专利摘要:
第1のUSB対応のデバイスおよび第2のUSB対応のデバイスを有するワイヤレスUSBシステムにおいてデータを転送するための方法およびシステムが提供される。前記方法は、第1のデータ転送タイプを有する第1のデータを提供することと、第2のデータ転送タイプを有する第2のデータに第1のデータを変換することと、前記第2のデータ転送タイプを使用して第1のUSB対応のデバイスから第2のUSB対応のデバイスへ第2のデータをワイヤレスに転送することと、およびワイヤレスに転送された第2のデータを第1のデータ転送タイプを有する第3のデータに変換することとを含む。1
公开号:JP2011512738A
申请号:JP2010546077
申请日:2009-02-06
公开日:2011-04-21
发明作者:クリスティソン、グレッグ;スミス、クレイグ;ネアー、アヌープ;ミラー、トマス・アール.
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04W28-06
专利说明:

[0001] 本件特許出願は、「Method and System for Wireless USB Transfer of Isochronous Data using Bulk Data Transfer Type」という名称の2008年2月7日付けの米国仮出願第61/026,969号に基づいて優先権を主張するものであって、当該米国仮出願は、本件出願の出願人に譲渡され、参照によって、本件出願の明細書に明白に組み込まれている。]
背景技術

[0002] 有線ユニバーサル・シリアル・バス(USB)仕様は、制御、バルクデータ、割込みデータ、およびアイソクロナス・データ転送の4つの基本的タイプのデータ転送をサポートする。制御データ転送は、バースト性の、非周期的な、ホストソフトウェア開始の要求/応答通信のために使用され、典型的には、コマンド/状態オペレーションのために使用される。バルクデータ転送は、非周期的な、大型パケットのバースト通信であって、典型的に、任意の利用可能な帯域幅を使用することができ、また、帯域幅が利用可能になるまで遅らせられることもできるデータのために使用される。例えば、1つの大型パケットでデータを受信するプリンターは、バルク転送データタイプを使用する。割込みデータ転送は、低周波数の、限界のあるレイテンシー通信のために使用される。例えば、非常に少ないデータを送るマウスまたはキーボードのようなデバイスは、割込みデータ転送タイプを使用するだろう。ストリーミング・リアルタイム転送としても知られているアイソクロナス・データ転送タイプは、ホストとデバイスとの間の周期的、連続的通信のために使用され、典型的に、時間に関連する情報のために使用される。オーディオ・スピーカーのようなストリーミング・デバイスは、アイソクロナス・データ転送タイプを使用する。]
[0003] ワイヤレス・ユニバーサル・シリアル・バス(WUSB)仕様は、ワイヤーアダプターとして知られているデバイスの記述および仕様を含む。これらのデバイスは、「従来の」有線USBホストおよびデバイスが、有線リンクおよびワイヤレスリンクの両方を含む拡張されたUSBシステムにおいてWUSBデバイスと相互接続されることを可能にする有線USBないしワイヤレスUSBアダプターである。ワイヤーアダプターには、2つのタイプがある。これらは、ホストワイヤーアダプター(HWA)およびデバイスワイヤーアダプター(DWA)であり、相互に一緒に機能する。HWAは、有線USBホストがWUSBデバイスと通信することを可能にする有線「アップストリーム」USBポートおよびワイヤレス「ダウンストリーム」WUSBポートを有する。DWAは、有線USBデバイスがWUSBホストと通信することを可能にするワイヤレス「アップストリーム」WUSBポートおよび1つまたは複数の有線「ダウンストリーム」USBポートを有する。したがって、「従来の」有線USBホストおよびデバイスを備えるWUSBシステムは、HWAおよびDWAを採用する。]
[0004] WUSB仕様は、有線USBと同じデータ転送タイプをサポートする。特に、WUSBは、制御、バルクデータ、割込みデータ、およびアイソクロナス・データ転送タイプをサポートする。WUSBバルクデータ転送は、有線USBバルクデータ転送から自身の単純性を維持する。しかしながら、ワイヤレス通信の性質により、WUSBアイソクロナス・データ転送は、有線USBアイソクロナス・データ転送と比較して追加の複雑性を必要とする。したがって、ワイヤレスUSBリンク上でバルク転送を使用して「従来の」有線USBデバイスにアイソクロナス・データ転送を提供するための方法およびシステムを有することが望まれるだろう。]
[0005] 第1のUSB対応のデバイスおよび第2のUSB対応のデバイスを有するWUSBシステムにおいてデータを転送するための方法およびシステムが提供される。前記方法は、第1のデータ転送タイプを有する第1のデータを提供することと、前記第1のデータを第2のデータ転送タイプを有する第2のデータに変換することと、前記第2のデータ転送タイプを使用して前記第1のUSB対応のデバイスから前記第2のUSB対応のデバイスへ前記第2のデータをワイヤレスに転送することと、および前記ワイヤレスに転送された第2のデータを前記第1のデータ転送タイプを有する第3のデータに変換することとを含む。]
[0006] 前記システムは、前記第1のデータ転送タイプを有する前記第1のデータを第2のデータ転送タイプを有する第2のデータに変換するように構成されている第1の変換モジュールと、および前記第2のデータを前記第1のUSB対応のデバイスから前記第2のUSBへワイヤレスに転送することに適した第1の送受信機とを含む第1のUSB対応のデバイスを含む。前記システムは、前記ワイヤレスに転送された第2のデータを前記第1のデータ転送タイプを有する第3のデータに変換するように構成されている第2の変換モジュールと、および前記第1のUSB対応のデバイスから前記第2のデータをワイヤレスに受信することに適した第2の送受信機とを含む第2のUSB対応のデバイスをさらに含む。]
[0007] ある実施形態は、データを転送するための方法を提供する。前記方法は、一般に、バルクデータパケット内に複数の等事データパケットを埋め込むこと、およびバルクデータパケットをワイヤレスに転送することとを含む。]
[0008] ある実施形態は、データを転送するための方法を提供する。前記方法は、バルクデータパケットを受信することと、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出することと、および前記アイソクロナス・データパケットをユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスに転送することとを一般に含む。]
[0009] ある実施形態は、データを転送するための装置を提供する。前記装置は、バルクデータパケット内に複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための変換装置と、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための送信機とを一般に含む。]
[0010] ある実施形態は、データを転送するための装置を提供する。前記装置は、バルクデータパケットを受信するための受信機と、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出するための変換装置と、および前記アイソクロナス・データパケットをユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスに転送するための送信機とを一般に含む。]
[0011] ある実施形態は、データを転送するための装置を提供する。前記装置は、バルクデータパケット内に複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための手段と、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための手段とを一般に含む。]
[0012] ある実施形態は、データを転送するための装置を提供する。前記装置は、バルクデータパケットを受信するための手段と、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出するための手段と、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送するための手段とを一般に含む。]
[0013] ある実施形態は、バルクデータパケット内に複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込み、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するように実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を具備する、データを転送するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。]
