![]() 作物収穫量を増大する二重塩類肥料
专利摘要:
多重成分肥料材料およびその使用方法を提供する。肥料材料は、選択されたコポリマーの部分カルシウム塩と組合せたアンモニア性肥料(例えば、尿素)および選択されたコポリマーの部分ナトリウム塩と組合せた燐性肥料(例えば、DAP)をそれぞれ含有する第1および第2肥料製品を含む。第1および第2肥料製品のコポリマー部分は、最も好ましくは、イタコン酸および無水マレイン酸のコポリマーである。これらの肥料材料は、土壌または成長中の植物に施肥すると、作物の収穫量を相乗効果的に増大する。なし 公开号:JP2011513184A 申请号:JP2010549707 申请日:2009-02-20 公开日:2011-04-28 发明作者:ジョン;ラリー サンダース 申请人:ジョン ラリー サンダース;スペシャルティー ファーティライザー プロダクツ エルエルシー; IPC主号:C05G3-00
专利说明:
[0001] 本発明は広義には肥料材料によって作物の収穫量を増大させる二重成分肥料材料およびその使用方法に関する。更に詳細には本発明はアンモニア性肥料とコポリマーの部分カルシウム塩とを含む第1肥料製品、および燐性肥料とコポリマーの部分ナトリウム塩とを含む第2肥料製品を含有し、第1および第2肥料製品は作物収穫量を増加させるために相乗効果量用いられるような肥料材料に関する。] 背景技術 [0002] 農業の始まり以来、植物は様々な材料を用いて肥料を施されて来た。肥料には糞尿製品やアンモニア性窒素材料(例えば、無水アンモニアおよび尿素)、およびポリ燐酸アンモニウムや燐鉱石から派生するその他の製品のような燐性肥料が含まれている。世界規模の産業では、所望のN−P−K等級を持つ現代の肥料をあらゆる様々な組合せで提供している。] [0003] 近年では、特に従来の肥料と組合せて用いると有意な農業機能を有する生物分解性ポリマーを記載する一連の米国特許が発行されている。例えば、米国特許第6,515,090号には、例えばイタコン酸や無水マレイン酸モイエティ(moieties、部分)で構成される、ジカルボン酸コポリマーが記載されている。この特許はまたこのようなコポリマーを金属または他のカチオンを用いて部分的に中和しうること、肥料と共に用いて複合製品を形成しうることも開示している。これらの肥料−コポリマーの複合製品は成長する植物により吸収される燐の可用度を増大することが示されており、また植物の近傍の土壌に施肥、あるいは葉面散布によって施肥することができる。上述の特許第6,515,090号に記載のポリマーは、Specialty Fertilizer Products社(Belton、MO州)から商品名NUTRISPHERE−NTMおよびAVAILTMとして市販されている。] [0004] 本発明は、作物収穫量の増加に相乗効果をもたらす多重成分肥料材料を提供しうるという発見に基づくものである。広義にはそのような肥料材料はアンモニア性肥料および第1コポリマーの部分カルシウム塩を含む第1肥料製品、および燐性肥料および第2コポリマーの部分ナトリウム塩を含む第2肥料製品を含む。これらの肥料製品は特定の作物に関して相乗効果量存在する。好ましいコポリマーは引用として本書に組み込まれる米国特許第6,515,090号に記載されている種類のものである。] [0005] 特に好ましい態様においては、第1肥料製品は、実質的に等モル量のイタコン酸および無水マレイン酸モイエティで構成され、pHが1〜5の規模の、コポリマーの部分カルシウム塩の分散水と組合された、尿素のような従来の肥料を含む。第2肥料製品は、同様のコポリマーの部分ナトリウム塩と組合された第二燐酸アンモニウム(DAP)または液体ポリ燐酸アンモニウムのような肥料を含む。] [0006] 本発明の好ましい方法は、土壌および/または植物に第1および第2肥料製品をそれぞれ相乗効果量含有する肥料材料を施用することによって肥料を施す工程を含む。第1肥料製品は、アンモニア性肥料と、少量の、1種または2種以上の選択されたクラスのコポリマーの部分カルシウム塩との配合物であり、一方、第2肥料製品は、燐性肥料と、1種または2種以上のコポリマーのクラスの部分ナトリウム塩との配合物である。第1および第2肥料製品の「相乗効果量」とは、組合わさって作物収穫量の増大をもたらすように調整された量、すなわち、そのような量の第1および第2肥料製品を個別に施用した場合に得られるであろう作物収穫量以上の作物収穫量をもたらすように調整された各肥料製品の量のことを言う。言い換えると、第1および第2肥料製品の調整された量は、それぞれの肥料製品を同量、単独で用いた場合に得られる単なる相加効果よりも大きい作物収穫量をもたらす。