![]() アルギニン塩および口腔における疾患を処置するためのそれらの使用
专利摘要:
本発明は、新規なアルギニン塩、それらを含む組成物、およびそれらの使用に関する。なし 公开号:JP2011511065A 申请号:JP2010545847 申请日:2008-03-28 公开日:2011-04-07 发明作者:ウー,ドンフイ;ウォン,シン;カミンズ,ダイアン;コーリ,ラジニッシュ;ザイデル,リネット;サイモン,エリック・エイ;サリヴァン,リチャード・ジェイ;サンターピア,ラルフ・ピーター;シュ,グオフェン;スブラマニヤン,ラヴィ;タム,ゲイリー・エドワード;チョプラ,スマン・ケイ;バーンズ,ヴァージニア・モンスル;プレンシプ,マイケル;メロ,サリータ・ヴイ;モーガン,アンドレ・エム;レイテ,セルジオ;ロビンソン,リチャード・スコット 申请人:コルゲート・パーモリブ・カンパニーColgate−Palmolive Company; IPC主号:A61K8-44
专利说明:
[0001] 関連出願の引照 [0001] 本出願は、米国特許出願No.61/027,442、2008年2月9日出願;米国特許出願No.61/027,432、2008年2月8日出願;米国特許出願No.61/027,431、2008年2月8日出願;および米国特許出願No.61/027,420、2008年2月8日出願、に基づく優先権を主張し、それらの出願の内容を本明細書に援用する。] [0002] [0002] 本発明は、新規なアルギニン塩、およびそれらを含む組成物に関する。] 背景技術 [0003] [0003]アルギニンその他の塩基性アミノ酸は口腔ケアに用いるものとして提唱され、空洞形成および歯の過敏性に対抗するのに著しい有益性をもつと考えられている。しかし、これらの塩基性アミノ酸と口腔ケア有益性をもつ無機質、たとえばフッ化物およびカルシウムとを組み合わせて許容できる長期安定性を備えた口腔ケア製品を調製するのは、困難であることが分かった。特に、塩基性アミノ酸はpHを高め、カルシウムイオンの解離を促進する可能性があり、これがフッ化物イオンと反応して不溶性沈殿物を形成する可能性がある。さらに、より高いpHは刺激を引き起こす可能性をもつ。しかし、中性pHまたは酸性pHでは、重炭酸アルギニンを用いる系(当技術分野ではこれが好ましいと教示されている)は二酸化炭素を放出して容器の膨張および破裂を生じる場合がある。さらに、pHを中性または酸性の状態に降下させるとアルギニンは歯の表面に対してより低い親和性をもつ不溶性のアルギニン−カルシウム複合体を形成する場合があるので配合物の有効性が低下すると予想され、さらに、pHの降下は口内の齲食原性乳酸の緩衝化に対して配合物がもついずれかの効果を低下させると予想されたであろう。一部はこれらの対処されていない配合ハードルのため、また一部はアルギニンが当技術分野で一般に共働物(co−active)よりむしろ潜在的なフッ化物代替品とみられていたため、アルギニンとフッ化物の両方を含む口腔ケア製品を製造するための動機づけはほとんどなかった。抗微生物剤の添加により、さらにハードルが負荷される可能性がある。市販のアルギニンベースの練り歯磨き、たとえばProClude(登録商標)およびDenClude(登録商標)は、重炭酸アルギニンおよび炭酸カルシウムを含有するが、フッ化物も抗微生物剤も含有しない。] [0004] [0004] 同時に、練り歯磨き中における抗微生物剤、たとえばトリクロサン(triclosan)の価値が多くの歯科医によって認識されている。しかし、これらの薬剤を有効量で歯および歯肉へ送達するのは困難であり、それらの溶解度、送達、および歯における保持は配合物に依存する。たとえば、トリクロサン(5−クロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール)は水にわずかに可溶性であるにすぎない。] 発明が解決しようとする課題 [0005] [0005] したがって、アルギニンを供給し、かつ有益な無機物、たとえばフッ化物およびカルシウム、ならびに貧溶性である有効薬剤の送達を改善する、安定な口腔ケア製品が求められている。] 課題を解決するための手段 [0006] [0006] 意外にも、アルギニンの機能性塩類を用いてこの問題に対処しうることが見いだされた。 [0007] したがって本発明は、1態様において、アルギニンと下記の陽イオンのうち1以上との塩を提供する: a.酸性ポリマー、たとえばポリカルボキシレートポリマー; b.陰イオン界面活性剤の共役酸、たとえばラウロイル硫酸; c.ポリリン酸もしくはポリホスホン酸、たとえばヘキサメタリン酸;または d.酸性の抗微生物剤、たとえば没食子酸。] [0007] [0008] 他の態様において本発明は、本発明の塩類を含む口腔ケア製品およびパーソナルケア製品、ならびにそれらの塩類および製品の製造方法および使用方法を提供する。 [0009] この塩は、口内の健康状態を増進するための、および/またはたとえば口腔組織を介した全身感染の潜在性を低下させることにより心血管の健康状態を含めた全身の健康状態を増進するための、組成物中に使用できる。] 実施例 [0008] [0010] 第1態様(塩1.0)において、本発明はアルギニンと酸性ポリマー、たとえば高分子ポリカルボキシレートとの塩、たとえば下記のものを提供する: 1.0.1.高分子ポリカルボキシレートが、無水マレイン酸またはマレイン酸と他の重合性エチレン性不飽和モノマーとの1:4〜4:1コポリマーである、塩1.0; 1.0.2.ポリカルボキシレートが、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルから形成される単位を含む、塩1.0.1、たとえばpH7において下記により表わされるもの:] [0009] ] [0010] 1.0.3.メチルビニルエーテル/無水マレイン酸が、約30,000〜約1,000,000の分子量(M.W.)