专利摘要:
本発明は、式: からなる、HSP90阻害化合物に関し、式中、変数は、本明細書に定義されるとおりである。本発明はまた、かかる化合物を含む医薬組成物、キットおよび製品、該化合物を作製するのに有用な方法および中間体、ならびに該化合物を使用する方法に関する。
公开号:JP2011511003A
申请号:JP2010545233
申请日:2009-01-30
公开日:2011-04-07
发明作者:グントゥパッリ、プラスナ;ワン コー、エリック;エー. スタッフォード、ジェフリー;チェン、ヤング、ケー.;トン−ヌー、フォーン−トゥ;ラインハルト;ルートヴィヒ ノッツ、ウォルフガング;デイビッド ローソン、ジョン
申请人:武田薬品工業株式会社;
IPC主号:C07D401-10
专利说明:

[0001] 本発明は、熱ショックタンパク質90(HSP90)を阻害するために使用され得る化合物、ならびに、これらの化合物を含む物質の組成物、キットおよび製品に関する。本発明はまた、HSP90を阻害するための方法、および本発明に記載の化合物を用いた治療方法に関する。加えて、本発明は、本発明の化合物を作製する方法、ならびにかかる方法に有用な中間体に関する。特に、本発明は、HSP90阻害剤、これらの化合物を含む物質の組成物、キットおよび製品、HSP90を阻害するための方法、ならびに阻害剤を作製するのに有用な方法および中間体に関する。]
背景技術

[0002] 分子シャペロンは、新生ポリペプチドの適切な折り畳みおよび立体配座を維持する。本活性は、タンパク質合成と分解の間の平衡を調整するのに重要である。タンパク質が損傷すると、分子シャペロンはまた、それらの再折り畳みを、または、修復不可能なまでにタンパク質が損なわれた場合は、細胞のタンパク質分解機構によってそれらの除去を容易にし得る1。]
[0003] 熱ショックタンパク質(HSP)は、元来、高温、ならびに重金属および酸化的ストレスへの曝露等の様々な細胞傷害に応答したそれらの発現の増加に従い定義された1。全てではないが、ほとんどのHSPは、それらの分子の大きさまたは機能に従ってHSP100、HSP90、HSP70、HSP60、HSP40および低分子量HSPを含むファミリーに系統化される分子シャペロンである。HSP遺伝子発現の急速な誘導は、熱ショック応答(HSR)と称され、本来なら致命的な分子損傷をもたらすであろう初期の傷害の反復曝露に対する細胞保護作用を与える2。細胞保護作用は、生物内の正常細胞の機能と関連する分子シャペロンの発現の増加の一例である。しかしながら、このファミリーのタンパク質の異常な発現はまた、いくつかの疾患状態と関連し得る。]
[0004] 癌表現型を維持する際の分子シャペロンの役割を裏付ける、多くの証拠が存在する。加えて、分子シャペロンの発現を、以下の疾患が挙げられるが、これらに限定されない、他の疾患に関連付ける証拠がさらに存在する。パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病およびプリオン関連疾患を含む神経変性障害、疼痛、頭痛、発熱、関節炎、ぜんそく、気管支炎、腱炎、湿疹、炎症性腸疾患等の炎症および炎症関連障害、癌、関節炎、糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性症(AMD)等の血管形成に依存する疾患、ならびに感染病疾患、特に真菌感染症、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)および単純ヘルペスウイルス1型(HSV−1)によって引き起こされる疾患が含まれるがこれらに限定されないウイルス性疾患、心臓血管および中枢神経系疾患3,4,5,6,7。]
[0005] HSP90は、全細胞タンパク質のうちの1〜2%を占める、大量に存在する分子シャペロンである。これは、細胞増殖、分化および生存に関与する様々なタンパク質の正しい配座、活性、細胞内局在、ならびにタンパク質分解の代謝回転を確実にするためにそのシャペロン機能を発揮する3,5,8。HSP90が関連し、安定化に役立つことが示されている多数の重要なシグナル伝達タンパク質(これらは、概して、HSP90クライアントタンパク質と称される)が存在するため、広範囲のヒト疾患の治療のために、HSP90阻害剤を治療のために使用する論拠が存在する(上述のとおり)9。]
[0006] HSP90活性は、悪性腫瘍の顕著な特性の全てに寄与する、多くの発癌のクライアントタンパク質の安定性および機能に必要とされ、したがって、HSP90は、癌の治療に対する魅力的な治療標的として、広く認識されている3,4,5,8。これらのクライアントタンパク質には、とりわけ、BCR−ABL、AKT/PKB、C−RAF、CDK4、ステロイドホルモン受容体(エストロゲンおよびアンドロゲン)、生存、c−Met、HER−2、およびテロメラーゼが含まれる。HSP90機能の阻害は、ユビキチン−プロテアソーム経路を介して不安定化および分解をもたらし、発癌シグナル経路を介して伝導されるいくつかのシグナルの下方制御、およびその悪性の表現型の全ての側面の調節を引き起こす3,5,8。したがって、HSP90阻害剤は、多数の種々の分子異常によって促進される癌を治療する可能性を有し、それらの組み合わせ効果はまた、耐性発現の可能性を低減し得る。]
[0007] HSP90は、内因性および本質的N末端アデノシン三リン酸加水分解酵素ドメインによってATP/ADP交換およびATP加水分解との組織化した、相互に調整する相互作用に全体として関与するいくつかの共シャペロンタンパク質の協調した同時相互作用を利用するサイクルを介してそのシャペロン機能を発揮すると考えられる。結晶学的研究では、いくつかのHSP90阻害剤は、N末端ATP結合部位を占有することが明らかであり10、それによって、HSP90アデノシン三リン酸加水分解酵素活性および機能を阻害する。]
[0008] 14員の大環状抗生物質であるラディシコール(radicicol)は、最初、体外で抗腫瘍活性を有することが実証され、v−SRC形質転換細胞の悪性表現型を逆行させることが示された11。次いで、X線結晶学を用いて、ラディシコールが、HSP90のN末端ATP結合ポケットに高親和性をもって結合し10、HSP90アデノシン三リン酸加水分解酵素活性を阻害して、多数のシグナル伝達タンパク質の分解をもたらす12ことが示された。ラディシコールは、体外で腫瘍細胞増殖を阻害するが、それは、その潜在的な反応性エポキシ部分および他の有害な化学的特性が不安定かつ起こり得る毒性を生じる可能性が高いため、生体内で活性を欠く8,13。]
[0009] ベンゾキノンアンサマイシンは、HSP90の活性を阻害することが実証されている天然に存在する第2の種類の抗生物質である。第1の例は、HSP90のN末端ヌクレオチド結合部位への結合に対してATPとも競合するゲルダナマイシンである14。ラディシコールの場合と同様に、体外で(および生体内で)抗腫瘍活性の見込みがあるにもかかわらず、ヒト治療へのゲルダナマイシンの開発は、化合物が不安定であり、治療用量で容認できない肝毒性であるため、中止された15。]
[0010] ゲルダナマイシンの類似体は、誘導体である17−アリルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン(17−AAGまたはタネスピマイシン)を含む、臨床用途の向上した安全域の薬剤を見出す目的で模索されている16。17−AAGは、クライアントタンパク質分解、および細胞周期停止を含む、ゲルダナマイシンと同様の細胞効果を有するが、向上した代謝的安定性および低い毒性を有する5,8。17−AAGを用いた前臨床試験は、この誘導体が、体外で極めて強力であり、様々なヒト腫瘍異種移植モデルにおいて、非毒性用量で、抗腫瘍活性を示している17,18。その生物活性に基づいて、17−AAGは、最近、いくつかの有望な結果でもって、いくつかの第I相臨床試験を完了している9,19。その結果、17−AAGは、現在、黒色腫および乳癌を含む、様々な腫瘍の種類における第II相の単剤療法臨床試験に入っている。]
[0011] 17−AAGの臨床効果を低減し得るいくつかの可能な要因がある。前臨床試験は、シトクロムP450による17−AAGの肝代謝が、17−アミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン(17−AG)の形成をもたらすことを示している17。17−AGは、阻害活性を保持するが、CYP3A4による代謝は、可変的な薬物動態の原因である可能性がある。加えて、17−AAGの活性は、還元酵素NQO1またはDT−ジアフォラーゼによる、ハイドロキノン形態である、17−AAGH2への変換によって強化される17,20。これらの代謝酵素の両方の多型発現は、集団にわたる17−AAGの臨床用途に対する限界をもたらし得る5,8,17。17−AAGの有効性は、多剤耐性タンパク質MDR1またはP−糖タンパク質との会合によって、さらに低減され得る17。最後に、17−AAGは、その難溶性、扱いにくく、複雑な製剤であること、ならびに経口バイオアベイラビリティの欠如によって制限される。17−AAGを再製剤化する試みにより、CNF1010およびクレマフォア系製剤(KOS−953)を用いる臨床試験を開始することとなり、後者は、再発および難治性骨髄腫に罹患する患者において、第I相試験中、有望な結果を示している。米国国立癌研究所およびKosan Biosciencesも、さらに水溶性で、潜在的に経口投与可能な17−AAGの類似体である、17−ジメチルアミノエチルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン(17−DMAGまたはアルベスピマイシン)を開発しており、これは、前臨床および臨床試験において評価された9。17−AAGH2(IPI−504としても知られる)はまた、17−AAGの水溶性誘導体として、臨床試験に入っている21。]
[0012] 非天然産物であるHSP90阻害剤が、最近、説明されている。これらのうちの1つは、3,4−ジアリールピラゾールレゾルシノール足場を含有する。これらの分子は、化合物CCT018159、および類似体CCT0129397/VER−49009およびVER−50589によって例示された。これらのHSP90阻害剤による癌細胞の処置は、HSP70誘発、クライアントタンパク質の枯渇、細胞分裂停止およびアポトーシスをもたらした22,23,24,25。]
[0013] 合理的薬物設計が、プリン足場を有する新規クラスのHSP90阻害剤を開発するために、Chiosisらによって使用された26。このシリーズから同定された第1の化合物であるPU3は、HSP90に中程度の親和性をもって結合し、HSP90阻害剤の特徴を示す細胞効果をもたらした26。PU3の重要な特長は、17−AAGよりもさらに水溶性であるが、また、アンサマイシンよりも細胞に対して著しく効能が低いことである26。その後の試みは、PU3の効能を向上させることに焦点を絞り、PU24FClの同定に至った27。本化合物は、2〜6μMの濃度範囲内で細胞において生物学的作用を示し27、また、正常な組織からの細胞と比較して形質転換細胞からのHSP90に対する親和性が10〜50倍高いことも実証した27。ヒト乳房の腫瘍異種移植片モデルにおけるPU24FClの投与は、著しい毒性を示すことなく抗腫瘍活性をもたらした27。さらに最近の研究では、PUクラスの8−アリールスルファニル、8−アリールスルホニルおよび8−アリールスルホニルアデニン誘導体を同定し、それらは、ヒト乳房の腫瘍異種移植片モデルにおける治療活性と共に、細胞モデルにおける向上した水溶性およびおよそ50nMの力価を示す28。]
[0014] 2−アミノ−キナゾリン−5−オン化合物(国際公開第WO2006113498A2号)、2−アミノ−7,8−ジヒドロ−6H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−5−オン化合物(国際公開第WO2007041362A1号)およびキナゾリン−オキシム誘導体(国際公開第WO2008142720A2号)を含む、細胞増殖性疾患の予防または治療のためにHSP90を標的とするさらなる非天然産物である、HSP90の小分子阻害剤が、同定されている。これらの分子は、十分な効能および薬らしさを有する。]
[0015] 17−AAGを用いて達成されたHSP90活性の阻害のアプローチに対する臨床概念実証と相まって、妥当な薬らしい特性を有する小分子によって提供される前臨床概念実証は、異常なタンパク質折り畳みと関連した疾患状態に罹患する患者に、治療的有効性を提供することができる向上した薬らしい特性を有するさらなるHSP90阻害剤を開発するための、産業分野における高レベルの関心を生み出している。]
[0016] 以下の刊行物が、背景技術の項において参照される。
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[0017] 本発明は、HSP90を阻害する活性を有する化合物に関する。本発明はまた、これらの化合物を含む組成物、製品およびキットも提供する。加えて、本発明は、本発明の化合物を作製する方法、ならびにかかる方法に有用な中間体に関する。]
[0018] 一態様では、本発明は、式

