专利摘要:
固定部品、クランピング機構、ねじ頭、負荷分散機構、およびブロッカーを含むアセンブリであって、固定部品は球状端部、ネック部分およびねじ込み先端をさらに含む。クランピング機構は固定部品のネック部分の周りに位置づけられる。負荷分散機構は、ねじ頭と骨固定部品の間に位置づけられる。ねじ頭は向かい合う一組のアーム、ソケットおよびスロットをさらに含む。ソケットは一組のアームの間に位置づけられ、スロットはソケットの上部に位置づけられる。ソケットは固定部品の球状端部を収容するような寸法に合わせられ、構成される。負荷分散機構はねじ頭に対して引張抵抗を提供し、ブロッカーはねじ頭とかみ合うように調整される。
公开号:JP2011509145A
申请号:JP2010542219
申请日:2008-04-29
公开日:2011-03-24
发明作者:エフ アブデルガニー、マームード
申请人:カスタム スパイン インコーポレーテッド;
IPC主号:A61B17-58
专利说明:

[0001] 本明細書に記載の実施形態は、一般的に医療装置およびアセンブリに関し、より詳細には外科的な腰椎、胸椎、および頚椎の治療に使用される、整形外科用のバネ付勢された動的な茎ねじ(pedicle screws)アセンブリに関する。]
背景技術

[0002] 脊椎損傷を治療する外科的処置は、患者および外科医の両者にとって最も複雑で困難な手術の1つである。内部の脊椎固定術に関する一般的な問題は、どのようにして脊髄を傷つけずに固定装置を固定するかということである。患者が骨粗しょう症(例えば、骨折のリスク増加を導く骨の病気)を患っている場合でも、固定装置を保持するのに充分な強度を有する場所を提供することから、肉茎(pedicle)が好適な接続部である。]
[0003] より最近では、内部固定の方法は脊柱管を通って伸び、板(lamina)に対してロッドを保持するワイヤ、または肉茎内へと伸び、いくつかの椎骨部分にわたって伸びる平板(plate)を固定する茎ねじを利用するワイヤを活用してきた。しかしながら、ワイヤの移植は神経要素(例えば、脊髄および神経根)を損傷するリスクを増加させる。一方で、堅く結合したねじを備える平板を用いることは、骨ねじ(bone screw)との接合点における直接的な負荷移動を生じさせるが、この接合点は脊椎構造の固定において最も弱い結合部である。これは、固定を終える前におけるねじの破壊または骨ねじとの接合点の破損を導くおそれがある。さらに、平板のデザインは一般的に大きく、骨が移植する表面をほとんど残さない傾向にあって、一般的に脊椎の脊柱側弯症のために外形を合わせることが簡単にはできない。]
[0004] また、いくつかの方法は、固定のために多軸ねじシステムを使用してきた。従来の多軸ねじシステムは一般的に、底部分が骨ねじの内部でピボットするねじ受け取り部分、および受け取りロッドで構成される。この一般的な従来のデザインは、ねじ受け取り部分がねじの入口の真上に細いネックを有する必要があった。この小さく弱いネック部分は、ロッドを通して加えられる力から著しく離れた所にあるので、必然的により強大なモーメントアームを有し、弱いネック部分で損傷する機会は増加する。]
[0005] さらに、従来のねじアセンブリのほとんどは、骨ねじが一般的にねじ頭の所定の場所または屈曲角形成の範囲で圧力をかけられることを可能にしない。したがって、従来の解決策のほとんどは、システムのロッド部分を用いてダイナミズムを提供する。一般的に、現在流通している人工円板のほとんどは、典型的には動作の極端な範囲においては抵抗できず、移植の破損または移動を引き起こすおそれのある「デッド・ストップ」を提供しやすいものもある。そのようにして、ほとんどの外科医は、破損した人工円板を取り除くことは大きな複雑化の要因を伴う極めて望ましくない事だと認識するだろう。]
[0006] さらに、椎骨に多種多様な変形、外傷、または骨折がある場合、ヒトの解剖学的構造の複雑さゆえに、外科医は患者の体内で茎ねじを適切に固定するために、ロッドを2つ以上の整列しない(non-aligned)茎ねじに配置する前にロッドを屈折させることで(切り込みを生じさせ、それにより疲労抵抗を軽減する)椎骨を「融合(fuse)」する場合がある。]
