉腫、特に、骨肉腫、明細胞肉腫および軟組織肉腫(肺胞および胚性横紋筋肉腫、胞巣状軟部肉腫を含む);甲状腺癌(乳頭および他のサブタイプ)からなる群から選択される。] [0060] 式(I)で示される化合物は、胃、結腸、肝臓、生殖器、泌尿器官、メラノーマ、または前立腺癌の治療に有用である。特定の具体例において、癌は肝臓または食道癌である。 式(I)で示される化合物は、例えば、肝臓における転移癌を含む結腸癌および非小細胞肺癌の治療に有用である。] [0061] 式(I)で示される化合物はまた、遺伝性乳頭状腎癌(Schmidt,L.et al.Nat.Genet.16,68−73,1997)およびc−METが過剰発現するか、または突然変異により構造的に活性化かれた、他の増殖性疾患(Jeffers and Vande Woude.Oncogene 18,5120−5125,1999;およびそこに記載の文献)または染色体再配列(例えば、TPR−MET;Cooper et al.Nature 311,29−33,1984;Park.et al.Cell45,895−904,1986)の治療に有用であり得る。] [0062] 式(I)で示される化合物はさらに、本明細書に記載のまたは当該分野で知られているさらなる癌および症状の治療に有用である。] [0063] B:炎症性症状:式(I)で示される化合物は、1つまたはそれ以上の炎症性症状の治療に特に適している。] [0064] さらなる具体例において、炎症性症状は感染に起因する。一の具体例において、治療方法は、病原菌感染を防ぐものである。特に具体的には、感染症は細菌感染症、例えばリステリア菌感染症である。例えば、Shen et al.Cell 103:501−10,(2000)を参照すると、細菌表面蛋白質は、受容体の細胞外ドメインに結合してc−Metキナーゼを活性化し、それにより、同種リガンドHGF/SFの効果を模倣する。] [0065] さらに、式(I)で示される化合物は、さらなる炎症性障害および本明細書に記載の、または当該分野で公知の症状の治療に有用である。] [0066] C:組み合わせ療法:ある種の具体例において、方法はいずれも、さらに化学療法剤を投与することを含んでいてもよい。] [0067] 関連する具体例において、化学療法剤は、抗癌剤である。特定の組み合わせは、本明細書に記載する。] [0068] さらなる関連する具体例において、上記方法はいずれも、さらに、経路特異性阻害剤を投与することを含む。経路特異性阻害剤は、化学療法剤であってもよく、生物学的作用剤、例えば抗体であってもよい。経路特異性阻害剤は、限定するものではないが、EGFR、Her−2、Her−3、VEGFR、Ron、IGF−IR、PI−3K、mTOR、Rafの阻害剤を含む。] [0069] さらなる関連する具体例において、上記方法のいくつかは、対象に投与するか、または細胞に接触することに続いて、これらの方法はさらに、癌の進行または転移の改善または遅延が見られるさらなる方法を含み得る。] [0070] かくして、一の具体例において、本発明は、c−Met関連障害または症状の治療方法であって、有効量の式(I)で示される化合物のいずれかをこれを必要とする対象に投与することを含む方法に関する。] [0071] さらなる具体例において、本発明は、特に、1つまたはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療に用いるための医薬として/医薬として用いるための式(I)で示される化合物または医薬上許容される塩に関する。] [0072] さらなる具体例において、本発明は、特に、1つまたはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療に用いるための医薬における活性成分としての、式(I)で示される化合物または医薬上許容される塩の使用に関する。] [0073] さらなる具体例において、本発明は、特に、1つまたはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療に用いるための医薬としての式(I)で示される化合物または医薬上許容される塩の使用に関する。] [0074] さらなる具体例において、本発明は、1つまたはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療に用いるための医薬の製造における、式(I)で示される化合物または医薬上許容される塩の使用に関する。] [0075] さらなる具体例において、本発明は、治療を必要とする対象の、C−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療、最も具体的にはかかる治療を必要とする患者における治療方法において用いるための式(I)で示される化合物またはかかる化合物の医薬上許容される塩に関する。] [0076] さらなる具体例において、本発明は、C−Metチロシンキナーゼの阻害に応答する疾患または障害の治療方法であって、式(I)(基および記号は上記の通りである)で示される化合物またはその医薬上許容される塩を、特に該疾患に対して有効な量でこれを必要とする恒温動物に投与することを含む方法に関する。] [0077] さらなる具体例において、本発明は、活性成分として式(I)で示される化合物を、少なくとも1つの医薬担体または希釈剤を含む医薬組成物に関する。かかる組成物は、慣用的な方法で製造することができる。] [0078] さらなる具体例において、本発明は、1つまたはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療方法であって、該治療を必要とする対象に、治療的に有効な量の式(I)で示される化合物を投与することを含む方法に関する。] [0079] さらなる具体例において、本発明は、(a)有効量の式(I)で示される化合物および医薬上許容される塩、医薬上許容されるプロドラッグ、および医薬上活性な代謝産物;および(b)1つまたはそれ以上の医薬上許容される賦形剤および/または希釈剤を含む医薬組成物に関する。] [0080] さらなる具体例において、本発明は、ヒトを含む恒温動物の疾患、例えば固形癌または液性癌の治療用医薬組成物であって、該疾患に有効な投与量の上記した式(I)で示される化合物またはかかる化合物の医薬上許容される塩と医薬上許容される担体(=担体物質)を含む医薬組成物に関する。] [0081] 第3の態様において、本発明は、上記した式(I)で示される化合物またはかかる化合物の医薬上許容される塩もしくは水和物または溶媒和物および少なくとも1つの医薬上許容される担体および/または希釈剤および所望により1つまたはそれ以上のさらなる治療剤を含む医薬製剤(組成物)を提供する。] [0082] 本発明で示される化合物は、慣用的な経路、特に非経口、例えば注射可能な溶液または懸濁液の形態、経腸的、例えば、経口、例えば錠剤またはカプセルの形態、局所的、例えば、ローション、ゲル、軟膏またはクリームの形態で、鼻腔内または坐剤形態で投与することができる。局所投与は、例えば皮膚に対して行う。さらなる局所投与形態は、眼に適用される。本発明の化合物を少なくとも1つの医薬上許容される担体または希釈剤と一緒に含む医薬組成物は、医薬上許容される担体または希釈剤と混合することにより慣用的な手段で製造することができる。] [0083] 本発明はまた、有効量、特に上記した疾患(=障害)の1つの治療に有効な量の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩と1つまたはそれ以上の医薬上許容される担体を含み、局所、腸内、例えば経口または直腸、または非経口投与に適し、無機または有機、固体または液体である、医薬組成物に関する。これらは、経口投与用に、特に錠剤またはゼラチンカプセル用に用いることができ、活性成分と希釈剤、例えば、ラクトース、デキストロース、マンニトール、および/またはグリセロール、および/または滑沢剤および/またはポリエチレングリコールを含む。錠剤はまた、結合剤、例えば、珪酸アルミニウムマグネシウム、スターチ、例えばコーンスターチ、麦またはコメデンプン、ゼラチン、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロースおよび/またはポリビニルピロリドン、および所望により崩壊剤、例えば、スターチ、寒天、アルギン酸またはその塩、例えばアルギン酸ナトリウム、および/または発泡性混合物または吸着剤、染料、フレーバー剤および甘味料を含んでいてもよい。また、医薬上活性な本発明の化合物は、非経口投与可能な組成物の形態で、または注入液の形態で用いることができる。医薬組成物は、滅菌し、および/または賦形剤、例えば保存剤、安定化剤、湿潤化合物および/または乳化剤、可溶過剤、浸透圧調節用の塩および/または緩衝液を含んでいてもよい。所望により、他の医薬活性剤を含む本発明の医薬組成物は、公知の方法で調製することができ、例えば、慣用的な混合、造粒、調合、溶解または凍結乾燥法により調製することができ、約1%〜99%、特に約1%〜約20%の活性成分を含む。] [0084] 恒温動物に適用される活性成分の量は、患者のタイプ、種、年齢、体重、性別および医学的症状;治療する症状の重症度;投与経路;患者の腎臓および肝臓機能;および用いる特定の化合物を含む多くの因子に依存する。医者、臨床医または獣医は、容易に、症状の進行を防止、対抗、または停止するのに必要な薬剤の有効量を決定および処方することができる。毒性なく効果を与える範囲内の薬剤の濃度を達成する最適な精度は、目的の部位に対する薬剤の利用能の動力学に基づいた計画を要求する。これは、薬剤の分布、平衡および排泄を考慮する。式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩の恒温動物、例えば体重70kgのヒトに投与するための投与量は、好ましくは、約3mg〜約5g、より好ましくは、約10mg〜約1.5g(1日当たり)であり、好ましくは、例えば同じサイズである1〜3回の投与に分割される。一般的に、子供は大人の半分の量である。] [0085] 第4の態様において、本発明は、式(I)で示される化合物と1つまたはそれ以上の他の治療活性剤の組み合わせに関する。かくして、式(I)で示される化合物は、単独または、固体組み合わせの形態で組み合わせ治療が可能な1つまたはそれ以上の他の治療剤と組み合わせて投与されるか、または本発明の化合物および1つまたはそれ以上の他の治療剤の投与は、調製され、または他方から独立して与えられ、または固定組み合わせおよび1つまたはそれ以上の他の治療剤の組み合わせ投与で与えられる。] [0086] 式(I)で示される化合物は、加えて、特に、化学療法、放射線治療、免疫療法、外科的処置またはそれらの組み合わせと組み合わせて腫瘍治療のために投与することができる。長期間の治療も、上記したような他の治療方法において、同様に補助的治療であってもよい。他の可能性ある治療は、腫瘍軽減後の患者の状態を保持するための治療であるか、または例えばリスクがある患者における化学的予防的治療である。] [0087] かくして、式(I)で示される化合物は、他の抗増殖化合物と組み合わせて用いてもよい。かかる抗増殖化合物は、限定するものではないが、アロマターゼ阻害剤;抗エストロゲン剤;トポイソメラーゼI阻害剤;トポイソメラーゼII阻害剤;微小管活性化化合物;アルキル化化合物;ヒストンデアセチラーゼ阻害剤;細胞分化プロセスを誘発する化合物;シクロオキシゲナーゼ阻害剤;MMP阻害剤;mTOR阻害剤;抗新生物代謝拮抗剤;プラチナ化合物;プロテインまたは脂質キナーゼ活性を標的とする/減少させる化合物;抗血管形成化合物;プロテインまたは脂質ホスファターゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物;ゴナドレリンアゴニスト;抗アンドロゲン剤;メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤;ビスフォスフォネート;生物反応修飾剤;抗増殖抗体;ヘパラナーゼ阻害剤;Ras発癌遺伝子アイソフォーム阻害剤;テロメラーゼ阻害剤;プロテアソーム阻害剤;悪性血液疾患の治療に用いる化合物;Flt−3の活性を標的とする、減少させる、または阻害する化合物;Hsp90阻害剤;キネシンスピンドル蛋白質阻害剤;MEK阻害剤;ロイコボリン;EDG結合剤;抗白血病化合物;リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤;S−アデノシルメチオニンデカルボキシラーゼ阻害剤;アンギオスタチン系ステロイド;コルチコステロイド;他の化学療法化合物(以下に定義する);光増感化合物を含む。] [0088] さらに、別法としてまたは加えて、これらは、手術、電離放射線、光治療、インプラントを含む他の腫瘍治療アプローチと組み合わせて、例えば、コルチコステロイド、ホルモンと一緒に用いてもよく、またはこれらは放射線増感剤として用いてもよい。] [0089] 「アロマターゼインヒビター」なる用語は、本明細書において使用するとき、エストロゲン生産を阻害し、すなわち基質のアンドロステンジオンおよびテストステロンのエストロンおよびエストラジオールへのそれぞれの変換を阻害する化合物に関する。かかる用語には、ステロイド、とりわけアタメスタン、エキセメスタンおよびホルメスタン、およびとりわけ非ステロイド、とりわけアミノグルテチミド、ログレチミド、ピリドグルテチミド、トリロスタン、テストラクトン、ケトコナゾール、ボロゾール、ファドロゾール、アナストロゾールおよびレトロゾールが含まれるが、これらに限定されない。エキセメスタンは例えば、AROMASINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ホルメスタンは例えば、LENTARONの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ファドロゾールは例えば、AFEMAの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。アナストロゾールは例えば、ARIMIDEXの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。レトロゾールは例えば、FEMARAまたはFEMARの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。アミノグルテチミドは例えば、ORIMETENの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。アロマターゼインヒビターである化学療法剤を含む本発明の組合せ剤が、ホルモン受容体陽性腫瘍、例えば乳癌の処置にとりわけ有用である。] [0090] 「抗エストロゲン剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、エストロゲン受容体レベルでエストロゲンの効果と拮抗する化合物に関する。かかる用語には、タモキシフェン、フルベストラント、ラロキシフェンおよびラロキシフェン塩酸塩が含まれるが、これらに限定されない。タモキシフェンは例えば、NOLVADEXの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ラロキシフェン塩酸塩は例えば、EVISTAの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。フルベストラントは、US4,659,516に記載の通りに製剤することができるか、または例えば、FASLODEXの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。抗エストロゲン剤である化学療法剤を含む本発明の組合せ剤が、エストロゲン受容体陽性腫瘍、例えば乳癌の処置にとりわけ有用である。] [0091] 「抗アンドロゲン剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、アンドロゲンホルモンの生物学的効果を阻害することができるあらゆる物質に関し、例えばUS4,636,505に記載のとおりに製剤することができるビカルタミド(CASODEX)を含むが、これに限定されない。] [0092] 「ゴナドレリンアゴニスト」なる用語は、本明細書において使用するとき、アバレリクス、ゴセレリンおよびゴセレリン酢酸塩を含むが、これらに限定されない。ゴセレリンはUS4,100,274に記載されており、例えばZOLADEXの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。アバレリクスは例えば、US5,843,901に記載のとおりに製剤することができる。] [0093] 「トポイソメラーゼI阻害剤」なる用語には、本明細書において使用するとき、トポテカン、ギマテカン、イリノテカン、カンプトテシおよびそのアナログ、9−ニトロカンプトテシンおよび巨大分子カンプトテシン結合PNU−166148(WO99/17804の化合物A1)が含まれるが、これらに限定されない。イリノテカンは例えば、CAMPTOSARの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。トポテカンは例えば、HYCAMTIN(商標)の商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。] [0094] 「トポイソメラーゼII阻害剤」なる用語には、本明細書において使用するとき、アントラサイクリン、例えばドキソルビシン(リポソーム製剤を含む、例えばCAELYX)、ダウノルビシン、エピルビシン、イダルビシンおよびネモルビシン、アントラキノンミトキサントロンおよびロソキサントロン、およびポドフィロトキシン、エトポシド、およびテニポシドが含まれるが、これらに限定されない。エトポシドは例えば、ETOPOPHOSの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。テニポシドは例えば、VM 26−BRISTOLの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ドキソルビシンは例えば、ADRIBLASTINまたはADRIAMYCINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。エピルビシンは例えば、FARMORUBICINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。イダルビシンは例えば、ZAVEDOSの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ミトキサントロンは例えば、NOVANTRONの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。] [0095] 「微小管活性化化合物」なる用語は、微小管安定化化合物、微小管脱安定化化合物および微小管重合阻害剤に関し、タキサン、例えばパクリタキセルおよびドセタキセル、ビンカアルカロイド、例えばビンブラスチン、とりわけビンブラスチン硫酸塩、ビンクリスチン、とりわけビンクリスチン硫酸塩およびビノレルビン、ディスコデルモリド、コヒチンおよびエポチロンおよびその誘導体、例えばエポチロンBおよびDまたはその誘導体を含むが、これらに限定されない。