![]() カーボンエアロゲル、その製造方法、及びその使用
专利摘要:
本発明は、粒子直径が1μm未満のカーボンエアロゲルに関する。カーボンエアロゲルは、(A)モノヒドロキシベンゼン及び/又はポリヒドロキシベンゼン、アルデヒド、並びに触媒を、反応器内で75〜200℃の範囲の反応温度Tで、80〜2400kPaの圧力で反応させる工程、(B)引き続き方法工程(A)からの反応混合物を酸中に吹き付ける工程、(C)方法工程(B)から生成する生成物を乾燥させる工程、及び(D)炭化する工程によって製造される。本発明によるカーボンエアロゲルは、充填剤、強化充填材、UV安定剤、電極材料、吸音材、断熱材、触媒、触媒担体、導電性添加剤、ガス浄化及び/又は液体浄化のための吸収剤、又は顔料として、使用することができる。 公开号:JP2011509909A 申请号:JP2010542627 申请日:2009-01-15 公开日:2011-03-31 发明作者:マイセルス アルカディ;ゴラト;シュトメル イブ;シュテンガー フランク;ダンネール マンフレート;ツィマーマン ユタ;マティアス ヨハン 申请人:エボニック デグサ ゲーエムベーハーEvonik Degussa GmbH; IPC主号:C01B31-02
专利说明:
[0001] 本発明は、カーボンエアロゲル(Kohlenstoff-Aerogel)、その製造方法、並びにその使用に関する。] [0002] US 4,997,804より、レゾルシノール−ホルムアミド、ヒドロキノン−レゾルシノール−ホルムアルデヒド、フロログルシノール−レゾルシノール−ホルムアルデヒド、及びカテコール−レゾルシノール−ホルムアルデヒドから製造される有機エアロゲルは公知である。この方法で微視的な成形体が生じ、その体積は反応器の形状により決まる。] [0003] さらにUS 5,508,341から、有機相が重合してゲルになるまで水性有機相を鉱油中で撹拌する、有機エアロゲルの製造方法は公知である。こうして得られる有機エアロゲルは、粒径が1μm〜3mmである。] [0004] WO 02/12380から、炭化させて粒径が2μm〜2mmのメソ多孔性プラスチックにする、多孔質樹脂は公知である。] [0005] WO 01/19904、US6737445(B2)、US6297293(B1)、US2002065333(A1)から、定義されたメソ多孔性を有するモノリシックポリマー構造又は炭素構造の製造方法は公知である。] [0006] Barral(Journal of Non-Crystalline Solids, Vol. 225, p. 46-50, 1998), Wu and Fu(Microporous and Mesoporous Materials, Vol. 96, p. 115-120, 2006)and Wu et al.(Journal of Non-Crystalline Solids 351(2005)915-921)から、二段階のプロセス(一定のpH値ではなく、pH値は推移)によって、定義された多孔性を有するモノリシックポリマー構造又は炭素構造を製造できることは、公知である。] [0007] 公知のカーボンエアロゲルの欠点は、例えば塗料適用において、分散性が悪いことである。] [0008] 本発明の課題は、粒子が細かいことが原因で良好な分散性を有する、カーボンエアロゲルを提供することである。] [0009] 本発明の対象は、平均粒径が1μm未満、好適には0.05〜1μm、特に好ましくは0.1〜1μm、極めて特に好ましくは0.5〜0.95μmであることを特徴とする、カーボンエアロゲルである。] [0010] この際に、平均粒子直径の測定は、ISO 13320-1(1999)に従ってレーザー回折によって行う。測定された回折スペクトルの評価のためには、球状粒子を採取してミー理論を考慮した。使用されるレーザー回折装置は、HORIBA LA-920である。<1μmの粒径分析のためには、横方向、及び後ろ方向での回折を介して情報を得ることが必要である。この理由から、使用される装置は、13個の様々なディテクタ、横方向と後ろ方向への測定のための12個、並びにフーリエレンズを介して、前方向で測定するための75個の光ダイオードから成るアレーを利用する。使用される光源は、タングステンランプ(50W)であり(この光を405nmでフィルターにかける)、並びに波長が632.8nmのHe−Neレーザー(0.1W)である。] [0011] 測定のために、カーボンエアロゲルをまず、0.1MのNaOHでpH値を9〜10に調節した蒸留水中に、マグネチックスターラーを用いて室温で導入する。この際に固体濃度は、1質量%である。分散は、水冷した30mlの密閉式蓋付きガラスビンに、Ultraschallfingers(Bandelin社、70W、80パルス)を用いて4.5分間行う。