![]() 透明な樹脂組成物
专利摘要:
本発明は、(a)1種以上の(メタ)アクリレート系誘導体を含む(メタ)アクリレート系樹脂;および(b)ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂を含む透明な樹脂組成物に関する。 公开号:JP2011511101A 申请号:JP2010542167 申请日:2009-01-08 公开日:2011-04-07 发明作者:テ−ウー・ナム;ドン−リュル・キム;ブーン−グーン・ジョン;ミョン−グン・コ 申请人:エルジー・ケム・リミテッド; IPC主号:C08L33-14
专利说明:
[0001] 本発明は、耐熱性および光学的透明性に優れ、ヘイズも少なく、光学的特性に優れ、脆性に優れ、機械的強度に優れ、光漏れ現象が減少し、耐久性にも優れた透明物品のための樹脂組成物に関する。] [0002] 本発明は、2008年1月8日および2008年6月23日に各々韓国特許庁に提出された韓国特許出願第10−2008−0002348号および第10−2008−0058907号の出願日の利益を主張し、その内容の全ては本明細書に含まれる。] 背景技術 [0003] 近来、光学技術の発展に伴い、従来のブラウン管を代替するプラズマディスプレイパネル(plasma display panel、PDP)、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)など、色々な方式を利用したディスプレイ技術が提案および市販されている。このようなディスプレイのためのポリマー素材は、その要求特性がより一層高度化している。例えば、液晶ディスプレイの場合、薄膜化、軽量化、画面面積の大型化が進められることにとり、広視野角化、高コントラスト化、視野角に応じた画像色調変化の抑制および画面表示の均一化が特に重要な問題となっている。] [0004] このため、偏光フィルム、偏光素子保護フィルム、位相差フィルム、プラスチック基板、導光板などに色々なポリマーフィルムが使われており、液晶としてツイストネマチック(twisted nematic、TN)、スーパーツイストネマチック(super twisted nematic、STN)、VA(vertical alignment)、IPS(in−plane switching)液晶セルなどを用いた様々なモードの液晶表示装置が開発されている。これらの液晶セルは全て固有の液晶配列をし、固有の光学異方性を有しており、この光学異方性を補償するために様々な種類のポリマーを延伸して位相差機能を付与したフィルムが提案されている。] [0005] 具体的には、液晶表示装置は、液晶分子が有する高い複屈折特性と配向を利用するため、視野角に応じて屈折率が変わり、そのために画面の色相と明るさが変わるため、液晶分子の種類に応じた位相差補償が必要である。例えば、垂直整列(VA)方式に利用する大部分の液晶分子は、液晶表示面の厚さ方向屈折率が面方向平均屈折率より大きいため、これを補償するために厚さ方向屈折率が面方向平均屈折率より小さい値を有する補償フィルムが必要である。] [0006] また、互いに直交する2つの偏光板の正面においては光を通過させないが、角度を傾ければ2つの偏光板の光軸が直交しなくなって光漏れ現象が発生し、これを補償するために面内位相差を有する補償フィルムが必要である。また、液晶を用いた表示装置は、視野角を広くするために、厚さ方向の位相差補償と面内位相差補償が同時に必要である。] [0007] 位相差補償フィルムとして有しなければならない要件としては複屈折を容易に調節しなければならないということである。しかし、フィルムの複屈折は、物質が有する根本的な複屈折だけでなく、フィルムにおける高分子鎖の配向によってなされる。高分子鎖の配向は、大部分、外部か加えられる力によって強制的になされるか、物質が有する固有特性に起因し、外部の力によって分子を配向する方法は高分子フィルムを1軸または2軸に延伸することである。] [0008] 当技術分野においては、ディスプレイに用いられるために前述した要求特性を満足するポリマー素材の開発が求められている。] 先行技術 [0009] 韓国特許出願第10−2008−0002348号 韓国特許出願第10−2008−0058907号] 発明が解決しようとする課題 [0010] 本発明は、光学的特性に優れると同時に光学的透明性に優れ、ヘイズが少なく、延伸配向過程で脆いアクリル系フィルムとは異なって脆性に優れ、機械的強度に優れ、加工性にも優れ、耐熱性などの耐久性にも優れ、光漏れ現象が減少し、様々な面内位相差および厚さ方向位相差を有する透明物品を提供できる樹脂組成物を提供することを目的とする。] 課題を解決するための手段 [0011] 本発明は、(a)1種以上の(メタ)アクリレート系誘導体を含む(メタ)アクリレート系樹脂;および(b)ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂を含む樹脂組成物を提供する。] [0012] また、本発明は、前述した樹脂組成物を準備するステップおよび前記樹脂組成物を用いてフィルムを成形するステップを含む光学フィルムの製造方法を提供する。