![]() フレキソグラフィ印刷部材の提供及び修正
专利摘要:
a)レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体(プレート又はスリーブ)のレーザー彫刻可能層、又はb)レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブの印刷面に、1つ又は2つ以上の部分として、液体形態で未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用することができる。適用されたレーザー彫刻可能組成物は、該適用された組成物部分が部分的又は必要に応じて全体的にレーザー彫刻されることができるように、(例えば、硬化させることにより)前記レーザー彫刻可能表面又は印刷面の一体部分となることができる。この方法を用いてシームレスのフレキソグラフィスリーブを提供することができる。また、この方法を用いて欠陥を修正又は補修して、画像を上書きすることができ、又はフレキソグラフィ印刷版又はスリーブに新たなレーザー彫刻可能表面を提供することができる。 公开号:JP2011510839A 申请号:JP2010544327 申请日:2009-01-22 公开日:2011-04-07 发明作者:アビエル,デイビッド;イェフダ ピント,ヤリブ 申请人:イーストマン コダック カンパニー; IPC主号:B41N1-12
专利说明:
[0001] 本発明はフレキソグラフィに関する。具体的には、本発明は、レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷版前駆体及びレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体を提供する方法に関する。本発明はまた、既にレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版又はスリーブ上の追加の画像領域を修正又は提供する方法に関する。加えて、シームレスのフレキソグラフィ印刷スリーブも本発明によって提供される。] 背景技術 [0002] フレキソグラフィ印刷版は、粗い(例えば波形)又は平滑な表面、例えば包装材料、プラスチック・フィルム、壁紙、及び布地上に画像を印刷することで知られている。このプロセスは、凹凸のある支持体、例えば段ボール紙、並びに可撓性材料、例えばポリプロピレン・フィルム上に印刷するのに十分に版が可撓性であるべきであり、また十分に穏やかに版が支持体上に接触するべきである場合に、包装業界において主に使用されている。フレキソ印刷に際しては、レリーフ画像を有する可撓性版が通常、胴に巻き付けられ、そしてそのレリーフ画像はインク着けされ、次いでインクは好適な印刷可能媒体に転写される。種々のタイプの印刷媒体に対応するために、フレキソグラフィ版は、それぞれの具体的な印刷可能媒体に合わせて調節できる正確な特性を有するゴム状又はエラストマー状の性質を有していなければならない。] [0003] フレキソグラフィ印刷版は、ネガ型フィルムの形態を成すマスクを通して版のUV感光性ポリマー層を露光することにより調製されることができる。このプロセスは、数多くの他の段階、例えば画像形成前の背面UV露光、溶剤又は熱による現像段階、及び加熱及び更なるUV露光を伴う。下記の我々の目的において、版のUV露光及び更なる処理がネガ型フィルムを通して行われるフレキソグラフィ版画像形成を、「コンベンショナルなプロセス」と呼ぶことにする。このことは、LAMS(レーザーアブレートされたマスク)及びダイレクト・エングレービングを含むことができるデジタル画像形成と、コンベンショナルなプロセスとを区別する。加えて、表面と一体的なレーザーアブレート可能な要素を有する輻射線感光性要素も当業者に知られている。デジタルネガ画像又はその他の画像形成された要素又はマスキング装置を使用することなしに、このような要素内でレリーフ画像を生成することができる。また、先ずフィルムにレーザー線(一般にコンピュータ制御下における赤外線レーザー)による像様露光を施して、露光された領域内のマスク層を選択的に除去することによって、レーザーアブレート可能なマスク層を有するフィルムを形成することができる。次いで、マスキング・フィルムを輻射線感光性要素と接触させ、そしてマスキング・フィルムに、化学線(例えばUV線)による全体的な露光を施すことにより、マスキングされていない領域内で輻射線感光性要素を硬化させ、こうして要素内にマスクのネガ画像を形成する。次いで、マスク層及び画像形成された輻射線感光性要素(例えば画像形成された印刷版前駆体)を含有するフィルムに、溶剤現像を施す。露光されていない印刷版領域及びマスク層は現像時に完全に除去され、そして乾燥後、結果としての画像形成された要素は、例えばフレキソグラフィ印刷版として有用である。上記方法のうちのいずれかによって版に一旦画像が形成されると、もしもエラーがこのプロセスに入り込んでいる場合、又は印刷の調製された版が何らかの形で修正を必要とする場合、できることは極めて僅かに過ぎず、上記のような長い露光・現像プロセスによって別の版を調製することが必要である。] [0004] フレキソグラフィ印刷版のよりシンプルな形成方法は、レーザービーム・アブレーションを用いてダイレクト・エングレービングを施すことであり、これにより、版の洗浄又は乾燥、又は数多くのタイプの露光の全ての必要性を取り除く。] [0005] コンベンショナルな画像形成を施されるフレキソグラフィ版は一般に、版をネガ型フィルムと接触させた状態で、真空フレーム内に入れることにより、平らに画像形成される。仕上げ済エラストマー版は次いで、印刷プレスの胴の周りに巻き付けなければならず、この結果、画像の歪みが生じる。歪みを修正するようにネガの露光を変更するために、いくつかの歪み因子公式が存在するが、しかしこのような方法は不正確である。