专利摘要:
緊急ボイス呼を確立する装置および方法は、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して緊急呼の要求を送信するユーザ機器と、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して緊急呼の要求を受信する第1のサービングコア・ネットワークとを含む。本装置および本方法は、代替サービングコア・ネットワークの第1のサービングコア・ネットワークによる判断をさらに含む。いくつかの態様では、その判断はロケーション取出し機能からのユーザ機器ロケーションに基づいて行うことができ、ロケーション取出し機能は、他のネットワーク構成要素から、またはユーザ機器から、そのような情報を得ることができる。他の態様では、その判断は、能力の欠如または容量の欠如に基づくことができる。さらに、本装置および本方法はまた、その判断に基づいてそのサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いた緊急呼の確立を含む。
公开号:JP2011512704A
申请号:JP2010541570
申请日:2009-01-02
公开日:2011-04-21
发明作者:エッジ、スティーブン・ダブリュ.;ジン、ハイペン;マヘンドラン、アルングンドラム・シー.
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04W4-22
专利说明:

[0001] 米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡され、各々が参照により本明細書に明白に組み込まれる、2008年1月4日に出願された「METHODANDAPPARATUS FOR EXTENDEDCALLESTABLISHMENTAND SUPPORTFORIMSEMERGENCY CALLS」と題する仮出願第61/019,164号、および2008年1月4日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR EXTENDED LOCATION SUPPORT FOR IMS EMERGENCY CALLS」と題する仮出願第61/019,158号の優先権を主張する。]
[0002] 本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、通信ネットワークにおいて呼を発信するための技法に関する。]
背景技術

[0003] ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレス・ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することによって複数のユーザの通信をサポートすることが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。]
[0004] ワイヤレス通信ネットワークによって提供されるサービスは、ボイス呼および緊急ボイス呼を含む呼を行い、受信する能力と、インターネット・プロトコル(IP)を使用して送信されたデータ含むデータを送信し、受信する能力と、を含むことができる。ネットワーク・リソース(たとえば、ワイヤレススペクトルおよび有線シグナリングおよび伝送線路)を効率的に使用してボイス呼を行い、受信するために、ネットワークおよび端末は、通常呼のために、および緊急呼のために、ボイスオーバーIP(VoIP)をサポートすることができる。緊急VoIP呼の場合、3GPPおよび3GPP2規格に従って無線アクセスをサポートするネットワーク(GSM、WCDMA、cdma2000 EvDOおよびLTEを採用するネットワークを含む)は、公開されている文書である3GPP Technical Specification (TS) 23.167、Release 8に記載のIPマルチメディア・サブシステム(IMS)を使用してサポートを提供する解決策を採用することができる。この解決策が使用されるとき、ユーザの端末にサービスしているネットワーク(訪問先ネットワークとしても知られる)における呼制御および呼シグナリングはIMSによってサポートされるので、VoIP緊急呼はIMS緊急呼と呼ばれることがある。このコンテキストでは、端末はまた、移動局またはユーザ機器(UE)として知られることがある。]
[0005] ユーザ機器は、ユーザがワイヤレス・ネットワークを用いてVoIP緊急呼を発することによって、呼び出すことができ、このワイヤレス・ネットワークは、ユーザがサービス加入を有するホーム・ネットワークであってもなくてもよい。UEは、VoIP緊急呼を発信するために、登録および呼確立などのいくつかの段階を経ることがある。UEは、UEがワイヤレス・ネットワークに認証されることができ、ワイヤレス・ネットワークが検証された識別情報および検証されたコールバック番号などの関連情報を得ることができるように、ワイヤレス・ネットワークに登録することができる。次いで、UEは、緊急呼を処理することができる適切なエンティティ、たとえば、公共安全応答ポイント(PSAP)にその呼を接続するための呼確立を実行することができる。]
[0006] 加入者が緊急呼をダイヤルしたときにワイヤレス・アクセスを有しない(たとえば、ユーザが、ダイヤルする直前に電話の電源を投入した)場合、またはユーザがボイス呼機能のないデータ専用ネットワークへのアクセスを有する(たとえば、WLANを介したインターネットアクセスを有する)場合、緊急呼が成功することについてのユーザの期待、および緊急呼をサポートする何らかのボイスサービス・プロバイダ(VSP)のための法的要件は両方とも、ユーザが緊急呼をダイヤルしたときにボイス対応ネットワーク(たとえば、3GPPボイス対応訪問先パブリックランド・モバイル・ネットワーク(VPLMN))にすでにアクセスしている場合よりもかなり低いことがある。]
[0007] 1つの問題は、多くの場合、ユーザによってアクセスされるVSPが、ユーザの現在のロケーションに対してローカルでないことである。たとえば、ユーザは、ローミングの状況にあり、(たとえば、WLANまたは何らかの他のデータ専用アクセス・ネットワークから)直接IPアクセスを使用して、ホームパブリックランド・モバイル・ネットワーク(H−PLMN)または何らかの他のリモートVSPにアクセスしていることがある。その場合、そのVSPは適切なローカルPSAP(すなわち、ユーザに対してローカルなPSAP)への緊急呼を確立することができないことがあり、フォールバックするためにユーザによってすでにアクセスされているローカルVSP(たとえば、3GPP VPLMN)が存在しないことがある。]
[0008] その場合、サービングVSPは、(たとえば、TS 23.167における3GPP解決策に従って、SIP380代替サービス応答をUEに戻すことによって)IMS緊急呼を確立しようとする試みを拒絶し、たとえば、UEの現在のインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)からアクセス可能なVSPを探すか、または他のワイヤレスIP−CANの無線探索を実行することによって、何らかの代替策を探索することをUEに任せる。しかし、それは、ほとんど信頼できない解決策である。]
[0009] さらに、3GPP Technical Specification(TS) 23.167におけるIMS緊急呼のための現在の解決策は、3GPP制御プレーン・ロケーション解決策およびオープン・モバイル・アライアンス(OMA)セキュア・ユーザプレーン・ロケーション(SUPL)の使用について明示的に言及し、その使用を許可しているが、他の可能なロケーション解決策は明示的にサポートされていない。]
[0010] したがって、IMS緊急呼のための拡張された呼確立およびロケーション・サポートのための改善された装置および方法が望まれる。]
[0011] 以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。]
[0012] 一態様では、緊急ボイス呼を行うためのユーザ機器上で動作可能な方法は、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信することを備える。本方法は、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼を確立することをさらに備える。]
[0013] 別の態様では、ユーザ機器上で動作可能であり、緊急ボイス呼を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信するための第1のモジュールを備える。また、本少なくとも1つのプロセッサは、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼を確立するための第2のモジュールをさらに備える。]
[0014] さらなる態様では、メモリに記憶され、ユーザ機器上で動作可能であり、緊急ボイス呼を行うように構成されたコンピュータ・プログラム製品は、複数のコードを有するコンピュータ可読媒体を備える。それらのコードは、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信することをコンピュータに行わせるためのコードの第1のセットを備える。また、それらのコードは、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼を確立することをコンピュータに行わせるためのコードの第2のセットを備える。]
[0015] さらに別の態様では、緊急ボイス呼を行うための装置は、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信するための手段を備える。また、本装置は、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼を確立するための手段を備える。]
[0016] 一態様では、緊急ボイス呼を行うためのユーザ機器(UE)のための装置は、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信し、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼を確立するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える。]
[0017] 別の態様では、緊急ボイス呼を確立するためのネットワーク・エンティティ上で動作可能な方法は、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信することを備える。本方法は、第1のサービングコア・ネットワークによって、代替サービングコア・ネットワークを判断することをさらに備える。さらに、本方法は、第1のサービングコア・ネットワークによって、およびその判断することに基づいて、そのサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼の確立を開始することを備える。]
[0018] さらなる態様では、緊急ボイス呼を確立するためのネットワーク・エンティティのための装置は、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信し、代替サービングコア・ネットワークを判断し、その判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼の確立を開始するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える。]
[0019] さらに別の態様では、ネットワーク・エンティティ上で動作可能であり、緊急ボイス呼を確立するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信するための第1のモジュールを備える。また、本少なくとも1つのプロセッサは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断するための第2のモジュールを備える。さらに、本少なくとも1つのプロセッサは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、およびその判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼の確立を開始するための第3のモジュールをさらに備える。]
[0020] 別の態様では、メモリに記憶され、ネットワーク・エンティティ上で動作可能であり、緊急ボイス呼を確立するように構成されたコンピュータ・プログラム製品は、複数のコードを有するコンピュータ可読媒体を備える。それらのコードは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信することをコンピュータに行わせるように動作可能なコードの第1のセットを備える。また、それらのコードは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断することをコンピュータに行わせるように動作可能なコードの第2のセットを備える。さらに、それらのコードは、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、およびその判断することに基づいて、第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼の確立を開始することをコンピュータに行わせるように動作可能なコードの第3のセットを備える。]
[0021] さらなる態様では、緊急ボイス呼を確立するための装置は、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信するための手段と、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断するための手段とを備える。さらに、本装置は、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、およびその判断することに基づいて、そのサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて緊急呼の確立を開始するための手段を備える。]
[0022] 上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。]
[0023] 添付の図面とともに以下に説明する開示する態様は、開示する態様を限定するためではなく、開示する態様を例示するために与えられ、同様の表示は同様の要素を示す。]
図面の簡単な説明

[0024] ネットワーク展開の一態様の概略図。
3GPPネットワーク・アーキテクチャの一態様の概略図。
3GPP2ネットワーク・アーキテクチャの一態様の概略図。
緊急呼発信と後続の緊急呼リダイレクションの一態様のメッセージ流れ図。
初期サービングIMSコア・ネットワークから代替IMSコア・ネットワークに緊急呼を転送するための拡張されたネットワーク・アーキテクチャの一態様の概略図。
緊急呼発信と後続の緊急呼転送の一態様のメッセージ流れ図。
初期サービングIMSコア・ネットワークから代替IMSコア・ネットワークに緊急呼を転送またはリダイレクトするための拡張されたネットワーク・アーキテクチャの一態様の概略図。
緊急呼発信と後続の緊急呼転送または緊急呼リダイレクションの一態様のメッセージ流れ図。
ユーザ機器(UE)および様々なネットワーク・エンティティの概略図。]
実施例

[0025] 本明細書では、3GPP Technical Specification 21.905(TR 21.905)、3GPP Technical Specification 23.167(TS 23.167)および以下において与えられる略語が適用される。本明細書で定義される略語は、TR 21.905またはTS 23.167における同じ略語(ある場合)の定義に優先する。]
[0026] <頭文字> <説明>
CP制御プレーン
E−SLP緊急SLP
FQDN完全修飾ドメイン名
