![]() 1つ又はそれ以上のトリガワイヤと共に使用するためのステント設計
专利摘要:
医療処置で使用するためのステント(20)において、ステントの近位端(22)に配置されている一連の近位尖端部(22a、22b)と、ステントの遠位端(24)に配置されている一連の遠位尖端部(62a、62b)を備えたステントである。トリガワイヤ(84)は、送達時にステントの近位端(22)を拘束するため、近位尖端部(22a、22b)のうちの少なくとも1つに連結されるように配置される。第1の実施形態では、第1近位尖端部は、トリガワイヤ(84)を受け入れるための穴(31)を備えており、第1近位尖端部に隣接して配置されている第2近位尖端部は、少なくとも1つの逆棘(42)を備えている。従って、トリガワイヤ(84)は、近位尖端部のうちの選択された尖端部だけに連結される。もう1つの実施形態では、第1近位尖端部は第1穴(31)を備え、第2の隣接する近位尖端部は第2穴(41)を備えており、よって、送達時は第1近位尖端部と第2近位尖端部を拘束するのに単一のトリガワイヤ(84)を第1穴と第2穴を通して配置することができる。 公开号:JP2011510788A 申请号:JP2010545876 申请日:2009-02-06 公开日:2011-04-07 发明作者:ウィリアム,;ケー. ディアーキング,;デイヴィット,;アーネスト ハートレイ,;ブレイン,;エー. ローダー, 申请人:ウイリアム エー クック オーストラリア ピィティワイ リミテッドWilliam A.Cook Australia Pty.Ltd.;エム イー ディ インスチィチュート インクMed Institute Incorporated; IPC主号:A61F2-82
专利说明:
[0001] 本発明は、概括的には、病態を治療するための装置と方法に、より具体的には、それらの病態を治療するために体内脈管で使用するためのステントに関する。] 背景技術 [0002] ステントは、様々な目的で解剖学的脈管又は管道に挿入され得る。ステントは、例えばバルーン血管形成処置に続き、それまで閉塞又は絞窄していた通路の開通性を維持すること又は回復させることができる。異なる処置には他のステントが使用されてもよく、例えば、動脈瘤を治療するには、グラフトを開存形態に保持するためにグラフトの中又は周囲に配置されたステントが使用されている。更に、脈管内グラフト固定を提供するには、グラフトの一端又は両端に連結されたステントをグラフトから近位方向又は遠位方向に伸張させて動脈瘤の病変部分から離れた脈管壁の正常部分に係合させてもよい。] [0003] ステントは自己展開式又はバルーン展開可能の何れかであってもよいし、又はステントは両方のステント型式の特性を有することもできる。自己展開式ステントは、圧縮形態で目標部位まで送達され、次いで、送達シースを取り外し、トリガワイヤを取り外し、及び/又は縮径絞りを解くことによって展開させることができる。自己展開式ステントの場合、ステントは、更なる機械的展開の必要性無しに、主にそれら独自の展開力に基づいて展開する。ニチノールの様な形状記憶合金で作られたステントでは、形状記憶合金が、ステントをその展開前の形態に維持しているシース又は他の装置が取り外されるとステントが所定の形態に戻れるようにするために採用されてもよい。] [0004] 配備制御機構としてトリガワイヤが使用される場合、トリガワイヤはステント又はステントグラフトの近位端及び/又は遠位端を送達カテーテルに解放可能に連結することができる。典型的には、1つ又はそれ以上のトリガワイヤが、ステントの頂点部付近のステント部分を通して輪にされる。例えば、トリガワイヤは、一連の実質的に直線状の区間が一連の屈曲区間によって相互接続されて構成されている「Z−ステント」又はGianturcoステントを拘束するのに使用されてもよい。トリガワイヤは、屈曲区間に通して配置され、当該区間を引き締めて、ステントを送達カテーテルに密接して引き寄せることができる。] [0005] トリガワイヤは、比較的鋭い又は先の尖った屈曲を有するカニューレ切り出しステントの様な異なるステント設計と関連付けて使用されてもよい。カニューレ切り出しステントの設計は、尖端部のきつい屈曲のせいで、ステントの比較的小さい送達輪郭への圧縮をやり易くすることができる。その様なステントの場合、トリガワイヤは、近位尖端部及び/又は遠位尖端部の下方に形成されている1つ又はそれ以上の頂点部の周り、例えば個々の尖端部が2つの別々の支柱区間に分岐している場所の周りに輪にされてもよい。] [0006] トリガワイヤがその様なカニューレ切り出しステントの頂点部に通された場合、トリガワイヤは、ステントを縮小直径送達輪郭へ圧縮している最中に、頂点部で襞になってしまう可能性がある。トリガワイヤが支柱区間の間で襞を来せば、トリガワイヤ及び/又はステント区間は送達中に傷ついてしまうかもしれず、表面欠陥に弱いニッケル−チタンステントでは特にそうである。また、比較的鋭い屈曲を有するカニューレ切り出しステントを相当縮小された半径方向輪郭へ圧縮するとき、ステントの尖端部付近に配置されている逆棘がステント支柱及び/又はトリガワイヤと絡み合ってしまう可能性がある。] 先行技術 [0007] 米国特許出願第61/027,192号] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明は、改良されたステント、ステントを組み込んでいる植え込み可能な医療装置、及びその様なステントを送達するための改良された導入器アッセンブリを提供しようと努めている。] 