专利摘要:
画像記録媒体17Bから間紙40Bを分離するための方法が、間紙ピッカ55の第1の部分が、画像記録可能な材料上に第1の点において圧力をかけるように間紙ピッカ55を間紙に接触させるステップ410と、間紙ピッカ55のリトラクションローラ230部分で、間紙上に第2の点において圧力をかけるステップと、リトラクションローラ230を回転させることによって、間紙ピッカ55と画像記録可能媒体17Bとの間の限定された空間に間紙を折り曲げるのを開始するステップ420と、リトラクションローラ230を回転させることによって間紙を捕捉するステップ450と、を含む。
公开号:JP2011510885A
申请号:JP2010544358
申请日:2009-01-26
公开日:2011-04-07
发明作者:ゴードン;ディー アンドリュー;アラン;ビー ゴードン;クリストファー;ジー モーレイ
申请人:イーストマン コダック カンパニー;
IPC主号:B65H3-06
专利说明:

[0001] 本発明は、画像化システムの分野に関し、より詳細には、介挿された複数の画像記録可能な材料および間紙から作られた媒体スタックから間紙および画像記録可能な材料を分離する分野に関する。]
背景技術

[0002] 商業用印刷の業界では、印刷用画像の準備の重要なステップは、画像を印刷するために繰り返し使用できる画像記録可能な材料に画像情報を転写することである。画像記録可能な材料は様々な形態をとることができ、一般的な形態の1つは、画像に関して修正できる表面を含む印刷版である。]
[0003] 印刷版は様々な形態をとることができる。一実施形態では、修正可能な表面は、エマルジョンと呼ばれる特別なコーティングを含む。エマルジョンは、可視光線、紫外線、または赤外線などの輻射線に露光されるときに性質が変わる輻射線感応性コーティングである。エマルジョンは、基板上に被覆される1つ以上の層を含むことができ、その基板は、アルミニウム、ポリエステルまたはエラストマーなど、様々な材料から構成することができる。]
[0004] 画像記録可能な材料への画像情報の転写は、様々な方法で行うことができる。画像情報を画像形成材料に転写する一方法は、コンピュータトゥプレート(CTP)システムによるものである。CTPシステムでは画像は、画像形成情報に応答して画像化ヘッドによって生成された輻射線ビームなどによって、画像記録可能な材料の修正可能な表面上に形成される。このようにして、画像が画像記録可能な材料上に速く形成される。]
[0005] CTP技術の出現は、印刷業界においてオートメーションに向かう傾向を強める不可欠な部分である。電子出版物および印刷出版物を作製し配布するために情報技術をさらに使用することは、こうした技術のより幅広いアクセシビリティと相まって、印刷部数を少なくしターンアラウンドタイムを速くする、より大きい要求に寄与している。その結果、こうした変化は、印刷プロセスの全ての態様をオートメーション化に向けて大きく推し進めるのに寄与している。]
[0006] しかし、印刷業界のオートメーション化は、いくつかの特別な技術的な問題を呈している。CTPシステムで使用される印刷版の場合は、これらの問題のいくつかは、これらの刷版の修正可能な表面の繊細さに起因する。これらの刷版は、簡単に傷が付き、傷が付くと、最終の印刷製品に望ましくない不具合を生じる恐れがある。印刷版の取扱いをオートメーション化するように試みることは、繊細な刷版の修正可能な表面に対する損傷を防止するために対策を含まなければならない。]
[0007] しかし、保管または搬送中に印刷版を傷つけることを減らすために使用する対策は、オートメーションに関する追加の問題を生じてしまう。未露光の印刷版は、通常、互いに隣接する印刷版間に間紙が介挿した状態で、数十から数百の範囲になることがある多くの数でまとめて供給される。間紙は、印刷版間に物理的なバリアを設けることによって、印刷版の傷つき易い表面を保護するために使用される。それらの間紙を、画像化前に印刷版から除去しなければならない。]
[0008] 間紙の除去および保管をオートメーション化することにはいくつかの問題がある。間紙の除去は、1枚のシートを同様のシートのスタックから単純に移動することではない。一般に、間紙は、印刷版(例えば紙)のために使用する材料とは異なる材料から、具体的には印刷版の修正可能な表面に損傷を与えない材料から作られている。隣接する刷版から間紙を分離することは、物理的な仕組みによって間紙が隣接する刷版の表面に付着するようになるときに複雑なことがあり、その物理的な仕組みは、静電引力または表面間の空気の排出を含むことができる。これらの仕組みにより、繰り返し刷版を摘み取ることになる場合があり、システムエラーの状況になる恐れがある。刷版作製の処理量を増やす要件により、さらに、刷版の需給が増大するのを妨げない速度で間紙を除去することを必要とすることによって事情が複雑になる。]
[0009] 従来の材料ピッカは典型的には、印刷版および間紙を媒体スタックから順次摘み取り、除去している。例えば、従来のいくつかのシステムでは、間紙はまず媒体スタックから摘み取られ、廃棄容器に移動される。間紙が除去されると、次いで印刷版が摘み取られ、それに続いて、処理(例えば露光エンジンでの画像化)されるステーションに移動される。他の従来のシステムでは、印刷版を確保し次のプロセスに移行した後で、間紙が摘み取られ廃棄容器に移される。いずれの場合でも、連続した摘み取りステップおよび除去ステップは、システムの全処理時間に不都合に影響する恐れがある。媒体スタックから除去されている所定のシートに隣接する追加のシートを確保するのに追加の労力を費やすときに処理量が減少する恐れもある。このような場合は、追加のシートが所定のシートと一緒に誤って除去されるのを防止するためにこうした労力が必要である。]
