专利摘要:
映像を含む第1のコンテンツ項目と共に提示されるスポンサーによるコンテンツを選択する要求が受け取られる。映像を含む第2のコンテンツ項目が識別される。第2のコンテンツ項目に含まれた映像は、第1のコンテンツ項目に含まれた映像の少なくとも1人の視聴者により視聴されている。第2のコンテンツ項目と共に提示されたスポンサーによるコンテンツが識別されかつ選択されて、選択された第1のコンテンツ項目と共に提示される。
公开号:JP2011508567A
申请号:JP2010540783
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-10
发明作者:シュミート・バルージャ;ユシ・ジン
申请人:グーグル・インコーポレーテッド;
IPC主号:H04N7-173
专利说明:

[0001] 本開示は、概して、広告に関する。]
背景技術

[0002] オンライン映像は、成長の途上にある媒体である。オンライン映像サービスの人気は、この成長を反映している。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 広告者は、オンライン映像を、自分たちの顧客の心をとらえるための一方法として見ている。多くの広告者は、自分たちの広告に対するアクション(例えば、インプレッションおよび/またはクリックスルー)の回数を最大化することに関心がある。これを達成するために、広告者は、自分の広告に関係する映像などのコンテンツを対象として広告を行うように努力している。]
[0004] 広告者が、映像を対象として広告することを望む場合、広告者は、映像コンテンツを対象として広告することができる。例えば、映像がカテゴリに分類される場合には、広告者は、そのカテゴリに基づいた映像を対象として広告することができる。]
課題を解決するための手段

[0005] 概して、一態様では、広告は、映像と共に提示された広告を識別し、かつ識別される映像と共に提示された1つまたは複数の広告の識別を可能にする情報を含む広告提示情報のためのデータ記憶装置と、同じ視聴者により視聴された2つまたはより多くの映像の識別を可能にする映像視聴者情報のためのデータ記憶装置とを用いることにより選択される。第1の映像と共に提示される広告を選択する要求が受け取られる。映像視聴者情報のためのデータ記憶装置は、アクセスされ、第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第2の映像を識別する。広告提示情報のためのデータ記憶装置は、アクセスされ、第2の映像と共に提示された広告を識別する。識別された広告は、第1の映像と共に提示されるように選択される。]
[0006] 実施形態は、1つまたは複数の以下の特徴を含むことができる。例えば、第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第2の映像を識別することは、第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された他の映像よりも多く、第1の映像の視聴者により視聴された第2の映像を識別することを含むことができる。その広告を、第1の広告とすることができる。映像視聴者情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第3の映像を識別することができる。広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、第3の映像と共に提示された第2の広告を識別することができる。第1の映像と共に提示するための第1の広告は、第2の映像が、第3の映像よりも多くの第1の映像の視聴者により視聴されたとの判定を条件として識別することができる。]
[0007] 第2の映像および第1の映像を共に視聴した視聴者数を表わす第1の視聴者強度値(viewer-strength value)を、第2の映像に割り当てることができる。第3の映像および第1の映像を共に視聴した視聴者数を表わす第2の視聴者強度値を、第3の映像に割り当てることができる。第1の視聴者強度値および第2の視聴者強度値に基づいて、第1の映像と共に提示するための第1の広告を識別することができる。]
[0008] 第1の正規化値は、第3の映像および第1の映像を共に視聴した視聴者数を、第3の映像および第1の映像のいずれかを視聴した視聴者数で除算することにより決定することができる。第2の正規化値は、第2の映像および第1の映像を共に視聴した視聴者数を、第2の映像および第1の映像のいずれかを視聴した視聴者数で除算することにより決定することができる。第1の映像と共に提示するための第1の広告は、第2の正規化値に対する第2の視聴者強度値の比に基づいて識別することができる。第1の映像と共に提示するための第2の広告は、第1の正規化値に対する第3の視聴者強度値の比に基づいて識別することができる。選択された広告を第1の映像と共に提示することが可能になる。]
[0009] 広告を識別するためにアクセスされうる広告提示情報のためのデータ記憶装置は、広告提示のためのデータ記憶装置にアクセスして、第2の映像と共に提示された広告を識別することを含む。第1の映像と共に提示される識別された広告を選択することは、第1の映像と対応付けされた利用可能な広告スロットの数に基づき、第1の映像と共に提示される1つまたは複数の識別された広告を選択することを含むことができる。]
[0010] 広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして広告を識別することは、広告提示のためのデータ記憶装置にアクセスして、第2の映像と共に提示された広告を識別することを含むことができる。広告が第2の映像と共に提示された回数を表わす値を、識別される広告のそれぞれと対応付けることができる。第1の映像と共に提示される識別された広告を選択することは、広告が第2の映像と共に提示された回数に基づいて、第1の映像と共に提示される1つまたは複数の識別された広告を選択することを含むことができる。]
[0011] 広告は、第3の映像から抽出することもできる。広告提示情報は、抽出された広告に関する情報を反映するように修正することができ、それは、抽出された広告を、広告提示情報中の広告と照合することを含むことができる。]
[0012] 第1の映像を、選択された広告に対応付けされた広告者に対して識別することができ、また選択された広告を第1の映像と共に提示することは、広告者が選択された広告を第1の映像と共に提示することを指示した後にのみ可能にすることができる。]
[0013] 他の概略の態様では、映像を含む第1のコンテンツ項目と共に提示されるスポンサーによるコンテンツを選択する要求が受け取られる。映像を含む第2のコンテンツ項目が識別される。第2のコンテンツ項目に含まれる映像は、第1のコンテンツ項目に含まれた映像の少なくとも1人の視聴者により視聴されている。第2のコンテンツ項目と共に提示されたスポンサーによるコンテンツが識別されかつ選択されて、選択された第1のコンテンツ項目と共に提示される。諸実施形態は、上記で述べた1つまたは複数の特徴、または以下で述べる特徴のいずれかを含むことができる。]
[0014] さらに他の概略の態様では、映像の間の関係を表わすグラフを規定する情報が、コンピュータでアクセス可能な記憶装置からアクセスされる。グラフは、映像を表すノードを含み、また1つまたは複数のノードは、1つまたは複数の広告と対応付けされる。グラフは、エッジを含み、エッジは、2つの映像に接続され、かつエッジが接続される両方の映像を見た視聴者数を表わす。グラフは、エッジにより第1のノードに接続された第2のノードと対応付けされている広告に基づいて、広告を第1のノードと対応付けるために使用される。]
[0015] 実施形態は、上記で述べた1つまたは複数の特徴、および1つまたは複数の以下の特徴を含むことができる。グラフは、広告を第1のノードと対応付けるために使用することができ、それは、幅優先探索技法を用いてグラフを探索することを含む。]
[0016] 上記で述べた技術の実施形態は、方法もしくは処理、システムもしくは装置、またはコンピュータでアクセス可能な媒体上のコンピュータソフトウェアを含むことができる。1つまたは複数の実施形態の細部は、添付の図面で、また以下の説明で述べられる。他の特徴および利点は、本説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかとなろう。]
図面の簡単な説明

[0017] 映像および広告コンテンツを提供するための環境の例を示す図である。
映像の対を、その映像の対の映像を両方見た視聴者数に対応付けるデータの例を示す図である。
広告および広告者を映像と対応付けるデータの例を示す図である。
映像と共に提示される広告を選択するための例示的な処理の流れ図である。
視聴された映像に対するユーザのマッピングを示すブロック図である。
共有する視聴者に基づいて他の映像から広告を受け取る映像を示すブロック図である。
視聴した映像に対するユーザのマッピングを示すブロック図である。
共有する視聴者に基づいて他の映像から広告を受け取る映像を示すブロック図である。
広告者を映像コンテンツに対応付けるための例示的な処理の流れ図である。
例示的な汎用コンピュータを示すブロック図である。]
実施例

[0018] 図1は、コンテンツを提供するための環境100の例を示す。コンテンツ、または「コンテンツ項目」は、様々な形態の電子媒体を含むことができる。例えば、コンテンツは、テキスト、音声、映像、広告、コンフィギュレーションパラメータ、文書、インターネット上で公開された映像ファイル、テレビ番組、ポッドキャスト、映像ポッドキャスト、生中継のまたは記録されたトークショー、映像音声メール、映像会話のセグメント、および他の配信可能な資源を含むことができる。] 図1
[0019] 環境100は、広告システム102、コンテンツプロバイダ104、および1つまたは複数のユーザ装置106を含み、またはそれらと通信可能に結合され、その少なくともいくつかが、ネットワーク108を介して通信する。概して、広告システム102は、提示するためのコンテンツを、他の識別されたコンテンツと関係させることができ、かつ識別されたコンテンツと対応付けされた広告コンテンツに基づいて、関係する広告コンテンツ(「広告(ad)コンテンツ」)、または他の関係するコンテンツを提供することができる。例として、広告コンテンツを配送することへの参照が行われるが、スポンサーによるコンテンツの他の形態も含む他の形態のコンテンツ(例えば、他のコンテンツ項目の種類)を配送することができる。]
