![]() タービンロータ組立体をバランスさせるための方法及びシステム
专利摘要:
機械の回転部材における不均衡を減少させるためのバランシングシステム及び方法を提供する。本システムは、機械の固定部分の周りに配置された複数の振動センサと、複数の振動センサに通信結合されコントローラ組立体と、回転部材に結合されバランス組立体とを含み、バランス組立体は、コントローラ組立体と無線通信するように構成され、またバランス組立体は、コントローラ組立体から無線送信されたコマンドに応答して回転部材の重量分布を修正するように構成される。コントローラ組立体は、複数の振動センサからデータを受信すると共に該受信したデータを使用して回転部材における不均衡を決定するように構成される。 公开号:JP2011508237A 申请号:JP2010540737 申请日:2008-12-09 公开日:2011-03-10 发明作者:ストーレイス,アルバート・フランク;プレンティス,イアン・フランシス 申请人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイGeneral Electric Company; IPC主号:G01M1-38
专利说明:
[0001] 本発明の分野は、総括的には回転ブレードシステムに関し、より具体的には、ロータ組立体を無線でバランスさせるための方法及びシステムに関する。] 背景技術 [0002] 公知のガスタービンエンジンは、固定エンジン構造体に対して回転可能であるロータ組立体を含む。公知のロータ組立体は、中心シャフト、シャフトコーン、圧縮機ブレード及びディスク、タービンバケット及びホイール、並びに/或いは動的空気シールを備えた幾つかの回転構成要素を含む。各構成要素上には、静的な及び/又は動的な軸方向圧力が作用する。ロータ不均衡は、公知のロータ組立体において共通の振動発生源となる可能性がある。回転機械における不均衡は、回転ディスク又はシャフトの質量軸線が、回転軸線と実質的に一致しない場合に明らかに生じる可能性がある。そのような作動状態では、回転シャフト又はディスクは、その軸線の周りで回転しかつ軸受及び支持構造体に実質的に分散される遠心力を発生する。この遠心力は、非回転構造体に対してロータ回転速度と同期した振動周波数を誘起する可能性がある。その結果生じるロータ/ステータシステムの動的応答は、運動の振幅を引起こす可能性があり、或いはロータ、軸受及び/又は支持構造体の損傷を招く可能性がある。] [0003] 不均衡による悪影響を減少させるために、少なくとも幾つかの公知のターボファンエンジンでは、手動でバランスさせている。そのような方法では、ロータ不均衡を相殺しかつシステムの力応答を許容可能レベルまで低下させるようにファンスピナ又は隣接する回転構造体内にウェイトを結合することによって、ファンをバランスさせている。振動測定を行ないかつそれを使用して、取付ける矯正ウェイトの配分(振幅及び位相)を計算する。次にエンジンを停止させかつ適切なロータ組立体構成要素に対して1つ又は複数の適切なウェイトを付加する。 次にエンジンをその全ロータ作動範囲にわたってサイクル作動させて、矯正ウェイトが許容可能レベルまで振動レベルを低下させるかどかを判定する。振動レベルが許容可能でない場合には、許容可能振動レベルが達成されるまでそのプロセスを繰り返す。そのようなバランシング方法は、エンジンをその全ロータ作動範囲にわたり数回サイクル作動させることを必要とする場合がある時間のかかるプロセスとなる可能性がある。さらに、この方法でファン組立体をバランスさせることは、熟練技術者を必要とし、多量の燃料を浪費し、かつエンジン運転時間の増加に基づいて環境上望ましくないエミッションの増大を生じさせる可能性がある。] 先行技術 [0004] 米国特許出願公開第2006/178780号公報] 課題を解決するための手段 [0005] 1つの態様では、機械の回転部材における不均衡を減少させるためのバランシングシステムを提供する。本システムは、機械の固定部分の周りに配置された複数の振動センサと、複数の振動センサに通信結合されコントローラ組立体と、回転部材に結合されバランス組立体とを含み、バランス組立体は、コントローラ組立体と無線通信するように構成され、またバランス組立体は、コントローラ組立体から無線送信されたコマンドに応答して回転部材の重量分布を修正するように構成される。