专利摘要:
組織を圧縮するクリップは、第一の脚および第二の脚を備え、各々は、第一の脚の近位端と第二の脚の近位端との間で結合された接合部と組み合わせて、遠位端から近位端に延び、第一の脚および第二の脚が、選択されたクリップ留め距離によって互いから分離される閉じた構成と、第一の脚および第二の脚が、クリップ留め距離よりも大きい距離を受容する組織によって互いから分離される開いた構成とのうちの1つの中に、第一の脚および第二の脚に付勢する。第一の脚および第二の脚は、閉じた構成にあり、第一の脚と第二の脚との間に組織が受容されていないとき、第一の脚と第二の脚との間の距離は、第一の脚と第二の脚との接合部から第一の脚の遠位端と第二の脚の遠位端とまで実質的に一定であるような形状にされる。
公开号:JP2011509741A
申请号:JP2010543111
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-31
发明作者:バリー ウェイツナー,
申请人:ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc.;
IPC主号:A61B17-12
专利说明:

[0001] (優先権主張)
本出願は、「Resolution Clip」という名称で2008年1月22日に出願された米国仮出願第61/022,586号に対する優先権を主張する。上記に識別された明細書は、本明細書により参照によって援用される。]
背景技術

[0002] (背景)
技術における進歩は、最小侵襲性診断処置、例えば、先進的な内視鏡およびNatural Orifice Transluminal Endoscopic Surgical(「NOTES」)処置の採用および実践の増加につながってきた。切開部を有しないか、または最小の大きさの切開部によって行われ得るそのような処置は、例えば、脳、胃腸管などの中の外科処置およびさまざまな器官からの標本を観察し、そして/または収集するための処置を含む。NOTES処置が自然の開口部(orifice)(すなわち、口、肛門など)を通される内視鏡を得て、体腔内の組織に切開部を介し管腔の壁を通じてアクセスするので、NOTES処置は、外部の切開部なしに利用され得、目に見える傷跡と、例えば、腹部の筋肉の切断に関連した痛みとを回避する。]
[0003] クリップは、そのような最小侵襲性処置のためのコアツールの1つである。これらのクリップは、自然のまたは外科的に作られた創傷の複数の縁を接合する閉鎖デバイスとして用いられ、癒合を容易にすること、出血を止めることなどを行う。従来のクリップによって加えられる組織を接合する複数の力は、クリップのアームの遠位端において実質的に集中され、クリップの本体から間隔を空けられ、特定の場合において、クリップがクランプ締めされる組織に沿ってクリップがスライドすることを可能にする。]
課題を解決するための手段

[0004] いくつかの実施形態において、本発明は、血管、管路などをシールするためのシステムおよび方法に関しているが、本発明はまた、脈管、管路などにおける開口部をシールするための複数のシステムおよび複数の方法に関する。本発明は、第一の脚および第二の脚を備えている組織を圧縮するクリップを提供し、各々は、第一の脚の近位端と第二の脚の近位端との間で結合された接合部と組み合わせて、遠位端から近位端に延び、第一の脚および第二の脚が、選択されたクリップ留め距離によって互いから分離される閉じた構成と、第一の脚および第二の脚が、クリップ留め距離よりも大きい距離を受容する組織によって互いから分離される開いた構成とのうちの1つの中に、第一の脚および第二の脚に付勢され、第一の脚および第二の脚が閉じた構成にあり、かつ第一の脚と第二の脚との間に組織が受容されていない場合、第一の脚と第二の脚との間の距離は、接合部から第一の脚の遠位端および第二の脚の遠位端まで実質的に一定であるような形状にされる。別の実施形態において、本発明は、脈管、管路などの壁における開口部をシールし、閉じるためのシステムおよび方法に関する。]
[0005] 添付の図面は、本発明の設計を例示する。]
図面の簡単な説明

[0006] 図1は、本発明の例示的実施形態のクリップの斜視図を示す。
図2は、本発明の第二の例示的実施形態のクリップの斜視図を示す。
図3は、管腔を通る流体の流れを含む管腔の斜視図を示す。
図4は、本発明の例示的実施形態に従ったシールされた管腔の斜視図を示す。