[0020] 提示されるコンテンツは、コンテンツリポジトリ116から、ネットワーク108を介して、コンテンツプロバイダ104により提供することができる。広告コンテンツは、材料を提示する前、提示中、もしくは提示後に、ネットワーク108を介して1つまたは複数のユーザ装置106に配信することができる。]
[0021] いくつかの実施形態では、広告システム102は、広告リポジトリ110と結合することができる。広告リポジトリ110は、音声および/または映像コンテンツを含む様々な種類のコンテンツと共に提示できる広告を記憶する。広告システム102は、いくつかの実施形態では、広告提示情報リポジトリ112および/または映像視聴者情報リポジトリ114と結合することもできる。]
[0022] いくつかの実施形態では、環境100は、映像または音声コンテンツ項目の特定の選択(例えば、映像または音声の1つまたは複数のセグメント)に従って、関係する広告コンテンツを識別するために使用することができる。広告システム102は、第1および第2の映像を共に視聴した視聴者数に関する情報(映像嗜好マッピングと呼ばれる)を使用し、例えば、映像視聴者情報リポジトリ114内に、映像嗜好マッピングを記憶することができる。一例では、映像コンテンツ項目は、ユーザアクセス識別子(例えば、ユーザ識別情報およびパスワードなど)を用いて、コンテンツリポジトリ116内から、コンテンツプロバイダ104を介して利用することができる。コンテンツプロバイダ104は、この例では、各ユーザにより要求された(例えば、コンテンツリポジトリ116内にある、または他のローカルな、外部の、もしくは遠隔の記憶装置内にある)映像コンテンツ項目を追跡することもできる。この情報を用いて、第1および第2の映像を共に要求した視聴者の数に関するデータを生成することができる。個々の視聴者の識別が不明なこれらの映像の対のマッピングを広告システム102と共に共有することができ、また広告のターゲットに使用するために、映像視聴者情報リポジトリ114内に記憶することができる。いくつかの実施形態では、ある映像コンテンツ項目が、(匿名であるが)特定の視聴者により視聴された回数を、映像の対のマッピングデータ中に算入することもできる。]
[0023] 映像コンテンツ項目と対応付けされた広告コンテンツに関する情報は、広告提示情報リポジトリ112内に記憶することができる。広告提示情報リポジトリ112は、例えば、個々の映像コンテンツ項目と、その映像コンテンツ項目と対応付けされた1つまたは複数の広告コンテンツ項目との間のマッピング情報を含むことができる。いくつかの実施形態では、広告は、映像コンテンツ項目内で検出され、抽出され、また知られた広告および/または広告者と照合することができる。例えば、広告の検出および抽出は、テレビ放送におけるコマーシャルセグメントの開始前に生ずる無音および/またはブランク画像を検出することにより、また映像内で繰り返される広告を検出するために、映像内の視覚的表現と音響的表現を照合することなどにより、任意の適切な手動または自動的手段を用いて実施することができる。]
[0024] 広告が抽出された後、それらは、手動および/自動的方法を用いて(例えば、映像イメージ、オーディオトラック、および/またはクローズドキャプションテキストのマシン比較、映像メタデータ識別、手動の識別、オーディオフィンガープリント技法などを用いて)、知られた広告および/または広告者と照合することができる。広告システム102内の広告抽出モジュール120は、例えば、映像コンテンツ項目から広告を抽出し、かつそれを広告リポジトリ110内に記憶された広告と照合することができる。]
[0025] いくつかの実施形態では、映像コンテンツ項目と共に適切に配置するように広告リポジトリ110から関係する広告を選択するために、または広告にマップされた映像コンテンツ項目との関連性を共有する他の映像コンテンツ項目を含めるために、映像および特定の映像を視聴したユーザと広告とを対応付ける情報を使用することができる。例えば、映像コンテンツ項目から抽出された広告は、同じ広告者から利用可能な、より最近の広告で置き換えることができる。いくつかの実施形態では、広告選択モジュール118は、広告提示情報リポジトリ112内のレコードに基づいて、広告を、映像コンテンツ項目と対応付けることができる。他の例では、第2の映像コンテンツ項目と対応付けされる1つまたは複数の広告項目を、第2の映像コンテンツ項目の視聴者がさらに、第1の映像コンテンツ項目を見ることに関心がある可能性に基づいて(例えば、映像視聴者情報リポジトリ114内の情報に基づいて)、第1の映像コンテンツ項目と共に提供することができる。広告選択モジュール118は、要求された映像コンテンツ項目に関係していると識別された1つまたは複数の映像コンテンツ項目と対応付けされる1つまたは複数の広告および/または広告者を選択することができる。選択された広告は、次いで、例えば、広告提示モジュール122により、要求された映像コンテンツ項目と共に提示することができる。いくつかの実施形態では、関係する広告は、バナー、サイドバー、またはフレームなど、提示された映像コンテンツ項目に近接して、または重畳させて配置することができる。例えば、広告提示モジュール122は、要求された映像コンテンツ項目内の広告、またはその近傍の広告を互いに関係付けることができる。]
[0026] いくつかの実施形態では、映像コンテンツ項目と共に提示するための広告の選択は、一部には、提示される映像コンテンツ項目を見ることを選択する同じ視聴者により最も高い頻度で視聴される映像コンテンツ項目を識別することにより決定することができる。例えば、犬の訓練情報を含む第1の映像を見た視聴者の一部はまた、犬の服従訓練を含む第2の映像を見ることを選択している可能性がある。第1の映像が広告を含み、また第2の映像が含んでいない場合、第2の犬の服従訓練映像には、それと共に表示または提示するために、第1の犬の訓練映像からの1つまたは複数の広告と対応付けることもできる。]
[0027] さらなる例として、第2の犬の服従映像の一部の視聴者はまた、犬の障害物競走の実演を含む第3の映像を視聴している可能性がある。第3の障害物競走映像がまた、広告と対応付けされている場合、第2の映像をさらに、第3の映像からの1つまたは複数の広告と対応付けることができる。いくつかの実施形態では、複数のソースからの広告の対応付けは、各映像の対(第1と第2、第3と第2)を共有する視聴者数に依存することができる。いくつかの例では、各映像の対を共有する視聴者数の正規化された重み付け、共有する視聴者の閾値パーセンテージ、および/または何人かの視聴者により視聴された回数による重み付けを、各映像ソースから受け取る(またはそのほかの形で対応付けされる)広告数を決定するために使用することもできる。任意の数の映像が、関係する映像に対して広告を提供することができる。]
[0028] いくつかの実施形態では、関係する映像コンテンツとの広告の対応付けに基づき、広告者に対して、映像内の広告の配置を購入するように提案することができる。映像における広告の配置を購入することの提案は、広告者に対する営業活動と呼ぶことができる。一例では、第1の野球の失敗(blooper)映像の視聴者の一部はまた、第2のスポーツの失敗映像を見ることを選択する可能性がある。第1の野球の失敗映像で提示されたスポーツドリンクの広告が飲料の広告者と対応付けされる場合、第2のスポーツの失敗映像の提示中に、スポーツドリンクの広告または他の広告を含めるように、飲料広告者に対して営業活動を行うことができる。いくつかの実施形態では、営業活動は、例えば、コンピュータベースの広告者入札システム内で自動的に適用することができる。例えば、広告者が、特定の映像コンテンツ項目に対して入札する場合、入札システムは、広告者が、映像の対と対応付けされたユーザ嗜好に基づいて入札するための1つまたは複数のさらなる映像コンテンツ項目を提供することができる。]
[0029] システム100は、図示されたものよりも多くのまたは少数の要素を含むことができ、またシステム100内の要素は、図示されたものとは異なる方法で構成することができる。いくつかの実施形態では、映像視聴者情報リポジトリ114は、コンテンツプロバイダ104により記憶することができる。例えば、コンテンツプロバイダ104は、広告コンテンツに対する要求内に、要求された映像コンテンツ項目に関連する1つまたは複数のさらなる映像コンテンツ項目を含むこともできる。コンテンツプロバイダにより提供される情報を用いて、広告選択モジュール118は、(例えば、広告提示情報リポジトリ112内の)関係する映像と対応付けされた広告を識別し、かつ広告提示モジュール122を用いて、1つまたは複数のこれらの広告を提示することもできる。いくつかの実施形態では、広告抽出モジュール120は、コンテンツプロバイダ104内に含めることができる。抽出された広告情報は、例えば、(例えば、広告提示情報リポジトリ112にデータを取り込むために)コンテンツプロバイダ104により広告システム102と共有することもできる。]
[0030] いくつかの実施形態では、「映像コンテンツ項目」とは、再生され、再現され、または復号されたとき、視覚的に感知できるコンテンツを含むコンテンツの項目である。映像コンテンツ項目は、映像データを含み、任意選択で、音声データおよびメタデータを含む。映像データは、映像コンテンツ項目が再生され、再現され、または復号されたとき、視覚的に感知できる映像コンテンツ項目中のコンテンツを含む。音声データは、映像コンテンツ項目が再生され、復号され、または再現されたとき、聴覚的に感知できる映像コンテンツ項目中のコンテンツを含む。映像コンテンツ項目は、その映像コンテンツ項目が、最終的に有形な媒体上に記憶されるかどうかにかかわらず、映像データおよび任意の付随する音声データを含むことができる。映像コンテンツ項目は、例えば、生中継のまたは記録されたテレビ番組、生中継のまたは記録された演劇またはドラマ作品、音楽映像、テレビで放映されるイベント(例えば、スポーツイベント、政治的イベント、ニュースイベントなど)、映像音声メールなどを含むことができる。同じ映像データおよび付随する音声データの異なる形態またはフォーマット(例えば、オリジナルの、圧縮された、パケット化された、ストリーム化されたなど)のそれぞれは、映像コンテンツ項目(例えば、同じ映像コンテンツ項目、または異なる映像コンテンツ項目)であると見なすことができる。映像コンテンツ項目は、画像または一連の画像として再現されうるテキストなどのテキストを含むことができる。]