コントローラ組立体は、複数の振動センサからデータを受信すると共に該受信したデータを使用して回転部材における不均衡を決定するように構成される。] [0006] 別の態様では、ガスタービンエンジンにおけるロータをバランスさせる方法を提供する。本方法は、ロータにバランス組立体を結合するステップと、ロータの不均衡を測定するステップと、測定した不均衡を減少させるのを可能にする力ベクトルを決定するステップと、バランス組立体に移動コマンドを無線送信するステップと、移動コマンドを使用してバランス組立体の重量分布を修正するステップと、不均衡が最少になった状態になるのが可能になるまで前述のステップを反復的に実行するステップとを含む。] [0007] さらに別の態様では、ガスタービンエンジンロータに回転可能に結合されたバランス組立体を提供する。本組立体は、第1のバランス部材と、第1のバランス部材がその半径方向外側に位置する第2のバランス部材と、第1及び第2のバランス部材の少なくとも1つを支持するように構成された少なくとも1つの軸受とを含む。] 図面の簡単な説明 [0008] バランス組立体を備えた例示的なターボファンエンジン組立体の断面図。 図1に示すターボファンエンジン組立体で使用する例示的なバランス組立体の例示的な概略断面図。 図2に示すバランス組立体の一部分の概略断面図。 図3に示しかつ線4−4に沿って取ったバランス組立体の端面断面図。 図3に示しかつ線4−4に沿って取ったバランス組立体の端面断面図でありまたバランス組立体と関連する例示的な力ベクトルを示す図。 図3に示しかつ線4−4に沿って取ったバランス組立体の端面断面図でありまたバランシング反復法に従うバランス組立体と関連する例示的な力ベクトルを示す図。] 図1 図2 図3 実施例 [0009] 図1は、長手方向軸線11を有する例示的なガスタービンエンジン10を示している。エンジン10は、ファン組立体12、該ファン組立体12の下流に結合されたコアガスタービンエンジンセクション14、及び該コアガスタービンエンジンセクション14の下流に結合された低圧タービン16を含む。この例示的な実施形態では、コアガスタービンエンジンセクション14は、複数段ブースタ圧縮機17、高圧圧縮機18、燃焼器20及び高圧タービン22を含む。ファン組立体12は、ロータディスク24から半径方向外向きに延びる複数のファンブレード23、ファンシュラウド26、ファンスピナ28、及びファンシュラウド26を支持する複数の円周方向に間隔を置いて配置された出口案内ベーン30を含む。ファンスピナ28は、スピナ支持ブラケット31に結合される。エンジン10はまた、入口32及び排出口34を含む。この例示的な実施形態では、低圧タービン16及びブースタ圧縮機17は、第1の駆動シャフト36を介して互いに結合され、また高圧圧縮機18及び高圧タービン22は、第2の駆動シャフト38を介して互いに結合される。] 図1 [0010] 作動中に、空気が、エンジン入口32内に吸込まれかつブースタ圧縮機17及び高圧圧縮機18により加圧される。加圧空気は、燃焼器20に送られ、燃焼器20において、加圧空気は、燃料と混合されかつ点火燃焼されて空気流を生成し、この空気流は、高圧タービン22及び低圧タービン16を通って流れ、排出口34を通って流出する。] [0011] 図2は、エンジン10で使用するバランシングシステム50の拡大概略断面図である。この例示的な実施形態では、バランシングシステム50は、少なくとも2つの支持部材102によってエンジン10内に着脱可能に結合されたバランス組立体100を含む。より具体的には、この例示的な実施形態では、支持部材102は、第1の端部103においてバランス組立体フランジ104に結合され、また第2の端部108においてファンスピナ28及びスピナ支持ブラケット31間に結合される。支持部材102は、例えば溶接によるようなあらゆる結合方法によって或いは本明細書で説明するようにバランス組立体100が機能するのを可能にするあらゆるその他の方法によって、該バランス組立体100に結合することができる。別の実施形態では、バランス組立体100は、ファンスピナ28と一体形に形成し或いは該ファンスピナ28に永久結合して、ファンスピナ28及びバランス組立体100が、単一ユニットとしてエンジン10内で取外しかつ/又は取付けることができるようにすることができる。] 図2 [0012] この例示的な実施形態では、バランス組立体100は、2つの回転バランス部材110及び112を含む。バランス部材110は、第1のモータ114によって回転させられ、またバランス部材112は、第2のモータ116によって回転させられる。