をもつ、塩1.0.2; 1.0.4.メチルビニルエーテル/無水マレイン酸が、約700,000の分子量(M.W.)をもつ、塩1.0.3。] [0011] [0011] 他の態様において、本発明はアルギニンと陰イオン界面活性塩の共役酸との塩(塩2.0)を提供する。たとえば、本発明は下記の塩類を提供する: 2.0.1.共役酸が、下記のものから選択される陰イオン界面活性塩のものである、塩2.0; a.高級脂肪酸モノグリセリドモノスルフェートの水溶性塩(たとえば、水素化ヤシ(椰子)油脂肪酸のモノスルフェート化モノグリセリドの塩、たとえばナトリウムN−メチルN−ココイルタウレート、ナトリウムココモ−グリセリドスルフェート)、 b.高級アルキルスルフェート、たとえばラウリル硫酸ナトリウム、 c.高級アルキル−エーテルスルフェート、たとえば次式のもの: CH3(CH2)mCH2(OCH2CH2)nOSO3H、ここでmは6〜16、たとえば10であり、nは1〜6、たとえば2、3または4であり、XはNaまたはKである(たとえばナトリウムラウレス−2スルフェート(CH3(CH2)10CH2(OCH2CH2)2OSO3Na))、 d.高級アルキルアリールスルホネート(たとえばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム))、 e.高級アルキルスルホアセテート(たとえばナトリウムラウリルスルホアセテート(ドデシルナトリウムスルホアセテート)、1,2ジヒドロキシプロパンスルホネートの高級脂肪酸エステル、スルホコラウレート(N−2−エチルラウレートカリウムスルホアセトアミド)およびラウリルサルコシン酸ナトリウム)、 f.ならびにその混合物; たとえば、式中の”高級アルキル”は、C6−30アルキル、たとえばC8−18アルキルを意味する; 2.0.2.アルギニンとラウロイル硫酸の塩である、塩2.0または2.0.1。] [0012] [0012] 他の態様において、本発明は、アルギニンのポリリン酸塩またはポリホスホン酸塩(塩3.0)、たとえば下記のものを提供する: 3.0.1.アルギニンとポリビニルホスホン酸の塩である、塩3.0; 3.0.2.アルギニンとポリリン酸の塩である、塩3.0; 3.0.3.アルギニンとヘキサメタリン酸の塩である、塩3.0; 3.0.4.アルギニンとピロリン酸の塩である、塩3.0; 3.0.5.アルギニンとトリポリリン酸塩の塩である、塩3.0。] [0013] [0013] 他の態様において、本発明は、アルギニンと抗細菌性酸の塩(塩4.0)を提供する。具体的な態様(塩4.0.1)において、本発明は、アルギニンと、場合によりカルボキシ、および1個以上、たとえば1、2または3個のヒドロキシで置換された安息香酸、たとえば安息香酸、フタル酸、またはトリヒドロキシ安息香酸、たとえば没食子酸との塩類を提供する。] [0014] [0014] 本発明はさらに、塩1.0〜1.0.4;2.0〜2.0.2;3.0〜3.0.5または4.0〜4.0.1のいずれかを含む口腔ケア組成物(組成物1.1)、たとえば下記のものを提供する: 1.1.1.さらに抗細菌剤を含む組成物1.1。抗細菌剤は下記のものから選択できる:ハロゲン化ジフェニルエーテル(たとえばトリクロサン)、草本エキスおよび精油(たとえばローズマリーエキス、茶エキス、モクレン(magnolia)エキス、チモール(thymol)、メントール、ユーカリプトール(eucalyptol)、ゲラニオール、カルバクロール(carvacrol)、シトラール(citral)、ヒノキトール(hinokitol)、カテコール、サリチル酸メチル、没食子酸エピガロカテキン(epigallocatechin gallate)、エピガロカテキン、没食子酸、ミスワク(ナチュラルブラシ)(miswak)エキス、シーバックソーン(sea−buckthorn)エキス)、ビスグアニド系防腐剤(たとえばクロルヘキシジン(chlorhexidine)、アレキシジン(alexidine)またはオクテニジン(octenidine))、第四級アンモニウム化合物(たとえばセチルピリジニウムクロリド(CPC)、塩化ベンザルコニウム、テトラデシルピリジニウムクロリド(TPC)、N−テトラデシル−4−エチルピリジニウムクロリド(TDEPC))、フェノール系防腐剤、ヘキセチジン(hexetidine)、オクテニジン、サンギナリン(sanguinarine)、ポビドンヨード(povidone iodine)、デルモピノール(delmopinol)、サリフルオル(salifluor)、金属イオン(たとえば亜鉛塩、たとえばクエン酸亜鉛、スズ(II)塩、銅塩、鉄塩)、サンギナリン、プロポリス(propolis)および酸素化剤(たとえば過酸化水素、緩衝化されたペルオキシホウ酸ナトリウムまたはペルオキシ炭酸ナトリウム)、フタル酸およびその塩、モノパーサル酸(monoperthalic acid)ならびにその塩およびエステル、ステアリン酸アスコルビル、オレオイルサルコシン(oleoyl sarcosine)、硫酸アルキル、スルホコハク酸ジオクチル、サリチルアニリド、臭化ドミフェン(domiphen bromide)、デルモピノール、オクタピノール(octapinol)および他のピペリジノ誘導体、ナイシン製剤、亜塩素酸塩、ならびに以上のいずれかの混合物; 1.1.2.抗細菌剤がトリクロサンである、組成物1.1.1; 1.1.3.トリクロサンおよびZn2+イオン源、たとえばクエン酸亜鉛を含む、前記のいずれかの組成物; 1.1.4.さらに抗歯石剤を含む、前記のいずれかの組成物; 1.1.5.さらに抗歯石剤を含み、それらがポリホスフェート、たとえばピロホスフェート、トリポリホスフェート、またはヘキサメタホスフェート、たとえばナトリウム塩形のものである、前記のいずれかの組成物; 1.1.6.さらにフッ化物イオン源を含む、前記のいずれかの組成物; 1.1.7.