[0031] 映像コンテンツは、様々な装置を用いて様々なクライアントの場所で消費することができる。様々な装置の例は、仕事の所在地または場所で使用される顧客の構内機器(例えば、コンピュータ、映像再生装置、映像機能を有するゲームコンソール、テレビまたはテレビセットトップボックスなど)、映像機能を有する移動電話、映像再生装置、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス、ゲームコンソール、車載用映像再生装置などを含む。映像コンテンツは、例えば、地上波テレビ(またはデータ)送信局、ケーブルテレビ(またはデータ)送信局、衛星テレビ(またはデータ)送信局、人工衛星経由、無線セルタワー、および映像コンテンツサーバ(例えば、ウェブキャストサーバ、ポッドキャストサーバ、映像ストリーミングサーバ、映像ダウンロードウェブサイトなど)を含む様々なソースから送信することができる。映像コンテンツは、例えば、インターネットなどのネットワークを介して、または「PSTN」(公衆交換電話網)などのテレビ電話サービスプロバイダネットワークを介して送信することができる。]
[0032] 映像コンテンツ項目はまた、多くの種類の対応付けされるデータを含むことができる。対応付けされるデータの種類の例は、映像データ、音声データ、クローズドキャプションもしくはサブタイトルデータ、トランスクリプト、コンテンツ記述(例えば、タイトル、演技者リスト、ジャンル情報、最初の上演もしくは公開日など)、関係する静止画、ユーザ供給のタグおよび格付けなどを含む。記述など、このデータのいくつかは、映像コンテンツ項目全体を指すことができるが、一方、他のデータ(例えば、クローズドキャプションデータ)は、時間を基準とし、または時刻コード化することができる。いくつかの実施形態では、時間を基準とするデータは、シーンまたはコンテンツの変化を検出するために使用して、ユーザを対象とする広告コンテンツのために、そのデータの関係する部分を決定することができる。]
[0033] いくつかの実施形態では、「音声コンテンツ項目」は、再生され、再現され、または復号されたとき、聴覚的に感知できるコンテンツの項目である。音声コンテンツ項目は、音声データ、および任意選択でメタデータを含む。音声データは、映像コンテンツ項目が再生され、復号され、または再現されたとき、聴覚的に感知されうる音声コンテンツ項目中のコンテンツを含む。音声コンテンツ項目は、音声コンテンツ項目が、有形な媒体上に最終的に記憶されるかどうかにかかわらず、音声データを含むことができる。音声コンテンツ項目は、例えば、生中継のもしくは記録されたラジオ番組、生中継のもしくは記録された演劇またはドラマ作品、音楽演奏、サウンドレコーディング、テレビで放映されるイベント(例えば、スポーツイベント、政治的イベント、ニュースイベントなど)、音声メールなどを含むことができる。音声データの異なる形態またはフォーマット(例えば、オリジナルの、圧縮された、パケット化された、ストリーム化されたなど)のそれぞれは、音声コンテンツ項目(例えば、同じ音声コンテンツ項目、または異なる音声コンテンツ項目)であると見なすことができる。]
[0034] 音声コンテンツは、様々な装置を用いて、様々なクライアントの場所で消費することができる。様々な装置の例は、仕事の所在地または場所で使用される顧客の構内機器(例えば、コンピュータ、音声再生装置、音声機能を有するゲームコンソール、テレビまたはテレビセットトップボックスなど)、音声再生機能を有する移動電話、音声再生装置、ラップトップコンピュータ、車載用音声再生装置などを含む。音声コンテンツは、例えば、地上波ラジオ(またはデータ)送信局、人工衛星経由、および音声コンテンツサーバ(ウェブキャストサーバ、ポッドキャストサーバ、音声ストリーミングサーバ、音声ダウンロードウェブサイトなど)を含む様々なソースから送信することができる。音声コンテンツは、例えば、インターネットなどのネットワークを介して、または「PSTN」(公衆交換電話網)などのテレビ電話サービスプロバイダネットワークを介して送信することができる。]
[0035] 音声コンテンツ項目はまた、多くの種類の対応付けされるデータを含むことができる。対応付けされるデータの種類の例は、音声データ、トランスクリプト、コンテンツ記述(例えば、タイトル、演技者リスト、ジャンル情報、最初の上演もしくは公開日など)、関係するアルバムをカバーする画像、ユーザ供給のタグおよび格付けなどを含む。記述など、このデータのいくつかは、音声コンテンツ項目全体を指すことができるが、一方、他のデータ(例えば、トランスクリプトデータ)は、時間を基準とすることができる。いくつかの実施形態では、時間を基準とするデータは、シーンまたはコンテンツの変化を検出するために使用して、ユーザを対象とする広告コンテンツのために、そのデータの関係する部分を決定することができる。]
[0036] 広告コンテンツは、テキスト、グラフィックス、静止画、映像、音声、音声および映像、バナー、クローラ(crawler)、(広告者のウェブサイトへのハイパーリンクを提供する広告などの)リンク、ならびに他のウェブもしくはテレビ番組編成に関係するデータを含むことができる。したがって、広告コンテンツは、その広告コンテンツが、主として、ウェブサイト、メディアプレイヤー、電子メール、テレビ番組、クローズドキャプションなどを対象としているかどうかに基づいて、異なる形でフォーマットすることができる。例えば、ウェブサイトを対象とする広告コンテンツは、ウェブブラウザ内のフレーム中に表示されるようにフォーマットすることができる。他の例では、広告コンテンツは、RSS(Real Simple Syndication)フィードで配送することができるが、あるいは広告コンテンツは、ラジオ項目(radio item)に対して(ラジオ項目の前、その間、またはその後に)配送することもできる。さらに他の例として、映像再生装置を対象とした広告コンテンツは、映像コンテンツが映像再生装置中で再生されるとき、「ストリーム中(in-stream)」に提示することができる。いくつかの実施形態では、ストリーム中の広告コンテンツは、何らかの時間期間の間、映像または音声再生装置中の映像または音声コンテンツと置き換えることができ、あるいは映像または音声コンテンツの部分の間に挿入することもできる。ストリーム中の広告は、映像の特集(feature)コンテンツに対して本編前(pre-roll)、本編後(post-roll)、または本編途中(mid-roll)に配置することができる。ストリーム中の広告は、映像、音声、テキスト、動画像、静止画、またはそれらのいくつかの組合せを含むことができる。]
[0037] 広告すなわち「広告(ad)」は、1つまたは複数の製品、サービス、アイデア、メッセージ、人々、組織体、または他の項目が識別され、販売促進される(またはその他の形で伝達される)任意の形式の伝達を指す。広告は、商用の販売促進または他の伝達に限定されない。広告は、電子的な新聞または放送で公開された公示など、公共サービスの通知、または任意の他の種類の通達とすることができる。広告は、スポンサーによるコンテンツを指す、または含むことができる。]
[0038] コンテンツプロバイダ104は、ネットワーク108を介して(例えば、ユーザ装置106により)ユーザにコンテンツを提示することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツプロバイダ104は、ウェブサーバであり、その場合、コンテンツは、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)、またはウェブページをオーサリングするために適切な任意の言語で記述されたウェブページまたは他のコンテンツを含む。概して、コンテンツプロバイダ104は、ネットワークを介してコンテンツを配信できるユーザ、ウェブ発行者、および他のエンティティを含むことができる。例えば、ウェブ発行者は、MP3音声ファイルを作成し、そのファイルを公に利用可能なウェブサーバ上にポストすることができる。いくつかの実施形態では、コンテンツプロバイダ104は、コンテンツを、知られたURL(Uniform Resource Locator)を介してアクセス可能にすることもできる。]
[0039] コンテンツプロバイダ104は、コンテンツ(例えば、記事、ディスカッションスレッド、音楽、音声、映像、グラフィックス、検索結果、ウェブページのリストなど)を求める要求を受け取ることができる。コンテンツプロバイダ104は、要求に応じて、要求されたコンテンツを、またはその他の形のサービスを取り出すことができる。広告システム102は、(例えば、必ずしも要求に応ずることなく)コンテンツを同様に同報通信することもできる。]
[0040] 広告を求める要求(すなわち、「広告要求」)は、広告システム102に送信することができる。このような広告要求は、広告スポット情報を含むことができる(例えば、所望される広告数、持続期間、適切な広告の種類など)。いくつかの実施形態では、広告要求はまた、広告を求める要求をトリガしたコンテンツ項目に関する情報を含むことができる。この情報は、コンテンツ項目それ自体、(例えば、ページ、映像ファイル、音声ストリームのセグメント、映像または音声ファイルと対応付けされるデータなど)、そのコンテンツ項目またはコンテンツ要求に対応する1つまたは複数のカテゴリもしくはトピック(例えば、芸術、ビジネス、コンピュータ、芸術-映画、芸術-音楽など)、一部もしくはすべてのコンテンツ要求、コンテンツの年数、コンテンツの種類(例えば、テキスト、グラフィックス、映像、音声、混合媒体など)、地理的位置情報などを含むことができる。]
[0041] コンテンツプロバイダ104により提供されるコンテンツは、ニュース、天気、娯楽、または他の消費可能なテキスト形式の媒体、音声媒体、または映像媒体を含むことができる。より具体的には、コンテンツは、文書(例えば、ウェブページ、プレーンテキスト文書、PDF(Portable Document Format)文書、画像)、映像もしくは音声クリップなど、様々な資源を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンテンツは、例えば、映像およびサウンド媒体を提示するフラッシュベースのコンテンツなど、グラフィックの多い、メディアリッチ(media-rich)なデータとすることができる。]
[0042] 環境100は、1つまたは複数のユーザ装置106を含む。ユーザ装置106は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、メディアプレイヤー(例えば、MP3再生装置、ストリーミング音声再生装置、ストリーミング映像再生装置、テレビ、コンピュータ、携帯機器など)、移動電話、ブラウザ機能(例えば、ウェブブラウザアプリケーション)、電子メール機能、電話手段、セットトップボックス、テレビ装置、ラジオ装置、またはネットワーク108を介して広告および他のコンテンツにアクセスできる他の装置を含むことができる。コンテンツプロバイダ104は、ユーザ装置106が、コンテンツ(例えば、ダウンロードまたはストリーミングのための映像ファイル、ダウンロードまたはストリーミングのための音声ファイルなど)にアクセスできるようにする。]