さらなる工程で、分散された懸濁液を、測定装置内の湿ったセル内に存在する分散液体(0.1MのNaOHでpHを9〜10に調整した蒸留水)に、レーザー濃淡が5〜10%に達するまで一滴ごとに導入する。今や測定装置内に存在する懸濁液の測定セルへの返送は、測定装置内に組み込まれた撹拌機を用いて行う。] [0012] 回折スペクトルの評価は、ミー理論を用いて、相対屈折指数1.5、及び吸収指数0.3で行う。粒径分布は、相応する体積分布からの換算による、数字分散Q0として表す。ここで平均粒径とは、ISO 13320-1に従った、Q0分布のX50である。] [0013] 本発明によるカーボンエアロゲルは、平均フラクタル次元が、1.0〜2.7、好適には1.1〜2.5、特に好ましくは1.2〜2.3であってよい。] [0014] カーボンエアロゲルの平均フラクタル次元は、Rogak et al.(Aerosol Science and Technology, Vol. 18, 1993, p.25-47)に従って、透過型電子顕微鏡撮像の画像分析を用いて測定する。] [0015] 本発明によるカーボンエアロゲルは、密度が0.005〜2.0g/cm3、好適には0.15〜1.5g/cm3、特に好ましくは0.35〜1.3g/cm3であってよい。] [0016] カーボンエアロゲルの密度は、比細孔体積の測定により、N2吸着測定で測定する。比細孔体積VpがN2吸着測定から分かれば、カーボンエアロゲルの密度ρC-Aは以下の式で得られる:ρC-A=1/(1ρC+Vp)。炭素の密度ρCに対して、若しくは比細孔体積Vpに対しては、寸法g/cm3若しくはcm3/gに相応して数平均を使用する。] [0017] 本発明による炭素エアロゲルは、泡状であってよい。] [0018] 本発明によるカーボンエアロゲルのpH値は、<7.0、好適には<6.0、特に好ましくは<5.0であってよい。] [0019] pH値の測定のため、カーボンエアロゲル1gに、脱イオン化されたCO2不含の水20mlをエルレンマイヤーフラスコ中で加え、そして1分間マグネチックスターラーで撹拌する。引き続き、pH測定装置(Titroprozessor 686、Metrohm社)のガラス電極(Hamilton Polilyte Pro 120)を約10分間、懸濁液中に浸し、この際、形成された沈殿、又は容器の壁のいずれにも電極が触れないように注意しなければならない。一定の値に調整されたらすぐに、pH値を読み取る。] [0020] 本発明によるカーボンエアロゲルは、20〜1300m2/g、好適には30〜1000m2/g、特に好ましくは50〜800m2/gのSTSA値を有することができる。] [0021] この際、STSA測定は、 DIN ISO 9277(1995)に従って行う。] [0022] 本発明によるカーボンエアロゲルは、20〜1500m2/g、好適には100〜1200m2/g、特に好ましくは400〜900m2/gのBET値を有することができる。] [0023] BET表面の測定は、DIN ISO 9277(1995)に従って、QUANTACHROME社の収着測定装置NOVA e2000内で行う。収着ガスとしては、窒素を使用する。この際、測定前に試料を350℃の温度、及び<13.3Paの圧力で12時間以上加熱する。BET表面を測定するための収着熱の評価は、相対圧力範囲p/p0が、0.01〜0.1で行う。] [0024] 本発明によるカーボンエアロゲルは、メソ多孔性体積が0.005〜5g/cm3、好適には0.05〜3g/cm3、特に好ましくは0.2〜2g/cm3であってよい。] [0025] 本発明によるカーボンエアロゲルは、平均メソ多孔性直径が、1.8〜50nm、好適には5〜45nm、特に好ましくは10〜35nmであってよい。] [0026] メソ多孔性体積の測定、及び多孔性半径分布の測定は、DIN 66134(1998)に従って、取得された等温線の脱着データからBJH法により、0.99〜0.34の相対圧力範囲p/p0で行う。] [0027] さらに本発明によるカーボンエアロゲルは、ミクロ多孔性体積が0.01〜1.0g/cm3、好ましくは0.05〜0.5g/cm3、特に好ましくは0.1〜0.35g/cm3であってよい。] [0028] ミクロ多孔性体積の測定は、DIN 66135-1、66135-2、66135-3(2001)に従ってt−プロット法で行う。この際にt−プロットの評価は、de Boerの式に従って行う。] [0029] 本発明によるカーボンエアロゲルは、揮発性成分の含分が<15.0質量%、好適には<5.0質量%、特に好ましくは<1.5質量%、極めて特に好ましくは<0.5質量%であり得る。] [0030] 揮発性成分の測定は、DIN 53552(1977)に基づいて>950℃で行う。このために、試料をまず105℃で乾燥棚で質量定数まで乾燥させ、そしてデシケータ内で冷却する。