フッ化物イオン源が、フッ化スズ(II)、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン(たとえばN’−オクタデシルトリメチレンジアミン−N,N,N’−トリス(2−エタノール)−ジヒドロフルオリド)、フッ化アンモニウム、フッ化チタン、ヘキサフルオロ硫酸塩、およびその組合わせから選択される可溶性フッ化物塩である、組成物1.1.6; 1.1.8.さらに界面活性剤を含む、前記のいずれかの組成物; 1.1.9.さらに、細菌の付着を妨害または阻止する薬剤、たとえばソルブロール(solbrol)またはキトサンを含む、前記のいずれかの組成物; 1.1.10.場合によりさらに、水、研磨剤、界面活性剤、発泡剤、ビタミン、ポリマー、酵素、湿潤剤、増粘剤、抗微生物剤、保存剤、着香剤、着色剤、および/またはその組合わせのうち1以上のうち1以上を含む練り歯磨きである、前記のいずれかの組成物; [0015] 本発明にはさらに、下記のために、有効量の塩1.0〜1.0.4;2.0〜2.0.2;3.0〜3.0.5もしくは4.0〜4.0.1のいずれか、または組成物1.1〜1.1.9のいずれかを、その必要がある対象の口腔に適用することを含む、口内の健康状態を改善するための方法が含まれる: i.齲歯の形成を軽減または抑制する、 ii.初期のエナメル質病変を軽減、修復または抑制する、 iii.歯の脱灰を軽減または抑制し、再石灰化を促進する、 iv.歯の過敏性を軽減する、 v.歯肉炎を軽減または抑制する、 vi.口内の潰瘍または切り傷の治癒を促進する、 vii.酸産生細菌のレベルを低下させる、 viii.アルギニン分解細菌(arginolytic bacteria)の相対レベルを高める、 ix.口腔における微生物バイオフィルムの形成を抑制する、 x.糖負荷後の歯垢pHを少なくともpH約5.5のレベルに上昇および/または維持する、 xi.歯垢の蓄積を軽減する、 xii.口内乾燥を治療、寛解または軽減する、 xiii.歯を増白する、 xiv.たとえば口腔組織を介した全身感染の潜在性を低下させることにより、心血管の健康状態を含めた全身の健康状態を増進する、 xv.歯の侵食を軽減する、 xvi.歯を齲食原性細菌に対して免疫化する、ならびに/あるいは xvii.歯および口腔を清浄にする; 本発明にはさらに、前記に挙げたいずれかの適用のための、塩1.0〜1.0.4;2.0〜2.0.2;3.0〜3.0.5もしくは4.0〜4.0.1のいずれか、または組成物1.1〜1.1.9のいずれかの使用を提供する。] [0015] [0016]本発明組成物の多様な態様において、塩基性アミノ酸は全組成物重量の約0.5重量%〜約20重量%、全組成物重量の約1重量%〜約10重量%、たとえば全組成物重量の約1.5重量%、約3.75重量%、約5重量%、または約7.5重量%の量で存在する。] [0016] フッ化物イオン源 [0017]口腔ケア組成物はさらに1種類以上のフッ化物イオン源、たとえば可溶性フッ化物塩を含有することができる。多様なフッ化物イオン供与物質を本発明組成物中に可溶性フッ化物の供給源として使用できる。適切なフッ化物イオン供与物質の例は下記にある:U.S.Pat.No.3,535,421,Brinerらに付与;U.S.Pat.No.4,885,155,Parran,Jr.らに付与;およびU.S.Pat.No.3,678,154,Widderらに付与;これらを本明細書に援用する。] [0017] [0018] 代表的なフッ化物イオン源には、フッ化スズ(II)、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロケイ酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン、フッ化アンモニウム、およびその組合わせが含まれるが、これらに限定されない。特定の態様において、フッ化物イオン源には、フッ化スズ(II)、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、およびその混合物が含まれる。] [0018] [0019] 特定の態様において、本発明の口腔ケア組成物は、フッ化物イオン源またはフッ素供給成分を、約25ppm〜約25,000ppm、一般に少なくとも約500ppm、たとえば約500〜約2000ppm、たとえば約1000〜約1600ppm、たとえば約1450ppmのフッ化物イオンを供給するのに十分な量で含有することもできる。フッ化物の適切なレベルは、個々の用途に依存するであろう。たとえばマウスウォッシュ(mouthwash)は、一般に約100〜約250ppmのフッ化物を含むであろう。一般消費者用の練り歯磨きは一般に約1000〜約1500ppmを含み、小児用練り歯磨きはこれより若干少ない量を含むであろう。専門用の歯磨剤またはコーティングは、約5,000ppmに及ぶフッ化物、または約25,000ppmのフッ化物すら含むことができる。] [0019] [0020]フッ化物イオン源は、1態様においては組成物の約0.01重量%〜約10重量%、または他の態様においては約0.03重量%〜約5重量%、他の態様においては約0.1重量%〜約1重量%のレベルで本発明組成物に添加することができる。適切なレベルのフッ化物イオンを供給するフッ化物塩の重量は、明らかにその塩中の対イオンの重量に基づいて異なるであろう。] [0020] 研磨剤 [0021]本発明組成物はリン酸カルシウム研磨剤、たとえば第三リン酸カルシウム(Ca3(PO4)2)、ヒドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)、または第二リン酸カルシウム・2水和物(CaHPO4・2H2O、本明細書中で時にはDiCalとも言う)、またはピロリン酸カルシウムを含むことができる。] [0021] [0022]本発明組成物は、1種類以上の追加の研磨剤、たとえばシリカ研磨剤、たとえば最高で約20ミクロンの平均粒度をもつ沈降シリカ、たとえばJ.M.Huberが市販するZeodent 115(登録商標)を含有することができる。