パクリタキセルは例えば、TAXOLの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ドセタキセルは例えば、TAXOTEREの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ビンブラスチン硫酸塩は例えば、VINBLASTIN R.P.の商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ビンクリスチン硫酸塩は例えば、FARMISTINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ディスコデルモリドは例えば、US5,010,099に記載のとおりに得ることができる。また、WO98/10121、US6,194,181、WO98/25929、WO98/08849、WO99/43653、WO98/22461およびWO00/31247に記載のエポチロン誘導体が含まれる。エポチロンAおよび/またはBが特に好ましい。] [0096] 「アルキル化化合物」なる用語は、本明細書において使用するとき、シクロホスファミド、イフォスファミド、メルファランまたはニトロソウレア(BCNUまたはGliadel)が含まれるが、これらに限定されない。シクロホスファミドは例えば、CYCLOSTINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。イフォスファミドは例えば、HOLOXANの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。] [0097] 「ヒストンデアセチラーゼ阻害剤」または「HDAC阻害剤」なる用語は、ヒストンデアセチラーゼを阻害し、抗増殖性活性を有する化合物に関する。これは、WO02/22577に記載の化合物、とりわけN−ヒドロキシ−3−[4−[[(2−ヒドロキシエチル)[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−アミノ]メチル]フェニル]−2E−2−プロペンアミド、N−ヒドロキシ−3−[4−[[[2−(2−メチル−1H−インドール−3−イル)−エチル]−アミノ]メチル]フェニル]−2E−2−プロペンアミドおよびその薬学的に許容される塩を含む。これはさらに、とりわけスベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)を含む。ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤の活性を標的とする、減少させる、または阻害する化合物、例えば酪酸ナトリウムおよびスベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)は、ヒストンデアセチラーゼとして知られる酵素の活性を阻害する。特にHDAC阻害剤は、MS275、SAHA、FK228(以前は、FR901228)、トリコスタチンAおよびUS6,552,065に開示されている化合物、特に、N−ヒドロキシ−3−[4−[[[2−(2−メチル−1H−インドール−3−イル)−エチル]−アミノ]メチル]フェニル]−2E−2−プロペンアミド、またはその医薬上許容される塩およびN−ヒドロキシ−3−[4−[(2−ヒドロキシエチル){2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−アミノ]メチル]フェニル]−2E−2−プロペンアミド、またはその医薬上許容される塩、特に乳酸塩を含む。] [0098] 「抗新生物代謝拮抗剤」なる用語には、5−フルオロウラシルまたは5−FU、カペシタビン、ゲムシタビン、DNA脱メチル化化合物、例えば5−アザシチジンおよび葉酸アンタゴニスト、例えばペメトレキシドを含むが、これらに限定されない。カペシタビンを例えば、XELODAの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。ゲムシタビンを例えば、GEMZARの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。] [0099] 「プラチナ化合物」なる用語は、本明細書において使用するとき、カルボプラチン、シスプラチン、シスプラチナムおよびオキサリプラチンを含むが、これらに限定されない。カルボプラチンは例えば、CARBOPLATの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。オキサリプラチンは例えば、ELOXATINの商品名で、例えば市販されている形態で投与することができる。] [0100] 「プロテインまたは脂質キナーゼ活性を標的とする/減少させる化合物」;または「プロテインまたは脂質ホスファターゼ活性」;または「さらなる抗血管形成化合物」なる用語は、本明細書において使用するとき、c−Metチロシンキナーゼおよび/またはセリンおよび/またはスレオニンキナーゼ阻害剤または脂質キナーゼ阻害剤、例えば下記のものを含むが、これらに限定されない: a)血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばPDGFRの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、とりわけPDGF受容体を阻害する化合物、例えばN−フェニル−2−ピリミジン−アミン誘導体、例えばイマチニブ、SU101、SU6668およびGFB−111; b)繊維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物; c)インシュリン様増殖因子受容体I(IGF−IR)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばIGF−IRの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、とりわけIGF−I受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、例えばWO02/092599に記載の化合物、またはIGF−I受容体の細胞外ドメインまたはその増殖因子を標的とする抗体; d)Trk受容体チロシンキナーゼファミリーの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、またはエフリンキナーゼファミリー阻害剤; e)Axl受容体チロシンキナーゼファミリーの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物; f)Ret受容体チロシンキナーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物;] [0101] g)Kit/SCFR受容体チロシンキナーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばイマチニブ; h)C−kit受容体チロシンキナーゼ(PDGFRファミリーの一部)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばc−Kit受容体チロシンキナーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、とりわけc−Kit受容体を阻害する化合物、例えばイマチニブ; i)c−Ablファミリーのメンバー、それらの遺伝子融合生成物(例えばBCR−Ablキナーゼ)および変異体の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばc−AbIファミリーメンバーおよびそれらの遺伝子生成物の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばN−フェニル−2−ピリミジン−アミン誘導体、例えばイマチニブまたはニロチニブ(AMN107);PD180970;AG957;NSC680410;ParkeDavisのPD173955;またはダサチニブ(BMS−354825) j)プロテインキナーゼC(PKC)のメンバーおよびセリン/スレオニンキナーゼのRafファミリー、MEK、SRC、JAK、FAK、PDK1、PKB/AktおよびRas/MAPKファミリーのメンバー、および/またはサイクリン依存性キナーゼファミリー(CDK)のメンバーの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、とりわけUS5,093,330に記載のスタウロスポリン誘導体、例えばミドスタウリン;さらなる化合物の例には、例えばUCN−01、サフィンゴール、BAY43−9006、ブリオスタチン1、ペリフォシン;イルモフォシン;RO318220およびRO320432;GO6976;Isis3521;LY333531/LY379196;イソキノリン化合物、例えばWO00/09495に記載のもの;FTI;PD184352またはQAN697(P13K阻害剤)またはAT7519(CDK阻害剤)が含まれる;] [0102] k)プロテインチロシンキナーゼ阻害剤の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばプロテインチロシンキナーゼ阻害剤の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物は、イマチニブメシレート(GLEEVEC)またはチルホスチンを含む。チルホスチンは好ましくは低分子量(Mr<1500)化合物またはその薬学的に許容される塩、とりわけ化合物のベンジリデンマロニトリルクラスまたはS−アリールベンゼンマロニトリル、もしくは2基質キノリンクラスから選択される化合物、よりとりわけチルホスチンA23/RG−50810;AG99;チルホスチンAG213;チルホスチンAG1748;チルホスチンAG490;チルホスチンB44;チルホスチンB44(+)エナンチオマー;チルホスチンAG555;AG494;チルホスチンAG556、AG957およびアダホスチン(4−{[(2,5−ジヒドロキシフェニル)メチル]アミノ}−安息香酸アダマンチルエステル;NSC 680410、アダホスチン)からなる群から選択される任意の化合物である;] [0103] l)受容体チロシンキナーゼ(ホモ−またはヘテロダイマーとしてのEGF−R、ErbB2、ErbB3、ErbB4)の上皮細胞増殖因子ファミリーまたはそれらの変異体の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えば上皮細胞増殖因子受容体ファミリーの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物は、とりわけEGF受容体チロシンキナーゼファミリー、例えばEGF受容体、ErbB2、ErbB3およびErbB4のメンバーを阻害するか、またはEGFもしくはEGF関連リガンドに結合する化合物、タンパク質または抗体であり、とりわけWO97/02266の例えば実施例39に、またはEP0564409、WO99/03854、EP0520722、EP0566226、EP0787722、EP0837063、US5,747,498、WO98/10767、WO97/30034、WO97/49688、WO97/38983およびとりわけWO96/30347(例えばCP358774として知られている化合物)、WO96/33980(例えば化合物ZD1839)およびWO95/03283(例えば化合物ZM105180)に一般的かつ具体的に記載されている化合物、タンパク質またはモノクローナル抗体;WO03/013541に記載されている、例えばトラスツヅマブ(HERCEPTIN(商標))、セツキシマブ(Erbitux(商標))、イレッサ、Tarceva、OSI−774、CI−1033、EKB−569、GW−2016、E1.1、E2.4、E2.5、E6.2、E6.4、E2.11、E6.3またはE7.6.3、およびWO03/013541に記載の7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン誘導体である; m)c−Met受容体の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えばc−Metの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、とりわけc−Met受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、またはc−Metの細胞外ドメインを標的とするか、またはHGFと結合する抗体;および n)Ron受容体チロシンキナーゼのアッセイを標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物。] [0104] さらなる抗血管形成化合物には、例えばタンパク質または脂質キナーゼ阻害と無関係ある、それらの活性について他の機構を有する化合物、例えばサリドマイド(THALOMID)およびTNP−470が含まれる。] [0105] 「プロテインまたは脂質ホスファターゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物」なる用語は、限定するものではないが、例えばホスファターゼ1、ホスファターゼ2A、またはCDC25の阻害剤、例えばオカダ酸またはその誘導体を含む。] [0106] 「細胞分化プロセスを誘導する化合物」なる用語は、限定するものではないが、例えばレチン酸、α−γ−もしくはδ−トコフェロールα−γ−もしくはδ−トコトリエノールを含む。] [0107] 「シクロオキシゲナーゼ阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、例えばCox−2阻害剤、5−アルキル置換2−アリールアミノフェニル酢酸および誘導体、例えばセレコキシブ(CELEBREX)、ロフェコキシブ(VIOXX)、エトリコキシブ、バルデコキシブまたは5−アルキル−2−アリールアミノフェニル酢酸、例えば5−メチル−2−(2’−クロロ−6’−フルオロアニリノ)フェニル酢酸、ルミラコキシブを含むが、これらに限定されない。] [0108] 「ビスホスホネート」なる用語は、本明細書において使用するとき、エトリドン酸、クロドロン酸、チルドロン酸、パミドロン酸、アレンドロン酸、イバンドロン酸、リセドロン酸およびゾレドロン酸を含むが、これらに限定されない。「エトリドン酸」は、例えばDIDRONELの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「クロドロン酸」は、例えばBONEFOSの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「チルドロン酸」は、例えばSKELIDの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「パミドロン酸」は、例えばAREDIA(商標)の商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「アレンドロン酸」は、例えばFOSAMAXの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「イバンドロン酸」は、例えばBONDRANATの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「リセドロン酸」は、例えばACTONELの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる。「ゾレドロン酸」は、例えばZOMETAの商標名の下に例えば市販されている形態で投与することができる] [0109] 「mTOR阻害剤」なる用語は、ラパマイシンの哺乳類標的(mTOR)を阻害し、抗増殖性活性を有する化合物、例えばシロリムス(Rapamune(登録商標))、エベロリムス(Certican(商標))、CCI−779およびABT578に関する。] [0110] 「ヘパラナーゼ阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、ヘパリン硫酸塩分解を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を意味する。当該用語には、限定されないが、PI88が含まれる。] [0111] 「生物応答修飾」なる用語は、本明細書において使用するとき、リンホカインまたはインターフェロン、例えばインターフェロンγを意味する。] [0112] H−Ras、K−Ras、またはN−Rasのような「Ras発がん遺伝子アイソフォーム阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、Rasの発がん遺伝子活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物、例えば「ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤」、例えばL−744832、DK8G557またはR115777(Zarnestra)を意味する。] [0113] 「テロメラーゼ阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、テロメラーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を意味する。テロメラーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物は、とりわけテロメラーゼ受容体を阻害する化合物、例えばテロメスタチンである。] [0114] 「メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、メチオニンアミノペプチダーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を意味する。メチオニンアミノペプチダーゼの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物は、例えばベンガミドまたはその誘導体である。] [0115] 「プロテアソーム阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、プロテアソームの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を意味する。