专利摘要:
一種類以上の揮発性脂肪酸(VFAs:volatile fatty acids)を含む易生分解性炭素化合物(RBCs:readily biodegradable carbon compounds)を用いて、微生物を含む混合物を処理する方法を提供する。微生物を含む混合物の濃縮過程で、リンとマグネシウムとを放出させて、これらを取り出すことにより、リンとマグネシウムの含有量が多い液体とリンとマグネシウムの含有量が少ない処理混合物とを生成する。この処理混合物を嫌気性消化槽に投入すると、アンモニアが形成されるが、形成されたアンモニアはリンやマグネシウムとほとんど結合しない。次に、アンモニア濃度の高い混合物を脱水処理して、アンモニアの含有量が多い液体を生成する。生成したアンモニアの含有量が多い液体を、リンとマグネシウムの含有量が多い液体と化合・反応させることにより、スツルバイトが形成される。好適な実施例において、VFAsが、上流側の統合型発酵−濃縮(UFAT)プロセスを介してin−situ(その場)で形成され、廃棄物サイドストリームに添加される。これにより、廃棄物サイドストリームに含有されるリンとマグネシウムとがストリッピングされる。別の好適な実施例において、利用可能なスツルバイト生成物が回収される。A
公开号:JP2011510809A
申请号:JP2010545033
申请日:2009-02-02
公开日:2011-04-07
发明作者:バウア・ロバート
申请人:クリーン・ウォーター・サービシズClean Water Services;
IPC主号:C02F11-00
专利说明:

[0001] [クロスリファレンス]
本出願は、「含有リンを除去するための余剰活性汚泥ストリッピング(Waste Activated Sludge Strippingto Remove Internal Phosphorus)」の名称で2008年2月1日に出願された米国特許出願番号第12/012,362号の継続出願であり、これに基づく優先権を主張するものである。前記出願の内容は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。]
[0002] 本発明は、一般的に「余剰活性汚泥」(WAS)ストリッピング技術に関する。より具体的には、本発明は、生物汚泥に易生分解性炭素化合物(RBCs:readily biodegradable carbon compounds)を加えることにより、浄化槽における下流側のスツルバイト堆積を抑制して、利用可能なスツルバイト生成物を産出する技術に関する。]
背景技術

[0003] 二次下水処理の一部として、一次処理した下水が空気または純酸素で処理される。いわゆる「活性汚泥」プロセスでは、微生物が、酸素を使って、投入される下水廃棄物を代謝させて、「混合液(mixed liquor)」と称される微生物と下水との混合物を形成する。この混合物を沈降槽に移して濃縮し、濃縮活性汚泥を形成する。この汚泥の大部分は、活性汚泥プロセスに戻される。余剰活性汚泥(WAS:waste activated sludge)と呼ばれるこの汚泥の別の部分は、活性汚泥プロセスから取り出されて、更なる処理と廃棄のための汚泥処理システムに送られる。安定したシステムでは、一日に生じるWASの量が、一日の下水から微生物への変換量と一致しており、混合液(mixed liquor)バイオマスの純増加は生じない。活性汚泥プロセスを実行することにより、リンとマグネシウムとが液体ストリームから取り除かれ、混合液(mixed liquor)中で濃縮される。このプロセスは、生物学的リン除去法(EBPR:Enhanced Biological Phosphorus Removal)として知られている。]
[0004] 図1に示す典型的なスキーム10では、WASを遠心分離機(または他の濃縮装置)14に投入して濃縮する。液体を取り出し、廃水プラントに戻して処理を行なう一方で、得られた濃縮汚泥を他の汚泥と共に、嫌気性消化槽16に送る。濃縮汚泥は、15日間以上、嫌気性消化槽16内に保持した後、第2の遠心分離機(または他の脱水装置)18に投入して脱水処理する。] 図1
[0005] 消化槽16およびそれよりも下流側の他の機器内では、内部に存在するアンモニア、マグネシウムおよびリンがスツルバイトを形成して沈殿する可能性が高い。このスツルバイトを回収することは事実上不可能であり、スツルバイトは、反応槽16の内表面に堆積して、反応槽よりも下流側の配管や機器を閉塞させるという悪影響を及ぼす。]