[0014] ある実施形態は、バルクデータパケットを受信し、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出し、および前記アイソクロナス・データパケットをユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ転送するように実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を具備する、データを転送するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。]
[0015] ある実施形態は、ワイヤレス・アダプターを提供する。前記ワイヤレス・アダプターは、アンテナと、バルクデータパケット内に複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための変換装置と、および前記アンテナを使用して前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための送信機とを一般に含む。]
[0016] ある実施形態は、ワイヤレス・アダプターを提供する。前記ワイヤレス・アダプターは、アンテナと、前記アンテナを介してバルクデータパケットを受信するための受信機と、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出するための変換装置と、および前記アイソクロナス・データパケットをユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ転送するための送信機とを一般に含む。]
図面の簡単な説明

[0017] 本件開示は、付随の図面と一緒に読まれるとき、以下の詳細な説明から最もよく理解される。産業界における標準的慣行にしたがって、様々な特徴は一定の比率で拡大・縮小されて描かれているわけではないことが強調される。実際に、様々な特徴の寸法は、議論の明確性のために任意に拡大または縮小されてもよい。さらに、単純化のために、すべての図においてすべての特徴が図示されていなくてもよい。
図1は、本件明細書において開示されている実施形態が実装されることができるシステムの図である。
図2は、図1のWUSBシステムにおいて実装されることができる転送されるデータの図である。
図3は、図1のWUSBシステムにおいて実装されることができるデータ転送方法を図示するフローチャートである。
図4は、図3の方法において実装されることができるデータ変換方法のフローチャートである。
図5は、図3の方法において実装されることができるデータ変換のための代替的な方法のフローチャートである。
図6Aは、本件開示のある態様にしたがって、アイソクロナス・データ転送および対応するバルクデータ転送の一例をそれぞれ例示している。
図6Bは、本件開示のある態様にしたがって、アイソクロナス・データ転送および対応するバルクデータ転送の一例をそれぞれ例示している。
図7は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によるホストからデバイスへのアイソクロナス(出力)データ転送のためのオペレーションの一例を例示している。
図8は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によるホストからデバイスへのアイソクロナス(出力)データ転送の図を例示している。
図9は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によるデバイスからホストへのアイソクロナス(入力)データ転送のためのオペレーションの一例を例示している。
図10は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によるホストからデバイスへのアイソクロナス(入力)データ転送の図を例示している。]
発明の詳細な説明

[0018] 本件発明の様々な態様は、付随の図面を参照して以下でより十分に説明される。しかしながら、本件発明は、多くの異なる形式で具体化されることができ、本件開示の全体にわたって提示されるいいかなる特定の構造または機能にも制限されるように解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本件開示が完全および完璧となり、当業者に本件発明の範囲を十分に伝えるように提供される。本件明細書における教示に基づいて、当業者は、本件発明の範囲が、本件発明の任意の他の態様と独立して実装されるまたは組み合わされようとなかろうと、本件明細書において開示される本件発明の任意の態様をカバーするように意図されることを認識するべきである。例えば、装置または方法は、本件明細書に述べられる任意の数の態様を使用して実装または実行されてもよい。加えて、本件発明の範囲は、本件明細書において述べられる本件発明の様々な態様に加えてまたはそれ以外の他の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実行されるそのような装置または方法をカバーするように意図される。本件明細書において開示される本件発明の任意の態様は、特許請求の範囲の1つまたは複数のエレメントによって具体化されることができる、ことが理解されるべきである。]
[0019] 「例示的」という語は、本件明細書において、「例、事例、または例示を提供する」ことを意味するために使用される。本件明細書において「例示的」として説明される任意の態様は、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であるとして解釈されるべきではない。]
[0020] 本件開示は、ワイヤレスUSB(WUSB)システムにおいてバルクデータ転送タイプを使用するアイソクロナス・データの転送に一般に関係する。しかしながら、以下の開示は、本件開示の異なる特徴を実装するための多くの異なる実施形態、または例を提供することが理解される。本件開示を単純化するために、構成要素および配列の特定の例が以下で説明される。当然、これらは、単なる例であって、制限されるよう意図されるものではない。加えて、本件開示は、様々な例において参照数字および/または文字を繰り返してもよい。この繰り返しは、単純化および明確化のためであって、開示される様々な実施形態および/または構成の間の関係をそれ自身で規定するものではない。]
[0021] 図1を参照して、システム100は、本件開示の1つまたは複数の実施形態の得となり得るWUSBシステムの一例である。システム100は、少なくとも1つのUSBポートを有するコンピュータまたはラップトップのようなUSB対応のホストデバイス110を含む。ホスト110は、USBポートを通ってホストワイヤーアダプター(HWA)112に接続される。ホスト110およびHWA112は、USBワイヤー114上で通信をする。HWA112は、ホスト110にWUSB機能性を提供する。]
[0022] ホスト110は、HWA112を必要とする通信を容易にするソフトウェアを提供するHWAドライバー116を含む。HWA112は、ワイヤレス送受信機118を含む。HWA112は、ワイヤレスリンク122上でデバイスワイヤーアダプター(DWA)120とワイヤレスに通信するための送受信機118を使用する。HWA112は、WUSBプロトコルを使用してDWA120と通信する。ワイヤレスリンク122は、超広帯域(UWB)スペクトラムにわたって確立される。]
[0023] 当業者であるならば、送受信機を利用するよりも、送信する(例えば、送信機)および受信する(例えば、受信機)ために別個の構成要素が利用されることができることを認識するだろう。]
[0024] ホスト110は、DWA120を必要とする通信を容易にするDWAドライバー124をさらに含む。DWA120は、HWA送受信機118を介してHWA112と通信するために使用されるワイヤレス送受信機126を有する。DWA120は、USBオーディオ・スピーカーのようなUSB対応のアイソクロナス・デバイス128に接続される。アイソクロナス・デバイス128およびDWA120は、アイソクロナス・エンドポイント132および134をそれぞれ含む。アイソクロナス・エンドポイント132および134は、DWA120とアイソクロナス・デバイス128との間のアイソクロナス転送を容易にする。DWA120は、DWA120からアイソクロナス・デバイス128へのアイソクロナス転送を容易にするアイソクロナス・スケジューラー136をさらに含む。特に、スケジューラー136は、時間ベースの方法でアイソクロナス・データ転送を配信する。]
[0025] 図2も参照して、実施形態にしたがって転送されるデータを表わした図を例示している。例えば、図面の200は、図1のWUSBシステム100において実装されることができる。図1および図2における同様の特徴は、明確性のために同じ番号が付けられている。最初に、DWAドライバー124は、USBアイソクロナス・デバイス128を認識しおよび列挙する。それゆえに、DWAドライバー124は、アイソクロナス転送タイプと宣言されたワイヤーアダプター遠隔パイプをUSBアイソクロナス・デバイス128と関連するDWA120のアイソクロナス・エンドポイント132にマップする。加えて、DWA120は、DWA120上のアイソクロナス・エンドポイント134をアイソクロナスなスケジュールされたエンドポイントとして設定する。]