前記製造方法はフィルムを1軸または2軸延伸するステップをさらに含むことができる。] 発明の効果 [0013] 本発明に係る樹脂組成物は、光学的特性に優れると同時に光学的透明性にも優れ、ヘイズが少なく、延伸配向過程で脆いアクリル系フィルムとは異なって脆性に優れ、機械的強度に優れ、加工性にも優れ、耐熱性に優れた光学物品を提供することができ、本発明に係る樹脂組成物から製造された光学フィルムは、光漏れ現象が減少し、面内位相差および厚さ方向位相差を容易に調節することができる。したがって、前記光学物品は、様々な用途としてディスプレイ装置などのIT(情報電子)装置に適用することができる。] [0014] 本発明に係る樹脂組成物は、(a)1種以上の(メタ)アクリレート系誘導体を含む(メタ)アクリレート系樹脂および(b)ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂を含む。本発明に係る樹脂組成物は透明性に優れ、光透過度が70%以上、好ましくは90%以上である。] [0015] 本発明において、前記(メタ)アクリレート系樹脂は、フィルムに厚さ方向屈折率が面方向平均屈折率より大きい位相差特性を付与することができ、前記ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂は、厚さ方向屈折率が面方向平均屈折率より小さい位相差特性を付与することができる。] [0016] 光学フィルムの位相差特性は、前記樹脂組成物の各成分の組成と延伸有無、延伸方向、延伸比、1軸または2軸延伸などの延伸方法によって異なる。したがって、本発明においては、前記各成分の組成と延伸方法を調節することによって様々な位相差特性を有するフィルムを製造することができるため、光学的特性に優れたフィルムを製造することができる。また、前記のような組成および延伸方法の調節により、残留位相差がほぼない光学フィルムを提供することもできる。参考に、本明細書において、面内位相差(Rin)および厚さ方向位相差(Rth)は各々下記数学式1および2と定義される。] [0017] [数学式1] Rin=(nx−ny)×d] [0018] [数学式2] Rth=[(nx+ny)/2−nz]×d] [0019] 前記数学式1および数学式2において、 nxはフィルム面内屈折率のうちの最も大きい屈折率を示し、 nyはフィルム面内屈折率のうちのnxと垂直な方向の屈折率を示し、 nzはフィルム厚さ方向の屈折率を示し、 dはフィルムの厚さを示す。] [0020] また、本発明に係る樹脂組成物は、脆いアクリル系フィルムとは異なり、機械的物性に優れた光学フィルムを提供することができる。また、前記(a)樹脂は優れた光学的物性を提供することができ、前記(b)樹脂は前記(a)樹脂を含む化合物との優れた混和性を提供することができる。また、本発明に係る樹脂組成物を用いて製造した光学フィルムは、前記ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂により、靭性(toughness)をはじめとする機械的物性に優れる。] [0021] 本発明に係る樹脂組成物は、前記(b)樹脂の含有量に応じて光弾性係数の値を調節することができるため、外部応力による位相差値の変化が少ないので様々な用途として用いられる。特に、光学的特性に優れるため、透明物品の製造に適用することができる。] [0022] 本発明に係る樹脂組成物は、(c)環状部を有する環状系ユニットをさらに含むことができる。前記(c)ユニットは前記(a)樹脂に含まれることもでき、前記(a)樹脂または前記(b)樹脂とは別個の化合物として含まれることもできる。前記(c)ユニットはフィルムに優れた耐熱性を提供することができる。] [0023] 本発明に係る光学フィルムは、前記(メタ)アクリレート系樹脂、ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂、および環状部を有する環状系ユニットの含量に応じて樹脂組成物の混和性(miscibility)を調節することができる。] [0024] 前記各樹脂の含量は特に限定されず、前述した各成分の役割を考慮して、目的とする面内位相差および厚さ方向位相差をはじめとする光学的特性、機械的物性、透明性、混和性などを達成するために各成分の含有量を決めることができる。例えば、前記(a)樹脂、前記(b)樹脂および前記(c)ユニットの含有量は、各々、約0.1〜99重量%の範囲内で選択することができる。