![]() 流動可能シール材料を有する脈管閉鎖装置
专利摘要:
経皮的な診断または治療上の介入処置後に、血管アクセス穿刺部位を閉鎖するデバイスの種々の実施形態を示し、開示する。脈管閉鎖デバイスは、組織の経路内に配置すると相変化するシール材料を、安全にかつ正確に配置するように構成する。シール材料は、室温で固体であり、体温では液体またはゲルとすることができる。また、シール材料は、体液と接触すると、液体またはゲルから立方相に変化することができる。 公开号:JP2011508626A 申请号:JP2010540653 申请日:2008-12-22 公开日:2011-03-17 发明作者:アール;フィラー ウィリアム;エー;ピペンヘイガン キャサリン;ジェイ;ショル ゲーリー;エル;ジェイコブソン ジャネット;ブーン;リム ジュ;ケー;ガードナー メリッサ 申请人:セイント ジュード メディカル プエルト リコ エルエルシー; IPC主号:A61B17-12
专利说明:
[0001] 関連特許出願の相互参照 本出願は、2007年12月31日に出願した米国特許出願第11/968,020号の優先権を主張するものであり、参照によりその開示全体を本明細書に取り込む。2007年8月21日に出願された「Extra-Vascular Sealing Device and Method」と題する米国特許出願第11/842,509号の開示全体を、参照により本明細書に取り込む。不一致が生じた場合には、本明細書に明確に記載または示した主題は、参照により取り込まれたいかなる主題に対しても優先する。本明細書に参照により取り込まれた主題に含まれる(表現された、または、暗黙の)用語の全ての定義は、本明細書では無関係のものとする。特許請求の範囲の直前に記載した段落群は、先行する文における注意書きとして本明細書に明確に記載した用語に付与すべき意味を規定する。] 背景技術 [0002] カテーテルを用いた診断およびインターベンション(介入)処置、例えば、血管造影、バルーン血管形成術、ステント・グラフト留置術、アテローム切除術、血栓切除術、デバイス留置等は、一般に、血管閉塞または人体の脈管系からアクセス可能な他の疾患がある患者治療するために用いられる。このようなインターベンションは、従来の外科的インターベンションよりも人体への侵襲性が少なく、したがって、使用が普及しつつある。] [0003] 脈管系にアクセスするためには、共通してセルディンジャー(Seldinger)技術を使用する。これは、小さいゲージの中空針を、皮膚に対して所望の脈管すなわち、常にではないが、一般的に鼠径域の大腿動脈と交差する約30°の角度で配置するステップを有する。この針は、針の基端から血液が出るとき、脈管壁を穿刺したことがわかる。ガイドワイヤを針に通して脈管内に挿入し、その後、針を取り外す。ガイドワイヤに嵌合する寸法のルーメン(内腔)を有するダイレータは、先導テーパ付き端部、およびダイレータ上に配置する挿入シースに密接嵌合する寸法の外径を有する。挿入シースの寸法は、この処置に使用することが想定されるカテーテルに適合するように(典型的には5〜8Frから)選択する。挿入シース及びテーパ付きのダイレータは、ともにガイドワイヤ上で前進し、皮膚から脈管内に挿入する。次いで、ダイレータ及びガイドワイヤを取り外すが、これは体外からシースを介して脈管内に続く脈管内経路が確立したからである。挿入シースの基端部における自己シール性の伸張可能なバルブは、処置中の挿入シースからの血液漏失を最少にする。] [0004] 処置後、全てのカテーテル及びガイドワイヤを体内から取り外した後には、挿入シースを動脈から取り外す。これまでは、このことを、アクセス部位の上流にある脈管を手で圧迫して血圧を低下させつつ、挿入シースを取り外すことで行ってきた。取り外した後、手による圧迫はアクセス穿刺部上の皮膚に対し直接に30分間加え、人体の自然凝固プロセスにより穿刺部が封止するまで、血液漏失を抑制する。この技術は、一般的に満足のいかないものと考えられ、これは、患者にとって不快であり、看護スタッフの時間を相当に要するからである。] [0005] 手による圧迫での動脈封止は、5分未満で脈管系の穿刺部封止を行うよう設計した医療デバイスに急速に置き換わりつつある。これらデバイスは、効率的であり、医療従事者にとって使いやすいことを意図されている。このデバイスは、機械的縫合デバイスから、コラーゲンプラグ、脈管クリップ、ステープル、ならびに、接着剤及び封止剤の使用までの範囲にわたる。これら多様な手法は、成功度及び使い易さにばらつきがあった。] [0006] より一般的に用いられる、脈管穿刺部を閉鎖する装置の一つは、吸収性の脈管内(例えば、動脈内)アンカーおよび脈管外(例えば、動脈外)コラーゲンスポンジで穿刺部を閉鎖することにより、脈管穿刺部位における止血を行う。このアンカーおよびコラーゲンは、ともに自己締め込み縫合ループおよび引結びにより保持され、この場合、締め込むとき、アンカーとコラーゲンスポンジとの間に穿刺孔が挟み込まれる。このデバイスは使用が容易であり、生体吸収性のアンカー、コラーゲン、および縫合糸の挟み込みにより脈管を迅速に封止するものであり、患者にとってより快適であり、貴重な看護時間を短縮でき、患者の早期歩行を可能にする。] [0007] このようなコラーゲンによるデバイスは大いに効果的ではあるが、例えば、大腿動脈に穿刺部が数多くあると、患者にとってこのようなデバイスの使用は望ましくない。このデバイスの使用を阻害する要因としては、末梢血管疾患、不備な針棒位置(高過ぎる、もしくは低過ぎるという不備)、またはアンカー留置を妨げ、動脈壁に対するアンカーの適正着座を阻害する小さい脈管寸法がある。] [0008] これら問題を解決する努力として、脈管の外側にプラグを配置し、脈管内に何らの部材も配置しない脈管閉鎖デバイスが開発された。しかし、このようなデバイスは、一般に、動脈壁の近傍にプラグを一定的に配置することを必要とする。あいにく、これらデバイスは多くの欠点を有している。例えば、プラグに加わる圧力によって、プラグが脈管内の孔から移動してしまい、結果として穿刺部位において血腫または他の合併症を生ずるおそれがある。また、プラグでは血管内の穿刺域/孔を封止して、漏れを防ぐには十分ではない。] 発明が解決しようとする課題 [0009] したがって、その使用が容易であり、迅速かつ確実に封止し、また、血管内に何ら構成部材を残さない、改善した脈管閉鎖デバイス又は脈管封止デバイスを提供することが望ましい。本明細書に、改善したこのような脈管閉鎖デバイスの複数の実施形態を示し、説明する。] 課題を解決するための手段 [0010] 脈管閉鎖デバイスの種々の実施形態を本明細書に記載及び説明する。脈管閉鎖デバイスは、一般的に言うと、経皮的な診断または処置後に、脈管アクセス穿刺部位を閉鎖することにより出血を止めることを意図した止血デバイスである。本明細書に記載及び説明する脈管閉鎖デバイスは、最も多くの場合は動脈切開部を閉鎖するために使用されるが、任意の血管におけるいかなる穿刺部をも閉鎖するのに使用できることに留意されたい。また、このような閉鎖デバイスは、体内の他の脈管における穿刺部又は孔を閉鎖するのにも使用できることにも留意されたい。] [0011] 脈管閉鎖デバイスの一実施形態は、血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材と、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置されるシール材料と、を有する。該シール材料は、前記血管の孔を閉鎖するよう配置したときに相変化する。一実施形態では、該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有する。他の実施形態では、前記シール材料は、37℃以下の融点をもつものとする。さらに他の実施形態では、前記シール材料は、約27℃〜37℃、約30℃〜37℃、または約34℃〜37℃の融点をもつものとする。前記シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置されたときに立方相に変化する。] [0012] 脈管閉鎖デバイスの他の実施形態は、前記脈管閉鎖デバイスから組織の経路に流れ、血管の孔を閉鎖するシール材料を有する。前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成する。一実施形態において、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成する。他の実施形態において、前記組織の経路内に前記シール材料を分注する有孔チューブを有する。該有孔チューブは、閉鎖した末端部を有し、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防ぐ。前記有孔チューブは、異なるサイズの複数の孔を設け、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントで分注されるシール材料の量を制御する。一実施形態において、前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端部に近づくほど大きくなるようにする。] [0013] 脈管閉鎖デバイスの他の実施形態は、キャリアチューブと、該キャリアチューブ内に位置するシール材料とを有する。