[0006] 別の遠心分離機(または別の脱水装置)18により、再利用または廃棄される脱水処理後の汚泥20と、アンモニアとリンの含有量が多い液体22とを生成する。スツルバイト反応槽24で顆粒状にされたスツルバイトを液体22から回収することができる。このような顆粒状スツルバイトは、持続放出型の肥料として利用できる市場価値のある製品であり、下水処理コストの一部を賄うことができる。ただし、残念ながら、スツルバイトを回収するためには、プロセスにマグネシウムを加える必要があり、これが処理コストの大きな割合を占め、収益性を低下させる要因となる。]
[0007] 「廃水処理プラントにおけるスツルバイトとしての結合リン酸回収の実現可能なアプローチ(A Feasible Approach of Integrating Phosphate Recovery as Struvite at Waste Water Treatment Plants)」(D.Montagら:Institute of Environmental Engineering(環境工学研究所)論文集(2007年) 551−558ページ)には、揮発性脂肪酸(VFAs:volatile fatty acids)を加えることなくリン酸を除去するリン酸回収システムが記載されている。このシステムでは、有機酸または無機酸を外部から加える代わりに、保持時間を長くすることにより、リン酸の除去を行なっている。「改良型Renphoシステム:生物学的高栄養除去システム(The Modified Renphosystem: A High Biological Nutrient Removal System)」(J.H.Rensinkら:Water Science and Technology Vol.35 No.10(1997年)137−146ページ)には、いわゆる改良型Renphoシステムが記載されている。しかし、VFAsのWASへの添加、マグネシウムやリン酸の放出/除去、発酵、分離液と混合前のpH調整、消化槽と組み合わせた脱水装置の使用に関する記載はない。]
[0008] 上述したいずれの文献にも、また、他の従来技術の文献にも、VFAを用いて、スツルバイト反応槽にリンとマグネシウムの含有量が多い液体ストリームを投入して、ペレット状のスツルバイトを生成する技術や、リンとマグネシウムの含有量が少ない汚泥ストリームを消化槽に投入して、不要なスツルバイト堆積を抑制する技術に関する記載はない。]
[0009] 本発明の一態様は、リンとマグネシウムとを含有する微生物と固体廃棄物とを含む第1の混合物を処理する方法である。微生物を含む混合物の濃縮過程で、リンとマグネシウムとを放出させて、これらを取り出すことにより、リンとマグネシウムの含有量が多い液体とリンとマグネシウムの含有量が少ない処理混合物とを生成する。この処理混合物を嫌気性消化槽に投入すると、アンモニアが形成されるが、リンとマグネシウムの濃度が大幅に低下しているため、形成されたアンモニアとリンやマグネシウムとの結合はほとんど生じない。次に、アンモニア濃度の高い混合物を脱水処理して、アンモニアの含有量が多い液体を生成する。生成したアンモニアの含有量が多い液体を、リンとマグネシウムの含有量が多い液体に化合させる。好適な実施例において、この化合体から利用可能なスツルバイト生成物を回収する。]
[0010] 従来の廃棄物処理方法と比較して、嫌気性消化槽における不要なスツルバイト生成を大幅に減らすことができる。]
[0011] 本発明を実施するシステムおよび方法を、図2、図3および図2Aに示し、図示した実施例に基づき本発明をさらに説明する。] 図2 図2A 図3
図面の簡単な説明

[0012] 従来の廃棄物処理システムを示すブロック図。]
[0013] 本発明に従う廃棄物処理システムを示すブロック図。]
[0014] 本発明に従う廃棄物処理システムの別の実施例を示すブロック図。]
[0015] 本発明に従う廃棄物処理システムのさらに別の実施例を示すブロック図。]
実施例