図5は、管腔の中に漏出源を含む管腔の斜視図を示す。
図6は、本発明の例示的実施形態に従ったシールされた管腔の斜視図を示す。
図7は、本発明の第三の例示的実施形態のクリップの断面図を示す。
図8は、閉じた構成における第三の例示的実施形態のクリップのクローズアップ図を示す。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8
実施例

[0007] (詳細な説明)
以下の説明を参照してさらに理解され得る本発明と添付の図面とは、最小侵襲性処置の間に組織をクリップで留めるためのデバイスに関する。]
[0008] 本発明に従ったデバイスおよび方法は、複数のクリップを利用し得、複数のクリップは、複数のアームを含み得、複数のアームは、閉じているとき、複数のアームの長手方向の側部に沿って互いに接近し得、複数のアームの間にある、ある長さの組織に力を加える。図1に示されるように、本発明の例示的な実施形態に従ったクリップ100は、実質的にU字形状の構成を有し、クリップ100の複数の脚101は、閉じた構成にあるとき、互いに向かって実質的に互いに平行に引っ張られ、把持力を加え、把持力は、複数の脚101の長さに沿って実質的に一定のままである。クリップ100の複数の近位の脚は、代替としてV字構成に接合され得るか、または長方形の形状にされた近位の接続部を備え得ることが留意される。さらに、結束部分102は、円滑で遮られていない形状と、複数の角度を付けられた縁を含む角のある形状とのうちの1つを備え得る。さらに別の代替の実施形態において、脚101の近位端は、接合部を介して互いに直接接合され、接合手段は、当該分野において公知である。この特定の実施形態は、近位に接合された2つの脚101または連続的構成のいずれか1つを利用し得、単一本体(unibody)構造は、単一本体構造の近位部分から外向きに延びる2つの脚を備えている。] 図1
[0009] 加えて、クリップ100の近位部分は、ロックする配列を含み得、ロックする配列は、クリップ100の標的組織への挿入の後に一緒にクランプ締めされ得、ロックする配列は、当該分野で公知の配列、例えば、掛金をかける機構、摩擦ばめロックなどであり得るが、これらに限定されない。クリップおよびロックする配列が、好ましくは、標的組織に望ましい圧縮力(例えば、組織の対向した部分が一緒に引っ張って流体の流れが組織を通過することを防ぐのに十分な)を加えるように設計されることを、当業者は理解する。本発明の例示的実施形態に従ったクリップは、クリップ100の複数の脚101が、組織、血管、脈管または他の管腔構造の直径全体にわたって実質的に一定な収縮した組織に対して、収縮させる圧力を加えることを可能にし得る。]
[0010] 本発明に従ったクリップ100が内視鏡と結びつけて説明されるが、当業者は、本発明に従った複数のクリップ100が任意の挿入デバイス(例えば、腹腔鏡、結腸鏡など)とによって展開され得ることを理解する。したがって、クリップ100の設計は、当業者によって理解され得るように、クリップ100を選択的な係合と、内視鏡または他の挿入デバイスから選択的に係合を外すこととに対して適するように変更され得る。さらに、当業者によって理解され得るように、クリップ100の寸法は、内視鏡または他の最小侵襲性手段の作業チャネルを介した展開を、当業者が理解するように、例えば、カテーテルのシースを通して、内視鏡の外側に沿ってガイドワイヤーなどの展開を介して、可能にするように選択され得る。加えて、クリップ100の複数の脚の長さは、係合される組織の長さに沿って延びるように選択され得る。例えば、脈管または管路における穴が収縮し、流体的にシールされる所では、クリップ100の複数の脚の長さは、以下で図3または図4に関してより詳細に説明されるように、穴の長手方向の長さと少なくとも等しいかまたは穴の長手方向の長さよりも長い。この実施形態に従ったクリップ100の脚101の内側表面110は、円滑かつ平坦であり(すなわち、実質的に突起部がない)、クランプ締めされた組織上の損傷の形成を最小化する。しかしながら、当業者は、クリップ留めされた組織の増加した摩擦係合が所望される場合には、クリップ100の複数の内側表面110の1つまたは両方が粗くされ得るか、または摩擦係合を増大させるように別な態様で形成され得ることを理解する。以下でクリップ400に関して説明されるように、脚の内側表面の形状を除いて、クリップ100およびクリップ400とこれらのクリップを展開するための装置とは、CohenらのSingle Stage Hemostasis ClippingDeviceと題された米国特許出願第60/915,806号において説明されるように実質的に構成され得、同特許出願の開示の全体は、本明細書において参照によって援用される。] 図3 図4