[0007] さらに、従来のねじ受け取り部分のほとんどは一般的に、充分な内側−外側の柔軟性を提供しない。なぜなら、小さな回転アークを作り出す骨ねじの回転中心の上端に位置するロッドが、近接しすぎているからである。さらに、従来のねじシステムのほとんどは、一般的に異なる大きさのロッドを収容しない。その上、従来の脊椎移植デザインのほとんどは一般的に、患者の回復時間を短くできる、脊椎の手術に用いられる侵襲性(invasive)の外科的技術を強化する特徴を欠く。また、一般的には負荷分散能力が欠乏しており、これは自然動作の際の椎骨の損傷を導くおそれがある。ゆえに、自然動作を認めつつもねじ頭の所定の場所または屈曲角形成の範囲で圧力をかけられることを可能にする、手術中の柔軟性を有する新しく、改良された動的な茎ねじアセンブリへのニーズは継続している。]
[0008] 上記の観点から、本発明の実施形態は、自然動作を認めつつもねじ頭の所定の場所または屈曲角形成の範囲で圧力をかけられることを可能にするような、手術中の柔軟性を有する新しく、改良された動的な茎ねじアセンブリを提供する。動的な茎ねじアセンブリは固定部品、クランピング機構、ねじ頭、負荷分散機構、およびブロッカーを含む。固定部品はさらに、球状端部、ネック部分、およびねじ込み端部を含む。]
[0009] クランピング機構は、固定部品のネック部分の周りに位置づけられる。クランピング機構は、固定部品の球状端部よりも広い幅を有し得る。負荷分散機構は、スロットを有する場合もあり、ねじ頭と骨固定部品の間に位置づけられる。負荷分散機構は、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、および軟質ワッシャーのいずれをも含み得る。負荷分散機構は、ねじ頭に対して引張抵抗を提供する。ブロッカーはねじ頭にかみ合うように調整される。]
[0010] ねじ頭はさらに、径方向に向かい合う一組のアーム、ソケットおよびスロットを含む。ソケットは一組のアームの間に位置づけられ、スロットはソケットの上に位置づけられる。ソケットは、固定部品の球状端部を収容するような寸法に合わせられ、構成される。スロットは、長手部材を受け取るような寸法に合わせられ、構成され得る。固定部品は骨ねじおよびフックを含む場合もあり、長手部材から離して位置づけられ得る。]
[0011] 他の態様では、肉茎固定アセンブリは骨ねじ、ショルダー機構、ねじ頭、負荷分散機構、およびねじブロッカー機構を含む。骨ねじはさらに、球状端部、ネック部分、およびねじ込み端部を含む。ショルダー機構は、骨ねじのネック部分の周りに位置づけられ、取り外し式である場合もある。ショルダー機構は骨ねじの球状端部と等しい幅を含み得る。負荷分散機構は、ねじ頭と骨ねじとの間に位置づけられ得る。負荷分散機構は、負荷分散機構を骨ねじのネック部分にスナップ(snap)させるスロットを含み得る。負荷分散機構は、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、および軟質ワッシャーのいずれをも含み得る。]
[0012] ねじ頭はさらに、一組のねじ込み直立アーム(threaded upright arms)、ソケット、スロット、およびソケットに隣接するホールを含む。ソケットは一組のアームの間に位置づけられる。スロットは、ねじ頭の第1の端部かつ一組のアームの間に位置づけられる。ホールはねじ頭の第2の端部に位置づけられる。ソケットは、骨ねじの球状端部を収容するように寸法を合わせられ、構成される。スロットは、長手部材を受け取るように寸法を合わせられ、構成され得る。骨ねじは長手部材から離れて位置づけられ得る。負荷分散機構はねじ頭に対して引張抵抗を提供し、ねじブロッカー機構は、ねじ頭の一組のアームのねじ山にかみ合うように調整される。]
[0013] さらに他の態様では、装置は骨ねじ、シャンク構造、ねじ頭、負荷分散機構、長手部材、およびねじブロッカー機構を含む。骨ねじはさらに、球状端部、ネック部分およびねじ込み端部を含む。シャンク構造は骨ねじのネック部分の周りに位置づけられ、少なくとも骨ねじの球状端部の幅と等しい幅を含む。ねじ頭はさらに、一組のねじ直立アーム、ソケット、スロット、およびソケットに隣接するホールを含む。ソケットは一組のアームの間に位置づけられる。スロットは、ねじ頭の第1の端部かつ一組のアームの間に位置づけられる。ホールはねじ頭の第2の端部に位置づけられる。ソケットは、骨ねじの球状端部を収容するように寸法を合わせられ、構成される。長手部材はねじ頭のスロットに位置づけられる。]
[0014] 負荷分散機構はねじ頭と骨ねじの間に位置づけられ、ねじ頭に対して引張抵抗を提供する。負荷分散機構は、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、および軟質ワッシャーのいずれをも含み得る。負荷分散機構は、負荷分散機構を骨ねじのネック部分にスナップさせるスロットを含み得る。ねじブロッカー機構は、ねじ頭の一組のアームのねじ山にかみ合い、スロット内の長手部材を固定するように調整される。骨ねじは、長手部材と接触しない場合もある。]