該シール材料は、前記キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させることにより、組織の内に配置して血管の孔を閉鎖する。一実施形態において、前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐためのストッパを有する。] [0014] 脈管閉鎖デバイスの他の実施形態は、血管の孔に隣接する血管壁を位置決めし、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を含む脈管位置決め部材を有する。前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能に構成する。一実施形態において、前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもって前記構造支持部材を形成するチューブを有する構成とする。前記チューブ部の壁部は、前記構造支持部材が位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張する。前記脈管位置決め部材はニチノールチューブにより形成することができる。前記弾性部材はイソプレンを有する構成とする。前記弾性部材は、前記血管壁の内面を封止して、前記シール材料が血流に入らないようにするために設ける。] [0015] 血管の孔を閉鎖する方法の一実施形態は、前記孔に隣接する血管壁を位置決めするステップと、組織の経路にシール材料を配置して前記血管の孔を閉鎖するステップとを有する。該シール材料は前記壁から所定の距離に配置される。] [0016] 血管の孔を閉鎖する方法の他の実施形態は、前記血管の孔を閉鎖するべく、該シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に脈管閉鎖デバイスから流出するように、組織の経路にシール材料を配置するステップを有する。一実施形態において、前記シール材料が前記組織の経路に対して少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成する。他の実施形態において、前記シール材料は、有孔チューブを経て前記組織の経路に流出する。前記有孔チューブには、異なるサイズの複数の孔を設け、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントにおいて分注されるシール材料の量を制御する。一実施形態において、前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端部に近づくほど大きくなるようにする。前記有孔チューブは、閉鎖した末端部を有し、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防ぎ、前記シール材料が前記血管の孔を通過し血流に入るのを防ぐ。] [0017] 血管の孔を閉鎖する方法の他の実施形態は、脈管閉鎖デバイスを組織の経路内に挿入するステップと、前記キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させ、これにより前記シール材料が前記組織の経路に流入できるようにするステップと、を有する。一実施形態において、前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐためのストッパを有する。] [0018] 血管の孔を閉鎖する方法の他の実施形態は、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を含む脈管位置決め部材の一実施形態を前記孔から前記血管に挿入するステップと、前記脈管位置決め部材を拡張するステップと、前記脈管位置決め部材を前記血管壁に接触するように移動させるステップと、を有する。] [0019] 本明細書に記載した主題である、上述したおよび他の特徴、効果及び有利な点を、以下に添付図面にて示した実施形態の説明からより詳細に理解することができるであろう。] 図面の簡単な説明 [0020] 脈管閉鎖デバイスの一実施形態の側面図を示す。 血管に挿入した脈管閉鎖デバイスを示す。 血管に挿入した脈管閉鎖デバイスにおける、脈管位置決め部材が拡張位置にあり、かつ、血管の内壁から離れて配置されている状態を示す。 脈管位置決め部材が血管の内壁に当たっている状態の脈管閉鎖デバイスを示す。 キャリア管と挿入シースを後退させ、シール材料を組織の経路に露出させ、シール材料が相変化し始め、組織経路を充填しつつある状態の脈管閉鎖デバイスを示す。 液体/ゲル状態から立方相に変化するときのシール材料を示す。 脈管閉鎖デバイスを取り外した後、血管の孔に隣接して配置したシール材料を示す。 脈管閉鎖デバイスの、有孔チューブを用いてシール材料を組織の管に注入する別の実施形態を示す。 脈管閉鎖デバイスの、有孔チューブを用いてシール材料を組織の管に注入する別の実施形態を示す。 脈管閉鎖デバイスの、有孔チューブを用いてシール材料を組織の管に注入する別の実施形態を示す。 脈管閉鎖デバイスの、有孔チューブを用いてシール材料を組織の管に注入する別の実施形態を示す。] 実施例 [0021] 本明細書に、脈管閉鎖デバイスの多数の実施形態を示し、説明する。脈管閉鎖デバイスは、大動脈のような血管の孔または穿刺部を閉鎖するのに使用する。脈管閉鎖デバイスは止血デバイスであり、経皮的な診断または治療の処置後に脈管穿刺部位からの出血を止めるために使用される。] [0022] 本発明の脈管閉鎖デバイスを使用して、血管の孔に隣接しかつ外側にシール材料を配置することができる。シール材料は、血管の孔および/または組織の管を塞いで止血する機能を有する。一実施形態では、シール材料は脂質ベースのシール材料である。例えば、シール材料は、飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸のようなモノグリセリドを含む。シール材料としては、このようなモノグリセリドの1種以上のみで、または他の材料との組み合わせがあり、他の材料としては、例えば治療剤、添加剤、およびキャリア材料がある。治療剤としては、体内で局部的または系統的な治療効果をもたらす薬剤または他の物質がある。添加剤は、シール材料の物理的特性、例えば融点、強度、弾力性を変化させるために含ませることができる。] [0023] 当然のことながら、シール材料として使用できる物質、混合物、分子等は非常に多数存在する。一実施形態では、シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有してもよい。他の実施形態では、シール材料は、グリセロールモノオレエート、グリセロールモノステアレート、グリセロールモノパルミテート、グリセロールモノラウレート、グリセロールモノカプロアート、グリセロールモノカプリレート、グリセロールモノリノリアート、グリセロールリノレネート、グリセロールモノミリスタート、および/またはグリセロールモノアラキドネートを含んでもよい。シール材料としての使用に好適なこれら材料は、グリセロール、モノオレエート、グリセロールモノリノリアート、および/またはグリセロールリノレネートを、任意の組み合わせまたは量で含んでよい。] [0024] シール材料は、血管の孔に隣接して配置されたときに溶解する、ゲル化する、または相変化するものとすることができる。シール材料が溶解するには、シール材料が、体温より低い融点をもつが室温では確実に固体状態であるのが望ましい。シール材料は組織経路内に挿入された後、患者の体で加熱され、溶解またはゲル化し始める。一実施形態では、シール材料は37℃以下の融点を有するものとする。他の実施形態では、シール材料は、約27℃〜37℃、約30℃〜37℃、または約34℃〜37℃の融点を有するものとする。] [0025] シール材料は溶解すると、血管の孔に向かって組織経路内を流動する。同時に、シール材料は、体液にさらされるため膨張し、また立方相を形成し始める。一実施形態では、シール材料はその元のサイズよりも46%膨張する。シール材料は、該シール材料を組織の経路内で適所に保持するのに役立つ粘着特性をも示す。シール材料の膨張および立方相の形成により、シール材料を血管の孔の上方に保持し、その結果血管の孔を閉鎖することができる。] [0026] 患者の組織の経路内にシール材料を配置させることが可能な多数の脈管閉鎖デバイスをここに説明する。シール材料は、組織の経路を塞ぎ、止血する。一実施形態では、シール材料は、生体吸収性を有し、体の自然プロセスによって排除される。他の実施形態では、シール材料は、他の生体吸収コンポーネントとともに配置され、かつ結合され、この他の生体吸収コンポーネントは、(例えばコラーゲンプラグといった)封止プラグ、またはアンカーであり、両方とも生体吸収性をも有するものとする(例えばPLA材料およびPGA材料)。一実施形態では、閉鎖処置が完了した後に、血管の内部に何らのコンポーネントも残らないように脈管閉鎖デバイスを構成する(つまり、脈管外閉鎖デバイスの場合)。この実施形態では、患者内に残されるシール材料および何らかの他のコンポーネントは血管の外側にある。] [0027] 脈管外閉鎖デバイスの成功は多数の要因に基づく。