专利摘要:
薬物送達装置(10)が提供され、該装置は薬剤を収容する貯留部(12)を含んでいる。薬剤は液体キャリア内に固形物の懸濁液を含んでいる。該装置はまた、患者への注入のための末端部(42)と貯留部に連通する基端部(40)と末端部と基端部との間に延在する内腔(44)とを有するニードル(38)を含んでいる。経路(60)が貯留部からニードルの末端部まで内腔を通って画成され、該経路は基端側から末端側方向にその少なくとも一部に沿って減少する内径を有している。有利なことに、本発明によれば、流れ経路が貯留部からニードルの末端部先端まで径においてより緩やかな移行を提供し得る。このようにして、懸濁液の速度変化が先行技術よりも急激でなく、結果として、懸濁液の固形粒子をより良く維持できる。
公开号:JP2011509765A
申请号:JP2010543305
申请日:2009-01-20
公开日:2011-03-31
发明作者:ディー.モタヘド ベウザッド;グロスコプ ロジャー
申请人:ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company;
IPC主号:A61M5-178
专利说明:

[0001] この発明は、薬剤懸濁液から生ずる固形物に関連する問題に対処する、薬物送達装置に関する。]
背景技術

[0002] ある種の薬物又は薬剤(これらの用語はここで互換的に用いられている)は、好ましくは、粉末、すなわち、乾燥形態(例えば、凍結乾燥形態)で提供される。このような粉末化された薬剤は、注入による個体への送達を許容すべく、液体の希釈剤、すなわち、キャリアに一般に懸濁される。粉末の薬剤は、注入の前に希釈剤と組み合わされ、そして溶液の形態で投与される。薬物送達システムは、典型的には、薬剤溶液を収容する、大きな径を備える貯留部、例えば、注射器の胴部又は薬物カートリッジを有している。]
[0003] 先行技術の装置が開発されており、これらの装置は、希釈剤及び乾燥物質を共通の容器ないしは貯留部の別々のチャンバーにもたらし、溶液を形成する際に混合を生じさせるために、希釈剤の乾燥物質への流れを可能にすように容器が構成されている。例えば、Vetterへの特許文献1は、混合用に構成された注射器に向けられ、一方、AhlstrAndその他への特許文献2は、混合用の薬物カートリッジに向けられている。]
先行技術

[0004] 米国特許第4,874,381号明細書
米国特許第4,968,299号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0005] しかしながら、固体/液体の懸濁液における固形物と液体との密度差が原因で、2つの懸濁構成物質の相対速度が異なることがあり、この結果、固形物の粒子が溶液から分離するおそれとなる。薬物送達システムは、薬剤の送達のために用いられる流体経路に比て、大きな径を備える貯留部、例えば、注射器の胴部又は薬物カートリッジを典型的に有している。送達のときに、流体経路は、ハブ又はニードルを通る溶液の移行によって、その径において減少される。流体の流れ経路における径の急激な変化が原因で、固形物の粒子が溶液から生じ得るのである。]
課題を解決するための手段

[0006] 薬物送達装置がここに提供され、この装置は薬剤を収容する貯留部を含んでいる。薬剤は液体のキャリア内に固形物の懸濁を含んでいる。この装置はまた、患者への注射のための末端部、貯留部と連通する基端部、及び末端部と基端部との間に延在する内腔を有するニードルを含んでいる。貯留部からニードルの末端部に内腔を通って経路が画成され、該経路は、その少なくとも一部分に沿って基端側から末端側の方向に減少する内径を有している。]
発明の効果

[0007] 有利なことに、本発明によれば、貯留部からニードルの末端部の先端まで、径において、より緩やかな移行を提供する流れ経路が画成され得る。このようにして、懸濁液の速度における変化が先行技術よりも急激でないので、結果として、懸濁液中に固形粒子をより良く維持することになる。]
[0008] 本発明のこれらの、及び他の特徴は、以下の詳細な説明及び添付図面を検討することによって、より良く理解されるであろう。]
図面の簡単な説明

[0009] 本発明に従って形成された、注射器の形態の薬物送達装置の概略図である。
本発明に従って形成された、ペン型注入器の形態の薬物送達装置の概略図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。
本発明に用いられ得る流体の入口ポートの幾つかの形態の1つを示す図である。]
実施例