[0011] 身体クリップ100は、任意の適切な生体適合性材料(すなわち、ポリマー、金属など)の単一のピースで製造され得る。しかしながら、当業者は、生成するのがそれほど経済的でない場合には、他の構成が等しく適切であり得ることを理解する。本発明に従ったクリップが、クリップの複数のアームが実質的に円滑かつ互いに平行なクリップの内側表面を有して形成され、その結果、閉じた構成にある場合には、複数のアームのこれらの内側表面が複数のアームの長さの延ばされた部分に沿って互いに接触することを除いて、「Single Stage Hemostasis ClippingDevice」と題された米国仮特許出願第60/915,806号において説明されるクリップの構成と実質的に一致するように作られ得ることが、さらに留意される。米国仮特許出願第60/915,806号の内容の全体は、本明細書において参照によって援用される。]
[0012] 図2は、本発明の第二の例示的実施形態に従ったクリップ200を示し、クリップ200は、脚201に取り付けられた結束構造202を含む。脚201の内側表面は、ポリマー220によってコーティングされ、ポリマー220は、好ましくは、実質的に弾性であり、クリップ留めされた組織に加えられるように所望される圧力を上回る内向きの圧力の吸収を容易にする。結果として、ポリマー220は、クリップ200がクリップ留めされた組織に対する外傷を最小化しながら、所望の圧縮特性を獲得することを可能にする。したがって、圧縮力がクリップ200の長さ全体にわたって実質的に均等に分散されるので、組織の切断または傷跡を残すことのような外傷は最小化される。さらに、ポリマー220を介した圧力の実質的に均等な分散を利用することによって、クリップ200は、所望の組織配置からすべって離れることを抑えられる。ポリマー220のコーティングの厚さは、ポリマー220の表面をコーティングするのに必要とされる最小の厚さの1つから、クッションを備えた組織接触表面を提供する増加された厚さまで、さまざまであり得ることがさらに留意される。] 図2
[0013] さらに別の実施形態は、複数の脚の間のギャップを満たすようにクリップ100の1つまたは両方の脚101に金属を付加することを含み、力がクリップ100によってクリップ留めされた組織に加えられる領域を拡大する。当業者によって理解され得るように、この領域を増加させることは、圧縮力を広げることによって、外傷を低減し、脚101の長さに沿って組織の圧縮されない領域を排除することによって、クリップ100のシールの質を高める。例えば、血管を横切って配置されるとき、クリップ100は、クリップ100の直径にわたって実質的に等しく力を加え、流れがクリップ100を通過し得る領域を排除する。同様に、クリップ100が開口部をシールするために脈管の長手方向軸に平行な血管における開口部に適用されるとき、開口部の対向した縁は、脚101の遠位端においてだけでなく脚101の長さ全体に沿って、一緒に保持される。この特定の実施形態において、クリップは、上記の「Single Stage Hemostasis ClippingDevice」と題された米国仮特許出願第60/915,806号において説明される態様と同様の態様において製造され得るが、クリップの長手方向の長さに沿って互いに接触するような形状にされた複数の脚101の対向した内側表面を形成するために、脚101の長さに沿って付加的な材料を提供するという顕著な相違がある。当業者によって理解され得るように、複数の脚101の対向した内側表面は、平坦で互いに平行である必要はない。むしろ、複数の脚101は、閉じた構成において実質的にそれらの間にギャップなしに嵌合するように、互いに補足しあう形状を有する必要があるのみである。]
[0014] 代替の実施形態において、二次的充填材料、例えば、プラスチックまたはシリコーンが、脚101に付加され得、長手方向の長さに沿って所望の圧力を提供する。本発明の設計は、互いに接触する複数の脚101の長手方向の長さのできるだけ多くを、できるだけ大きな領域にわたって有することを追求することが留意される。しかしながら、当業者によって理解され得るように、設計の現実は、脚101の近位端および/または遠位端において小さなギャップを残す。しかしながら、そのようなギャップの大きさおよび/または数は、好ましくは最小化される。]