[0026] ラップトップのようなUSB対応のホストデバイス110は、USB対応のアイソクロナス・デバイス128にアイソクロナス・データ転送210を要求することができる。ホスト110によってアイソクロナス・データ転送要求が作られるとき、アイソクロナス・データ転送タイプ210を有するアイソクロナス・データ転送がDWAドライバー124に提供される。アイソクロナス・データ転送210は、アイソクロナス・データパケット212から成る。DWAドライバー124は、アイソクロナス・データパケット212を、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データに変換する。]
[0027] DWAドライバー124は、それぞれのアイソクロナス・データパケット212に対応するパケット長216を決定する。DWAドライバー124は、次に、パケット長216とアイソクロナス・データパケット212とを結合する。結果として生じるデータは、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データである。本件開示の実施形態において、パケット長216と対応するアイソクロナス・データパケット212との組み合わせは、パケット長216と対応するアイソクロナス・データパケット212との連結である。]
[0028] この連結は、アイソクロナス・データ転送210において各アイソクロナス・データパケット212について反復的に繰り返される。ある実施形態において、本件開示にしたがって、DWAドライバー124は、各パケット長が、対応するアイソクロナス・データパケットに先行するような方法でパケット長216とアイソクロナス・データパケット212とを結合する。バルク転送タイプ214を有するアイソクロナス・データは、HWA112に配信するためにHWAドライバー116に提供される。]
[0029] その後、HWA112は、バルクデータ転送を使用してUWBリンク122にわたってアイソクロナス・データ214をDWA120へワイヤレスに転送する。DWA120がアイソクロナス・データ214を受信した後、DWA120は、データ214をアイソクロナス・データパケット212に変換し戻し、データパケット212をUSB対応のアイソクロナス・デバイス128へ配信するために適切なものにする。]
[0030] 本件開示の1つの実施形態において、DWA120は、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データが、集合したアイソクロナス・データパケット212のバルク転送であることを理解する。したがって、DWA120は、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データからアイソクロナス・データパケット212を分離する。DWA120は、結果として生じたアイソクロナス・データパケット212をDWA120上のアイソクロナス・エンドポイント134に配信することによって、アイソクロナス・スケジューラー136に基づいてアイソクロナス・データパケット212の配信を計量する。ある実施形態にしたがって、スケジューラー136は、データが向かうアイソクロナス・エンドポイントによって規定されるサービス品質および/またはトラフィック・パラメータにしたがってアイソクロナス・データパケットの配信を計量することができる。]
[0031] 特に、DWA120は、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データ転送からオリジナルのアイソクロナス・データパケット212を分離する。DWA120が、受信したアイソクロナス・データ214のアイソクロナス・データパケット212への変換を完了した後、DWA120は、オリジナルのアイソクロナス・データパケット212をUSB対応のアイソクロナス・デバイス128へ配信することができる。]
[0032] 図3も参照して、図1のシステム100において実装されることができる、実施形態にしたがってデータをワイヤレスに転送するための方法300のフローチャート図を例示している。ある実施形態にしたがって、図3のオペレーションは、ホストとデバイスとの間の直接の(有線の)リンクによるアイソクロナス・データ転送オペレーションを使用して転送されるかのように、USBバルクデータ転送オペレーションを使用してホストとUSBデバイスとの間でデータをワイヤレスに転送するために実行されることができる。]
[0033] 図6は、HWAとDWAとの間のワイヤレスリンクによるホストデバイスとUSB対応のデバイスとの間のパケット交換の一例の図を例示している。当該パケット交換の一例の図は、図3において図示されているオペレーションに対応することができる。]
[0034] 方法300は、ブロック310において始まり、第1のデータ転送タイプ(例えば、アイソクロナス・データ転送タイプ)を有する第1のデータ(例えば、アイソクロナス・データ)を提供する。ブロック320において、方法300は、第1のデータを第2のデータ転送タイプ(例えば、バルク転送タイプ)を有する第2のデータ(例えば、アイソクロナス・データ)に変換することに続く。方法300は、ブロック330において続き、第2のデータ転送タイプを使用して、第2のデータを第1のUSB対応のデバイス(例えば、HWA)から第2のUSB対応のデバイス(例えば、DWA)へワイヤレスに転送する。方法300は、ワイヤレスに転送された第2のデータを第1のデータ転送タイプを有する第3のデータ(例えば、アイソクロナス・データ)に変換しつつ続く。]
[0035] 図4も参照して、図3のブロック320において使用されることができるデータ変換方法のフローチャートが例示されている。前記方法は、ブロック410において始まり、複数のアイソクロナス・データパケットの各々に対応するアイソクロナス・データパケット長を決定する。前記方法は、ブロック420において続き、各アイソクロナス・データパケット長が、対応するアイソクロナス・データパケットに先行するように、アイソクロナス・データパケット長と複数のアイソクロナス・データパケットとを結合する。]
[0036] 図5も参照して、図3のブロック340において使用されることができるデータ変換方法を図示するフローチャート図を例示している。前記方法は、第2のデータ(例えば、バルク転送タイプを有するアイソクロナス・データ)から複数のアイソクロナス・データパケットを分離することを含む。]
[0037] 代替的な実施形態において、図2を再び参照し、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データは、より高い優先順位でマークされることができ、WUSBにおいて他のデータ転送タイプに比べてより早く配信するようこれらに促す。例えば、図2において例示されているバルクデータ転送218は、DWAドライバー124に提供される。上で議論されたように、アイソクロナス・データ転送タイプ210を有するアイソクロナス・データ転送はまた、DWAドライバー124に提供される。アイソクロナス・データ転送210を、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データへ変換した後、DWAドライバー124は、WUSBデータ転送200において配信するために、結果として生じたアイソクロナス・データ214に他のデータ転送タイプより高い優先順位をマークする。バルクデータ220と、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データの両方がHWAドライバー116に提供される。HWAドライバー116は、アイソクロナス・データ214の優先順位を認識し、その結果として、バルクデータ転送タイプ214を有するアイソクロナス・データにバルクデータ220の前にDWA120へ配信するよう促す。]
[0038] ある実施形態にしたがって、ワイヤーアダプター(例えば、DWAドライバー124および/またはHWAドライバー116)は、アイソクロナス・データを含むバルクデータが他のバルクデータより高い優先順位が与えられていることを保証することができる。例えば、ワイヤーアダプターを使用するとき、ワイヤーアダプター・ドライバーは、どのトラフィックが次にスケジュールされているかを決定するためにスケジューリング機能を実施することができる。したがって、このスケジューリングの間、ワイヤーアダプター・ドライバーは、アイソクロナス・データを含むバルクデータパケットが他のバルクデータよりも前に転送されるようにスケジューリングすることによって優先順位付けを実装することができる。]
[0039] ある実施形態にしたがって、アイソクロナス・データを含むバルクデータパケットは、他のキューよりも前に提供される高優先順位キューにそれらを挿入することによってより高い優先順位が与えられることができる。ある実施形態にしたがって、優先順位付けにさらなる保証を提供するために、WUSBホストはまた、自身のスケジューリング・アルゴリズムにおいて、アイソクロナス・データを含むバルクデータパケットの優先順位付けを可能にすることができる。]
[0040] ある実施形態にしたがって、キューの優先順位は、1つまたは複数のキューからの転送を実際に遅らせることによって達成されることができる。例えば、(通常の)バルクデータ・キュー(アイソクロナス・データパケットを含まないバルクデータを転送するために使用される)は、DWAおよび/またはHWAにおけるメモリー使用をモニタリングすることにより時々転送しないようにする。メモリー使用が検出されるようなとき、バルクデータ・キューは、遅らせられることができ、高優先順位キューからのバルクデータパケット(アイソクロナス・データを含む潜在的により小さいバルクデータパケット)の転送のために帯域幅を自由にする。]