第1および第2肥料製品の相乗効果量とは特定の作物に向けたものであり、また対象となる作物、土壌条件、周囲の気候、およびその他の要因に依存して、第1肥料製品が第2肥料製品に比べて量が多く存在しうる、またはその逆でありうることが理解されるであろう。しかしながら、一般には、第1アンモニア性肥料製品の量は、通常、約30〜200lbs.N/エーカー、より好ましくは約50〜150lbs.N/エーカー存在する。第2燐性肥料製品は、通常、第1アンモニア性肥料製品より少ない量、一般には、約10〜80lbs.P2O5/エーカー、より好ましくは約20〜50lbs.P2O5/エーカー存在する。] [0007] 第1肥料製品はアンモニア性肥料を含む。ここでは多数あるその種の肥料のうちのいずれも用いうる。例示的なアンモニア性肥料としては、アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、第一燐酸アンモニウム、第二燐酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、硝酸カリウム、炭酸ナトリウムの硝酸塩、尿素ホルムアルデヒド、メチルアンモニウムホスフェート、アンモニア過燐酸塩、およびそれらの混合物から成る群から選択されるもののような、アンモニア性窒素含有肥料が挙げられる。肥料は好ましくは固体または液体の形状であり、最も好ましい肥料は粒状尿素である。] [0008] 第1肥料製品のコポリマー部分は、1つのクラスのコポリマーの1種または2種以上のメンバーの部分カルシウム塩を含有し、そのコポリマーは、反復ポリマーサブユニットを含み、各サブユニットは、少なくとも2種の異なるモイエティから構成され、そのモイエティは、A、B、およびCモイエティ、または反復(recurring)Cモイエティ、および異ならない複数のCモイエティから成る群から個別にそれぞれ選ばれ、ここで、モイエティAは次の一般式を持ち、 モイエティBは次の一般式を持ち、 およびモイエティCは次の一般式を持ち、] [0009] 式中、R1、R2およびR7は、H、OH、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基;C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリールC1〜C30を主体とするエステル基(ホルメート(C0)、アセテート(C1)、プロピオネート(C2)、ブチレート(C3)、等、最大C30)、R’CO2基、およびOR’基;から成る群から個別にそれぞれ選択され;ここでR’はC1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から選択され;R3およびR4は、H、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から個別にそれぞれ選択され;R5、R6、R10およびR11は、H、アルカリ金属、NH4およびC1〜C4アルキルアンモニウム基から成る群から個別にそれぞれ選択され;YはFe、Mn、Mg、Zn、Cu、Ni、Co、Mo、V、Cr、Si、B、およびCaから成る群から選択され;R8およびR9は無、CH2、C2H4、およびC3H6から成る群から個別にそれぞれ選択される肥料材料。多くの場合、R3、R2、およびR7基の1以上はポリマーサブユニットがAおよびCモイエティで構成されるOHであり、またR1、R2、R3、R4、およびR7基の1以上は、ポリマーサブユニットがA、BおよびCモイエティで構成されるOHである。] [0010] 更に好ましいクラスのポリマーは次の一般式を持ち、 式中、Xはカチオンであり、pは約10〜500の範囲である。X置換基の数種以上はカルシウムであり、他は異なる金属カチオン(例えば、アルカリおよびアルカリ土類金属カチオン)でありうる。また数種はHである。このようにコポリマーは部分塩または複合体として存在する。] [0011] 第1肥料製品は、任意の簡便な手段を用い、肥料およびポリマー部分を混合して、形成しうる。例えば固形肥料の場合は、噴霧または浸漬によってポリマーを最も簡便に施用することができる。液体肥料を用いる場合は、通常、適切な撹拌工程を用いてコポリマーを液体中に混合する。しかしながら、肥料およびポリマー材料を、同時にまたは逐次に、別々に耕地に施用することも可能であるが、この方法は通常は好まれない。] [0012] 第1肥料製品のコポリマー部分は、通常、固形分が約20〜80重量%、より好ましくは約30〜50重量%であり、pHが約1〜5、より好ましくは約2〜3.5である水溶液製品である。] [0013] 第2肥料製品は第一燐酸アンモニウム(MAP)、第二燐酸アンモニウム(DAP)、燐酸カルシウム(正燐酸塩および過燐酸塩)、燐酸アンモニウム、アンモニウム過燐酸塩、ポリ燐酸アンモニウム、燐酸、塩基性スラグ、燐灰土、燐酸コロイド,燐酸骨、硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム、およびそれらの混合物のような燐性肥料を含む。