![]() 干渉検出および軽減
专利摘要:
干渉の検出と軽減を行う技法が記述される。デバイス(例えば、セルラ電話)は、干渉レベルを感知し、受信された信号において予期される干渉をデジタル的に再構築する。デバイスは、再構築された干渉を受信された信号に相関させ、相関結果に基づいて受信された信号中の干渉を決定する。デバイスは、受信された信号中の検出された干渉に基づいて、受信機における1つあるいはそれより多くの回路ブロック(例えば、混合器、LNA、等)の動作を調整しうる。代替的に、または追加的に、デバイスは、受信された信号中の干渉と符合する条件付けられ再構築された干渉を取得するためにデジタル干渉を条件付けし、そして、条件付けられた干渉を受信された信号から引き算することが出来る。 公开号:JP2011509045A 申请号:JP2010541497 申请日:2008-12-23 公开日:2011-03-17 发明作者:コムニナキス、クリストス;フィリポビック、ダニエル・エフ. 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04B1-10
专利说明:
[0001] 本特許の出願は、“干渉検出および軽減”と題する2008年1月2日に出願され、その譲受人に譲渡された米国仮特許出願第61/018,572号に対して優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりここに明確に組み込まれている。] 発明の分野 [0002] 本開示は、一般的に通信受信機に関し、更に特定的には、受信機における干渉および/または歪みを軽減する技法に関する。] 背景 [0003] 通信システムにおいて、送信機は、変調された信号を発生するためにデータを処理し、変調された信号を通信チャネルを介して受信機に送信する。受信機は、送信された信号を受信し、送信機によって送信されたデータを再生しようと試みる。信号は、例えば、所望の信号に局部発信器(LO)スプリアスおよび他の雑音源でもって帯域外ジャマを線形混合することや、受信機自身の非線形特性から派生する相互変調歪み(intermodulation products)を含む雑音、歪みおよび干渉によって破壊されうる。] [0004] そのような信号破壊の効果に立ち向かう処理技法を提供することが望まれる。] 概要 [0005] 本開示の、ある態様は、干渉軽減装置を提供し、装置は情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成され、装置は、第1の副信号を発生するために、第1の干渉信号を感知し、サンプリングする干渉センサとサンプラ;デジタル再構築された干渉信号を発生するために、第1の副信号を回転周波数分だけ回転するデジタルローテータ;デジタル再構築された干渉信号を、受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる相関器;およびデジタル再構築された干渉信号に基づいて、受信された信号中の干渉を軽減するために、受信された信号の処理への調整を制御する干渉制御ユニットを具備する。] [0006] 別の本開示の、ある態様は、干渉軽減装置を提供し、装置は情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成され、装置は、デジタルサンプリングされた干渉信号を発生するために、第1の干渉信号を感知およびサンプリングする干渉センサとサンプラ;デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、デジタル再構築された干渉信号を発生する干渉再構築ユニット;デジタル再構築された干渉信号を、受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる相関器;および相関器の出力に基づいて、受信された信号を処理するために使用される無線周波数(RF)回路ブロックのパラメータへの調整を制御する干渉制御ユニットを具備する。] [0007] 更に別の本開示の、ある態様は、干渉軽減装置を提供し、装置は情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成され、装置は、第1の副信号を発生するために、第1の干渉信号を感知およびサンプリングする第1の干渉センサとサンプラ;第1の副信号に基づいて、第1のデジタル再構築された干渉信号を発生する干渉再構築ユニット;第1のデジタル再構築された干渉信号に基づいて、受信された信号中の干渉を軽減するために、受信された信号の処理に対する調整を制御する干渉制御ユニット;第2の副信号を発生するために、第2の干渉信号を感知およびサンプリングする第2の干渉センサとサンプラ;第2の副信号に基づいて、第2のデジタル再構築された干渉信号を発生するように更に構成された干渉再構築ユニット;干渉選択制御信号に応答して、第2のデジタル再構築された干渉信号に基づいて、受信された信号中の干渉を軽減するために、受信された信号の処理への調整を制御するように更に構成された干渉制御ユニットを具備する。] 図面の簡単な説明 [0008] 図1は、アナログセクション102とデジタルセクション104を含むワイヤレスデバイス100のブロック図を示す。 図2は、本開示に従う一般化された干渉サンプリングと処理スキームの例示的な実施形態を叙述する。 図3Aは、干渉センサとサンプラ200が、受信信号経路から信号sampler_outを発生する可能な方法を叙述する。 図3Bは、干渉センサとサンプラ200が、トランシーバの送信機チェーンの連続するステージを分岐することに基づいて、信号sampler_outを発生する更なる方法を叙述する。 図3Cは、干渉センサとサンプラ200が、他のセンサ300、300a、310、320の出力に基づいて、信号sampler_outを発生する更なる方法を叙述する。 図3Dは、図3A−3Cにおける混合器152d、152e、152i、152j、152kに提供される信号x.d、x.e、x.i、x.j、x.kに対する可能な選択の例示的な実施形態を叙述する。 図4Aは、同一のトランシーバの送信チェーンによって発生された、受信された信号中の相互変調歪み(IMD)をデジタル的に再構築するワイヤレスデバイス300の設計のブロック図を示す。 図4Bは、送信信号のダウンコンバートされたバージョンに基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス400の設計のブロック図を示す。 図4Cは、図3Aのsampler_out副信号(f)に基づいてデジタルIMD再構築および検出を実行しているワイヤレスデバイス402の設計のブロック図を示す。 図4Dは、送信された信号と必ずしも一致する必要の無いダウンコンバートされた干渉信号のバージョンに基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス404の設計のブロック図を示す。 図4Eは、ADC146のデジタル出力に基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス406の設計のブロック図を示す。 図5Aは、二次相互変調歪み(IM2)を発生する干渉再構築ユニットの例示的な実施形態を叙述する。 図5Bは、図3AにおけるADC156.dからのsampler_out副信号(d)に基づいて、IM2をデジタル的に再構築するIM2発生器162aの設計のブロック図を示す。 図5Cは、図3Aにおけるsampler_out副信号(d)から派生したダウンコンバートされたIおよびQ信号、IdtxとQdtxに基づいて、IM2をデジタル的に再構築するIM2発生器162bの設計のブロック図を示す。 図5Dは、IM2発生器164の設計のブロック図を示す。 図5Eは、IM2とIM3をデジタル的に再構築するIM2発生器166の設計のブロック図を示す。 図6は、図2の干渉処理および相関ユニット230の例示的な実施形態を叙述する。 図6Aは、受信されたIおよびQ信号中のIM2を、デジタル的に検出するIM2相関器170aの設計のブロック図を示す。 図6Bは、受信されたIおよびQ信号中のIM3を、デジタル的に検出するIM3相関器170bの設計のブロック図を示す。 図6Cは、受信されたIおよびQ信号中のIM2およびIM3を、デジタル的に検出するIMD相関器170cの設計のブロック図を示す。 図7は、受信された信号から再構築された干渉を相殺する例示的な実施形態を叙述する。 図8は、図7において叙述されたような干渉相殺メカニズムの特有の設計を示す。 図9Aは、IMD条件付けユニット900の設計のブロック図を示す。 図9Bは、ジャマ再構築ユニット930の設計のブロック図を示す。 図10は、例えば、セルラ電話のようなワイヤレスデバイスによって干渉の検出と軽減を行うプロセス1000を示す。 図11Aは、シナリオを叙述し、ここで、ジャマは周波数fjにあり、周波数fLO_spurのLOスプリアスは、混合器142への入力に存在する。 図11Bは、周波数fLO_spurが先験的に知られていると想定して、ジャマをLOスプリアスと混合することによってデジタル的に干渉を再構築する、本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。 図11Cは、周波数fLO_spurが先験的に知られていないで、fjにあるジャマによってデジタル的に干渉を再構築する、本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。 図12Aは、シナリオを叙述し、ここで、ジャマは周波数fjに存在し、基板雑音は、混合器142のLOポートに結合されている。 図12Bは、fjにあるジャマが基板雑音と混合されていることによってデジタル的に干渉を再構築する、本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。 図12Cは、本開示に従う例示的な実施形態を叙述し、ここで、sampler_outは、ジャマが基板雑音と混合されていることによってデジタル的に干渉を再構築する、2つの副信号(d)および(l)を具備する。 図12Dは、相対的に周波数の低い基板雑音を取り扱う例示的な実施形態を叙述する。] 図1 図10 図11A 図11B 図11C 図12A 図12B 図12C 図12D 図2 詳細な説明 [0009] 付属された図面と関係して以下に説明される詳細な記述は、本発明の例示的な実施形態の記述を意図しており、本発明が実行されうる唯一の例示的な実施形態を示すことは意図していない。本記述の全体を通して使用される用語“例示的”は、“例、凡例、または例解として供されること”を意味し、他の例示的な実施形態よりも好ましいとか利点があるといったようには、必ずしも解釈されるべきではない。詳細な記述は、本発明の例示的な実施形態の完全な理解をもたらす目的のための特有の詳細を含む。本技術の当業者にとって、本発明の例示的な実施形態は、これらの特有の詳細無しで実行することが出来ることは明らかであろう。幾つかの例において、良く知られた構造およびデバイスが、本出願において示された例示的な実施形態の新規性を不明瞭にするのを避けるために、ブロック図の形で示される。] [0010] 本開示に従って、受信機によって受信された信号中に存在する干渉と歪みの様々な形態を検出し、および/または相殺するために技法が提供される。本出願において記述された技法は、ワイヤレスデバイス、基地局、および他の電子的デバイスに対して使用することが出来る。ワイヤレスデバイスは、また、移動局、ユーザ設備、ユーザ端末、加入者ユニット、等とも呼ばれうる。ワイヤレスデバイスは、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ハンドセット、等でありうる。技法は、また、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、等のような様々な通信システムに対して使用されうる。明瞭化のために、技法は、CDMAシステムにおけるワイヤレスデバイスに対して以下で記述される。] [0011] 図1は、アナログセクション102とデジタルセクション104を含むワイヤレスデバイス100のブロック図を示す。アナログセクション102は、(a)混合器124とパワーアンプ(PA)126を有する送信機110、ならびに(b)低雑音アンプ(LNA)140、混合器142、およびアナログフィルタ144を有する受信機112を含む。] 図1 [0012] 送信経路上で、送信(TX)データプロセッサ120は、送信されるであろうデータを処理し、同相(I)信号、ITX、およびデジタル直交(Q)信号、QTXを提供する。デジタル−アナログコンバータ(DAC)122は、ITXおよびQTXを、アナログIおよびQ信号に変換する。混合器124は、送信局部発信器(LO)信号を、アナログIおよびQ信号で変調し、変調された信号を提供する。送信LO信号は、fTの周波数にあり、送信LO信号は、ワイヤレスデバイス100によるデータ送信に対して使用される周波数チャネルによって決定される。パワーアンプ126は、変調された信号を増幅し、送信信号を提供し、送信信号は送受切換器(Duplexer)128を通してルーティングされ、アンテナ130を介して送信される。] [0013] 受信経路上で、アンテナ130は、基地局および様々な干渉源によって送信された信号を受信し、受信された信号を提供する。送受切換器128は、受信された信号を、アンテナ130からLNA140にルーティングする。LNA140は、その入力信号を増幅し、増幅された信号を提供する。混合器142は、増幅された信号を受信(RX)LO信号で復調し、ベースバンドIおよびQ信号を提供する。RX LO信号は、fRの周波数にあり、これはワイヤレスデバイス100によって受信されている周波数チャネルによって決定される。アナログフィルタ144は、雑音と他の成分を除去するためにベースバンドIおよびQ信号をフィルタし、フィルタされたIおよびQ信号を提供する。フィルタ144は、後続のデジタル化処理に対するエイリアス除去フィルタリングを実行することが出来る。アナログ−デジタルコンバータ(ADC)146は、フィルタリングされたIおよびQ信号をデジタル化し、デジタルで、事前にデジタル−フィルタされたIおよびQ信号、IrxおよびQrxを提供する。デジタルフィルタ148は、受信されたIおよびQ信号をフィルタし、デジタルで、受信されたIおよびQ信号、IRXおよびQRXを提供する。フィルタ148は、デジタル化処理によって発生された雑音と他の成分を減衰し、興味のある所望の信号を通過させうる。受信(RX)データプロセッサ150は、受信されたIおよびQ信号を処理し、デコードされたデータを提供する。] [0014] コントローラ/プロセッサ190は、ワイヤレスデバイス100内の様々なユニットの動作を指令する。