具体的には、前記(a)樹脂の含量は約39〜約98重量%であることが好ましく、前記(b)樹脂の含有量は約0.5〜約60重量%であることが好ましく、前記(c)樹脂の含有量は約0.5〜約40重量%であることが好ましい。] [0025] 本発明において、前記(a)樹脂、前記(b)樹脂、または前記(c)ユニットを含む化合物はホモ重合体または共重合体であってもよく、本発明の目的を害しない範囲内で共単量体をさらに含むことができる。前記共重合体はランダムまたはブロック共重合体であってもよい。] [0026] 本発明において、前記(a)樹脂は、(メタ)アクリレートだけでなく、(メタ)アクリレート誘導体も含むことができると理解しなければならない。具体的には、前記(メタ)アクリレート系単量体としてはメチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなどが挙げられるが、これらだけに限定されるものではない。特にメチルメタクリレート(MMA)を用いることが最も好ましい。] [0027] 前記(メタ)アクリレート系樹脂は(メタ)アクリレート系誘導体のホモ重合体または共重合体であってもよく、他種類の共単量体を含む共重合体であってもよい。] [0028] 本発明において、前記(a)樹脂は、(メタ)アクリレート系ユニットおよび前記(c)環状部を有する環状系ユニットを含む共重合体を用いることができる。前記(a)樹脂が前記(c)ユニットを含む場合、前記(a)樹脂は、(メタ)アクリレート系誘導体および環状系ユニットのうちの少なくとも1つを2種以上含む共重合体を含むことができる。前記(メタ)アクリレート系ユニットおよび前記環状部を有する環状系ユニットを含む共重合体内の(メタ)アクリレート系ユニットの含量は約50〜99重量%、好ましくは約70〜約98重量%であり、前記環状部を有する環状系ユニットの含量は約1〜50重量%、好ましくは約2〜約30重量%である。前記環状部を有する環状系ユニットの含有量が50重量%以下であるものがフィルムのヘイズ(haze)値を下げるのに有利である。] [0029] 前記(メタ)アクリレート系ユニットおよび前記環状部を有する環状系ユニットを含む共重合体中の前記環状部を有する環状系ユニットはフィルムの耐熱性を向上させる役割をする。前記環状部を有する環状系ユニットの例は後述する。但し、前記(メタ)アクリレート系ユニットと共に共重合体に含まれる環状部を有する環状系ユニットは、マレイミド部を含むマレイミド系ユニットであることが最も好ましい。前記マレイミド系ユニットはN−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミドなどから由来した環状部を含むことができるが、これらだけに限定されるものではなく、特にN−シクロヘキシルマレイミドから由来した環状部を含むものが最も好ましい。しかし、前記例は本発明を例示するためのものであって、本発明の範囲が前記例に限定されるものではない。] [0030] 前記(メタ)アクリレート系ユニットおよび前記環状部を有する環状系ユニットを含む共重合体は、(メタ)アクリル系単量体およびマレイミド系単量体のような環状系単量体を用いて、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの方法によって製造することができる。] [0031] 本発明において、前記(b)ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂の数平均分子量は1,500〜2,000,000g/molであることが好ましい。前記芳香族系樹脂はフェノキシ系樹脂を含むことが好ましい。ここで、フェノキシ系樹脂は、ベンゼン環に少なくとも1つの酸素ラジカルが結合された構造を含む。例えば、前記(b)芳香族系樹脂は、下記化学式1で示されるユニットを1種以上含むことができる。前記(b)芳香族系樹脂は、下記化学式1のユニットを5〜10,000個、より好ましくは5〜7,000個、さらに好ましくは5〜5,000個含むことが好ましい。前記(b)芳香族系樹脂に下記化学式1で示されるユニットが2種以上含まれる場合、これらはランダム、交代またはブロックの形態で含まれることができる。] [0032] ] [0033] 前記化学式1において、 Xは少なくとも1つのベンゼン環を含む2価基であり、Rは炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレンである。] [0034] 具体的には、Xは下記化学式2〜4のような化合物から由来した2価基であることが好ましいが、これらだけに限定されるものではない。] [0035] ] [0036] R1は直接結合、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレンまたは炭素数3〜20のシクロアルキリデンであり、 