DIN 53552とは異なり、引き続き試料を石英るつぼ(13ml)内に満たし、そして中央に約2mmの孔を有するカバーで覆う。最後に、実験用炉内で7分間、950℃で加熱する。冷却は再度、デシケータ内で行う。揮発性含分は、質量損失から求められる。] [0031] 本発明によるカーボンエアロゲルは、200〜400、好適には250〜390、特に好ましくは260〜380のMy値を有することができる。] [0032] カーボンエアロゲルを105℃で質量定数まで乾燥させ、そして引き続きデシケータ内で冷却することによって、My値は測定される。乾燥されたカーボンアエロゲル1.3gを、ネジ蓋付きビーカー(PTFE、容量240ml)に秤量する。Alkydal F3100(60%、バイエル社)77質量%、及び希釈剤(その組成はキシレン68.2質量%、エトキシプロパノール13.6質量%、ブタノール9.1質量%、ブチルグリコール4.6質量%、及びBaysilon(Baysilon OL 17(バイエル社)10質量%、及びキシレン90質量%)4.5質量%から成る成分A27.3g、成分B(MaprenalMF800(55%)(Ineos社)77質量%、及び希釈剤(成分A中のものと同じ組成)23質量%)12.7gを、このために秤量する。鋼製ビーズ(クロマニット(Chromanite)、直径3mm)275gを供給し、そしてカバーをする。] [0033] この混合物を30分間、空冷式揺動ミキサ(Skandex Mischer BAS 20K(Lau社))で揺さぶる。こうして製造された混合物は、黒色ペーストと呼ばれる。] [0034] 厚さ90μmの黒色ペースト層を、ドクターブレードを用いて、油を取り除いた清潔なガラス板(OT切断、 AA09013002EA0MNZ, Gerhard Menzel Glasbearbeitungswerk GmbH & Co KG社)上の油を取り除いた表面に塗布し、そしてフラッシュオフ後、130℃で30分以内に空気強制循環炉で焼く。] [0035] 冷却後、DIN 55 979(1989)に従ってガラスを通過する色を測定する。] [0036] 本発明によるカーボンエアロゲルは、50〜130、好適には60〜130、特に好ましくは70〜130のGy値を有することができる。] [0037] Gy値は、鋼製ビーズ60g(クロマニット、直径=3mm)、白色ペースト(GX顔料ペースト白、BASF社)62.9g、硬化剤(Luwipal 012(BASF社))2.3g、及び黒色ペースト16.0gをMy測定から一緒にネジ蓋付きビーカー(PTFE、容量240ml)に秤量し、かつ混合することによって測定される。ビーカーを閉じ、そしてこの混合物を30分間、空冷式揺動式ミキサ(Skandex Mischer BAS 20K(Lau社))で揺さぶる。] [0038] 沈降(Ausschwimmen)を避けるために、着色ペーストを10分以内にさらに加工する。このために厚さ90μmの塗料層を、ドクターブレードを用いて、油を取り除いた清潔なガラス板(OT切断、 AA09013002EA0MNZ, Gerhard Menzel Glasbearbeitungswerk GmbH & Co KG社)上に塗布し、そしてフラッシュオフ後、130℃で30分以内に空気強制循環炉で焼く。] [0039] 冷却後、DIN 55 979に従ってガラスを通過する色を測定する。] [0040] 本発明によるカーボンエアロゲルは、炭素含分が85〜100質量%、好適には95〜100質量%、特に好ましくは98〜100質量%、極めて特に好ましくは99〜100質量%であり得る。] [0041] 本発明によるカーボンアエロゲルは、1kΩ〜1TΩの表面電気抵抗を有することができる。] [0042] 表面電気抵抗は、塗料板についてMy測定を測る。塗料板は、測定前に23℃、及び54%の相対湿度で24時間貯蔵される。測定は23℃、及び23%の相対湿度でMegaohmmeter M 1500 P(Sefelec社)を用いて行う。測定は60秒間、500Vの電圧で、被覆平面がそれぞれ5×30mmの2つの電極を用いて、この表面に275gの圧力をかけながら行う。従って両方の電極の間に、30×30mmの平面が存在する。] [0043] 本発明によるカーボンエアロゲル(第一の無機相)は、第二の無機相を含むことができる。第二の無機相は、カーボンエアロゲルの内部、及び/又は表面に分布されていてよい。