专利摘要:
直交周波数分割多重(OFDM)/直交周波数分割多元接続(OFDMA)用受信機の異なる段における、再送されたハイブリッド自動再送要求(HARQ)メッセージを合成するための方法および装置が提供される。特定のチャネルで用いるHARQ合成器の形式は、伝送信号の変調次数、合成信号に必要なビット数、およびHARQバッファのヘッドルームを含む多くの選択基準に依存する。いくつかの実施例において、異なる形式のHARQ合成器の組合せが受信機内に設計され、チャネル毎ベースで選択される。HARQ合成方式の適切な選択は、従来のHARQ合成手法と比較すると、必要なHARQバッファサイズを減少させ、合成利得を増加させることになる。 B
公开号:JP2011508488A
申请号:JP2010538209
申请日:2008-12-12
公开日:2011-03-10
发明作者:キム、ジェ・ウォー;ナナバティ、サミア;パーク、ジョン・ヒョン;ハート、ジェイムズ・ワイ.
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04L1-16
专利说明:

[0001] 本開示の実施例は、一般に、データ通信に関する。より詳細には、無線通信用のハイブリッド自動再送要求(HARQ)合成方式に関する。]
背景技術

[0002] いくつかの無線システムは、データ伝送の信頼性を改良するために誤り検出(ED)ビットおよび前方誤り訂正(FEC)ビットを伝送信号に加えた自動再送要求(HARQ)方式を採用している。受信機は、パケットが適切に復号されたか否かを決定するために、これらのEDおよびFECビットを用いることができる。復号されない場合、受信機はそのパケットを再送するように送信機へ要求する否定応答(NAK)を介して送信機へ通知する。]
[0003] いくつかの用途において、チェイス(Chase)合成が採用される。これは、誤りのあるコード化された受信データブロックが受信機の(HARQバッファ内に)に捨てられずにむしろ蓄積される。再送ブロックが受信されると、再送ブロックは先行して受信されたブロックと合成される。これは、復号成功の確率を上昇させることができる。異なる形式の合成手法は伝送パラメータに依存して、ビット誤り率性能と必要なバッファサイズに影響する。残念ながら、伝送パラメータは、特に無線チャネル間でしばしば変化する。したがって、受信機で実施される合成方式の形式が常に最適であるというわけではない。]
[0004] 本開示の実施例は、一般に、無線通信用受信機内の異なる段において、再送されたハイブリッド自動再送要求(HARQ)メッセージを合成するための異なる形式の合成器を選択することに関する。]
[0005] 本開示の特定の実施例はHARQメカニズムを用いた無線通信用受信機を提供する。本受信機は、一般に、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための少なくとも1つのバッファと、受信機処理パスに沿った第1の位置における第1の合成器と、受信機処理パスの第1の位置の下流に沿った第2の位置における第2の合成器と、制御論理とを含む。制御論理は、現在受信されるHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択するように構成される。]
[0006] 本開示の実施例はHARQメカニズムを用いる無線通信用装置を提供する。本装置は、一般に、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための手段と、受信機処理パスに沿った第1の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第1の手段と、受信処理パスの第1の位置の下流に沿った第2の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第2の手段と、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データおよび現在受信されるHARQ伝送に対する信号データと基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の手段の1つを選択するための手段とを含む。]
[0007] 本開示の特定の実施例はHARQメカニズムを用いた無線通信用プロセッサを提供する。本プロセッサによって実行される操作は、現在のHARQ伝送信号を受信すること、並びに現在受信されるHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択することを含む。第1および第2の合成器は受信機処理パスに沿って異なる位置に配置される。]
[0008] 本開示の特定の実施例は移動デバイスを提供する。本移動デバイスは、一般に、現在のHARQ伝送信号を受信するための受信機フロントエンドと、誤りのある復号メッセージを有する先行した受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための少なくとも1つのバッファと、受信機処理パスに沿った第1の位置における第1の合成器と、受信機処理パスの第1の位置の下流に沿った第2の位置における第2の合成器と、制御論理とを含む。制御論理は、現在のHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されるHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択するように構成される。]
[0009] 本開示の特定の実施例は、無線通信システムにおけるHARQ伝送信号を判読(interpret)する方法である。本方法は、一般に、現在のHARQ伝送信号を受信すること、並びに現在のHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択することを含む。前記第1および第2の合成器は受信機処理パスに沿って異なる位置に配置される。]
[0010] 本開示の特定の実施例はHARQメカニズムを用いた無線通信のための計算機プログラム製品を提供する。本計算機プログラム製品は、一般に、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための命令と、受信機処理パスに沿った第1の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第1の命令と、受信処理パスの第1の位置の下流に沿った第2の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第2の命令と、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データおよび現在受信されるHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1および第2の命令の1つを選択するための命令とを含む。]
図面の簡単な説明

[0011] 図1は本開示の特定の実施例に従う例示的無線通信システムを示す図。
図2は本開示の特定の実施例に従う無線デバイスで利用されるかもしれない種々の部品を例示する図。
図3は本開示の特定の実施例に従う、直交周波数分割多重および直交周波数分割多元接続(OFDM/OFDMA)技術を利用する無線通信システム内で用いられるかもしれない例示的送信機および例示的受信機を示す図。
図3Aは本開示の特定の実施例に従う、図3の送信機および受信機を用いたハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を示す図。
図4Aは本開示の特定の実施例に従う、HARQ伝送のための例示的送信機を示す図。
図4Bは本開示の特定の実施例に従う、HARQ伝送のための例示的受信機を示す図。
図5は本開示の特定の実施例に従う、図4Bの受信機の一例を示す図。
図6Aは本開示の特定の実施例に従う、選択された異なる合成方式を有する図5の受信機を例示する図。
図6Bは本開示の特定の実施例に従う、選択された異なる合成方式を有する図5の受信機を例示する図。
図6Cは本開示の特定の実施例に従う、選択された異なる合成方式を有する図5の受信機を例示する図。
図7は本開示の特定の実施例に従う、選択的HARQ(S−HARQ)合成のための例示的操作のフロー図。
図8は本開示の特定の実施例に従う、信号デマッピング前の合成を例示する図。
図9は本開示の特定の実施例に従う、信号デマッピング後の合成を例示する図。
図10は本開示の特定の実施例に従う、チャネル復号前の合成を例示する図。
図11は本開示の特定の実施例に従う、S−HARQ合成のための例示的操作のフロー図。
図11Aは本開示の特定の実施例に従う、図11のS−HARQ合成のための例示的操作に対応する手段のブロック図。] 図1 図10 図11 図11A 図2 図3 図3A 図4A 図4B 図5
発明の詳細な説明

[0012] 本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、上で簡単に要約したより詳細な説明は、一部が添付図面に示されている実施例への参照によってなされる。しかし、添付図面は本開示の特定の典型的な実施例のみを例示しており、したがってこれらの図面は、この説明には他の同様に有効な実施例の余地があるため、この開示の範囲を限定するものと考えられるべきではないことに注意すべきである。]
[0013] 本開示の実施例は、受信機内の、送信/再送信されたハイブリッド自動再送要求(HARQ)メッセージを合成するための異なる形式の合成器を選択するための手法およびシステムを提供する。いくつかの実施例において、異なる形式のHARQ合成器の組合せが受信機内に(異なる処理段において)設計され、チャネルベースで選択される。]
[0014] 所与の時間に特定のチャネルで用いるように選択された合成器の形式は、多くの選択基準、例えば送信信号の変調次数、合成信号に必要なビット数、およびHARQバッファの残余空き空間量(ヘッドルーム)に依存する。HARQ合成方式の適切な選択は、単一の合成器を利用する従来のHARQ合成手法と比較すると、必要なHARQバッファサイズを減少させ、合成利得を増加させることになる。]