プロテアソームの活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物には、例えばボルテゾミド(Velcade(商標))およびMLN341が含まれる。] [0116] 「マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤」または(「MMP阻害剤」)なる用語は、本明細書において使用するとき、コラーゲンペプチド模倣性および非模倣性阻害剤、テトラサイクリン誘導体、例えばヒドロキサメートペプチド模倣性阻害剤、バチマスタットおよびその経口的に生物学的に利用可能なアナログ、マリマスタット(BB−2516)、プリノマスタット(AG3340)、メタスタット(NSC683551)BMS−279251、BAY12−9566、TAA211、MMI270BまたはAAJ996を含むが、これらに限定されない。] [0117] 「血液学的悪性腫瘍の処置に用いる薬剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、FMS様チロシンキナーゼ阻害剤、例えばFMS様チロシンキナーゼ受容体(Flt−3R)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物;インターフェロン、1−b−D−アラビノフランシルシトシン(ara−c)およびビスルファン;およびALK阻害剤、例えば未分化リンパ腫キナーゼを標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を含むが、これらに限定されない。] [0118] 「FMS様チロシンキナーゼ受容体(Flt−3R)の活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物」なる用語は、とりわけFlt−3R受容体キナーゼファミリーを阻害する化合物、タンパク質または抗体、例えばPKC412、ミドスタウリン、スタウロスポリン誘導体、SU11248およびMLN518である。] [0119] 「HSP90阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、HSP90の内因性ATPアーゼ活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物;ユビキチンプロテアーゼ経路を介してHSP90クライアントタンパク質を分解するか、標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物を含むが、これらに限定されない。HSP90の内因性ATPアーゼ活性を標的とするか、減少させるかまたは阻害する化合物は、とりわけHSP90のATPアーゼ活性を阻害する化合物、タンパク質または抗体、例えば17−アリルアミノ、17−デメトキシゲルダナマイシン(17AAG、17−DMAG)、ゲルダナマイシン誘導体;他のゲルダナマイシン関連化合物;ラジシコールおよびHDAC阻害剤;IPI−504、CNF1010、CNF2024、CNF1010(Conforma Therapeutics);テモゾロミド(TEMODAL(登録商標))、AUY922(Novartis)である。] [0120] 「抗増殖性抗体」なる用語は、本明細書において使用するとき、トラスツヅマブ(Herceptin(商標))、トラスツヅマブ−DM1、エルビタックス、ベバシヅマブ(Avastin(商標))、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、PRO64553(抗CD40)および2C4抗体を含むが、これらに限定されない。抗体は、そのままのポリクローナル抗体、ポリクローナル抗体、少なくとも2種のそのままの抗体から形成した複数種の抗体、および所望の生物学的活性を示す長さの抗体フラグメントを意味する。] [0121] 「抗白血病化合物」なる用語は、例えばAra−C、デオキシシチジンの2’−アルファ−ヒドロキシリボース(アラビノシド)誘導体であるピリミジンアナログを含む。また、ヒポキサンチン、6−メルカプトプリン(6−MP)およびフルダラビンホスフェートのプリンアナログも含まれる。急性骨髄性白血病(AML)の処置のために、式(I)の化合物を標準的な白血病治療との組合せで、とりわけAMLの処置に使用する治療との組合せで、使用することができる。とりわけ、式(I)の化合物を例えばファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤および/またはAMLの処置に有用な他の薬剤、例えばダウノルビシン、アドリアマイシン、Ara−C、VP−16、テニポシド、ミトキサントロン、イダルビシン、カルボプラチナムおよびPKC412との組合せで使用することができる。] [0122] 「ソマトスタチン受容体アンタゴニスト」は、本明細書において使用するとき、ソマトスタチン受容体を標的とするか、処置するかまたは阻害する化合物、例えばオクトレオチドおよびSOM230を意味する。] [0123] 「腫瘍細胞損傷アプローチ」は、例えば電離放射線アプローチを意味する。「電離放射線」なる用語は、本明細書において使用するとき、電磁波(例えばX線およびガンマ線)または粒子(例えばアルファ粒子およびベータ粒子)として生じる電離放射線を意味する。電離放射線は放射線療法において提供されるが、これに限定されず、そして当該技術分野において既知である。Hellman,Principles of Radiation Therapy,Cancer,Principles and Practice of Oncology,Devita et al.,Eds.,4th Edition,Vol.1,pp.248−275(1993)参照。] [0124] 「EDG結合剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、リンパ球再循環を調節する免疫抑制剤のクラス、例えばFTY720を意味する。] [0125] 「キネシンスピンドル蛋白質阻害剤」なる用語は、当該分野で知られており、SB715992またはSB743921(GlaxoSmithKline)、ペンタミジン/クロルプロマジン(CombinatoRx)を含む。] [0126] 「MEK阻害剤」なる用語は、当該分野で知られており、ARRY142886(Array PioPharma)、AZD6244(AstraZeneca)、PD181461(Pfizer)、リュコボリンを含む。] [0127] 「リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤」なる用語は、限定するものではないが、フルダラビンおよび/またはシトシンアラビノシド(ara−C)、6−チオグアニン、5−フルオロウラシル、クラドリビン、6−メルカプトプリン(とりわけALLに対するara−Cとの組合せにおいて)および/またはペントスタチンを含むピリミジンまたはプリンヌクレオシドアナログを意味するが、これらに限定されない。リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤はとりわけ、ヒドロキシウレアまたは2−ヒドロキシ−1H−イソインドール−1,3−ジオン誘導体、例えばNandyetal.,ActaOncologica,Vol.33,No.8,pp.953−961(1994)に記載のPL−1、PL−2、PL−3、PL−4、PL−5、PL−6、PL−7またはPL−8を含む。] [0128] 「S−アデノシルメチオニンデカルボキシラーゼ阻害剤」なる用語は、本明細書において使用するとき、US5,461,076に記載の化合物を含むが、これらに限定されない。] [0129] また特に、WO98/35958に記載のVEGF/VEGFRの化合物、タンパク質またはモノクローナル抗体、例えば1−(4−クロロアニリノ)−4−(4−ピリジルメチル)フタラジンまたはその薬学的に許容される塩、例えばコハク酸塩、またはWO00/09495、WO00/27820、WO00/59509、WO98/11223、WO00/27819およびEP0769947に記載のもの;Prewettetal,CancerRes,Vol.59,pp.5209−5218(1999);Yuanetal.,ProcNatlAcadSciUSA,Vol.93,pp.14765−14770(1996);Zhuetal.,CancerRes,Vol.58,pp.3209−3214(1998);およびMordentietal.,ToxicolPathol,Vol.27,No.1,pp.14−21(1999)に記載のもの;WO00/37502およびWO94/10202に記載のもの;O’Reillyetal.,Cell,Vol.79,pp.315−328(1994)に記載のANGIOSTATIN;O’Reillyetal.,Cell,Vol.88,pp.277−285(1997)に記載のENDOSTATIN;アントラニル酸アミド;ZD4190;ZD6474;SU5416;SU6668;ベバシヅマブ;または抗VEGF抗体または抗VEGF受容体抗体、例えばrhuMAbおよびRHUFab、VEGFアプタマー、例えばMacugon;FLT−4阻害剤、FLT−3阻害剤、VEGFR−2IgG1抗体、Angiozyme(RPI 4610)およびベバシヅマブ(Avastin(商標))が含まれる。] [0130] 「光線力学療法」は、本明細書において使用するとき、がんを処置または予防するための光感作化合物として知られている化学物質を用いる治療を意味する。光線力学療法の例には、化合物、例えばVISUDYNEおよびポルフィマーナトリウムでの処置が含まれる。] [0131] 「血管形成阻害ステロイド」は、本明細書において使用するとき血管新生を阻止または阻害する化合物、例えばアネコルタブ、トリアムシノロン、ヒドロコルチゾン、11−α−エピヒドロコチゾール、コルテキソロン、17α−ヒドロキシプロゲステロン、コルチコステロン、デスオキシコルチコステロン、テストステロン、エストロンおよびデキサメタゾンを意味する。] [0132] 「コルチコステロイド」は、本明細書で用いられる場合、化合物、例えばフルオシノロン、デキサメタゾンを含み、特にインプラントの形態を含む。] [0133] 「他の化学療法化合物」は、植物アルカロイド、ホルモン化合物およびアンタゴニスト;生物学的応答修飾剤、好ましくはリンホカインまたはインターフェロン;アンチセンスオリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチド誘導体;shRNAまたはsiRNA;または他のもしくは未知の作用機構を有するその他の化合物を含むが、これらに限定されない。] [0134] 式(I)で示される化合物はまた、抗炎症剤;抗体ヒスタミン剤;気管支拡張剤、NSAID;ケモカイン受容体のアンタゴニストからなる群から選択される、1つまたはそれ以上のさらなる薬剤を含む。] [0135] 本発明の化合物は、さらなる薬剤との組合せにおいて、とりわけ炎症性疾患、例えば本明細書に記載のものの処置における、例えば当該薬剤の治療活性の増強剤として、または当該薬剤の必要な投与量もしくは潜在的な副作用を減少させるための手段として使用するための共治療化合物としても、有用である。本発明の化合物を固定された医薬組成物において他の薬剤物質と混合することができ、あるいは他の薬剤と別個に(すなわち、他の薬剤の前に、同時にまたは後に)投与することができる。したがって、本発明は、式(I)で示される化合物と、抗炎症剤;抗ヒスタミン剤;気管支拡張剤、ケモカイン受容体のNSAIDアンタゴニストからなる群から選択される1つまたはそれ以上のさらなる薬剤の組み合わせを含み;該式(I)で示される化合物および該薬剤は、同じまたは別個の医薬組成物であってもよい。] [0136] 好適な抗炎症剤には、下記のものが含まれる:ステロイド、特にグルココルチコステロイド、例えばブデソニド、ベクラメタゾンジプロピオネート、フルチカゾンプロピオネート、シクレソニドまたはモメタゾンフロエート、またはWO02/88167、WO02/12266、WO02/100879、WO02/00679(とりわけ実施例3、11、14、17、19、26、34、37、39、51、60、67、72、73、90、99および101に記載のもの)、WO03/035668、WO03/048181、WO03/062259、WO03/064445、WO03/072592に記載のステロイド、非ステロイド性グルココルチコイド受容体アゴニスト、例えばWO00/00531、WO02/10143、WO03/082280、WO03/082787、WO03/104195、WO04/005229に記載のもの;LTB4アンタゴニスト、例えばLY293111、CGS025019C、CP−195543、SC−53228、BIIL284、ONO4057、SB209247およびUS5451700に記載のもの;LTD4アンタゴニスト、例えばモンテルカストおよびザフィルルカスト;PDE4阻害剤、例えばシロミラスト(Ariflo(登録商標)、GlaxoSmithKline)、Roflumilast(Byk Gulden)、V−11294A(Napp)、BAY19−8004(Bayer)、SCH−351591(Schering−Plough)、Arofylline(AlmirallProdesfarma)、PD189659/PD168787(Parke−Davis)、AWD−12−281(AstaMedica)、CDC−801(Celgene)、SelCID(商標)CC−10004(Celgene)、VM554/UM565(Vernalis)、T−440(Tanabe)、KW−4490(Kyowa Hakko Kogyo)、およびWO92/19594、WO93/19749、WO93/19750、WO93/19751、WO98/18796、WO99/16766、WO01/13953、WO03/104204、WO03/104205、WO03/39544、WO04/000814、WO04/000839、WO04/005258、WO04/018450、WO04/018451、WO04/018457、WO04/018465、WO04/018431、WO04/018449、WO04/018450、WO04/018451、WO04/018457、WO04/018465、WO04/019944、WO04/019945、WO04/045607およびWO04/037805に記載のもの;A2aアゴニスト、例えばEP409595A2、EP1052264、EP1241176、WO94/17090、WO96/02543、WO96/02553、WO98/28319、WO99/24449、WO99/24450、WO99/24451、WO99/38877、WO99/41267、WO99/67263、WO99/67264、WO99/67265、WO99/67266、WO00/23457、WO00/77018、WO00/78774、WO01/23399、WO01/27130、WO01/27131、WO01/60835、WO01/94368、WO02/00676、WO02/22630、WO02/96462、WO03/086408、WO04/039762、WO04/039766、WO04/045618およびWO04/046083に記載のもの;A2bアンタゴニスト、例えばWO02/42298に記載のもの;およびベータ−2アドレノセプターアゴニスト、例えばアルブテロール(サルブタモール)、メタプロテレノール、テルブタリン、サルメテロール、フェノテロール、プロカテロール、および特にフォルモテロールおよびその薬学的に許容される塩、ならびにWO0075114(当該文献を出典明示により本明細書の一部とする)の式Iの化合物(遊離形または溶媒和物形)、好ましくはその実施例の化合物、とりわけ式 の化合物およびその薬学的に許容される塩、ならびにWO04/16601の式Iの化合物(遊離形または塩形または溶媒和物形)、ならびにWO04/033412の化合物。] [0137] 好適な気管支拡張剤は、抗コリン化合物または抗ムスカリン化合物、特にイプラトロピウムブロマイド、オキシトロピウムブロマイド、チオトロピウム塩およびCHF4226(Chiesi)、およびグリコピロレート、またはWO01/04118、WO02/51841、WO02/53564、WO03/00840、WO03/87094、WO04/05285、WO02/00652、WO03/53966、EP424021、US5171744、US3714357、WO03/33495およびWO04/018422に記載のものを含む。] [0138] 好適なケモカイン受容体のアンタゴニストは、例えばCCR−1、CCR−2、CCR−3、CCR−4、CCR−5、CCR−6、CCR−7、CCR−8、CCR−9およびCCR10、CXCR1、CXCR2、CXCR3、CXCR4、CXCR5、特にCCR−5アンタゴニスト、例えばSchering−PloughアンタゴニストSC−351125、SCH−55700およびSCH−D、Takedaアンタゴニスト、例えばN−[[4−[[[6,7−ジヒドロ−2−(4−メチルフェニル)−5H−ベンゾ−シクロヘプテン−8−イル]カルボニル]アミノ]フェニル]−メチル]テトラヒドロ−N,N−ジメチル−2H−ピラン−4−アミン−イウムクロライド(TAK−770)、およびUS6166037(特に請求項18および19)、WO00/66558(特に請求項8)、WO00/66559(特に請求項9)、WO04/018425およびWO04/026873に記載のCCR−5アンタゴニストとのものを含む。] [0139] 好適な抗ヒスタミン剤は、セチリジン塩酸塩、アセトアミノフェン、クレマスタチンフマル酸塩、プロメタジン、ロラチジン、デスロラチジン、ジフェンヒドラミンおよびフェキソフェナジン塩酸塩、アクチバスチン、アステミゾール、アゼラスチン、エバスチン、エピナスチン、ミゾラスチンおよびテフェナジンならびにWO03/099807、WO04/026841およびJP2004107299に記載のものを含む。] [0140] 組合せる可能性のある治療剤は、とりわけ1種以上の抗増殖性化合物、細胞増殖抑制化合物または細胞毒性化合物、例えばポリアミン生合成阻害剤、プロテインキナーゼ、とりわけセリン/スレオニンプロテインキナーゼ、例えばプロテインキナーゼC、またはチロシンプロテインキナーゼ、例えばEGF受容体チロシンキナーゼの阻害剤、例えばイレッサ(登録商標)、VEGF受容体チロシンキナーゼ、例えばPTK787またはAvastin(登録商標)、リガンドVEGFに対する抗体、またはPDGF受容体チロシンキナーゼ、例えばSTI571(Glivec(登録商標))、PI3K(例えば、BEZ235(Novartis))およびmToR阻害剤、例えばラパマイシン、RAD001、サイトカイン、ネガティブな増殖レギュレーター、例えばTGF−βもしくはIFN−β、アロマターゼインヒビター、例えばレトロゾール(Femara(登録商標))またはアナストロゾール、SH2ドメインとリン酸化タンパク質の相互作用の阻害剤、抗エストロゲン剤、トポイソメラーゼI阻害剤、例えばイリノテカン、トポイソメラーゼII阻害剤、微小管活性化剤、例えばパクリタキセルまたはエポチロン、アルキル化剤、抗増殖性代謝拮抗剤、例えばゲムシタビンまたはカペシタビン、プラチナ化合物、例えばカルボプラチンまたはシスプラチン、ビスホスホネート、例えばAREDIA(登録商標)またはZOMETA(登録商標)、および例えばHER2に対するモノクローナル抗体、例えばトラスツヅマブを含むが、これらに限定されない群から選択される1種または数種の薬剤である。] [0141] コード番号、一般名または商品名によって同定される化合物の構造は、標準的な概説書「TheMerckIndex」の現行版から、またはデータベース、例えばPatents International(例えばIMS World Publications)から入手することができる。その対応する内容を参照により本明細書の一部とする。] [0142] 式(I)の化合物との組み合わせで使用することができる上記化合物を、文献、例えば上記文献に記載のとおりに製造および投与することができる。] [0143] かくして、本発明は、さらなる具体例において、同時または連続投与用の、治療的に有効な量の式(I)で示される化合物の遊離形態または医薬上許容される塩形態および第二の治療剤を含む組み合わせ(特に、医薬組成物)に関する。