SLP SUPLロケーション・プラットフォーム
SUPLセキュア・ユーザプレーン・ロケーション
UP ユーザプレーン
V−SLP訪問先SLP
VSPボイスサービス・プロバイダ
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明らかであろう。]
[0027] 図1に、例示的なネットワーク展開100を示す。UE110は、アクセス・ネットワーク120と通信して、通信サービスを得ることができる。UE110は、固定でも移動でもよく、移動局、端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UE110は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス・デバイス、ワイヤレス・モデム、ラップトップ・コンピュータ、テレメトリ・デバイス、トラッキング・デバイスなどとすることができる。UE110は、アクセス・ネットワーク120中の1つまたは複数の基地局および/または1つまたは複数のアクセス・ポイントと通信することができる。UE110はまた、1つまたは複数の衛星190から信号を受信することができ、衛星190は、米国の全地球測位システム(GPS)、ヨーロッパのGalileoシステム、ロシアのGLONASSシステムなどの一部とすることができる。UE110は、アクセス・ネットワーク120中の基地局からの信号を測定し、その基地局のタイミング測定値を得ることができる。UE110はまた、衛星190からの信号を測定し、衛星190の擬似距離測定値を得ることができる。擬似距離測定値および/またはタイミング測定値は、UE110の位置推定値を導出するために使用できる。位置推定値は、ロケーション推定値、位置フィックスなどと呼ばれることもある。] 図1
[0028] アクセス・ネットワーク120は、そのカバレージ・エリア内に位置するUEに無線通信を提供する。アクセス・ネットワーク120は、無線ネットワーク、無線アクセス・ネットワークなどと呼ばれることもある。アクセス・ネットワーク120は、以下で説明するように、基地局、アクセス・ポイント、ネットワーク・コントローラ、および/または他のエンティティを含むことができる。訪問先パブリック・ランド・モバイル・ネットワーク(V−PLMN)と呼ばれることもある訪問先ネットワーク130は、現在UE110にサービスしているネットワークである。ホームPLMN(H−PLMN)と呼ばれることもあるホーム・ネットワーク160は、UE110が加入を有するネットワークである。アクセス・ネットワーク120は訪問先ネットワーク130に関連付けることができる。訪問先ネットワーク130およびホーム・ネットワーク160は、同じまたは異なるネットワークとすることができ、それぞれ、データおよび/またはボイス接続性、ロケーションサービス、ならびに/あるいは他の機能およびサービスを提供する様々なエンティティを備えることができる。]
[0029] ネットワーク170は、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット、ならびに/または他のボイスおよびデータネットワークを含むことができる。PSTNは、従来の簡易電話サービス(POTS)のための通信をサポートする。]
[0030] PSAP180は、たとえば、警察、消防、および医療サービスのための緊急呼に返答することを担当するエンティティである。緊急呼は、北米では911または欧州では112などの固定のよく知られている番号をユーザがダイヤルしたときに開始できる。PSAP180は、緊急センター(EC)と呼ばれることもある。]
[0031] 本明細書で説明する技法は、DSLおよびケーブルなどの有線ネットワークにおいて発信される呼のために使用でき、またワイヤレス・ワイドエリア・ネットワーク(WWAN)、ワイヤレス・ローカルエリア・ネットワーク(WLAN)、ワイヤレス・メトロポリタンエリア・ネットワーク(WMAN)、ならびにWWANおよびWLANカバレージをもつワイヤレス・ネットワークにおいて発信される呼のために使用できる。WWANは、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび/または他のネットワークとすることができる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、広域移動体通信システム(GSM)、デジタル高度移動電話システム(D−AMPS)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公に入手可能である。WLANは、IEEE 802.11、Hiperlanなどの無線技術を実装することができる。WMANは、IEEE 802.16などの無線技術を実装することができる。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。]
[0032] 図2に、3GPPネットワーク・アーキテクチャを示す。UE110は、3GPPアクセス・ネットワーク120aまたはWLANアクセス・ネットワーク120bを介して無線アクセスを得ることができる。3GPPアクセス・ネットワーク120aは、GSMEDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN)、ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)、進化型UTRAN(E−UTRAN)などとすることができる。3GPPアクセス・ネットワーク120aは、基地局210と、基地局サブシステム(BSS)/無線ネットワーク・コントローラ(RNC)212と、図2には図示しない他のエンティティとを含む。基地局は、ノードB、進化型ノードB(eノードB)、送受信基地局(BTS)、アクセス・ポイントなどと呼ばれることもある。WLAN120bは、アクセス・ポイント214を含み、任意のWLANとすることができる。] 図2
[0033] V−PLMN130aは、図1における訪問先ネットワーク130の一例であり、V−PLMNコア・ネットワーク230aとV−PLMNロケーション・エンティティ270aとを含む。V−PLMNコア・ネットワーク230aは、サービングGPRSサポートノード(SGSN)232と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)234と、WLANアクセス・ゲートウェイ(WAG)236と、パケットデータ・ゲートェイ(PDG)238とを含む。SGSN232およびGGSN234は、汎用パケット無線サービス(GPRS)コア・ネットワークの一部であり、3GPPアクセス・ネットワーク120aと通信するUEにパケット交換サービスを提供する。WAG236およびPDG238は、3GPP相互動作WLAN(I−WLAN)コア・ネットワークの一部であり、WLAN120bと通信するUEにパケット交換サービスを提供する。] 図1
[0034] V−PLMNコア・ネットワーク230aはまた、V−PLMNIMSネットワークの一部であるプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)252、緊急CSCF(E−CSCF)254、およびメディア・ゲートウェイ制御機能(MGCF)258などのIPマルチメディア・サブシステム(IMS)エンティティを含む。P−CSCF252、E−CSCF254およびMGCF258は、IMSサービス、たとえば、ボイスオーバーインターネット・プロトコル(VoIP)をサポートする。P−CSCF252は、UEからの要求を受け入れ、これらの要求を内部で処理するか、または場合によっては変換の後に、これらの要求を他のエンティティに転送する。E−CSCF254は、UEのためのセッション制御サービスを実行し、IMS緊急サービスをサポートするために使用されるセッション状態を維持する。E−CSCF254は緊急VoIP呼をさらにサポートする。MGCF258は、SIP/IPとPSTN(たとえば、SS7 ISUP)の間のシグナリング変換をダイレクトし、あるユーザからのVoIP呼がPSTNユーザに行くときはいつでも使用される。]
[0035] V−PLMNコア・ネットワーク230aは、ロケーションおよびルーティング機能(LRF)256とホーム加入者サーバ(HSS)250とをさらに含む。LRF256は、中間、初期、および更新ロケーション情報を含む、UEのルーティングおよびロケーション情報の取出しを処理する。中間ロケーションは、呼をルーティングするために使用される近似ロケーションである。初期ロケーションは、UEの第1の正確なロケーションであり、更新ロケーションは、UEの第1のまたは後続の正確なロケーションである。LRF256は、UEのロケーション情報を得るために、別個のロケーションサーバと対話するか、または統合ロケーションサーバを有することができる。HSS250は、V−PLMN130aがホーム・ネットワークであるUEの加入関連の情報を記憶する。]
[0036] V−PLMNロケーション・エンティティ270aは、ゲートウェイ・モバイルロケーションセンター(GMLC)272、緊急サービスSUPLロケーション・プラットフォーム(E−SLP)274、および/またはV−PLMN130aと通信するUEにロケーションサービスを提供することができる他のエンティティを含むことができる。GMLC272は、3GPP制御プレーン・ロケーション・システムの一部とすることができる。E−SLP274は、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)からのセキュア・ユーザプレーン・ロケーション(SUPL)をサポートする。]
[0037] H−PLMN160aは、図1におけるホーム・ネットワーク160の一例であり、H−PLMNコア・ネットワーク260を含む。H−PLMNコア・ネットワーク260は、HSS266と、問合せCSCF(I−CSCF)262およびサービングCSCF(S−CSCF)264などのIMSエンティティとを含む。I−CSCF262およびS−CSCF264は、H−PLMNIMSネットワークの一部であり、ホーム・ネットワーク160のためのIMSをサポートする。] 図1
[0038] 図2は、V−PLMN130aおよびH−PLMN160aに属するネットワーク要素の1つのグルーピングを示す。この場合、このグルーピングは、アクセス・ネットワーク(たとえば、アクセス・ネットワーク120a)とコア・ネットワーク(たとえば、コア・ネットワーク230aおよびコア・ネットワーク260)との2つの別個のサブシステムに分かれる。ただし、PLMNに属するネットワーク要素は、他のサブシステムにもグルーピングできる。たとえば、ネットワーク要素は、特定のIPアクセス技術に従ってユーザ端末のためのIPアクセスをサポートするIP接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)に属するものとして識別できる。たとえば、基地局210、BSS/RNC212、SGSN232およびGGSN234は、GPRSを使用してIPアクセスをサポートする、図2におけるV−PLMN130aのためのIP−CANを備える。WLANアクセス・ポイント120b、WAG236およびPDG238は、WLANからのIPアクセスをサポートする、図2におけるV−PLMN130aのための別のIP−CANを備える。さらなるIP−CAN、たとえば、WLANアクセス・ポイント214からインターネットを介して直接IPアクセスを採用するIP−CANも可能である。ネットワーク要素の別のグルーピングは、IMS機能をサポートする要素のコレクションである。通常IMSコアとして知られるこのグルーピングは、図2におけるV−PLMN130aのためのP−CSCF252と、E−CSCF256と、MGCF258と、LRF256とを含む。図2には図示しないさらなる要素も、IMSコアおよびIP−CANサブシステム中に含めることができる。さらに、任意のネットワークのためのIMSコアサブシステムは、通常、コア・ネットワークサブシステムのサブセットとなる。したがって、以下の説明では、特定のコア・ネットワークに起因する、SIPおよびIMSに関連する動作は、そのコア・ネットワークが含むIMSコアサブシステムに通常は適用されるが、特定のIMSコアに起因する動作が、関連するコア・ネットワークに適用されることもある。したがって、コア・ネットワーク、IMSコア・ネットワークおよびIMSコアという用語は、それらのすべてに適用される動作に関して、以下で互換的に使用される。] 図2
[0039] 図3に3GPP2ネットワーク・アーキテクチャを示す。UE110は、3GPP2アクセス・ネットワーク120cまたはWLANアクセス・ネットワーク120dを介して無線アクセスを得ることができる。3GPP2アクセス・ネットワーク120cは、CDMA2000 1Xネットワーク、CDMA2000 1xEV−DOネットワークなどとすることができる。3GPP2アクセス・ネットワーク120cは、基地局220と、無線リソース制御/パケット制御機能(RRC/PCF)222と、図3には図示しない他のエンティティとを含む。RRCは、無線ネットワーク・コントローラ(RNC)とも呼ばれる。WLAN120dは、アクセス・ポイント224を含み、3GPP2ネットワークに関連する任意のWLANとすることができる。] 図3
[0040] V−PLMN130bは、図1における訪問先ネットワーク130の別の例であり、V−PLMNコア・ネットワーク230bと、3GPP2ロケーション・エンティティ270bとを含む。V−PLMNコア・ネットワーク230bは、パケットデータサービングノード(PDSN)242と、パケットデータ相互動作機能(PDIF)244と、Authentication、Authorization and Accounting(AAA)サーバ246とを含む。PDSN242およびPDIF244は、それぞれ3GPP2アクセス・ネットワーク120cおよびWLAN120dと通信しているUEにパケット交換サービスを提供する。V−PLMNコア・ネットワーク230aは、P−CSCF252、E−CSCF254、およびMGCF258などのIMSまたはマルチメディアドメイン(MMD)エンティティをも含む。E−CSCF254は、ES−AM(緊急サービス・アプリケーション・マネージャ)など、他の名前を有することもできる。] 図1
[0041] 3GPP2ロケーション・エンティティ270bは、E−SLP272、緊急サービス位置サーバ(E−PS)276、および/またはV−PLMN130bと通信するUEにロケーションサービスを提供することができる他のエンティティを含むことができる。]
[0042] 3GPPネットワークの場合のように、3GPP2ネットワークでは、他のサブシステムへのネットワーク要素の他のグルーピングが可能である。たとえば、図3におけるV−PLMN130bでは、シンプルなIPアクセスおよび/またはモバイルIPアクセスをサポートするIP−CANサブシステムは、基地局220と、RRC/PCF222と、PDSN242と、AAAサーバ246とからなる。WLANアクセスをサポートするV−PLMN130bの別のIP−CANサブシステムは、WLANアクセス・ポイント224と、PDIF244と、AAAサーバ246とからなる。V−PLMN130bのIMSコアサブシステムは、P−CSCF252と、E−CSCF254と、MGCF258と、LRF256とからなる。図3に図示しない他のネットワーク要素を、これらの様々なサブシステムに含めることもできる。] 図3
[0043] 簡単のために、図2および図3には、以下の説明において参照することがある、3GPPおよび3GPP2におけるエンティティの一部のみを示す。3GPPおよび3GPP2ネットワークは、それぞれ3GPPおよび3GPP2によって定義される他のエンティティを含むことができる。] 図2 図3