[0015] 以下の説明は、特定ではあるが限定的ではない一方式として、チェイス合成を利用する選択的HARQ(S−HARQ)合成の特定の実施例を述べる。チェイス合成において、再送信信号は元の送信信号の複製である。しかし、当業者は、ここに説明する選択的合成の概念は、再送信信号がチャネル符号器からの新しいパリティビットを含む増加冗長(incremental redundancy)(IR)のような他の合成方式による類似の利点に対して用いられうることを認識するだろう。]
[0016] 代表的無線通信システム
本開示の方法および装置は広帯域無線通信システムに利用されうる。用語「広帯域無線」は無線、音声、インターネット、および/または、所与の領域上でのデータネットワークアクセスを提供する技術を指す。]
[0017] マイクロ波アクセスのための世界規模相互運用(Worldwide Interoperability for Microwave Access)を表すWiMAXは、長距離の高スループット広帯域接続を提供する規格ベースの広帯域無線技術である。現在、WiMAXには2つの主要な用途、すなわち固定WiMAXおよびモバイルWiMAXがある。固定WiMAXの用途は、例えば家庭およびビジネスへの広帯域アクセスを可能にする1対多点である。モバイルWiMAXは広帯域の速度でセルラーネットワークの完全なモビリティを提供する。]
[0018] モバイルWiMAXはOFDM(直交周波数分割多重)とOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づく。OFDMは、最近種々の高データレート通信システムに広く用いられるようになったディジタルマルチキャリア変調技術である。OFDMを用いて、1つの送信ビットストリームは複数の低速サブストリームに分割される。各サブストリームは、複数の直交副搬送波の1つで変調され、複数の並列サブチャネルの1つで送られる。OFDMAは、ユーザが異なる時間スロットの副搬送波を割り当てられる多元接続技術である。OFDMAは、多くのユーザを種々の用途、データレートおよびサービス品質の要求事項に適応させることができるフレキシブルな多元接続技術である。]
[0019] 無線インターネットおよび通信における急速な成長により無線通信サービスの分野で高データレートに対する要求が増加してきた。現在、OFDM/OFDMAシステムは、最も有望な研究領域の1つとして、および次世代無線通信の主要技術と見なされる。これはOFDM/OFDMA変調方式が、通常の単一搬送波変調方式よりもすぐれた変調効率、スペクトル効率、柔軟性、強いマルチパス耐性などの多くの利点を提供できるという事実に起因する。]
[0020] IEEE 802.16xは、固定およびモバイル広帯域無線アクセス(BWA)のための無線インタフェースを定めるためにできた標準化機関である。IEEE 802.16xは2004年5月に固定BWAシステムのための”IEEE P802.16 REVd/D5−2004”を承認し、2005年10月にモバイルBWAシステムのための”IEEE P802.16e/D12 Oct. 2005”を発行した。それらの2つの規格は4つの異なる物理層(PHY)および1つのメディアアクセス制御(MAC)層を定義した。この4つの物理層のOFDMおよびOFDMA物理層は固定およびモバイルBWA領域でそれぞれ最も普及している。]
[0021] 図1に無線通信システム100の例を示す。無線通信システム100は広帯域無線通信システムである。無線通信システム100は各々が基地局104のサービスを受ける多数のセル102に対して通信を提供する。基地局104は、ユーザ端末106と交信する固定局である。基地局104は、代替的にアクセスポイント、ノードB、または他の用語で呼ばれる。] 図1
[0022] 図1はシステム100全体にわたって分散された種々のユーザ端末106を表示する。ユーザ端末106は、固定(すなわち静止)または移動である。ユーザ端末106は、代替的にリモート局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器などと呼ばれる。ユーザ端末106は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなどのような無線デバイスである。] 図1
[0023] 無線通信システム100における基地局104とユーザ端末106間の伝送に種々のアルゴリズムおよび方法が用いられる。例えば、OFDM/OFDMA技術に従って、基地局104とユーザ端末106間で信号が送信および受信される。この場合、無線通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれる。]
[0024] 基地局104からユーザ端末106への伝送を支援する通信リンクはダウンリンク108と呼ばれ、ユーザ端末106から基地局104への伝送を支援する通信リンクはアップリンク110と呼ばれる。あるいはまた、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれ、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれる。]
[0025] セル102は複数のセクタ112に分割される。セクタ112はセル102内の物理的なカバレッジエリアである。無線通信システム100内の基地局104はセル102の特定のセクタ112内に電力の流れを集中させるアンテナを利用する。そのようなアンテナは指向性アンテナと呼ばれる。]
[0026] 図2に無線デバイス202で利用される種々の部品を示す。無線デバイス202は、ここに説明する種々の方法を実施するように構成されるデバイスの一例である。無線デバイス202は、基地局104またはユーザ端末106である。] 図2
[0027] 無線デバイス202は無線デバイス202の操作を制御するプロセッサ204を含む。プロセッサ204は中央演算処理装置(CPU)とも呼ばれる。読み出し専用メモリー(ROM)およびランダムアクセスメモリー(RAM)の双方を含みうるメモリー206は、プロセッサ204へ命令およびデータを出力する。また、メモリー206の一部分は不揮発性のランダムアクセスメモリー(NVRAM)を含みうる。プロセッサ204はメモリー206内に格納されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリー206内の命令はここに説明する方法を実施するように実行可能である。]
[0028] 無線デバイス202は、無線デバイス202と遠隔地間でデータの送信および受信ができるような送信機210および受信機212を含む筐体208を含む。送信機210および受信機212は送受信機214として統合される。アンテナ216は筐体208に取り付けられ、電気的に送受信機214に接続される。無線デバイス202は、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、および/または複数のアンテナを含む。]
[0029] また、無線デバイス202は送受信機214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化しようとするときに用いられる信号検出器218を含む。信号検出器218は、総エネルギー、擬似雑音(PN)チップあたりのパイロットエネルギー、パワースペクトル密度、および他の信号のような信号を検出する。また、無線デバイス202は信号処理に用いるためのディジタル信号プロセッサ(DSP)220を含む。]
[0030] 無線デバイス202の種々の部品はバスシステム222によって互いに接続される。これはデータバスに加えて、電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含む。]
[0031] 図3にOFDM/OFDMAを利用する無線通信システム100の中で用いられる送信機302の一例を示す。送信機302の複数の部分は無線デバイス202の送信機210において実施される。送信機302は、ダウンリンク108でデータ306をユーザ端末106へ送信するために基地局104内で実施される。また、送信機302は、アップリンク110でデータ306を基地局104へ送信するためにユーザ端末106内でも実施される。] 図3
[0032] 送信されるデータ306は直列−並列(S/P)変換器308への入力として提供されていることを示す。S/P変換器308は送信データをN個の並列データストリーム310に分割する。]
[0033] 次に、N個の並列データストリーム310はマッパ312の入力として提供される。マッパ312はN個の並列データストリーム310をN個のコンステレーション点にマッピングする。このマッピングは、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、直交振幅変調(QAM)などのようないくつかの変調コンステレーションを用いてなされる。したがって、マッパ312は、各シンボルストリーム316が逆高速フーリエ変換(IFFT)320のN個の直交副搬送波の1つに対応するN個の並列シンボルストリーム316を出力する。これらのN個の並列シンボルストリーム316は周波数領域で表される。またIFFT部品320によってN個の並列時間領域サンプルストリーム318へ変換される。]
[0034] ここで、用語に関する注記を簡潔に述べる。周波数領域のN個の並列変調は周波数領域のN個の変調シンボルに等しい。これらのシンボルは周波数領域のN個のマッピング後のN点IFFTに等しく、これは時間領域の有効な1OFDMシンボルに等しく、有効な1OFDMシンボルは時間領域のN個のサンプルに等しい。時間領域の1つのOFDMシンボルNsはNcp(OFDMシンボル当たりのガードサンプル数)+N(OFDMサンプル当たりの有効サンプル数)に等しい。]
[0035] N個の並列時間領域サンプルストリーム318は並列直列(P/S)変換器324によりOFDM/OFDMAシンボルストリーム322に変換される。ガード挿入部品326はOFDM/OFDMAシンボルストリーム322内の連続したOFDM/OFDMAシンボルの間にガード区間を挿入する。次に、ガード挿入部品326の出力は無線周波数(RF)フロントエンド328により所望の送信周波数帯にアップコンバートされる。次に、アンテナ330はその結果得られた信号332を送信する。]