[0010] いくつかの従来のシステムは、間紙および印刷版を媒体カセットから同時に除去し、それらを分離するために第2の位置に運ぶことを試みている。これらの従来のシステムでは、下にある印刷版を確保するために多孔質の間紙を通して吸引を行う。異なる間紙は、有孔率の程度が異なることがあり、これは下にある刷版を摘み取りへの信頼性に影響を及ぼす恐れがある。間紙は、いくらか遅れた時点で搬送通路に沿って印刷版から除去される。]
発明が解決しようとする課題

[0011] 間紙の存在により、画像記録可能な材料の処理に関するオートメーションを妨げる場合がある。間紙は典型的には、刷版が媒体スタック中に配置される間に印刷版の修正可能な表面を損傷するのを防止するために追加されるが、間紙が保護しようとする修正可能な表面への損傷を最小限に抑える形で、印刷版から間紙を分離しなければならない。したがって、画像記録用材料および間紙の介挿された組立て体を含む媒体スタックから画像記録可能な材料を分離する、より良い方法が依然として必要である。具体的には、印刷版の平坦な表面に付着する間紙を除去することは依然として難しい。]
課題を解決するための手段

[0012] 簡潔に言うと、本発明の一態様では、画像記録媒体から間紙を分離するための方法が、間紙ピッカの第1の部分が画像記録可能な材料上に第1の点において圧力をかけるように間紙ピッカを間紙に接触させるステップと、間紙ピッカのリトラクションローラ部分で間紙上に第2の点において圧力をかけるステップと、リトラクションローラを回転させることによって、間紙ピッカと画像記録可能媒体との間の限定された空間に間紙を折り曲げるのを開始するステップと、リトラクションローラを回転させることによって間紙を捕捉するステップと、を含む。]
[0013] 本発明のこれらのおよび他の目的、特徴、ならびに利点は、本発明の代表的な実施形態が示され説明された図面と併せて解釈すると以下の詳細な説明を読む際に当業者には明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0014] 図面に本発明の非限定的かつ例示的な実施形態を示す。
画像記録システムの概略図を示す。
画像記録可能な材料上の間紙に接触した間紙ピッカの概略断面図を示す。
間紙ピッカによって収縮している画像記録可能な材料上の間紙の折り曲げの開始を示す。
間紙ピッカによる画像記録可能な材料上の間紙の捕捉を示す。
画像記録可能な材料上の間紙に接触した間紙ピッカの概略断面図を示す。
間紙を画像記録可能な材料から分離する方法の概略的なフローダイヤグラムを示す。]
実施例

[0015] 図1に画像記録システム10を概略的に示す。画像記録システム10は、露光システム15および材料取扱いシステム30を含む。この実施形態では、露光システム15および材料取扱いシステム30は、ハウジング12によって囲まれた一体型のシステムを形成する。] 図1
[0016] 露光システム15は、画像記録可能な材料17をその上に取り付けるための露光支持体16と、画像記録可能な材料17上に画像を形成するために輻射線ビーム19を放出するように配置された画像化ヘッド18とを含む。材料取扱いシステム30は、とりわけピッキングアセンブリ70を含む。ピッキングアセンブリ70は画像記録可能な材料のピッカ50(本明細書では「材料ピッカ50」と呼ぶ)を含み、その材料ピッカ50は、それぞれ1つ以上の媒体スタック36A、36B、および36Cから画像記録可能な材料17A、17B、および17Cを確保し、確保した画像記録可能な材料17A、17B、および17Cを露光システム15に搬送する。ピッキングアセンブリ70は間紙ピッカ55を含み、その間紙ピッカ55は、それぞれ1つ以上の媒体スタック36A、36B、および36Cから間紙40A、40B、および40Cを確保し、それらを間紙ホルダ26に搬送する。この実施形態では、材料ピッカ50および間紙ピッカ55を組み合わせて、一体型のピッキングアセンブリ70を形成する。]
[0017] 露光支持体16は円筒形の外部ドラムである。例えば、内部ドラムおよび平板式の構成など、他のタイプの露光支持体を使用することができる。画像記録可能な材料17は、前縁クランプ20および後縁クランプ21によって露光支持体16上に確保される。画像記録可能な材料17は、装填支持体22およびローラ11の助けで露光支持体16上に運ばれる。装填中には、露光支持体16は適位置に配置されており、前縁クランプ20は関連のアクチュエータ(図示せず)によって画像記録可能な材料17を受けるように作動する。前縁が前縁クランプ20中に取り入れられるときに、装填支持体22を使用して画像記録用材料17を支持する。露光支持体16に対して所定の向きに配置された1つ以上の位置決め機構(図示せず)に対して前縁を当接させることによって、露光支持体16に対して画像記録可能な材料17を位置合わせすることができる。前縁クランプ20は、画像記録可能な材料17の前縁を露光支持体16に対して確保するように作動する。露光支持体16は、露光支持体16上に画像記録可能な材料17を巻きつけるように回転する。ローラ11は、巻きつける間に、画像記録可能な材料17と露光支持体16との間で確実に接触するように作動する。露光支持体16は、画像記録可能な材料17の後縁を露光支持体16に接して確保するように後縁クランプ21が関連のアクチュエータ(図示せず)によって作動する所定の位置まで回転する。]
