![]() ブレークダウン電圧を向上するエッジ終端
专利摘要:
新しいパワースイッチング構造とその方法の提供。エッジ終端領域の表面電場が低く、ブレークダウン電圧が高いMOSFETスイッチであって、 このMOSFETスイッチはN−P−Nサンドイッチ構造を利用した新しいエッジ終端構造を有し、 また、N−P−Nサンドイッチ構造のメインのPN接合のエッジにあるあらゆる空乏層の広がりを強化する働きをするポリシリコンフィールドプレート構成を備えている。 公开号:JP2011512676A 申请号:JP2010546844 申请日:2009-02-09 公开日:2011-04-21 发明作者:スー,シー−ツン;ダーウィシュ,モハメッド,エヌ.;ツェン,ジュン 申请人:マックスパワー・セミコンダクター・インコーポレイテッドMaxpower Semiconductor Inc.; IPC主号:H01L29-78
专利说明:
[0001] 本出願は、2008年4月29日に出願の米国特許出願61/125892、2008年2月14日に出願の米国特許出願61/065759から優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。] 技術分野 [0002] 本発明はパワートランジスタ、またはスイッチに関し、特に、浅いボディ接合を有するパワー金属酸化膜半導体電界効果トランジスタのエッジ終端領域の構造に関する。] 背景技術 [0003] パワー半導体MOSFETスイッチの性能向上のため、短チャネルを使用して導電性とスイッチングパワー損失の両方を低減することが行われている。そのような高度パワーMOSFETスイッチの一例は、リセス構造フィールドプレート(RFP,Recessed Field Plate)の設計を利用し、ボディ領域への空乏領域の広がりを制限している。このような構造はパンチスルーブレークダウンや高リーク電流のない短チャネル長を実現する。Darwishの特許文献1において多様なRFP−MOSFETの実施例が説明されている。特許文献1は、参照により、その全てが本明細書に取り込まれる。] [0004] これらMOSFETは、図1に代表として示されるように、ドープポリシリコン(PolySi)リセス構造フィールドプレート(RFP)102、ドープポリシリコンゲート104、ボディ106を含む。ボディ106は短チャネル長(現在、例えば<0.25μm)を達成するため、通常浅いボディ接合深さ(現在、例えば<0.5μm)を備えている。] 図1 [0005] しかしながら、MOSFETデバイスのPNボディ接合はその周囲に適切に終端されている必要がある。さもないと、デバイスの耐圧性が低くなってしまう。RFP構造を備えたMOSFETデバイスの従来のエッジ終端の例を図2に示す。終端領域は第1誘電層202及び第2誘電層204、ポリシリコン(PolySi)層206、ソース金属208、n−エピタキシャル層210を備えている。P+領域212が前記ソース金属208の下に埋め込まれ、P領域214が前記第1誘電層202と第2誘電層204の下に埋め込まれている。しかしながら、この従来の終端構造は浅いボディ接合を有する高度なデバイスにおいて効果的に耐圧性を最大にすることができない。] 図2 [0006] エッジ終端領域に深いPN接合を導入した現在のアプローチの1つを図3に示す。図3では、終端領域が第1誘電層302及び第2誘電層304、ポリシリコン(PolySi)フィールドプレート306、ソース金属308、N−エピタキシャル層310を備えている。第1P+領域312が前記ソース金属308の下に埋め込まれ、P領域314が前記第2誘電層304の下に第1誘電層302によって隔てられて埋め込まれ、そして第2低ドープ深型P−領域316がポリシリコンフィールドプレート306の下に埋め込まれ、深いPN接合を実現し、耐圧性を高めている。前記P領域314は前記P+領域312および前記第2低ドープ深型P−領域316の両方と結合されている。しかしながら、この構造は追加のマスキングと処理ステップが必要であり、製造の複雑さとコストが増してしまう。] 図3 [0007] さらに、活性領域とエッジ終端領域間の現行のレイアウトはエッジ終端領域における電圧破壊を効果的に防止することはできない。活性領域からゲートバスまたはエッジ終端領域までの従来のレイアウト例を図11に示す。図11では活性領域と終端領域の間にトランジションがない。RFP構造を備えたMOSFETなどの浅いボディ接合デバイスにこのレイアウトを使用することにはいくつかの欠点がある。例えば、トレンチ底部(図示しない)はトレンチ深さよりもずっと浅いため、ボディPN接合によってあまり保護されず、この浅いPN接合のためにデバイス周囲の最後のトレンチがパンチスルーブレークダウンを引き起こすことがある。] 図11 先行技術 [0008] 米国特許出願第2008/0073707Al号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0009] 本発明の目的は新しいパワースイッチング構造とその方法を提供することにあり、特に、本発明はエッジ終端に関し、浅いボディ接合を含む縦型パワートランジスタのエッジ終端に多様な新しいアプローチを提供する。本発明で開示する実施例の一系列は、エッジ終端領域に浅い「サンドイッチ型」のダブル接合構造を含む。] 課題を解決するための手段 [0010] 前記サンドイッチ構造は多様なフィールドプレート設計と組み合わせることができる。本発明の一実施例は、このタイプのマルチ接合構造を周囲のトレンチフィールドプレートと組み合わせ、また前記周囲のトレンチフィールドプレートの下に補償ドーパントを含む。これはRFPおよびほかの高度なトランジスタプロセスと相乗的に組み合わせることができる。] [0011] 別の実施例において、活性領域と終端領域(ポリシリコンゲートバスとも呼ばれる)の間に遷移ゾーン(transition zone)が導入される。前記遷移ゾーンは、ゲートトレンチおよびRFPトレンチとインターリーブされた複数のポリシリコンフィンガーを含むことができる。 また、前記遷移ゾーンは、N+領域が除外されており、この領域のパンチスルーを防ぐ性能がさらに向上されている。] 発明の効果 [0012] 本発明の多様な実施例は、少なくとも1つの次の利点を提供する。しかしながら、本発明の各実施例からこれら利点のすべてが得られるわけではなく、この利点の一覧は本発明の多様な請求を制限しない。 ●パンチスルー電圧の改善。 ● プロセスが複雑化しない。 ● 追加の終端マスキングステップが不要。 ● 終端の形成に追加のインプラントステップが不要。 ●ゲート接点形成のための歩留まり損失なくゲートトレンチの緊密なピッチを達成できる。 ●終端構造が短チャネル縦型能動デバイス構造に存在する浅い拡散を効果的に利用して、相乗的な組み合わせを実現する。 ●パワースイッチデバイスが耐圧性の向上と同時に短チャネルを有することができる。] 図面の簡単な説明 [0013] 短チャネル領域(<0.25μm)、浅いボディ接合深さ(<0.5μm)を有する従来のMOSFETスイッチの概略図である。 従来のシンプルなフィールドプレートゲート終端を備えた従来の高度パワーMOSFETスイッチの概略図である。 エッジ終端領域に深いPN接合を備えた従来のMOSFETスイッチの概略図である。 