专利摘要:
関節面の動作を再生させる人工装具要素、及び椎骨の構造の変化に適応する椎骨固定装置を含む後部腰椎の人工関節を提供する。使用において、人工関節は腰椎の両側に上下の接合具を有する。下部接合具はそれぞれの下部椎弓根螺子に回転可能に取り付けられて連結され、部材軸を規定する部材は腰椎の両側において上下の接合具を連結する。上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲において、それぞれの下部接合具はそれぞれの下部椎弓根螺子に対する多軸の回転動作を可能とするため、それぞれの部材は、部材も部材軸に沿って移動可能な状態で、(i)下部螺子の軸、(ii)下部螺子及び下部接合具と交差する第1軸、及び/又は(iii)上部第1軸及び下部螺子と交差する軸に対して回転可能である。
公开号:JP2011512888A
申请号:JP2010547271
申请日:2009-02-26
公开日:2011-04-28
发明作者:スタイブ,ジーン−ポール;トルニエ,アラン;マゼル,クリスチャン
申请人:クラリアンス;
IPC主号:A61F2-44
专利说明:

[0001] 関連出願の相互参照
本出願は2008年3月3日に出願された米国仮特許出願第61/033,040号、及び2008年2月26日に出願された仏国特許出願第08/01020号の利益を主張し、その内容全体は参照により援用される。]
[0002] 本発明は上下の腰椎の屈曲及び伸長の動作、側方湾曲、及び側方湾曲に伴う回転を可能とする後部腰椎の人工関節に関連する。]
背景技術

[0003] 脊椎関節の悪化は、軟骨の厚さの減少としてそれ自体を明示する小関節の関節症(変形性関節症)を導き得る。それは軟骨の完全な消失を導き得るため、悪化した関節面(joint facets)における摩擦を発生させる。骨及び軟骨の突出である骨棘は、非常に一般的で、残りの軟骨による修復応答として悪化した関節の部位に発現する。そのような突出は関節動作の制限に対して大きく関与しており、痛みの原因ともなる。これらの現象は人口のかなりの部分に影響する腰痛症及び脊髄根痛に関与すると確認されてきた。]
[0004] 従って、損傷、負傷、病気の、又は、そうでなければ悪化した関節面を減少及び/又は除去すること、及び/又は脊椎関節の移動性を残しながら、隣接する関節面及び下部椎骨への椎間膣によって通常吸収される力の移動を最小限にすることの必要性がある。]
[0005] PCT出願国際公開第06/073593号は、患者の脊柱の面関節(facet joints)などの、損傷、負傷、病気の、又は、そうでなければ不健康な後部要素を取り替えるための装置に関する。この装置は2つの安定化移植片を含み、それぞれの移植片は、それぞれの上下の椎弓根を介して上下の椎骨を連結させる2つの縦方向部材を有する。2つの縦方向部材は連結手段を介して互いに連結されている。上下の椎骨間の動作は2つの縦方向部材の間で使用される連結手段によって可能となる。しかしながら、この装置はそれぞれの椎弓根固定装置に対して、それぞれの部材の移動性を許容しないため、移動性をいくらか制限する。]
[0006] 米国特許第7,029,475号は動的脊髄固定装置に関し、それは支持組立部品及び支持組立部品と関連する抵抗組立部品を含む。ボールジョイントはこの装置と上下の椎骨に固定された椎弓根螺子とを連結する。動的脊髄固定装置及び椎弓根螺子との接合は束縛されておらず、回転が拘束されない。しかしながら、そのような装置の目標は、動作を促進させながら悪化した身体構造と取り替えることではなく、むしろ、異常な脊椎の動作を安定化させて制御することである。実際に、使用において、上下の椎骨が柔軟に動かされる場合、この装置は脊椎の動作に対する抵抗を形成するように構成されている。そのような機構を通して、脊椎が最初の位置から柔軟に動くにしたがって装置は抵抗を増やすことで動作を安定化させている。]
[0007] 周知の装置には、例えば、これらに限定されないが、障害物、運動性、移動性、摩擦、位置決め及び/又は固定装置の質などに関連する特定の不利益が存在する。例えば、1つの椎骨から他の椎骨への、及び/又は一患者と他の患者との間の形式の変化によって、位置決め及び強度に関して均一の質の固定装置を保証することが難しい。これらの難点は動作の悪い運動性だけでなく、機能ユニット(2つの隣接椎骨)の劣化も導き得る。]
[0008] したがって、関節面間の摩擦を除去しながら、椎間の移動性を保つ人工関節の必要性があり、その人工関節は椎骨の構造の変化及びその外科的技術による変化に適応する固定装置を含む。]
先行技術

[0009] 国際公開第06/073593号
米国特許第7,029,475号]
[0010] 広義の側面において、関節面の動作を再生させる人工装具要素、及び椎骨の構造における変化に適応する椎骨固定装置を含む後部腰椎の人工関節を提供する。1つの実施形態では、そのような人工関節は外科医による容易で直感的な設置を提供する。]
[0011] 本発明は上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節を提供する。上部腰椎は左右の上部椎弓根を有し、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有している。人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子を含み、左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子を含み、右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子を含み、左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されている。また、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子を含み、右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されている。また、(e)左右の下部接合具を含み、それぞれは左右の下部椎弓根螺子にそれぞれ結合されている。また、(f)左側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための左側部材を含み、左側部材は左側部材軸に沿って伸びて、下端及び左側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、左側部材軸は左側下軸から離れている。また、(g)右側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための右側部材を含み、右側部材は右側部材軸に沿って伸びて、下端及び右側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、右側部材軸は右側下軸から離れている。それぞれの下部椎弓根螺子はそれぞれの下部接合具の第2開口部を通過して伸びて、それぞれの部材はそれぞれの下部接合具の第1開口部を通って伸びている。使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は(i)下部接合具の第1開口部に対する部材軸に沿った部材の動作、及び(ii)下軸に対する部材の回転動作のどちらか又は両方を与える。]