課題を解決するための手段 [0009] ここに開示されている好適な実施形態は、トリガワイヤのステントへの取り付けを改善し、逆棘の絡み付き及びトリガワイヤとステント支柱への損傷の可能性を低減しながら、縮小直径送達輪郭へ圧縮させることができるステントを提供することができる。] [0010] 本発明の或る態様によれば、請求項1に明記されている、医療処置で使用するためのステントが提供されている。] [0011] 本発明のもう1つの態様によれば、請求項8に明記されている、医療処置で使用するためのステントが提供されている。] [0012] 本発明のもう1つの態様によれば、請求項17に明記されている、医療処置で使用するためのステントが提供されている。] [0013] ここでの教示は、ここに明記されているステントを含むか又は組み込んでいる何らかの植え込み可能な医療装置、並びにその様なステント又は他の医療装置を配備するための導入器アッセンブリをも網羅している。] [0014] 記載されている実施形態は、医療処置で使用するためのステントにおいて、ステントの近位端に配置されている一連の近位尖端部と、ステントの遠位端に配置されている一連の遠位尖端部を備えているステントを提供している。トリガワイヤは、送達時にステントの近位端を拘束するために近位尖端部のうちの少なくとも1つへ、望ましくは逆棘の絡み付きを減らし且つトリガワイヤ及び/又はステント自体への損傷の可能性を低減することができるやり方で、連結されるように設計されている。] [0015] 1つの実施例では、ステントは、一連の近位尖端部、一連の遠位尖端部、及び近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間を備えている。支柱区間は、ステントを圧縮状態から配備状態へ展開させることができる。一連の近位尖端部は、交互に配置されている異なる特性を有する第1近位尖端部と第2近位尖端部を備えていてもよい。例えば、第1近位尖端部は、トリガワイヤを受け入れるための穴を備え、第1近位尖端部に隣接して配置されている第2近位尖端部は、組織に係合するための少なくとも1つの逆棘を備えていてもよい。トリガワイヤは、従って、ステントの送達時は、近位尖端部のうちの選択された尖端部、例えば全ての第1近位尖端部だけを通して輪にされてもよく、それにより、第2近位尖端部はトリガワイヤによって拘束されない。ステントの構成により、第1近位尖端部の1つ又はそれ以上がトリガワイヤを使って直接拘束されると、第2近位尖端部もまた隣接する第1近位尖端部の拘束のせいで間接的に内側に向けて引っ張られる。] [0016] もう1つの実施例では、ステントは、第1穴を備えた第1近位尖端部と、第2穴を備えた第2近位尖端部を備えている。送達時に第1近位尖端部と第2近位尖端部を拘束するのに、単一のトリガワイヤが第1穴と第2穴を通して配置される。この構成の場合、第2近位尖端部は、第1領域と第2領域を備えていてもよい。第1領域には少なくとも1つの一体型逆棘が形成され、第2領域には第2穴が形成されていてもよい。第2近位尖端部には第2穴より遠位の場所に陥凹部分が形成されていてもよい。ステントの送達時、単一のトリガワイヤが第1穴と第2穴を通して配置されたとき、第1近位尖端部の第1穴は第2近位尖端部の第2穴に向けて、第1穴と第2穴が互いに実質的に長手方向に整列して配置されるように引き寄せられる。このとき、第1近位尖端部は、送達中の第2近位尖端部の陥凹部分内に実質的に入れ子になっていてもよい。] [0017] 先述のステントの遠位尖端部は、ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるように設計されている縫合糸穴を備えていてもよい。更に、遠位尖端部のそれぞれは、放射線不透過マーカーを受け入れるように設計されている造影穴を備えていてもよい。造影穴は、縫合糸穴より近位に配置させ、造影穴がグラフト材料の近位縁と整列するよう設計されるようにしてもよい。更に、少なくとも1つの逆棘が、遠位尖端部のそれぞれの端領域に一体的に形成されていてもよい。] [0018] 好都合なことに、ここに記載されているステントは、例えば、個別の尖端部1つ1つを拘束するのに別々のトリガワイヤが必要とされるわけではないので、送達時に必要なトリガワイヤの数を減らすことができる。その上、特に、逆棘がステントのそれぞれの近位尖端部に配置されているわけではないので、ステントの送達時の逆棘の絡み付きも減らすことができる。また、トリガワイヤは、ステント支柱と関係付けられている頂点部を通して配置されるのとは対照的に、近位尖端部のうちの1つ又はそれ以上の尖端部の穴だけを通して配置されているので、トリガワイヤ及び/又はステント支柱への損傷、特にステントが圧縮された送達状態にあるときの損傷を低減することができる。] [0019] 当業者には、以下の図及び詳細な説明を考察して頂ければ、本発明の他のシステム、方法、特徴、及び利点が明らかになるであろう。全てのその様な追加のシステム、方法、特徴、及び利点は、本発明の範囲に含まれるものとし、以下の特許請求の範囲に網羅されるものとする。] [0020] 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を単に一例として説明する。] 図面の簡単な説明 [0021] 図に示されている構成要素は必ずしも縮尺合わせされているわけではなく、むしろここに教示されている原理を説明することに重点が置かれている。 代表的なカニューレ切り出しステントの下方斜視図である。 