R2およびR3は各々水素、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキルまたは炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルケニルであり、nおよびmは各々1〜5の整数である。] [0037] ] [0038] R4は水素、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキルまたは炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルケニルであり、pは1〜6の整数である。] [0039] [化学式4]] [0040] R6およびR7は各々直接結合、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレンまたは炭素数3〜20のシクロアルキリデンであり、 R5およびR8は各々水素、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキルまたは炭素数2〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルケニルであり、qおよびrは各々1〜5の整数である。] [0041] 前記化学式2〜4で示される化合物の具体的な例は下記の通りであるが、これらの例だけに限定されるものではない。] [0042] ] [0043] 前記(b)芳香族系樹脂は、特に下記化学式5で示される1種以上のフェノキシ系ユニットを5〜10,000個含むことが最も好ましい。] [0044] ] [0045] 前記式において、R9は直接結合または炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレンであり、R10は炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレンである。] [0046] 前記化学式5は下記化学式6で示されることが好ましい。] [0047] 前記芳香族系樹脂の末端はOH基であってもよい。] [0048] 本発明において、前記(c)ユニットはフィルムの耐熱性を向上させることができる。前記(c)ユニットの含有量は約0.1〜約99重量%、好ましくは約0.5〜約40重量%である。前記(c)ユニット中の環状部としては無水マレイン酸、マレイミド、グルタル酸無水物、グルタルイミド、ラクトンおよびラクタムなどが含まれるが、これらの例だけに限定されるものではない。] [0049] 本発明の一実施状態によれば、前述した樹脂組成物の成分として、1)(メタ)アクリレート系ユニットおよびマレイミド系ユニットを含む共重合体、および2)フェノキシ系(phenoxy−based)樹脂を用いることができる。この場合、それぞれの成分の含有量は1〜99重量%であることが好ましい。具体的には、前記1)共重合体は約40〜約99重量%であることが好ましく、約75〜約98重量%であることがより好ましい。前記2)樹脂は約0.5〜約60重量%であることが好ましく、約1〜約30重量%であることがより好ましい。特に、前記1)(メタ)アクリレート系ユニットおよびマレイミド系ユニットを含む共重合体内のマレイミド系単量体の含有量が50重量%以下である場合には、前記1)〜2)成分の混合比率に関係なく、全領域に対して混和性(miscibility)を示すことができ、このような組成の光学フィルムは単一ガラス転移温度(Tg)を示すことができる優れた長所がある。] [0050] 本発明に係る樹脂組成物を用いて製造した光学フィルムの厚さは5〜500μm、より好ましくは5〜300μmであるが、これに限定されるものではない。前記光学フィルムの光透過度は90%以上であり、ヘイズ(haze)特性は2.5%以下、好ましくは1%以下、より好ましくは0.5%以下の範囲を有する。前記光学フィルムのガラス転移温度は100℃以上であることが好ましい。] [0051] 本発明に係る樹脂組成物を用いて光学フィルムを製造する方法は、前述した樹脂組成物を準備するステップ;および前記樹脂組成物を用いてフィルムを成形するステップを含む。前記光学フィルムの製造方法は、前記フィルムを1軸または2軸延伸するステップをさらに含むことができる。] [0052] 前記樹脂組成物は、前述した成分を溶融混合してブレンディングすることによって製造することができる。前記成分の溶融混合は押出機などを利用して行うことができる。] [0053] 前記樹脂組成物は、一般的に用いられる潤滑剤(lubricant)、酸化防止剤、UV安定剤、熱安定剤などをさらに含むことができる。] [0054] 前記光学フィルムの製造時には当技術分野で知られた方法を利用することができ、具体的には押出成形法を利用することができる。例えば、前記樹脂組成物を真空乾燥して水分および溶存酸素を除去した後、原料ホッパーから押出機を窒素置換したシングルまたはツイン押出機に供給し、高温で溶融して原料ペレットを得、得られた原料ペレットを真空乾燥し、原料ホッパーから押出機までを窒素置換したシングル押出機で溶融した後、コートハンガータイプのT−ダイに通過させ、クロムメッキキャスティングロールおよび乾燥ロールなどを経てフィルムを製造することができる。] [0055] 本発明に係る光学フィルムは、1軸または2軸延伸により、Rin>0、Rth>0である光学特性を有することができる。] [0056] 前記延伸工程は、縦方向(MD)延伸、横方向(TD)延伸を各々行うこともでき、全て行うこともできる。