バランス部材110及び112の両方は、中心軸線119を有する中心ロータ118に沿ってほぼ同心に配設される。バランス組立体100はまた、内部制御組立体120を含む。制御組立体120、バランス部材110及び112、並びにモータ114及び116は、ハウジング122に収納される。この例示的な実施形態では、モータ114及び116は、ステッパモータである。それに代えて、モータ114及び116は、バランス組立体100が本明細書で説明するように機能するのを可能にするあらゆる動力源とすることができる。さらに、内部制御組立体120は、受信機124、プロセッサ126、電源128、及びアンテナ129を含む。使用時には、また下記でより詳細に説明するように、内部制御組立体120は、バランス組立体100を調整する。] [0013] さらに、バランシングシステム50はまた、プロセッサ202、トランシーバ204、及びアンテナ206を備えたコントローラ組立体200を含む。この例示的な実施形態では、コントローラ組立体200は、エンジン10内に結合された複数の振動センサ210(図1に示す)と無線通信状態で結合される。コントローラ組立体200はまた、バランス組立体内部制御組立体120と無線通信状態で結合される。作動中に、コントローラ組立体200は、バランス組立体内部制御組立体120にコマンドを発して、下記でより詳細に説明するバランス解決策の計算の状態でバランス部材110及び112を回転させるのを可能にする。この例示的な実施形態では、コントローラ組立体200及び内部制御組立体120は、閉ループシステムを形成して、コントローラ組立体200から内部制御組立体120にコマンドが送信されると該内部制御組立体120が該コントローラ組立体200に位置応答を送信して戻すようにする。別の実施形態では、コントローラ組立体200及び内部制御組立体120は、開ループシステムを形成して、コントローラ組立体が、エンジン10の周りに配置された振動センサ210からの入力だけに依存しかつ反復方式で内部制御組立体120にコマンドを送信するようにする。] 図1 [0014] 図3は、バランス組立体100の断面図でありかつバランス部材110及び112のコントローラ組立体を示している。この例示的な実施形態では、下記で説明するように、バランス部材110及び112は、ほぼ同心に整列しかつその各々が半径方向偏心重量分布を有する。バランス部材110及び112は、エンジン10内にバランス組立体100を結合した時に、バランス部材110がバランス部材112の半径方向外側に位置するように配設される。複数の軸受組立体130及び132が、それぞれバランス部材110及び112に対して支持及び安定性を与える。この例示的な実施形態では、軸受組立体130及び132はまた、バランス組立体100に半径方向支持を与える。内部支持体134が、組立体ハウジング122(図2に示す)からほぼ垂直方向内向きに延びて、バランス組立体100に対して付加的な軸方向及び半径方向支持を与えるのを可能にする。さらに、この例示的な実施形態では、回転バランス部材110及び112並びに軸受組立体130及び132は、軸受組立体130が内部支持体134及びバランス部材112間で回転支持を与えるように、また軸受組立体132がバランス部材110及びバランス部材112間で回転支持を与えるように同一の軸方向平面内に配設される。それに代えて、バランス部材110及び112並びに軸受組立体130及び132は、バランス組立体100が本明細書で説明するように機能するのを可能にするあらゆる構成で配設することができる。] 図2 図3 [0015] 図4は、バランス組立体100の端面断面図を示している。この例示的な実施形態では、バランス部材110は、偏心オフセット質量中心140を有する。同様に、バランス部材112は、偏心オフセット質量中心142を有する。各バランス部材110及び112は、該バランス部材110及び112が時計方向144又は反時計方向146に回転することができるように、ロータ118及び中心軸線119の周りに回転可能に結合される。それに代えて、バランス部材110及び112並びに軸受組立体130及び132は、バランシングシステム50が本明細書で説明するように機能するのを可能にするあらゆる構成でバランス組立体100に結合することができる。] 図4 [0016] エンジン作動時に、バランシングシステム50は、エンジン10におけるバランス解決策を自動的に決定するために無線通信を利用する。