专利摘要:
低いDit値と高い電荷移動度を有する埋没酸化物薄層(Thin BuriedOxide Layer)を備えたSeOI基板を製造する方法を提供するだけではなく、早い溶解速度にさらされることにより、低いDit値と高い電荷移動度を有することとなったSeOI基板の品質の回復をも可能とする。 埋没酸化物薄層を備えたSeOI基板(1)を製造する方法であって、 前記基板は、 −1以上の半導体材料から製造される作用薄層(11)、 −支持層、及び −前記作用層と支持の間に位置する埋没酸化物薄層(12)を含む基板であって、 前記方法は、 −SeOIの中間層を製造する工程であって、 前記埋没酸化物薄層に必要な厚み以上の厚さを有する埋没酸化物薄層を有するSeOIの中間層を製造する工程、及び −前記埋没酸化物層(12)を溶解する工程であって、 そこに前記埋没酸化物薄層を形成するために、前記埋没酸化物層を溶解する工程からなり、 前記方法は、 前記溶解工程後、基板上に酸化物層(13)を形成するために前記基板の酸化工程、及び 前記基板の前記電気的界面品質を向上し、Dit値を減少さるために、少なくとも前記酸化物層の一部が前記作用層を通して拡散するための、酸化物の移動工程を含むことを特徴とする方法である。
公开号:JP2011512685A
申请号:JP2010547263
申请日:2008-02-20
公开日:2011-04-21
发明作者:クノンチュク オレグ;ケー.セラー ジョージ
申请人:エス.オー.アイ.テック シリコン オン インシュレータ テクノロジーズ;
IPC主号:H01L27-12
专利说明:

[0001] 本発明は、埋没薄酸化物を有し、低いDit値のSeOI基板(絶縁体上の半導体)を製造する方法に関し、
前記基板は、
−1以上の半導体材料からなる作用薄層、
−支持層、及び
−前記作用層と支持層の間の酸化物薄層とからなり、
前記方法は、
−前記埋没酸化物薄層が必要とする厚さ以上の厚さを有する埋没酸化物薄層(Thin BuriedOxide Layer)を備えたSeOIの中間層を製造する工程、及び
−前記埋没酸化物層を溶解して、そこに前記埋没酸化物薄層を形成する前記埋没酸化物層の溶解工程とからなる。]
[0002] 本発明はとりわけ、UTBOX(Ultra Thin Buried Oxide;埋没薄酸化物)層を備えるSeOI基板の製造に適用される。より一般的には、本発明はUTBOX基板へ有利に適用されることを示す。]
[0003] 本発明は、SeOI基板にも関するものであり、特に埋没薄酸化物を備えた低いDit値で規定される高品質界面を有するSeOI基板に関する。]
[0004] 本発明は、酸化物溶解処理された埋没薄酸化物を備えた特別なSeOI基板に関するものである。本発明はまた、このようなSeOI基板の界面品質を改良する方法に関するものでもある。]
[0005] SeOI基板は本明細書中において、
−シリコンのような1以上の半導体から製造される作用薄層、
−支持層、及び
−前記作用層と前記支持層の間の埋没酸化物(BOX)層を含む基板として理解される。]
[0006] 本明細書中で埋没酸化物薄層は、その厚みが100nm未満のBOX層として理解される。]
[0007] 本明細書中では、また、埋没酸化物(UTBOX)超薄層とは、その厚みが50nm未満のBOX層として理解される。したがって、UTBOX層とは、薄BOXの特別のタイプである。本明細書中において、埋没薄酸化物を備えるSeOI基板とは、埋没酸化物超薄層を備えるSeOI基板と理解される。]
[0008] 埋没酸化物薄層を備えるSeOI基板のDit値とは、基板の前記電気的品質を表わす。前記Ditは界面トラップ密度と相関する。それは、前記作用層とSeOIの前記埋没酸化物層の界面を特徴づける。]
[0009] 本明細書中において、「SeOI基板の界面品質」とは、前記Ditで特徴づけられる前記品質、および/又は前記作用層と前記BOX層の間の界面、又はその付近において観察される前記電荷移動性を意味する。]
背景技術

[0010] 埋没薄酸化物を有するSeOI基板の製造のための公知技術は、SeOI基板のBOX層の酸化物溶解処理を含む。このような処理の間、特に前記SeOIの前記作用層が薄い場合には、前記溶解は前記作用層を通し、拡散によって高い溶解率に達する。]
[0011] 本技術では、酸化物の溶解を促進するために、前記溶解パラメーター(気圧、温度、圧力)の制御が望まれ得る。このような加速はまた、時として、若干の未制御な溶解の結果であり得る。]
発明が解決しようとする課題

[0012] このような加速された溶解は、前記工程を加速することから、通常有利とみられる。]
[0013] しかしながら、酸素溶解の速すぎる実行は、SeOI基板に高い溶解速度に起因した、高Dit値を有した界面欠陥(例えば1.1013 cm‐2eV‐1)をもたらすこととなる。]
[0014] 確かに、超過溶解速度に関係する欠点は、前記作用層と前記BOX間の前記界面に残存する欠陥の発生源となる。このような欠陥は次に、高いDitと低い電荷移動度を発生する。]
[0015] 低いDit値と高い電荷移動度を有する埋没酸化物薄層を備えたSeOI基板を製造する方法を提供することが本発明の目的である。]
[0016] 本明細書では、