第2肥料製品のコポリマー部分は、上述の第1肥料製品に関して定義したコポリマーと同一クラスの1種または2種以上の部分ナトリウム塩から構成される。第2肥料製品のコポリマー部分は、通常、固形分が約20〜80重量%、より好ましくは約30〜50重量%であり、pHは約5〜10、より好ましくは約6〜8である水溶液製品である。第2肥料製品は、第1肥料製品と同様の方法で調製しうる。] [0014] 第1および第2肥料製品に使用されるコポリマーのレベルは、実質的に同じである。具体的には、それぞれの場合のコポリマー塩は、通常、第1および第2肥料製品中に、各肥料製品の総容量を100容量%とするときに、約0.01〜2.0容量%、より好ましくは約0.1〜0.5容量%のレベルで存在するべきである。] [0015] 第1および第2肥料製品は、両製品が植物または植物の近隣の土壌の上または周りに存在しさえすれば、様々な方法で用いうる。例えば肥料製品を別々に配合し、土壌または植物に実質的に同時または逐次に、施用することができる。他の代替例では、第1および第2肥料製品を一緒に配合して、その条件で施用することができる。用いられる肥料製品の型、および固体または液体のいずれであるかに依存して、製品を撒布(spreading)や散布(broadcast)によって、施用することができる。] [0016] 本発明の方法は、作物が二重施肥によって恩恵を受けるものであれば、実質的に無限の数の作物に有用である。例示的作物としては、トウモロコシ、小麦、オート麦、大麦、サトウモロコシ、ミロ、米、綿花、大豆、およびムラサキウマゴヤシ、およびその他の飼料作物から成る群から選択されるものが挙げられる。イタコン酸/マレイン酸コポリマーの部分カルシウム塩で構成される第1肥料製品を用いて良好な結果が得られている。同様にして、第2肥料製品はナトリウムカチオンで部分的に中和した同様のイタコン酸/マレイン酸コポリマーを用いて配合しうる。] [0017] 以下の実施例では、本発明の好ましいカルシウムおよびナトリウム部分塩コポリマーによって補完した肥料を用いる収穫量実験について記載する。しかしながら、これらの実施例は例示として示されているのであって、本発明の全体の範囲をなんら限定するものではないことを理解されたい。] [0018] この実験では、部分カルシウム塩コポリマーを用いて処理された粒状尿素肥料、および部分ナトリウム塩コポリマーによって処理された第二燐酸アンモニウム(DAP)肥料の、スズメノチャヒキ(Bromegrass)の収穫量に対する相互作用を調査した。実験はKS州Scandiaの近くに位置する、クレタ(Crete)シルト質壌土の上の、実験用耕地において実施した。処理には、単独の粒状尿素として、または部分カルシウム塩コポリマーで処理した粒状尿素として、60と100lbs.N/エーカーの2種類の割合の窒素(N)の施肥が含まれた。追加の処理には、単独のDAPとして、または部分ナトリウム塩コポリマーで処理したDAP、として、30lbs.P205/エーカーの施肥が含まれた。無処理の調査用の区画も含まれた。] [0019] 4年目の、一度も施肥されていない、スズメノチャヒキの既存のスタンドを持つ区域で実験を行った。すべての施肥は、表面に施用し散布した。窒素と燐性肥料の施肥は3月20日に別々に行った。区画は5月18日に収穫した。収穫にあたり、各区画から飼料材料の副試料を採取し、計量し、乾燥させ、次に再び計量し、飼料の乾燥重量を決定した。収穫量を、乾燥重量をもとにIbs./エーカーの単位で報告した。実験区域の土壌試験の結果は、pH6.8、有機物2.8%、Bray−1 P 18ppm、および交換性K 290ppm.であった。] [0020] 尿素+コポリマー材料は、液体コポリマーを粒状尿素に対して0.25容量%のレベル(1トンの尿素に1/2ガロンの液体コポリマー)で、実質的に均質になるように噴霧することによって調製した。ポリマーは、Specialty Fertilizer Products社(Belton、MO州)から販売されている市販の尿素用のNUTRISPHERE−NTM(NSN)であった。このポリマーはカルシウムイオン(CAS# 877469−38−0)で部分的に中和された、実質的に等モル量のイタコン酸および無水マレイン酸モイエティの40重量%固体の水性コポリマーであり、pHは2.5〜5である。] [0021] 同様に、DAP+コポリマーは、液体コポリマーを粒状DAPに対して0.25容量%のレベル(1トンのDAPに対して1/2ガロンの液体コポリマー)で、実質的に均質になるように噴霧することによって調製した。