[0018] 画像記録可能な材料17を露光支持体16上に取り付けるための他の既知のシステムを使用することもでき、例えば、画像記録可能な材料17を露光支持体16に確保するのを助けるために露光支持体16の表面に形成された様々な機構によって吸引などを行うことができる。露光支持体16に対して画像記録可能な材料17を位置合わせするために、他の既知のシステムを使用することができる。コントローラ23は、画像記録可能な材料17に形成する画像を表すデジタルファイルを管理、作製かつ/または修正するために使用される。コントローラ23は、デジタルファイルをさらに処理してラスタデータを含む画像情報にするためにラスタ画像プロセッサを含むこともできる。コントローラ23は、露光システム15および材料取扱いシステム30の様々な要件の機能を制御するために装置制御信号を生成することができる。様々な制御信号を使用しかつ/またはコントローラ23内でプログラムされた様々な方法を実装することによって、様々なシステムを制御することができる。コントローラ23は、適切なソフトウェアを実行するように構成することができ、非限定的な例としてアクセス可能なメモリ、論理回路、駆動装置、増幅器、A/DおよびD/Aコンバータ、入力/出力ポートなどを含む適切なハードウェアと共に1つ以上のデータプロセッサを含むことができる。コントローラ23は、マイクロプロセッサ、コンピュータオンチップ、コンピュータのCPUまたは任意の他の適切なマイクロコントローラを制限なしに備えることができる。コントローラ23を材料取扱いシステムと関連付けることができるが、そのコントローラ23は必ずしも画像化システムの動作を制御する同じコントローラである必要はない。本明細書で説明するような方法を実行するように、コントローラ23をプログラムすることができる。画像情報、およびコントローラ23によって生成した制御信号は、画像化ヘッド18が1つ以上の輻射線ビーム19を生成して画像記録可能な材料17上に画像を形成するように使用される。]
[0019] この実施形態では、露光支持体16は、画像化中に駆動装置24によって回転する。画像化ヘッド18は、各回転中に帯状のデータを画像化することができる。駆動装置24は、必要に応じて主走査方向25に沿って時計回りまたは反時計回りに露光支持体16を回転させることができる。画像化ヘッド18はキャリッジ(図示せず)上に取り付けられ、そのキャリッジは、露光支持体16の回転軸に実質上平行な副走査方向に沿って移動する。画像化ヘッド18は副走査方向に沿って移動することができ、露光支持体16は主走査方向25に沿って移動して螺旋形状の画像化した帯を作り出す。あるいは、画像化ヘッド18および露光支持体16の運動を、「リング様」の帯または螺旋の帯を画像化するように制御することができる。本発明はこの露光システムに限定されず、異なる制御システムを用いる他の露光システム、およびスキームを使用することができる。]
[0020] 画像記録可能な材料17上に画像が形成されたときに、画像記録可能な材料17は取出し支持体27上に取り出される。画像記録可能な材料17は、実質上反対の順番であるが上記で説明した媒体装填手順のステップを用いて、また取出し支持体27上に取り出された画像記録可能な材料17に対して露光支持体16を正確に位置決めすることによって、露光支持体16から取り出される。取出し支持体27は第1の位置25から移動可能であり、その第1の位置25において画像記録可能媒体は(破線で示す)第2の位置29に取り出される。第2の位置29では、取り出された画像記録可能な材料17をさらに処理するか、または追加の処理のために搬送することができる。]
[0021] 材料取扱いシステム30は、1次媒体供給部32および2次媒体供給部34を含む。材料取扱いシステム30は、複数の媒体スタック36A、36Bおよび36Cから材料を摘み取る。媒体スタック36Aを1次媒体供給部32内に保管することができる。媒体スタック36Aは、1つ以上の間紙40Aと共に1つ以上の画像形成材料17Aを含む。画像形成材料17Aのそれぞれの間に間紙40Aが介挿している。媒体スタック36A、36Bおよび36Cが画像記録可能な材料17A、17B、および17Cと間紙40A、40Bおよび40Cとの間の分離を示すことに留意されたい。これらの分離は(他の図に示す分離と共に)図を明確にするために示されており、典型的には媒体スタック36A、36Bおよび36C内で様々なシート間の接触が存在することを当業者は認識するであろう。]
[0022] この実施形態では、画像記録用材料17Aおよび間紙40Aは交互に積み重ねられ、媒体スタック36Aの最上部には間紙40Aが配置される。媒体スタック36Aは、複数の媒体スタックを含むことができ、媒体スタックはそれぞれ、1つ以上の画像記録可能な材料17Aおよび間紙40Aを収容する。媒体スタック36Aは媒体ホルダ42によって支持される。媒体ホルダ42は、限定されないがカセット、マガジン、またはパレットを含む、媒体スタック36Aのための任意の適切な支持システムを含むことができる。パレットは、媒体スタック36Aが例えばアルミニウム製オフセット印刷版など、多数の画像記録用材料17Aを含むときに特に有益である。例えば、新聞紙を印刷する用途では、典型的には印刷版作製の需要が高い。したがって、多数の印刷版を大規模に途切れることなく供給することが必要になる場合がある。数百キログラムの重さの多くの刷版が必要になる場合がある。パレットは、このような量を支持するために適切な手段をもたらす。]