[0012] また、本発明は上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節を提供する。上部腰椎は左右の上部椎弓根を有し、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有している。人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子を含み、左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子を含み、右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子を含み、左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されている。また、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子を含み、右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されている。また、(e)左右の下部接合具を含み、それぞれは左右の下部椎弓根螺子にそれぞれ結合されている。また、(f)左側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための左側部材を含み、左側部材は左側部材軸に沿って伸びて、下端及び左側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、左側部材軸は左側下軸から離れている。また、(g)右側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための右側部材を含み、右側部材は右側部材軸に沿って伸びて、下端及び右側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、右側部材軸は右側下軸から離れている。それぞれの左右の下部接合具はそれぞれの部材軸を取り囲む第1開口部を規定する内周壁を有する本体と、それぞれの下部軸を取り囲む第2開口部を有する連結部を有する。人工関節は左右のスリーブを含み、それぞれの左右のスリーブは外側凸状周囲面を有する球面部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子の上部ネジ部及びそれぞれの下部接合具の連結部の第2開口部内に取り付けられる。それぞれの下部接合具の連結部はスリーブの外側凸状周囲面を受ける内側凹状周壁を有している。そのため、それぞれの下部接合具がスリーブに対して回転可能に取り付け可能で、及び、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲が(i)下部接合具の第1開口部に対する部材軸に沿った部材の動作、及び(ii)下軸に対する部材の回転動作のどちらか又は両方を与え、さらに、(iii)部材軸及び下軸と交差する第1下部回転軸、及び(iv)部材軸に平行で下軸及び第1下部回転軸と交差する第2下部回転軸のどちらか及び両方に対する部材の回転動作を与えることができる。]
[0013] さらに、本発明は上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節を提供する。上部腰椎は左右の上部椎弓根を有し、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有している。人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子を含み、左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子を含み、右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有している。また、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子を含み、左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されている。また、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子を含み、右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されている。また、(e)左右の下部接合具を含み、それぞれは左右の下部椎弓根螺子にそれぞれ結合されている。また、(f)左側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための左側部材を含み、左側部材は左側部材軸に沿って伸びて、下端及び左側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、左側部材軸は左側下軸から離れている。また、(g)右側の上部椎弓根螺子と下部接合具を連結するための右側部材を含み、右側部材は右側部材軸に沿って伸びて、下端及び右側上部椎弓根螺子と結合する上部横方向突部を有し、右側部材軸は右側下軸から離れている。それぞれの左右の下部接合具はそれぞれの部材軸を取り囲む第1開口部を規定する内周壁を有する本体と、それぞれの下部軸を取り囲む第2開口部を有する連結部を有する。人工関節は左右のスリーブを含み、それぞれの左右のスリーブは外側凸状周囲面を有する球面部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子の上部ネジ部及びそれぞれの下部接合具の連結部の第2開口部内に取り付けられる。それぞれの下部接合具の連結部はスリーブの外側凸状周囲面を受ける内側凹状周壁を有している。そのため、それぞれの下部接合具がスリーブに対して回転可能に取り付け可能で、及び、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲が(i)下部接合具の第1開口部に対する部材軸に沿った部材の動作、及び(ii)下軸に対する部材の回転動作のどちらか又は両方を与え、さらに、(iii)部材軸及び下軸と交差する第1下部回転軸、及び(iv)部材軸に平行で下軸及び第1下部回転軸と交差する第2下部回転軸のどちらか及び両方に対する部材の回転動作を与えることができる。さらに、人工関節は左右の下部ナットを含み、それぞれのスリーブは下部接合具の連結部から上方に伸びる上部を有している。それぞれの下部ナットは、スリーブに対する下部接合具の回転動作を可能としながらそれぞれのスリーブを所定の位置に接して保持するように、それぞれの下部椎弓根螺子の上部ネジ部に締め付けられる。]
[0014] 本発明のこれら及びその他の側面及び特徴は、添付の図面と共に以下の発明の詳細な実施形態の説明を参照することによって当業者に理解されるであろう。]
[0015] 本発明の実施形態における詳細な説明は添付の図面を参照することによって、単に一例として以下に提供される。]
図面の簡単な説明

[0016] 本発明の実施形態における後部腰椎の人工関節の斜視図である。
図1に示される人工関節の、器具を備えた脊髄分節の左側の上下腰椎(VL、VU)に固定される2つの椎弓根螺子、右側の上下腰椎(VL、VU)に固定される2つの椎弓根螺子、及び右側部材によって連結される右側の上下の接合具を示す斜視図である。
図1に示される左側の上下の接合具及び左側部材の拡大分解斜視図である。
1つの下部接合具及びスリーブの拡大斜視図である。
1つの上部連結部及び部材の構成要素の拡大斜視図である。
1つの椎弓根螺子、下部接合具、スリーブ及びナットの拡大分解斜視図である。
1つの椎弓根螺子、下部接合具、スリーブ及びナットの拡大分解斜視図であって、スリーブは他の実施形態に従って構成されている。
図7に示される椎弓根螺子、下部接合具、スリーブ及びナットの拡大分解斜視図である。
本発明の他の実施形態における後部腰椎の人工関節の斜視図である。
図9に示される人工関節の、器具を備えた脊髄分節の左側の上下腰椎(VL、VU)に固定される2つの椎弓根螺子、右側の上下腰椎(VL、VU)に固定される2つの椎弓根螺子、及び右側部材によって連結される右側の上下の接合具を示す斜視図である。
図9に示される右側の上下の接合具及び右側部材の拡大分解斜視図である。] 図1 図7 図9
[0017] 図面において、発明の実施形態は一例として示されている。説明及び図面は図解する目的のためのみであって理解を助けると明白に理解される。それらは発明の制限を定義すると意図されない。]
実施例

[0018] 説明を助けるために、1つの図面において構成要素を指定する任意の参照番号は、その他の図面において使用されている場合、同じ構成要素を指し得る。実施形態を表す場合、明瞭性のために特定の専門用語が使用されているが、発明はそのように選択的に特定の用語に制限されることを意図しておらず、且つ、それぞれの特定の用語は全ての同等なものを含むと理解される。]
[0019] 指示されない限り、図面は明細書と共に読まれるように意図されており、本発明の全体に記載された説明の一部と見なされる。以下の説明において使用されるように、用語「水平(horizontal)」、「垂直(vertical)」、「左(left)」、「右(right)」、「上(up)」、「下(down)」及び同類のもの、また、それらから派生する形容詞及び副詞(例えば、「水平に(horizontally)」、「右側に(rightwardly)」、「上方に(upwardly)」、「放射状に(radially)」等)も同様に、特定の図面が読者に対面して示された構造の方向を単に指す。同様に、用語「内側に(inwardly)」、「外側に(outwardly)」及び「放射状に(radially)」は、必要に応じて、その延長軸、または回転軸に対する面の方向を一般的に指す。]
