![]() 断層写真の作成方法
专利摘要:
X線吸収値を含むデジタル3次元体積(1)から断層画像(10)を作成する、特に歯科用X線パノラマ断層画像を作成する方法であって、被写体としての3次元体積(1)は、仮想のX線光源(4;15)を用いて仮想的に照射され、仮想的に発生する断層画像(10)は、仮想検出器(5;16;61,62,63)を用いて撮影される。仮想X線源(4,15)及び仮想検出器(5;16;61,62,63)は、ボケ部分を備えた鮮明層(3)を形成しながら、被写体の側を通って仮想的に移動する。 公开号:JP2011511661A 申请号:JP2010545507 申请日:2009-02-12 公开日:2011-04-14 发明作者:ウルリチ,ヨハン;ベックハウス,クリスチアン;ヘル,エリック 申请人:シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング; IPC主号:A61B6-14
专利说明:
[0001] 本発明は例えばX線パントモグラムの再構成によって作成可能な、X線吸収値を有するデジタル三次元ボリュームに基づく断層写真、特にパノラマ断層写真(PAN撮影)を作成するための方法に関する。このような断層写真は歯科医の診断用に使用される。] 背景技術 [0002] 断層写真とは一般に三次元物体の二次元層の写真であると理解されている。三次元データを使用せずに二次元層を生成する特別な方法は画像ぼけ断層撮影(トモシンセシス)である。画像ぼけ断層撮影の特徴は、物体に対してフィルムとX線管とを移動した場合に、物体のいわゆる焦点層内のポイントが常にフィルムの同じ位置にあり、それによって鮮鋭に結像されることにある。これに対して、焦点層の外側のポイントは物体に対するX線管とフィルムの機械的移動に対応するぼけ曲線としてフィルムに結像される。] [0003] 三次元断層撮影法との相違は、この場合は層を計算する際の三次元と二次元の投影が作成されるので、全ての物体面が投影軸に対して垂直に対等に表示され、1つの面が例えば重複によって焦点層として特に際立つことがない。] [0004] EP 0 279 294 A1号から、患者の顎のパノラマ断層写真を作成するための歯科医用X線診断装置が公知である。記載の方法によって、中点が患者の顎に対して垂直である物体内の層を写像できる。その際、パノラマ断層写真を作成するため、X線管−検出器構造が被写体の周囲を移動され、焦点層の外側にある部分にブラ−がある断層写真を作成するために、CCD検出器アレイが移動速度とは異なる周波数で周期的に読み出される。] [0005] 検出器から適宜に画像情報を読み出すことによって所定の焦点層の画像を作成する代わりに、単一の画像を作成し、所望の層位置に応じてパノラマ断層撮影の後に初めてこの単一画像を重ねることは可能である。しかし、通常使用されている検出器の幅は比較的狭いので、被写体の部分領域しか撮像できず、これらの部分領域から被写体の三次元ボリュームを作成することはできない。これらのいわゆるフルフレームセンサを使用すると、大量の単一画像が作成される。単一画像の数は通常のPANサイクルで行われるラインクロックに対応し、そのため数千もの単一画像の撮像が行われることになる。] [0006] ディジタルコーンビームボリューム・トモグラフィ−ィ(DVT)の種類の市販の歯科X線撮影装置では、所定のx−y面でX線管と検出器とがヘッドを中心に共に移動される。移動はX線管と検出器とが被写体内にあるZ方向に延びる回転軸を中心に回転するように行われる。この軌道上の異なるX線管及び検出器の位置から少なくとも180°の角度にわたる回転中にパントモグラフィ−が作成され、次いでそこから三次元ボリュームが計算される。この三次元ボリュームは部位に依存するX線吸収値、またはそこから導かれる画像データを含んでいる。] [0007] これらの値からパノラマ撮像が作成されるが、これは従来のパノラマ断層写真ではない。それに加えて、三次元ボリューム内の表示される層の状態と厚さが調整または選択され、層に対して垂直な平行X線照射で加算されたX線吸収値が処理された後に画像データとして表示される。これは例えばクリストフ・シュネレの学術論文「パノラマ断層撮影及びコンピュータトモグラフィ−ィのディジタルボリュームトモグラフィ−ィにおけるX線露曝の比較」(デュッセルドルフ、ハインリッヒハイネ大学医学部、2001年、1〜5ページ)及びCh.シャイフェル、P.A.ライヒャルトの論文「 三次元レントゲンシステムGALILEOS」(ZWR−ドイツ歯科医学会紀要、2007年、615〜617ページ)から公知である。] [0008] この場合はオルソパントモグラフィ−で作成されるパノラマ断層写真と類似した画像印象が生じるが、勿論、焦点層の外側の構造は配慮されず、画像ぼけは生じない。 