を有する化合物、
またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩を対象にし、式中、
Aは、NR4またはCR5R5′であり、
Bは、CR7またはNであり、
Xは、O、NR8またはCR9R9’であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
R5およびR5′は、各々独立して、水素、シアノ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、但し、AがCR5R5′である場合、R6は、不在であり、
R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換であるか、もしくは非置換であり、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
但し、AがCR5R5′である場合、BはNであり、XはOであり、R1は、少なくとも2つのヒドロキシル基で置換される(C1−6)アルキルである。]
[0019] 別の態様では、本発明は、化合物の塩および多形体を対象にする。特に、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム安息香酸エステル結晶形A。]
[0020] 別の態様では、本発明は、活性成分として、本発明に記載のHSP90阻害剤を含む医薬組成物を対象にする。本発明に記載の医薬組成物は、任意に、0.001%〜100%の本発明の1つ以上の阻害剤を含み得る。これらの医薬組成物は、例えば、経口的に、非経口的に、腹腔内に、静脈内に、動脈内に、経皮的、舌下に、筋肉内、直腸に、経頬的に、鼻腔内に、吸入経由、膣内に、眼内に、局所送達経由(例えば、カーテルまたはステントによる)、皮下に、脂肪内に(intraadiposally)、関節内に、または膜下腔内を含む、多種多様な経路によって投与または同時投与され得る。組成物はまた、遅延放出性の投与形態で投与または同時投与され得る。]
[0021] 別の態様では、本発明は、HSP90に関連する疾患状態を治療するためのキットおよび他の製品を対象にする。一実施形態では、キットは、使用説明書と共に、少なくとも1つの本発明のHSP90阻害剤を含む組成物を含む。使用説明書は、組成物が投与されるべき疾患状態、保管情報、用量情報および/または組成物の投与方法に関する説明を示し得る。本キットはまた、包装材料も含み得る。包装材料は、組成物を収納するための容器を含み得る。本キットはまた、任意に、組成物投与用の注射器等の追加要素を含み得る。本キットは、単回または複数回用量形態での組成物を含み得る。]
[0022] 別の態様では、本発明は、包装材料と共に、少なくとも1つの本発明のHSP90阻害剤を含む組成物を含む製品を対象にする。包装材料は、組成物を収納するための容器を含み得る。容器は、任意に、組成物が投与されるべき疾患状態、保管情報、用量情報を示すラベルおよび/または組成物の投与方法に関する使用説明書を含み得る。製品はまた、任意に、組成物投与用の注射器等の追加要素も含み得る。製品は、単回または複数回用量形態での組成物を含み得る。]
[0023] 本発明のさらに別の態様では、本発明に記載の化合物、組成物、キット、および製品を調製するための方法を対象にする。例えば、本発明に記載の化合物を合成するための、いくつかの合成スキームを本明細書に提供する。]
[0024] さらに他の態様では、本発明は、本発明に記載の化合物、組成物、キットおよび製品を使用する方法を対象にする。]
[0025] 一実施形態では、化合物、組成物、キットおよび製品を使用して、HSP90を阻害する。]
[0026] 別の実施形態では、化合物、組成物、キットおよび製品を使用して、HSP90が疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療する。]
[0027] 別の実施形態では、HSP90活性が対象内で変化する、好ましくは減少する、化合物が対象に投与される。]
[0028] 別の実施形態では、生体内で化合物へと変換される、化合物のプロドラッグが対象に投与され、HSP90を阻害する。]
[0029] 別の実施形態では、HSP90を本発明に記載の化合物と接触させるステップを含む、HSP90を阻害する方法が提供される。]
[0030] 別の実施形態では、HSP90を生体内で阻害するために本発明に記載の化合物を対象内に存在させるステップを含む、HSP90を阻害する方法が提供される。]
[0031] 別の実施形態では、生体内で第2の化合物に変換される第1の化合物を対象に投与するステップを含むHSP90を阻害する方法が提供され、ここで、第2の化合物が、生体内でHSP90を阻害する。本発明の化合物は、第1の化合物であっても、または第2の化合物であってもよいことを留意されたい。]
[0032] 別の実施形態では、本発明に記載の化合物を投与するステップを含む、治療方法が提供される。]
[0033] 別の実施形態では、HSP90によって介在されることが既知であるか、またはHSP90阻害剤によって治療されることが既知である、患者における状態を治療する方法は、治療有効量の本発明に記載の化合物を患者に投与するステップを含む。]
[0034] 別の実施形態では、HSP90が該疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療するための方法が提供され、該方法は、疾患状態に対し治療有効量で、本発明に記載の化合物を対象内に存在させるステップを含む。]
[0035] 別の実施形態では、HSP90が該疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療するための方法が提供され、該方法には、第2の化合物が、疾患状態に対し治療有効量で対象内に存在するように、生体内で第2の化合物に変換される第1の化合物を対象に投与するステップが含まれる。本発明の化合物は、第1の化合物であっても、または第2の化合物であってもよいことを留意されたい。]
[0036] 別の実施形態では、HSP90が該疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療するための方法が提供され、該方法には、化合物が、疾患状態に対し治療有効量で対象内に存在するように、本発明に記載の化合物を対象に投与するステップが含まれる。]
[0037] 別の実施形態では、HSP90によって介在されることが既知であるか、またはHSP90阻害剤によって治療されることが既知である、疾患状態の治療で用いる薬剤を製造するために、本発明に記載の化合物を使用するための方法が提供される。]
[0038] 上述の実施態様の全てに関して、イオン化されたか、または溶媒和された形態の医薬品を投与することは当技術分野において既知であるので、化合物の全ての医薬的に許容可能なイオン化形態(例えば、塩)および溶媒和物(例えば、水和物)を、このようなイオン化形態および溶媒和物が明記されていようといまいと、本発明が包含することを意図することに留意されたい。特定の立体化学が明記されていない限り、化合物の列挙は、その化合物が個々の異性体または異性体の混合物として存在しているかどうかに関係なく、全ての起こり得る立体異性体(例えば、キラル中心の数に依存してエナンチオマーまたはジアステレオマー)を包含することを意図していることも留意されたい。さらに、別途明記されない限り、化合物の列挙は、全ての起こり得る共鳴構造および互変異性体を包含することを意図している。特許請求の範囲に関しては、「式を含む化合物」、「式を有する化合物」、および「式の化合物」という言い回しは、特定の請求項で特に別の旨が明記されていない限り、その化合物、ならびに、全ての医薬的に許容可能なイオン化形態および溶媒和物、全ての起こり得る立体異性体、ならびに、全ての起こり得る共鳴構造および互変異性体を包含することを意図している。]
[0039] 生体内で改変され、本発明に記載の化合物になるプロドラッグもまた、投与され得ることをさらに留意されたい。本発明の化合物を使用する様々な方法には、プロドラッグ送達が明記されているかどうかにかかわらず、生体内で本発明に記載の化合物に変換されるプロドラッグの投与を包含することを意図している。本発明のある化合物が、HSP90を阻害する前に生体内で改変され得、それゆえ、それ自体が別の化合物のプロドラッグであり得ることも留意されたい。別の化合物のこのようなプロドラッグは、それ自体が独立して、HSP90活性を有していてもよいし、有していなくてもよい。]
図面の簡単な説明

