![]() 用紙処理設備内の第1のコンベアから第2のコンベアへの用紙輸送方法および用紙輸送装置
专利摘要:
用紙処理設備(110)内の第1のコンベア(130)から第2のコンベア(164)へ用紙(140)を輸送するための用紙輸送方法およびその用紙輸送装置。第2のコンベア(164)は、少なくとも第1のコンベア(130)の駆動曲線に部分的に随伴する速度をもつ。第1のコンベア(130)と第2のコンベア(164)が、用紙(140)と噛み合うときは、第2のコンベア(164)と用紙(140)との間の摩擦力は、第1の値に設定される。用紙(140)が第2のコンベア(164)によって運ばれるときは、第2のコンベア(164)と用紙(140)との間の摩擦力は、第1の値より高い第2の値に設定される。 公开号:JP2011510886A 申请号:JP2010544594 申请日:2008-12-23 公开日:2011-04-07 发明作者:ヘルムート アイヘルベルク;ヴァルター オケルマン;クリスティアン カイル;アンドレーアス グロスナー;ヘルムート ケレ;マンフレード ツィグラー 申请人:ベーヴェ・システック・アクチェンゲゼルシャフト; IPC主号:B65H5-06
专利说明:
[0001] この発明は、用紙処理設備内の第1のコンベア(または、第1の輸送)から第2のコンベア(または、第2の輸送)への用紙輸送方法および用紙輸送装置、例えば、一巻きの印刷用紙を個々のシートにカットして、このカットしたシートを次の処理ステーションの入り口に送り込む用紙輸送方法および用紙輸送装置に関する。] 背景技術 [0002] 従来技術において、個々の品物(例えば、個人の添え手紙またはシート)を受け取り、それらを複数の個々の品物から成るグループに順序正しくまとめ、さらに、それらを出荷のために処理する用紙処理設備が知られている。そのようなグループは、例えば、受信者への添え手紙や、クレジットカードなどのような手紙に関連している物だけでなく、手紙の1ページ以上の継続ページを含む。さらに、そのグループは、補足物、または差し込み物を含むかもしれない。そして、順序正しくまとめられたグループは、例えば、そのグループを折り重ねて、折り重ねたグループの縁を封印したり、あるいは、順序正しくまとめられたグループを包んだりすることによって、出荷のための準備がなされる。] [0003] そのような用紙処理設備は、シートを受け取ると、1つ以上の入力チャンネルを介して処理される。この入力チャンネルは、上流の印刷機によって印刷された一巻きの印刷用紙が送り込まれるように構成されている。一巻きの印刷用紙は、一列印刷または二列印刷の方法で印刷されている。こうして準備された一巻きの印刷用紙が供給されると、横方向(幅方向)カットが入力チャンネル内で実行され、個々のシートが作成される。仮に、一巻きの印刷用紙が多列印刷の方法で印刷されているならば、1つ以上の縦方向(長さ方向)カットが横方向カットの前に実行される。] [0004] 図1は周知の用紙処理設備の概略図である。この用紙処理設備は包装設備100であり、第1の入力チャンネル102および第2の入力チャンネル104を備えている。それぞれの入力チャンネル102,104には、連続した一巻きの印刷用紙106,108が提供されている。第1の入力チャンネル102に供給されている一巻きの印刷用紙106は、一列印刷の方法で印刷されている。第2の入力チャンネル104に供給されている一巻きの印刷用紙108は、二列印刷の方法で印刷されている。入力チャンネル102,104はそれぞれカッター110,112を備えている。カッター110,112は、供給された一巻きの印刷用紙106,108を横方向(幅方向)にカットし、処理されるべき個々のシートを作成する。さらに、二列印刷の方法で印刷されている一巻きの印刷用紙108は、縦方向(長さ方向)にカットされる。図1で矢印114,116によって図式的に示された別のモジュールによって、カットシートは、個別に、または、グループで包装機118に提供される。包装機118は、カットシートを包装する。] 図1 [0005] 前述した用紙処理設備は、様々なコンポーネントと機能的ユニットとで構成されている。1つの機能的ユニットから次の機能的ユニットへの輸送には、1つのコンポーネントから次のコンポーネントへ用紙を運ぶコンベアが存在する。望ましくは、用紙は、第1のコンポーネントの出口で固定され、わずかな超過速度で引張または摩擦の方法で、後続のコンポーネントの入口に持って行くように輸送される。用紙が加速しない、または、非常にわずかしか加速しない限り、コンポーネント間または機能的ユニット間の実行は問題ない。] [0006] 状況は、シートが先駆コンポーネントによって出力され、後続コンポーネントの中に高いレベルの加速で送り込まれるコンポーネントごとに異なる。一例として、始動−停止操作で作動している前記カッターの状況が考慮される。その後、問題がカッターを参照して説明される。カッターは、他のコンポーネントまたは機能的なユニットの一例とされる。] [0007] 図2は、図1によって説明されたタイプの用紙処理システムの中で従来技術として使用されているカッター110を図式的に示している。図2(A)は周知の用紙カッター110の概略図である。カッター110はモーター130aによって駆動された用紙搬送手段(第1のコンベア)130を備えている。図2(A)に示されているように、用紙搬送手段130は、モーター130aによって速度V1で駆動される駆動ローラ132と、ガイドローラ134と、を備えている。一巻きの印刷用紙140は、例えば、ローラまたは積み重ね台の供給領域(図示せず)から用紙搬送手段130に送り込まれる。用紙搬送手段130によって、一巻きの印刷用紙140はカット手段144に送り込まれる。カット手段144は、特に、ギロチンの形状をしている、いわゆる落しナイフ146と、カウンターナイフ152と、を備えている。