修正プロセスは、「ディスプロ(dispro)」として知られる。] [0006] 同様に、LAMS版がレーザーを使用してドラム上で画像形成され、アブレーションが発生し、次いでフレキソグラフィ版がしばしば平らな形態でUV露光され、完成した版が最終的に、露光システムとは異なる直径の印刷プレス胴上に置かれる場合にも、いくつかの画像歪みが容易に導入されるおそれがある。このタイプの歪みを回避するために、画像形成システム及び印刷システムの両方に適合するスリーブ上で画像形成して印刷することが可能である。こうして、フレキソグラフィ要素は、画像形成前から印刷後までのプロセス全体にわたって取り除かれることも再配置されることもない。この方法は、真空を期間中加えなければならないコンベンショナルな露光には役立たない。しかし、LAMS及びダイレクト・エングレービングには役立つ。] [0007] スリーブを使用する1つの方法が、プレート−ツー−スリーブとして知られている。前駆体の版を不活性スリーブ・シェルに結合し、次いで、シェルから取り出すことなしに、この版を画像形成してさらに処理することができる。多くの点で最も有利な方法は、シームレスのフレキソグラフィ版前駆体が被覆されたスリーブを顧客が受け取る場合の方法であり、次いでこのスリーブは画像形成して処理し、そして印刷のために使用することができる。このような方法は、いくつかのスリーブが、色を互いに上下に正確に印刷しなければならないカラープリントの調製のために正確に位置決めされた色分け画像を有することができるので好ましい。このことは、同じ正確なレジスタリング効果を生み出すために印刷胴を設定する上での印刷者の相当の時間及び労力を節減する。また、エンドレスの連続的なパターンを生成するためにシームレス・スリーブを使用することもできる。反復パターンがある場合にも、シームレス・スリーブを使用することにより、版の印刷できないシーム領域に相当する材料の無駄を節減することができる。シームレス・スリーブ・フレキソグラフィ版は、版又はプレート−オン−スリーブよりも高い印刷速度で印刷するために使用することができる。なぜならば、高速時に、続いて取り外せるように胴に結合されたフレキソグラフィ版は、過度に高速で使用されるとエッジが持ち上がる傾向があるからである。シームレス・スリーブの欠点は、他のタイプのフレキソグラフィ印刷版前駆体よよりも高価であり、また、スリーブの保管のために、平らな印刷版よりも多くのスペースが必要となることである。] [0008] 例えば米国特許第5,752,444号明細書(Lorig)及び同第6,866,985号明細書(Lorig他)に記載されているように、印刷スリーブを形成するために、支持体又は胴上に連続的なレーザー彫刻可能層を形成する種々様々な手段が用いられる。胴又はスリーブを形成するフォイル又はプレートを、粘着テープでそのシーム・エッジに沿って閉じることにより、シームにおけるギャップを回避することができる。或いは、レーザー彫刻可能層は、印刷のために外面の平滑さを保証するために、機械加工されるか又は回転砥石車で研削されてもよい。] [0009] The 5th Asian Flexo Technical Association & 2nd Asian Gravure Association conference (2007年2月)でSupachai Theravithayangkuraによって記述されたフレキソグラフィ・スリーブは、圧力と熱との組み合わせを用いてスリーブにおけるポリマー層のシームを閉じることにより調製される。] 発明が解決しようとする課題 [0010] 近年、フレキソグラフィ・プリント(インプレッション)の品質は、めざましく改善されているが、しかしフレキソグラフィがプリント市場のより大きいシェアを獲得することに対する顕著な障害は、それが印刷版前駆体であれ印刷スリーブ前駆体であれ、フレキソグラフィ印刷前駆体のコストである。前駆体は、印刷者が使用するために、印刷可能なフレキソグラフィ版又はスリーブを調製する取引業者によって購入されることがあり、又は前駆体は印刷者によって直接購入されることもある。前駆体製造業者から前駆体を一旦受け取り、引き受けたら、材料のいかなるその後の損傷ももはや製造業者の責任ではなく、そして続いてこれが使用不能になれば、取引業者又は印刷者(又はユーザー)がそのコストを負担(損失)しなければならない。顧客が版を使用するためにこれを十分に修復できるならば、これは相当な利点となるはずである。この状況は、画像内に僅かな誤りを有する状態で調製されたフレキソグラフィ版、又は元の画像に対して加減を施すことにより版が再使用できるようになる場合にも当てはまる。上述のように、プレート−オン−スリーブを調製するのはユーザーであり、ユーザーがこれをシームレス・スリーブに変えることができれば有利になるはずである。これにより欠点が排除され、また製造業者からシームレス・スリーブを購入するコストが安くなることになる。] 課題を解決するための手段 [0011] 本発明は上記問題点を克服し、そして a)レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体、又は b) レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブ のいずれかの印刷面に、1つ又は2つ以上の部分として、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を、 該1つ又は2つ以上の適用された組成物部分が該印刷面の一体部分となり、そして少なくとも部分的にレーザー彫刻されることができるように、 適用する方法、を提供する。] [0012] 加えて、本発明は、 a)レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体のレーザー彫刻可能層、又は b) レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブの印刷面 に1つ又は2つ以上の部分として、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用し、 