![]() 懐中電灯を制御するための電気スイッチ
专利摘要:
電気スイッチ(100)は、3つの電気導体(132〜136)を表面に有するベース(130、130')と、ベース(130、130')に隣接する導電柔軟性ドーム(150)とを有することができる。前記柔軟性ドーム(150)は、当該柔軟性ドームのドーム部(152)から延出して第1の導体(134)に電気的に接触する複数の長い脚(154)と、前記ドーム(152)から延出して第2の導体(136)上に重なる短い脚(156)と、第3の導体(136)上に重なる前記ドーム(152)とを有する。押しボタン(190)は、短い脚(156)を第2の導体(136)に接触させ、ドーム(152)を第3の導体(136)に接触させるための十分な力を加えるために、柔軟性ドーム(150)の作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動させる必要がある。前記押しボタン(190)と前記柔軟性ドーム(150)との間のばね(180)は、当該柔軟性ドーム(150)に力を伝達する。 公开号:JP2011507213A 申请号:JP2010539637 申请日:2008-12-11 公开日:2011-03-03 发明作者:ジーゲンファス、ピーター、ジェイ.;シャーラー、レイモンド、エル.;スナイダー、マーク、ダブリュー. 申请人:ストリームライト、インク.; IPC主号:H01H13-52
专利说明:
[0001] 本発明は、電気スイッチに関し、特にドーム状のスイッチ素子を有する電気スイッチに関する。そのような電気スイッチは、懐中電灯および他の装置および器具を制御するために適している。] 背景技術 [0002] 多くの従来からの懐中電灯は、1組若しくはそれ以上の電気接点を開閉する機械的なスイッチ機構を作動させる押しボタンを使用してオン/オフされる。1つの従来からの機械的なスイッチは、クリック式のボールペンのラチェット機構と同様に動作するラチェット機構を有するいわゆる「クリック式スイッチ」であり、1回目の押し込みによって「オン」に切り換わり、再び押し込まれることによって「オフ」に切り換わり、以下、連続する「切り換え」(すなわち、操作)の各々によって光が「オン」および「オフ」の間を交互するように、接点閉(「オン」)および接点開(「オフ」)の間を交互する。] [0003] 従来からのクリック式のスイッチ機構を、クリック機構が接点の閉鎖を維持すべく歯止めの状態となるよりも前に、電気スイッチの接点が閉じて接続が形成され、押しボタンがラチェット機構を作動させることなく放された場合に、接点の閉鎖が断たれるように構成することで、連続的なラチェットによるオン状態およびオフ状態の維持に加えて、一時的なスイッチの閉鎖を提供することができる。] [0004] クリック式スイッチは、きわめて安価であることや、触覚によるフィードバックを提供すること(すなわち、押しボタンの動きが、押しボタンを押している者によって感知され、スイッチ機構が操作された旨を知らせる)など、いくつかの利点を有しており、そのような利点ゆえに、幅広く使用されている。さらに、クリック式スイッチは、「長いストローク」を有することができ、すなわちスイッチを作動させるために必要な押しボタンの移動距離を、作動の明確さおよび良好な感触をユーザに提供するように、比較的長くすることができる。] [0005] クリック式のスイッチの欠点は、とりわけ、ばね付勢された回転ラチェット機構を有していて、機械的に比較的複雑であり、結果として、信頼性が所望の信頼性に満たない傾向にある点にある。1米ドルにはるかに満たない価格で販売されるボールペンのクリック式ラチェット機構の故障は、ペンを容易かつ安価に交換することが可能であり、そのようなペンは、典型的には、懐中電灯のクリック式スイッチのラチェット機構の故障の場合と異なり、保証付きでないため、あまり問題にならない。] [0006] 懐中電灯は、比較的高価である可能性があり、スイッチの故障時に懐中電灯を交換することは望ましくない。また、良質なライトの信頼性が、安価なクリック式スイッチによって損なわれることも望ましくない。そのような懐中電灯の修理は、高価かつ不便につく可能性もあり、製造者の保証のもとにあり、または良質な製品のものとして認識されている商標で販売されている良質な懐中電灯にとって、望ましくない大きな商業的影響につながる可能性がある。] [0007] さらには、懐中電灯が、特定の職務および職業の者によって使用される場合、ライトの故障は、不便どころではないはるかに深刻な結果につながりかねない。特に、警察、消防、緊急対応者、救急隊員、兵士、警備担当者などによって使用される懐中電灯の場合に、スイッチの故障ゆえに動作することができない懐中電灯または他の器具が動作すると思い込むことは、生命および財産を危険にさらす結果となりかねず、怪我、人命の喪失、および/または財産の損失につながる可能性もある。] 発明が解決しようとする課題 [0008] したがって、機械式のスイッチにおいて直面される問題を有することなく、厳密に機械式であるスイッチと同様のストロークおよび触覚によるフィードバックを有することができるスイッチについて、ニーズが存在している。] 課題を解決するための手段 [0009] 第1の観点によれば、電気スイッチは、少なくとも第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体と中央電気導体とを表面に有するベースと、前記ベース上に配置される導電柔軟性ドームであって、当該柔軟性ドームのドーム部から延出し、前記ベースの前記第1の周辺電気導体に電気的に接触する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延出し、前記ベースの前記第2の周辺電気導体上に重なる比較的短い脚とを有し、前記ドーム部は前記ベースの前記中央電気導体上に重なるものであり、前記柔軟性ドームは所定の作動距離を有しし、前記柔軟性ドームの比較的短い脚は、前記柔軟性ドームが第1の作動力で前記ベースに向かって押圧されるとき、前記ベースの前記第2の電気導体に電気的に接触し、前記柔軟性ドームのドーム部は、前記柔軟性ドームが前記第1の作動力よりも大きい第2の作動力で前記ベースに向かって押圧されるとき、前記ベースの前記中央電気導体に電気的に接触するものである、前記導電性を有する柔軟性ドームと、前記柔軟性ドームに当接する第1の端部と、第2の端部とを有するばねと、前記ばねの前記第2の端部に配置され、前記ばねによって前記柔軟性ドームから離れる方向に付勢される作動用押しボタンとを有し、前記作動用押しボタンは、前記ばねを介して前記柔軟性ドームに力を加えるために移動自在であり、前記ばねは選択的なばねレートを有するものであり、それにより、前記作動用押しボタンは、前記柔軟性ドームに対する前記第2の作動力を生成するために、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動される必要がある。] [0010] 別の観点によれば、電気スイッチは、中央の空洞部を画定する壁と、非円形のベース端部と、押しボタンを受け入れるための前記中央の空洞部の開口部とを有するハウジングカバーと、少なくとも前記ハウジングカバーの前記ベース端部と同じサイズおよび形状を有し、少なくとも第1の電気導体と、第2の電気導体と、第3の電気導体とを表面に有する略平坦なベースであって、前記ハウジングカバーの前記ベース端部は前記ベースに取り付けられ、前記第1、第2、および第3の電気導体は、少なくとも部分的に前記ハウジングカバーの前記非円形のベース端部によって画定される領域内にある、前記ベースと、前記ハウジングカバーの前記非円形のベース端部において前記ハウジングカバーの中央の空洞部に配置され、前記ベースに当接する導電柔軟性ドームであって、当該柔軟性ドームのドーム部から延出し、前記ベースの前記第1の電気導体に電気的に接触する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延出し、前記ベースの前記第2の電気導体上に重なる比較的短い脚とを有し、前記ドーム部は前記ベースの前記第3の電気導体上に重なるものであり、当該柔軟性ドームは、前記ハウジングカバーの非円形のベース端部に係合して前記ハウジングカバーおよび前記ベースに対する位置を固定するものであり、当該柔軟性ドームは、所定の作動距離を有しており、当該柔軟性ドームの前記比較的短い脚は、当該柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第2の電気導体に電気的に接触し、当該柔軟性ドームの前記ドーム部は、当該柔軟性ドームが第2の作動力で押圧されるとき、前記第3の電気導体に電気的に接触するものである、前記導電柔軟性ドームと、前記ハウジングカバーの前記開口部に配置され、当該開口部において移動自在な押しボタンと、前記ハウジングカバーの前記空洞部に位置し、前記柔軟性ドームに当接する第1の端部と、前記押しボタンに当接する第2の端部とを有するコイルばねとを有し、前記押しボタンは、前記コイルばねを介して前記柔軟性ドームに力を加えるために前記ハウジングカバーの開口部において移動自在であり、前記コイルばねによって前記柔軟性ドームから離れる方向に付勢力されるものであり、前記コイルばねは、選択的なばねレートを有するものであり、それにより、前記柔軟性ドームに対する前記第2の作動力を生成するために、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動される必要がある。] [0011] さらなる観点によれば、懐中電灯は、前端部と後端部と、電池を収容するための空洞部とを有するハウジングと、前記ハウジングの前端部に近接して配置された電気光源と、前記ハウジングの前端部に近接して配置され、第1のスイッチコンタクトを提供する第1の押しボタンスイッチであって、第1の導電柔軟性ドームを含み、この第1の導電柔軟性ドームは、当該ドームのドーム部から延在する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延在する比較的短い脚とを有し、前記第2の柔軟性ドームの前記比較的短い脚は、前記第2の柔軟性ドームが第1の作動力で押されたときに前記第1のスイッチコンタクトの第1の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じ、前記第2の柔軟性ドームの前記ドーム部は、前記第2の柔軟性ドームが第2の作動力でで押圧されるとき、前記第1のスイッチコンタクトの第2の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じるものである、前記第1の押しボタンスイッチと、前記ハウジングの前記後端部に近接して配置され、第2のスイッチコンタクトを提供する第2の押しボタンスイッチであって、第2の導電柔軟性ドームを含み、この第2の導電性柔軟性ドームは、当該ドームのドーム部から延在する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延在する比較的短い脚とを有し、前記第2の柔軟性ドームの前記比較的短い脚は、前記第2の柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第2のスイッチコンタクトの第1の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じ、前記第2の柔軟性ドームの前記ドーム部は、前記第2の柔軟性ドームが第2の作動力でで押圧されるとき、前記第2のスイッチコンタクトの第2の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じるものである、前記第2の押しボタンスイッチと、前記ハウジングに配置されたコントローラであって、当該コントローラは、電池が前記ハウジングの空洞部に提供されたとき、前記電気光源および当該電池に電気的に接続されて当該電池からの電力を前記電気光源に選択的に接続するものであり、当該コントローラは、前記第1の押しボタンスイッチに電気的に接続されており、前記電池が前記ハウジングの前記空洞部に存在するとき、前記第1の押しボタンスイッチの前記第1のスイッチコンタクトの閉鎖、開放、または両方に応答して、前記電気光源への電力を制御し、前記電気光源を少なくとも選択的に作動および非作動にするものであり、当該コントローラは、前記第2の押しボタンスイッチに電気的に接続されており、前記電池が前記ハウジングの前記空洞部に存在するとき、前記第2の押しボタンスイッチの前記第2のスイッチコンタクトの閉鎖、開放、または両方に応答して前記電気光源への電力を制御し、前記電気光源を少なくとも選択的に作動および非作動にするものである、前記コントローラとを有する。] [0012] 好ましい実施形態の詳細な説明を、図面の図と併せて検討することで、より容易かつ良好に理解できるであろう。] 図面の簡単な説明 [0013] 図1は、異なる用途に適した異なる外部コンタクトの構成が例示されている複数極の電気スイッチの実施例の斜視図である図1Aおよび図1Bを含む図である。 図1は、異なる用途に適した異なる外部コンタクトの構成が例示されている複数極の電気スイッチの実施例の斜視図である図1Aおよび図1Bを含む図である。 図2は、図1の複数極の電気スイッチの実施例の分解斜視図である。 図3は、図1および図2の複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Aおよび図3Bを含む図であり、さらに図1、図3A、および図3Bの複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Cを含んでいる。 図3は、図1および図2の複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Aおよび図3Bを含む図であり、さらに図1、図3A、および図3Bの複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Cを含んでいる。 図3は、図1および図2の複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Aおよび図3Bを含む図であり、さらに図1、図3A、および図3Bの複数極の電気スイッチの実施例の断面図である図3Cを含んでいる。 図4は、図1、図2、および図3の典型的な複数極の電気スイッチの典型的な利用を説明する電気概略図である図4Aおよび図4Bを含む図である。 図4は、図1、図2、および図3の典型的な複数極の電気スイッチの典型的な利用を説明する電気概略図である図4Aおよび図4Bを含む図である。] 図1A 図1B 図2 図3A 図3B 図3C 図4A 図4B [0014] 図面において、所定の要素または特徴が、2若しくはそれ以上の図面の図に示される場合、各々の図において、そのような要素または特徴を指すために、同じ英数字による表示を使用することができる。密接に関係する要素または変更が加えられた要素が図に示される場合、同じ英数字にプライム符号を付し、または「a」または「b」などの表記を付した表示を、そのような変更有りの要素または特徴を指すために使用することができる。一般的な実務に従い、図面の種々の特徴が、比例尺ではなく、種々の特徴の寸法が、分かり易さの目的において任意に拡大または縮小されており、図面において述べられるあらゆる値が、例として提示されているにすぎないことに、留意されたい。] 実施例 [0015] 本発明の構成による電気スイッチは、望ましくは、比較的長いストロークを提供することができ、かつ触覚のフィードバックによる動作の確認を提供することができる押しボタンによって作動させられる、複数の連続的なスイッチング機能を提供する。