カーボンエアロゲル中の第二の無機相の含分は、全質量に対して0.001〜0.8質量部、好適には0.01〜0.5質量部、特に好ましくは0.03〜0.4質量部で変わりうる。] [0044] 第二の無機相は、ナノ構造化されていてよい。] [0045] 第二の無機相は金属元素及び/又は金属イオン、例えばケイ素、金、銀、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、インジウム、ニッケル、コバルト、鉄、銅、亜鉛、並びに前記物質の混合物、及び/又は非金属元素、例えばカーボンブラック、カーボンエアロゲル、カーボンナノチューブ、カーボンナノロッド、黒鉛、並びに黒鉛構造、並びに前記物質の混合物を含むことができる。] [0046] 本発明のさらなる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルの製造方法であり、本方法は、 (A)モノヒドロキシベンゼン及び/又はポリヒドロキシベンゼン、アルデヒド、及び触媒を反応器内で75〜200℃の範囲、好適には80〜150℃の範囲、特に好ましくは95〜135℃の範囲の反応温度Tで、80〜2400kPa、好適には100〜700kPa、特に好ましくは125〜500kPaの圧力で反応させ、 (B)引き続き、方法工程(A)からの反応混合物を酸中に吹き付け、 (C)方法工程(B)から生成する生成物を乾燥させ、そして (D)炭素化する、 ことを特徴とする。] [0047] 方法工程(A)で使用されるポリヒドロキシベンゼンは、ジ−又はトリヒドロキシベンゼンであってよく、例えばカテコール、レゾルシノール、フロログルシノール、ヒドロキノン、及びこれらの混合物であってよい。好ましくは、モノヒドロキシベンゼン(フェノール)を使用することができる。] [0048] 方法工程(A)で使用されるアルデヒドは、ホルムアルデヒド、グリオキサール、グルタルアルデヒド、フルフラール、及びこれらの混合物であってよい。好ましくは、方法工程(A)で使用されるアルデヒドは、ホルムアルデヒドであってよい。使用されるアルデヒドはまた、水溶液として、又は溶剤中に存在していてよい。] [0049] さらには、モノ−及び/又はポリヒドロキシベンゼン、及びアルデヒド、例えばレゾール(Resole)、及びノボラーク(Novolak)をベースとする予備縮合物を使用することができる。] [0050] 溶剤としては、水、アルコール、ケトン、及び前記物質の混合物を使用することができる。] [0051] 方法工程(A)は、細孔形成剤(Porenformer)の添加なしで行うことができる。] [0052] 方法工程(A)は、細孔形成剤を添加して行うことができる。] [0053] 細孔形成剤としては例えば、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネート、ジメチルホルムアミド、モノエタノールアミン、又はN−メチル−2−ピロリドン、及び前記物質から成る混合物を使用することができる。] [0054] 使用される触媒は、塩基、例えば溶剤中で充分な溶解性を有する、アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物であってよい。] [0055] このためには、NaOH、KOH、Na2CO3、K2CO3、NH3、又は他のあらゆる塩基を使用することができる。好ましくは、NaOHを使用することができる。] [0056] 反応混合物におけるモノ−及び/又はポリヒドロキシベンゼン及びアルデヒドの濃度は、10〜60質量%、好適には20〜40質量%、特に好ましくは20〜30質量%であってよい。] [0057] モノ−及び/又はポリヒドロキシベンゼン対アルデヒドのモル比は、方法工程(A)の反応混合物中で1:1〜1:4、好適には1:2〜1:3であり得る。] [0058] 使用されるモノ−及び/又はポリヒドロキシベンゼン対NaOHのモル比は、方法工程(A)の反応混合物中で0.1〜100、好適には0.5〜50、特に好ましくは0.7〜20であり得る。] [0059] 方法工程(A)で好適に使用されるアルデヒドは、ホルムアルデヒド、水、及び安定剤、例えばメタノールから成る溶液であってよい。] [0060] 方法工程(A)における反応混合物のpH値は、8.5〜12、好適には9.0〜9.7で変わってよい。] [0061] 方法工程(A)における出発化合物の混合は、別個の容器で、また先述の反応温度Tから逸脱する温度で行うことができる。] [0062] 方法工程(A)で存在する圧力は、外部から適用することができ、閉鎖システムでの温度上昇により、又は両方の組み合わせにより生成することができる。] [0063] 方法工程(A)での反応時間は、反応温度Tに到達後、0.001〜1000000秒、好適には1〜36000秒、特に好ましくは60〜3600秒であってよい。] [0064] 方法工程(A)での反応は、撹拌しながら行うことができる。] [0065] 方法工程(A)からの反応混合物を、方法工程(B)で酸中に吹き付ける時点は、透過光測定により決定することができる。