これにより、前記1つ又は2つ以上の適用された組成物部分が部分的又は全体的にレーザー彫刻されることができるように、前記1つ又は2つ以上の適用されたレーザー彫刻可能組成物部分が前記レーザー彫刻可能表面又は前記印刷面の一体部分となる、 未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用する方法を提供する。] [0013] 本発明のいくつかの態様の場合、フレキソグラフィ印刷版を提供又は修正する方法であって: A) a)レーザー彫刻可能層を有するレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体 、又は b) レーザー彫刻された層を有するレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブ を用意し、 B) 前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体又はレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくは印刷スリーブに、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を1つ又は2つの選択された部分として適用することにより、前記レーザー彫刻可能層又は前記レーザー彫刻された層の印刷面上にレーザー彫刻可能組成物部分を提供し、そして C) 硬化後、前記適用された組成物部分のうちの1つ又は2つ以上のところにレーザー彫刻する ことを含む、フレキソグラフィ印刷版を提供又は修正する方法が提供される。] 発明の効果 [0014] 本発明は、レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体のシームをシーリングするための、又は、このような前駆体又は既に画像形成されたフレキソグラフィ印刷版又はスリーブにおけるエラーを修正するか又は空洞を埋めるためのシンプルでコスト効率のよい手段を提供する。加えて、本発明は、既に画像形成されたフレキソグラフィ印刷版又はスリーブ上において、新しい印刷可能又は画像形成可能な領域を提供するか、又は望ましくない画像形成された領域を除去するためのシンプルな手段を提供する。さらに、本発明は、画像形成された版又はスリーブ、及び画像未形成の前駆体に対する修正を可能にする手段を提供する。これらの版又はスリーブ及び前駆体はいずれも、レーザー彫刻によって画像形成することはできないが、しかし今や、修正のために画像形成され得る表面領域、又は、「修正された」領域を彫刻する(たとえ版又は前駆体自体がレーザー彫刻不能であるとしても)ことにより部分的に画像形成され得る表面領域を有することになる。] [0015] これらの利点は、レーザー彫刻可能層又は組成物が適用される印刷面と化学組成が類似している未硬化のレーザー彫刻可能組成物の1つ又は2つ以上の部分を適用し、そして、これらの部分が印刷面と一体部分となるように適用された組成物部分を硬化させることにより達成され、そして多くの態様の場合、硬化された適用部分は、元の印刷面とレーザー彫刻特性が事実上異ならない。しかしながらいくつかの態様では、適用された組成物部分はレーザー彫刻可能であってよいのに対して、組成物部分が適用される表面はレーザー彫刻可能でない。] [0016] こうして、本発明は、フレキソグラフィ印刷版又はスリーブ、又はこれらの前駆体を形成又は修正するコスト効率のよい手段、特に印刷業者におけるシームレスのフレキソグラフィ印刷スリーブ製作のためのコスト効率のよい手段を提供する。] [0017] 定義 特に他に示すのでない限り、「未硬化のレーザー彫刻可能組成物」という用語は、本発明の方法において使用される未硬化の組成物を意味しており、種々の前駆体又はレーザー彫刻された要素に適用される。この組成物は液体又はペーストの形態を成すことが可能である。全ての事例において、一旦硬化されると、組成物はレーザー彫刻又は印刷することができる。] [0018] 「アブレート」、「レーザー彫刻可能」、又は「印刷された」という用語によって、我々は、熱アブレート手段、例えば適用部分において急速な局所的変化を引き起こし、これにより、適用部分内の成分材料が表面から放出されるようにするレーザー線を使用して、適用されたレーザー彫刻可能組成物を画像形成し得ることを意味する。] [0019] 「ブランク」という用語は、画像未形成印刷版(又は印刷版前駆体又はスリーブ前駆体)を記述するために、本出願において使用される。] [0020] 特に他に示すのでない限り、「レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体」という用語は、画像形成前のレーザー彫刻可能要素を意味する。この用語は、一般に平らな画像形成性要素である「レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷版前駆体」、並びに、一般に、印刷胴上に嵌められた又はスライドされた円形の画像形成性要素である「レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体」の両方を含む。] [0021] 「レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版」という用語は、次いで印刷のために使用することができる、既に画像形成されたフレキソグラフィ印刷版前駆体を意味する。] [0022] 「レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブ」という用語は、次いで印刷のために使用することができる、既に画像形成されたフレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体を意味する。] [0023] 印刷版の「床」によって、我々は、画像領域内のレリーフ深さのところの表面を意味する。