メモリ192は、ワイヤレスデバイス100に対するデータとプログラムコードを記憶する。] [0015] 一般的に、受信機は、例えば、スーパーヘテロダインアーキテクチャまたは直接基底帯域(direct−to−baseband)アーキテクチャでもって実現されうる。スーパーヘテロダインアーキテクチャにおいて、受信された信号は、複数のステージにおいて、例えば、1つのステージにおいてRFから中間周波数(IF)に、また別のステージにおいてIFから基底帯域に周波数ダウンコンバートされる。直接基底帯域アーキテクチャにおいて、受信された信号は、図1に示されるように、1つのステージにおいてRFから直接的に基底帯域に周波数ダウンコンバートされる。スーパーヘテロダインおよび直接基底帯域アーキテクチャは、異なる回路ブロックを使用する、および/または異なる要求を有することが出来る。送信機は、また、(図1に示されるように)スーパーヘテロダインアーキテクチャまたは直接基底帯域アーキテクチャでもって実現することが出来る。送信機は、他の好適なアーキテクチャ、例えば、PLLによる搬送波上への基底帯域相の直接変調、そして後続の搬送波の振幅変調でもって実現することも出来る。明瞭化のために、以下の記述は直接基底帯域アーキテクチャに対するものである。] 図1 [0016] 図1は、簡略化されたトランシーバ設計を示す。典型的なトランシーバにおいて、送信および受信経路中の信号は、アンプ、フィルタ、混合器、等の1つあるいはそれより多くのステージによって条件付けされうる。回路ブロックは、また、図1に示された構成と異なってアレンジされうる。更に、図1に示されていない他のブロックも、また、送信および受信経路中の信号を条件付けするために使用されうる。例えば、フィルタおよび/またはアンプは、各混合器の前および/または後に追加されうる。そのような代替的例示的な実施形態は、本開示の範囲内にあると考えられる。] 図1 [0017] 図2は、本開示に従う一般化された干渉サンプリングと処理スキームの例示的な実施形態を叙述する。図2において、干渉センサとサンプラ200は、所望の信号を破損しうる干渉信号を感知する。これらは、例えば、LNA140の入力または出力に存在する帯域外ジャマ、チップ基板上の雑音、RXまたはTX局部発信器(LO)信号中に存在するスプリアス、更にそのような干渉信号の混合物を含む。干渉センサとサンプラ200の詳細は、図3A−3Cを参照しながら本出願において更に開示される。] 図2 図3A [0018] 干渉センサとサンプラ200は、デジタル出力sampler_outを干渉再構築ユニット220に提供する。sampler_outは、干渉センサとサンプラ200によって検出された1つあるいはそれより多くの干渉のタイプのレベルを示す1つあるいはそれより多くの副信号を含みうる。本明細書および請求項において、特に言及しない限り、用語“感知”は、爾後の処理のために、干渉を含んでいる信号または信号の一部を選択する行為を示し、一方、用語“サンプル”は、後に本出願において記述される干渉再構築ユニット220への入力信号として適切となるように、感知された干渉信号に適用される処理を示すことに留意されたい。干渉再構築ユニット220は(ハードウェア中、またはソフトウェア中で)デジタルが便利であるので、適切な入力信号は、好ましくは、時間および振幅の両方において離散的である信号である。例示的な実施形態において、そのような離散化が必要で無い場合、(例えば、感知された干渉信号が、既にデジタル形であるとき)、“サンプリングされた”信号は、“感知された”信号と同一でありうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。] [0019] 干渉センサとサンプラ200からのsampler_outに基づいて、干渉再構築ユニット220は、信号reconstruct_outまたは220aを発生する。reconstruct_outは、デジタルRX信号IRXおよびQRX中に存在することが予期される干渉信号のデジタル再構築である。特に、reconstruct_out220aは、所望のRX信号と同じスペクトラムを占有するであろう干渉信号の一部を含み、従って、フィルタリング単独によっては除去することは出来ない。] [0020] reconstruct_out220aは、再構築された干渉220aをIRXおよびQRXと相関させる処理および相関ユニット230に提供することが出来る。処理および相関ユニット230は、受信されたRX信号中に実際、どの範囲までデジタル的に再構築された干渉が存在するかを決定する。処理および相関ユニット230の出力230aは、受信されたIおよびQ信号中の干渉が軽減されるように、検出された干渉レベルに基づいて1つあるいはそれより多くの回路ブロックを調整するために、(示されていない)1つあるいはそれより多くの制御信号を発生するであろう干渉制御ユニット240に提供される。そのような制御されるであろうブロックの例は、限定ではなく、LNA140、RXLO発生器、および混合器142を含む。以後図7および8を参照しながら記述される代替的な例示的な実施形態において、デジタル的に再構築された干渉は、条件付けされ、デジタル受信された信号から相殺されうる。] 図7 [0021] 例示的な実施形態において、干渉制御ユニット240は、例えば、干渉再構築ユニット220内のフィルタ特性のような、調整可能なパラメータの調整を制御およびガイドするために、干渉再構築ユニット220にフィードバックされた制御信号240aを発生することが出来る。更に、信号240aは、検出された干渉に応答してRF回路のパラメータを調整するために、RF回路アダプテーション(adaptation)ユニット250に提供されうる。示された例示的な実施形態において、RF回路アダプテーションユニット250の出力信号250aは、混合器142およびLNA140のパラメータを調整するために提供されうる。本技術の当業者は、図2において示されていない他のRF回路を調整するために、RF回路アダプテーションユニット250の例示的な実施形態を引き出すことが出来、そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。本技術の当業者は、また、幾つかの例示的な実施形態において、RF回路アダプテーションユニット250の機能性が、干渉制御ユニット240中に取り込まれうることを認識するであろう。] 図2 [0022] 図3Aは、干渉センサとサンプラ200が、受信信号経路から感知された信号sampler_outを発生する可能な方法を叙述する。図3Aにおいて、sampler_outは、複数の副信号(a)−(h)を含んでいるように示される。本技術の当業者は、特有の例示的な実施形態において、干渉センサとサンプラ200が、示された副信号の全てまたは任意のサブセットを含むsampler_outを発生しうるということを認識するであろう。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。図3Aにおいて、IおよびQ成分を含んでいる信号が、例解の平易さのために、単一のとして示されていることに留意されたい。] 図3A [0023] 図3Aにおいて、sampler_out副信号(a)から(f)は、受信機(RX)信号処理チェーンの連続するステージの出力から感知される。副信号(a)は、ADC146の出力から直接的に感知される。副信号(b)は、ADC146への入力から感知され、分離されたADC156.bによってデジタル化される。副信号(c)は、アナログフィルタ144への入力から感知され、分離されたアナログフィルタ154.cによってフィルタされうる。副信号(d)は、混合器142への入力から感知され、分離された混合器152.dによってダウンコンバートされうる。混合器152.dは、LNAの出力を、信号x.dと混合しうる。例示的な実施形態において、信号x.dは、図3Dを参照しながら本出願において、後に記述される原理に従って選択されうる。混合器152.dの出力は、アナログフィルタ154.dによってフィルタされ、ADC156.dによってデジタル化される。副信号(e)は、LNA140への入力から感知され、分離されたLNA150.e、混合器152.e、アナログフィルタ154.e、ADC156.eによって処理されうる。LNA150.eは、感知された信号を増幅し、混合器152.eを使用して信号x.eと混合することが出来る。例示的な実施形態において、信号x.eは、図3Dを参照しながら本出願において、後に記述される原理に従って選択されうる。混合器152.eの出力は、アナログフィルタ154.eによってフィルタされ、ADC156.eによってデジタル化されうる。副信号(f)も、LNA140への入力から感知され、これは、非線形デバイス172に供給される。非線形デバイス172の出力は、アナログフィルタ154.fによってフィルタされ、ADC156.fによってデジタル化されうる。] 図3A 図3D [0024] (示されていない)代替的例示的な実施形態において、副信号(f1)は、LNA140aの出力から感知され、非線形デバイスに供給されうることに留意されたい。非線形デバイスの出力は、アナログフィルタに提供され、副信号(f1)を発生するためにADCによってデジタル化されうる。] [0025] 本技術の当業者は、代替的受信機例示的な実施形態が、自動利得制御(AGC)、追加フィルタ、等のような図3Aに示されていないユニットを採用しうることを認識するであろう。信号sampler_outは、示されていないステージの出力や入力から感知された追加の副信号を、適切な変形でもって含みうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内と考えられる。] 図3A [0026] 信号sampler_outは、また、図2において示されたアンテナ130から分離した補助のアンテナから感知された(示されていない)追加の副信号を含みうる。例示的な実施形態において、補助のアンテナは、アンテナ130よりも目標の干渉源により近くに位置しうるか、または、より良く干渉源に同調された周波数転送特性を有しうる。] 図2 [0027] 図3Bは、干渉センサとサンプラ200が、トランシーバの送信機(TX)信号処理チェーンの連続するステージを分岐することに基づいて、信号sampler_outを発生する更なる方法を叙述する。図3Bにおいて示される送信機チェーンから干渉するものを感知することは、干渉するものが、例えば、全二重(full−duplex)動作の間のバンドパスフィルタの不完全な減衰によって、RXチェーンに漏洩したトランシーバ自身のTX信号であるとき利点がある。図3Bにおいて、副信号(g)は、TXデータプロセッサ120の出力から直接感知される。副信号(h)は、DAC122の出力から感知され、これはADC156.hによってデジタル形態に再変換される。副信号(i)は、TX混合器124の出力から感知され、これはフィルタされ、デジタルに変換される前に、混合器152.gによってダウンコンバートされる。副信号(j)は、パワーアンプ(PA)126の出力から感知され、これはフィルタされ、デジタルに変換される前に、混合器152.jによってダウンコンバートされる。] 図3B [0028] 本技術の当業者は、代替的送信機例示的な実施形態は図3Bに示されていない、増幅ステージ前、追加的フィルタ、等のようなユニットを採用しうることを認識するであろう。信号sampler_outは、適切な変形でもって、示されていない出力や入力から感知された追加的副信号を含みうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内と考えられる。] 図3B [0029] 図3Cは、干渉センサとサンプラ200が、他のセンサ300、300a、310、320の出力に基づいて、信号sampler_outを発生する更なる方法を叙述する。例示的な実施形態において、任意の他のセンサ300、300a、310、320は、図3Aおよび3Bにおいて叙述された副信号(a)から(j)までを発生するために使用された信号以外の干渉信号を感知しうる。例えば、センサは、受信機回路が常駐する基板中に存在する基板雑音を感知することが出来る。] 図3A 図3C [0030] 図3Cにおいて、副信号(m)は、センサ320の出力から感知され、これはADC156.mによってデジタル形態に変換される。副信号(l)は、センサ310の出力から感知され、これはADC156.lによってデジタル形に変換される前に、アナログフィルタ154.lによって処理される。副信号(k)は、センサ300の出力から感知され、これは、フィルタされ、デジタル化される前に、混合器152.kによってダウンコンバートされる。副信号(kl)は、センサ300aの出力から感知され、アンプ151によって増幅され、混合器152.klによってダウンコンバートされ、それからフィルタされデジタル化される。本技術の当業者は、様々な追加的ユニットが、図3Cにおいて示された例示的な実施形態に追加しうることを認識するであろう。そして、そのような例示的な実施形態は、また本開示の範囲内と考えられる。] 図3C [0031] 例示的な実施形態において、任意のセンサ300−320は、チップ基板上に存在する雑音のレベルを感知しうる。代替的例示的な実施形態において、任意のセンサ300−320は、また、回路中に存在する他の雑音のレベルをサンプルしうる。] [0032] 例示的な実施形態において、任意のセンサ300−320は、図1において示されるようなアンテナ130よりも、目標とする干渉源に物理的により近く位置しうるアンテナでありうるか、または、より良く干渉源に同調された周波数転送特性を有しうる。] 図1 [0033] 図3Dは、図3A−3Cの夫々における混合器152d、152e、152i、152j、152kに提供される信号x.d、x.e、x.i、x.j、x.kに対する可能な選択の例示的な実施形態を叙述する。図3Dにおいて、xは、信号x.d、x.e、x.i、x.j、x.kの内の任意の1つを示しうる。例示的な実施形態において、xは、例えば、通常動作の間、スイッチSを使用して叙述される任意の選択肢から選択することが出来る。代替的例示的な実施形態において、xは、叙述された任意の選択肢の1つに固定することが出来る。] 図3A 図3D [0034] 信号xに対する第1の選択は、図1における送信局部発信器(TX LO)信号である。この選択は、図4B−4Cに関して本出願において後に記述されるように、再構築されることが所望される干渉が、トランシーバ自身によって発生された送信信号から派生しているとき、利点がある。] 図1 図4B [0035] 信号xに対する第2の選択は、図1における受信局部発信器(RX LO)信号である。] 図1 [0036] 信号xに対する第3の選択は、選択された周波数を有する任意の他のLOである。例えば、例示的な実施形態において、そのような他のLOは、図11Aに関係して本出願において後に記述されるように、RXやTX LOのスプリアスの周波数を有するように選択されうる。] 