落しナイフ146は、カット動作の間、一巻きの印刷用紙140に対して垂直な方向に、カウンターナイフ152を通過する。落しナイフ146はモーター154によって作動させられる。モーター154が駆動しているとき、落しナイフ146は、連続した上下の動きを実行する。用紙搬送方向において、カット手段144の下流には、カットされた用紙174を送り出すために役に立つ用紙放出手段(第2のコンベア)164が提供されている。用紙放出手段(第2のコンベア)164は、モーター166によって作動させられる駆動ローラ168を備えている。モーター166は一定速度V3で駆動ローラ168を駆動する。一般に、駆動ローラ168の速度V3は、一巻きの印刷用紙140の搬送速度より速い。その結果、カットされた用紙174の信頼性ある除去が、確実なものとなる。用紙放出手段164は、駆動ローラ168に加えてガイドローラ170を備えている。カットされた用紙174は、駆動ローラ168とガイドローラ170との間を移動する。] 図1 図2 [0008] 図2(B)に示された図表に従って、図2(A)で説明したカッター110の基本的な動作が、以下に詳細に説明される。時間t=0で、モーター130aが駆動され、用紙搬送手段130を駆動する。その結果、用紙が速度V1を持つために加速される。時間t1で、予定された速度V1は達成され、時間t2まで維持される。時間t2に達するとき、カットが実行されるべき一巻きの印刷用紙140の位置は、既にカット手段144に接近している。用紙搬送手段130の駆動は制御され、時間t2から、一巻きの印刷用紙140は減速させられ、時間t3で停止する。時間t3に達するとすぐに、モーター154は駆動され、速度V2まで加速される。速度V2は時間t4までに達せられる。この速度V2は時間t5まで維持される。そして、時間t6までに、速度V2はゼロまで減少する。t3からt6までの期間中、落しナイフ146はカット動作を実行する。そして、一巻きの印刷用紙140は望ましい位置でカットされる。用紙放出手段164は、速度V3でモーター168によって絶え間なく駆動されており、カットされた用紙174がさらに輸送されるのを確実にする。時間t6に達するとすぐに、図2(B)によって説明した速度制御が再び始動する。そして、一巻きの印刷用紙140は、一巻きの印刷用紙140の対応するカット位置に達するまで、カット手段144の方向に搬送され続ける。このようなカッターは、例えば、国際公開第97/11902号A1、国際公開第96/33122号A1及び国際公開第01/66448号A2に記載されている。] 図2 [0009] カッターの始動−停止操作は、用紙をカットするとき、用紙搬送を停止することを意味する。ここで、用紙放出手段(第2のコンベア)164としての引っ張りコンベアが、用紙の除去のために用いられる。前記除去は、前駆の駆動手段(用紙搬送手段)130より速い一定出力速度で行われる(図2参照)。超過速度は、一方で、カットされた用紙174を素早く輸送し続けるために好ましく、他方で、カットごとに一巻きの印刷用紙140をきつく引っ張るために好ましい。その結果、用紙の交差皺は、カット長の大きなばらつきを引き起こさない。そのような引っ張りコンベア164において、一定であるが、前駆の駆動手段(用紙搬送手段)130より速い速度が、カットの間は動かない用紙と引っ張りコンベア164の要素との間の大きな速度差を引き起こす。この大きな速度差と、コンベアまたは輸送要素によって用紙に加えられた本質的に一定の圧力とが、用紙に印加されるエネルギー(例えば、熱エネルギー、摩擦エネルギー)の発生を引き起こす。仮に、用紙が引っ張りコンベア164の間に、長時間、置かれるならば、用紙上の痕跡(プリンタによって用紙に施された印刷)は破損するかもしれない。通常、印刷用トナーを用いたデジタルプリンタが使用される。トナーは、発生した摩擦熱のためローラ間で溶け、ローラ上に移るかもしれない。しかしながら、トナーがローラから用紙に戻され、用紙上に縞や小斑点を起こすかもしれない。そのような用紙の汚染は望まない。] 図2 [0010] 図2で議論したカッター110のサイクルタイムが更に増加するとき、ちょうど説明した問題が悪化する。サイクルタイムの増加は、用紙が搬送される速度と加速度を上げることによって実行される。これは、また、次の用紙の搬送の道を作るために、より速い速度と加速度で、引っ張りコンベア164によってカットシート174を除去させなければならないという結果を生じる。これは前記速度差の増加を引き起こし、その結果、用紙へのエネルギー導入の増加を引き起こす。] 図2 [0011] 1つの可能な解決策は、コンベア要素の1つ(例えば、ボトム・ローラ)が、常に用紙に接触して一定の速度で駆動するような除去を実行することである。そのために、位置決めとカットの間中、引っ張り輸送を実現する。ここで、別のコンベア要素(例えば、上側ローラ)は持ち上げられ、カットされた用紙を除去する間だけ下に降りる。この下に降りることで、用紙に加えられる圧力は非常に増加し、スリップの発生が前記速度差をもたらす。用紙と上側ローラとの間の、この速度差または相対的動きが、損害をもたらす摩擦熱を生じさせる。非常に敏感なトナーに関して、仮に、常に駆動しているローラ(例えば、ボトム・ローラ)によって影響されるならば、ピンチローラ(例えば、上側のローラ)が持ち上げられるときでさえ、別の力の印加なしでトナーは転写される。] [0012] 別の可能な解決策は、除去システムのコンベア要素が常に用紙と噛み合うように制御された駆動を提供することである。その結果、用紙は、スリップすることなく(超高圧力で)、持って行かれる。この場合、高く設定され過ぎた圧力が、カットされたシートの除去の高いレベルの信頼性を確実にするものの、カッター内の搬送は、高い付加力によって悪影響を受けるという問題がある。