他の有用な研磨剤には、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、ケイ酸アルミニウム、焼成アルミナ、ベントナイトもしくは他のケイ質材料、またはその組合わせも含まれる。] [0022] [0023] 本発明に有用なシリカ研磨剤系の研磨材料、および他の研磨剤は、一般に約0.1〜約30ミクロン、約5〜約15ミクロンの平均粒度をもつ。シリカ研磨剤は、沈降シリカまたはシリカゲルからのもの、たとえばU.S.Pat.No.3,538,230,Paderらに付与、およびU.S.Pat.No.3,862,307,Digiulioに付与(両方を本明細書に援用する)に記載されたシリカキセロゲルであってもよい。具体的なシリカキセロゲルは、商品名Syloid(登録商標)でW.R.Grace & Co.,Davison Chemical Divisionにより市販されている。沈降シリカ材料には、J.M.Huber Corp.が商品名Zeodent(登録商標)で市販しているものが含まれ、これにはZeodent 115および119の表示をもつシリカが含まれる。これらのシリカ研磨剤はU.S.Pat.No.4,340,583,Wasonに付与(本明細書に援用する)に記載されている。] [0023] [0024] 特定の態様において、本発明による口腔ケア組成物の実施に有用な研磨剤には、約100cc/100gシリカ未満、または約45cc/100g〜約70cc/100gシリカの吸油価(oil absorption value)をもつシリカゲルおよび沈降非晶質シリカが含まれる。吸油価は、ASTMRub−Out、方法D281を用いて測定される。特定の態様において、シリカは約3ミクロン〜約12ミクロン、および約5〜約10ミクロンの平均粒度をもつコロイド粒子である。] [0024] [0025] 特定の態様において、研磨剤は、たとえば約5ミクロン未満のd50をもつきわめて小さい粒子、たとえば3〜4ミクロンのd50をもつ小粒子シリカ(small particle silica)(SPS)、たとえばSorbosil AC43(登録商標)(Ineos)を大きな割合で含む。そのような小粒子は、過敏性の軽減を目標とする配合物に特に有用である。小粒子成分は、より大きい第2の粒子研磨剤との組合わせで存在してもよい。特定の態様において、たとえば配合物は約3〜約8%のSPS、および約25〜約45%の一般的な研磨剤を含む。] [0025] [0026] 本発明の実施に特に有用な吸油性の低いシリカ研磨剤は、商品名Sylodent XWA(登録商標)でW.R.Grace & Co.,Davison Chemical Division、21203メリーランド州ボルチモア、により市販されている。Sylodent 650 XWA(登録商標)、すなわち約29重量%の含水率をもち、平均約7〜約10ミクロンの直径、および約70cc/100gシリカ未満の吸油価のコロイドシリカ粒子からなるシリカヒドロゲルは、本発明の実施に有用な吸油性の低いシリカ研磨剤の一例である。研磨剤は、本発明の口腔ケア組成物中に約10〜60重量%、他の態様においては約20〜45重量%、他の態様においては約30〜50重量%の濃度で存在する。] [0026] 発泡量を増大させる作用物質 [0027] 本発明の口腔ケア組成物は、口腔をブラッシングした際に発生する泡の量を増加させるための作用物質を含有することもできる。] [0027] [0028] 泡の量を増加させる作用物質の具体例には、ポリオキシエチレンおよび特定のポリマー(アルギネートポリマーが含まれるが、これに限定されない)が含まれるが、これらに限定されない。] [0028] [0029]ポリオキシエチレンは、本発明の口腔ケアキャリヤー成分により発生する泡の量および泡の厚みを増大させることができる。ポリオキシエチレンは一般にポリエチレングリコール(”PEG”)またはポリエチレンオキシドとしても知られている。本発明に適切なポリオキシエチレンは約200,000〜約7,000,000の分子量をもつであろう。1態様において分子量は約600,000〜約2,000,000、他の態様においては約800,000〜約1,000,000であろう。Polyox(登録商標)は、Union Carbideにより製造される高分子量ポリオキシエチレンに対する商品名である。] [0029] [0030]ポリオキシエチレンは、本発明の口腔ケア組成物の口腔ケアキャリヤー成分の約1%〜約90%、1態様においては約5%〜約50%、他の態様においては約10%〜約20%(重量)の量で存在することができる。口腔ケア組成物中の発泡剤の投与量(すなわち1回量)は、約0.01〜約0.9重量%、約0.05〜約0.5重量%、他の態様においては約0.1〜約0.2重量%である。] [0030] 界面活性剤 [0031] 本発明の口腔ケア組成物に場合により含有される他の作用物質は、界面活性剤または適合する界面活性剤の混合物である。適切な界面活性剤は、広いpH範囲を通して妥当な程度に安定なもの、たとえば陰イオン、陽イオン、非イオンまたは両性イオン界面活性剤である。] [0031] [0032] 適切な界面活性剤は、より詳細に、たとえば下記に記載されている:U.S.Pat.No.3,959,458,Agricolaらに付与;U.S.Pat.No.3,937,807,Haefeleに付与;およびU.S.Pat.No.4,051,234,Gieskeらに付与;これらを本明細書に援用する。] [0032] [0033] 特定の態様において、本発明に有用な陰イオン界面活性剤には、アルキル基中に約10〜約18個の炭素原子をもつアルキルスルフェートの水溶性塩、および約10〜約18個の炭素原子をもつ脂肪酸のスルホン化モノグリセリドの水溶性塩が含まれる。ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、およびヤシ(椰子)モノグリセリドスルホネートナトリウムは、このタイプの陰イオン界面活性剤の例である。陰イオン界面活性剤の混合物も使用できる。] [0033] [0034] 他の態様において、本発明に有用な陽イオン界面活性剤は、約8〜約18個の炭素原子を含む長いアルキル鎖を1つ含む脂肪族第四級アンモニウム化合物の誘導体であると広く定義できる;たとえばラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、ジ−イソブチルフェノキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ヤシアルキルトリメチルアンモニウムナイトレート、セチルピリジニウムフルオリド、およびその混合物。] [0034] [0035] 具体的な陽イオン界面活性剤は、U.S.Pat.No.3,535,421,Brinerらに付与(本明細書に援用する)に記載された第四級アンモニウムフルオリドである。特定の陽イオン界面活性剤は、組成物中で殺菌剤としても作用することができる。] [0035] [0036]本発明組成物中に使用できる具体的な非イオン界面活性剤は、アルキレンオキシド基(親水性)と脂肪族またはアルキル芳香族いずれの性質であってもよい有機疎水性化合物との縮合により製造される化合物であると広く定義できる。適切な非イオン界面活性剤の例には下記のものが含まれるが、これらに限定されない;プルロニック(Pluronic)、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、エチレンオキシドとプロピレンオキシドおよびエチレンジアミンの反応生成物との縮合から誘導される生成物、脂肪族アルコールのエチレンオキシド縮合物、長鎖第三級アミンオキシド、長鎖第三級ホスフィンオキシド、長鎖ジアルキルスルホキシド、およびこれらの物質の混合物。] [0036] [0037] 特定の態様において、本発明に有用な両性イオン性の合成界面活性剤は、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の誘導体であると広く記載でき、それらにおいて脂肪族基は直鎖または分枝鎖であってよく、脂肪族置換基のうち1つは約8〜約18個の炭素原子を含み、1つは陰イオン性の水可溶化基、たとえばカルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェートまたはホスホネートを含む。本発明組成物に含有させるのに適切な界面活性剤の具体例には、アルキル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ココアミドプロピルベタインおよびポリソルベート(polysorbate)20、ならびにその組合わせが含まれるが、これらに限定されない。] [0037] [0038] 特定の態様において、本発明組成物は陰イオン界面活性剤、たとえばラウリル硫酸ナトリウムを含む。 [0039]界面活性剤、または適合する界面活性剤の混合物は、本発明組成物中に全組成物の約0.1%〜約5.0%、他の態様においては約0.3%〜約3.0%、他の態様においては約0.5%〜約2.0%(重量)で存在することができる。] [0038] 着香剤 [0040] 本発明の口腔ケア組成物は、着香剤をも含有することができる。本発明の実施に際して用いられる着香剤には、精油ならびに種々の芳香性アルデヒド類、エステル類、アルコール類、およびこれらに類する物質が含まれるが、これらに限定されない。精油の例には、スペアミント、ペパーミント、ウィンターグリーン(wintergreen)、サッサフラス、チョウジ、セージ(sage)、ユーカリ、マヨラマ(marjoram)、ニッケイ、レモン、ライム、グレープフルーツ、およびオレンジの油が含まれる。メントール、カルボン(carvone)、およびアネトールなどの化学物質も有用である。特定の態様には、ペパーミントおよびスペアミントの油を用いる。] [0039] [0041]着香剤は、口腔用組成物中に約0.1〜約5重量%、および約0.5〜約1.5重量%の濃度で含有される。個々の口腔ケア組成物投与に際しての着香剤の投与量(すなわち1回量)は、約0.001〜0.05重量%、他の態様においては約0.005〜0.015重量%である。] [0040] キレート化剤 [0042] 本発明の口腔ケア組成物は、場合により、細菌の細胞壁中にあるカルシウムを錯化することができる1種類以上のキレート化剤をも含有することができる。このカルシウムの結合は、細菌細胞壁を脆弱にし、細菌溶解を促進する。] [0041] [0043] 本発明にキレート化剤として用いるのに適切な他のグループの作用物質は、可溶性ピロホスフェートである。本発明組成物中に用いるピロホスフェート塩は、いずれかのアルカリ金属ピロホスフェート塩であってもよい。特定の態様において、塩類には四アルカリ金属ピロホスフェート、二アルカリ金属ジ酸ピロホスフェート(dialkali metal diacid pyrophosphate)、三アルカリ金属モノ酸ピロホスフェート(trialkali metal monoacid pyrophosphate)、およびその混合物が含まれ、それらにおいてアルカリ金属はナトリウムまたはカリウムである。これらの塩類は、それらの水和形および非水和形の両方が有用である。本発明組成物に有用なピロホスフェート塩の有効量は、一般に少なくとも約1.0重量%のピロホスフェートイオン、約1.5重量%〜約6重量%、約3.5重量%〜約6重量%のピロホスフェートイオンを供給するのに十分なものである。] [0042] ポリマー [0044] 本発明の口腔ケア組成物は、場合により1種類以上のポリマー、たとえばポリエチレングリコール、ポリビニルメチルエーテル−マレイン酸コポリマー、多糖類(たとえばセルロース誘導体、たとえばカルボキシメチルセルロース、または多糖ガム、たとえばキサンタンガムもしくはカラギーナンガム)を含有することもできる。