EP 0 279 294 A1号 「パノラマ断層写真及びコンピュータトモグラフィ−ィのディジタルボリュームトモグラフィ−ィにおけるX線露曝の比較」 「 三次元レントゲンシステムGALILEOS」] 発明が解決しようとする課題 [0009] しかし、ユーザーによる長年の診断の実践から、また従来のような通常のPAN撮像の画像ぼけにも関わらずなお含まれている画像情報により、X線によって得られる三次元ボリュームが存在する場合でも従来のパノラマ断層写真に相当するレントゲン写真を供給することが望ましいことがある。] 課題を解決するための手段 [0010] 三次元ボリュームを生ずるX線撮影装置の場合でも断層写真を提供する本発明の基本概念は、三次元ボリュームでオルソパントモグラフィ−ィーの画像ぼけトモグラフィ−ィ−法が再現され、層が三次元ボリュームから抽出されないことで、以前に生じた三次元ボリュームから断層撮影を計算することにある。] [0011] 特に歯科X線パノラマ断層写真に適するX線吸収値を有するデジタル三次元ボリュームから断層写真を作成するための本発明による方法では、三次元ボリュームが仮想X線照射源によって仮想的に照射され、発生する仮想画像が仮想検出器によって撮像される。仮想X線照射源と仮想検出器とは画像ぼけ部分を有する焦点層を形成しつつ、被写体を横切って仮想的に移動される。] [0012] その際、物体として三次元ボリュームを撮像する仮想的な撮影手順及び仮想X線照射源と仮想検出器の相互作用は画像ぼけ部分を有するデジタル断層撮影を作成する従来の手順と対応している。] [0013] 有利には、構造、特に例えば断層撮影で陰影が形成され、妨害になる脊柱などの解剖学的構造を、シミュレートされた断層写真を作成する前に計算された三次元ボリュームから探索アルゴリズムによって除去することができる。このような構造を除去した後で初めて断層撮影をシミュレートすることによって、観察者によってなお考慮されなければならない構造が明確にされるので画質の改善を達成できる。] [0014] それは歯に関する直接的な情報だけだはなく、例えば従来のPAN撮像の際に補足的に表示されたそれまでに三次元ボリュームから計算されたパノラマ撮像に関してもあてはまる。] [0015] 照射経路を変更の変更、例えば、X線照射源内の焦点から発する照射チャンバの代わりに平行なビームからなるビーム束で照射することが、例えばz−方向での大きさの歪みを避けるために有効であり得る。] [0016] 有利には、計算された断層撮影の焦点層の経路を変えることができる。従来の断層撮影の場合は、物体内の所定位置の焦点層の位置は変更できない。] [0017] 焦点層から仮想焦点、又は焦点−検出器回転面と垂直な仮想検出器までの間隔を変更可能であれば特に有利である。それによって、例えば斜めに生えている歯などの解剖学的構造に撮像を適合させることが可能である。この場合、標準的な撮影は変更されるが、その他の画像情報はそのまま保持される。] [0018] 有利には、照射チャンバの広がり、及びX線照射源と検出器とのシミュレートされた回転速度と組み合わせて、シミュレートされた検出器の幅を変更にすることによって、その他の情報を表示するために表示される焦点層の厚さを変更することができる。] [0019] 断層写真はパノラマ断層写真であり、仮想X線照射源及び仮想検出器が患者の身体の周囲ではなく三次元ボリュームの周囲を仮想的に移動する。その際、焦点層までの仮想X線照射源及び仮想検出器の間隔、及び仮想検出器及び画像ぼけ部分の幅は標準のパノラマ断層写真と対応するものであり得る。この場合は照射角度を考慮に入れることもできる。] [0020] 更に、仮想X線照射源と仮想検出器と照射経路のそれぞれの回転中心間の様々な間隔を変更することができる。パノラマ断層写真を作成するために市販の機器は構造的に異なっているので、それぞれの機器で作成されたパノラマ断層写真には機器特有のそれぞれの特殊性がある。三次元ボリュームからパノラマ断層写真を作成する際に、このような機器の特殊性を少なくとも部分的に考慮にいれることができる。] [0021] 更に、例えば横断断層撮影の場合に、画像ぼけ部分を含む断層撮影として個別撮影も考慮に入れられる。] [0022] 重要な点は、更に別のX線写真を作成せずに、三次元ボリュームを作成するために既存のパントモグラムだけに基づいて断層撮影の全ての変更を行うことができる点にある。] [0023] 変形形態によれば、仮想断層撮影を実行する前に、更に三次元ボリュームからの探索アルゴリズムを用いて、例えば顎堤骨、及びそこにある歯を解剖学的に調べることによって特徴的な解剖学的構造によって物体内の焦点層の位置を自動的に特定することができる。