血管の孔を適切にシールする脈管閉鎖デバイスの能力に有意に影響する1つの要因は、孔に対してシール材料および/または他のコンポーネントを適切に配置することである。これらコンポーネントを(例えば孔から遠すぎるなど)不適切に配置すると、血腫または他の合併症を発症することがある。] [0028] 脈管閉鎖デバイスの具体的な実施形態を説明する前に、除外されている場合を除き、実施形態で示される特徴、利点、特性などは、その他の実施形態に適用したり結合したりして、付加的な実施形態とすることも可能であることに留意されたい。このことは、本明細書に参照により組み込まれるそれらの実施形態にも当てはまる。よって、多様な実施形態は、様々な態様に修正することができ、多数の付加的な実施形態とすることができる。] [0029] 図1につき説明すると、動脈切開のような血管の孔または穿刺部を閉鎖および/またはシールするために用いることができる脈管閉鎖デバイス250の一実施形態を示す。脈管閉鎖デバイス250は、末端部264および基端部265を有し、またハンドル251、キャリアチューブまたはキャリア部材252、シール材料256、ストッパ254、および脈管位置決めアセンブリまたは脈管位置決め部分260を設ける。脈管位置決めアセンブリ260は中心チューブ259を有し、この中心チューブ259は、ハンドル251、キャリアチューブ252、ストッパ254、およびシール材料256に貫通する。脈管位置決めアセンブリ260は、さらに、メンブレンまたは被膜258で被覆した脈管位置決め部材266、スプリング268、およびコアワイヤまたはガイドワイヤ270を有する(図2参照)。] 図1 図2 [0030] ハンドル251は、脈管閉鎖デバイス250の基端部265に位置し、血管の孔の閉鎖を行うべく、使用者が装置250の種々のコンポーネントを操作できるようにする。図1に示す実施形態では、ハンドル251には第1チューブ261を設け、この第1チューブ261は、キャリアチューブ252を摺動可能に収容する大きさの末端部、および第2チューブ275を摺動可能に収容する大きさの基端部を有する。第1チューブ261にはスロット267を設け、このスロット267はキャリアチューブ252から外側に突出する作動部材、突起、またはピン263を収容する。使用者は、スロット267内で作動部材263を基端方向および末端方向に往復移動させ、それぞれ、キャリアチューブ252を後退、および伸展させことができる。脈管閉鎖デバイス250を展開してキャリアチューブ252を後退させると、シール材料256を組織の経路に露出させる。] 図1 [0031] 脈管位置決めアセンブリ260に戻って説明すると、コアワイヤまたはガイドワイヤ270(図2参照)は、脈管閉鎖デバイス250の基端部265から末端部264まで中央チューブ259の内部に延びて存在する。スプリング268(例えばコイル状のステンレス鋼スプリング)は、中央チューブ259の末端部に結合し、コアワイヤ270を包囲する。スプリング268は、例えばろう付け、はんだ付け、またはエポキシ系接着剤のような、任意の適切な締付機構または締付技術を用いて、中央チューブ259に結合することができる。コアワイヤ270の末端部は、スプリング268内に進入する部分にテーパを付けるまたは縮径し、脈管閉鎖デバイス250の末端部264をより撓み易くする。コアワイヤ270の末端部は、スプリング268の末端部と結合する。コアワイヤ270およびスプリング268の双方は、組織を傷つけないように構成し、脈管閉鎖デバイス250の末端部264が血管を穿刺したりまたは傷つけたりすることがないようにする。] 図2 [0032] 脈管位置決め部材266は、脈管位置決めアセンブリ260の末端部に位置し、メンブレン258により被覆する。脈管閉鎖デバイス250は、穿刺経路に挿入したときに、脈管位置決め部材266が血管内に位置決めされるよう構成する。脈管位置決め部材266は、図1に示す収縮形態と図3に示す拡張形態との間で移行可能に構成する。これにより、脈管位置決め部材266は血管に挿入し、拡張し、そして孔に隣接する血管の内壁と接触するよう動くことができる。脈管位置決め部材266およびシール材料256は、互いに所定距離だけ離れているため、脈管位置決め部材266が血管の内壁に接触する位置をとるとき、シール材料256は血管の孔のちょうど外側に位置する。図示の実施形態では、脈管位置決め部材266は、複数の支柱部材または構造支持部材272を有し、これは、脈管位置決めアセンブリ260の周囲に渦巻きパターンで一連の切り込みを設けることにより形成される。これら切り込みは、レーザまたは任意の他の適切なデバイスまたは技術を用いて設けることができる。] 図1 図3 [0033] 脈管位置決め部材266は、以下の通り、拡張形態と収縮形態との間で移行可能にする。コアワイヤ270は、脈管位置決め部材266の末端(遠位端)の位置274で中央チューブ259と結合する。コアワイヤ270を基端側に動かすことにより、脈管位置決め部材266は拡張する。コアワイヤ270の基端側への移動により、中央チューブ259に対して圧縮力が生じ、これにより、支柱部材272が外方に屈曲する。一実施形態では、支柱部材272は外方に屈曲するにつれ、撓み、またねじれる。その結果、図3に示すように、支柱部材272は中央チューブ259から半径方向外方に突出する複数の花弁状脈管位置決め部を形成する。] 図3 [0034] コアワイヤ270を末端側の方向に元の位置まで動かすことにより、脈管位置決め部材266は、図1に示す収縮形態に戻る。コアワイヤ270の末端側への移動により、中央チューブ259に対して張力が生じ、これにより、支柱部材272がまっすぐになり、かつ、収縮しまたはすぼまり、これにより支柱部材272は再び中央チューブ259の残り部分に整列する。] 図1 [0035] 図1に示すように、コアワイヤ270は、上述したとおりに前後に動かせるように、脈管閉鎖デバイス250のハンドル251に結合する。この実施形態では、コアワイヤは、第2チューブ275の内部に位置するプランジャ301と結合する。作動(アクチュエーション)部材279を、プランジャ301から外側に突出させ、第2チューブ275のスロット277内を移動する。使用者は、作動部材279とともに、プランジャ301を、そしてその結果としてコアワイヤ270を基端方向におよび末端方向に動かすことができる。作動部材279をスロット277内で横方向に動かして、コアワイヤ270を基端側位置で固定することができる。] 図1 [0036] 中央チューブ259の壁部の切り込みは、図3に示すように、脈管位置決め部材266の支柱部材272が、脈管位置決めアセンブリ260に対して直交しない平面を形成するよう構成する。これは、脈管位置決め部材266と血管の内壁とのより均一な接触を実現できるようにするため望ましい。穿刺経路は、通常、血管に対して20°〜45°の角度をなしているため、脈管位置決め部材266により形成される平面も、脈管位置決めアセンブリ260の長手方向軸線に対して約20°〜45°の角度をなすようにする。脈管位置決め部材266が血管の中にあるとき、脈管位置決め部材266が血管内壁に接触する直前では、脈管位置決め部材266は、血管の内壁にほぼ平行である。] 図3 [0037] 当然のことながら、脈管位置決め部材266の形態は、多くの方法のうち任意な方法で変更できる。例えば、脈管位置決め部材266は、脈管位置決めアセンブリ260の長手方向軸線に直交するよう構成することができる。他の実施形態では、脈管位置決め部材266には、(例えば、シリンジまたは他のデバイスもしくは容器から分注される、食塩水、二酸化炭素等の流体で膨張する)膨張可能バルーンを設けることができる。] [0038] 当然のことながら、中央チューブ259および脈管位置決めアセンブリ260の任意な他のコンポーネントは、任意の好適な材料、例えば、金属、プラスチック、または複合材料で形成することができる。脈管閉鎖デバイス250は医療デバイスなので、使用する材料も医療用グレード(医療用グレードの金属、プラスチック、または複合材料)とする。一実施形態では、中央チューブ259およびコアワイヤ270は、ステンレス鋼のような金属、または、ニチノールなどのような形状記憶金属で形成することができる。他の実施形態では、中央チューブ259は、ニチノールのような形状記憶金属で形成することができ(例えば、ニチノール製ハイポチューブ[hypotube])、これにより脈管位置決め部材266はくり返し拡張および収縮することができるようになる。さらに他の実施形態では、コアワイヤ270は、ステンレス鋼ワイヤとする。] [0039] ストッパ254は、キャリアチューブ252が基端方向に動くにつれて、シール材料256が基端方向に動かないようにするために設ける。したがって、ストッパ254は、キャリアチューブ252内部のシール材料256の基端部に位置し、またストッパ254を中央チューブ259に結合して、所定位置に固定する。] [0040] 図1につき説明すると、脈管閉鎖デバイス250は、脈管位置決め部材266が血管の内壁と接触するときを表示するよう構成する。血管壁の位置決めに付随する問題の一つは、使用者が、脈管位置決め部材266が血管壁と接触したことを感知することができないということである。使用者は、脈管閉鎖装置50を引っ張り続けて、歪ませまた屈曲させて最終的に血管の孔を通り抜けたり、または、拡張した脈管位置決め部材266が血管の孔を破り、付加的な損傷を患者に与えたりすることがある。] 