ポリマーはSpecialty Fertilizer Products社(Belton、MO州)から販売されている市販のAVAILTMであった。このポリマーはナトリウムイオン(CAS# 556055−76−6)で部分に中和された、実質的に等モル量のイタコン酸および無水マレイン酸モイエティの40重量%固体の水性コポリマーであり、pHは6〜8である。] [0022] 下の表はこの実験の結果を示すもので、表中、lbs.N/エーカーは、無処理の粒状尿素の施肥を表し、lbs.N/エーカー+NSNは、NSN−補完粒状尿素の施肥を表し、lbs.P205/エーカーは無処理DAPの施肥を表し、lbs.P205/エーカー+AVAILは、AVAIL−補完DAPの施肥を表す。] [0023] ] [0024] ダンカン多重範囲検定(Duncan’s Multiple Range Test)を用いて手段を区別した。同一文字を伴う手段は有意差はない。] [0025] 飼料の最大収穫量は、尿素+NSNをDAP+AVAILと組合せた施肥によって得られた。耕地はNおよびPに対して反応が高かった。NSNおよびAVAILポリマーの使用によりNおよびP両方の有効性が改善された。] [0026] この実験では、部分カルシウム塩コポリマーによって処理された液体尿素−硝酸アンモニウム肥料(28%UAN)と部分ナトリウム塩コポリマーによって処理されたポリ燐酸アンモニウム(APP、10−34−0)肥料の、トウモロコシの収穫量に対する相互作用について調査した。実験はKS州Scandiaの近くに位置する、クレタ(Crete)シルト質壌土の上の、実験用耕地において実施した。処理には、単独UANとして、または部分塩コポリマーで補完したUANを用いて、160と240lbs.N/エーカーの2種類の割合の窒素(N)の施肥が含まれた。付加的な処理には、単独のAPPとして、または部分ナトリウム塩コポリマーで補完されたAPPとして、30lbs.P205/エーカーの施肥が含まれた。無処理の調査用の区画も含まれた。この実験区域の土壌試験の結果は、pH6.8、有機物2.8%,Bray−1 P 18ppm、および交換性K 290ppmであった。] [0027] 窒素肥料は、4月27日に、土壌表面に、前年の大豆作物からの残余の中に、散布した。燐性肥料は、トウモロコシの作条の横2インチの、土壌表面の上に、付加的な耕作なしに、スターターとして、4月30日に、施肥した。作付けされたトウモロコシは、ハイブリッドのPioneer 33B51であり、32,000シード/エーカーの割合で使用された。耕地は、成長期には6回かんがいし、各かんがい時に1.25インチの水を使用した。トウモロコシは11月1日に収穫した。] [0028] UAN+コポリマー材料は、液体コポリマーを、0.50容量%のレベルで、液体UANに、実質的に均質になるように混合することによって調製した。ポリマーはSpecialty Fertilizer Products社(Belton、MO州)から販売されている市販の液体肥料用NUTRISPHERE−NTM(NSN)であった。このポリマーは、カルシウムイオン(CAS# 877469−38−0)によって部分に中和された、実質的に等モル量のイタコン酸および無水マレイン酸モイエティの40重量%固体の水性コポリマーであり、pHは1〜2である。] [0029] 同様に、APP+コポリマーは、液体コポリマーを、0.50容量%で、液体APPに混合し、実質的に均質になるように調製した。ポリマーは、Specialty Fertilizer Products社(Belton、MO州)によって販売されている市販のAVAILTMであった。このポリマーは、ナトリウムイオン(CAS# 556055−76−6)で部分に中和された、実質的に等モル量のイタコン酸および無水マレイン酸モイエティの40重量%の固体水性コポリマーであり、pHは6〜8である。] [0030] 下の表はこの実験の結果を示すもので、表中、lbs.N/エーカーは、無処理UANの施肥を表し、lbs.N/エーカー+NSNは、NSN−補完UANの施肥を表し、lbs.P205/エーカーは無処理APPの施肥を表し、lbs.P205/エーカー+AVAILは、AVAIL−補完APPの施肥を表す。] [0031] ダンカン多重範囲検定(Duncan’s Multiple Range Test)を用いて手段を区別した。同一文字を伴う手段は有意差はない。] 実施例 [0032] この実験において、トウモロコシの最大収穫量は、AVAIL−処理APPを作付け時にスターターとして施肥するとともに、UAN+NSNを160または240lbs.N/エーカー施肥したときに得られた。単独のAPPを用いるNSN−処理UANは、単独のAPPを用いる単独のUANより、高い収穫量を提供した。割合が160lbs.N/エーカーの時は、2つのポリマーの追加は、NおよびPを単独で施肥した場合に比べて、31bu/エーカーの収穫量増加という結果になった。収穫量の利点はNSNおよびAVAILコポリマーの両方を用いた場合に最大であった。この研究は、NおよびPの両方を含有する肥料の有効性は、コポリマーの追加により、大きく改善されることを示している。]