[0041] あるタイプのデータ転送は、再配列または分割されないかもしれない。したがって、ある実施形態の場合、DWAドライバーは、バルクデータ・キューにおいて任意のデータパケットをバイパスせずにアイソクロナス・データ・ペイロードを集めることができる(例えば、バイパスすることは、分割という結果となる)。例えば、ある場合において、バルクデータ・キューが、DWAによって開始されるデータパケットのために転送要求ヘッダーを以前に送っている場合、その取引は、ワイヤーアダプター・プロトコルにしたがって、自分のデータ・ペイロードからDWAに分割されないかもしれない。したがって、そのような場合において、DWAドライバーからHWAドライバーへパケットを送信するために2つのマーカーが使用され得る。これらは、優先順位を示すための第1のマーカーと、および分割するための能力を示すための第2のマーカーである。]
[0042] ある実施形態にしたがって、HWAドライバーに送られるすべてのバルクデータ転送は、バルクデータ転送のためのコンテキスト情報を含むI/O要求パケット(IRP)を有することができる。ある実施形態にしたがって、優先順位フィールドとしての使用のために予約されるIRPにおける特定のフィールドは、アイソクロナス・データパケットを含むバルクデータ転送のために高優先順位を示すよう設定されることができる。]
[0043] 本件開示の代替的実施形態は、図1において図示されているようなWUSBシステムを含むことができ、WUSBシステムは、オーディオ・マイクロホンであるUSB対応のアイソクロナス・デバイスを有する。他の実施形態は、ストリーミング・リアルタイム・データ転送をサポートするUSB対応のデバイスを含むことができる。追加的に、代替的な実施形態において、図1において図示されているWUSBシステムにおけるUSB対応のホスト110は、ネイティブWUSB対応のホストを選択的に含むことができるので、HWA112の必要性を無くすことができる。さらに、本件開示にしたがっている他の代替的な実施形態において、図1に図示されているWUSBシステム100のUSB対応のアイソクロナス・デバイス128は、ネイティブWUSB対応のアイソクロナス・デバイスを含むので、DWA120の必要性を無くすことができる。]
[0044] さらに、他の代替的な実施形態において、図1のUWBシステム100は、DWA120を信号源とするアイソクロナス・データ転送であって、HWA112にアイソクロナス・データをワイヤレスに転送するためにバルクデータ転送を使用するアイソクロナス・データ転送をサポートする。]
[0045] パケット変換の例示
上で注目したように、ワイヤレス通信の性質により、WUSBアイソクロナス・データ転送は、有線USBアイソクロナス・データ転送と比較して追加の複雑性を要するかもしれない。しかしながら、本件開示のある実施形態は、ワイヤレスUSBバルクデータ転送オペレーションを使用して、ホストとUSBデバイスとの間のアイソクロナス・データ転送を可能にすることができる。]
[0046] 本件明細書において提示される技術を使用して、ワイヤレスUSBバルクデータ転送は、ホストとUSB対応のアイソクロナス・デバイスとが有線USB接続を介して直接に接続されているかのように、ホストとUSB対応のアイソクロナス・デバイスとの間のアイソクロナス・データ転送を達成するために利用されることができる。]
[0047] 上で説明されたように、ある実施形態の場合、アイソクロナス転送タイプからバルクデータ転送タイプにデータを変換することを準備するとき、データパケット長は、バルクデータストリームにおいてそれらのそれぞれのアイソクロナス・データパケットと連結されることができる。アイソクロナス・データパケットおよびそれらのそれぞれの長は、その後、ワイヤレスUSBバルクデータ転送を利用して転送されることができる。バルクデータ転送に埋め込まれたアイソクロナス・データパケットを備えるバルクデータ転送を受信するとき、データパケット長は、受信エンティティが、対応するアイソクロナス・データパケットを抽出することを可能にすることができる。例えば、受信エンティティは、データパケット長を読むことができ、対応するデータパケットのバイトのサブシーケント数を読むことができる。]
[0048] 図6Aおよび図6Bは、アイソクロナス・データパケットがバルクデータ転送に適したデータパケットにどのように変換されることができるのかを例示している。図6Aは、データパケット212のアイソクロナス・データ転送210を例示している。例示されているように、各データパケット212は、対応する長さLを有する(例えば、データパケットD1は、長さL1を有し、データパケットD2は、長さL2を有するなど)。データパケットは、例えば、データパケット(D1からDN)に先行する出力トークンを備える通常のアイソクロナス・データ転送を使用してホストワイヤーアダプターに転送されることができる。アイソクロナス・データ転送により、各データパケットの長さは、変化してもよい。]
[0049] 図6Bにおいて例示されているように、アイソクロナス・データパケット212(D1からDN)は、アイソクロナス・データパケット212に連結されるデータパケット長216を備えるバルクデータストリーム214に変換されることができる。]
[0050] アイソクロナス・データパケット212は、その後、パケット(例えば、D1’)のバルクデータ転送によって転送されることができる。バルクデータ転送により、最大データパケット長(LMAX)は、可能なとき、各転送のために使用されることができる。最大データパケット長よりも小さいパケットは、バルクデータ転送の終わりを合図することができる。したがって、アイソクロナス・データパケット212およびそれらの対応するデータパケット長を送信するために必要なバルクデータ転送の数は、LMAXおよび様々なデータパケット212の実際の長さにより変化することができる。]
[0051] ある実施形態の場合、受信デバイスは、バルクデータ転送の受信を確定するためにACKパケットを生成することができる。しかしながら、データ転送のアイソクロナスの性質をサポートするために、(例えば、CRCとの不適合により示されるような)ビット・エラーを備えるパケットの再送信を必要とする規則は、無視されることができ、パケットまたは既知のパケットのいくつかの部分(例えば、オーディオまたは音声データ転送におけるサイレンスに対応する)は、構わずに処理されることができる。]
[0052] 上で注目したように、ある実施形態の場合、アイソクロナス・データパケットを含むバルクデータ転送は、データが、ホストとデバイスとの間で取決められた帯域幅およびレイテンシー要件を満たすために十分なレートで転送されることを確実にしようと努めて、他のバルクデータよりも高い優先順位でマークされることができる。ある実施形態にしたがって、HWAドライバーに送られるすべてのバルクデータ転送は、バルクデータ転送のためのコンテキスト情報を含むI/O要求パケット(IRP)を有することができる。ある実施形態にしたがって、優先順位フィールドとしての使用のために受信されるIRPにおける特定のフィールドは、アイソクロナス・データパケットを含むバルクデータ転送のために高優先順位を示すように設定されることができる。さらに、ある実施形態の場合、他のバルクデータは、アイソクロナス・データパケットを含むバルクデータ転送に含まれることができる。そのような実施形態において、アイソクロナス・データパケットと他のバルクデータパケットとの間を区別するために任意の適切な技術が利用されることができる。]
[0053] 図7は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によるホストからデバイスへのアイソクロナス(出力)データ転送のためのオペレーションの一例を例示している。前記オペレーションは、ホストデバイスにおいて(例えば、DWAドライバー、HWAドライバー、またはHWAによって)実施されることができるオペレーション602-604、およびUSB対応のデバイスにおいて(例えば、DWAまたはDWAのスケジューラーによって)実施されることができるオペレーション612-616を含む。]
[0054] 前記オペレーションは、602において始まり、アイソクロナス・データパケットを取得する。アイソクロナス・データパケットは、例えば、アプリケーションからアイソクロナス・データパケットを得るアイソクロナス・デバイスドライバー(DWAドライバーの上で実行中であってもよい)によって取得されることができる。そのようなアイソクロナス・データパケットは、例えば、ストリーミング・オーディオ(例えば、音楽プレイヤー、または電話技術アプリケーション)またはビデオに対応することができる。604において、アイソクロナス・データパケットおよびデータパケット長は、ワイヤレスUSBバルクデータ転送を使用して転送される。]
[0055] 612において、バルクデータ転送が受信され、614において、データパケット長を使用してバルクデータ転送からアイソクロナス・データパケットが抽出される。例えば、受信デバイスは、データパケット長を読み、アイソクロナス・データパケットとして後続の対応するバイトの数を抽出し、およびこのプロセスを繰り返し、こうして残りのパケットを繰り返すことができる。616において、アイソクロナス・データパケットは、(通常の)有線USBアイソクロナス・データ転送を使用してデバイスに転送される。]