[0036] さらに、図3にOFDM/OFDMAを利用する無線通信システム100の中で用いられる受信機304の一例を示す。受信機304の複数の部分は無線デバイス202の受信機212において実施される。受信機304はダウンリンク108で基地局104からデータ306を受信するためにユーザ端末106で実施される。また、受信機304はアップリンク110でユーザ端末106からデータ306を受信するために基地局104でも実施される。] 図3
[0037] 図では送信信号332は無線チャネル334上を進行している。信号332′がアンテナ330′によって受信されると、受信信号332′はRFフロントエンド328′によってベースバンド信号にダウンコンバージョンされる。次に、ガード除去部品326′はガード挿入部品326によってOFDM/OFDMAシンボル間に挿入されたガード区間を除去する。]
[0038] ガード除去部品326′の出力はS/P変換器324′へ送られる。S/P変換器324′はOFDM/OFDMAシンボルストリーム322′を、各々がN個の直交副搬送波の1つに対応するN個の並列時間領域シンボルストリーム318′に分割する。高速フーリエ変換(FFT)部品320′はN個の並列時間領域シンボルストリーム318′を周波数領域へ変換し、N個の並列周波数領域シンボルストリーム316′を出力する。]
[0039] デマッパ312′はマッパ312によって実行されたマッピング操作の逆を実行し、その結果、N個の並列データストリーム310′を出力する。P/S変換器308′はN個のデータストリーム310′を合成して単一のデータストリーム306′にする。理想的には、このデータストリーム306′は送信機302への入力として提供されたデータ306に一致する。]
[0040] 代表的HARQ伝送
基地局104とユーザ端末106間の通信の信頼性を増加させるために、システム100の1つ以上のセル102はHARQ誤り制御方法を利用する。図3AにHARQ伝送の基本的なシーケンスを示す。基地局104などの送信機(TX)302はアンテナ330を介してHARQメッセージを含む最初の信号s(1,t)を放送する。ユーザ端末106のような無線デバイス202の中に含まれる受信機(RX)304のアンテナ330′は放送された最初の信号をある電力(p(1))1/2を有する受信信号r(1,t)として受信する。] 図3A
[0041] 最初の受信信号r(1,t)は受信機304で処理され、復号される。メッセージ復号の際、データペイロードに対して生成された誤り訂正ビット(例えば、チェックサム)はメッセージ内で送られた誤り訂正ビットと比較される。生成された誤り訂正ビットと送信された誤り訂正ビットが整合することは、復号されたメッセージが正しいことを示し、一方不整合は復号されたメッセージの1つ以上のビットに誤りがあることを示す。]
[0042] 復号されたメッセージに誤りがある場合、受信機304は否定応答(NAK)信号を送信機302へ送り返す。チェイス合成を想定すると、送信機302は、NAK信号を受信すると、q番目(図の例ではq=2)の繰り返しに対して、HARQメッセージを含む同じ信号s(q,t)を再送する。この手順は復号されたメッセージが正しく、また受信機304が受信に成功し正しいHARQメッセージを復号したことを示すACK信号を(q=Nqにおいて)送信機302に送信するまで繰り返される。]
[0043] 図4AにHARQ伝送を採用するいくつかの実施例のための送信機302の例示的ブロック図を示す。OFDMまたはOFDMAが利用されると想定すると、HARQメッセージは符号器402で符号化される。符号化されたビットは信号マッピングブロック404で、所望のディジタル変調方式に従って、例えばコンステレーション図を用いてマッピングされる。] 図4A
[0044] 副搬送波割当ブロック406において、マッピングされた信号はコンステレーション図におけるそれらの位置に従って指定された副搬送波に割り当てられる。通常、この指定された副搬送波は、時間軸に沿っていくつかのシンボルにわたって分散される複数の副搬送波、および周波数軸にわたるいくつかの副搬送波を含む。副搬送波信号はIFFTブロック408で逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いて時間領域に変換される。この変換された信号は送信回路410およびアンテナ330を用いて無線チャネル334で送信される。]
[0045] 図4Bに特定の実施例における送信信号を受信できる受信機304のブロック図を示す。アンテナ330′は、送信機302からの送信信号を受信し、それをRFフロントエンド412へ送る。RFフロントエンド412は送信信号を受信し、それをディジタル信号処理のために用意する適切な回路、例えば自動利得制御(AGC)、高速フーリエ変換(FFT)ブロック、チャネル推定器、およびキャリア対干渉雑音比(CINR)推定器を含む。] 図4B
[0046] 次に、RFフロントエンド412からの信号は、信号の復調および再送信メッセージのためになされる必要がある任意のHARQ合成のために信号処理ブロック414へ送られる。したがって、信号処理ブロック414は、副搬送波割当解除(deallocation)、信号デマッピング、HARQ合成および信号加重のための任意の適切な回路を含む。処理された信号は、信号処理ブロック414からチャネル復号器416へ送られる。チャネル復号器はデマッピングされHARQ合成された符号化されたビットを復号し、復号されたHARQメッセージを出力し、さらにメッセージが正しく復号されたかどうかを見るために誤りビットをチェックする。]
[0047] いくつかの実施例において、RFフロントエンド412の複数の部分、信号処理ブロック414、および/またはチャネル復号器416はディジタル信号プロセッサ(DSP)で実施されてもよい。DSPは、信号デマッピング、HARQ合成、およびチャネル復号のような任意の適切な上記機能を実行するための論理を含みうる。]
[0048] 代表的選択的HARQ合成方式
上述したように、本開示の特定の実施例は、例えば受信機の信号処理ブロック414の異なる処理段で実施される異なるHARQ合成器の選択をする。例えば、合成器の一形式は信号デマッパの前に配置され、形式A合成器と呼ばれる。別の形式の合成器は信号デマッパの後ろに配置され、形式B合成器として考察される。第3の形式の合成器はチャネルデコーダ416の直前に配置され、形式C合成器と呼ばれる。特定の実施例に依存して、HARQ伝送のためのOFDM/OFDMA受信機は形式A、形式B、および/または形式C合成器の組合せを含む。これらの合成器の各形式は、以下にさらに詳細に説明される。]
[0049] 受信機304は、ある場合には、所与の無線チャネルに対してどの形式の合成器が用いられるかを選択するための論理を含むだろう。そのような選択的HARQ(S−HARQ)合成方式において、1つ以上のHARQ合成器はHARQバッファを共有する。または各HARQ合成器はそれ自身のバッファを持つ。例えば、選択されない合成器は、効果的に動作不能にされ、別の信号経路によってその合成器はバイパスされる。]
[0050] 特定のHARQチャネルのための合成器の選択は種々の基準、例えば送信信号の変調次数およびHARQの(複数の)バッファのヘッドルームに依存する。例えばHARQ伝送が高次の変調次数(例えば256点直交振幅変調(256−QAM)、64−QAM、または16−QAM)を用いる場合、形式A合成器が選択される。HARQ伝送が中程度の変調次数(例えば、16−QAMまたは4位相偏移変調(QPSK))を用いる場合、形式B合成器が選択される。HARQチャネルが低い変調次数(例えば、QPSKまたは2位相偏移変調(BPSK))、の伝送に関係している場合、形式Bまたは形式Cの合成器が選択される。]
[0051] 上記の例によって述べたように、ある変調次数に対して異なる形式のHARQ合成器がいくらかオーバラップしている。合成器選択のための別の基準は、各形式の合成器に対して合成された信号に必要なビット数である。これはバッファ空間の消費に影響を与える。S−HARQ合成方式は、通常の合成方式に較べると、改善された合成利得を提供しつつ必要なHARQバッファサイズを顕著に減少させる。]
[0052] 図5に本開示の特定の実施例に従って、S−HARQ合成を実行できる、異なる処理段階に配置された複数の合成器を備えた受信機のブロック図500を示す。異なる実施例は、異なる処理段階において異なる形式の合成器の異なる組合せを有して。これらは単一のHARQバッファまたは複数のHARQバッファを共有する。] 図5
[0053] 例示した実施例において、受信機は形式A合成器502、形式B合成器504、形式C合成器506、およびこれら3つの合成器に共通の単一のHARQバッファ508を含む。例示した実施例において、形式A合成器502は信号デマッパ510の前に配置され、一方形式B合成器504は信号デマッパ510の直後に配置される。形式C合成器506はチャネル復号器416の直前に配置される。]
[0054] S−HARQ合成方式のための以下の説明は、受信機304がq番目のHARQメッセージを受信中であり、q番目のHARQメッセージを受信する前に既にq−1個のHARQメッセージを受信したと仮定する。q番目のHARQメッセージに関しては、送信機302は、時間領域で特性h(q,t)を有する無線チャネルhを通じた送信のために信号s(q,t)を放送する。受信機304は送信信号を受信する。この信号の振幅は]
[0055] である。ここでp(q)はq番目の受信の測定電力、n(q,t)は付加雑音項である。]
[0056] 受信機304のRFフロントエンド412は、受信信号の利得に対するAGC512を含み、AGC512の出力のすべての信号が同じ振幅を有するようにする。AGC512のためのフィードバックおよび制御として、RFフロントエンド412はAGC512の出力からのp(q)を測定するために電力測定回路514を含む。AGC512の調整された出力は正規化された信号r(q,t)と考えられる。]