図1のステントの送達システムへの取り付けを説明している斜視図である。 もう1つの代表的なステントの上方斜視図である。 図3のステントの近位尖端部の特徴を説明している斜視図である。 図3と図4のステントの隣接する近位尖端部に連結されているトリガワイヤを示している斜視図である。 ステントを送達形態に保持している図5のトリガワイヤを示している斜視図である。 放射線不透過マーカーを受け入れるための穴を有する遠位尖端部を示している斜視図である。] 図1 図3 図4 図5 実施例 [0022] 本出願では、「近位」という用語は、一般的に、医療処置中に心臓に最も近い方向を指し、「遠位」という用語は、医療処置中に心臓から最も遠い方向を指す。] [0023] 図1に関し、ステント20は、連続する円筒体にレーザー又は化学エッチングによってパターンを切り出し、円筒体の壁にスリットを作り出すことによって製造されてもよい。得られた構造を、次に、加熱硬化させて、それに所望の最終構成を付与するようにしてもよい。好適な最終構成は、図1に全体的に示されている様に、一連の近位尖端部と一連の遠位尖端部を有する形状を含んでいる。従って、図1に示されている様に、ステント20の近位端22は複数の隣接する近位尖端部22aと22bを備え、一方、ステント20の遠位端24は複数の隣接する遠位尖端部62aと62bを備えてもよい。] 図1 [0024] これまでに知られているステントでは、1つ又はそれ以上のトリガワイヤが、ステントの近位端22の頂点部39を通し、及び/又は遠位端24の頂点部69を通して配置されたかもしれない。送達のためにステントを圧縮させるとき、トリガワイヤが頂点部39と69を通して配置されていたなら、トリガワイヤはステントの支柱に押し付けられて挟まれた状態になり、ステント支柱及び/又はトリガワイヤ自体が傷つけられる可能性がある。以下に説明されている様に、本実施形態は、1つ又はそれ以上のトリガワイヤをステント20に連結するのに異なる手法を利用している。] [0025] 引き続き図1と図2に関し、少なくとも一対の隣接する近位尖端部22aと22bは、異なる特徴を備えている。例えば、図2に示されている様に、第1近位尖端部22aは、穴31が形成されている端領域30を備えていてもよく、穴31は、トリガワイヤ84を受け入れるように構成されている。第2の隣接する近位尖端部22bは、図1と図2に示されている様に、一体型逆棘42が形成されている端領域40を備えている。しかしながら、第2近位尖端部22bは、図2に示され以下に説明されている様に、トリガワイヤを使って拘束されるようには構成されていない。以下に詳しく説明されている様に、ここに示されている異なる特徴を有する隣接する近位尖端部22aと22bを使用することによって、改良されたトリガワイヤの取り付けを実現することができ、逆棘の絡み付きを減らすことができる。] 図1 図2 [0026] 以上に述べられている様に、ステント20は、第2近位尖端部22bの端領域40のうちの少なくとも1つに配置されている1つ又はそれ以上の逆棘42を備えていてもよい。逆棘42は、所望の逆棘形状を端領域40にレーザーカットすることによって形成されてもよい。スリット41は、従って、図1と図2に示されている様に、所望の逆棘形状が形成された後に各端領域40に形成される。一旦、所望の逆棘形状が切り出されると、逆棘42の本体は、端領域40に対して半径方向に外向きの方向に曲げられてもよい。その角度は、何らかの鋭角であってもよいし、代わりに、実質的に直角又は鈍角であってもよい。所望であれば、逆棘42は、目標組織部位での係合をやり易くするため、例えば逆棘の先端を研磨することによって尖らされてもよい。] 図1 図2 [0027] 引き続き図1に関し、ステント20は近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間を備えていてもよい。例えば、複数の傾斜支柱区間が、第1近位尖端部22aとそれに対応する遠位尖端部62aの間に配置されていて、傾斜支柱区間の同一セットが、隣接する第2近位尖端部22bとそれに対応する遠位尖端部62bの間に配置されていてもよい。一例として、図1に示されている様に、第1近位尖端部22aは、遠位方向に伸張し、第1傾斜支柱区間57と第2傾斜支柱区間58それぞれに分岐し、それにより近位頂点部39を形成している。圧縮状態では、第1傾斜支柱区間57と第2傾斜支柱区間58は、それらが互いに実質的に平行になるように圧縮させることができる。図1に示されている展開状態では、第1傾斜支柱区間57と第2傾斜支柱区間58は、ステント20の長手方向軸線Lに対して或る角度に配置されている。展開状態では、第1傾斜支柱区間57と第2傾斜支柱区間58は、図1に描かれている様に、ステント20の長手方向軸線Lに対して約20−60度の角度に配置されていてもよい。] 図1 [0028] 同様に、それぞれの遠位尖端部62aは、近位方向に伸張し、第1傾斜支柱区間67と第2傾斜支柱区間68それぞれに分岐し、それにより遠位頂点部69を形成していてもよい。近位尖端部22aの第1傾斜支柱区間57と遠位尖端部62aの第1傾斜支柱区間67それぞれは、隣接する近位尖端部22bの第2傾斜支柱区間58と遠位尖端部62bの第2傾斜支柱区間68それぞれと交わり、それにより移行領域50を形成していてもよい。この様にして、ステント20は図1に示されている様に連続する略円筒形の形状に形成されていてもよい。] 