专利摘要:
本発明は、通信システム及び通信の方法を提供する。上記通信システムは、衛星受信機によって所定の地理的区域内で受信される第1信号を送信するように構成された衛星送信機と、地上受信機によっ上記所定の地理的区域内で受信される第2信号を送信するように構成された地上送信機とを具備する。上記第1及び第2信号は、共通無線周波数帯を共有する。上記システムは、上記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第1角度で上記第1信号を受信するように構成される。上記第1角度は、上記第2信号が上記アンテナで受信される際の地平線に対する第2角度よりも大きい値をとる。これにより、上記衛星受信機が上記第2信号から上記第1信号を識別可能となる。また、上記地上送信機及び受信機は、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムを動作させ、上記地上受信機が上記第1信号から上記第2信号を識別可能となるように構成される。
公开号:JP2011512060A
申请号:JP2010541848
申请日:2009-01-09
公开日:2011-04-14
发明作者:ケヴィン・ホドソン;ドナルド・レスター
申请人:アストリウム・リミテッド;
IPC主号:H04J99-00
专利说明:

[0001] 本発明は、通信システム及び通信の方法における周波数共用に関し、これに限定しないが特に、同一の地理的区域において、共通無線伝送周波数帯を2つの通信信号放送で共用できるようなシステム及び方法に関する。]
背景技術

[0002] 所与の地理的区域内の別個の通信システムは、相互干渉を避けるために、異なる周波数で動作することが要求されるというのが、一般的に認識されている無線通信の特徴である。衛星通信の場合、衛星は、通常、広い地理的区域に比較的弱い電力束密度しか有さない信号を送信する。これは、受信を行う機器が高い感度を有さなければならず、同一の地理的区域及び同一の周波数帯で動作する地上通信システムと同時に衛星システムを使用することが困難又は不可能であることを意味する。]
[0003] したがって、多くの衛星通信システムは、国際電気通信連合(ITU)を通じて世界的に協調化がなされた専用の周波数帯で動作する。]
[0004] 来るべきアナログテレビ放送からデジタルテレビ放送への切り替えの後、極超短波(UHF)帯のかなりの範囲が利用可能となる。これは、より正確な伝送範囲及びより強い電力束密度の性能を衛星に提供する技術の進歩と組み合わされ、衛星を介して、デジタルテレビジョン信号などのUHF信号を広い地理的区域にわたって低コストで配信することを可能とする。]
[0005] しかしながら、衛星は、所定の有効範囲にわたってほぼ均一な信号強度しか提供せず、同区域内で同一の周波数で動作する別の地上通信システムの妨げとなる。]
[0006] 本発明は、これらの問題点に取り組むことを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明によれば、所定の地理的区域内で受信可能な第1信号を送信するように構成された衛星送信機と、上記第1信号を受信するように構成された衛星受信機と、上記所定の地理的区域内で受信可能な第2信号を送信するように構成された地上送信機と、上記第2信号を受信するように構成された地上受信機とを具備した通信システムが提供される。上記第1及び第2信号は、共通無線周波数帯を共用する。上記システムは、上記第1信号が上記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第1角度で受信され、上記第2信号が上記アンテナにおいて地平線に対して第2角度で受信されるように構成される。上記衛星受信機が上記第2信号から上記第1信号を識別する機能を実現するように、上記第1角度は、上記第2角度よりも大きい値をとる。上記地上送信機及び受信機は、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムを動作させて、上記地上受信機が上記第1信号から上記第2信号を識別する機能を実現するように構成されている。]
[0008] したがって、本発明は、衛星送信波が受信される角度に基づいて、衛星受信機が同一の周波数帯における地上送信波からの干渉を回避する機能を有したシステムを提供する。これにより、衛星送信波と地上送信波との識別の大部分がアンテナで行われるので、衛星受信機は、比較的単純な信号処理回路を備えるだけでよいようになる。地上システムは、MIMO技術を使用して、衛星送信波に起因する信号品質の劣化を軽減できる。]