床は印刷中インク着けされず、従って印刷されたインプレッション内の背景領域に相当する。] [0024] 加えて、文脈が他のことを示すのでない限り、本明細書中に記載された種々の成分、例えば「輻射線吸収化合物」、「カーボンブラック」、「エラストマー材料」、及び類似の用語は、このような成分の混合物をも意味する。従って、冠詞「a」の使用は単一の成分だけを必ずしも意味するものではない。] [0025] 他に示すのではない限り、パーセンテージは乾燥重量によるパーセントを意味する。] [0026] ポリマーに関連するあらゆる用語の定義を明らかにするために、International Union of Pure and Applied Chemistry(「IUPAC」)によって発行された「Glossary of Basic Terms in Polymer Science」Pure Appl. Chem. 68, 2287-2311(1996)を参照されたい。しかし、本明細書中に明示されたいずれの定義も支配的なものと見なされるべきである。] [0027] 方法の態様 上記のように、本発明はいくつかの方法で用いることができる。例えば、本発明は、最初に画像形成する前に、フレキソグラフィ印刷版前駆体又はフレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体に変更又は修正を加えるために用いることができる。これは、例えば画像未形成前駆体の取り扱いの過程で、表面上に損傷を被ることにより、ユーザーがその損傷を修正する必要が生じた場合に必要となる。損傷は、版の表面に形成された引掻き傷、任意の欠損部分、又は空洞の形態を成し得る。或いは、これらの態様の場合、本発明は、既にレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版又はスリーブにおける変更、修正、又は新たなレーザー彫刻可能領域又は印刷領域に影響を与えるために用いることもできる。] [0028] 本発明の下記代表的な態様は、限定することを意図するものではない。 1)初期レーザー彫刻前に、硬化されたフレキソグラフィ印刷版前駆体における損傷、欠損、又は空洞を修正すること。 2) 初期レーザー彫刻前に、硬化されたフレキソグラフィ印刷版前駆体に追加のレーザー彫刻可能領域を加えること。 3) 初期レーザー彫刻前に、硬化されたフレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体における製造損傷又は空洞を修正すること。 4) 初期レーザー彫刻前に、硬化されたフレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体に追加のレーザー彫刻可能領域を加えること。 5)ユーザー作成型プレート−オン−スリーブのシームに、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用することにより、初期レーザー彫刻前に、シームレスのレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体を提供すること。 6) 初期レーザー彫刻後に、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版における欠損又は空洞を修正すること。 7) 例えば、彫刻された領域に未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用することにより、初期レーザー彫刻後に、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版に追加のレーザー彫刻可能画像領域を加えること。 8) 例えば、前にレーザー彫刻された印刷画像の選択領域に、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用することにより、初期レーザー彫刻後に、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版内の印刷画像の全て又は部分を修正、消去、又は除去すること。 9) 例えば、スリーブ印刷面の選択部分に未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用することにより、初期レーザー彫刻後に、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブ内の欠陥又は空洞を修正すること。 10) 初期レーザー彫刻後に、フレキソグラフィ印刷スリーブに追加のレーザー彫刻可能領域を加えること。 11) 初期レーザー彫刻後に、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブ内の印刷画像の全て又は部分を修正、又は除去すること。 12) 印刷領域を提供するため、又は画像形成又は再画像形成されるべき領域を提供するために、材料を付加することにより、画像形成されたフレキソグラフィ版又はスリーブ上の情報を変化させること。 13) 追加の印刷領域を提供するため、又はレーザー彫刻可能領域を提供するために、画像形成された彫刻不能フレキソグラフィ版又はスリーブ上に上記活動のうちのいずれかを行うこと。] [0029] これらの選択肢のいずれか又は全てに続いて、第1の又は唯一のレーザー彫刻工程であってよいレーザー彫刻工程を実施することができ、或いはこれは、要素の1つ又は2つ以上の領域のレーザー再彫刻工程であってもよい。] [0030] レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体及び組成物 本発明の実施において調製され使用されるフレキソグラフィ印刷前駆体は、硬化されたレーザー彫刻可能材料である。一般にレーザー彫刻は、二酸化炭素レーザー又は近赤外線で放射する高出力レーザーを使用して行うことができる。] [0031] 特に重要なのは、レーザー彫刻のためにプレート−オン−スリーブを生成するために使用されるフレキソグラフィ印刷版前駆体である。