図11A [0037] 信号xに対する第4の選択は、任意の干渉信号センサのアナログ出力である。例えば、例示的な実施形態において、センサは、チップ基板上に存在する雑音を検出する基板雑音センサでありうる。本例示的な実施形態の更なる詳細は、図12A−12Bに関して本出願において記述される。] 図12A [0038] 本開示に従って、sampler_out副信号を含む信号sampler_outは、デジタル的に相互変調歪み(product)、または受信された信号中に存在することが予期される他の干渉条件を再構築するために、干渉再構築ユニット220に提供されうる。そのような歪み及び干渉条件(term)は、制限的ではなく、一次線形歪み(例えば、ジャマの直接周波数変換)、二次相互変調歪み(IM2)、三次相互変調歪み(IM3)、および/または高次歪みを含みうる。] [0039] 幾つかの例示的な実施形態において、信号sampler_outは、図2の処理および相関モジュール230に直接パスされうる。即ち、干渉再構築ユニット220は、単純なパススルーユニットでありうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内と考えられる。] 図2 [0040] 図3A−3Cはsampler_out副信号の各タイプの1つの例を示しているが、本技術分野の当業者は、sampler_outが、一般的に任意の副信号の複数の例、および/または他の副信号と任意の副信号の任意の組み合わせを具備しうることを認識するであろう。例えば、sampler_outは、x.dが周波数f1を有する第1の副信号(d)、x.dが周波数f2を有する第2の副信号(d)、等を具備する合成信号でありうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。] 図3A [0041] 本技術の当業者は、図3A−3Cに示された干渉センサとサンプラ200の例示的な実施形態は、その柔軟性により、信号受信の条件に依存して受信された信号中の干渉の異なるタイプを取り扱うように動的に構成されうることを認識するであろう。例えば、干渉センサとサンプラ200は、代替的に、第1のタイプの干渉が検出されたときは、処理のための第1のsampler_out副信号を発生し、第2のタイプの干渉が検出されたときは、処理のための第2のsampler_out副信号を発生するように構成することが出来る。ある例示的な実施形態において、干渉制御ユニット240によって提供された制御信号240aは、干渉センサとサンプラ200によって、どの副信号が発生されうるかを特定する干渉選択制御信号を更に含みうる。ある例示的な実施形態において、干渉選択制御信号は、受信された信号中に存在するであろうと検出された干渉のタイプに基づいて構成されうる。] 図3A [0042] 図4A−4Eは、受信された信号中の特別な干渉のタイプの効果を軽減するための、図2の一般的なアーキテクチャの、例示的な実施形態への特有な適用を示す。図4A−4Eにおいて叙述された例示的な実施形態は、例解のためのみに供されることを意図しており、図2のアーキテクチャの範囲を叙述された例示的な実施形態に限定することは意味していないことに留意されたい。] 図2 図4A [0043] 図4Aは、同一のトランシーバの送信チェーンから漏洩した信号に寄与しうる受信された信号中の相互変調歪み(IMD)を、デジタル的に再構築するワイヤレスデバイス300の設計のブロック図を示す。図4Aにおいて、送信信号の一部は、送受切換器128を介してLNA140に漏洩されることが示されている。LNA140の入力における信号は、従って、アンテナ130から受信された信号、およびパワーアンプ126からの送信信号漏洩を含む。この特有の干渉を処理するために、受信機は、以下に更に記述されるように、受信機チェーンに漏洩された送信信号の一部を、sampler_out副信号(g)に基づいてデジタル的に再構築することが出来る。] 図4A [0044] 図4Aにおいて、IMD再構築および検出は、図3Bに示されたsampler_out副信号(g)に基づいている。副信号(g)の成分(component)は、ITXおよびQTXと参照される。ワイヤレスデバイス300は、図1におけるワイヤレスデバイス100内の、120から150、190および192のユニットを含む。ワイヤレスデバイス300は、更に、図2における干渉再構築ユニット220、干渉処理/相関ユニット230、および干渉制御ユニット240の夫々に特有の例示的な実施形態である、IMD発生器160、IMD相関器170、およびIMD制御ユニット180を含む。図4Aの例示的な実施形態において、干渉センサとサンプラ200は、TXデータプロセッサ120の信号ITXおよびQTXと、干渉再構築ユニット220間の単純な結合でありうることに留意されたい。代替的に、干渉センサとサンプラ200は、複数の副信号間で選択的にイネーブルされたsampler_out副信号でもって、図3A−3Cにおいて示されるように実現されうる。] 図1 図2 図3A 図3B 図4A [0045] 図4Aにおいて、IMD発生器160は、デジタルIおよびQ信号、ITXおよびQTXをTXデータプロセッサ120から受信する。IMD発生器160は、送信信号によって、デジタル的にIMDを再構築する。IMD相関器170は、再構築されたIMD、およびデジタルフィルタから受信されたIおよびQ信号、ITXおよびQTXを受信し、ITXおよびQTXをデジタル的に再構築されたIMDに相関させる。IMD制御ユニット180は、相関結果に基づいて、受信されたIおよびQ信号中のIMDのレベルを決定する。IMD制御ユニット180は、1つあるいはそれより多くの回路ブロックを、検出されたIMDレベルに基づいて、例えば受信されたIおよびQ信号が低減されるように調整するために、1つあるいはそれより多くの制御を発生する。図4Aにおいて、LNA140および混合器142の特性は、IMD制御ユニットによって調整されるように示されているが、LNAと混合器ブロックのみの調整に限定はされない。] 図4A [0046] (図4Aにおいて叙述されていない)代替的例示的な実施形態において、IMD発生器160は、図8を参照しながら本出願で後に記述されるように、デジタルフィルタ148から、中間IおよびQ信号IintおよびQintを受信することも出来る。] 図4A 図8 [0047] 図4Aの例示的な実施形態において、ワイヤレスデバイス300は、送信信号のデジタルバージョンに基づいてIMDを再構築する。これは、余分なアナログ回路を使用すること無しにIMDを再構築する処理を実行することが出来るため、ワイヤレスデバイス300の設計を単純化することが出来、コストを低減する。] 図4A [0048] 図4Bは、送信信号のダウンコンバートされたバージョンに基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス400の設計のブロック図を示す。この例示的な実施形態において、図3Aにおけるsampler_out副信号(d)は、更なる処理のために効率的に選択される。TX LO、またはTX LOと同一の周波数を有する信号は、副信号(d)を発生するために混合器152.dに印加される信号x.dとして使用されうる。] 図3A 図4B [0049] 図4Bにおいて、ワイヤレスデバイス400は、図1におけるワイヤレスデバイス100内の、120から150、190および192のユニットを含む。ワイヤレスデバイス400は、更に、IMD発生器162、IMD相関器170、およびIMD制御ユニット180を含む。IMD発生器162、IMD相関器170、およびIMD制御ユニット180は、干渉再構築ユニット220、干渉処理/相関ユニット230、および干渉制御ユニット240の夫々に特有の例示的な実施形態である。] 図1 図4B [0050] 図4Aのように、図4Bにおいて、送信信号の一部が、送受切換器128を介してLNA140に漏洩されることが示されている。LNA140の入力における信号は、従って、アンテナ130から受信された信号、およびパワーアンプ126からの送信信号漏洩を含む。この特有の干渉源を目標とするために、副信号(d)に対応する発信器信号x.dは、図3Dを参照しながら先に記述されたように、TXLO信号に設定されうる。] 図3D 図4A 図4B [0051] 混合器152.dは、x.dを使用して、LNA140からの増幅された信号を復調する。示された例示的な実施形態において、同一の送信LO信号は、送信経路中の混合器124および干渉サンプリング経路中の混合器152.dの両方に供給される。アナログフィルタ154.dは、雑音および他の成分を除去し、フィルタされたIおよびQ信号を提供するために、基底帯域IおよびQ信号をフィルタする。ADC156.dは、フィルタされたIおよびQ信号をデジタル化し、図4Bにおいて、IdtxおよびQdtxと示されたsampler_out副信号(d)を提供する。ユニット152.d、154.d、156.dは、図3Aにおいて示された干渉センサとサンプラ200の例示的な実施形態中のsampler_out副信号(d)を発生するユニットに対応する。] 図3A 図4B [0052] 図4Bにおいて、IMD発生器162は、後に図8を参照しながら記述されるように、ADC156.dからIdtxおよびQdtxを受信し、またデジタルフィルタ148から中間IおよびQ信号IintおよびQintを受信する。IMD発生器162は、送信漏洩信号によって、デジタル的にIMDを再構築する。IMD相関器170は、デジタルIMD、およびデジタルフィルタ148から受信されたIおよびQ信号IRXおよびQRXを受信し、受信されたIおよびQ信号をデジタル的に再構築されたIMDに相関させ、相関結果を提供する。IMD制御ユニット180は、相関結果に基づいて、受信されたIおよびQ信号中のIMDのレベルを決定し、1つあるいはそれより多くの回路ブロックに対して、検出されたIMDレベルを低減するために、1つあるいはそれより多くの制御を発生する。前に触れたように、sampler_out副信号(d)は、送信信号漏洩の効果を含むが,それは、アンテナ130から受信された信号中の所望のRX信号も含むことに留意されたい。その結果、副信号(d)に基づいた任意のIMD再構築は、また所望のRX信号も含みうる。例示的な実施形態において、しかし、所望のRX信号の大きさは、典型的に干渉信号の大きさよりも、ずっと小さい。例えば、干渉信号は、所望の信号よりも50−80dB高いパワーレベルを有しうる。そのようなケースにおいて、所望の信号の干渉再構築/相殺に対する影響は、無視しうるほどでありうる。] 図4B 図8 [0053] 図4Bの例示的な実施形態は、TX LOと同一の周波数を有している信号x.dでもって示されているが、本技術の当業者は、信号x.dが、同一のトランシーバのTX LOに関係付けられた周波数と同一の周波数を有する必要は無いことを認識するであろう。一般的に、x.dの周波数は、図4Dを参照しながら、本出願において更の記述されるように、所望の信号に干渉を引き起こすことが予期される任意のジャマに同調されうる。そのようなジャマは、限定的ではなく、IEEE 802.11標準規格、他のセルラ無線標準規格、ブルートゥース(登録商標)プロトコル、および/またはFM無線送信機に従って動作している近傍の(例えば、同一ボードやダイ上に集積された、または物理的に近接した独立デバイス)送信機からの干渉を含みうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。] 図4B 図4D [0054] 図4Cは、図3Aのsampler_out副信号(f)に基づいてデジタルIMD再構築および検出を実行しているワイヤレスデバイス402の設計のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス402は、図1におけるワイヤレスデバイス100内の、120から150、190および192のユニットを含む。ワイヤレスデバイス402は、更に、IMD発生器164、IMD相関器170、およびIMD制御ユニット180を含む。IMD発生器164、IMD相関器170、およびIMD制御ユニット180は、干渉再構築ユニット220、干渉処理/相関ユニット230、および干渉制御ユニット240の夫々に特有の例示的な実施形態である。干渉センサおよびサンプラ200は、図4Cにおいて示されるように、または図3A−Cにおいて示されるように、複数のsampler_out副信号の内から選択されたsampler_out副信号(f)でもって実現されうることに留意されたい。] 図1 図3A 図4C [0055] 図4Cにおいて、非線形デバイス172は、増幅された信号をLNAから受信し、増幅された信号に非線形転送機能を適用する。非線形転送機能は、二乗機能、指数関数機能、等でありえて、送信信号成分を、RF周波数から基底帯域に効率的にダウンコンバートしうる。アナログフィルタ154.fは、雑音および他の成分を除去し、フィルタされた信号を提供するために、デバイス172からの出力信号をフィルタする。ADC156.fは、フィルタされた信号をデジタル化し、図4CにおいてDdtxとも表示されたsampler_out副信号(f)を、IMD発生器164に提供する。ユニット172、154.f、156.fは、図3Aにおいて示された干渉センサおよびサンプラ200の例示的な実施形態中のsampler_out副信号(f)を発生するユニットに対応する。] 図3A 図4C [0056] 図4Dは、送信された信号の漏洩バージョンと必ずしも一致する必要の無いダウンコンバートされた干渉信号のバージョンに基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス404の設計のブロック図を示す。図4Dにおいて、IMD発生器168、IMD相関器170、および制御ユニット180は、干渉再構築ユニット220、干渉処理/相関ユニット230、および干渉制御ユニット240の夫々に特有の例示的な実施形態である。] 図4D [0057] 図4Dにおいて、sampler_out副信号(d)は、RX LOと同一の周波数を有する信号x.dでもって、図3Aを参照しながら開示されたように発生されうる。副信号(d)は、干渉周波数検出器595に提供され、これは、副信号(d)における1つあるいはそれより多くのジャマに関係付けられた周波数を決定しうる。(示されていない)例示的な実施形態において、干渉周波数検出器595は、例えば、干渉周波数が先験的に知られているとき、随意選択的でありうる。この例は、干渉が、19.2MHzの水晶発信器のように知られた基準周波数の周知の倍音によるときである。] 図3A 図4D [0058] 例示的な実施形態において、干渉周波数検出器595は、ディスクリート周波数における副信号(d)中のパワーを、それらの周波数において存在するジャマの可能性を評価するために計算する高速フーリエ変換(FFT)モジュールを使用して実現されうる。