吹き付け時点のための透過光値は、475nmの波長で、出発透過の80%未満、好適には0.01%〜50%、特に好ましくは0.1%〜40%であってよい。] [0066] 透過光の測定は、in−situで、光度計E616(Metrohm社)によって行うことができる。] [0067] この際に、方法工程(B)で使用される酸は、溶液としても、またガスとして存在していてよい。] [0068] 方法工程(B)で使用される酸は、濃縮された形で、また希釈された形で存在していてよい。] [0069] 方法工程(B)で使用される酸は、無機酸、例えば鉱酸、又は有機酸であってよい。鉱酸は、塩酸、硝酸、リン酸、又は硫酸であってよい。有機酸は、酢酸、ギ酸、又はシュウ酸であってよい。] [0070] 使用される酸は、pH値が2.0未満、好適には0.5〜1.5、特に好ましくは0.5〜1.0であってよい。] [0071] 使用される酸溶液の量は、方法工程(A)から導入される液状混合物の少なくとも1倍、好適には少なくとも5倍であり得る。] [0072] 方法工程(B)からの酸溶液は、温度が0〜200℃、好適には10〜90℃、特に好ましくは15〜50℃であってよい。] [0073] 方法工程(B)からの気体状酸は、温度が10〜300℃、好適には50〜200℃、特に好ましくは70〜180℃であってよい。] [0074] 方法工程(A)から酸への反応混合物の吹き付けは、ノズルを用いて行うことができる。] [0075] ノズル開口部は、0.01〜3mm、好適には0.05〜2mm、特に好ましくは0.1〜1.5mmであってよい。] [0076] ノズルとしては、単物質用の、又は複数物質用のノズルを使用することができる。] [0077] 噴霧媒体としては、気体状物質、例えば空気、窒素、CO2、アルゴン、及び/又は蒸気状若しくは気体状の酸、例えばHClを使用することができる。] [0078] ノズルとしては、完全円錐形ノズル、中空円錐形ノズル、平面放射ノズル、及び平滑放射ノズルを使用することができる。] [0079] 方法工程(A)から酸中への反応混合物の吹き付けは、外部領域によって支持することができる。] [0080] 外部領域は、電気又は音波的な領域、例えば超音波であってよい。] [0081] 方法工程(A)から酸中への反応混合物の吹き付けは、回転式噴霧器、振動式噴霧器、又はベンチュリーノズルを介して行うことができる。] [0082] 方法工程(B)で吹き付けにより生成する液滴の大きさは、50nm〜3mm、好ましくは100nm〜1mm、特に好ましくは200nm〜0.5mmであってよい。] [0083] 方法工程(B)からの酸での滞留時間は、0.01〜100000秒、好適には1〜10000秒、特に好ましくは10〜5000秒であってよい。] [0084] 方法工程(B)で生じる生成物は、濃縮して、そして引き続き乾燥させることができる。] [0085] 方法工程(B)から生じる生成物の濃縮は、遠心分離、沈降分離、濾過、又は熱により行うことができる。] [0086] 方法工程(C)での乾燥は、対流的に、超臨界的に、凍結乾燥、赤外線照射、マイクロ波照射を用いて、又はこれらの乾燥方法の組み合わせとして行うことができる。] [0087] 方法工程(B)で気体状の酸を使用する際、方法工程(C)は方法工程(B)の中で行うことができる。] [0088] 対流式乾燥の際の乾燥温度は、10〜300℃、好適には50〜200℃であってよい。凍結乾燥の際の乾燥温度は、−50℃〜0℃、好適には−20℃〜0℃であってよい。] [0089] 対流式乾燥は、スプレー乾燥として行うことができる。] [0090] スプレー乾燥のために方法工程(B)から生じる生成物を、選択的には濃縮無しで使用することができる。スプレー乾燥は、80〜300℃の温度で、好適には80〜250℃で行うことができる。] [0091] 方法工程(C)からの生成物の残留水分は、方法工程(A)からの反応混合物中にある溶剤の質量含分に対して、0〜90質量%、好適には10〜80質量%、特に好ましくは65〜75質量%であってよい。溶剤の質量含分の測定は、質量測定的に行う。] [0092] 方法工程(C)から得られる生成物は、さらなる加工前に微粉砕することができる。さらなる乾燥工程を続けることができる。] [0093] 方法工程(D)の炭素化は、500〜1400℃の温度、好適には600〜900℃、特に好ましくは650〜800℃の温度で行うことができる。炭素化は酸素遮断下、例えば保護ガス、好適には窒素又はアルゴン下で、又は真空中で行うことができる。