[0043] ネットワーク108は、広告システム102、コンテンツプロバイダ104、および任意の他のローカルもしくは遠隔のコンピュータ(例えば、ユーザ装置106)の間の無線もしくは有線通信を容易にする。ネットワーク108は、企業の、または安全が確保されたネットワークのすべてもしくは一部とすることができる。他の例では、ネットワーク108は、有線または無線リンクにわたるコンテンツプロバイダ104とユーザ装置106の間のVPN(仮想私設網)とすることができる。単一または連続的なネットワークとして示されているが、ネットワーク108は、ネットワーク108の少なくとも一部が、広告システム102、コンテンツプロバイダ104、および少なくとも1つのクライアント(例えば、ユーザ装置106)の間で通信を容易に行える限りにおいては、この開示の範囲から逸脱することなく、様々なサブネットまたは仮想ネットワークへと論理的に分割することができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク108は、企業、およびいくつかのローカルもしくは遠隔のクライアント106と結合された安全なネットワークとすることができる。]
[0044] ネットワーク108の例は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(広域ネットワーク)、無線電話ネットワーク、Wi-Fiネットワーク、およびインターネットを含む。]
[0045] いくつかの実施形態では、コンテンツ項目は、広告システム102により提供される1つまたは複数の広告と組み合わされる。コンテンツ項目および広告(複数可)のコンテンツを含む組み合わされた情報は、次いで、コンテンツ項目を要求した、またはユーザに提示するためにコンテンツ項目を受信するようにそれ自体構成されたユーザ装置106に向けて転送される。]
[0046] コンテンツプロバイダ104は、広告に関する情報、およびその広告をどのように、いつ、かつ/またはどこに再現すべきかに関する情報、かつ/またはその再現の結果(例えば、広告スポット、指定されたセグメント、位置、選択の有無、インプレッション時間、インプレッションの日付、サイズ、時間長、量、変換の有無など)に関する情報を、ネットワーク108を介して広告システム102に送り返すことができる。その代わりに、または加えて、このような情報は、何らかの他の手段により、広告システム102に送り返すこともできる。]
[0047] いくつかの実施形態では、コンテンツプロバイダ104は、広告媒体ならびに他のコンテンツを含む。このような場合では、広告システム102は、例えば、ユーザ装置106に対してどの広告を送るべきかを決定し、コンテンツプロバイダ104に知らせることができる。]
[0048] 図2Aは、映像の対を、その映像の対の両方の映像を見た視聴者数に対応付けるデータ200の例である。例示的なデータ200は、A、B、C、D、およびEとして識別された5つの映像に対して示されている。例示的なデータ200の5つの映像に対して、映像の対、または対と呼ぶことのできる2つの映像の可能な10個の組合せが存在する。データ200における映像の10個の対が、列210で示されている。すなわち、A-B、A-C、A-D、A-E、B-C、B-D、B-E、C-D、C-E、およびD-Eである。データ200は、列220で示されるように、各対に含まれる両方の映像を見た視聴者数を含む。対に含まれる両方の映像を視聴した視聴者の合計数はまた、その対の視聴者強度値と呼ぶこともできる。データ200内で示された情報を用いて、ユーザが第1および第2の両方の映像に関心のある可能性を識別することができる。いくつかの実施形態では、データ200は、映像視聴者情報リポジトリ114(図1)内に記憶されたデータを表している。データは、例えば、クエリーを介してアクセスできるRDBMS(関係データベース管理システム)内に記憶することができる。いくつかの実施形態では、視聴者強度値は、各視聴者が両方の映像を見た回数を量る。] 図1 図2A
[0049] 例えば、映像の対B-Dは、視聴者327899人の共通の視聴者数を共有しており(行230Aで示される)、データ200で示された可能な映像の対の組合せの最大数である。映像の対B-Dの視聴者強度値に基づけば、映像Bを楽しむ視聴者は、映像Dにも関心を持つ可能性が高く、その逆も同様である。反対に、映像の対C-Eは、行230Eで示すように、最小の共通視聴者数83224人を共有する。映像Dと映像Eを共に見た視聴者の比較的低い数を考えると、映像Dに関心を持つ視聴者が、映像Eにも関心を持つことになる可能性は少なく、その逆も同様でありうる。]
[0050] 特定の種類の映像に関心を持つ視聴者の関係は、視聴者数の統計情報として表すことができる。例えば、子供の漫画に関心を持つ視聴者は、退職投資に関係する映像に関心を持つ視聴者と比べて、異なる統計情報(例えば、若年層の統計情報)にある。広告者は、ある種の広告をある統計情報のものに対して売り出そうと試みることができる。例えば、新しい玩具に対する広告を、退職者統計情報にではなく、若年層の統計情報のものに対して提示することもできる。]
[0051] データ200を用いて、第1の映像で提示された広告を、2つの映像の視聴者の共有する関心に基づいて、第2の映像と共に提示するように選択することができる。例えば、映像Eと関連する広告を、映像Aと共に提示するように選択することができるが、それは、行230Cで示すように、映像Aと共に最大の視聴者数を共有する映像は、275921人の映像Eだからである。共有する関心値(interest value)は、いくつかの実施形態では、各視聴者が、対に含まれる両方の映像を視聴した回数で量ることができる。いくつかの実施形態では、広告は、広告提示情報リポジトリ112(図1)内に記憶された情報を用いて提示するように選択することができる。] 図1
[0052] 図2Bは、広告および広告者を映像と対応付けるデータ250の例である。例示的なデータ250は、映像との広告および広告者のマッピングと呼ぶことができる。データ250で示すように6つの広告(Ad-1からAd-6と識別される)が列260で示されており、5つの広告者(広告者1から広告者5と識別される)が列270で示されており、また4つの映像(AからDと識別される)が列280で示されている。したがって、例示的なデータ250は、5つの広告者(すなわち、広告者1から広告者5)と4つの映像(すなわち、AからD)の間の対応付け、関係、またはマッピングを示す。例えば、特定の広告者と対応付けされる特定の広告は、1つまたは複数の映像内に提示されるものとしてマップされる。データ250を用いて、特定の映像と対応付けされる広告(複数可)を特定することができる。いくつかの実施形態では、データ250は、広告提示情報リポジトリ112(図1)内に記憶されたデータを表している。データは、例えば、クエリーを介してアクセス可能なRDBMS内に記憶することができる。いくつかの実施形態では、広告提示情報は、各広告と対応付けされる広告者(データ250の列270で示される)を含まない可能性もある。各広告が特定の映像内で提示される回数はまた、いくつかの実施形態では、広告提示情報内で追跡することが可能である。] 図1 図2B
[0053] データ250を用いて、第1の映像と対応付けされる広告を、第2の映像と共に提示するように選択することができる。例えば、データ200を参照すると、映像Bと対応付けされる広告を、映像Eと共に提示するように選択することができるが、それは、映像Eを含む任意の映像の対と共に最大の視聴者数を共有する映像は、映像Bだからである。映像の対B-Eは、行230D(図2A)で示すように、325747人の視聴者を共有する。データ250は、(行290Aおよび290Bで示すように)広告Ad-1およびAd-5が、映像B内で提示されていることを示している。映像Eの提示においては、映像Bと、Ad-1およびAd-5との間の関係に基づいて、広告Ad-1およびAd-5を提示するように選択することができる。] 図2A
[0054] 他の例として、映像Eが、広告のために利用可能な3つのスロットを含む場合、第2の映像の相関を使用して、映像Eに対するさらなる広告を選択することができる。データ200によれば、映像Eと他の映像の両方の第2の最大の視聴者数は、行230C(図2A)により示されるように、275921人の共有視聴者を有する映像の対A-Eである。データ250を参照すると、行290Cおよび290Dで示されるように、Ad-2およびAd-6が、映像Aと共に示されている。この例では、Ad-2またはAd-6を、Ad-1およびAd-5と共に映像Eで提示することができる。Ad-5およびAd-6は共に、同じ広告者(例えば、広告者5)に対応付けされているため、Ad-2の選択を優先することもできる。] 図2A
[0055] いくつかの実施形態では、視聴者と映像の間の関係に関する他の種類の情報を記憶することができる。視聴者と映像の間のより複雑な関係を決定し、かつ記憶することができる。例えば、映像AおよびBを見たすべての視聴者に対して、どれだけ多くの視聴者が映像Cを見ているか、映像Dを見ているか、かつ/またはCとDを両方見ているかに関する判定を行うことができる。映像BおよびCを見たすべての視聴者に対して、どれだけ多くの視聴者が映像Aを見ているか、映像Dを見ているか、かつ/または映像Aおよび映像Dを両方見ているか。さらに、映像AおよびCを見たすべての視聴者に対して、どれだけ多くの視聴者が映像Bを見ているか、映像Dを見ているか、かつ/または映像Bおよび映像Dを両方見ているかに関する判定を行うことができる。]
