专利摘要:
身体の管腔内の組織にアクセスするためのデバイスは、管腔を規定する細長い本体部分と、細長い本体部分の遠位部分上の拡張構造を含む係留機構(150)とを備えている。上記の係留機構は、拡張構造がデバイスに対して収縮された挿入構成から、拡張構造(151)がデバイスから拡張する身体内の動作構成まで、選択的に係留機構を係合する制御機構(120)と組み合わせて係留機構の長さを変更することなしに、この拡張構造を動かす。
公开号:JP2011509714A
申请号:JP2010542405
申请日:2009-01-12
公开日:2011-03-31
发明作者:オスカー;アール.;ジュニア カリーロ,;カート ゲイツ,;ケビン リチャードソン,;ゲーリー レアンナ,
申请人:ボストン サイエンティフィック サイムド, インコーポレイテッド;
IPC主号:A61B1-00
专利说明:

[0001] 発明者:GaryLEANNA、Kurt GEITZ、Oscar R.CARRILLO,Jr.およびKevinRICHARDSON
(優先権の主張)
本出願は、「Endoscope Anchoring Device」という名称で2008年1月11日に出願された米国仮出願第61/020,556号に対する優先権を主張する。上記で識別された出願の明細書は、本明細書において参照によって援用される。]
背景技術

[0002] (背景)
内視鏡は、しばしば、身体の管腔内で目標の場所から故意ではなく動かされる。このことは、内視鏡に偶然加えられる力、自然な身体の動き、筋肉の活動(例えば、蠕動)、および/または挿入の間に蓄積された内視鏡の位置決定に対する抵抗から生じ得る。目標の場所に対する内視鏡のそのような故意ではない動きは、不快さおよび/または外傷をもたらし得、処置を困難にし得、そして/または処置の有効性を低減し得る。]
課題を解決するための手段

[0003] (発明の概要)
本発明は、身体の管腔内の組織にアクセスするデバイスに関し、デバイスは、管腔を規定する細長い本体部分と、細長い本体部分の遠位部分上の拡張構造を含む係留機構とを備え、係留機構は、拡張構造がデバイスに対して収縮されている挿入構成から、拡張構造がデバイスから拡張する本体の動作構成まで、係留機構を選択的に係合する制御機構と組み合わせて係留機構の長さを変更することなしに動かす。]
図面の簡単な説明

[0004] 図1は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第1の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図2は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第2の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図3は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第3の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図4は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第4の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図5は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第5の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図6は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第6の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図7は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第6の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図8は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第7の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。