炭素化は、赤外線、マイクロ波、プラズマ、電気的若しくは熱的な加熱により行うことができる。] [0094] 本発明による方法は、連続式に、又はバッチ式に実施することができる。] [0095] 方法工程(D)から得られるカーボンエアロゲルは、後続の工程で後処理、例えば酸化及び/又は活性化することができる。] [0096] 後処理は、物理的に、及び/又は化学的に行うことができる。] [0097] 方法工程(D)から得られ、及び場合により後処理されるカーボンエアロゲルは、より良好な取り扱い性のために顆粒化することができる。] [0098] 顆粒化されたカーボンエアロゲルは、湿式、乾式、油及び/又はワックスで顆粒化されていてよい。] [0099] 顆粒化液体としては、水、シラン、又は炭化水素、例えばベンジン若しくはシクロヘキサンを、結合剤、例えば糖蜜、砂糖、リグニンスルホン酸塩の添加有り、又は無しで、並びに他の多数の物質を単独で、又は相互に組み合わせて使用することができる。] [0100] 本発明によるカーボンエアロゲルはとりわけ充填剤として、強化充填剤、UV安定剤、電極材料、吸音材、断熱材、触媒、触媒担体、導電性添加剤、ガス浄化及び/又は液体浄化のための吸収剤、又は顔料を使用することができる。] [0101] 本発明によるカーボンエアロゲルはとりわけ、ゴム、プラスチック、プラスチック分散液、接着剤、印刷インキ、インキ、インクジェット用インク、トナー、塗料、バッテリー、燃料添加剤、セラミック、着色剤、紙、アスファルト、コンクリートおよび他の建築材料中で使用することができる。本発明によるカーボンエアロゲルはまた、冶金学における還元剤として適用することができる。] [0102] 本発明の更なる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルを含有することを特徴とする塗料である。] [0103] 本発明によるカーボンエアロゲルは、塗料中に0.1〜30質量%、好適には0.5〜10質量%含まれていてよい。] [0104] 本発明の更なる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルを含有することを特徴とするプラスチック混合物である。] [0105] 本発明によるカーボンエアロゲルは、プラスチック混合物中に0.1〜30質量%、好適には0.5〜10質量%含まれていてよい。] [0106] 本発明の更なる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルを含有することを特徴とする印刷インキである。] [0107] 本発明によるカーボンエアロゲルは、印刷インキ中に0.1〜50質量%、好適には0.5〜40質量%含まれていてよい。] [0108] 本発明の更なる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルを含有することを特徴とするインクである。] [0109] 本発明によるカーボンエアロゲルは、インク中に0.1〜50質量%、好適には0.5〜40質量%含まれていてよい。] [0110] 本発明の更なる対象は、本発明によるカーボンエアロゲルを含有することを特徴とするゴム混合物である。] [0111] 本発明によるカーボンエアロゲルは、ゴム混合物中のゴムに対して0.1〜200質量部、好適には5〜150質量部含まれていてよい。] [0112] 本発明によるカーボンエアロゲルの利点は、粒子が細かいことが原因で、従来技術から公知のカーボンエアロゲルに比べて分散性が改善されていることである。] [0113] 本発明による方法の利点は、本発明による方法では、微細粒子状生成物が直接得られることである。] 図面の簡単な説明 [0114] 実施例4のメソ多孔性分布を示す図である。 実施例5のメソ多孔性分布を示す図である。 実施例6のメソ多孔性分布を示す図である。 実施例7のメソ多孔性分布を示す図である。] [0115] 実施例1(比較例 Barral, Journal of Non- Crystalline Solids, Vol. 225, p. 47(二段階法), 1998) フロログルシノール0.68gを、水101.6g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド溶液0.32gを添加する。引き続き、水酸化カルシウム0.02gを添加する。溶液の入った閉鎖されたガラス容器を、90℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。シリコーン油浴中で5分間の滞留時間後、なお液状の溶液を室温に冷却する。引き続き、37%のHCl溶液0.128gを添加する。生成する溶液を72時間、92℃の温度に保つ。生成する有機ゲルを室温で乾燥させ、引き続き実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる炭素システムは、粒径分布X50=1.07μm(平均粒径)、及びX95=3.09μmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が233.5m2/gであり、かつメソ多孔性体積が0.008cm3/gである。] [0116] 実施例2(比較例、WO 02/12380 A2実施例1〜2) WO 02/12380 A2で言及されている実施例1〜2を、その記載通りに後追いする。] [0117] 得られる炭素システムは、記載された測定方法を用いては、粒子直径分布を完全に同定することができない(X95>3.0mm)。