縦方向と横方向に全て延伸する場合には、いずれか一方を先に延伸した後、他の方向に延伸することができ、2つの方向を同時に延伸することもできる。延伸は一段階で延伸することもでき、多段階にかけて延伸することもできる。縦方向に延伸する場合にはロールの間の速度差による延伸を行うことができ、横方向に延伸する場合にはテンターを利用することができる。テンターのレール開始角は通常10度以内にし、横方向延伸時に生じるボーイング(Bowing)現象を抑制し、光学軸の角度を規則的に制御する。横方向延伸を多段階にして同じくボーイング抑制効果を得ることもできる。] [0057] 前記延伸は、前記樹脂組成物のガラス転移温度をTgという時、(Tg−20℃)〜(Tg+30℃)の温度において行うことができる。前記ガラス転移温度は、樹脂組成物の貯蔵弾性率が低下し始まり、これによって損失弾性率が貯蔵弾性率より大きくなる温度から、高分子鎖の配向が緩和して消失される温度までの領域を示す。ガラス転移温度は、示差走査熱量計(DSC)によって測定することができる。] [0058] 延伸速度は小型延伸機(Universal testing machine、Zwick Z010)の場合は1〜100mm/minの範囲で、パイロット延伸延伸装備の場合は0.1〜2m/minの範囲で延伸操作を行うことが好ましく、5〜300%の延伸率を適用してフィルムを延伸することが好ましい。] [0059] 前記延伸は、フィルムの成形とは別個のステップとして行うこともでき、フィルムの成形と同じ工程で1つのステップ(one step)で行うこともできる。本発明に係る光学フィルムは、前述した方法により、1軸または2軸に延伸することにより、延伸前とは異なる位相差特性を有することができる。] [0060] 前記(メタ)アクリレート系樹脂および前記ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂の組成と縦方向延伸比、横方向延伸比、延伸温度および延伸速度を適切に組み合わせることにより、液晶ディスプレイの視野角補償のための位相差フィルムとして用いることのできる光学フィルムを容易に製造することができる。光学フィルムの物性に対する均一性を確保するために、延伸する前のフィルム地の厚さ偏差はフィルム厚さの3%以内であることが好ましい。延伸フィルムの目標位相差を安定的に実現するために、延伸前のフィルム地の位相差はできるだけ小さい値を有することがよく、リタデーション(面内複屈折率差とフィルム厚さの乗算)基準に5nm以下であることが好ましい。MD方向とTD方向の位相差均一性を確保するために、延伸前のフィルム地のリタデーション偏差が5nm以下であることが好ましい。] [0061] また、延伸したフィルムは靭性(toughness)が上昇するため、脆い(メタ)アクリレート系フィルムの短所を効果的に補完することができる。] [0062] 前記透明フィルムは光学フィルム、偏光板の偏光子保護フィルム、位相差補償フィルムなどとして用いられるが、これらだけに限定されるものではない。] [0063] 以下では実施例を通じて本発明をより詳細に説明する。但し、以下の実施例は本発明を例示するためのものであって、下記実施例によって本発明の範囲が限定されるものではない。] [0064] <ポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂の重合> <製造例1> メチルメタクリレート247.8g、N−シクロヘキシルマレイミド24.8g、トルエン295.8gを1L硝子反応器に投入し、15分間窒素バブリングを実施して溶存酸素を除去した後、温度を80℃に維持した。開始剤AIBN 1g、1−オクチルメルカプタン0.25gをトルエン197.2gに溶かした溶液とメチルメタクリレート223.0gから溶存酸素を除去した後、各々4時間反応器に滴加しながら反応液を攪拌して重合を進行した。さらに2時間80℃で反応を進行した後、反応温度を90℃に昇温した。反応8時間経過後、AIBN 0.13gをトルエンに溶かして投入した後、10時間さらに反応を進行した。] [0065] 反応終結後の単量体転換率は85%であり、分子量は、重量平均分子量(Mw)は97,000であり、数平均分子量(Mn)は46,000であった。最終高分子内のN−シクロヘキシルマレイミドの含量は元素分析結果6.5重量%であった。] [0066] <製造例2> メチルメタクリレート272.6g、N−シクロヘキシルマレイミド99.1g、トルエン345.1gを1L硝子反応器に投入し、15分間窒素バブリングを実施して溶存酸素を除去した後、温度を80℃に維持した。