[0016] 図2に示す好適な実施例の余剰活性汚泥(WAS)処理法110は、嫌気性反応槽112における微生物活性を利用して、リンとマグネシウムとを放出させる。最低0.5時間、WASを嫌気性反応槽112に保持する。このような放出を可能にする一つの方法は、一種類以上の易生分解性炭素化合物(RBCs:readily biodegradable carbon compounds)たとえば、一種類以上の揮発性脂肪酸(VFAs:volatile fatty acids)を嫌気性反応槽内の汚泥に添加する方法である。この場合、放出するべきリン1グラムに対して、3グラムから8グラムの割合で(より望ましくは4グラムから6グラムの割合で)一種類以上のVFAsを加える。別の方法は、VFAsを添加する代わりに、36時間から96時間、活性汚泥を保持して、内生呼吸および発酵によりリンとマグネシウムとを放出させる方法である。] 図2
[0017] 後述するように、処理後のWASを遠心分離器、濃縮ベルトまたは回転スクリーン等の濃縮槽114に送る一方、リンとマグネシウムの濃度が増大した処理後の液体115をスツルバイト反応槽124に送る。液体115のアンモニウム濃度は非常に低いため、ごくわずかな量のスツルバイトが生成されるにすぎない。米国特許6,387,264B1に開示される統合型発酵濃縮(UFAT)プロセスで行なわれるような発酵によって、VFAsまたはその他の形態のRBCsが生成可能である。他にVFAsを得る方法としては、さまざまな廃棄物から回収する種々の発酵法や酢酸等の工業用化学薬品の購入が挙げられる。]
[0018] リンとマグネシウムの濃度を低下させた濃縮WASを他の汚泥と共に嫌気性消化槽116に送り、少なくとも15日間保持することにより、高濃度のアンモニアを生成する嫌気性細菌によりさらに処理が進む。消化槽116において生成されるスツルバイトの量は、従来システムの消化槽16(消化槽16と消化槽116とが同じ場合でも)において生成されるスツルバイトの量と比較して、非常に少ない。これは、スツルバイトの形成に不可欠なリンとマグネシウムの濃縮WASにおける含有量が少ないためである。スツルバイトの形成量が少ないことにより、嫌気性消化槽116およびその下流側に配置される配管や機器へのスツルバイト堆積量が非常に少なくなる。]
[0019] 消化槽116で処理後の汚泥を遠心分離、脱水ベルト、スクリーン、加圧板プレス等の手法で脱水処理118する。脱水処理により得られた固体は再利用または廃棄される。一方、アンモニアの含有量が多い液体122は、スツルバイト反応槽124に送られる。この液体122は、リンとマグネシウムの含有量が少ないため、配管や機器内でスツルバイトを形成する可能性が低い。スツルバイト反応槽124では、大量のアンモニアが液体115中のリンおよびマグネシウムと結合して、スツルバイトが形成される。]
[0020] 図3に第2の好適な実施例として示す生物学的リン除去(EBPR:Enhanced Biological Phosphorus Removal)システム210では、曝気槽の嫌気性域212から活性汚泥浮遊物(MLSS:mixed liquor suspended solids)が投入される。MLSSの大部分は、次の曝気槽218に送られる。標準的なEBPRシステムではMLSSにRBCsが加えられ、微生物からリンとマグネシウムとが放出される。この相違を除いて、上記の実施例とほぼ同じ処理が行なわれる。ただし、MLSSは通常WASの3倍くらい希薄なため、濃縮槽216への流入量214を増大させるためにいくつかの変更が必要となる。希薄流を処理する場合、濃縮槽216は、重力濃縮を行なった後で、ベルト、遠心分離、または他の濃縮装置を用いるようにしてもよい。図2に示す嫌気性反応槽112および追加のRBCs添加は省略してもよい。] 図2 図3
[0021] 図2Aに、図2の実施例と同様のシステムの他の実施例を示す(同一の構成要素は同一の参照番号で示す)。システム220は、水平破線の上下に示すように、メインストリーム220aとサイドストリーム220bとに分けられる。この実施例のシステム220は、製造プロセスに外部からの投入を必要とすることなく、in−situ(その場)で、すなわち、閉鎖系、自給式で、WASから利用可能なスツルバイト副生成物(たとえば、規則的または不規則な形状および大きさのペレットまたは粒子のような市場価値のある生成物、スツルバイト汚泥等の市場価値のない生成物等)を生産するものである。] 図2 図2A