このカーボンエアロゲルは、比表面積が535.2m2/gであり、かつメソ多孔性体積が0.459cm3/gである。このカーボンエアロゲルのMy値は、226.9である。] [0118] 実施例3 フェノール4.5gを、水19.5g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド溶液11.77gを添加する。引き続きこの溶液を、25%の苛性ソーダ0.73gでpH値9.1に調整する。溶液の入った閉鎖されたガラス容器を、90℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。シリコーン油浴中で8時間の滞留時間後、なお液状の溶液を、Schlick中空円錐ノズル121Vモデル、8型(0.8mm孔)によって2.5barの圧力で、10倍の体積のpH=1.0のHCl溶液中に噴射する。有機の微粒子状沈殿を有する酸溶液を、20時間の滞留時間後、室温でスプレー乾燥機内で160℃で乾燥させる。乾燥されたゲルを、実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる微粒子状炭素システムは、粒径分布X50=316nm(平均粒径)、及びX95<512nmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が613.3m2/gであり、かつメソ多孔性体積が0.044cm3/gである。このカーボンエアロゲルのMy値は、239.0である。このMy値は実施例2(比較例)におけるものよりも高く、従ってより良好な分散性を示す。] [0119] 実施例4 フェノール(P)1.9gを、水11.52g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド(F)溶液4.97gを添加する。引き続きこの溶液を、25%の苛性ソーダ0.31gでpH値9.1に調整する。溶液の入った閉鎖された容器を、85℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。シリコーン油浴中で10時間の滞留時間後、なお液状の溶液を、Schlick中空円錐ノズル121Vモデル、8型(0.8mm孔)によって2.5barの圧力で、10倍の体積のpH=0.95のシュウ酸溶液(温度は85℃)中に噴射する。形成された有機の微粒子状沈殿を有する酸溶液を、85℃で、同様に閉鎖された容器内で保管する。90時間後、微粒子状沈殿を有する酸溶液を、スプレー乾燥機内で160℃で乾燥させる。乾燥されたゲルを、実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる微粒子状炭素システムは、粒径分布X50=495nm(平均粒径)、及びX95=917nmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が734.8m2/gであり、かつメソ多孔性体積が1.07cm3/gである。メソ多孔性分布は、図1に示されている。このカーボンエアロゲルのMy値は、285.7である。My値は実施例2(比較例)におけるものよりも高く、従ってより良好な分散性を示す。] 図1 [0120] 実施例5 フェノール1.9gを、水11.52g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド溶液4.97gを添加する。引き続きこの溶液を、25%の苛性ソーダ0.31gでpH値9.1に調整する。溶液の入った閉鎖された容器を、85℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。シリコーン油浴中で10時間の滞留時間後、なお液状の溶液を、Schlick中空円錐ノズル121Vモデル、8型(0.8mm孔)によって2.5barの圧力で、10倍の体積のpH=0.95のギ酸溶液(温度は85℃)中に噴射する。形成された有機の微粒子状沈殿を有する酸溶液を、85℃で、同様に閉鎖された容器内で保管する。90時間後、微粒子状沈殿を有する酸溶液を、スプレー乾燥機内で160℃で乾燥させる。乾燥されたゲルを、実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる微粒子状炭素システムは、粒径分布X50=770nm(平均粒径)、及びX95=1916nmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が699.9m2/gであり、かつメソ多孔性体積が0.85cm3/gである。メソ多孔性分布は、図2に示されている。このカーボンエアロゲルのMy値は、272.7である。