干渉周波数検出器595は、2つの周波数center_freq1およびcenter_freq2を、バンドパスフィルタBPF1590およびBPF2 591に、夫々出力することが出来る。BPF1 590およびBPF2 591は、各々、周波数center_freq1およびcenter_freq2において副信号(d)中に存在するジャマに対応する590aおよび591aを取得するために副信号(d)をフィルタする。信号590aおよび591aは、それからIMD発生器168に提供することが出来、これは2つのジャマの相互変調歪みを計算することが出来る。例示的な実施形態において、IMD発生器168は、本出願において図5Eを参照して後に記述されるIMD発生器166として実現されうる。代替的に、IMD発生器168は、本開示に照らして、本技術の当業者に知られたIMDを発生する技法を使用して実現しうる。] 図5E [0059] 図4Eは、ADC146のデジタル出力に基づくデジタルIMD再構築および検出をもったワイヤレスデバイス406の設計のブロック図を示す。IMD発生器169、相関器170、および制御ユニット180は、干渉再構築ユニット220、干渉処理/相関ユニット230、および干渉制御ユニット240の夫々に特有の例示的な実施形態である。] 図4E [0060] 図4Eにおいて、sampler_out副信号(a)は、図3Aを参照しながら開示されるADC146の出力から感知される。副信号(a)は、干渉周波数検出器595に提供される。干渉周波数検出器595は、周波数center_freq1をバンドパスフィルタBPF490に出力する。示された例示的な実施形態において、BPF490は、周波数center_freq1に基づいて調整可能なセンタ周波数を有する。例示的な実施形態において、周波数center_freq1はゼロ周波数でありえて、そのケースでは、BPF490は、実際上、ローパスフィルタである。] 図3A 図4E [0061] BPF490は、周波数center_freq1における副信号(a)中に存在するジャマの推定値に対応するであろう490aを取得するために副信号(a)をフィルタする。信号490aは、それからIMD発生器169に提供され、これは、(示されていない)別の干渉源でもってジャマの相互変調歪みを計算することが出来る。例示的な実施形態において、他の干渉源は、別々に検出され、(示されていない)デジタル化されたジャマでありうる、またはトランシーバ自身によって送信されたTX信号から発生された副信号(g)や(d)に対応しうる。一般的に、干渉周波数検出器595は、潜在的ジャマ、およびそのようなジャマの隔離のために提供された(示されていない)対応するBPFユニットの、任意の数の存在を検出するように設計されうる。そのようなジャマは、それから三次またはより高次のIMDを、本開示の技法に従ってデジタル的に再構築するために使用されうる。そのような例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。] [0062] 例示的な実施形態において、IMD発生器169は、IMD発生器166に供給される入力に適切な変形を行うことで、本出願において図5Eを参照しながら記述されたIMD発生器166のように実現されうる。代替的に、IMD発生器169は、本開示を考慮しながら、IMDを発生させる本技術分野の当業者に知られた任意の技法を使用しながら実現することが出来る。] 図5E [0063] 例示的な実施形態において、図4A−4Eにおけるデジタルフィルタ148は、複数のフィルタステージを含みうる。第1のフィルタステージは、比較的広い帯域幅を有することが出来、イメージおよびADC146による量子化からの量子化雑音を減衰することが出来る。例えば、ADC146が雑音成型をもったシグマ−デルタADCである場合、第1のフィルタステージは、ADCから高周波量子化雑音を減衰させうる。第2のフィルタステージは、狭い帯域幅を有し、所望の信号をパスさせ、ジャマを減衰させうる。第2のフィルタステージは、チャネル選択、ジャマ拒否、雑音フィルタリング、ダウンセンシング、等を実行することが出来る。] 図4A [0064] 本技術分野の当業者は、図4A−4Eに叙述された任意の例示的な実施形態に、追加的処理ユニットを追加することが出来ること、そして図面に示されたユニットが、明示的に記述された以上の機能性を有しうることを認識することに留意されたい。例えば、追加的フィルタは信号経路中に置かれうる。例示的な実施形態の他のバリエーションは、本開示を考慮しながら、本技術分野の当業者にとっては明瞭でありえて、本開示の範囲内であると考えられる。] 図4A [0065] 図5A−5Eは、図2における干渉再構築ユニット220の例示的な実施形態を叙述する。例示的な実施形態は、例解のためのみに示され、本開示の範囲を、示された例示的な実施形態に限定することを意味していないことに留意されたい。] 図2 図5A [0066] 図5Aは、二次相互変調歪み(IM2)を発生する干渉再構築ユニットの例示的な実施形態を叙述する。例解の目的のため、図5AにおけるIM2発生器160aは、図3Bにおいて叙述されたsampler_out副信号(g)に基づいて、デジタル的にIM2を再構築することが示されている。しかしながら、本技術分野の当業者は、IM2発生器160aを参照しながら開示された原理が、図3A−3Cを参照しながら記述された任意の適切なsampler_out副信号に基づいて、IM2を再構築するために変形しうることを認識するであろう。] 図3A 図3B 図5A [0067] IM2発生器160aは、図2における干渉再構築ユニット220の機能性の、少なくとも一部を提供することが出来ることに留意されたい。IM2発生器160a内において、ルックアップテーブル(LUT)510は出力IおよびQ信号を受信し、補償されたIおよびQ信号を提供する。ルックアップテーブル510は、送信経路中の様々な回路ブロック、例えばパワーアンプ126、混合器124、等の特性を説明しようとする。遅延ユニット512は、ルックアップテーブル510のIおよびQ出力を可変の遅延量だけ遅延させる。調整可能なフィルタ514は、遅延ユニット512のIおよびQ出力を、第1のフィルタ応答でもってフィルタする。例示的な実施形態において、図5Aにおける160aへの入力が、図3Bのsampler_out副信号(i)または(j)であるとき、調整可能なフィルタ514は、sampler_out副信号発生のために使用されるコンポーネンツ、例えば、アナログフィルタ154.iや154.jおよび/またはADC156.Iや156.jからのフィルタアウト量子化雑音の特性を等化するように構成することが出来る。160aへの入力が図3Bのsampler_out副信号(g)である例示的な実施形態において、調整可能なフィルタ514は、一切のフィルタリングを提供しないように構成することが出来る。] 図2 図3B 図5A [0068] ユニット516は、フィルタ514からのIおよびQ出力の大きさの二乗の和を計算する。調整可能なフィルタ518は、第2のフィルタ応答でもって、ユニット516の出力をフィルタする。] [0069] 例示的な実施形態において、IM2発生器160aは、送受切換器128を通した受信経路への送信信号漏洩によって、デジタル的にIM2を再構築する。再構築されたIM2は、受信されたIM2、即ちデジタルフィルタ148の出力において感知された、受信されたIおよびQ信号中に存在するIM2にマッチするように設計されうる。IM2発生器160aは、再構築されたIM2にマッチするように受信されたIM2に調整されうる様々なユニットを含む。例えば、遅延ユニット512は、再構築されたIM2を、受信されたIM2に時間同期(align)するように使用されうる。フィルタ514および518は、再構築されたIM2の周波数応答を、受信されたIM2の周波数応答にマッチするように使用されうる。] [0070] 例示的な実施形態において、フィルタ514は、DAC122から混合器142への送信漏洩信号に適用される様々な回路ブロックの周波数応答に対する責任を持つように設計されうる。フィルタ518は、混合器142の後、送信漏洩信号によって観察された回路ブロックの周波数応答に対する責任を持つことが出来る。固定フィルタ520は、雑音と帯域外成分を除去するために、フィルタ518の出力をフィルタし、デジタルIM2、Iim2を提供する。] [0071] 代替的例示的な実施形態において、フィルタ514、518、520は、任意の所望の周波数応答を複製するように設計されうる。] [0072] 例示的な実施形態において、フィルタ514、518は、各々、以下のフィルタ応答(式1)を有する2タップ有限インパルス応答(FIR)フィルタとして実現されうる: z(n)=(c)・x(n)+(1−c)・x(n−1) ここで、x(n)は、感知期間nについて、フィルタへの入力信号 z(n)は、感知期間nについて、フィルタからの出力信号、および cは、1より小さいフィルタ係数。] [0073] 例示的な実施形態において、フィルタ514に対するcとして係数c1を使用することが出来、フィルタ518に対するcとして係数c2を使用することが出来る。係数c1および係数c2は、再構築されたIM2が、受信されたIM2の周波数応答にマッチする周波数応答(例えば、ロールオフ(roll−off)やドループ(droop))を有するように選択されうる。フィルタ514および518は、また、より高次のFIRフィルタ、無限インパルス応答(IIR)フィルタ、または他のタイプのフィルタとして実現されうる。例示的な実施形態において、各係数c1およびc2は、再構築された干渉と受信された信号間の相関が最大となるように、適応性をもって選択されうる。] [0074] 図5Bは、図3AにおけるADC156.Dからのsampler_out副信号(d)に基づいて、IM2をデジタル的に再構築するIM2発生器162aの設計のブロック図を示す。図5Bにおいて、副信号(d)は2つの信号IdtxおよびQdtxを含むように示されている。IM2発生器162aは、図2における干渉再構築ユニット220の機能の少なくとも一部を提供しうる。IM2発生器162a内において、遅延ユニット530は、ダウンコンバートされたIおよびQ信号を、可変遅延量分だけ遅延させる。フィルタ532は、デジタル化によって発生された雑音および他の成分を除去するために、遅延ユニット530のIおよびQ出力をフィルタする。調整可能なフィルタ534aおよび534bフィルタは、フィルタ532のIおよびQ出力を、IおよびQに対して別々に調整しうるフィルタ応答でフィルタする。利得ユニット536aおよび536bは、フィルタ534aおよび534bの出力を、夫々、IおよびQに対して別々に選択されうる利得g2Iおよびg2Qでもって調節する。例示的な実施形態において、フィルタ534aおよび534b、ならびに、利得ユニット536aおよび536bは、I2+Q2の和を計算するために、IおよびQ経路における振幅不均衡をオフセットするように使用されうる。ダウンコンバートされたIおよびQ信号、IdtxおよびQdtxは、ADC156.d、等のような回路ブロックによるDCオフセットを有することが出来る。DCループ538aおよび538bは、利得ユニット536aおよび536bの出力におけるDCオフセットを、夫々除去するように努める。DCループ538aおよび538bは、また、他の位置、例えば、フィルタ532の後や、フィルタ534aおよび534bの後、等に置くことが出来る。ユニット540は、IおよびQ出力の大きさの二乗の和を計算し、デジタルIM2、Iim2を提供する。図5Bには示されていないが、DCループは、ユニット540の後で加えられ、デジタルIM2からDC成分を除去するために使用されうる。] 図2 図3A 図5B [0075] 例示的な実施形態において、sampler_out副信号(d)を発生するために混合器152.dに提供された信号x.dは、TX LOに対応しうる。代替的例示的な実施形態において、信号x.dは、任意のジャマのセンタ周波数に対応する周波数を有することが出来る。] [0076] 図5Cは、図3Aにおけるsampler_out副信号(d)から派生したダウンコンバートされたIおよびQ信号、IdtxとQdtxに基づいて、IM2をデジタル的に再構築するIM2発生器162bの設計のブロック図を示す。IM2発生器162bは、図2における干渉再構築ユニット220の機能の少なくとも一部を提供しうる。IM2発生器162b内において、ユニット550は、ダウンコンバートされたIおよびQ信号の大きさの二乗を計算する。遅延ユニット552は、ユニット550の出力を、可変の遅延量分だけ遅延する。DCループ554は、遅延ユニット552の出力中のDCオフセットを除去し、デジタルIM2、Iim2を提供する。再構築されたIim2信号は、受信されたIおよびQ信号中のIMDを真似るように意図され、受信されたIおよびQ信号(およびそれらの中に包含されるIMD)は、アナログフィルタ144から開始し、デジタルフィルタの後で終了する歪み無しに組み合わされた周波数応答を観察するので、発生されたIM2は、受信されたIM2の周波数応答にぴったりマッチしうる。フィルタリングは、従って、IM2発生器162bにおいて省略されうる。] 図2 図3A 図5C [0077] 図5Dは、IM2発生器164の設計のブロック図を示す。IM2発生器164は、デジタルダウンコンバートされた信号Ddtxとも呼ばれるsampler_out副信号(f)を受信し、デジタルIM2、Iim2を提供する。sampler_out副信号(f)に対して、実際のIM2の発生は、非線形デバイス172によって実行されうる。IM2発生器164内において、遅延ユニット562は、ADC156.fからのデジタルダウンコンバートされた信号Ddtxを、可変の遅延量分だけ遅延する。DCループ564は、遅延ユニット562の出力中のDCオフセットを除去し、デジタルIM2、Iim2を提供する。] 図5D [0078] 図5Aから5Dは、4つの特有のIM2発生器設計を示すことに留意されたい。IM2は、また、他の形態、例えば、他の構成でもって、および/または他のユニットで再構築することが出来る。例えば、図5Aにおいて、フィルタ514および518は、1つのフィルタ中に組み合わせる、遅延ユニット512をユニット516の後に移動する、等が出来うる。別の例として、図5Cにおいて、フィルタは、例えば遅延ユニット552の前や後に提供することが出来る。一般的に、IM2は、可変の利得、可変の遅延、調整可能な周波数応答、DCオフセット除去、等、またはそれらの組み合わせで再構築しうる。] 図5A 図5C [0079] 図5Eは、IM2とIM3をデジタル的に再構築するIMD発生器166の設計のブロック図を示す。IMD発生器166は、図2における干渉再構築の機能性の少なくとも一部を提供しうる。] 図2 図5E [0080] IMD発生器166は、IM2発生器570およびIM3発生器580を含む。