比較的長いストロークとは、電気スイッチのスイッチ機能のすべてを完全に動作させるために必要な操作ボタンの運動が、例えばスイッチのサイズに関して大きいことを意味する。] [0016] 換言すると、スイッチのスイッチング素子を作動させるために必要なアクチュエータの移動距離(「ストローク」)が、作動に必要なスイッチ素子の実際の移動距離よりも実質的に長くてよい(例えば、約2倍以上であってよい)。長いストロークを提供するという特徴は、スイッチの作動のための移動距離を大きくすることで、スイッチのユーザに操作をより容易に制御できるという知覚をもたらすことができる一方で、ユーザがスイッチ素子を作動させるために実際に必要な小さな距離を思いのままにならないと感じる可能性があるため、望ましいと考えられる。長いストロークは、延長されたストロークまたは拡大されたストロークとも称することができる。] [0017] 触覚のフィードバックを提供するという特徴は、ユーザがスイッチ素子の作動を「感じ」、または知覚することができ、それによってスイッチをより思いのままに操作する感覚を得られるように、スイッチのユーザにスイッチの作動の知覚を提供するうえで、望ましいと考えられる。] [0018] 図1は、異なる用途に適した異なる外部コンタクトの構成が例示されている複数極の電気スイッチ100の実施例の斜視図である図1Aおよび図1Bを含んでいる。電気スイッチ100は、好ましくは内部に実質的に閉じた空洞部を画定するようにベース130とベース130に適合するハウジングカバー120とを含んでいるハウジング110を有する。操作用の押しボタン190はハウジング110の略円筒形の部位122から延在し、当該部位122内においてハウジングのベース130に向う方向、およびハウジングのベース130から離れる方向に移動自在であり、これにより、ハウジング110の内部の1若しくはそれ以上のスイッチ素子を作動させる。ハウジングカバー120は、1若しくはそれ以上のスイッチ素子を配置することができる略矩形の空洞部を画定する矩形の下部126を有する。] 図1A 図1B [0019] スイッチ100の内部のスイッチ素子のコンタクト(極)への電気的接続を、例えば所望の方向にハウジングのベース130上を、または、ハウジングのベース130を貫いてスイッチ100から外側へ延在する、第1のスイッチ極および第2のスイッチ極の電気リードによって行うことができる(例えば、ベース130上にある、またはベース130を貫通する電気導体、および/またはベース130から延在するコンタクト部材を介して)。そのようなコンタクト部材の例が、本明細書において後述されるが、電気ワイヤおよびケーブルなどの他の例も、電気技術の当業者にとって明らかであろう。] [0020] 典型的には、スイッチ100の電気リードに設けられるスイッチの極は、互いに電気的に絶縁され、後述されるように、押しボタン190の異なる位置において作動させられ、押しボタン190に加えられる異なる荷重または力において作動させられる。押しボタン190は、比較的長い動作のストロークを提供するために、ハウジング110の円筒形の部位122の外部に大きな移動距離を有するように、好ましくは比較的長い。] [0021] 好ましくは、典型的に、ベース130が、表面に電気導体が所望のパターンで設けられた電気絶縁材料からなる略平坦な基板である。この電気導体のパターンは、スイッチ100の内部のスイッチ素子と協働してスイッチ100の極(コンタクト)を提供する部位を含んでおり、例えば図示の電気部品Rなど、ベース130に取り付けることができるさまざまな形式および種類の電気部品への接続を提供することもできる。ベース130に取り付けることができ、ベース130上の電気導体によって相互接続されることができる電気部品の例として、抵抗器、コイル、コンデンサ、ダイオード、トランジスタ、集積回路、電気光学デバイスなどを挙げることができる。] [0022] ベース130は、例えば電気プリント配線基板であってよく、例えば銅、アルミニウム、銀、金、すず、ニッケル、または他の導電材料、またはこれらの組み合わせからなる電気導体が表面に形成された、例えば繊維ガラスエポキシ、FR4、ポリイミド、セラミック、ガラス、または他の適切な電気絶縁体からなる基板を有することができる。] [0023] ベース130の外周の形状は、スイッチ100の使用を意図することができる任意の装置にスイッチ100を好都合に適合させることができるような、任意の所望の形状およびサイズであってよい。さらに、ベース130を、スイッチ100そのものを提供すべくハウジング120およびハウジング120の内部の素子と協働するために必要なサイズよりも大きくすることができ、多くの場合、そのようにされている。例えば、ベース130は、図4Aおよび図4Bに示される電気回路のすべてまたは一部などの電気回路を表面に有するために適したサイズであってよい。ベース130に設けることができる電気回路は、機能を提供するためにスイッチ100と協働することができ、またはスイッチ130とは別で、スイッチ130と無関係であってよく、または部分的にスイッチ130と協働し、部分的にスイッチ130とは別であってよい。ベース130は、必要であれば、ハウジングカバー120よりも小さなサイズであってよい。] 図4A 図4B [0024] 図1Aの電気スイッチ100は、スイッチ100が円形の空洞部(例えば、円形の穴、円形の凹所、または懐中電灯のハウジングの後部キャップまたは他の部分)に取り付けられようとする場合に望まれるであろう略円形の外周を有する、典型的なベース130を有する。ベース130は、例えば、ベース130に取り付けられた1若しくはそれ以上の電気部品(電気部品Rなど)を含むことができ、導電性材料からなるパッドまたは穴など、例えばワイヤ、ばね、金属部品などによって外部からの接続を行うことができる1若しくはそれ以上のコンタクト132a、134aを有することができる。] 図1A [0025] 電気スイッチ100は、コンタクト部材260を有する外部コンタクト機構を有することができ、コンタクト部材260は、ベース130のハウジング120が配置された表面の反対側の表面から延在するばね260(図1Aでは見て取ることができず、図2および図3Aに見て取ることができる)を有することができる。このようなばねコンタクト260は、電力の供給源(例えば、電池)との電気的接続を行うことが望まれるであろう懐中電灯などにおける利用に適することができ、例えば、はんだ付けまたは他の適切な手段によって接続点134aに接続された端部(尾部)を有することができる。接続点132aが、ベース130を貫く電気的な接続を、例えばベース130の反対側の表面のコンタクト(略円形の導体135など)に提供することができる。] 図1A 図2 図3A [0026] 特定の用途においては、ベース130、およびベース130上の導体、コンタクト部材、および電気部品が、図4Aおよび図4Bに示した電気回路のすべてまたは一部など、電気回路を含んでおり、または電気回路の一部であってよい。] 図4A 図4B [0027] 図1Bの電気スイッチ100は、スイッチ100が矩形の空洞部(例えば、矩形の箱またはハウジング)に取り付けられる場合や、懐中電灯のハウジングの円柱形の穴または凹所に、穴または凹所の対称軸に略平行な向きで取り付けられようとする場合に望まれるであろう、略矩形の外周を有する典型的なベース130'を有する。図示の例では、スイッチモジュール200が、第1および第2のハウジング半分210、220(便宜上、上側半ハウジング210および下側半ハウジング220と称される)を有する。上側半ハウジング210および下側半ハウジング220を、例えば圧入、接着剤、焼き止め、または任意の適切な方法によって接合することができる。半ハウジング210、220の各々が、半円柱の形状を略画定しており、スイッチ100を間に位置させて一体に接合されたときに、略円柱形のスイッチモジュール200を画定する(例えば、ベース130'が円柱形のモジュール200の中心軸に略平行な平面に配置される)。] 図1B [0028] 上側半ハウジング210は、ハウジング半分210、220が例えば角216を角226に隣接させて一体に接合されるときに、下側半ハウジング220の突起224に整列して突起224を受け入れる開口部214を有することができる。上側半ハウジング210は、典型的には、スイッチ100をスイッチモジュール200の外部から押しボタン190によって操作できる(作動させることができる)よう、押しボタン190が延在または貫通する開口部212を有する。押しボタン190を、ハウジング部分210から突き出しているか、または開口部212内に完全または部分的に引っ込んでいるかにかかわらず、ハウジング部品210の開口部212によって操作することができる。] [0029] この例において、ベース130'は、ベース130'から例えばベース130'によって画定される平面に略平行な方向(このような方向を、円柱形のモジュール200に関して軸方向または長手方向とも称することができる)に延在している、複数の電気コンタクト230、240、250を有する。コンタクト230、240は、例えば懐中電灯などにおいて電池の正および負の端子に接触するように使用することができる、略同心ならせんばね230、240である。ばね230、240を接触させることができる1つの典型的な電池は、環状または円形の負の端子によって囲まれた中央の正の端子を有する。] [0030] ばね230、240、250のそれぞれの端部を、典型的には、例えば導電性の穴または接続パッドによってめっきされたベース130'上の接続点にはんだ付けでき、または他の方法で電気的に接続することができる。下側ハウジング220は、ばね240の端部を通すことができる開口部222など、ベース130'へのばね230、240、250の接続を容易にするために1若しくはそれ以上の開口部を有することができる。一実施形態においては、ばね230、240、250が、好ましくは円錐形のらせんばねであり、直径が大きい方の端部をベース130'の近くに位置させている。] [0031] 特定の用途において、ベース130'、およびベース130'上の導体、コンタクト部材、および電気部品は、図4Aおよび図4Bに示した電気回路のすべてまたは一部など、電気回路を含んでおり、または電気回路の一部であってよい。ベース130'は、ベース130'およびスイッチ100から例えば別の電気部品、部分、装置、または回路に延在するワイヤ270などの1若しくはそれ以上の電気導体を含むことができる。そのようなワイヤ270は、典型的には、はんだ付けなどの適切な手段によってベース130'の導体に接続され、絶縁ワイヤであってよく、または絶縁スリーブを有する裸の導体であってよい。] 図4A 図4B [0032] 次に、電気スイッチ100の実施例の内部構成を、図2に示される分解斜視図、図3Aおよび図3Bに示される断面図、および図3Cに示される平面図を参照して説明する。ハウジング110は、ベース130およびハウジングカバー120を有する。ベース130は、略平坦(例えば、平面状)である。ハウジングカバー120が、ベース130に隣接して取り付けられ、電気スイッチ素子102を内部に有することができるハウジング110の中央領域または空洞部を画定する。例えば、ハウジング120が、ハウジング120から延在する複数の突起128を有することができ、ベース130が、対応する穴138を有することができ、ハウジング120がベース130に適切に配置されたときに、突起128が穴138に進入し、穴138を通って延在する。ハウジング120を、突起128の端部を叩き、または焼き止めすることによって、穴138よりも大きい直径にすることで、ベース130に固定することができる。代案として、ハウジング120を、接着剤、ねじ、ピン、または穴128内の他の固定具、または任意の他の適切な手段によって固定してもよい。] 図2 図3A 図3B 図3C [0033] スイッチ素子102は、典型的には回路基板130に隣接してハウジング120の中央の空洞部127に配置された柔軟性ドーム150を有する。具体的には、ベース130が、電気導体のパターンを表面に有する基板を有する。電気導体のパターンは、典型的には、周辺導体を画定している電気導体134、136と、略中央に位置する中央電気導体132とを含んでおり、電気導体132、134、および136は、典型的には、介在の電気部品が存在しないとき、基板142上で互いに電気的につながってはいない。長い方の周辺導体134が、ベース130上のハウジング120の外部の位置の電気接続部134aにつながっており、中央導体132が、ハウジング120の外部の位置の電気接続部132aにつながっている。短い方の周辺導体136は、典型的には、ハウジング120の外部の位置の電気部品Rを介して電気接続部132aにつながっている。長い方の周辺導体134は、典型的には、円弧のうちの約270°未満を含んでおり、短い方の周辺導体136は、典型的には、円弧のうちの約90°未満を含んでいる。接続部132a、134aの各々は、電気導体を例えばはんだ付けまたは他の適切な手段によって接続することができる、めっきされた貫通穴を有することができる。] [0034] 柔軟性ドーム150は、ドーム部152(「C2」とも称される)を有しており、ドーム部から延在するいくつかの「脚」または「足」154、156(例えば、4本の足154、156)を有する。一例では、足のうちの3本(足154)が、比較的長く、足のうちの1本(足156)(「C1」とも称される)が、比較的短い。柔軟性ドーム150は、ベース130の回路パターンに隣接して配置され、柔軟性ドーム150の足154が、例えば回路ベース130の周辺導体134の角または角の付近で、回路ベース130の周辺導体134に電気的に接触することで、長い方の周辺導体134と中央導体132との間の第1の極と、長い方の周辺導体134と短い方の周辺導体136との間の第2の極とを有する、通常開放された単極スイッチ素子102がもたらされる。] [0035] ハウジングカバー120が、柔軟性ドーム150が配置される空洞部127を画定している。柔軟性ドーム150は、長い方の脚154をベース130の長い方の周辺導体136に接触させ、短い方の脚156を短い方の周辺導体136の上方に位置させ、かつドーム152を中央導体132の上方に位置させるような向きで、空洞部127に配置される。好ましくは、ハウジングカバー120の空洞部127は、柔軟性ドーム150のハウジング120に対する向き(したがって、ベース130に対する向き)が固定され、すなわち柔軟性ドーム150が回転して脚154、156が導体134、136のそれぞれに対する所望の関係から逸脱することがないように、非円形である。図示の典型的なスイッチ100においては、ハウジングカバー120が、矩形の空洞部127を画定しており、各々の脚154、156が空洞部127の角に位置する傾向を有し、空洞部127内で自由に回転することがない。空洞部127について、例えば脚154がそれぞれ配置される半径方向の凹所を有する円柱形の空洞部など、他の形状も使用可能である。] [0036] 十分な力または荷重が柔軟性ドーム150のドーム152に加わると、比較的短い脚156が短い方の周辺導体136に向かって移動して短い方の周辺導体136に接触することで、スイッチ素子102のスイッチコンタクトC1が閉じられ、その後にドーム部が曲がって(たわんで)回路ベース130の中央導体132に電気的に接触することで、中央導体132との電気的接触が形成され、回路基板140および柔軟性ドーム150によって形成されるスイッチ素子102のスイッチコンタクトC2が閉じられる。