図9は、身体の管腔内の適切な位置にある本発明の第8の例示的実施形態に従ったデバイスの側面図を示す。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
実施例

[0005] (詳細な説明)
本発明は、以下の説明および添付の図面を参照してさらに理解され得、内視鏡を身体の管腔内の所望の位置に固定するデバイスおよび方法に関する。例えば、本デバイスおよび本方法は、内視鏡を身体の管腔、例えば、十二指腸、食道、大腸、胃腸管などにおいて固定するために用いられ得る。本発明の例示的な実施形態が特定の管腔および処置に関して説明されるが、それらは、本発明の適用可能性を限定するようには意図されていないことが提案される。]
[0006] 本発明に従ったデバイスおよび方法は、内視鏡を利用し、この内視鏡は、内視鏡の遠位端上に形成された把持部分を提供される。本明細書において、遠位という用語の使用は、デバイスのユーザーから離れる方向をいい、近位という用語は、デバイスのユーザー(例えば、医師)に近づく方向をいうことが留意される。本明細書で開示されるデバイスの近位部分は、動作位置にあるとき、患者の外部にとどまる一方で、デバイスの遠位部分は、例えば、自然に生じるオリフィスおよび1つ以上の身体の管腔を介して身体に挿入される。]
[0007] 図1に示されるように、本発明の第1の実施形態に従ったデバイス100は、内視鏡100を含み、この内視鏡100は、内視鏡100の遠位端上に形成された係留機構150を有する。係留機構150は、組織(例えば、管腔組織140)と係合し、組織に対する内視鏡101の動きに抵抗する。使用の際に、ユーザーは、内視鏡101を、管腔140を通して目標の場所まで挿入する。当業者は、目標の場所がしばしば行われる処置と個々の患者の解剖学的構造とに特有であることと、例えば、内視鏡101の遠位端102において形成される視覚システムを用いて配置され得ることとを理解する。当業者によってさらに理解され得るように、内視鏡101は、好ましくは、管腔140における湾曲に適合するように十分に柔軟である一方で、管腔140の中で集群することなしに、内視鏡101を、管腔140を通して遠位方向に押し進めるように近位部分104に適用される力を遠位端102に伝えるために必要とされるある程度の長手方向の剛性を維持する。] 図1
[0008] 係留機構150は、内視鏡101の近位端104上でアクチュエーター120と結合された(すなわち、処置の間を通じてユーザーにアクセス可能なままである内視鏡101の一部分の上に形成された)複数の引き込み可能リブ151を含む。複数のリブ151は、好ましくは、引き込まれた位置において維持され、この引き込まれた位置において、複数のリブ151は、内視鏡101の外側表面103に沿って実質的に平坦な状態にあり、管腔組織に対する外傷を最小化するように、管腔140を通る内視鏡の挿入および引き込みの間、内視鏡の外形を最小化する。次いで、内視鏡101は、管腔140内の所望の場所に達し、内視鏡101をこの位置において維持することが所望されるとき、ユーザーは、アクチュエーター120を操作して複数のリブ151をこの挿入構成から展開された構成に動かし、この展開された構成において、複数のリブ151は、外側表面103から半径方向外向きに延びて管腔140の壁と摩擦係合する。複数のリブ151の近位端は、例えば、外側表面103の中にスライド可能に据え付けられたリング153と結合され得る一方、複数のリブ151の遠位端は、適所に固定される。挿入構成において、複数のリブ151が内視鏡101の外側表面103に対して平坦な状態になるように、リング153は、近位方向に引かれる。アクチュエーター120が複数のリブ151を展開された構成に動かすように動作するとき、リング153は、例えば、リング153とアクチュエーター120の間に結合された柔軟なプッシング部材122によって、遠位方向に押し進められる。リング153が遠位方向に動くとき、複数のリブ151が長手方向に圧縮されることによって、(例えば、外側表面103におけるスロットを介して)複数のリブ151を半径方向外向きに弓状に曲げる。次いで、アクチュエーター120は、任意の公知の機構(例えば、摩擦嵌合、ラチェット機構など)を用いて、この位置において係止され、ユーザーが内視鏡101を取り外すことか、または内視鏡101を管腔140内の別の場所に動かすことを望むまで、係留機構150を展開された構成において維持する。この時点で、ユーザーは、アクチュエーター120を元の位置に動かし、複数のリブ151が外側表面103におけるスロットの中で平坦になっている挿入構成に戻ることを可能にする。当業者は、係留機構が、複数のリブ151のばねバイアスの下で、アクチュエーター120の動きを通して、または任意の他の適切な公知の機構を介して、展開された構成から挿入構成に動かされ得ることを理解する。]