[0044] 拡張された呼確立を実行し、IMS緊急呼のための拡張されたロケーション・サポートを提供するための装置および方法について、本明細書で説明する。本態様は、限定はしないが、ボイス呼、VoIP呼、緊急呼、緊急VoIP呼など、様々なタイプの呼に使用できる。緊急呼は、緊急サービスのためのボイス呼である。緊急VoIP呼は、VoIPまたはパケットモードを使用した緊急呼である。緊急呼は、限定はしないが、UEの適切な位置推定値を得ること、緊急呼を適切なPSAPにルーティングすることなど、通常のボイス呼とは異なる様々な特性に関連することがある。本態様は、訪問先ネットワークにおいてローミングしているユーザのために有利であり、緊急呼を確立することができない可能性を低くすることができる。さらに、本態様は、3GPP制御プレーン・ロケーション解決策およびOMA SUPLの他に、他の可能なロケーション解決策の使用を可能にするために、現在の3GPPおよび3GPP2アーキテクチャのフレームワークおよび関連するプロシージャを拡張するために、訪問先ネットワークにおいてローミングしているユーザのために有利である。たとえば、そのような解決策を可能にする拡張された3GPPアーキテクチャのフレームワークを有することは、オペレータおよびベンダにとって有用であり、展開された解決策が3GPP定義に厳密に適合しない状況を回避するのを助けるであろう。]
[0045] 明快のために、本技法のいくつかの態様を、3GPPネットワークにおける緊急VoIP呼に関して以下で説明する。VoIPの場合、UE110は、一般に、様々なIMSエンティティとのセッション開始プロトコル(SIP)シグナリングを介してホーム・ネットワーク160を用いたIMS登録を実行する。SIPは、VoIPなどのIPベースの対話型ユーザセッションを開始し、修正し、終了するためのシグナリング・プロトコルであり、「SIP: Session Initiation Protocol」と題する公開されている2002年6月のRFC3261に記載されている。]
[0046] 図4を参照すると、一態様では、開示した例は、著しい時間を消費する可能性があり、場合によっては、呼が失敗する可能性があるようなVSPの新規探索をUEが実行する必要なしに、サービングVSPがIMS緊急呼をより適切なローカルVSPにダイレクトすることができる代替解決策を提供する。現在の3GPP解決策および3GPP2解決策では、サービングVSP(たとえばホームVSP)があるUEからのVoIP緊急呼要求をサポートすることができない場合、サービングVSPは何らかのよりローカルなVSPにおいて呼を確立するようにUEに伝える。ただし、UEはこのVSPを見つけて選択することを担当し、これは、現在UEにサービスしているIP−CANがそのようなVSPに関連しない(たとえば、VoIP緊急呼のための3GPP解決策または3GPP2解決策を提供するオペレータによって所有されない)場合は困難な可能性がある。] 図4
[0047] この問題に対する1つの解決策の一態様では、元のサービングVSPは、UEに代替VSPの識別情報を供給するためにSIP380応答を採用する。識別情報は、URI(たとえば、VSPのIMSコアにおける要素のURI)または完全修飾ドメイン名(FQDN)またはIPアドレスまたは3GPPもしくは3GPP2モバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)またはVSPの何らかの他の指定またはアドレス特性とすることができる。さらに、識別情報は直ちに使用可能であることも(たとえばVSPにおいて一部のネットワーク要素のIPアドレス、またはVSPのIMSコア内の3GPPまたは3GPP2 VSPのIPアドレス)、何らかの中間のエンティティにおいて変換または検索を必要とすることもあり、たとえば、後者はドメインネームシステム(DNS)サーバを使用してIPアドレスに変換する必要があるFQDNとすることができる。さらに、本態様は、TS23.167においてすでに定義されている既存のアーキテクチャの変更を必要としない。本態様では、サービングVSPおよび呼のリダイレクト先である新しいVSPは、両方とも本アーキテクチャをサポートする。]
[0048] 図4を参照すると、呼リダイレクションによってIMS緊急呼を確立する方法の一例において、例示的なコールフローは、UE110と、IMSコア・ネットワーク1およびP−CSCF252、MGCF258、LRF256などの関連する構成要素を含む、第1のV−PLMN130またはH−PLMN160などのサービングコア・ネットワーク125と、IMSコア・ネットワーク2およびP−CSCF252、MGCF258、LRF256などの関連する構成要素を含む第2のV−PLMN130などの少なくとも1つの代替サービングコア・ネットワーク127と、によって実行される様々な動作を含む。ステップ1において、ユーザ機器(UE)110で緊急呼を開始する。たとえば、ユーザ機器は、「911」を表すボイス入力またはキー入力など、緊急呼を示すユーザによる入力を、ユーザインターフェースにおいて受信する。さらに、たとえば、緊急呼は、図2におけるV−PLMN130aについて、および図3におけるV−PLMN130bについて前述したインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)のいずれかなどのIP−CAN120を介して開始する。] 図2 図3 図4
[0049] ステップ2において、UE110は、それ自体のロケーションまたはロケーション識別子を判断するか、あるいはIP−CAN120からロケーション情報を得る。さらに、たとえば、UE110は、GPSシステムなどの衛星ベースのシステムから、あるいはセルラーアクセス・ネットワーク120aまたはWLANアクセス・ネットワーク120bなどの地上波ベースのネットワークから、ロケーション情報を判断する。]
[0050] ステップ3において、UE110は、緊急呼の要求をサービングコア・ネットワーク125に、たとえばコア・ネットワーク125に属するIMSコア・ネットワーク1中のエンティティに送信する。たとえば、要求は、V−PLMN130またはH−PLMN160に属するIMSコアなどの現在のサービングIMSコア(IMSコア1)125に送信される、緊急指示をもつREGISTERメッセージまたは緊急指示をもつINVITEメッセージを含む。より詳細には、要求は、それぞれのIMSコアのP−CSCF252に送信され、P−CSCF252によって受信される。いくつかの態様では、REGISTERメッセージまたはINVITEメッセージは、UE110が所有する任意のロケーション情報を含む。]
[0051] ステップ4において、サービングコア・ネットワーク125は、サービングコア・ネットワーク125が緊急呼をサポートすることができないと判断し、UE110に代替サービス応答を送信する。この判断は、コア・ネットワーク125における能力の欠如(たとえば、VoIP緊急呼をサポートしない)、またはリソースの欠如(たとえば、コア・ネットワーク125またはIP−CAN120のいずれかにおける輻輳による)、またはUE110のロケーションがサービングコア・ネットワーク125の緊急サービングエリア外であるという判断または他のファクタに基づく。たとえば、UE110のロケーションがサービングコア・ネットワーク125の緊急サービングエリア外であると判断する際に、サービングIMSコア125またはその構成要素(たとえば、P−CSCF252またはE−CSCF254)は、いくつかの態様では、IP−CAN120および/またはUE110から初期のUEロケーション情報またはさらなるUEロケーション情報を得るように動作可能である、関連するLRF256と通信する。ロケーション情報は、緯度および経度情報などの地理的ロケーション、またはネットワーク構成要素、たとえば基地局の識別子など、地理的ロケーションと相関させることができるネットワークベースのロケーションを含むが、これらには限定されない。サービングコア・ネットワーク125、たとえばIMSコア1は、ステップ3において提供されたロケーション情報から、および/またはLRF256を介して(IP−CAN120および/またはUE110から)得たロケーション情報から、UE110がサービングコア・ネットワーク125の緊急サービングエリア外に位置すると判断する。特に、サービングコア・ネットワーク125は、UEロケーションが、両方とも以下でPSAPと呼ぶ、コア・ネットワーク125によって到達することができる任意の公共安全アクセス・ポイントまたは緊急センター180によってサービスされる地理的ロケーションの外部にあると判断する。]
[0052] さらに、サービングコア・ネットワーク125は、緊急呼を開始するためにUEを参照することができる代替サービングコア・ネットワーク127、たとえばIMSコア2を識別する。いくつかの態様では、サービングコア・ネットワーク125は、UEが緊急呼を適切に確立するために探索するネットワークのタイプ(たとえばセルラータイプのネットワーク、WLANタイプのネットワーク)を識別し、他の態様では、UEは特定のネットワークまたはネットワーク構成要素を識別する。詳細には、一態様では、サービングコア・ネットワーク125は、UEロケーションを含む緊急サービングエリアを有する1つまたは複数の代替サービングコア・ネットワーク127を判断し、識別する。そのような判断は、UEロケーション情報に基づいて、UEロケーションを含むサービング地理的ロケーションをもつPSAPに一致するかまたはそれを有する緊急サービングエリアを有するコア・ネットワーク識別子にUEロケーションをマッピングすることに基づく。そのような判断は、代わりに、最も即時にUEにサービスするネットワーク(たとえば、IP−CAN120、またはサービングWLANまたはサービング基地局などのIP−CAN120の構成要素)に関係する情報を、UEロケーションを含むサービング地理的ロケーションをもつPSAPに一致するかまたはそれを有する緊急サービングエリアを有する1つまたは複数の代替サービングコア・ネットワークにマッピングすることに基づく。]
[0053] 特定の態様では、サービングIMSコア125は、P−CSCFの識別情報(たとえばIPアドレスまたはFQDNを含むURI)を含むSIP380代替サービス応答を、代替IMSコア(IMSコア2)中に、たとえばSIP380応答のSIP連絡先アドレスヘッダ中に戻す。サービングIMSコアは、追加のIMSコアの識別情報(たとえばURI)を含む。代替的に、サービングIMSコア125が異なるP−CSCF252を使用するためにUE110をリダイレクトする場合、サービングIMSコア125は380応答の代わりに異なる3xx応答(たとえば305応答)を戻す。いくつかの態様では、新しいP−CSCF252のアドレスは、3xx(たとえば305)応答の連絡先ヘッダ中に戻される。ただし、代替サービス識別子はメッセージの他の部分に配置できることに留意されたい。]
[0054] さらに、ネットワークのタイプを識別することの一例では、P−CSCF252のユニフォームリソース識別子(URI)を380応答に含めることの代替として、サービングIMSコア125は、緊急呼を行うために接続するパケットコア・ネットワークを示す何らかの他の識別子(たとえば、アクセス・ポイント名(APN)またはMCCおよびMNC)を含む。UE110がそのような識別子を受信した場合、UE110は識別されたパケットデータネットワークに接続し、後続の動作を続ける前にP−CSCF発見を実行する。]
[0055] さらに、図7に関して以下で説明するように、追加のロケーション情報を得るためにLRF256を利用するためのプロシージャを利用することもできる。] 図7
[0056] ステップ5において、UE110は、ステップ4において識別されたネットワークまたはネットワークの1つに関連するかまたはそれにアクセスすることができる、図4に図示しない別のIP−CANにアクセスするか、または、UE100はIP−CAN120を使用し続ける。UE110は、次いで、ステップ4における代替サービス応答中の代替コア・ネットワーク識別子に基づいて、代替サービングコア・ネットワークに緊急呼の別の要求を送信する。一態様では、たとえば、UE110は、ステップ4において示された代替IMSコアまたは代替IMSコアの1つに、緊急指示をもつREGISTERメッセージを送信する。いくつかの態様では、REGISTERメッセージは、UEが所有する任意のロケーション情報を含む。] 図4
[0057] ステップ6において、IMSコア2またはその構成要素(たとえばP−CSCF252)などの代替サービングコア・ネットワーク127が、UE110がサービングコア・ネットワーク127自体の緊急サービングエリア外にあるか、または他の理由(たとえば、UEのホーム・ネットワーク、たとえばH−PLMN160との協定がない)により緊急呼をサポートすることができないと判断した場合、サービングコア・ネットワーク127は、ステップ4のように、1つまたは複数の他のIMSコアのURIを搬送する380代替応答など、1つまたは複数の代替サービス識別子をもつ代替サービス応答を戻す。その場合、UE110は、ステップ5のように、ステップ4またはステップ6において与えられるそれらの識別子を含む他の代替サービス識別子を使用して、他の要求を試みる。]
[0058] 他の場合は、代替サービングコア・ネットワークは、UEのホーム・ネットワーク160を介して緊急登録を続ける。たとえば、代替サービングコア・ネットワーク127またはその構成要素(たとえばP−CSCF252)は、UEのホーム・ネットワーク160を介して緊急登録を続ける。そのようにする際に、UE110の識別情報が認証され、UE110とのセキュアなIP接続が確立される。]
[0059] ステップ7において、UE110は、IMSコア2などの代替サービングコア・ネットワーク127またはその構成要素に、緊急指示をもつINVITEメッセージを送信する。いくつかの態様では、INVITEメッセージは、UEが所有する任意のロケーション情報を含む。いくつかの態様では、代替サービングコア・ネットワーク127内で、たとえばP−CSCF252からE−CSCF254にINVITEメッセージを転送し、(たとえば、関連するLRF256によって)追加のロケーション情報を得る。]
[0060] ステップ8において、IMSコア2などの代替サービングコア・ネットワーク127は、ステップ7においてまたはその後に利用可能なロケーション情報に基づいて緊急センターまたはPSAP180を選択する。]
[0061] ステップ8aにおいて、INVITEメッセージはMGCF/MGW258に送信され、ステップ8bにおいて、後者がIP対応でない場合、INVITEは、MGCF258によって、緊急センターまたはPSAP180に、またはそれのほうへ送信されるSS7ISDNユーザ部(ISUP)初期アドレスメッセージ(IAM)に変換される。代替的に、後者がIP対応である場合、ステップ8cにおいて、INVITEメッセージは緊急センターまたはPSAP180に直接送信される。]
[0062] ステップ9において、UE110とUE110のロケーションをサービスする緊急センターまたはPSAP180との間の緊急呼確立は完了する。]
[0063] 図5および図6を参照すると、一態様では、IMS緊急呼転送は、上述の拡張と同じ目的および根拠を有するRelease 8におけるVoIP緊急呼のための3GPPおよび3GPP2解決策の別の拡張である。IMS緊急呼転送は、これらの目的のための代替解決策と見なすことができる。呼をUEにリダイレクトする代わりに、初期サービングIMSコアは代替IMSコアに呼を転送する。] 図5 図6
[0064] 詳細には、図5を参照すると、本明細書で定義される解決策は、TS 23.167で定義されるアーキテクチャを拡張する。特に、P−CSCF 1(252)およびE−CSCF 1(254a)はIMSコア・ネットワーク1と呼ばれるサービングコア・ネットワーク125(たとえばホームIMSコア・ネットワーク、たとえばH−PLMN160、または現在のサービングIMSコア・ネットワーク、たとえばV−PLMN130)に属し、E−CSCF 2(254b)およびLRF 2(256)はIMSコア・ネットワーク2と呼ばれる代替サービングコア・ネットワーク127、たとえばUEの現在のロケーションにおけるIMS緊急呼をサポートするコア・ネットワークに属する。P−CSCF 1からE−CSCF 2へのCSCFツーCSCF(Mw)インターフェースおよびE−CSCF 1からE−CSCF 2へのMwインターフェースは代替であり、そのうちの1つだけが必要である。IMSコア1からIMSコア2への他のインターフェース、たとえばP−CSCF 1またはE−CSCF 1からIMSコア2中のI−CSCFへのインターフェースも考えられる。IMSコア・ネットワーク1がUEのホーム・ネットワークではない場合、S−CSCF264はIMSコア・ネットワーク1、たとえばV−PLMN130またはH−PLMN160、あるいは別のホームIMSコア、たとえばH−PLMN160のいずれかに属することができる。] 図5