N−P−Nサンドイッチ構造を利用したPN接合終端に、平面表面ポリシリコンフィールドプレートと金属フィールドプレートの少なくとも一方を組み合わせた、MOSFETスイッチの概略図である。 平面ポリシリコンフィールドプレート、N−P−Nサンドイッチ終端構造、誘電材料を含む幅広トレンチを備えたMOSFETスイッチの概略図である。 N−P−Nサンドイッチ終端構造と、リセス構造ポリシリコンフィールドプレートを含む幅広トレンチを備えたMOSFETスイッチの概略図である。 N−P−Nサンドイッチ終端構造と、導電材料が充填された完全埋め込み型平坦化ポリシリコンフィールドトレンチを少なくとも1つ含むMOSFETスイッチの概略図である。 少なくとも1つの追加浮遊P領域を備えた図7のMOSFETの概略図である。 図8のPNボディ接合終端構造で深いPNボディ接合を備えたMOSFETスイッチの概略図である。 トレンチ間に浮遊P領域を有する代わりに埋め込み型ポリシリコンフィールドプレートトレンチの底部にP領域を有する図8と類似した終端構造を示す概略図である。 埋め込み型ポリシリコンフィールドプレートトレンチの底部に追加のP領域を有する図8と類似した終端構造を示す概略図である。 埋め込み型ポリシリコンフィールドプレートトレンチ底部のp型拡散が結合された、図8と類似した終端構造を示す概略図である。 すべてのP領域が相互に接続された、図10cと類似した終端構造を示す概略図である。 N−P−Nサンドイッチ構造ではなくPN接合を備えた、図10dと類似した終端構造を示す概略図である。 活性領域からゲートバスまたはエッジ終端領域までの従来のレイアウトの上面図である。 デバイスの活性領域とポリシリコンゲートバス(またはエッジ終端領域)の間に遷移ゾーンを有するMOSFETスイッチの上面図である。 デバイスの活性領域とポリシリコンゲートバス(またはエッジ終端領域)の間に遷移ゾーンを有し、ゲートトレンチ間の空間が極めて狭い、MOSFETスイッチの上面図である。 図4のMOSFETの終端構造のアバランシェ破壊開始時におけるポテンシャル曲線の模擬図である。 図10cのMOSFETの終端構造のアバランシェ破壊開始時におけるポテンシャル曲線の模擬図である。] 図10c 図10d 図4 図7 図8 実施例 [0014] 以下、実施例を参照しながら本発明の数々の革新的な教示について説明する(実施例は例示のためであり、本発明を制限するものではない)。本発明はいくつかの実施例に基づいて説明されているが、以下の記述のいずれも請求項を全般的に制限するとみなされてはならない。] [0015] 図示の簡素化及び明確化のために、各図は構成の概要を示しており、周知の機能及び技術の説明及び詳細は本発明の不要な曖昧さを回避するために省略されることがある。さらに、各図に示す構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれてはいないことがあり、本発明の実施例の理解を高めるために一部の領域または構成要素は拡大されているものもある。] [0016] 本発明の設計は、n型およびp型MOSFETの両方に適用されることが企図され、かつ意図されている。明確さのため、本発明の実施例はn型MOSFET構造に基づいているが、当業者であれば分かるように、類似のp型デバイスを製造するための多様な設計変更が可能である。「+」印は高ドープを示し、「+」がないものは高ドープでないことを表す。ここに示す図面は例示を目的としており、一般にMOSFETデバイスの活性領域の左側の終端領域を表す。] [0017] 図4にN−P−Nサンドイッチ構造404を利用したPN接合終端を有するMOSFETスイッチを示す。N−P−Nサンドイッチ構造404は、本実施例において、一段フィールドプレート416と組み合わされている。フィールドプレート416は第1誘電層402のエッジに重ねられ、さらに第2誘電層406に被覆される。前記N−P−Nサンドイッチ構造404は、低ドープN−領域409、低ドープP−領域412、および前記低ドープP−領域412とp+領域401下の標準ドープ領域408を含む。これは、例えば、表面でn型材料がp型に反転しない範囲で、ボディインプラントを使って行うことができる。これは当然、P+接点拡散が十分深く、ボディ拡散と接触することができなければならない。] 図4 [0018] 前記ポリシリコンフィールドプレート416はソース端子(図示しない)またはゲート端子(これも図示しない)に接続することができる。必要な場合、追加の金属フィールドプレートを使用することができる。第1誘電層402および第2誘電層406は二酸化珪素またはその他類似の材料で形成することができる。これらはソース金属411がP+領域401以外のエピタキシャル層408のその他領域に接触しないように分離する。] [0019] 図4のエッジ終端構造を備えたMOSFETデバイスのドレイン−ソースブレークダウン電圧曲線の模擬結果を図14に示す。図14では、エッジ終端構造のBVdss(ドレイン−ソースブレークダウン電圧)は44Vと示されている。これは同等のRFPおよび終端構造を備えた従来のMOSFETよりもかなり高い。サンドイッチ構造404のp−層が一部空乏化しているとみなすことができる。多くの等電位線がこのp層をその最も左端、およびその一番下の3分の1の上で横断しているが、残りのp層上はない。空乏がサンドイッチ構造の中間層に制限されているという事実は、この状況でなぜそれが有利であるのかを説明する理由の1つである。] 図14 図4 [0020] 図5に二酸化シリコン502などの誘電材料が充填された幅広トレンチ518を有する別の実施例を示す。平面ポリシリコンフィールドプレート504が酸化物層502の上に堆積され、前記フィールドプレート504が第2酸化物層506で被覆される。浅いN−P−Nサンドイッチ終端構造516が幅広トレンチ518と浅い高ドープp+領域510の間に堆積される。ソース金属508が前記浅い高ドープp+領域510と接触する。前記N−P−Nサンドイッチ終端構造516がN−エピタキシャル内に形成され、前記p+領域510に接続される。] 図5 [0021] 前記N−P−Nサンドイッチ構造は、P+領域510に隣接する埋め込み型低ドープP−領域512を含み、これにより、前記N−エピタキシャル層520とp+領域510の間に浅いN−領域が存在し、N−P−Nサンドイッチ構造が形成される。] [0022] 図6に、類似したN−P−Nサンドイッチ終端構造601が幅広トレンチ602の側壁のいずれかと浅いp+領域604の間にある、図5に類似した終端構造を備えたMOSFETスイッチの別の実施例を示す。ただし、図6で前記幅広トレンチ602は第1酸化物層606が充填され、前記第1酸化物層606の上にリセス構造ポリシリコンフィールドプレート608またはその他導電材料が設けられる。浅いp+領域604は、第2酸化物層612によってポリシリコンフィールドプレート608から分離されたソース金属610に接触している。] 図5 図6 [0023] 図7に、図5に示すN−P−Nサンドイッチ構造を有するMOSFETの終端構造の別の実施例を示す。浅い高ドープP+領域712に隣接し、それに接触する浅いN−P−Nサンドイッチ構造702層は、平坦化ポリシリコンおよび(または)ほかの導電材料706を含む完全埋め込み型トレンチ704と、前記p+領域712の間に位置する。