図1 [0029] ステント20の展開は、少なくとも部分的には傾斜支柱区間57、58、67、及び68によってもたらされ、それら傾斜区間は、圧縮状態では互いに実質的に平行にさせることができ、且つ図1に示されている展開状態では外向きに互いから離れるように撓む傾向があってもよい。以下に詳しく説明されている様に、ステント20は、如何なる適した材料から形成されていてもよく、レーザーカットされたニチノールカニューレから形成されているのが望ましい。ステント20は、ニチノールから製造されている場合、送達シースが取り外されると、図1に示されている展開状態を取ることができる。] 図1 [0030] それぞれの移行領域50は、図1に示されている様に、ステント20の長手方向軸Lに実質的に平行である方向に向いていてもよい。更に、それぞれの移行領域50は、移行領域が実質的に複数の異なる傾斜区間57、58、67、及び68が中央の場所で交わって構成されているので、傾斜区間に比べてより広い表面積を備えていてもよい。] 図1 [0031] 引き続き図1に関し、ステント20は、移行領域50のうちの少なくとも1つに配置されている少なくとも1つの逆棘52を備えていてもよい。逆棘52は、支柱の一部として一体的に形成されていてもよいし、移行領域50の表面に接着されている外付逆棘を備えていてもよい。図1に示されている様に、複数の一体型逆棘52が設けられているのが望ましい。逆棘52は、所望の逆棘形状を移行領域50にレーザーカットすることによって形成されていてもよい。このやり方では、逆棘は移行領域50と一体化している。スリット51は、従って、図1に示されている様に、所望の逆棘形状が形成された後に移行領域50に形成される。移行領域50はステント20の他の領域に比べて広くなった表面積を備えることができるので、ステントの構造的完全性に悪影響を与えること無く、より簡単に移行領域50の部分を穿孔することができる。一旦、所望の逆棘形状が切り出されると、逆棘52の本体は、移行領域50に対して何れかの角度で外向きの方向に曲げられてもよく、随意的には、目標組織部位で係合させ易くするために尖らされてもよい。] 図1 [0032] 遠位尖端部62aと62bのそれぞれは、図1に示されている様に、穴61が形成されている端領域60を備えていてもよい。ステント20の遠位端24は、グラフト材料(図示せず)の近位端に連結されてもよい。遠位尖端部62aと62bは、例えば、1つ又はそれ以上の縫合糸を使用し、その縫合糸をグラフト材料とステント20の穴61を通して輪にして、グラフト材料に連結されてもよい。このやり方では、ステント20を脈管内グラフト固定のための取り付けステントとして使用することができる。例えば、動脈瘤への流体の流入を封じるためにグラフト材料を動脈瘤と重ね合わせ、一方、ステント20の近位端22をグラフト材料から離れるように近位方向に伸張させて、例えば動脈瘤の病変部分から離れた脈管壁の正常部分に係合させるようにしてもよい。] 図1 [0033] ステント20は、脈管又は管道内の目標場所まで前進させられるように、縮小直径送達状態を有している。ステント20は、例えば、通路内の開通性を維持する又はグラフトのルーメンを開存した状態に保持するため、脈管又は管道の少なくとも一部分に半径方向外向きの力を加えるよう展開した配備状態も有している。展開した状態では、流体の流れは、ステント20の中央ルーメンを通ることが許容されている。更に、ステント20の支柱は、実質的に平坦なワイヤ輪郭を備えていてもよいし、丸みの付いた輪郭を備えていてもよい。図2に最も分かり易く示されている様に、ステント20の支柱は、一般的に、平坦なワイヤ輪郭を備えている。] 図2 [0034] ステント20は、超弾性材料から作られていてもよい。単に一例として、超弾性材料は、ニッケルチタン合金(ニチノール)の様な形状記憶合金を備えていてもよい。ステント20がニチノールの様な自己展開性材料を備えている場合は、ステントは所望の展開状態に加熱硬化させることができ、それによれば、ステント20に弛緩形態を取らせ、そこに或る特定の低温又は高温媒体が加えられるとステントは事前に設定されている最初の展開時内径を取ることができる。代わりに、ステント20は、配備されると、材料に圧縮による永久的な歪みを生じさせること無くその元の展開形態に戻れるようになる他の金属及び合金から作られていてもよい。単に一例として、ステント20は、ステンレス鋼、コバルト−クロム合金、アモルファス金属、タンタル、白金、金、及びチタンの様な他の材料を備えていてもよい。ステント20は、また、熱可塑性ポリマー又は他のポリマーの様な非金属材料から作られていてもよい。] [0035] 次に図2に関し、ステント20は、押し込み部材80と複数のトリガワイヤ84を使って、圧縮形態で目標部位に送達することができる。図2では、代表的な押し込み部材80は、本体81と、本体81より近位に配置されているテーパ領域82を備えている。テーパ領域82は、比較的小さい直径の近位領域が非外傷性アクセス及び送達を可能にするように、近位場所のより小さい直径へと続けて移行していてもよい。複数のトリガワイヤ84は、本体81の領域内に配置されていて、押し込み部材80の長さに亘っていてもよい。トリガワイヤ84はまた、随意的な係止用の特徴を備えた1つ又は複数のハンドルを操縦することによって作動し、ステント20の近位端22の配備を制御してもよい。] 図2 [0036] 単一のトリガワイヤ84は、送達時にステント20を拘束するため、第1近位尖端部22aのうちの選択された尖端部の穴31を通して輪にすることができる。トリガワイヤは、逆棘42を備えている第2近位尖端部22bには連結されない。