柔軟性ドーム150に十分な力または荷重が加えられず、またはそのような力または荷重が減らされ、または取り除かれる場合、柔軟性ドーム150は、曲がっていない(力が抜かれ、たわんでいない)ドーム状に復帰し、ドーム152および脚156のいずれも中央導体146および周辺導体136のそれぞれに電気的に接触せず、したがって回路ベース130および柔軟性ドーム150によって形成されるスイッチ素子102のコンタクトC2およびC1が開かれる。] [0037] 柔軟性ドーム150は、典型的には、金属製のドームであり、特定の力(トリップ力または作動力と称されることもある)が加えられるまで曲げに抵抗する傾向を有し、その後に比較的急激に曲がり(たわみ)が生じ、すなわちスナップするとともに、曲がっていない形状または形態(または、力が加わっていないときの形状または形態)に戻るべく、比較的急激に曲がりの解消(復帰、緩和、たわみの解消)が生じ、すなわちスナップする傾向も有する点で、「スナップ」作用を有する。結果として、柔軟性ドーム150の急激な曲がりおよび曲がりの解消を、押しボタン190を介して感じることができ、したがってスイッチ素子102の操作の触覚によるフィードバックを提供することができる。比較的短い脚132の動きは、典型的には、ドーム552の曲がり(例えば、450グラムまたは約1ポンドで生じる)よりも低いレベルの力(例えば、275グラムまたは約0.6ポンド)で生じる。結果として、作動力がドーム150に加えられるとき、コンタクトC1が、コンタクトC2よりも前に閉じ、作動力がドーム150から取り除かれるとき、コンタクトC2が、コンタクトC1よりも前に開く。] [0038] 柔軟性ドーム150は、好ましくは、比較的明確な力または荷重にて曲がる(たわむ)。例えば、約450グラム(約1.0ポンド)の力で曲がる(たわむ)12mmのドーム152を有する柔軟性を有する金属ドーム150を提供することができる。好ましくは、ドーム152の曲がりは、曲がり(たわみ)が生じた旨の触覚による知らせを提供するために、必要なレベルの力または荷重が加わったときに比較的急激に生じる点で、比較的明確である。] [0039] 好ましくは、柔軟性ドーム150の短い方の脚156を曲げる(たわませる)ために必要な力または荷重が、柔軟性ドーム152を曲げる(たわませる)ために必要な力よりも小さく、したがって、例えばばね180を介してプランジャ170およびスイッチ素子102を含んでいる積層に力または荷重が加えられるとき、スイッチ素子C1がスイッチ素子C2よりも小さな力または荷重で作動し、したがって、スイッチコンタクトC1の作動(脚156の曲がりまたはたわみ)がスイッチコンタクトC2の作動(ドーム152の曲がりまたはたわみ)よりも先であるという作動順序がもたらされ、スイッチコンタクトC2の作動停止(ドーム152の曲がりの解消または復帰)がスイッチコンタクトC1の作動停止(短い方の脚156の曲がりの解消または復帰)よりも先であるという解除順序がもたらされる。] [0040] 実際においては、押しボタン190およびばね180を介してスイッチ素子102の積層に加えられる力または荷重が、スイッチ素子102の柔軟性ドーム150に伝達されるが、柔軟性ドーム150は、柔軟性ドーム150の未変形のドーム152の形状を保とうとする。その結果、スイッチ素子102の作動が、柔軟性ドーム150が柔軟性ドーム150の比較的短い脚156を動かすべく曲がることによって達成され、ドーム152が好ましくは急激にベース130に近付くように移動すべく曲がることによって達成される。典型的には、この動作は、スイッチ素子102のコンタクトC1の作動時にユーザにもたらされる触覚によるフィードバックを少なくし、または弱くする。なぜならば、スイッチ素子102のコンタクトC2を作動させるために必要な力または荷重がより大きいため、コンタクトC1の作動後に、動作を続けるために必要な力または荷重が大きくなるが、知覚されるような明確なスナップを提供することはないからである。典型的には、触覚によるフィードバックは、スイッチコンタクトC2を作動させる柔軟性ドーム150のスナップ作用の結果として、押しボタン190にもたらされる。] [0041] ハウジングカバー120は、スイッチ素子102を空洞部139に保持するように隣接するベース130に配置される。ハウジングカバー120は、ハウジングカバー120から延在している部位122であって、押しボタン190が移動自在に配置される開口部または穴123を有する部位122を有する。好ましくは、ハウジングカバー120の部位122の内部123が、押しボタン190の外側の円柱形部分192と同様の円柱形である。ばね180(好ましくは、コイルばね180)が、押しボタン190とスイッチ素子102の柔軟性ドーム152に当接するプランジャ170との間で圧縮され、押しボタン190をスイッチ素子102から離れるように押している。押しボタン190は、ばね180を受け入れるために、端部に選択的に凹所または空洞部196を有することができる。] [0042] 好ましくは、ハウジングカバー120の円筒形の部位122が、開口部123に内向きに延在する造作(例えば、内向きに延在しているフランジまたはリング124)を有しており、押しボタン190が、押しボタン190をハウジングカバー120の開口部または穴123に保持するために、ハウジングカバー120の内向きに延在する造作124と係合する外向きに延在する造作(例えば、外向きに延在しているフランジまたはリング194)を有する。典型的には、プランジャ170が、柔軟性ドーム150に隣接する大径部を有しており、ばね180がプランジャ170の外向きのフランジまたはリング174に係合および当接すべく滑る円柱形部分を画定している。] [0043] コンタクトばね260が、ベース130のハウジング120が取り付けられる方の広い表面とは反対側の広い表面から延在しており、ばね260の端部262が、典型的には、接続穴132aを通って延在し、例えばはんだ付けによって接続部132aに電気的に接続される。一実施形態においては、ばね260が円錐形のらせんばねであり、直径が大きい方の端部がベース130に近く位置している。] [0044] 動作時、スイッチ100は、押しボタン190に押しボタン190をベース130に向かって移動させる方向に加えられ、ばね180を圧縮して、プランジャ170を介してスイッチ素子102に力または荷重を作用させる力または荷重によって作動させられる。非作動の状態においては、押しボタン190が、カバー120および押しボタン190のそれぞれのフランジまたはリング124、194が物理的に接触するように、ばね180によってスイッチ素子102から離れる方向に動かされている。] [0045] 押しボタン190を押すことで、ばね180が圧縮され、ばね180がプランジャ170を介してスイッチ素子102に伝える力が、柔軟性ドーム150の短い方の脚156をベース130の周辺導体136に接触するように移動させるために必要なレベルまで増加する。ばね180を圧縮するために必要な力が、柔軟性ドーム150を曲げる(たわませる)ために必要な力よりも小さいため、ばね180が、柔軟性ドーム150の作動よりも前に圧縮され、すなわちより低い力または荷重で圧縮される。このスイッチ素子102の作動前のばね180の圧縮によって、スイッチ100は、一般的にユーザにとって望ましいと考えられる比較的長いストロークを提供することができ、すなわち押しボタン190が、スイッチ素子102の作動において比較的長い距離を移動する。] [0046] 柔軟性ドーム150のドーム152を曲げる(たわませる)ために必要な力が、柔軟性ドーム150の短い方の脚156を移動させるべくドーム150を曲げる(たわませる)ために必要な力よりも大きいため、柔軟性ドーム150の短い方の脚156が、スイッチ素子102のスイッチコンタクトC1がスイッチコンタクトC2よりも先に作動するよう、より低いレベルの力で移動する(たわみを生じる)。実際には、柔軟性ドーム152の作動力が比較的大きいため、柔軟性ドーム152が、比較的剛なドーム状構造をもたらしている。ばね180およびプランジャ170を介して柔軟性ドーム150に伝達される力が、柔軟性ドーム150をひずませ、短い方の脚156をベース130の導体136に向かって移動させる傾向にあり、したがって、柔軟性ドーム150の脚156をベース130の導体166に接触させるために必要な柔軟性ドーム150の曲がりは、柔軟性ドーム150を曲げて(たわませて)ドーム152をベース130の導体132に接触させるために必要であると考えられる最終的な力によって引き起こされる曲がりよりも小さい。結果として、スイッチ素子102の動作、すなわち導体132と134との間のスイッチコンタクトC1の閉鎖は、強い触覚によるフィードバックが存在しない比較的「ソフト」な操作を呈する。] [0047] スイッチ素子102のコンタクトC1の動作に必要な力を超えるさらなる力が押しボタン190に加えられると、この力が、圧縮ばね180およびプランジャ170および回路基板160を介して、スイッチ素子102の柔軟性ドーム150に伝えられる。ばね180を圧縮するために必要な力が、柔軟性ドーム150のドームを曲げる(たわませる)ために必要な力よりも小さいため、ばね180が、柔軟性ドーム150の作動よりも前に圧縮され、すなわちより低い力で圧縮される。このスイッチ素子102の作動前のばね180の圧縮によって、スイッチ100は、一般的にユーザにとって望ましい比較的長いストロークを提供することができ、すなわち押しボタン190が、スイッチ素子102の作動において比較的長い距離を移動する。] [0048] 柔軟性ドーム150のドーム152を曲げる(たわませる)ために必要な最終的な力が、押しボタン190に加えられ、圧縮ばね180およびプランジャ170を介して柔軟性ドーム150に伝えられるとき、柔軟性ドーム150のドーム152が曲がって(たわんで)、ベース130の導体132に接触することで、スイッチ素子102のコンタクトC2が作動し、すなわち導体132および134の間のスイッチコンタクトC2が閉じられる。柔軟性ドーム150のドーム152が、典型的には、スナップ作用を伴って曲がる(たわむ)ため、スイッチ素子102のコンタクトC2が作動した旨の明確な触覚による知らせがもたらされる。] [0049] 完全な作動後のスイッチ100の作動の解除または解放は、以下のとおりである。押しボタン190に加えられる力が減少するにつれ、スイッチ素子102のコンタクトC1、C2の作動の解除が、上述のようなコンタクトC1、C2の作動の逆順で生じる。具体的には、柔軟性ドーム150のドーム152が、スナップ作用を伴って曲がっていない状態または緩和状態に戻ることによって、電気導体132および134の間の電気的接続が断たれることで、コンタクトC2の作動が解除され、その後に、柔軟性ドーム170の短い方の脚156が、曲がっていない状態または緩和状態に戻ることによって、電気導体132および134の間の電気的接続が断たれることで、スイッチ素子102のコンタクトC1の作動が解除される。スイッチ100の作動の解除における押しボタン190の移動距離は、作動における移動距離と同じであり、比較的長いストロークをもたらしている。] [0050] 比較的長いストロークを、スイッチ素子102およびばね180の協働によって提供することができ、特に、ばね180のばねレートに対するスイッチ素子102の柔軟性ドーム150の作動力のレベルによって提供することができる。ばね180のばねレートを下げると、押しボタン190のストロークまたは移動量が大きくなる傾向にある。一般的には、スイッチ素子102のコンタクトC1、C2の作動が、押しボタン190の遠位端(例えば、フランジ194の遠位側の円筒形部分192の端部)をハウジング120の円筒部122の外側端を過ぎて押し込まなくてももたらされることが望ましい。柔軟性ドーム150およびばね180の材料および厚さを、例えばスイッチ素子102の作動の触感など、所望の動作に合わせて選択することができる。選択した柔軟性ドーム150およびばね180を、例えば所望のストローク距離および/または「感触」などといった所望の動作特性に達するように、実験的に評価することができる。] [0051] 長いストロークを提供する実施例においては、スイッチ素子102の柔軟性ドーム150を作動させるための機械的な移動量が、約1.25mm(約0.05インチ)にすぎず、人間の指で動かすにはきわめて小さな距離である。しかしながら、スイッチ素子102を作動させるために必要な押しボタン190のストロークまたは機械的な移動量は、約2.8mm(約0.11インチ)であり、すなわち柔軟性ドーム150のドーム152の実際の作動のための移動量の約2倍を超えるほど長い。] [0052] やはり例として、柔軟性ドーム150のドーム152を作動(すなわち、スナップ)させるために必要な力は、好ましくは、柔軟性ドーム150の短い方の脚156を作動(移動)させるために必要な力よりも大きい。一例においては、柔軟性ドーム150のドーム152を作動させるために必要な力が、柔軟性ドーム150の短い方の脚156を作動(移動)させるために必要な力の約1.25倍〜2倍、または2.5倍である。例えば、ばね180は、相応に比較的長いストロークを可能にするために比較的長く、ばね180のばね定数を、例えば、大まかには、柔軟性ドーム150のドーム152の作動力を押しボタン180の移動の全長で除算したものにほぼ等しくなるように選択することができる。] [0053] スイッチ100を、完全な作動に満たないように操作することが可能であり、すなわちスイッチ素子102の両方のコンタクトC1、C2の作動に達しないように操作できることに、留意されたい。特に、押しボタン190を、スイッチ素子102のコンタクトC1を作動させるためには十分に、しかしながらスイッチ素子102のコンタクトC2を作動させることはないように、押し込むことが可能であり、これは、上述の構成の比較的長いストロークゆえに、比較的容易であると考えられる。そのような場合、柔軟性ドーム150の短い方の脚156がベース130の導体136に接触することで、ベース130の導体134および136の間のコンタクトC2の開いた回路状態にいかなる変化も生じさせずに、コンタクトC1においてスイッチが閉じられる。] [0054] 典型的には、スイッチ100を、スイッチ100が特定の機能を制御すべく協働する電子および/または電気回路および/または部品を含んでいる電子および/または電気回路基板に取り付けることができる。または、スイッチ100を、そのような回路および/または部品にワイヤまたは他の導体を介して接続することができる。] [0055] 1つの実施例においては、スイッチ100が、約275グラム(約0.6ポンド)の力で短い方の脚156において作動可能であり、約450グラム(約1.0ポンド)の力でドーム152において作動可能である12mm(約0.5インチ)の柔軟性ドーム150と、約170〜190グラム/mm(約9.5〜10.5ポンド/インチ)のばねレートを有する長さ約7.1mm(約0.28インチ)のばね180とを有する。そのような柔軟性ドームの例は、コロラド州Windsorに所在するSnaptron,Inc.からDT−12450Nという型番で入手可能である。スイッチ素子102のコンタクトC1を作動させるために必要な力を測定したところ、約275グラム(約0.6ポンド)であり、スイッチ素子102のコンタクトC2を作動させるために押しボタン190に加える必要がある力を測定したところ、約465グラム(約1.0ポンド)であった。スイッチ素子102のコンタクトC1を作動させるための押しボタン190の移動量は、約1.5mm(約0.06インチ)であり、スイッチ素子102の両方のコンタクトC1、C2を作動させるための押しボタン190の最終的な移動量は、約2.8mm(約0.11インチ)であった。