その結果、前駆の駆動は、厳しい許容範囲内の正しいカット位置に用紙を置くことが、もはやできない。仮に、ローラが、輸送期間中、持ち上げられても、この問題は起こる。] [0013] しかしながら、前記の問題は、説明したカッターだけに起こるものではない。その問題は、用紙の輸送が用紙処理設備内の第1のコンベアから第2のコンベアへ引き渡される場所で生じる。] [0014] 米国特許第4,429,602号Aは、始動−停止操作で作動する、一巻きの材料のカット装置について記載している。このカット装置は、2組のローラがカッターの上流に備えられている。第1の組のローラは、常に、一巻きの材料を駆動している。停止要素は始動−停止操作に影響する。カットの間、第2の組のローラは、一巻きの材料に低圧力を加える。] [0015] 独国特許出願公開等25 12 540号Aは、一巻きの印刷用紙をカットするためのカッターについて記載している。このカッターは、カッターと出力ローラとの間にわたる距離が、カットの間、減少する。] [0016] 独国特許発明第35 21 324号C2は、出力プレートの上にそれを降ろす前に、写真複写機内の一巻きの印刷用紙の輸送を減速させる装置について記載している。一巻きの印刷用紙は、連続した2組のローラを通り、前記一巻きの印刷用紙が先導の組のローラによって放出されるとき、後続の組のローラが一巻きの印刷用紙の輸送を減速させる。] [0017] 米国特許第5,678,817号Aと独国特許出願公開第699 18 206号T2は、シートを1枚ずつにするための装置について記載している。] 先行技術 [0018] 国際公開第97/11902号A1 国際公開第96/33122号A1 国際公開第01/66448号A2 米国特許公報4429602号A 独国特許出願公開第2512540号A 独国特許発明第3521324号C2 米国特許第5678817号A 独国特許出願公開第69918206号T2] 発明が解決しようとする課題 [0019] 本発明の目的は、周知のアプローチの前記不具合を発生させることなく、用紙が用紙処理設備内の第1のコンベアから第2のコンベアへ輸送される改良されたアプローチを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0020] 前記目的は、請求項1に記載の方法および請求項19に記載の装置により達成される。] [0021] 本発明の好ましい実施例は、添付図面に関して後述する。それらは、以下に示す。] 図面の簡単な説明 [0022] 本発明の実施形態に係る、カッターが備えられた用紙処理設備の概略図である。 (A)は周知のカッターの概略図であり、(B)は一巻きの印刷用紙の輸送速度プロフィールおよびカット手段の速度プロフィールである。 (A)〜(D)は本発明の実施形態の機能性を説明するための図であり、用紙処理設備内の第1のコンベアから第2のコンベアに用紙を輸送するための装置の概略図である。 本発明の実施形態に係るカッターからシートを持って行くための装置の概略図である。 本発明の実施形態に係るカッターの入口側手段(第1のコンベア)および出口側手段(第2のコンベア)の速度の時間曲線図(速度プロフィール図)、ならびに、出口側手段によってシートに加えられた圧力の時間曲線図である。 本発明の別の実施形態に係るカッターの入口側手段(第1のコンベア)および出口側手段(第2のコンベア)の速度の時間曲線図(速度プロフィール)、ならびに、出口側手段によってシートに加えられた圧力の時間曲線図である。] 実施例 [0023] 本発明の実施形態、例えば本発明の実施形態に係るカッターが、例えば、図1に示した用紙処理設備内で用いられる。] 図1 [0024] 図3は、第1のコンベアから第2のコンベアに用紙を輸送するための装置の概略図を示し、以下の本発明の実施形態の、より詳細な記述を提供するのに役立つ。] 図3 [0025] カッターの例を使用して、図3は、一巻きの印刷用紙140が第1のコンベア130と第2のコンベア164の間に導入される状況、すなわち、カット直前の状況を示す。さらに、図3(A)は、前のサイクルで既にカットされたシート174を示している。本発明の実施形態によれば、第2のコンベア164は、第1のコンベア130の駆動曲線に少なくとも部分的に随伴する速度を有するように構成されている。特に、図3(A)に示される状況において、一巻きの印刷用紙140が、第1のコンベア130および第2のコンベア164の両方によって運ばれる。前記した問題を避けるために、第2のコンベア164と一巻きの印刷用紙140との間の摩擦力が、本発明の実施形態に従って、最初に、低い値に設定される。これにより、一巻きの印刷用紙140が第2のコンベア164によって運ばれることを確実にしながら、潜在的なトナーの摩滅が避けられる。その結果、前記一巻きの印刷用紙140が、例えば、カットの間、きつく引っ張られ、カット位置に関するどのような問題も避けられる。摩擦力は、運ばれるべき物とコンベア要素と間の摩擦係数、および/または、運ばれるべき物の上にコンベア要素によって加えられた圧力に依存している。] 図3 [0026] 図3(B)は、図3(A)と同様の状況を示している。しかし、この場合、一巻きの印刷用紙140は、カット位置に到達したというそのようなポイントまで運ばれる。この状況で、第1のコンベア130の輸送ローラは停止する。しかし、第2のコンベア164の輸送ローラは、一巻きの印刷用紙をきつく引っ張って維持するために駆動し続ける。また、この状況中、第2のコンベア164と一巻きの印刷用紙140(または、カットされるべきシート174)との間の摩擦力は、トナーの摩滅に関するどんな問題も避けるために、低レベルの状態が維持される。