位置が確認されると、仮想撮影を行うことができる。実際の撮影とは異なり、個人の解剖学的特殊性を常に考慮に入れることができ、所定の標準化された焦点層の外には来ないことが確実になる。] [0024] 実際的な観点から、現在のところ三次元ボリュームが断層撮影の前に既に完全に計算されていることが有意義である。しかし、三次元ボリュームの再構成とは別に、又は再構成の一部として元のパントモグラフィ−に基づいて予め断層写真の作成のシミュレーションを行うこともできる。その場合はパントモグラフィ−から得られた情報を利用して、画像ぼけ部分を含む断層撮影の計算がなされる。] [0025] したがって本発明は更に、再構成によって三次元ボリュームを作成するためにパントモグラフィ−から画像ぼけトモグラフィ−断層写真を作成する方法に関するものである。この実施形態では、トモグラフィ−から先ずX線吸収値を有する三次元ボリュームを計算し、次いで更に数学的な方法で評価を行う必要がない。それどころか、トモグラフィ−自体が評価され、そのために部分的には再構成から知られている方法ステップに拠ることができ、しかも被写体自体のボリュームを無理に計算する必要がない。その際、焦点層と画像ぼけ部分とを有する断層写真が作成される。] [0026] 図面を参照して本発明の実施形態を説明する。] 図面の簡単な説明 [0027] 焦点層を有するパノラマ断層写真を作成するために三次元ボリュームの仮想撮影状態の原理図である。 図1の原理に基づいて作成された断層写真である。 先行技術によるパノラマ断層写真を作成するための原理図である。 図3の先行技術により作成された写真である。 z−方向に変化した焦点層の位置を示す図である。 z−方向に変化した焦点層の位置を示す図である。 狭い検出器と広い検出器とを有する撮影状態を示す図である。] 図3 実施例 [0028] 図1Aには、X線吸収値に関する情報、又はそこから得られた画像データの形態の顎骨11及び複数本の歯12の画像を含む検査対象物としての患者の頭部の三次元ボリューム1が示されている。三次元ボリューム1は患者の頭部2の全体、又は図示のようにその一部だけでもよく、三次元ボリューム1は完全に患者の頭部2内に位置していなくてもよい。この三次元ボリューム1に基づいて、本発明による画像ぼけを含むトモグラフィ−法が可能になり、その際、患者の頭部2の三次元ボリューム1内に延びる焦点層3が再現される。焦点層3は所定の広がり、幅tを有する領域に対応しており、簡略にするために線で示すこともできる。] 図1A [0029] 三次元ボリューム1は最適には、パノラマ断層写真の作成に必要な全ての解剖学的特徴を含むように画定される。その上、その他の解剖学的領域、例えば鼻や唇などの柔らかい部位を三次元ボリューム1に含めることもできる。] [0030] 図1に示すx線吸収値を有する三次元ボリューム1は仮想的にこの実施例では三次元ボリューム1の外側にある仮想焦点を有する仮想X線照射源によって照射され、これも三次元ボリューム1の外側にある幅b0の仮想検出器によって仮想照射チャンバ6の仮想的に弱められたX線が捉えられる。] [0031] この撮影には、例えば特定の断面積を有する仮想照射チャンバ6のX線の照射経路に沿ったX線吸収値を仮想X線照射源4から仮想検出器5に加算することができ、この値は実際の検出器のピクセルの信号値と対応する。その際、必要に応じて、X線の吸収の非一次関数が考慮に入れられる。] [0032] 仮想X線照射源4と仮想検出器5とを三次元ボリューム1の内側に配置することもできる。それによって標準のPAN写真は通常通りには再現できないものの、従来用いられていたパノラマ画像の代わりにこのPANシミュレーションを用いることができる。] [0033] 従来のPAN写真の作成用に使用されていた顎骨11に周囲の回転に対応する、シミュレートされた周囲速度での被写体、すなわち三次元ボリューム1の内側の回転中心Zを中心とする仮想X線照射源及び仮想検出器のシミュレートされた回転7によって、シミュレートされたパノラマ断層写真(図2)が作成される。その際、回転中心Zは従来のPAN写真の先行技術から知られているように、シミュレートされた回転7の間に曲線8を辿る。明解にするため、患者が咬み合わせ状態にある場合に患者の頭部2の位置を決める仮想咬合13が示されている。咬合13は、この場合はX−Y面にある咬合面をも確定する。] 図2 [0034] シミュレートされた回転7中に、仮想検出器5は真の検出器の制御に対応して、厚さtを有し、焦点層3の外側に画像ぼけを有する焦点層3が作成されるように外側に移動され、すなわち画像データが生成される。] [0035] 実際のCCD検出器のクロックでは、特に検出器に撮像される画像全体が1行づつ移動される。