押しボタン190の最大移動量は、押しボタン190が押しボタン190の移動距離の終わりに達するよりも前に柔軟性ドーム150の作動が生じるよう、ばね180および柔軟性ドーム150の公差を含むばね180および柔軟性ドーム150の作動距離よりも十分に大きい。典型的なスイッチ100は、約13.7mm(約0.54インチ)の高さを有する。] [0056] 有利なことに、上述の典型的なスイッチ100の長いストローク、およびスイッチ素子102のコンタクトC1およびC2の作動に必要な力のレベルの明確な相違が、スイッチ素子102のコンタクトC1 104を作動させ、または両方のコンタクトC1、C2を作動させるために、スイッチ100の操作を制御することをユーザにとって容易にしている。したがって、ユーザは、スイッチ素子102のコンタクトC1によって制御される1若しくはそれ以上の機能を作動させ、またはコンタクトC2によって制御される1若しくはそれ以上の機能を作動させるために、押しボタン190の押し込みを容易に制御することが可能である。] [0057] スイッチ素子102の両方のコンタクトC1、C2が、それぞれの一時的な単極のスイッチング動作を提供しており、すなわち操作ボタンが押し込まれているときに単極の電気的接続が形成され、作動用押しボタンが放されたときに単極の電気的接続が断たれるが、ラッチまたは他の非一時的な動作を、信頼性を欠く従来からの機械式のスイッチ機構のような機械式のラチェットによるのではなく、図4Aおよび図4Bの回路に関して後述されるように電子的に提供することができる。結果として、長いストロークおよび/または触覚によるフィードバックを含むスイッチ100の「感触」、および懐中電灯または他の器具の動作の制御の両方を、機械式のスイッチの欠点を招くことなく、例えばクリック式スイッチなどの機械式のスイッチに類似させることができる。] 図4A 図4B [0058] 図4は、電子制御回路300、300'に組み合わせられた図1、図2、および図3の典型的な多極の電気スイッチ100の典型的な利用を説明する電気概略図である図4Aおよび図4Bを含んでいる。図4Aにおいて、典型的な回路300が、選択的に光を生成するために電池Bからの電気エネルギーを光源LSに選択的に接続するライト部310と、ライト部310を作動させ、ライト部310によって生成される光を制御するための制御部350とを有する。電池Bは、充電エネルギーがライト10の外部または内部にあってよい充電回路(図示せず)を介して電池充電端子+CHGおよび−CHGに供給される充電式の電池であってよい。] 図2 図4A 図4B [0059] 例えばトランジスタQ1などのスイッチング素子によって作動されたときに導通状態となる光生成部310は、以下のように動作する。電源制御回路320が、電池Bから電池電位(導通状態のトランジスタQ1における小さな電圧低下を差し引く)で電気エネルギーを受け取り、光源LSに所望の電圧および/または電流で電気エネルギーを供給する。光源LSに供給される電圧および/または電流は、調節回路330によって所望の値に制御または調節され、さらに調節回路330は、電源制御回路320の動作を制御すべく電源制御回路320に制御信号CNTRL−1を供給する。制御信号CNTRL−1は、光源LSを通過する電流のレベルと基準信号REFとの間の誤差に関係する調節回路330の信号であってよく、変動する連続信号またはパルス幅変調された信号であってよい。] [0060] 光源LSが、発光ダイオード(light−emitting diode:LED)などの半導体光源である場合、調節回路330は、好ましくは、LED光源LSを通過して流れる電流のレベルを制御する。特定の例では、調節回路330が、LED光源LSの電流を、基準ソース340によってもたらされる基準レベルREFによって決定されるレベルに調節する。換言すると、光源LSを流れる電流のレベルが、調節回路330の動作によって基準レベルREFに直接関連付けられ、電源制御回路320が、好ましくは、光源LSにもたらされる電圧を光源LSおよび調節回路330の所望の動作に適した最低の値に制御する。] [0061] スイッチSW1のコンタクトC1およびC2のそれぞれの接点の閉鎖が、例えばコントローラ360の入力I−1、I−2から例えば電池Bの負の端子へのそれぞれの接続をもたらし、これをコントローラ360が、スイッチSW1のそれぞれのコンタクトC1およびC2の作動として検出する。分圧器が、電池Bをまたぐように接続された抵抗R1、R2、およびR3によって形成され、抵抗R1、R2および抵抗R2、R3の接続部に位置するタップ点に種々の電圧を提供する。スイッチSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2の閉鎖が、例えば抵抗R1、R2、R3による分圧器の種々のタップ点から例えばコントローラ360の入力I−3へのそれぞれの接続をもたらし、これをコントローラ360が、スイッチSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2の作動として検出する。] [0062] スイッチSW1、SW2の各々が、コントローラ360の1若しくはそれ以上の入力につながり、コントローラ360が、スイッチSW1およびSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2の閉鎖に応答し、電界効果トランジスタQ1を導電性、すなわち低インピーダンスの導通状態にすることで、ライト部310およびライト部310の光源LSを作動させ、トランジスタQ1を非導通にすることで、ライト部310の電力を断つ。コントローラ360は、自身の動作のための電力を、例えばVCCおよびGNDと示されている端子の間で、直接的または電源制御回路320を介して電池Bから受け取る。] [0063] スイッチSW1、SW2のコンタクトC1、C2の閉鎖および/または開放に応答して、コントローラ360が、スイッチSW1およびSW2の閉鎖を検出して動作するために用意されたプログラミングに従って、ライトまたは他の付加の種々の機能を制御することができる。コントローラ360は、例えば増幅器および/またはフリップフロップなどの直動式の回路など、種々のスイッチSW1、SW2の閉鎖に対して固定された所定の応答を有する専用の回路360を有することができる。または、コントローラ360が、スイッチSW1およびSW2のコンタクトの閉鎖を、例えばスイッチ閉鎖の時間および/または周波数およびスイッチ閉鎖の有無に関して解釈するより高度な能力を提供することができるコントローラまたはプロセッサまたはデジタルプロセッサを有することができる。] [0064] 1つの実施例においては、コントローラ360が、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1の閉鎖に応答して、出力O−1を介してトランジスタQ1の制御電極に駆動信号を加え、トランジスタQ1を導通状態にする接続部またはトランジスタまたは他のスイッチを有することができる。導通状態となるトランジスタQ1が、光源LSのためのライト部310を駆動し、SW1またはSW2のコンタクトC1が接続をもたらしている限りにおいて光を生成する。スイッチSW1およびSW2のコンタクトC1がどちらも開いているとき、トランジスタQ1は非導通となり、光源LSへの電力は断たれる。このようにして、光源LSが、スイッチSW1のコンタクトC1またはスイッチSW2のコンタクトC1の閉鎖に直接応答して、「一時的なオン」モードで動作し、両方のスイッチSW1およびSW2のそれぞれのコンタクトC1が開いているとき、「オフ」モードで動作する。] [0065] さらに、この例において、コントローラ360が、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC2の閉鎖に応答して第1および第2の状態の間を切り換わる(例えば、交互する)トグル式のフリップフロップを有することができる。例えば、第1の状態において、トランジスタQ1がオフであってよく、第2の状態において、駆動信号をトランジスタQ1の制御電極に印加して、トランジスタQ1を導通状態にすることができる。導通状態となるトランジスタQ1が、フリップフロップが第2の状態のままである限りにおいて光を生成し、フリップフロップが第1の状態に切り換わるときには光を生成しないよう、光源LSのためのライト部310を駆動する。このようにして、光源LSが、スイッチSW1またはスイッチSW2のコンタクトC2の順次の閉鎖および開放に応答して、「連続的なオン」状態およびオフ状態の間を交互に切り換わる。] [0066] 図4Bにおいて、典型的な回路300'が、選択的に光を生成するために電池Bからの電気エネルギーを光源LS、LS'に選択的に接続するライト部310'と、ライト部310'を駆動し、ライト部310'によって生成される光を制御するための制御部350'とを有する。電池Bは、充電エネルギーがライト10の外部または内部にあってよい充電回路(図示せず)を介して電池充電端子+CHGおよび−CHGに供給される充電式の電池であってよい。選択的に、充電器が誤った極性にて接続された場合に保護を提供するために、ダイオード(例えば、ダイオードD2)を設けることができる。] 図4B [0067] 光生成部310'が、電源制御回路320'および調節回路330'によって駆動されるとき、電池電位またはより高い電位VBOOSTで電池Bからの電気エネルギーを受け取り、光源LS、LS'に所望の電圧および/または電流で電気エネルギーを供給する。光源LS、LS'に供給される電圧および/または電流は、調節回路330'によって所望の値に制御または調節され、さらに調節回路330は、基準回路340'および/または電源制御回路320'の動作を制御すべくコントローラ360'の入力VFBに制御信号CNTRL−1(例えば、電圧フィードバック信号)を供給する。制御信号CNTRL−1は、基準信号REFに応答して設定される光源LS、LS'を通過する電流のレベルに関係する調節回路330'の信号であってよく、変動する連続信号またはパルス幅変調された信号であってよい。] [0068] 光源LSが、発光ダイオード(light−emitting diode:LED)などの半導体光源である場合、調節回路330は、好ましくは、LED光源LSを通過して流れる電流のレベルを制御する。特定の例では、調節回路330'が、LED光源LSの電流を、基準ソース340'によってもたらされる基準レベルREFによって決定されるレベルに調節する。換言すると、光源LSを流れる電流のレベルが、調節回路330'の動作によって基準レベルREFに直接関連付けられ、電源制御回路320が、好ましくは、光源LSにもたらされる電圧を光源LSおよび調節回路330'の所望の動作に適した最低の値に制御する。] [0069] 光源LS'が、キセノン、ハロゲン、または他のランプなどの白熱ランプである場合、調節回路330'は、所望に応じて光源LS'を通って流れる電流のレベルまたは光源LS'をまたぐ電圧を制御することができる。特定の例では、調節回路330'が、光源LS'を流れる最大の電流を、安全であると考えられ、基準ソース340'によってもたらされる基準レベルREFによって決定されるレベルまでに制限することができ、電源制御回路320'が、電圧VBOOSTを所望の電圧に制御することができる。換言すると、光源LSを流れる電流のレベルが、調節回路330'の動作によって基準レベルREFに応答して制限され、電源制御回路320が、好ましくは、光源LS'にもたらされる電圧を光源LS'および調節回路330'の所望の動作に適した最低の値に制御する。電源制御回路320'が、例えば昇圧回路などの電圧制御回路を含む場合、コントローラ360'は、例えば電圧VBOOSTに応答して電池電圧の昇圧の程度を制御するために、電源制御回路320'にパルス幅変調された制御信号PWMを供給することができる。] [0070] 第1の分圧機構が、電池Bをまたぐように接続される抵抗R1aおよびR2aおよび抵抗R1aおよびR3aによって形成され、スイッチSW1のコンタクトC1および/またはC2が閉じられたときに、抵抗R1aとダイオードD1との接点における種々の電圧をコントローラ360'の入力I−1にもたらし、コントローラ360'がこれに応答する。スイッチSW1の両方のコンタクトC1およびC2が開いているときは、電位VCCがコントローラ360の入力I−1に加えられる。同様のやり方で、スイッチSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2が閉じると、入力I−2およびI−3から抵抗R1bを介するVCCへのそれぞれの接続がもたらされる一方で、コントローラ360'の入力I−3に関しては抵抗R1bおよびR2bからなる分圧器が、入力I−2に関しては抵抗R1bおよびR3bからなる分圧器がもたらされ、これがコントローラ360、360'によってスイッチSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2の作動として検出される。スイッチSW1のコンタクトC1およびC2が開いているとき、コントローラ360'のそれぞれの入力I−1、I−2は、例えば局所「接地」電位と考えることができる電池Bの負の端子の電位にある。抵抗R1bが、きわめて低い抵抗値を有しており、または短絡している場合、コントローラ360'の入力I−2およびI−3は、スイッチSW1のそれぞれのコンタクトC1およびC2が閉じられるときに、接地電位からほぼVCC電位に変化する。選択的に、コントローラ360'がコンタクトC1ではなくてコンタクトC2の閉鎖を検出することに対する保護のために、ダイオードD3を設けることが可能である。] [0071] スイッチSW1、SW2の各々が、コントローラ360'の1若しくはそれ以上の入力に接続されており、コントローラ360'が、スイッチSW1およびSW2のそれぞれのコンタクトC1およびC2の閉鎖に応答して、電源制御回路320'および/または調節回路330'を動作させることで、ライト部310'およびライト部310'の光源LS、LS'を駆動し、電源制御回路320'および/または調節回路330'を動作させることで、光源310'への電力を断つ。コントローラ360'は、自身の動作のための電力を、例えばVCCおよびGNDと示されている端子の間で、電源制御回路320'を介して電池Bから受け取る。] [0072] スイッチSW1、SW2のコンタクトC1、C2の閉鎖および/または開放に応答して、コントローラ360'が、スイッチSW1およびSW2の閉鎖を検出して動作するために用意されたプログラミングに従って、ライトまたは他の付加の種々の機能を制御することができる。コントローラ360'は、例えば増幅器および/またはフリップフロップなどの直動式の回路など、種々のスイッチSW1、SW2の閉鎖に対して固定された所定の応答を有する専用の回路360'を有することができる。または、コントローラ360'が、スイッチSW1およびSW2のコンタクトの閉鎖を、例えばスイッチ閉鎖の時間および/または周波数およびスイッチ閉鎖の有無に関して解釈するためのより高度な能力を提供することができるコントローラまたはプロセッサまたはデジタルプロセッサを有することができる。] [0073] 1つの実施例においては、コントローラ360'が、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1の閉鎖に応答して、電源制御回路320'および/または調節回路330'を動作させる駆動信号を加えることで、光源LS、LS'のためのライト部310'を駆動して、SW1またはSW2のコンタクトC1が接続をもたらしている限りにおいて光を生成する接続部またはトランジスタまたは他のスイッチを有することができる。スイッチSW1およびSW2のコンタクトC1がどちらも開いているとき、電源制御回路320'および/または調節回路330'を非動作にすることができ、光源LS'への電力が断たれる。