[0056] 図8は、図7のオペレーションに対応するワイヤレスUSBバルクデータ転送オペレーションによるホストからデバイスへのアイソクロナス(出力)データ転送の一例の図を例示している。例示されているように、アイソクロナス・データパケット212のストリーム210は、アイソクロナス・データパケット212およびデータパケット212に連結させられた対応するデータパケット長216を有するバルクデータ転送ストリーム214に変換されることができる。HWA112は、DWA120にバルクデータ転送ストリーム214を転送することができる。DWA120において、アイソクロナス・データパケット212が、抽出され、USB対応のアイソクロナス・デバイス128へ転送されることができる。例えば、図1において図示されているDWA120のスケジューラー136は、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によって受信されるアイソクロナス・データパケットをバッファすることができ、取り決めレートにしたがってそれらをUSB対応のアイソクロナス・デバイス12へ転送することができる。]
[0057] 図9は、本件開示のある態様にしたがって、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によってデバイスからホストへのアイソクロナス(入力)データ転送のためのオペレーションの一例を例示している。前記オペレーションは、USB対応のデバイスにおいて(例えば、DWAまたはDWAのスケジューラーによって)実施されることができるオペレーション802-804、およびホストデバイスにおいて(例えば、HWAによって)実施されることができるオペレーション812-816を実施することができる。]
[0058] オペレーションは、802において始まり、有線USBアイソクロナス・データ転送を使用してアイソクロナス・データパケットを転送する。804において、アイソクロナス・データパケットおよびデータパケット長は、ワイヤレスUSBバルクデータ転送を使用して転送される。]
[0059] 812において、バルクデータ転送が受信され、814において、データパケット長を使用してバルクデータ転送からアイソクロナス・データパケットが抽出される。816において、アイソクロナス・データパケットは、(通常の)有線USBアイソクロナス・データ転送を使用してデバイスに転送される。]
[0060] 図10は、図9のオペレーションに対応するワイヤレスUSBバルクデータ転送オペレーションによるデバイスからホストへのアイソクロナス(出力)データ転送の一例を例示している。例示されているように、デバイス128からのアイソクロナス・データパケット212のストリーム210は、アイソクロナス・データパケット212およびアイソクロナス・データパケット212に連結されるデータパケット長216を有するバルクデータ転送ストリーム214に変換されることができる。DWA120は、HWA112にバルクデータ転送ストリーム214を転送することができる。HWA112は、HWAドライバーおよびDWAドライバーへバルクデータ転送214を渡すことができ、例えば、DWAドライバーは、ホスト120に渡されるべきアイソクロナス・データパケット212を抽出することができる。アイソクロナス・データパケットは、ワイヤレスUSBバルクデータ転送によって受信されるアイソクロナス・データパケットをバッファする、例えば、スケジューラー・アプリケーションによる計算方法でホスト120に渡されることができ、取り決めレートにしたがってホスト120にそのアイソクロナス・データパケットを転送することができる。]
[0061] 本件開示の実施形態は、詳細に説明されているが、当該技術者は、本件開示の要旨および範囲から逸脱することのない範囲で本件明細書において様々な変更、置換、修正がなされることができることを理解するべきである。例えば、特定の実施形態は、固有のプロセス・ステップまたは手順を例示しているが、多くの代替的な実装が可能であり、簡単な設計選択によってなされてもよい。いくつかのプロセス・ステップは、例えば、機能、目的、基準の一致、従来の構造、ユーザ・インターフェース設計などに基づいて、本件明細書における固有の説明とは異なる順番で実行されることができる。本件明細書において開示された実施形態は、UWBシステムに関して提供されている。しかしながら、本件明細書において開示された実施形態の実装は、いずれの特定の無線周波数システムにも限定されない。また、これらの実施形態および他の実施形態とは異なるいくつかの利点がある。ワイヤレスUSBシステムにおいてバルクデータ転送を使用してアイソクロナス・データを転送するための効果的およびコスト効率的な方法およびシステムを提供することに加えて、本件明細書において開示された方法およびシステムは、DWAおよびDWAのデバイス・ドライバーへの修正により簡単に実装されることができる。また、デバイス・ドライバーにおいてアイソクロナス・データ転送をバルクデータ転送タイプに変換することにより、余分なエンドポイントの必要性および/またはHWAにおける取り扱いを無くすことができる。さらに、DWAは、DWA自身の内のUSBレベルにおいてフレーム同期の開始のような任意の他のタイミング・メカニズムと独立して自分の配信同期を計量することができる。]
[0062] ある実施形態にしたがって、ワイヤーアダプターは、アイソクロナス・エンドポイントによって規定されるサービス品質(QoS)およびトラフィック・パラメータにしたがってアイソクロナス・エンドポイントへのアイソクロナス・データパケットの転送を計量することができる。]
[0063] 上で説明された方法の様々なオペレーションは、対応する機能を実施することができる任意の適切な手段によって実施されることができる。前記手段は、次のものには制限されないが、回路、特定用途集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(複数)および/またはモジュール(複数)を含むことができる。一般的に、図面において例示されているオペレーションの場合、それらのオペレーションは、同様の番号付けにより、対応する相当の手段プラス機能の構成要素により実施されることができる。例えば、図3、4、5、7、および9にそれぞれ図示されているブロック300、320、340、600、および800は、対応する回路ブロックによって実施されることができる。]
[0064] 本件明細書において使用されるように、用語「決定すること(determing)」は、広い様々な動作を含む。例えば、「決定すること(determing)」は、計算すること(calculating)、コンピュータ計算すること(computing)、処理すること(processing)、導き出すこと(deriving)、調査すること(investigating)、捜して調べること(looking up)(例えば、速見表、データベースまたは他のデータ構造)、突きとめること(ascertaining)などを含んでもよい。また、「決定すること(determing)」は、受信すること(receiving)(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(accessing)(例えば、メモリー内のデータにアクセスすること)などを含んでもよい。また、「決定すること(determing)」は、解くこと(resolving)、選択すること(selecting)、選ぶこと(choosing)、確立すること(establishing)などを含んでもよい。]
[0065] 上で説明された方法の様々なオペレーションは、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(複数)、回路、および/またはモジュール(複数)のようなオペレーションを実施することができる任意の適切な手段によって実施されることができる。一般的に、図面において例示されている任意のオペレーションは、オペレーションを実施することができる対応する機能的手段によって実施されることができる。]
[0066] 本件開示と関係して説明されおよび以下の特許請求の範囲において記載される様々な例示的論理ブロック、モジュールおよび回路は、一般目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途集積回路(ASIC)、フィールド・プログラム可能なゲートアレー信号(FPGA)または他のプログラム可能な論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェア構成要素または本件明細書において説明された機能を実施するように設計されている任意のそれらの組み合わせにより実装または実施されることができる。一般目的プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替的に、プロセッサは、商業上利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピュータ計算デバイスの組み合わせ(例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わせた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装されてもよい。]