权利要求:
請求項1 作物に肥料を施すために用いられ、以下を含有する肥料材料:アンモニア性肥料および第1コポリマーの部分カルシウム塩を含む第1肥料製品;および燐性肥料および第2コポリマーの部分ナトリウム塩を含む第2肥料製品、前記第1および第2肥料製品は前記作物に関して相乗効果量存在し、前記第1および第2コポリマーは、各々、A、B、およびCモイエティ、または反復Cモイエティ、および異ならない複数のCモイエティ、から成る群から個別にそれぞれ選ばれた2以上の異なるモイエティで構成する反復ポリマーサブユニットを含むコポリマーの群から個別に独立して選択され、ここで、モイエティAは次の一般式を持ち、モイエティBは次の一般式を持ち、そしてモイエティCは次の一般式を持ち、式中、R1、R2およびR7は、H、OH、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基;C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリールC1〜C30を主体とするエステル基(ホルメート(C0)、アセテート(C1)、プロピオネート(C2)、ブチレート(C3)、等、最大C30)、R’CO2基、およびOR’基;から成る群から個別にそれぞれ選択され;ここでR’はC1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から選択され;R3およびR4は、H、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から個別にそれぞれ選択され;R5、R6、R10およびR11は、H、アルカリ金属、NH4およびC1〜C4アルキルアンモニウム基から成る群から個別にそれぞれ選択され;YはFe、Mn、Mg、Zn、Cu、Ni、Co、Mo、V、Cr、Si、B、およびCaから成る群から選択され;R8およびR9は無、CH2、C2H4、およびC3H6から成る群から個別にそれぞれ選択される、肥料材料。 請求項2 前記第1コポリマーの前記部分カルシウム塩は、第1肥料製品の総容量を100容量%とすると、約0.01〜2容量%のレベルで前記アンモニア性肥料製品と混合される請求項1に記載の肥料材料。 請求項3 前記レベルは約0.1〜0.5容量%である請求項2に記載の肥料材料。 請求項4 前記第2コポリマーの前記部分ナトリウム塩は、第2肥料製品の総容量を100容量%とすると、約0.01〜2容量%のレベルで前記燐性肥料製品と混合される請求項1に記載の肥料材料。 請求項5 前記レベルは約0.1〜0.5容量%である請求項4に記載の肥料材料。 請求項6 前記ポリマーは次の一般式を持ち、式中、Xはカチオンであり、pは約10〜500の範囲である請求項1に記載の肥料材料。 請求項7 前記X置換基の数種以上は金属カチオンであり、数種はHである請求項6に記載の肥料材料。 請求項8 前記アンモニア性肥料は、アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、第一燐酸アンモニウム、第二燐酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、硝酸カリウム、炭酸ナトリウムの硝酸塩、尿素ホルムアルデヒド、メチルアンモニウムホスフェート、アンモニア過燐酸塩、およびそれらの混合物から成る群から選択される請求項1に記載の肥料材料。 請求項9 前記アンモニア性肥料は尿素を含有する請求項8に記載の肥料材料。 請求項10 前記アンモニア性肥料は液体または固体の肥料である請求項1に記載の肥料材料。 請求項11 前記燐性肥料は第一燐酸アンモニウム(MAP)、第二燐酸アンモニウム(DAP)、燐酸カルシウム(正燐酸塩および過燐酸塩)、燐酸アンモニウム、アンモニウム過燐酸塩、ポリ燐酸アンモニウム、燐酸、塩基性スラグ、燐灰土、燐酸コロイド,燐酸骨、硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム、およびそれらの混合物から成る群から選択される請求項1に記載の肥料材料。 請求項12 前記第1および第2コポリマーは同じである請求項1に記載の肥料材料。 請求項13 前記第1および第2コポリマーは、それぞれイタコン酸および無水マレイン酸モイエティを含有する請求項1に記載の肥料材料。 