このようにして、光源LS、LS'が、スイッチSW1のコンタクトC1またはスイッチSW2のコンタクトC1の閉鎖に直接応答して、「一時的なオン」モードで動作し、両方のスイッチSW1およびSW2のそれぞれのコンタクトC1が開いているとき、「オフ」モードで動作する。] [0074] さらに、この例において、コントローラ360'が、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC2の閉鎖に応答して第1および第2の状態の間を切り換わる(例えば、交互する)トグル式のフリップフロップを有することができる。例えば、第1の状態において、電源制御回路320'および/または調節回路330'がオフであってよく、第2の状態において、駆動信号を電源制御回路320'および/または調節回路330'に印加して、電源制御回路320'および/または調節回路330'を動作させることができる。動作状態となる電源制御回路320'および調節回路330'が、フリップフロップが第2の状態のままである限りにおいて光を生成し、フリップフロップが第1の状態に切り換わるときには光を生成しないよう、光源LS、LS'のためのライト部310'を駆動する。このようにして、光源LS、LS'が、スイッチSW1またはスイッチSW2のコンタクトC2の順次の閉鎖および開放に応答して、「連続的なオン」状態およびオフ状態の間を交互に切り換わる。] [0075] 図4Aおよび図4Bのいずれかまたは両方において、電源制御回路320、320'、調節回路330、330'、および光源LS、LS'が電池Bをまたぐように直列に接続される順番は、任意の特定の実施形態の必要または所望に応じ、変更可能である。] 図4A 図4B [0076] 本発明のスイッチ機構を含む典型的なライトにおいて使用するために適したライト部310、310'、電源制御320、320'、調節回路330、330'、および基準340、340'のための典型的な回路、およびそれらの動作が、本出願の譲受人に譲渡済みであり、この参照によりその全体が本明細書に組み込まれる「ELECTRONICCIRCUIT REDUCING AND BOOSTING VOLTAGE FOR CONTROLLING LED CURRENT」という名称の2006年1月19日付で出願された米国特許出願第11/335,486号に記載されている。] [0077] 制御部350、350'が、それぞれが本明細書に記載のとおりのスイッチ100であってよいスイッチSW1およびSW2の動作に応答して、ライト部310、310'を駆動および制御する。スイッチSW1およびスイッチSW2の両方において、極C1が、スイッチ100のスイッチ素子102のコンタクトC1に相当でき、極C2が、スイッチ100のスイッチ素子102のコンタクトC2に相当でき、その各々が、一時的な単極単投(single−pole,single−throw:SPST)スイッチをもたらしている。本明細書に記載のスイッチ100において、スイッチ100の押しボタンアクチュエータへの圧力を増加させると、最初にコンタクトC1が閉じ、さらに圧力を増加させるとコンタクトC2が閉じ、圧力の一部を緩めるとコンタクトC2が開き、さらに圧力を緩めるとコンタクトC1が開く。コンタクトC1が閉じた後かつコンタクトC2が閉じる前の圧力を保持すると、コンタクトC1は圧力が緩められるまで閉じたままであり、コンタクトC2は閉じない。] [0078] 懐中電灯などの可搬の照明装置において、スイッチSW1、SW2は、装置上のさまざまな位置に位置することができ、例えば、スイッチSW1が、装置300、300'の先端、前部、または光生成端に向かって位置することができ、スイッチSW2が、装置300、300'の後部または非光生成端に向かって位置することができ、例えば尾部キャップスイッチとして尾部キャップに位置することができる。より少数またはより多数のスイッチを、任意の特定の装置において利用することができ、任意のスイッチSW1、SW2が、上述の例よりも多数または少数のコンタクトを有することができる。] [0079] たとえスイッチSW1およびSW2のコンタクトC1およびC2が一時的なSPSTスイッチであっても、コントローラ360、360'が、ラッチという追加の機能をもたらし、例えば一時的なスイッチの閉鎖を、ユーザに関する限り、次のスイッチの閉鎖が生じるまでの連続的な動作に変換する。同様に、コントローラ360、360'を、一時的なスイッチの閉鎖を都合または所望のとおりに他の種類の機能として解釈し、追加の特徴の提供を可能にするように構成することも可能である。] [0080] 追加の特徴を、コントローラ360、360'が、単純にスイッチの閉鎖に応答して単一の機能を実行するのではなく、例えばマイクロプロセッサまたはデジタルプロセッサなどのより複雑なコントローラまたはプロセッサを有することで、提供することができる。そのような実施形態においては、コントローラ360、360'を、例えば、先の段落において説明したやり方と同様のやり方でのスイッチSW1およびSW2のコンタクトC1およびC2の閉鎖および開放に応答して、光源LS、LS'について一時的なオン状態、継続的なオン状態、およびオフ状態を提供するようにプログラムすることができる。さらに、コントローラ360、360'を、例えば、特定のコンタクトC1および/またはコンタクトC2の作動の回数、特定のコンタクトC1および/またはコンタクトC2の作動の間の時間、特定のコンタクトC1および/またはコンタクトC2の連続的作動の時間、および/またはこれらの組み合わせにもとづく状態など、スイッチSW1、SW2の他の状態に応答するようにプログラムすることもできる。さらに、コントローラ360、360'を、スイッチSW2の同一の作動とは異なるスイッチSW1の作動、スイッチSW1およびSW2の一連の作動、およびそのタイミングおよび順序に応答を提供するようにプログラムすることができる。] [0081] 1つの実施例においては、点滅光モードおよび減光モードを、コントローラ360、360'によって提供することができる。例えば、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1およびC2を2回、素早く連続して閉鎖および開放する(例えば、スイッチSW1またはSW2を「ダブルクリック」する)ことを、例えば、光源LS、LS'が所定の速度で発光(オン)および非発光(オフ)の間を交互する点滅光状態を入力するために使用することができる。換言すると、いずれかのスイッチSW1またはSW2を、本来であれば光を連続的なオン状態に移行させ、または連続的なオン状態から移行させるようなやり方で、しかしながら例えば約0.3秒などの短い時間期間内に素早く操作すると、ライトが光源LS、LS'を例えば約12Hzまたは他の所望の速度でオンおよびオフさせる点滅モードで動作する。] [0082] 光源LS、LS'の点滅を、いくつかの方法のうちの任意の1つの方法で提供することができる。例えば、回路300において、コントローラ360が、自身の出力O−1を所定の点滅速度でオンおよびオフレベルの間で交互させることができ、結果として、トランジスタQ1が所定の点滅速度で導通および非導通状態の間を交互することで、電源制御320および調節回路330が所定の点滅速度で光源LSへの電力の印加および除去を行う。または、回路300のコントローラ360が、基準ソース340を制御する自身の出力O−2を、所定の点滅速度で高レベルおよび低レベルの間で交互させることができ、回路300'のコントローラ360'が、基準ソース340'を制御する自身の出力O−1を、所定の点滅速度で高レベルおよび低レベルの間で交互させることができる。これにより、基準ソース340、340'が、高レベルときわめて低いレベルとの間を交互する基準信号REFを生成するように変調され、結果として、光源LS、LS'を流れる電流(信号REFのレベルに直接相関している)が高レベルときわめて低いレベルとの間を交互することで、光源LS、LS'が所定の点滅速度で点滅する。] [0083] 例えば、減光モードについては、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1およびC2の両方を長時間(例えば、約1秒超)にわたって閉じることを、(この初期の長時間の後に)コンタクトC1およびC2の両方が閉じられている時間のあいだ光源LSにもたらされる電流を少なくする減光モードへの移行に使用することができる。前記長時間が約1秒である場合、約1秒が経過した後もスイッチSW1またはSW2を作動状態に保ち続けることで、光源LSによって生成される光が減光される。その後にスイッチSW1、SW2を放しても、光のレベルは、スイッチSW1、SW2が放された時点のレベルのままである。減光モードを、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1およびC2を、継続的なオン状態への移行または継続的なオン状態の解除のためのやり方で再び閉じることによって、解除することができる。] [0084] 光源LSの減光を、いくつかの方法のうちの任意の1つの方法で提供することができる。例えば、回路300のコントローラ360が、基準ソース340を制御する自身の出力O−2を、SW1および/またはSW2が閉鎖状態に保たれている時間のあいだ所定の速度で減少させることができ、回路300'のコントローラ360'が、基準ソース340'を制御する自身の出力O−1を、SW1および/またはSW2が閉鎖状態に保たれている時間のあいだ所定の速度で減少させることができる。これにより、基準ソース340、340'が、高レベルからきわめて低いレベルに所定の速度で減少する基準信号REFを生み出すように変調され、結果として、光源LS、LS'を流れる電流(調節回路330、330'の調節作用ゆえに、信号REFのレベルに直接相関する)が高レベルからきわめて低いレベルまたはゼロレベルに減少し、光源LS、LS'が好みのとおりに所定の速度で減光される。] [0085] 代案として、例えば、回路300のコントローラ360が、自身の出力O−2をパルス幅変調されたやり方で高レベルおよび低レベルの間で交互させることによって減光することができ、回路300'のコントローラ360'が、自身の出力O−1をパルス幅変調されたやり方で高レベルおよび低レベルの間で交互させることによって減光することができ、どちらも人間の眼にとって知覚可能な周波数を上回る周波数で行われる。結果として、基準信号REFが、この周波数で高レベル状態と低レベル状態との間を交互することで、基準ソース340、340'が基準REFの値をパルス幅変調し、調節回路330、330'が、光源LS、LS'によって生成される光をこの周波数で増減させる。光源LS、LS'の電流を変化させるべく基準REFを変化させる回路300の出力O−2および回路300'の出力O−1からのパルスの幅が、所定の速度で減少し、光源LS、LS'から出力される光(印加される電流の平均に比例する)が、所定の速度で減少する。または、好ましくは、基準ソース340、340'が、基準信号REFがその平均に比例することで、光源LS、LS'の電流が回路300のパルス幅変調された出力O−2および回路300'のパルス幅変調された出力O−1の平均に比例するように制御されるよう、コントローラ360の出力O−2およびコントローラ360'の出力O−2からのパルス幅変調信号をフィルタ処理するための低域通過フィルタ(例えば、コンデンサ)を有することができる。] [0086] 代案として、例えば、回路300のコントローラ360が、自身の出力O−1を人間の眼にとって知覚可能な周波数を上回る周波数でパルス幅変調されたやり方でオンレベルおよびオフレベルの間で交互させることによって、減光することが可能であり、結果として、トランジスタQ1がそのような周波数で導通および非導通状態の間を交互することで、電源制御320および調節回路330がそのような周波数で光源LSへの電力の印加および除去を行う。トランジスタQ1を介して光源LSに電力を加える出力O−1からのパルスの幅が、所定の速度で減少し、光源LSから出力される光(印加される電流の平均に比例する)が、所定の速度で減少する。] [0087] 制御信号の減少および増加を、任意の所望の速度および刻みサイズで行うことができることに、留意されたい。例えば、光源LS、LS'によって生成される光のレベルについて、減光および減光回復の各段階において生じる光のレベルの変化が人間の知覚にとって明らかであるように、刻み(ステップ)のサイズを比較的粗くすることができる。または、減光および減光回復の個々の段階が知覚されず、減光および減光回復が、知覚可能な段階の連続ではなくて、滑らかかつ連続的に見えるように、刻み(ステップ)のサイズをより細かくすることができる。] [0088] 好ましい減光動作モードにおいては、光源LS、LS'によって生成される光が、消えることがなく、減光の操作に応答して比較的低レベルの光の出力を保つように、コントローラ360、360'によって減光モードにおいて制御される。さらに、好ましい動作は、スイッチSW1またはSW2が長時間にわたって操作された場合に、光源LSの光の出力が最初は所定の速度で比較的低いレベルに減少し、次いで所定の速度で通常の光の出力に向かって逆に増加し、スイッチSW1またはSW2がコンタクトC1およびC2が閉じている操作状態に保たれている限りにおいて、通常の光のレベルと比較的低い光のレベルとの間を交互に減少および増加し続ける動作であってよい。好ましい動作において、減光モードの光源LSの光のレベルの増加および減少は、通常の光のレベルと比較的低い光のレベルとの間を、正弦曲線の様相または鋸歯の様相で、例えば正弦または鋸歯の1サイクルにつき約4秒で変化することができる。] [0089] 減光モードにおいて光源LSによって生成される光のレベルの制御は、好ましくは、最大値と最小値との間を変化するコントローラ360の出力O−2またはコントローラ360'の出力O−1によってもたらされる。そのようなコントローラの出力O−2、O−1のそれぞれを、アナログまたは連続的なやり方で変化させることで、結果として基準信号REFを連続的なやり方で変化させることができるが、そのようなコントローラの出力が、通常の光の出力に相当する最大(例えば、100%)オン時間パルス幅変調信号と比較的低いレベルの光の出力に相当する最小オン時間(例えば、約25%のディーティサイクル)との間を変化するパルス幅変調信号であることが好ましい。そのようなコントローラの出力におけるこの信号の不連続な性質は、好ましくは基準回路340、340'において、例えば基準回路340、340'のコンデンサによって、低域通過フィルタ処理される。典型的には、そのようなコントローラの出力における信号は、約50KHzでパルス幅変調される。] [0090] 例えば基準回路340、340'において基準電位をフィルタ処理せず、光源LS、LS'への電流をパルス幅変調することが望まれる場合には、パルス幅変調信号の周波数が、好ましくは、コンデンサなしでの光源LS、LS'の出力の脈動が人間によって知覚されうる周波数を上回らなければならず、例えば約80〜100Hzを上回らなければならない。] [0091] 減光サイクルの任意の時点において、スイッチSW1、SW2を放すと、光源LS、LS'の光出力の変化が停止され、現時点の光出力のレベルが維持される。減光の動作モードを、継続的なオン状態への移行(または、継続的なオン状態の解除)のやり方で、コンタクトC1およびC2を閉じてから開くようにスイッチSW1またはSW2を押して放すことによって、解除することが可能である。] [0092] コントローラ360、360'を、デジタルプロセッサ/コントローラまたは別のコントローラのいずれであっても、スイッチSW1およびSW2のそれぞれのコンタクトC1、C2の閉鎖に任意の所望の様相で応答して任意の所望の機能または特徴を提供するように、プログラムすることができる。