IM2発生器570は、例えば、sampler_out副信号(g)、即ち図3BにおけるTXデータプロセッサ120からのITXおよびQTX、sampler_out副信号(d)、即ち図3AにおけるADC156.dからのIdtxおよびQdtx、またはsampler_out副信号(f)、即ち図3AにおけるADC156.fからのダウンコンバートされた信号Ddtxを受信することが出来る。IM2発生器570は、入力に基づいて、デジタル的にIM2を再構築し、デジタル的に再構築されたIM2、Iim2を提供する。IM2発生器570は、図5AにおけるIM2発生器160a、図5BにおけるIM2発生器162、図5CにおけるIM2発生器162b、図5DにおけるIM2発生器164、または示されていない他の設計を使用して実現しうる。IM3発生器580は、減衰されないか弱く減衰されたジャマでもって(図8を参照しながら本出願において後に記述される)第1のフィルタステージからの中間IおよびQ信号、IintおよびQintを受信する。IM3発生器580は、更にIM2発生器570から再構築されたIM2を受信し、デジタル的にIM3を再構築する。IM3発生器580内において、調整可能な遅延ユニット582は、中間IおよびQ信号を、これらの信号中のジャマが、IM2発生器570からの再構築されたIM2と時間整合するように遅延させる。例示的な実施形態において、調整可能な遅延ユニット582の遅延は、再構築されたIM3と受信された信号間の相関が最大になるように動的に構成される。例示的な実施形態において、調整可能な遅延ユニット582の遅延の一部は、IM2発生器570に関係付けられたデジタル遅延、引くデジタルフィルタ148の第1ステージの遅延を考慮に入れることによって予め計算されうる。] 図3A 図3B 図5A 図5B 図5C 図5D 図8 [0081] フィルタ(例えば、等化器)584は、調整可能な遅延ユニット582に後行〈または先行〉することが出来、中間IおよびQ信号に含まれるジャマ信号を記憶することが出来る。乗算器586aおよび586bは、再構築されたIM2と、ジャマを含む遅延されフィルタされた〈例えば、等化された〉IおよびQ信号とを夫々乗算し、デジタルIM3、Iim3およびQim3を提供する。] [0082] 図5Eは、特有のIM3発生器設計を示す。本技術の当業者は、IM3が、他の形態、例えば、他の構成および/または他のユニットによってでも再構築しうることを認識するであろう。例えば、遅延ユニット582は、中間IおよびQ信号の代わりに、再構築されたIM2を遅延させることが出来る。別の例として、遅延ユニット582の前か後、乗算器584aおよび584bの後、等に、フィルタを加えることが出来る。一般的に、IM3は、可変の利得、可変の遅延、調整可能な周波数応答、またはそれらの任意の組み合わせでもって再構築することが出来る。] 図5E [0083] 図5Eにおいて示されたIMD発生器166は、また、それらが叙述された代替的なIおよびQ信号がもたらされうる。例えば、図4DにおけるBPF590の出力からの(IおよびQ信号を具備する)信号590aは、IM2発生器570へのIおよびQ入力として提供することが出来、一方、図4DにおけるBPF591の出力からの(IおよびQ信号を具備する)信号591aは、IM3発生器580へのIおよびQ入力として提供することが出来る。本出願において明示的には列挙されていない代替的信号を、IMD発生器166に提供する他の例示的な実施形態は、本開示の範囲内であると考えられる。] 図4D 図5E [0084] 本技術の当業者は、また、IM3よりも高次のIMD歪みが、図3を参照しながら記述された技法を使用して、デジタル的に再構築することが出来ることを認識するであろう。そのような例示的な実施形態は、また本開示の範囲内であると考えられる。] [0085] 図6は、図2の干渉処理および相関ユニット230の例示的な実施形態を叙述する。干渉処理および相関ユニット230は、図2の信号IRXおよびQRXにおける再構築された干渉reconstruct_outの存在を、デジタル的に検出する。図6において、2つの相関ユニット600および601は、信号IRXおよびQRXを、reconstruct_outと相関させる。相関の出力は、正規化ユニット602および603によって正規化され、後続のステージに、ρIおよびρQとして提供される。簡略化のために、信号reconstruct_outは、図6において、単線〈実信号〉として叙述されることに留意されたい。しかし、代替的例示的な実施形態において、信号は、2つの信号(IおよびQ)を含むことが出来、各々が、別々に、夫々信号IRXおよびQRXと相関することが出来る。] 図2 図6 [0086] 図6Aは、受信されたIおよびQ信号中のIM2を、デジタル的に検出するIM2相関器170aの設計のブロック図を示す。IM2相関器170aは、図2における干渉処理および相関ユニット230の機能性の少なくとも一部を提供することが出来る。IM2相関器170a内で、乗算器612aは、デジタルフィルタ148からの入力I信号、IRXを、再構築されたIM2、Iim2と乗算する。乗算器612bは、デジタルフィルタ148からの入力Q信号、QRXを、再構築されたIM2と乗算する。累算器614aおよび614bは、乗算器612aおよび612bの出力を、夫々累積する。ユニット616aは、累算器614aの出力の大きさの二乗を計算し、相関されたIM2 I累乗、C2Iを提供する。ユニット616bは、累算器614bの出力の大きさの二乗を計算し、相関されたIM2 Q累乗、C2Qを提供する。C2IおよびC2Qは、再構築されたIM2と受信されたIM2間の相関の量を示す。] 図2 図6A [0087] ユニット622aおよび622bは、受信されたIおよびQ信号の大きさの二乗を、夫々計算する。累算器624aは、ユニット622aの出力を累算し、入力I信号累乗、PIを提供する。累算器624bは、ユニット622bの出力を累算し、入力Q信号累乗、PQを提供する。ユニット622cは、再構築されたIM2の大きさの二乗を計算する。累算器624cは、ユニット622cの出力を累算し、再構築されたIM2累乗、Pim2を提供する。] [0088] ユニット618aは、相関されたIM2 I累乗、C2Iを、計算された累乗PIおよびPim2に基づいて正規化し、I信号に対する相関結果ρ2Iを提供する。ユニット618bは、相関されたIM2 Q累乗、C2Qを、累乗PQおよびPim2に基づいて正規化し、Q信号に対する相関結果ρ2Qを提供する。IM2に対する相関結果は、(式2)のごとく表されうる:] [0089] ここでIRX(n)およびQRX(n)は、感知期間nに受信されたIおよびQ信号であり、Iim2(n)は、感知期間nに再構築されたIM2である。] [0090] 図6Bは、受信されたIおよびQ信号中のIM3を、デジタル的に検出するIM3相関器170bの設計のブロック図を示す。IM3相関器170bは、図2における干渉処理および相関ユニット230の機能性の少なくとも一部を提供することが出来る。IM3相関器170b内で、乗算器632aは、受信されたI信号、IRXを、再構築されたIM2 I成分、Iim3と乗算する。乗算器632bは、受信されたQ信号、QRXを、再構築されたIM3 Q成分、Qim3と乗算する。累算器634aおよび634bは、乗算器632aおよび632bの出力を、夫々累積する。ユニット636aは、累算器634aの出力の大きさの二乗を計算し、相関されたIM3 I累乗、C3Iを提供する。ユニット636bは、累算器634bの出力の大きさの二乗を計算し、相関されたIM3 Q累乗、C3Qを提供する。C3IおよびC3Qは、再構築されたIM3と受信されたIM3間の相関の量を示す。ユニット642aおよび642bは、再構築されたIM3 IおよびQ成分の大きさの二乗を、夫々計算する。累算器644aは、ユニット642aの出力を累算し、再構築されたIM3 I累乗、Pim3Iを提供する。累算器644bは、ユニット642bの出力を累算し、IM3 Q累乗、Pim3Qを提供する。ユニット642cおよび642dは、受信されたIおよびQ信号の大きさの二乗を、夫々計算する。累算器644cは、ユニット642cの出力を累算し、入力I信号累乗PIを提供する。累算器644dは、ユニット642dの出力を累算し、入力Q信号累乗PQを提供する。] 図2 図6B [0091] ユニット638aは、相関されたIM3 I累乗、C3Iを、累乗PIおよびPim3Iに基づいて正規化し、I信号に対する相関結果ρ3Iを提供する。ユニット638bは、相関されたIM3 Q累乗C3Qを、累乗PQおよびPim3Qに基づいて正規化し、Q信号に対する相関結果ρ3Qを提供する。IM3に対する相関結果は、(式3)のごとく表されうる:] [0092] ここでIim3(n)は、感知期間nに再構築されたIM3 I成分であり、Qim3(n)は、感知期間nに再構築されたIM3 Q成分である。] [0093] 図6Cは、受信されたIおよびQ信号中のIM2およびIM3を、デジタル的に検出するIMD相関器170cの設計のブロック図を示す。IMD相関器170cは、図2における干渉処理および相関ユニット230の機能性の少なくとも一部を提供することが出来る。IMD相関器170cは、IM2相関器170aおよびIM3相関器170bを含む。IM2相関器170aは、デジタルIM2、Iim2および受信されたIおよびQ信号、IRXおよびQRXを、受信し、図6Aで記述されたように、IM2に対する相関結果ρ2Iおよびρ2Qを発生する。IM3相関器170bは、デジタルIM3、Iim3およびQim3、および受信されたIおよびQ信号、IRXおよびQRXを、受信し、図6Bで記述されたように、IM3に対する相関結果ρ3Iおよびρ3Qを発生する。] 図2 図6A 図6B 図6C [0094] 図6A、6B、および6Cは、3つの特有のIMD相関器設計を示す。本技術分野の当業者は、図6A−6Cに対して記述されたのと同一の結果をもたらす、代替的計算動作が実行出来ることを認識するであろう。本技術分野の当業者は、更に非—IM干渉の検出が、類推的に実行されうることを認識するであろう。] 図6A [0095] 図2に戻って、干渉制御ユニット240は、干渉処理および相関ユニット230からの相関結果を受信する。干渉制御ユニット240は、図2におけるユニット250および調整信号250aの動作によって例解されるように、検出された干渉レベルに基づいて、1つあるいはそれより多くの回路ブロックの動作を調整することが出来る。] 図2 [0096] 例えば、IM2に対して、干渉制御ユニット240は、混合器142の動作を、相関結果ρ2Iおよびρ2Qが許容可能なよう(例えば、最小閾値以下)に調整することが出来る。混合器142は、I経路に対する第1の混合器、およびQ経路に対する第2の混合器を含む。干渉制御ユニット240は、第1の混合器の対称性を、相関結果ρ2Iが減少するように調整し、また第2の混合器の対称性を、相関結果ρ2Qが減少するように調整することが出来る。干渉制御ユニット240は、また、IM2を改善する(例えば、減少する)ために、LNA140および/または他の回路ブロックの動作を調整することが出来る。] [0097] 1つの設計において、IM2調整は、閉ループ形態で実行される。干渉制御ユニット240は、閉ループ形態において、(a)各調整後相関結果ρ2Iおよびρ2Qをモニタすること、(b)相関結果が改善される(例えば、減少する)場合、同一の方向で調整を継続すること、および、(c)相関結果が改悪される(例えば、増加する)場合、反対の方向で調整を行うことによって、混合器142、LNA140および/または他の回路ブロックの動作を調整することが出来る。] [0098] 別の設計において、IM2調整は、閾値に基づいて実行される。干渉制御ユニット240は、閾値に対して相関結果ρ2Iおよびρ2Qを比較し、相関結果が閾値より上である場合は、強いIM2レベルと宣言することが出来る。もし、強いIM2レベルが検出された場合、干渉制御ユニット240は、混合器142、LNA140および/または他の回路ブロックの動作を調整することが出来る。] [0099] IM3に対し、干渉制御ユニット240は、LNA140、混合器142、および/または他の回路ブロックの動作を、相関結果ρ3Iおよびρ3Qが許容可能なように調整することが出来る。例えば、相関結果ρ3Iおよびρ3Qは、LNA140の利得を減少することによって、LNA140および/または混合器142に対して、更なるバイアス電流を使用することによって、LNA140および/または混合器142に対して、より高い供給電圧を使用することによって、等で改善(例えば、減少)されうる。IM3調整は、例えば、IM2に対して上述されたように、閉ループ形態で実行されうる。IM3調整は、また、IM2に対して上述されたように、閾値に基づいても実行されうる。] [0100] 図7は、受信された信号から再構築された干渉を相殺する例示的な実施形態を叙述する。図7において、デジタルフィルタ/IMD相殺器251は、デジタル的に再構築された干渉reconstruct_out220aを干渉再構築ユニット220から、また、デジタル信号146aをADC146から受信する。デジタルフィルタ/IMD相殺器251は、受信された信号をフィルタし、受信されたIおよびQ信号中の干渉にマッチングする信号を発生するためにデジタル干渉信号を条件付けし、および、更に受信された信号から条件付けられた干渉信号を引き算するか相殺する。デジタルフィルタ/IMD相殺器251は、更に、IおよびQ信号を干渉相殺の前か後にフィルタし、信号IRXおよびQRXを提供することが出来る。] 図7 [0101] 図8は、図7において叙述されたような干渉相殺メカニズムの特有の設計を示す。図8において、IMD発生器166は、図7における干渉再構築ユニットの機能性の少なくとも一部を提供することが出来、一方、IMD相殺器850は、デジタルフィルタ/干渉相殺器251の機能性の少なくとも一部を提供することが出来る。] 図7 図8 [0102] 図8において、IMD発生器166は、IM2発生器832およびIM3発生器834を含む。IM2発生器832は、sampler_out副信号(d)、即ちダウンコンバートされたIおよびQ信号IdtxおよびQdtxを、ADC156.dから受信し、デジタルIM2、Iim2を提供する。IM2発生器832は、例えば、図5BにおけるIM2発生器162、図5CにおけるIM2発生器162b、または幾つかの他のIM2発生器を使用して実現することが出来る。IM2条件付けユニット842は、デジタルIM2を、IM2発生器832から受信し、条件付けされたIM2、Icim2およびQcim2を提供する。] 図5B 図5C 図8 [0103] IM3発生器834は、再構築されたデジタルIM3、Iim3およびQim3を発生する。IM3発生器834は、再構築されたIM2をIM2発生器832から、また再構築されたジャマ信号をジャマ再構築ユニット836から受信する。