[0020] 図1では、器具を備えた脊柱の脊髄分節が示されており、上下の腰椎VU、VLは、本発明の実施形態に従って構成された後部腰椎の人工関節10によって腰部脊柱の両側で互いに連結されている。] 図1
[0021] 図1〜6を参照すると、人工関節10は、それぞれの左右の下部椎弓根螺子16、16’と連結される左右の下部接合具12、12’、及びそれぞれ左右の上部椎弓根螺子18、18’と連結される左右の上部接合具14、14’を有している。螺子16、16’は下部腰椎VLの左右の椎弓根VPに固定されて、螺子18、18’は上部椎骨VUの左右の椎弓根VPに固定されている。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6
[0022] 図2〜6を参照すると、それぞれの下部16(又は16’)及び上部(18、18’)の椎弓根螺子は、上側ネジ部58、ショルダー57、及び椎弓根VPに固定されるように構成された下側ネジ部56を有している。1つの実施形態では、椎弓根螺子16、16’及び/又は18、18’は側部穴からカニューレが挿入(cannulated)され得る。そのような穴は、例えば、器具を備えた脊髄分節のそれぞれの上下の腰椎VL、VU内での固定を向上させるために生物学的なセメントの注入が可能である。] 図2 図3 図4 図5 図6
[0023] それぞれの椎弓根螺子の下側ネジ部56は、周知の技術に基づいて器具を備えた脊髄分節のそれぞれの上下の腰椎VL、VUの椎弓根VPの骨体内で椎弓根螺子を固定することを目的とすることが当業者に理解されるであろう。]
[0024] 図1に最も良く示されるように、左右の下部椎弓根螺子16、16’は、左右の下軸22、22’をそれぞれ規定する。同様に、左右の上部椎弓根螺子18、18’は、左右の上軸24、24’をそれぞれ規定する。人工関節10は、腰椎VL、VUの左側において左側の上下の接合具12、14を連結させるための左部材20、及び腰椎VL、VUの右側において右側の上下の接合具12’、14’を連結させるための右部材20’を備えている。左右の部材20、20’はそれぞれの左右の部材軸26、26’に沿って伸びている。] 図1
[0025] 図3及び4に最も良く示されるように、それぞれの左右の下部接合具12、12’は、部材軸26(又は26’)を取り囲む第1開口部30を規定する内周壁を有する本体28、及び下軸22(又は22’)を取り囲む第2開口部34を有する連結部32を備えている。図3に示されるように、下軸22(又は22’)は「垂直」軸である一方、部材軸26(又は26’)は「水平」軸であり、下軸22(又は22’)は部材軸26(又は26’)から離れている。部材20(又は20’)は下部接合具12(又は12’)の第1開口部30を通過して伸びており、下部椎弓根螺子16(又は16’)は第2開口部34を通過して伸びている。] 図3
[0026] 図3を参照すると、それぞれの左右の部材20、20’は、ネジ式内壁27を有する上部横方向突部42及び部材軸に沿って伸びるロッド29を有しており、ロッド29は一方の先端にストップ21、及び反対側の先端にネジ部23を有している。これらの構成部材を通して、ネジ部23及びネジ式内壁27はロッド29と突部42の組立を可能とする。部材20(又は20’)はロッド29及び上部横方向突部42から形成されていることが理解される。この点において、上部横方向突部42はロッド29と一体的に形成可能であり、或いはロッド29に取り外し可能に取り付けられる。図5に最も良く示されるように、部材の上部横方向突部42はボール52を規定する遠位端44を有している。] 図3 図5
[0027] 図4に最も良く示されるように、下部接合具12(又は12’)の本体28は下壁31及び上壁33を有している。1つの実施形態では、使用において、上側椎骨VUに向かう部材軸26に沿った部材20(又は20’)の動作T(又はT’)が、ストップ21が下壁31に接すると阻止されるように、部材20(又は20’)のストップ21は下部接合具12(又は12’)の本体28の下壁31に当接する。他の実施形態では、図1〜3に示されるように、人工関節10は下部吸収要素64及び/又は上部吸収要素66をさらに備え得る。任意的な要素64が存在すると、使用において、上側椎骨VUに向かう部材軸26に沿った部材20(又は20’)の動作T(又はT’)は、ストップ21が下部吸収要素64の下壁65に接したときに止まる。構成要素64及び/又は66は下部椎弓根螺子16(又は16’)に移動される衝撃を低減され得るよう適切な材料から形成される。1つのそのような適した材料は、例えばポリウレタンであり得るが、これに制限されない。] 図1 図2 図3 図4
[0028] 図2,3及び5に最も良く示されるように、それぞれの左右の上側接合具14、14’は部材20(又は20’)の上部横方向突部42の遠位端44を受け取るための第1開口部38を有する連結部36、及び上部椎弓根螺子18(又は18’)を受け取るために上軸24(又は24’)を取り囲み、第2開口部41を規定する内周壁40を有する本体を備えており、第1開口部38は第2開口部40から離れている。連結部36はソケット54を規定して第1開口部38を取り囲む内周壁を有しており、上部横方向突部42のボール52を取り付け可能である。] 図2
[0029] 図3、4及び6に最も良く示されるように、下部接合具12(又は12’)の連結部32は内側凹状周囲面50を有している。人工関節10は連結部32の第2開口部34内に少なくとも部分的に受け取られるスリーブ46を有している。スリーブ46は外側凸状面を有し、それは内側凹状周囲面50と相補的である。一方で、下部接合具12(又は12’)がスリーブ46に対して回転可能なように、それらの面の間に最小限の隙間を有している。図4に示されるように、スリーブ46は外側凸状面を有するリングの形状であり得る。] 図3 図4
[0030] 1つの実施形態では、スリーブ46は、下部接合具12(又は12’)を下部椎弓根螺子16(又は16’)に組み込む前に、下部接合具12(又は12’)の連結部32の第2開口部34内にスリーブ46を挿入可能とするために、スプリット47を備えている。]
[0031] 図1、2及び6に示されるように、締め付けナット60(又は60’)は下部接合具12(又は12’)を下部椎弓根螺子16(又は16’)に取り付けるために使用される。当技術分野で周知な一般的な技術に従って、スリーブ46のあらゆる回転動作を阻止してスリーブ46を下部椎弓根螺子の所定の位置に保持するように、締め付けナット60はそれぞれの下部椎弓根螺子のネジ部58に固定されてスリーブ46の最上部に置かれる。] 図1
[0032] 図6に最も良く示されるように、スリーブ46は上部46A及び下部46Bを有しており、それぞれの上部及び下部46A、46Bは下部接合具12(又は12’)の連結部32の上方及び下方からわずかに伸びている。従って、スリーブ46の高さは、下部46Bが下部椎弓根螺子16(又は16’)のショルダー57の上面に接し、下部ナット60(又は60’)が上部46Aに対して接するように、連結部32の1つよりもわずかに高い。一旦スリーブ46が下部接合具12(又は12’)の第2開口部34内に組み込まれると、下部46Bはショルダー57に接し、上部46Aは連結部32の上方にあるため、それぞれの下部ナット60(又は60’)がそれぞれのスリーブ46に接することを可能とする。一旦締め付けられると、それぞれのスリーブ46はそれぞれの下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に保持される。ナット60(又は60’)は下部接合具12(又は12’)の連結部32に接触しないため、スリーブ46に対する下部接合具12(又は12’)の回転動作が可能となる。] 図6
[0033] スリーブ46は下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に取り付けられて保持されているため、及び下部接合具12(又は12’)は下部接合具12(又は12’)(スリーブ46)に回転可能に取り付けられているため、使用の間、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は、下軸22(又は22’)に対する部材20(又は20’)の回転動作PL(又はPL’)及び/又は部材軸26(又は26’)に対する部材20(又は20’)の平行移動動作T(又はT’)を与える。下軸22(又は22’)に対する部材20(又は20’)の回転動作の範囲は−14°から14°まで変化し得る。]