図示の実施形態では、トリガワイヤ84は、図2に見られる様に交互に配置されている近位尖端部のみを通して配置されている。それぞれの第1近位尖端部22aの様な第1近位尖端部のうちの選択された尖端部を拘束することによって、隣接する第2近位尖端部22bもまた送達時に間接的に半径方向内向きに引っ張られてもよい。ステント20の構成、特に移行領域50で交わる傾斜区間57、58、67、及び68の構成は、隣接する第2近位尖端部22bの間接的な圧縮をやり易くする。送達時に近位尖端部のうちの選択された尖端部だけが拘束されるので、トリガワイヤの数を減らすことができるのが好都合である。更に、図2に描かれている様に、逆棘42は、一つおきの尖端部にしか配置されていないので、逆棘の絡み付きを減らす又は無くすことができる。] 図2 [0037] ステント20の設計と関係付けられるもう1つの利点は、トリガワイヤ84が、頂点部39を通して配置されるのとは対照的に、第1近位尖端部22aの穴31のみを通して配置されていることである。従って、ステント20の圧縮中に、トリガワイヤ84が損傷を来す可能性は低くなり得る。また、トリガワイヤ84は第1近位尖端部22aの穴31内に隔離されているので、ステント支柱自体が損傷を来す可能性も低くなる。] [0038] 次に図3から図6に関し、もう1つのステント設計を説明する。図3では、ステント120は同様に、連続する円筒体にレーザー又は化学エッチングによってパターンを切り出し、円筒体の壁にスリットを作り出すことによって製造されてもよい。得られた構造を、その後、加熱硬化させて、それに所望の最終構成を付与するようにしてもよい。好適な最終構成は、図3に全体的に示されている様に、一連の近位尖端部と一連の遠位尖端部を有する形状を含んでいる。従って、図3に示されている様に、ステント120の近位端122は複数の隣接する近位尖端部122aと122bを備え、ステント20の遠位端124は複数の隣接する遠位尖端部162aと162bを備えてもよい。隣接する近位尖端部122aと122bの1つ又はそれ以上の対は、異なる特徴を備えていてもよい。例えば、第1近位尖端部122aは、第1穴131が形成されている端領域130を備えていてもよく、この第1穴131は、図5と図6に示されている様にトリガワイヤ184を受け入れるように構成されている。第2の、隣接する近位尖端部122bは、図3から図6に示されている様に、一体型逆棘142が形成されている端領域140を備えている。第2近位尖端部122bにも、図4に最も分かり易く示されている様に第2穴145が形成されており、その穴は、図5と図6に関連付けて説明され示されている様に、隣接する第1近位尖端部122aと同じトリガワイヤ184を受け入れるように構成されている。以下に詳しく説明されている様に、ここに示されている異なる特徴を有する隣接する近位尖端部122aと122bを使用することによって、改良されたトリガワイヤ取り付けを実現することができ、逆棘の絡み付きを減らすことができる。] 図3 図4 図5 図6 [0039] 第2近位尖端部122bのそれぞれは、図4に示されている様に、第1領域147と第2領域148を備えていてもよい。図4に示されている様に、第2近位尖端部122bそれぞれには、一般的には第1領域147に単一の逆棘142が配置され、一方、一般的には第2領域148に第2穴145が配置されていてもよい。逆棘142は、ステント20に関連付けて以上に概ね説明されている様に、所望の逆棘形状を端領域140にレーザーカットし、それによりスリット141を形成することによって形成されてもよい。一旦、所望の逆棘形状が切り出されると、逆棘142の本体は、以上に概ね説明されている様に、半径方向に外向きの方向に曲げられてもよく、また随意的に尖らされてもよい。] 図4 [0040] 第2近位尖端部122bは、更に、図4に最も分かり易く示されている様に、第2穴145より遠位の場所に陥凹部分149が形成されていてもよい。以下に詳しく説明されている様に、ステント120の送達時、トリガワイヤが第1穴131と第2穴145を通して配置されたとき、第1近位尖端部122aは、第2近位尖端部122bに向けて引っ張られるように構成されていて、第2近位尖端部122bの陥凹部分149内に入れ子にすることができる。] 図4 [0041] 第1近位尖端部122aの第1穴131は、隣接する第2近位尖端部122bの第2穴145より僅かに遠位に配置されていてもよい。更に、図3に示されている様に、ステント120の遠位縁h0とそれぞれの近位尖端部122aの近位縁h1の間の第1長手方向距離L1は、ステントの遠位縁h0とそれぞれの陥凹部分149の遠位縁h2の間の第2長手方向距離L2より短くなっていてもよい。以下で図5と図6に関連付けて詳しく説明されている様に、この長さの差が、ステント送達時に第1近位尖端部122aを第2近位尖端部122bの陥凹部分149内に入れ子にし易くする。] 図3 図5 図6 [0042] 引き続き図3に関し、ステント120は、近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間を備えていてもよい。1つの構成では、近位尖端部と遠位尖端部は互いと直接には整列していない。例えば、図3に示されている様に、近位尖端部122aと対応する遠位尖端部162aの間に第1傾斜区間157が配置され、同じ近位尖端部122aと隣接する遠位尖端部162bの間に第2傾斜区間158が配置されていてもよい。実際、それぞれの近位尖端部122aと122bは、遠位方向に伸張し、第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158それぞれに分岐し、それにより近位頂点部139を形成している。