IM3発生器834は、図5EにおけるIM3発生器580、または他の任意のIM3発生器で実現することが出来る。IM3条件付けユニット844は、デジタルIM3を、IM3発生器834から受信し、条件付けされたIM3、Icim3およびQcim3を提供する。ユニット842および844は、図9Aを参照しながら後述されるように実現することが出来る。] 図5E 図9A [0104] ジャマ再構築ユニット836は、中間IおよびQ信号、IintおよびQintを、デジタルフィルタ/干渉相殺器850から受信し、再構築されたジャマ信号、IJおよびQJをIM3発生器に提供する。ユニット836は、図4D−4Eを参照しながら先に記述されたように、または図9Bを参照しながら後に記述されるように、あるいは本出願において明示的には記述されていない代替的技法を使用して実現することが出来る。] 図4D 図9B [0105] デジタルフィルタ/干渉相殺器850は、遅延ユニット812と818、第1のフィルタステージ814、および第2のフィルタステージ822を含む。第1のフィルタステージ814は、ADC146からのイメージおよび高周波数量子化雑音を減衰することが出来る。第2のフィルタステージ822は、チャネル選択、ジャマ拒否、雑音フィルタリング、ダウンセンシング、等を実行することが出来る。デジタルフィルタ/干渉相殺器850は、更に、受信された信号からデジタル的に再構築された干渉を引き算する加算器816および820を含む。遅延ユニット812は、受信されたIおよびQ信号、IrxおよびQrxを、IM2発生器832およびIM2条件付けユニット842の遅延にマッチするように、遅延する。加算器816aは、条件付けされたIM2 I成分、Icim2を、第1のフィルタステージ814のI出力から引き算し、中間I信号、Iintを提供する。加算器816bは、条件付けされたIM2 Q成分、Qcim2を、第1のフィルタステージ814のQ出力から引き算し、中間Q信号、Qintを提供する。遅延ユニット818は、中間IおよびQ信号を、IM3発生器834およびIM3条件付けユニット844の遅延にマッチするように、遅延する。加算器820aは、条件付けされたIM3 I成分、Icim3を、遅延ユニット818のIQcim3を、遅延ユニット818のQ出力から引き算する。ユニット842および加算器816aと816bは、IM2相殺を実行する。ユニット844および加算器820aと820bは、IM3相殺を実行する。] [0106] 図8は、干渉再構築ユニット220およびデジタルフィルタ/干渉相殺器251の特有の設計を示す。干渉は、また他の形態で相殺されうる。例えば、IM2およびIM3レベルは検知することが出来、IM2レベルがIM3レベルより高い場合、IM2はIM3に先立って相殺され、IM3レベルがIM2レベルより高い場合、IM3はIM2に先立って相殺されうる。本技術の当業者は、一層一般化された干渉のタイプに対する相殺アーキテクチャが、本開示を参照しながら、た易く引き出しうることを認識するであろう。] 図8 [0107] 図9Aは、IMD条件付けユニット900の設計のブロック図を示す。ユニット900は、図8におけるIM2条件付けユニット842の機能性の少なくとも一部を提供することが出来、このケースで、ユニット900は、IおよびQ入力に対して、デジタルIM2、Iim2およびQim2を受信することが出来、条件付けされたIM2、Icim2およびQcim2を提供しうる。ユニット900は、また、IM3条件付けユニット844の機能性の少なくとも一部を提供することが出来、このケースで、ユニット900は、IおよびQ入力に対して、デジタルIM3、Iim3およびQim3を受信することが出来、条件付けされたIM3、Icim3およびQcim3を提供しうる。] 図8 図9A [0108] IMD条件付けユニット900内で、利得ユニット910aと910bは、IおよびQ入力を利得gIおよびgQで、夫々スケーリングする。フィルタ912aと912bは、利得ユニット910aと910bの出力を、調整可能なフィルタ応答で、夫々フィルタする。遅延ユニット914aおよび914bは、フィルタ912aと912bの出力を、夫々、可変な遅延量で遅延する。フィルタ916aと916bは、遅延ユニット914aおよび914bの出力を、調整可能なフィルタ応答で、夫々フィルタし、条件付けられたIM2またはIM3を提供する。] [0109] 例示的な実施形態において、図7での干渉制御ユニット240は、再構築された干渉に対する相関結果を受信することが出来、条件付けられたIM2およびIM3が、夫々、受信されたIM2およびIM3に、出来る限り近接してマッチするように、IMD条件付けユニット900内で様々なユニットを調整することが出来る。利得gIおよびgQは、条件付けられたIM2およびIM3の大きさが、夫々、受信されたIM2およびIM3の大きさにマッチするように選択することが出来る。フィルタ912a、912b、916a、および916bは、条件付けられたIM2およびIM3の周波数応答が、夫々、受信されたIM2およびIM3の周波数応答にマッチするように調整することが出来る。例えば、フィルタ912aおよび912bは、条件付けられたIM2およびIM3中のロールオフまたはドループが、受信経路における様々な回路ブロックによる受信されたIおよびQ信号中のドループにマッチするように提供することが出来る。遅延ユニット914aおよび914bは、条件付けられたIM2およびIM3が、受信されたIM2およびIM3と時間整合するように調整することが出来る。干渉制御ユニット240は、全ての調整可能なパラメータ(例えば、利得、遅延、周波数応答、等)を循環し、一度に1つのパラメータを調整することが出来る。各々のパラメータに対し、干渉制御ユニット240は、異なる値を適用し、良好なIMD相殺を示す、最も低い相関結果を提供する値を選択することが出来る。干渉制御ユニット240は、また、複数または全てのパラメータを共同で調整することが出来る。] 図7 [0110] 別の設計において、IMD条件付けユニットは、相関結果に基づいて調整されうる係数を有する適応フィルタで実現される。例えば、適応フィルタは、Iim3を受信することが出来、相関結果ρ3Iに基づいて調整されうる係数のセットに基づいてIcim3を発生することが出来る。適応フィルタは、また、Icim2、Qcim2およびQcim3を発生するために使用されうる。適応フィルタに対する係数調整は、最小平均2乗(LMS)、再帰最小2乗(RLS)、直接マトリックス反転(DMI)のような様々なアルゴリズムに基づくことが出来る。例示的な実施形態において、そのような適応アルゴリズムは、図8におけるユニット170によって提供される相関値に基づくコスト機能を最小化するために探されうる。代替的例示的な実施形態において、コスト機能は、受信機性能の指標、例えばフレーム誤差レートでありうる。] 図8 [0111] 図9Bは、ジャマ再構築ユニット930の設計のブロック図を示す。ユニット930は、図8におけるジャマ再構築ユニット836の機能性の少なくとも一部を提供することが出来る。ユニット930内で、利得ユニット920aおよび920bは、中間I信号、Iintを受信し、スケーリングする。利得ユニット920cおよび920dは、中間Q信号、Qintを受信し、スケーリングする。利得ユニット920aから920dまでは、ジャマのI/Q振幅および相不均衡を補正するために使用されうる。加算器922は、ユニット920aからスケーリングされたIint、およびユニット920cからスケーリングされたQintを加算する。加算器922bは、ユニット920bからスケーリングされたIint、およびユニット920dからスケーリングされたQintを加算する。フィルタ924aは、加算器922の出力をフィルタし、ジャマI信号、IJを提供する。フィルタ924bは、加算器922bの出力をフィルタし、ジャマQ信号、QJを提供する。フィルタ924aおよび924bは、再構築されたジャマIおよびQ信号を、“受信された経路の周波数応答中のドループを相殺するようにアンドループ(undroop)”(即ち、等化)するように設計されたローパスまたはバンドパスフィルタでありうる。例示的な実施形態において、フィルタ924aおよび924bは、示された利得ユニット920aから920dまでに後続というよりは、先行しうる。] 図8 図9B [0112] 干渉を再構築、相関、および/または相殺する幾つかの技法は、それらのIM2およびIM3への適用への特有の言及で記述されてきたが、当業者は、開示された技法が、図11−12を参照しながら後述されるように、他のタイプの干渉に適用されうるように容易に適合することが出来ることを認識するであろう。そのような、例示的な実施形態は、本開示の範囲内と考えられる。] [0113] 図10は、例えば、セルラ電話のようなワイヤレスデバイスによって干渉の検出と軽減を行うプロセス1000を示す。デバイスは、干渉源をサンプリングし、サンプルリングされた干渉に基づいて、デジタル的に干渉を再構築し(ステップ1012)、そして、再構築された干渉に基づいて、デジタル的に入力信号中の干渉を決定する(ステップ1014)。例えば、デバイスは、デジタルIM2を取得し、デジタルIM2に基づいて、入力信号中のIM2を決定することが出来る。代替的に、または追加的に、デバイスは、デジタルIM3を取得し、デジタルIM3に基づいて、入力信号中のIM3を決定することが出来る。サンプリングされた干渉は、図3A−3Cにおいて示されるような任意の源から感知されうる。ステップ1012において、デバイスは、図3A−3Cにおいて示されたsampler_out副信号の任意の信号に基づいて、デジタル的に干渉を再構築することが出来る。] 図10 図3A [0114] ステップ1014において、デバイスは、デジタル再構築された干渉を、デジタル受信された信号に相関させ、相関結果に基づいて、デジタル受信された信号中の干渉のレベルを決定することが出来る。例えば、IM2に対して、デバイスは、相関されたIM2 IおよびQ累乗(power)を取得するために、デジタルIM2を受信されたIおよびQ信号に相関させ、デジタルIM2の累乗を決定し、受信されたIおよびQ信号の累乗を決定し、そして、例えば、図6Aにおいて示されるように、累乗の全てに基づいて、IM2に対する相関結果を決定する。IM3に対して、デバイスは、相関されたIM3 I累乗を取得するために、デジタルIM3 I成分を、入力I信号に相関させ、デジタルIM3の累乗を決定し、デジタルIM3 IおよびQ成分の累乗を決定し、受信されたIおよびQ信号の累乗を決定し、そして、例えば、図6Bにおいて示されるように、累乗の全てに基づいて、IM3に対する相関結果を決定する。] 図6A 図6B [0115] ステップ1015において、デバイスは、干渉が十分な程度まで抑制されたかを決定することが出来る。もし、はい、である場合、デバイスは、終了まで進み、方法は中断する。ある例示的な実施形態において、方法は周期的に実行される。もし、いいえ、である場合、デバイスは、ステップ1016およびステップ1018−1020によって規定される経路の1つまたは両方に沿って進みうる。] [0116] ステップ1016において、デバイスは、デジタル受信された信号から決定された干渉のレベルに基づいて、受信機における少なくとも1つの回路ステップの動作を調整することが出来る。調整は、上記のように、相関結果に基づくことが出来る。例えば、デバイスは、決定されたIM2に基づいて、受信機中の混合器の動作を調整し、IM3等に基づいて、受信機中のLNAの利得および/または線形性を調整することが出来る。デバイスは、閾値、等に基づいて、閉ループ形態で調整を実行することが出来る。] [0117] 代替的、または追加的に、デバイスは、デジタル受信された信号中に存在する干渉にマッチする、条件付けられた干渉を取得するために、デジタル干渉を条件付け(ステップ1018)することが出来、条件付けられた干渉を受信された信号から引き算または相殺(ステップ1020)することが出来る。例えば、デバイスは、条件付けられたIM2を、デジタル的に再構築されたIM2に基づいて抽出し、入力信号から条件付けられたIM2を引き算することが出来る。デバイスは、また、条件付けられたIM3を、デジタル的に再構築されたIM3に基づいて抽出し、入力信号から条件付けられたIM3を引き算することが出来る。デバイスは、IM2および/またはIM3の満足のいく相殺を実現するために、可変利得、可変遅延、調整可能な周波数応答、等でもって、条件付けられたIM2、および/またはIM3を抽出することが出来る。デバイスは、また、図3A−3Cにおいて示されたsampler_outの副信号から再構築されたデジタル干渉に基づいて、条件付けられた干渉を抽出することが出来る。] 図3A [0118] デジタル干渉は、従って、(a)ステップ1016において示されたように、受信機中の少なくとも1つの回路ブロックを調整し、(b)ステップ1018および1020において示されたように、条件付けられた干渉を抽出し、受信された信号から条件付けられた干渉を相殺し、および(c)少なくとも1つの回路ブロックの動作を調整すると共に、条件付けられた干渉を抽出し、受信された信号からの条件付けられた干渉を相殺するために使用されうる。] [0119] ステップ1016および/またはステップ1018−1020が完了すると、方法は、干渉源を再びサンプリングするために、ステップ1012に戻る。代替的に、(示されていない)例示的な実施形態において、方法は、ステップ1015に戻ることが出来ると同時に、ステップ1012および1014は、バックグラウンドで継続的に実行される。] [0120] 図11A−11Cおよび12A−12Cは、受信された信号中に存在する特別な干渉源を相殺する例示的な実施形態への、図2の一般的なアーキテクチャの更なる特有の応用を示す。叙述された例示的な実施形態は、例解のためのみに供されることを意図しており、図2の一般的なアーキテクチャの範囲を、任意の開示された特別のスキームに限定することを意味してはいないことに留意されたい。] 図11A 図2 [0121] 図11Aは、ジャマが周波数fjにあり、周波数fLO_spurのLOスプリアスが混合器142への入力に存在する場合のシナリオを叙述する。LOスプリアスは、RX LO自身によって発生されるスプリアスであるか、基板または他の回路を通して結合することによって混合器142の入力に漏洩するTX LOのスプリアスでありうる。LOスプリアスは、ジャマを基底帯域周波数|fj−fLO_spur|にダウンコンバートし、ここでジャマは所望の信号に干渉を引き起こす。] 図11A [0122] 図11Bは、周波数fLO_spurが先験的に知られていると想定して、ジャマにLOスプリアスを混合することによって、デジタル的に干渉を再構築する本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。