My値は、実施例2(比較例)におけるものよりも高く、従ってより良好な分散性を示す。] 図2 [0121] 実施例6 フェノール1.9gを、水11.52g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド溶液4.97gを添加する。引き続きこの溶液を、25%の苛性ソーダ0.31gでpH値9.1に調整する。溶液の入った閉鎖された容器を、125℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。容器の内容体積に、4.5barの圧力(絶対圧)をかける。シリコーン油浴中で18分間の滞留時間後、なお液状の溶液を、Schlick中空円錐ノズル121Vモデル、8型(0.8mm孔)によって2.5barの圧力で、10倍の体積のpH=0.95のHCl溶液(温度は25℃)中に噴射する。形成された有機の微粒子状沈殿を有する酸溶液を、25℃で、同様に閉鎖された容器内で保管する。24時間後、微粒子状沈殿を有する酸溶液を、スプレー乾燥機内で200℃で乾燥させる。乾燥されたゲルを、実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる微粒子状炭素システムは、粒径分布X50=810nm(平均粒径)、及びX95=1956nmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が700.0m2/gであり、かつメソ多孔性体積が1.03cm3/gである。このメソ多孔性分布は、図3に示されている。このカーボンエアロゲルのMy値は、276.3である。My値は、実施例2(比較例)におけるものよりも高く、従ってより良好な分散性を示す。] 図3 [0122] 実施例7 フェノール3.8gを、水23.00g中に室温で溶解させる。この溶液に、37%のホルムアルデヒド溶液9.84gを添加する。引き続きこの溶液を、25%の苛性ソーダ0.62gでpH値9.1に調整する。溶液の入った閉鎖された容器を、125℃のシリコーン油浴中で撹拌せずに加熱する。容器の内容体積に、4.5barの圧力(絶対圧)をかける。シリコーン油浴中で19分間の滞留時間後、なお液状の溶液を、Schlick中空円錐ノズル121Vモデル、8型(0.8mm孔)によって2.5barの圧力で、10倍の体積のpH=1.01のHCl溶液(温度は25℃)中に噴射する。形成された有機の微粒子状沈殿を有する酸溶液を、25℃で、同様に閉鎖された容器内で保管する。24時間後、微粒子状沈殿を有する酸溶液を、スプレー乾燥機内で220℃で乾燥させる。乾燥されたゲルを、実験用炉で800℃で窒素下、1.5時間炭素化する。得られる微粒子状炭素システムは、粒径分布X50=830nm(平均粒径)、及びX95=1990nmである。このカーボンエアロゲルは、比表面積が689.9m2/gであり、かつメソ多孔性体積が0.91cm3/gである。このメソ多孔性分布は、図4に示されている。このカーボンエアロゲルのMy値は、274.2である。My値は、実施例2(比較例)におけるものよりも高く、従ってより良好な分散性を示す。] 図4
权利要求:
請求項1 平均粒子直径が1μm未満であることを特徴とする、カーボンエアロゲル。 請求項2 密度が0.005〜2.0g/cm3であることを特徴とする、請求項1に記載のカーボンエアロゲル。 請求項3 (A)モノヒドロキシベンゼン及び/又はポリヒドロキシベンゼン、アルデヒド、及び触媒を反応器内で75〜200℃の範囲の反応温度Tで80〜2400kPaの圧力で反応させ、(B)引き続き、方法工程(A)からの反応混合物を酸中に吹き付け、(C)方法工程(B)から生成する生成物を乾燥させ、そして(D)炭素化する、ことを特徴とする、請求項1に記載のカーボンエアロゲルの製造方法。 請求項4 充填剤、強化充填剤、UV安定剤、電極材料、吸音材、断熱材、触媒、触媒担体、導電性添加剤、ガス浄化及び/又は液体浄化のための吸収剤、又は顔料としての、請求項1に記載のカーボンエアロゲルの使用。 請求項5 ゴム、プラスチック、プラスチック分散液、接着剤、印刷インキ、インク、インクジェット用インク、トナー、塗料、バッテリー、燃料電池、セラミック、着色剤、紙、アスファルト、コンクリート、及び他の建材での、請求項1に記載のカーボンエアロゲルの使用。 請求項6 請求項1に記載のカーボンエアロゲルを含むことを特徴とする、塗料。 請求項7 請求項1に記載のカーボンエアロゲルを含むことを特徴とする、プラスチック混合物。 請求項8 請求項1に記載のカーボンエアロゲルを含むことを特徴とする、印刷インキ。 請求項9 請求項1に記載のカーボンエアロゲルを含むことを特徴とする、インク。 請求項10 請求項1に記載のカーボンエアロゲルを含むことを特徴とする、ゴム混合物。
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