[0057] また、RFフロントエンド412は正規化された受信信号r(q,t)を時間領域から周波数領域に変換するためにFFTブロック516を含む。FFTブロック516の出力はRfft(q,i,n)=fft(r(q,i,n))である。ここで、NfftはFFT点の数、i番目のOFDMシンボルについてi=・・・,sym(i−1),sym(i),sym(i+1),・・・、n=1,2,・・・,Nfft、t=1,2,・・・,Nfftである。図5に示すように、FFTブロック516は、信号Rsc(q,u)を形成するために、変換された信号から副搬送波を割当解除するための副搬送波割当解除ブロックを含む。ここでu=1,2,・・・,Nu、Nuは割り当てられたすべての副搬送波の数である。] 図5
[0058] さらに、Rfft(q,i,n)信号またはRsc(q,u)信号はチャネル推定器(CE)518へ送られる。CE518は対応する副搬送波およびシンボルに対するチャネルを推定する。CE518の出力は、Hp(q,i,n)または、CE518が副搬送波割当解除ブロックを含む場合は図示のようにHsc(q,u)である。Rfft(q,i,n)信号またはRsc(q,u)信号は、キャリア対干渉雑音比(CINR)推定器520へ送られる。CINR推定器520はq番目の信号に対する信号電力(Psignal(q))、干渉電力(Pinterference(q))、雑音電力(Pnoise(q))、およびCINR(q)を推定する。また、CINR推定器520は、図示するように合成CINRc(q)を計算する。]
[0059] 加重計算器522は、例えば電力測定回路514で測定される電力p(q)、またはCINR推定器520で測定されるCINR(q)に基づいて、q番目のHARQ信号に対する加重係数F(q)を計算する。電力加重係数が計算される場合、F(q)はq番目のHARQ信号の電力と最初のHARQ信号p(1)または予め定められた電力ppdとの比である。加重係数は、数式では以下のように表される。]
[0060] F(q)=p(q)/p(1)またはF(q)=p(q)/ppd
CNIR加重係数が計算される場合、F(q)はq番目のHARQ信号のCINRと最初のHARQ信号のCINR(1)または予め定められたキャリア対干渉雑音比CINRpdとの比である。数式では加重係数は以下のように表される。]
[0061] F(q)=CINR(q)/CINR(1)またはF(q)=CINR(q)/CINRpd
加重計算器522によって計算されるような加重係数の目的は、合成前に、q番目のHARQ信号の電力またはCINRを、先行して受信された他のHARQ信号と等しくすることである。加重係数を用いることによって、受信信号の電力に影響しうる再送信間の無線チャネルにおける雑音または変化は、HARQ合成に影響を与えないだろう。加重係数の使用は以下にさらに詳細に説明される。]
[0062] 特定の受信機304について、最大Nharqch個のHARQチャネルがあり、各HARQチャネルは最大Nharqrt回再送される。Nharqrtが大きく、不適当な形式の合成器が選択される場合、HARQバッファ508は急速に空き領域を使い果たす。合成器の方式選択のためのアルゴリズムは、バッファ空き領域を節約しようとするとき、この状況を考慮するように設計される。]
[0063] 例えば、HARQメッセージ/チャンネル管理器524は、復号されるHARQチャネルおよびそのチャネルに関係づけられた変調次数Nmodを(例えば、チャネル番号によって)決定し、これらをHARQバッファ508に接続されたS−HARQバッファ制御器526へ出力する。変調次数NmodはBPSKに対しては1、QPSKに対しては2、16−QAMに対しては4、64−QAMに対しては6、および256−QAMに対しては8に等しい。S−HARQバッファ制御器526は、チャネル番号および変調次数を用いてHARQバッファ508のヘッドルームを決定し、これらに基づいて、適切な形式のHARQ合成器を以下の説明に従って選択する。]
[0064] 選択された合成器の形式は、S−HARQ合成方式においてはチャネル毎である。したがって、任意の所与の合成器について、いったん合成器の形式が選択されると、いかなる後続の再送メッセージも同じ形式の合成器が用いられる。]
[0065] 異なる形式のHARQ合成器間の選択は、多くの選択基準に依存し、また必要なバッファサイズと性能間のトレードオフを含む。各HARQチャネルに対応する変調次数および各HARQ合成器形式のビット幅を考察することによって、必要なバッファサイズは減少される。]
[0066] 一般に、BPSKのような低次の変調次数については、必要なバッファサイズは、形式Cから形式B、形式Aへと増加する傾向にあり、形式Aは形式Bよりも顕著に大きいバッファを必要とする。(すなわち、ReqBufSizeType−C<ReqBufSizeType−B≪ReqBufSizeType−A)。256−QAMのようなより高次の変調次数については、必要なバッファサイズは、一般に、形式Aから形式B、形式Cへと増加する傾向にある。(すなわち、ReqBufSizeType−A<ReqBufSizeType−B<ReqBufSizeType−C)。]
[0067] しかし、低次の変調次数および高次の変調次数双方に対するビット誤り率(BER)性能は通常形式Aで最良であり、以下形式B、次に形式CHARQ合成器と続く。言い換えれば、BER、または電気雑音によるビット誤判読の尤度は形式A HARQ合成器で最低である(すなわち、BERType−A<BERType−B<BERType−C)。これらの傾向をすべて考慮して、HARQバッファ制御器526は、一般に、高次の変調次数の伝送に形式A合成器502を、中程度の変調次数の伝送に形式B合成器504を、低次の変調次数の伝送に形式C合成器506を選択する。]
[0068] また、利用可能なバッファのヘッドルームは、S−HARQ合成方式に従ってどの形式のHARQ合成器を用いるかを決定するための選択基準の要素である。例えば、HARQバッファ制御器526は、サポートされるHARQチャネルの総数およびバッファ508の残余空き空間量を、所与のチャネルに対する適切なHARQ合成器を選択するために考慮する。]
[0069] 図6A乃至6Cに異なる形式の合成器が選択されている受信機304を通した信号処理フローを示す。図6Aでは形式A合成器502が選択され、図6Bでは形式B合成器504が選択され、図6Cでは形式C合成器506が選択される。また、図6A乃至6Cに、合成したHARQ信号を格納するために必要なバッファサイズにおける、異なる形式の合成器間の相対的な差を図示する。] 図6A 図6B 図6C
[0070] 図6Aに示すように、形式A合成器502が特定のチャネルに対して選択される場合、HARQ合成はデマッピング前の、シンボルレベルでなされる。HARQ合成された信号RA(q,u)を生成しようとするときに復号されたメッセージが正しくなかった場合には、q番目の受信信号について、Rsc(q,u)は先行のHARQ受信からの割当解除された副搬送波信号RA(q−1,u)と合成される。また、CE518の出力Hsc(q,u)は、HARQ合成されたチャネル推定信号CA(q,u)を生成しようとするときに、先行のHARQ受信からのチャネル推定信号CA(q−1,u)と合成される。後で形式A合成器502をより詳細に説明する。] 図6A
[0071] 形式A合成器502がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、FFTブロック516およびCE518の出力は、形式AHARQ合成に対して先行のHARQ受信からのバッファに格納された信号RA(q−1,u)およびCA(q−1,u)と、ほとんどの場合、合成されない。代わりに、図6Bおよび6Cに例示するように、FFTブロック516およびCE518の出力は形式A合成器502を迂回しまたは無変化で通過し、RA(q,u)=Rsc(q,u)およびCA(q,u)=Hsc(q,u)となる。] 図6B
[0072] q番目の繰り返しに対する復号されたHARQメッセージに誤りがあり、そのために別の再送信を提案する場合、合成された信号RA(q,u)およびCA(q,u)はHARQバッファ508に保存される。いくつかの実施例において、合成された信号RA(q,u)およびCA(q,u)はHARQバッファ508のメモリー空間を節約しようとするときには以前に格納された信号を置き換える。形式A合成器502がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、合成された信号RA(q,u)およびCA(q,u)はHARQバッファ508に保存される必要はない。]
[0073] RA(q,u)およびCA(q,u)信号は復調/LLR(対数尤度比)ブロック528に入力される。信号デマッパ510において、RA(q,u)信号は、例えば、特定のチャネルに関係づけられた変調形式に対するコンステレーション図に従ってデマッピングされる。信号デマッパ510の出力はデマッピングされた信号Rm(q,b)である。ここで、b=1,2,・・・,Nb、NbはHARQメッセージに対する符号化されたビット数、Nb=NuNmodである。チャネル状態情報(CSI)は特定のチャネルに対する信号デマッパ510で行われる対応する信号デマッピングに従ってCSI配列器(arranger)530において配列される。CSI配列器530は、入力としてCA(q,u)を受け入れ、配列されたCSI信号Cm(q,b)を出力する。]
[0074] 図6Bに示すように、形式B合成器504が特定のチャネルに対して選択される場合、HARQ合成はデマッピング後の、復調された信号レベルでなされる。HARQ合成された信号RB(q,u)を生成しようとするときに復号されたメッセージに誤りがあった場合には、q番目の受信信号について、Rm(q,b)は先行のHARQ受信からのデマッピングされた信号RB(q−1,b)と合成される。また、CSI配列器530の出力Cm(q,b)は、HARQ合成されたCSI信号CB(q,b)を生成しようとするときに、前のHARQ受信からのCSI信号CB(q−1,b)と合成される。後で形式B合成器504をより詳細に説明する。] 図6B