[0022] 一次浄化槽222内の一次処理汚泥は、米国特許第6,387,264号に従うUFAT224により、または、発酵槽226と濃縮槽228または協働して一次処理汚泥を処理してVFAsと濃縮汚泥とを生成する複合発酵/濃縮槽を含む同等のプロセスにより、処理される。UFAT224により得られたVFAsは、EBPR曝気槽112aと、たとえば嫌気性放出槽114aと濃縮遠心分離機114b等の第2の濃縮槽とを含む分離/濃縮槽114と、に投入される。(図2Aに示す実施例のEBPR曝気槽112aおよび二次浄化槽112bとが図2に示す実施例の嫌気性反応槽112に対応する。)] 図2 図2A
[0023] 図2Aに示すように、濃縮汚泥は消化槽116に供給される。消化槽116の下流側のスツルバイト反応槽(図2を参照して上述した)で、または、消化槽116の上流側で、リンとマグネシウムの含有量が多い液体のpHをpH調整部117(スツルバイト反応槽124内部に配置することも、この上流側の位置に配置することもできるため、図では破線で示す)により調整する。当業者には自明のことであるが、スツルバイト反応槽に到達する前にリンとマグネシウムの含有量が多い液体のpHを調整しても、アンモニアが存在しないため、上流側の配管内ではスツルバイトは形成されない。さらに、下流側のスツルバイト反応槽における流体のピーク濃度が低下する。このように、pH調整部117を上流側に配置する構成では、pH調整後のリンとマグネシウムの含有量が多い液体ストリーム115’がスツルバイト反応槽124に投入される。(すなわち、図2を参照して上述したスツルバイト反応槽内でpH調整を行なうシステム110のトポロジーと比べて、上流側にpH調整部117を配置したシステム220のトポロジーの方が、費用効率が高く、より直接的である。)] 図2 図2A
[0024] 分離/濃縮槽114は、EBPR曝気槽112aの下流側の二次浄化槽112bから投入されるWASとUFAT224から投入されるVFAを分離して2つの異なる産出物ストリームを形成する役割を果たす。第1の比較的リンおよびマグネシウムの含有量が多い(PとMgに富む)液体ストリーム115(望ましくは、pH調整済み液体ストリーム115’)は、上述したように、スツルバイト反応槽124に供給される。一方、第2の比較的リンおよびマグネシウムの含有量が少ない(PとMgに乏しい)混合物230は、消化槽116に供給され、その後、脱水または脱水遠心分離118を経て、アンモニアの含有量が多い液体ストリーム122が生成される。この液体ストリーム122も、スツルバイト反応槽124に供給される。脱水工程の副生成物として、リンの含有量が少ない(Pの含有量が少ない)バイオソリッドが生成される。WASをリンとマグネシウムの含有濃度が異なる2つの別個のストリームに分離することによって、消化槽116内の不要な下流側スツルバイト生成を最小限に抑えることができると同時に、スツルバイト反応槽124におけるスツルバイトの生成を最大にすることができる。]
[0025] 当業者には自明のことであるが、メインストリームプロセス220aにおけるダウンストリーム処理232で、二次浄化槽112bの産出物(図示するように、このうちの一部はEBPR曝気槽112aへの投入物に再循環され、別の一部はサイドストリームプロセス220bに送られる)を沈殿、ろ過および殺菌(たとえば、塩素処理とそれに続く脱塩素処理)するようにしてもよい。したがって、川や他の水域に戻すのに適したダウンストリーム処理232後の排水が、本発明のプロセスおよびシステムのメインストリーム側の産出物となり、一方、売れる可能性のある利用可能なスツルバイト生成物、たとえば、肥料ペレットが、本発明のプロセスおよびシステムのサイドストリーム側の産出物になる。当業者には自明のことであるが、スツルバイト反応槽124の産出物の一部は、プラント流入ストリームとして再循環されるため、実質的に「閉ループの」システム220が構成される。]
[0026] スツルバイト反応槽は、リンとマグネシウムをアンモニアと結合させてスツルバイトを形成するものであればいかなる形態のものでもよい。たとえば、スツルバイト反応槽が単純な沈降槽であり、再利用可能な原料として、肥料等の利用可能な生成物として、または廃棄物として、自然沈殿型のスツルバイトを形成して沈降させるものでもよい。好適な実施例として、国際公開番号WO2005/077834A1に開示される方法で、顆粒状スツルバイトを形成する構成でもよい。]