酸性ポリマー、たとえばポリアクリレートゲルは、それらの遊離酸、または部分的もしくは完全に中和された水溶性アルカリ金属(たとえばカリウムおよびナトリウム)塩もしくはアンモニウム塩の形で供給することができる。] [0043] [0045] 特に、非陽イオン抗細菌剤または抗細菌剤、たとえばトリクロサンがいずれかの歯磨剤成分に含まれる場合、好ましくは口腔表面へのそれらの薬剤の送達および保持ならび口腔表面における保持を増強させる作用物質も約0.05から約5%まで含有される。本発明に有用なそのような作用物質は、U.S.Pat.No.5,188,821および5,192,531に開示されている;合成陰イオン性高分子ポリカルボキシレート、たとえば無水マレイン酸またはマレイン酸と他の重合性エチレン性不飽和モノマーの1:4〜4:1コポリマー、好ましくは約30,000〜約1,000,000、最も好ましくは約30,000〜約800,000の分子量(M.W.)をもつメチルビニルエーテル/無水マレイン酸がこれに含まれる。これらのコポリマーは、たとえばGantrez、たとえばAN 139(M.W.500,000)、AN 119(M.W.250,000)、および好ましくはS−97医薬グレード(M.W.700,000)として得られ、ISP Technologies,Inc.,08805ニュージャージー州バウンド・ブルック、から入手できる。これらの増強剤が存在する場合、それらは約0.05〜約3重量%の量で存在する。] [0044] [0046] 他の作用性ポリマーには、たとえば下記のものが含まれる:無水マレイン酸とアクリル酸エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、N−ビニル−2−ピロリドン、またはエチレンとの1:1コポリマー、後者はたとえばMonsantoEMA No.1103、M.W.10,000、およびEMAグレード61として入手できる;ならびにアクリル酸とメタクリル酸メチルもしくはヒドロキシエチル、アクリル酸メチルもしくはエチル、イソブチルビニルエーテル、またはN−ビニル−2−ピロリドンとの1:1コポリマー。] [0045] [0047] 一般に適切なものは、活性化された炭素−炭素オレフィン性二重結合および少なくとも1つのカルボキシル基を含むオレフィン性またはエチレン性不飽和カルボン酸、すなわち、重合に際して容易に機能するオレフィン性二重結合を含む酸が、そのモノマー分子中にカルボキシル基に対してアルファ−ベータの位置にまたは末端メチレン基の一部として二重結合が存在するため、重合したものである。そのような酸の具体例は、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、アルファ−クロロアクリル酸、クロトン酸、ベータ−アクリルオキシプロピオン酸、ソルビン酸、アルファ−クロロソルビン酸、ケイ皮酸、ベータ−スチリルアクリル酸、ムコン酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸、アルファ−フェニルアクリル酸、2−ベンジルアクリル酸、2−シクロヘキシルアクリル酸、アンゲリカ酸、ウンベリカ酸、フマル酸、マレイン酸、および酸無水物である。そのようなカルボン酸モノマーと共重合しうる他の種々のオレフィン系モノマーには、酢酸ビニル、塩化ビニル、マレイン酸ジメチルなどが含まれる。コポリマーは、水溶性であるのに十分なカルボン酸塩の基を含む。] [0046] [0048] 他のクラスのポリマー系作用物質には、置換アクリルアミドのホモポリマーならびに/あるいは不飽和スルホン酸およびその塩のホモポリマーを含有する組成物が含まれる;特にその際、ポリマーは、アクリルアミドアリカンスルホン酸(acrylamidoalykane sulfonic acid)から選択される不飽和スルホン酸、たとえば2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルホン酸をベースとし、分子量約1,000〜約2,000,000をもつ;U.S.Pat.No.4,842,847、1989年6月27日にZahidに付与(本明細書に援用する)に記載。他の有用なクラスのポリマー系作用物質には、ポリアミノ酸、特にある割合の陰イオン界面活性アミノ酸、たとえばアスパラギン酸、グルタミン酸およびホスホセリンを含有するものが含まれる;U.S.Pat.No.4,866,161,Sikesら(本明細書に援用する)に開示。] [0047] [0049]口腔ケア組成物を調製する際、望ましい稠度を付与するために、または配合物の安定化もしくは性能増強のために、時にはある増粘剤を添加することが必要である。特定の態様において、増粘剤はカルボキシビニルポリマー、カラギーナン、ヒドロキシエチルセルロース、ならびに水溶性セルロースエーテル塩、たとえばカルボキシメチルセルロースナトリウムおよびカルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウムである。天然ガム、たとえばカラヤガム、アラビアゴム、およびトラガントゴムを含有させることもできる。組成物のテキスチャーをさらに改善するために、コロイド状のケイ酸アルミニウムマグネシウムまたは微細に分割したシリカを増粘組成物の成分として使用できる。特定の態様において、全組成物の約0.5重量%〜約5.0重量%の量の増粘剤が用いられる。] [0048] 酵素 [0050] 本発明の口腔ケア組成物は、場合により1種類以上の酵素を含有することもできる。