図1 [0041] 第1チューブ261および第2チューブ275は互いに結合し、拡張した脈管位置決め部材266が血管の内壁に接触した位置になったときを使用者に知らせるようにする。第2チューブ275は、第1チューブ261の長手方向に移動可能に配置する。コアワイヤ270は、第2チューブ275内にあるプランジャ301に結合する。脈管位置決め部材266が血管の内壁に接触するとき、コアワイヤ270に加わる張力が第2チューブ275を第1チューブ261内に一層引き込む。スプリング271を、第1チューブ261と第2のチューブ275との間に配置し、第2チューブ275を基端方向にバイアスを加え、またコアワイヤ270により加わる張力に抵抗するようにする。スプリング271は、ちょうど適量の力を発生し、脈管位置決め部材266が血管の内壁と接触したときにのみ圧縮されるようにする。] [0042] インジケータピン298は、第2チューブ275から外方に突出し、第1チューブ261のスロット273内で移動する。インジケータピン298は、スプリング271が、第2チューブ275を押圧して第1チューブ261の基端部から抜け出ることがないよう防止する。スプリング271を圧縮すると、インジケータピン298は、スロット273内で末端方向に移動する。操作上、使用者は、インジケータピン298を観察しながら、脈管閉鎖デバイス250を引き戻すことができる。インジケータピン298がスロット273内で末端方向に移動し始めると、使用者は、脈管位置決め部材266が血管の内壁と接触した位置にあることを知る。] [0043] 当然のことながら、脈管位置決め部材262が血管の内壁と接触して位置することを使用者に知らせるのに、他の種々の方法を使用することができる。信号は視覚的、可聴的又は他の適当なタイプの信号とすることができる。一実施形態では、脈管閉鎖デバイス250は、脈管位置決め部材266が血管の内壁と接触した位置にあることを使用者に知らせるビープ音を発生するよう構成する。] [0044] 当然のことながら、脈管閉鎖デバイス250の構造は、種々の任意なものに変更することができる。例えば、図8〜11は、脈管閉鎖デバイス250の他の実施形態を示す。この実施形態では、脈管閉鎖デバイス250は、有孔チューブ292を有し、これは、シール材料256を組織の経路に供給するのに用いる。一実施形態では、脈管閉鎖デバイス250には、有孔チューブ292の基端部に結合するシリンジを設ける。シリンジは、有孔チューブ292の孔293から外部にシール材料256を注出するのに用いる。有孔チューブ292の末端部を塞ぐまたは閉鎖し、その結果、シール材料256は有孔チューブ292の側面から外方に強制的に、孔に対して下方ではなく、組織の経路の壁に向けて横方向に放出させ、孔に対して下方に押し出す場合、シール材料256が血流に浸入することになる。] 図10 図11 図8 図9 [0045] 図9に示すように、有孔チューブ292の孔293は、シール材料256の流れを規制するように寸法決めする。例えば、孔293は、有孔チューブ292に沿って末端方向に移動するにつれて大きくし、最も大きな孔293が有孔チューブ292の末端部に最も近接して位置するようにすることができる。この形態は、有孔チューブ292に沿ってシール材料256を均等に分注することになる。当然のことながら、他の実施形態では、孔293は同じ寸法でよく、または、全ての孔293をそれぞれ固有寸法にすることができる。種々の形態にすることができる。] 図9 [0046] 脈管閉鎖デバイス250もまた同様に、種々の他の形態にすることができる。例えば、本明細書の第1段落において参照により組み入れた文献で示した脈管閉鎖デバイスの任意の実施形態は、シール材料256を使用するよう本明細書に記載する原理を用いて、変更することができる。] [0047] 脈管閉鎖デバイス250を用いて血管308の孔310を閉鎖する方法を、図2〜11につき説明する。処置が終了し、使用者が血管の孔を閉鎖する準備ができたら、初期ステップは、処置アクセスシース(procedural access sheath)を閉鎖シース262と交換する。これは、ガイドワイヤを、処置シースに挿通して、血管308内に配置することにより行う。この後、処置シースを身体から引き抜くが、この引き抜きは、処置シースの上流側の血管308を指で圧迫保持しかつガイドワイヤを所定位置に保持しながら行う。次に、閉鎖拡張器(a closure dilator)を閉鎖シース262内に配置し、閉鎖拡張器のテーパ付き末端部をガイドワイヤに後方から装填する。閉鎖拡張器および閉鎖シース262をともに、ガイドワイヤ272上で末端方向に前進させ、組織の経路を経て、血管308内に進入させる。] 図10 図11 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 [0048] 一実施形態において、閉鎖シース262には、その末端部近傍に末端側面孔(図示せず)を設ける。閉鎖拡張器にも、末端側面孔を設け、これは、閉鎖拡張器が閉鎖シース262内にあるとき、閉鎖シース262の末端側面孔と整列するよう構成する。閉鎖拡張器は、その基端近傍にも基端側面孔を設け、これは、閉鎖拡張器および閉鎖シースの末端側面孔と流体連通する。一実施形態では、末端側面孔および基端側面孔は、専用のルーメンまたはボアによって流体的に接続する。他の実施形態では、末端側面孔および基端側面孔は、ガイドワイヤが内部に位置する閉鎖拡張器の中央ルーメンによって流体的に接続する。] [0049] 閉鎖シース262および閉鎖拡張器の末端側面孔および基端側面孔は、閉鎖シース262が血管308内に適切に位置しているときに、血液が逆流できるよう設ける。血液が閉鎖拡張器の基端側面孔から流出するとき、使用者は、血流が止まるまで、閉鎖シース262を基端方向に引く。これにより、閉鎖シース262はもはや適切な位置に配置されており、処置を続けることができる。次のステップは、閉鎖シース262を所定位置に保持しながら、閉鎖拡張器およびガイドワイヤを引き抜くことである。] [0050] 閉鎖シース262は、脈管閉鎖デバイス250を摺動可能に収容するよう寸法決めする。閉鎖シース262およびキャリアチューブ252の末端部は、テーパ付き形状にし、このテーパ付き形状は、閉鎖シース262が脈管軸線に対して20°〜45°の角度で組織の経路312を経て挿入したときに、血管308の長手方向軸線に整列するように形成する。] [0051] 閉鎖シース262を所定位置に配置した後、脈管閉鎖デバイス250を、閉鎖シース262の基端部に導入する。脈管閉鎖デバイス250は、スナップ連結、ロック、またはキャリアチューブ252と整合するまで前進するように構成する。この位置にて、脈管閉鎖デバイス250の末端部264は、閉鎖シース262の末端部から抜けて血管308内に突入する。脈管閉鎖デバイス250および閉鎖シース262は、互いに結合したとき、末端部264が血管308内に所定量突入するよう構成することに留意されたい。] [0052] 図2は、脈管位置決め部材266が血管308内に位置する状態を示す。脈管位置決め部材266は、上述したように、コアワイヤ270を基端方向に引くことにより拡張する。図3は、脈管位置決め部材266が拡張形態にある状態を示す。閉鎖シース262および脈管位置決めデバイス250は、図4に示すように、脈管位置決め部材266が穿刺部位にて脈管壁と接触するまで、患者から引き抜く。] 図2 図3 図4 [0053] このとき脈管位置決め部材266が所定位置にあるので、閉鎖シース262およびキャリアチューブ252を引き抜いて、シール材料256を組織の経路312に露出させる。図5に示すようにシール材料は、身体により加熱され溶解し始め、孔310に向かって流下し始め、穿刺経路における、また血管結合組織と皮下結合組織との間のすべての隙間を充填する。孔310を封止し、一時的止血を補助するよう、メンブレン258を支柱部材272上に設け、その結果、シール材料256が血流内に流れ込まない。シール材料256は、血液等の体液に晒される際に、立方相を形成し始める。これにより、図6に示すように、シール材料256が膨張し、血管308の孔310に隣接する組織の経路312を充填する。当然のことながら、脈管閉鎖デバイス250は、シール材料256とともに、第2の非流動性シール材料またはアンカーを使用するよう構成することができる。例えば、脈管閉鎖デバイス250は、孔310に隣接して小さなコラーゲンプラグを配置して、シール材料256が血管308に浸入するのを防ぐようにすることができる。] 図5 図6 [0054] このときシール材料256が配置され、固体または多少硬い立方相を形成しているので、次のステップは、上述の通りコアワイヤ270を用いて脈管位置決め部材266を収縮させ、脈管位置決めアセンブリ260および脈管閉鎖デバイス250の残りの部分を組織の経路312から引き抜くことである。脈管位置決めアセンブリ260はシール材料256を通過するので、使用した脈管位置決めアセンブリ260が存在していた場所の空隙を埋めるよう、膨張し、または移動する。これにより、血管308の孔は凝固作用、および組織の経路312内に位置するシール材料256により、封止される。] [0055] 図8〜11に示す脈管閉鎖デバイス250の使用方法は、図2〜7に示す脈管閉鎖デバイス250の使用方法と同様である。