[0027] MLSSを用いる実施例またはWASを用いる実施例の第1の好適な変形例として、嫌気性消化槽からマグネシウムを放出させて、結果として不要なスツルバイト形成を抑制することにより、プロセス機器を保護し、運用コストを削減するようにしてもよい。第2の好適な変形例として、マグネシウムを加えて、より多くのリンを捕捉することにより、より多くのスツルバイトをシステムに生成させると共に、リンとアンモニウムの含有量が少ない廃棄物ストリームを再循環させて、廃水プラントに戻し再処理するようにしてもよい。さらに、リンとマグネシウムとを加えて、スツルバイトの生成量を増大させると共に、再処理に戻されるアンモニア量を減少させるような構成も可能である。]
[0028] 以上、本発明の範囲内の方法やシステムの例を説明してきた。当業者には自明のことであるが、本発明の範囲内で他の方法やシステムとして実施することも可能である。]
[0029] 本明細書に記載および図示した方法や構成、組立、材料、適用または使用の詳細に何ら本発明を限定するものではない。組立、使用または適用のいかなる適当な変形も本発明の実施例として構成可能であり、本発明の要旨の範囲内に含まれる。]
[0030] 使用または操作の適用または方法、構成、製造方法、形状、大きさまたは材料のいずれかを変更した本発明の他の実施例は、本明細書では特に詳述や図示はしていないが、当業者には自明のように、本発明の範囲内に含まれる。]
[0031] 以上、本発明を実施例のプロセスおよびシステムを参照して詳述したが、当業者には自明のように、特許請求の範囲に記載される本発明の要旨を逸脱しない範囲において、さまざまに変更および変形が可能である。]
权利要求:

請求項1
廃棄物処理プロセスであって、(a)廃水から固体、微生物および液体を含む第1の混合物を生成する工程であって、前記微生物にはリンとマグネシウムとが含有される、工程と、(b)前記微生物からリンとマグネシウムとを取り出し、取り出したリンとマグネシウムとを前記第1の混合物の液体部分に溶解させる工程であって、前記取り出し工程は、前記第1の混合物に易生分解性炭素化合物(RBCs:readilybiodegradablecarboncompounds)を加えることにより、溶解マグネシウムとリンとを含む処理混合物を生成する工程を含む、工程と、(c)前記処理混合物を発酵させて濃縮することにより、リンとマグネシウムの含有量が多い液体を、残りのリンとマグネシウムの含有量が少ない混合物から分離して、生成する工程と、(d)前記リンとマグネシウムの含有量が少ない混合物を嫌気処理することにより、アンモニアの含有量が多くリンとマグネシウムの含有量が少ない混合物を生成する工程と、(e)前記アンモニアの含有量が多い混合物を脱水処理することにより、アンモニアの含有量が多い液体を生成する工程と、(f)前記アンモニアの含有量が多い液体を、前記リンとマグネシウムの含有量が多い液体と混合して、スツルバイトを生成する工程と、を備える、プロセス。
請求項2
請求項1に記載のプロセスであって、前記工程(b)は、所定期間、嫌気性反応槽内に前記処理混合物を保持することにより実行される、プロセス。
請求項3
請求項1に記載のプロセスであって、RBCsには、揮発性脂肪酸(VFAs:volatilefattyacids)が含まれる、プロセス。
請求項4
請求項1に記載のプロセスであって、RBCsには、前記微生物により揮発性脂肪酸(VFAs:volatilefattyacids)に変換される化合物が含まれる、プロセス。
請求項5
請求項1に記載のプロセスであって、前記第1の混合物が、余剰活性汚泥である、プロセス。
請求項6
請求項1に記載のプロセスであって、前記第1の混合物が、活性汚泥浮遊物である、プロセス。
請求項7
請求項1に記載のプロセスであって、前記工程(b)は、前記第1の混合物を嫌気性域に通すことにより実行され、前記嫌気性域には、前記微生物からリンとマグネシウムとを放出させる揮発性脂肪酸が存在する、プロセス。
請求項8
請求項1に記載のプロセスであって、前記工程(b)は、36時間以上、嫌気性反応槽に前記第1の混合物を保持することにより実行される、プロセス。
請求項9
請求項1に記載のプロセスであって、前記リンとマグネシウムの含有量が多い液体を前記アンモニアの含有量が多い液体と混合する前記工程をスツルバイト反応槽内で実行し、前記スツルバイト反応槽にまたは前記スツルバイト反応槽への投入物にマグネシウムを加えることにより、スツルバイトの生成を増大させる、プロセス。