このような前駆体は、不活性スリーブ材料(例えばファイバーグラスから製造される)に結合され、エッジが嵌め合わされる。いかにシームが嵌め合わされても、嵌め合わされた端部間には印刷中にギャップが通常存在し、このギャップは印刷不能の領域を構成することになる。本発明は、元のフレキソグラフィ印刷前駆体を形成するために使用されたものと同じ又は類似であり、また熱を用いて硬化させることができる未硬化組成物でギャップを充填することによって、これを克服する。このような前駆体は多層を有するように形成されてよいが、シームを充填するレーザー彫刻可能組成物を画像形成並びに印刷のために使用できるならば、トップ層が、アブレーションの全てが発生する層であるべきである。この場合、本発明の充填材料は、このトップ層と同じ又は同様の組成を有することになる。好適なレーザー彫刻可能フレキソグラフィ前駆体は、国際公開第2005/084959号パンフレット(Figov)及び米国特許第第6,223,655号明細書(Shanbaum他)及び同第5,798,202号明細書(Cushner)に記載されているものである。シームを充填又は修復する特に有用な未硬化のレーザー彫刻可能組成物は、ポリウレタンポリマー、カーボンブラック、又は別の赤外線吸収化合物、及びシリカを含む組成物であるが、しかしこのような組成物は、類似の組成を有する既に硬化されたレーザー彫刻可能フレキソグラフィ前駆体と一緒に使用するのに最も適している。しかし、このような硬化性組成物は、他の添加剤、例えば可塑剤、発泡剤、強化剤、熱安定剤、抗酸化剤、中空球体、及びアブレーション促進剤を全てコンベンショナルな量で含有していてもよい。] [0032] これらの未硬化のレーザー彫刻可能組成物は一般に、触媒の存在においで、固形物を好適なジオール及びイソシアネートと配合することにより形成される。レーザー彫刻可能フレキソグラフィ前駆体及びこれらの「修復された」領域は、二酸化炭素レーザーを使用して、又はYAGレーザー、ファイバーレーザー、又は高出力レーザーダイオードによって彫刻(画像形成)されてよい。カーボンブラックの存在は、広い波長範囲における好適なレーザー出力の吸収を保証する。] [0033] フレキソグラフィ版前駆体又はフレキソグラフィ・スリーブ前駆体の組成物の性質は、「修復」材料(又はレーザー彫刻可能組成物)の性質を決定する。例えば、組成物が国際公開第2005/084959号パンフレット(上記)に記載されているようにアクリル系であり、そしてプレポリマーが過酸化物触媒を使用して架橋される場合、組成物は同じ又は同様の化学組成を有することになる。フレキソグラフィ印刷前駆体又は印刷版又はスリーブに適用する直前に混合することができる1種又は2種以上の成分として、修復キットを顧客に提供することもできる。ポリオール成分及びイソシアネート成分と、好適な触媒とは、成分が使用前に反応しないように別々にしておくこともできる。] [0034] 前駆体のレーザー彫刻可能層の特性と、未硬化の修復材料の特性とは、印刷版又はスリーブの表面特性が均一になるように、硬化後に類似していなければならない。これらの領域と共通するべき重要な特性は、デュロメーター硬度として測定することができる硬度、及びレーザー彫刻エネルギーに対する感度を含む。] [0035] 適用された未硬化の組成物部分を迅速に硬化させることも重要であり、このことは、熱を加えること、例えば適用された組成物部分上に押しつけられた高温のアイロン、又は高温空気ブロワーによって行うことができる。処理された印刷版前駆体の場合、適用されたレーザー彫刻可能部分の表面は、前駆体表面の残りに対して絶対的に同一平面上になければならず、また、硬化すると、フレキソグラフィ前駆体又は印刷版の一体部分にならなければならない。これが適用後及び加熱/硬化過程中にあてはまることを保証するために、適用された部分に、例えば研磨された金属から成る可撓性シートを被せ、このシートを表面上で張力を加えながら保持することにより、適用された部分を所望の表面形状(例えば湾曲)に成形することができる。] [0036] 未硬化のレーザー彫刻可能組成物 本発明の実施において使用される未硬化のレーザー彫刻可能組成物部分は、適宜の前駆体表面、又は上記のようなフレキソグラフィ印刷版又はスリーブに適用される。] [0037] レーザー彫刻可能組成物は、組成物をレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体又はレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくは印刷スリーブの一体部分にするのに十分な時間にわたってそして十分な温度で、適用後に硬化することができる。] [0038] 1つ又は2つ以上のレーザー彫刻可能組成物部分は、これらが適用された表面又はフレキソグラフィ画像の一体部分になるように適用される(そして硬化される)のを可能にする適宜の化学成分を有する。「一体」によって、我々は、適用された組成物部分が、これらが適用された表面と同じ又は類似のレーザー彫刻可能特性又は画像形成特性を有していることを意味する。適用された組成物部分は、一旦硬化されると、レーザー彫刻又は印刷中に剥落、剥離、又はその他の形で脱落しないように表面又はフレキソグラフィ画像に十分に付着しなければならない。加えて、適用された組成物部分はレーザー彫刻可能である。しかしながら、このことは、適用された組成物部分が、これらが適用されたレーザー彫刻可能層又はフレキソグラフィ画像と正確に同じ化学組成を有していなければならないことを意味するものではない。] [0039] 硬化時間及び硬化温度は、具体的な硬化性成分及び/又は触媒又は開始剤の特性に関する知識から、当業者によって調節することができる。例えば、硬化時間は少なくとも1分間から120分間まであることが可能である。硬化温度は、室温から、適用された組成物部分、又はこれが適用された表面又はフレキソグラフィ画像を損傷しない任意の温度までであることが可能である。硬化は、炉、型、又は硬化される要素を保持するのに十分な大きさの他の装置内で行われてよい。