[0009] 作動された複数のリブ151の弓状の形状および横方向の広がりは、好ましくは、予測された大きさの故意でない力にさらされた場合でさえも、図1の実施形態に示されるように、管腔140内の適所に内視鏡101を保持するのに十分な所望の力によって、管腔140の壁を係合するように選択される。当業者によって理解され得るように、プッシング部材122は、必要に応じて近位方向および遠位方向にリング153を動かすために、フィラメントおよび滑車のシステム、あるいは任意の他の適切な機構または複数の機構の組み合わせによって置き換えられ得る。] 図1
[0010] 複数のリブ151は、好ましくは、柔軟な、実質的に生体適合性の材料(例えば、ポリエーテルエーテルケトン(「PEEK」)、ポリイミドなどのようなプラスチック、またはニチノール、ステンレス鋼などのような金属)を含む。さらに、複数のリブ151は、管腔140内で内視鏡101をセンタリングするために、内視鏡101の周囲の周りに実質的に均等に分散され得る。あるいは、当業者によって理解され得るように、内視鏡101の特定の側面が管腔140の壁に隣接して配置されることが所望される場合には、複数のリブ151は、ほぼ内視鏡101の周りに大きさを設定され、管腔140内の遠位端102の任意の所望の位置に達し得る。]
[0011] 加えて、複数のリブ151の各々の長さ(内視鏡101の長手方向軸に平行な広がり)と幅(長手方向軸に垂直な広がり)とは、同じであり得るか、または、代替案において、管腔140の複数の壁の複数の部分に対して係留する力の任意の所望の分散を達成するように異なり得る。さらに、複数のリブ151の各々の接触表面は、摩擦の大きい材料で構成され得るか、または、代替として、接触表面は、当業者が理解するように、複数の突起部(例えば、管腔140の複数の壁を把持する際に補助するこぶ)を有するリブを付けられた表面であり得る。さらに、複数のリブ151は、さまざまな形状で形成され得、図1に示される弧の形状に形成される必要はない。例えば、図2に示されるように、デバイス100は、複数のリブ152を含み得、複数のリブ152の各々は、複数のリブ152の各々の長手方向の長さに沿って、一連の屈曲と湾曲とを含む。当業者によって理解され得るように、屈曲は、結果として管腔140に及ぼされる把持力を増加させ得る。複数のリブ152の設計は、リブ152の中の任意の複数の屈曲と湾曲とを含み得る。] 図1 図2
[0012] 上記で説明されたように、内視鏡101は、挿入構成(すなわち、複数のリブ151が外側表面103に対して平坦である状態)において係留機構150によって管腔140に挿入され、管腔140に対する外傷を最小化する。いったん内視鏡101のユーザーが目標エリアに向かって内視鏡101を通過させると、アクチュエーター120は、最も遠位の位置に動かされ、それによって、複数のリブ151を管腔140の壁と係合させる。アクチュエーター120は、さらに係止機構または摩擦嵌合設計を提供され、アクチュエーター120がスライドするのが早すぎることを防ぎ得る。指定された処置が完了すると、アクチュエーター120は、もう一度、引き込まれ得、内視鏡101は、管腔140から除去され得る。アクチュエーター120がスライド可能なトリガーとして説明されてきたが、アクチュエーター120は、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、任意の適切な態様(例えば、押しボタントリガーなど)でトリガーされ得る。さらに、デバイス100は、内視鏡の作業チャネルを通したツール送達のための十分な空間を可能にするように、内視鏡の作業チャネルをふさぐ部分が最小であるように寸法設定され得ることが留意される。]