[0056] いくつかの実施形態では、広告は、視聴者の嗜好の正規化された比を用いて、複数の対応付けされる映像から選択することができる。例えば、映像C、D、およびEを考えると、行230E(図2A)で示すように、映像の対C-Eは83224人の視聴者を共有し、また行230B(図2A)で示すように、映像の対D-Eは126573人の視聴者を共有する。両方の映像の対の間における視聴者の合計数に対する各映像の対の比は、重み付けされた値を提供して広告選択に適用される。映像Dと映像Eを共に見た視聴者の合計数(例えば、126573人)に、映像Cと映像Eを共に見た視聴者の合計数(例えば、83224人)を加算すると、正規化値(例えば、209797人)が得られる。正規化値は、一般に、識別された関連映像の広告スロットに広告を提供するように考慮されている映像のすべての視聴者強度値の総和である。個々の視聴者強度値は、正規化値により除算されて、比を生成することができる。C-Eの対に関しては、正規化値に対する視聴者強度値の比は、丸めて0.4とすることができる。同様に、正規化値に対するD-Eの対の視聴者強度値の比は、丸めて0.6とすることができる。映像Eと共に提示するように3つの広告を選択する場合、映像の対D-Eと対応付けされた視聴者強度値が、映像の対C-Eと対応付けされた映像強度値よりも大きく、映像Dが3つの異なる広告と対応付けされるとしても、映像Dおよび映像Cの両方に対応付けされる広告を選択するために、正規化値を使用することができる。例えば、映像Dと対応付けされる2つの広告(例えば、Ad-3およびAd-6)は、映像Cと対応付けされる1つの広告(例えば、Ad-1)と共に映像Eで提示することができる。その例は、2つの映像の対を考慮しているが、視聴者の嗜好の正規化した比を広告の選択に対して適用する場合、任意の数の映像の対を考慮することができる。] 図2A
[0057] 図3は、映像と共に提示される広告を選択するための例示的な処理300が示されている。処理300は、いくつかの実施形態では、図1で述べたシステム100により実行することができる。ステップ302で、処理300は、第1の映像と共に提示される広告を選択する要求を受け取ることにより開始する。例えば、広告システム102は、コンテンツプロバイダ104から広告要求を受け取ることもできる。広告要求は、第1の映像に関する情報(例えば、識別情報、カテゴリ、長さ、広告スロット数、映像それ自体など)を含むことができる。広告要求はまた、いくつかの実施形態では、所望の広告(複数可)に関する情報(例えば、長さ、配置、機能など)を含むこともできる。] 図1 図3
[0058] 第1の映像に関する情報を用いると、第1の映像も見た1人または複数人の視聴者により視聴された第2の映像が識別される(ステップ304)。広告選択モジュール118は、例えば、映像視聴者情報リポジトリ114内の第1の映像および1つまたは複数のさらなる映像と対応付けされた視聴者強度値を特定することもできる。第2の映像は、第1の映像と視聴者を共有するすべての映像の中で識別された最高の視聴者強度値に基づいて選択することもできる。]
[0059] 第2の映像と共に提示された広告が識別される(ステップ306)。例えば、広告選択モジュール118は、広告提示情報リポジトリ112内で、第2の映像と対応付けされた広告(複数可)を特定することもできる。任意の数の広告を、第2の映像と対応付けることができる。いくつかの実施形態では、広告と共に、その広告に対応付けされた広告者を、かつ/または広告が第2の映像内で表示された回数を識別することができる。]
[0060] 識別された広告は、第1の映像と共に提示されるように選択される(ステップ308)。例えば、選択された広告を、第2の映像と対応付けることができる。選択された広告は、他の例では、第2の映像と共に提示される広告の広告者と対応付けることができる。例えば、より最近の広告を、同じ広告者に対して利用することができる。第2の映像と対応付けされた広告を用いるのではなく、広告者と対応付けされた最近の広告を、第1の映像と共に提示するように選択することができる。第1の映像と共に提示するために、複数の広告を選択することができる。第2の映像に対応付けされた複数の広告がある場合、第1の映像と共に提示される広告を選択することは、一部には、広告者の入札価格、第1の映像内で利用可能な広告スロット、第1の映像に関する情報(例えば、キーワードの一致など)などに基づくことができる。いくつかの実施形態では、どの広告を示すべきかの選択は、広告の成功に基づくことができる。例えば、あまり成功しなかった広告に対して、より成功した広告を選択することができる。広告の成功は、例えば、販売数に基づいて、あるいは視聴者が、広告中に設けられたリンク、または広告で提供されたリンク上をクリックしてさらなる情報を取得する、または広告者のウェブサイトを視聴するなど、他の種類の反応に基づいて測定することができる。任意選択で、第1の映像と共に広告を提示することに関する広告者の承認が受け取られる(ステップ310)。いくつかの実施形態では、広告者に対して、広告をさらなる映像内で提示するために選択することを(例えば、ネットワーク108を介して)通知することができる。広告者には、例えば、第1の映像と共に提示するように異なる広告を選択する機会を与えることもできる。例えば、第2の映像に対応付けされた広告が、ウィンタースポーツへの参照を含み、季節が、現在夏である場合、広告者は、それに代えて、夏の活動への参照を含む広告を提示することを選択する可能性がある。広告者は、他の例では、識別された映像内の広告の配置に対して入札する機会が与えられうる。]
[0061] 任意選択で、第1の映像と共に選択された広告を提示することが可能になる(ステップ312)。いくつかの実施形態では、第1の映像は、第1の映像を見るときに提示するように、第2の映像から選択された広告を受け取る。例えば、第1の映像を、一定の時間期間(例えば、1週間、30日など)の間、選択された広告と対応付けることもできる。他の例では、第1の映像は、選択された広告の広告者との対応付けを取得することもでき、選択された広告を提示することが可能になる。いくつかの実施形態では、広告を提示することを可能にすることにより、広告は、識別された映像内の配置(例えば、タイムスロット、空間的な位置付け)を受け取ることもでき、広告および/または広告情報を、コンテンツプロバイダなどに転送することができる。]
[0062] いくつかの実施形態では、映像視聴者情報データ200(図2A)に記述されたレコードなどの情報は、第1の映像をすでに見た1人または複数人の視聴者により視聴されている第2の映像を識別するために使用することができる。第2の映像が識別された後、広告提示情報データ250(図2B)に記述されたレコードなどの情報を、識別された映像を1つまたは複数の広告および/または広告者と対応付けるために使用することができる。識別された第2の映像、および第2の映像と対応付けされた広告を用いて、例えば、広告システム102の広告選択モジュール118により広告を選択して、第1の映像の提示内に含めることができる。] 図2A 図2B
[0063] 処理300の諸ステップは、直線的に示されているが、ステップは、複数の通信もしくはコンピューティングセッションで、あるいはその他の形で非同期に行うこともできる。例えば、ステップ302から308を、1つのセッションで行うことが可能であり、また選択された広告は、他のセッションで広告者に提示することができ、そのセッション中に承認を受け取るようにする(ステップ310)。さらに他の通信またはコンピューティングセッションでは、広告は、第1の映像内に配置することができるか、その他の形で対応付けることもでき、あるいは広告を第1の映像視聴者に対して提示するために送信することもできる(ステップ312)。]
[0064] 図4Aは、視聴された映像に対するユーザのマッピング400を示す。4人のユーザ(ユーザA402、ユーザB404、ユーザC406、およびユーザD408として識別される)が、3つの映像(映像W410、映像X412、および映像Y414として識別される)の視聴に対してマップされる。第1のユーザA402は、実線420および422でそれぞれ示されるように、映像X412および映像Y414に接続される。線はまた、エッジとも呼ぶこともできる。第2のユーザB404は、破線424および426でそれぞれ示されるように、映像W410および映像X412に接続される。第3のユーザC406は、線428および430でそれぞれ示されるように、映像X412および映像Y414に接続される。第4のユーザD408は、線432で示されるように、映像Y414に接続される。] 図4A
[0065] マッピング400に基づいて、視聴者の共有する関心に関して、いくつかの情報を識別することができる。例えば、ユーザA402およびユーザC406はそれぞれ、映像X412および映像Y414を共に視聴している。映像X412およびY414は、共通の視聴者統計情報を共有することもできる。この場合、ユーザD408もまた映像Y414を見ているので、例えば、ユーザD408もまた、映像X412を楽しむ可能性のあることを示唆することもできる。マッピング400は、映像視聴者情報データ200(図2A)内に含まれるレコードと同様の情報から生成され視覚化されたものとすることができる。] 図2A
[0066] 図4Bは、マッピング400内のユーザと映像の間の関係を用いて、共有する視聴者に基づいて、他の映像からの広告を受け取る(またはそのほかの形で対応付けされた、もしくは関係する)映像に対するグラフ表現450を示す。ノードW410、X412、およびY414(例えば、図4Aでも示された対応する映像を表している)は、一連の線(例えば、エッジ)452により接続される。各エッジ452a、452b、および452cは、例えば、エッジ452a、452b、または452cのうちの1本により接続される両方の映像を視聴したユーザを表す。例えば、ノードW410をノードX412に接続する第1のエッジ452aは、ユーザB404を表す。ノードX412をノードY414にそれぞれが接続する第2のエッジ452bおよび第3のエッジ452cは、ユーザA402およびユーザC406を表す。] 図4A 図4B
[0067] ノードW410およびY414は、斜線が付された(shaded)円で示されている。斜線を付すことは広告と対応付けされた映像を表す。ノードX412には斜線が付されていない。点線の矢印454は、ノードY414からノードX412を指している。ノードX412およびノードY414は、2つのエッジ452bおよび452cにより接続されているため、ノードY414は、ノードX412を共有する広告に対する候補である。1つまたは複数の広告は、ノードX412で表される映像と共に提示するために、ノードY414で表される映像と対応付けされた広告から選択することができる。]
[0068] 他の実施形態では、ノードY414で示される映像と、ノードW410で表される映像は共に、ノードX412で表される映像と広告を共有することができる。例えば、ノードX412に接続されたエッジ452a、452b、および452cの合計数は3である。3つのエッジ452の3分の2(すなわち、エッジ452bおよび452c)は、ノードX412とノードY414の間で接続されるが、エッジ452の3分の1(すなわち、エッジ452a)は、ノードX412とノードW410の間で接続される。例えば、ノードX412で表される映像と共に提示される広告に対して、3つのスロットが利用可能である場合、2つの広告をノードY414で表される映像から選択することができ、また1つの広告を、ノードW410で表される映像から選択することもできる。]