前記サンドイッチ構造層702、トレンチ構造706、p+領域702は水平に平行である。埋め込み型ポリシリコンフィールドプレート構造704および706は、酸化物層710を堆積する前にN−エピタキシャル層708の上表面上に複数形成することができる。前記トレンチ704の壁面は酸化物などの誘電材料で絶縁することができる。] 図5 図7 [0024] 図8に、類似したN−P−Nサンドイッチ構造804と隣接するp+領域801を備えた図7のMOSFETスイッチの変化例を示す。ただし、図8では、終端構造がさらにトレンチを含むポリシリコンフィールドプレート808の間に少なくとも1つの浮遊P領域802を有し、トレンチ側壁のいずれかに接触している。前記浮遊P領域802はプロセス中の拡散またはドライブで得ることができる。] 図7 図8 [0025] 上述の終端構造の実施例は、深いPNボディ接合のMOSFETにも適用可能である。図9にその適用例を示す。図8のMOSFETの終端領域が変更され、類似のN−P−N構造904に隣接した深いP+ボディ領域902を備え、前記N−P−N構造904は前記深いPN-ボディ領域902およびそれぞれトレンチに堆積された複数の埋め込み型平面ポリシリコンフィールドプレート906の間に配置される。P浮遊領域910はp型ドーパントで低ドープすることができる。] 図8 図9 [0026] 図10aから図10dに示すように、終端構造のフィールドプレート領域はさらに変更することができ、追加のP型ドープ領域1010を図4から図6の幅広トレンチの底部領域と、図7から図9の複数のフィールドプレートトレンチの底部領域に追加することができる。この追加によって電界分布が滑らかになり、トレンチの底部角部を保護することができる。p型ドープ領域1010の追加は、図10bに示すように、浮遊p領域またはフィールドトレンチ1014の間のp−領域1012と組み合わせることができる。P浮遊領域1014は、具体的な機能要件に基づいて、低ドープまたは高ドープすることができる。] 図10a 図10b 図10d 図4 図6 図7 図9 [0027] p型ドープ領域1010はインプラントの角度、拡散条件、ドーパント濃度を変えることで、異なる形状に拡散させることができる。フィールドプレートトレンチ底部周囲のp型ドープ領域1010は、図10cに示すように、局部領域に制限し、相互に結合させることができる。また、p型ドープ領域1010は、図10dに示すように、浮遊p−領域1012と結合させ、フィールドトレンチ1014の周囲に拡張されたp領域を形成することもできる。これらの変更はさらにパンチスルーブレークダウンを防止し、ドレイン−ソース耐圧性を高める。] 図10c 図10d [0028] 図10eのエッジ終端構造のアバランシェ破壊開始時におけるポテンシャル曲線の模擬を実施した。図15に示すように、図10eのエッジ終端構造はBVdssが53Vであり、BVdssが44V(図14)であった図4の終端構造、およびボディ接合深さによってBVdssが10〜30Vである従来の終端構造と比較して増加している。図15から図10eの物理的構造の概要が分かるが、この実施例では4つの同心フィールドプレートリングが示されている。電圧曲線がフィールドプレートリングの間を走っており、それらがすべて異なる電圧であることを示していることに注意する。また、フィールドプレートリング下の補償(またはカウンタドープ)領域は最も外側のフィールドプレートリングの下へ等電位線を湾曲させる効果を有することに注意する。これは、最も内側のフィールドリング下の等電位線の屈曲を少なくする(より一様に水平にする)。これは、サンドイッチ構造404の終わり(ボディ拡散の終わりと考えることもできる)はアバランシェブレークダウンが起こりやすい箇所であるため、有利である。図15から分かるように、等電位線はここで比較的フラットになり、電界の幾何学的強化が排除され、それによりブレークダウンおよびホットキャリアの挙動が改善される。] 図10e 図14 図15 図4 [0029] MOSFETデバイスの耐圧性とパンチスルーブレークダウンに対する耐性を改善するため、図12に示すように、MOSFETデバイスの活性領域とポリシリコンゲートバス(またはエッジ終端領域)の間に遷移ゾーン1210を導入する。] 図12 [0030] 遷移ゾーン1210は、ゲートトレンチ1214およびRFPトレンチ1216とインターリーブされた複数のポリシリコンフィンガー1212を含み、各トレンチの終わりに各ポリシリコンフィンガー1212を囲むより多くのPNボディ接合領域があり、更なる終端保護を提供する。さらに、RFPトレンチはより高いシールド効果を提供し、ボディへの空乏の広がりを防止することができる。このため、PN接合のパンチスルー電圧が高められる。 さらに、ゲートトレンチがない周辺領域1218からN+領域が意図的に除外され、遷移ゾーンのパンチスルーブレークダウンを全般的に回避することができる。] [0031] 図13にMOSFETデバイスの活性領域とポリシリコンゲートバス(またはエッジ終端領域)の間に遷移ゾーンを導入する別の設計を示す。図13では、遷移ゾーン1310がゲートまたはRFPトレンチと直接接触していないポリシリコンフィンガー1314を備えているが、それらは各ゲートトレンチ1316すべてと交差し、接触するクロスオーバーポリシリコンストリップ1312と結合される。このため、遷移ゾーンの形成に必要とするポリシリコンフィンガー1314の数が少なくて済む。ゲートトレンチ間の空間が極めて狭いMOSFETには図13の構造が適している。また、図13の構造はポリシリコンエッチプロセスとゲート拡がり抵抗をより容易にコントロールすることができるため、図12の構造よりも容易に実現できる。] 図12 図13 [0032] 上述の構造は、浅いPN-ボディ接合を有する任意のアクティブ領域MOSFET設計に組み合わせることができ、耐圧性とパンチスルー電圧の低下を克服することができる。上述の終端構造は、深いPNボディ接合を有するMOSFETデバイスにも使用可能である。MOSFETデバイスの一例は、約5.5μm厚のエピタキシャル層を備え、約0.43Ω・cmの体積抵抗率を有する。ゲートトレンチまたはRFPトレンチのいずれもトレンチ深さは約1.0μmが好ましい。ゲートトレンチおよびRFPトレンチは実質的に等しい深さとすることができる。ゲートトレンチおよびRFPトレンチは、堆積または酸化プロセスで生成した二酸化シリコンなどの誘電材料層で絶縁することができる。ゲート電極酸化物の厚さは約300Å〜1000Å、RFP電極酸化物の厚さは約300Å〜1000Åとすることが好ましい。] [0033] P型ドーパントをインプラントし、N−P−Nサンドイッチ構造を形成し、p−ボディ領域、P-浮遊領域、そしてさまざまなトレンチ底部の多様なp領域を形成することができる。例えば、5×l01212cm−2のドーズ量、エネルギー60〜80keVのボロンをP−領域のインプラントに使用することができる。5×l012〜5×l013cm−2のドーズ量、エネルギー60〜120keVのボロンをP領域のインプラントに使用することができる。そして2×l015〜4×l015cm−2のドーズ量およびエネルギー20〜60keVのボロンをP+領域のインプラントに使用することができる。