[0040] 本願において参照される配列番号1および配列番号2を説明する図。]
[0041] (R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム安息香酸エステル結晶形Aの粉末X線回折図形を説明する図。]
[0042] (R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム安息香酸エステル結晶形Aの示差走査熱量測定トレースおよび熱重量トレースを示す図。 定義]
[0043] 別途明示されない限り、本明細書および特許請求に用いられる以下の用語は、本願の目的上、以下の意味を有する。]
[0044] 本明細書および添付の特許請求の範囲に使用される、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈にて明らかにそうではないと示さない限りは、複数形への言及も含むことに留意されたい。さらに、標準的な化学用語の定義は、Carey and Sundberg “ADVANCED ORGANIC CHECMISTRY 5TH ED.”Vols.A(2007) and B(2007),Springer Science+Business Media,New Yorkを含む、参照文献にて見出され得る。また、別途示されない限り、当技術分野の技術内の、質量分析、NMR、HPLC、タンパク質化学、生化学、組換えDNA技術および薬理学の従来の方法が、採用される。]
[0045] 化学構造において、特に、ラジカルにおいて、見られる際、「*」は、基の付着点を示す。]
[0046] 「脂環式」とは、非芳香環構造を含む部分を意味する。脂環式部分は、飽和であってもよいし、または1つ、2つまたはそれ以上の二重もしくは三重結合を有して部分的に不飽和であってもよい。脂環式部分はまた、窒素、酸素および硫黄等のヘテロ原子を任意に含んでもよい。窒素原子は、任意に、四級化(quaternerized)または酸化され得、硫黄原子は、任意に、酸化され得る。脂環式部分の例としては、(C3−8)環を有する部分、例えば、シクロプロピル、シクロヘキサン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、シクロヘプタン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエン、シクロオクタン、シクロオクテン、およびシクロオクタジエンが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0047] 「脂肪族」とは、構成炭素原子の直鎖または分岐鎖の配列によって特徴付けられる部分を意味し、飽和であってもよいし、または1つ、2つまたはそれ以上の二重または三重結合を有して部分的に不飽和であってもよい。]
[0048] 「アルケニル」とは、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合(−CR=CR′−または−CR=CR′R′′であり、式中、R、R′およびR′′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である)を含む直鎖または分岐の炭素原子鎖を意味する。アルケニルの例には、ビニル、アリル、イソプロペニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、1−プロペニル、2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルケニル」は、(C2−20)アルケニル、(C2−15)アルケニル、(C2−10)アルケニル、(C2−5)アルケニルまたは(C2−3)アルケニルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルケニル」は、(C2)アルケニル、(C3)アルケニルまたは(C4)アルケニルであり得る。]
[0049] 「アルケニレン」とは、1つまたはそれ以上の炭素−炭素二重結合(−CR=CR′−であり、式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である)を有する、直鎖または分岐の二価の炭素鎖を意味する。アルケニレンの例には、エタン−1,2−ジイル、プロペン−1,3−ジイル、メチレン−1,1−ジイル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルケニレン」は、(C2−20)アルケニレン、(C2−15)アルケニレン、(C2−10)アルケニレン、(C2−5)アルケニレンまたは(C2−3)アルケニレンであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルケニレン」は、(C2)アルケニレン、(C3)アルケニレンまたは(C4)アルケニレンであり得る。]
[0050] 「アルコキシ」とは、さらなるアルキル置換基を有する酸素部分を意味する。本発明のアルコキシ基は、任意に、置換され得る。]
[0051] 単独で表される「アルキル」とは、炭素原子鎖を有する直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪族ラジカルを意味する。一般的に、(CX)アルキルおよび(CX−Y)アルキルを使用し、式中、XおよびYは、鎖中の炭素原子数を示す。例えば、(C1−6)アルキルは、1〜6個の炭素の鎖を有するアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ビニル、アリル、1−プロペニル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−メチルアリル、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル等)を含む。別のラジカルと共に表されるアルキル(例えば、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル等におけるような)は、示された原子数を有する直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪族の二価のラジカルを意味するか、またはまったく原子が示されていない場合、結合を意味する(例えば、(C6−10)アリール(C1−3)アルキルには、ベンジル、フェネチル、1−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、2−チエニルメチル、2−ピリジニルメチル等が含まれる)。特定の実施形態では、単独で、あるいは別の基と共に表される、「アルキル」は、(C1−20)アルキル、(C1−15)アルキル、(C1−10)アルキル、(C1−5)アルキルまたは(C1−3)アルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別の基と共に表される、「アルキル」は、(C1)アルキル、(C2)アルキルまたは(C3)アルキルであり得る。]
[0052] 別途示されない限り「アルキレン」とは、直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪族の二価のラジカルを意味する。一般的に、(CX)アルキレンおよび(CX−Y)アルキレンを使用し、式中、XおよびYは、鎖中の炭素原子数を示す。例えば、(C1−6)アルキレンには、メチレン(−CH2−)、エチレン(−CH2CH2−)、トリメチレン(−CH2CH2CH2−)、テトラメチレン(−CH2CH2CH2CH2−)2−ブテニレン(−CH2CH=CHCH2−)、2−メチルテトラメチレン(−CH2CH(CH3)CH2CH2−)、ペンタメチレン(−CH2CH2CH2CH2CH2−)等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキレン」は、(C1−20)アルキレン、(C1−15)アルキレン、(C1−10)アルキレン、(C1−5)アルキレンまたは(C1−3)アルキレンであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキレン」は、(C1)アルキレン、(C2)アルキレンまたは(C3)アルキレンであり得る。]
[0053] 「アルキリデン」は、二重結合によって親分子に結合した直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪族ラジカルを意味する。一般的に、(CX)アルキリデンおよび(CX−Y)アルキリデンを使用し、式中、XおよびYは、鎖中の炭素原子数を示す。例えば、(C1−6)アルキリデンには、メチレン(=CH2)、エチリデン(=CHCH3)、イソプロピリデン(=C(CH3)2)、プロピリデン(=CHCH2CH3)、アリリデン(=CH−CH=CH2)等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキリデン」は、(C1−20)アルキリデン、(C1−15)アルキリデン、(C1−10)アルキリデン、(C1−5)アルキリデンまたは(C1−3)アルキリデンであり得る。代替として、「アルキリデン」は、(C1)アルキリデン、(C2)アルキリデンまたは(C3)アルキリデンであり得る。]
[0054] 「アルキニル」とは、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合(−C≡C−または−C≡CRであり、式中、Rは水素またはさらなる置換基である)を含む直鎖または分岐の炭素鎖を意味する。アルキニルの例には、エチニル、プロパルギル、3−メチル−1−ペンチニル、2−ヘプチニル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキニル」は、(C2−20)アルキニル、(C2−15)アルキニル、(C2−10)アルキニル、(C2−5)アルキニルまたは(C2−3)アルキニルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキニル」は、(C2)アルキニル、(C3)アルキニルまたは(C4)アルキニルであり得る。]
[0055] 「アルキニレン」とは、1つ以上の炭素−炭素三重結合(−CR≡CR′−であり、式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である)を有する直鎖または分岐の二価の炭素鎖を意味する。アルキニレンの例には、エチン−1,2−ジイル、プロペン−1,3−ジイル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキニレン」は、(C2−20)アルキニレン、(C2−15)アルキニレン、(C2−10)アルキニレン、(C2−5)アルキニレンまたは(C2−3)アルキニレンであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アルキニレン」は、(C2)アルキニレン、(C3)アルキニレンまたは(C4)アルキニレンであり得る。]
[0056] 「アミド」とは、ラジカル−C(=O)−NR−、−C(=O)−NRR′、−NR−C(=O)−および/または−NR−C(=O)R′(式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である)を意味する。]
[0057] 「アミノ」とは、2つのさらなる置換基を有する窒素部分を意味し、式中、例えば、水素または炭素原子が当該窒素に付着している。例えば、代表的なアミノ基には、−NH2、−NHCH3、−N(CH3)2、−NH((C1−10)アルキル)、−N((C1−10)アルキル)2、−NH(アリール)、−NH(ヘテロアリール)、−N(アリール)2、−N(ヘテロアリール)2等が含まれる。任意に、2つの置換基はまた、窒素と共に環を形成し得る。別途示されない限り、アミノ部分を含む本発明の化合物は、その保護された誘導体を含み得る。アミノ部分の好適な保護基には、アセチル、tert−ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル等が含まれる]
[0058] 「動物」には、ヒト、非ヒト哺乳類(例えば、イヌ、ネコ、ウサギ、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、シカ等)および非哺乳類(例えば、鳥類等)が含まれる。]
[0059] 「芳香族」とは、構成原子が不飽和の環系を形成し、環系中の全ての原子がsp2混成であり、パイ電子の総数が4n+2に等しい部分を意味する。芳香環は、環原子が炭素原子のみのものであってもよいし、炭素原子と非炭素原子とを含むものであってもよい(「ヘテロアリール」を参照されたい)。]
[0060] 「アリール」とは、各環が、芳香族であるか、または、1つ以上の環と縮合する際に、芳香環集合を形成している、単環式または多環式の環集合を意味する。1つ以上の環原子が炭素ではない場合(例えば、N、S)、アリールはヘテロアリールである。一般的に、(CX)アリールおよび(CX−Y)アリールを使用し、式中、XおよびYは、鎖中の炭素原子数を示す。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アリール」は、(C3−14)アリール、(C3−10)アリール、(C3−7)アリール、(C8−10)アリールまたは(C5−7)アリールであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「アリール」は、(C5)アリール、(C6)アリール、(C7)アリール、(C8)アリール、(C9)アリールまたは(C10)アリールであり得る。]
[0061] 「アザアルキル」とは、アルキル鎖を形成する1個以上の炭素原子を、窒素原子で置換する(−NR−または−NRR′、式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である)ことを除いては、上記で定義されるアルキルを意味する。例えば、(C1−10)アザアルキルとは、1〜10個の炭素、および1個以上の窒素原子を含む鎖を指す。]
[0062] 「ビシクロアルキル」とは、飽和または部分的に不飽和の縮合、スピロまたは架橋の二環式環集合を意味する。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ビシクロアルキル」は、(C4−15)ビシクロアルキル、(C4−10)ビシクロアルキル、(C6−10)ビシクロアルキルまたは(C8−10)ビシクロアルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ビシクロアルキル」は、(C8)ビシクロアルキル、(C9)ビシクロアルキルまたは(C10)ビシクロアルキルであり得る。]
[0063] 「ビシクロアリール」とは、縮合、スピロまたは架橋の二環式環集合であり、集合を成す環のうち少なくとも1つが芳香族であるものを意味する。一般的に、(CX)ビシクロアリールおよび(CX−Y)ビシクロアリールを使用し、式中、XおよびYは、二環式環集合中の該環に直接付着している炭素原子数を示す。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ビシクロアリール」は、(C4−15)ビシクロアリール、(C4−10)ビシクロアリール、(C6−10)ビシクロアリールまたは(C8−10)ビシクロアリールであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ビシクロアルキル」は、(C8)ビシクロアリール、(C9)ビシクロアリールまたは(C10)ビシクロアリールであり得る。]
[0064] 本明細書に使用される、「架橋環(bridging ring)」および「架橋された環(bridged ring)」とは、別の環に結合して、両方の環に共通する2つの環原子が互いに直接結合していない二環式または多環式構造を有する化合物を形成する環を指す。架橋環を有する一般的な化合物の非限定的な例には、ボルネオール、ノルボルナン、7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン等が含まれる。二環式系の一方または両方の環はまた、ヘテロ原子を含み得る。]
[0065] 「カルバモイル」とは、ラジカル−OC(O)NRR′を意味し、式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である。]
[0066] 「炭素環」とは、炭素原子からなる環を意味する。]
[0067] 「カルボニル」とは、ラジカル−C(=O)−および/または−C(=O)Rを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。カルボニルラジカルを、さらに種々の置換基で置換して、酸、酸ハロゲン化物、アルデヒド、アミド、エステル、およびケトンを含む異なるカルボニル基を形成し得ることに留意されたい。]
[0068] 「カルボキシ」とは、ラジカル−C(=O)−O−および/または−C(=O)−ORを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。カルボキシ部分を含む本発明の化合物は、その保護誘導体(即ち、酸素が保護基で置換されている)を含み得ることに留意されたい。カルボキシ部分の好適な保護基には、ベンジル、tert−ブチル等が含まれる。]
[0069] 「シアノ」とは、ラジカル−CNを意味する。]
[0070] 「シクロアルキル」とは、非芳香族の飽和または部分的に不飽和の、単環式、縮合二環式または架橋多環式の環集合を意味する。一般的に、(CX)シクロアルキルおよび(CX−Y)シクロアルキルを使用し、式中、XおよびYは、環集合中の炭素原子数を示す。例えば、(C3−10)シクロアルキルには、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、2,5−シクロヘキサジエニル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、アダマンタン−1−イル、デカヒドロナフチル、オキソシクロヘキシル、ジオキソシクロヘキシル、チオシクロヘキシル、2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプト−1−イル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「シクロアルキル」は、(C3−14)シクロアルキル、(C3−10)シクロアルキル、(C3−7)シクロアルキル、(C8−10)シクロアルキルまたは(C5−7)シクロアルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「シクロアルキル」は、(C5)シクロアルキル、(C6)シクロアルキル、(C7)シクロアルキル、(C8)シクロアルキル、(C9)シクロアルキルまたは(C10)シクロアルキルであり得る。]
[0071] 「シクロアルキレン」とは、二価の飽和または部分的に不飽和の単環式、二環式または多環式環集合を意味する。一般的に、(CX)シクロアルキレンおよび(CX−Y)シクロアルキレンを使用し、式中、XおよびYは、環集合中の炭素原子数を示す。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「シクロアルキレン」は、(C3−14)シクロアルキレン、(C3−10)シクロアルキレン、(C3−7)シクロアルキレン、(C8−10)シクロアルキレンまたは(C5−7)シクロアルキレンであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「シクロアルキレン」は、(C5)シクロアルキレン、(C6)シクロアルキレン、(C7)シクロアルキレン、(C8)シクロアルキレン、(C9)シクロアルキレンまたは(C10)シクロアルキレンであり得る。]
[0072] 「疾患」は、具体的には、動物またはその部位の任意の不健康な状態を包含し、その動物に適用される医学上または獣医学上の療法によって引き起こされ得るかまたはそれに伴い得る不健康な状態(即ち、このような療法の「副作用」)を包含する。]
[0073] 「EC50」とは、そのアゴニストの起こり得る最大効果の50%をもたらすアゴニストのモル濃度を意味する。アゴニスト作用は、刺激または阻害であり得る。]
[0074] 本明細書に使用される、「縮合環」は、別の環に結合して、二環式構造を有する化合物を形成し、両方の環に共通する環原子が互いに直接結合している環を指す。一般的な縮合環の非限定的な例には、デカリン、ナフタレン、アントラセン、フェナントレン、インドール、フラン、ベンゾフラン、キノリン等が含まれる。縮合環系を有する化合物は、飽和、部分的に飽和、炭素環式、ヘテロ環式、芳香族、ヘテロ芳香族等であり得る。]
[0075] 「ハロ」とは、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。]
[0076] 「ヘテロアルキル」とは、本願で定義されるアルキルを意味するが、アルキル鎖内の1個以上の原子が、ヘテロ原子またはカルボニル基である。本明細書で定義される「ヘテロアルキル」には、酸素(「オキサアルキル」を参照のこと)、カルボニル基(「オキサアルキル」を参照のこと)、硫黄(「チオアルキル」を参照のこと)、および窒素(「アザアルキル」を参照のこと)を含有するアルキル鎖が含まれる。一般的に、ヘテロ(CX)アルキルおよびヘテロ(CX−Y)アルキルを使用し、式中、XおよびYは、鎖中の炭素原子数を示す。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロアルキル」は、ヘテロ(C1−20)アルキル、ヘテロ(C1−15)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−3)アルキルまたはヘテロ(C1−2)アルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロアルキル」は、ヘテロ(C1)アルキル、ヘテロ(C2)アルキルまたはヘテロ(C3)アルキルであり得る。]
[0077] 「ヘテロアリール」とは、少なくとも1つの環原子がヘテロ原子であり、残りの環原子は炭素である、単環式、二環式または多環式芳香族基を意味する。単環式ヘテロアリール基としては、5または6個の環原子を有する環式芳香族基が挙げられるが、これに限定されず、ここで、少なくとも1つの環原子はヘテロ原子であり、残りの環原子は炭素である。窒素原子は、任意に、四級化され得、硫黄原子は、任意に、酸化され得る。本発明のヘテロアリール基としては、フラン、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、オキサジアゾール、オキサゾール、1,2,3−オキサジアゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロリン、チアゾール、1,3,4−チアジアゾール、トリアゾールおよびテトラゾールに由来するものが挙げられるが、これらに限定されない。「ヘテロアリール」としてはまた、二環式または三環式環が挙げられるが、これらに限定されず、ここで、ヘテロアリール環は、アリール環、シクロアルキル環、シクロアルケニル環、および別の単環式ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル環からなる群から独立して選択される1つまたは2つの環に縮合されている。これらの二環式または三環式ヘテロアリールには、ベンゾ[b]フラン、ベンゾ[b]チオフェン、ベンズイミダゾール、イミダゾ[4,5−c]ピリジン、キナゾリン、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジン、チエノ[2,3−b]ピリジン、インドリジン、イミダゾ[1,2a]ピリジン、キノリン、イソキノリン、フタラジン、キノキサリン、ナフチリジン、キノリジン、インドール、イソインドール、インダゾール、インドリン、ベンズオキサゾール、ベンゾピラゾール、ベンゾチアゾール、イミダゾ[1,5−a]ピリジン、ピラゾロ[1,5−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリミジン、イミダゾ[1,2−c]ピリミジン、イミダゾ[1,5−a]ピリミジン、イミダゾ[1,5−c]ピリミジン、ピロロ[2,3−b]ピリジン、ピロロ[2,3−c]ピリジン、ピロロ[3,2−c]ピリジン、ピロロ[3,2−b]ピリジン、ピロロ[2,3−d]ピリミジン、ピロロ[3,2−d]ピリミジン、ピロロ[2,3−b]ピラジン、ピラゾロ[1,5−a]ピリジン、ピロロ[1,2−b]ピリダジン、ピロロ[1,2−c]ピリミジン、ピロロ[1,2−a]ピリミジン、ピロロ[1,2−a]ピラジン、トリアゾ[1,5−a]ピリジン、プテリジン、プリン、カルバゾール、アクリジン、フェナジン、フェノチアゼン(phenothiazene)、フェノキサジン、1,2−ジヒドロピロロ[3,2,1−hi]インドール、インドリジン、ピリド[1,2−a]インドールおよび2(1H)−ピリジノンから誘導されたものが挙げられるが、これらに限定されない。二環式または三環式のヘテロアリール環は、ヘテロアリール基自身、あるいは、それが縮合したアリール、シクロアルキル、シクロアルケニルまたはヘテロシクロアルキル基のいずれかを介して、親分子に付着され得る。本発明のヘテロアリール基は、置換され得るか、または非置換であり得る。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロアリール」は、ヘテロ(C1−13)アリール、ヘテロ(C2−13)アリール、ヘテロ(C2−6)アリール、ヘテロ(C3−9)アリールまたはヘテロ(C5−9)アリールであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロアリール」は、ヘテロ(C3)アリール、ヘテロ(C4)アリール、ヘテロ(C5)アリール、ヘテロ(C6)アリール、ヘテロ(C7)アリール、ヘテロ(C8)アリールまたはヘテロ(C9)アリールであり得る。]
[0078] 「ヘテロ原子」とは、炭素原子ではない原子を指す。ヘテロ原子の特定の例としては、窒素、酸素、および硫黄が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0079] 「ヘテロ原子部分」は、該部分が付着している原子が炭素ではない部分が含まれる。ヘテロ原子部分の例には、−NR−、−N+(O−)=、−O−、−S−または−S(O)2−(式中、Rは水素またはさらなる置換基である)が含まれる。]
[0080] 「ヘテロビシクロアルキル」とは、環内の1個以上の原子がヘテロ原子である、本願で定義されるビシクロアルキルを意味する。例えば、本願で使用されるヘテロ(C9−12)ビシクロアルキルとしては、3−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプト−3−イル、2−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル、3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イルが挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロビシクロアルキル」は、ヘテロ(C1−14)ビシクロアルキル、ヘテロ(C4−14)ビシクロアルキル、ヘテロ(C4−9)ビシクロアルキルまたはヘテロ(C5−9)ビシクロアルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロビシクロアルキル」は、ヘテロ(C5)ビシクロアルキル、ヘテロ(C6)ビシクロアルキル、ヘテロ(C7)ビシクロアルキル、ヘテロ(C8)ビシクロアルキルまたはヘテロ(C9)ビシクロアルキルであり得る。]
[0081] 「ヘテロビシクロアリール」とは、環内の1個以上の原子がヘテロ原子である、本願で定義されるビシクロアリールを意味する。例えば、本願で使用されるヘテロ(C4−12)ビシクロアリールとしては、2−アミノ−4−オキソ−3,4−ジヒドロプテリジン−6−イル、テトラヒドロイソキノリニル等が挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロビシクロアリール」は、ヘテロ(C1−14)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−14)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−9)ビシクロアリールまたはヘテロ(C5−9)ビシクロアリールであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロビシクロアリール」は、ヘテロ(C5)ビシクロアリール、ヘテロ(C6)ビシクロアリール、ヘテロ(C7)ビシクロアリール、ヘテロ(C8)ビシクロアリールまたはヘテロ(C9)ビシクロアリールであり得る。]
[0082] 「ヘテロシクロアルキル」とは、環を形成する1個以上の原子が、N、O、またはSから独立して選択されるヘテロ原子である、本願で定義されるシクロアルキルを意味する。ヘテロシクロアルキルの非限定的な例としては、ピペリジル、4−モルホリル、4−ピペラジニル、ピロリジニル、パーヒドロピロリジニル、1,4−ジアザパーヒドロエピニル(1,4−diazaperhydroepinyl)、1,3−ジオキサニル、1,4−ジオキサニル等が含まれる。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロシクロアルキル」は、ヘテロ(C1−13)シクロアルキル、ヘテロ(C1−9)シクロアルキル、ヘテロ(C1−6)シクロアルキル、ヘテロ(C5−9)シクロアルキルまたはヘテロ(C2−6)シクロアルキルであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロシクロアルキル」は、ヘテロ(C2)シクロアルキル、ヘテロ(C3)シクロアルキル、ヘテロ(C4)シクロアルキル、ヘテロ(C5)シクロアルキル、ヘテロ(C6)シクロアルキル、ヘテロ(C7)シクロアルキル、ヘテロ(C8)シクロアルキルまたはヘテロ(C9)シクロアルキルであり得る。]
[0083] 「ヘテロシクロアルキレン」とは、1つ以上の環員炭素原子が、ヘテロ原子によって置き換えられる、本願で定義されるシクロアルキレンを意味する。特定の実施形態では、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロシクロアルキレン」は、ヘテロ(C1−13)シクロアルキレン、ヘテロ(C1−9)シクロアルキレン、ヘテロ(C1−6)シクロアルキレン、ヘテロ(C5−9)シクロアルキレンまたはヘテロ(C2−6)シクロアルキレンであり得る。代替として、単独で、あるいは別のラジカルと共に表される、「ヘテロシクロアルキレン」は、ヘテロ(C2)シクロアルキレン、ヘテロ(C3)シクロアルキレン、ヘテロ(C4)シクロアルキレン、ヘテロ(C5)シクロアルキレン、ヘテロ(C6)シクロアルキレン、ヘテロ(C7)シクロアルキレン、ヘテロ(C8)シクロアルキレンまたはヘテロ(C9)シクロアルキレンであり得る。]
[0084] 「ヒドロキシ」とは、ラジカル−OHを意味する。]
[0085] 「IC50」とは、標的酵素の50%阻害をもたらす阻害剤のモル濃度を意味する。]
[0086] 「イミノ」とは、ラジカル−CR(=NR′)および/または−C(=NR′)−を意味し、式中、RおよびR′は、各々独立して、水素またはさらなる置換基である。]
[0087] 「イミノケトン誘導体」とは、部分−C(NR)−を含む誘導体を意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。]
[0088] 「異性体」とは、同一分子式を有するが、それらの原子の結合の性質または順序、あるいは、空間中でのそれらの原子の配置が異なる化合物を意味する。空間中でのそれらの原子の配置が異なる異性体は「立体異性体」と呼ばれる。互いの鏡像ではない立体異性体は、「ジアステレオマー」と呼ばれ、重ね合わせることができない鏡像である立体異性体は、「エナンチオマー」または時折「光学異性体」とも呼ばれる。4つの同一でない置換基に結合された炭素原子は、「キラル中心」と呼ばれる。1つのキラル中心を持つ化合物は、反対のキラリティーの2つのエナンチオマー形態を有する。これら2つのエナンチオマー形態の混合物は「ラセミ混合物」と呼ばれる。1つよりも多いキラル中心を有する化合物は、2n−1個のエナンチオマー対を有する(ここで、nはキラル中心の数である)。1つよりも多いキラル中心を持つ化合物は、個々のジアステレオマーとして、あるいはジアステレオマーの混合物(「ジアステレオマー混合物」と呼ばれる)として、存在し得る。1つのキラル中心が存在する場合、立体異性体は、そのキラル中心の絶対配置によって特徴付けられ得る。絶対配置は、キラル中心に付着した置換基の空間配置を指す。エナンチオマーは、そのキラル中心の絶対配置によって特徴付けられ、Cahn、IngoldおよびPrelogのR−およびS−順序付け規則によって説明される。立体化学の命名法、立体化学の決定方法および立体異性体の分離に関する慣習は、当該分野で既知である(例えば、“Advanced Organic Chemistry”,5th edition,March,Jerry,John Wiley & Sons,New York,2001を参照のこと)。]
[0089] 「離脱基」とは、合成有機化学で、それに慣用的に関連付けられた意味を有する基、即ち、反応(例えば、アルキル化)条件下で移動させることができる原子または基を意味する。離脱基の例としては、ハロ(例えば、F、Cl、BrおよびI)、アルキル(例えば、メチルおよびエチル)ならびにスルホニルオキシ(例えば、メシルオキシ、エタンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシおよびトシルオキシ)、チオメチル、チエニルオキシ、ジハロホスフィノイルオキシ、テトラハロホスファオキシ、ベンジルオキシ、イソプロピルオキシ、アシルオキシ等が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0090] 「リンカー」とは、2つの部分を共に連結する二価のラジカルを指す。2つの他の部分間で「X分子の分離を提供するリンカー」とは、2つの他の部分を直接連結する原子の鎖が、X原子の長さであることを意味する。Xが、ある範囲(例えば、X1〜X2)として与えられる場合、原子の鎖は、少なくともX1の長さであるが、X2原子の長さを超えない。原子の鎖は、例えば、炭素、窒素、硫黄および酸素原子を含む、原子の組み合わせから形成され得ることを理解されたい。さらに、各原子は、任意に、原子価が許容する1つ以上の置換基に結合され得る。加えて、原子の鎖は、環の一部を形成することができる。したがって、一実施形態では、2つの他の部分(RおよびR′)の間でX原子の分離を提供する部分は、R−(L)X−R′によって表され得、各Lは、CR′′R′′′、NR′′′′、O、S、CO、CS、C=NR′′′′′、SO、SO2等からなる群から独立して選択され、R′′、R′′′、R′′′′およびR′′′′′のうちのいずれか2つ以上は共に、置換または非置換環を形成することができる。]
[0091] 「ニトロ」とは、ラジカル−NO2を意味する。]
[0092] 「オキサアルキル」とは、アルキル鎖を形成する1個以上の炭素原子を、酸素原子(−O−または−OR、式中、Rは水素またはさらなる置換基である)で置換することを除いては、上記で定義するアルキルを意味する。例えば、オキサ(C1−10)アルキルは、1〜10個の炭素、および1個以上の酸素原子を含む鎖を指す。]
[0093] 「オキソアルキル」とは、アルキル鎖を形成する1個以上の炭素原子を、カルボニル基(−C(=O)−または−C(=O)−Rであり、式中、Rは水素またはさらなる置換基である)で置換することを除いては、上記で定義するアルキルを意味する。カルボニル基は、アルデヒド、ケトン、エステル、アミド、酸または酸ハロゲン化物であってもよい。例えば、オキソ(C1−10)アルキルは、1〜10個の炭素原子、および1個以上のカルボニル基を含む鎖を指す。]
[0094] 「オキシ」とは、ラジカル−O−または−ORを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。したがって、オキシラジカルを、さらに種々の置換基で置換して、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシまたはカルボニルオキシを含む異なるオキシ基を形成し得ることに留意されたい。]
[0095] 「医薬的に許容可能な」とは、概して安全で、非毒性であって、生物学的にも他の観点からも望ましくないことがない医薬組成物を調製するのに有用であることを意味し、獣医学上の用途およびヒトの医薬用途に許容されることを含む。]
[0096] 「医薬的に許容可能な塩」とは、上記で定義されるように医薬的に許容可能であり、かつ所望の薬理学的活性を有する、本発明の化合物の塩を意味する。かかる塩には、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等)、有機酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、o−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]オクト−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、4,4′−メチレンビス(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸等)を含んで形成された酸付加塩が含まれる。]
[0097] 医薬的に許容可能な塩としてはまた、存在する酸性プロトンが無機または有機の塩基と反応し得る場合に形成され得る塩基付加塩が含まれる。許容可能な無機塩基には、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウムおよび水酸化カルシウムが含まれる。許容可能な有機塩基には、エタノールアミン、ジエタンノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N−メチルグルカミン等が含まれる。]
[0098] 「多環式環」には、二環式および多環式環が含まれる。多環式環を成す個々の環は、縮合、スピロまたは架橋環であり得る。]
[0099] 「プロドラッグ」とは、生体内で本発明に記載の阻害剤へと代謝的に変換可能な化合物を意味する。プロドラッグ自体も、所与の標的タンパク質に対して活性を有してもよい、または有しなくてもよい。例えば、ヒドロキシ基を含む化合物は、生体内での加水分解によってヒドロキシ化合物へと変換されるエステルとして投与され得る。生体内でヒドロキシ化合物へと変換され得る好適なエステルには、酢酸エステル、クエン酸エステル、乳酸エステル、リン酸エステル、酒石酸エステル、マロン酸エステル、シュウ酸エステル、サリチル酸エステル、プロピオン酸エステル、コハク酸エステル、フマル酸エステル、マレイン酸エステル、メチレン−ビス−b−ヒドロキシナフトエ酸エステル、ゲンチシン酸エステル、イセチオン酸エステル、ジ−p−トルオイル酒石酸エステル、メタンスルホン酸エステル、エタンスルホン酸エステル、ベンゼンスルホン酸エステル、p−トルエンスルホン酸エステル、シクロヘキシルスルファミン酸エステル、キナ酸エステル、アミノ酸のエステル等が含まれる。同様に、アミン基を含む化合物は、生体内での加水分解によってアミン化合物へと変換されるアミドとして投与され得る。]
[0100] 「保護された誘導体」とは、反応性部位(単数または複数)が保護基でブロックされた阻害剤の誘導体を意味する。保護された誘導体は、阻害剤の調製において有用であるか、またはそれ自体が阻害剤として活性であり得る。好適な保護基の包括的な一覧は、P.G.M.Wuts and T.W.Greene,“Greene′s Protecting Groups in Organic Synthesis,4th edition,John Wiley & Sons,Inc.2007に見出され得る。]
[0101] 「環」および「環集合」とは、炭素環または複素環系を意味し、芳香族および非芳香族系を含む。該系は、単環、二環または多環であり得る。加えて、二環または多環系に関しては、多環を成す個々の環は、縮合、スピロまたは架橋環であり得る。]
[0102] 「対象」および「患者」には、ヒト、非ヒト哺乳類(例えば、イヌ、ネコ、ウサギ、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、シカ等)および非哺乳類(例えば、トリ等)が含まれる。]
[0103] 「置換または非置換」とは、所与の部分が、利用可能な原子価にわたって水素置換基のみから構成されていてもよいこと(非置換)、あるいは、所与の部分の名称によって他のようには特定されていない、利用可能な原子価にわたって1つ以上の非水素置換基をさらに含んでいてもよいこと(置換)を意味する。例えば、イソプロピルは、−CH3によって置換されたエチレン部分の一例である。一般に、非水素置換基は、置換されることが明記された所与の部分の1原子に結合され得る任意の置換基であり得る。置換基の例としては、アルデヒド、脂環式、脂肪族、(C1−10)アルキル、アルキレン、アルキリデン、アミド、アミノ、アミノアルキル、芳香族、アリール、ビシクロアルキル、ビシクロアリール、カルバモイル、炭素環、カルボキシル、カルボニル基、シクロアルキル、シクロアルキレン、エステル、ハロ、ヘテロビシクロアルキル、ヘテロシクロアルキレン、ヘテロアリール、ヘテロビシクロアリール、ヘテロシクロアルキル、オキソ、ヒドロキシ、イミノケトン、ケトン、ニトロ、オキサアルキルおよびオキソアルキル部分が挙げられるが、これらに限定されず、これらの各々は、任意に、置換されるか、もしくは非置換であり得る。1つの特定の実施形態では、置換基の例としては、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールが挙げられるが、これらに限定されない。加えて、置換基は、それ自体が、さらなる置換基によって任意に置換される。1つの特定の実施形態では、さらなる置換基の例としては、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0104] 「スルフィニル」とは、ラジカル−SO−および/または−SO−Rを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。スルフィニルラジカルを、さらに種々の置換基で置換して、スルフィン酸、スルフィンアミド、スルフィニルエステル、およびスルホキシドを含む異なるスルフィニル基を形成し得ることに留意されたい。]
[0105] 「スルホニル」とは、ラジカル−SO2−および/または−SO2−Rを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。スルホニルラジカルを、さらに種々の置換基で置換して、スルホン酸、スルホンアミド、スルホン酸エステル、およびスルホンを含む異なるスルホニル基を形成し得ることに留意されたい。]
[0106] 「治療有効量」とは、ある疾患を治療するために動物に投与した際に、このような疾患の治療を達成するのに十分な量を意味する。]
[0107] 「チオ」とは、硫黄による酸素の置換を示し、−SR、−S−および=S含有基が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0108] 「チオアルキル」とは、アルキル鎖を形成する1個以上の炭素原子を、硫黄原子(−S−または−S−R、式中、Rは水素またはさらなる置換基である)で置換することを除いては、上記に定義される、アルキルを意味する。例えば、チオ(C1−10)アルキルは、1〜10個の炭素、および1個以上の硫黄原子を含む鎖を指す。]
[0109] 「チオカルボニル」とは、ラジカル−C(=S)−および/または−C(=S)−Rを意味し、式中、Rは水素またはさらなる置換基である。チオカルボニルラジカルを、さらに種々の置換基で置換して、チオ酸、チオアミド、チオエステル、およびチオケトンを含む異なるチオカルボニル基を形成し得ることに留意されたい。]
[0110] 「治療」または「治療する」は、本発明の化合物のいかなる投与をも意味し、以下を含む。
(1) 該疾患に罹患しやすい可能性があるが、その疾患の病理または症候をまだ経験もしくは示していない動物における、疾患の発症の予防、
(2) 疾患の病理または症候を経験または示している動物における、その疾患の阻害(即ち、病理および/または症候のさらなる発症の停止)、あるいは
(3) 疾患の病理または症候を経験または示している動物における、その疾患の改善(即ち、病理および/または症候の逆転)。]
[0111] 本明細書に示す定義の全てに関して、定義は、明記した置換基以外にさらなる置換基を含み得るという意味で、変更可能であるとして、解釈されるべきであることに留意されたい。したがって、C1アルキルは、1個の炭素原子が存在するが、炭素原子上の置換基が何であるかを示していないことを表す。したがって、(C1)アルキルは、メチル(即ち、−CH3)ならびに−CRR′R′′を含み、式中、R、R′、およびR′′は、各々独立して、水素、または炭素に結合する原子がヘテロ原子またはシアノであるさらなる置換基であり得る。したがって、CF3、CH2OHおよびCH2CNは、例えば、全て(C1)アルキルである。同様に、アルキルアミノ等の用語は、ジアルキルアミノ等を含む。]
[0112] 以下に例示および図示されるように、破線結合で表される式を有する化合物は、0、1またはそれ以上の二重結合を任意に有する式を含むことを意図する。]
[0113] 加えて、本発明の化合物を構成する原子は、そのような原子の全ての同位体型を含むことが意図される。本明細書に使用される同位体は、同一の原子番号を有するが、異なる質量数を有する原子を含む。非限定の一般例として、水素の同位体には、三重水素および重水素が含まれ、炭素の同位体には、13Cおよび14Cが含まれる。]
実施例