開始剤AIBN 1g、1−オクチルメルカプタン0.25gをトルエン147.9gに溶かした溶液とメチルメタクリレート123.9gから溶存酸素を除去した後、各々4時間反応器に滴加しながら反応液を攪拌して重合を進行した。さらに2時間80℃で反応を進行した後、反応温度を90℃に昇温した。反応8時間経過後、AIBN 0.13gをトルエンに溶かして投入した後、10時間さらに反応を進行した。] [0067] 反応終結後の単量体転換率は82%であり、分子量は、重量平均分子量(Mw)が97,500であり、数平均分子量(Mn)は48,100であった。最終高分子内のN−シクロヘキシルマレイミドの含有量は元素分析結果24重量%であった。] [0068] <製造例3> メチルメタクリレート223.0g、N−シクロヘキシルマレイミド198.2g、トルエン419.0gを1L硝子反応器に投入し、15分間窒素バブリングを実施して溶存酸素を除去した後、温度を80℃に維持した。開始剤AIBN 1.13g、1−オクチルメルカプタン0.25gをトルエン74.0gに溶かした溶液とメチルメタクリレート74.3gから溶存酸素を除去した後、各々4時間反応器に滴加しながら反応液を攪拌して重合を進行した。さらに2時間80℃で反応を進行した後、反応温度を90℃に昇温した。反応8時間経過後、AIBN 0.13gをトルエンに溶かして投じた後、10時間さらに反応を進行した。] [0069] 反応終結後の単量体転換率は94%であり、分子量は、重量平均分子量(Mw)は93.500であり、数平均分子量(Mn)は38,500であった。最終高分子内のN−シクロヘキシルマレイミドの含有量は元素分析結果50重量%であった。] [0070] <フェノキシ樹脂とポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂の混合> <実施例1〜9および比較例1〜2> 下記表1に記載された樹脂組成物を原料ホッパー(hopper)から押出機までを窒素置換した16φの押出機に供給し、250℃で溶融して原料ペレット(pellet)を得、得られた原料ペレットを真空乾燥し、250℃で押出機で溶融、コートハンガータイプのT−ダイ(T−die)に通過させ、クロムメッキキャスティングロールおよび乾燥ロールなどを経て、厚さ80μmのフィルムを製造した。前記フィルムの物性は下記表1に示す。] [0071] フェノキシ系樹脂としてはInChemRez(登録商標)社のPKFE(Mw=60,000、Mn=16,000、Tg=98℃)を用い、(メタ)アクリル系樹脂としては前記製造例1で重合したN−シクロヘキシルマレイミドの含有量が6.5重量%であるポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂を用いた。] [0072] フィルムのガラス転移温度(Tg)はTA instrument社の示差走査熱量計(DSC2010)によって測定した。窒素雰囲気下で10℃/minの昇温速度で分析したが、測定されたガラス転移温度は第2スキャンにおいて熱容量急変区間の中間温度に決定した。] [0073] フィルムの光透過度とヘイズはJIS K 7105によって反射度−透過度メータ(reflectance−transmittance meter、HR−100、Murakami color research Lab.)で測定し、3回平均値にして結果を得た。光透過度は透過した光線の全量を示す全光線透過率(Tt)に該当し、この中、積分球の5%で拡散透過率(Td)を測定してHaze(=Td/Tt×100)を計算する。] [0074] 光弾性係数は、フィルムを張力計にかけて力を増加させながらフィルムを引っ張った後、それぞれの場合に対する位相差を測定し、‘ストレス(stress)vs位相差’をプロッティングした後に傾きを求めることによって測定した。] [0075] ] [0076] <実施例10〜11> 製造例2で重合したN−シクロヘキシルマレイミドの含有量が24重量%であるポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂(Mw=97,500、Mn=48,100、Tg=138.3℃)を用いたことと、ホットプレス(hot press)方法によりフィルムを製造したことを除いては、実施例1〜9と同じ方法によってフィルムを製造した。前記フィルムの物性は下記表2に示す。] [0077] ] [0078] 押出機バレル温度250℃においてペレット押出を実施し、ホットプレス(hot press、240℃、250bar)によりフィルムを製作した。製造したフィルムの物性を前記表2に記載した。