[0015] 本明細書の実施形態の上記およびその他の態様は、以下の記述および付随する図面と共に考慮することにより、より一層認識され理解される。しかしながら以下の記載は、好適な実施形態およびそれらに関する特定の詳細を膨大に示すものの、これらは説明の目的で提供されているのであり、制限する目的のものではないことを理解されたい。多くの変更および修正が、本発明の実施形態の精神を逸することなくこれら実施形態の範囲内でなされる可能性があり、本発明の実施形態はそのような修正を全て含む。]
[0016] 本発明の実施形態は図面に関する以下の詳細な記述により、より一層理解されるだろう。]
図面の簡単な説明

[0017] 本発明の実施形態によるねじアセンブリの分解図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリの組立て図を示す。
本発明の実施形態による図2A記載のねじアセンブリの断面図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリのねじ頭の斜視図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリのねじ頭の断面図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリのねじ頭の正面図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリのブロッカーの斜視図を示す。
本発明の実施形態による図1記載のねじアセンブリのブロッカーの正面図を示す。
本発明の1つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離斜視図を示す。
本発明の1つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離断面図を示す。
本発明の2つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離斜視図を示す。
本発明の2つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離断面図を示す。
本発明の3つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離斜視図を示す。
本発明の3つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離断面図を示す。
本発明の4つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離斜視図を示す。
本発明の4つ目の実施形態による、ねじ頭および骨ねじの接合点の分離断面図を示す。
本発明の他の実施形態によるフックの斜視図を示す。
本発明の他の実施形態によるねじアセンブリの斜視図を示す。
本発明の実施形態による、図1および図2Aのねじアセンブリの移植を示す椎骨の断面図を示す。] 図1 図2A
実施例

[0018] 本発明の実施形態ならびにそれらの様々な特徴および利点となる詳細は、付随する図面に記載され、以下の記述で詳細に述べられる非制限的な実施形態に関してより完全に説明される。既知の部品および加工技術についての記載は、本発明の実施形態を不必要に不明瞭にしないように省略される。本明細書で用いられる実施例は単に、本発明の実施形態が実施される方法への理解を容易にすること、さらには当業者が本発明の実施形態を実施できるようにすることを意図するものである。したがって、実施例は本発明の実施形態を限定するものと理解されるべきではない。]
[0019] 前述のように、自然動作を認めつつもねじ頭の所定の場所または屈曲角形成の範囲で圧力をかけられることを可能にする、手術中の柔軟性を有する新しく、改良された動的な茎ねじアセンブリへのニーズは継続している。本発明の実施形態は、固定部品102、クランピング機構116、ねじ頭106、負荷分散機構104、およびブロッカー110を含むアセンブリ100を提供することで、上記のニーズに取り組む。固定部品102はさらに、球状端部112、ネック部分114、およびねじ込み端部118を含む。クランピング機構116は、固定部品102のネック部分114の周りに位置づけられる。負荷分散機構104は、ねじ頭106と固定部品102の間に位置づけられる。