ソースコンタクト層を堆積する前に、タングステンなどの金属プラグをRFPトレンチおよび終端領域のポリシリコンフィールドプレートの上部に堆積することができる。] [0034] 上述のような多様なサンドイッチ構造はp−ボディ形成の処理ステップと同時に形成することができる。] [0035] 好ましい実施例において、RFPトレンチへの補償インプラントのエネルギーとドーズ量は、絶縁トレンチに対しても適切に作用する。このプロセスの相乗効果が経済性と優れた性能を提供する。開示されたプロセスはほかの運用電圧に適用できるため、寸法およびドーパントの予測可能な増減で同じ相乗効果を得られることが見込まれる。例えば、200Vの実施例では、トレンチ深さが若干深く(例えば1.5〜2.5μm)、補償インプラントのエネルギーとドーズ量はほぼ同じであると予測される。当然当業者であれば、エピタキシャル層のドーピングは実質的により少なく、エピタキシャル層の厚さはより大きくなると理解できる。] [0036] 多様な実施例に従い、1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートを含み、そのうち前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体素子が提供される。] [0037] 多様な実施例に従い、ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含むエッジ終端構造と、前記エッジ終端構造に容量性カップリングされた1つ以上のフィールドプレートを含み、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にあることを特徴とする、半導体素子が提供される。] [0038] 多様な実施例に従い、デバイスがオフのとき逆バイアスである第1導電型ボディを含む1つ以上のパワーデバイスの活性領域と、前記活性領域に隣接し、第1導電型拡散と、前記第1導電型拡散の上下両方に配置された第2導電型拡散を含むサンドイッチ構造から成る終端ゾーンを含む、パワー半導体素子が提供される。] [0039] 多様な実施例に従い、ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートを含み、そのうち、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にあり、前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体スイッチが提供される。] [0040] 多様な実施例に従い、パワー半導体素子を運用する方法であって、a)1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートを使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含み、そのうち前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法が提供される。] [0041] 多様な実施例に従い、パワー半導体素子を運用する方法であって、a)ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含むエッジ終端構造と、前記エッジ終端構造に容量性カップリングされた1つ以上のフィールドプレートの両方を使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含み、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にあることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法が提供される。] [0042] 多様な実施例に従い、パワー半導体素子を運用する方法であって、a)ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートの両方を使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含み、そのうち前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法が提供される。] [0043] 多様な実施例に従い、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを横方向に囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造と、相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートを含み、そのうち、前記背面接合の一方が前記アクティブデバイスセグメントのボディ接合とほぼ同一平面上にあり、前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体素子エッジ終端構造が提供される。] [0044] 多様な実施例に従い、エッジ終端領域の表面電場が低く、ブレークダウン電圧が高いMOSFETスイッチが提供される。このMOSFETスイッチはN−P−Nサンドイッチ構造を利用した新しいエッジ終端構造を有する。このMOSFETスイッチは、N−P−Nサンドイッチ構造のメインのPN接合のエッジにあるあらゆる空乏層の広がりを強化する働きをするポリシリコンフィールドプレート構成を備えている。 (変更形態および変形形態) 当業者には明らかなところであるように、本発明において開示された革新的な概念は幅広い応用にわたって変更または変形が可能であり、したがって本発明の対象の範囲は開示された具体的な実施例のいずれによっても制限されない。特許請求の範囲の精神および範囲に含まれるこのような代替例、変更例、および変形例をすべて包含することが意図されている。] [0045] 上述の実施例に示された終端構造は多様な方法で変更可能であり、本発明の請求の範囲はそれらいずれの実施例よりも、あるいはそれらすべてをまとめたものよりも広い。例えば、示された構造にほかの拡散をオプション的に組み合わせ、ポテンシャルの分布をさらに変更することができる。同様に、フィールドプレートの断面にほかの形状も使用することができる。同様に、追加のフィールドプレートコンポーネントを必要に応じて追加することもできる。終端要素の数および寸法は、デバイスに適用される動作電圧および過渡電流などによって異なる。P−ボディインプラントは、終端領域でN−P−Nサンドイッチ構造を形成するために使用でき、終端領域で独立したマイクロN−P−Nサンドイッチ構造を形成するには独立した局部p−領域をインプラントすることができる。] [0046] 別の例では、開示した終端構造は数々のほかのアクティブデバイス構造と組み合わせることができる。] [0047] 別の例では、好ましい実施例はシリコンを使用しているが、開示した本発明は代替としてSi.9Ge.1または多様なその他半導体材料に実施することもできる。] [0048] 領域1010は代替として非常に低いp型ドーパントまたは非常に低いn型ドーパントでドープすることもでき、それにより形成されるドーパント領域1010をn型(ν領域)またはp型(π領域)または両方(ドーパント濃度の空間的ばらつきのため)とすることができる。] [0049] 別の例として、本発明はダイオードにも適用することができる。] [0050] デバイスは「ストライプ」および「セル」(cellular)を含むさまざまなレイアウトで作製することができる。