さらなる治療剤は、好ましくは、抗癌剤;抗炎症剤から選択される。] [0144] さらに、本発明は、C−Metチロシンキナーゼに応答する疾患または障害、特に、増殖性障害または疾患、特に癌の治療方法であって、(a)式(I)で示される化合物;および(b)1つまたはそれ以上の医薬活性剤を含む、有効量の薬剤の組み合わせを、それを必要とする対象、特にヒトに投与することを含む方法に関する。] [0145] さらに、本発明は、C−Metチロシンキナーゼに応答する疾患または障害、特に増殖性障害または疾患、特に癌の治療のための、(a)式(I)で示される化合物;および(b)1つまたはそれ以上の医薬活性剤を含む薬剤の組み合わせの使用に関する。] [0146] 本発明は、さらに、C−Metチロシンキナーゼに応答する疾患または障害、特に増殖性障害または疾患、特に増殖性障害または疾患、特に癌の治療用の医薬の製造における、(a)式(I)で示される化合物;および(b)1つまたはそれ以上の医薬活性剤を含む薬剤の組み合わせの使用に関する。] [0147] 本発明は、さらに、(a)式(I)で示される化合物および(b)医薬活性剤;および(c)医薬上許容される担体を含み、少なくとも1つの医薬活性剤が抗癌治療剤である、医薬組成物に関する。] [0148] 本発明はさらに、同時、平衡、別個または連続使用するための、(a)式(I)で示される化合物;および(b)医薬活性剤の医薬処方を含み、少なくとも1つの医薬活性剤が抗癌治療剤である、市販パッケージまたは製品に関する。] [0149] 好ましくは、組み合わせコンポネント薬剤が、組み合わせコンポネント薬剤を、治療効果の相互作用がないように間隔を取って独立して用いた場合の効果を超える共同的治療効果、特に好ましくは相乗効果を示すように、2つ以上の連続、別個および同時投与の組み合わせもまた可能である。] [0150] 「進行の遅延」なる用語は、本明細書で用いられる場合、処置すべき疾患の最初の徴候または再発の前段階または早期相にある患者に対する組合せ剤の投与を意味し、ここで患者は、例えば対応する疾患の前形態にあると診断されるか、または、例えば、医学的処置中または事故に起因する状態の、対応する疾患を発症しそうな状況下の状態にある。] [0151] 「共同的治療活性」または「共同的治療効果」なる用語は、化合物を、好ましくは、処置すべき温血動物、とりわけヒトにおいて、それらが(好ましくは、相乗的な)相互作用(共同的治療効果)を未だ示すような間隔で、個別に(長期的に時間差の方法、とりわけ特定の順序の方法で)与えることができることを意味する。共同的治療効果は、とりわけ、両化合物が、少なくとも任意の間隔内に処置すべきヒトの血中に存在することを示す血中レベルに従い決定され得る。] [0152] 「薬理学的に有効」なる用語は、好ましくは、増殖性疾患、とりわけ固形腫瘍、好ましくは上記した疾患または障害の進行に対して、治療的に有効であるか、または広い意味で予防的にも有効である量に関する。] [0153] 「市販パッケージ」または「製品」なる用語は、本明細書で用いられる場合、とりわけ、上記に定義の成分(a)および(b)が、独立して、または区別される量の成分(a)および(b)を有する異なる固定した組合せ剤の使用により、すなわち同時または異なる時点での使用により投薬され得るという意味で、「複数部分のキット」を定義する。さらに、これらの用語は、活性成分として成分(a)および(b)を、増殖性疾患の進行の遅延または処置における、その同時使用、連続(長期的に時間差の、時間内に特定の順序で、優先的な)使用または(あまり好ましくない)個別使用のための説明書と共に含む(とりわけ、組み合わせる)商業的パッケージを包含する。次に、複数部分のキットの部分を、例えば、同時にまたは、異なる時間点で、かつ複数部分のキットの各部分について等しいかまたは異なる間隔で長期的に時間差で投与することができる。非常に好ましくは、前記間隔は、複数部分の併用において処置される疾患に対する効果が、組み合わせパートナー(a)および(b)のいずれか1個のみの使用により得られであろう効果よりも大きい(標準方法により決定され得る)ように選択される。組み合わせ製剤で投与されるべき全量の、組み合わせパートナー(b)に対する組み合わせパートナー(a)の比は、例えば、処置すべき患者の下位集団の必要性または一人の患者の必要性(異なる必要性は、患者の特定の疾患、年齢、性別、体重などにより得る。)に対応するために、変化し得る。好ましくは、少なくとも1個の有益な効果、例えば、組み合わせパートナー(a)および(b)の効果の相互増強、特に付加効果以上が得られ、それ故に、組合せ剤なしに個々の薬物のみを用いる処置の場合に許容できるよりも、組み合わせた薬物のそれぞれをより低用量で用いて、さらなる有利な効果、例えば副作用が少ないか、または組み合わせパートナー(成分)(a)および(b)の一方または両方の非有効投与量での合わせた治療効果、および好ましくは組み合わせパートナー(a)および(b)の非常に強い相乗作用をもたらすことができる。] [0154] 成分(a)および(b)の組合せ剤ならびに商業的パッケージの使用の場合、両方とも、同時、連続および個別使用のあらゆる組み合わせも可能であり、そのことは、成分(a)および(b)を、ある時点で同時に投与し、次いでより低い宿主毒性を有する一方の成分を、後の時点で長期的に、例えば、1日用量投与を3〜4週間以上、かつその後に他方の成分を投与するか、またはさらに後の時点で(最適な効果のためのその後の薬物組み合わせ治療コースで)両成分の組合せ剤を投与することができることなどを意味する。] [0155] さらなる態様において、本発明は、式(I)で示される化合物およびその中間体の製造方法に関する。式(I)で示される化合物は、本発明の新規化合物に従来用いられておらず、したがって新規な方法であるが、それ自体は公知の方法により調製することができる。以下のスキームは、かかる調製法を説明する。スキーム1は、式(I)で示される化合物を得るための合成理論の概要を示す。] [0156] ] [0157] スキーム2に、上記工程a)の詳細である、式(IA)、(IB)および(IC)で示される好ましい化合物を得るための合成法の概要を与える。] [0158] スキーム3に、式(IB)で示される好ましい化合物を得るための別の合成法の詳細を与える。] [0159] スキーム4に、式(IC)で示される好ましい化合物を得るための別の合成法の詳細を与える。] [0160] スキーム5に、式(ID)および(IG)の好ましい化合物を得るための合成法の詳細を提供する。] [0161] スキーム6に、式(I)で示される化合物を得るための保護基Pの除去による化合物(XVI)および(XVII)の脱保護の概要を与える。] [0162] かくして、本発明は、さらなる態様において、式(I)で示される化合物の製造方法であって、 −方法A− 式(II) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を式(I)で示される化合物に変換すること、または −方法B− 式(VII) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義であり、X1は脱離基、例えばトシレート、メシレートまたはハロ、特にクロライドである] で示される化合物を、式(VI) R1−A1−X2(VI) [式中、X2は、水素またはアルカリ金属であり、R1およびA1は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物と反応させて、式(I)で示される化合物を得ること、 のいずれか、所望により、 方法A)または方法B)により得られた式(I)で示される化合物を、式(I)で示される異なる化合物に変換すること、および/または式(I)で示される化合物の入手可能な塩を、その異なる塩に変換すること、および/または式(I)で示される入手可能な遊離化合物をその塩に変換すること、および/または式(I)で示される化合物の1またはそれ以上の入手可能な異なる異性体から、式(I)で示される一の入手可能な異性体を分割すること、 を含む方法に関する。] [0163] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IA)で示される化合物の製造方法であって: 工程a1:式(II) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、1,2−エタンジチオールと、所望により酸、例えば三フッ化ホウ素酢酸複合体の存在下で反応させて、式(XI) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を得ること、および 工程a2:このように得られた式(XI)で示されるを、フッ化剤、例えばDASTと、所望により酸、例えばNBSの存在下で反応させて、式(IA)で示される化合物を得ること、 所望により、得られた式(IA)で示される化合物を、異なる式(IA)で示される化合物に変換すること、および/または式(IA)で示される化合物の入手可能な塩を、その異なる塩に変換すること、および/または式(IA)で示される入手可能な遊離化合物をその塩に変換すること、および/または式(IA)で示される化合物の1またはそれ以上の入手可能な異なる異性体から、式(IA)で示される一の入手可能な異性体を分割すること、 を含む方法に関する。] [0164] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IB)で示される化合物の製造方法であって、 工程a3:式(II) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を還元剤、例えば水素化ホウ素と反応させて、式(IB)で示される化合物を得ること、および 所望により、得られた式(IB)で示される化合物を、異なる式(IB)で示される化合物に変換すること、および/または式(IB)で示される化合物の入手可能な塩を、その異なる塩に変換すること、および/または式(IB)で示される入手可能な遊離化合物をその塩に変換すること、および/または式(IB)で示される化合物の1またはそれ以上の入手可能な異なる異性体から、式(IB)で示される一の入手可能な異性体を分割すること、 を含む方法に関する。] [0165] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IC)で示される化合物の製造方法であって、 工程a4:式(IB) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、還元剤、例えばシランまたは次リン酸およびヨウ素の混合物と反応させること、または 工程a5:式(II) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、還元剤、例えば水素と、水素化触媒の存在下で反応させて、式(IC)で示される化合物を得ること、および 所望により、得られた式(IC)で示される化合物を、異なる式(IC)で示される化合物に変換すること、および/または式(IC)で示される化合物の入手可能な塩を、その異なる塩に変換すること、および/または式(IC)で示される入手可能な遊離化合物をその塩に変換すること、および/または式(IC)で示される化合物の1またはそれ以上の入手可能な異なる異性体から、式(IC)で示される一の入手可能な異性体を分割すること、 を含む方法に関する。] [0166] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IB)で示される化合物の製造方法であって、 工程i:式(XI) [式中、X1はハロゲン、特にクロロであり、X1*はハロゲン、特にブロモである] で示される化合物を、最初に、グリニャールタイプのMg−化合物、詳細には、EtMgBrと反応させ、ついで、式(XII) HCO−R2(XII) [式中、R2は本明細書の記載と同意義である] と反応させること、および 工程e:得られた式(VIIA)(R3が水素であり、R3`がヒドロキシルである式(VII)で示される化合物) [式中、R2は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、化合物(VI) R1−A1−X2(VI) (R1−A1−X2(VI)は、好ましくは、パラジウム触媒の存在下で反応(スズキ反応)するボロン酸またはエステル;または別法として、求核芳香族置換により反応する脂肪族または芳香族アミン、または求核ヘテロ原子を含有する化合物である) [式中、置換基は、本明細書の記載と同意義である] と反応させて、式(I)で示される化合物を得ること;または 工程k:式(XIII) [式中、R1およびA1本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、ハロゲン化剤、例えばNBSと反応させること、および 工程j:式(XIV) [式中、R1およびA1本明細書の記載と同意義であり、X1*はハロゲン、特にブロモである] で示される化合物を、最初にグリニャールタイプのMg−化合物、詳細にはEtMgBrと反応させ、ついで、式(XII) HCO−R2(XII) [式中、R2は本明細書の記載と同意義である] で示されるアルデヒドと反応させ、および 所望により、得られた式(IB)で示される化合物を、異なる式(IB)または(IC)で示される化合物に変換すること、および/または式(IB)で示される化合物の入手可能な塩を、その異なる塩に変換すること、および/または式(IB)で示される入手可能な遊離化合物をその塩に変換すること、および/または式(IB)で示される化合物の1またはそれ以上の入手可能な異なる異性体から、式(IB)で示される一の入手可能な異性体を分割すること、 を含む方法に関する。] [0167] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IC)または(IH)で示される化合物の製造方法であって、 工程l:式(VIIA) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、還元剤、例えば低リン酸およびヨウ素の組み合わせと反応させて、式(VIIB) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を得、ついで、 該式(VIIB)で示される化合物を、式R1−A1−X2で示される化合物と、工程eと類似の方法で反応させて、式(IC)または別法として、好ましくは(IH)(式中、A1=BOND)で示される化合物を得ること、 を含む方法に関する。] [0168] 本発明はまた、さらなる態様において、式(ID)または(IJ)で示される化合物の製造方法であって、 工程m:式(VIIA) [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] で示される化合物を、酸化剤、例えばデス−マーティンペルヨウジナンまたは2−ヨウドキシ安息香酸と反応させて、式(IIX) で示される化合物を得ること、ついで、 工程n:式(IIX)で示される化合物を低アルキルマグネシウムグリニャール試薬、例えばメチルマグネシウムグリニャールと反応させて、式(VIIC) で示される化合物を得ること、ついで、 工程o:式(VIIC)で示される化合物を、還元剤、例えば低リン酸およびヨウ素の組み合わせと反応させること、または 工程p:式(VIIC)で示される化合物を、無機酸と反応させて、式(XV) で示される化合物を得ること、ついで、 工程q:得られた式(XV)で示される化合物を、還元剤、例えば水素と、水素化触媒の存在下で反応させて、式(VIID) で示される化合物を得ること、ついで、 該式(VIID)で示される化合物を、式R1−A1−X2で示される化合物と、工程eと類似の方法で反応させて、式(ID) または別法として、好ましくは(IJ)(式中、A1=BONDである)で示される化合物を得ること、 を含む方法。] [0169] 本発明はまた、さらなる態様において、式(IG) または(IK)で示される化合物の製造方法であって、 式(VIIC) で示される化合物を、式R1−A1−X2で示される化合物 [式中、置換基は本明細書の記載と同意義である] と、工程eに類似の方法で反応させて、式(IG)または、別法として、好ましくは(IK)(式中、A1=BONDである)で示される化合物を得ること を含む方法に関する。] [0170] 本発明はまた、さらなる態様において、式(I)で示される化合物の製造方法であって、 式(XVI) [式中、Pは保護基である] で示される化合物 または式(XVII) [式中、Pは保護基である] で示される化合物を、無機または強有機酸と反応させることにより脱保護して、式(I)で示される化合物を得ることを含む方法に関する。] [0171] 反応条件 温度を上記または下記する場合、所定の数値のわずかな偏差、例えば±10%の偏差は許容できるので、「約」を加えなければならない。すべての反応は、1またはそれ以上の希釈剤および/または溶媒の存在下で行うことができる。出発物質は、等モル量で用いてもよく;別法として、化合物は、例えば、溶媒として機能するように、または平衡を移動させつために、または反応速度を速くするために、過剰量用いてもよい。反応補助剤、例えば酸、塩基または触媒を、当該分野で公知のように、反応に必要な量、および一般に公知のプロシージャに沿って、適量加えてもよい。] [0172] バックウォルド反応 この反応は、バックウォルドアミノ化またはバックウォルド−ハルトビヒ反応とも呼ばれ、当該分野で一般に知られている。この反応は、遷移金属、特にCuまたはPd複合体または塩により触媒され、1つまたはそれ以上の塩基性化合物(例えば、アミンまたはアルカリアルコキシド)および1つまたはそれ以上の希釈剤(例えば、極性非プロトン性希釈剤)の存在下で行われる。] [0173] スズキ反応 この反応は当該分野で一般に知られている。スズキ反応は、パラジウム錯体により触媒される、アリール−またはビニル−ボロン酸とアリール−またはビニル−ハライドの有機反応である。] [0174] 還元 カルボニル、ヒドロキシ基還元反応は、一般的に知られている。本明細書に記載の方法に適した典型的な条件は:例えば、Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis(Ed:L.Paquette)2004,J.Wiley & Sons,New Yorkの「ボロヒドリドナトリウム」に記載のような、ボロヒドリドナトリウムによるカルボニル還元;例えば、Tetrahedron Letters,1993,34,1605−1608に記載のような、TFAの存在下、トリエチルシランを用いる、または例えば、Tetrahedron Letters,2001,42,831−833に記載のような、低リン酸およびヨウ素の組み合わせを用いるベンジルアルコールの還元である(これらの文献は出典明示により本明細書に組み入れる)。] [0175] フッ素化 カルボニルおよびヒドロキシ基の対応するフルオロ化合物への変換方法は、一般的に公知である。この方法に適当な典型的な条件は、例えば、J.Org.Chem.,1986,51,3508−3513またはJ.Am.Chem.Soc.1984,106,4189−4192に記載されている(これらの文献は出典明示により本明細書に組み入れる)。] [0176] アルキル化 カルボニル基は、対応するアルキル化ヒドロキシル基に、グリニャール反応を用いて変換することができる。この方法に適した典型的な条件は、例えば、Synthesis,1981,585−604に記載されている。さらに、カルボニル基は、対応するジアルキル化化合物に、マルチ工程プロトコールを用いて、例えばChem.Ber.,1985,118,1050−1057に記載のように変換することができる。