別の例として、上述したような一時的なオン、継続的なオン、およびオフの応答に加えて、コントローラ360、360'が、ライト100が継続的なオンの状態にあるときに、いずれかのスイッチSW1またはSW2のコンタクトC1の閉鎖に応答して、生成される光の明るさを変化させることができる。この減光動作は、コンタクトC1の繰り返しの閉鎖に応答して、段階的に増加する明るさを変化させることができ、またはコンタクトC1の閉鎖状態の保持時間に応答することができる。明るさの変化の段階を、任意の所望の刻みのサイズでもたらすことができ、各々の刻みは、人間によって知覚されるような十分な大きさであっても、そのようでなくてもよい。明るさの変化は、明るさの減少が所定の最小の明るさ(光出力なしであってもよい)で停止する点で単調性であってよく、または上述と同様の明るさの減少および増加の反復サイクルであってよい。] [0093] 他の例として、コントローラ360、360'が、SW1またはSW2の両方のコンタクトC1およびC2の2回の素早い接触および開放の連続、すなわち「ダブルクリック」を、点滅光動作への移行と解釈することができ、またはそのような閉鎖の回数および/または継続時間に応答して、複数の光源の中から動作させるべき1若しくはそれ以上の光源を選択でき、異なる色の光源を選択でき、または所望される任意の他の機能を選択することができる。] [0094] 典型的には、制御回路300、300'は、例えばベース130または130'の回路基板など、1若しくはそれ以上のスイッチ100が取り付けられる回路基板上に設けることができ、またはリードまたはワイヤを回路基板の接続穴または接続パッドに接続することによって設けることができ、または1若しくはそれ以上のスイッチ100が例えばリードまたはワイヤによって接続される基板上に設けることができ、または上記の組み合わせによって設けることができ、そのような回路基板を、回路300、300'を使用する懐中電灯または他の器具の任意の好都合な位置に配置することができる。1つの実施例においては、回路300、300'の少なくとも実質的な部分を含んでいる回路基板が、懐中電灯のハウジング300、300'において、光源LSおよび光源LSが配置されてなる反射板のすぐ背後かつ電池Bの部屋の前方に配置される。1つのスイッチ(例えば、スイッチSW1またはSW2)を、懐中電灯のハウジング300、300'の比較的前方の位置に配置することができ、他方のスイッチ100(例えば、スイッチSW2またはSW1の他方)を、比較的後方に(尾部キャップなどに)配置することができる。] [0095] 電気スイッチ100は、ベース130、130'と、ベース130、130'上に配置される導電性の柔軟性ドーム150と、ばね180と、作動用押しボタン190とを有することができる。ベース130、130'が、少なくとも第1および第2の周辺電気導体134、136および中央電気導体132を、表面に有する。柔軟性ドーム150が、ベース130、130'の中央電気導体に重なるドーム部152と、ドーム部152から延在し、ベース130、130'の第1の周辺電気導体132に電気的に接触する複数の比較的長い脚154と、ドーム部152から延在し、ベース130、130'の第2の周辺電気導体136に重なる比較的短い脚156とを有する。柔軟性ドーム150は、所定の作動距離を有しており、柔軟性ドーム150が第1の作動力でベース130、130'に向かって押圧されるとき、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156がベース130、130'の第2の電気導体136に電気的に接触し、柔軟性ドーム150が第1の作動力よりも大きい第2の作動力でベース130、130'に向かって押圧されるとき、柔軟性ドーム150のドーム部152がベース130、130'の中央電気導体132に電気的に接触する。ばね180が、柔軟性ドーム150に当接する第1の端部と、第2の端部とを有する。作動用押しボタン190が、ばね180の第2の端部に配置されており、ばね180によって柔軟性ドーム150から離れるように押されている。作動用押しボタン190は、ばね180を介して柔軟性ドーム150に力を加えるために移動自在である。ばね180が、柔軟性ドーム150への第2の作動力を生み出すために作動用押しボタン190を柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に大きい距離にわたって動かさなければならないように選択されるばねレートを有する。ばね180は、柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に長い長さを有することができる。さらに電気スイッチ100は、ベース130、130'に隣接して配置されるハウジングカバー120を有することができる。ハウジングカバー120は、中央の空洞部を画定する壁と、ハウジングカバー120を貫通する開口部とを有しており、開口部において作動用押しボタン190が移動自在であり、ハウジングカバー120の空洞部に、柔軟性ドーム150およびばね180が配置され、ベース130、130'の中央および周辺電気導体132、134、136への電気的接続が、ベース130、130'上の電気導体によって行われ、ベース130、130'から延在する電気導体によって行われ、またはベース130、130'上にありかつベース130、130'から延在している電気導体によって行われる。少なくとも1つのばね230、240、260が、ベース130、130'の中央電気導体132、第1の周辺電気導体134、および第2の周辺電気導体136のうちの少なくとも1つへの電気的接続を提供するために、ベース130、130'から延在することができる。ばね230、240、260は、ベース130、130'によって画定される平面に実質的に平行な方向に延在する2つの同心ばね230、240を含むことができる。さらに、電気スイッチ100は、略円柱形のモジュール200を画定する第1および第2のハウジング部分210、220を有することができ、電気スイッチ100のベース130、130'が、2つの同心ばね230、240を略円柱形のモジュール200から軸方向に延ばし、作動用押しボタン190を第1のハウジング部分210の開口部を通って操作できるようにした状態で、第1および第2のハウジング部分210、220の間に配置される。電気スイッチ100を、コントローラ360、360'および負荷310、310'に組み合わせることができ、コントローラ360、360'が、柔軟性ドーム150の比較的短い脚によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体の間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体と第1の周辺電気導体との間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体と第1の周辺電気導体との間の接続の解除、柔軟性ドーム150の比較的短い脚によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体の間の接続の解除、または以上の任意の組み合わせに応答して、負荷310、310'を制御することができる。負荷310、310'の制御は、負荷310、310'を一時的に駆動すること、負荷310、310'を継続的に駆動すること、負荷310、310'を非駆動にすること、負荷310、310'を駆動および非駆動状態の間で反復的に交互させること、負荷310、310'を強く駆動されている状態からあまり駆動されていない状態に変化させること、負荷310、310'をあまり駆動されていない状態からより駆動されている状態に変化させること、または以上の任意の組み合わせを含むことができる。負荷310、310'は、光源LS、LS'を含むことができ、コントローラ360、360'が、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に光源LS、LS'を制御することができる。] [0096] 電気スイッチ100は、ベース130、130'と、ベース130、130'に隣接して配置されるハウジングカバー120と、導電柔軟性ドーム150と、ばね180と、押しボタン190とを有することができる。ベース130、130'が、少なくとも第1、第2、および第3の電気導体132、134、136を、表面に有する。ハウジングカバー120が、中央の空洞部123、127を画定している壁と、ハウジングカバー120を貫通する開口部123とを有する。柔軟性ドーム150が、ハウジングカバー120の空洞部127に配置される。柔軟性ドーム150は、ベース130、130'の第3の電気導体132に重なるドーム部152と、ドーム部152から延在し、ベース130、130'の第1の電気導体134に電気的に接触する複数の比較的長い脚154と、ドーム部から延在し、ベース130、130'の第2の電気導体136に重なる比較的短い脚156とを有する。柔軟性ドーム150は、所定の作動距離を有しており、柔軟性ドーム150が第1の作動力で押圧されるとき、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156が第2の電気導体136に電気的に接触し、柔軟性ドーム150が第2の作動力で押圧されるとき、柔軟性ドーム150のドーム部152が第3の電気導体132に電気的に接触する。ばね180が、ベース130、130'とハウジングカバー120との間の空洞部に位置し、柔軟性ドーム150に当接する第1の端部と、第2の端部とを有する。押しボタン190が、ばね180の第2の端部においてハウジングカバー120の開口部に配置されており、ばね180を介して柔軟性ドーム150に力を加えるためにハウジングカバー120の開口部123において移動自在であり、ばね180によって柔軟性ドーム150から離れるように押されている。ばね180が、柔軟性ドーム150への第2の作動力を生み出すために押しボタン190を柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に大きい距離にわたって動かさなければならないように選択されるばねレートを有する。ばね180は、柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に長い長さを有することができる。ベース130、130'は、ベース130、130'に配置されるハウジングカバー120よりも大きくてよく、ベース130、130'の第1、第2、および第3の電気導体132、134、136への電気的接続を、ベース130、130'上の電気導体によって、ベース130、130'から延在する電気導体によって、またはベース130、130'上にありかつベース130、130'から延在している電気導体によって、行うことが可能である。少なくとも1つのばね230、240、260が、ベース130、130'の第1、第2、および第3の電気導体132、134、136のうちの少なくとも1つへの電気的接続を提供するために、ベース130、130'から延在することができる。ばね230、240、260は、ベース130、130'によって画定される平面に略平行な方向に延在する2つの同心ばね230、240を含むことができる。さらに、電気スイッチ100は、略円柱形のモジュール200を画定する第1および第2のハウジング部分210、220を有することができ、ベース130、130'を、2つの同心ばね230、240を略円柱形のモジュール200から軸方向に延ばし、押しボタン190を第1のハウジング部分210の開口部を通って操作できるようにした状態で、第1および第2のハウジング部分210、220の間に配置することができる。電気スイッチ100を、コントローラ360、360'および負荷310、310'に組み合わせることができ、コントローラ360、360'が、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体134、136の間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体132と第1の周辺電気導体134との間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体132と第1の周辺電気導体134との間の接続の解除、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体134、136の間の接続の解除、または以上の任意の組み合わせに応答して、負荷310、310'を制御することができる。負荷310、310'の制御は、負荷310、310'を一時的に駆動すること、負荷310、310'を継続的に駆動すること、負荷310、310'を非駆動にすること、負荷310、310'を駆動および非駆動状態の間で反復的に交互させること、負荷310、310'を強く駆動されている状態からあまり駆動されていない状態に変化させること、負荷310、310'をあまり駆動されていない状態からより駆動されている状態に変化させること、または以上の任意の組み合わせを含むことができる。負荷310、310'は、電気光源LS、LS'であってよく、コントローラ360、360'が、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に光源LS、LS'を制御することができる。] [0097] 電気スイッチ100は、ハウジングカバー120と、略平坦なベース130、130'と、導電性の柔軟性ドーム150と、押しボタン190と、コイルばね180とを有することができる。ハウジングカバー120が、中央の空洞部123、127を画定している壁と、非円形のベース端部126と、押しボタン190を受け入れるための中央の空洞部123、127への開口部123とを有する。ベース130、130'が、少なくともハウジングカバー120のベース端部126と同じ大きさのサイズおよび形状を有するとともに、少なくとも第1、第2、および第3の電気導体132、134、136を表面に有しており、ハウジングカバー120のベース端部126が、ベース130、130'に取り付けられ、第1、第2、および第3の電気導体132、134、136が、少なくとも部分的にハウジングカバー120の非円形のベース端部126によって画定される領域内に位置している。柔軟性ドーム150が、ハウジングカバー120の非円形のベース端部126においてハウジングカバー120の中央の空洞部に配置され、ベース130、130'に当接している。柔軟性ドーム150は、ベース130、130'の第3の電気導体132に重なるドーム部152と、ドーム部152から延在し、ベース130、130'の第1の電気導体134に電気的に接触する複数の比較的長い脚154と、ドーム部152から延在し、ベース130、130'の第2の電気導体136に重なる比較的短い脚156とを有する。柔軟性ドーム150は、自身のハウジングカバー120およびベース130、130'に対する位置を固定するために、ハウジングカバー120の非円形のベース端部126に係合している。柔軟性ドーム150は、所定の作動距離を有しており、柔軟性ドーム150が第1の作動力で押圧されるとき、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156が第2の電気導体136に電気的に接触し、柔軟性ドーム150が第2の作動力で押圧されるとき、柔軟性ドーム150のドーム部152が第3の電気導体132に電気的に接触する。