請求項14 肥料材料を土壌または前記作物の上に施用する工程を含む、作物に肥料を施す方法であって、前記肥料材料は、アンモニア性肥料および第1コポリマーの部分カルシウム塩を含有する第1肥料製品、および燐性肥料および第2コポリマーの部分ナトリウム塩を含有する第2肥料製品を含み、前記第1および第2肥料製品は前記作物に関し相乗効果量存在し、前記第1および第2コポリマーは、各々、A、B、およびCモイエティ、または反復Cモイエティ、および異ならない複数のCモイエティ、から成る群から個別にそれぞれ選ばれた2以上の異なるモイエティで構成する反復ポリマーサブユニットを含むコポリマーの群から個別に独立して選択され、ここで、モイエティAは次の一般式を持ち、モイエティBは次の一般式を持ち、そしてモイエティCは次の一般式を持ち、式中、R1、R2およびR7は、H、OH、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基;C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリールC1〜C30を主体とするエステル基(ホルメート(C0)、アセテート(C1)、プロピオネート(C2)、ブチレート(C3)、等、最大C30)、R’CO2基、およびOR’基;から成る群から個別にそれぞれ選択され;ここでR’はC1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から選択され;R3およびR4はH、C1〜C30直鎖状、分鎖状および環状アルキルまたはアリール基から成る群から個別にそれぞれ選択され;R5、R6、R10およびR11はH、アルカリ金属、NH4およびC1〜C4アルキルアンモニウム基から成る群から個別にそれぞれ選択され、YはFe、Mn、Mg、Zn、Cu、Ni、Co、Mo、V、Cr、Si、B、およびCaから成る群から選択され;R8およびR9は無、CH2、C2H4、およびC3H6から成る群から個別にそれぞれ選択される、方法。 請求項15 前記第1コポリマーの前記部分カルシウム塩は、第1肥料製品の総容量を100容量%とすると、約0.01〜2容量%のレベルで前記アンモニア性肥料製品と混合される請求項14に記載の方法。 請求項16 前記レベルは約0.1〜0.5容量%である請求項15に記載の方法。 請求項17 前記第2コポリマーの前記部分ナトリウム塩は、第2肥料製品の総容量を100容量%とすると、約0.01〜2容量%のレベルで前記燐性肥料製品と混合される請求項14に記載の方法。 請求項18 前記レベルは約0.1〜0.5容量%である請求項17に記載の方法。 請求項19 前記ポリマーは次の一般式を持ち、式中、Xはカチオンであり、pは約10〜500の範囲である請求項14に記載の方法。 請求項20 前記X置換基の数種以上は金属カチオンであり、数種はHである請求項19に記載の方法。 請求項21 前記アンモニア性肥料は、アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、第一燐酸アンモニウム、第二燐酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、硝酸カリウム、炭酸ナトリウムの硝酸塩、尿素ホルムアルデヒド、メチルアンモニウムホスフェート、アンモニア過燐酸塩、およびそれらの混合物から成る群から選択される請求項14に記載の方法。 請求項22 前記アンモニア性肥料は尿素を含有する請求項21に記載の方法。 請求項23 前記アンモニア性肥料は液体または固体の肥料である請求項14に記載の方法。 請求項24 前記燐性肥料は第一燐酸アンモニウム(MAP)、第二燐酸アンモニウム(DAP)、燐酸カルシウム(正燐酸塩および過燐酸塩)、燐酸アンモニウム、アンモニウム過燐酸塩、ポリ燐酸アンモニウム、燐酸、塩基性スラグ、燐灰土、燐酸コロイド,燐酸骨、硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム、およびそれらの混合物から成る群から選択される請求項14に記載の方法。 請求項25 前記第1および第2コポリマーは同じである請求項14に記載の方法。 請求項26 前記第1および第2コポリマーは、それぞれイタコン酸および無水マレイン酸モイエティを含有する請求項14に記載の方法。 請求項27 前記第1および第2肥料製品は、実質的に同時に施用される請求項14に記載の方法。 請求項28 前記第1および第2肥料製品は逐次順に施用される請求項14に記載の方法。 請求項29 前記第1および第2肥料製品は一緒に混合されて施用される請求項14に記載の方法。
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