[0075] 形式B合成器504がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、信号デマッパ510およびCSI配列器530の出力は、形式BHARQ合成に対し、先行のHARQ受信からのバッファに格納された信号RB(q−1,b)およびCB(q−1,b)と、ほとんどの場合、合成されない。代わりに、図6Aおよび6Cに例示するように、信号デマッパ510およびCSI配列器530の出力は、形式B合成器504を迂回しまたは無変化で通過し、RB(q,b)=Rm(q,b)およびCB(q,b)=Cm(q,b)となる。] 図6A
[0076] q番目の繰り返しに対する復号されたHARQメッセージに誤りがあり、そのために別の再送信を提案する場合、合成された信号RB(q,b)およびCB(q,b)はHARQバッファ508に保存される。いくつかの実施例について、合成された信号RB(q,b)およびCB(q,b)はHARQバッファ508のメモリー空間を節約しようとするときには以前に格納された信号を置き換える。形式B合成器504がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、合成された信号RB(q,b)およびCB(q,b)はHARQバッファ508に保存される必要はない。]
[0077] 図示するように、合成された信号RB(q,b)およびCB(q,b)信号は信号加重ブロック532bに入力される。信号加重ブロックブロック532において、復調された受信信号RB(q,b)は、出力加重信号Rw(q,b)を形成するために少なくとも対応するCSI信号CB(q,b)によって調整され、または加重される。いくつかの実施例において、この調整は、復調された受信信号RB(q,b)および対応するCSI信号CB(q,b)の乗算を含む。また、いくつかの実施例において、復調信号RB(q,b)に加重する場合、CINRc(q)および/または同調係数(tuning factor)Ftuneが採用される。同調係数は、変調形式、変調対称(modulation symmetry)のビットの位置、およびCINRcの関数であり、デフォルト値は1である。したがって、加重された信号Rw(q,b)は、次式で表される。Rw(q,b)=RB(q,b)×CB(q,b)×2×CINRC(q)×Ftune。]
[0078] 図6Cに示すように、形式C合成器506が特定のチャネルに対して選択される場合、HARQ合成はチャネル復号の直前の、LLRまたはソフトビットレベルでなされる。HARQ合成された信号RC(q,b)を生成しようとするときに復号されたメッセージに誤りがあった場合には、q番目の受信信号について、Rw(q,b)は先行のHARQ受信からの加重信号Rw(q−1,b)と合成される。] 図6C
[0079] 信号処理ブロック414において信号に加重した後、加重された信号Rw(q,b)は先行の信号と合成される。CSI信号は処理される必要がない。この様に、HARQバッファ508はCSI情報を格納する必要は無く、また形式CHARQ合成が利用されている場合、特に低次の変調次数の変調方式(例えば、BPSK)を有するHARQチャネルに対して、必要なバッファサイズは減少される。また、形式CHARQ合成器506が選択されている場合、HARQバッファ508は正規化目的のq番目のHARQ信号に対する重み係数F(q)も格納する。後で形式C合成器506をより詳細に説明する。]
[0080] 形式C合成器506がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、信号加重ブロック532の出力は、形式CHARQ合成に対して、先行のHARQ受信からのバッファ508に格納された信号RA(q−1,b)と、ほとんどの場合、合成されない。]
[0081] q番目の繰り返しに対する復号されたHARQメッセージに誤りがあるようにならないために、別の再送信を提案する場合、合成された信号RC(q,b)はHARQバッファ508に保存される。いくつかの実施例について、合成された信号RC(q,b)はHARQバッファ508のメモリー空間を節約しようとするときには以前に格納された信号を置き換える。形式C合成器506がこの特定のチャネルに対して選択されない場合、合成された信号RC(q,b)はHARQバッファ508に保存される必要はない。]
[0082] 合成された信号RC(q,b)は信号処理ブロック414からチャネル復号器416へ送られる。チャネル復号器は、デマッピングされ、HARQ合成された符号化ビットを復号し、さらにq番目の繰り返しに対する判読されたHARQメッセージを出力する。q番目のHARQメッセージの正当性に基づいて、受信機304は、上で説明したように、ACKまたはNAK信号を送信機302へ送信する。]
[0083] 図7に選択的ハイブリッド自動再送要求(S−HARQ)のための例示的操作600のフローチャートを示す。操作は、602において、特定の無線チャネルでHARQメッセージを受信することにより、始まる。604において、ヘッドルームを決定するためにHARQバッファ508の状態が検査される。606において、ヘッドルームが十分である場合、608において、その無線チャネルに対するHARQ合成器の形式が選択される。HARQ合成形式は、上述した1つ以上の選択基準に依存する。しかし、十分なヘッドルームがない場合、図示されるように形式C合成器506が自動的に選択される。] 図7
[0084] これがHARQ信号の最初の送信(q=1)である場合、当然、HARQ合成は実行される必要はなく、従ってこの場合HARQ合成形式の選択は問題とすべきではない。しかし、復号されたメッセージに誤りがあるため再送が必要である場合、HARQ信号の最初の送信は、適切な受信段階における信号を後続の繰り返しにおけるHARQ合成のためにHARQバッファ508へ保存するために、ほとんどの場合、特定のチャネルに対する所望の形式のHARQ合成器に従う。]
[0085] 608において形式A合成器502が選択される場合、610においてHARQバッファ508へ最後に保存した、前に合成された信号がアクセスされる。612において、アクセスされた信号は受信HARQ信号と合成される。614において、新しく合成された信号はHARQバッファ508に保存され、616において正規化される。618において、正規化された信号は特定のチャネルに対するコンステレーション図に従ってデマッピングされる。620において、デマッピングされた信号はCSIで加重され、チャネル復号器416へ送られる。]
[0086] 608において形式B合成器504が選択される場合、622においてHARQメッセージが等しくされる。624において、等しくされた信号は特定のチャネルに対するコンステレーション図に従ってデマッピングされる。626において、HARQバッファ508に最後に保存した前に合成された信号がアクセスされる。628において、アクセスされた信号はデマッピングされたHARQ信号と合成される。630において、新しく合成された信号はHARQバッファ508に保存され、632において正規化される。634において、正規化された信号はCSIで加重され、加重された信号はチャネル復号器416へ送られる。]
[0087] 608において形式C合成器506が選択される場合、636においてHARQ信号が等しくされる。638において、等しくされた信号は特定のチャネルに対するコンステレーション図に従ってデマッピングされる。640において、デマッピングされた信号はCSIで加重される。642において、HARQバッファ508に最後に保存した、前に合成された信号がアクセスされる。644において、アクセスされた信号は加重されたHARQ信号と合成される。646において、新しく合成された信号はHARQバッファ508に保存され、648において正規化される。正規化された信号はチャネル復号器416へ送られる。]
[0088] 650において、選択された形式のHARQ合成器からのHARQ合成信号は、チャネル復号器416において復号される。HARQメッセージの指定ビット—例えば、巡回冗長検査(CRC)ビットを含む誤り検出(ED)ビットおよび前方誤り訂正(FEC)ビット—が正しい場合、そのメッセージは判読され、送信および受信に成功する。654において、HARQバッファ508から特定のHARQチャネルが除去される。これらの操作は602において異なる無線チャネルから新しいHARQメッセージを受信することによって繰り返される。しかし、HARQメッセージの任意の指定されたビットが誤っている場合、上述したように受信機304はHARQメッセージの再送要求を送信機302へ送る。これらの操作は同じチャネルに対して602による開始を繰り返す。]
[0089] 代表的形式A合成器
ここで図8を参照して、信号デマッピング前に複数HARQ信号を合成するための形式A合成器の一例を例示する。図8のブロック図700は固定的な形式AHARQ合成方式として考察される。しかし、図8の点線内の形式AHARQ合成器702の細部は、いくつかの実施例においては図5に示すS−HARQ合成方式の形式A合成器502に含まれる。] 図5 図8
[0090] 合成がコンステレーションデマッピングの前に実行されるこの方式は、ダイバーシチ合成利得を向上させようとするときには、最大比合成(MRC)方式を用いる。これは入力されるHARQ信号を加重係数を用いて加算することによって再帰的になされる。加重係数は、各HARQ受信に対して異なり、各受信の入力HARQ信号のCINR(または、電力)から決定される。加重係数に関しては、最初の受信のCINR(もしくは電力)、または予め定められたCINR(もしくは電力)が基準値と見なされる。また各受信のCINR(もしくは電力)はその基準値で正規化される。雑音の増加を避けるために、すべての合成したHARQ信号は各受信の最終合成段階の近くで振幅を等しくされる。結果として得られた信号はチャネル復号前に、合成されたCSIおよびCINRによって加重される。]
[0091] 図8のブロック図700内の多くのブロックは図5のブロック図500に類似しており、再説明はしない。図5に類似して、形式AHARQ合成方式のための以下の説明は、受信機304がq番目のHARQメッセージを受信中であり、q番目のHARQメッセージを受信する前に受信機304はq−1個のHARQメッセージを受信済みであると仮定する。] 図5 図8