同様に、それぞれの遠位尖端部162aと162bは、近位方向に伸張し、第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158それぞれに分岐し、それにより遠位頂点部169を形成している。この様にして、ステント120は、図3に示されている様に連続する略円筒形状に形成されていてもよい。] 図3 [0043] 圧縮状態では、第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158は、それらが実質的に互いに平行になるように圧縮させることができる。図3に示されている展開状態では、第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158は、図3に示されている様に、ステント120の長手方向軸線Lに対して或る角度に配置されていてもよい。展開状態では、第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158は、ステント120の長手方向軸線Lに対して約20−60度の角度に配置されていてもよい。ステント120の展開は、少なくとも部分的には、傾斜支柱区間157と158によってもたらされ、それら傾斜支柱区間は、圧縮状態では実質的に互いに平行にさせることができ、且つ図3に示されている展開状態では外向きに互いから離れるように撓む傾向があってもよい。ステント120は、上に述べられているステント20と同様に、如何なる適した材料で形成されていてもよく、送達シースが取り外されると図3に示されている展開状態を取ることができるように、ニッケルチタン合金であるのが望ましい。] 図3 [0044] 第1傾斜支柱区間157と第2傾斜支柱区間158は、遠位方向に互いに交わって遠位移行領域150を形成しており、同領域は、事実上、ステント120の遠位端領域160と同じである。それぞれの端領域160は、図3に示されている様に、ステント120の長手方向軸線Lに実質的に平行である方向を向いていてもよい。更に、それぞれの端領域160は、端領域160が実質的に複数の異なる傾斜区間157と158が一体に交わって構成されているので、傾斜区間に比べてより広い表面積を備えることもある。図3に示されている様に、端領域160に所望の逆棘形状をレーザーカットし、それによりスリット151を形成することによって、少なくとも1つの遠位逆棘152が一体的に形成されていてもよい。端領域160は、ステント120の他の領域に比べて広くなった表面積を備えることができるので、ステントの構造的完全性に悪影響を与えること無く、より簡単に端領域160の部分を穿孔することができる。更に、図3に示されている様に、遠位尖端部162aと162bのそれぞれの端領域160には縫合糸穴161が形成されていてもよい。ステント120の遠位端124は、グラフト材料(図示せず)の近位端に、上で図1−図2の実施形態に関連付けて概ね説明されている様に縫合糸を穴161及びグラフト材料を通して輪にすることによって連結することができる。] 図1 図2 図3 [0045] 次に図5と図6に関し、ステント120は、図2の押し込み部材80の様な押し込み部材と複数のトリガワイヤを使用して、圧縮形態で目標部位に送達させることができる。1つの態様によれば、トリガワイヤ184は、それぞれの第1近位尖端部122aの第1穴131を通され、更に、隣接する第2近位尖端部122bの第2穴を通して輪にされてもよい。従って、送達時はそれぞれ個別のトリガワイヤが2つの別々の隣接する近位尖端部を拘束することもある。ステント120が図6に描かれている様に十分に圧縮されているときは、隣接する第1近位尖端部122aと第2近位尖端部122bは、互いに密接に引き寄せられることになる。長さL1とL2の差により、それぞれの近位尖端部122aを、図6に示されている様に、実質的に近位尖端部122bの第2領域148より遠位の陥凹部分149に入れ子にすることができる。更に、ステントの送達時、単一のトリガワイヤ184が第1穴と第2穴を通して配置されたとき、第1穴131は第2穴145より遠位に、第1穴131と第2穴145が実質的に互いと長手方向に整列するようにして配置されることになる。] 図2 図5 図6 [0046] ステント120の2つの別々の隣接する尖端部を拘束するのに単一のトリガワイヤを使用することができるのが好都合である。更に、トリガワイヤ184は、穴131と145だけを通して配置され、頂点部139の周りには配置されていないので、ステント120の圧縮中に、トリガワイヤが損傷を来す可能性は低くなることもある。また、トリガワイヤ184は穴131と145の内に隔離されているので、ステント支柱自体が損傷を来す可能性も低くなる。] [0047] 次に図7に関し、遠位尖端部162aと162bの1つ又はそれ以上は随意的に造影穴190を備えていてもよく、その造影穴は、縫合糸穴161と逆棘スリット151の間に配置されていてもよい。造影穴190は、金マーカーの様な何らかの適した放射線不透過マーカーを受け入れることができる。造影穴190及び関係付けられている放射線不透過マーカーは、交互に配置されている遠位尖端部、例えば遠位尖端部162aだけに設けられているのが望ましい。代わりに、造影穴190は、それぞれの遠位尖端部162aと162bに配置されていてもよいし、ステントの周囲に沿って3つおき又は4つおきの尖端部に配置されていてもよい。