ねじ頭106はさらに、径方向に向かい合う一組のアーム302、304とソケット310およびスロット308を含む。ソケット310は、一対のアーム302、304の間に位置づけられ、スロット308はソケット310の上に位置づけられる。ソケット310は固定部品102の球状端部112を収容するような寸法に合わせられ、構成される。負荷分散機構104はねじ頭106に対して引張抵抗を提供し、ブロッカー110はねじ頭106とかみ合うように調整される。これより図面、より詳細には図1〜10に言及する。図面では、同様の参照文字が、図面を一貫して対応する特徴を示し、好適な実施形態が示される。] 図1 図10 図2A 図2B 図3A 図3B 図3C 図4A 図4B 図5A
[0020] 図1〜図2Bでは、ねじアセンブリ100は骨固定部品102、負荷分散機構104、ねじ頭106、長手部材108、およびブロッカー110を含む。骨固定部品102はさらに、球状端部112、ネック部分114、クランピング機構116、およびねじ込み先端118を含む。負荷分散機構104は、スロット120をさらに含む。] 図1 図2A 図2B
[0021] 骨固定部品102は、好適には骨ねじとして構成されるが、代わりにフック900(最適なものを図9Aおよび図9Bに記載)として構成される場合もある。骨ねじ102の球状端部112はねじ頭106内に移植されるように調整される(図2Aおよび図2Bに記載)。クランピング機構116(ショルダーまたはシャンク機構としても構成され得る)は、骨固定部品102のネック部分114の周りに位置づけられる。ショルダー116は、骨ねじ102の球状端部112の幅と等しいか、またはそれよりも広い幅を有する。ショルダー116は取り外し式の場合もあり、ショルダー116が骨ねじ102のねじ118を締めるナットのようなねじを有する場合やショルダー116がCリングのように骨ねじ102にスナップする場合、またショルダー116がねじアセンブリ100に溶接される場合がある。ねじ118は小径部で先細になり得るが、大径部の円筒は、一週ごとに存在する新しい「切り込み(bite)」が、海綿質骨のために骨ねじ102の底に向かってより深くねじを収容することを可能にする。また、骨ねじ102のねじ込み先端118は、骨へのより迅速な移植を可能にするために複数のリードねじとすることもできる。さらに、骨ねじ102のねじ込み端部118は好適には二重であって、これは骨との接触面をより広くするが、4mm/回転で駆動する。その上、骨ねじ102はねじ頭106のソケット310内部でピボットし得るので、骨または解剖学的構造が、骨ねじ102の屈曲角形成範囲を制限することなしに、ねじアセンブリ100は骨の中へと移植される。] 図2A 図2B 図9A 図9B
[0022] 実施されているように、負荷分散機構104は、骨ねじ102とねじ頭106の間に位置づけられる(図2Aおよび図2Bに記載)。負荷分散機構104は異なった適切な構造で構成される場合もある(最適なものを図5A〜8Bに記載)。好適には、スプリングの負荷分散機構104は、骨ねじ102のネック部分114をスナップする極小なスロット120も有する(図1に記載)。負荷分散機構104はねじ頭106に対して引張抵抗を提供する。ねじ頭106(最適なものを図3A〜3Cに記載)は骨ねじ102の球状端部112を収容するような寸法に合わせられ、構成される。] 図1 図2A 図2B 図3A 図3B 図3C 図5A 図5B 図6A 図6B
[0023] 骨ねじ102が骨に移植されると、ロッドやバーなどとして形状化され得る長手部材108およびブロッカー110が、ねじアセンブリ100のねじ頭106へと移植される。ロッド108は一般的に、0.25インチのステンレス鋼のロッドで構成されるが、適切な生体親和性および材料の強度特性を有するあらゆる物質で作られ得る。システムは脊椎の置き換えおよび屈曲を正すために用いられ得るので、ロッド108は横方向の曲げ応力およびねじれに耐えられるものであるべきである。一方でロッド108は、個々の適用に対する適切な曲率へ曲げられるように、ある範囲まで曲げられるようにすることが重要である。骨ねじ102はロッド108から離れて位置づけられる。ねじ頭106は5.5mmおよび6.0mmのロッドを収容でき、これは均一な大きさのロッドのみの収容に制限されるいくつかの従来のねじアセンブリに対して有利である。ブロッカー110はねじ頭106とかみ合うように調整される。]