それぞれの場合、単一ガラス転移温度(Tg)を示し、フィルムの光透過度は90%以上であり、ヘイズも0.5%以下であった。] [0079] <実施例12〜13> 製造例3で重合したN−シクロヘキシルマレイミドの含有量が50重量%であるポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂(Mw=93,500、Mn=38,300、Tg=155.5℃)を用いたことと、ホットプレス(hot press)方法によりフィルムを製造したことを除いては、前記実施例1〜9と同じ方法によってフィルムを製造した。] [0080] 押出機バレル温度240℃においてペレット押出を実施した(実施例13において、押出機バレル温度250℃において押出をすればペレットが不透明であった)。得られたペレットをホットプレス(hot press、220〜240℃、250bar)によりフィルムを製作した。実施例12および13は、各々240℃と220℃において、ホットプレス(hot press)を実施した(実施例13において、ホットプレス(hot press)温度が240℃であればフィルムが不透明であった)。] [0081] 製造したフィルムの物性を下記表3に記載した。それぞれの場合、単一ガラス転移温度(Tg)を示し、フィルムの光透過度は90%以上であり、ヘイズも0.5%以下であった。光弾性係数の値は測定しなかった。] [0082] ] [0083] <実施例14〜16> 製造例1で重合したN−シクロヘキシルマレイミドの含有量が6.5重量%であるポリ(N−シクロヘキシルマレイミド−co−メチルメタクリレート)樹脂を下記表4の組成で用いたことを除いては、実施例1〜9と同じ方法によってフィルムを形成した。フィルムの物性を下記表4に示す。] 実施例 [0084] ]
权利要求:
請求項1 (a)1種以上の(メタ)アクリレート系誘導体を含む(メタ)アクリレート系樹脂;および(b)ヒドロキシ基含有部を有する鎖および芳香族部分を有する芳香族系樹脂を含む樹脂組成物。 請求項2 環状部を含む環状系ユニットをさらに含む、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項3 前記(メタ)アクリレート系樹脂が環状部を有する環状系ユニットをさらに含む、請求項2に記載の樹脂組成物。 請求項4 前記環状部は、マレイン酸無水物、マレイミド、グルタル酸無水物、グルタルイミド、ラクトンおよびラクタムからなる群から選択される、請求項2に記載の樹脂組成物。 請求項5 前記環状系ユニットは、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミドおよびN−ブチルマレイミドからなる群から選択された化合物から由来した環状部を含む、請求項3に記載の樹脂組成物。 請求項6 前記(メタ)アクリレート樹脂の環状系ユニットの含有量は約1%〜約50%である、請求項3に記載の樹脂組成物。 請求項7 前記(メタ)アクリレート誘導体は、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレートおよびベンジルメタクリレートからなる群から選択される、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項8 前記芳香族系樹脂はフェノキシ系樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項9 前記芳香族系樹脂は、1,500〜2,000,000g/molの数平均分子量を有する、請求項8に記載の樹脂組成物。 請求項10 前記芳香族系樹脂は、化学式1で示される少なくとも1種のユニットを5〜10,000個含む、請求項8に記載の樹脂組成物:[前記式において、Xは少なくとも1つのベンゼン環を含む2価基であり、Rは炭素原子数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖のアルキレン基である]。 請求項11 前記Xは、下記構造式からなる群から選択される2価基である、請求項10に記載の樹脂組成物。 請求項12 前記芳香族系ユニットは、化学式6で示されるユニットを5〜10,000個含む、請求項8に記載の樹脂組成物: 請求項13 (メタ)アクリレート誘導体とマレイミドの共重合体および下記化学式6で示されるユニットを5〜10,000個含む芳香族系樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項14 光学フィルム用である、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項15 単一ガラス転移温度を有する、請求項1に記載の樹脂組成物。 請求項16 請求項1〜14のうちのいずれか一項に記載の樹脂組成物を調製するステップおよび前記樹脂組成物を用いてフィルムを成形するステップを含む光学フィルムの製造方法。 請求項17 前記フィルムを1軸または2軸延伸するステップをさらに含む、請求項16に記載の光学フィルムの製造方法。
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