硬化に続いて、要素は、レーザー彫刻前に室温にもたらされる。下記例には、代表的な硬化条件が記載されている。] [0040] 硬化性成分は一般に低分子量のモノマー、オリゴマー、又は予め形成されたポリマーであり、予め形成されたポリマーは、適宜のラジカル開始剤、例えば過酸化物の存在において硬化用の熱又は輻射線に暴露することにより発生するフリーラジカルの存在において重合、硬化、又は架橋することができる。従って、このような熱開始剤系は、加熱又は熱放射されると、フリーラジカルを形成する系である。種々の開始剤が当業者に知られており、その一例としては、過酸化物、アゾ誘導体、例えば2,2’−アゾビス(ブチロニトリル)、トリアジン、及びビイミダゾールが挙げられる。一般式R1−O−O−R2(R1及びR2は独立して置換型又は無置換型アルキル又はアシル基であり、そしてこれらのうちの一方は水素原子であってよい)によって表される化合物を含む有用な過酸化物開始剤が当業者に知られている。有用な過酸化物は、米国特許出願公開第2002/0018958号明細書(Nishioka他)の[0052]及び[0053]に挙げられた化合物を一例として含む。この情報を参考のため引用する。過酸化物開始剤は、組成物の総固形分を基準として、少なくとも0.1重量%、そして典型的には0.5〜4重量%の量で存在することができる。] [0041] フリーラジカルの存在において重合することができる硬化性成分の一例としては、ウレタンアクリレート、例えばCray Valleyから入手することができるウレタンジアクリレート・オリゴマー、イソボルニルアクリレート及びメタクリレートモノマーを含むモノ−、ジ−、トリ−、及びこれより高次のポリアクリレート・オリゴマー又はモノマーが挙げられる。他の有用な重合性化合物が、国際公開第2005/074499号パンフレット(Kanga)(参考のため本明細書中に引用する)の第15-16頁に記載されている。これらの材料は、種々の架橋剤又は開始剤のうちのいずれかを使用して「硬化」、重合、又は架橋することができるが、しかし過酸化物開始剤が最も有用である。] [0042] 他の態様は、フリーラジカルに関与する手段以外の手段によって硬化、重合、又は架橋することができる。例えば、レーザー彫刻可能組成物はイソシアネート−アルコールと、フリーラジカルを生成しない触媒、例えばジブチル錫ジラウレート(商品は、Sigma-Aldrich及びAir Pruducts and Chemicals Co.を含む数多くの商業的供給元から入手することができるDabco 33LVである)とを含むことができる。] [0043] 硬化性レーザー彫刻可能組成物部分は、これが適用されることになる特定の用途に応じて、任意の所望の厚さで適用することができる。適用後、組成物がまだ流体形態を成している間に直ちに、いかなる余剰の組成物も除去することができ、或いは、いかなる余剰の硬化された組成物も、研削、研磨、又は平滑な表面を提供するための他の機械的な手段によって除去することができる。] [0044] 画像形成法 フレキソグラフィ印刷版前駆体又はスリーブ前駆体は、好適な画像形成用アブレーション(又は彫刻)輻射線(例えば600〜1200nmのIR及び近IR領域の輻射線)を用いて画像形成することにより、相応のフレキソグラフィ印刷版又はスリーブを提供するために使用することができる。画像形成レーザー及び装置に応じて種々様々な画像形成エネルギーが可能であるが、しかし一般に、画像形成はIRレーザーを用いて行われる。明らかに、所望の彫刻のために必要とされる画像形成エネルギーは、具体的な画像形成装置、レーザー彫刻された層の組成及び厚さ、及び部分アブレーションが望まれるのか又は完全アブレーションが望まれるのか、に依存する。] [0045] いくつかの態様の場合、硬化性レーザー彫刻可能組成物部分が、以前にレーザー彫刻されたことのない選択領域に適用され、そして次いで、新たに適用されたレーザー彫刻可能組成物部分が硬化され、そしてレーザー彫刻される。] [0046] 他の態様の場合、レーザー彫刻可能組成物部分を、以前にレーザー彫刻された少なくとも1つの選択領域に適用することにより、以前の彫刻を消去し、そして次いで、新たに適用されたレーザー彫刻可能組成物部分を硬化させ、そしてレーザー彫刻する。] [0047] 上で指摘したように、本発明はこれらの特定の態様に限定されるものではない。] [0048] また、上記のように、レーザー彫刻は上層の上側から指向することができ、或いは、下層が存在していて透明な場合には、レーザー彫刻は下方から下層を通して上層内へ指向することもできる。] [0049] 次いで、結果として生じたレーザー彫刻された印刷版又は印刷スリーブにインクを着け、そして周知の印刷装置を使用して種々様々な印刷可能な媒体に印刷を施すための周知の条件下で、種々の印刷作業においてこれらを使用することができる。] [0050] 本発明の実施を例示するために下記の例を提供するが、これらの例は、本発明をいかなる形でも限定するものでは決してない。] [0051] 材料及び方法: 下記例のために、下記材料を次のように入手した: BR-403は、Bomar Specialties Co.から入手した芳香族ウレタンアクリレートである。 Desmodur(登録商標) N3300Aは、Bayerから入手したイソシアネートである。 DBTDLは、Sigma-Aldrichから入手したジブチル錫ジラウレートを意味する。 M-5 Cab-O-Silは、Cabotから入手したヒュームド・シリカである。 Mogul Lは、Cabotから入手したカーボンブラックである。 全ての他の成分は、従来の商業的供給元から入手した。] [0052] 例1: 下記表Iに示された成分を使用して、硬化性レーザー彫刻可能フレキソグラフィ組成物を調製した。] [0053] ] [0054] 組成物試料を型内で1時間にわたって60℃で硬化させた。Thermoflexドラム(1Wダイオード)を使用して、6cm×6cmの固形試料に、10回にわたってレーザー露光を施すことにより、レーザー彫刻されたフレキソグラフィ画像を提供した。