[0034] 人工関節10が外面を備える球面部を有するスリーブ、又はボールリングを有し得る一方で、これらのスリーブ又はリングに代えて、それぞれの下部椎弓根螺子は一体化された球面部を有していてもよく、及び連結部32は、下軸22(又は22’)に対する部材20(又は20’)の回転動作PL(又はPL’)、及び部材軸26(又は26’)に沿った部材20(又は20’)の平行移動動作T(又はT’)のどちらか又は両方を可能とするため、下部椎弓根螺子のこの球面部に取り付け可能なようにスプリット又は他の手段を有することが可能であることが理解される。]
[0035] 図3を参照すると、スリーブ46は下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に取り付けられて保持されているため、及び下部接合具12(又は12’)はスリーブ46に回転可能に取り付けられているため、部材軸26(又は26’)及び下軸22(又は22’)と交差する第1下部回転軸48(又は48’)に対する部材20(又は20’)の回転動作PL1(又はPL1’)もまた可能である。] 図3
[0036] 部材20(又は20’)が第1下部回転軸48(又は48’)に対する回転動作PL1(又はPL1’)を課すと、スリーブ46に対する下部接合具12も同様に動作することが理解される。実際には、下部回転軸48(又は48’)に対する部材20(又は20’)の回転動作PL1(又はPL1’)は、本体28の同様の動作PL1(又はPL1’)を与え、それは、連結部32にも同様の動作を与えるため、下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に留まるスリーブ46に対して下部接合具12(又は12’)全体に同様の動作を与える。]
[0037] 図3を続いて参照すると、第2下部回転軸53(又は53’)もあり、それは第1下部回転軸48(又は48’)及び下軸22(又は22’)と交差する部材軸26(又は26’)に平行である。下部接合具12(又は12’)はスリーブ46に回転可能に取り付けられるため、第2下部回転軸53(又は53’)に対する部材20(又は20’)の回転動作PL2(又はPL2’)もまた可能である。また、部材20(又は20’)が第2下部回転軸53(又は53’)に対する回転動作PL2(又はPL2’)を課すと、下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に留まるスリーブ46に対して下部接合具12(又は12’)も同様に動作することが理解される。] 図3
[0038] 図3に示されるように、第1下部回転軸48(又は48’)は下軸22(又は22’)と90°の角度で交差する「水平」軸である。同様に、第2下部回転軸53(又は53’)は下軸22(又は22’)と90°の角度で交差する「水平」軸である。] 図3
[0039] 上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲において、それぞれの下部接合具12(又は12’)は、それぞれの部材が第1下部回転軸(回転動作PL1)及び第2回転軸(回転動作PL2)に対して回転可能なように、スリーブ46に対して回転動作が可能である。第1下部回転軸48(又は48’)に対する部材20(又は20’)の回転動作の範囲は−14°から14°まで変化し得、第2下部回転軸53(又は53’)に対する部材20(又は20’)の回転動作の範囲は−14°から14°まで変化し得る。]
[0040] また、部材20(又は20’)の回転動作PL(又はPL’)、PL1(又はPL1’)及び/又はPL2(又はPL2’)は、スリーブ46に対する下部接合具12(又は12’)の対応する回転動作を与えることが理解される。]
[0041] 人工関節10は器具を備えた脊髄分節の上下の腰椎の側方湾曲に伴う屈曲及び伸長の動作、側方湾曲、及び回転を可能とする。]
[0042] 図1及び2に示されるように、1つの実施形態では、それぞれの上部椎弓根螺子のネジ部にネジ留めされる上部ナット61(又は61’)は、上部接合具14(又は14’)を上部椎弓根螺子18(又は18’)に取り付けるために使用される。さらに、図5に示すように、上部接合具14(又は14’)の本体はスプリット41を有し、上部ナット61(又は61’)を締め付ける間の上部接合具14(又は14’)の変形を可能とする。当技術分野で周知の技術を用いて、それぞれの上部ナット61(又は61’)は、上部ナット61(又は61’)がそれぞれの上部接合具14(又は14’)に圧力をかけるように、かつ上部接合具に対するボール52のあらゆる動作を阻止するためにボール52がソケット55の所定の位置に保持されるように締め付けられる。] 図1 図5
[0043] 図1に示されるように、人工関節10は左右の端部64及び64’を有する横連結62をさらに備えることが可能で、それぞれの端部は連結62をそれぞれの上部椎弓根螺子18、18’に取り付けるために開口部を有している。それぞれの端部64及び64’はそれぞれの上部ナットとそれぞれの上部接合具の間に取り付けられるため、使用において、連結部材62はそれぞれの上部ナットの回転動作を阻止する。] 図1
[0044] 人工関節10は、部材20(又は20’)の上部横方向突部42(又は42’)が上部接合具14(又は14’)と事前に組み付けられ、下部接合具12(又は12’)が部材20(又は20’)と事前に組み付けられるように、事前に組み付けられてもよい。それらのあらゆる事前の組み付けは、例えば外科医等の当業者によって器具を備える脊髄分節に対する人工関節10の組み付けを容易にするために行うことができる。]
[0045] 実際に、それぞれのねじに対するそれぞれの下部接合具12(又は12’)及びそれぞれの上部接合具14(又は14’)の組み付けに続いて、外科医は器具を備える脊髄分節の椎骨(VL、VU)のそれぞれの椎弓根(VP)へ椎弓根螺子16、16’、及び18、18’の固定を実行する。その後、外科医は部材20(又は20’)を使用して、下部接合具12(又は12’)と上部接合具14(又は14’)をそれらの間で組み付け得る。これを行うために、外科医は部材20(又は20’)の距離及び/又は角度調節を行うことができ、それは、下軸22(又は22’)に対する部材20(又は20’)の回転動作、上軸24(又は24’)に対する上部接合具14(又は14’)の回転動作、第1下部回転軸48(又は48’)に対する部材20(又は20’)の回転動作、第2下部回転軸53(又は53’)に対する部材20(又は20’)の回転動作、及び/又はソケット54内のボール52を介する部材20(又は20’)の回転動作を必要とし得る。当業者は部材20(又は20’)の長さは変化し得るので、それぞれの個々の患者及び/又はそれぞれの椎骨に対する調節が可能となることを理解されるであろう。]
[0046] 一旦そのような調節が行われると、あるいは、そのような調節が行われている間、当業者は下部接合具12(又は12’)及び上部接合具14(又は14’)は、締め付け手段によってそれらのそれぞれの椎弓根螺子16(又は16’)及び18(又は18’)に連結され、それは外科医によって判断され、及び/又は所望の締め付けトルクを定量化して、個々の患者又はぞれぞれの個々の椎弓根螺子に対して調節可能であることを理解されるであろう。一旦組み込まれてナット60、60’、61、61’が締め付けられると、上部接合具14、14’は所定の位置に留まり、ソケット54に対するボール52の動作が阻止されるようにそれぞれのボール52はそれぞれのソケット54の所定の位置に保持されて、それぞれの下部接合具12(又は12’)は軸22(又は22’)、48(又は48’)及び/又は53(又は53’)に対して、スリーブ46に対して、回転可能であることが理解される。]
[0047] 図7及び8は上部146A及び下部146Bを有するスリーブ146の他の実施形態を示している。スリーブ146の高さは、それぞれの上部及び下部の146A、146Bが下部接合具12(又は12’)の連結部32の上方又は下方に伸びるように、連結部32の1つよりも大きい。図8に最も良く示されるように、下部146Bは連結部32の下方にかなり伸びており、ショルダー57の形状と相補的な内部六角形を規定する内壁180を有し得る。一旦スリーブ146が下部接合具12(又は12’)の第2開口部34内に組み込まれると、スリーブ146のあらゆる回転動作を阻止するために下部146Bはショルダー57の少なくとも一部を覆い、上部146Aは連結部32の上方にあるため、それぞれの下部ナット60(又は60’)がそれぞれのスリーブ146に接することを可能とする。一旦締め付けられると、それぞれのスリーブ146はそれぞれの下部椎弓根螺子16(又は16’)の所定の位置に保持される。ナット60(又は60’)は下部接合具12(又は12’)の連結部32に接触しないため、スリーブ46に対する下部接合具12(又は12’)の回転動作はそれ故可能となる。] 図7 図8