バランス組立体100は、本明細書で説明するようにロータ118に結合され、また振動センサ210は、エンジン10の周りに配置される。この例示的な実施形態では、振動センサ210は、加速度計、及びファン組立体12の回転位置を測定するために使用するキーフェーザ(図示せず)を含む。キーフェーザを使用して、ファンスピナ28に対する位相基準を設定しかつ振動センサ210からの信号を較正する。] [0017] 図5及び図6は、バランス組立体300の端面断面図を示しておりまたバランス組立体300と関連する例示的な力ベクトルを示している。バランス組立体300は、バランス組立体100(図1〜図4に示す)とほぼ同様であり、またバランス組立体100の構成要素と同一であるバランス組立体300における構成要素は、図1〜図4で使用した同じ参照符号を使用して図5及び図6において示している。従って、バランス組立体300は、中心軸線119の周りに配設されたバランス部材110及び112並びにそれぞれの質量中心140及び142を含む。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 [0018] この例示的な実施形態では、各それぞれのバランス部材110及び112の質量中心140及び142は、バランシングプロセスの開始時点において180°離れて配設される。それに代えて、各それぞれのバランス部材110及び112の質量中心140及び142は、本明細書で説明するようにバランス組立体300が機能するのを可能にするあらゆる角度位置に配置することができる。バランス組立体300は、例示的な力ベクトル305を有し、また各バランス部材110及び112は、それぞれ力ベクトル310及び320を有する。図5に示すように、この例示的な実施形態では、例示的な合力ベクトル330は、バランス組立体300における既知のベクトル和340により決定される。] 図5 [0019] コントローラ組立体200に送信された振動信号は、プロセッサ202によってデジタルフィルタ処理されてロータ速度振動数が得られる。振動送信時に、振動センサ210は、コントローラ組立体200に信号を無線送信し、この信号は、コントローラ組立体200内に設置されたトランシーバ204によって受信される。コントローラ組立体プロセッサ202は、振動センサ210から受信した振動データに基づいてコマンド信号を発生しかつ該コマンド信号をバランス組立体受信機124に送信する。モータ114及び116の起動は、コントローラ組立体200からのコマンドによって制御される。] [0020] 図6は、バランス組立体300の端面断面図を示しておりまたバランシング反復法に従うバランス組立体300と関連する例示的な力ベクトルを示している。より具体的には、またこの例示的な実施形態では、モータ114及び116は、バランス部材110及び112を回転させて、各それぞれのバランス部材110及び112の質量中心140及び/又は142がファンスピナ28の回転速度に対する決定角度位置に配設されるようにする。バランス部材110及び112は、力ベクトル305を減少させるのを可能にするように調整される。合力ベクトル330は、ここでも同様に、例示的なバランシング反復法に従うバランス組立体300における既知のベクトル和340により決定される。] 図6 [0021] この例示的な実施形態では、コントローラ組立体200は、最小自乗法アルゴリズムを使用してバランス解決策を計算する。バランス解決策を計算するために、アルゴリズムは、単純最小自乗法を使用して振動センサにおける残留振動レベルを最少にするのを可能にし、次いで加重最小自乗法を使用して反して、作動ロータ速度の範囲にわたる複数センサからの振動応答に照らして最大残留振動を減少させるのを可能にする。それに代えて、バランス解決策は、バランス組立体300が本明細書で説明するように機能するのを可能にするあらゆる方法によって計算することができる。] [0022] この例示的な実施形態では、許容可能振動レベルを生じさせる反復法に続いて、コントローラ組立体プロセッサ202は、取付けるバランスウェイトの量及びバランスウェイトの取付けのためのファンスピナに対する相対角度位置、或いは振動レベルを低下させるのを可能にするあらゆる回転エンジン構造体を含む最終バランス解決策を出力する。