[0114] 本発明は、HSP90を阻害するために使用され得る化合物に関する。本発明はまた、かかる化合物を含む医薬組成物、キットおよび製品に関する。加えて、本発明は、化合物を作製するのに有用な方法および中間体に関する。さらに、本発明は、前記化合物を使用する方法に関する。本発明の化合物はまた、同一のタンパク質ファミリーの他のメンバーに対する活性も有し得、したがって、これらの他のファミリーメンバーと関連する疾患状態に対処するために使用され得ることに留意されたい。]
[0115] 本発明の化合物はまた、他のHSPファミリーのメンバーに対する阻害活性も有し得、したがって、これらの他のファミリーメンバーと関連する疾患状態に対処するために使用され得ることに留意されたい。
本発明の化合物]
[0116] その態様のうちの1つにおいて、本発明は、HSP90阻害剤として有用な化合物に関する。一実施形態では、本発明のHSP90阻害剤は、以下からなる群から選択される式のもの、

またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9′であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R5およびR5′は、各々独立して、水素、シアノ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、
R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
但し、式IIに関しては、XがOである場合、R1は、少なくとも2個のヒドロキシル基で置換される(C1−6)アルキルである。]
[0117] 別の実施形態では、以下の式からなる本発明の化合物、


またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9′であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R5およびR5′は、各々独立して、水素、シアノ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、
R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換であるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0118] 別の実施形態では、以下の式からなる本発明の化合物、

またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9′であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R5およびR5′は、各々独立して、水素、シアノ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換であるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
但し、XがOである場合、R1は、少なくとも2個のヒドロキシル基で置換される(C1−6)アルキルである。]
[0119] 一実施形態では、以下の式を有する本発明の化合物、

またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9′であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5である場合、R6は、不在であり、
R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換であるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0120] 別の実施形態では、以下の式からなる本発明の化合物、

またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9’であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換であるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0121] 別の実施形態では、以下の式からなる本発明の化合物、

またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、
Xは、O、NR8またはCR9R9’であり、
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニルオキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、
R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R3は、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、
R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、
R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。
X]
[0122] 本発明の化合物の上述の実施形態の一変形例では、XがOである。]
[0123] 別の変形例では、XがNR8であり、式中、R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0124] なお別の変形例では、XがNR8であり、式中、R8は、水素、ヒドロキシルアルキル、アルキル、アミノアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択される。]
[0125] さらに別の変形例では、XがNR8であり、式中、R8は、水素、ヒドロキシル、(C1−3)アルキル、およびヒドロキシ(C1−3)アルキルからなる群から選択される。]
[0126] さらに別の変形例では、XがNHである。]
[0127] さらに別の変形例では、XがCR9R9′であり、式中、R9およびR9′は、各々単独で、水素、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0128] さらに別の変形例では、XがCR9R9′であり、式中、R9およびR9′は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、ハロ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルコキシ、アミノ、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される。]
[0129] さらに別の変形例では、XがCR9R9′であり、式中、R9およびR9′のうちの一方は、独立して、水素である。]
[0130] さらに別の変形例では、XがCH2である。
R1]
[0131] 上述の実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、イミノ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−6)アルキル、スルフィニル(C1−6)アルキル、カルボニルアミノ(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、アミノスルホニル(C1−6)アルキル、スルホニルアミノ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、およびヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0132] 別の変形例では、R1は、水素、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、イミノ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、カルボニルアミノ(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、(C1−6)アルキルアミノ(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、およびヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0133] 別の変形例では、R1は、水素、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、カルボニルアミノ(C1−6)アルキル、ヒドロキシカルボニル(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、(C1−6)アルキルアミノ(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、およびヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0134] 上述の実施形態の1つの特定の変形例および本発明の化合物の変形例では、R1が−L−R45であり、式中、
Lは不在であるか、または1〜5個の原子のリンカーであり、式中、L中の該原子は、各々独立して、N、O、およびSからなる群から選択され、かつ独立して、非置換であるか、もしくはニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、オキソ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、イミノ、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される1〜2個の置換基で置換され、各々、非置換されるか、もしくはさらに置換されるか、あるいはLの隣接原子上のいずれか2個の置換基は共に、3、4および5員の複素環を形成し、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、]
[0135] R45は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルコキシ、アミノ、カルボニルアミノ、アミノカルボニル、カルボニル、ヒドロキシルカルボニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される。]
[0136] いくつかの変形例では、Lは不在である。]
[0137] 上述の特定の変形例のいくつかの変形例では、Lは、1〜5個の原子のアルキルまたはヘテロアルキルであり、式中、各原子は、独立して、NおよびOからなる群から選択され、かつ各原子は、独立して、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、オキソ、カルボニルオキシ、(C1−6)アルコキシ、(C4−6)アリールオキシ、ヘテロ(C1−5)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、(C1−10)アルキルアミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される1〜2個の置換基で置換され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される。]
[0138] 他の変形例では、Lが(−CR46R47−)nであり、式中、nは1、2、3、4、または5である。なお他の変形例では、Lが(−CR46R47−)5である。さらに他の変形例では、Lが(−CR46R47−)4である。さらに他の変形例では、Lが(−CR46R47−)3である。さらに他の変形例では、Lが(−CR46R47−)2である。さらに他の変形例では、Lが−(CR46R47)−である。]
[0139] Lが(−CR46R47−)nである上述の変形例では、R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシ、オキソ、カルボニルオキシ、(C1−6)アルコキシ、(C4−6)アリールオキシ、ヘテロ(C1−5)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、(C1−10)アルキルアミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される。]
[0140] 他の変形例では、R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、オキソ、アミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、ヘテロ(C1−5)アリール、(C3−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。他の変形例では、R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、オキソ、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、アミノおよびアミノカルボニルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。他の変形例では、R46およびR47は、両方とも水素である。]
[0141] 上述の実施形態の一変形例および変形例では、R1は、水素、および



からなる群から選択される。]
[0142] 別の変形例では、R1は、水素、




からなる群から選択される。]
[0143] さらに別の変形例では、R1は、水素、


からなる群から選択される。]
[0144] さらに別の変形例では、R1は、水素、

からなる群から選択される。]
[0145] さらに別の変形例では、R1は、水素、

からなる群から選択される。]
[0146] さらに他の変形例では、R1は、水素、









、および

からなる群から選択される。なお他の変形例では、R1は

である。なお他の変形例では、R1は

である。なお他の変形例では、R1は

である。なお他の変形例では、R1は

である。なおさらなる変形例では、R1は

である。なおさらなる変形例では、R1は

である。なおさらなる変形例では、R1は

である。なおさらにさらなる変形例では、R1は水素である。
X−R1]
[0147] 上述の実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、−X−R1は、


からなる群から選択される。]
[0148] 別の変形例では、−X−R1は、

からなる群から選択される。]
[0149] 別の変形例では、−X−R1は、

からなる群から選択される。]
[0150] 別の変形例では、−X−R1は、ヒドロキシル、メトキシ、

からなる群から選択される。]
[0151] さらに他の変形例では、−X−R1は−OHである。さらに他の変形例では、−X−R1は−OCH3である。さらに他の変形例では、−X−R1は

である。さらに他の変形例では、−X−R1は

である。さらにさらなる変形例では、−X−R1は

である。さらにさらなる変形例では、−X−R1は

である。他のさらなる変形例では、−X−R1は

である。なお他のさらなる変形例では、−X−R1は

である。他のさらなる変形例では、−X−R1は

である。なお他のさらなる変形例では、−X−R1は

である。
R2]
[0152] 実施形態の別の変形例および本発明の化合物の変形例では、R2は、水素、ハロ、ヒドロキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0153] 別の変形例では、R2は、水素、ヒドロキシル、ハロ、シアノ、チオール、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオール、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、(C1−5)ヘテロアリール、(C1−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0154] なお別の変形例では、R2は、水素、ヒドロキシル、ハロ、シアノ、チオール、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオール、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、(C1−5)ヘテロアリール、(C1−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0155] なお別の変形例では、R2は、水素、ヒドロキシル、メチル、エチル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、フェニルエチル、および置換ベンジルからなる群から選択され、式中、置換基は、各々独立して、メトキシ、ハロ、ニトロ、アミノ、およびアセトアミドからなる群から選択される。]
[0156] さらに別の変形例では、R2は、水素、(C1−6)アルキルまたはハロ(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0157] なお別の変形例では、R2は、非置換もしくは置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される。]
[0158] なお別の変形例では、R2は水素である。]
[0159] なお別の変形例では、R2はメチルである。
R4]
[0160] 上述の実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、存在する場合、R4は、水素、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、およびヘテロ(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0161] 別の変形例では、存在する場合、R4は、水素、メチル、エチル、アリル、3−メチルブチル、イソブチル、2−ヒドロキシエチル、3−アミノプロピル、1−(4−メトキシフェニル)エチル、(2−メチル−2−モルホリン−4−イル)プロピル、ピリジン−4−イルメチル、テトラヒドロピラン−4−イルメチル、ベンジル、2,4−ジメトキシ−ベンジル、3−クロロ−ベンジル、2−クロロ−ベンジル、2−フルオロ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、3−トリフルオロメチル−ベンジル、ピラジン−2−イル、および−(CH2)3NHC(O)O−C(CH3)3からなる群から選択される。]
[0162] なお別の変形例では、存在する場合、R4は、水素、非置換(C1−6)アルキル、および置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される。]
[0163] なお別の変形例では、存在する場合、R4は、メチル、エチル、アリル、3−メチル−ブチル、およびイソブチルからなる群から選択される。]
[0164] さらに別の変形例では、存在する場合、R4は、水素、ベンジル、1−(4−メトキシフェニル)エチル、1−メチル−(4−メトキシフェニル)メチル、メチル、3−アミノプロピル、および2−メチル−2−モルホリノプロピルからなる群から選択される。]
[0165] さらに別の変形例では、存在する場合、式中、R4は水素である。
R5およびR5′]
[0166] 実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、存在する場合、R5およびR5′は、各々独立して、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0167] 別の変形例では、存在する場合、R5およびR5′は、各々独立して、水素、ハロゲン、(C1−6)アルキル、−OR42、−SR42、−N(R42)2、−OC(O)R42、−NR42C(O)R42、および−N(R42)S(O)2R42からなる群から選択され、式中、R42は、水素、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、および(C3−7)ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0168] 別の変形例では、存在する場合、R5およびR5′は、各々独立して、水素、非置換(C1−6)アルキル、および置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される。]
[0169] さらに別の変形例では、存在する場合、R5およびR5′は水素である。]
[0170] なお別の変形例では、存在する場合、R5およびR5′は、両方とも水素である。
R6]
[0171] 実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、存在する場合、R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0172] 別の変形例では、存在する場合、R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−6)アルキル、−OR43、−SR43、−N(R43)2、−OC(O)R43、−NR43C(O)R43、および−N(R43)S(O)2R43からなる群から選択され、式中、R43は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、および(C3−7)ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0173] さらに別の変形例では、存在する場合、R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、非置換もしくは置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される。]
[0174] さらに別の変形例では、存在する場合、R6およびR6′は、両方ともハロゲンである。]
[0175] さらに別の変形例では、存在する場合、R6およびR6′のうちの一方は、ハロゲンであり、R6およびR6′のうちの他方は、水素である。]
[0176] 一変形例では、R6およびR6′のハロゲンの定義は、フルオロである。]
[0177] なおさらに他の変形例では、存在する場合、R6およびR6′は、両方とも水素である。]
[0178] なおさらに他の変形例では、存在する場合、R6はフルオロである。なおさらに他の変形例では、存在する場合、R6はシアノである。なお別の変形例では、存在する場合、R6は水素である。
R7]
[0179] 実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、存在する場合、R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アルコキシ、および(C1−10)アルコキシ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
[0180] 別の変形例では、存在する場合、R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、および(C1−10)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0181] 別の変形例では、存在する場合、R7は、水素、シアノ、アルコキシ、ヒドロキシルアルキル、アルキル、アミノアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択される。]
[0182] なお別の変形例では、存在する場合、R7は水素である。
R3]
[0183] 上述の実施形態の一変形例および本発明の化合物の変形例では、R3は、水素、(C1−6)アルキル、(C1−6)アルケニル、(C3−15)シクロアルキル、ヘテロ(C1−14)シクロアルキルシクロアルケニル、(C4−15)アリール、およびヘテロ(C1−14)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜4個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換されるか、あるいは隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得る。]
[0184] 一変形例では、R3は、式

のものであり、
式中、
R10およびR11は、各々独立して、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR10およびR11は共に、単環、二環、飽和、不飽和、芳香族、カルボシクリルおよびヘテロシクリルからなる群から選択されるC環を形成し、各々は、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、ニトロ、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される1〜3個の置換基と共に置換され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であって、
R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、アルキルチオ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)ハロアルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノ、アミド、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、イミノ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換され、非置換であるか、もしくは置換されるか、あるいは、R12上の前記1〜3個の置換基のうちの1個および前記C環上の前記1〜3個の置換基のうちの1個は共に、6もしくは7員の、飽和、不飽和、または芳香環(非置換であるか、もしくは1〜4個の置換基で置換される)を形成する。]
[0185] 一変形例では、存在する場合、R10は、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0186] 別の変形例では、存在する場合、R10は、水素、ハロ、非置換もしくは置換アルキル、および非置換もしくは置換ヘテロアルキルからなる群から選択される。]
[0187] さらに別の変形例では、存在する場合、R10は、水素、ハロ、非置換もしくは置換アルキルからなる群から選択される。]
[0188] 一変形例では、存在する場合、R11は、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0189] 別の変形例では、存在する場合、R11は、水素、ハロ、アルキル、およびヘテロアルキルからなる群から選択される。]
[0190] さらに別の変形例では、存在する場合、R11はメチルである。
R10およびR11は共に、環を形成する]
[0191] R3のある特定の変形例において、R10およびR11が共に、C環を形成する場合、
R3は、式

のものであり、式中、C環は、(C4−12)アリール、(C1−11)ヘテロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−11)シクロアルキルからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、ニトロ、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択される前記1〜3個の置換基で置換され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。]
[0192] 別の変形例では、C環は、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(C3−7)シクロアルキル、および(C5−7)シクロアルケニルからなる群から選択され、これらの各々は、1〜3個の置換基で置換される。いくつかの変形例では、該アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(C3−7)シクロアルキル、および(C5−7)シクロアルケニルは、ピロリル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、インドリル、オキサジアゾール、チアジアゾール、フラニル、キノリニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、モルホリノ、ピペリジニル、ピロリジニル、チエニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、およびシクロペンテニルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはハロ、アルコキシ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基で置換される。]
[0193] 別の変形例では、C環は、(C4−6)アリールもしくは(C1−5)ヘテロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される。一変形例では、該アリールもしくはヘテロアリールは、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、チアゾリル、およびチエニルからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される。]
[0194] 上述の実施形態および変形例では、C環上の1〜3個の置換基は、いくつかの変形例では、ヒドロキシ、ニトロ、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である。いくつかの他の変形例では、該1〜3個の置換基は、各々独立して、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシからなる群から選択される。いくつかの他の変形例では、C環上の1〜3個の置換基のうちの少なくとも1つは、フルオロ、メチル、およびメトキシからなる群から選択される。他の変形例では、C環上の1〜3個の置換基は、各々独立して、ハロからなる群から選択される。他の変形例では、該置換基は、フルオロである。さらに他の変形例では、該置換基は、メチルである。なおさらに他の変形例では、該置換基は、メトキシである。]
[0195] ある特定の変形例では、R3は、式

のものであり、
式中、
J10は、O、S、NR26、およびCR27R27’からなる群から選択され、
J11は、O、S、NR28、およびCR29R29′からなる群から選択され、
J12は、O、S、NR30、およびCR31R31′からなる群から選択され、
式中
R26、R28およびR30は、各々独立して、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、
R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0196] C環の上述の変形例の一変形例では、R26、R28およびR30は、各々単独で、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する窒素が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0197] C環の上述の実施形態のなお別の変形例では、R26、R28およびR30は、各々単独で、水素、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、およびアザ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、あるいはR27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、カルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、および(C1−10)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0198] さらに別の変形例では、R26、R28およびR30は、各々単独で、水素、(C1−6)アルキルアミノ、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−6)アルコキシ、カルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0199] 別の特定の変形例では、R3は、式

のものであり、
式中、
J13は、O、S、NR32、およびCR33R33’からなる群から選択され、
J14は、O、S、NR34、およびCR35R35’からなる群から選択され、
J15は、O、S、NR36、およびCR37R37’からなる群から選択され、
J16は、O、S、NR38、およびCR39R39’からなる群から選択され、
式中、
R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、
R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R38、およびR38′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、
R12は、前に定義されるとおりである。]
[0200] C環の上述の実施形態の一変形例では、R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R39、およびR39′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0201] さらに別の変形例では、R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R39、およびR39′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であるか、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である。]
[0202] さらに別の変形例では、R3は、