ここで、図3(A)および図3(B)に示される状況において、摩擦力は、分担された摩擦力に、または、異なった摩擦力に、それぞれ設定されてもよいことに注意しなさい。] 図3 [0027] 図3(C)はカット直後の状況を示している。第1のコンベア130はまだ停止している。そして、第2のコンベア164は、カットされた個々のシート174を素早く放出するために、増加した速度で駆動する。この状況で、第2のコンベア164のコンベア要素とカットされたシート174との間の摩擦力は、より高い値に設定される。望ましくは、カットされたシート174が第2のコンベア164だけによって運ばれるとき、第2のコンベア164とカットされたシート174との間の摩擦力は、第1の値より高い第2の値に設定される。] 図3 [0028] 図3(D)は、カットされたシート174が、既に第2のコンベア164を通り過ぎ、一巻きの印刷用紙140が、第2のコンベア164の方向に移動している状況を示している。この状況において、第2のコンベア164は、望ましくは、第2のコンベア164と受け取った一巻きの印刷用紙140との間の摩擦力が、第1の低い値にリセットされるように設定される。] 図3 [0029] 図3を使用して、本発明の基礎となる考えが、カッターによって説明された。しかしながら、前記された同様の問題は、第2のコンベア164が第1のコンベア130より速い速度で動作するとき、第1のコンベア130から第2のコンベア164への個々のシートまたは用紙の輸送の間(特に、引っ張り輸送の間)にも起こる。そのような状況において、図3(A)では、最初の個別のシートは、第2のコンベア164の方向に、第1のコンベア130によって移動される。この状況で、第2のコンベア164によってもたらされる摩擦力は、低い値に設定され、シートの差し迫った受け取りが与えられる。図3(B)に示される状況において、シートは、コンベア130と164の両方によって、短期間の間に運ばれる。その場合、前記問題は、シートと第2のコンベア164との間の摩擦力が、低くなるように設定されているので、避けられる。第1のコンベア130から第2のコンベア164への用紙の転送または輸送を完全なものにするため、第1のコンベア130がシートを放出するように提案される。その結果、更なる輸送は、もっぱら第2のコンベア164のみに影響される。摩擦力が、そのような状況の中で、高い値に設定される。] 図3 [0030] 前記発明の実施形態は、摩擦力を、第1の値(低い値)と第2の値(より高い値)との間で設定する。第1の値と第2の値との間の移行、および、第1の値への戻りは、1以上のステップの階段状の上昇/下降の形で、または、例えば直線的もしくは指数関数的な連続状の上昇/下降の形のいずれかで作用する。摩擦力の第1の値および第2の値と、同様に、ステップサイズまたは連続変化の程度(例えば、直線的上昇の傾斜)が、輸送されるべき用紙の1以上の特性に依存して、および/または、用紙が運ばれる速度に依存して設定される。摩擦力がそれに依存して設定される用紙の特性は、例えば、用紙の量、用紙の表面粗さ、用紙の厚さ、または用紙の寸法などである。同様に、摩擦力は、使用される印刷材料(例えばトナー)の特性、および、考慮された印刷材料の適用方法の特性と共に、輸送されるべき紙がどのように印刷されたかに依存して設定される。] [0031] 図3によって、第2のコンベア164とカットされたシート174との間に発生する摩擦力が、低い値と高い値との間で変化する、実施形態が説明された。図3では、そのような特性をもつ第2のコンベア164の言及が一般的になされた。第2のコンベア164によって引き起こされた摩擦力のそのような変化が、コンベアの様々な実現によって得られることは可能である。本発明の実施形態は、第2のコンベア164の要素が、第2のコンベア164の要素によって用紙に加えられる圧力を変更することによって、第2のコンベア164の要素と運ばれるべき用紙との間の摩擦力を設定するように制御されているコンベアに関する。前記したように、摩擦力/圧力におけるそのような変化は、階段状または連続状に作用する。例えば、圧力が全く加えられない状況から始って、最終的に、最高に容認できる圧力が、1または2以上のステージ(ステップ)を介して連続状に設定される。本発明の実施形態は、例えば、第2のコンベア164のローラまたはベルト要素によって運ばれるべき用紙に加えられた圧力を増加させることによって、この圧力の変化を生み出す。吸水ベルトを用いた別の実施形態の場合、印加される吸水力を変更することによって、圧力が設定される。] 図3 [0032] 更なる実施形態は、コンベア要素(例えば、ローラ)が金属で形成されたコンベアを用いる。コンベアの表面特性は、静電帯電のために印加される電流に依存して変更される。その結果、例えば、電流が金属ローラを通して全く流れないときは、低い摩擦係数が達成されて、電流が金属ローラを通して流れるときは、高い摩擦係数が達成される。他の実施形態は、コンベア要素の表面特性が、低い摩擦力が望まれる状況において、低い摩擦係数をもつローラの金属部分または他の部分のみが、輸送されるべき用紙に接触するように変更される、コンベア要素を使用する。この実施形態において、高い摩擦力が望まれる状況においては、前記駆動要素は、より高い摩擦係数をもつローラの他の領域が「切り換えられる」ように構成される。また、本発明の他の実施形態は、逆回転の組のローラが使用されるコンベア164を用いる。少なくとも1組のローラが、1組のローラの第1のローラまたは1組のローラの第2のローラのいずれかが、対応するカウンタローラに対置するように配置される。両方のローラは、異なる表面特性をもち、その結果、異なる摩擦係数をもつ。望まれる摩擦力に依存して、第1のローラが、運ばれるべき一巻きの印刷用紙に接触するように導入される、または、第2のローラが、運ばれるべき一巻きの印刷用紙に接触するように導入される。