しかし、受動的にシール材料256が溶解し、組織の経路312を充填するのではなく、使用者は所望の量のシール材料256を有孔チューブ292から組織の経路312に注入することができる。これにより、付加的なシール材料256を配置することができる。また、使用者は有孔チューブ292を引き抜きながら、有孔チューブ292からシーリング材256を注入し、シール材料を組織の経路312全体を充填する。] 図10 図11 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 [0056] 当然のことならが、本明細書に記載した実施形態は、多くのコンポーネントを有し、また本明細書に記載した方法は、操作及び使用に関し多くのステップを有する。また、本明細書に記載した範囲から逸脱することなく、多くのコンポーネント及びステップは相当に変更することができる。] [0057] (例示的な実施形態) 本明細書に記載の主題における多数の例示的な実施形態は、以下を参照することができる。以下の実施形態は、本明細書に記載した主題の多様な特性、特徴及び有利な点を含んだ、いくつかの選択された実施形態を示したものである。よって、以下の実施形態は、全ての可能な実施形態の包括的なものと考えるべきではない。また、一実施形態の特性及び特徴は、その他の実施形態に同様に適用し得るものであり、または、多様な実施形態におけるその他の多数の特徴と組み合わせて、更なる付加的な実施形態を提供することに使用されるものであると解釈され、以下に示す特定の実施形態から(例えば、広く)変更した内容のものを説明するものである。よって、本明細書に記載の主題の任意な組み合わせが予想されるものである。] [0058] 一実施形態によれば、脈管閉鎖デバイスは、血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁に位置決めする脈管位置決め部材と、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置するシール材料と、を備え、該シール材料は、前記血管の孔を閉鎖するよう配置されたときに相変化するよう構成する。該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有してもよい。シール材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シーリング材は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シーリング材は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置されたときに立方相に変化するものとする。該脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入し、キャリアチューブを後退させ、シール材料を前記組織の経路に露出させて配置することができる。前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入し、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行ではない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するように構成することができる。前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能にする。前記脈管位置決め部材は、該脈管閉鎖デバイスの長手方向軸線に対して斜めの角度をなして延在させることができる。前記脈管位置決め部材は、該脈管閉鎖デバイスの長手方向軸線に対して約20°〜45°の角度をなして延在させることができる。前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもつチューブを有する構成とすることができ、前記チューブ部の壁部は、前記複数の切り込みが、位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張する。前記脈管位置決め部材は、バルーンを有する構成とすることができる。前記脈管位置決め部材は、弾性部材で被覆した複数の構造支持部材)を有する構成とすることができる。脈管閉鎖デバイスは、前記脈管位置決め部材が前記血管壁に隣接して位置することを知らせるインジケータを有する構成とすることができる。] [0059] 他の実施形態によれば、血管の孔を閉鎖する方法は、孔に隣接する血管壁を位置決めするステップと、および組織の管にシーリング材を配置し、該シール材料を前記血管壁から所定の距離に配置するステップとを有し、前記シール材料が、前記組織の経路に配置した状態で相変化する。該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有してもよい。前記シール材料は、37℃以下の融点をもってもよい。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記材料は、前記血管の孔に隣接して配置されたときに立方相に変化しうる。前記シール材料を配置するステップは、シール材料の被覆を除去して前記シール材料を前記組織の経路に露出させるステップを有することができる。前記シール材料を配置するステップは、前記シール材料を脈管閉鎖デバイスから前記組織の経路と平行でない方向に強制的に送出するステップを有することができる。前記血管壁を位置決めするステップは、前記血管の孔から脈管位置決め部材を挿入するステップと、該脈管位置決め部材を拡張するステップと、前記脈管位置決め部材を前記血管壁に接触するように移動させるステップと、を有することができる。前記脈管位置決め部材は、血管壁に接触する直前に、血管壁と少なくともほぼ平行にする構成とする。前記血管壁を位置決めするステップは、壁部に複数の切り込みをもつチューブを設け、前記チューブ部の壁部は、前記複数の切り込みが位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張するような脈管位置決め部材を用いて達成することができる。前記血管壁を位置決めするステップは、バルーンを有する脈管位置決め部材を用いて達成することができる。血管壁の位置を見出した時点をインジケータが知らせることができる。] [0060] 他の実施形態によれば、脈管閉鎖デバイスは、血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材と、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置するシール材料と、を有し、該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有するものとする。前記シール材料は、37℃以下の融点をもってもよい。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点をもってもよい。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点をもってもよい。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点をもってよい。前記シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置したときに立方相に変化しうるものとする。該脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入し、キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させて配置することができる。前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入し、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成することができる。前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能にする。前記脈管位置決め部材は、該脈管閉鎖デバイスの長手方向軸線に対して斜めの角度をなす方向に延在する構成とすることができる。前記脈管位置決め部材は、該脈管閉鎖デバイスの長手方向軸線に対して約20°〜45°の角度をなす方向に延在する構成とする。前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもつチューブを設け、前記チューブ部の壁部は、前記複数の切り込みが位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張する。前記脈管位置決め部材は、バルーンを有する構成とすることができる。前記脈管位置決め部材は、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を有する構成とすることができる。脈管閉鎖デバイスは、前記脈管位置決め部材が前記血管壁に隣接して位置することを知らせるインジケータを有する構成とすることができる。] [0061] 他の実施形態によれば、血管の孔を閉鎖する方法は、前記孔に隣接する血管壁を位置決めするステップと、組織の経路にシール材料を配置して、前記血管の孔を閉鎖するステップであって、該シール材料を前記壁から所定の距離に配置するステップと、を有し、前記シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有するものとする。