図11Bにおいて、sampler_out副信号(d)に対応する受信されたチェーンは、LNA出力140aを基底帯域に混合するために採用される。混合器152.dは、ダウンコンバートされたジャマがRX LOまたはTXLOと混合されることが予期されているかに依存して、周波数fRX_LOまたはfTX_LOにおいてLOでもって提供される。混合器152.dの出力は、fj周波数において中央化されたジャマが、新規の中央化された周波数(fj−fRX_LO)または(fj−fTX_LO)にシフトされたバージョンを含む。ADC156.dによるデジタル化に後続して、sampler_out副信号(d)は、フィルタ1100およびデジタル周波数回転器1110に提供され、これらは図2における干渉再構築ユニット220の特有の例示的な実施形態でありうる。] 図11B 図2 [0123] 例示的な実施形態において、デジタルフィルタ1100は、ADC出力雑音フィルタリングを提供するように、またはアナログフィルタ154.dの特性を補償するように設計される。代替的例示的な実施形態は、デジタルフィルタ1100を取り込む必要は無いことに留意されたい。デジタル周波数回転器1110は、残余の信号を、周波数(fRX_LO−fLO_spur)分または(fTX_LO−fLO_spur)分だけシフトまたは回転するように設計されうる。周波数回転は、ジャマをLOスプリアスと混合することによって、受信された信号に引き起こされた干渉のデジタルバージョンを再構築する。代替的例示的な実施形態において、周波数シフティングは、また、今周波数(fj−fRX_LO)または(fj−fTX_LO)におけるデジタル化されたジャマを、周波数(fRX_LO−fLO_spur)または(fTX_LO−fLO_spurにおけるLOスプリアスの局地的に発生されたバージョンと乗算することによって達成されうる。デジタル周波数回転の技法は、本技術においてよく知られており、本出願においては更には記述されないことに留意されたい。] [0124] 干渉を隔離するために、相関ユニット230および干渉制御ユニット240に適用する前に、その動作が本出願において前述されたようなフィルタ1120は、デジタル周波数回転器1110に続いて適用されうる。例示的な実施形態において、フィルタ1120は、予期された干渉周波数に中央化されたバンドパスフィルタでありうる。選択的に、干渉制御ユニット240は、利用可能であれば、LOスプリアスを調整するために干渉相殺メカニズムまたは較正メカニズムに提供されうる。そのようなメカニズムは、例えば、スプリアスを減少する局部発信器に提供される、バイアス電流を増加させるためのモジュールでありうる。] [0125] 図11Cは、周波数fLO_spurが先験的に知られていないで、fjにあるジャマによって、デジタル的に干渉を再構築する本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。図11Cにおいて、追加の周波数サーチユニット1150が提供される。周波数サーチユニット1150は、デジタル周波数回転器1110に、再構築された干渉の候補を発生するために候補の周波数1150a分だけ信号を回転し、候補周波数1150aに中央化されたバンドパスフィルタを用いて回転された信号をフィルタし、および相関ユニット230によって計算された対応する相関係数を収集するように命令することが出来る。周波数サーチユニット1150は、従って、最大の相関を発生する最適な候補周波数が決定されるまで、候補周波数の範囲にわたって反復することが出来る。それから、本出願で開示されるように、干渉を相殺または較正するために最適な候補周波数が使用されうる。例示的な実施形態において、受信機の通常の動作の間、候補周波数は継続的にモニタされ、更新されうる。] 図11C [0126] 当業者は、図11B−11Cにおいて叙述されたアーキテクチャの更なるバリエーションが可能であることを認識するであろう。例えば、sampler_out副信号(b)および(c)は、図11B−11Cにおいて叙述された副信号(d)の代わりに提供することが出来る。代替的に、sampler_out副信号(a)は、ジャマを隔離するために、デジタル的にフィルタされ(例えば、バンドパスフィルタされ)うる。そして、RX信号中に存在することが予期される干渉を取得するために、周波数(fLO_spur−fRX_LO)分だけデジタル的に回転されうる。] 図11B [0127] 図12Aは、シナリオを叙述し、ここで、ジャマはRX LOに近接した周波数fjに存在し、またRX LOに近接した高周波基板雑音は、混合器142のLOポートに結合されている。基板雑音は、ジャマを示されたように基底帯域にダウンコンバートし、ここで、ジャマは所望の信号に干渉を引き起こしうる。] 図12A [0128] 図12Bは、fjにあるジャマが高周波基板雑音と混合されていることによって、デジタル的に干渉を再構築する本開示に従う例示的な実施形態を叙述する。図12Bにおいて、高周波基板雑音がRX LO中に結合されていると想定され、従って、LNA信号をダウンコンバートする。この効果を最小化するために、sampler_out副信号(d)が、混合器152.dを使用して、即ち、例えば、図3Dに従って、x.dが基板雑音センサ出力に設定され、LNA出力をアナログ基板雑音センサ1201と混合することによって発生される。sampler_out副信号(d)は、ADC出力から雑音を除去するために、デジタルフィルタ1200によってフィルタすることが出来、それから本開示に従って、相関ユニット230および干渉制御ユニット240に提供されうる。] 図12B 図3D [0129] 当業者は、図12Bが、受信された信号を基底帯域にダウンコンバートするために、混合器のLOポートに結合された高周波基板雑音の効果を取り扱う技法を叙述しているが、(示されていない)代替的例示的な実施形態において、本技法は、また混合器142のRF入力(即ち、受信された信号入力)に直接結合された高周波基板雑音に適用することが出来ることを認識するであろう。そのような例示的な実施形態において、図3Cにおける信号センサ300は、基板雑音を感知するように構成されうる。信号センサ300出力は、それから、フィルタ154.kによってフィルタされ、ADC156.kによってデジタル化される前に、RX LOを使用して混合器152.kによってダウンコンバートすることが出来る。デジタル化された基板雑音は、続いて、既に記述された技法を使用して、受信された信号と相関され、または相殺される。例示的な実施形態において、フィルタ154.Kは、当業者に知られているバンドパスADCでありうる。] 図12B 図3C [0130] 図12Cは、本開示に従う例示的な実施形態を叙述し、ここで、sampler_outは、ジャマが基板雑音と混合されていることによって、デジタル的に干渉を再構築する2つの副信号(d)および(l)を具備する。図12Cにおいて、sampler_out副信号(d)は、高周波局部発信器信号、例えばRX LOによってダウンコンバートされたLNA出力130aのデジタル化されたバージョンである。sampler_out副信号(d)は、ダウンコンバートされたジャマの周波数に同調されたバンドパスフィルタ特性を有しうるデジタルフィルタ1205に提供される。フィルタ1205は、従って、ジャマを隔離するように機能しうる。当業者は、デジタルフィルタ1205に加えて、例えば、デジタル周波数回転ユニットプラス図11Bを参照しながら先に記述された付随するフィルタのような他のユニットが、図12Cの例示的な実施形態において採用されうることを認識するであろう。(示されていない)代替的例示的な実施形態において、ジャマの周波数が知られていない場合、例えば、図11Cを参照しながら記述されたようなジャマ周波数サーチ技法が採用されうる。] 図11B 図11C 図12C [0131] 図12Cにおいて更に叙述されるのは、基板雑音センサ1201である。本出願において更に記述されるように、図12Cの例示的な実施形態は、(例えば、LOの周波数に匹敵する)高周波特質、および(例えば、LOの周波数よりもずっと小さい)低周波特質の両方の基板雑音による干渉を感知し再構築するために使用されうる。] 図12C [0132] 基板雑音が、比較的高周波である場合、アナログフィルタ154.1は、バンドパスアナログフィルタとして、また、ADC156.1は、(バンドパス感知およびデジタル化の可能な)バンドパスADCとして構成することが出来る。基板雑音が、(例えば、RX LOの周波数よりずっと低い)比較的低周波であり、しかし、基板雑音が受信された信号と混合されるように、より高い周波数(例えば、RX LOまで)にアップコンバートされている場合、基板雑音センサ1201は、低周波基板雑音を直接的にサンプリングする。そのケースにおいて、アナログフィルタ154.1はローパスフィルタとして、またADC156.1は通常のADCとして構成することが出来る。] [0133] 高周波基板雑音とともにアップコンバートされた低周波基板雑音を自然に取り扱う両方のケースにおいて、干渉再構築ユニット1255は、ジャマおよび基板雑音による干渉を、例えば、信号sampler_out(l)と信号1205aを乗算すること、および任意の周波数シフトのために接続することによって、デジタル的に再構築することが出来る。] [0134] 図12A−12Cは、周波数が高い、例えば図12Aに示されるようにRX LOに近い、または周波数がアップコンバートされた基板雑音を叙述しているが、当業者は、基板雑音は、また、かなり低い周波数でもありえて、RX LOが所望の信号とジャマとを低周波数にダウンコンバートされた後に、受信された信号と干渉していることを認識するであろう。例えば、基板雑音は、ADC146のクロックと結合することが出来、これは、アナログフィルタ144の後で、(fj−fRX_LO)で中央化されたジャマを、直接的に所望のチャネルに変換するように働きうる。] 図12A [0135] 図12Dは、相対的に周波数の低い基板雑音を取り扱う例示的な実施形態を叙述する。図12Dにおいて、sampler_out副信号(a)は、ADC146出力のデジタル化されフィルタされたバージョンである。例示的な実施形態において、フィルタ1200は、受信された信号中のジャマを隔離することが出来る。sampler_out副信号(l)は基板雑音センサ1201のアナログ出力のデジタル化されたバージョンである。所望の信号中に流れ込む干渉は、従って干渉再構築ユニット1255において、入力を干渉再構築ユニット1255に乗算することによって、デジタル的に再構築されうる。(示されていない)代替的例示的な実施形態において、副信号(b)は、適切な変形でもって、副信号(a)を置換し、一方、副信号(k)は、副信号(l)を置換しうる。] 図12D [0136] 図12A−12Dは、基板雑音に向けられた本開示の例示的な実施形態を叙述するが、当業者は、本出願において開示された技法が、任意のタイプの雑音の効果を取り扱うのに適用されうることを認識するであろう。特に、フォーマットおよび/または強度が時間変動する雑音は、基板雑音センサ1201のような雑音センサによって動的にサンプリングすることが出来、デジタル的に干渉を再構築するために図12B−12Dの例示的な実施形態に従って処理することが出来る。] 図12A 図12B [0137] 開示された干渉軽減のアーキテクチャの柔軟性によって、任意のまたは全ての干渉センサおよびサンプラ200、干渉再構築ユニット220、および処理制御ユニット230が、信号受領の条件に依存して受信された信号中の干渉の異なるタイプを取り扱うように動的に構成されうることを当業者は認識するであろう。例えば、ブロックは、代替的に、(例えば、2つの強い帯域外ジャマのIM3混合のようで、その内の1つはデバイス自身の送信機である)干渉の第1のタイプを、そのような干渉の第1のタイプが検出されたとき、軽減するように構成されうる。また、(IM2のような)干渉の第2のタイプを、そのような干渉の第2のタイプが検出されたとき、軽減するように構成されうる。例示的な実施形態において、干渉制御ユニット240によって提供された制御信号240aは、どのタイプの干渉が軽減されるべきであるかを特定することが出来る。] [0138] 本出願において記述された技法はある利点をもたらしうる。第1に、アナログ回路ブロック〈例えば、混合器142〉は、オンザフライで、即ち、通常の動作期間に、例えば、図2で叙述された干渉制御ユニット240を使用して較正され、工場の較正を実行すること無しにより、コスト節約となりうる。更に、オンザフライ較正は、温度、電源供給等のバリエーションをもたらしうる。第2に、上述のように、IM2、IM3、および/または他のタイプの干渉や歪みを軽減することによって、改善された性能が達成しうる。第3に、受信機における(例えば、LNA140の後の)外部アナログフィルタの省略が可能となり、および/または、厳格でない相互変調仕様で設計されたアナログ回路〈例えば、混合器142〉の使用が可能となりえて、これによりコスト低減と低パワー消費となる。] 図2 [0139] 当業者は、情報および信号が、任意のバラエティーの技術および技法を使用して表示しうることを理解するであろう。例えば、上述を通じて参照されたデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場や粒子、光学場や粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表示されうる。] [0140] 当業者は、更に、本出願において開示された、例示的な実施形態との関係で記述された様々な例解的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、様々な例解的なコンポーネント、または両方の組み合わせとして実現することが出来ることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明瞭に例解するために、様々な例解的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的にそれらの機能性の形で上述された。そのような機能性がハードウェアで実現されるか、ソフトウェアで実現されるかは、全体システムに課せられた特有の応用と設計制約に依存する。熟練者は、記述された機能性を、各特有の応用について、やり方を変動させながら実現することが出来る。しかし、そのような実現の決定は、本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱を引き起こすとは解釈されるべきではない。] [0141] 本出願において開示された例示的な実施形態との関連で記述された、様々な例解的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)や他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートやトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、または本出願において記述された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせでもって、実現または実行することが出来る。