[0013] 図3に示されるように、本発明の第2の実施形態に従ったデバイス200は、内視鏡201を含み、内視鏡201は、図1の実施形態の態様と同様な態様で利用され得る。内視鏡201は、アクチュエーター220を提供され得、アクチュエーター220は、アクチュエーター220の遠位端202上に配置された係留機構250を引き込み、拡張させるために用いられ得る。係留機構250は、一連の柔軟なワイヤー251を備え、各々は、内視鏡201の遠位端202の区画の周りに延びる。当業者が理解するように、複数の柔軟なワイヤー251は、ニチノールまたはステンレス鋼のようなワイヤー材料で形成され得、ワイヤー材料は、永久的変形が起こる前に、大きな量の弾性変形に耐え得る。複数の柔軟なワイヤー251の各々は、内視鏡201の長さに沿って実質的に均等に位置決定された、遠位端202の周りに互いと分離されて設置された対応する一対の穴255から延びる。複数の柔軟なワイヤー251の各々は、公知の手段によって、内部に配置された制御ケーブルまたは制御フィラメント222に接続され得、制御ケーブルまたは制御フィラメント222は、内視鏡201の近位部分204上のアクチュエーター220に延びる。複数の柔軟なワイヤー251の各々は、半径方向のばねとして作用し、複数の柔軟なワイヤー251の各ループは、制御ケーブルまたは制御フィラメント222に接続され得る。] 図1 図3
[0014] 内視鏡101に関して上記で説明されたように、内視鏡201が身体内の目標エリアまで通過するとき、係留機構250は、挿入構成において維持され、複数の柔軟なワイヤー251の各々は、内視鏡201の半径方向部分の周りにきちんと適合するように収縮される。具体的には、アクチュエーター220を介した制御ケーブルまたは制御フィラメントの引き込みは、複数の柔軟なワイヤー251の各々に力をかけ得、複数の柔軟なワイヤー251の各々の長さを引っ張り得、内視鏡201に対する複数の柔軟なワイヤー251の各々の制限をもたらし得る。いったん目標に達すると、ユーザーは、アクチュエーター220を遠位方向に動かし、複数の柔軟なワイヤー251を半径方向外向きに拡張させ、管腔240の複数の壁に所望の量の圧力をかけ、内視鏡201を適所に固定する。具体的には、アクチュエーター220の作動は、複数の柔軟なワイヤー251の各々の長さを内視鏡201から押し出し、それによって、内視鏡201の中に形成される各ループの半径方向の長さを増加させる。複数の柔軟なワイヤー251によって作られた複数のループの各々の増加した半径方向の長さは、半径方向の拡張をもたらし、それによって、複数の柔軟なワイヤー251を管腔の複数の内壁と係合させる。処置が完了すると、ユーザーは、アクチュエーター220を動作させて係留機構250を挿入構成に動かし、新たな目標の場所へ管腔240を通して動かすために、または身体から除去するために、内視鏡201を解放する。]
[0015] 図4に示されるように、本発明のさらに別の実施形態に従ったデバイス300は、デバイス300の遠位端302上に配置された係留機構350を有する内視鏡301を備えている。上記で説明された実施形態に関して、内視鏡301が管腔340に挿入され、管腔340を通して進められる前に、係留機構350は、挿入構成の中に引かれる。図3の実施形態の係留機構350は、内視鏡301の遠位端302の一部分の周りに延びるコイル351を備えている。当業者によって理解され得るように、コイル351は、任意の適切な生体適合性材料、例えば、スネアループ(snare loop)ケーブルまたはポリマーと同様の、ニチノール製ワイヤーケーブル、プリフォームされたステンレス鋼ワイヤーケーブルで形成され得る。] 図3 図4
[0016] コイル351の近位端が展開機構に接続され得、次いで、展開機構は、上記の実施形態におけるように、アクチュエーター(図示せず)に結合される。展開機構は、例えば、ケーブルまたはフィラメント322を介してアクチュエーターに結合されたリング353を含み得、ワイヤー351が内視鏡301の遠位端302の周りにきちんと受容される挿入構成と、ワイヤー351が半径方向に拡張され、管腔340の組織を係合して目標位置における遠位端302に係留させる展開された構成との間で、係留機構350を動かす。以下に説明されるように、形状記憶特性を有する材料が、高いレベルに、例えば、挿入構成において引き締められながら、長く延びた期間の間、展開形状(すなわち、拡張されたコイル形状)を保持し得るので、ここで形状記憶特性を有する材料を利用することは、特に有利であり得る。