このクロック移動がX線照射源−検出器システムの移動方向と逆に行われると、画像の焦点層3内の物点は常に同じポイントに結像され、一方、焦点層の外側の物点は画像の上方を移動し、したがってぼける。] [0036] 三次元ボリューム1内にある不都合な構造9、例えば脊柱又はその反対側にある顎堤骨は、シミュレートされたPAN写真が作成される前に消滅させることができる。] [0037] 図1Bには図1Aに示す仮想照射チャンバ6に沿った断面図が概略的に示されている。仮想照射チャンバ6はこのX−Z面でも仮想照射源4の焦点から仮想検出器5の方向にも広がっていることが分かる。] 図1A 図1B [0038] 仮想照射チャンバ6の代わりに、平行ビーム6’からなるビーム束で仮想照射することも可能であり、その場合は、X線照射源の焦点は想像上では対応する大きさに形成され、平行なビームを照射する。写真の具体的な作成とは異なり、パノラマ断層写真のこのような計算上の作成も容易に可能である。] [0039] 図2にはこの方法によって作成された断層写真10が示されており、それが従来のパノラマ断層写真の情報内容と類似しており、脊柱は除去されたことが当業者には容易に分かる。] 図2 [0040] 図3に歯、先行技術によりパノラマ写真を作成する原理図である。空間的な広がりから見て図1の焦点層3を含む、患者の頭部2のデジタル三次元ボリューム1内に画定された部分領域14に基づいて、この部分領域14だけの仮想照射が行われ、残りの三次元ボリューム1は考慮されない。仮想X線照射源15と仮想検出器16とは経路17に沿って部分領域14の流れに対して垂直に移動し、そこで生じた投影は全体図18でパノラマ写真として示される。図4を参照。] 図3 図4 [0041] しかし、図4に示された写真には焦点層の外側の画像情報の画像ぼけ部分がないので、当業者にとっては本来の意味での断層写真ではない。] 図4 [0042] 図5Aには、焦点層のZ方向への位置をどのようにして変更可能であるかが焦点層3の中心面によって示されている。焦点層3の中心面は顎堤骨に沿ってX−Y方向に湾曲して延びており、図示した例では更にZ方向にも変化している。このような経路は、患者の歯35、36がX−Y面に対して傾斜している場合に適しており、詳細が図5Bに示されている。] 図5A 図5B [0043] この場合、X−Y面は患者の頭部2の咬合面と一致し、線31は咬合面内の焦点層の中心面に対応している。線32は咬合面の上部の焦点層の中心面に対応しており、したがってZ方向に上方にずれている。] [0044] 図5Bには顎骨11内にある歯35、36の領域にある焦点層3の経路がX−Z面での断面図として示されている。Z方向での焦点層の中心面が歯35、36の経路を辿り、したがって焦点層3は湾曲し、そのためZ方向でのZ軸との間隔rが変化していることが分かる。] 図5B [0045] 仮想の照射中、仮想X線照射源4は歯35、36の内側に配置され、仮想照射チャンバ6は顎骨11を内側から外側に照射する。仮想検出器5自体も湾曲して形成されているが、まっすぐでもよく、かつ/又は焦点層3に中心面との間隔をより大きくとってはい費されてもよい。] [0046] 図6には、検出器の幅が変更可能であり、焦点層の厚さtを左右することができる原理図が示されている。] 図6 [0047] 幅b1からb3を有し、検出器の幅に応じて調整された仮想X線照射源4の仮想照射チャンバ64〜66を有する異なる3つの検出器61、62、63が示されている。このような配置で、ここでは単に線として示されている焦点層3に厚さtを、シミュレートされた回転中に変更することができる。パノラマ断層写真を撮影するための従来のX線撮影装置ではそれは不可能である。従来のパノラマ断層写真の場合は検出器の幅がメーカーによって異なるので、検出器の幅が適応可能であることによって、メーカー特有の標準写真を作成することができる。] [0048] 更に、メーカー特有の特殊性を再現するために、X線照射源から出る照射チャンバ用のメーカー特有の照射角度を考慮することもできる。] [0049] パノラマ断層写真の他に横断断層写真(TSA写真)を作成することもでき、この場合は物体に対する移動は別の構成になっているが、焦点層を生じる画像のぼかしは行われる。] [0050] PAN写真、又はTSA写真の場合、例えば大きさの比率に最初に適応させるため、焦点層の位置を自由に選択することができ、又は所定の位置用に事前選択できる。