表Iの1滴のレーザー彫刻可能フレキソグラフィ組成物を、印刷版画像の小さな領域(部分)上に置き、そして2枚の鏡面仕上げアルミニウム板間に1時間にわたって60℃で硬化させた。次いで、印刷版をThermoflexドラム上に再び置き、そしてさらに10回これに再露光を施すことにより、小さな硬化された領域内の画像を提供した。これは、本発明を用いることが、前にレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版上にレーザー画像形成可能な領域を提供することを実証する。] [0055] 例2: 下記表IIに示された成分を使用して、別の硬化性レーザー彫刻可能フレキソグラフィ組成物を調製した。] [0056] ] 実施例 [0057] 組成物試料を型内で1時間にわたって60℃で硬化させた。6cm×6cmの固形試料を対角線方向にカットして2つの部分にした。表IIのレーザー彫刻可能フレキソグラフィ組成物の試料を、隣接片のエッジ(シーム)上に適用し、そしてこれら2片を接触状態にした。シーム上に組成物を有する隣接片を、一緒にクランプされた2枚の鏡面仕上げアルミニウム板間に1時間にわたって60℃で硬化させた。硬化されたフレキソグラフィ印刷版前駆体を次いで室温まで冷却し、そして商業的な「微細」砂粒スクラッチ・リムーバーを使用して手で研磨した。次いで、Thermoflexドラム(1Wダイオード)を使用して、このシームレスのフレキソグラフィ印刷版前駆体に、20回にわたってレーザー露光を施すことにより、シームレスのフレキソグラフィ印刷版上にレーザー彫刻されたフレキソグラフィ画像を提供した。これは、本発明を用いることが、シームレスのフレキソグラフィ印刷版を提供することを実証する。この態様はシームレスを提供するように改変することもできる。]
权利要求:
請求項1 a)レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体、又はb)レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブのいずれかの印刷面に、1つ又は2つ以上の部分として、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を、該1つ又は2つ以上の適用された組成物部分が該印刷面の一体部分となり、そして少なくとも部分的にレーザー彫刻されることができるように、適用する方法。 請求項2 a)レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体のレーザー彫刻可能層、又はb)レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブの印刷面に1つ又は2つ以上の部分として、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用し、これにより、前記1つ又は2つ以上の適用された組成物部分が部分的又は全体的にレーザー彫刻されることができるように、前記1つ又は2つ以上の適用されたレーザー彫刻可能組成物部分が前記レーザー彫刻可能表面又は前記印刷面の一体部分となる、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を適用する方法。 請求項3 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、硬化されるように液体形態で適用される、請求項2に記載の方法。 請求項4 前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷版前駆体が、未硬化のレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体であり、そして前記1つ又は2つ以上のレーザー彫刻可能組成物部分が、シームレスのレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体を提供するために、前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷版スリーブ前駆体のシームに適用される、請求項2に記載の方法。 請求項5 前記1つ又は2つ以上の未硬化のレーザー彫刻可能組成物部分が、前にレーザー彫刻された印刷画像を修正するために、前記レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版の前記印刷面に適用される、請求項2に記載の方法。 請求項6 前記1つ又は2つ以上の未硬化のレーザー彫刻可能組成物部分が、1つ又は2つ以上の追加のレーザー彫刻可能画像部分を提供するために、前記レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版の前記印刷面に適用される、請求項2に記載の方法。 請求項7 前記1つ又は2つ以上の未硬化のレーザー彫刻可能組成物部分が、液体形態を成しており、そして該部分を前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体又はレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくは印刷スリーブとの一体部分にするのに十分な時間且つ十分な温度で、適用後に硬化される、請求項2に記載の方法。 請求項8 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体の前記レーザー彫刻可能層又は前記レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくは印刷スリーブの前記印刷面と事実上同じ組成を有している、請求項2に記載の方法。 請求項9 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、赤外線吸収化合物を含む、請求項2に記載の方法。 