[0023] 媒体スタック36Aは、カート、パレットジャッキ、フォークリフトなどによってアクセスポート44を介して1次媒体供給部32中に搬送される。アクセスポート44は、1つ以上のカバー(図示せず)によって閉鎖可能である。この実施形態では、画像記録可能な材料17Aおよび間紙40Aが媒体スタック36Aから取り出されるときは、媒体スタック36Aは1次媒体供給部32中で静止したままである。画像記録可能な材料17Bおよび17Cならびに間紙40Bおよび40Cがそれぞれ媒体スタック36Bおよび36Cから取り出されるときは、媒体スタック36Aは1次媒体供給部32中で静止したままである。静止している媒体スタックは、画像記録可能な材料の数が多いことによってスタックが高くなるときに特に有利である。媒体ホルダ42を画像化位置(または他の位置)に移動させると、その移動に関連した加速/減速によって関連の媒体スタックがずれることがある。媒体スタックがずれるとエラーを招く恐れがある。]
[0024] 2次媒体供給部34は媒体ホルダ60および62を含む。本発明の他の実施形態は、異なる数の媒体ホルダを用いることができる。媒体ホルダ60は、互いに積み重なった1つ以上の画像記録可能な材料17Bを含む媒体スタック36Bを収容し、媒体ホルダ62は、互いに積み重なった1つ以上の画像記録可能な材料17Cを含む媒体スタック36Cを収容する。画像記録用材料17Bおよび17Cそれぞれの間に、それぞれ対応する間紙40Bおよび40Cが介挿している。本発明のこの実施形態では、画像記録可能な材料17Bおよび17Cならびに間紙40Bおよび40Cは、各媒体スタック36Bおよび36Cそれぞれの中で交互に積み重ねられ、スタック36Bおよび36Cそれぞれの最上部には間紙が配置される。媒体スタック36Bおよび媒体スタック36Cはそれぞれ、複数の画像記録可能な材料17Bおよび17Cならびに間紙40Bおよび40Cを含むことができる。媒体スタック36Bおよび媒体スタック36Cはそれぞれ、複数の媒体スタックを含むことができる。]
[0025] 媒体ホルダ42、60および62は、同様のまたは同様でない特徴を有する材料を保持することができる。材料の違いは寸法および/または組成の違いを含むことができる。画像記録可能な材料17A、17Bおよび17Cの違いは、異なる印刷ジョブによって必要になることがある。あるいは、追加の媒体ホルダ中に収容するものと同じ特徴を有する画像記録可能な材料17A、17Bおよび17Cをそれぞれ収容するように1つ以上の媒体ホルダ42、60および62を構成することで追加の容量を作ることによって、刷版作製の遅れを避けることができる。]
[0026] この実施形態では、図1に見られるように、媒体ホルダ42は、媒体スタック36Aがそこから材料を除去させるように常に利用可能になるように構成される。媒体ホルダ42は、1次媒体供給部32内に保管位置および材料除去位置の両方を想定している。ガイド64および66により、媒体ホルダ60および62が2次媒体供給部34内の保管位置から1次媒体供給部32内の材料除去位置まで移動することができる。例えば、コントローラ23は、画像記録可能な材料17Bが刷版を作製する動作のために必要であると判断したときは、媒体ホルダ60と関連する駆動機構(図示せず)に信号を送信する。その駆動機構により、媒体ホルダ60が2次媒体供給部34から移動しガイド64に沿って1次媒体供給部32に至る。その駆動機構は、例えば、電気モータ、プーリおよび/またはタイミングベルトを含むことができる。他の実施形態では駆動機構が、例えば、空気圧または油圧シリンダ、チェーン、ギア、および他の適切な駆動装置などの構成要素を備えることができることを当業者は理解するであろう。媒体ホルダ60が1次媒体供給部32中に配置されるときに、ピッキングアセンブリ70は、間紙40Bおよび画像記録可能な材料17Bを媒体ホルダ60から除去することができる。図示のこの例示的な実施形態では、コントローラ23は、間紙40Bおよび画像記録可能な材料17Bが1次媒体供給部32内に配置された媒体ホルダ60から除去されようとするときに、追加の媒体ホルダが1次媒体供給部32内の媒体ホルダ60の上方に確実に配置されないように信号を生成する。1次媒体供給部32内の所定の媒体ホルダの上方に追加の媒体ホルダが配置されると、材料ピッカ50および間紙ピッカ55が所定の媒体ホルダから材料を除去するのを妨げることがある。] 図1
[0027] この実施形態では、コントローラ23は、間紙および画像記録可能な材料を所定の媒体ホルダから除去できるように、追加の媒体ホルダを1次媒体供給部32内の所定の媒体ホルダの下方に配置することを可能にするために、信号を生成および受信することができる。1次媒体供給部32内の所定の媒体ホルダの下方に配置された追加の媒体ホルダは、ピッキングアセンブリ70が所定の媒体ホルダから材料を除去するのを妨げない。本明細書で説明したタイプの記録システム10の例示的な動作方法の詳細な説明は、全体を本願に引用して援用する、同一出願人による同時係属中の米国特許出願第11/668,519号で与えられている。]