[0009] 上記衛星受信機に関連したアンテナは、上記第2信号に対する利得よりも少なくとも約15dB大きい上記第1信号に対する利得を有した指向性アンテナであり、及び/又は、少なくとも12dBiの総利得を有してよい。]
[0010] 上記地上送信機が1本以上のアンテナを具備するように構成され、かつ上記地上受信機が2本以上のアンテナを具備するように構成されてよい。]
[0011] 上記地上送信機が基地局送受信機であり、かつ上記地上受信機がユーザ送受信機であってよく、上記ユーザ送受信機は、上記基地局送受信機によって受信される第3信号を送信するように構成される。したがって、上記システムは、上記第3信号が上記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第3角度で受信されるように構成される。上記衛星受信機が上記第3信号から上記第1信号を識別する機能を実現するように、上記第1角度は、上記第3角度よりも大きい値をとる。]
[0012] 上記第1信号は、デジタルマルチメディアブロードキャスト信号であってよく、例えば、DVB−T又はDVB−H方式に準拠した信号である。上記第2及び/又は第3信号は、移動遠隔通信信号であってよく、例えば、WiMAXMIMO方式に準拠した信号である。]
[0013] 上記MIMOシステムは、上記地上受信機と上記地上送信機との間に1つ以上のフィードバックループを有するように構成されてよい。したがって、上記地上受信機と上記地上送信機とのうちのいずれか一方での状況についてのフィードバック情報を用いて、上記第2及び/又は第3信号の送信チャネルを改善できる。]
[0014] 上記衛星送信機は、静止軌道から送信を行ってよい。]
[0015] 水平線に対する上記第1角度は、およそ50度と90度との間の角度であってよい。]
[0016] 上記共通無線周波数帯は、極超短波(UHF)帯であってよい。好ましくは、本発明は、470MHzから862MHzの範囲の周波数である、アナログ−デジタル変換によって利用可能となる周波数帯を利用する。]
[0017] また、本発明によれば、衛星受信機によって受信される第1信号を所定の地理的区域に送信する段階と、地上受信機によって受信される第2信号を上記所定の地理的区域に送信する段階と、上記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第1角度で上記第1信号を受信する段階と、上記アンテナにおいて地平線に対して第2角度で上記第2信号を受信する段階と、上記第1角度と上記第2角度との違いに基づいて、上記第2信号から上記第1信号を識別する段階と、上記地上受信機が上記第1信号から上記第2信号を識別する機能を実現するように、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムを動作させる段階とを有する方法が提供される。ここで、上記第1及び第2信号は、共通無線周波数帯を共用し、上記第1角度は、上記第2角度よりも大きい値をとる。]
図面の簡単な説明

[0018] 本発明による通信システムの概略図である。
図1の通信システムの構成要素をより詳細に図示する。
図1の通信システムの地表アンテナで受信する衛星及び地上送信波の入射角度を図示する。
図1の通信システムの衛星によって使用される静止衛星軌道を図示する。
本発明による別の通信システムの概略図である。] 図1
実施例

[0019] これより、例示を目的として添付の図面を参照し、本発明の各実施形態について記載する。]
[0020] 図1を参照すると、通信システム1は、衛星信号3を衛星受信機4に送信するように構成された衛星送信機2を具備する。衛星信号は、本実施例では、衛星テレビジョン受信機4、例えば、セットトップボックス、で受信した、DVB−T準拠デジタルマルチメディアブロードキャスト信号である。] 図1
[0021] また、システム1は、往路地上信号6を地上ユーザ送受信機7に送信するように構成された地上又は地表基地局送受信機5を具備する。地上ユーザ送受信機7は、復路地上信号8を基地局送受信機5に送信するように構成されている。往路及び復路地上信号6,8は、本実施例では、マルチ入力マルチ出力(MIMO)WiMAX準拠信号である。]
[0022] したがって、衛星信号3と地上信号6,8とは、互いに独立した情報を伝達する。]
[0023] 衛星信号3及び地上信号6,8は、共通無線周波数帯を共有し、特に、同一の搬送波周波数又は周波数帯域内の搬送波周波数を共有するように構成される。本実施例では、共通周波数帯は、極超短波(UHF)帯であり、特に、470〜862MHzの範囲の周波数である。これには、アナログテレビ放送からデジタルテレビ放送への切り替えの結果として利用可能となる周波数が含まれる。]