[0065] さらに、図6を参照すると、一例では、緊急IMS呼の呼転送のためのメッセージフローは、上述の構成要素に関与するいくつかの動作を含む。以下で説明するステップは、図4に対して上述した対応する態様を含むことができるが、以下は代替サービス応答を与えるのではなく、呼を転送するように動作することに留意されたい。] 図4 図6
[0066] ステップ1において、UE110は緊急呼を開始する。たとえば、緊急呼開始は図4に対して上述したのと同様とする。] 図4
[0067] ステップ2において、UE110は、それ自体のロケーションまたはロケーション識別子を判断するか、あるいはIP−CAN120からロケーション情報を得る。たとえば、そのようなロケーション情報の判断は、図4に対して上述したのと同様とする。] 図4
[0068] ステップ3において、UE110はサービングコア・ネットワーク125に緊急呼の要求を送信する。一態様では、UE110は、緊急指示をもつREGISTERメッセージをP−CSCF 1 252aに送信することによって、現在のサービングIMSコア(IMSコア1)125を用いてIMS緊急登録を開始する。その場合、P−CSCF 1 252aは、TS 23.167で定義されるようにホームIMSネットワーク160を用いて緊急登録を続ける。IMSコア1 125がホーム・ネットワーク160であり、UE110がローミングしていない場合は、IMS緊急登録を必要としない。]
[0069] ステップ4において、緊急呼の要求は、UE110が緊急指示をもつINVITEメッセージをP−CSCF 1 252aに送信することをさらに含む。いくつかの態様では、INVITEメッセージは、UE110によって知られる任意のロケーション情報を含む。]
[0070] ステップ5において、一態様では、緊急呼をサポートする能力の欠如に基づいて、またはステップ4で受信されたロケーション情報に基づいて、または関連するLRF256から受信されたロケーション情報に基づいて、P−CSCF 1 252aは、UE110の現在のロケーションのIMS緊急呼をサポートする代替サービングコア・ネットワーク127(IMSコア2)中のE−CSCF 2 254bにINVITEを転送する。緊急呼を転送するためにサービングコア・ネットワーク125によって行われる判断は、図4において上述したか、または図7に対して以下で説明するロケーション判断および代替コア・ネットワーク識別プロシージャのいずれかを含む。転送は、UEロケーションと、図4に関して上述したような代替サービングコア・ネットワークの緊急サービングエリアとの間の対応に基づく。この場合、ステップ6とステップ7はスキップされる。] 図4 図7
[0071] ステップ6において、別の態様では、ステップ5が使用されない場合、P−CSCF 1 252aは同じIMSコア・ネットワーク125中のE−CSCF 1 254aにINVITEメッセージを転送する。ステップ7において、E−CSCF 1 254aは、ステップ6において得られた任意のロケーション情報を検証し、(たとえば、上述したのと同様の方法で、関連するLRF256から)追加のロケーション情報を得る。このロケーション情報または他のファクタ(たとえばリソースの欠如)に基づいて、E−CSCF 1 254aは、UE110の現在のロケーションのためのIMS緊急呼をサポートする代替サービングコア・ネットワーク127(IMSコア2)中のE−CSCF 2 254bにINVITEメッセージを転送する。]
[0072] ステップ5、またはステップ6およびステップ7に対するさらに別の代替では、ステップ8において、P−CSCF 1 252aは、代替サービングコア・ネットワーク127、たとえばIMSコア2中のP−CSCF 2 252bにINVITEメッセージを転送する。また、ステップ9において、P−CSCF 2 252bは、UE110の現在のロケーションのためのIMS緊急呼をサポートする代替サービングコア・ネットワーク127(IMSコア2)中のE−CSCF 2 254bにINVITEメッセージを転送する。IMSコア・ネットワーク1の他のネットワーク要素からIMSコア・ネットワーク2の他のネットワーク要素への、他の転送手段も可能である。]
[0073] ステップ10aにおいて、E−CSCF 2 254bは、それ自体、または関連するLRF256を使用して、ステップ5、ステップ7またはステップ9の各々において得られた任意のロケーション情報を検証し、追加のロケーション情報を得て、このロケーション情報に基づいて緊急センターまたはPSAP180を判断し、相関情報(たとえば緊急サービスクエリキー(ESQK))を判断する。]
[0074] さらに、ステップ10aにおいて、INVITEメッセージがMGCF/MGW258に送信され、10bにおいて、IAMが緊急センターまたはPSAP180に向けて継続される。代替的に、ステップ10aおよび10bにおける転送の代わりに、ステップ10cにおいて、E−CSCF 2 254bは、緊急センターまたはPSAP180にINVITEメッセージを直接送信する。]
[0075] ステップ11において、緊急呼確立が完了する。]
[0076] 代替として、IMSコア・ネットワーク2がVoIP緊急呼をサポートすることができない場合、ステップ5、ステップ6およびステップ7、またはステップ8および9に関連する動作を繰り返すことによって、第3のIMSコア・ネットワークに呼を転送する。第3のIMSコア・ネットワークは、ステップ10aおよび10bまたはステップ10cのいずれかと同様のステップを実行することによって、呼をさらに転送するかまたは緊急センターへの呼を確立する。別の代替では、図4に例示されたプロシージャは、図6に例示されたプロシージャと組み合わせることができる。たとえば、図4に例示されたプロシージャを使用して、あるコア・ネットワーク1から別のより適切なコア・ネットワーク2にVoIP緊急呼をリダイレクトし、次いで図6に例示されたプロシージャを使用して、コア・ネットワーク2によって第3のコア・ネットワーク3にVoIP緊急呼を転送することができる。代替的に、図6に例示されたプロシージャを使用して、あるコア・ネットワーク1によって別のより適切なコア・ネットワーク2にVoIP緊急呼を転送し、次いで図4に例示されたプロシージャを使用して、コア・ネットワーク2によって第3のコア・ネットワーク3にVoIP緊急呼をリダイレクトすることができる。これらのプロシージャの他の組合せも可能である。] 図4 図6
[0077] 上述のプロシージャは、UEおよびPSAPに対して透過的であり、IMSコア2(たとえばE−CSCF 2またはP−CSCF 2)が(たとえば、通信エンティティ間にセキュアなIP接続を常に維持することによって、またはそのようなセキュアな接続が必要に応じて動的に確立できるようにすることによって)IMSコア1からIMS緊急呼を受信するように構成されるという条件で、IMSコア2に対して透過的である。IMSコア1への影響は、P−CSCFまたはE−CSCFがIMSコア2に呼を転送するかどうかによって、P−CSCFのみ、またはE−CSCFのみに制限される。UEはIMSコア1を介してのみ登録されるので、IMSコア1とIMSコア2の間に、IMSコア2がIMSコア1によって与えられた任意のUE識別情報およびコールバックURIがすでに認証されていると仮定することができるような信頼関係が存在する必要がある。IMSコア・ネットワーク1のみが影響を受けるので、影響は3GPP Release 8におけるIMS緊急呼のための現在の3GPPおよび3GPP2解決策と後方互換性がある。]
[0078] ネットワーク(たとえば図6のIMSコア1)の標準的なカバレージ・エリア外のIMS緊急呼のサポートを可能にする以外に、このプロシージャは、IMSコア・ネットワークがすべての必要なエンティティを所有しない場合(たとえば、E−CSCFおよびLRFがない場合)、P−CSCFから、1つのE−CSCFに、またはいくつかの代替E−CSCFに、または他のネットワーク中の他のIMSエンティティにすべてのIMS緊急呼を転送することによって、そのユーザのためのIMS緊急呼をサポートすることをも可能にする。] 図6
[0079] 図7を参照すると、別の態様では、LRF256は、インターフェースZを使用してIP−CAN120から、および/またはインターフェースYを使用してUE110から、ロケーション情報を得ることを可能にする1つまたは複数のロケーション解決策をサポートする。追加または代替として、UE110は、IP−CAN120からインターフェースXを使用してロケーション情報を得て、P−CSCF252およびE−CSCF254を介してこれをLRF256に転送する。図中のインターフェースX、YおよびZをサポートする、すでに定義されたプロトコルの例は、Xの場合のIETFHELDプロトコル、Zの場合のOMA RLPおよびYの場合のOMA ULPである。] 図7
[0080] 別の態様では、図8を参照すると、IMS緊急呼のための拡張されたロケーション・サポートの方法は、上述の構成要素によって実行されるいくつかの動作を含む。以下で説明するステップは、上述の図4および図6に対する、対応する態様を含むことができることに留意されたい。] 図4 図6 図8
[0081] ステップ1において、UE110は緊急呼を開始する。]
[0082] ステップ2において、UE110は、それ自体のロケーションまたはロケーション識別子を判断する。UEがそれ自体のロケーションを判断することができない場合、可能であれば、使用するIP−CAN120に対してサポートされる場合、UEはそのロケーション情報をIP−CAN120に要求する。適用可能な場合、IP−CAN120は、UE110にUEの地理的ロケーション情報および/またはロケーション識別子を配信する。]
[0083] ステップ3において、UE110は、サービングコア・ネットワーク125、たとえばIMSコアに、緊急指示をもつINVITEメッセージを送信する。いくつかの態様では、INVITEメッセージは、UE110によって知られる任意のロケーション情報を含む。ロケーション情報は、地理的ロケーション情報またはロケーション識別子とすることができ、それはアクセス・ネットワーク技術に依存する。UE110がロケーション情報を与えることができない場合、以下で説明するように、IMSコア125はUEのロケーションをLRF256から判断しようとする。INVITEメッセージは、UE110によってサポートされるロケーション解決策および位置決め方法に関係する情報を随意に含むことができる。]
[0084] ステップ4において、ステップ3で与えられたロケーション情報が信頼でき、正しいPSAP180を判断するのに十分な場合、プロシージャはステップ7以降に続く。代替的に、ロケーション情報が不十分な場合、またはIMSコア125が緊急ルーティング情報を要求する場合、またはIMSコア125がロケーション情報を確認する必要がある場合、またはIMSコア125がUE110から受信したロケーション識別子を対応する地理的なロケーション情報にマッピングする必要がある場合、IMSコア125はLRF256にロケーション要求を送信する。この要求は、IP−CAN120およびUE110を識別する情報を含む必要があり、限定はしないが、UEのIPアドレスなど、UE110にアクセスするための機構を含むことができる。いくつかの態様では、この要求は、ステップ2でUE110によって与えられたロケーション情報を含むこともできる。随意に、この要求は、UE110によってサポートされるロケーション解決策および位置決め方法に関係する情報を含むことができる。]
[0085] ステップ5において、LRF256はIMSコア125によって要求された情報をすでに有するか、またはLRF256はUEのロケーション情報を要求する。UE110のロケーション情報を得るための機構は、IMSコア・ネットワーク125にアクセスするためにUE110が使用するアクセス技術によって異なる場合がある。一般に、LRF256は、ロケーション情報を得るためにIP−CAN120および/またはUE110と対話することができる。IP−CAN120との対話の場合、LRF256は、IP−CAN120中のロケーションサーバ(たとえば、ゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)セキュア・ユーザプレーン・ロケーション(SUPL)またはSULPロケーション・プラットフォーム(SLP)、または何らかの他のサーバ)と通信することも、UEIP接続性をサポートするエンティティ(たとえばSGSN232)と通信することもできる。この対話は、3GPPによって定義される場合も定義されない場合もある。非3GPP解決策の一例は、参照により本明細書に組み込まれる、OMA AD SUPL「Secure User Plane Location Architecture」、OMA TS ULP「User Plane Location Protocol」で定義されたOMA SUPLである。この解決策は、UE110によってサポートされる場合、およびUEとSUPLサーバとの間のユーザプレーン接続を確立することができる場合に使用できる。ステップ4で与えられた、UE110によってサポートされるロケーション解決策および位置決め方法に関係する情報は、ロケーション情報を得るための機構を判断するのを助けるために、LRF256によって随意に使用できる。さらに、LRF256は、ステップ4で受信されたロケーション情報またはステップ5で得られたロケーション情報をPSAPルーティング情報に変換するために、ルーティング判断機能(RDF)を呼び出すことができる。いくつかの態様では、LRF256はロケーション情報を記憶することができるが、地域要件によっては、いくつかの領域において定義された、限定された期間のみである。]
[0086] ステップ6において、LRF256は、IMSコア125にロケーション情報および/またはルーティング情報を送信する。LRF256は、それ自体を識別する相関情報(たとえばESQK)およびステップ5で記憶したレコードを戻すこともできる。]
[0087] ステップ7において、IMSコア125はステップ6で与えられたルーティング情報を使用するか、またはステップ3または6で与えられたロケーション情報に基づいて緊急センターまたはPSAP180を選択し、ロケーション情報および任意の相関情報、および、いくつかの態様ではロケーション情報ソース、たとえば、ロケーション情報を得るために使用された位置決め方法を含む要求を緊急センターまたはPSAP180に送信する。]
[0088] ステップ7aにおいて、MGCF/MGW258にINVITEメッセージを送信する。]
[0089] ステップ7bにおいて、IAMを緊急センターまたはPSAP180に向けて継続するか、あるいは、ステップ7cにおいて、INVITEメッセージを緊急センターまたはPSAP180に直接送信する。]
[0090] いずれの場合も、ステップ8において、緊急呼確立が完了する。]
[0091] ステップ9において、PSAP180は、ターゲットUE110の初期ロケーション情報を得るため、またはLRF256にターゲットUE110の更新ロケーション情報、たとえば現在のロケーション情報を得るように要求するために、LRF256にロケーション要求を送信する。PSAP180は、ステップ7で受信されたロケーション情報および/または相関情報に基づいてLRF256を判断する。PSAP180は、LRF256への要求に相関情報を含むこともできる。]
[0092] ステップ10において、LRF256は、上記のステップ5から機構の1つを使用してターゲットUE110のロケーションを判断する。いくつかの態様では、LRF256は、ステップ5で記憶されたUE110に関する情報を取り出すために、ステップ9で受信された相関情報を使用する。]