前記材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記材料は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置したときに立方相に変化するものとする。前記シール材料を配置するステップは、前記シール材料をシール材料の被覆を除去して前記組織の経路に露出させるステップを有することができる。前記シール材料を配置するステップは、前記シール材料が脈管閉鎖デバイスから前記組織の経路に対して平行でない方向に送出するステップを有することができる。前記血管壁を位置決めするステップは、前記血管の孔から脈管位置決め部材を挿入するステップと、該脈管位置決め部材を拡張するステップと、前記脈管位置決め部材を前記血管壁に接触するように移動させるステップと、を有することができる。前記脈管位置決め部材は、血管壁と接触する直前に、血管壁と少なくともほぼ平行に延在する向きに指向するものとする。前記血管壁を位置決めするステップは、壁部に複数の切り込みをもつチューブを設け、前記チューブ部の壁部は、前記複数の切り込みが位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張するような脈管位置決め部材を用いて達成することができる。前記血管壁を位置決めするステップは、バルーンを有する脈管位置決め部材を用いて達成することができる。血管壁の位置を見出したことをインジケータが知らせるようにすることができる。] [0062] 他の実施形態によれば、脈管閉鎖デバイスは、前記脈管閉鎖デバイスから組織の経路に流出して血管の孔を閉鎖するシール材料を有し、前記脈管閉鎖デバイスは、前記組織の経路に挿入し、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成する。前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入し、また、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成する。前記脈管閉鎖デバイスは、該脈管閉鎖デバイスから前記シール材料を分注する有孔チューブを有することができ、該有孔チューブは閉鎖した末端部を有し、前記シール材料が前記組織の経路と平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防止する。前記有孔チューブは、異なるサイズの複数の孔を設けることができ、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントで分注されるシール材料の量を制御する。前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端に近づくほど大きくすることができる。前記シール材料が、前記組織の経路に配置したときに相変化するよう構成することができる。前記シール材料は、前記組織の経路に配置したときに立方相に変化できるものとする。該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有するものとし得る。前記シール材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点有するものとし得る。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点有するものとし得る。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点有するものとし得る。] [0063] 他の実施形態によれば、血管の孔を閉鎖する方法は、組織の管にシーリング材を配置して前記血管の孔を閉鎖するステップを有し、該シール材料は、該シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に脈管閉鎖デバイスから流出するように、前記脈管閉鎖デバイスから配置する。前記シール材料は、前記組織の経路と少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するようにすることができる。前記シール材料は、有孔チューブから前記組織の経路に流出するようにすることができる。前記有孔チューブは、異なるサイズの複数の孔を設けることができ、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントで分注されるシール材料の量を制御する。前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端部に近づくほど大きくすることができる。前記シール材料が有孔チューブから前記組織の経路に流出するよう、前記有孔チューブは閉鎖した末端部を設け、前記シール材料が前記組織の経路と平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防ぐ。前記シール材料が、前記組織の経路に配置されたときに相変化するように構成することができる。前記シール材料は、前記組織の経路に配置されたときに立方相に変化できるものとする。該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有することができる。前記シール材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。] [0064] 他の実施形態によれば、脈管閉鎖デバイスは、キャリアチューブと、該キャリアチューブ内に位置するシール材料とを有し、該シール材料は、組織の経路内に配置して血管の孔を閉鎖するものとし、前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させて、前記シール材料を前記組織の経路に配置するよう構成し、前記シール材料は、前記組織の経路に露出させると、前記組織の経路に流れるよう構成する。前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐためのストッパを設けることができる。前記シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有することができる。前記シール材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、前記組織の経路に配置したときに相変化する構成することができる。前記シール材料は、前記血管の孔を閉鎖するよう配置したときに立方相に変化するものとする。前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成することができる。前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を有することができる。] [0065] 他の実施形態によれば、血管の孔を閉鎖する方法は、脈管閉鎖デバイスを組織の経路内に挿入する挿入ステップであって、前記脈管閉鎖デバイスはキャリアチューブ内に位置するシール材料を有するものとした、該挿入ステップと、前記キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させるステップと、を有し、前記シール材料は、前記キャリアチューブが後退したとき前記組織の経路に流れるものとする。前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐストッパを有することができる。前記シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有することができる。前記シール材料は、37℃以下の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、約30℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シーリング材は、約34℃〜37℃の融点を有するものとし得る。前記シール材料は、前記組織の経路に配置したときに相変化するよう構成することができる。前記シール材料は、前記血管の孔を閉鎖するよう配置したときに立方相に変化する構成とする。前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成することができる。前記方法は、前記血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を有してもよい。] [0066] 他の実施形態によれば、脈管閉鎖デバイスは、血管の孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を有し、前記脈管位置決め部材が、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を有し、前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能にする。