からなる群から選択され、
式中、
R29およびR31は、各々独立して、水素、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、
R33、R35、R37、およびR39は、各々独立して、水素、ハロ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)アルキルからなる群から選択され、
R34およびR36は、各々独立して、アルキル、アザ(C1−10)アルキル、およびヒドロキシル(C1−10)アルキルからなる群から選択される。]
[0203] さらに別の変形例では、R3は、式

のものであり、
式中、
R29およびR31は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、アミノもしくは置換アミノ、アリール、ヘテロアリール、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、(C3−7)ヘテロシクロアルキル、−OR40、−SR40、−C(O)R40、−C(O)OR40、−C(O)N(R40)2、−S(O)R40、−S(O)2R40、−S(O)2N(R40)2、−OC(O)R40、−NR40C(O)R40、および−N(R40)S(O)2R40からなる群から選択され、
式中、
R40は、メチル、エチル、イソプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、非置換もしくは置換フェニル、非置換もしくは置換チアゾリル、非置換もしくは置換ピリジル、非置換もしくは置換ピラジニル、および非置換もしくは置換ピリミンジニル、2−アミノエチル、2−ピペリジニルエチル、2−ピペラジニルエチル、2−モルホリニルエチル、および2−(N−メチルピペラジニル)エチルからなる群から選択される。]
[0204] 直上の変形例の一変形例では、R40は、メチル、エチル、イソプロピル、シクロペンチル、および2−アミノエチルからなる群から選択される。別の変形例では、R40はメチルである。別の変形例では、R40はエチルである。別の変形例では、R40はイソプロピルである。別の変形例では、R40はシクロペンチルである。別の変形例では、R40は2−アミノエチルである。]
[0205] さらに別の変形例では、R3は、式

のものであり、
式中、
R33、R35、R37、およびR39は、各々独立して、水素、アルキル、アルコキシ、ハロ、非置換もしくは置換アリール、および置換ヘテロアリールからなる群から選択される。]
[0206] さらに別の変形例では、R3は、



、および

からなる群から選択される。
R12]
[0207] 上述の実施形態、および本発明の変形例のうち、いくつかの変形例では、R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される。他の変形例では、R12は、フラニル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、ベンゾイミダゾリル、プリニル、ナフタレニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、プテリジニル、ピリドン、およびピリミドンからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される。]
[0208] 上述の実施形態のいくつかの変形例および変形例では、R12の1〜3個の置換基は、各々独立して、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、オキソ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アミド、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される。]
[0209] 他の変形例では、R12上の1〜3個の置換基は、各々独立して、ハロ、シアノ、オキシ、オキソ、(C1−6)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、アミノ、アミド、スルホニル、(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される。]
权利要求:

請求項1
以下からなる群から選択される式の化合物、またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩であって、式中、Xは、O、NR8またはCR9R9′であり、R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、R2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R3は、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、(C1−10)アルケニル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の前記置換基は共に、置換または非置換環を形成し得、R4は、水素、カルボニル、オキシカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R5およびR5′は各々独立して、水素、シアノ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、但し、AがCR5R5′である場合、R6′は、不在であり、R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R9およびR9′は、各々独立して、水素、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、但し、式IIに関しては、XがOである場合、R1は、少なくとも2つのヒドロキシル基で置換される(C1−6)アルキルである、化合物、またはそれらの互変異性体、立体異性体、もしくは医薬的に許容可能な塩。
請求項2
式からなる、請求項1に記載の化合物。
請求項3
式からなる、請求項1に記載の化合物。
請求項4
式からなる、請求項1に記載の化合物。
請求項5
式からなる、請求項1に記載の化合物。
請求項6
式からなる、請求項5に記載の化合物。
請求項7
XはOである、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項8
XはNR8であり、式中、R8は、水素、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項9
R8は、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシル(C1−3)アルキル、(C1−3)アルキル、アミノ(C1−3)アルキル、およびアルコキシ(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項8に記載の化合物。
請求項10
R8は水素である、請求項8に記載の化合物。
請求項11
XはCR9R9′であり、式中、R9およびR9′は、各々独立して、水素、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキサアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項12
R9およびR9′は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、ハロ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルコキシ、アミノ、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される、請求項11に記載の化合物。
請求項13
R9およびR9′のうちの一方は、水素である、請求項11に記載の化合物。
請求項14
R9およびR9′は、両方とも水素である、請求項11に記載の化合物。
請求項15
R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アルコキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、イミノ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−6)アルキル、スルフィニル(C1−6)アルキル、カルボニルアミノ(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−6)アルキル、アミノカルボニル(C1−6)アルキル、アミノスルホニル(C1−6)アルキル、スルホニルアミノ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、およびヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、隣接原子上の前記置換基は共に、置換または非置換環を形成し得る、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項16
R1は−L−R45であり、式中、Lは不在であるか、または1〜5個の原子のリンカーであり、式中、前記原子は、各々独立して、C、N、O、およびSからなる群から選択され、かつ各々独立して、非置換であるか、もしくは1〜2個の置換基で置換され、その置換基は、各々独立して、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、オキソ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、イミノ、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換されるか、あるいはLの隣接原子上のいずれか2個の置換基は共に、3、4および5員の複素環を形成し、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、R45は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルコキシ、アミノ、カルボニルアミノ、アミノカルボニル、カルボニル、ヒドロキシルカルボニル、(C4−6)アリール、ヘテロ(C1−5)アリール、(C3−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C3−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項17
Lは不在である、請求項16に記載の化合物。
請求項18
Lは(−CR46R47−)nであり、式中、nは、1、2、3、4、または5であり、R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシ、オキソ、カルボニルオキシ、(C1−6)アルコキシ、(C4−6)アリールオキシ、ヘテロ(C1−5)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、アルキルカルボニルアミノ、(C1−10)アルキルアミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、チオカルボニル(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル、ヘテロ(C3−6)シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される、請求項17に記載の化合物。
請求項19
Lは(−CR46R47−)5である、請求項18に記載の化合物。
請求項20
Lは(−CR46R47−)4である、請求項18に記載の化合物。
請求項21
Lは(−CR46R47−)3である、請求項18に記載の化合物。
請求項22
Lは(−CR46R47−)2である、請求項18に記載の化合物。
請求項23
Lは−CR46R47−である、請求項18に記載の化合物。
請求項24
R46またはR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、オキソ、アミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、ヘテロ(C1−5)アリール、(C3−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項18〜23のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項25
R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、オキソ、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、アミノおよびアミノカルボニルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、請求項18〜23のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項26
R46およびR47は、両方とも水素である、請求項18〜23のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項27
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項28
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項29
R1は、からなる群から選択される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項30
R1は、からなる群から選択される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項31
R1は、水素、、、、、、およびからなる群から選択される、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項32
R1は水素である、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項33
R1はである、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項34
R1はである、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項35
R1はである、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項36
R1はである、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項37
−X−R1は、からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
請求項38
−X−R1は、からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
請求項39
−X−R1は、からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
請求項40
−X−R1は、ヒドロキシル、メトキシ、からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
請求項41
−X−R1は−OHである、請求項7に記載の化合物。
請求項42
−X−R1は−OCH3である、請求項7に記載の化合物。
請求項43
−X−R1は、である、請求項7に記載の化合物。
請求項44
−X−R1は、である、請求項7に記載の化合物。
請求項45
−X−R1は、である、請求項7に記載の化合物。
請求項46
−X−R1は、である、請求項7に記載の化合物。
請求項47
−X−R1は、からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
請求項48
R2は、水素、ヒドロキシル、ハロ、シアノ、チオール、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオール、(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−6)アルキル、アリール(C1−6)アルキル、ヘテロアリール(C1−6)アルキル、(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、(C1−5)ヘテロアリール、(C1−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であり、かつ置換される、請求項1〜47のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項49
R2は、水素、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、および(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項1〜47のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項50
R2は水素である、請求項1〜47のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項51
R2はメチルである、請求項1〜47のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項52
R4は、水素、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アミノ(C1−6)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、およびヘテロ(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項1および請求項4〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項53
R4は、水素、メチル、エチル、アリル、3−メチルブチル、イソブチル、2−ヒドロキシエチル、3−アミノプロピル、1−(4−メトキシフェニル)エチル、(2−メチル−2−モルホリン−4−イル)プロピル、ピリジン−4−イルメチル、テトラヒドロピラン−4−イルメチル、ベンジル、2,4−ジメトキシ−ベンジル、3−クロロ−ベンジル、2−クロロ−ベンジル、2−フルオロ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、3−トリフルオロメチル−ベンジル、ピラジン−2−イル、および−(CH2)3NHC(O)O−C(CH3)3からなる群から選択される、請求項1および請求項4〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項54
R4は水素である、請求項1および請求項4〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項55
R5およびR5′は、各々独立して、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、およびカルボニル(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々、置換されるか、もしくは非置換である、請求項1〜3および請求項7〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項56
R5およびR5′は、各々独立して、水素、ハロゲン、(C1−6)アルキル、−OR42、−SR42、−N(R42)2、−OC(O)R42、−NR42C(O)R42、および−N(R42)S(O)2R42からなる群から選択され、R42は、水素、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、および(C3−7)ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項1〜3および請求項7〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項57
R5およびR5′は、両方とも水素である、請求項1〜3および請求項7〜51のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項58
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、請求項1〜57のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項59
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、(C1−6)アルキル、−OR43、−SR43、−N(R43)2、−OC(O)R43、−NR43C(O)R43、および−N(R43)S(O)2R43からなる群から選択され、R43は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、および(C3−7)ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項1〜57のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項60
R6およびR6′は、各々独立して、水素、ハロゲン、非置換もしくは置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜57のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項61
R6およびR6′は、両方とも水素である、請求項1〜57のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項62
R7は、水素、シアノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アルコキシ、および(C1−10)アルコキシ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項1、2、4、および請求項7〜61のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項63
R7は水素である、請求項1、2、4、および請求項7〜61のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項64
R3は、水素、(C1−6)アルキル、(C1−6)アルケニル、(C3−15)シクロアルキル、ヘテロ(C1−14)シクロアルキルシクロアルケニル、(C4−15)アリール、およびヘテロ(C1−14)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜4個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、水素、ハロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換されるか、あるいは隣接原子上の置換基は共に、置換または非置換環を形成し得る、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項65
R3は、式のものであり、式中、R10およびR11は、各々独立して、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR10およびR11は共に、単環、二環、飽和、不飽和、芳香族、カルボシクリルおよびヘテロシクリルからなる群から選択されるC環を形成し、各々は、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、ニトロ、ハロ、シアノ、チオ、オキシカルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはヒドロキシ、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、アルキルチオ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)ハロアルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノ、アミド、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、イミノ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換され、非置換であるか、もしくは置換されるか、あるいは、R12上の前記1〜3個の置換基のうちの1個および前記C環上の前記1〜3個の置換基のうちの1個は共に、6もしくは7員の、飽和、不飽和、または芳香環(非置換であるか、もしくは1〜4個の置換基で置換される)を形成する、請求項64に記載の化合物。
請求項66
R10は、水素、ハロ、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキソアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項65に記載の化合物。
請求項67
R10は、水素、ハロ、非置換もしくは置換(C1−10)アルキル、および非置換もしくは置換ヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択される、請求項65に記載の化合物。
請求項68
R10は、水素、ハロ、非置換もしくは置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される、請求項65に記載の化合物。
請求項69
R11は、水素、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C1−10)オキソアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、請求項65〜68のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項70
R11は、水素、ハロ、非置換もしくは置換(C1−10)アルキル、および非置換もしくは置換ヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択される、請求項65〜68のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項71
R11はメチルである、請求項65〜68のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項72
R10およびR11は共に、C環を形成し、かつR3は、式のものであり、式中、C環は、(C4−12)アリール、(C1−11)ヘテロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−11)シクロアルキルからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくは前記1〜3個の置換基で置換される、請求項65に記載の化合物。
請求項73
C環は、ピロリル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、インドリル、オキサジアゾール、チアジアゾール、フラニル、キノリニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、モルホリノ、ピペリジニル、ピロリジニル、チエニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、およびシクロペンテニルからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくはハロ、アルコキシ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から選択される前記1〜3個の置換基で置換される、請求項72に記載の化合物。
請求項74
C環は、(C4−6)アリールまたは(C1−5)ヘテロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはハロ、アルコキシ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から選択される前記1〜3個の置換基で置換される、請求項72に記載の化合物。
請求項75
C環は、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリル、チアゾリル、およびチエニルからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくは前記1〜3個の置換基で置換される、請求項72に記載の化合物。
請求項76
C環上の前記1〜3個の置換基のうちの少なくとも1個は、フルオロ、メチル、およびメトキシからなる群から選択される、請求項72〜75のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項77
R3は、式のものであり、式中、J10は、O、S、NR26、およびCR27R27′からなる群から選択され、J11は、O、S、NR28、およびCR29R29′からなる群から選択され、J12は、O、S、NR30、およびCR31R31′からなる群から選択され、式中、R26、R28およびR30は、各々独立して、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する前記窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する前記炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項72に記載の化合物。
請求項78
R26、R28およびR30は、各々単独で、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する前記窒素が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々単独で、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項77に記載の化合物。
請求項79
R26、R28およびR30は、各々単独で、水素、(C1−6)アルキルアミノ、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR26、R28、およびR30は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R27、R27′、R29、R29′、R31、およびR31′は、各々単独で、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−6)アルコキシ、カルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR27′、R29′、R31′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項77に記載の化合物。
請求項80
R3は、式のものであり、式中、J13は、O、S、NR32、およびCR33R33′からなる群から選択され、J14は、O、S、NR34、およびCR35R35′からなる群から選択され、J15は、O、S、NR36、およびCR37R37′からなる群から選択され、J16は、O、S、NR38、およびCR39R39′からなる群から選択され、式中、R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R38、およびR38′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項72に記載の化合物。
請求項81
R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R39、およびR39′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項80に記載の化合物。
請求項82
R32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、水素、オキシ、ヒドロキシ、(C1−6)アルキルアミノ、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR32、R34、R36、およびR38は、各々独立して、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R33、R33′、R35、R35′、R37、R37′、R39、およびR39′は、各々独立して、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、アミノカルボニル、アミノ、(C1−6)アルキルアミノ、(C1−6)アルキル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、カルボニル(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、あるいはR33′、R35′、R37′、およびR39′は、各々独立して、それが結合する炭素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在である、請求項80に記載の化合物。
請求項83
R3は、からなる群から選択され、式中、R29およびR31は、各々独立して、水素、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、およびヘテロ(C1−10)アルキルからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R33、R35、R37、およびR39は、各々独立して、水素、ハロ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)アルキルからなる群から選択され、R34およびR36は、各々独立して、アルキル、アザ(C1−10)アルキル、ヒドロキシル(C1−10)アルキルからなる群から選択される、請求項72に記載の化合物。
請求項84
R3は、式のものであり、式中、R29およびR31は、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、(C1−6)アルキル、(C2−6)アルケニル、(C2−6)アルキニル、アミノもしくは置換アミノ、アリール、ヘテロアリール、(C3−7)シクロアルキル、(C5−7)シクロアルケニル、(C3−7)ヘテロシクロアルキル、−OR40、−SR40、−C(O)R40、−C(O)OR40、−C(O)N(R40)2、−S(O)R40、−S(O)2R40、−S(O)2N(R40)2、−OC(O)R40、−NR40C(O)R40、および−N(R40)S(O)2R40からなる群から選択され、式中、R40は、メチル、エチル、イソプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、非置換もしくは置換フェニル、非置換もしくは置換チアゾリル、非置換もしくは置換ピリジル、非置換もしくは置換ピラジニル、および非置換もしくは置換ピリミンジニル、2−アミノエチル、2−ピペリジニルエチル、2−ピペラジニルエチル、2−モルホリニルエチル、および2−(N−メチルピペラジニル)エチルからなる群から選択される、請求項83に記載の化合物。
請求項85
R40は、メチル、エチル、イソプロピル、シクロペンチル、および2−アミノエチルからなる群から選択される、請求項84に記載の化合物。
請求項86
R3は、式のものであり、式中、R33、R35、R37、およびR39は、各々独立して、水素、アルキル、アルコキシ、ハロ、非置換もしくは置換アリール、および置換ヘテロアリールからなる群から選択される、請求項83に記載の化合物。
請求項87
R3は、、およびからなる群から選択される、請求項86に記載の化合物。
請求項88
R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項89
R12は、フラニル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、ベンゾイミダゾリル、プリニル、ナフタレニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、プテリジニル、ピリドン、およびピリミドンからなる群から選択され、これらの各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項90
R12上の1〜3個の置換基は、各々独立して、ハロ、シアノ、オキシ、オキソ、(C1−6)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、アミノ、アミド、スルホニル、(C1−6)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、または置換される、請求項88あるいは請求項89のいずれかに記載の化合物。
請求項91
R12上の1〜3個の置換基は、各々独立して、ハロ、シアノ、(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、アミノ、アセトアミド、カルボニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、または置換される、請求項88あるいは請求項89のいずれかに記載の化合物。
請求項92
R12上の1〜3個の置換基は、各々独立して、フルオロ、ジフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノジメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、メチル、エチル、エチニル、トリフルオロメチル、アミノメチル、メトキシ、エトキシ、ジメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、トリフルオロメトキシ、フェノキシ、アセトアミド、エトキシアセトアミド、アセチル、置換メトキシカルボニル、エトキシアミノカルボニル、メタンスルホニルアミノ、4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル、3−トリフルオロメトキシフェノキシメチル、およびイソチアゾリジン1,1二酸化物からなる群から選択される、請求項88あるいは請求項89のいずれかに記載の化合物。
請求項93
R12上の1〜3個の置換基は、各々独立して、フルオロ、クロロ、メトキシ、エトキシ、およびアミノからなる群から選択される、請求項88あるいは請求項89のうちのいずれかに記載の化合物。
請求項94
R12は、(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−ピラジン−2−イル、1H−ピラゾール−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、2−(5−メチル−ピリジン−2−イル)−フェニル、2,3−ジフルオロ−フェニル、2,3−ジメトキシ−フェニル、2,4−ジフルオロ−フェニル、2,4−ジメトキシ−フェニル、2,4−ジメトキシ−ピリミジン−5−イル、2,5−ジフルオロ−フェニル、2,6−ジフルオロ−フェニル、2,6−ジメチル−ピリジン−3−イル、2−アセトアミドフェニル、2−アミノカルボニルフェニル、2−アミノ−ピリミジン−5−イル、2−クロロ−4−メトキシ−ピリミジン−5−イル、2−クロロ−5−フルオロ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−フェニル、2−クロロ−ピリジン−3−イル、2−クロロ−ピリジン−4−イル、2−ジフルオロ−3−メトキシフェニル、2−エチル−フェニル、2−エトキシ−チアゾール−4−イル、2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−3−メチルフェニル、2−フルオロ−4−メチル−フェニル、2−フルオロ−5−メトキシ−フェニル、2−フルオロ−5−メチルフェニル、2−フルオロフェニル、2−フルオロ−ピリジン−3−イル、2−ヒドロキシメチル−3−メトキシフェニル、2−ヒドロキシメチルフェニル、2−イソキノリン−4−イル、2−メトキシ−5−トリフルオロメチル−フェニル、2−メトキシ−フェニル、2−メトキシ−ピリジン−3−イル、2−メトキシ−ピリミジン−4−イル、2−メトキシ−チアゾール−4−イル、2−メチル−フェニル、2−メチル−ピリジン−3−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロ−ピリジン−3−イル、2−フェノキシフェニル、2−ピリジン−3−イル、2−ピリミジン−5−イル、2−トリフルオロメトキシフェニル、2−トリフルオロメトキシ−フェニル、3,4−ジメトキシ−フェニル、3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル、3,6−ジメチル−ピラジン−2−イル、3−アセトアミドフェニル、3−アミノカルボニルフェニル、3−ブロモ−フェニル、3−クロロ−ピラジン−2−イル、3−シアノフェニル、3−ジメチルアミノフェニル、3−エトキシ−フェニル、3−エチル−4−メチル−フェニル、3−エチニル−フェニル、3−フルオロ−6−メトキシ−ピリジン−2−イル、3−フルオロフェニル、3−フルオロ−ピラジン−2−イル、3−メタンスルホニルアミノフェニル、3−メトキシカルボニルフェニル、3−メトキシフェニル、3−メトキシ−ピラジン−2−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピラジン−5−イル、3−メチルフェニル、3−メチル−ピリジン−2−イル、3−トリフルオロメトキシフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4,5−ジメトキシ−ピリミジン−2−イル、4−アミノ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イル、4−クロロ−2,5−ジメトキシ−フェニル、4−クロロ−2−フルオロ−フェニル、4−クロロ−2−メトキシ−5−メチル−フェニル、4−クロロ−ピリジン−3−イル、4−ジフルオロ−2−メチル−フェニル、4−エトキシ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イル、4−エトキシ−ピリミジン−2−イル、4−エトキシ−ピリミジン−5−イル、4−エチル−1H−ピラゾール−3−イル、4−フルオロ−2−メトキシ−フェニル、4−フルオロ−2−メチル−フェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イル、4−メトキシ−ピリジン−3−イル、4−メトキシ−ピリミジン−2−イル、4−メトキシ−ピリミジン−5−イル、4−メチル−フェニル、4−メチル−ピリジン−2−イル、4−メチル−ピリジン−3−イル、4−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−2−イル、5,6−ジメトキシ−ピラジン−2−イル、5−アセチル−チオフェン−2−イル、5−アミノ−6−エトキシ−ピラジン−2−イル、5−アミノ−6−メトキシ−3−メチル−ピラジン−2−イル、5−アミノ−6−メトキシ−ピリジン−2−イル、5−クロロ−4−メトキシ−ピリミジン−2−イル、5−クロロ−6−メトキシ−ピラジン−2−イル、5−ジメチルアミノ−6−メトキシ−ピラジン−2−イル、5−フルオロ−2−メトキシフェニル、5−フルオロ−4−メトキシ−ピリミジン−2−イル、5−フルオロ−6−メトキシ−ピラジン−2−イル、5−フルオロ−ピリジン−2−イル、5−メトキシ−ピリジン−3−イル、5−メトキシ−チオフェン−2−イル、5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル、6−アセチル−ピリジン−2−イル、6−クロロ−ピラジン−2−イル、6−エトキシ−ピラジン−2−イル、6−エトキシ−ピリジン−2−イル、6−フルオロ−ピリジン−2−イル、6−フルオロ−ピリジン−3−イル、6−ヒドロキシ−ピリジン−2−イル、6−メトキシ−5−メチルアミノ−ピラジン−2−イル、6−メトキシ−5−メチル−ピラジン−2−イル、6−メトキシ−ピラジン−2−イル、6−メトキシ−ピリジン−2−イル、6−メトキシ−ピリジン−3−イル、6−メチルアミノ−ピラジン−2−イル、6−メチル−ピリジン−2−イル、5−アミノ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピラジン−2−イル、および6−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルからなる群から選択される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項95
R12は、式の5員アリールまたはヘテロアリールであり、式中、J0は、NおよびCからなる群から選択され、J1は、O、S、N、NR13およびCR14からなる群から選択され、J2は、O、S、N、NR15およびCR16からなる群から選択され、J3は、O、S、N、NR17およびCR18からなる群から選択され、J4は、O、S、N、NR19およびCR20からなる群から選択され、式中、R13、R15、R17、およびR19は、各々単独で、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、アザ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R14、R16、R18、およびR20は、各々単独で、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、アミノスルホニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換であり、R13、R14、R19およびR20のうちの1つは共に、R11と一緒に、6もしくは7員、飽和、不飽和もしくは芳香環を形成し得、各々は、非置換であるか、もしくはさらに1〜3個の置換基で置換され、ならびにR13、R14、R19およびR20のうちの1つは共に、環上の前記1〜3個の置換基と一緒に、6もしくは7員、飽和、不飽和もしくは芳香環を形成し得、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項96
R12は、式の6員アリールまたはヘテロアリールであり、式中、J0は、NおよびCからなる群から選択され、J5は、NR21′、CR21およびC(O)からなる群から選択され、J6は、NR22′、CR22およびC(O)からなる群から選択され、J7は、NR23′、CR23およびC(O)からなる群から選択され、J8は、NR24′、CR24およびC(O)からなる群から選択され、J9は、NR25′、CR25およびC(O)からなる群から選択され、式中、R21、R21′、R22、R22′、R23、R23′、R24、R24′、R25およびR25′は、各々単独で、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、アルキルチオ、ヒドロキシ、オキシ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)ハロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニルオキシ、カルボニル、アルコキシカルボニル、アルコキシアミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキルカルボニルアミノスルホニルアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、スルホニル、アミノスルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールオキシカルボニルアルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、シクロアルキルスルホニルアルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜4個の置換基で置換され、R21′、R22′、R23′、R24′、およびR25′は、単独で、それが結合する窒素原子が、二重結合の一部を形成する場合、不在であり、R21およびR25のうちの一方は、R11と共に一緒になって、6もしくは7員、飽和、不飽和もしくは芳香環を形成し得、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基でさらに置換され、R21およびR25のうちの一方は、R10およびR11が一緒になることによって形成された、前記環上の置換基と共に一緒になって、6もしくは7員、飽和、不飽和もしくは芳香環を形成し得、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基でさらに置換される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項97
J5は、NまたはCR21であり、ここで、R21は水素またはフルオロであり、J6は、NまたはCR22であり、式中、R22は、水素、ヒドロキシ、フルオロ、メチル、エチル、メトキシ、およびエトキシからなる群から選択され、J7は、NまたはCR23であり、式中、R23は水素またはフルオロであり、J8は、NまたはCR24であり、式中、R24は水素またはフルオロであり、J9は、NまたはCR25であり、式中、R25は水素またはフルオロである、請求項96に記載の化合物。