[0093] ステップ11において、LRF256は初期ロケーション情報または更新ロケーション情報を緊急センターまたはPSAP180に戻す。初期ロケーションのオプションとして、LRF256は、ステップ9で要求が受信される前にロケーションステップ10を推進し、ステップ9で要求が受信された後または要求が受信される前に、緊急センターまたはPSAP180に初期ロケーションを送信することができる。]
[0094] ステップ12において、緊急呼をリリースする。]
[0095] ステップ13において、IMSコア125は、緊急呼がリリースされたことをLRF256に示す。したがって、いくつかの態様では、LRF256は、ステップ5で記憶された任意のレコードを削除することができる。]
[0096] 上記の開示する例は、IMS緊急呼のための基本的な解決策を再訪する必要なしに、ベンダおよびオペレータに対して今後新しいロケーション解決策をサポートする可能性をもたらす。これは、解決策の明示的な拡大によって達成される。]
[0097] さらに、図9を参照すると、ネットワークの構成要素の一例は、UE110と、アクセス・ネットワーク120と、P−CSCF252と、E−CSCF254と、LRF256と、PSAP180と、それらの構成要素とを含む。簡単のために、図9は、エンティティごとに1つのコントローラ/プロセッサおよび1つのメモリを含む。図9は、UE110の1つの送信機/受信機(TMTR/RCVR)、アクセス・ネットワーク120の1つの送信機/受信機、およびネットワーク・エンティティごとに1つの通信(Comm)ユニットをも含む。一般に、各エンティティは、任意の数のコントローラ、プロセッサ、メモリ、送信機、受信機、通信ユニットなどを含むことができる。さらに、本明細書で説明する機能は、各構成要素のそれぞれのコントローラ/プロセッサによって、コンピュータ可読命令を実行することなどによって、実装できることに留意されたい。そのような命令は、それぞれのメモリに記憶することも、1つまたは複数のモジュールとしてそれぞれのプロセッサ内に実装することもできる。] 図9
[0098] ダウンリンクでは、アクセス・ネットワーク120中の基地局が、そのカバレージ・エリア内のUEに、トラフィックデータ、メッセージ/シグナリング、およびパイロットを送信する。これらの様々なタイプのデータは、プロセッサ1120によって処理され、UEに送信されるダウンリンク信号を生成するために送信機1124によって調整される。UE110において、基地局からのダウンリンク信号は、受信機1114によってアンテナを介して受信され、調整され、登録、呼確立などのための情報を得るためにプロセッサ1110によって処理される。プロセッサ1110は、図4、図6および図8などを参照しながら、上述のようにUE1100の処理を実行する。メモリ1112および1122は、それぞれ、本明細書で説明する機能を実行するための、UE110およびアクセス・ネットワーク120のプログラムコードおよびデータを記憶する。] 図4 図6 図8
[0099] アップリンクでは、UE110が、アクセス・ネットワーク120中の基地局に、トラフィックデータ、メッセージ/シグナリング、およびパイロットを送信する。これらの様々なタイプのデータは、UEアンテナを介して送信されるアップリンク信号を生成するために、プロセッサ1110によって処理され、送信機1114によって調整される。アクセス・ネットワーク120では、UE110および他のUEからのアップリンク信号が、たとえば、データ、メッセージ/シグナリングなどの様々なタイプの情報を得るために、受信機1124によって受信され、調整され、プロセッサ1120によってさらに処理される。アクセス・ネットワーク120は、通信ユニット1126を介して他のネットワーク・エンティティと通信することができる。]
[0100] P−CSCF252内で、プロセッサ1130はP−CSCFの処理を実行し、メモリ1132はP−CSCFのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1134はP−CSCFが他のエンティティと通信することを可能にする。プロセッサ1130は、図4、図6および図8などを参照しながら、上述のようにP−CSCF252の処理を実行することができる。] 図4 図6 図8
[0101] E−CSCF254内で、プロセッサ1140はE−CSCFの処理を実行し、メモリ1142はE−CSCFのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1144はE−CSCFが他のエンティティと通信することを可能にする。プロセッサ1140は、図4、図6および図8などを参照しながら、上述のようにE−CSCF254の処理を実行することができる。] 図4 図6 図8
[0102] LRF256内で、プロセッサ1150はLRFのロケーションおよび/または位置決め処理を実行し、メモリ1152はLRFのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1154はLRFが他のエンティティと通信することを可能にする。プロセッサ1150は、図4、図6および図8などを参照しながら、上述のようにLRF256の処理を実行することができる。] 図4 図6 図8
[0103] PSAP180内で、プロセッサ1160はUE110のための緊急呼の処理を実行し、メモリ1162はPSAPのためのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1164はPSAPが他のエンティティと通信することを可能にする。プロセッサ1160は、図4、図6および図8などを参照しながら、上述のようにPSAP180の処理を実行することができる。] 図4 図6 図8
[0104] 本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティング・デバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティング・デバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散システム、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別の構成要素と信号を介して相互作用する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。]
[0105] さらに、有線端末またはワイヤレス端末とすることができる端末などのユーザ機器(UE)に関して、様々な態様が本明細書で説明されている。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイル・デバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)とも呼ばれる。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティング・デバイス、またはワイヤレス・モデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。さらに、様々な態様について、基地局に関して本明細書で説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用でき、アクセス・ポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。]
[0106] さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。たとえば、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。]
[0107] 本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは広域移動体通信システム(GSM)などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングターム・エボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースであり、これは、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、しばしば対になってない無資格のスペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法を使用する、ピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)のアドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。]
[0108] いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様または機能が提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用できる。]
[0109] 本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティング・デバイスの組合せとして、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装できる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/または動作の1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。]
[0110] さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読むことができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合できる。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。さらに、ASICはユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、コンピュータ・プログラム製品に組み込むことができる、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐することができる。]
[0111] 1つまたは複数の態様では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装できる。ソフトウェアで実装した場合、機能は1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶または送信できる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を可能にするいかなる媒体をも含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運搬または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続をコンピュータ可読媒体と呼ぶことができる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ・ディスク(disc)(登録商標)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。]
[0112] 上記の開示は例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された、説明した態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本明細書で行うことができること留意されたい。さらに、説明した態様および/または実施形態の要素が単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部を用いて利用することができる。]
权利要求:

請求項1
緊急ボイス呼を行うためのユーザ機器上で動作可能な方法であって、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信することと、前記第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することとを備える方法。
請求項2
前記第2のサービングコア・ネットワークが前記代替サービングコア・ネットワークである、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記確立することが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによる前記緊急呼の転送に基づき、代替サービングコア・ネットワークの前記シーケンスの最後の代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項1に記載の方法。
請求項4
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置すると判断することにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器が前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリア内に位置すると判断することにさらに基づく、請求項4に記載の方法。
請求項6
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが前記緊急呼を処理するための容量の欠如を判断することにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
請求項7
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが前記緊急呼を処理する能力の欠如を判断することにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
請求項8
前記第1のサービングコア・ネットワークから代替サービス応答を受信することであって、前記代替サービス応答が、前記代替サービングコア・ネットワークに対応する代替コア・ネットワーク識別子を備える、受信することと、前記代替サービス応答中の前記代替コア・ネットワーク識別子に基づいて、前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
請求項9
前記代替サービス応答を受信することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、関連するロケーション取出し機能(LRF)から受信された情報からユーザ機器ロケーションを判断し、前記ユーザ機器ロケーションが前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外であるとさらに判断することに基づいて、受信することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
請求項10
前記代替コア・ネットワーク識別子を備える前記代替サービス応答を受信することが、ユニフォームリソース識別子(URI)、完全修飾ドメイン名(FQDN)、IPアドレス、またはモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つを受信することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
請求項11
前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することが、前記代替サービングコア・ネットワークを用いて確立することをさらに備え、前記代替サービングコア・ネットワークが、前記第1のサービングコア・ネットワークに対応する第1の緊急サービングエリアとは異なる第2の緊急サービングエリアを備え、ユーザ機器ロケーションが前記第2の緊急サービングエリア内である、請求項8に記載の方法。