−低Dit値とは1.1012 cm‐2eV‐1未満の数値を意味し、
−高電荷移動度とは、500 cm2.Vs‐1以上の電荷移動度を意味すると明記される。]
[0017] さらに本発明は、速い溶解工程によって得られた埋没薄酸化物を備えたこのような高い品質のSeOI基板の製造を目的とする。]
[0018] 本発明はまた、速い溶解プロセスを受けた結果として、低Dit値と高電荷移動度を危険にし、界面欠陥を包含するようになった埋没薄酸化物を備えるSeOI基板が、良好なDit値と電荷移動度の回復を可能とすることを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0019] この目的のため、本発明は埋没酸化物薄層を備えたSeOI基板の製造のための方法を提供するものであって、前記基板は、
−1つ以上の半導体からなる作用層、
−支持層、及び
−前記作用層と前記支持層の間の埋没酸化物薄層を含み、
前記方法は、
−前記埋没酸化物薄層が必要とするよりも厚みのある埋没酸化物薄層を有するSeOI基板中間体を製造する工程、
−前記埋没酸化物層を溶解し、それによって前記埋没酸化物薄層を形成する工程、
前記溶解工程後、前記基板上に酸化物層を形成するための前記基板の酸化工程、及び
前記基板の前記電気的界面品質を向上し、Dit値を減少さるために、すくなくとも前記酸化物層の一部が、前記作用層を通して拡散するための酸化物の移動工程を含むことを特徴とする方法である。]
[0020] 本発明はまた、酸化溶解工程処理がなされた埋没酸化物薄層を備えるSeOI基板の前記界面品質を改良するための方法を提示し、前記方法は、前記基板上に酸化物層を形成するための酸化工程、及び前記電気的界面品質を改良し、そのDit値を減少するために、前記酸化物層の一部が作用層を通して拡散するための酸化物の移動工程と、を含むことを特徴とする方法である。]
[0021] 好ましい方法は以下のとおりであるが、必ずしもこの側面に限定されるものではない。
−前記酸化工程中の前記酸化温度は1100℃から1150℃からなり、
−前記酸化工程は30分未満であり、
−前記酸化工程は2分未満であり、
−前記酸化工程が酸化物堆積処理で、温度は900℃未満で行われ、
−酸化物堆積処理後、熱処理が1100℃から1150℃の間を含む温度で行われ、
−酸化物堆積処理は化学蒸着、低圧化学蒸着処理、原子層蒸着処理、またはプラズマ化学気相蒸着処理であり、
−前記酸化物蒸着処理はテトラエチルオルトケイ酸塩(tetraethylorthosilicate)を前駆物質として用いる低圧化学蒸着処理であり、
−脱酸素工程が酸化処理後に行われ、
−酸化処理前の作用層は55 nmより薄く、
−溶解処理は主に前記埋没酸化物層の局所的な島状構造物部分(local island(s))上で行われる。]
[0022] 本発明はまた、このような方法で製造されたSeOI のDit値が1.1012 cm‐2eV‐1未満であることを特徴とするSeOIの製造工程も提案する。とりわけ、このようなSeOIは電荷移動度が500 cm2/Vs.以上である。]
[0023] その他の発明の特徴、目的、効果は以下の図で説明される記載を読めばより詳細に理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0024] 擬似(Pseudo)-MOSFET測定法から抽出された異なる条件下において溶解処理されたSeOIと関連した電気的パラメーターを集めた表である。
溶解処理されるSeOIに関するDit値の劇的変化を、溶解処理中に得られるBOX溶解速度の関数として示したグラフである。
溶解処理中のBOX界面における劇的変化を模式的に示す図である。
実施形態による酸化工程の結果を模式的に示す図である(異なる層の厚みは正確な縮尺ではない)。]
[0025] 上記のとおり、酸化処理の間、前記作用層11が薄いほど、前記溶解速度は速い。図1はしたがって、SeOI基板1にとって、前記作用層11(ここではシリコン)が55 nmよりも薄い場合、前記溶解速度は速くなる(0.06 A/sec超)ことを示す。] 図1
[0026] 図2は高Dit値が早い溶解速度に起因する事実を示す。] 図2
[0027] 図中、
四角は、溶解処理に施され異なる厚みのSi作用層11を備えるSeOI試料のDit測定値を表わす記号である。
及び、菱形は前記Si作用層11と同じ厚みを有するSeOI対照試料のDit測定値を表わす記号であるが、溶解処理を実行していない。]
[0028] ]
[0029] 図3に示すように、SeOI1に前記溶解処理が実行される間、前記作用層11と前記埋没酸化物層12の間の前記界面は動く。これが前記埋没酸化物層を薄くすることになる。] 図3
[0030] SeOI基板1の前記Ditを改善するために、特に溶解処理がなされた埋没酸化物薄層12を備えるSeOI基板に溶解処理後に、以下の工程を追加する。]
[0031] 前記基板上に酸化物層13を形成するための前記基板の酸化工程、及び前記酸化物層13の少なくとも一部を、作用層11を通して拡散させて酸化物を移動させる工程であって、それによって、前記基板の電気的界面の質を高め、そのDit値を低下させるために、前記作用層と前記BOXの間の界面を硬化する工程。]