コイル351の作動は、上記のような形状記憶特性を示し得、図2の実施形態の作動と同様であり得る。具体的には、近位に配置されたアクチュエーター(図示せず)の作動は、ケーブルまたはフィラメント322が遠位方向に動くことをもたらし得、それによって、コイル351が半径方向に拡張し、管腔340の複数の壁に適合することをもたらす。逆に、アクチュエーター(図示せず)の引き込みは、ケーブルまたはフィラメント322近位方向に動くことをもたらし得、それによって、コイル351の半径方向の長さを短くし、コイル351の内視鏡301に対する引き締めをもたらす。当業者によって理解され得るように、遠位端302の外側表面は、外側表面が実質的に円滑であるように、挿入構成にあるとき、ワイヤー351が受容され得る凹部を含み得る。ワイヤー351は、内視鏡301の外側表面上と遠位端302の周りのコイルとに形成される近位のスリット360から、ワイヤー351の遠位端が、例えば、接合または溶接のような任意の公知の手段を介して、付着される内視鏡301にワイヤー351が、再び入る遠位のスリット361まで延び得る。代替の実施形態において、ワイヤー351は、例えばリングのような構成要素に付着され得、構成要素は、次いで、内視鏡301に解放可能に付着される。] 図2
[0017] 当業者によって理解され得るように、ワイヤー351の寸法および形状は、係留機構が展開された構成にあるとき、好ましくは、所望の係留力が管腔340の組織に適用される(すなわち、所望の摩擦係合が内視鏡301と周囲の組織との間に確立される)ように選択される。ワイヤー351は、例えば、周囲の組織の摩擦係合を強化するために、テクスチャーを付けられ得るか、あるいは別なように処理され得るか、またはコーティングされ得る表面を有する、実質的に平坦なリボンとして形成され得る。これらの場合、内視鏡301は、挿入構成にあるときにワイヤー351と周囲の組織との接触部を排除する、オプションの覆いを含み得る。ワイヤー351は、実質的に円形、楕円形、三角形、正方形、または任意の他の所望の形状である断面を有し得る。丸型の滑らかな形状以外の断面形状の利用は、角またはエッジを提供し、角またはエッジは、身体においてワイヤー351を係留することを補助し得、ワイヤー351に付加的な係止力を提供し得る。加えて、ワイヤーの表面は、円滑であり得るか、または係留機構350の把持能力を増加させる複数の突起部によってリブを付けられ得る。]
[0018] 本発明のさらなる実施形態において、図5に示されるように、係留機構450は、柔軟なワイヤー451を備え、柔軟なワイヤー451は、内視鏡401を通って延びるケーブルまたはフィラメントを有する単一の要素として形成される。係留ワイヤー451の遠位端が内視鏡401上の接合部分に付着され得る一方、係留ワイヤー451の近位端は、内視鏡401の近位部分上に配置されたアクチュエーター(図示せず)に接続され得る。係留ワイヤー451は、内視鏡401の長手方向の長さにわたり得、遠位方向の長さの上に配置された開口部またはスリット460を介して内視鏡401から延び得る。ニチノールのような形状記憶材料で構成される係留ワイヤー451の遠位方向の長さは、作動されるとき、内視鏡401から半径方向外向きに拡張する一連の花弁または一連の屈曲のような形状に形状記憶され得る。当業者は、係留ワイヤー451が、加熱を通して、体温の作用を通して、係留ワイヤー451への小さい電気ショックを印加することによって、記憶された形状になり得ることを理解する。あるいは、係留ワイヤー451は、内視鏡401の外側の本体の一部分に沿って走り得、係留ワイヤー451は、係留機構450の係留部分の長手方向の長さを示す接合部分452の長さを有する、内視鏡401の遠位方向の長さに沿って、内視鏡401に接合され得る。] 図5