[0024] 衛星送信機2及び地上送受信機5,7は、各自の信号3,6,8を送信し、その結果、衛星信号3と、往路地上信号6及び復路地上信号8のうちの少なくとも1つとが、所定の地理的区域内の何処ででも受信可能となる。衛星受信機4及び地上送受信機5,7がこの区域内にそれぞれ位置している場合、ある程度までは、衛星信号3もまた地上送受信機5,7で受信され、かつ、2つの地上信号6,8のうちの少なくとも1もまた衛星受信機4で受信される。その結果生じる追加的な信号経路が、図1中に破線で示される。] 図1
[0025] 衛星受信機4は、本実施例では、シングル入力シングル出力(SISO)受信機であり、故に、衛星の1つのアンテナから送信された衛星信号3を受信するためには、1つのアンテナだけが用いられる。衛星受信機4が2つの地上信号6,8のうちの1つ又はその両方から衛星信号3を識別するために、システム1は、衛星信号3が、地平線に対して大きな角度を取るか、又は、地上信号6,8よりも大きい仰角を取って衛星受信機4に到達するように構成される。衛星受信機4のアンテナは、それらの信号が受信される方向の違いに基づいて、衛星信号3に対する感度を最大化し、かつ地上信号6,8に対する感度を最小化するように向きを決定される。結果的に、受信機4に到達する地上信号6,8は、衛星信号3に比べて著しく減衰する。]
[0026] 地上送受信機7及び基地局送受信機5は、本実施例では、複数のアンテナを用いて各自の往路及び復路地上信号6,8を受信するマルチ入力マルチ出力(MIMO)送受信機である。MIMOは、通信システムの頑健性及び/又は処理能力を向上させるための、空間ダイバーシティ、符号ダイバーイティ、及び偏波ダイバーシティなどのダイバーシティ領域を活用するための手段として広く知られた技術である。]
[0027] 一般に、MIMOシステムは、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとによって特徴付けられる。p本の送信アンテナとq本の受信アンテナを備えたシステムでは、送信機と受信機との間に、p×qチャネルが存在する。したがって、通信システム1の基地局及びユーザ送受信機5,7においてMIMOシステムを用いることによって、衛星信号3の干渉に起因した地上信号6,8の信号品質の劣化は、本実施例においては地上送受信機5,7のそれぞれで実行される、信号処理によって軽減できる。例えば、このような処理は、利用可能なチャネルのうち最良のものを選択することによって、複数のチャネルのダイバーシティを活用できるようにする。]
[0028] 図2は、図1の通信システムをより詳細に示す。] 図1 図2
[0029] 図2を参照すると、衛星9は、衛星アンテナ10に接続された衛星送信機2を具備している。衛星アンテナ10は、衛星信号3を衛星受信機4にブロードキャストする。衛星信号3は、地表アンテナ11を介して、衛星受信機4で受信される。衛星9は、本実施例では、UHF無線信号を用いるように構成されている。] 図2
[0030] 衛星送信機2は、従来の衛星送信機に比べて、比較的強い信号を提供するように構成されている。本実施例において、衛星送信機2は、所定の有効範囲内だけの全方向性5MW信号源として表され、約−96dBW/m2の地表信号束密度を提供する。所定の有効範囲は、本実施例では、往路及び復路地上信号6,8のうちの少なくとも1つを受信可能な所定の地理的区域を包含する。]
[0031] 図3に示されたように、衛星信号3は、地表アンテナ11において角度θ1で受信される。この角度θ1は、本実施例では、地平線に対して50〜90度となる。一方、2つの地上信号6,8は、地上アンテナ11において、それぞれ、角度θ2及び角度θ3で受信される。角度θ2,θ3は、地平線に対して10度を超える角度にならない。] 図3
[0032] 地表アンテナ11は、指向性アンテナであり、本実施例では、八木宇田アンテナである。指向性アンテナは、衛星9の方を向くように構成されており、その結果、小さな仰角で信号源から受信する信号に対して低い感度となる。好ましくは、地表アンテナ11は、12〜20dBiの利得を有する。衛星及び地上信号3,6,8を受信した異なる仰角θ1,θ2,θ3の結果として、また、地表アンテナは、地上信号6,8に対してよりも少なくとも15dB大きい、衛星信号3に対する利得を有するように構成される。]
[0033] 本実施例では、地表アンテナ11が八木宇田アンテナとして記載されているが、異なる送信利得、及び/又は、アンテナで受信した信号の入射角に従って利得に別の変化をもたらすような、異なる指向性特性を有した他の指向性アンテナが使用されてもよい。好ましくは、衛星受信機4は、従来の衛星受信機に比べて、比較的感度が低く、かつ、比較的高い雑音レベルを有する。]