[0028] 図2a、図2bおよび図2cに、本発明の例示的な実施形態のとおりに画像記録可能な材料17B上の間紙40Bに接触した間紙ピッカ55の概略断面図を示す。間紙ピッカ55は、モータ(図示せず)によってシャフト240の軸の周りを回転可能に駆動されるリトラクションローラ230を備える。図2aでは、リトラクションローラの接触点250において画像記録可能な材料17B上の間紙40Bに接触したリトラクションローラ230が示されている。間紙40Bは、リトラクションローラ230と画像記録可能な材料17Bとの間に挟まれている。間紙ピッカ55はさらに、間紙ピッカフット260の形態の間紙保持部材を備える。図2aでは、圧力点270において画像記録可能な材料17B上の間紙40Bに接触した間紙ピッカフット260が示されている。間紙40Bは、間紙ピッカフット260と画像記録可能な材料17Bとの間に挟まれている。圧力点270は、間紙ピッカフット260が画像記録可能な材料17B上の間紙40Bに接触する位置に位置する。間紙ピッカ55はさらに間紙ガイド部材380を備え、その間紙ガイド部材380は、概して間紙ガイド部材380のうち画像記録可能な材料17Bおよび間紙40Bに最も近くかつそれらに対面した面を形成する間紙ガイド面350を有する。図3に示す他の例示的な実施形態では、間紙ガイド部材380およびピッカフット260は、間紙ガイド面350が間紙フット260の面であるような1つの構成要素であってよい。] 図3
[0029] 図2a、図2bおよび図2cに戻ると、間紙ピッカフット260およびリトラクションローラ230を適切な材料から製造することができる。その適切な材料には、限定されないが、エラストマー(例えばシリコーン)、または間紙ピッカ55の動作中にリトラクションローラ230が間紙40Bおよび画像記録可能な材料17B上にかける圧力の範囲で、間紙40Bと画像記録可能な材料17Bとの間の静止摩擦係数より大きい間紙40Bとの適切な摩擦係数を与えることができる他の適切な材料が含まれる。リトラクションローラ230の材料の摩擦特性は、材料の硬度、粘着力および他の属性に応じて変更することができる。]
[0030] 間紙ガイド部材380は、リトラクションローラ230から、Xで示され本明細書で用語「ローラギャップ」と記述される距離290だけ片寄っている。ローラギャップの構成は、図2aに示すような円筒形の断面に限定されない。図示のこの実施形態では、リトラクションローラ230の表面と間紙ガイド部材380との間のローラギャップは、リトラクションローラ230の断面の外周上の任意の所定の点に関して、リトラクションローラ230の軸に沿って実質上一様である。用語「折り曲げ長さ」は、本明細書では圧力点270とローラ接触点250との間の、Zで示される距離を説明するために使用される。用語「限定高さ」は、本明細書では、画像記録可能な材料17Bと、図2bに示すように間紙ガイド面350がリトラクションローラ230に最も近づく点との間の距離Yを説明するために使用される。用語「間紙チャネル」は、本明細書では、リトラクションローラ230と間紙ガイド部材380との間に存在するチャネル360を説明するために使用される。]
[0031] 動作の際には、本発明の間紙ピッカ55は、以下のように、画像記録可能な材料17Bのうち間紙40Bがその上に属する面から間紙40Bを除去するために進行する(図2a、図2b、図2cおよび図4のフローダイヤグラム参照)。] 図4
[0032] 図2aおよび図4に示すように、この方法は、間紙ピッカ55を画像記録可能な材料17Bの面上に属する間紙40Bに接触させるステップ(410)を含む。このステップでは、リトラクションローラ230および間紙ピッカフット260の両方が間紙40Bに接触して配置され、有利な程度の摩擦がリトラクションローラ230と間紙40Bとの間に存在しながら、なお間紙40Bがリトラクションローラ230に最も近い領域において画像記録可能な材料17Bの表面を横切って摺動できるような圧力がかけられる。適切な圧力はまた、間紙ピッカフット260が適切な力で圧力点270を押し下げて、その点で間紙40Bを確実にピン留めするかまたは挟み、間紙40Bが圧力点270で画像記録可能な材料17Bの表面を横切って摺動するのを確実に防止するためにも加えられる。] 図4
[0033] 図2bおよび図4に示すように、次いでリトラクションローラ230はシャフト240の周りを回転方向310に回転し、それにより間紙ガイド面350と画像記録可能媒体17Bとの間の限定された空間中に間紙40Bを折り曲げるのとを開始する(420)。より詳細には、リトラクションローラ230と間紙40Bとの間の摩擦、およびローラ接触点250での間紙40Bと画像記録可能な材料17Bとの間の比較的低い摩擦によって、間紙40Bは図2bに示すように、座屈するかまたは折り曲がり始める。図2bに示すように、より小さい他の折り目を追加して形成することができる。しかし、間紙ガイド面350と画像記録可能媒体17Bとの間の限定された空間により、圧力点270に最も近い領域で間紙40Bが折れ曲がるのが阻止される。回転の量は、間紙チャネル360に入る折り目370を間紙40Bに作るために、意図的に非常に小さくかつまさに的確に維持される。折り目370は、リトラクションローラ230の最も近くにあり最も近くで増大するように意図的に機械的に限定される限り、本明細書では「限定された折り目」と呼ばれる。ローラギャップ290の寸法Xは、間紙40Bがローラギャップ290に入るときにはしわにならないが、その代わりに、間紙40Bのうち画像記録可能な材料17Bから離れるように折れ曲がった領域では間紙40Bが画像記録可能な材料17Bのそばに戻らないにもかかわらず、リトラクションローラ230と間紙40Bとの間の静止摩擦を維持するのに十分な大きさで、間紙40Bをリトラクションローラ230に押し付けるのを維持するばね力を発達させるように間紙40Bを折り曲げるように選択される。このプロセスは、最初に、間紙ガイド面350と記録可能な媒体17Bとの間の限定された隙間への間紙40Bの折り曲げまたは座屈を開始するステップ(420)と、2番目に、間紙40Bの限定された折り目370を間紙チャネル360中に作るステップ(430)とを含むものとしてみることができ、これらは両方ともリトラクションローラ230の回転によるものである。] 図4