請求項10
請求項1に記載のプロセスであって、利用可能なスツルバイト生成物が産出されるように、前記アンモニアの含有量が多い液体と前記リンとマグネシウムの含有量が多い液体とを混合する、プロセス。
請求項11
請求項1に記載のプロセスであって、前記工程(c)で生成される前記リンとマグネシウムの含有量が少ない混合物は汚泥であり、前記工程(d)は、前記工程(c)で生成される前記汚泥を、前記廃棄物処理プロセスにより得られる少なくとも一種類の他の汚泥に混合することにより、実行される、プロセス。
請求項12
請求項1に記載のプロセスであって、前記工程(a)、(b)、(c)、(d)、(e)および(f)は、in−situ(その場)で実行される、プロセス。
請求項13
スツルバイト回収システムであって、下水から一次処理汚泥と有機廃棄物ストリームとを生成する一次浄化槽と、廃水ストリーム中の有機廃棄物を発酵させて、発酵汚泥を生成する発酵槽と、前記発酵汚泥を濃縮する第1の濃縮槽と、を備え、前記発酵槽と前記第1の濃縮槽とが協働して、前記廃水ストリーム中の前記有機廃棄物から易生分解性炭素化合物(RBCs:readilybiodegradablecarboncompounds)を生成し、前記スツルバイト回収システムは、さらに、前記第1の濃縮槽の生成物である前記RBCsを活性汚泥浮遊物(MLSS:mixedliquorsuspendedsolids)と反応させる曝気槽であって、余剰活性汚泥(WAS:wasteactivatedsludge)を生成する二次浄化槽に、前記曝気槽の出力が接続されている、曝気槽と、前記第1の濃縮槽および前記二次浄化槽に接続して動作可能な分離槽であって、リンとマグネシウムの含有量が多いストリームと、これとは別のリンとマグネシウムの含有量が少ないストリームと、を生成する分離槽と、前記分離槽に動作可能に接続される消化槽であって、前記発酵汚泥を用いて、前記リンとマグネシウムの含有量が少ないストリームを消化する消化槽と、前記消化槽に接続して動作可能な脱水槽であって、リンとマグネシウムの含有量が少なくアンモニアの含有量が多い汚泥を生成する脱水槽と、前記アンモニアの含有量が多い汚泥と前記リンとマグネシウムの含有量が多いストリームとを反応させて、アンモニア、リンおよびマグネシウムの含有量が多いスツルバイトを生成するスツルバイト反応槽、とを備える、システム。
請求項14
請求項13に記載のシステムであって、前記スツルバイト反応槽は、ex−situ(外部)由来のリンとマグネシウムとを反応させることによって、前記反応槽からのアンモニア放出をさらに抑制するように構成される、システム。
請求項15
請求項13に記載のシステムであって、さらに、前記スツルバイト反応槽の上流側に配置されるpH調整部であって、前記リンとマグネシウムの含有量が多いストリームのpHを調整するpH調整部を備える、システム。
請求項16
請求項13に記載のシステムであって、さらに、前記スツルバイト反応槽内に配置されるpH調整部であって、前記スツルバイト反応槽の内容物のpHを調整するpH調整部を備える、システム。
請求項17
請求項13に記載のシステムであって、前記発酵槽と前記第1の濃縮槽とが統合型発酵−濃縮槽(UFAT)ユニットに一体化される、システム。
請求項18
請求項13に記載のシステムであって、さらに、前記スツルバイト反応槽の下流側に配置される造粒槽であって、利用可能なスツルバイト生成物を形成する造粒槽を備える、システム。
請求項19
請求項18に記載のシステムであって、前記造粒槽が、前記スツルバイトをほぼ均一な形状と大きさのスツルバイトペレットに加工するように構成される、システム。
請求項20
請求項19に記載のシステムであって、前記システムは、実質的な運用上、自給式であり、in−situで維持され、前記システムへの投入物は下水のみであり、前記システムからの産出物は処理後の放流水とスツルバイトペレットのみである、システム。
請求項21
請求項20に記載のシステムであって、さらに、前記曝気槽および前記二次浄化槽の下流側に配置されて、前記曝気槽および前記二次浄化槽からの産出物を処理する処理ステーションであって、前記産出物を自然環境に放出する前に、無機汚染物質の除去、ろ過、および前記産出物の殺菌のうち一つ以上の工程を実施する処理ステーションを備える、システム。