さらに、カルボニル基は、対応するスピロシクロプロパン化合物に、例えばChem.Rev.,1989,89,863−927に記載のように2工程のWittigオレフィン化、ついで、Org.React.,2001,58,1−415に記載のような、シクロプロパン化、例えばSimmons−Smithにより、変換することができる(これらの文献は出典明示により本明細書に組み入れる)。] [0177] 保護基 1つまたはそれ以上の他の官能基、例えばカルボキシ、ヒドロキシ、アミノ、スルフヒドリル等が、本明細書に記載の出発物質または他の前駆体において保護されている、または保護する必要がある場合、これらは反応に係わるらない、または反応を阻害するものであるので、これらは、ペプチド化合物の合成、およびまた、セファロスポリンおよびペニシリン、ならびに、核酸誘導体および糖の合成において、一般的に用いられている基である。保護基は、一旦除去されると最終化合物には存在しない基であり、置換基として残る基は、出発物質または中間体ステージで加えられ、除去されて、最終化合物を与えるような本明細書で用いる意味としては保護基ではない。また、式(I)で示される化合物を別の式(I)に変換する場合、必要に応じて、保護基を導入し、除去してもよい。] [0178] 保護基は前駆体に存在していてもよく、第二の望ましくない反応、例えばアシル化、エーテル化、エステル化、酸化、加溶媒分解および同様の反応に対して感受性な官能基を保護する。保護基の特性は、それ自体を容易に、すなわち、望ましくない第二の反応なく、典型的には酢化分解、プロトノリシス、加溶媒分解、還元、光分解または酵素活性による分解、例えば生理学的条件と類似の条件下での分解により除去し、最終生成物に存在しないことである。上記および下記の反応に適した保護基は当業者に公知であるか、容易に確立することができる。] [0179] かかる官能基の保護基による保護、保護基自体およびその除去反応は、例えば、標準的な参考資料、例えばJ.F.W.McOmie,「Protective Groups in Organic Chemistry」,Plenum Press,LondonおよびNew York 1973;T.W.Greene,「Protective Groups in Organic Synthesis」,Third edition,Wiley,New York 1999;「ThePeptides」;Volume3(editor:E.GrossおよびJ.Meienhofer),Academic Press,LondonおよびNew York 1981,「Methoden der organischen Chemie」(Methodsof organic chemistry),Houben Weyl,4th edition,Volume 15/I,Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1974;Time.−D.JakubkeおよびH.Jescheit,「Aminosauren,Peptide,Proteine」(Aminosauren,Peptide,Proteine),Verlag Chemie,Weinheim,Deerfield Beach,およびBasel 1982,およびJochen Lehmann,「Chemie der Kohlenhydrate:Monosaccharide und Derivate」(Chemistry of carbohydrates:monosaccharidesandderivatives),Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1974に記載されている。] [0180] 任意の反応および変換 式(I)で示される化合物は、別の式(I)で示される化合物に変換してもよい。例えば、R1または特にR4がアミノまたはアミノ−C1−C7−アルキル置換基を有する式(I)で示される化合物において、アミノをアシルアミノ、例えばC1−C7−アルカノイルアミノまたはC1−C7−アルカンスルホニルアミノに、対応するC1−C7−アルカノイルハロゲン化物またはC1−C7−アルカンスルホニルハロゲン化物、例えば対応するクロライドと、第三級窒素塩、例えばトリエチルアミンまたはピリジンの存在下、適当な溶媒、例えば塩化メチレンの存在下または非存在下、例えば−20〜50℃の範囲の温度、例えば約室温で反応させることにより変換することができる。] [0181] R1または特にR4がシアノ置換基を有する式(I)で示される化合物において、シアノを、アミノメチル基に、例えば、適当な金属触媒、例えばラネーニッケルまたはラネーコバルトの存在下、適当な溶媒、例えば低級アルカノール、例えばメタノールおよび/またはエタノール中、例えば、−20〜50℃の範囲の温度、例えば約室温で水素化することにより変換することができる。] [0182] R1または特にR4がカルボキシル(COOH)置換基を有する式(I)で示される化合物において、アミド基、例えばN−C1−C7−アルキル−カルバモイル基に、対応するアミンと、例えば、系内でカルボキシル基の好ましい反応性誘導体を形成するカップリング剤の存在下、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド/1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(DCC/HOBT);ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)リン酸クロライド(BOPCl);O−(1,2−ジヒドロ−2−オキソ−1−ピリジル)−N,N,N‘,N‘−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TPTU);O−ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU);(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)−トリピロリジノホスホニウム−ヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)、O−(1H−6−クロロベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドヒドロクロライド/ヒドロキシベンゾトリアゾールまたは/1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(EDC/HOBTまたはEDC/HOAt)またはHOAt単独の存在下、または(1−クロロ−2−メチル−プロペニル)−ジメチルアミンと反応させることにより変換することができる。他の可能なカップリング剤に関しては、例えば、Klauser;Bodansky,Synthesis(1972),453−463を参照のこと。反応混合物は、好ましくは、−20および50℃の間の温度、特に、0℃および30℃の間の温度、例えば室温にて撹拌される。] [0183] R1または特にR4が隣接アミノ基を有する式(I)で示される化合物において、アミノ基の2つの窒素原子は、−CH=基により架橋され、かくして、元のアミノ基が結合する2つの炭素原子およびその間の結合と一緒になって、R1またはR4が環化した1H−イミダゾロ環を形成する;例えば、(隣接ジアミノ)−フェニルは、この方法により、ベンゾイミダゾリルに変換することができる。反応は、好ましくは、隣接アミノ基を有する式(I)で示される化合物をギ酸と、例えば上記パラグラフに記載したようにカップリング剤、例えばEDCヒドロクロライド、塩基、例えばN,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)および好ましくは適当な溶媒、例えば塩化メチレンの存在下、例えば−20〜50℃の範囲の温度、例えば約室温で反応させて、かくして、隣接アミノ基の1つ(特に、パラ位)をホルミルアミノ基に変換することにより行われる。第二の工程において、ついで、アミノおよびホルミルアミノ基は、酸、特に酢酸の存在下、例えば、50〜110℃の範囲の温度、例えば約100℃で加熱することにより−N=C−N−に反応する。] [0184] 塩形成基を有する式(I)で示される化合物の塩は、よく知られた方法により調製することができる。かくして、式(I)で示される化合物の酸付加塩は、酸または適当なアニオン交換試薬で処理することにより得ることができる。2つの酸分子との塩(例えば、式(I)で示される化合物の二ハロゲン化物)もまた、化合物(例えば、モノハロゲン化物)あたり1つの酸分子を用いて塩に変換することができる;これは、加熱して融解することにより、または例えば、減圧下、高温、例えば130〜170℃で固体として、式(I)で示される化合物の分子につき1分子の酸を放出させることにより行われる。塩は、通常、遊離化合物に、例えば、適当な塩基性化合物、例えばアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、またはアルカリ金属水酸化物、典型的には炭酸カリウムまたは水酸化ナトリウムで処理することにより変換することができる。] [0185] 立体異性体混合物、例えば、ジアステレオマーの混合物は、適当な分割手段により、公知の方法で対応する異性体に分割することができる。ジアステレオマー混合物は、例えば、分別結晶化、クロマトグラフィー、溶媒分配および同様の方法により個々のジアステレオマーに分割することができる。この分割は、出発化合物レベルまたは式(I)で示される化合物それ自体においても行うことができる。エナンチオマーは、ジアステレオマー塩を形成することにより、例えば鏡像的に純粋なキラル酸と塩を形成することにより、またはキラルリガンドを有するクロマトグラフィー基質を用いるクロマトグラフィー、例えばHPLCにより分割することができる。] [0186] この章で述べた変換と類似の反応もまた、適当な中間体レベルで行うことができることを強調する(かくして、対応する出発物質の調製に有用である)。] [0187] 出発物質: 式II、III、V、VII、IIX、IX、XIおよびXIIIで示される出発物質、ならびに、本明細書に記載の他の出発物質は、当該分野で公知の方法に従ってまたは類似の方法で調製することができるか、および/または市販されている。新規出発物質、ならびにその製造方法は、本明細書の具体例と同様である。好ましい具体例において、好ましい化合物を取得できるように、かかる出発物質を用い、反応が選択される。] [0188] 適切な場合、塩として用いられる、および/または得られる出発物質(中間体を含む)において、置換基は、好ましくは、式(I)で示される化合物の記載と同意義である。] [0189] 特に、本発明はまた、式(II)、(XI)および(XIII): [式中、各々において、置換基は式(I)の記載と同意義である] で示される化合物およびその製造方法に関する。] [0190] 式(II)で示される化合物は、式(V) [式中、置換基は式(I)の記載と同意義である] で示される化合物は、最初にN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(スキーム1の工程c)と反応し、ついで、式(IV) [式中、R2は式(I)の記載と同意義であり、X3は脱離基、特にハロゲン、例えばクロロを意味する] で示される化合物と、所望により希釈剤の存在下、所望により反応性酸の存在下で反応させることにより得ることができる。]
权利要求:
請求項1 式(I):[式中R1は、非置換または置換ヘテロサイクリル、非置換または置換アリール、非置換または置換シクロアルキル、非置換または置換アルキル、非置換または置換アルコキシ、シアノ、カルボキサミド、またはハロゲンであり;R2は、非置換または置換ヘテロサイクリル、または非置換または置換アリールであり;R3は、H、重水素、または低級アルキルであり、R3`は、H、重水素、低級アルキル、ハロゲン、またはヒドロキシであるか、またはR3はハロゲンであり、R3`はハロゲンであるか、またはR3およびR3`は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロアルキルまたはビニルを意味し;A1は、直接結合、−SO2−基、または基(式中、*印の結合はR1に結合しており、nは、0または1であり;mは、0、1、2、3、4または5であり;R4は、Hまたは非置換アルキルであり;R5は、Hまたは非置換アルキルであり;R5`は、Hまたは非置換アルキルであり;A2は、OまたはNR4である)である]で示される化合物またはその塩。 請求項2 R1が、非置換または置換ヘテロサイクリル(ここに、該ヘテロサイクリルは、単環式、二環式、三環式またはスピロ環式であり、1〜4個のヘテロ原子を含む4〜16個の環原子を有する、不飽和、飽和または部分不飽和ヘテロサイクルから選択される)であり;ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜4個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、C3−C12−シクロ−アルキル、フェニル−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、ヒドロキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオ−モルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、ハロ−C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、N−C1−C7−アルカノイル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−アルキルオキシカルボニル−アミノ、N−C1−C7−アルキルオキシカルボニル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’,N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、ホルミル、C1−C7−アルキルカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキル−カルボニル、ハロ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシカルボニル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオ−モルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルキルスルホニル、C1−C7−アルキル−スルフィニル、C1−C7−アルキルチオ、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニル;オキソ(例えば、C=OまたはN(+)−O(−))またはC1−6アルカンジイルから独立して選択されるか、あるいはR1が、非置換または置換アリール(ここに、該アリールは、6〜14個の環炭素原子を有する芳香族基から選択される)であり;ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜2個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、C3−C12−シクロアルキル、フェニル−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、ヒドロキシ−C1−C7−アルキルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS、S−ジオキソ−チオ−モルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、ハロ−C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、N−C1−C7−アルカノイル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−アルキルオキシカルボニルアミノ、N−C1−C7−アルキルオキシカルボニル−N−C1−C7−アルキル−アミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’、N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、ホルミル、C1−C7−アルキルカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシカルボニル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオ−モルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルキルスルホニル、C1−C7−アルキルスルフィニル、C1−C7−アルキルチオ、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルから独立して選択される、あるいはR1が、C1−C7−アルキル、C1−C7−ハロアルキルまたはC3−C12シクロアルキルであるか、あるいはR1が、C1−C7−アルコキシ、シアノ、カルボキサミド、またはハロゲンであり;R2が、非置換または置換ヘテロサイクリルまたは非置換または置換アリール(ここに、該ヘテロサイクリルは、単環式、二環式、三環式またはスピロ環式であり、1〜4個のヘテロ原子を含む4〜16個の環原子を有する、不飽和、飽和または部分不飽和ヘテロサイクルから選択され;該アリールは、6〜14個の環炭素原子を有する芳香族基から選択される)であり;ここに、該置換基は、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜4個の以下の基:ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS、S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’、N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、C1−C7−アルキルカルボニル、C1−C7−アルコキシカルボニル、アミノ−カルボニル、アミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルキルカルボニル、ハロ−C1−C7−アルコキシカルボニル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキルカルボニル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルおよびオキソ(C=OまたはN(+)−O(−)、ただし、R2はヘテロサイクリルである)から独立して選択され;R3が、H、重水素、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピルであり、R3`が、H、重水素、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピル、フルオロ、クロロ、またはヒドロキシであるか、またはR3およびR3`が、両方ともフルオロまたはクロロのいずれかであるか、またはR3およびR3`が、それらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピルまたはビニルを意味し;R4、R5`およびR5が、互いに独立して、HまたはC1−C7−アルキルから選択され;nが、0または1であり;mが、0、1または2であり、A2が酸素である、請求項1記載の式(I)で示される化合物またはその塩。 