[0024] ねじアセンブリ100は骨ねじ102を通して負荷または圧力をかけられるバネ付勢された球体およびソケットの動的なねじシステムを含む。ねじアセンブリ100は多くの使用法を有し、様々な固定、多軸性、および動的なねじシステムの構造で用いられ得る。これには、負荷分散機能を提供し、隣接する円板の病気を防ぐ微細動作の固定補助システム、動作範囲のねじれ、軸方向、屈曲および拡張を提供することによるファセット交換システム、椎間板切除術の補助し、固定を数年に渡って伸ばすための負荷分散および動作制限システム、現在流通しており、将来も流通する可能性のある従来の人工円板の多くを補助するための、負荷分散および動作制御システムが含まれる。ねじアセンブリ100は、回転する間接部分においても構成され得る。]
[0025] 図3A〜3Cに記載されるように、ねじ頭106は、ねじが切られた内側部分306、一般的な開放式のU字型スロット308、ソケット310、ソケット310に隣接して位置づけられるホール312、および外側の切削部314を含む一組の直立アーム302、304を含む。直立アーム302、304は径方向に向かい合い、U字型スロット308によって隔てられている。ソケット310もアーム302、304の間に位置づけられる。U字型スロット308は、ねじ頭106の第1の端部に位置づけられ、ソケット310の上に位置づけられる。ホール312は、ねじ頭106の第2の端部に位置づけられる。] 図3A 図3B 図3C
[0026] ねじが切られた内側部分306を備えるアーム302および304は、ブロッカー110とかみ合うように調整される。ねじが切られた内側部分306は、適切なあらゆる構造でパターン化され、ブロッカー110とかみ合うように調整される。開放式のU字型スロット308は長手部材108を受け取るような寸法に合わせられ、構成される。ソケット310は骨ねじ102の球状端部112を収容し、固定するような寸法に合わせられ、構成される。ホール312は、骨ねじ102のネック部分114を収容するように調整され得る。さらにねじ頭106は、処置中の手術器具および外科処置中のアセンブリの収容において補助を行う外側形体または切削部314を含む。外側の切削部314は様々な器具(図示せず)が、ねじ頭106の片側または両側で強固かつ確実にねじ頭106を保持し、また操作することを可能にする。代わりに、ねじ頭106は2つの分離する部分(上および下半分または右および左半分)で作られ、骨固定部品102がねじ頭106に移植された後に閉じられて溶接される場合もある。]
[0027] 図4Aおよび図4Bに示されるように、ブロッカー110は、ねじ402および締め付け機構406を備える上面404を含む。ねじ402は、ブロッカー110の周囲に構成される適当なねじ山であればいかなるものでもよい。ブロッカー110の上面404にある締め付け機構406は、ねじアセンブリ100の固定において高トルクを加えられるように、六角形または正方形の固定機構を含む。] 図4A 図4B
[0028] ブロッカー110は、ねじ頭106の内部でロッド108を固定することを補助する。ブロッカー110のねじ山402は、ねじ頭106にある一組のアーム302、304のねじ山206とかみ合うように構成される。また、ブロッカー110は反力を水平方向よりも鉛直方向へと向け、ロッド108にトルクがかけられた際のねじ頭106の拡張を防ぐ。さらにブロッカー110は、ブロッカー110のねじれおよび鉛直の位置を計算するブロッカー110駆動手段(図示せず)と精密に、かつ絶えず関わる、「タイム(timed)」ねじ山を含み得る。ゆえにブロッカー110にかけられるトルクの測定を補助する。]
[0029] 図5Aおよび図5Bはそれぞれ、本発明の第1の実施形態による、ねじ頭106および骨ねじ102の接合点の分離斜視図および分離断面図を示す。負荷分散機構104は、いくらかの構造的な圧壊を許容する金属の波状の/または中空ワッシャー502として構成され得る。] 図5A 図5B
[0030] 図6Aおよび図6Bはそれぞれ、本発明の第2の実施形態による、ねじ頭および骨ねじ102の接合点の分離斜視図および分離断面図を示す。負荷分散機構104は、金属性のコイルスプリング602として構成され得る。コイルスプリング602は外径に覆われ、動作範囲をさらに制限する内部の円形ワッシャー604を含む場合もある。] 図6A 図6B
[0031] 図7Aおよび図7Bはそれぞれ、本発明の第3の実施形態による、ねじ頭および骨ねじ102の接合点の分離斜視図および分離断面図を示す。負荷分散機構104は柔軟なポリマーワッシャー702として構成され、例えばシリコンやウレタン材料から構成することができる。] 図7A 図7B