請求項98
J5はNであり、J6は、NまたはC(OCH3)であり、J7はCHであり、J8はCHであり、J9は、NまたはCHである、請求項97に記載の化合物。
請求項99
R12は、からなる群から選択される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項100
R12は、からなる群から選択される、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項101
R12は、式のものである、請求項65〜87のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項102
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項103
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項104
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項105
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項106
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項107
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項108
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項109
R3は、からなる群から選択され、式中、R24は、メトキシおよびエトキシからなる群から選択され、R37は、ハロ、アルコキシおよびアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、R41は、水素、(C1−6)オキサアルキルおよび(C1−6)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項110
R3は、からなる群から選択される、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項111
R3は、である、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項112
R3は、である、請求項1〜63のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項113
以下からなる群から選択される化合物。(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−メチルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−メチルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−メチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−アリルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−tert−ブチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−イソブチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−ベンジルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−フェニルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−フルオロピリジン−3−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−4−ニトロベンジルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−メトキシエチルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−メトキシエチルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−メトキシエチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−tert−ブトキシエチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−3−メトキシプロピルオキシム、(E)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)酢酸、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(S)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−アミノエチルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−アミノエチルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−2−アミノエチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−ピリジン−3−イルメチルオキシム、(Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−ピリジン−3−イルメチルオキシム、(E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピルオキシム、(R,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピルオキシム、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピルオキシム、(E)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−イリデン)ヒドラジンカルボキシミダミド、(S,E)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロキナゾリン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(S)−4−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノ)ブタン−1,2−ジオール、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((R)−1,4−ジオキサン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−モルホリン−2−イルメチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−モルホリン−2−イルメチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−モルホリン−2−イルメチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3S,4R)−3,4,5−トリヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3S,4R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((3aR,4R,6R,6aR)−6−メトキシ−2,2−ジメチルテトラヒドロフロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3S,4R,5S)−3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((3aR,4R,6S,6aR)−6−メトキシ−2,2−ジメチルテトラヒドロフロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(3′−(シクロプロピルスルホニル)−5−フルオロビフェニル−2−イル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3S,4R)−3,4,5−トリヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3S,4S)−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2S,4R)−4−ヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(3R,5S)−1−アセチル−5−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)ピロリジン−3−イルアセテート、(2S,4R)−メチル4−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)ピロリジン−2−カルボキシレート、(2S,4R)−4−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)ピロリジン−2−カルボン酸、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3R,5S)−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−3−イルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((2R,3R,4S)−3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3R,4S)−3,4−ジヒドロキシシクロペンチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((3R,4S)−3,4−ジヒドロキシシクロペンチル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシ−4−メチルペンチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンオキシム、(R)−4−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)オキサゾリジン−2−オン、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−2−モルホリノエチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((1s,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルオキシム、(S)−4−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−2−ヒドロキシブタンアミド、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−2−(モルホリン−2−イル)エチルオキシム、(S)−4−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)−3−ベンジルオキサゾリジン−2−オン、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−2−アミノ−3−ヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチルオキシム、(R)−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−5−イミノ−4−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−アミン、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(2−メトキシチアゾール−4−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−4,5−ジヒドロキシペンチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3−アミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシム、(S)−5−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)オキサゾリジン−2−オン、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−4−ヒドロキシブチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3−ヒドロキシ−2−メトキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−4,5−ジヒドロキシペンチルオキシム、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N,N−ジメチルアセトアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((S)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((R)−3−フルオロピロリジン−1−イル)エタノン、(S)−4−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−2−ヒドロキシブタン酸、3−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)ジヒドロフラン−2(3H)オン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシブタンアミド、(S,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(S,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、(S)−2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、(R)−2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、(R)−2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、(S)−2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−ヒドロキシ−1−モルホリノブタン−1−オン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−4−メトキシ−N,N−ジメチルブタンアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−N−((S)−2,3−ジヒドロキシプロピル)−N−メチルアセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アセトアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(アゼチジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(ピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((S)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチル−N−((6−メチルピリジン−2−イル)メチル)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N,N−ビス(2−メトキシエチル)アセトアミド、(R,Z)−N−(2−アミノ−2−オキソエチル)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチルアセトアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((R)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミド、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((R)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((S)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((S)−3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((R)−3−フルオロピロリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−((S)−3−フルオロピロリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−(3−(メトキシメチル)ピペリジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチル−N−(2−(メチルアミノ)−2−オキソエチル)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−(イソオキサゾール−3−イルメチル)−N−メチルアセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチル−N−(チアゾール−4−イルメチル)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(ピラジン−2−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−(3−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−(2−メチルテトラヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5(6H,7H,7aH)−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチル−N−((5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(2−メチル−6,7−ジヒドロ−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5(4H)−イル)エタノン、2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)−1−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)エタノン、2−(2−((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)アセチル)ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−6(7H)−オン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)エタノン、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−1−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エタノン、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシ−5−メトキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、5−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)−3,4−ジヒドロキシジヒドロフラン−2(3H)−オン、5−(((Z)−((R)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデン)アミノオキシ)メチル)−3,4−ジヒドロキシジヒドロフラン−2(3H)−オン、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピラジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8,8−ジフルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8,8−ジフルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8,8−ジフルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8,8−ジフルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8,8−ジフルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8,8−ジフルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8−フルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8−フルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8−フルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8−フルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−8−フルオロ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7S,Z)−2−アミノ−7−(2−(5−アミノ−6−メトキシピラジン−2−イル)−4−フルオロフェニル)−8−フルオロ−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(3,4−ジヒドロキシピロリジン−2−イル)メチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3−アミノ−4−ヒドロキシブチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−4−アミノ−3−ヒドロキシブチルオキシム、(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−2−アミノ−3−ヒドロキシプロピルオキシム、および(7R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−3−アミノ−2−ヒドロキシプロピルオキシム。
請求項114
前記化合物は、医薬的に許容可能な塩の形態である、請求項1〜113のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項115
前記化合物は、立体異性体の混合物として存在する、請求項1〜113のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項116
前記化合物は、単一の立体異性体として存在する、請求項1〜113のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項117
請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物を活性成分として含む医薬組成物。
請求項118
前記組成物は、経口投与用に適合された固体製剤である、請求項117に記載の医薬組成物。
請求項119
前記組成物は、錠剤である、請求項117に記載の医薬組成物。
請求項120
前記組成物は、経口投与用に適合された液体製剤である、請求項117に記載の医薬組成物。
請求項121
前記組成物は、非経口投与用に適合された液体製剤である、請求項117に記載の医薬組成物。
請求項122
前記組成物は、経口的に、非経口的に、腹腔内に、静脈内に、動脈内に、経皮的、舌下に、筋肉内、直腸に、経頬的に、鼻腔内に、リポゾームで、吸入経由、膣内に、眼内に、局所送達経由、皮下に、脂肪内に(intraadiposally)、関節内に、および膜下腔内からなる群から選択される経路によって投与用に適合している、請求項117に記載の医薬組成物。
請求項123
キットであって、請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物と、前記化合物が投与される疾患状態の表示、前記化合物の保管情報、用量情報および前記化合物の投与方法に関する説明からなる群から形成される1つ以上の形態の情報を包含する使用説明書と、を含む、キット。
請求項124
前記キットは、複数回投与形態での前記化合物を包含する、請求項123に記載のキット。
請求項125
請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物と、包装材料と、を包含する、製品。
請求項126
前記包装材料は、前記化合物を収納するための容器を包含する、請求項125に記載の製品。
請求項127
前記容器は、前記化合物が投与される疾患状態、保管情報、用量情報および/または前記化合物の投与方法に関する表示からなる群の1つ以上の要素を示すラベルを包む、請求項126に記載の製品。
請求項128
前記製品は、複数回投与形態での前記化合物を包含する、請求項125に記載の製品。
請求項129
HSP90を阻害するための薬剤の製造における、請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
請求項130
HSP90を阻害するための薬剤の製造における第1の化合物の使用であって、前記第1の化合物は、請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物である第2の化合物に変換可能である、化合物の使用。
請求項131
HSP90が前記疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療するための薬剤の調製における請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
請求項132
HSP90が前記疾患状態の病理および/または症候に寄与する活性を有する疾患状態を治療するための薬剤の製造における第1の化合物の使用であって、前記第1の化合物は、請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物である第2の化合物に変換可能である、化合物の使用。
請求項133
前記疾患状態は、癌、炎症、炎症性腸疾患、乾癬、関節炎または移植片拒絶反応からなる群から選択される、請求項131または請求項132に記載の使用。
請求項134
前記疾患状態は、癌である、請求項133に記載の使用。
請求項135
癌を治療するための薬剤の調製における請求項1〜116のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
請求項136
前記癌は、扁平上皮癌、星状細胞腫、カポジ肉腫、膠芽細胞腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、頭頚部癌、黒色腫、卵巣癌、前立腺癌、乳癌、小細胞肺癌、神経膠腫、結腸直腸癌、泌尿生殖器癌、消化管癌、腎癌、血液癌、非ホジキンリンパ腫、リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病(急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ球性白血病を含む)、骨髄異形成症候群、および中皮腫からなる群から選択される、請求項135に記載の使用。
請求項137
前記HSP90は、HSP90αである、請求項129〜134のうちのいずれか1項に記載の使用。
請求項138
前記HSP90は、HSP90βである、請求項129〜134のうちのいずれか1項に記載の方法。
請求項139
プロセスであって、式を有する中間体を形成する条件下で、式を有する化合物を、式H2N−O−R1を有する化合物と反応させるステップと、式を有する生成物を形成する条件下で、前記中間体を、式を有する化合物と反応させるステップであって、式中、R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、かつR2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、ステップと、を含む、プロセス。
請求項140
プロセスであって、式を有する中間体を形成する条件下で、式を有する化合物を、式を有する化合物と反応させるステップと、式を有する生成物を形成する条件下で、前記中間体を、式H2N−O−R1を有する化合物と反応させるステップであって、式中、R1は、水素、カルボニル、ヒドロキシカルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アルコキシ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、カルボニルアミノ(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、ヒドロキシルカルボニル(C1−10)アルキル、アミノカルボニル(C1−10)アルキル、アミノスルホニル(C1−10)アルキル、スルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C1−6)アルキルスルホニルアミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、かつR2は、水素、ハロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、およびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され、各々は、置換されるか、もしくは非置換である、ステップと、を含む、プロセス。
請求項141
プロセスであって、式を有する中間体Fを形成する条件下で、式を有する化合物を、式を有する出発材料Iと反応させるステップであって、式中、PGは、((C1−6)3アルキル)シリル、(((C1−6)アルキル)3−k)フェニルk)シリルからなる群から選択され、ここで、kは0〜3、ベンジル、およびテトラヒドロピラニルであり、R2は、水素、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換される、ステップと、を含む、プロセス。
請求項142
式を有する出発材料IIを、前記中間体Fに連結して、式を有する中間体Gを形成するするステップと、式を有する中間体Hを形成する条件下で、式を有する出発材料IIIを、前記中間体Gに連結するステップと、式を有する生成物を形成する条件下で、前記中間体Hを脱保護するステップであって、式中、R1pは、R1の保護された形態であり、R1は、水素、カルボニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、ヒドロキシル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ、アミノ(C1−10)アルキル、アミノカルボニル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換され、R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、ステップと、をさらに含む、請求項141に記載のプロセス。
請求項143
式を有する中間体F′を形成する条件下で、中間体Fを脱保護するステップと、式を有する出発材料IIを、前記中間体F′に連結して、式を有する中間体Gを形成するステップと、式を有する中間体Hを形成する条件下で、式を有する出発材料IIIを、前記中間体Gに連結するステップと、式を有する生成物を形成する条件下で、前記中間体Hを脱保護するステップであって、式中、R1pは、R1の保護された形態であり、R1は、水素、カルボニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、ヒドロキシル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ、アミノ(C1−10)アルキル、アミノカルボニル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換され、R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、ステップと、をさらに含む、請求項141に記載のプロセス。
請求項144
プロセスであって、式を有する中間体Fを形成する条件下で、式を有する化合物を、式を有する出発材料Iと反応させるステップと、式を有する中間体F′を形成する条件下で、前記中間体Fを脱保護するステップと、式を有する中間体Jを形成する条件下で、式を有する出発材料IIIを、中間体F′に連結するステップと、式を有する生成物を形成する条件下で、中間体Jを脱保護し、その後、式を有する出発材料IIを、中間体Jに連結するステップであって、式中、R1pは、R1の保護された形態であり、R1は、水素、カルボニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、ヒドロキシル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ、アミノ(C1−10)アルキル、アミノカルボニル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換され、R2は、水素、(C1−6)アルキル、ハロ(C1−6)アルキル、アザ(C1−6)アルキル、(C1−6)オキサアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、R12は、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール、ヘテロ(C4−12)ビシクロアリール、(C3−12)シクロアルキル、およびヘテロ(C2−11)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換される、ステップと、を含む、プロセス。
請求項145
R1は−L−R45であり、式中、Lは(−CR46R47−)nであり、ここで、nは1、2、3、4、または5であり、R46およびR47は、各々独立して、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシ(C1−6)アルキル、(C1−6)アルコキシ、オキソ、アミノ、イミノ、(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)アリール(C1−6)アルキル、(C3−6)シクロアルキル(C1−6)アルキル、ヘテロ(C1−5)シクロアルキル(C1−6)アルキル、(C4−6)アリール、ヘテロ(C1−5)アリール、(C3−6)シクロアルキル、およびヘテロ(C1−5)シクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは置換され、R45は、独立して、水素、ヒドロキシル、ハロ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルコキシ、アミノ、カルボニルアミノ、アミノカルボニル、カルボニル、ヒドロキシルカルボニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換される、請求項142〜144のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項146
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項142〜144のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項147
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項142〜144のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項148
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項142〜144のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項149
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項142〜144のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項150
R2は、水素、および非置換または置換(C1−6)アルキルからなる群から選択される、請求項141〜149のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項151
R2はメチルである、請求項141〜149のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項152
R2は水素である、請求項141〜149のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項153
R12は、からなる群から選択される、請求項142〜152のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項154
R12は、からなる群から選択される、請求項142〜152のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項155
R12は、式のものである、請求項142〜152のうちのいずれか1項に記載のプロセス。
請求項156
式からなる中間化合物であって、式中、R1は、水素、カルボニル、(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくは1〜3個の置換基で置換され、これらの置換基の各々は、独立して、ヒドロキシル、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、アミノ、アミノ(C1−10)アルキル、アミノカルボニル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール、およびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはさらに置換され、Xは離脱基である、中間化合物。
請求項157
式を有する請求項156に記載の化合物。
請求項158
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項159
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項160
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項161
R1は、水素、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項162
R1は、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項163
R1は、水素,からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項164
R1は、およびからなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項165
R1は、およびからなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項166
R1は、からなる群から選択される、請求項156または請求項157のいずれかに記載の化合物。
請求項167
Xは、ハロ、ならびに置換および非置換アルキルスルホン酸塩からなる群から選択される離脱基である、請求項156または請求項166のいずれかに記載の化合物。
請求項168
Xは、ブロモである、請求項167に記載の化合物。
請求項169
Xは、クロロである、請求項167に記載の化合物。
請求項170
Xは、ヨードである、請求項167に記載の化合物。
請求項171
Xは、トリフルオロメタンスルホン酸塩である、請求項167に記載の化合物。
請求項172
式からなる中間化合物であって、式中、Raは、水素、(C1−6)アルキル、および保護基からなる群から選択され、R12は、(C4−12)アリールおよびヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され、各々は、非置換であるか、もしくはハロ、ニトロ、シアノ、チオ、アルキルチオ、(C1−10)アルコキシ、(C1−10)ハロアルコキシ、ヒドロキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニルオキシ、カルボニル、アルキルアミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホニルアミノ、スルホニル、アミノスルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換される、中間化合物。
請求項173
式を有する、請求項172に記載の化合物。
請求項174
Raは水素である、請求項172または173のいずれかに記載の化合物。
請求項175
Raはメチルである、請求項172または173のいずれかに記載の化合物。
請求項176
Raは、((C1−6)3アルキル)シリル、(((C1−6)アルキル)3−k)フェニルk)シリル(kは、0〜3)、ベンジル、およびテトラヒドロピラニルからなる群から選択される保護基である、請求項172または173のいずれかに記載の化合物。
請求項177
Raは、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、およびtert−ブチルジフェニルシリルからなる群から選択される、請求項176に記載の化合物。
請求項178
Raはtert−ブチルジメチルシリルである、請求項176に記載の化合物。
請求項179
Raはトリメチルシリルである、請求項176に記載の化合物。
請求項180
Raはベンジルである、請求項176に記載の化合物。
請求項181
Raはテトラヒドロピラニルである、請求項176に記載の化合物。
請求項182
R12は、フェニルまたはヘテロ(C1−5)アリールであり、各々は、非置換であるか、もしくは前記1〜3個の置換基で置換される、請求項172〜181のうちのいずれか1項に記載の化合物。
請求項183
R12は、ハロ、からなる群から選択される、請求項182に記載の化合物。
請求項184
R12は、ブロモ、からなる群から選択される、請求項182に記載の化合物。
請求項185
R12はである、請求項182に記載の化合物。
請求項186
以下からなる群から選択される中間化合物。(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−tert−ブチルジメチルシリルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(4−フルオロ−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)フェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−2−((S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)エチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(S)−3,4−ジヒドロキシブチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−((R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルオキシム、(R,Z)−2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−オンO−(R)−2,3−ジヒドロキシプロピルオキシム、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)アセトアミド、(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N−メチルアセトアミド、および(R,Z)−2−(2−アミノ−7−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−4−メチル−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−5(6H)−イリデンアミノオキシ)−N,N−ジメチルアセトアミド。
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