[0034] リトラクションローラ230と間紙40Bとの間に生じる必要な摩擦力は、折り曲げ長さ280(Z)の寸法に応じて変更することができる。典型的には、間紙40Bを座屈し画像記録可能な材料17Bから分離するのに必要な、画像記録可能な材料17Bの面の摩擦力の大きさは、折り曲げ長さ280(Z)の増大と共に低下する。次に、摩擦力が低下すると、間紙40Bを座屈させるのに必要となる、リトラクションローラ230の画像記録可能な材料17B上への圧力を低下させることが可能になる。それにより、画像記録可能な材料17Bの修正可能な表面を擦過するか、そうでなければ損傷する可能性は、有利に減少する。]
[0035] 間紙ガイド面350は、それ自体と画像記録可能な材料17Bとの間に限定された狭いチャネルまたは空間を形成するように構成される。図示の例では、間紙ガイド面350は、画像記録可能な材料17Bのうち圧力点270とリトラクションローラの接触点250との間の面と非常に鋭利な角度を成すように先細りしている。先細りした間紙ガイド面350と併せて比較的長い折り曲げ長さ280(Z)を用いることによって、本発明の発明者は、本明細書で説明する折り曲げプロセスの開始時にリトラクションローラ230上に、滑らかで不変でありより小さい力を得る。]
[0036] 比較的長い折り曲げ長さ(Z)にわたってたくさん折り曲げ過ぎると、所定の寸法の折り目370に対するリトラクションローラ230の必要な回転が非常に大きくなることに留意されたい。しかし、リトラクションローラ230の回転がより小さいと、結果として生じる擦過力が画像記録可能な材料17Bの表面に沿って作用する距離を短縮することによって、画像記録可能な材料17Bの修正可能な表面への損傷をさらに小さくできるので、リトラクションローラ230の回転がより小さいことが望ましい。しかし、リトラクションローラ230の回転がより小さいと、折り目が広く浅くなり湾曲および高さが小さくなることがあり、これは、間紙チャネル360と適切に係合するのに不十分である。その結果、限定高さ300(Y)が小さい高さに維持されることによって、間紙ガイド面350と画像記録可能な材料17Bの表面との間の角度は非常に鋭い角度に維持され、それにより間紙ガイド面350と画像記録可能な材料17Bの表面との間で著しく折り曲げないように間紙40Bが限定され維持される。したがって、間紙40Bは、リトラクションローラ230の近傍の領域に限定された折り目370を形成するように拘束を受ける。図示のこの実施形態では、間紙40Bは、間紙チャネル360中に限定された折り目370を形成するように拘束を受ける。それにより、リトラクションローラ230による回転を非常に小さい量にするために、適切な寸法である限定された折り目370を作ることができる。限定された折り目370は、間紙40Bが間紙チャネル360中に折れ曲がるときに間紙40Bをリトラクションローラ230に押し付けるように維持するのに十分な弾性ばね力を有する。この最初のプロセスでは、間紙40Bは、収縮長さ(L1)320だけ収縮される。長い折り曲げ長さZを低い限定高さYと組み合わせると、
(i)最初の折り曲げに必要なリトラクションローラの力がより小さくなり、
(ii)リトラクションローラ230の回転量を非常に小さくするために、適切に寸法設定された間紙40Bの限定された折り目370が、間紙チャネル360の近傍に局所的に形成され、
(iii)リトラクションローラ230と画像記録可能な材料17Bとの間で挟むことがなくなるように、リトラクションローラ230が方向330(図2cおよび図4参照)で画像記録可能な材料17Bから離れる方に上昇しても、以下に説明するように間紙40Bの捕捉が進行することが可能になるように、間紙40Bの大きい限定された折り目370とリトラクションローラ230との間の摩擦が十分になり、
(iv)間紙40Bが画像記録可能な材料17Bから最初に収縮しているので、間紙40Bによる擦過のせいで画像記録可能な材料17B(例えば、非常に傷つき易い修正可能な表面)の様々な表面に損傷を与える可能性が低減される。具体的には、長い折り曲げ長さ280(Z)をより長くして摩擦力を低減することによって、擦過によって生じる損傷が低減する。間紙ガイド面350は、結果として間紙40Bに形成された折り目を局所化し集中させるために用いられ、それによりリトラクションローラ230の必要な回転が低減され、これは、記録可能な材料17Bの表面に沿って擦過力を加える距離を最小限に抑える。] 図4
[0037] 限定された折り目370が間紙チャネル360中で適切な寸法で形成されるときに、この方法は、リトラクションローラ230を画像記録可能な材料17Bから離れるように移動し、方向310に沿ってリトラクションローラ230を回転させて、画像記録可能な材料17B上へのリトラクションローラ230の圧力を除去する(440)ことによって進行する。図示のこの実施形態では、リトラクションローラは、方向330に沿って画像記録可能な材料17Bから離れるように移動するが、リトラクションローラ230が他の方向に沿って画像記録可能な材料17Bから離れるように移動できることが理解される。この第2の段階では、間紙40Bは、(L2)の収縮長さ340を蓄積するように収縮される。有利には、リトラクションローラ230がもはや間紙40Bを画像記録可能な材料17Bに押し付けないので、画像記録可能な材料17Bの修正可能な表面への損傷の可能性は、間紙40Bがさらに収縮されるにつれて減少する。先に形成した限定された折り目370によって生じるばね力により、リトラクションローラ230と間紙40Bとの間の十分な摩擦力により、回転中に間紙チャネル360中に間紙40Bをさらに折り曲げることが可能になる(440)。]