[0010] 図面を参照するに、流体懸濁液中の薬物を個体に送達するための薬物送達装置10が示されている。当業者には理解されるように、薬物送達装置10は様々な形態であってもよい。図1及び2を参照するに、薬物送達装置10は、注射器の形態(図1)又はペン型注入器など(図2)であってもよい。いずれにしても、薬物送達装置10は、内部に懸濁液14が維持されている貯留部12を含んでいる。] 図1 図2
[0011] 図1を参照するに、薬物送達装置10は胴部16を含んでいる。該胴部16は基端部18及び末端部20を含んでいる。ここで用いられるとき、用語、「基端側」は、注入部位からさらに離れた構成部品の端部(すなわち、「非患者側端部」)を意味し、一方、用語、「末端側」は注入部位に向う端部(すなわち、「患者側端部」)を意味しているものとする。この技術分野で知られているように、胴部16内には1つ以上のストッパー22がそれと液密に係合して配置されてもよい。プランジャーロッド24が、例えば、胴部16の基端部18においてアクセス可能なように、ストッパー22から基端側方向に延在している。ストッパー22及びプランジャーロッド24は共に、以下に説明するように、貯留部12から懸濁液14を付勢するのに使用可能であるプランジャー26を形成している。] 図1
[0012] 貯留部12へのアクセスを許す開口部28 (図 3)が胴部16の末端部20に画成されている。開口部28は、この技術分野で周知のように、好ましくは、エラストマー材料で作成される隔壁30によって封止されている。胴部16は、ペンニードル組立体34が取り付けられるネック部32を画成するために、末端部20のすぐ近くに縮径部を備えて形成されてもよい。ペンニードル組立体34は、ニードルカニューレ38が取り付けられるハブ36を含んでいる。ハブ36は、ネック部32などにおいて、ねじのような協働する取り付け部材を用いることにより、胴部16に取り付けるべく形成され、又は (接着剤又は溶融のようなものによって)それに取り付けられてもよい。ニードルカニューレ38は、ハブ36が胴部16に取り付けられた状態で、貯留部12内に延在するように形成された基端部40、及び患者に挿入するべく形成された末端部42を含んでいる。ニードルカニューレ38は、隔壁30を貫通して延在し、貯留部12にアクセスする。ペンニードル組立体34を胴部16に取り付けることで、ニードルカニューレ38が隔壁30を通って突き刺す。内腔44は、基端部40と末端部42とを連通すべく、ニードルカニューレ38の長さに亘り延在している。]
[0013] 図1に示されるように、貯留部12は、胴部16、ストッパー22、及び隔壁30を含む幾つかの構成部品の組み合わせによって画成される。当該技術分野で周知のように、ペンニードル組立体34が胴部16に取り付けられた状態、特に、ニードルカニューレ38の基端部40が貯留部12内に延在している状態でのプランジャー26の末端側への前進は、懸濁液14がニードルカニューレ38を通過することを促せる。] 図1
[0014] 図2を参照するに、薬物送達装置10がペン型注入器の形態で示されている。図1を参照して上に説明した要素は同様に番号付けられている。ペン型注入器の形態では、ボックス46として概略示されている用量設定機構が設けられてもよい。ペン型注入器のための用量設定機構は先行技術において周知である。加えて、図1において、プランジャー26は手動駆動式のものが示されている。図1及び2の両変形例、及び薬物送達装置10の他の可能な構成例において、プランジャー26は、手動、半自動、又は自動的に駆動されるように構成されてもよい。] 図1 図2
[0015] ペン型注入器の構成によれば、典型的には、薬物カートリッジ48が設けられている。薬物カートリッジ48は胴部16、ストッパー22、及び隔壁30を含み、貯留部12を画成している。薬物カートリッジ48と図1の構成との主な相違点は、ペンニードル組立体34が、胴部16に取り付けられているというよりはむしろ、薬物送達装置10の外側の胴部52に画成されたネック部50に取り付けられていることである。] 図1
[0016] 懸濁液14は、個体内に送達するための薬剤を含んでいる。懸濁液14は、液体のキャリアに保持された固形成分を含んでいる。活性の薬剤(単数又は複数)は、懸濁液14の固形成分、及び/又は液体のキャリア内に存してもよい。懸濁液14は、完全に溶解された固形物を少なくとも幾らか含んでいる様々な度合いに溶解された固形物を包含するか、又は液体キャリアに懸濁された固形粒子を含んでいてもよい。懸濁液14は、貯留部12に配置される前に予め混合されてもよく、又は貯留部12に配置された後に混合されてもよい。例えば、貯留部12が、当該技術分野で知られている再構成配列のように、別々の区画に液体の希釈剤と固形の薬剤とを収容し、2つの成分が個体への送達の前に混合される。適切な再構成配列は、例えば、特許文献1及び特許文献2に見出され、これらの記載内容は、参照によりここに取り入れられている。]
[0017] 貯留部12内の懸濁液14に連通し、且つ連続して接触する流体入口ポート53が設けられるのが好ましい。流体入口ポート53は、基端部56と末端部58とを含み、基端部56が末端部58よりも大きな径を画成している、流れ制御表面54を規定している。基端部56は、ニードルカニューレ38の基端部40よりも基端側に配置されている。加えて、流れ制御表面54の基端部56は、ニードルカニューレ38、特にその基端部40における内腔44よりも大きくなるように構成されている。流れ制御表面54は、基端から末端の方向に延在する概ね管状で、基端部56から末端部58へ行くにつれ収束する形状に形成されている。直径における減少は、図3に示されるように、テーパ付けられたように緩やかであるか、又は図5に示されるように、1つ以上の階段状変化を備えて形成されるか、それらの組み合わせてもよい。] 図3 図5