[0032] 本発明における前記酸化処理は重要である。なぜならば、酸素物溶解は埋没酸化物薄層を有する基板の前記界面近くの酸素の欠乏を招き、それゆえに高いDitと低い電荷移動度を招来することになるからである。]
[0033] 前記酸化工程と酸化物の前記移動工程は逐次的、同時的である。]
[0034] 最初の実施形態は、酸化工程の酸化雰囲気は、温度1100℃から1150℃にて30分、より好ましくは、10分と30分の間である。]
[0035] このような酸化物は、図4に示すようにSeOIの前記作用層11の上部層13を酸化する。前記上部酸化物層の前記厚みは最大約70nmである。] 図4
[0036] 前記最初の実施形態は、酸化物の材料を供給し、酸化後も前記SeOI作用層の厚みをなおいくらか提供するのに充分な厚さの作用層11を備えるSeOI基板に、良く適している。]
[0037] 典型的には、前記最初の実施形態は初期の厚みが70nmと120nmの間にある作用層を有するSeOIに適用される。]
[0038] 酸化物層13の厚みは典型的には70nm未満である。]
[0039] 本発明の第二の実施形態によれば、前記酸化工程は、毎分約5℃の温度上昇勾配の酸化性雰囲気におけるRTO型処理(Rapid Thermal Oxidation;迅速温度酸化)である。前記温度は好ましくは、1100℃から1150℃に設定される。前記処理時間は、2分未満である。]
[0040] 前記RTO型処理によって、前記作用層11の上部層13が形成されることとなる。]
[0041] 前記第一の実施形態よりも前記酸化時間が短いため、前記酸化上部層13の前記厚みは、図4に模式的に示すように30nm未満である。] 図4
[0042] 本発明の前記第二の実施形態は、初期の厚みが50nmと同程度とすることができる作用層を備えるSeOI基板処理によく適している。]
[0043] 本発明における第三の実施形態では、酸化物堆積処理は900℃未満の温度の酸化処理として実行される。前記酸化物層13の形成後、熱処理は1100℃から1150℃の間からなる温度にて10〜30分間、酸化雰囲気下で実行される。]
[0044] この酸化堆積処理は、例えば化学蒸着(CVD)、低圧化学蒸着(LPCVD)、原子層堆積蒸着(ALD)、又はプラズマ化学気相堆積法(PECVD)とすることができる。]
[0045] たとえば、前記酸化物層12が二酸化ケイ素SiO2膜である場合、テロラエチルオルトケイ酸塩(TEOS)を前駆物質としてLPCVDを実行することが可能である。TEOSは化学蒸着反応器に気体状態で導入される。使われている温度と圧力によってTEOS分解を引き起こす。]
[0046] Si(OC2H5)4(g)→SiO2(S)+2.C2H4(g)+2.CH3CH2OH(g)
前記二酸化ケイ素は前記作用層11上に堆積する。]
[0047] この処理は図4に示すように前期作用層上に酸化物層13を誘導する。] 図4
[0048] すべての実施形態において、前記酸化雰囲気とは純粋酸素雰囲気か又は酸素と中性ガスとの混合をいう(例えばアルゴン)。]
[0049] すべての実施形態において、高温での処理(1100℃から1150℃)によって、前記作用層11を通して、下方の前記作用層11と前記埋没酸化物層12の前記界面まで、酸化物が移動(拡散による)することとなる。]
[0050] これは、酸化物溶解に先行し、及びその後に界面及び前記作用層/BOX界面の間の領域の硬化につながる。このような硬化は、「未結合手」(dangling bond)を排除し、よって界面の欠陥を減らす。]
[0051] 前記界面の前記硬化と、前記界面における平衡状態到達のため、充分なエネルギーを有するように、高温が要求される。前記界面における未結合手の減少に相当するこの平衡状態は、前記処理後の分子の転位に起因する。これらの「未結合手」は、結晶格子中の原子の結合の欠損である(ここでは前記作用層の材料の原子)である。これらは、酸素溶解中にBOX界面において形成される。]
[0052] したがって、前記界面の硬化は酸素欠損の埋合わせに相当する。]
[0053] 前記酸化工程の持続時間が短いほど、前記作用層の酸化は少ない。前記適用される温度パラメーター(持続時間と温度)は前記界面の硬化の必要性と同時に、前記酸化工程で消費され得る前記作用層の前記厚みにも依存する。]
[0054] [実施例1]
本発明の前記第一と第三の実施形態において、前記酸化処理は脱酸素工程の後、約10分後に続く。このような脱酸素工程は例としてHF処理を通して行われる。前記脱酸素工程は、前記UTBOX基板1上の、硬化工程の後の前記残存酸素層の除去のために行われる。]
[0055] 本発明は特に、1.1012 cm-2eV-1よりも低いDit値のUTBOX層12を備えるSeOI基板の生産に適用される。実際に、本発明は酸化溶解処理によって前記作用層11と前記BOX層の間の前記界面の前記品質に関して満足いく結果に導かれなかった埋没酸化物薄層を備えるSeOI基板だけでなく、薄作用層の製造をも許容する。]
[0056] 本発明はすなわち500cm 2eV‐1以上の高い電荷移動度を示すSeOI基板の製造にもよく適用している。]
[0057] 最後に本発明は局所的な酸化溶解にも適用され得、表面に適切な遮蔽がされ、溶解処理により埋没層の局所的な島状構造物部分が主に薄層化される。]