[0032] 図8Aおよび図8Bはそれぞれ、本発明の第4の実施形態による、ねじ頭106および骨ねじ102の接合点の分離斜視図および分離断面図を示す。負荷分散機構104は、金属性のワッシャー802として構成され得る。金属性のワッシャー802はさらに、所望の位置または方向においていくらかの構造的な圧壊を可能にするカットアウト804を含む。] 図8A 図8B
[0033] 図9Aは、本発明の代替的な実施形態によるフック900の斜視図を示す。図9Bは、本発明の代替的な実施形態によるねじアセンブリの斜視図を示す。フック900は球状端部902、くぼみのある外側部分904、接続アーム910によって接続される一組のアーム906、908、空間912、およびショルダー914を含む。空間912はアーム906、908を互いに隔てる。球状端部902は、ねじ頭106へ移植されるように調整される。アーム906、908は、骨に対して後に取り付ける付加的な部材(図示していない)を受け取るように構成される。ショルダー914は負荷分散機構104を収容するような寸法に合わせられ、構成される。] 図9A 図9B
[0034] 図10は図1〜図9Bに関連して、本発明の実施形態による、図1のねじアセンブリ100の移植を示す椎骨1002の断面図を示す。椎骨1002にねじアセンブリ100を移植するために、まず移植の場所が外科的に接近され、脊椎に対して切開部1004が作られる。ショルダー機構116および負荷分散機構104は、骨ねじ102のネック部分114の周りに位置づけられる。切開部1004が形成された後、ねじ頭106は切開部1004へと移植される。その後骨ねじ102(負荷分散機構104およびショルダー機構116を備える)が、ねじ頭106へ移植される。適当な長さのロッド108が選択され、骨ねじ102のU字型スロット308へ移植される。最後に、ブロッカー110がねじ頭106のねじが切られた内側部分306へ差し込まれる。この工程は、六角のねじ回し(図示していない)によって達成され得る。] 図1 図10 図2A 図2B 図3A 図3B 図3C 図4A 図4B 図5A
[0035] さらに、本発明の実施形態の一側面によると、ねじアセンブリ100は人工円板を補うための動的なロッドシステムとして用いられ得る。本発明の実施形態は、骨ねじ102のネック部分114の周りに位置づけられるショルダー機構116を含む埋め込み可能な茎ねじアセンブリ100を提供する。ショルダー機構116は、骨ねじ102の球状端部112と同じ幅であって、骨ねじ102およびねじ頭106を支持する。また、ロッド108は骨ねじ102に接触しないので、より大きな回転アークを提供することによって、外科医により側面からの動作範囲を提供する。さらに、アセンブリ100は、ねじ頭106がより大きな引張荷重に耐えることを可能にするよう調整された負荷分散機構104を含むので、前部または後部に用いられ得る。またアセンブリ100は、固定装置として前腰部の椎体間固定、後腰部の椎体間固定、側腰部の椎体間固定、変性円板疾患の修正、成人または小児の脊柱側弯症で使用でき、後頚部の固定を行う手術においても使用することができる。]
[0036] 特定の実施形態に関する上記の記述は、本明細書の実施形態の総体的な本質を完全に明らかにするので、当業者は現行の知識を適用することにより、本発明の総体的な概念から逸することなくこれらの特定の実施形態を多様な応用法のために修正および/または適応させることができる。それゆえ、このような適応および修正は開示された実施形態に相当する意味および範囲内で理解されるよう意図されている。本明細書で使用される語法および語句は、説明するためのものであり制限するためのものではないということを理解されたい。それゆえ、本明細書の実施形態は好適な実施形態によって記載されているが、当業者は本明細書の実施形態が、付随する請求の範囲の精神および範囲内での修正を伴って実践され得るということを認識するだろう。]
权利要求:

請求項1
球状端部、ネック部分およびねじ込み端部からなる固定部品と、該固定部品の前記ネック部分の周りに設けられたクランピング機構と、径方向に向かい合う一組のアーム、前記固定部品の前記球状端部を収容するように寸法を合わせられ、構成される前記一組のアームの間に位置づけられるソケット、および前記ソケットの上部かつ前記一組のアームの間に位置づけられるスロットからなるねじ頭と、前記ねじ頭と前記固定部品の間に位置づけられ、前記ねじ頭に引張抵抗を提供する負荷分散機構と、前記ねじ頭とかみ合うように調整されたブロッカーとからなるアセンブリ。