[0048] 図9では、器具を備えた脊柱の脊髄分節が示されており、上下の腰椎VU、VLは、本発明の他の実施形態に従って構成された後部腰椎の人工関節200によって腰部脊柱の両側で互いに連結されている。] 図9
[0049] 図9〜11を参照すると、人工関節200は、それぞれの左右の下部椎弓根螺子216、216’に連結される左右の下部接合具212、212’、同様に、それぞれの左右の上部椎弓根螺子218、218’に備えられる左右の上部接合具214、214’ を有している。螺子216、216’は下部腰椎VLの左右の椎弓根VPに固定されており、螺子218、218’は上部腰椎VUの左右の椎弓根VPに固定されている。] 図10 図11 図9
[0050] 図10及び11を参照すると、下部椎弓根螺子216(又は216’)は上部ネジ部258、ショルダー257、及び椎弓根VPに固定されるように構成された下部ネジ部256を有している。上部椎弓根螺子218(又は218’)は椎弓根VPに固定されるように同様に構成された上部ネジ部256を有している。] 図10
[0051] 1つの実施形態において、椎弓根螺子216、216’及び/又は218、218’は、側部穴からカニューレが挿入され得る。そのような穴は、例えば、器具を備えた脊髄分節のそれぞれの上下の腰椎VL、VU内での固定を向上させるために生物学的なセメントの注入が可能である。]
[0052] それぞれの椎弓根螺子のネジ部256は、周知の技術に基づいて器具を備えた脊髄分節のそれぞれの上下の腰椎VL、VUの椎弓根VPの骨体内で椎弓根螺子を固定することを目的とすることが当業者に理解されるであろう。]
[0053] 図9及び11に最も良く示されるとおり、下部椎弓根螺子216、216’は、右側(又は左側)の下軸22’(又は22)を規定する。人工関節200は、腰椎VL、VUの左側において左側の下部接合具212と上部接合具214を連結させるための左部材220、及び腰椎VL、VUの右側において右側の下部接合具212’及び上部接合具214’を連結させるための右部材220’を備えている。左右の部材220、220’はそれぞれの左右の部材軸226、226’に沿って伸びている。] 図9
[0054] 図9〜11に最も良く示されているように、それぞれの左右の下部接合具212、212’は、部材軸226(又は226’)を取り囲む第1開口部230を規定する内周壁を有する本体228、及び下軸222(又は222’)を取り囲む第2開口部234を有する連結部232を備えている。部材220(又は220’)は下部接合具212(又は212’)の第1開口部230を通過して伸びており、下部椎弓根螺子216、(又は216’)は第2開口部234を通過して伸びている。図11に示されるように、下軸222(又は222’)は「垂直」軸である一方、部材軸226(又は226’)は「水平」軸であり、下軸222(又は222’)は部材軸226(又は226’)から離れている。] 図10 図11 図9
[0055] 図10、11に最も良く示されるように、下部接合具212(又は212’)の連結部232は内側凹状周囲面を有している。人工関節200は連結部232の第2開口部234内に少なくとも部分的に受け取られるスリーブ246を有している。スリーブ246は外側凸状面を有する球面部を有し、それは内側凹状周囲面と相補的であり、一方で、下部接合具212(又は212’)がスリーブ246に対して回転可能なように、それらの面の間に最小限の隙間を有している。図11に示されるように、スリーブ246は、スリーブ246は球面部の上方に伸びる上部246A及び球面部の下方に伸びる下部246Bを有している。スリーブ246は、下部接合具212(又は212’)を下部椎弓根螺子216(又は216’)に組み込む前に下部接合具212(又は212’)の連結部232の第2開口部234内にスリーブ246を挿入可能とするために、スプリット247を備えている。] 図10 図11
[0056] 下部接合具212(又は212’)はスリーブ246に回転可能に取り付けられているので、使用の間、その他の上部椎弓根に対する上部椎弓根の1つの動作は下軸222(又は222’)に対する部材220(又は220’)の回転動作PL(又はPL’)を与え、及び/又は部材軸226(又は226’)に沿った部材220(又は220’)の平行移動動作T(又はT’)を与える。]
[0057] 図10及び11を参照すると、スリーブ246は下部椎弓根螺子216(又は216’)の所定の位置に取り付けられて保持されているため、及び下部接合具212(又は212’)はスリーブ246に回転可能に取り付けられているため、部材軸226(又は226’)及び下軸222(又は222’)と交差する第1下部回転軸248(又は248’)に対する部材220(又は220’)の回転動作PL1(又はPL1’)が可能である。部材220(又は220’)が第1下部回転軸248(又は248’)に対する回転動作PL1(又はPL1’)を課すと、スリーブ246に対する下部接合具212も同様に動作することが理解される。実際には、下部回転軸248(又は248’)に対する部材220(又は220’)の回転動作PL1(又はPL1’)は、本体228の同様の動作PL1(又はPL1’)を与え、それは、連結部232にも同様の動作を与えるため、下部椎弓根螺子216(又は216’)の所定の位置に留まるスリーブ246に対して下部接合具212(又は212’)全体に同様の動作を与える。] 図10
[0058] 図11を続いて参照すると、第2下部回転軸253(又は253’)もあり、それは第1下部回転軸248(又は248’)及び下軸222(又は222’)と交差する部材軸226(又は226’)に平行である。下部接合具212(又は212’)はスリーブ246に回転可能に取り付けられるため、第2下部回転軸253(又は253’)に対する部材220(又は220’)の回転動作PL2(又はPL2’)もまた可能である。また、部材220(又は220’)が第2下部回転軸253(又は253’)に対する回転動作PL2(又はPL2’)を課すと、下部椎弓根螺子216(又は216’)の所定の位置に留まるスリーブ246に対して下部接合具212(又は212’)も同様に動作することが理解される。] 図11
[0059] 図11に示されるように、第1下部回転軸248(又は248’)は下軸222(又は222’)と90°の角度で交差する「水平」軸である。同様に、第2下部回転軸253(又は253’)は下軸222(又は222’)と90°の角度で交差する「水平」軸である。] 図11
[0060] 上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲において、それぞれの下部接合具212(又は212’)は、それぞれの部材が第1下部回転軸(回転動作PL1、PL1’)及び第2回転軸(回転動作PL2、PL2’)に対して回転可能なように、スリーブ246に対して回転動作が可能である。第1下部回転軸248(又は248’)に対する部材220(又は220’)の回転動作の範囲は−12°から12°まで変化し得、第2下部回転軸253(又は253’)に対する部材220(又は220’)の回転動作の範囲は−12°から12°まで変化し得る。]
[0061] また、部材220(又は220’)の回転動作PL(又はPL’)、PL1(又はPL1’)及び/又はPL2(又はPL2’)は、スリーブ246に対する下部接合具212(又は212’)の対応する回転動作を与えることが理解される。]
[0062] 人工関節200は器具を備えた脊髄分節の上下の腰椎VL、VUの側面湾曲に伴う、屈曲及び伸長の動作、側方湾曲、及び回転を可能とする。]
[0063] 図10及び11を参照すると、それぞれ左右の部材220、220’は下端221、及びスプリット249を有するボールリング243の内壁245によって規定される開口部内に部分的に受け取られる上部横方向突部242を有している。下端221は、使用の間、上部椎骨VUに向かう部材軸に沿った部材220(又は220’)の動作T(又はT’)を阻止するように、ストップ又は手段を有し得る。] 図10