実施例

[0058] このような場合、溶解処理後に得られる産物はパターン形成されたSeOI基板である。]
权利要求:

請求項1
埋没薄酸化物によって、薄酸化物を有するSeOI基板(1)を製造する方法であって、前記基板は、a)1以上の半導体材料より製造された作用薄層(11)、b)支持層、及びc)作用層と支持層の間の埋没酸化物薄層(12)からなり、前記方法は、e)前記埋没酸化物薄層に求められる厚み以上の厚みの埋没薄酸化物(12)を備える中間SeOI基板を製造する工程、f)前記埋没薄酸化物(12)を溶解し、それによって前記埋没酸化物薄層を形成する工程とを含み、前記方法は、前記溶解工程後、酸化物層(13)を基質上に製造するための酸化工程と、電気的界面品質を向上させ、Dit値を減少するために、少なくとも酸化物層の一部が作用層を通して拡散するための、酸化物の移動工程と、を含むことを特徴とする方法。
請求項2
埋没酸化物薄層を有するSeOI基板の界面品質を改良する方法であって、酸化物の溶解処理を実行する方法であって、前記方法は、基板上に酸化物層を製造するために前記基板の酸化工程、及び前記基板の電気的界面品質を向上させ、そのDit値を減少させるために、少なくとも酸化物層の一部が、作用層を通して拡散するための酸化物の移動工程とを含むことを特徴とする方法。
請求項3
請求項1又は2に記載の方法であって、さらに前記酸化工程の間、酸化温度が1100℃から1150℃であることを特徴とする方法。
請求項4
請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、さらに前記酸化工程が30分未満で実行されることを特徴とする方法。
請求項5
請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、さらに前記酸化工程が2分未満で実行されることを特徴とする方法。
請求項6
請求項1又は2に記載の方法であって、前記酸化工程酸化物の堆積処理工程であって、900℃未満の温度で実行されることを特徴とする方法。
請求項7
請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法であって、酸化堆積処理後、熱処理温度が1100℃から1150℃であることを特徴とする方法。
請求項8
請求項6又は7に記載の方法であって、酸化堆積処理が化学蒸着堆積処理、低圧化学蒸着堆積処理、原子層蒸着処理、またはプラズマ化学気相蒸着処理であることを特徴とする方法。
請求項9
請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法であって、前記酸化蒸着処理が低圧化学蒸着堆積処理であって、テトラエチルオルトケイ酸塩が使われることを特徴とする方法。
請求項10
請求項4、6〜9のいずれか一項に記載の方法であって、前記酸化処理工程後に脱酸素処理が実行されることを特徴とする方法。
請求項11
請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法であって、前記作用層が前記酸化処理前に55nmよりも薄いことを特徴とする方法。
請求項12
請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法であって、前記溶解工程が主に前記埋没酸化物層の局所的な島状構造部分で実行されることを特徴とする方法。
請求項13
請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法を用いてSeOI製造物であって、前記Dit値が1.1012cm-2eV-1未満であることを特徴とする方法。
請求項14
請求項13に記載SeOI製造物であって、電荷移動度が500cm2/eV-1より高いことを特徴とする方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
CN105431936B|2018-07-13|用于减小光点缺陷和表面粗糙度的绝缘体上半导体晶片的制造方法
JP4813737B2|2011-11-09|窒化ケイ素フィルムを形成するための超薄オキシニトリドのuv前処理法
DE69728355T2|2004-09-09|Verfahren zur Herstellung eines Halbleitergegenstands
JP4479010B2|2010-06-09|半導体基板の熱処理方法
KR100402155B1|2003-10-17|반도체기판의 제조방법, 반도체박막의 제조방법 및 다층구조
TWI297171B|2008-05-21|Method for fabricating a germanium on insulator | type wafer
KR940009597B1|1994-10-15|반도체장치의 게이트산화막 형성법
EP1851789B1|2013-05-01|Thermal oxidation of a sige layer and applications thereof
US8110486B2|2012-02-07|Method of manufacturing semiconductor wafer by forming a strain relaxation SiGe layer on an insulating layer of SOI wafer