押しボタン190が、ハウジングカバー120の開口部123に配置され、開口部123において移動自在である。コイルばね180が、ハウジングカバー120の空洞部123、127に位置し、柔軟性ドーム150に当接する第1の端部と、押しボタン190に当接する第2の端部とを有する。押しボタン190が、コイルばね180を介して柔軟性ドーム150に力を加えるためにハウジングカバー120の開口部123において移動自在であり、コイルばね180によって柔軟性ドーム150から離れるように押されている。コイルばね180は、柔軟性ドーム150への第2の作動力を生み出すために押しボタン190を柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に大きい距離にわたって動かさなければならないように選択されるばねレートを有する。コイルばね180のばねレートは、柔軟性ドーム150への第1の作動力を生み出すために押しボタン190をハウジングカバー120の開口部123において少なくとも柔軟性ドーム150の作動距離に等しい距離にわたって動かさなければならないようなばねレートであってよい。電気スイッチ100を、コントローラ360、360'および負荷310、310'に組み合わせることができ、コントローラ360、360'が、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体134、136の間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体132と第1の周辺電気導体134との間の接続の形成、柔軟性ドーム150のドーム部152によるベース130、130'の中央導体132と第1の周辺電気導体134との間の接続の解除、柔軟性ドーム150の比較的短い脚156によるベース130、130'の第1および第2の周辺電気導体134、136の間の接続の解除、または以上の任意の組み合わせに応答して、負荷310、310'を制御することができる。負荷310、310'の制御は、負荷310、310'を一時的に作動させること、負荷310、310'を継続的に作動させること、負荷310、310'を非作動にすること、負荷310、310'を作動および非作動状態の間で反復的に交互させること、負荷310、310'をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させること、負荷310、310'をより低い作動状態からより高い作動状態に変化させること、または以上の任意の組み合わせを含むことができる。負荷310、310'は、電気光源LS、LS'であってよく、コントローラ360、360'が、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に光源LS、LS'を制御することができる。] [0098] 電気懐中電灯300、300'が、前端部および後端部を有し、さらに電池Bを収容するための空洞部を有するハウジングと、ハウジングの前端部付近に配置された電気光源LS、LS'と、ハウジングの前端部付近に配置され、第1のスイッチコンタクトC1、C2をもたらす第1の押しボタンスイッチ100とを有することができる。第1の押しボタンスイッチ100が、第1の導電柔軟性ドーム150を有し、第1の導電柔軟性ドーム150が、第1の導電柔軟性ドーム150のドーム部152から延在する複数の比較的長い脚154と、第1の導電柔軟性ドーム150のドーム部152から延在する比較的短い脚156とを有しており、第2の柔軟性ドーム150の比較的短い脚156が、第2の柔軟性ドーム150が第1の作動力で押されたときに第1のスイッチコンタクトC1、C2の第1の通常開放されたスイッチコンタクトC1を閉じ、第2の柔軟性ドーム150のドーム部152が、第2の柔軟性ドーム150が第2の作動力で押されたときに第1のスイッチコンタクトC1、C2の第2の通常開放されたスイッチコンタクトC2を閉じる。第2の押しボタンスイッチ100が、ハウジングの後端部付近に配置され、第2のスイッチコンタクトC1、C2をもたらしている。第2の押しボタンスイッチ100が、第2の導電柔軟性ドーム150を有しており、第2の導電柔軟性ドーム150が、第2の導電柔軟性ドーム150のドーム部152から延在する複数の比較的長い脚154と、第2の導電柔軟性ドーム150のドーム部152から延在する比較的短い脚156とを有しており、第2の柔軟性ドーム150の比較的短い脚156が、第2の柔軟性ドーム150が第1の作動力で押されたときに第2のスイッチコンタクトC1、C2の第1の通常開放されたスイッチコンタクトC1を閉じ、第2の柔軟性ドーム150のドーム部152が、第2の柔軟性ドーム150が第2の作動力で押されたときに第2のスイッチコンタクトC1、C2の第2の通常開放されたスイッチコンタクトC2を閉じる。コントローラ360、360'が、ハウジング内に配置され、電気光源LS、LS'およびハウジングの空洞部に配置された電池Bに電気的に接続され、電池Bからの電力を電気光源LS、LS'に選択的に接続する。コントローラ360、360'は、第1の押しボタンスイッチ100に電気的に接続されており、電池Bがハウジングの空洞部に存在するときに、第1の押しボタンスイッチ100の第1のスイッチコンタクトC1、C2の閉鎖、開放、または両方に応答して電気光源LS、LS'を少なくとも選択的に作動および非作動にすべく電気光源LS、LS'への電力を制御する。コントローラ360、360'は、第2の押しボタンスイッチ100に電気的に接続されており、電池Bがハウジングの空洞部に存在するときに、第2の押しボタンスイッチ100の第2のスイッチコンタクトC1、C2の閉鎖、開放、または両方に応答して電気光源LS、LS'を少なくとも選択的に作動および非作動にすべく電気光源LS、LS'への電力を制御する。これにより、懐中電灯300、300'の電気光源LS、LS'を、光源LS、LS'を作動させるための電力を第1および第2の押しボタンスイッチ100、100に流すことなく、第1および第2の押しボタンスイッチ100、100のいずれかまたは両方に応答して選択的に作動および非作動にすることができる。さらに、第1の押しボタンスイッチ100および第2の押しボタンスイッチ100のいずれかまたは両方が、ばね180を介して押しボタンスイッチ100の柔軟性ドーム150に力を作用させるために可動するアクチュエータ190をさらに有することができ、柔軟性ドーム150の通常開放されたコンタクトC1、C2を閉じるためのアクチュエータ190の移動距離が、押しボタンスイッチ100の柔軟性ドーム150の作動距離よりも実質的に長い。コントローラ360、360'は、電気光源LS、LS'を一時的に動作させ、電気光源LS、LS'を継続的に動作させ、電気光源LS、LS'を非動作にし、電気光源LS、LS'を動作状態と非動作状態との間で繰り返し交互させ、電気光源LS、LS'をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させ、電気光源LS、LS'をより低い状態からより高い作動状態に変化させ、または上記の任意の組み合わせを実行するために、電気光源LS、LS'への電力を制御することができる。コントローラ360、360'は、電気光源LS、LS'を、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に制御することができる。] [0099] 本明細書において使用されるとき、用語「約」は、寸法、サイズ、処方、パラメータ、形状、および他の量および特徴が、正確ではなく、正確である必要がなく、公差、変換係数、端数の処理、測定誤差、および当業者にとって公知の他の要因などを反映して、近似であってよく、および/またはより大きくても、より小さくてもよいことを意味する。一般に、寸法、サイズ、処方、パラメータ、形状、または他の量または特徴は、「約」または「近似」であると明示されていなくても、「約」または「近似」である。きわめてさまざまなサイズ、形状、および寸法の実施形態が、上述した構成を採用できることに留意されたい。] [0100] 本発明を、上述の実施例に関して説明したが、以下の特許請求の範囲によって画定される本発明の技術的範囲および技術的思想に包含されるいくつかの変種が、当業者にとって明らかであろう。例えば、典型的な2極のスイッチ機構100を説明したが、スイッチ素子102と同等のさらなるスイッチ素子を、スイッチ素子102とプランジャ170/ばね180の間に有し、さらなるスイッチ極を提供することが可能である。そのような構成においては、それぞれのスイッチ素子を作動させるために必要な力が、典型的には、ハウジングのベース130、130'へのスイッチ素子の近さに関して単調に増加するように選択されるであろう。すなわち、プランジャ170に最も近いスイッチ素子が、典型的には最も小さな作動力を有し、ベース130、130'に最も近いスイッチ素子が、典型的には最大の作動力を有するであろう。] [0101] 回路におけるスイッチ100のコントローラ360、360'との接続について、例えば回路300、300'においてコントローラ360、360'の種々の入力に接続されたスイッチSW1、SW2など、2若しくはそれ以上の異なる典型的な構成が示されているが、2若しくはそれ以上のスイッチ100を、例示したいずれかの構成にて使用することができ、2若しくはそれ以上のスイッチ100を、同じコントローラ360、360'の同じまたは異なる入力に接続される類似の構成で使用することができ、または両方のスイッチ100を並列に、コントローラ360、360'の同じ入力に接続することができ、または任意の所与の事例において、都合または所望のとおりの任意の他の構成に接続することができる。回路300、300'およびコントローラ360、360'を、ディスクリートな電気部品からなる回路、市販の集積回路からなる回路、専用の集積回路からなる回路、またはこれらの任意の組み合わせによって提供することができる。] [0102] さらに、回路300の抵抗R1またはR3のいずれかを、上述した回路の動作可能性に影響を及ぼすことなく、きわめて低い抵抗値にすることができ、または短絡によって置き換えることができる。上述のとおりの回路300'の動作可能性に影響を及ぼすことなく、R2aまたはR3aのいずれかを、きわめて低い抵抗値にすることができ、または短絡によって置き換えることができ、および/または抵抗R1bを、きわめて低い抵抗値にすることができ、または短絡によって置き換えることができる。回路300の1つの実施例においては、抵抗R3が短絡であり、回路300'の1つの実施例においては、抵抗R1bおよびR3aが短絡である。] [0103] スイッチ100を、本明細書においては懐中電灯または他の可搬のライトの文脈において説明したが、スイッチ100を、可搬であっても、据え置きであってもよい任意の電気および/または電子装置、器具、および/または設備において使用することができ、および/またはそのような装置、器具、および/または設備とともに使用することができる。スイッチ素子102を収容しているハウジング110、120、130、130'の具体的な形状および形態は、上述のように、スイッチ機構100について意図される任意の特定の用途に適するように、さまざまであってよい。] [0104] スイッチ100を、電気部品のための回路基板を選択的に提供するベース130を有するものとして説明したが、例えばハウジング120および/またはベース130から延在するスイッチ100への電気的接続を、例えば電気回路基板上の導体にはんだ付けされる導電ピン、リード、および/またはワイヤによって提供することができる。そのような場合、ベース130は、実質的に、ベース130に当接する位置のハウジングカバー120のサイズおよび形状であってよい。そのような例を、本出願の譲受人に譲渡済みであり、この参照によりその全体が本明細書に組み込まれる「ELECTRICAL SWITCHHAVING STACKED SWITCHING ELEMENTS,AS FOR CONTROLLING AFLASHLIGHT」という名称の2007年4月12日付で出願された米国特許出願第11/734,598号に見つけることができる。] [0105] 本明細書において特定される米国特許仮出願、米国特許出願、および/または米国特許の各々は、その全体がこの参照により本明細書に組み込まれる。] [0106] 最後に、上述した数値は、典型的な値または例示の値であって、それらの値に限られるものではなく、実質的により大きな値および/または実質的により小さな値を排除するものではない。任意の所与の実施形態における値は、記載されている例示の値または典型的な値よりも実質的に大きくてよく、および/または記載されている例示の値または典型的な値よりも実質的に小さくてよい。]
权利要求:
請求項1 電気スイッチであって、少なくとも第1の電気導体と、第2の周辺電気導体と、中央電気導体とを表面に有するベースと、前記ベース上に配置される導電性を有する柔軟性ドームであって、当該柔軟性ドームのドーム部から延出し、前記ベースの前記第1の周辺電気導体に電気的に接触する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延出し、前記ベースの前記第2の周辺電気導体上に重なる比較的短い脚とを有し、前記ドーム部は前記ベースの前記中央電気導体上に重なるものであり、前記柔軟性ドームは所定の作動距離を有し、前記柔軟性ドームの比較的短い脚は、前記柔軟性ドームが第1の作動力で前記ベースに向かって押圧されるとき、前記ベースの前記第2の電気導体に電気的に接触し、前記柔軟性ドームのドーム部は、前記柔軟性ドームが前記第1の作動力よりも大きい第2の作動力で前記ベースに向かって押圧されるとき、前記ベースの前記中央電気導体に電気的に接触するものである、前記導電柔軟性ドームと、前記柔軟性ドームに当接する第1の端部と、第2の端部とを有するばねと、前記ばねの前記第2の端部に配置され、前記ばねによって前記柔軟性ドームから離れる方向に付勢力される作動用押しボタンとを有し、前記作動用押しボタンは、前記ばねを介して前記柔軟性ドームへ力を加えるために移動自在であり、前記ばねは選択的なばねレートを有するものであり、それにより、前記作動用押しボタンは、前記柔軟性ドームに対する前記第2の作動力を生成するために、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動される必要があるものである電気スイッチ。 請求項2 請求項1記載の電気スイッチにおいて、前記ばねは、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い長さを有するものである。 請求項3 請求項1記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチは、さらに、前記ベースに隣接して配置されるハウジングカバーを有し、前記ハウジングカバーは中央の空洞部を画定する壁と、当該ハウジングカバーを貫通する開口部とを有し、当該開口部において前記作動用押しボタンが移動自在であり、前記柔軟性ドームおよび前記ばねは、前記ハウジングカバーの空洞部に配置され、前記ベースの前記中央および周辺電気導体に対する電気的接続は、前記ベース上の電気導体、前記ベースから延在する電気導体、または前記ベース上にありかつ前記ベースから延在する電気導体によって行われるものである。 請求項4 請求項3記載の電気スイッチにおいて、少なくとも1つのばねが前記ベースから延出し、前記ベースの前記中央電気導体、前記第1の周辺電気導体、および前記第2の周辺電気導体のうちの少なくとも1つに対する電気的接続を提供するものである。 