[0034] 通信システム1は、衛星9に対する仰角が少なくとも50度である場合に、世界のさまざまな地域で動作するように構成される。例えば、大きい仰角は、静止軌道上の複数の衛星を使用して、アフリカ大陸の大部分などの赤道地域で達成できる。また、本発明は、モルニヤ軌道などの代替軌道を衛星に使用することができる。例えば、モルニヤ軌道の衛星を使用して、ロシア連邦の一部やカナダなどの高い北緯度を有した地域に、本発明の衛星信号3を提供できる。]
[0035] 図4を参照すると、通信システム1の衛星9の静止軌道が示されている。衛星9は、地球の赤道17の真上で軌跡16を描く。衛星9は、地球の対恒星自転周期に一致する軌道周期を有するとともに、基準海面の約35,786km上空で軌道を描くように構成される。衛星3は、この実施例では、アフリカ大陸の赤道地域に位置した地理的区域18上に提供される。] 図4
[0036] 再び図2を参照すると、地上基地局送受信機5は、第1及び第2基地局アンテナ12,13に接続されている。これらはそれぞれ、往路地上信号6をユーザ地上送受信機7、この実施例では、移動デバイス、に送信することと、移動デバイス7から復路地上信号8を受信することとを行う。移動デバイス7は、地上信号6を受信し、復路地上信号8を基地局5に送信するための第1及び第2ユーザ地上アンテナ14,15を具備する。これらのアンテナ12,13,14,15は、送信された信号の受信動作を行う際には、受信アンテナと称され、信号の送信動作を行う際には、送信アンテナと称される。] 図2
[0037] MIMOシステム内の送信の方向毎のチャネルモデルは、以下のように示すことができる。
y=H・x+n
ここで、xは、大きさpのベクトルであって、送信された地上信号を表し、yは、受信信号を表す大きさqのベクトルであり、Hは、MIMOチャネルを形成する大きさp×qの行列であり、nは、MIMOチャネルの雑音を表す大きさqのベクトルである。すべてのベクトル及び行列の要素は、いくつかの成分からなる。]
[0038] 衛星信号3及び地上信号6,8、又は、SISO及びMIMO信号は、例えば、一意に定まる語などの送信された信号に含まれた値に基づいて、MIMO地上送受信機5,7によって識別可能となる。これは、例えば、往路及び/又は復路信号6,8の一部分として送信された符号語であったり、例えば、マルチメディアブロードキャスト信号3に関連した電子番組ガイドなどのデジタル情報サービスに関する一般的な反復データであったりしてよい。]
[0039] MIMO地上送受信機5,7のそれぞれは、望ましいMIMO地上信号6,8(ベクトルyの1つ以上の成分)を最大化し、かつ望まれないSISO衛星信号3(ベクトルyの少なくとも1つの成分)を最小化することによって、行列H内の複合要素を調整するように構成される。SISO衛星信号3は、衛星送信機2から直接の経路で受信されてよく、又は、図2に示されたように、建物やその他の構造物からの反射信号として受信されてもよい。調整は、MIMOチャネルが時間変化することを想定した継続的な処理である。] 図2
[0040] この処理を助けるために、p本の受信アンテナ12,13又は受信アンテナ14,15のうちの1本は、望ましい地上信号ではなく、望ましくない衛星信号3を受信するように構成される。これにより、望ましくない衛星信号3の特性を決定することができ、その結果、受信した信号への影響を取り除くことができる。]
[0041] 図5は、本発明による別の通信システム20を示す。上記通信20では、ユーザ地上送受信機7と地上基地局送受信機5との間にフィードバック経路21が設けられている。図示された実施例では、一方向への送信だけが示されているが、フィードバック経路は、図示されたフィードバック経路21の代わりに、又は、それに加えて、地上基地局送受信機5からユーザ地上送受信機7にも設けることができる。フィードバック経路21は、地上基地局送受信機5に、ユーザ送受信機7での状態の情報を提供する。その情報は、往路地上信号6の信号品質へ、例えば、衛星信号3に起因したいくらかの劣化を軽減する助けとなる。したがって、地上基地局送受信機5は、この目的のための信号処理回路を具備してよい。そのようなシステムは、本分野では、協働MIMOシステムと称される。] 図5
[0042] 以上、本発明の特定の実施例が記載されたが、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義されるのであって、実施例に限定されない。したがって、本発明は、当業者には自明な他の方法でも実現できる。]