US6902988B2|2005-06-07|Method for treating substrates for microelectronics and substrates obtained by said method
US9230848B2|2016-01-05|Process for fabricating a silicon-on-insulator structure
KR100348513B1|2002-08-13|반도체기판의 제작방법
US7550370B2|2009-06-23|Method of forming thin SGOI wafers with high relaxation and low stacking fault defect density
JP4277268B2|2009-06-10|金属化合物薄膜の製造方法、ならびに当該金属化合物薄膜を含む半導体装置の製造方法
TW484234B|2002-04-21|Oxidation of silicon on germanium
KR100777544B1|2007-11-20|절연층 매립형 반도체 탄화 실리콘 기판의 제조방법
KR0145824B1|1998-11-02|Soi 기판 및, 그 기판의 제조방법
TWI355693B|2012-01-01|A method of fabricating a composite substrate
TWI344667B|2011-07-01|
JP4830290B2|2011-12-07|直接接合ウェーハの製造方法
EP1361606A1|2003-11-12|Method of producing electronic device material
CN101471254B|2012-09-19|形成介电膜的方法
JP3911901B2|2007-05-09|Soiウエーハおよびsoiウエーハの製造方法
US20020123211A1|2002-09-05|Implantation process using substoichiometric, oxygen doses at different energies
US6903032B2|2005-06-07|Method for preparing a semiconductor wafer surface
同族专利:
公开号 | 公开日
TWI378538B|2012-12-01|
WO2009104060A1|2009-08-27|
TW200950005A|2009-12-01|
US20100283118A1|2010-11-11|
US8148242B2|2012-04-03|
JP5412445B2|2014-02-12|
DE112008003726T5|2011-03-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2013-03-11| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130308 |
2013-05-30| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130529 |
2013-07-22| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130719 |
2013-09-04| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130903 |
2013-10-03| TRDD| Decision of grant or rejection written|
2013-10-15| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131011 |
2013-11-14| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131111 |
2013-11-15| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5412445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2016-11-08| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2017-11-07| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2018-11-13| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2019-11-12| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2020-10-30| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
2021-10-29| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]