[0064] また、人工関節200は2つの中間要素259及び2つの吸収リング266を備えており、それぞれの中間要素259は部材軸226(又は226’)を取り囲む第1開口部259Aを規定する本体を有しており、それぞれの吸収リング266は部材軸226(又は226’)を取り囲む開口部266Aを規定する本体を有している。それぞれの中間要素259及びそれぞれの吸収リング266は部材220(又は220’)に取り付けられている。吸収リング266は下部椎弓根螺子216(又は216’)に移動され得る衝撃を低減させるために適切な材料から形成される。]
[0065] 図10及び11に最も良く示されるように、それぞれの左右の上部連結部214、214’は、横開口部236A、236Bを有する本体、上軸224(又は224’)を取り囲む上部開口部239、及び空洞238を規定する内周壁240を有している。空洞238は部材220(又は220’)の上部横方向突部242を受け取る。周壁240の上部はネジ部である。ボールリング243は内周壁240と相補的である外側凸状面を有し、一方で、それぞれの部材を組み込む間、部材220(又は220’)の上部横方向突部242がスリーブ243に対して回転可能なように、この外側凸状面と内周壁240との間に最小限の隙間を有する。] 図10
[0066] 図9及び10に示されるように、締め付けナット260(又は260’)は下部接合具212(又は212’)を下部椎弓根螺子216(又は216’)に取り付けるために使用される。当業者に周知の一般的な技術に従って、スリーブ246のあらゆる回転動作を阻止してスリーブ246を下部椎弓根螺子216(又は216’)の所定の位置に保持するように、締め付けナット260はそれぞれの下部椎弓根螺子のネジ部258に固定されてスリーブ246の最上部に置かれる。] 図9
[0067] また、図9及び10に示されるように、上部ナット261(又は261’)は上部椎弓根螺子218(又は218’)上のそれぞれの上部連結部214(又は214’)の内壁240のネジ部にネジ留めされる。当技術分野で周知の技術を用いて、それぞれの上部ナット261(又は261’)は、それぞれの上部ナット261(又は261’)がボールリング243に圧力を加えるように締め付けられる。そのとき、上部横方向突部242のあらゆる動作を阻止するために、上部横方向突部242が上部連結部214(又は214’)の所定の位置に保持されるように、ボールリング243はスプリット249によってわずかに変形される。] 図9
[0068] 図9から11に示されるように、中間要素259(又は259’)は第2開口部272をさらに含み得る。人工関節200は左右の端部264、264’を有する横連結部材262を含み得る。それぞれの端部は、使用の間、左右の端部264、264’がそれぞれの部材220、220’の上部表面の一部に置かれるように、それぞれの中間要素259、259’の開口部272内に部分的に取り付けられる。中間要素259(又は259’)は締め付けナット268(又は268’)を受け取るための内部ネジ壁274を有する第3開口部270をさらに含み得る。当技術分野で周知の技術を使用して、それぞれの締め付けナット268、268’は、中間要素259及び横連結部材262が部材220、220’に対して保持されるように、それぞれの締め付けナット268、268’がそれぞれの左右の端部264、264’に圧力を加えるよう締め付けられる。図9に示されるように、連結部材262は上部椎骨の骨体を通過する。使用において、連結部材262は部材220、220’の間に一定の距離を維持するため、上部椎弓根螺子218、218’に対する回転力の移動を妨げる。] 図9
[0069] 当業者は、部材20(又は20’)として示されたそれらと同様に、人口関節200に対する図示された方法は、部材220(又は220’)の距離及び/又は角度調節を含めて同様の構成要素に関して人口関節10に対して示されるように実質的に実行可能であることを理解されるであろう。]
[0070] 人工関節10(又は200)は人工関節の構造及び設計によって上下の腰椎の上記に示された動作を可能とし、それは、器具が装着された上下の腰椎VU、VLの椎弓根VPの間の間隔、椎弓根螺子の間の間隔、及び腰椎VU、VLに固定される椎弓根螺子の角度及び深さの違いに適応される。]
[0071] 当業者は、人工関節10(又は200)が任意の外科的に許容される材料で形成され得ることを理解されるであろう。1つの実施形態では、材料はクロム−コバルト及びTA6Vチタン合金を含むが、これらに限定されない。また、材料はセラミック、ポリエチレン、又は当技術分野において周知の人工関節に使用されるその他の適した材料であってもよい。]
[0072] また、当業者は、人口関節10(又は200)は、人工関節10(又は200)の任意の又はすべての構成要素の外側部分に相補的な形状を有する選択的で柔軟な保護用要素を含み得るため、それらを外部のヒト組織から保護するために及び/又は逆も同様に、これらの構成要素を包含し得ることを理解されるであろう。]
[0073] 本発明はその好ましい実施形態を参照してかなり詳細に説明されてきたが、その変形及び修正は本発明の精神から逸脱しない限り可能である。従って、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲及びそれらと同等なものによってのみ制限されるべきである。]
权利要求:

請求項1
上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節であって、上部腰椎は左右の上部椎弓根を有しており、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有しており、前記人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子、ここで前記左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子、ここで前記右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子、ここで前記左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されており、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子、ここで前記右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されており、(e)左右の下部接合具、ここでそれぞれは前記左右の下部椎弓根にそれぞれ連結されて、(f)前記左側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための左側部材、ここで前記左側部材は左側部材軸に沿って伸び、下端及び前記左側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記左側部材軸は前記左側下軸から離れており、(g)前記右側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための右側部材、ここで前記右側部材は右側部材軸に沿って伸び、下端及び前記右側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記右側部材軸は前記右側下軸から離れており、を含み、それぞれの前記左右の下部接合具は、それぞれの部材軸を取り囲む第1開口部を規定する内周壁を有する本体、及びそれぞれの下軸を取り囲む第2開口部を有する連結部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子はそれぞれの下部接合具の前記第2開口部を通過して伸びて、それぞれの部材はそれぞれの下部接合具の前記第1開口部を通って伸びており、及び、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は、(i)前記下部接合具の前記第1開口部に対する前記部材軸に沿った部材の動作、及び(ii)前記下軸に対する前記部材の回転動作のどちらか又は両方を与える後部腰椎の人工関節。
請求項2
請求項1の後部腰椎の人工関節であって、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は、(i)前記それぞれの左右の下部接合具の前記第1開口部に対する前記それぞれの左右の部材軸に沿った前記それぞれの左右の部材の動作、及び(ii)前記それぞれの左右の下軸に対する前記それぞれの左右の部材の回転動作のどちらか又は両方を与える後部腰椎の人工関節。
請求項3