[0069] 図5Aは、視聴した映像に対するユーザのマッピング500を示す。4人のユーザ(ユーザA502、ユーザB504、ユーザC506、およびユーザD508として識別される)が、4つの映像(映像W510、映像X512、映像Y514、および映像Z516として識別される)の視聴に対してマップされる。第1のユーザA502は、実線520および522でそれぞれ示された映像X512および映像Y514に接続される。第2のユーザB504は、破線524、526、および527でそれぞれ示された映像W510、映像X512、および映像Y514に接続される。第3のユーザC506は、線528および529でそれぞれ示された映像X512および映像Z516に接続される。第4のユーザD508は、線531および533でそれぞれ示された映像X512および映像Z516に接続される。] 図5A
[0070] マッピング500に基づいて、視聴者の共有する関心に関して、いくつかの情報が識別される。例えば、ユーザA502およびユーザB504はそれぞれ、映像X512および映像Y514を共に視聴している。映像X512およびY514は、共通の視聴者統計情報を共用することもできる。ユーザC506およびユーザD508はそれぞれ、映像X512および映像Z516を共に視聴している。映像X512およびZ516は、共通の視聴者統計情報を共有することもできる。マッピング500は、映像視聴者情報データ200(図2A)内に含まれるレコードと同様の情報から生成され視覚化されたものとすることができる。] 図2A
[0071] マッピング500内のユーザと映像の間の関係を用いて、図5Bは、共有する視聴者に基づいて、他の映像から広告を受け取る映像に対するグラフ表現550を示している。ノード(例えば、映像を表している)W510、X512、Y514、およびZ516は、一連の線(例えば、エッジ)552a、552b、552c、552d、および552eにより接続される。各エッジ552a、552b、552c、552d、および552eは、例えば、エッジ552a、552b、552c、552d、または552eにより接続された映像の両方を視聴したユーザを表す。例えば、ノードW510をノードX512に接続する第1のエッジ552aは、ユーザB504を表す。ノードX512をノードY514にそれぞれが接続する第2のエッジ552bおよび第3のエッジ552cは、ユーザA502およびユーザB504を表す。同様に、ノードX512をノードZ516にそれぞれが接続する第4のエッジ552dおよび第5のエッジ552eは、ユーザC506およびユーザD508を表す。] 図5B
[0072] ノードW510およびY514は、斜線が付された円として示されている。斜線を付すことは、広告と対応付けされた映像を表す。ノードX512およびZ516には斜線が付されていない。点線の矢印554aは、ノードY514からノードX512の方向を指している。ノードX512およびノードY514は、2つのエッジ552bおよび552cにより接続されているので、ノードY514は、ノードX512を共有する広告に対する候補である。1つまたは複数の広告は、ノードX512で表される映像と共に提示するために、ノードY514で表される映像から選択することができる。]
[0073] ノードX512およびノードZ516はまた、2つのエッジ552dおよび552eにより接続される。ノードX512、ノードZ516は、いずれも広告と対応付けされていないが、ノードX512で表される映像が、ノードY514(および/またはノードW510)から広告の対応付けを受け取った場合、ノードZ516で表される映像はまた、ノードX512との関係を介して、同じ広告の対応付けを継承することができる。点線の矢印554bは、ノードX512からノードZ516への継承関係を示している。どんな数の映像も、この方法で提示するために、広告の対応付けを受け取ることができる。]
[0074] 例えば、ノードZ516がまた、単一のエッジによりノードW510にも直接接続されていた場合、いくつかの実施形態では、ノードZ516で表される映像は、より強い(例えば、2つのエッジに対する1つのエッジ)接続ではあるが間接的な接続よりも、広告と関連するノードとの直接接続を介して広告を受け取ることができる。他の実施形態では、映像は、例えば、重み付けされた比のアルゴリズムを用いて、直接および間接接続の両方で、広告を受け取ることもできる。いくつかの実施形態では、間接接続は、広告を必要とする映像から開始する幅優先探索を用いることにより、かつ広告を有する映像が識別されるまで継続することにより識別することができる。]
[0075] 図6は、広告者を映像コンテンツに対応付けるための例示的な処理600の流れ図である。いくつかの実施形態では、処理600は、図1で述べたシステム100により実行することができる。処理600は、ステップ602で、映像のグループから広告を抽出することにより開始する。映像は、例えば、広告コンテンツを含むテレビ作品および/または他の映像の種類を含むことができる。任意の数の広告を、映像内に埋め込むことができる。広告は、任意の広告認識法によって特定し、かつ抽出することができる(例えば、別個の映像コンテンツ項目内に配置される)。抽出された広告は、例えば、広告リポジトリ内に記憶することができる。いくつかの実施形態では、例えば、広告が1度だけ記憶されるように、複製された広告を認識することができる。映像と、以前にその映像内に含まれていた各広告との間の対応付けは(例えば、データベース内などに)記憶される。] 図1 図6
[0076] 1組の映像を共に見た視聴者に基づいて、グループ内の映像の間の関係を表わすグラフが生成される(ステップ604)。グラフは、例えば、図4Aのグラフ表現400および図5Aの500と同様のものとすることができる。生成されたグラフは、視覚的に(表現400および500など)、または数学的に描くことができる。例えば、視聴者が、病院ドラマの第1の映像と、警察ドラマの第2の映像を共に見た場合、グラフは、病院ドラマと警察ドラマの間の関係を示す。例えば、その関係は、どれだけ多くの視聴者が、病院ドラマと警察ドラマの両方を見ているかを示すことができる。他の例では、関係はまた、個々の視聴者が、病院ドラマと警察ドラマを共に見た回数を表すこともできる。いくつかの実施形態では、グラフは、個々の映像の間の関係に加えて、またはそれに代えて、シリーズ(例えば、テレビ作品シリーズの集合体、あるシーズンのテレビ作品、または映画の三部作)の間の関係を示すことができる。] 図4A 図5A
[0077] 広告を含んでいない任意の映像に対して、広告の候補が映像のグループから選択される(ステップ606)。例えば、病院ドラマは、いずれの広告とも対応付けされていない可能性がある。病院ドラマと警察ドラマの間には関係が存在するので、警察ドラマと対応付けされた広告は、同様に病院ドラマにも関係する可能性がある(例えば、共通の視聴者統計情報を共有する)。この状況において、病院ドラマは、警察ドラマから広告候補を受け取ることができる。特定の映像に対して、任意の数の広告候補を選択することができる。]
[0078] いくつかの実施形態では、広告候補は、複数の関係する映像から選択される。例えば、ニュースパロディーの視聴者が病院ドラマも見る傾向がある場合、病院ドラマは、ニュースパロディーと病院ドラマの両方から広告候補を受け取ることができる。いくつかの実施形態では、ある映像が、広告と対応付けされた任意の他の映像との関係を共有しない可能性がある。この状況では、いくつかの実施形態では、映像は、広告候補を、広告と対応付けされた映像との関係を共有する映像から受け取ることができる。例えば、警察ドラマがまた、広告とは対応付けされていないが、警察ドラマと関係する法律ドラマが、広告と対応付けされている場合、病院ドラマは、警察ドラマとの関係を介して、法律ドラマから広告候補を受け取ることができる。他の関係の対応付けも可能である。]
[0079] 広告候補に対応付けされる広告者が決定される(ステップ608)。各広告(例えば、ステップ602において抽出された)は、広告者に対して照合が行われる。照合は、任意の手動または自動的方法で行うことができる。例えば、ロゴ認識、クローズドキャプションテキスト内の製品認識、ファイル比較などを、広告者と広告を対応付けるために使用することができる。いくつかの実施形態では、広告者は、照合のために(例えば、広告リポジトリ内の)広告を提供することができる。広告と広告者の間の関係は、例えば、RDBMS(関係データベース管理システム)内に記憶することができる。]
[0080] 広告と広告者との間の関係を用いて、候補広告と対応付けされる広告者を決定することができる。例えば、病院ドラマは、法律ドラマからの2つの広告候補を受け取ることもありうる。第1の広告候補は、例えば、せきの薬に関する情報を提供することができる。せきの薬の広告は、製薬会社の広告者に一致している可能性がある。同様に、第2の広告候補は、例えば、舞台公演に関する情報を含むことができる。舞台公演の広告は、演劇グループに一致している可能性がある。]
[0081] 最適な映像の一致が、広告者に示される(ステップ610)。広告者は、例えば、自動化されたプログラムを用いて、映像内に広告を配置することに関する入札を行うこともできる。一例では、広告者は演劇グループである。演劇グループの広告の1つは、警察ドラマと対応付けされており、かつ警察ドラマは、病院ドラマとの関係を共有するので、広告者には、広告配置に適合するものとして、病院ドラマを提示することができる。任意の数の映像を、潜在的な統計情報に適合するものとして広告者に提示することができる。]
[0082] 映像(複数可)と共に1つまたは複数の広告を提示することは、広告(複数可)と対応付けされた広告者からの指示に基づいて可能になる(ステップ612)。一例では、演劇グループは、病院ドラマと共に広告の提示を可能にすることを選択する。広告者は、いくつかの実施形態ではまた、映像と対応付けるように広告を選択することもできる。例えば、警察ドラマと対応付けされた広告が、前のシーズンに対する上演への参照を含む場合、演劇グループは、異なる広告を病院ドラマと対応付けることを選択する可能性がある(例えば、次に登場する、または現在の上演への参照を含む)。いくつかの実施形態では、広告者は、特定の映像と共に複数の広告を提示することを可能にし、または映像の提示中に、単一の広告が複数回提示されることを可能にすることができる。例えば、製薬会社の広告者は、せきの薬の広告と鎮痛薬の広告を共に病院ドラマに対応付けることを選択することができる。]