[0067] 本件開示に関係して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、またはそれら2つの組み合わせにおいて直接に具体化されることができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において知られている記憶媒体の任意の形式において存在することができる。使用されることができる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、読み出し専用メモリー(ROM)、フラッシュメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハードディスク、リムーバルディスク、CD-RPMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令、または複数の命令を具備することができ、およびいくつかの異なる符合セグメント状で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって配信されることができる。記憶媒体は、プロセッサが、記憶媒体から情報を読み出す、および情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合されていてもよい。代替的に、記憶媒体は、プロセッサに内蔵されていてもよい。]
[0068] 本件明細書において開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を具備する。当該方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することのない範囲内で交換されることができる。言い換えると、ステップの固有の順序または動作が特定されないかぎり、順序および/または固有のステップおよび/または動作の使用は、特許請求の範囲から逸脱することのない範囲内で修正されることができる。]
[0069] 説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装されてもよい。ソフトウェアにおいて実装される場合、当該機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令として記憶されることができる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能なメディアであってもよい。一例として、次のことには制限されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置デバイス、またはコンピュータによってアクセスされることができる、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができる任意の他の媒体を具備することができる。本件明細書において使用されるように、ディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フレキシブルディスク、およびディスクがレーザーにより光学的にデータを再生するのに対しディスクが磁気的にデータを通常再生するブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。]
[0070] したがって、ある態様は、本件明細書において提示されたオペレーションを実施するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを具備することができる。例えば、そのようなコンピュータ・プログラム・プロダクトは、記憶された(および/または符号化された)命令を有するコンピュータ可読媒体を具備することができ、前記命令は、本件明細書において説明されたオペレーションを実施するための1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある態様について、コンピュータ・プログラム・プロダクトは、包装材料を含むことができる。]
[0071] ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体上で送信されることができる。例えば、ソフトウェアが、同軸のケーブル、光ファイバー・ケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用するウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースであるならば、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、より対線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロウェーブのようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。]
[0072] さらに、モジュールおよび/または他の本件明細書において説明された方法および技術を実施するための他の適当な手段は、適用可能なものとしてユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされるおよび/またはそうでなければ取得されることができる。例えば、そのようなデバイスは、本件明細書において説明された方法を実施するための転送手段を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替的に、本件明細書において説明された様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が、デバイスに記憶手段を結合するまたは提供する際の様々な方法を取得することができるように、記憶媒体(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフレキシブルディスクのような物理的記憶媒体など)を介して提供されることができる。さらに、本件明細書において説明された方法および技術をデバイスに提供するための任意の他の適切な技術が利用されてもよい。]
[0073] 特許請求の範囲は、上で例示された厳密な構成および構成要素に限定されないことが理解される。特許請求の範囲の範囲から逸脱することのない範囲内で、上で説明された方法および装置の配列、オペレーション、および詳細な説明において様々な修正、変更、およびバリエーションがなされてもよい。]
权利要求:

請求項1
第1のUSB対応のデバイスおよび第2のUSB対応のデバイスを有するワイヤレスUSBシステムにおいてデータを転送するための方法であって、第1のデータ転送タイプを有する第1のデータを提供することと、前記第1のデータを第2のデータ転送タイプを有する第2のデータに変換することと、前記第2のデータ転送タイプを使用して前記第2のデータを前記第1のUSB対応のデバイスから前記第2のUSB対応のデバイスにワイヤレスに転送することと、および前記ワイヤレスに転送された第2のデータを前記第1のデータ転送タイプを有する第3のデータに変換することとを具備する方法。
請求項2
前記第1のデータ転送タイプを使用して前記第3のデータを第3のUSB対応のデバイスへ転送することをさらに具備する、請求項1に記載の方法であって、前記第3のUSB対応のデバイスは、オーディオをサポートする、請求項1に記載の方法。
請求項3
第4のデータの前にワイヤレスに転送されるように前記第2のデータを優先させることをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
請求項4
前記第1のデータ転送タイプを有する前記第1のデータを前記提供することは、アイソクロナス・データ転送タイプを有する前記第1のデータを提供することを含む、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記第1のデータを前記変換することは、前記第1のデータを、バルクデータ転送タイプを有する前記第2のデータに変換することを含む、請求項4に記載の方法。
請求項6
前記第1のデータは、複数のアイソクロナス・データパケットを含み、前記第1のデータを前記第2のデータに前記変換することは、前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々に対応するアイソクロナス・データパケット長を決定することと、および各アイソクロナス・データパケット長が前記複数のアイソクロナス・データパケットの前記対応する各々に先行するように、前記アイソクロナス・データパケット長と前記複数のアイソクロナス・データパケットとを結合することとを含む、請求項4に記載の方法。
請求項7
前記第2のデータを前記第3のデータに前記変換することは、前記第2のデータから前記複数のアイソクロナス・データパケットを分離することを含む、請求項4に記載の方法。
請求項8
前記第2のUSB対応のデバイスと関連するエンドポイントに前記複数のアイソクロナス・データパケットを配信することをさらに具備する、請求項7に記載の方法であって、前記エンドポイントは、前記アイソクロナス・データ転送タイプをサポートする、請求項7に記載の方法。
請求項9
転送のために前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量することをさらに具備する、請求項8に記載の方法であって、前記計量することは、アイソクロナス・スケジューラーによって実施される、請求項8に記載の方法。
請求項10
データを転送するためのワイヤレスUSBシステムであって、第1のデータ転送タイプを有する第1のデータを第2のデータ転送タイプを有する第2のデータに変換するように構成されている第1の変換モジュールと、および前記第2のデータを前記第1のUSB対応のデバイスから前記第2のUSBへワイヤレスに転送することに適合した送信機とを含む第1のUSB対応のデバイスと、前記ワイヤレスに転送された第2のデータを前記第1のデータ転送タイプを有する第3のデータに変換するように構成されている第2の変換モジュールと、および前記第2のデータを前記第1のUSB対応のデバイスからワイヤレスに受信することに適合した受信機とを含む第2のUSB対応のデバイスとを具備するシステム。
請求項11
前記第1のデータは、複数の第1のデータパケットを含み、変換をするように構成されている前記第1の変換モジュールは、前記複数の第1のデータパケットの各々に対応するデータパケット長を決定し、前記第2のデータを形成するために前記データパケット長と前記複数の第1のデータパケットとを結合するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
請求項12
前記データパケット長および前記複数の第1のデータパケットの前記結合は、前記複数の第1のデータパケット長の各々が前記複数の第1のデータパケットの前記対応する各々に先行するようなものである、請求項11に記載のシステム。
請求項13
前記第1のデータ転送タイプは、アイソクロナス・データ転送タイプを含み、前記第2のデータ転送タイプは、バルクデータ転送タイプを含み、および変換をするように構成されている前記第2の変換モジュールは、前記第2のデータから前記複数の第1のデータパケットを分離するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
請求項14
前記第1のUSB対応のデバイスは、USB対応のホストデバイスを含み、前記第2のUSB対応のデバイスは、ホストワイヤーアダプターを含み、および前記第3のUSB対応のデバイスは、デバイスワイヤーアダプターを含む、請求項10に記載のシステム。
請求項15
前記USB対応のホストデバイスは、第4のデータの前にワイヤレスに転送されるように前記第2のデータを優先させるべく構成されているモジュールを含む、請求項10に記載のシステム。
請求項16
データを転送するための方法であって、バルクデータパケットに複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むことと、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送することとを具備する方法。
請求項17
ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して転送される前記アイソクロナス・データパケットを受信することをさらに具備する、請求項16に記載の方法。
請求項18
前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送することは、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して前記バルクデータパケットを転送することを具備する、請求項16に記載の方法。
請求項19
前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクデータパケットの前にワイヤレスに転送されるように優先させることをさらに具備する、請求項16に記載の方法。
請求項20
前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させることは、低優先順位バッファに比べて高い優先順位でデータが転送されて来るところの高優先順位バッファに前記アイソクロナス・データパケットを書き込むことを具備する、請求項19に記載の方法。
請求項21
前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクデータパケットの前にワイヤレスに転送されるように優先させることは、入力/出力要求パケット(IRP)における優先順位フィールドを高優先順位を示す値に設定することを具備する、請求項19に記載の方法。
請求項22
ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送タイプのバルクデータパケットにアイソクロナスUSBデータ転送タイプの複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むことは、前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々に対応するアイソクロナス・データパケット長を決定することと、および前記バルクデータパケットにおいて前記アイソクロナス・データパケット長を含むこととを具備する、請求項16に記載の方法。
請求項23
データを転送するための方法であって、バルクデータパケットを受信することと、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出することと、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送することとを具備する方法。
請求項24
前記ユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送することは、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して前記アイソクロナス・データパケットを転送することを具備する、請求項23に記載の方法。
請求項24
前記バルクデータパケットを受信することは、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して転送される前記バルクデータパケットを受信することを具備する、請求項23に記載の方法。
請求項25
前記ユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ転送するために前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量することをさらに具備する、請求項23に記載の方法。
請求項26
前記計量することは、前記アイソクロナス・データパケットが転送されて行くところのアイソクロナス・エンドポイントによって規定されるサービス品質(QoS)およびトラフィック・パラメータにしたがって実施される、請求項23に記載の方法。
請求項27
前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出することは、前記バルクデータパケットから各アイソクロナス・データパケットの長さを取得することと、および各アイソクロナス・データパケットのために取得された前記長さに対応する各アイソクロナス・データパケットのバイトの数を抽出することとを具備する、請求項23に記載の方法。
請求項28
データを転送するための装置であって、バルクデータパケットに複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための変換装置と、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための送信機とを具備する装置。
請求項29
ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して送信される前記アイソクロナス・データパケットを受信するための受信機をさらに具備する、請求項28に記載の装置。
請求項30
前記送信機は、前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するように構成されており、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して前記バルクデータパケットを転送することを具備する、請求項28に記載の装置。
請求項31
前記変換装置は、前記アイソクロナス・データパケットを有する前記バルクデータパケットが他のバルクデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項28に記載の装置。
請求項32
前記変換装置は、低優先順位バッファに比べて高い優先順位でデータが転送されて来るところの高優先順位バッファに前記アイソクロナス・データパケットを書き込むことによって前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクのデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項31に記載の装置。
請求項33