請求項3 R1が、非置換または置換ヘテロサイクリルであり、ここに、該ヘテロサイクリルは、インダニル、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾール、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾール、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、フラザン(オキサジアゾール)、ジオキソラン、チオフェン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イソキサゾール、イソキサゾリン、イソキサゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾロリジン、イソチアゾール、イソチアゾリン、イソチアゾリジン、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピリダジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、ピラン、テトラヒドロピラン、チオピラン、テトラヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジオキシン、モルホリン、プリン、プテリン、および対応するベンゼン環付加ヘテロサイクル、例えばインドール、イソインドール、クマリン、クマロンシノリン、イソキノリン、キノリン、チオナフテンからなる群から選択され、該ヘテロサイクリルが、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ−カルボニル、C1−C7−アルキルスルホニルアミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS,S−ジオキソ−チオ−モルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’、N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS,S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノ−スルホニル、チオモルホリノスルホニル、メタンジイル、エタンジイルおよびオキソからなる群から独立して選択される、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜3個の基により置換されているか;またはR1が、非置換または置換フェニルまたはナフチルであり、置換基が、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノカルボニル、C1−C7−アルキルスルホニルアミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカンスルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS,S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS、S−ジオキソ−チオモルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’、N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルカンスルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルからなる群から独立して選択される、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜3個の基から選択されるか、あるいはR1が、C1−C4−アルキル、C1−C4−フルオロアルキルまたはC5−C8シクロアルキルであり;R2が、非置換または置換ヘテロサイクリルまたは非置換または置換アリールであり、ここに、該ヘテロサイクリルまたはアリールが、フェニル、ナフチル、インダニル、ピロール、ピロリン、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、トリアゾール、トリアゾリン、トリアゾリジン、テトラゾール、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、フラザン(オキサジアゾール)、ジオキソラン、チオフェン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、オキサゾール、オキサゾリン、オキサゾリジン、イソキサゾール、イソキサゾリン、イソキサゾリジン、チアゾール、チアゾリン、チアゾロリジン、イソチアゾール、istoチアゾリン、イソチアゾリジン、チアジアゾール、チアジアゾリン、チアジアゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピリダジン、ピラジン、ピペラジン、トリアジン、ピラン、テトラヒドロピラン、チオピラン、テトラヒドロチオピラン、オキサジン、チアジン、ジオキシン、モルホリン、プリン、プテリン、および対応するベンゼン環付加ヘテロサイクル、例えば、インドール、イソインドール、クマリン、クマロンシノリン、イソキノリン、シノリンからなる群から選択され、該ヘテロサイクリルまたはアリールが、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノカルボニル、C1−C7−アルキルスルホニル−アミノ、C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキル、(アミノ、C1−C7−アルキル−アミノ、C1−C7−ジアルキル−アミノ)−C1−C7−アルキルオキシ、ハロ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルカノイルアミノ−C1−C7−アルキル、N−C1−C7−アルキル−スルホニル−アミノ−C1−C7−アルキル、ピロリジノ−C1−C7−アルキル、オキソ−ピロリジノ−C1−C7−アルキル、ピペリジノ−C1−C7−アルキル、ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル−C1−C7−アルキル、モルホリノ−C1−C7−アルキル、チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、S−モノ−またはS、S−ジオキソ−チオモルホリノ−C1−C7−アルキル、カルバモイル−C1−C7−アルキル、[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−カルバモイル]−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルカンスルフィニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルキル−スルホニル−C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ、アミノ、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ、C1−C7−アルカノイルアミノ、ピロリジノ、オキソ−ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、4−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、ハロ−C1−C7−アルキルまたはC3−C10−シクロアルキル)−ピペラジン−1−イル、4−(アミノ−C1−C7−アルキル)−ピペラジン−1−イル、4−[N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキルアミノ)−C1−C7−アルキル]−ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオモルホリノ、C1−C7−アルカンスルホニルアミノ、カルバモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル、C1−C7−アルコキシ−C1−C7−アルキル、アミノ−C1−C7−アルキルおよび/または(N’−モノ−またはN’、N’−ジ−(C1−C7−アルキル)−アミノ−C1−C7−アルキル)−カルバモイル、ピロリジン−1−カルボニル、ピペリジン−1−カルボニル、ピペラジン−1−カルボニル、4−(C1−C7−アルキル)ピペラジン−1−カルボニル、モルホリン−1−カルボニル、チオモルホリン−1−カルボニル、S−オキソ−またはS、S−ジオキソチオモルホリン−1−カルボニル、スルホ、C1−C7−アルカンスルホニル、C1−C7−アルキル−スルフィニル、スルファモイル、N−モノ−またはN,N−ジ−(C1−C7−アルキル)−スルファモイル、モルホリノスルホニル、チオモルホリノスルホニルおよびオキソ(ただし、R2はヘテロサイクリルである)からなる群から独立して選択される、1個またはそれ以上、好ましくは、1〜3個の基により置換されており;R3およびR3`が、下記表:から選択され;R4、R5およびR5`が、Hであり;m、nが0である、請求項1または2に記載の式(I)で示される化合物またはその塩。 請求項4 (rac)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−キノリン−6−イル−メタノール;6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−(4−メトキシ−フェニル)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;3−(4−メトキシ−ベンジル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;4−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−フェノール;6−{ジフルオロ−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メチル}−キノリン;6−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−ベンゾフラン−5−イルメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−キノキサリン−6−イル−メタノール;3−ベンゾチアゾール−6−イルメチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(2−メチル−ベンゾチアゾール−6−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−キノリン;2−クロロ−4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;6−(6−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−ナフタレン−2−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(4−ブロモ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニルアミン;1−[4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニル]−エタノン;6−[6−(3−ニトロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(4−メチルスルファニル−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアルデヒド;6−[6−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンゾニトリル;6−[6−(4−クロロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;N−[3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニル]−アセトアミド;6−(6−ピリジン−3−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−ベンゾフラン−2−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−ナフタレン−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(3−フェニル−イソキサゾール−5−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;ジメチル−[3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニル]−アミン;6−[6−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−(6−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−キノリン−3−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(6−メトキシ−ナフタレン−2−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−(6−イソキノリン−4−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(4−ブチル−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(1H−インドール−5−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(6−クロロ−ピリジン−3−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6’−クロロ−5−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−[2,3’]ビピリジニル;6−[6−(2−クロロ−ピリジン−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;2’−クロロ−4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−[2,4’]ビピリジニル;6−(6−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾール−5−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(3−クロロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−(6−ピリミジン−5−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;1−[3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニル]−エタノン;6−[6−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;N−メチル−3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;N,N−ジメチル−3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−安息香酸エチルエステル;6−[6−(1H−インドール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−[4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−フェニル]−プロパン−1−オール;6−(6−チオフェン−3−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;N−(2−ジメチルアミノ−エチル)−3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;2−フルオロ−5−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンゾニトリル;6−[6−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(2H−ピラゾール−3−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;2−フルオロ−N−メチル−4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;2−クロロ−N−メチル−4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;3−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−安息香酸;5−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピリジン−2−オール;6−クロロ−3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;2−(3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルアミノ)−エタノール;[(R)−1−(3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−イル]−ジメチル−アミン;(rac)−(6−イソブチルアミノ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−キノリン−6−イル−メタノール;sec−ブチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;イソブチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−アミン;シクロペンチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;ベンジル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;6−(6−モルホリン−4−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−(6−ピロリジン−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;ジメチル−[1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピペリジン−4−イル]−アミン;メチル−[1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル;ジメチル−[(R)−1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−イル]−アミン;(2−メトキシ−エチル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(1−エチル−プロピル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;イソプロピル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;2−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルアミノ)−エタノール;4−メチル−チアゾール−2−イル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(1−エチル−ピロリジン−2−イルメチル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;N−[2−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルアミノ)−エチル]−アセトアミド;シクロオクチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(1,1−ジメチル−プロピル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−1λ6−チオフェン−3−イル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(2−フェニル−プロピル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;N,N−ジメチル−N’−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−プロパン−1,3−ジアミン;4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピペラジン−2−オン;(1−フェニル−エチル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;フェネチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;[メチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミノ]−酢酸;ジメチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(S)−1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−オール;(R)−1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−オール;1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−[1,4]ジアゼパン−5−オン;6−[6−(1,4−ジオキサ−8−アザ−スピロ[4.5]デク−8−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(2−メチル−ピペリジン−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(3−クロロ−フェニルスルファニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(3−クロロ−フェノキシ)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−アミン;6−(6−イミダゾール−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(2−メチル−イミダゾール−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;6−[6−(4−メチル−イミダゾール−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−メチル−[1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピロリジン−3−イル]−アミン;1−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピペリジン−4−オン;(3−クロロ−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;フェニル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;6−(6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−((R)−3−フルオロ−ピロリジン−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−((S)−3−フルオロ−ピロリジン−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(4−ピペリジン−1−イルメチル−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−アミン;(2−クロロ−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;ピリジン−3−イル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;ピリミジン−2−イル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;ピリミジン−4−イル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(2−エチル−2H−ピラゾール−3−イル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;7−[6−(4−メチル−ピラゾール−1−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−(6−ピラゾール−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;(3−クロロ−4−メチル−フェニル)−(3−キノリン−7−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(2,3−ジクロロ−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−クロロ−フェニル)−メチル−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−メタンスルホニル−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;(3−メトキシ−フェニル)−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾール−4−イル−(3−キノリン−7−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−アミン;6−[(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−ジデューテロ−メチル]−キノリン;6{ジデューテロ−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]}−キノリン;2−クロロ−N−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ベンズアミド;6−[6−(3−クロロ−ベンゼンスルホニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;7−フルオロ−6−{6−[1−(1−メチル−アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−lメチル}−キノリン;2−(4−{4−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−ピペリジン−1−イル)−エタノール;6−{6−[1−(1−エチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−7−フルオロ−キノリン;7−フルオロ−6−(6−{1−[1−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−ピペリジン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;3−(1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(R)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−キノリン−6−イル−メタノール;(S)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−キノリン−6−イル−メタノール;(rac)−2,2,2−トリフルオロ−N−(6−{ヒドロキシ−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メチル}−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−アセトアミド;6−[1−(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−ビニル]−キノリン;6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−ビニル}−キノリン;(rac)−6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン;(rac)−6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;6−{(R)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;6−{(S)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;5−フルオロ−6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−(2−アミノ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;3−(1H−ベンゾイミダゾl−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−シクロプロピル}−キノリン;(rac)−3−[1−(6−フルオロ−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−[(S)−1−(6−フルオロ−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−[(R)−1−(6−フルオロ−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(6−フルオロ−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−2,2,2−トリフルオロ−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−キノリン−6−イル−エタノール;6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−7−トリフルオロメチル−キノリン;5,7−ジフルオロ−6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;2−{4−[3−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;7−フルオロ−6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−1−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エタノール;(R)−1−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エタノール;[4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピラゾール−1−イル]−アセトニトリル;(rac)−2−{4−[3−(1−キノリン−6−イル−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;2−{4−[3−((R)−1−キノリン−6−イル−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;2−{4−[3−((S)−1−キノリン−6−イル−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;7−フルオロ−6−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;7−フルオロ−6−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;(rac)−2−(4−{3−[1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(R)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(S)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;(rac)−2−(4−{3−[1−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(R)−1−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(S)−1−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;(rac)−2−(4−{3−[1−(5−クロロ−キノリン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;(rac)−2−{4−[3−(1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;(rac)−2−(4−{3−[1−(2H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;(rac)−5,7−ジフルオロ−6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;5,7−ジフルオロ−6−{(S)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;5,7−ジフルオロ−6−{(R)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;3−[(S)−1−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−[(S)−1−(2H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−[(S)−1−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−{ジフルオロ−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メチル}−キノリン;6−[2−メチル−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−[3−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−3H−ベンゾイミダゾl−5−イルメチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−フルオロ−4−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−フェノール;3−(4−ブロモ−2−フルオロ−ベンジル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(2,4−ジフルオロ−ベンジル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(7−フルオロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−3−[1−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−{1−[3−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル]−エチル}−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−カルボニトリル;3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−カルボキサミド;2−[4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピラゾール−1−イル]−エタノール;6−(6−{1−[2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;6−[6−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;6−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−カルボン酸エチルアミド;3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−カルボン酸メチルアミド;2−[4−(3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピラゾール−1−イル]−エタノール;2−[4−(3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピラゾール−1−イル]−エタノール;2−{4−[3−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;2−(4−{3−[3−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−3H−ベンゾイミダゾl−5−イルメチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;3−フルオロ−4−