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替的に、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシーンでありうる。プロセッサは、また、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つあるいはそれより多くのマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成の組み合わせとして実現することも出来る。] [0142] 本出願において開示された例示的な実施形態との関連で記述された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組み合わせで実現することが出来る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク(disk)、リムーバブルディスク(disk)、CD−ROM、または本技術において知られた任意の他の形態の記憶媒体中に常駐しうる。プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合される。代替的に、記憶媒体はプロセッサに集積されうる。プロセッサと記憶媒体は、ASIC中に常駐しうる。ASICは、ユーザ端末に常駐しうる。代替的に、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末において、個別のコンポーネントとして常駐しうる。] [0143] 1つあるいはそれより多くの例示的な実施形態において、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現することが出来る。ソフトウェアで実現される場合、機能は、コンピュータ読み出し可能媒体上に、1つあるいはそれより多くの命令またはコードとして記憶されるか、それを通して送信されうる。コンピュータ読み出し可能媒体は、コンピュータ記憶媒体、および1つの場所から別の場所にコンピュータプログラムの転送を容易化する任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが出来る、任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ読み出し可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMや他の光学的ディスク記憶、磁気ディスク(disk)記憶や他の磁気記憶デバイス、または、命令やデータ構造の形態中に所望のプログラムコードを搬送や記憶するために使用することが出来、コンピュータによってアクセスすることが出来る任意の他の媒体を具備することが出来る。また、任意の接続は、適切にコンピュータ読み出し可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトや、サーバや、他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、ファイバーオプティックケーブル、より線対、デジタル加入者線(DSL)、または遠赤外や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、ファイバーオプティックケーブル、より線対、DSL、または遠赤外や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本出願において使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、ブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、データを時期的に再生し、一方、ディスク(disc)はデータを光学的にレーザで再生する。上記の組み合わせは、また、コンピュータ読み出し可能媒体の範囲内に含まれるべきである。] [0144] 開示された例示的な実施形態の前記記述は、当業者が本発明を製造または使用することを可能にするために提供される。これらの例示的な実施形態に対する様々な、変形は、当業者にとって容易に明らかであり、本出願において規定された一般的原理は、本発明の精神や範囲を逸脱することなく、他の例示的な実施形態に適用することが出来る。従って、本発明は、本出願に示された例示的な実施形態に限定されることを意図しておらず、本出願で開示された原理および新規の特徴に従う全幅の範囲を与えられるべきである。]
权利要求:
請求項1 情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成された装置であって、前記装置は、第1の副信号を発生するために、第1の干渉信号を感知およびサンプリングする干渉センサおよびサンプラと、デジタル再構築された干渉信号を発生するために、前記第1の副信号を回転周波数分だけ回転するデジタル回転器と、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる相関器と、前記受信された信号中の干渉を軽減するために、前記デジタル再構築された干渉信号に基づいて、前記受信された信号の処理への調整を制御する干渉制御ユニットとを具備する干渉軽減装置。 請求項2 前記第1の副信号を複数の候補回転周波数分だけ回転し、前記回転された第1の副信号の各々を、前記受信された信号の処理されたバージョンと相関させ、前記デジタル回転器中の前記回転周波数を、前記回転された第1の副信号の各々と、前記受信された信号の処理されたバージョンとの前記相関の最大の結果に関係付けられた候補回転周波数であるように設定するサーチャーを更に具備する請求項1記載の装置。 請求項3 前記回転周波数が、RX局部発信器信号周波数と、前記RX局部発信器のスプリアスに関係付けられた周波数間の相違を具備する請求項1記載の装置。 請求項4 受信された信号中の干渉を軽減する方法であって、前記方法は、情報を再生するために、前記受信された信号を処理することと、干渉信号を感知することと、第1の副信号を発生するために、前記感知された干渉信号をサンプリングすることと、デジタル再構築された干渉信号を発生するために、前記第1の副信号を回転周波数分だけデジタル的に回転することと、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させることと、前記受信された信号中の干渉を軽減するために、前記デジタル再構築された干渉信号に基づいて、前記受信された信号の処理を調整することとを具備する方法。 請求項5 前記回転周波数が、RX局部発信器信号周波数と、前記RX局部発信器のスプリアスに関係付けられた周波数間の相違を具備する請求項4記載の方法。 請求項6 前記第1の副信号を複数の候補回転周波数分だけ回転することと、前記回転された第1の副信号の各々を、前記受信された信号の処理されたバージョンと相関させることと、前記デジタル的に回転するステップ中の前記回転周波数を、前記回転された第1の副信号の各々と、前記受信された信号の処理されたバージョンとの前記相関の最大の結果に関係付けられた候補回転周波数であるように設定することとを更に具備する請求項4記載の方法。 請求項7 情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成された装置であって、前記装置は、情報を再生するために、前記受信された信号を処理する手段と、干渉信号を感知する手段と、第1の副信号を発生するために、前記感知された干渉信号をサンプリングする手段と、デジタル再構築された干渉信号を発生するために、前記第1の副信号を回転周波数分だけデジタル的に回転する手段と、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる手段と、前記受信された信号中の干渉を軽減するために、前記デジタル再構築された干渉信号に基づいて、前記受信された信号の処理を調整する手段とを具備する干渉軽減装置。 請求項8 前記回転周波数が、RX局部発信器信号周波数と、前記RX局部発信器のスプリアスに関係付けられた周波数間の相違を具備する請求項7記載の装置。 請求項9 前記第1の副信号を複数の候補回転周波数分だけ回転する手段と、前記回転された第1の副信号の各々を、前記受信された信号の処理されたバージョンと相関させる手段と、前記デジタル的に回転するステップ中の前記回転周波数を、前記回転された第1の副信号の各々と、前記受信された信号の処理されたバージョンとの前記相関の最大の結果に関係付けられた候補回転周波数であるように設定する手段とを更に具備する請求項7記載の装置。 請求項10 情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成された装置であって、前記装置は、デジタルサンプリングされた干渉信号を発生するために、第1の干渉信号を感知およびサンプリングする干渉センサおよびサンプラと、前記デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、デジタル再構築された干渉信号を発生する干渉再構築ユニットと、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる相関器と、前記相関器の出力に基づいて、前記受信された信号を処理するために使用される無線周波数(RF)回路ブロックのパラメータへの調整を制御する干渉制御ユニットとを具備する干渉軽減装置。 請求項11 前記第1の干渉信号が、送信機によって発生されたデジタル送信信号を具備し、前記デジタルサンプリングされた干渉信号は、前記第1の干渉信号である請求項10記載の装置。 請求項12 前記干渉制御ユニットが、前記相関器の前記出力を低減するために、局部発信器信号を前記受信された信号と混合するのに使用される混合器の対称性を制御するように構成されている請求項10記載の装置。 請求項13 前記干渉構築ユニットが、前記デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、二次相互変調歪み(IM2)を再構築するように構成されている請求項10記載の装置。 請求項14 前記干渉制御ユニットが、前記相関の前記結果を低減するために、前記受信された信号を処理するのに使用される低雑音アンプの線形性モードを調整するように構成されている請求項10記載の装置。 請求項15 受信された信号中の干渉を軽減する方法であって、前記方法は、情報を再生するために、前記受信された信号を処理することと、干渉信号を感知することと、デジタルサンプリングされた干渉信号を発生するために、前記感知された干渉信号をサンプリングすることと、前記デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、デジタル再構築された干渉信号を発生することと、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させることと、前記相関の前記結果に基づいて、前記受信された信号を処理するために使用される無線周波数(RF)回路ブロックのパラメータを調整することとを具備する方法。 請求項16 干渉信号を前記感知することは、送信機によって発生されたデジタル送信信号を感知することを具備し、前記感知された干渉信号を前記サンプリングすることは、前記感知されたデジタル干渉信号を、前記デジタルサンプリングされた干渉信号として提供することを具備する請求項15記載の方法。 請求項17 パラメータの前記調整は、前記相関の前記結果を低減するために、局部発信器信号を前記受信された信号と混合するのに使用される混合器の対称性を制御することを具備する請求項15記載の方法。 請求項18 デジタル再構築された干渉信号を前記発生することは、前記デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、二次相互変調歪み(IM2)を再構築することを具備する請求項17記載の方法。 請求項19 パラメータの前記調整が、前記相関の前記結果を低減するために、前記受信された信号を処理するのに使用される低雑音アンプの線形性モードを調整することを具備する請求項15記載の方法。 請求項20 受信された信号中の干渉を軽減する装置であって、前記装置は、情報を再生するために、前記受信された信号を処理する手段と、干渉信号を感知する手段と、デジタルサンプリングされた干渉信号を発生するために、前記感知された干渉信号をサンプリングする手段と、前記デジタルサンプリングされた干渉信号に基づいて、デジタル再構築された干渉信号を発生する手段と、前記デジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる手段と、前記相関の前記結果に基づいて、前記受信された信号を処理するために使用される無線周波数(RF)回路ブロックのパラメータを調整する手段とを具備する装置。 請求項21 情報を再生するために、受信された信号を処理するように構成された装置であって、前記装置は、第1の副信号を発生するために、第1の干渉信号を感知およびサンプリングする第1の干渉センサおよびサンプラと、前記第1の副信号に基づいて、第1のデジタル再構築された干渉信号を発生する干渉再構築ユニットと、前記受信された信号中の干渉を軽減するために、前記第1のデジタル再構築された干渉信号に基づいて、前記受信された信号の処理への調整を制御する干渉制御ユニットと、第2の副信号を発生するために、第2の干渉信号を感知およびサンプリングする第2の干渉センサおよびサンプラとを具備し、前記干渉制御ユニットは、前記第2の副信号に基づいて、第2のデジタル再構築された干渉信号を発生するように更に構成され、前記干渉制御ユニットは、前記受信された信号中の干渉を軽減するために、干渉選択制御信号に応答して、前記第2のデジタル再構築された干渉信号に基づいて、前記受信された信号の処理への調整を制御するように更に構成されている干渉軽減装置。 請求項22 前記第1または第2のデジタル再構築された干渉信号を、前記受信された信号から派生したデジタル信号と相関させる相関器を更に具備し、前記受信された信号の前記処理への前記調整は、前記相関器の前記出力に基づいている請求項21記載の装置。 請求項23 前記受信された信号の前記処理への前記調整は、前記受信された信号を処理するために使用される無線周波数(RF)回路ブロックのパラメータの調整を具備する請求項21記載の装置。
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