前記変換装置は、入力/出力要求パケット(IRP)における優先順位フィールドを、高優先順位を示す値に設定することによって前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクのデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項31に記載の装置。
請求項34
前記変換装置は、前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々に対応するアイソクロナス・データパケット長を決定し、および前記バルクデータパケットにおいて前記アイソクロナス・データパケット長を含むように構成されている、請求項28に記載の装置。
請求項35
データを転送するための装置であって、バルクデータパケットを受信するための受信機と、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出するための変換装置と、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送するための送信機とを具備する装置。
請求項36
前記送信機は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して前記アイソクロナス・データパケットを転送するように構成されている、請求項35に記載の装置。
請求項37
前記受信機は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して転送されるバルクデータパケットを受信するように構成されている、請求項35に記載の装置。
請求項38
前記送信機は、前記ユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ転送するために前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量するように構成されている、請求項35に記載の装置。
請求項39
前記送信機は、前記アイソクロナス・データパケットが転送されて行くところのアイソクロナス・エンドポイントによって規定されるサービス品質(QoS)およびトラヒック・パラメータにしたがって前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量するように構成されている、請求項38に記載の装置。
請求項40
前記変換装置は、前記バルクデータパケットから各アイソクロナス・データパケットの長さを取得し、および各アイソクロナス・データパケットのために取得された前記長さに対応する各アイソクロナス・データパケットのバイトの数を抽出するように構成されている、請求項31に記載の装置。
請求項41
データを転送するための装置であって、バルクデータパケットに複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための手段と、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための手段とを具備する装置。
請求項42
ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して送信された前記アイソクロナス・データパケットを受信するための手段をさらに具備する、請求項41に記載の装置。
請求項43
ワイヤレスに転送するための前記手段は、前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するように構成されており、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して前記バルクデータパケットを送信することを具備する、請求項41に記載の装置。
請求項44
埋め込むための前記手段は、前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項41に記載の装置。
請求項45
埋め込むための前記手段は、低優先順位バッファに比べて高い優先順位でデータが転送されて来るところの高優先順位バッファに前記アイソクロナス・データパケットを書き込むことによって前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクのデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項44に記載の装置。
請求項46
埋め込むための前記手段は、入力/出力要求パケット(IRP)における優先順位フィールドを高優先順位を示す値に設定することによって前記アイソクロナス・データパケットを含む前記バルクデータパケットが他のバルクのデータパケットより前にワイヤレスに転送されるように優先させるべく構成されている、請求項44に記載の装置。
請求項47
埋め込むための前記手段は、前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々に対応するアイソクロナス・データパケット長を決定し、および前記バルクデータパケットに前記アイソクロナス・データパケット長を含むように構成されている、請求項41に記載の装置。
請求項48
データを転送するための装置であって、バルクデータパケットを受信するための手段と、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出するための手段と、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスに前記アイソクロナス・データパケットを転送するための手段とを具備する装置。
請求項49
転送するための前記手段は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)アイソクロナス・データ転送プロトコルを使用して前記アイソクロナス・データパケットを転送するように構成されている、請求項48に記載の装置。
請求項50
受信するための前記手段は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)バルクデータ転送プロトコルを使用して転送されるバルクデータパケットを受信するように構成されている、請求項48に記載の装置。
請求項51
転送するための前記手段は、前記ユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ転送するための前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量するように構成されている、請求項48に記載の装置。
請求項52
転送するための前記手段は、前記アイソクロナス・データパケットが転送されて行くところのアイソクロナス・エンドポイントによって規定されるサービス品質(QoS)およびトラヒック・パラメータにしたがって前記複数のアイソクロナス・データパケットの各々を計量するように構成されている、請求項51に記載の装置。
請求項53
抽出するための前記手段は、前記バルクデータパケットから各アイソクロナス・データパケットの長さを取得し、および各アイソクロナス・データパケットのために取得される前記長さに対応する各アイソクロナス・データパケットのバイトの数を抽出するように構成されている、請求項48に記載の装置。
請求項54
データを転送するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、バルクデータパケットに複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込み、および前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するために実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を具備するコンピュータ・プログラム・プロダクト。
請求項55
データを転送するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、バルクデータパケットを受信し、前記バルクデータパケットからアイソクロナス・データパケットを抽出し、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送するために実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を具備するコンピュータ・プログラム・プロダクト。
請求項56
ワイヤレス・アダプターであって、アンテナと、バルクデータパケットに複数のアイソクロナス・データパケットを埋め込むための変換装置と、および前記アンテナを使用して前記バルクデータパケットをワイヤレスに転送するための送信機とを具備するワイヤレス・アダプター。
請求項57
ワイヤレス・アダプターであって、アンテナと、前記アンテナを介してバルクデータパケットを受信するための受信機と前記バルクデータパケットから、アイソクロナス・データパケットを抽出するための変換装置と、およびユニバーサル・シリアル・バス(USB)対応のデバイスへ前記アイソクロナス・データパケットを転送するための送信機とを具備するワイヤレス・アダプター。
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