[0015] 本発明のクリップの例示的実施形態が、図3および図4において示される。図3は、遮られていない管腔330を通る流体(すなわち、血液)の流れAを含む、遮られていない管腔330を示し、流れAは、管腔330の長さ全体にわたって一定のままである。好ましい実施形態において、本発明に従ったクリップ300は、流体の流れに対して管腔330をシールするように利用され得、それによって、図4に示されるように、流体がクリップ300の取り付け部分を通過して流れることを防ぐ。クリップ300は、管腔330をシールするために、管腔330の管のごく短い距離にわたって配置される。したがって、流れAは、取り付け部分において停止される。具体的には、クリップ300の複数の脚301は、互いへの近位さに起因して、管腔330の複数の壁が互いに対して収縮することをもたらし、それによって、流れAが通過することを防ぐことが留意される。脚301の軸受表面は、管腔330を粉砕したり損傷したりすることなしに、管腔330の閉鎖を可能にするように形成される。また、上述のように、クリップ300の軸受表面は、クリップの遠位の先端だけでなく、クリップの長さ全体を備えている。] 図3 図4
[0016] 本発明の代替の実施形態において、クリップ300はまた、管腔330における開口部または切開部をシールするためにも用いられ得る。具体的には、図5および図6において示されるように、(例えば、医療処置の間に、あるいは外傷または組織劣化の結果として)脈管330の壁に形成された穴333を有する脈管330は、本発明の第三の実施形態に従ったクリップ300を用いて閉じられ得、流体の漏出および/または脈管330への異物の挿入を防ぐ。したがって、管腔330における流体の流れが脈管330の長手方向軸に沿って(例えば、矢印Aの方向に)方向づけられ、流体は、穴333を通過し得、そのような漏出に関連した多くの困難および危険の可能性とともに、矢印Bによって示されるように流れ出得る。クリップ300は、管腔330をシールし、管腔330からの漏出を防ぐように利用され得る。クリップ300は、クリップ300の長さLの全体をシールするように、穴333の長さLに少なくとも等しいように大きさを設定され得る。あるいは、2つ以上のクリップ300は、より大きな穴333をシールするために用いられ得る。クリップ300の複数の脚301は、開いた構成に動かされ、位置決定され、穴333の対向する側の外部の壁を係合させる。次いで、複数の脚301は、流れが脈管330を通って矢印Aの方向に続くことを可能にしながら、互いに向かって閉じた構成に動かされ、穴333の周囲を捕捉し、組織の対向した縁を引っ張り、互いにシールするように接触して漏出を密封する。上記のように、クリップ300の結束部分302は、上記のようにまたは米国特許出願第60/915,806号のクリップの場合におけるように、捕捉された組織を圧縮するように、一緒に複数の脚を引っ張り得、クリップ300は、クリップ300にわたってスライド可能なカプセルを有して開いた位置に向かって付勢され得、開いた構成と閉じた構成との間でクリップを動かし、結局は、クリップ300を閉じた構成においてロックする。したがって、その際に、穴333が、管腔330上あるいは代替として脈管、管路、組織または他の管状構造の上に配置されるとき、クリップ300は、組織の対向した部分を一緒に引っ張るように機能し、開口部または管腔を流体的にシールし、そして/または組織の分離された複数の部分が互いに癒合することを可能にする。] 図5 図6
[0017] さらなる実施形態において、図7に示されるように、クリップ400は、カプセル420内から展開する。クリップ400は、組織をクランプ締めするための一対の組織把持脚401を含む単一ピースの止血クリップである。複数の脚401の各々は、クリップ400上に脚401の遠位方向の長さと、軸受表面410を含む増加した厚さの部分とを含む。軸受表面410は、複数の脚401の各々の長さに沿って2.5mmと5.0mmとの間で延びる。現在利用可能なクリップは、1mm未満で、よりしばしば0.2mm未満の軸受表面の長さを含む。図7の例示的実施形態は、複数の脚の間に把持された組織に対する外傷を最小化し、組織のより大きな領域に対する把持力を提供するために、増加した軸受表面の長さを提供する。