[0038] 本発明の一実施形態では、適切に大きい限定された折り目370が形成され、その後にリトラクションローラ230の回転が止まり、リトラクションローラ230の回転が再開する前にリトラクションローラ230を画像記録可能な材料17Bから離れるように移動させることによって、画像記録可能な材料17B上へのリトラクションローラ230の圧力が除去される。]
[0039] 本発明の他の実施形態では、適切に大きい限定された折り目370が形成された後に、リトラクションローラ230の回転は維持され、画像記録可能な材料17B上へのリトラクションローラ230の圧力は、リトラクションローラ230を画像記録可能な材料17Bから離れるように移動させながら、同時に回転を維持することによって除去される。]
[0040] 次いで、リトラクションローラ230のさらなる回転によって、間紙40Bの完全な捕捉(450)を進行することができる。この後に、間紙ピッカ55に間紙40Bを確保する(460)。本発明のいくつかの例示的な実施形態では、間紙ピッカ55への間紙40Bの確保は、間紙チャネル360内の折り目370によってかかるばね力によって行われる。本発明のいくつかの例示的な実施形態では、間紙40の確保は、折り目370の表面を支持体(例えばリトラクションローラ230)に対してクランプ留めすることによって行われる。様々な補助的な確保機構および確保部材を使用して、間紙40Bを確保することができ、グリッパ、クランプ、吸引または圧力源などを制限なしに含むことができる。本発明のいくつかの例示的な実施形態では、リトラクションローラ230は、間紙チャネル360内で折り目370がそれ自体を広げるように回転することができる。この折り目を広げることの一例が、同一出願人による同時係属中の米国特許出願第11/668,519号に記載されている。折り目370の引き続き広げられる部分をさらに確保することができる。]
[0041] 間紙40Bが間紙ピッカ55に確保されると、間紙ピッカ55は、媒体スタックから離れて、このプロセス中に間紙40Bを画像記録可能な材料17Bからはがす(470)ことができる。]
[0042] 間紙40Bが確保され、間紙ピッカ55が間紙40Bを媒体スタックから離れるように移動すると、画像記録可能な材料17Bの露出した部分を材料ピッカ50によって様々な形で確保することができる。材料ピッカ50の一例が、同一出願人による同時係属中の米国特許出願第11/668,519号に記載されている。画像記録可能な材料17Bが確保されると、材料ピッカ50は、画像記録可能な材料17Bを媒体スタックから離れるように移動させることができる。本発明のいくつかの例示的な実施形態では、間紙40Bおよび画像記録可能な材料17Bは、順次、媒体スタックから離れるように移動する。本発明のいくつかの例示的な実施形態では、間紙40Bおよび画像記録可能な材料17Bは、同時に、媒体スタックから離れるように移動する。画像記録可能な材料17Bおよび間紙40Bを、同時に搬送通路に沿って次のプロセスに移動することができる。搬送通路に沿ったある位置で画像記録可能な材料から間紙40Bを除去することができる。]
[0043] 限定高さYが10mmの場合、間紙をばらつきなく捕捉するのに必要な収縮長さL2は20mmであることが分かっている。限定高さYを6.5mmに短縮することによって、間紙をばらつきなく捕捉するために必要な収縮長さL2は短くなって13mmになった。40mm幅の間紙およびその間紙上へのローラの一定の垂直力を用いることで、本発明の発明者は、折り曲げ長さZが20mmの場合、間紙を座屈するのに必要な間紙の表面に沿った力は0.35lbsであると分かった。折り曲げ長さZを30mmに増大させると、間紙を座屈するのに必要な力は著しく低く0.31lbsになり、Zをさらに増大して60mmにすると、間紙の座屈に必要な力はさらに小さく0.27lbsになる。これは、本発明による影響を受けて力が小さくなり収縮長さが短縮され、それら両方が、間紙がその上に配置される画像記録可能な材料への擦過および損傷の可能性を大幅に低減することを明確に実証している。]
[0044] 10画像記録システム、11ローラ、12ハウジング、15露光システム、16露光支持体、17〜17C画像記録可能な材料、18画像化ヘッド、19輻射線ビーム、20前縁クランプ、21後縁クランプ、22装填支持体、23コントローラ、24駆動装置、25 主走査方向、26間紙ホルダ、27取出し支持体、28 第1の位置、29 第2の位置、30 材料取扱いシステム、32 1次媒体供給部、34 2次媒体供給部、36A〜36C媒体スタック、40A〜40C間紙、42,60,62媒体ホルダ、44アクセスポート、50 材料ピッカ、55間紙ピッカ、64,64ガイド、70ピッキングアセンブリ、230リトラクションローラ、240シャフト、250 リトラクションローラ接触点、260 間紙ピッカフット、270圧力点、280 折り曲げ長さZ、290ローラギャップX、300 限定高さY、310 回転方向、320収縮長さL1、330 方向、340 収縮長さ、L2、350 間紙ガイド面、360 間紙チャネル、370 限定された折り目、380ガイド部材、410 間紙ピッカを間紙に接触させるステップ、420 間紙の折り曲げを開始するステップ、430 間紙の限定された折り目を作るステップ、440 リトラクションローラの圧力を除去するステップ、450 リトラクションローラを回転させることによって間紙を捕捉するステップ、460 間紙を間紙ピッカに確保するステップ、470 間紙を画像記録可能な材料からはがすステップ。]