あるいはまた、同じ材料で作られているが、しかし異なる力で一巻きの印刷用紙に対して押されている二つのローラが提供される。] [0033] 図4は、本発明の実施形態に係るカッター内の2つのコンベアの間のシート輸送装置の概略図を示す。シートに加えられた圧力を変更することによって摩擦力を変えることで、上で説明された問題が避けられる。図4の配置は図2の配置と同様であり、さらに、カッターの用紙出口側手段(第2のコンベア)164に関係しているコントローラ178を備えている。コントローラ178は、サーボモータ180やセンサ182と同様に、モータ166に操作的に接続している。サーボモータ180を介して、除去要素(第2のコンベア)164の1組のローラの上側ローラ170は、予定された力F1またはFnが、ローラ168と170との間に位置するシートに加えられように設定される。個々のシート174が1組のローラ168、170を通り過ぎるとき、センサ182が認識する。さらに、第2のコンベア164がコントローラ178を通して制御され、コンベア164の速度が、低い超過速度または超過しない速度でカッターの用紙搬送手段(第1のコンベア)130の駆動曲線に随伴する。さらに、圧力は、サーボモータ180とコントローラ178によって変更され、処理工程の間、最適な方法で切り換えられる。第2のコンベア164の駆動は、機械的または電気的ギヤを介してカッターの用紙搬送手段(第1のコンベア)130の駆動と結合され、そのため、用紙搬送手段130の駆動曲線に随伴する。あるいはまた、対応する合致する駆動曲線が、駆動のために格納され、信号によって引き起こされる。対応する駆動曲線または速度プロフィールが、対応するコントローラに格納されることは可能である。] 図2 図4 [0034] 前記によると、第2のコンベア164は本発明の実施形態に従って構成される。その結果、第2のコンベア164は、第1のコンベア130の駆動曲線に少なくとも部分的に随伴する速度をもつ。このことは、例えば、第2のコンベア164が、時間の経過につれて、第1のコンベア130の速度曲線に対応することを意味する(後述の図6参照)。第2のコンベアの速度が、その都度、第1のコンベア130の速度に対応する。あるいは、第2のコンベア164の速度が、その都度、第1のコンベア130の速度と比較して、本質的に一定量で増加する。あるいはまた、第2のコンベア164が、時間の経過につれて、部分的に第1のコンベア130の速度曲線に対応してもよい(後述の図5参照)。] 図5 図6 [0035] 図4に示された装置の1処理サイクルが、本発明の実施形態に従って、図5を参照してさらに詳細に以下で説明される。図5は、一方では、用紙除去手段(第2のコンベア)164の速度プロフィール185を記入し、そして、他方では、カッターの用紙搬送手段(第1のコンベア)130の速度プロフィール186を記入する。時間はx方向に沿って記入される。そして、一方では速度が、そして、他方ではローラ168、170によってシートに加えられる圧力(ローラ168、170の間に位置するシートに加えられる圧力を表す曲線188)が、y方向に沿って記入される。] 図4 図5 [0036] 図5は図4の配置の1処理サイクルに示し、1処理サイクルは時間t0から時間t6にわたり、時間t6から先はそれを繰り返す。時間t0と時間t1の間の期間に、一巻きの印刷用紙140はナイフ146と152の間に位置決めされる。一巻きの印刷用紙140は、その後の時間t1と時間t2の間のカット段階の間に、カットされる。時間t2と時間t3の間の期間に、カットシート174は、第2のコンベア164のローラ168,170の間の入り口に位置し、前記第2のコンベア164によって運ばれる。時間t2から時間t4までの期間中、カッターは、一巻きの印刷用紙140の輸送を加速し、一巻きの印刷用紙140を、更なるカットのために、ナイフ146,152の間に位置決めするために移動する。時間t4と時間t5の間のカッターの定常段階は、時間t2と時間t4の間の加速段階の後に続く。この間、一巻きの印刷用紙140は、一定速度でナイフ146,152の方向に沿って移動される。時間t5と時間t6の間のカッターの減速段階は、カッターの定常段階の後に続く。カッターの減速段階の間、一巻きの印刷用紙140が減速される。時間t4と時間t6の間と同様に、時間t0と時間t1の間の期間、第2のコンベア164は低い圧力でカッターと同期して作動する。その低い圧力は、時間t1で増加する。] 図4 図5 [0037] カット時間190(時間t1と時間t2の間の期間)の間、図4の用紙処理設備の1サイクルの工程は、第2のコンベア164の圧力が、図5の切り換え点Iに示されているように、低い値p1から、より高い値p2に増加する。切り替え点IIに示されているように、カットが行われるとすぐに、第2のコンベア164は、スリップすることなく、シート174を除去する。図5に示された実施形態では、第2のコンベア164が作動する速度および加速度は、カッターの用紙搬送手段(第1のコンベア)130が作動する速度および加速度より速い。その結果、除去されたシート174と新たに搬送されてきたシート174´との間に、距離が生じる(図4参照)。これは、時間t2と時間t3の間の期間において、速度プロフィール184と186の縁の異なる傾斜角度によって例証される。シート174が第2のコンベア164を通り過ぎるとすぐに、それは、例えば、センサ182によって検出され、切り替え点IIIに示されるように、輸送の駆動は、より速い速度からカッターの前駆の速度より若干速い速度に戻らされる。このように、用紙または一巻きの印刷用紙140は、次のカットのために強く引っ張られる。同時に、第2のコンベア164の圧力は、切り替え点III(時間t3)で、例えば、高圧力値p2から低圧力値p1に大きく減少する。