請求項12
前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
請求項13
前記代替サービス応答が、複数の代替サービングコア・ネットワークに対応する複数の代替コア・ネットワーク識別子をさらに備え、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することが、前記複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの1つを用いて確立することをさらに備え、前記緊急呼の前記要求を送信することが、前記複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの少なくとも1つから少なくとも1つの追加の代替サービス応答を受信することに基づいて前記複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの2つ以上に送信することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
請求項14
前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することが、一連の代替サービングコア・ネットワークのうちの1つのためのそれぞれの代替ネットワーク識別子を各々が備える一連の追加の代替ネットワーク応答を受信することに基づいて、および前記一連の追加の代替ネットワーク応答の各々を連続的に受信することに基づいて前記一連の代替サービングコア・ネットワークの各々に前記緊急呼の追加の要求を連続的に送信することにさらに基づいて、前記一連の代替サービングコア・ネットワークのうちの最後の代替サービングコア・ネットワークを用いて確立することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
請求項15
前記第1のサービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を送信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に緊急指示をもつREGISTERメッセージまたはINVITEメッセージを送信することをさらに備え、前記代替サービス応答を受信することが、380代替サービス応答メッセージまたは305応答メッセージまたは3xx応答メッセージを受信することをさらに備え、代替サービス識別子が、前記代替サービングコア・ネットワークの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)のユニフォームリソース識別子(URI)、前記第2のP−CSCFの完全修飾ドメイン名(FQDN)、前記第2のP−CSCFのIPアドレス、または前記第2のP−CSCFのモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つ備え、前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信することが、前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急指示をもつ第2のREGISTERメッセージを送信することをさらに備え、前記代替サービングコア・ネットワークに緊急指示をもつINVITEメッセージを送信することをさらに備え、前記緊急呼を確立することが、前記代替サービングコア・ネットワークを介して公共安全アクセス・ポイントを用いて確立することをさらに備え、前記公共安全アクセス・ポイントが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを備える請求項8に記載の方法。
請求項16
前記380代替サービス応答メッセージまたは前記305応答メッセージまたは前記3xx応答メッセージを受信することが、セッション開始プロトコル(SIP)連絡先アドレスヘッダ中の前記代替サービス識別子を受信することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
請求項17
前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、ユーザ機器ロケーションと前記代替サービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリアとの間の対応に基づいて前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を転送することにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
請求項18
前記代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項17に記載の方法。
請求項19
前記確立することが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによる前記緊急呼の転送にさらに基づき、第1の転送が、前記第1のサービングコア・ネットワークから前記シーケンスにおける第1の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、最後の転送が、前記シーケンスにおける最後の代替サービングコア・ネットワークから前記第2の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、転送の他のインスタンスが、前記シーケンスにおける中間の代替サービングコア・ネットワーク間で発生する、請求項17に記載の方法。
請求項20
前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
請求項21
前記ユーザ機器ロケーションを含む前記サービング地理的ロケーションを有する前記公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立することが、前記ユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)にさらに基づく、請求項20に記載の方法。
請求項22
前記第1のサービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を送信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に緊急指示をもつINVITEメッセージを送信することをさらに備え、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することにさらに基づく請求項18に記載の方法。
請求項23
前記第1のサービングコア・ネットワークが前記第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの前記第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することは、前記第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)を介して転送することにさらに基づき、および前記E−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することにさらに基づく、請求項22に記載の方法。
請求項24
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器によって使用されるインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)のロケーションサーバから前記ユーザ機器のロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)に基づいて前記ユーザ機器の前記ロケーションを判断することにさらに基づく、請求項4に記載の方法。
請求項25
前記確立することは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器から前記ユーザ機器のロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記サービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)に基づいて前記ユーザ機器の前記ロケーションを判断することにさらに基づく、請求項4に記載の方法。
請求項26
ユーザ機器上で動作可能であり、緊急ボイス呼を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信するための第1のモジュールと、前記第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するための第2のモジュールとを備えるプロセッサ。
請求項27
メモリに記憶され、ユーザ機器上で動作可能であり、緊急ボイス呼を行うように構成されたコンピュータ・プログラム製品であって、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信することをコンピュータに行わせるためのコードの第1のセットと、前記第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立することを前記コンピュータに行わせるためのコードの第2のセットとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
請求項28
緊急ボイス呼を行うための装置であって、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信するための手段と、前記第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するための手段とを備える装置。
請求項29
緊急ボイス呼を行うためのユーザ機器(UE)のための装置であって、第1のサービングコア・ネットワークが代替サービングコア・ネットワークを判断することに基づいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介して前記第1のサービングコア・ネットワークに緊急呼の要求を送信し、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
請求項30
前記第2のサービングコア・ネットワークが前記代替サービングコア・ネットワークと同じである、請求項29に記載の装置。
請求項31
前記少なくとも1つのプロセッサが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによる前記緊急呼の転送にさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成され、代替サービングコア・ネットワークの前記シーケンスの最後の代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項29に記載の装置。
請求項32
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置すると判断することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成された、請求項29に記載の装置。
請求項33
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器が前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリア内に位置すると判断することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成された、請求項29に記載の装置。
請求項34
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが前記緊急呼を処理するための容量の欠如を判断することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成された、請求項29に記載の装置。
請求項35
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが前記緊急呼を処理する能力の欠如を判断することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するように構成された、請求項29に記載の装置。
請求項36
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のサービングコア・ネットワークから代替サービス応答を受信することであって、前記代替サービス応答が、前記代替サービングコア・ネットワークに対応する代替コア・ネットワーク識別子を備える、受信することと、前記代替サービス応答中の前記代替コア・ネットワーク識別子に基づいて、前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信することとを行うようにさらに構成された、請求項29に記載の装置。
請求項37
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、関連するロケーション取出し機能(LRF)から受信された情報からユーザ機器ロケーションを判断し、前記ユーザ機器ロケーションが前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外であるとさらに判断することに基づいて、前記代替サービス応答を受信するようにさらに構成された、請求項36に記載の装置。
請求項38
前記代替コア・ネットワーク識別子が、ユニフォームリソース識別子(URI)、完全修飾ドメイン名(FQDN)、IPアドレス、またはモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項36に記載の装置。
請求項39
前記第2のサービングコア・ネットワークが、前記代替サービングコア・ネットワークをさらに備え、前記代替サービングコア・ネットワークが、前記第1のサービングコア・ネットワークに対応する第1の緊急サービングエリアとは異なる第2の緊急サービングエリアを備え、前記ユーザ機器ロケーションが前記第2の緊急サービングエリア内である、請求項36に記載の装置。
請求項40
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項39に記載の装置。
請求項41
前記代替サービス応答が、複数の代替サービングコア・ネットワークに対応する複数の代替サービングコア・ネットワーク識別子をさらに備え、前記第2のサービングコア・ネットワークが、前記複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの1つをさらに備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの少なくとも1つから少なくとも1つの追加の代替サービス応答を受信することに基づいて前記複数の複数の代替サービングコア・ネットワークのうちの2つ以上に前記緊急呼の前記要求を送信するようにさらに構成された、請求項36に記載の装置。
請求項42
前記第2のサービングコア・ネットワークが、一連の代替サービングコア・ネットワークのうちの最後の代替サービングコア・ネットワークをさらに備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記一連の代替サービングコア・ネットワークのうちの1つのためのそれぞれの代替ネットワーク識別子を各々が備える一連の追加の代替ネットワーク応答を受信することに基づいて、および前記一連の追加の代替ネットワーク応答の各々を連続的に受信することに基づいて前記一連の代替サービングコア・ネットワークの各々に前記緊急呼の追加の要求を連続的に送信することにさらに基づいて、一連の代替サービングコア・ネットワークのうちの前記最後の代替サービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項36に記載の装置。