有用な酵素には、利用可能ないずれかのプロテアーゼ、グルカノヒドロラーゼ、エンドグリコシダーゼ、アミラーゼ、ムタナーゼ、リパーゼおよびムチナーゼ、またはその適合する混合物が含まれる。特定の態様において、酵素はプロテアーゼ、デキストラナーゼ、エンドグリコシダーゼおよびムタナーゼである。他の態様において、酵素はパパイン、エンドグリコシダーゼ、またはデキストラナーゼとムタナーゼの混合物である。本発明に使用するのに適切な他の酵素は、U.S.Pat.No.5,000,939,Dringらに付与;U.S.Pat.No.4,992,420;U.S.Pat.No.4,355,022;U.S.Pat.No.4,154,815;U.S.Pat.No.4,058,595;U.S.Pat.No.3,991,177;およびU.S.Pat.No.3,696,191に開示されており、これらのすべてを本明細書に援用する。本発明において酵素、あるいは幾つかの適合性酵素の混合物は、1態様においては約0.002%〜約2.0%、または他の態様においては約0.05%〜約1.5%、またはさらに他の態様においては約0.1%〜約0.5%を構成する。] [0049] 水 [0051] 水も本発明の口腔用組成物中に存在することができる。商業用の口腔用組成物を調製する際に用いる水は、脱イオン処理されかつ有機不純物を含まないものとすべきである。水は一般に組成物の残部を補い、口腔用組成物の約10%〜約90%、約20%〜約60%、または約10%〜約30%(重量)含有される。この水の量は、添加した遊離水と、他の物質により、たとえばソルビトールまたは本発明のいずれかの成分により導入された量とを合わせたものを含む。] [0050] 湿潤剤 [0052]口腔用組成物の特定の態様においては、組成物が空気に曝された際に硬化するのを防ぐために湿潤剤を含有させることも望ましい。特定の湿潤剤は、望ましい甘味または香味を歯磨組成物に付与することもできる。湿潤剤は、純湿潤剤を基準として、一般に1態様においては歯磨組成物の約15%〜約70%、または他の態様においては約30%〜約65%(重量)含有される。] [0051] [0053] 適切な湿潤剤には、食用多価アルコール、たとえばグリセリン、ソルビトール、キシリトール、プロピレングリコール、および他のポリオール、ならびにこれらの湿潤剤の混合物が含まれる。グリセリンとソルビトールの混合物を、特定の態様において本発明の練り歯磨き組成物の湿潤剤成分として使用できる。] [0052] [0054] 前記成分のほかに、本発明の態様は多様な任意の歯磨剤成分を含有することができ、それらのうちの若干を以下に記載する。任意成分には、たとえば接着剤、起泡剤(sudsing agent)、着香剤、甘味剤、追加の抗歯垢剤、研磨剤、および着色剤が含まれるが、これらに限定されない。これらおよび他の任意成分は、さらに下記に記載されている:U.S.Pat.No.5,004,597,Majetiに付与;U.S.Pat.No.3,959,458,Agricolaらに付与;およびU.S.Pat.No.3,937,807,Haefeleに付与;これらのすべてを本明細書に援用する。] [0053] 製造方法 [0055]本発明組成物は、口腔用製品の領域で一般的な方法を用いて製造できる。 [0056]例示態様のひとつにおいて、本発明の塩類は以下により製造される:アルギニンをゲル相で共役酸により中和し、混合してプレミックス1を調製し、pHを要望するレベルに調整し、次いで他の成分と合わせる。有効物質、たとえばビタミン、CPC、フッ化物、研磨剤、および他のいずれかの要望する有効成分をプレミックス1に添加し、混合してプレミックス2を調製する。最終製品が練り歯磨きである場合、練り歯磨き基剤、たとえば第二リン酸カルシウムまたはシリカをプレミックス2に添加し、混合する。この最終スラリーを付形して口腔ケア製品にする。] [0054] 組成物の使用 [0057] 方法の観点における本発明は、安全かつ有効な量の本明細書に記載する組成物を口腔に適用することを伴う。] [0055] [0058] 本発明による組成物および方法は、修復および再石灰化を促進することにより歯を保護し、特に齲歯の形成を軽減または抑制し、歯の脱灰を軽減または抑制し、再石灰化を促進し、歯の過敏性を軽減し、ならびに、たとえば定量光誘導蛍光(quantitative light−induced fluorescence)(QLF)または電気的齲食モニター(electrical caries monitor)(ECM)により検出される初期のエナメル質病変を軽減、修復または抑制する方法に有用である。] [0056] [0059]定量光誘導蛍光は、初期病変を検出してその進行または退縮を縦断的にモニターすることができる可視光蛍光である。正常な歯は可視光線中で蛍光発光する;脱灰した歯は発光しないか、またはより低い程度に発光するにすぎない。脱灰領域を定量し、その進行をモニターすることができる。青色レーザー光線を用いて歯を自然蛍光発光させる。無機質が失われた領域は、健全な歯の表面と比較してより低い蛍光をもち、より暗く見える。ソフトウェアを用いて、病変関連の白斑または面積/体積から蛍光を定量する。一般に、既存の白斑病変をもつ対象をパネリストとして参加させる。インビボで実際の歯について測定を行なう。病変面積/体積を臨床試験の開始時に測定する。病変面積/体積の減少(改善)を6カ月間の製品使用後に測定する。このデータは、しばしばベースラインに対する改善率パーセントとして報告される。] [0057] [0060]電気的齲食モニターは、電気抵抗に基づいて歯の無機質含量を測定するために用いる技術である。電導度測定は、脱灰およびエナメル質侵食を受けて流体が充たされた歯細管は電気を伝導するという事実を利用する。歯が無機質を失うのに伴って、多孔性が増すため歯は電流に対する抵抗がより低くなる。したがって、患者の歯の電導度の上昇を脱灰の指標とすることができる。一般に、既存の病変をもつ歯根表面について試験を実施する。