請求項2の後部腰椎の人工関節であって、左右の上部接合具をさらに含み、それぞれの上部接合具は第1開口部を有する連結部、及び前記上軸を取り囲む第2開口部を規定する内周壁を有する本体を有しており、前記連結部の前記第1開口部は前記上軸と離れており、前記部材のそれぞれの横方向突部は前記連結部の前記第1開口部内に部分的に取り付けられて、前記上部椎弓根螺子は前記上部接合具の前記第2開口部を通過して伸びる後部腰椎の人工関節。
請求項4
請求項2の後部腰椎の人工関節であって、左右のスリーブをさらに含み、それぞれのスリーブは外側凸状周囲面を有する球面部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子の前記上部ネジ部及び前記下部接合具の前記連結部の前記第2開口部内に取り付けられ、それぞれの下部接合具の前記連結部は、前記スリーブの前記外側凸状周囲面を受ける内側凹状周壁を有しているため、それぞれの下部接合具は前記スリーブに対して回転可能に取り付け可能で、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は前記部材軸及び前記下軸と交差する下部回転軸に対する1つの部材の回転動作をさらに与えることが可能である後部腰椎の人工関節。
請求項5
請求項4の後部腰椎の人工関節であって、前記下部回転軸は第1下部回転軸であって、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は、前記部材軸と平行で前記第1下部回転軸及び前記下軸と交差する第2下部回転軸に対する1つの部材の回転動作をさらに与える後部腰椎の人工関節。
請求項6
請求項3の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記横方向突部はボールを規定する遠位端を有し、それぞれの上部接合具の前記連結部の前記第1開口部を囲む壁はソケットを規定し、前記ボールは前記ソケット内に取り付けられる後部腰椎の人工関節。
請求項7
請求項5の後部腰椎の人工関節であって、左右の下部ナットをさらに含み、それぞれのスリーブは前記下部接合具の前記連結部の上方に伸びる上部を有し、それぞれの下部ナットはそれぞれの下部椎弓根螺子の前記上部ネジ部に締め付けられるため、前記スリーブに対する前記下部接合具の回転動作を可能としながらそれぞれのスリーブを所定の位置に接して保持可能である後部腰椎の人工関節。
請求項8
請求項1の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記下端は前記下部接合具の前記本体の下壁に当接するストップを有しているため、使用において、前記ストップが前記下部接合具の前記本体の前記下壁に接するとき、前記部材軸に沿って上部椎骨に向かう動作が阻止可能である後部腰椎の人工関節。
請求項9
請求項6の後部腰椎の人工関節であって、前記それぞれの左右の上軸に沿った前記左右の上部接合具の回転動作を阻止するために、左右の上部ナットをさらに含み、前記ボールを前記ソケットの所定の位置に保持するためにそれぞれの上部接合具に圧力を加えるように、それぞれの上部ナットはそれぞれの上部椎弓根螺子の上部ネジ部に固定されるため、ことができる後部腰椎の人工関節。
請求項10
請求項1の後部腰椎の人工関節であって、使用において、前記下軸に対するそれぞれの部材の回転動作は−14°から14°まで変化する後部腰椎の人工関節。
請求項11
請求項1の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記下端はストップを有しており、前記人工関節は前記下部椎弓根螺子に移動され得る衝撃を吸収するために、前記ストップと前記下部接合具の前記本体との間に取り付けられる下部吸収要素を有しており、使用において、前記ストップが前記下部吸収要素の下壁と接するとき、前記部材軸に沿って上部椎骨に向かう前記部材の動作は妨げられる後部腰椎の人工関節。
請求項12
請求項1の後部腰椎の人工関節であって、前記下部椎弓根螺子に移動され得る衝撃を吸収するために、前記部材の前記上端と前記下部接合具の前記本体の上壁との間に取り付けられる上部吸収要素をさらに含む後部腰椎の人工関節。
請求項13
請求項9の後部腰椎の人工関節であって、左右の端部を有する横連結部材をさらに含み、それぞれの端部はそれぞれの椎弓根螺子の前記上部ネジ部及び前記上部ナットと前記上部接合具との間に取り付けられて、使用において、前記横連結部材はそれぞれの上部ナットの回転動作を妨げる後部腰椎の人工関節。
請求項14
上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節であって、上部腰椎は左右の上部椎弓根を有しており、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有しており、前記人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子、ここで前記左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子、ここで前記右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子、ここで前記左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されており、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子、ここで前記右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されており、(e)左右の下部接合具、ここでそれぞれは前記左右の下部椎弓根にそれぞれ連結されて、(f)前記左側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための左側部材、ここで前記左側部材は左側部材軸に沿って伸び、下端及び前記左側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記左側部材軸は前記左側下軸から離れており、(g)前記右側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための右側部材、ここで前記右側部材は右側部材軸に沿って伸び、下端及び前記右側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記右側部材軸は前記右側下軸から離れており、を含み、それぞれの前記左右の下部接合具は、それぞれの部材軸を取り囲む第1開口部を規定する内周壁を有する本体、及びそれぞれの下軸を取り囲む第2開口部を有する連結部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子はそれぞれの下部接合具の前記第2開口部を通過して伸びて、それぞれの部材はそれぞれの下部接合具の前記第1開口部を通って伸びており、及び、前記人工関節は左右のスリーブを含み、それぞれの左右のスリーブは外側凸状周囲面を有する球面部を有し、それぞれの下部椎弓根の前記上部ネジ部及びそれぞれの下部接合具の前記連結部の前記第2開口部内に取り付けられて、それぞれの下部接合具の前記連結部は、前記スリーブの前記外側凸状周囲面を受ける内側凹状周壁を有しているため、それぞれの下部接合具は前記スリーブに対して回転可能に取り付け可能であり、及び、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は(i)前記下部接合具の前記第1開口部に対する前記部材軸に沿った1つの部材の動作、及び(ii)前記下軸に対する前記部材の回転動作のどちらか又は両方を与え、さらに、(iii)前記部材軸及び前記下軸と交差する第1下回転軸、及び(iv)前記部材軸に平行で前記下軸及び前記第1下部回転軸と交差する第2下部回転軸のどちらか又は両方に対する前記部材の回転動作をさらに与えることができる後部腰椎の人工関節。
請求項15
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は(i)前記それぞれの左右の下部接合具の前記第1開口部に対する前記それぞれの左右の部材軸に沿った前記それぞれの左右の部材の動作、及び(ii)前記それぞれの左右の下軸に対する前記それぞれの左右の部材の回転動作のどちらか又は両方を与え、及び、(iii)前記それぞれの左右の部材軸及び前記それぞれの左右の下軸と交差するそれぞれの左右の第1下部回転軸、及び(iv)前記それぞれの左右の部材軸に平行で前記それぞれの左右の下軸及び前記それぞれの左右の第1下部回転軸と交差するそれぞれの左右の第2下部回転軸のどちらか又は両方に対する前記それぞれの左右の部材の回転動作をさらに与える後部腰椎の人工関節。