その結果、用紙140がナイフ146,152の下に位置決めされたとき、カッターの前進輸送の干渉が阻止される。しかし、用紙140は、それでもきつく引っ張られる。この段階(時間t3と時間t6の間と同様に、時間t0と時間t1の間)における低圧力および低超過速度(そして、結果として起こるコンベア164と用紙との間の低い速度差)のため、大変小さい摩擦エネルギーがスリップによって引き起こされることは、さらに、確実である。実際に、この点の結果として起こる摩擦熱が非常に低いので、輸送ローラ168と170との間で維持された、一巻きの印刷用紙140上の痕跡、または、シート174上の痕跡は、破損されない。図5に示すように、第2のコンベア164の駆動は、静止が起こるまで、低超過速度および低圧で、カッターの前駆の駆動手段(第1のコンベア)130に随伴する(時間t1参照)。その結果、次のカットが実行される。続いて、前記サイクルの工程が再び始動する。] 図4 図5 [0038] 図6は本発明の別の実施形態を示す。そこでは、図5と同様に、ローラの速度曲線、または、コンベア164のローラによって加えられた圧力過程が記録されている。図5に示された実施形態と異なり、図6の実施形態では、コンベアに164が、前駆の駆動手段(第1のコンベア)130と同じ加速度で、常に駆動されている。それは、図5と図6の間の、時間t2と時間t4の区間を比較することによって、明らかにされる。その他は、図6の曲線は、図5によって説明された曲線に対応している。] 図5 図6 [0039] 図5および図6を参照して説明された実施形態に関して、前の記述は、第2のコンベア164の速度、および/または、加速度が、カッターの速度/加速度より速いと主張する。代わりに、他の実施形態において、第2のコンベア164の速度/加速度とカッターの速度/加速度とを等しくすることが提供されてもよい。] 図5 図6 [0040] さらに、図5と図6を参照して説明された、時間t1と時間t2の間の速度は、1または他の全ての区間と比較して最小である速度を表すことに注意すべきである。その速度は、ゼロの速度(すなわち、静止)、または、先行する区間の速度より低い速度のいずれかを意味する。] 図5 図6 [0041] 前記実施形態は、カッターに関するものであり、一列印刷された一巻きの印刷用紙をシート化するカッターによって例証された。しかしながら、本発明の原則は、同様に、2列印刷された、または、マルチ印刷された一巻きの印刷用紙を、個々のシートにシート化するカッターにも適用してもよい。縦方向(長さ方向)のカットから生じる種々の部分的な一巻きの印刷用紙は、それぞれ、図4のコンベア164に対応する関連コンベアを有する。速度と圧力は、前記した方法で、カッターの前進輸送と調整される。] 図4 [0042] カッターの実施形態が、図1に従って、用紙処理設備を参照して説明された。また、本発明の実施形態に従って、カッターが他の用紙処理設備に使用されてもよいことを指摘する。例えば、カッターは、積み重ね台から上流に位置し、プリンタまたは連続ドラムから、予め印刷された、または、予め印刷されていない一巻きの印刷用紙を受け取り、それを個々のシートにカットするものであってもよい。カットされた個々のシートは、個々のシートの積み重ねを作るために、積み重ね台に送り込まれる。次に、そのような個々のシートの積み重ねは、移動され、更なる処理のために提供される。この個々のシートの積み重ねは、例えば、プリンタ、または、差し込み/補足付加装置または用紙処理設備に供給される。] 図1 [0043] なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。前記実施形態では、始動−停止操作で作動するカッターが熟考された。また、本発明の原則によると、カッターの代わりに、他のコンポーネント、例えば、引き裂き機またはパンチング機が操作されてもよい。同様に、本発明の実施形態は、転写、特に、引っ張り転写のために適用されてもよい。引っ張り転写の中では、用紙は、例えば、転写のために、用紙処理設備内(例えば、用紙処理設備のモジュール/ステーションの間)、および/または、用紙処理設備のモジュール/ステーション内の、第1のコンベアから第2のコンベアに、より速く放出される。]
权利要求:
請求項1 用紙処理設備(100,110)内の第1のコンベア(130)から第2のコンベア(164)への用紙輸送方法であって、用紙が前記第1のコンベア(130)および前記第2のコンベア(164)によって運ばれるとき、前記第2のコンベア(164)は、前記第1のコンベア(130)の駆動曲線に少なくとも部分的に随伴する速度を有し、前記第1のコンベア(130)および前記第2のコンベア(164)が用紙と噛み合うとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が第1の値に設定され、用紙が前記第2のコンベア(164)によって運ばれるとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、前記第1の値より高い第2の値に設定されていること、を特徴とする、用紙輸送方法。 請求項2 用紙が前記第2のコンベア(164)によってもはや運ばれないとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が前記第1の値にリセットされ、後続の用紙が初めは低摩擦力で前記第2のコンベア(164)によって運ばれること、を特徴とする、請求項1に記載の用紙輸送方法。 請求項3 前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、階段状もしくは連続状に前記第1の値から前記第2の値に増加すること、を特徴とする、請求項1または請求項2に記載の用紙輸送方法。 