[0083] 映像と共に広告を提示することを可能にすることに加えて、いくつかの実施形態では、広告者は、広告の提示におけるガイドラインを提供することができる。例えば、広告者は、映像を提示する時間フレーム内(例えば、前、その間、その後など)、または映像を提示する視覚的なレイアウト内(例えば、バナー、クローラなど)における広告に対する位置を選択することができる。他の広告者の指示も可能である。]
[0084] 処理600に含まれる諸ステップは、いくつかの実施形態では、異なる順序で行うことができ、かつ/または1つまたは複数のステップを除外することもできる。例えば、広告者と広告の間の対応付けは、広告抽出のときに決定することもできる。他の例では、映像の間の関係は、広告抽出の前に決定することもできる。一例では、映像視聴者情報データ200内で見出されるものなどの情報は、映像の間の関係のグラフ(例えば、図4Bのグラフ450)を生成するために使用することもできる。広告提示情報データ250内で見出されるものなどの情報は、例えば、広告者に最も適合するものを提示するために使用することもできる。] 図4B
[0085] 処理600における諸ステップは、直線的に示されているが、ステップは、複数の通信もしくはコンピューティングセッションで、あるいはその他の形で非同期に行うこともできる。例えば、ステップ602から606は、1つのセッションで行うことができる。広告者が決定され、その決定された広告者に対して、選択された広告を他のセッションで提示することができる(ステップ608および610)。さらに他の通信またはコンピューティングセッションでは、広告を、映像内に配置することができる(または広告を、その他の形で、映像と共に提示することが可能になる)(ステップ612)。]
[0086] 図7は、汎用コンピュータシステム700の例の概略図である。システム700は、一実施形態による方法300に関して述べた動作に対して使用することができる。例えば、システム700は、広告システム102、コンテンツプロバイダ104、およびユーザ装置106のいずれかまたはそのすべてに含めることができる。] 図7
[0087] システム700は、プロセッサ710、メモリ720、記憶装置730、および入力/出力装置740を含む。構成要素710、720、730、および740のそれぞれは、システムバス750を用いて相互接続される。プロセッサ710は、システム700内で実行するための命令を処理することができる。一実施形態では、プロセッサ710は、シングルスレッドのプロセッサである。他の実施形態では、プロセッサ710は、マルチスレッドのプロセッサである。プロセッサ710は、メモリ720に、または記憶装置730上に記憶された命令を処理して、ユーザインターフェースに関するグラフ情報を入力/出力装置740上で表示することができる。]
[0088] メモリ720は、システム700内の情報を記憶する。一実施形態では、メモリ720は、コンピュータ読み取り可能な媒体である。一実施形態では、メモリ720は、揮発性メモリユニットである。他の実施形態では、メモリ720は、不揮発性メモリユニットである。]
[0089] 記憶装置730は、システム700のために大量記憶を提供することができる。一実施形態では、記憶装置730は、コンピュータ読み取り可能な媒体である。様々な異なる実施形態では、記憶装置730は、フロッピー(登録商標)ディスク装置、ハードディスク装置、光ディスク装置、またはテープ装置とすることができる。]
[0090] 入力/出力装置740は、システム700に対して入力/出力動作を提供する。一実施形態では、入力/出力装置740は、キーボードおよび/またはポインティングデバイスを含む。他の実施形態では、入力/出力装置740は、グラフィカルユーザインターフェースを表示するための表示ユニットを含む。]
[0091] 前述の機能は、デジタル電子回路で、またはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアで、あるいはそれらの組合せで実現することができる。装置は、プログラム可能なプロセッサによって実行するために、例えば、マシン読み取り可能な記憶装置または搬送信号など、情報担持体中で有形に実現されたコンピュータプログラム製品で実現することができ、また方法のステップは、入力データに対して操作し、かつ出力を生成することにより、前述の実施形態の機能を実現するための命令のプログラムを実行するプログラム可能なプロセッサにより行うことができる。前述の機能は、データ記憶システム、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置からデータおよび命令を受け取り、かつデータおよび命令をそれに送信するように結合された少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含む、プログラム可能なシステム上で実行可能な1つまたは複数のコンピュータプログラムにおいて実現できると有利である。コンピュータプログラムは、一定の動作を実行し、または一定の結果をもたらすために、コンピュータ中で直接または間接に使用することのできる1組の命令である。コンピュータプログラムは、コンパイルされた言語、または解釈される言語を含む任意の形式のプログラミング言語で記述することができ、それは、スタンドアロンのプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、もしくはコンピューティング環境で使用するために適切な他のユニットとして含む任意の形式で配置することができる。]
[0092] 命令のプログラムを実行するための適切なプロセッサは、例として、任意の種類のコンピュータの汎用および専用マイクロプロセッサと、単独のプロセッサもしくは複数プロセッサのうちの1つとを共に含む。概して、プロセッサは、読み取り専用メモリもしくはランダムアクセスメモリから、またはその両方から命令およびデータを受け取ることになる。コンピュータの基本的な要素は、命令を実行するためのプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリである。概して、コンピュータはまた、データファイルを記憶するための1つまたは複数の大量記憶装置を含み、またはそれと通信するように動作可能に結合されることになる。このような装置は、内部のハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気ディスク、磁気光学ディスク、および光ディスクを含む。コンピュータプログラム命令およびデータを有形に実現するために適切な記憶装置は、例として、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリ装置などの半導体記憶装置を含むすべての形式の不揮発性メモリと、内部のハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気ディスクと、磁気光学ディスクと、CD-ROMおよびDVD-ROMディスクとを含む。プロセッサおよびメモリは、ASIC(特定用途向けIC)により補足され、または組み込むことができる。]
[0093] ユーザとの対話を提供するために、諸機能は、ユーザに対する情報を表示するためのCRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタなどの表示装置と、ユーザがコンピュータに入力を行うことのできるキーボード、およびマウスまたはトラックボールなどのポインティングデバイスとを有するコンピュータ上で実現することができる。]
[0094] 諸機能は、データサーバなどのバックエンドコンポーネントを含むコンピュータシステムで、またはアプリケーションサーバもしくはインターネットサーバなどのミドルウェアコンポーネントを含むコンピュータシステムで、またはグラフィカルユーザインターフェースもしくはインターネットブラウザを有するクライアントコンピュータなどのフロントエンドコンポーネントを含むコンピュータシステムで、あるいはそれらの任意の組合せで実現することができる。システムのコンポーネントは、通信ネットワークなどのデジタルデータ通信の任意の形態または媒体により接続することができる。通信ネットワークの例は、例えば、LAN、WAN、ならびにインターネットを形成するコンピュータおよびネットワークを含む。]
[0095] コンピュータシステムは、クライアントおよびサーバを含むことができる。クライアントおよびサーバは、一般に、互いに遠隔に存在しており、通常、前述したものなど、ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバの関係は、各コンピュータ上で動作し、かつ互いにクライアント/サーバの関係を有するコンピュータプログラムにより生ずる。]
[0096] 上記では、いくつかの実施形態を詳細に述べてきたが、他の変形形態も可能である。例えば、広告システム102およびコンテンツプロバイダ104は、同じコンピュータシステム内で実現することができる。]
[0097] さらに、諸図で示した論理的な流れは、望ましい結果を達成するために、示された特定の順序、または連続する順序を必要としない。さらに、他のステップを提供することも可能であり、または前述の流れからステップを削除することもでき、また前述のシステムに他の構成要素を追加し、または前述のシステムから除くこともできる。したがって、他の実施形態も、添付の特許請求の範囲に含まれる。]
[0098] いくつかの実施形態が述べられてきた。そうではあるが、様々な修正を加えることが可能であることも理解されよう。例えば、諸ステップを再配列し、追加し、除去して、上記で示された流れの様々な形態を使用することができる。他の実施形態も、添付の特許請求の範囲に含まれる。]
[0099] 102広告システム
104コンテンツプロバイダ
106ユーザ装置、クライアント
108ネットワーク
110広告リポジトリ
112広告提示情報リポジトリ
114映像視聴者情報リポジトリ
116コンテンツリポジトリ
118広告選択モジュール
120広告抽出モジュール
122広告提示モジュール
200 映像視聴者情報データ
250 広告提示情報データ
700汎用コンピュータシステム
710プロセッサ
720メモリ
730記憶装置
740 入力/出力装置
750 システムバス]
权利要求:

請求項1