挿入中に、クリップ400の複数の脚401は、図7に示されるように、開いた、組織を受容する構成に向けて付勢され、近位方向にカプセル420の中に引っ張られるとき、カプセル420によって閉じ込められ、図8に示されるように、複数の脚401の遠位端が一緒にされた閉じた構成のままである。カプセル420は、ブッシング430に結合され、ブッシング430は、さらにハンドル(図示せず)に結合され、ハンドルは、例えば柔軟なコイル440を介して身体の外にとどまり、コイル440は、コイル440を通して制御ワイヤー442をスライド可能に受容する。制御ワイヤー442は、クリップ400をハンドル上のアクチュエーター(図示せず)にさらに接続する。コイル440は、ワイヤーのコイルまたは任意の他の適切な空洞の柔軟な構造として形成され得る。] 図7 図8
[0018] カプセル420は、その中に展開機構をさらに含み、展開機構は、制御ワイヤー442の遠位端に結合されたクロスバー434を含む。制御ワイヤー442は、クロスバー434がクリップ400の近位端において形成された空間436内で受容されるように、クリップ400の近位端における開口部を通過する。それゆえに、制御ワイヤー442の近位の動きは、クリップ400を近位方向に引っ張る。クロスバー434は、所望の負荷が、例えば、アクチュエーターの操作を通して制御ワイヤー442に加えられる場合には結合されないように設計された接合部によって、制御ワイヤー442に結合される。制御ワイヤー442が近位方向に引っ張られるとき、カプセル420との接触が複数の脚401の遠位端を互いのほうへ引っ張り、複数の軸受表面410の間の場所にある任意の組織を圧縮するように、脚401は、カプセル420の中に引っ張られる。さらに、脚402の遠位部分は、脚402の近位部分よりも幅が広く、脚401がカプセル420の中に引っ張られ得る最大の範囲を規定する。結果として、制御ワイヤー442が近位方向に引っ張られ、複数の脚401の遠位端が互いに接近するとき、複数の脚401によって把持された任意の組織を圧縮するために必要とされる力は、クロスバー434を介して負荷を制御ワイヤー442に加える。脚401が最大の範囲にカプセル420の中に引っ張り込まれた後に(すなわち、カプセル420がカプセル420の直径を超える場合には、脚の一部分が遠位端に接触するとき)、アクチュエーターを動作させて制御ワイヤー442を近位方向に引っ張ることは、制御ワイヤー442に、結果として、クロスバー434の接合部に、増加する量の力をさらに近位方向に加える。所定の負荷に達し、接合部が弱くなるとき、制御ワイヤー442は、クロスバー434に対して近位方向に動き、クロスバー434は、カプセル420の内壁によって空間436内に捕らえられたままである。次いで、カプセル420の中に収容されたクリップの近位端が、クリップ400上の場所にある一連のタブ(図示せず)を介して適所にロックされ得、クリップ400は、カプセル420の中の対応する複数の開口部を係合させるために制御ワイヤー442から分離されるとき、自由にゆるむ。このことは、クリップ400をカプセル420内の適切な位置にロックし、複数の脚401の間に把持された任意の組織にわたって閉じられた複数の脚401を維持する。制御ワイヤー442の遠位端の周りに受容されたハイポチューブは、制御ワイヤー442に対して近位方向に動き、カプセル420の近位端の中に受容されたブッシング支持430と接触する。このブッシング支持430がカプセル420からブッシング438の中に近位方向に駆動されるとき、カプセル420の近位端の中で複数の開口部を係合していたブッシング438の複数のタブは、カプセル420との係合から内向きにゆるみ、カプセル420が取り付けられないまま、自由に把持された組織上に残るようにする。次いで、コイル制御ワイヤー442は、部分的にまたは完全にコイル440の中に引き込まれ、装置の全体は、身体から引き込まれ得る。]
[0019] 本発明の代替の実施形態は、さまざまなクリップの形状、大きさおよび断面を利用し得、これらの寸法の各々は、行われる特定の処置に基づいて選ばれ得る。あるいは、複数のコーティング材料およびコーティングパターンがクリップの脚に利用され得る。例えば、脚の表面を完全にコーティングする代わりに、コーティング材料は、任意の構成で脚の一部分の上にのみ選択的に配置され得る。さらに、クリップは、脚の接触表面の表面領域を増加させるように修正され得、増加した表面領域は、標的組織部位に対するクリップの保持能力を増加させ得る。さらに、より大きな表面領域が、標的組織部位へのクリップの送達の容易さが増すことを可能にし得る。]