請求項43
前記少なくとも1つのプロセッサが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に緊急指示をもつREGISTERメッセージまたはINVITEメッセージを送信することによって前記第1のサービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を送信するようにさらに構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、380代替サービス応答メッセージまたは305応答メッセージまたは3xx応答メッセージを受信することによって前記代替サービス応答を受信するようにさらに構成され、代替サービス識別子が、前記代替サービングコア・ネットワークの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)のユニフォームリソース識別子(URI)、前記第2のP−CSCFの完全修飾ドメイン名(FQDN)、前記第2のP−CSCFのIPアドレス、または前記第2のP−CSCFのモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急指示をもつ第2のREGISTERメッセージを送信することによって前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信するようにさらに構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記代替サービングコア・ネットワークに緊急指示をもつINVITEメッセージを送信するようにさらに構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記代替サービングコア・ネットワークを介して公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立することによって前記緊急呼を確立するようにさらに構成され、前記公共安全アクセス・ポイントが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを備える請求項36に記載の装置。
請求項44
前記380代替サービス応答メッセージまたは前記305応答メッセージまたは前記3xx応答メッセージが、セッション開始プロトコル(SIP)連絡先アドレスヘッダ中の前記代替サービス識別子をさらに備える、請求項43に記載の装置。
請求項45
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、ユーザ機器ロケーションと前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリアとの間の対応に基づいて前記第2のサービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を転送することに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項29に記載の装置。
請求項46
前記代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項45に記載の装置。
請求項47
前記少なくとも1つのプロセッサが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによる前記緊急呼の転送にさらに基づいて前記緊急呼を確立するように構成され、第1の転送が、前記第1のサービングコア・ネットワークから前記シーケンスにおける第1の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、最後の転送が、前記シーケンスにおける最後の代替サービングコア・ネットワークから前記第2の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、転送の他のインスタンスが、前記シーケンスにおける中間の代替サービングコア・ネットワーク間で発生する、請求項45に記載の装置。
請求項48
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項45に記載の装置。
請求項49
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記第2のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)にさらに基づいて、前記ユーザ機器ロケーションを含む前記サービング地理的ロケーションを有する前記公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項48に記載の装置。
請求項50
前記第1のサービングコア・ネットワークに送信される前記緊急呼の前記要求が、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に送信される緊急指示をもつINVITEメッセージをさらに備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された請求項46に記載の装置。
請求項51
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが前記第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)を介して前記第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの前記第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することに基づいて、および前記E−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することにさらに基づいて、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項50に記載の装置。
請求項52
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器によって使用されるインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)のロケーションサーバからユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)に基づいて前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項32に記載の装置。
請求項53
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器からユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得る前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)に基づいて前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記緊急呼を確立するようにさらに構成された、請求項32に記載の装置。
請求項54
緊急ボイス呼を確立するためのネットワーク・エンティティ上で動作可能な方法であって、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信することと、前記第1のサービングコア・ネットワークによって、代替サービングコア・ネットワークを判断することと、前記第1のサービングコア・ネットワークによって、および前記判断することに基づいて、前記サービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始することとを備える方法。
請求項55
前記第2のサービングコア・ネットワークが前記代替サービングコア・ネットワークである、請求項54に記載の方法。
請求項56
前記開始することが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによる前記緊急呼の転送に基づき、代替サービングコア・ネットワークの前記シーケンスの最後の代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項54に記載の方法。
請求項57
前記判断することは、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置すると判断することを備える、請求項54に記載の方法。
請求項58
前記判断することは、前記ユーザ機器が前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリア内に位置すると判断することを備える、請求項54に記載の方法。
請求項59
前記判断することが、前記緊急呼を処理するための容量の欠如を判断することを備える、請求項54に記載の方法。
請求項60
前記判断することが、前記緊急呼を処理する能力の欠如を判断することを備える、請求項54に記載の方法。
請求項61
前記開始することが、前記ユーザ機器に代替サービス応答を送信することをさらに備え、前記代替サービス応答が、代替サービングコア・ネットワークに対応する代替コア・ネットワーク識別子を備え、前記代替サービス応答が、前記ユーザ機器を起動して、前記代替サービス応答中の前記代替コア・ネットワーク識別子に基づいて前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信するように動作可能である、請求項54に記載の方法。
請求項62
前記開始することは、関連するロケーション取出し機能(LRF)からユーザ機器ロケーションを受信することと、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置するとさらに判断することとにさらに基づく、請求項61に記載の方法。
請求項63
前記代替コア・ネットワーク識別子を備える前記代替サービス応答を送信することが、ユニフォームリソース識別子(URI)、完全修飾ドメイン名(FQDN)、IPアドレス、またはモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つを送信することをさらに備える、請求項61に記載の方法。
請求項64
判断することは、前記代替サービングコア・ネットワークが前記第1の緊急サービングエリアとは異なる第2の緊急サービングエリアを備えると判断することと、ユーザ機器ロケーションが前記第2の緊急サービングエリア内であると判断することとをさらに備える、請求項61に記載の方法。
請求項65
前記判断することが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを識別することをさらに備える、請求項64に記載の方法。
請求項66
前記代替サービス応答を送信することが、複数の代替サービングコア・ネットワークに対応する複数の代替コア・ネットワーク識別子を送信することをさらに備える、請求項61に記載の方法。
請求項67
前記緊急呼の前記要求を受信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつREGISTERメッセージまたはINVITEメッセージを受信することをさらに備え、前記代替サービス応答を送信することが、380代替サービス応答メッセージまたは305応答メッセージまたは3xx応答メッセージを送信することをさらに備え、代替サービス識別子が、前記代替サービングコア・ネットワークの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)のユニフォームリソース識別子(URI)、前記第2のP−CSCFの完全修飾ドメイン名(FQDN)、前記第2のP−CSCFのIPアドレス、または前記第2のP−CSCFのモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つ備え、前記緊急呼の確立を開始することが、前記代替サービングコア・ネットワークの公共安全アクセス・ポイントを用いて確立を開始することをさらに備え、前記公共安全アクセス・ポイントが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを備える請求項61に記載の方法。
請求項68
前記380代替サービス応答メッセージまたは前記305応答メッセージまたは前記3xx応答メッセージを送信することが、セッション開始プロトコル(SIP)連絡先アドレスヘッダ中の前記代替サービス識別子を送信することをさらに備える、請求項67に記載の方法。
請求項69
前記開始することが、ユーザ機器ロケーションと前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリアとの間の対応に基づいて前記第2のサービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を転送することをさらに備える、請求項54に記載の方法。
請求項70
前記代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項69に記載の方法。
請求項71
前記開始することが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによって前記緊急呼を転送することをさらに備え、第1の転送が、前記第1のサービングコア・ネットワークから前記シーケンスにおける第1の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、最後の転送が、前記シーケンスにおける最後の代替サービングコア・ネットワークから前記第2のサービングコア・ネットワークに向けて発生し、転送の他のインスタンスが、前記シーケンスにおける中間の代替サービングコア・ネットワーク間で発生する、請求項69に記載の方法。
請求項72
前記開始することが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを用いて開始することをさらに備える、請求項69に記載の方法。
請求項73
前記開始することが、関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得ることにさらに基づく、請求項72に記載の方法。
請求項74
前記受信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつINVITEメッセージを受信することをさらに備え、前記開始することが、第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第2の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することをさらに備える請求項70に記載の方法。
請求項75
前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することをさらに備える、請求項74に記載の方法。
請求項76
前記受信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつINVITEメッセージを受信することをさらに備え、前記開始することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することと、前記第1のE−CSCFから第2のIMSコアの第2のE−CSCFに前記INVITEメッセージをさらに転送することとをさらに備える請求項70に記載の方法。
請求項77
前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することをさらに備える、請求項76に記載の方法。
請求項78