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−フェノール;4−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−フェノール;(rac)−4−(1−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エチル)−フェノール;(rac)−4−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−フェノール;(rac)−5−クロロ−6−{1−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;5−クロロ−6−(1−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エチル)−キノリン;(rac)−5−クロロ−6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;2−{4−[3−(5−クロロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;5−クロロ−6−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;5−クロロ−6−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;(rac)−(3−メチル−3H−ベンゾイミダゾl−5−イル)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;1−(4−{4−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−ピペリジン−1−イル)−エタノン;7−フルオロ−6−{6−[1−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;7−フルオロ−6−{6−[1−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;7−フルオロ−6−(6−{1−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル)−キノリン;7−フルオロ−6−{6−[1−(2−メトキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;6−{6−[1−(2−アゼチジン−1−イル−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;6−{6−[1−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;メチル−{2−[4−(3−キノリン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−ピラゾール−1−イル]−エチル}−アミン;6−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;6−((S)−1−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エチル)−キノリン;6−{(S)−1−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;7−クロロ−6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;7−クロロ−6−[6−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;2−{4−[3−(7−クロロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;4−{4−[3−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル;5,7−ジフルオロ−6−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;5,7−ジフルオロ−6−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル}−キノリン;(rac)−(5−フルオロ−キノリン−6−イル)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;(rac)−7−フルオロ−キノリン−6−イル)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;(rac)−[6−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−メタノール;6−[6−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−7−フルオロ−キノリン;7−フルオロ−6−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−メタノール;(rac)−7−フルオロ−6−{1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;2−{4−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;(rac)−2−(4−{3−[1−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;3−((R)−1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−((R)−1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−7−フルオロ−6−{1−[6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−キノリン;(rac)−7−フルオロ−6−(1−{6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エチル)−キノリン;(rac)−{1−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピロリジン−3−イル}−メチル−アミン;(S)−1−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピロリジン−3−オール;(R)−1−[3−(7−フルオロ−キノリン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピロリジン−3−オール;5,7−ジフルオロ−6−[6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−キノリン;(rac)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−キノリン−6−イル−エタノール;(rac)−1−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−1−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エタノール;(R)−1−(7−フルオロ−キノリン−6−イル)−1−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エタノール;(rac)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−1−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エタノール;(R)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−1−{6−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル}−エタノール;(rac)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エタノール;(R)−1−(5,7−ジフルオロ−キノリン−6−イル)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エタノール;(rac)−6−[1−(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−エチル]−キノリン;6−[(R)−1−(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−エチル]−キノリン;6−[(S)−1−(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−エチル]−キノリン;(rac)−6−[1−(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−2,2,2−トリフルオロ−エチル]−キノリン;2−(5−{(S)−1−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−エチル}−イミダゾール−1−イル)−エタノール;3−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−3−[1−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−2−(4−{3−[1−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(S)−1−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−{4−[3−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;3−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(6−フルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−[1−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(4,6−ジフルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;2−{4−[3−(4,6−ジフルオロ−1−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル]−ピラゾール−1−イル}−エタノール;(rac)−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−[1,5]ナフチリジン−2−イル−メタノール;3−(3−メチル−1H−イミダゾール−5−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(2−フルオロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−6−(1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル−6−(1−ピペリジン−4−イル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−6−クロロ−3−(1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−3−(1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−((R)−1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−((S)−1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;3−(3−ブロモ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボアルデヒド;3−(3−クロロ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(3−ビニル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;{6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−メタノール;1−{6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−エタノン;6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−カルボニトリル;1−{6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−エタノール;1−{6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−エタン−1,2−diol;3−{6−[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イルメチル]−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル}−ベンゾニトリル;6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(3−ピリジン−3−イル−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−[3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−3−(1−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル−エチル)−6−m−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−3−[1−(3−ブロモ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−エチル]−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;(rac)−2−(4−{3−[1−(3−ブロモ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;2−(4−{3−[(S)−1−(3−ブロモ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−エチル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル}−ピラゾール−1−イル)−エタノール;(rac)−3−[1−(3−ブロモ−イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)−エチル]−6−m−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジンから選択される化合物。 請求項5 式(II):[式中、R1、R2およびA1は、請求項1〜3のいずれかの定義と同意義である]で示される化合物またはその塩。 請求項6 式(XI):[式中、R1、R2およびA1は、請求項1〜3のいずれかの定義と同意義である]で示される化合物またはその塩。 請求項7 医薬としての遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物。 請求項8 医薬用途、特に一またはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患に用いるための、遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物。 請求項9 一またはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療のための、遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物の使用。 請求項10 一またはそれ以上のC−Metチロシンキナーゼ介在疾患の治療用の医薬の製造における、遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物の使用。 請求項11 C−Metチロシンキナーゼ介在疾患または障害の治療方法であって、治療的に有効な量の遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物を、該治療を必要とする対象に投与することを含む方法。 請求項12 治療的に有効な量の活性成分としての遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物;一またはそれ以上の医薬上許容される担体物質および/または希釈剤を含む、医薬組成物。 請求項13 治療的に有効な量の遊離形態または医薬上許容される塩形態である、請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物;治療的に有効な量の一またはそれ以上の組み合わせパートナー;一またはそれ以上の医薬上許容される担体物質および/または希釈剤を含む、同時または連続投与に適した組み合わせ医薬組成物。 請求項14 C−Metチロシンキナーゼ介在疾患、特に、固形腫瘍およびそれ由来の転移、例えば遺伝性乳頭状腎細胞癌(PRCC)、散発型PRCC、腎臓癌、頭部および頸部癌、扁平上皮癌、胃癌、膵臓癌、肺癌、膀胱癌、乳癌、平滑筋肉腫、膠芽細胞腫、メラノーマ、胞巣状軟部肉腫の治療に用いるための、請求項12記載の医薬組成物または請求項13記載の組み合わせ医薬組成物。 請求項15 請求項1〜4いずれか1項記載の式(I)で示される化合物の製造方法であって:方法A:式(II):[式中、置換基は、請求項1〜4いずれか1項の定義と同意義である]で示される化合物を、式(I)で示される化合物に変換すること、または方法B:式(VII):[式中、置換基は、請求項1〜4いずれか1項の定義と同意義であり、X1は、脱離基、例えばトシレート、メシレートまたはハロである]で示される化合物を、式(VI):[式中、X2は、水素またはアルカリ金属であり、R1およびA1は本明細書の記載と同意義である]で示される化合物と反応させて、式(I)で示される化合物を得、所望により、方法A)または方法B)により得られた式(I)で示される化合物を、別の式(I)で示される化合物に変換すること、および/または式(I)で示される化合物の入手可能な塩を、別の塩に変換すること、および/または式(I)の入手可能な遊離塩基をその塩に変換すること、および/または式(I)で示される化合物の1つまたはそれ以上の別個の入手可能な異性体から、式(I)で示される化合物の入手可能な異性体を分離すること、を含む方法。
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同族专利:
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引用文献:
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