[0020] 本発明は、具体的な例示的実施形態を参照して説明されてきた。当業者は、実施形態に対してさまざまな修正および変更が行われ得ることを理解する。それゆえに、具体的詳細は、制限的な意味ではなく、例示的な意味において考慮されるべきである。]
[0021] 当業者は、本発明の説明された例示的実施形態が、本発明の精神または範囲から逸脱することなしに、変更され得ることを理解する。結果として、これらの実施形態は、例示的態様において説明されており、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内に収まる本発明のすべての修正および変化形をカバーするように意図されている本発明の範囲を限定するようには意図されていないことが、理解されるべきである。]
权利要求:

請求項1
組織を圧縮するクリップであって、第一の脚および第二の脚であって、各々は遠位端から近位端に延びる、第一の脚および第二の脚と、該第一の脚の近位端と該第二の脚の近位端との間で結合された接合部であって、該接合部は、該第一の脚および該第二の脚が、選択されたクリップ留め距離によって互いから分離される閉じた構成と、該第一の脚および該第二の脚が、該クリップ留め距離よりも大きい距離を受容する組織によって互いから分離される開いた構成とのうちの1つに、該第一の脚および該第二の脚に付勢される接合部であって、該第一の脚および該第二の脚が該閉じた構成にあり、かつ、該第一の脚と該第二の脚との間に組織が受容されていない場合に、該第一の脚と該第二の脚との間の距離は、該接合部から該第一の脚の遠位端と該第二の脚の遠位端まで実質的に一定であるような形状にされる、接合部とを備えている、クリップ。
請求項2
前記閉じた構成にあり、かつ、前記第一の脚と前記第二の脚との間に組織が受容されていない場合に、該第一の脚および該第二の脚は、実質的に該第一の脚および該第二の脚の長さ全体に沿って互いに接触する、請求項1に記載のクリップ。
請求項3
前記クリップは、第一の材料と、互いに面している前記第一の脚の内側表面および前記第二の脚の内側表面の上の第二の材料のコーティングとで形成される、請求項1に記載のクリップ。
請求項4
前記第二の材料は、前記第一の材料よりも大きい圧縮性を有する、請求項3に記載のクリップ。
請求項5
前記第一の材料は、金属であり、前記第二の材料は、ポリマーである、請求項4に記載のクリップ。
請求項6
実質的に一定の圧縮圧力は、前記第一の脚および前記第二の脚の長手方向の長さに沿って加えられる、請求項1に記載のクリップ。
請求項7
前記第一の脚および前記第二の脚の内側表面の形状は、互いに相補的であり、前記閉じた構成にある場合、該第一の脚と該第二の脚との間のギャップを実質的に排除する、請求項1に記載のクリップ。
請求項8
前記第一の脚の内側表面および前記第二の脚の内側表面は、実質的に平坦で互いに対して平行である、請求項4に記載のクリップ。
請求項9
前記接合部は、前記第一の脚の近位端と前記第二の脚の近位端との間に結合された、前記第一の材料で形成された結束部分を含む、請求項3に記載のクリップ。
請求項10
前記結束部分は、前記第一の脚および前記第二の脚を引っ張って、前記閉じた構成にするように付勢される、請求項7に記載のクリップ。
請求項11
前記結束部分は、前記第一の脚および前記第二の脚を引っ張って、前記開いた構成にするように付勢される、請求項7に記載のクリップ。
請求項12
前記結束部分の幅は、前記第一の脚の前記内側表面および前記第二の脚の前記内側表面の幅よりも小さい、請求項7に記載のクリップ。
請求項13
前記コーティングは、圧縮性ポリマー、圧縮性プラスチックおよび圧縮性シリコーンのうちの1つで作られる、請求項3に記載のクリップ。
請求項14
前記第二の材料は、前記第一の材料よりも圧縮性が大きくない、請求項3に記載のクリップ。
請求項15
前記コーティングは、前記第一の脚の前記内側表面を完全に覆う、請求項3に記載のクリップ。
請求項16
前記コーティングは、前記第一の脚の前記内側表面を部分的に覆う、請求項3に記載のクリップ。
請求項17
前記第一の脚と前記第二の脚と前記接合部とは、一体的に形成される、請求項1に記載のクリップ。