[0092] 信号Rsc(q,u)を形成するために変換された信号から副搬送波を割当解除しようとするとき、FFTブロック516の出力Rfft(q,i,n)は、第1の副搬送波割当解除ブロック704へ送られる。ここで、u=1,2,・・・,Nu、Nuは割り当てられた副搬送波の数である。副搬送波割当解除はHARQメッセージを送る際に用いられた同じ順列に基づいて実行される。さらに、Rfft(q,i,n)信号はチャネル推定器(CE)518に送られる。ここでは対応する副搬送波およびシンボルに対するチャネルを推定する。図示するようにHsc(q,u)を形成するためにチャネル推定から副搬送波を割当解除しようとするとき、CE518の出力Hp(q,i,n)は第2の副搬送波割当解除ブロック706へ送られる。]
[0093] 割当解除されたRsc(q,u)およびHsc(q,u)信号は形式AHARQ合成器702へ送られる。信号均等化器(equalizer)/合成器708において、Rsc(q,u)の電力またはCINRは、加重値計算器522で計算されたような加重係数に基づいて、合成前の他の先行の受信HARQ信号のそれらと等しくされる。加重係数を用いることにより、受信信号のパワーに影響しうる送信信号間の無線チャネルにおける雑音または変化はHARQ合成に影響を与えない。信号均等化器/合成器708の出力Rae(q,u)はRae(q,u)=F(q)Rsc(q,u)Hsc(q,u)*として計算される。ここでHsc(q,u)*はHsc(q,u)の複素共役、F(q)は上述した加重係数である。CSI推定器/合成器710において、Hsc(q,u)の電力またはCINRは、加重値計算器522で計算されたような加重係数に基づいて、合成前の他の先行のチャネル推定値のそれらと等しくされる。CSI推定器/合成器710の出力Cae(q,u)は]
[0094] として計算される。]
[0095] q番目の受信信号について、等しくされた信号Rae(q,u)は先行のHARQ受信からの形式Aの合成信号Rah(q−1,u)と合成される。ただし先行のHARQ受信では、信号HARQ合成器およびバッファブロック712において式Rah(q,u)=Rae(q,u)+Rah(q−1,u)に従ってHARQ合成信号Rah(q,u)を生成しようとするとき、復号されたメッセージには誤りがあった。CSI HARQ合成器およびバッファブロック714において、CSI推定器/合成器710の出力Cae(q,u)も、HARQ合成CSI信号Cah(q,u)を生成しようとするとき、式Cah(q,u)=Cae(q,u)+CRah(q−1,u)に従って、先行のHARQ受信からの合成CSI信号Cah(q−1,u)と合成される。]
[0096] 信号HARQ合成器およびバッファ712の出力Rah(q,u)は、適切な正規化係数によって正規化信号Ran(q,u)を形成するために信号HARQ正規化器716において正規化される。いくつかの実施例において、正規化係数はq番目の繰り返しに対する合成CSI信号Cah(q,u)である。したがって正規化信号は式Ran(q,u) = Rah(q,u)/Cah(q,u)に従って計算される。CSI HARQ合成器およびバッファ714の出力Cah(q,u)も、適切な正規化係数によって正規化信号Can(q,u)を形成するためにCSI HARQ正規化器718において正規化される。いくつかの実施例において、正規化係数はHARQ順序番号qである。したがって、正規化信号は式Can(q,u)=Cah(q,u)/qに従って計算される。他の実施例においては、合成されたCSI正規化のための正規化係数はq番目の繰り返しの電力p(q)である。]
[0097] したがって、形式AHARQ合成器702の信号出力を集計するために、正規化出力信号Ran(q,u)は、どのq番目の繰り返しについても入力信号Rsc(q,u)、チャネル推定入力Hsc(q,u)、および加重係数F(q)から次式に従って計算される。]
[0098] 同様に、いくつかの実施例において、形式AHARQ合成器702のCSI出力は、どのq番目の繰り返しについてもチャネル推定入力Hsc(q,u)および加重係数F(q)から次式に従って計算される。]
[0099] または]
[0100] 形式AHARQ合成器702の残りのブロックは図5のブロック図の対応するブロックに類似の機能を果たす。ここで、RA(q,u)=Ran(q,u)、CA(q,u)=Can(q,u)である。また他の形式のHARQ合成器は迂回される。] 図5
[0101] 代表的形式B合成器
ここで図9を参照して、OFDM/OFDMAシステム用の、信号デマッピング後に複数のHARQ信号の合成がなされる形式B HARQダイバーシチ合成方式を例示する。図9のブロック図800は固定的な形式BHARQ合成方式として考察される。しかし、いくつかの実施例においては、図9の点線内の形式BHARQ合成器802の細部は図5に示すS−HARQ合成方式の形式B合成器504に含まれる。合成がコンステレーションデマッピング後に実行されるこの方式は、ダイバーシチ合成利得を向上させようとするときには、MRC方式を用いるかもしれない。上で説明したように、これは入力されるHARQ信号を加重係数を用いて加算することによって再帰的になされる。加重係数は、各HARQ受信に対して異なり、各受信の入力HARQ信号のCINR(または、電力)から決定される。入力されるHARQ信号は等しくされ、デマピングされ、加重係数F(q)で加重され再帰的に加算される。結果として得られた信号は各受信の最終段においてもしくはその近くにおいて合成されたCSIによって正規化され、合成されたCSIおよびCINRによって、チャネル復号前に加重される。] 図5 図9
[0102] 図9のブロック図800の多くのブロックは、図5および図8のそれぞれのブロック図500および700と類似しており、以下で再説明はしない。図5に類似して、形式BHARQ合成方式のための以下の説明は、受信機304がq番目のHARQメッセージを受信中であり、q番目のHARQメッセージを受信する前にq−1個のHARQメッセージを受信済みであると仮定する。] 図5 図8 図9
[0103] 注意として、CSI推定器/合成器ブロック710の出力Cbe(q,u)は加重係数F(q)に依存せず、次式のように計算される。]
[0104] Cbe(q,u)は第1の加入者割当解除ブロック704の出力Rsc(q,u)を均等化する際に用いられる。信号均等化器/合成器804において、Rsc(q,u)はHARQ合成の前にCSIによって等しくされる。信号均等化器/合成器804の出力Rbe(q,u)は次式のように計算される。]
[0105] ここで、Hsc(q,u)*はHsc(q,u)の複素共役である。信号均等化器/合成器804の出力は、信号Rbm(q,b)を形成するための信号デマッパ510において信号デマッピングされる。また、推定されたCSICbe(q,u)は信号Cbm(q,b)を形成するためのCSI配列器530において同様に処理される。]
[0106] 復調された出力Rbm(q,b)およびCbm(q,b)信号は形式BHARQ合成器802へ送られる。q番目の受信信号について、CSI HARQ合成器およびバッファブロック806において式Cbh(q,b)=F(q)Cbm(q,b)+Cbh(q−1,b)に従ってHARQ合成CSI信号Cbh(q,b)を生成しようとするときに、復調されたCSI信号Cbm(q,b)は加重係数F(q)と乗算され、先行のHARQ受信からの形式Bの合成された信号Cbh(q−1,b)と合成される。]
[0107] 式Rbh(q,b)=F(q)Cbm(q,b)Rbm(q,b)+Rbh(q−1,b)に従ってHARQ合成信号Rbh(q,b)を生成しようとするときに、復調された出力Rbm(q,b)は、加重係数F(q)および復調されたCSI信号Cbm(q,b)と乗算され、復号されたメッセージに誤りがあった前のHARQ受信からの合成された形式B合成信号Rbh(q−1,b)と合成される。Rbh(q,b)の計算は信号HARQ合成器およびバッファブロック808で実行される。]
[0108] CSIHARQ合成器およびバッファ806の出力Cbh(q,b)は、適切な正規化係数によって正規化信号Cbn(q,b)を形成するためにCSIHARQ正規化器810において正規化される。いくつかの実施例において、正規化係数はHARQ順序番号qであるかもしれない。したがって、正規化信号は式Cbn(q,b)=Cbh(q,b)/qに従って計算される。他の実施例においては、合成されたCSI正規化のための正規化係数はq番目の繰り返しの電力p(q)である。CSI HARQ合成器およびバッファ808の出力Rbh(q,b)も、適切な正規化係数によって正規化信号Rbn(q,b)を形成するためにCSI HARQ正規化器812において正規化される。いくつかの実施例において、正規化係数はq番目の繰り返しに対する合成CSI信号Cbh(q,b)である。したがって、正規化信号は式Rbn(q,b)=Rbh(q,b)/qに従って計算される。]
[0109] したがって、q番目の繰り返しに対する形式BHARQ合成器802の再帰的信号出力を集計するために、正規化出力信号Rbn(q,b)はデマッピングされた信号入力Rbm(q,b)、CSI信号入力Cbm(q,b)、および加重係数F(q)から次式に従って計算される。]
[0110] 同様に、いくつかの実施例において、形式BHARQ合成器802の再帰的CSI出力は、どのq番目の繰り返しについても、CSI信号入力Cbm(q,b)および加重係数F(q)から次式に従って計算される。]
[0111] または]
[0112] 形式BHARQ合成器802の残りのブロックは図5のブロック図の対応するブロックに類似の機能を果たす。ここで、RB(q,b)=Rbn(q,b)、CB(q,b)=Cbn(q,b)である。また他の形式のHARQ合成器は迂回される。] 図5
[0113] 代表的形式C合成器
ここで図10を参照して、OFDM/OFDMAシステム用の、チャネル復号前に複数のHARQ信号の合成がなされる形式C HARQダイバーシチ合成方式を例示する。図10のブロック図900は固定的な形式CHARQ合成方式として考察される。しかし、いくつかの実施例においては、図10の点線内の形式CHARQ合成器902の細部は図5に示すS−HARQ合成方式の形式C合成器506に含まれる。] 図10 図5