インビボで実際の歯について測定を行なう。6カ月間の処置の前と後で電気抵抗の変化を測定する。さらに、触覚プローブ(tactile probe)を用いて歯根表面についての古典的な齲食採点を行なう。硬度を3点スケールで分類する:硬い、皮革様、または柔らかい。このタイプの試験では、一般にECM測定についての電気抵抗(高い数字ほど良い)、および触覚プローブ採点に基づく病変部の硬度の改善として、結果を報告する。] [0058] [0061] したがって、本発明組成物は、有効量のフッ素および/またはアルギニンを含まない組成物と対比して初期のエナメル質病変(QLFまたはECMにより測定)を軽減する方法に有用である。] [0059] [0062]本発明組成物はさらに、口腔の有害細菌を減少させる方法、たとえば歯肉炎を軽減または抑制し、酸産生細菌のレベルを低下させ、アルギニン分解細菌の相対レベルを高め、口腔における微生物バイオフィルムの形成を抑制し、糖負荷後の歯垢pHを少なくともpH約5.5のレベルに上昇および/または維持し、歯垢の蓄積を軽減し、ならびに/あるいは歯および口腔を清浄にする方法に有用である。] [0060] [0063] 最後に、本発明組成物は、口内のpHを上昇させて病原性細菌を阻害することにより、口内の潰瘍または切り傷の治癒を促進するのに有用である。 [0064] 本発明による組成物および方法は、口内および歯のケアのための口腔用組成物、たとえば練り歯磨き、透明なペースト、ゲル、マウスリンス、スプレーおよびチューインガムに採用できる。] [0061] [0065]口腔組織は全身感染の入り口となる可能性があるので、口内の健康状態の増進は全身の健康状態にも有益となる。口内の良好な健康状態は、心血管の健康状態を含めた全身の健康状態に関連する。塩基性アミノ酸、特にアルギニンは、NO合成経路に補給する窒素源であり、したがって口腔組織における微小循環を増強するので、本発明の組成物および方法は格別な有益性を提供する。より酸性の低い口腔環境を提供することは、胃部不快感(gastric distress)の軽減にも役立ち、胃潰瘍に関連するヘリコバクター(Heliobacter)にとって、より好ましくない環境を作り出す。アルギニンは特に特定の免疫細胞受容体、たとえばT細胞受容体の高発現に必要であり、したがってアルギニンは有効な免疫応答を増強することができる。したがって本発明の組成物および方法は、心血管の健康状態を含めた全身の健康状態を増進するのに有用である。] [0062] [0066] 全体を通して用いる範囲は、その範囲内にあるあらゆる数値を記述するための略記として用いられる。その範囲内の数値をいずれも範囲の末端として選択できる。さらに、本明細書に引用するすべての参考文献は、それらの全体が本明細書に援用される。本発明の開示における定義と引用した参考文献の定義が矛盾する場合、本発明の開示が支配する。配合物について記載する場合、それらは当技術分野で一般に行なわれるようにそれらの成分により記載することができると理解され、実際の配合物中でその製造、貯蔵および使用に伴ってそれらの成分が互いに反応する可能性があるにもかかわらず、そのような製品は本明細書に記載する配合物に包含されるものとする。]
权利要求:
請求項1 アルギニンと下記の共役酸のうち1以上との塩:a.酸性ポリマー;b.陰イオン界面活性塩の共役酸;c.ポリリン酸もしくはポリホスホン酸;またはd.酸性の抗微生物剤。 請求項2 固体の形態である、請求項1に記載の塩。 請求項3 共役酸が酸性ポリマーである、請求項1に記載の塩。 請求項4 共役酸が陰イオン界面活性塩の共役酸である、請求項1に記載の塩。 請求項5 共役酸がポリリン酸である、請求項1に記載の塩。 請求項6 共役酸がポリホスホン酸である、請求項1に記載の塩。 請求項7 共役酸が酸性の抗微生物剤である、請求項1に記載の塩。 請求項8 酸性ポリマーがポリカルボキシレートポリマーである、請求項3に記載の塩。 請求項9 ポリカルボキシレートポリマーが、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマーである、請求項8に記載の塩。 請求項10 酸がラウロイル硫酸である、請求項4に記載の塩。 請求項11 ポリリン酸がヘキサメタリン酸である、請求項5に記載の塩。 請求項12 酸が、場合によりカルボキシおよび1個以上のヒドロキシで置換された安息香酸である、請求項7に記載の塩。 請求項13 酸性の抗微生物剤が没食子酸である、請求項12に記載の塩。 請求項14 前記のいずれかの請求項に記載の塩を含む口腔ケア組成物。 請求項15 有効量の請求項1〜13のいずれか1項に記載の塩または請求項14に記載の組成物を、下記のために、その必要がある対象の口腔に適用することを含む方法:i.齲歯の形成を軽減または抑制する、ii.初期のエナメル質病変を軽減、修復または抑制する、iii.歯の脱灰を軽減または抑制し、再石灰化を促進する、iv.歯の過敏性を軽減する、v.歯肉炎を軽減または抑制する、vi.口内の潰瘍または切り傷の治癒を促進する、vii.酸産生細菌のレベルを低下させる、viii.アルギニン分解細菌(arginolyticbacteria)の相対レベルを高める、ix.口腔における微生物バイオフィルムの形成を抑制する、x.糖負荷後の歯垢pHを少なくともpH約5.5のレベルに上昇および/または維持する、xi.歯垢の蓄積を軽減する、xii.口内乾燥を治療、寛解または軽減する、xiii.歯を増白する、xiv.心血管の健康状態を含めた全身の健康状態を増進する、xv.歯の侵食を軽減する、xvi.歯を齲食原性細菌に対して免疫化する、ならびに/あるいはxvii.歯および口腔を清浄にする。
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引用文献:
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