前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもって前記構造支持部材を形成するチューブにより構成し、前記チューブ部の壁部は、前記構造支持部材が位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張しうるようにする。前記脈管位置決め部材はニチノールチューブにより形成することができる。前記弾性部材はイソプレンを含んでもよい。前記脈管閉鎖デバイスは、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置されるよう構成されるシール材料を有してもよい。] [0067] 他の実施形態によれば、血管の孔を閉鎖する方法は、前記血管の孔を通過して脈管位置決め部材を挿入する挿入ステップであって、該脈管位置決め部材は、弾性部材で被覆した複数の構造支持部材を有するものとした、該挿入ステップと、前記脈管位置決め部材を拡張するステップと、前記脈管位置決め部材を前記血管壁に接触させるよう移動させるステップと、を有する。前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもって前記構造支持部材を形成するチューブにより構成することができ、前記チューブの壁部は、前記構造支持部材が位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張しうる。前記脈管位置決め部材はニチノールチューブにより形成することができる。前記弾性部材はイソプレンを含んでもよい。前記方法は、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側にシール材料を配置するステップを有することができる。] [0068] 特許請求の範囲で使用されている用語は、(例えば、広く用いられる一般的な参照辞書および/または関連する技術辞典)のような辞書で、関連する見出し語を参照することによって決められるように、(例えば、大工道具としての「plane」の定義は、飛行機などを言及するために用いられる用語「plane」の使用とは関連性がない。)、一般的かつ慣例的な意味を有するものであり、これらの出典の任意な1つまたは組み合わせにより付与される最も広い意味を特許請求の範囲の用語に与えるべきであるという理解のもと、この分野などの人間によって共通に理解される意味を有する(例えば、2以上の関連する辞書の見出しは、これら見出しの組み合わせの最も広い意味を提供すべく、組み合わせることができる。)。しかし、以下の場合は除外する。(a)用語が、一般的かつ慣例的な意味よりも拡張した態様で用いられる場合、その用語は、一般的かつ慣例的な意味に、拡張した意味を付加すべきである。または、(b)用語が、「ここでは、〜を意味するものとする」のような慣用句、または(例えば、「〜ここで、この用語は〜を意味する」、「ここに定義するように、〜」、「この開示(用語)の意味は〜」などの)類似の言語を引用することによって、異なった意味をもつと明確に規定されている場合。特定の例に言及すると、「つまり」の使用、「発明」という語の使用は、例外(b)を意味したり、引用したりされた特許請求の範囲における用語の範囲を限定することを意味しない。例外(b)を適用する状況以外では、特許請求の範囲を放棄したり、否認したりするようなものはない。特許請求の範囲で引用された主題は、任意の特定の実施形態、特徴、又はここに記載の特徴の組み合わせに対し同一の範囲を有するものではないと解釈される。このことは、本明細書に記載され説明されている特定の特徴や特徴の組み合わせを有する単一の実施形態のみについての場合にも言えることである。従って、添付の特許請求の範囲は、従来技術及び請求項の用語の一般的な意味の観点から、最も広く解釈すべきであると読まなければならない。] [0069] ここに記載の、「左」、「右」、「正面」、「後方」などの、空間又は方向を示す用語は、図面に示す主題に関するものである。しかし、本明細書に記載の主題は多様な代替的向きが想定され、したがって、そのような用語は制限要因となるものではないと理解すべきである。さらに、ここ(すなわち、特許請求の範囲および明細書)に記載されているように、「the」、「a」および「an」などは単数形または複数形を意味するものである。また、ここで使用されているように、「or」は、先行詞「either」とともに使用されない限りは(または、例えば、「xまたはyの一方のみ」のように、明らかに排他的な意味である他の類義語を除いては)、両立的なものと解釈される(例えば、「X or Y」は、xまたはyの一方または両方を意味する)。同様に、ここに記載されているように、「and/or」もまた、両立的なものと解釈される(例えば「x and/or y」は、xまたはyの一方または両方を意味する)。3種以上のグループまたはそれ以上のアイテムに対して、「and/or」または「or」を接続詞として使用する場合には、かかるグループは、単一のアイテム、全てのアイテムをまとめて、または複数のアイテムの任意な組み合わせを含むものと解釈すべきである。さらに、明細書及び請求項にて使用されている「have」と「having」「include」及び「including」は、「comprise」及び「comprising」の類義語である。] [0070] 特に明記しない限り、(特許請求の範囲ではなく)明細書にて使用されている、例えば、寸法、物理的特性などの全ての数字または表現は、「約」という用語を付加し得ることには留意されたい。少なくとも、特許請求の範囲に均等論の適用を制限するものではなく、明細書又は特許請求の範囲に記載の数字のパラメータは「約」という用語を有効数字の左方に付加し得るものであり、四捨五入等の丸める技術(rounding techniques)を適用し得るものである。その上、ここに記載の全ての範囲は、全ての部分的な範囲やここの値を包含し、特許請求の範囲を支持するものと理解すべきである。例えば、1〜10の所定の範囲は、最小値1および最大値10の間、および/またはこの範囲で包括的な、任意かつ全ての部分的な範囲または個別の値を包含し、特許請求の範囲を支持するものと理解すべきであり、つまり、1または1以上の最小値で始まり、10または10以下の最大値で終わる全ての部分的な範囲(例えば、5.5〜10、または2.34〜3.56等)または、1〜10までに任意の値(例えば、3、5.8、9.9974など)を含む。]
权利要求:
請求項1 脈管閉鎖デバイスであって、血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材と、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置するシール材料と、を備え、該シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有するものとした、脈管閉鎖デバイス。 請求項2 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点をもつものとした、脈管閉鎖装置。 請求項3 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置されたときに相変化するものとした、脈管閉鎖デバイス。 請求項4 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記シール材料は、前記血管の孔に隣接して配置されたときに立方相に変化するものとした、脈管閉鎖デバイス。 請求項5 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、該脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔へとつながる組織の経路内に挿入する構成とし、前記シール材料は、キャリアチューブを後退させて該シール材料を前記組織の経路に露出させることによって配置するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項6 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔に至る組織の経路内に挿入する構成とし、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項7 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能に構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項8 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材は、該脈管閉鎖デバイスの長手方向軸線に対して斜めに角度をなす方向に延在する構成とした、脈管閉鎖デバイス。 請求項9 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材は、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を有する構成とした、脈管閉鎖デバイス。 請求項10 請求項1に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材が前記血管壁に隣接して位置することを知らせるインジケータを備えた、脈管閉鎖デバイス。 