請求項18
前記第一の脚の前記内側表面は、組織との摩擦係合を増大させるように粗面化される、請求項1に記載のクリップ。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US20190247049A1|2019-08-15|Through the Scope Tension Member Release Clip
US10010323B2|2018-07-03|Bushing arm deformation mechanism
US9980725B2|2018-05-29|Through the scope tension member release clip
AU2016218285B2|2018-05-31|System for a minimally-invasive, operative gastrointestinal treatment
US20200022705A1|2020-01-23|Endoscopic hemostatic clipping apparatus
US20180193021A1|2018-07-12|Medical devices with detachable pivotable jaws
US9775612B2|2017-10-03|Linear rotation mechanism for hemostasis clip device and other devices
US20190053805A1|2019-02-21|Tissue apposition clip application methods
US8685043B2|2014-04-01|Apparatus and method for compressing body tissue
US9775623B2|2017-10-03|Surgical clip applier including clip relief feature
US20160338705A1|2016-11-24|Endoscopic ligation
US9763669B2|2017-09-19|Multiple clip deployment magazine
US20190388096A1|2019-12-26|Methods and apparatus for clamping tissue and occluding tubular anatomical structures
CN106999188B|2020-03-10|磁吻合装置和递送方法
US6569085B2|2003-05-27|Methods and apparatus for delivering a medical instrument over an endoscope while the endoscope is in a body lumen
US10058682B2|2018-08-28|Anchor instrumentation and methods
DE60036377T2|2008-06-12|Gerd vorrichtung
JP5638522B2|2014-12-10|Apparatus and method for placing a closure fastener
JP5340722B2|2013-11-13|内視鏡用処置具
JP3164532B2|2001-05-08|血管等の縫合装置及び方法
AU2009260236B2|2014-06-12|Hemostatic clipping devices and methods
US7488334B2|2009-02-10|Apparatus for compressing body tissue
JP5073333B2|2012-11-14|外科用留め具および外科用器具
JP2015057113A|2015-03-26|強化管腔を有する可撓性アクセスアセンブリ
JP4805527B2|2011-11-02|管腔内胃底皺襞形成装置
同族专利:
公开号 | 公开日
WO2009094078A2|2009-07-30|
EP2244640B1|2016-03-30|
US20090187198A1|2009-07-23|
EP2244640A2|2010-11-03|
WO2009094078A3|2009-10-29|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]