請求項16
請求項15の後部腰椎の人工関節であって、左右の上部接合具をさらに含み、それぞれの上部接合具は第1開口部を有する連結部、及び前記上軸を取り囲む第2開口部を規定する内周壁を有する本体を有しており、前記連結部の前記第1開口部は前記上軸と離れており、前記部材のそれぞれの横方向突部は前記連結部の前記第1開口部内に部分的に取り付けられて、前記上部椎弓根螺子は前記上部接合具の前記第2開口部を通過して伸びる後部腰椎の人工関節。
請求項17
請求項16の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記横方向突部はボールを規定する遠位端を有し、それぞれの上部接合具の前記連結部の前記第1開口部を囲む壁はソケットを規定し、前記ボールは前記ソケット内に取り付けられる後部腰椎の人工関節。
請求項18
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、左右の下部ナットをさらに含み、それぞれのスリーブは前記下部接合具の前記連結部の上方に伸びる上部を有し、それぞれの下部ナットはそれぞれの下部椎弓根螺子の前記上部ネジ部に締め付けられるため、前記スリーブに対する前記下部接合具の回転動作を可能としながらそれぞれのスリーブを所定の位置に接して保持可能である後部腰椎の人工関節。
請求項19
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記下端は前記下部接合具の前記本体の下壁に当接するストップを有しているため、使用において、前記ストップが前記下部接合具の前記本体の前記下壁に接するとき、前記部材軸に沿って上部椎骨に向かう動作が阻止可能である後部腰椎の人工関節。
請求項20
請求項17の後部腰椎の人工関節であって、前記それぞれの左右の上軸に沿った前記左右の上部接合具の回転動作を阻止するために、左右の上部ナットをさらに含み、前記ボールを前記ソケットの所定の位置に保持するためにそれぞれの上部接合具に圧力を加えるように、それぞれの上部ナットはそれぞれの上部椎弓根螺子の上部ネジ部に固定される後部腰椎の人工関節。
請求項21
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、使用において、前記下軸に対するそれぞれの部材の回転動作は−14°から14°まで変化する後部腰椎の人工関節。
請求項22
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの部材の前記下端はストップを有しており、前記人工関節は前記下部椎弓根螺子に移動され得る衝撃を吸収するために、前記ストップと前記下部接合具の前記本体との間に取り付けられる下部吸収要素を有しており、使用において、前記ストップが前記下部吸収要素の下壁と接するとき、前記部材軸に沿って上部椎骨に向かう前記部材の動作は妨げられる後部腰椎の人工関節。
請求項23
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、前記下部椎弓根螺子に移動され得る衝撃を吸収するために、前記部材の前記上端と前記下部接合具の前記本体の上壁との間に取り付けられる上部吸収要素をさらに含む後部腰椎の人工関節。
請求項24
請求項20の後部腰椎の人工関節であって、左右の端部を有する横連結部材をさらに含み、それぞれの端部はそれぞれの上部椎弓根螺子の前記上部ネジ部及び前記上部ナットと前記上部接合具との間に取り付けられて、使用において、前記横連結部材はそれぞれの上部ナットの回転動作を妨げる後部腰椎の人工関節。
請求項25
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、使用において、前記第1下部回転軸に対するそれぞれの部材の回転動作は−12°から12°まで変化する後部腰椎の人工関節。
請求項26
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、使用において、前記第2下部回転軸に対するそれぞれの部材の回転動作は−12°から12°まで変化する後部腰椎の人工関節。
請求項27
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの上部椎弓根螺子は前記部材の前記上部横方向突部を受け取るための内周壁を有する連結部を備える後部腰椎の人工関節。
請求項28
請求項27の後部腰椎の人工関節であって、それぞれの上部椎弓根螺子の前記連結部の前記内周壁はネジ部を有し、前記人工関節は上部ナットをさらに含み、それぞれの上部ナットは前記ネジ部にネジ留めされるため、それぞれの上部横方向突部は前記上部連結部の所定の位置に保持可能である後部腰椎の人工関節。
請求項29
請求項14の後部腰椎の人工関節であって、2つの中間要素をさらに含み、それぞれの中間要素は1つの部材に取り付けられて、前記人工関節は前記部材間に所定の距離を維持するための前記中間要素を連結する横連結部材をさらに含むため、使用において、それぞれの上部椎弓根螺子への回転力の移動を阻止可能である後部腰椎の人工関節。
請求項30
上下の腰椎のための後部腰椎の人工関節であって、上部腰椎は左右の上部椎弓根を有しており、下部腰椎は左右の下部椎弓根を有しており、前記人工関節は、(a)左側上軸に沿って伸びる左側上部椎弓根螺子、ここで前記左側上部椎弓根螺子は左側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(b)右側上軸に沿って伸びる右側上部椎弓根螺子、ここで前記右側上部椎弓根螺子は右側上部椎弓根に固定される下部ネジ部を有しており、(c)左側下軸に沿って伸びる左側下部椎弓根螺子、ここで前記左側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は左側下部椎弓根に固定されており、(d)右側下軸に沿って伸びる右側下部椎弓根螺子、ここで前記右側下部椎弓根螺子は上下のネジ部を有し、前記下部ネジ部は右側下部椎弓根に固定されており、(e)左右の下部接合具、ここでそれぞれは前記左右の下部椎弓根にそれぞれ連結されて、(f)前記左側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための左側部材、ここで前記左側部材は左側部材軸に沿って伸び、下端及び前記左側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記左側部材軸は前記左側下軸から離れており、(g)前記右側上部椎弓根螺子と前記下部接合具を連結するための右側部材、ここで前記右側部材は右側部材軸に沿って伸び、下端及び前記右側上部椎弓根螺子と連結される上部横方向突部を有し、前記右側部材軸は前記右側下軸から離れており、を含み、それぞれの前記左右の下部接合具は、それぞれの部材軸を取り囲む第1開口部を規定する内周壁を有する本体、及びそれぞれの下軸を取り囲む第2開口部を有する連結部を有し、それぞれの下部椎弓根螺子はそれぞれの下部接合具の前記第2開口部を通過して伸びて、それぞれの部材はそれぞれの下部接合具の前記第1開口部を通って伸びており、及び、前記人工関節は左右のスリーブを含み、それぞれの左右のスリーブは外側凸状周囲面を有する球面部を有し、それぞれの下部椎弓根の前記上部ネジ部及びそれぞれの下部接合具の前記連結部の前記第2開口部内に取り付けられて、それぞれの下部接合具の前記連結部は、前記スリーブの前記外側凸状周囲面を受ける内側凹状周壁を有しているため、それぞれの下部接合具は前記スリーブに対して回転可能に取り付け可能であり、及び、使用において、上下の椎骨の1つのその他に対する側方湾曲は(i)前記下部接合具の前記第1開口部に対する前記部材軸に沿った1つの部材の動作、及び(ii)前記下軸に対する前記部材の回転動作のどちらか又は両方を与え、さらに、(iii)前記部材軸及び前記下軸と交差する第1下回転軸、及び(iv)前記部材軸に平行で前記下軸及び前記第1下部回転軸と交差する第2下部回転軸のどちらか又は両方に対する前記部材の回転動作をさらに与えることができ、前記人工関節は左右の下部ナットをさらに含み、それぞれのスリーブは前記下部接合具の前記連結部の上方に伸びる上部を有し、それぞれの下部ナットはそれぞれの下部椎弓根螺子の前記上部ネジ部に締め付けられるため、前記スリーブに対する前記下部接合具の回転動作を可能としながらそれぞれのスリーブを所定の位置に接して保持可能である後部腰椎の人工関節。
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