[0019] さらなる実施形態において、図6および図7に示されるように、係留機構550は、係留ワイヤー551を備え得、係留ワイヤー551は、内視鏡501から内視鏡501の遠位部分に提供された開口部560を介して延びる。係留ワイヤー551は、接合部分552において内視鏡501の遠位部分にさらに付着される。挿入構成において、内視鏡501の近位部分上に配置されるアクチュエーター(図示せず)が、接合部分552と、内視鏡501の本体に対して収縮された開口部561との間に延びる係留ワイヤー551の一部分を保つように引き込まれ得る。したがって、係留機構550が作動されるとき、図7に示されるように、係留ワイヤーの長さは、開口部561から延び得、さらに作動されて形状記憶された構成をとり得、形状記憶された構成は、この実施形態において、コイル形状であり得る。代替の実施形態において、複数の係留ワイヤー551が提供され得、作動されるとき、複数の係留ワイヤー551は、内視鏡501の周囲の周りに延び、内視鏡501のすべての側面上に係留手段を提供する。] 図6 図7
[0020] 本発明の上記実施形態の各々の特徴は、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、所望の性能特徴を有するデバイスを作成する任意の態様で組み合され得ることが提案される。例えば、本発明の開示される複数の実施形態のうちの任意のものに従った係留機構は、無菌シースまたは他のデバイスにおいて利用され得、内視鏡または他のデバイスが挿入され、身体の管腔内の所望の配置においてシースを係留する。当業者が理解するように、そのような実施形態は、消化管の困難な領域を通過し、身体の他の蛇行性部分を通るとき、本発明の有用性を追加し得る。当業者は、本明細書において説明される内視鏡およびシースのようなデバイスが、しばしば、自然に生じる身体開口部を介して身体の管腔に挿入されるが、これらのデバイスは、係留機構の動作に影響することなしに、所望に応じて、外科手術用の開口部、創傷などを介して、空洞の器官または身体の管腔に挿入され得ることを理解する。]
[0021] 別の実施形態において、本発明の係留デバイスは、内視鏡に一体的であり得るか、あるいは代替案として、固定的にまたは解放可能に付着可能であり得る。さらに、係留デバイスは、係留デバイスが付着される内視鏡の長さ全体を覆う必要がなく、むしろその代わりに、内視鏡の遠位部分にのみ付着され得る。そのような実施形態において、係留機構は、図1〜4の態様と同様な態様において作動され得、作動するケーブルまたはフィラメントは、内視鏡の外側でまたは内視鏡の作業チャネルの内側でのいずれかで延び得る、別の実施形態において、係留デバイスは、シースに一体的であり得、係留デバイスのワイヤーは、シースの中に埋め込まれ得、遠位に配置された係留機構は、デバイスから遠位方向の長さに沿って延び得る。上記に示されるように、本発明のデバイスは、無菌シースにおいて利用され得る。あるいは、本発明の複数の実施形態のうちの任意のものは、周囲のシースを通して内視鏡または他のデバイスの中に一体化され得る。そのような実施形態において、ユーザーは、内視鏡または他のデバイスをシースを通して目標の場所に動かし、係留機構を展開する。係留機構は、柔軟なシースを外向きに押して管腔組織と接触させ、シースと内視鏡とを適所において係留する。] 図1 図2 図3 図4
[0022] 当業者が理解するように、さらに別の代替の実施形態において、図3〜5において説明されるように、本発明のデバイスは、任意の複数の係留ワイヤーを備え得、増加した数のワイヤーは、係留機構によってかけられる増加した把持力に、またはより均等に分散された係留力に、直接相関し得る。] 図3 図4 図5
[0023] 別の代替の実施形態において、本発明のデバイスは、身体内の目標部位において内視鏡を係留することを補助する吸引を利用し得る。具体的には、図8に示されるように、内視鏡600は、内視鏡600の遠位部分の水平側面に沿って吸引管腔(図示せず)に流体的に結合された開口部602を提供される。開口部602は、円錐604が開口部602から延びることを可能にするように大きさを設定される。円錐604は、近位リップ606における最小の直径から遠位リップ608における最大の直径まで延びる空洞の要素である。近位リップ606は、フランジ610をさらに備え、フランジ610は、外向きによじれ、近位リップ606の直径よりも大きい直径をとる。フランジ610は、好ましくは、恒久的に内視鏡600に付着され得、円錐604が内視鏡600から取り外されることを防ぐ。] 図8
[0024] 円錐604は、実質的に柔軟な生体適合性材料で形成され、身体の管腔640における目標の場所への挿入の間に円錐604の近位方向にたわむことおよび/または遠位方向にたわむことを可能にする。いったん目標位置に達すると、内視鏡600の管腔614の近位端において吸引が適用され、円錐604を身体の管腔640の壁に付着させる。次いで、図8に示されるように、ガイディングデバイス612が管腔614の中に、管腔614から円錐604の中に部分的に水平に延びる配置に挿入される。ガイドワイヤー616が作動され、ガイディングデバイス612から遠位方向に延び、身体の管腔640の壁に付着する。ガイドワイヤー616の付着部618は、例えば、結び目、フック、ラッチまたは当該分野で公知の他の付着機構を備え得る。こうして、円錐604に適用される吸引が身体の管腔640の壁に対して円錐604の位置を維持することを助け、ガイドワイヤー616の付着部618は、内視鏡を係止し、身体の管腔640の壁に対する円錐の長手方向の動きを防ぐことを補助する。図8の実施形態は、身体の管腔640の壁に対する内視鏡の位置のセンタリングを可能にする。あるいは、当業者が理解するように、円錐604は、任意の適切な寸法をとり得、身体の管腔640に対する内視鏡600の任意の位置決定を可能にする。] 図8
[0025] 図9は、本発明の別の代替の実施形態を描き、吸引開口部が内視鏡700の壁を通して形成される。具体的には、内視鏡700は、内視鏡700の外壁の上に形成された吸引ウインドウ702を除いて、実質的に内視鏡100と同様に形成される。吸引ウインドウ702は、内視鏡700が挿入される身体の管腔740の要件に適するように寸法設定され得る。さらに、吸引ウインドウ702は、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、内視鏡700の壁の任意の部分にわたって延び得る。視覚化ウインドウ704は、吸引ウインドウ702と反対側の場所上の内視鏡700上に形成され得る。当業者が理解するように、視覚化ウインドウ704は、内視鏡700を通して長手方向に延びる光ファイバーの遠位端に対する出口として形成され得る。あるいは、視覚化ウインドウ704は、当該分野で公知の任意の手段を用いて、身体の管腔740の視覚化を可能にし得る。吸引ウインドウ702と反対側に視覚化ウインドウ704を位置決定することは、動作構成において身体の管腔740をさえぎる物なく見ることを可能にする。具体的には、吸引力が内視鏡700の管腔706の近位部分に適用されるとき、吸引ウインドウ702は、身体の管腔740の隣接する表面と接触するように自動的に引かれ、その結果、身体の管腔740の中で視覚化ウインドウ704をセンタリングする。] 図9
[0026] 本発明は、具体的な例示的実施形態を参照して説明されてきた。当業者は、実施形態に対するさまざまな修正および変更が行われ得ることを理解する。したがって、具体化は、制限的な意味よりはむしろ説明的な意味において考慮されるべきである。]
权利要求:

請求項1
身体の管腔内の組織にアクセスするデバイスであって、該デバイスは、管腔を規定する細長い本体部分と、該細長い本体部分の遠位部分上に拡張構造を含む係留機構であって、該係留機構は、該拡張構造が該デバイスに対して収縮された挿入構成から、該デバイスから該拡張構造が拡張する身体内での動作構成まで、該係留機構の長さを変更することなしに該拡張構造を動かす、係留機構と、該係留機構を選択的に係合する制御機構とを備えている、デバイス。
請求項2
遠位端において前記係留機構に、そして、近位端において前記制御機構に接続された制御ワイヤーまたは制御フィラメントをさらに備えている、請求項1に記載のデバイス。
請求項3
前記係留機構は、少なくとも2つの長手方向にわたるリブを備えている引き込み可能なリブ機構を備えている、請求項2に記載のデバイス。
請求項4
複数のスリットが前記細長い本体部分の長手方向の長さの2つの半径方向の周囲に沿って配置され、前記複数のリブの各々は、前記デバイスから第1のスリットを通って延び、該デバイスに第2のスリットを通って延びて戻り、該第2のスリットは、該第1のスリットと長手方向に整列される、請求項3に記載のデバイス。
請求項5
前記リブの材料は、柔軟なプラスチックと柔軟な金属とのうちの1つである、請求項3に記載のデバイス。
請求項6
各リブの接触表面は、管腔の内壁を把持することを補助するために、高摩擦材料コーティングと、外向きに延びる少なくとも1つの突起部を有するリブを付けられた表面とのうちの1つまたは両方を備えている、請求項3に記載のデバイス。
請求項7