請求項4 前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力の前記第1の値および前記第2の値が、1つ以上の用紙の特性に依存して、および/または、用紙が運ばれる速度に依存して設定されていること、を特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項5 前記第1のコンベア(130)は、1つの処理サイクル(t0−t6)の第1の区間(t0−t2)の間、速度(vmin)で用紙を運び、前記速度(vmin)は前記処理サイクル(t0−t6)の異なる区間(t2−t6)の間の速度と比較して遅く、前記第1のコンベア(130)は予め決められた速度プロフィール(186)で用紙を移動し、(a)前記第1のコンベア(130)の速度プロフィール(186)に随伴する速度プロフィール(184)で第2のコンベア(164)を駆動し、(b)前記処理サイクル(t0−t6)の第1の区間(t0−t2)の間の第1の時間(t1)に到達したとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力を第2の値(p2)に設定し、(c)第2の値(p2)に設定した、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力で、前記第2のコンベア(164)によって用紙を運び、(d)用紙が前記第2のコンベア(164)を通り過ぎると、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力を第1の値(p1)に設定し、後続の用紙は前記第2のコンベア(164)によって第1の値(p1)に対応した低摩擦力をもつこと、を特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項6 前記(b)〜(d)のステップを繰り返すこと、を特徴とする、請求項5に記載の用紙輸送方法。 請求項7 前記第1のコンベア(130)および前記第2のコンベア(164)の速度プロフィール(184,186)の合致区間の前記第2のコンベア(164)の速度が、前記第1のコンベア(130)が用紙を運ぶ速度より速いこと、を特徴とする、請求項5または請求項6に記載の用紙輸送方法。 請求項8 用紙が前記第2コンベア(164)を通り過ぎた時間(t3)と前記処理サイクル(t0−t6)の終端時間(t6)との間の前記第2のコンベア(164)の速度プロフィール(184)が、前記第1のコンベア(130)の速度プロフィール(186)に随伴し、前記処理サイクル(t0−t6)の第1の区間(t0−t2)の終端時間(t2)と、用紙が前記第2コンベア(164)を通り過ぎた時間(t3)と、の間の前記第2のコンベア(164)の速度プロフィール(184)が、前記第2のコンベア(164)が前記第1のコンベア(130)より速く用紙を運ぶようになっていること、を特徴とする、請求項5または請求項6に記載の用紙輸送方法。 請求項9 前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、用紙に接触している前記第2のコンベア(164)の要素の表面特性を変更することによって設定されていること、を特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項10 前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、前記第2のコンベア(164)によって用紙に加えられた圧力を変更することによって設定されていること、を特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項11 前記第2のコンベア(164)は吸水ベルトを含み、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、前記第2のコンベア(164)によって用紙に加えられた吸水力を変更することによって設定されていること、を特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項12 前記第1のコンベア(130)の駆動手段(130a)と前記第2のコンベア(164)の駆動手段(166)とが結合され、前記第2のコンベア(164)が前記第1のコンベア(130)の駆動曲線に随伴していること、を特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項13 コントローラ(178)が前記第1のコンベア(130)の駆動手段(130a)の駆動曲線を格納していること、を特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項14 前記第1のコンベア(130)は始動—停止操作で作動すること、を特徴とする、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項15 用紙が、前記第1のコンベア(130)によって運ばれる一巻きの印刷用紙の形態であり、前記第1のコンベア(130)が前記一巻きの印刷用紙を運ばないときは、個々のシートが前記一巻きの印刷用紙から作成され、前記第2のコンベア(164)は、個々のシートを作成する前に、前記一巻きの印刷用紙の先端を受け取り、個々のシートを作成する前および間に、前記一巻きの印刷用紙を運び、前記第2のコンベア(164)は前記個々のシートを除去すること、を特徴とする、請求項14に記載の用紙輸送方法。 請求項16 前記個々のシートの作成が、前記一巻きの印刷用紙のカットもしくは引き裂きを含むこと、を特徴とする、請求項15に記載の用紙輸送方法。 