ソース領域層、ボディ領域層、ドレイン領域層は縦方向、準縦方向、横方向に構成することができる。エピタキシャルドリフト領域は均一に、または非均一にドープすることができる。上述の実施例は基板上に成長されたエピタキシャル層を含むが、エピタキシャル層は一部の応用において省略することができる。異なる実施例のさまざまな機能を多様なアプリケーション向けに組み合わせおよび再組み合わせすることができる。] [0051] IGBTまたはバイポーラ導電を含むその他デバイスにも適用できる。ゲートトレンチの底部はドーパントで変更できる。設計はソース構造とドレイン構造で異なることもできる。代替のボディ構造を使用することもできる。コンタクトトレンチを最初に形成し、ゲートトレンチをカットして、ソース構造とドレイン構造を構築することができる。] [0052] 次の出願は追加情報および代替的な変更を含むことがある: 米国代理人整理番号MXP−15P、シリアル番号61/058069、2008年6月2日出願の「Edge Termination for Devices Containing Permanent Charge」、代理人整理番号MXP−16P、シリアル番号61/060488、2008年6月11日出願の「MOSFETSwitch」、代理人整理番号MXP−17P、シリアル番号61/074162、2008年6月20日出願の「MOSFET Switch」、代理人整理番号MXP−18P、シリアル番号61/076767、2008年6月30日出願の「Trench−Gate Power Device」、代理人整理番号MXP−19P、シリアル番号61/080702、2008年7月15日出願の「A MOSFET Switch」、代理人整理番号MXP−20P、シリアル番号61/084639、2008年7月30日出願の「Lateral Devices Containing Permanent Charge」、代理人整理番号MXP−21P、シリアル番号61/084642、2008年7月30日出願の「Silicon on Insulator Devices Containing Permanent Charge」、代理人整理番号MXP−22P、シリアル番号61/027699、2008年2月11日出願の「Use of Permanent Charge in Trench Sidewalls toFabricate Un−Gated Current Sources, Gate Current Sources, and Schottky Diodes」、代理人整理番号MXP−23P、シリアル番号61/028790、2008年2月14日出願の「Trench MOSFET Structure and Fabrication Technique that Uses Implantation Through the Trench Sidewall to Form the Active Body Region and the Source Region」、代理人整理番号MXP−24P、シリアル番号61/028783、2008年2月14日出願の「Techniques for Introducing and Adjusting the Dopant Distribution in a Trench MOSFET to Obtain Improved Device Characteristics」、代理人整理番号MXP−25P、シリアル番号61/091442、2008年8月25日出願の「Devices Containing Permanent Charge」、代理人整理番号MXP−27P、シリアル番号61/118664、2008年12月1日出願の「An Improved Power MOSFET and Its Edge Termination」、代理人整理番号MXP−28P、シリアル番号61/122794、2008年12月16日出願の「A Power MOSFET Transistor」。] [0053] 本発明の説明はいずれも特定の要素、工程、または機能が請求の範囲に含まれていなければならない必須要素を暗示しているとみなされてはならない。特許の発明対象は許可された請求項によってのみ定義される。さらに、これら請求項のいずれも「〜のための手段」(means for)という言い回しを用いてはっきりと記載されない限り、米国特許法112条第6項の規定の下で解釈されるべきではない。] [0054] 出願時の請求項はできる限り広範囲となるよう意図されており、いかなる特許の発明対象も意図的に譲渡、開放、放棄されない。] [0055] 102ドープポリシリコンリセス構造フィールドプレート 104 ドープポリシリコンゲート 106 ボディ 202 第1誘電層 204 第2誘電層 206ポリシリコン層 208ソース金属 210 n−エピタキシャル層 212 P+領域 214P領域 302 第1誘電層 304 第2誘電層 306ポリシリコンフィールドプレート 308 ソース金属 310 N−エピタキシャル層 312 第1P+領域 314 P領域 316 第2低ドープ深型P−領域 401 p+領域 402 第1誘電層 404 N-P-Nサンドイッチ構造 406 第2誘電層 408 エピタキシャル層 409 N−領域 411 ソース金属 412 P−領域 416 ポリシリコンフィールドプレート 502二酸化シリコン 504 平面ポリシリコンフィールドプレート 506 第2酸化物層 508 ソース金属 510 p+領域 512 P−領域 516サンドイッチ終端構造 518幅広トレンチ 520 N−エピタキシャル層 601 N-P-Nサンドイッチ終端構造 602 幅広トレンチ 604 p+領域 606 第1酸化物層 608リセス構造ポリシリコンフィールドプレート 610 ソース金属 612 第2酸化物層 702 N-P-Nサンドイッチ構造層 704トレンチ 706トレンチ構造 706導電材料 708 N−エピタキシャル層 710 酸化物層 712 P+領域 716 酸化物層 801 p+領域 802 浮遊P領域 804 N-P-Nサンドイッチ構造 808 ポリシリコンフィールドプレート 902 P+ボディ領域 904 N-P-N構造 906 平面ポリシリコンフィールドプレート 910 P浮遊領域 1010P型ドープ領域 1012 p−領域 1014 P浮遊領域 1210遷移ゾーン 1212ポリシリコンフィンガー 1214ゲートトレンチ 1216RFPトレンチ 1218周辺領域 1310 遷移ゾーン 1312クロスオーバーポリシリコンストリップ 1314 ポリシリコンフィンガー 1316 ゲートトレンチ]
权利要求:
請求項1 半導体素子であって、1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端及び相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートと、を含み、前記フィールドプレートがそれぞれ各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体素子。 請求項2 請求項1に記載の半導体素子であって、追加のフィールドプレートを含み、前記追加のフィールドプレートがトレンチに埋め込まれておらず、前記トレンチフィールドプレートの1つ以上を囲むことを特徴とする、半導体素子。 請求項3 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントが縦型電界効果トランジスタを含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項4 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有することを特徴とする、半導体素子。 請求項5 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有し、前記アクティブデバイスセグメントの前記リセス構造フィールドプレートが前記トレンチフィールドプレートの1つ以上と同じ特性を有することを特徴とする、半導体素子。 請求項6 請求項1に記載の半導体素子であって、複数の前記トレンチフィールドプレートが電気的に浮遊していることを特徴とする、半導体素子。 請求項7 請求項1に記載の半導体素子であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合がその下の材料の導電型を反転させるに足る高濃度であることを特徴とする、半導体素子。 請求項8 請求項1に記載の半導体素子であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合が、相互にオーバーラップするに足る程度まで拡散されることを特徴とする、半導体素子。 請求項9 請求項1に記載の半導体素子であって、前記トレンチフィールドプレートの内側にさらに少なくとも1つの非トレンチフィールドプレートを含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項10 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントが、前記終端の全部ではなく、一部へと拡張されたボディ接合を含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項11 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントおよび前記終端が、エピタキシャル半導体材料から成ることを特徴とする、半導体素子。 請求項12 請求項1に記載の半導体素子であって、前記アクティブデバイスセグメントと前記エッジ終端構造の間に、遷移ゾーンを含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項13 請求項1に記載の半導体素子であって、n++ドーピングが前記アクティブデバイスセグメントに存在するが、前記トレンチフィールドプレートのいずれの外側のどこにも存在しないことを特徴とする、半導体素子。 請求項14 半導体素子であって、ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含み、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にある、エッジ終端構造と、前記エッジ終端構造に容量性カップリングされた1つ以上のフィールドプレートと、を含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項15 請求項14に記載の半導体素子であって、前記サンドイッチ構造がn型層の間にp型中間層を含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項16 請求項14に記載の半導体素子であって、前記ボディ接合が0.5μm未満の深さであることを特徴とする、半導体素子。 請求項17 請求項14に記載の半導体素子であって、複数の前記フィールドプレートを含むことを特徴とする、半導体素子。 請求項18 パワー半導体素子であって、デバイスがオフのとき逆バイアスである第1導電型ボディを含む1つ以上のパワーデバイスの活性領域と、前記活性領域に隣接し、第1導電型拡散と、前記第1導電型拡散の上下両方に配置された第2導電型拡散を含むサンドイッチ構造から成る終端ゾーンを含むことを特徴とする、パワー半導体素子。 請求項19 請求項18に記載のパワー半導体素子であって、前記ボディ接合がp型であることを特徴とする、パワー半導体素子。 請求項20 請求項18に記載のパワー半導体素子であって、前記サンドイッチ構造の前記第1導電型拡散が、前記ボディ拡散の少なくとも一部の拡張であることを特徴とする、パワー半導体素子。 請求項21 請求項18に記載のパワー半導体素子であって、前記終端ゾーンが、前記第1導電型拡散の少なくとも一部に容量性カップリングされた少なくとも1つのフィールドプレートも含むことを特徴とする、パワー半導体素子。 請求項22 半導体スイッチであって、ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントと、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含み、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にある、エッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートと、を含み、前記フィールドプレートがそれぞれ各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項23 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記サンドイッチ構造がn型層の間にp型中間層を含むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項24 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記ボディ接合が0.5μm未満の深さであることを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項25 請求項22に記載の半導体スイッチであって、複数の前記フィールドプレートを含むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項26 請求項22に記載の半導体スイッチであって、追加のフィールドプレートを含み、前記追加のフィールドプレートがトレンチに埋め込まれておらず、前記トレンチフィールドプレートの1つ以上を囲むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項27 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記アクティブデバイスセグメントが縦型電界効果トランジスタを含むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項28 