広告を選択するためのコンピュータシステムであって、映像と共に提示された広告を識別し、識別される映像と共に提示された1つまたは複数の広告の識別を可能にする情報を含む、広告提示情報のためのデータ記憶装置と、同じ視聴者により視聴された2つまたはより多くの映像の識別を可能にする、映像視聴者情報のためのデータ記憶装置と、コンピュータシステムにより実行されるとき、第1の映像と共に提示される広告を選択する要求を受け取ること、前記映像視聴者情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第2の映像を識別すること、前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第2の映像と共に提示された広告を識別すること、前記第1の映像と共に提示されるように前記識別された広告を選択すること、を含む動作をコンピュータシステムに実行させる命令と、を備えるコンピュータシステム。
請求項2
前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第2の映像を識別することは、前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された他の映像よりも多く、前記第1の映像の視聴者により視聴された第2の映像を識別することを含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項3
前記広告は第1の広告を含み、前記コンピュータシステムにより実行されるとき、前記映像視聴者情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第3の映像を識別すること、前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第3の映像と共に提示された第2の広告を識別すること、前記第2の映像が、前記第3の映像よりも多く、前記第1の映像の視聴者により視聴されたとの判定を条件として、前記第1の映像と共に提示するために前記第1の広告を識別すること、を含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項4
前記広告は第1の広告を含み、前記コンピュータシステムにより実行されるとき、前記映像視聴者情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第3の映像を識別すること、前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第3の映像と共に提示された第2の広告を識別すること、前記第2の映像および前記第1の映像を共に視聴した視聴者数を表わす第1の視聴者強度値を前記第2の映像に割り当てること、前記第3の映像および前記第1の映像を共に視聴した視聴者数を表わす第2の視聴者強度値を前記第3の映像に割り当てること、前記第1の視聴者強度値および前記第2の視聴者強度値に基づいて、前記第1の映像と共に提示するための前記第1の広告を識別すること、を含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項5
前記コンピュータシステムにより実行されるとき、前記第3の映像および前記第1の映像を共に視聴した視聴者数を、前記第3の映像および前記第1の映像のいずれかを視聴した視聴者数で除算することにより第1の正規化値を決定すること、前記第2の映像および前記第1の映像を共に視聴した視聴者数を、前記第2の映像および前記第1の映像のいずれかを視聴した視聴者数で除算することにより第2の正規化値を決定すること、前記第2の正規化値に対する前記第2の視聴者強度値の比に基づいて、前記第1の映像と共に提示するための前記第1の広告を識別すること、前記第1の正規化値に対する前記第3の視聴者強度値の比に基づいて、前記第1の映像と共に提示するための前記第2の広告を識別すること、を含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項4に記載のコンピュータシステム。
請求項6
前記コンピュータシステムにより実行されるとき、前記第1の映像と共に前記選択された広告を提示することを可能にすることを含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項7
前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして広告を識別することは、前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第2の映像と共に提示された広告を識別することを含み、前記第1の映像と共に提示されるように前記識別された広告を選択することは、前記第1の映像と対応付けされた利用可能な広告スロットの数に基づいて、前記第1の映像と共に提示されるように1つまたは複数の前記識別された広告を選択することを含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項8
前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして広告を識別することは、前記広告提示情報のためのデータ記憶装置にアクセスして、前記第2の映像と共に提示された広告を識別することを含み、前記コンピュータシステムにより実行されるとき、前記コンピュータシステムに、前記広告が前記第2の映像と共に提示された回数を表わす値を、前記識別された広告のそれぞれと対応付ける命令をさらに含み、前記第1の映像と共に提示されるように前記識別された広告を選択することは、前記広告が前記第2の映像と共に提示された回数に基づいて、前記第1の映像と共に提示されるように1つまたは複数の前記識別された広告を選択することを含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項9
前記コンピュータシステムにより実行されるとき、第3の映像から広告を抽出すること、前記抽出された広告に関する情報を反映するように前記広告提示情報を修正すること、を含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項1に記載のコンピュータシステム。
請求項10
前記広告提示情報を修正することは、前記抽出された広告を、前記広告提示情報の中の広告と照合することを含む請求項9に記載のコンピュータシステム。
請求項11
前記コンピュータシステムにより実行されるとき、選択された広告と対応付けされた広告者に対して前記第1の映像を識別し、前記広告者が前記選択された広告を前記第1の映像と共に提示することを指示した後にのみ、前記第1の映像と共に前記選択された広告を提示することを可能にすること、を含む動作を前記コンピュータシステムに実行させる命令をさらに含む請求項9に記載のコンピュータシステム。
請求項12
広告を選択するためのコンピュータで実行される方法であって、第1の映像と共に提示される広告を選択する要求を受け取るステップと、前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された第2の映像を識別するステップと、前記第2の映像と共に提示された広告を識別するステップと、前記第1の映像と共に提示されるように前記識別された広告を選択するステップと、を含む方法。
請求項13
コンピュータで実行される方法であって、映像を含む第1のコンテンツ項目と共に提示されるスポンサーによるコンテンツを選択する要求を受け取るステップと、前記第1のコンテンツ項目に含まれる映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された映像を含む第2のコンテンツ項目を識別するステップと、前記第2のコンテンツ項目と共に提示されたスポンサーによるコンテンツを識別するステップと、前記第1のコンテンツ項目と共に提示されるように前記識別されたスポンサーによるコンテンツを選択するステップと、を含む方法。
請求項14
前記第2のコンテンツ項目を識別するステップは、前記第1のコンテンツ項目の少なくとも1人の視聴者により視聴された映像よりも多く、前記第1のコンテンツ項目の映像の視聴者により視聴された映像を含む第2のコンテンツ項目を識別するステップを含む請求項13に記載の方法。
請求項15
前記スポンサーによるコンテンツは第1のスポンサーによるコンテンツ項目を含み、映像視聴者情報にアクセスして、前記第1のコンテンツ項目に含まれる前記第1の映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された映像を含む第3のコンテンツ項目を識別するステップと、スポンサーによるコンテンツ提示情報にアクセスして、前記映像を含む第3のコンテンツ項目と共に提示された第2のスポンサーによるコンテンツを識別するステップと、前記映像を含む第2のコンテンツ項目および前記映像を含む第1のコンテンツ項目を共に視聴した視聴者数を表わす第1の視聴者強度値を、前記第2の映像に割り当てるステップと、前記映像を含む第3のコンテンツ項目および前記映像を含む第1のコンテンツ項目を共に視聴した視聴者数を表わす第2の視聴者強度値を、前記映像を含む第3のコンテンツ項目に割り当てるステップと、前記第1の視聴者強度値および前記第2の視聴者強度値に基づいて、前記映像を含む第1のコンテンツ項目と共に提示するための前記第1のスポンサーによるコンテンツ項目を識別するステップと、をさらに含む請求項13に記載の方法。
請求項16
コンピュータで実行される方法であって、コンピュータでアクセス可能な記憶装置から、映像の間の関係を表わすグラフを規定する情報にアクセスするステップを含み、前記グラフはノードとエッジとを含み、前記ノードは映像を表わし、前記ノードの1つまたは複数は1つまたは複数の広告と対応付けされており、前記エッジは、2つの映像に接続され、前記エッジが接続された両方の映像を見た視聴者数を表わし、前記グラフを用いて、エッジにより第1のノードと接続された第2のノードに対応付けされている広告に基づいて、前記広告を前記第1のノードと対応付けるステップをさらに含む方法。
請求項17
前記グラフを用いて広告を第1のノードと対応付けるステップは、幅優先探索技法を用いて前記グラフを探索するステップを含む請求項16に記載の方法。
請求項18
映像を含む第1のコンテンツ項目と共に提示されるスポンサーによるコンテンツを選択する要求を受け取る手段と、前記第1のコンテンツ項目に含まれる映像の少なくとも1人の視聴者により視聴された映像を含む第2のコンテンツ項目を識別する手段と、前記第2のコンテンツ項目と共に提示されたスポンサーによるコンテンツを識別する手段と、前記第1のコンテンツ項目と共に提示されるように前記識別されたスポンサーによるコンテンツを選択する手段と、を備えるコンピュータシステム。
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