請求項17 用紙が個々のシートの形態であり、前記第1のコンベア(130)が前記個々のシートを運ばないときは、個々のシートが処理され、前記第2のコンベア(164)は、個々のシートの先端を受け取り、個々のシートを処理する前および間に、前記個々のシートを運び、前記第2のコンベア(164)は前記処理された個々のシートを除去すること、を特徴とする、請求項14に記載の用紙輸送方法。 請求項18 前記第1のコンベア(130)は前記用紙処理設備(100,110)内の先駆コンポーネントの一部であり、前記第2のコンベア(164)は前記用紙処理設備(100、110)内の後続のコンポーネントの一部であること、を特徴とする、請求項1〜請求項17のいずれかに記載の用紙輸送方法。 請求項19 用紙処理設備(100、110)内の第1のコンベア(130)から第2のコンベア(164)への用紙輸送装置であって、前記第2のコンベア(164)に作動的に接続されたコントローラ(178)を含み、用紙が前記第1のコンベア(130)および前記第2のコンベア(164)によって運ばれるとき、前記第2のコンベア(164)は、前記第1のコンベア(130)の駆動曲線に少なくとも部分的に随伴する速度を有し、前記第1のコンベア(130)および前記第2のコンベア(164)が用紙と噛み合うとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が第1の値に設定され、用紙が前記第2のコンベア(164)によって運ばれるとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、前記第1の値より高い第2の値に設定されていること、を特徴とする、用紙輸送装置。 請求項20 用紙が前記第2のコンベア(164)によってもはや運ばれないとき、前記コントローラ(178)は、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力を、前記第1の値にリセットするように作動し、後続の用紙が初めは低摩擦力で前記第2のコンベア(164)によって運ばれること、を特徴とする、請求項19に記載の用紙輸送装置。 請求項21 前記コントローラ(178)は、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力が、階段状もしくは連続状に前記第1の値から前記第2の値に増加するように作動すること、を特徴とする、請求項19または請求項20に記載の用紙輸送装置。 請求項22 前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力の前記第1の値と前記第2の値が、1つ以上の用紙の特性に依存して、および/または、用紙が運ばれる速度に依存して設定されていること、を特徴とする、請求項19〜請求項21のいずれかに記載の用紙輸送装置。 請求項23 前記第1のコンベア(130)は、1つの処理サイクル(t0−t6)の第1の区間(t0−t2)の間、速度(vmin)で用紙を運び、前記速度(vmin)は前記処理サイクル(t0−t6)の異なる区間(t2−t6)の間の速度と比較して遅く、前記第1のコンベア(130)は予め決められた速度プロフィール(186)で用紙を移動し、前記コントローラ(178)は、前記第1のコンベア(130)の速度プロフィール(186)に随伴する速度プロフィール(184)で第2のコンベア(164)を駆動し、前記処理サイクル(t0−t6)の第1の区間(t0−t2)の間の第1の時間(t1)に到達したとき、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力を第2の値(p2)に設定し、第2の値(p2)に設定した前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力で、前記第2のコンベア(164)によって用紙を運び、用紙が前記第2のコンベア(164)を通り過ぎると、前記第2のコンベア(164)と用紙との間の摩擦力を第1の値(p1)に設定し、後続の用紙が前記第2のコンベア(164)によって第1の値(p1)に対応した低摩擦力をもつように作動すること、を特徴とする、請求項19〜請求項22のいずれかに記載の用紙輸送装置。 請求項24 前記第1のコンベア(130)は前記用紙処理設備(100,110)内の先駆コンポーネントの一部であり、前記第2のコンベア(164)は前記用紙処理設備(100、110)内の後続のコンポーネントの一部であること、を特徴とする、請求項19〜請求項23のいずれかに記載の用紙輸送装置。 請求項25 始動—停止操作で作動する、一巻きの印刷用紙を個々のシートに切り離すための手段(144)と、請求項19〜請求項24のいずれかに記載の装置と、を備え、前記第1のコンベア(130)が前記一巻きの印刷用紙を運ばないときは、個々のシートが前記一巻きの印刷用紙から作成され、前記第2のコンベア(164)は、個々のシートを作成する前に、前記一巻きの印刷用紙の先端を受け取り、個々のシートを作成する前および間に、前記一巻きの印刷用紙を運び、前記第2のコンベア(164)は前記個々のシートを除去すること、を特徴とする、用紙処理設備(100,110)。 請求項26 始動—停止操作で作動する、個々のシートを処理するための手段(144)と、請求項19〜請求項24のいずれかに記載の装置と、を備え、前記第1のコンベア(130)が前記一巻きの印刷用紙を運ばないときは、個々のシートが処理され、前記第2のコンベア(164)は、個々のシートの先端を受け取り、個々のシートを処理する前および間に、前記個々のシートを運び、前記第2のコンベア(164)は前記処理された個々のシートを除去すること、を特徴とする、用紙処理設備(100,110)。
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