請求項22
請求項13に記載のシステムであって、前記有機廃棄物ストリームからリンとマグネシウムとをストリッピングするために、いかなる工業用化学薬品も加えない、システム。
請求項23
請求項13に記載のシステムであって、前記有機廃棄物ストリームからリンとマグネシウムとをストリッピングするために、一種類以上の工業用化学薬品を加える、システム。
請求項24
請求項13記載のシステムであって、前記消化槽が、前記リンとマグネシウムの含有量が少ないストリームを前記消化槽内に投入するための入口を備え、前記スツルバイト反応槽が、前記リンとマグネシウムの含有量が多いストリームを前記スツルバイト反応槽に投入するための入口を備える、システム。
請求項25
請求項13に記載のシステムであって、前記リンとマグネシウムの含有量が多いストリームを、前記リンとマグネシウムの含有量が少ないストリームから分離する、遠心分離機またはそれに類するものを、前記分離槽が備え、システム。
請求項26
請求項13に記載のシステムであって、前記分離槽が、第2の濃縮槽の上流側に前記第2の濃縮槽と接続して動作可能な嫌気性放出槽を備え、前記第2の濃縮槽は前記リンとマグネシウムの含有量が多いストリームを生成するように構成される、システム。
請求項27
請求項26に記載のシステムであって、前記第2の濃縮槽は、沈降槽、遠心分離機、濃縮ベルト、および一つ以上の回転スクリーンからなる群から選択される構成部を備える、システム。
請求項28
請求項13に記載のシステムであって、前記脱水槽は、沈降槽、遠心分離機、濃縮ベルト、および一つ以上の回転スクリーンからなる群から選択される構成部を備える、システム。
請求項29
請求項13に記載のシステムであって、前記第1の濃縮槽は、沈降槽、遠心分離機、濃縮ベルト、および一つ以上の回転スクリーンからなる群から選択される構成部を備える、システム。
請求項30
リンを除去する廃水処理プロセスにおける改良であって、一種類以上の揮発性脂肪酸(VFAs:volatilefattyacids)に変換可能な化合物を含む一種類以上の易生分解性炭素化合物(RBCs:readilybiodegradablecarboncompounds)を廃棄物サイドストリームに添加する工程であって、その結果、前記廃棄物サイドストリームからその内部に含有されるリンとマグネシウムとをストリッピングおよび除去する工程と、前記ストリッピングおよび除去されたリンとマグネシウムをアンモニアと反応させる工程であって、その結果、スツルバイトを生成する工程と、を備える、改良。
請求項31
請求項30に記載の改良であって、さらに、前記添加工程と前記反応工程と共に、in−situで、前記一種類以上のVFAsを形成する工程を備える、改良。
請求項32
請求項31に記載の改良であって、前記一種類以上のVFAsが、リンとマグネシウムとを含有する前記廃水中の微生物と反応して、前記廃水からリンとマグネシウムとを放出させる、改良。
請求項33
請求項32に記載の改良であって、前記添加工程が、ストリッピングおよび除去するべきリンとマグネシウムの各グラム当たり3ないし8グラムの一種類以上のVFAsを添加する、改良。
請求項34
請求項32に記載の改良であって、さらに、前記スツルバイトを造粒する工程であって、その結果、ペレット状のスツルバイト生成物を形成する工程を備える、改良。
請求項35
請求項34に記載の改良であって、前記造粒工程は、前記添加工程、前記反応工程および前記形成工程と共に、in−situで実行される、改良。
請求項36
請求項35に記載の改良であって、さらに、リンとマグネシウムの含有量が多い第1の液体ストリームをアンモニアの含有量が多い液体と反応させる前に、前記ストリッピングおよび除去されたリンとマグネシウムを分離する工程であって、その結果、前記リンとマグネシウムの含有量が多い第1の液体ストリームと、リンとマグネシウムの含有量が少ない第2の汚泥ストリームと、を含む2種類の別々のストリームを形成する工程を備える、改良。
請求項37
請求項36に記載の改良であって、前記分離工程は、前記添加工程、前記反応工程、前記形成工程および前記造粒工程と共に、in−situで実行される、改良。
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