[0043] 例えば、図3の実施例は、基地局5の2本の送信及び受信アンテナ12,13と、ユーザ地上送受信機7の2本の送信及び受信アンテナ14,15とを具備する。しかしながら、一般に、MIMOシステムは、用いられる送受信機5,7のそれぞれに、送信を行うように構成された1本以上のアンテナと、受信を行うように構成された2本以上のアンテナとを具備する。必要となるMIMO信号処理は、2つの送受信機5,7の両方では実行されず、例えば、2つの送受信機5,7のうちの片方だけで実行される。] 図3
[0044] また、本発明は、DVB−Tに準拠したデジタルマルチメディアブロードキャスト信号及びMIMO WiMAX準拠信号の場合について説明されたが、デジタル信号及びアナログ信号の両方を含む他のタイプの通信信号が代替的又は追加的に使用されてもよい。例えば、代替的に、マルチメディアブロードキャスト信号は、DVB−H、又は、代替デジタル又はアナログ方式に準拠してよい。衛星信号3及び地上信号6,8は、一実施例においては、同じタイプの信号であるが異なるコンテンツを搬送する信号、例えば、デジタルテレビジョン信号であってもよい。また、往路及び復路地上信号6,8が記載されたが、代わりに、MIMO通信リンクが一方向リンク、例えば、復路信号8の無い地上ブロードキャスト信号6だけであってもよい。この場合、基地局送受信機は、代わりに、送信機及び1本以上の対応する送信アンテナだけを具備し、かつユーザ地上送受信機は、代わりに、受信機および2本以上の対応する受信アンテナだけを具備する。移動デバイス7は、移動デバイスではなく、固定デバイスであってもよい。]
[0045] さらに、衛星信号3はSISO構成を用いて送信されると記載したが、これは必須ではない。他の構成、例えば、MIMO構成が使用されてもよい。さらに、衛星信号3は一方向ブロードキャストとして記載されたが、代替的に、衛星受信機4は、衛星9に信号を送り返すように追加的に構成されてもよい。また、地表アンテナ11などの通信システム1の他の構成要素には、当業者には明白な変形例が存在してもよい。]
[0046] 2つの地上受信機5,7のうちのどちらかの近くに位置した衛星受信機4における衛星信号3の受信は、2つの受信機のうちのどちらか又はその両方からの高い信号強度に起因した問題を有する。この制限は、所与の区域に提供されるサービスを検討することによって、又は、明細書中で説明したSISO衛星システムをMIMO衛星受信機に置き換えることによって軽減できる。]
[0047] 1,20通信システム
2衛星送信機
3衛星信号経路
4 SISO衛星受信機
5地上基地局送受信機
6往路地上信号経路
7 地上ユーザ送受信機
8,16 復路地上信号経路
21 フィードバック経路]
权利要求:

請求項1
通信システムであって、所定の地理的区域内で受信可能な第1信号を送信するように構成された衛星送信機と、前記第1信号を受信するように構成された衛星受信機と、前記所定の地理的区域内で受信可能な第2信号を送信するように構成された地上送信機と、前記第2信号を受信するように構成された地上受信機とを具備し、前記第1信号及び前記第2信号は、共通無線周波数帯を共用し、前記第1信号は、前記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第1角度で受信され、前記第2信号は、前記アンテナにおいて地平線に対して第2角度で受信され、前記衛星受信機が前記第2信号から前記第1信号を識別する機能を実現するように、前記第1角度は、前記第2角度よりも大きい値をとり、前記地上送信機及び前記地上受信機は、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムを動作させて、前記地上受信機が前記第1信号から前記第2信号を識別する機能を実現するように構成されていることを特徴とする通信システム。
請求項2
前記アンテナが、前記第2信号に対する利得よりも少なくとも15dB大きい前記第1信号に対する利得を有した指向性アンテナであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
請求項3
前記アンテナが、少なくとも12dBiの総利得を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
請求項4
前記地上送信機が1本以上のアンテナを具備するように構成され、前記地上受信機が2本以上のアンテナを具備するように構成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項5