[0018] 懸濁液14は、投与の間、流れ制御表面54及びニードルカニューレ38を通って流れる。懸濁液14のための流れ経路60は、少なくともニードルカニューレ38、特に、内腔44、及び流れ制御表面54によって規定される。該流れ経路60は、貯留部12からニードルカニューレ38の末端部42まで規定される。流れ制御表面54によって、流れ経路60の少なくとも一部分は、懸濁液14が末端側の方向に流れるにつれ、径において減少する。図3に示されるように、流体経路60は、貯留部12からニードルカニューレ38への直近の移行部によっては規定されず、これにより、径における重大な低下を回避している。むしろ、流れ制御表面54は、懸濁液14における急激な速度変化をより良く回避する、径におけるより緩やかな変化を提供している。より緩やかな速度変化によって、懸濁液14は、溶液中に固形粒子をより良く維持し得る。] 図3
[0019] 図3及び4に示されるように、流体入口ポート53は、隔壁30により画成されてもよい。図3を参照するに、流体入口ポート53の全体又は一部を画成すべく、カラー62が隔壁30から基端側に延在している。好ましくは、図4に示されるように、流体入口ポート53は、隔壁30の基端側の面64内に画成される。より好ましくは、流体入口ポート53を囲む基端側の面64の部分が、懸濁液14を流れ制御表面54に向けて収束的に案内するべく、破線66で示されるように、角度を付けられて配置され得る。] 図3 図4
[0020] 流れ制御表面54と基端側の面64との結合部に形成される縁部68は、流れ経路60に沿う方向の速度における緩やかな変化をさらに増進させるために、丸み付けられてもよい。流体経路60に沿う方向の全ての移行部(角部、縁部、径の変化部)は、アーチ状又はアール付けられた移行部を画成するべく丸み付けられるのが好ましい。例えば、図5を参照するに、縁部60に加えて、縁部60A、6OB、及び6OCが、好ましくは、丸み付けられる。] 図5
[0021] 図3及び4に示されるように、ニードルカニューレ38の基端部40は、ペンニードル組立体34が装置10に取り付けられた状態で、流れ制御表面54の末端部58と概ね一致するのが好ましい。流れ制御表面54がニードルカニューレ38の基端部40に連通するのに十分な長さを有することを確実にするために、基端部40は、流れ制御表面54内に末端部58から基端側に延入するように構成され得る。代わりに、図5に示されるように、チャンネル70が末端部58から末端側に延在してもよい。チャンネル70は、ニードルカニューレ38の外径と概ね同じ径を有し得る。チャンネル70は、使用中に、その内部に基端部40が配置されるように構成されてもよい。その結果、流れが、流れ制御表面54からニードルカニューレ38へチャンネル70を経由して通過し得る。このようにして、ニードルカニューレ38の基端部40は、流れ制御表面54の末端部58から末端側に位置される。] 図3 図5
[0022] 図6を参照するに、ニードルカニューレ38は、ステイク(staked)されたニードル構成などで、胴部16に直接に固定されてもよい。ここで、流れ入口ポート53は、胴部16、特に胴部16の末端部20に直接に画成されてもよい。胴部16の末端部20は、流れ入口ポート53の周りに位置され基端側に面する部分72を有し得る。好ましくは、流れ制御表面54は、当該基端側に面する部分72から末端側方向に延びている。当該基端側に面する部分72は、特に、懸濁液14を収束させて流れ入口ポート53に向けるべく、テーパ付けられ、及び/又はアーチ状に形成されてもよい。流れ入口ポート53及び流れ制御表面54は上述のように画成され得る。] 図6
[0023] 使用中に、懸濁液14はプランジャー26によって加圧され、そして末端方向に付勢される。懸濁液14が流れ経路60を越えるとき、懸濁液14は、特に、流れ制御表面54を横断する、次第により小さくなる流れ経路に沿って付勢される。ニードルカニューレ38の内腔44が一定の径を有しているとしても、流れ制御表面54は径の緩やかな変化を可能にしている。このようにして、より緩やかな速度の変化が、特に、貯留部12からニードルカニューレ38の基端部40へ移行するときに、実現される。]
[0024] さらに、ニードルカニューレ38の長さ、特に、基端側から末端側の方向に沿って変化する径を有する内腔44を、ニードルカニューレ38の基端部40での内腔44がニードルカニューレ38の末端部42でのそれよりも大きな径を画成するように、提供することも可能である。例えば、図4に概略的に示されるように、内腔44は、基端側から末端側の方向に少なくとも部分的にテーパ付けられてもよい。内腔44の径における他の変化も可能である。] 図4
[0025] 隔壁30によって、又は胴部16によって形成されるのに加えて、流れ入口ポート53は、スリーブ74によるような、付属の、すなわち、二次的な構成部品によって画成されてもよい。図7に関して、ハブ36はスリーブ74を含んでいる。この配列では、スリーブ74の基端部76がテーパ付けられ、さもなければ、使用のためにハブ36が取り付けられた状態で、スリーブ74が隔壁30を突き通すべく尖った端部を有するように形成されてもよい。流体の入口ポート53が、上述したのと同様の方法で、スリーブ74に画成され得る。加えて、スリーブ74は、ハブ36に取り付けられるか又は取り付けられない状態で、ニードルカニューレ38に取り付けられてもよい。図8を参照するに、スリーブ74は、胴部16及びニードルカニューレ38に、ステイクされたニードル構成などで、直接に固定される別の構成部品として提供されてもよい。胴部16は上述のように構成され得る。] 図7 図8
[0026] 当業者によって理解されるように、流体入口ポート53の様々な配列が組み合わされて用いられ得る。例えば、図9を参照するに、流体入口ポート53は、隔壁30及びスリーブ74内(該スリーブ74はハブ36及び/又はニードルカニューレ38に取り付けられている)に画成され得る。隔壁30及びスリーブ74によって画成される流れ制御表面54の両者は、基端側から末端側の方向に径において徐々に減少するように流体経路60を共同して画成し得る。加えて、上述のように、隔壁30の基端側の面64は角度付けられ、及び/又はニードルカニューレ38の内腔44がテーパ付けられてもよい。流体経路60において、縮小を生じさせる種々の配列の組み合わせが利用されてもよく、特に、胴部16、隔壁30、スリーブ74及び/又は内腔44による種々の配列の組み合わせが利用されてもよい。] 図9
权利要求:

請求項1
液体キャリア内に固形物の懸濁液を備える薬剤を収容する貯留部、患者への注入のための末端部と、前記貯留部に連通する基端部と、前記末端部と基端部との間に延在する内腔とを有するニードル、前記貯留部から前記ニードルの前記末端部まで前記内腔を通って画成された経路、を備え、前記経路は、基端側から末端側方向にその少なくとも一部に沿って減少する内径を有していることを特徴とする薬物送達装置。
請求項2
流れ制御表面を規定する流体入口ポートをさらに備え、前記流れ制御表面は基端部及び末端部を有し、流れ制御表面の前記基端部は前記懸濁液に連続して接触し且つ前記ニードルの前記基端部の基端側に配置され、前記流れ制御表面の前記基端部は前記流れ制御表面の前記末端部よりも大きな内径を画成し、及び前記流れ制御表面の前記基端部は前記ニードルの前記基端部における前記内腔の前記径よりも大きな内径を画成していることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項3
前記ニードルの前記基端部での前記内腔は、前記ニードルの前記末端部におけるよりも大きな径を有していることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項4
前記貯留部は、基端部及び末端部を有し、前記末端部は基端側に面した部分を含み、前記基端側に面した部分は前記ニードルに向けて角度的に収束するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項5
カートリッジをさらに備え、前記カートリッジが前記貯留部を画成していることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項6
ニードル組立体をさらに備え、前記ニードル組立体は基端部と末端部とを有するハブを含み、前記ハブは流れ制御表面を画成する流体入口ポートを含み、前記流れ制御表面は基端部と末端部とを含み、前記流れ制御表面の基端部は前記懸濁液に連続して接触し且つ前記ニードルの前記基端部から基端側に配置されており、前記流れ制御表面の前記基端部が、前記流れ制御表面の前記末端部よりも大きな内径を規定し、及び前記流れ制御表面の前記基端部が前記ニードルの前記基端部での前記内腔の径よりも大きな内径を規定していることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項7
前記貯留部の末端部に配置された隔壁をさらに備え、前記隔壁は流れ制御表面を画成する流体入口ポートを含み、前記流れ制御表面は基端部と末端部とを有し、前記流れ制御表面の基端部は前記懸濁液に連続して接触し且つ前記ニードルの前記基端部から基端側に配置されており、前記流れ制御表面の前記基端部が、前記流れ制御表面の前記末端部よりも大きな内径を規定し、及び前記流れ制御表面の前記基端部が前記ニードルの前記基端部での前記内腔の径よりも大きな内径を規定していることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項8
前記流体経路に沿う径の移行部は丸み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項9
前記経路の内径における前記減少は緩やかであることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
請求項10
前記経路の内径における前記減少は、径に於ける少なくとも1つの階段状変化を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の薬物送達装置。
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