請求項10 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、カーボンブラックを含む、請求項2に記載の方法。 請求項11 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、ウレタンアクリレート及び過酸化物開始剤、又はイソシアネート−アルコール及び非過酸化物触媒を含む、請求項2に記載の方法。 請求項12 フレキソグラフィ印刷版を提供又は修正する方法であって:A)a)レーザー彫刻可能層を有するレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体、又はb)レーザー彫刻された層を有するレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくはレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷スリーブを用意し、B)前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体又はレーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版もしくは印刷スリーブに、未硬化のレーザー彫刻可能組成物を1つ又は2つの選択された部分として適用することにより、前記レーザー彫刻可能層又は前記レーザー彫刻された層の印刷面上にレーザー彫刻可能組成物部分を提供し、そしてC)硬化後、前記適用された組成物部分のうちの1つ又は2つ以上のところにレーザー彫刻することを含む、フレキソグラフィ印刷版を提供又は修正する方法。 請求項13 前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷前駆体が、レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体であり、そして前記1つ又は2つ以上の未硬化のレーザー彫刻可能組成物部分が、シームレスのレーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体を提供するために、前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体のシームに適用される、請求項12に記載の方法。 請求項14 前記シームを、少なくとも1つの適用された組成物部分としてレーザー彫刻することを含む、請求項12に記載の方法。 請求項15 前記レーザー彫刻可能フレキソグラフィ印刷スリーブ前駆体の前記レーザー彫刻可能層に、前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物を、選択された部分として適用することにより、そのフレキソグラフィ印刷面の欠陥又は画像エラーを修正することをさらに含む、請求項12に記載の方法。 請求項16 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物を、前記レーザー彫刻されたフレキソグラフィ印刷版又は印刷スリーブの前記レーザー彫刻された層に部分として適用することにより、その印刷面の欠陥又は画像エラーを修正する、請求項12に記載の方法。 請求項17 前記レーザー彫刻可能組成物が、以前にレーザー彫刻されたことのない表面に、1つ又は2つ以上の選択された部分として適用され、そして次いで、前記新たに適用された1つ又は2つ以上のレーザー彫刻可能組成物部分が硬化され、そしてレーザー彫刻される、請求項12に記載の方法。 請求項18 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物を、以前にレーザー彫刻された表面に1つ又は2つ以上の選択された部分として適用することにより、以前の彫刻を消去し、そして次いで、前記1つ又は2つ以上の適用されたレーザー彫刻可能組成物を硬化させ、そしてレーザー彫刻する、請求項12に記載の方法。 請求項19 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、赤外線吸収化合物を含む、請求項12に記載の方法。 請求項20 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、カーボンブラックを含む、請求項19に記載の方法。 請求項21 前記1つ又は2つ以上の未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、前記レーザー彫刻可能層又は前記レーザー彫刻された層と事実上同じ組成を有している、請求項12に記載の方法。 請求項22 前記未硬化のレーザー彫刻可能組成物が、ウレタンアクリレート及び過酸化物開始剤、又はイソシアネート−アルコール及び非過酸化物触媒を含む、請求項12に記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 CN102171040A|2011-08-31| AT549159T|2012-03-15| EP2240321B1|2012-03-14| EP2240321A1|2010-10-20| US20090191333A1|2009-07-30| WO2009097092A1|2009-08-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-21| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120120 | 2012-01-21| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120120 | 2013-05-03| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20130502 |
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