請求項2
前記スロットが、長手部材を受け取るような寸法に合わせられ構成される請求項1記載のアセンブリ。
請求項3
前記固定部品が、前記長手部材から離間されてなる請求項2記載のアセンブリ。
請求項4
前記固定部品が骨ねじからなる請求項1記載のアセンブリ。
請求項5
前記固定部品がフックからなる請求項1記載のアセンブリ。
請求項6
前記負荷分散機構が、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、または軟質ワッシャーのいずれかからなる請求項1記載のアセンブリ。
請求項7
前記負荷分散機構がスロットからなる請求項1記載のアセンブリ。
請求項8
前記クランピング機構が取り外し式である請求項1記載のアセンブリ。
請求項9
前記クランピング機構が、前記固定部品の前記球状端部の幅よりも広い幅を有する請求項1記載のアセンブリ。
請求項10
茎ねじ固定アセンブリであって、球状端部、ネック部分およびねじ込み端部からなる骨ねじと、該骨ねじの前記ネック部分の周りに位置づけられるショルダー機構と、一組のねじ直立アーム、該一対のアームの間に位置づけられ、前記骨ねじの前記球状端部を固定するような寸法に合わせられ構成されるソケット、ねじ頭の第1エンドかつ前記一組のアームの間に位置づけられるスロット、および前記ソケットに隣接し、前記ねじ頭の第2エンドに位置づけられるホールを含む前記ねじ頭と、前記ねじ頭と前記骨ねじの間に位置づけられ、前記ねじ頭に対して引張抵抗を提供する負荷分散機構と、前記ねじ頭の前記一組のアームのねじ山とかみ合うよう調整されるねじ付ブロッカー機構とからなる茎ねじ固定アセンブリ。
請求項11
前記スロットが、長手部材を受け取るような寸法に合わせられ構成される請求項10記載のアセンブリ。
請求項12
前記骨ねじが前記長手部材から離間されてなる請求項11記載のアセンブリ。
請求項13
前記負荷分散機構が、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、または軟質ワッシャーのいずれかからなる請求項10記載のアセンブリ。
請求項14
前記負荷分散機構が、該負荷分散機構を前記骨ねじの前記ネック部分にスナップさせるスロットを含む請求項10記載のアセンブリ。
請求項15
前記ショルダー機構が取り外し式である請求項10記載のアセンブリ。
請求項16
前記ショルダー機構が、前記骨ねじの前記球状端部と等しい幅を有する請求項10記載のアセンブリ。
請求項17
球状端部、ネック部分およびねじ込み端部からなる骨ねじと、該骨ねじの前記ネック部分の周りに位置づけられ、少なくとも前記骨ねじの前記球状端部と等しい幅を有するシャンク構造と、一組のねじ直立アーム、該一対のアームの間に位置づけられ、前記骨ねじの前記球状端部を固定するような寸法に合わせられ構成されるソケット、ねじ頭の第1エンドかつ前記一組のアームの間に位置づけられるスロット、および前記ソケットに隣接し、前記ねじ頭の第2エンドに位置づけられるホールを含む前記ねじ頭と、前記ねじ頭と前記骨ねじの間に位置づけられ、前記ねじ頭に対して引張抵抗を提供する負荷分散機構と、前記ねじ頭の前記スロットに位置づけられる長手部材と前記ねじ頭の前記一組のアームのねじ山とかみ合うよう調整され、前記長手部材を前記スロット内で保持するねじ付ブロッカー機構とからなる装置。
請求項18
前記骨ねじが、前記長手部材と接触しない請求項17記載の装置。
請求項19
前記負荷分散機構が、波形ワッシャー、コラスプ型の中空ワッシャー、コイルスプリング、または軟質ワッシャーのいずれかからなる請求項17記載の装置。
請求項20
前記負荷分散機構が、該負荷分散機構を前記骨ねじの前記ネック部分にスナップさせるスロットを含む請求項17記載の装置。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-05-28| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120528 |
2012-06-06| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
2012-11-07| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121106 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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