前記制御機構は、近位方向に動き、前記複数のリブを前記細長い本体部分に対して整列させるアクチュエーターハンドルである、請求項1に記載のデバイス。
請求項8
前記細長い本体部分は、遠位部分上に複数のスリットを備え、前記アクチュエーターを遠位方向に動かすことは、前記複数のリブを遠位方向に押し、該複数のリブが弓状の形状で該複数のスリットを通って突き出ることをもたらす、請求項7に記載のデバイス。
請求項9
前記係留機構は、前記細長い本体部分の遠位端に配置された複数の区画の周りに半径方向に延びる複数の柔軟なワイヤーを備えている、請求項1に記載のデバイス。
請求項10
各柔軟なワイヤーは、前記制御機構に接続された制御ワイヤーへの近位接続部から、前記細長い本体部分の長手方向の長さの上に設置された一対の穴から延びる遠位端まで延びる、請求項9に記載のデバイス。
請求項11
前記動作位置にあるとき、前記複数の柔軟なワイヤーは、半径方向外向きに拡張し、身体の管腔および空洞のうちの1つの形状に適合し、非動作位置にあるとき、該複数の柔軟なワイヤーは、半径方向内向きに収縮し、前記デバイスの外壁と整列する、請求項10に記載のデバイス。
請求項12
前記係留機構は、前記細長い本体部分の遠位の長さの周りでコイル状になる柔軟なワイヤーとリボンとのうちの1つを備えている、請求項1に記載のデバイス。
請求項13
前記柔軟なワイヤーと前記リボンとのうちの1つは、前記制御機構への近位接続部から、前記細長い本体部分内の近位の開口部の外に延び、そして、該細長い本体部分内の遠位の開口部において終端し、該2つの開口部の間でコイル状の形状をとる、請求項12に記載のデバイス。
請求項14
前記動作位置にあるとき、前記柔軟なワイヤーとリボンとのうちのコイル状のものの各コイルの直径は、拡張し、身体の管腔と身体の空洞とのうちの1つに適合するように拡張し、非動作位置にあるとき、各コイルの直径は、半径方向内向きに収縮し、前記細長い本体部分の外壁と整列する、請求項12に記載のデバイス。
請求項15
身体の管腔内の組織にアクセスするデバイスであって、該デバイスは、管腔を規定する細長い本体部分と、該デバイスを通って延びるワイヤーを含み、遠位の開口部において該デバイスから出て、該細長い本体部分の接合部分に付着する該細長い本体部分の外側表面に沿って近位方向に延びる係留機構であって、該係留機構は、該ワイヤーが該細長い本体部分の該外側表面に対して同一平面に位置する挿入構成と、該ワイヤーが管腔組織を係合するために該デバイスから離れるように延びる動作構成との間で該ワイヤーを動かす、係留機構とを備えている、デバイス。
請求項16
前記係留機構は、前記ワイヤーの近位部分に結合されたアクチュエーターをさらに備えることにより、該アクチュエーターの近位方向への動きは、該ワイヤーを引き込んで前記挿入構成にする、請求項15に記載のデバイス。
請求項17
前記ワイヤーは、形状記憶材料で形成され、前記細長い本体部分の外側表面に沿って前記遠位の開口部から延びる該ワイヤーの一部分の記憶された形状は、実質的に円形、楕円形、花弁の形状、三角形および長方形のうちの1つである、請求項15に記載のデバイス。
請求項18
身体の管腔内の組織にアクセスするデバイスであって、該デバイスは、管腔を規定する細長い本体部分と、該細長い本体部分の遠位部分上に形成された開口部を含む係留機構であって、該開口部は、管腔組織を係合するために、該身体の管腔の目標部分に、該デバイスの近位端において加えられる吸引力を適用することを可能にする、係留機構とを備えている、デバイス。
請求項19
前記開口部に付着された円錐形のアバットメントをさらに備え、該円錐形のアバットメントは、前記細長い本体部分から半径方向に遠位に延び、前記吸引力を前記管腔組織に加える、請求項18に記載のデバイス。
請求項20
前記係留機構の場所に対して半径方向反対側の内視鏡の一部分上に形成された視覚化ウインドウをさらに備えている、請求項18に記載のデバイス。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-04-03| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120403 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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