この時点において、バランス組立体は、エンジン10から取外され、かつ決定した相対角度位置においてエンジン10内に適切なバランスウェイトが配置される。] [0023] 上記のシステム及び方法は、ユーザの介入なしにかつ複数振動測定及びバランスショット反復のためにエンジンを停止及び始動させることを必要とせずにファンのバランス解決策を迅速に決定する自動化手段を提供するオートバランサを使用して、ガスタービンエンジンにおけるロータブレードの自動バランシングを可能にする。さらに、この自動バランシングシステムは、多くの燃料節約及び労働コスト節約を達成しかつエンジン運転時間の減少に基づいてCO2エミッションを大幅に低減する機会をもたらす。その結果、上述のバランシングシステムにより、多くの利点を得ることが可能になる。] [0024] 本明細書で説明したシステム及び方法は、ガスタービンエンジンロータ用のバランス組立体に関して説明しているが、本システム及び方法は、そのようなバランス組立体に限定されるものではないことを理解されたい。同様に、図示した本システム構成要素は、本明細書で説明した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、それらシステム構成要素は、本明細書で説明したその他の構成要素から独立してかつ別個に利用することができる。] [0025] 本明細書で使用する場合に、数詞のない表現で記載した要素及びステップは、そうでないことを明確に記載していない限り、複数の要素又はステップを除外するものではないとして理解されたい。さらに、本発明の「1つの実施形態」という表現は、記載した特徴形状部も同様に組入れた付加的な実施形態の存在を除外するものとして解釈されることを意図していない。] [0026] 様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明が、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の修正で実施することができることは、当業者には分かるであろう。] [0027] 10ガスタービンエンジン 11長手方向軸線 12ファン組立体 14コアガスタービンエンジンセクション 16低圧タービン 17複数段ブースタ圧縮機 18高圧圧縮機 20燃焼器 22高圧タービン 23ファンブレード 24ロータディスク 26ファンシュラウド 28ファンスピナ 30出口案内ベーン 31 スピナ支持ブラケット 32エンジン入口 34 排出口 36 第1の駆動シャフト 38 第2の駆動シャフト 50バランシングシステム 100バランス組立体 102支持部材 103 第1の端部 104 バランス組立体フランジ 108 第2の端部 110回転バランス部材 112 回転バランス部材 114 第1のモータ 116 第2のモータ 118 中心ロータ 119中心軸線 120内部制御組立体 122ハウジング 124受信機 126プロセッサ 128電源 129アンテナ 130軸受組立体 132 軸受組立体 134内部支持体 140偏心オフセット質量中心(バランス部材110の) 142 偏心オフセット質量中心(バランス部材112の) 144時計方向 146 反時計方向 200コントローラ組立体 202 プロセッサ 204トランシーバ 206 アンテナ 210振動センサ 300 バランス組立体 305力ベクトル 310 力ベクトル 320 力ベクトル 330合力ベクトル 340 ベクトル和]
权利要求:
請求項1 回転部材をバランスさせるのに使用するためのバランシングシステムであって、前記回転部材の振動を検知するように配置された複数の振動センサと、前記複数の振動センサに通信結合されかつ該複数の振動センサからデータを受信すると共に該受信したデータに基づいて前記回転部材における不均衡を決定するように構成されたコントローラ組立体と、前記回転部材に結合されかつ前記コントローラ組立体と無線通信するように構成されたバランス組立体と、を含み、前記バランス組立体が、前記コントローラ組立体から送信されたコマンドに応答して前記回転部材の重量分布を修正するように構成される、バランシングシステム。 請求項2 前記コントローラ組立体及びバランス組立体が、閉ループシステムを形成する、請求項1記載のバランシングシステム。 請求項3 前記バランス組立体が、少なくとも2つのほぼ同心に整列したバランスディスクをさらに含み、前記バランスディスクの各々が、半径方向偏心重量分布を含む、請求項1又は2に記載のバランシングシステム。 