更に、解剖学的構造を利用して位置を自動的に定めることもできる。] [0051] 1デジタル三次元ボリューム 2患者の頭部 3焦点層 4仮想X線照射源 5仮想検出器 6 仮想照射チャンバ 7 仮想X先行及び仮想検出器5のシミュレートされた回転 8 シミュレートされた回転7中に回転中心Zが辿る曲線 9不都合な構造 10断層写真 11顎骨 12 歯 13咬合 14 デジタル三次元ボリューム1の部分領域 15 仮想X線照射源 16 仮想検出器 17 仮想X線照射源15と仮想検出器16とがそれに沿って移動する経路 31咬合面内の焦点層3の中心面 32 咬合面の上部の焦点層の中心面 35 歯 36 歯 61 仮想検出器 62 仮想検出器 63 仮想検出器 64 仮想検出器61の幅b1に対応する仮想照射チャンバ 65 仮想検出器62の幅b2に対応する仮想照射チャンバ 66 仮想検出器63の幅b3に対応する仮想照射チャンバ b1 仮想検出器5又は61の幅 b2 仮想検出器62の幅 b3 仮想検出器63の幅 r 焦点層3とZ軸との間隔 Z シミュレートされた回転7の回転中心]
权利要求:
請求項1 三次元ボリューム(1)が仮想X線照射源(4;15)によって仮想的に照射され、仮想的に発生する画像が仮想検出器によって撮像される、X線吸収値を有する前記デジタル三次元ボリューム(1)から断層写真(10)を作成するための、特に歯科X線パノラマ断層写真を作成するための方法であって、前記仮想X線照射源(4;15)と前記仮想検出器(5;16;61、62、63)とは画像ぼけ部分を有する焦点層(3)を形成しつつ、被写体を横切って仮想的に移動されることを特徴とする方法。 請求項2 前記断層写真(10)を作成する前に画像作成に不都合な構造(9)が前記三次元ボリューム(1)から除去されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記断層写真(10)の作成前、又は作成中に前記焦点層(3)の位置を適合させることができることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 請求項4 前記焦点層(3)から前記仮想X線照射源(4;15)までの間隔、又はX線照射源−検出器−回転面に垂直な仮想検出器(5;16;61、62、63)までの間隔を変更可能であることを特徴とする請求項3に記載の方法。 請求項5 撮影される前記焦点層(3)の厚さ(t)に影響を及ぼすために、前記仮想検出器(5;16;61、62、63)の幅、前記照射チャンバ(6;64、65、66)の広がり、及び前記X線照射源(4;15)及び前記仮想検出器(5;16;61、62、63)のシミュレートされた回転速度を変更可能であることを特徴とする請求項1から4にいずれか一項に記載の方法。 請求項6 前記断層写真(10)がパノラマ断層写真であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。 請求項7 前記焦点層(3)までの前記仮想X線照射源(4;15)及び前記仮想検出器(5;16;61、62、63)の間隔、及び前記画像ぼけ部分は標準のパノラマ断層写真と対応することを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 断層画像(10)が、個別の歯の画像であることを特徴とする請求項1〜5のうちの1項に記載の方法。 請求項9 仮想的断層撮影(10)を行う前に、探索アルゴリズムを利用して、3次元体積(1)から、特徴のある解剖学的構造に基づいて、被写体内に鮮明層(3)の位置を自動的に設定することを特徴とする請求項1〜8のうちの1項に記載の方法。 請求項10 再構築により3次元体積(1)を作成するために、投影画像を利用することができ、前記投影画像自体から、ボケ部分を備えた断層画像(10)を割り出すことを特徴とする、ボケ断層撮影の断層画像(10)を生成する方法。
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公开号 | 公开日 KR20100121653A|2010-11-18| US20110033026A1|2011-02-10| KR101503722B1|2015-03-19| DE102008008733A1|2009-08-13| EP2254475A1|2010-12-01| JP5554248B2|2014-07-23| EP2254475B1|2011-08-10| US8320522B2|2012-11-27| WO2009101123A1|2009-08-20|
引用文献:
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