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有することを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項29 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有し、前記アクティブデバイスセグメントの前記リセス構造フィールドプレートが前記トレンチフィールドプレートの1つ以上と同じ特性を有することを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項30 請求項22に記載の半導体スイッチであって、複数の前記トレンチフィールドプレートが電気的に浮遊していることを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項31 請求項22に記載の半導体スイッチであって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合がその下の材料の導電型を反転させるに足る高濃度であることを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項32 請求項22に記載の半導体スイッチであって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合が、相互にオーバーラップするに足る程度まで拡散されることを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項33 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記トレンチフィールドプレートの内側にさらに少なくとも1つの非トレンチフィールドプレートを含むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項34 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記アクティブデバイスセグメントおよび前記終端が、エピタキシャル半導体材料から成ることを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項35 請求項22に記載の半導体スイッチであって、前記アクティブデバイスセグメントと前記エッジ終端構造の間に、遷移ゾーンを含むことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項36 請求項22に記載の半導体スイッチであって、n++ドーピングが前記アクティブデバイスセグメントに存在するが、前記トレンチフィールドプレートのいずれの外側のどこにも存在しないことを特徴とする、半導体スイッチ。 請求項37 パワー半導体素子を運用する方法であって、a)1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートを使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含み、そのうち前記フィールドプレートがそれぞれ各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項38 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、そのうち追加のフィールドプレートを含み、前記追加のフィールドプレートがトレンチに埋め込まれておらず、前記トレンチフィールドプレートの1つ以上を囲むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項39 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが縦型電界効果トランジスタを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項40 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有することを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項41 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、 前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有し、前記アクティブデバイスセグメントの前記リセス構造フィールドプレートが前記トレンチフィールドプレートの1つ以上と同じ特性を有することを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項42 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートが電気的に浮遊していることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項43 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合がその下の材料の導電型を反転させるに足る高濃度であることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項44 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合が、相互にオーバーラップするに足る程度まで拡散されることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項45 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが、前記終端の全部ではなく、一部へと拡張されたボディ接合を含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項46 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントおよび前記終端が、エピタキシャル半導体材料から成ることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項47 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントと前記エッジ終端構造の間に、遷移ゾーンを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項48 請求項37に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、n++ドーピングが前記アクティブデバイスセグメントに存在するが、前記トレンチフィールドプレートのいずれの外側のどこにも存在しないことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項49 