請求項11 血管の孔を閉鎖する方法であって、前記孔に隣接する血管壁を位置決めするステップと、組織の経路にシール材料を配置して前記血管の孔を閉鎖する配置ステップであって、該シール材料が前記血管壁から所定の距離に配置する、該配置ステップと、を有し、前記シール材料は、12〜22個の炭素原子をもつ脂肪酸基を含むモノグリセリドを有するものとした、方法。 請求項12 請求項11に記載の方法であって、前記シール材料は、約27℃〜37℃の融点をもつものとした、方法。 請求項13 請求項11に記載の方法であって、前記シール材料は、前記組織の経路に配置したときに相変化するものとした、方法。 請求項14 請求項11に記載の方法であって、前記シール材料を配置するステップは、シール材料の被覆を除去して前記シール材料を前記組織の経路に露出させるステップを有する、方法。 請求項15 請求項11に記載の方法であって、前記シール材料を配置するステップは、前記シール材料が脈管閉鎖デバイスから前記組織の経路に対して平行でない方向に送出させるステップを有する、方法。 請求項16 請求項11に記載の方法であって、前記血管壁を位置決めするステップは、前記血管の孔から脈管位置決め部材を挿入するステップと、該脈管位置決め部材を拡張するステップと、前記脈管位置決め部材を前記血管壁と接触するように移動させるステップと、を有する方法。 請求項17 脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管閉鎖デバイスから組織の経路に流れて、血管の孔を閉鎖するシール材料を備え、前記脈管閉鎖デバイスは、前記組織の経路に挿入するよう構成し、また前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出るよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項18 請求項17に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項19 請求項17に記載の脈管閉鎖デバイスであって、該脈管閉鎖デバイスから前記シール材料を分注するよう構成した有孔チューブを備え、該有孔チューブは閉鎖した末端部を有し、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防ぐ構成とした、脈管閉鎖デバイス。 請求項20 請求項19に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記有孔チューブは、異なるサイズの複数の孔を有し、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントにおいて分注されるシール材料の量を制御する、脈管閉鎖デバイス。 請求項21 請求項20に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端部に近づくほど大きくなるようにした、脈管閉鎖デバイス。 請求項22 請求項17に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記シール材料は、前記組織の経路に配置されたときに相変化するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項23 血管の孔を閉鎖する方法であって、組織の経路にシール材料を配置して前記血管の孔を閉鎖するステップを有し、該シール材料は、該シール材料が前記組織の経路に対して平行でない方向に脈管閉鎖デバイスから流出するように、前記脈管閉鎖デバイスから配置する、方法。 請求項24 請求項23に記載の方法であって、前記シール材料は、前記組織の経路に対して少なくともほぼ直交する方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出する、方法。 請求項25 請求項23に記載の方法であって、前記シール材料は、有孔チューブを経て前記組織の経路に流出する、方法。 請求項26 請求項25に記載の方法であって、前記有孔チューブは、異なるサイズの複数の孔を有し、前記有孔チューブの長さに沿った、異なるポイントで分注するシール材料の量を制御する、方法。 請求項27 請求項26に記載の方法であって、前記複数の孔のサイズは、前記有孔チューブの末端部に近づくほど大きくなるようにした、方法。 請求項28 請求項23に記載の方法であって、前記シール材料は、有孔チューブを経て前記組織の経路に流出し、前記有孔チューブは閉鎖した末端部を有し、前記シール材料が前記組織の経路と平行な方向に前記有孔チューブから流出するのを防ぐ、方法。 請求項29 請求項23に記載の方法であって、前記シール材料は、前記組織の経路に配置したときに立方相に変化する、方法。 請求項30 脈管閉鎖デバイスであって、キャリアチューブと、該キャリアチューブ内に位置し、組織の経路内に配置して血管の孔を閉鎖するシール材料とを備え、前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブを後退させ、前記シール材料を前記組織の経路に露出させて、前記シール材料を前記組織の経路内に配置するよう構成し、前記シール材料は、前記組織の経路に露出したとき、前記組織の経路に流出するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項31 請求項30に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐためのストッパを備えた、脈管閉鎖デバイス。 請求項32 請求項30に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記シール材料は、前記組織の経路に配置されたときに相変化する、脈管閉鎖装置。 請求項33 請求項30に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路と平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項34 請求項30に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を有する、脈管閉鎖デバイス。 請求項35 血管の孔を閉鎖する方法であって、脈管閉鎖デバイスを組織の経路内に挿入する挿入ステップであって、前記脈管閉鎖デバイスはキャリアチューブ内に位置するシール材料を有するものとした、該挿入ステップと、前記キャリアチューブを後退させて、前記シール材料を前記組織の経路に露出させるステップと、を有し、前記シール材料は、前記キャリアチューブを後退させたときに前記組織の経路に流れる、方法。 請求項36 請求項35に記載の方法であって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記キャリアチューブと前記シール材料との間に位置し、前記キャリアチューブを後退させたときに前記シール材料が基端方向に動くのを防ぐためのストッパを有する、方法。 請求項37 請求項35に記載の方法であって、前記シール材料は、前記組織の経路に配置されたときに相変化する、方法。 請求項38 請求項35に記載の方法であって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記シール材料が前記組織の経路に対して平行でない方向に前記脈管閉鎖デバイスから流出するよう構成した、方法。 請求項39 請求項35に記載の方法であって、前記脈管閉鎖デバイスは、前記血管の孔から挿入し、該孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を有する、方法。 請求項40 脈管閉鎖デバイスであって、血管の孔に隣接する血管壁を位置決めする脈管位置決め部材を備え、前記脈管位置決め部材は、弾性部材で被覆された複数の構造支持部材を有し、また前記脈管位置決め部材は、該脈管位置決め部材が前記血管壁の内面と接触可能な拡張形態と、前記脈管位置決め部材が前記血管の孔を通り抜け可能な収縮形態との間で移行可能な構成とした、脈管閉鎖デバイス。 請求項41 請求項40に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材は、壁部に複数の切り込みをもって前記構造支持部材を形成するチューブを有し、前記チューブ部の壁部は、前記構造支持部材が位置決めされた箇所において、前記チューブが圧縮されたときに拡張する、脈管閉鎖デバイス。 請求項42 請求項40に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記脈管位置決め部材がニチノールチューブにより形成した、脈管閉鎖デバイス。 請求項43 請求項40に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記弾性部材がイソプレンを含む、脈管閉鎖デバイス。 請求項44 請求項40に記載の脈管閉鎖デバイスであって、前記孔に隣接し、かつ、前記血管の外側に配置されるよう構成したシール材料を有する、脈管閉鎖デバイス。
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