[0114] 上で説明したように、形式C合成方式は入力されるHARQ信号を加重係数を用いて加算することによって再帰的になされる。加重係数は各HARQ受信に対して異なり、各受信の入力HARQ信号のCINR(または、電力)から決定される。入力される各信号は等しくされ、デマッピングされ、各受信のCSIおよびCINRによって加重される。結果として得られた信号は、チャネル復号前に加重係数によって調整され、再帰的に加算され、合成された加重係数によって正規化される。]
[0115] 図10のブロック図900の多くのブロックは、図5および図9のそれぞれのブロック図500および800と類似しており、以下で再説明はしない。図5に類似して、形式CHARQ合成方式のための以下の説明は、受信機304がq番目のHARQメッセージを受信中であり、q番目のHARQメッセージを受信する前に受信機304はq−1個のHARQメッセージを受信済みであると仮定する。] 図10 図5 図9
[0116] 図10の形式CHARQ合成方式において、信号均等化器/合成器804の出力Rcm(q,b)=Rbm(q,b)およびCSI配列器530の出力Ccm(q,b)=Cbm(q,b)は合成のために送られずに、これらの信号は信号加重ブロック532へ送られる。信号加重ブロック532において、復調された受信信号Rcm(q,b)は、出力加重信号Rcc(q,b)を形成するために少なくとも対応するCSI信号Ccm(q,b)によって調整される。いくつかの実施例においては、この調整は、復調された受信信号Rcm(q,b)を対応するCSI信号Ccm(q,b)、CINR(q)、および同調係数Ftuneと、式Rcc(q,b)=Rcm(q,b)×Ccm(q,b)×2×CINR(q)×Ftuneに従って乗算することを含む。] 図10
[0117] 荷重された出力信号Rcc(q,b)は形式CHARQ合成器902へ送られる。q番目の受信信号について、信号HARQ合成器およびバッファブロック904において式Rch(q,b)=F(q)Rcc(q,b)+Rch(q−1,b)に従ってHARQ合成信号Rch(q,b)を生成しようとするときに、Rcc(q,b)は加重係数F(q)によって乗算され、先行のHARQ受信からの形式C合成信号Rcc(q−1,b)と合成される。式Cch(q,b) = F(q) + Cch(q−1,b)に従ってHARQ合成されたCSI信号Cch(q,b)を生成しようとするときに、復号されたメッセージに誤りがあった場合には、加重係数F(q)は前のHARQ受信からの形式C合成されたCSI信号と合成される。Cch(q,b)の計算はCSI HARQ合成器およびバッファブロック906で実行される。]
[0118] 信号HARQ合成器およびバッファ904の出力Rch(q,b)は適切な正規化係数によって正規化信号Rcn(q,b)を形成するために信号HARQ正規化器908において正規化される。いくつかの実施例について、正規化係数はq番目の繰り返しに対する合成したCSI信号Cch(q,b)である。したがって正規化信号は式Rcn(q,b) = Rch(q,b)/Cch(q,b)に従って計算される。]
[0119] したがって、q番目の繰り返しに対する形式CHARQ合成器902の再帰的信号出力を集計するために正規化出力信号Rcn(q,b)は、入力信号Rcc(q,b)および加重係数F(q)から次式に従って計算される。]
[0120] 形式CHARQ合成器902の残りのブロックは図5のブロック図の対応するブロックに類似の機能を果たす。ここで、RC(q,b)=Rcn(q,b)である。] 図5
[0121] 選択的HARQ合成方式の代表例
図11に選択的ハイブリッド自動再送要求(S−HARQ)伝送の例示的操作1100のフロー図を示す。1102において、HARQメッセージを特定の無線チャネルを通じて受信することにより操作が始まる。1104において、そのチャネルの処理で用いられるHARQ合成器の形式が上で説明した選択基準に基づいて選択される。異なる形式のHARQ合成器が受信処理経路に沿った異なる点に配置される。1106において、選択された合成器を用いて、現在のおよび誤りのある復号メッセージを有する先行のHARQ伝送からの信号データに基づいてHARQ合成した信号データの生成が始まる。1108において、合成したHARQ信号が復号される。] 図11
[0122] 上述した図11の方法1100は、図11Aに示す手段+機能(means−plus−function)ブロック1100Aに対応する種々のハードウェアおよび/または(複数の)ソフトウェア部品および/または(複数の)モジュールによって実行される。言い換えれば、図11に例示するブロック1102乃至1108は図11Aに例示する手段+機能ブロック1102A乃至1108Aに対応する。] 図11 図11A
[0123] 用語「決定すること」は、ここで用いられると、広範な種々の動作を包含する。例えば、「決定すること」は、算出すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、検索(例えば表、データベースまたは別のデータ構造を検索)すること、確認すること、等を含む。また、「決定すること」は、受信(例えば情報を受信)すること、アクセス(例えばメモリー内のデータにアクセス)すること、等も含む。また、「決定すること」は解決すること(resolving)、選択すること、選別すること(choosing)、確立すること、等も含む。]
[0124] 情報および信号は任意の種々の異なる技術および手法を用いて表されうる。例えば、上の記述中に参照されるデータ、命令、指示、情報、信号等は、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せで表されうる。]
[0125] 本開示に関係して説明された例示的、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア部品、またはここに説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実施または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替的にはプロセッサは、任意の市販のプロセッサ、制御器、マイクロ制御器または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した1つ以上のマイクロプロセッサ、または他のそのような構成として実施されうる。]
[0126] 本開示に関係して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサで実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで具体化されうる。ソフトウェアモジュール(すなわち、コード、命令など)は当業者に既知の任意の形式の記憶媒体内にありうる。用いられうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリー(RAM)、読み出し専用メモリー(ROM)、フラッシュメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスタ、ハードディスク、可搬型ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令もしくはコード、または多くの命令もしくはコードのストリング/セットを含み、またいくつかの異なるコードセグメントもしくは命令セット上に、異なるプログラムの間に、および複数の記憶媒体にまたがって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが情報を記憶媒体から読み出しおよび情報を記憶媒体に書き込むことができるようにプロセッサに接続されうる。代替的には、記憶媒体はプロセッサの構成部品でありうる。]
[0127] ここに開示された方法は、説明した方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を含む。方法のステップおよび/または動作は特許請求の範囲から逸脱することなく相互に交換されてもよい。言い換えれば、ステップまたは動作の特定の順序が指定されない場合、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更されてもよい。]
[0128] 説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施されうる。ソフトウェアで実施される場合、機能は、計算機可読媒体上の1つ以上の命令として格納されうる。記憶媒体は、計算機からアクセスできる任意の利用可能な媒体でありうる。限定としてではなく、例として、そのような計算機可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形式で搬送もしくは格納するために用いられ、かつ計算機によってアクセス可能な任意の他の媒体を含むことができる。ディスク(disk)およびディスク(disc)はここに用いられると、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ここでdiskは通常、データを磁気的に再生し、discはレーザで光学的にデータを再生する。]
[0129] また、ソフトウェアまたは命令は伝送媒体上で送られうる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚り線、ディジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を用いて伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚り線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は伝送媒体の定義に含まれる。]