パワー半導体素子を運用する方法であって、 a)ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲み、かつ背面接合を有するサンドイッチ構造を含み、前記背面接合の一方が前記ボディ接合とほぼ同一平面上にある、エッジ終端構造と、前記エッジ終端構造に容量性カップリングされた1つ以上のフィールドプレートの両方を使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項50 請求項49に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記サンドイッチ構造がn型層の間にp型中間層を含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項51 請求項49に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記ボディ接合が0.5μm未満の深さであることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項52 請求項49に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記フィールドプレートを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項53 パワー半導体素子を運用する方法であって、a)ボディ接合を有する1つ以上のアクティブデバイスセグメントを使用して希望の電流特性を提供する工程と、同時にb)1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを囲むエッジ終端構造と、前記エッジ終端および相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートの両方を使用してエッジブレークダウンを回避する工程と、を含み、そのうち前記フィールドプレートのそれぞれが各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項54 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記サンドイッチ構造がn型層の間にp型中間層を含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項55 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記ボディ接合が0.5μm未満の深さであることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項56 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記フィールドプレートを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項57 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、そのうち追加のフィールドプレートを含み、前記追加のフィールドプレートがトレンチに埋め込まれておらず、前記トレンチフィールドプレートの1つ以上を囲むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項58 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが縦型電界効果トランジスタを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項59 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有することを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項60 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントが、アクティブデバイスと混合された(intermingled)リセス構造フィールドプレートを含み、前記リセス構造フィールドプレートがその下方に補償ドーパントの集合を有し、前記アクティブデバイスセグメントの前記リセス構造フィールドプレートが前記トレンチフィールドプレートの1つ以上と同じ特性を有することを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項61 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートが電気的に浮遊していることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項62 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合がその下の材料の導電型を反転させるに足る高濃度であることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項63 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、複数の前記トレンチフィールドプレートの下方にある各前記補償ドーパントの集合が、相互にオーバーラップするに足る程度まで拡散されることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項64 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記トレンチフィールドプレートの内側にさらに少なくとも1つの非トレンチフィールドプレートを含むことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項65 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、前記アクティブデバイスセグメントおよび前記終端が、エピタキシャル半導体材料から成ることを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項66 請求項53に記載のパワー半導体素子を運用する方法であって、n++ドーピングが前記アクティブデバイスセグメントに存在するが、前記トレンチフィールドプレートのいずれの外側のどこにも存在しないことを特徴とする、パワー半導体素子を運用する方法。 請求項67 半導体素子エッジ終端構造であって、1つ以上の前記アクティブデバイスセグメントを横方向に囲み、かつ背面接合を含み、前記背面接合の一方が前記アクティブデバイスセグメントのボディ接合とほぼ同一平面上にある、サンドイッチ構造と、相互を連続して囲む複数のトレンチフィールドプレートと、を含み、そのうち前記フィールドプレートがそれぞれ各トレンチに埋め込まれ、補償ドーパントの集合がそれぞれ前記トレンチの下方に配置されたことを特徴とする、半導体素子エッジ終端構造。
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