請求項4 前記バランス組立体が、前記コントローラ組立体と無線通信するように構成されたステッパモータをさらに含み、前記ステッパモータが、前記コントローラ組立体から無線送信されたコマンドに応答して前記バランスディスクの位置を調整するように構成される、請求項3記載のバランシングシステム。 請求項5 前記バランスディスクの第1のバランスディスクが、該バランスディスクの第2のバランスディスクの半径方向外側に位置し、前記第1及び第2のバランスディスクが、互いにほぼ同一平面上に整列した軸受によって支持される、請求項3記載のバランシングシステム。 請求項6 前記コントローラ組立体が、前記バランスディスクの位置を制御するコマンド信号を発生するように構成されたプロセッサと、前記プロセッサに通信結合された送信機と、をさらに含む、請求項4記載のバランシングシステム。 請求項7 前記複数の振動センサが、前記回転部材の回転位置を測定するように構成される、請求項1乃至6のいずれか1項記載のバランシングシステム。 請求項8 ガスタービンエンジンにおけるロータをバランスさせる方法であって、前記ロータにバランス組立体を結合するステップと、前記ロータの不均衡を測定するステップと、前記測定した不均衡を減少させるのを可能にする力ベクトルを決定するステップと、前記バランス組立体に移動コマンドを無線送信するステップと、前記移動コマンドを使用して前記バランス組立体の重量分布を修正しかつ該修正した重量分布により前記ロータの不均衡を減少させるのを可能にするステップと、を含む、方法。 請求項9 バランスウェイトの量及び該バランスウェイトの取付けのための相対角度位置を含むバランス解決策をディスプレイに出力するステップをさらに含む、請求項8記載の方法。 請求項10 前記相対角度位置において前記バランスウェイトを前記ロータに結合するステップをさらに含む、請求項9記載の方法。 請求項11 前記不均衡を測定するステップが、前記回転部材の角度位置を測定するステップと、複数の振動センサからデータを受信するステップと、前記受信したデータに基づいて前記回転部材における不均衡を決定するステップと、をさらに含む、請求項8乃至10のいずれか1項記載の方法。 請求項12 前記力ベクトルを決定するステップが、前記バランス組立体の位置を制御するコマンド信号を発生するステップをさらに含む、請求項8乃至11のいずれか1項記載の方法。 請求項13 前記移動コマンドを送信するステップが、前記バランス組立体に結合された受信機に該移動コマンドを送信するステップをさらに含む、請求項8乃至12のいずれか1項記載の方法。 請求項14 前記重量分布を修正するステップが、前記移動コマンドに応答して互いに対して及び前記ロータに対しての少なくとも1つで前記バランス部材を移動させるステップをさらに含む、請求項8乃至13のいずれか1項記載の方法。 請求項15 ガスタービンエンジンロータに回転可能に結合されたバランス組立体であって、前記ロータに回転可能に結合された第1のバランス部材と、前記第1のバランス部材がその半径方向外側に位置する第2のバランス部材と、前記第1及び第2のバランス部材の少なくとも1つを支持するように構成された少なくとも1つの軸受と、を含む、バランス組立体。 請求項16 コントローラ組立体と無線通信するように構成された少なくとも1つの受信機をさらに含み、前記少なくとも1つの受信機が、前記第1及び第2のバランス部材の少なくとも1つを回転位置決めするのを可能にする、請求項15記載のバランス組立体。 請求項17 前記少なくとも1つの受信機が、ステッパモータを含む、請求項16記載のバランス組立体。 請求項18 作動時に該組立体を保護するように構成されたハウジングをさらに含む、請求項15乃至17のいずれか1項記載のバランス組立体。 請求項19 前記第1及び第2のバランス部材が、それぞれ第1及び第2のバランスディスクを含み、前記第1及び第2のバランスディスクが、互いにほぼ同軸に配置される、請求項15乃至18のいずれか1項記載のバランス組立体。 請求項20 前記第1及び第2のバランス部材が、それぞれ第1及び第2のバランスディスクを含み、前記第1及び第2のバランスディスクが、半径方向偏心重量分布を含む、請求項15乃至18のいずれか1項記載のバランス組立体。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
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