前記緊急呼の前記要求を受信することが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつINVITEメッセージを受信することをさらに備え、前記第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始することが、第2のIMSコアの第2のP−CSCFに前記INVITEメッセージを転送することと、前記第2のP−CSCFから前記第2のIMSコアの第2の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージをさらに転送することとにさらに基づく請求項70に記載の方法。
請求項79
前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することをさらに備える、請求項78に記載の方法。
請求項80
前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)からユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得ることによって前記ユーザ機器ロケーションを判断することをさらに備え、前記LRFが、前記ユーザ機器によって使用されるインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)から前記ユーザ機器ロケーション情報を得る、請求項57に記載の方法。
請求項81
前記サービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)からユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得ることによって前記ユーザ機器ロケーションを判断することをさらに備え、前記LRFが、前記ユーザ機器から前記ユーザ機器ロケーション情報を得る、請求項57に記載の方法。
請求項82
緊急ボイス呼を確立するためのネットワーク・エンティティのための装置であって、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信し、代替サービングコア・ネットワークを判断し、前記判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
請求項83
前記第2のサービングコア・ネットワークが前記代替サービングコア・ネットワークである、請求項82に記載の装置。
請求項84
前記少なくとも1つのプロセッサが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによって前記緊急呼を転送することによって開始するように構成され、代替サービングコア・ネットワークの前記シーケンスの最後の代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項82に記載の装置。
請求項85
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置すると判断することに基づいて開始するように構成された、請求項82に記載の装置。
請求項86
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ユーザ機器が前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリア内に位置すると判断することに基づいて判断し、開始するように構成された、請求項82に記載の装置。
請求項87
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記緊急呼を処理するための容量の欠如を判断することに基づいて判断し、開始するように構成された、請求項82に記載の装置。
請求項88
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記緊急呼を処理する能力の欠如を判断することに基づいて判断し、開始するように構成された、請求項82に記載の装置。
請求項89
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ機器に代替サービス応答を送信することによって開始するようにさらに構成され、前記代替サービス応答が、代替サービングコア・ネットワークに対応する代替コア・ネットワーク識別子を備え、前記代替サービス応答が、前記ユーザ機器を起動して、前記代替サービス応答中の前記代替コア・ネットワーク識別子に基づいて前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の別の要求を送信するように動作可能である、請求項82に記載の装置。
請求項90
前記ユーザ機器ロケーションが関連するロケーション取出し機能(LRF)から受信され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ユーザ機器が前記第1のサービングコア・ネットワークの第1の緊急サービングエリア外に位置すると判断することによって開始するようにさらに構成された、請求項89に記載の装置。
請求項91
前記代替コア・ネットワーク識別子が、ユニフォームリソース識別子(URI)、完全修飾ドメイン名(FQDN)、IPアドレス、またはモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項89に記載の装置。
請求項92
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記代替サービングコア・ネットワークが前記第1の緊急サービングエリアとは異なる第2の緊急サービングエリアを備えると判断することに基づいて、およびユーザ機器ロケーションが前記第2の緊急サービングエリア内であると判断することにさらに基づいて、前記代替サービス応答を送信するようにさらに構成された、請求項89に記載の装置。
請求項93
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントを識別することに基づいて開始するようにさらに構成された、請求項92に記載の装置。
請求項94
前記代替サービス応答が、複数の代替サービングコア・ネットワークに対応する複数の代替コア・ネットワーク識別子をさらに備える、請求項89に記載の装置。
請求項95
前記緊急呼の前記要求が、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において受信された緊急指示をもつREGISTERメッセージまたはINVITEメッセージをさらに備え、前記代替サービス応答が、380代替サービス応答メッセージまたは305応答メッセージまたは3xx応答メッセージをさらに備え、代替サービス識別子が、前記代替サービングコア・ネットワークの第2のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)のユニフォームリソース識別子(URI)、前記第2のP−CSCFの完全修飾ドメイン名(FQDN)、前記第2のP−CSCFのIPアドレス、または前記第2のP−CSCFのモバイル国コード(MCC)+モバイル・ネットワークコード(MNC)のうちの少なくとも1つ備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記代替サービングコア・ネットワークの公共安全アクセス・ポイントを用いて前記緊急呼の確立を開始するようにさらに構成され、前記公共安全アクセス・ポイントが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを備える請求項89に記載の装置。
請求項96
前記380代替サービス応答メッセージまたは前記305応答メッセージまたは前記3xx応答メッセージが、セッション開始プロトコル(SIP)連絡先アドレスヘッダ中の前記代替サービス識別子をさらに備える、請求項95に記載の装置。
請求項97
前記少なくとも1つのプロセッサが、ユーザ機器ロケーションと前記第2のサービングコア・ネットワークの第2の緊急サービングエリアとの間の対応に基づいて前記代替サービングコア・ネットワークに前記緊急呼の前記要求を転送することによって開始するようにさらに構成された、請求項82に記載の装置。
請求項98
前記代替サービングコア・ネットワークが前記第2のサービングコア・ネットワークである、請求項97に記載の装置。
請求項99
前記少なくとも1つのプロセッサが、代替サービングコア・ネットワークのシーケンスによって前記緊急呼を転送することによって開始するようにさらに構成され、第1の転送が、前記第1のサービングコア・ネットワークから前記シーケンスにおける第1の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、最後の転送が、前記シーケンスにおける最後の代替サービングコア・ネットワークから前記第2の代替サービングコア・ネットワークに向けて発生し、転送の他のインスタンスが、前記シーケンスにおける中間の代替サービングコア・ネットワーク間で発生する、請求項97に記載の装置。
請求項100
前記第2のサービングコア・ネットワークが、前記ユーザ機器ロケーションを含むサービング地理的ロケーションを有する公共安全アクセス・ポイントをさらに備える、請求項97に記載の装置。
請求項101
前記少なくとも1つのプロセッサが、関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得るようにさらに構成された、請求項100に記載の装置。
請求項102
前記少なくとも1つのプロセッサが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつINVITEメッセージを備える前記要求を受信するように構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、第2のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第2の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することによって開始するように構成された請求項98に記載の装置。
請求項103
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することによってさらに開始するように構成された、請求項102に記載の装置。
請求項104
前記少なくとも1つのプロセッサが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において緊急指示をもつINVITEメッセージを備える前記要求を受信するように構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージを転送することと、前記第1のE−CSCFから第2のIMSコアの第2のE−CSCFに前記INVITEメッセージをさらに転送することとによって開始するように構成された請求項98に記載の装置。
請求項105
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することによってさらに開始するように構成された、請求項104に記載の装置。
請求項106
前記緊急呼の前記要求が、第1のインターネット・プロトコルメディアサブシステム(IMS)コアの第1のプロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)において受信された緊急指示をもつINVITEメッセージをさらに備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、第2のIMSコアの第2のP−CSCFに前記INVITEメッセージを転送し、前記第2のP−CSCFから前記第2のIMSコアの第2の緊急呼セッション制御機能(E−CSCF)に前記INVITEメッセージをさらに転送するようにさらに構成された請求項98に記載の装置。
請求項107
前記第2のE−CSCFが関連するロケーション取出し機能(LRF)から前記ユーザ機器ロケーションを判断することに基づいて、前記第2のE−CSCFから緊急センターに前記INVITEメッセージを転送することをさらに備える、請求項106に記載の装置。
請求項108
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)からユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得ることによって前記ユーザ機器ロケーションを判断するようにさらに構成され、前記LRFが、前記ユーザ機器によって使用されるインターネット・プロトコル接続アクセス・ネットワーク(IP−CAN)から前記ユーザ機器ロケーション情報を得る、請求項85に記載の装置。
請求項109
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のサービングコア・ネットワークのロケーション取出し機能(LRF)からユーザ機器ロケーションに対応するユーザ機器ロケーション情報を得ることによって前記ユーザ機器ロケーションを判断するようにさらに構成され、前記LRFが、前記ユーザ機器から前記ユーザ機器ロケーション情報を得る、請求項85に記載の装置。
請求項110
ネットワーク・エンティティ上で動作可能であり、緊急ボイス呼を確立するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信するための第1のモジュールと、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断するための第2のモジュールと、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、および前記判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始するための第3のモジュールとを備えるプロセッサ。
請求項111
メモリに記憶され、ネットワーク・エンティティ上で動作可能であり、緊急ボイス呼を確立するように構成されたコンピュータ・プログラム製品であって、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信することをコンピュータに行わせるように動作可能なコードの第1のセットと、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断することを前記コンピュータに行わせるように動作可能なコードの第2のセットと、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、および前記判断することに基づいて、前記第1のサービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始することを前記コンピュータに行わせるように動作可能なコードの第3のセットとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
請求項112
緊急ボイス呼を確立するための装置であって、第1のサービングコア・ネットワークにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを介してユーザ機器から緊急呼の要求を受信するための手段と、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、代替サービングコア・ネットワークを判断するための手段と、前記第1のサービングコア・ネットワークにおいて、および前記判断することに基づいて、前記サービングコア・ネットワークとは異なる第2のサービングコア・ネットワークを用いて前記緊急呼の確立を開始するための手段とを備える装置。
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引用文献:
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优先权:
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