前記地上送信機が基地局送受信機であり、前記地上受信機がユーザ送受信機であり、前記ユーザ送受信機は、前記基地局送受信機によって受信される第3信号を送信するように構成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項6
前記第3信号が、前記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第3角度で受信され、前記衛星受信機が前記第3信号から前記第1信号を識別する機能を実現するように、前記第1角度は、前記第3角度よりも大きい値をとることを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
請求項7
前記第1信号がデジタルマルチメディアブロードキャスト信号であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項8
前記第1信号が、DVB−T又はDVB−H方式に準拠した信号であることを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
請求項9
前記第2信号が移動遠隔通信信号であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項10
前記第2信号が、WiMAXMIMO方式に準拠した信号であることを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
請求項11
前記MIMOシステムが、前記地上受信機と前記地上送信機との間に1つ以上のフィードバックループを有するように構成されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項12
前記衛星送信機が、静止軌道から送信を行うように構成されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項13
水平線に対する前記第1角度が、50度と90度との間の角度であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項14
前記共通無線周波数帯が、極超短波(UHF)帯であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の通信システム。
請求項15
前記共通無線周波数帯が、470MHzから862MHzの範囲の周波数であることを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
請求項16
通信方法であって、衛星受信機によって受信される第1信号を所定の地理的区域に送信する段階と、地上受信機によって受信される第2信号を前記所定の地理的区域に送信する段階と、前記衛星受信機に関連したアンテナにおいて地平線に対して第1角度で前記第1信号を受信する段階と、前記アンテナにおいて地平線に対して第2角度で前記第2信号を受信する段階と、前記第1角度と前記第2角度との違いに基づいて、前記第2信号から前記第1信号を識別する段階と、前記地上受信機が前記第1信号から前記第2信号を識別する機能を実現するように、マルチ入力マルチ出力(MIMO)システムを動作させる段階とを有し、前記第1信号及び前記第2信号は、共通無線周波数帯を共用し、前記第1角度は、前記第2角度よりも大きい値をとることを特徴とする方法。
請求項17
前記MIMOシステムが、前記地上受信機と前記地上送信機との間に1つ以上のフィードバックループを有するように構成されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
請求項18
前記第1信号を静止軌道から送信する段階を有することを特徴とする請求項16又は17に記載の方法。
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EP2232731A2|2010-09-29|
US20090181616A1|2009-07-16|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-07| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120106 |
2012-08-18| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120817 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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