权利要求:

請求項1
画像記録可能媒体から間紙を分離するための方法であって、間紙ピッカの第1の部分が、前記画像記録可能な材料上に第1の点において圧力をかけるように前記間紙ピッカを前記間紙に接触させるステップと、前記間紙上に第2の点に前記間紙ピッカのリトラクションローラ部分で圧力をかけるステップと、前記リトラクションローラを回転させることによって、前記間紙ピッカと前記画像記録可能媒体との間の限定された空間に前記間紙を折り曲げるのを開始するステップと、前記リトラクションローラを回転させることによって前記間紙を捕捉するステップとを含むことを特徴とする方法。
請求項2
請求項1に記載の方法であって、前記間紙のうち前記リトラクションローラに最も近い部分に、限定された折り目を作るステップを含むことを特徴とする方法。
請求項3
請求項2に記載の方法であって、前記リトラクションローラが、前記限定された折り目を作る間に前記画像記録可能な材料上に圧力をかけるのを止めることを特徴とする方法。
請求項4
請求項3に記載の方法であって、前記リトラクションローラが、前記画像記録可能な材料から離れるように移動することによって前記画像記録可能な材料上に圧力をかけるのを止めることを特徴とする方法。
請求項5
請求項1に記載の方法であって、前記間紙を前記間紙ピッカに確保するステップと、前記間紙を前記画像記録可能な材料からはがすステップとを含むことを特徴とする方法。
請求項6
請求項5に記載の方法であって、前記はがすステップが、前記間紙ピッカを前記画像記録可能媒体から離すことによることを特徴とする方法。
請求項7
画像記録可能媒体から間紙を分離するための間紙ピッカであって、前記画像記録可能な材料上に第1の点において圧力をかけるための保持部材と、間紙ガイド部材と前記画像記録可能な材料との間に限定された空間を形成するように構成された間紙ガイド部材と、前記画像記録可能な材料上に第2の点において圧力をかけるためのリトラクションローラであって、前記保持部材が前記画像記録可能な材料上に圧力をかけ続ける間に前記画像記録可能な材料上に圧力をかけるのを止めることができるリトラクションローラとを備えることを特徴とする間紙ピッカ。
請求項8
請求項7に記載の間紙ピッカであって、前記保持部材およびリトラクションローラが、前記間紙のうち前記リトラクションローラに最も近い部分に限定された折り目を作るように構成され、前記保持部材および前記リトラクションローラの両方が前記間紙に接触し、前記保持部材および前記リトラクションローラの両方が、前記画像記録可能な材料上に圧力をかけているときに、前記間紙ガイド部材が、前記第1の点に最も近い領域で前記間紙が折れ曲がるのを阻止するように構成されることを特徴とする間紙ピッカ。
請求項9
請求項8に記載の間紙ピッカであって、前記間紙を前記間紙ピッカに確保するための確保部材をさらに備えることを特徴とする間紙ピッカ。
請求項10
請求項8に記載の間紙ピッカであって、前記保持部材および前記間紙ガイド部材が1つの部材であることを特徴とする間紙ピッカ。
請求項11
画像記録可能媒体から間紙を分離するための方法であって、間紙ピッカの第1の部分が、前記画像記録可能な材料上に第1の点において圧力をかけるように前記間紙ピッカを前記間紙に接触させるステップと、前記間紙ピッカの第2の部分で前記間紙上に第2の点において圧力をかけるステップであって、前記第2の部分が前記第1の部分に対して移動可能である、圧力をかけるステップと、前記第2の部分を移動させることによって、前記間紙ピッカと前記画像記録可能媒体との間の限定された空間に前記間紙を折り曲げるのを開始するステップと、前記間紙を捕捉するステップと、を含むことを特徴とする方法。
請求項12
請求項11に記載の方法であって、前記間紙のうち前記第2の部分に最も近い部分に限定された折り目を作るステップを含むことを特徴とする方法。
請求項13
請求項12に記載の方法であって、前記第2の部分が、前記限定された折り目を作る間に前記画像記録可能な材料上に圧力をかけるのを止めることを特徴とする方法。
請求項14
請求項13に記載の方法であって、前記第2の部分が、前記画像記録可能な材料から離れるように移動することによって前記画像記録可能な材料上に圧力をかけるのを止めることを特徴とする方法。
請求項15
請求項11に記載の方法であって、前記間紙を前記間紙ピッカに確保するステップと、前記間紙を前記画像記録可能な材料からはがすステップとを含むことを特徴とする方法。
請求項16
請求項15に記載の方法であって、前記はがすステップが、前記間紙ピッカを前記画像記録可能媒体から離すことによることを特徴とする方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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WO2009097102A1|2009-08-06|
EP2238059A1|2010-10-13|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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