請求項5 請求項4記載の電気スイッチにおいて、前記少なくとも1つのばねは、前記ベースによって画定される平面に略平行な方向に延出する2つの同心ばねを含むものである。 請求項6 請求項1記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチは、さらに、略円柱形のモジュールを画定する第1および第2のハウジング部分を有し、当該電気スイッチの前記ベースは前記第1および第2のハウジング部分の間に配置され、前記2つの同心ばねは前記略円柱形のモジュールから当該モジュールの軸方向に延出し、前記作動用押しボタンは前記第1のハウジング部分の開口部を通って作動自在なものである。 請求項7 請求項1記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチはコントローラおよび負荷に組み合わせられ、前記コントローラは、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続の解除、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの第1のの周辺電気導体と、第2の周辺電気導体との間の接続の解除、または上記の任意の組み合わせに応答して前記負荷を制御するものである。 請求項8 請求項7記載の電気スイッチにおいて、前記負荷の制御は、前記負荷を一時的に作動させること、前記負荷を継続的に作動させること、前記負荷を非作動にすること、前記負荷の作動および非作動状態の間を交互に繰り返すこと、前記負荷をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させること、前記負荷をより低い作動状態からより高い作動状態に変化させること、または上記の任意の組み合わせを含むものである。 請求項9 請求項7記載の電気スイッチにおいて、前記負荷は電気光源であり、前記コントローラは、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に前記光源を制御するものである。 請求項10 電気スイッチであって、少なくとも第1の電気導体と、第2の電気導体と、第3の電気導体とを有するベースと、前記ベースに隣接して配置されるハウジングカバーであって、中央の空洞部を画定する壁と、当該ハウジングカバーを貫通する開口部とを有するものである、前記ハウジングカバーと、前記ハウジングカバーの空洞部に配置される、導電柔軟性ドームであって、当該柔軟性ドームのドーム部から延出し、前記ベースの前記第1の電気導体に電気的に接触する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延出し、前記ベースの前記第2の電気導体上に重なる比較的短い脚とを有し、前記ドーム部は前記ベースの前記第3の電気導体上に重なるものであり、前記柔軟性ドームは所定の作動距離を有し、前記柔軟性ドームの比較的短い脚は、当該柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第2の電気導体に電気的に接触し、前記柔軟性ドームのドーム部は、当該柔軟性ドームが第2の作動力で押圧されるとき、前記第3の電気導体に電気的に接触するものである、前記導電柔軟性ドームと、前記ベースと前記ハウジングカバーとの間の空洞部に位置し、前記柔軟性ドームに当接する第1の端部と、第2の端部とを有するばねと、前記ばねの前記第2の端部において前記ハウジングカバーの開口部に配置される押しボタンであって、前記ばねを介して前記柔軟性ドームに力を加えるために前記ハウジングカバーの開口部において移動自在であり、前記ばねによって前記柔軟性ドームから離れる方向に付勢力されるものである、前記押しボタンとを有し、前記ばねは選択的なばねレートを有するものであり、それにより、前記押しボタンは、前記柔軟性ドームに対する前記第2の作動力を生成するために、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動される必要があるものである、電気スイッチ。 請求項11 請求項10記載の電気スイッチにおいて、前記ばねは、前記柔軟性ドームの前記作動距離よりも実質的に長い長さを有するものである。 請求項12 請求項10記載の電気スイッチにおいて、前記ベースは、当該ベースに配置される前記ハウジングカバーよりも大きいものであり、前記ベースの前記第1、第2、および第3の電気導体に対する電気的接続は、前記ベース上の電気導体、前記ベースから延在する電気導体、または前記ベース上にありかつ前記ベースから延在する電気導体によって行われるものである。 請求項13 請求項10記載の電気スイッチにおいて、少なくとも1つのばねが前記ベースから延出し、前記ベースの前記第1、第2、および第3の電気導体のうちの少なくとも1つに対する電気的接続を提供するものである。 請求項14 請求項13記載の電気スイッチにおいて、前記少なくとも1つのばねは、前記ベースによって画定される平面に略平行な方向に延出する2つの同心ばねを含むものである。 請求項15 請求項10記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチは、さらに、略円柱形のモジュールを画定する第1および第2のハウジング部分を有し、前記ベースは前記第1および第2のハウジング部分の間に配置され、前記2つの同心ばねは前記略円柱形のモジュールから当該モジュールの軸方向に延出し、前記作動用押しボタンは前記第1のハウジング部分の開口部を通って作動自在なものである。 請求項16 請求項10記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチはコントローラおよび負荷に組み合わせられ、前記コントローラは、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続の解除、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体との間の接続の解除、または上記の任意の組み合わせに応答して前記負荷を制御するものである。 請求項17 請求項16記載の電気スイッチにおいて、前記負荷の前記制御は、前記負荷を一時的に作動させること、前記負荷を継続的に作動させること、前記負荷を非作動にすること、前記負荷の作動および非作動状態の間を交互に繰り返すこと、前記負荷をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させること、前記負荷をより低い作動状態からより高い作動状態に変化させること、または上記の任意の組み合わせを含むものである。 請求項18 請求項16記載の電気スイッチにおいて、前記負荷は電気光源であり、前記コントローラは、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に前記光源を制御するものである。 請求項19 電気スイッチであって、中央の空洞部を画定する壁と、非円形のベース端部と、押しボタンを受け入れるための前記中央の空洞部の開口部とを有するハウジングカバーと、少なくとも前記ハウジングカバーの前記ベース端部と同じサイズおよび形状を有し、少なくとも第1の電気導体と、第2の電気導体と、第3の電気導体とを表面に有する略平坦なベースであって、前記ハウジングカバーのベース端部は前記ベースに取り付けられ、前記第1、第2、および第3の電気導体は、少なくとも部分的に前記ハウジングカバーの前記非円形のベース端部によって画定される領域内にある、前記ベースと、前記ハウジングカバーの前記非円形のベース端部において前記ハウジングカバーの中央の空洞部に配置され、前記ベースに当接する導電柔軟性ドームであって、当該柔軟性ドームのドーム部から延出し、前記ベースの前記第1の電気導体に電気的に接触する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延出し、前記ベースの前記第2の電気導体上に重なる比較的短い脚とを有し、前記ドーム部は前記ベースの前記第3の電気導体上に重なるものであり、当該柔軟性ドームは、前記ハウジングカバーの非円形のベース端部に係合して前記ハウジングカバーおよび前記ベースに対する位置を固定するものであり、当該柔軟性ドームは所定の作動距離を有しており、前記柔軟性ドームの比較的短い脚は、当該柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第2の電気導体に電気的に接触し、前記柔軟性ドームの前記ドーム部は、当該柔軟性ドームが第2の作動力で押圧されるとき、前記第3の電気導体に電気的に接触するものである、前記導電柔軟性ドームと、前記ハウジングカバーの前記開口部に配置され、当該開口部において移動自在な押しボタンと、前記ハウジングカバーの前記空洞部に位置し、前記柔軟性ドームに当接する第1の端部と、前記押しボタンに当接する第2の端部とを有するコイルばねとを有し、前記押しボタンは、前記コイルばねを介して前記柔軟性ドームに力を加えるために前記ハウジングカバーの開口部において移動自在であり、前記コイルばねによって前記柔軟性ドームから離れる方向に付勢力されるものであり、前記コイルばねは、選択的なばねレートを有するものであり、それにより、前記押しボタンは、前記柔軟性ドームに対する前記第2の作動力を生成するために、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長い距離にわたって移動される必要があるものである、電気スイッチ。 請求項20 請求項19記載の電気スイッチにおいて、前記コイルばねの前記ばねレートは、前記柔軟性ドームが前記第1の作動力を生成する作動距離と少なくとも等しい作動距離にわたって、前記押しボタンを前記ハウジングカバーの開口部において移動させるばねレートである。 請求項21 請求項19記載の電気スイッチにおいて、この電気スイッチはコントローラおよび負荷に組み合わせられ、前記コントローラは、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続、前記柔軟性ドームのドーム部による前記ベースの前記中央導体と前記第1の周辺電気導体との間の接続の解除、前記柔軟性ドームの比較的短い脚による前記ベースの前記第1の周辺電気導体と第2の周辺電気導体との間の接続の解除、または上記の任意の組み合わせに応答して前記負荷を制御するものである。 請求項22 請求項21記載の電気スイッチにおいて、前記負荷の制御は、前記負荷を一時的に作動させること、前記負荷を継続的に作動させること、前記負荷を非作動にすること、前記負荷の作動および非作動状態の間を交互に繰り返すこと、前記負荷をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させること、前記負荷をより低い作動状態からより高い作動状態に変化させること、または上記の任意の組み合わせを含むものである。 請求項23 請求項21記載の電気スイッチにおいて、前記負荷は電気光源であり、前記コントローラは、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に前記光源を制御するものである。 請求項24 懐中電灯であって、前端部と、後端部と、電池を収容するための空洞部とを有するハウジングと、前記ハウジングの前記前端部に近接して配置された電気光源と、前記ハウジングの前端部に近接して配置され、第1のスイッチコンタクトを提供する第1の押しボタンスイッチであって、第1の導電柔軟性ドームを含み、この第1の導電柔軟性ドームは、当該ドームのドーム部から延在する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延在する比較的短い脚とを有し、前記第2の柔軟性ドームの前記比較的短い脚は、前記第2の柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第1のスイッチコンタクトの第1の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じ、前記第2の柔軟性ドームの前記ドーム部は、前記第2の柔軟性ドームが第2の作動力で押圧されるとき、前記第1のスイッチコンタクトの第2の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じるものである、前記第1の押しボタンスイッチと、前記ハウジングの後端部に近接して配置され、第2のスイッチコンタクトを提供する第2の押しボタンスイッチであって、第2の導電柔軟性ドームを含み、この第2の導電柔軟性ドームは、当該ドームのドーム部から延在する複数の比較的長い脚と、前記ドーム部から延在する比較的短い脚とを有し、前記第2の柔軟性ドームの前記比較的短い脚は、前記第2の柔軟性ドームが第1の作動力で押圧されるとき、前記第2のスイッチコンタクトの第1の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じ、前記第2の柔軟性ドームの前記ドーム部は、前記第2の柔軟性ドームが第2の作動力で押圧されるとき、前記第2のスイッチコンタクトの第2の通常開放されたスイッチコンタクトを閉じるものである、前記第2の押しボタンスイッチと、前記ハウジングに配置されたコントローラであって、当該コントローラは、電池が前記ハウジングの空洞部に提供されたとき、前記電気光源および当該電池に電気的に接続されて当該電池からの電力を前記電気光源に選択的に接続するものであり、当該コントローラは、前記第1の押しボタンスイッチに電気的に接続されており、前記電池が前記ハウジングの空洞部に存在するとき、前記第1の押しボタンスイッチの前記第1のスイッチコンタクトの閉鎖、開放、または両方に応答して前記電気光源への電力を制御し、前記電気光源を少なくとも選択的に作動および非作動にするものであり、当該コントローラは、前記第2の押しボタンスイッチに電気的に接続されており、前記電池が前記ハウジングの空洞部に存在するとき、前記第2の押しボタンスイッチの前記第2のスイッチコンタクトの閉鎖、開放、または両方に応答して前記電気光源への電力を制御し、前記電気光源を少なくとも選択的に作動および非作動にするものであり、上記制御により、当該懐中電灯の前記電気光源を、当該光源を作動するための電力を前記第1および第2の押しボタンスイッチに流すことなく、前記第1および第2の押しボタンスイッチのいずれかまたは両方に応答して選択的に作動および非作動にすることが可能となるものである、前記コントローラとを有する懐中電灯。 請求項25 請求項24記載の懐中電灯において、前記第1の押しボタンスイッチおよび前記第2の押しボタンスイッチのいずれかまたは両方は、さらに、ばねを介して前記柔軟性ドームに力を作用させるよう移動自在なアクチュエータを有し、前記アクチュエータは、前記柔軟性ドームの前記通常開放されたコンタクトを閉じる距離を移動し、この距離は、前記柔軟性ドームの作動距離よりも実質的に長いものである。 請求項26 請求項24記載の懐中電灯において、前記コントローラは前記電気光源に対する電力を制御して、前記電気光源の一時的作動、前記電気光源の継続的な作動、前記電気光源の非作動、前記電気光源の作動状態と非作動状態を交互に繰り返すこと、前記電気光源をより高い作動状態からより低い作動状態に変化させること、、前記電気光源をより低い作動状態からより高い作動状態に変化させること、または上記の任意の組み合わせを行うものである。 請求項27 請求項24記載の懐中電灯において、前記コントローラは、前記電気光源を、一時的なオン、継続的なオン、オフ、点滅、および減光動作状態、および選択的に非減光動作状態に制御するものである。
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