造影穴190は、斜角を付けられていてもよいし、代わりに端領域160の支柱に実質的に直交していてもよい。] 図7 [0048] 例えば、ステント120が脈管内グラフト固定に使用される場合、使用時、造影穴190をグラフト材料の遠位縁と整列させてもよい。より具体的には、縫合糸穴161をグラフト材料の近位領域と重なり合わせれば、それにより、縫合糸がステント120をグラフト材料に或る望ましい重なり度を持たせて連結できるようになる。従って、グラフト材料の近位縁は造影穴190と整列することができる。医師は、造影穴190の放射線不透過マーカーの位置を視認することができるので、グラフト材料の近位縁がどこに置かれているかが正確に分かるのが好都合であり得る。従って、誤ってグラフト材料を分岐脈管又は別の望ましくない場所と重ね合わせてしまう可能性を減らすことができる。] [0049] 本発明の様々な実施形態を説明してきたが、本発明は、付随の特許請求の範囲及びそれらの等価物に照らして見た場合を除き、限定されない。更に、ここに記載されている利点は必ずしも本発明の唯一の利点というわけではなく、また必ずしも本発明のあらゆる実施形態が、記載されている利点の全てを実現できるものと期待されているわけではない。] [0050] 本出願が優先権を主張している米国特許出願第61/027,192号及び同出願に付随する要約書の開示を、参考文献としてここに援用する。] [0051] 20ステント 22近位端 22a、22b 近位尖端部 24遠位端 30、40 端領域 31 穴 39 近位端の頂点部 41、51スリット 42、52 逆棘 50移行領域 57、67 第1傾斜支柱区間 58、68 第2傾斜支柱区間 60 遠位先端部の端領域 61 穴 62a、62b 遠位尖端部 69 遠位端の頂点部 80押し込み部材 81 本体 82テーパ領域 84トリガワイヤ 120 ステント 122 ステントの近位端 122a 第1近位尖端部 122b 第2近位尖端部 124 ステントの遠位端 130 端領域 131 第1穴 139近位頂点部 140 端領域 141 スリット 142 逆棘 145 第2穴 147 近位尖端部の第1領域 148 近位尖端部の第2領域 149陥凹部分 150 遠位移行領域 151 スリット 152 遠位逆棘 157 第1傾斜支柱区間 158 第2傾斜支柱区間 160 遠位端領域 161縫合糸穴 162a、162b 遠位尖端部 169 遠位頂点部 184 トリガワイヤ 190造影穴 h0 ステントの遠位縁 h1 近位尖端部の近位縁 h2 陥凹部分の遠位縁 L ステントの長手方向軸線 L1 h0とh1の間の長手方向距離 L2 h0とh2の間の長手方向距離]
权利要求:
請求項1 医療処置で使用するためのステントにおいて、前記ステントの近位端に配置されている一連の近位尖端部と、前記ステントの遠位端に配置されている一連の遠位尖端部と、近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間であって、前記ステントを圧縮状態から配備状態へ展開させることのできる支柱区間と、を含んでおり、前記一連の近位尖端部は、交互に配置されている第1近位尖端部と第2近位尖端部を備えており、前記第1近位尖端部のそれぞれは、穴を有する端領域を含んでおり、前記第2近位尖端部のそれぞれは、組織に係合するための少なくとも1つの逆棘を備えている、ステント。 請求項2 前記第1近位尖端部のそれぞれは、前記ステントの近位尖端部が1つおきにそれぞれ一本のトリガワイヤによって直接拘束されるようにして、複数のトリガワイヤによって直接拘束される、請求項1に記載のステント。 請求項3 前記第2近位尖端部の前記逆棘は、前記第2近位尖端部の端領域に一体的に形成されている、請求項1又は2に記載のステント。 請求項4 複数の傾斜支柱区間が、それぞれの近位尖端部とそれぞれの遠位尖端部の間に配置されている、請求項1、2又は3に記載のステント。 請求項5 複数の隣接する傾斜支柱区間が、前記近位尖端部と前記遠位尖端部の間の移行領域で接合されており、前記移行領域の表面には少なくとも1つの逆棘が一体的に形成されている、請求項4に記載のステント。 請求項6 前記遠位尖端部のそれぞれは、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れることのできる穴が設けられている端領域を含んでいる、上記請求項の何れかに記載のステント。 請求項7 以下の事項、即ち、前記第1近位尖端部のそれぞれが、複数のトリガワイヤにより直接拘束されること、前記第2近位尖端部の前記逆棘が、前記第2近位尖端部の端領域に一体的に形成されていること、複数の傾斜支柱区間が、それぞれの近位尖端部とそれぞれの遠位尖端部の間に配置されていること、及び前記遠位尖端部のそれぞれが、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるための穴が設けられている端領域を含んでいること、のうち2つ又はそれ以上を含んでいる、上記請求項の何れかに記載のステント。 請求項8 医療処置で使用するためのステントにおいて、前記ステントの近位端に配置されている一連の近位尖端部と、前記ステントの遠位端に配置されている一連の遠位尖端部と、近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間であって、前記ステントを圧縮状態から配備状態へ展開させることのできる支柱区間と、を含んでおり、前記一連の近位尖端部は、交互に配置されている第1近位尖端部と第2近位尖端部を含んでおり、前記第1近位尖端部のそれぞれは、第1穴が設けられている端領域を含み、前記第2近位尖端部のそれぞれは、第2穴を含んでおり、前記第1近位尖端部のうちの少なくとも1つは、前記ステントの送達時に隣接する第2近位尖端部と同時に一体に拘束される、ステント。 