[0130] さらに、例えば特定の図面および関連説明で例示したような、ここに説明した方法および手法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードされ、並びに/またはそうでなければ、必要に応じてユーザ端末および/もしくは基地局によって得ることができることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、ここに説明した方法を実行する手段の転送を容易にするためにサーバに接続されてもよい。代替的に、ここに説明した種々の方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスク等のような物理的記憶媒体など)を介して提供されても良い。その結果、ユーザ端末、および/または基地局は、記憶手段をそのデバイスへ接続または提供すると、前記の種々の方法を達成することができる。さらに、ここに説明した方法または手法をデバイスに提供するための他の適切ないかなる手法も利用されうる。]
[0131] 特許請求項が上に例示した明確な構成および部品に限定されないことが理解されるだろう。特許請求項の範囲から逸脱することなく、上述した方法および装置の配置、操作および細部における種々の修正、変更、および変形が可能である。]
权利要求:

請求項1
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)メカニズムを用いた無線通信のための受信機であって、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための少なくとも1つのバッファと;受信機処理パスに沿った第1の位置における第1の合成器と;前記受信機処理パスの前記第1の位置の下流に沿った第2の位置における第2の合成器と;現在受信されるHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する前記先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された制御論理と;を備える受信機。
請求項2
前記制御論理は、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項1に記載の受信機。
請求項3
前記制御論理は、バッファに残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項1に記載の受信機。
請求項4
前記受信機処理パスの前記第2の位置の下流に沿った第3の位置における第3の合成器をさらに備え、前記制御論理は、前記現在受信されるHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する前記先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1、前記第2および前記第3の合成器の1つを選択するように構成された、請求項1に記載の受信機。
請求項5
前記第1および前記第2の合成器は、チェイス合成を用いて前記HARQ合成された信号データを生成するように構成された請求項1に記載の受信機。
請求項6
前記第1および前記第2の合成器の少なくとも1つは、復調論理の前の前記受信処理パスに位置している、請求項1に記載の受信機。
請求項7
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)メカニズムを用いる無線通信のための装置であって、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための手段と;受信機処理パスに沿った第1の位置におけるHARQ結合信号データを生成するための第1の手段と;前記受信機処理パスの前記第1の位置の下流に沿った第2の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第2の手段と;前記誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データおよび現在受信されるHARQ伝送に対する信号データに基づくHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1および前記第2の手段の1つを選択するための手段と;を備える装置。
請求項8
前記受信機処理パスの前記第2の位置の下流に沿った第3の位置におけるHARQ合成信号データを生成するための第3の手段をさらに備え、前記選択するための手段は、前記第1、前記第2および前記第3の手段の1つを選択するように構成された、請求項7に記載の受信機。
請求項9
前記選択するための手段は、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の生成手段の1つを選択するように構成された、請求項7に記載の装置。
請求項10
前記選択するための手段は、記憶手段に残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項7に記載の受信機。
請求項11
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)メカニズムを用いる無線通信のためのプロセッサであって、現在のHARQ伝送を受信することと;現在受信されたHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択することと、なお、前記第1および前記第2の合成器は前記受信機処理パスに沿って異なる位置に配置される;を備えるプロセッサ。
請求項12
前記選択することは、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づく、請求項11に記載のプロセッサ。
請求項13
前記選択することは、前記先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するためのバッファに残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づく、請求項11に記載の受信機。
請求項14
現在のハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を受信するための受信機フロントエンドと;誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための少なくとも1つのバッファと;受信機処理パスに沿った第1の位置における第1の合成器と;前記受信機処理パスの前記第1の位置の下流に沿った第2の位置にある第2の合成器と;前記現在のHARQ伝送に対する信号データおよび前記誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された制御論理と;を備える移動デバイス。
請求項15
前記現在のHARQ伝送は、直交周波数分割多重(OFDM)で送られる、請求項14に記載の移動デバイス。
請求項16
前記制御論理は、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項14に記載の移動デバイス。
請求項17
前記制御論理は、バッファに残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項14に記載の移動デバイス。
請求項18
無線通信システムにおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を判読するための方法であって、現在のHARQ伝送信号を受信することと;現在受信されるHARQ伝送に対する信号データおよび誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データに基づいてHARQ合成信号データを生成する際に用いる第1および第2の合成器の1つを選択することと、なお、前記第1および第2の合成器は受信機処理パスに沿って異なる位置に配置される;を備える方法。
請求項19
前記選択することは、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づく、請求項18に記載の方法。
請求項20
前記選択することは、先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するためのバッファの残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づく、請求項18に記載の方法。
請求項21
命令セットを格納している計算機可読媒体を含む、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)メカニズムを用いる無線通信のための計算機プログラム製品であって、前記命令セットは1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、かつ、前記命令セットは、誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データを格納するための命令と、受信機処理パスに沿った第1の位置においてHARQ合成信号データを生成するための第1の命令と;前記受信機処理パスの前記第1の位置の下流に沿った第2の位置においてHARQ合成信号データを生成するための第2の命令と;前記誤りのある復号メッセージを有する先行して受信されたHARQ伝送に対する信号データおよび現在受信されるHARQ伝送に対する信号データに基づくHARQ合成信号データを生成する際に用いる前記第1および第2の命令の1つを選択するための命令と;を備える計算機プログラム製品。
請求項22
前記受信処理パスの前記第2の位置の下流に沿った第3の位置においてHARQ合成信号データを生成するための第3の命令をさらに備え、前記選択するための命令は、前記第1、前記第2および前記第3の命令の1つを選択するようにさらに構成された、請求項21に記載の計算機プログラム製品。
請求項23
前記選択するための命令は、HARQ伝送に用いられるチャネルの変調次数に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の生成するための命令の1つを選択するように構成された、請求項21に記載の計算機プログラム製品。
請求項24
前記選択するための命令は、格納するための命令に残存する未使用記憶空間の量に少なくとも一部基づいて前記第1および前記第2の合成器の1つを選択するように構成された、請求項21に記載の計算機プログラム製品。
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