請求項9 前記第2近位尖端部は、第1領域と第2領域を含んでおり、前記第1領域には少なくとも1つの一体型逆棘が形成され、前記第2領域には前記第2穴が形成されている、請求項8に記載のステント。 請求項10 前記第2近位尖端部の前記第2穴より遠位の場所に形成されている陥凹部分を含んでおり、前記第1近位尖端部は、前記第2近位尖端部に向けて引っ張られ、前記第2近位尖端部の前記陥凹部分内に入れ子になるように構成されている、請求項9に記載のステント。 請求項11 前記第1近位尖端部の近位縁と前記ステントの遠位縁の間の第1長手方向距離は、前記第2近位尖端部の前記陥凹部分と前記ステントの前記遠位縁の間の第2長手方向距離より短い、請求項10に記載のステント。 請求項12 前記第1穴は前記第2穴より遠位に配置されており、前記ステントの送達時、単一のトリガワイヤが前記第1穴と前記第2穴を通して配置されたとき、前記第1穴と前記第2穴は互いに実質的に長手方向に整列して配置される、請求項18から11の何れかに記載のステント。 請求項13 前記遠位尖端部のそれぞれは、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるための縫合糸穴を有する端領域を含んでいる、請求項8から12の何れかに記載のステント。 請求項14 前記遠位尖端部のそれぞれは、放射線不透過マーカーを受け入れるための造影穴を含んでおり、前記造影穴は、前記縫合糸穴より近位に配置されていて、前記造影穴は、前記グラフト材料の近位縁と整列するように位置合わせされる、請求項13に記載のステント。 請求項15 前記遠位尖端部のそれぞれの前記端領域に一体的に形成されている少なくとも1つの逆棘を含んでいる、請求項13又は14に記載のステント。 請求項16 以下の事項、即ち、前記第2近位尖端部が、第1領域と第2領域を含んでおり、前記第1領域には少なくとも1つの一体型逆棘が形成され、前記第2領域には前記第2穴が形成されていること、前記第2近位尖端部の前記第2穴より遠位の場所に、陥凹部分が形成されており、前記第1近位尖端部は、前記第2近位尖端部に向けて引っ張られて、前記第2近位尖端部の前記陥凹部分内に入れ子になるように構成されていること、前記第1穴が前記第2穴より遠位に配置されており、前記ステントの送達時、単一のトリガワイヤが前記第1穴と前記第2穴を通して配置されたとき、前記第1穴と前記第2穴は互いに実質的に長手方向に整列して配置されること、前記遠位尖端部のそれぞれが、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるための縫合糸穴が設けられている端領域を含んでいること、前記遠位尖端部のそれぞれが、放射線不透過マーカーを受け入れる働きをする造影穴を含んでおり、前記造影穴は、前記縫合糸穴より近位に配置されていて、前記造影穴は、前記グラフト材料の近位縁と整列させることができること、及び前記遠位尖端部のそれぞれが、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるように設計されている縫合糸穴が設けられている端領域を含んでいること、のうち2つ又はそれ以上を含んでいる、請求項8から15の何れかに記載のステント。 請求項17 医療処置で使用するためのステントにおいて、前記ステントの近位端に配置されている一連の近位尖端部と、前記ステントの遠位端に配置されている一連の遠位尖端部と、近位尖端部と遠位尖端部の間に配置されている少なくとも1つの支柱区間であって、前記ステントを圧縮状態から配備状態へ展開させることのできる支柱区間と、を含んでおり、前記一連の近位尖端部は、複数の交互に配置されている第1近位尖端部と第2近位尖端部を含んでおり、前記第1近位尖端部のそれぞれは、第1穴を有する端領域を含んでおり、前記第2近位尖端部のそれぞれは、第1領域と第2領域を含んでおり、前記第1領域には少なくとも1つの一体型逆棘が形成され、前記第2領域には第2穴が形成されており、前記第2近位尖端部のそれぞれは、前記第2近位尖端部の前記第2穴より遠位の場所に形成されている陥凹部分を含んでおり、前記第1近位尖端部のうちの少なくとも1つは、前記ステントの送達時に隣接する第2近位尖端部の前記陥凹部分内に入れ子にされる、ステント。 請求項18 前記第1近位尖端部の近位縁と前記ステントの遠位縁の間の第1長手方向距離は、前記第2近位尖端部の前記陥凹部分と前記ステントの前記遠位縁の間の第2長手方向距離より短い、請求項17に記載のステント。 請求項19 前記遠位尖端部のそれぞれは、前記ステントの遠位端をグラフト材料に連結するための縫合糸を受け入れるための縫合糸穴を含んでいる、請求項17又は18に記載のステント。 請求項20 前記遠位尖端部のそれぞれは、放射線不透過マーカーを受け入れるための造影穴を含んでおり、前記造影穴は、前記縫合糸穴より近位に配置されていて、前記造影穴は、前記グラフト材料の近位縁と整列するように位置合わせされ、前記ステントは、前記遠位尖端部のそれぞれの前記端領域に一体的に形成されている少なくとも1つの逆棘を含んでいる、請求項17、18、又は19に記載のステント。
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